JP2003246470A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2003246470A JP2002051002A JP2002051002A JP2003246470A JP 2003246470 A JP2003246470 A JP 2003246470A JP 2002051002 A JP2002051002 A JP 2002051002A JP 2002051002 A JP2002051002 A JP 2002051002A JP 2003246470 A JP2003246470 A JP 2003246470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙載置台に異物が置かれたときの用紙トレ
イの故障を防止する。 【解決手段】 大容量トレイ18は、トレイ筐体19の
中を水平状態で昇降可能な用紙載置台30を備える。ト
レイ筐体の床面19aには、用紙載置台30の貫通穴3
6,38a,38bに対応する位置に、それぞれセンサ
40が設けられている。用紙載置台30が最低位置にあ
るとき、貫通穴36,38a,又は38bの位置に物体
があれば、対応するセンサ40がその物体の存在を検知
する。用紙載置台30にセットされた用紙のサイズは用
紙ガイド32a,32bの位置から求めることができ
る。その用紙サイズと、貫通穴36,38a,38bに
対応する各センサ40の検出結果から、用紙が本来ない
位置に物体があると分かった場合、画像形成装置は異物
があると判断し、異物警告画面を操作パネルに表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降する用紙載置
台を有する用紙トレイを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の複写機やプリンタ等の画像形成装
置には、数千枚もの大量の用紙を収容可能な大容量用紙
トレイを備えるものが増えてきている。このような大容
量用紙トレイは、一般に昇降可能な用紙載置台を備えて
いる。ユーザがこの載置台上に用紙束をセットした上
で、用紙トレイを画像形成装置本体に差し込むと、用紙
の上面が所定の排出位置の高さに来るまで用紙載置台が
上昇し、これにより用紙が給紙可能な状態となる。
【0003】また近年の用紙トレイは複数の用紙サイズ
の用紙に対応したものが一般的である。上述の昇降する
用紙載置台を備えた用紙トレイでも、複数の用紙サイズ
に対応したものが少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】用紙トレイに収容可能
な用紙サイズよりも小さいサイズの用紙を用紙載置台に
セットした場合、用紙載置台上に空きスペースができる
が、従来から、ユーザがその空きスペースに予備の用紙
やトナーカートリッジなどの異物を置く事例が知られて
いる。
【0005】ここで、図1(a)に示すように用紙載置
台110上に置かれた異物130の高さが用紙束120
の高さよりも高い場合、用紙束120の上面が用紙トレ
イ100の用紙排出位置140の高さに来るまで用紙載
置台110を上昇させていくと、途中で図1(b)に示
すように異物130が用紙トレイ100の上の構造物に
つかえてしまう。この場合、用紙上面が用紙排出位置1
40に達するまで駆動系が用紙載置台110の上昇駆動
を続けると、駆動系の損傷を招いてしまう。
【0006】用紙束120の高さの方が異物130の高
さより高ければ、その時点では上述のような不具合は起
こらない。しかし、印刷を続けていって用紙の量が減っ
ていくと、異物130の方が相対的に高くなるので、結
局上述の不具合が起こることとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
に鑑みなされたものであり、異物による用紙載置台駆動
系の故障を防止することを目的とする。
【0008】本発明に係る画像形成装置は、用紙束が載
置される昇降可能な用紙載置台を備えた用紙トレイと、
前記用紙トレイが画像形成装置本体にセットされると、
前記用紙載置台上に載置された用紙束の上面が所定の用
紙排出高さに来るまで前記用紙載置台を上昇させる昇降
機構と、を備える画像形成装置であって、前記用紙トレ
イが画像形成装置本体にセットされたときに、前記用紙
載置台上に異物が置かれているか否かを検知する異物検
知機構と、前記異物検知機構により異物が検知された場
合に、前記昇降機構による前記用紙載置台の上昇駆動を
禁止する昇降制御部とを備える。
【0009】この発明では、用紙トレイが画像形成装置
本体にセットされた時点(この時点では用紙載置台は下
方の位置にある)で用紙載置台上の異物の有無を判別
し、異物が検知された場合には用紙載置台の上昇駆動を
禁止するので、異物による用紙載置台の昇降機構の障害
を、高い確実性をもって防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0011】図2は、本発明に係る制御処理が適用され
る画像形成装置の構成の一例を示す図である。この図で
は、画像形成装置の一種として、複写機を例示してい
る。なお、以下の説明から明らかなように、本実施形態
のリセット制御の適用範囲は、図2に示した複写機に限
られるものではなく、それ以外の画像形成装置一般に適
用可能である。
【0012】この図に示すように、複写機は、紙原稿に
示された画像を光学的に読み取って電子的な画像信号に
変換する原稿読取部(IISS:Image Input SubSystem)1
0を備える。原稿送り部(ADF:Auto Document Feeder)
12は、複写対象の原稿の束を載置するトレイを備え、
そのトレイに対して載置された原稿を一枚ずつ原稿読取
部10に給送する。印刷部(IOT:Image Output Termina
l)14は、読み取られた原稿の画像を紙などのシート
状媒体(以下「用紙」と呼ぶ)に印刷する機構である。
印刷部14は、複数の用紙トレイ16を備えており、複
数種類の用紙を保持できる。また、大量に印刷する場合
には、数千枚オーダーの大量な用紙を給紙できる大容量
トレイ18を設けることもできる。この印刷部14で印
刷された印刷済み用紙は、用紙排出部20に排出され
る。用紙排出部20は、複数の排出トレイ22を有して
いる。
【0013】機械操作部(UI:User Interface)24
は、この複写機の操作のための情報を表示し、ユーザか
らの操作指示の入力を受け付けるユーザインタフェース
機構である。図3に機械操作部24の正面図を示す。機
械操作部24は、タッチパネル26や各種の操作ボタン
を備える。タッチパネル26は、画面に情報を表示する
と共に、その画面に対しユーザが指で触れた場所を検知
する機能を備える。機械操作部24は、各種の操作メニ
ューや操作指示ボタンを表示したGUI(グラフィカル
・ユーザインタフェース)表示を生成してタッチパネル
26に表示させるとともに、そのGUI表示上でユーザ
が触れた場所の情報をタッチパネル26から受け取っ
て、ユーザの入力内容を解釈し、その入力内容に応じた
処理指示を機械制御部28に伝達する。操作ボタンに
は、例えば複写開始を指示するためのスタートボタン2
7aやテンキー27b、ストップボタン27c、割込ボ
タン27d、リセットボタン27e、基本画面呼出ボタ
ン27f、ジョブ状態確認ボタン27g、機械状態確認
ボタン27hなどがある。機械操作部24は、これら操
作ボタンが押下された場合、その旨を示す信号を機械制
御部28に伝達する。
【0014】機械制御部28は、以上に説明した各ユニ
ット10〜26を制御して、複写機としての動作を実現
するための制御機構である。例えば機械制御部28は、
機械操作部24から入力された複写操作指示(例えば部
数や両面印刷指定の有無など)に対応した制御信号を原
稿送り部12,原稿読取部10,印刷部14,用紙排出
部20に供給することで、その操作指示に応じた複写処
理を実現する。また、機械制御部28は、それら各ユニ
ット10〜26からそのユニットの状態を示す信号を受
け取り、例えば紙詰まり等の誤動作が発生した場合に
は、その誤動作に応じた制御を行う。機械制御部28
は、ROMや不揮発性メモリに記憶された制御プログラ
ムや各種パラメータ値をプロセッサにより処理すること
で実現される。
【0015】なお、図2では省略しているが、この複写
機は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワ
ークに接続可能であり、このネットワークを介してホス
トコンピュータからの印刷指示を受け取り、これを印刷
出力することもできる。
【0016】本実施形態の装置では、大容量トレイ18
に対し、異物検知機構を設ける。大容量トレイ18は、
図1(A)、図1(B)に示したように、昇降する用紙
載置台を備えるタイプの用紙トレイである。この大容量
トレイ18に設けた異物検知機構について説明する。
【0017】図4(A)は、大容量トレイ18が備える
用紙載置台30の上面図である。この用紙載置台30
は、大容量トレイ18の内壁(図示省略)により取り囲
まれている。用紙載置台30は、例えば、その上面の4
隅が上からワイヤで吊り下げられている。そのワイヤを
上に引いたり、下に降ろしたりすることで、用紙載置台
30が水平状態を保ったまま昇降する。載置される用紙
は、その2辺を、用紙載置台30の2つの基準辺31
a,31bに合わせて位置決めされる。用紙の残りの2
辺は、ガイドレール34a,34bに沿ってスライドす
る用紙ガイド32a,32bによって押さえられる。大
容量トレイ18には、この用紙ガイド32a,32bの
位置を検知するセンサが設けられており、これら各ガイ
ドの位置の組合せにより、載置された用紙のサイズを求
めることができる。本実施形態では、この用紙載置台3
0の上面(用紙が載置される側の面)の3カ所に、用紙
その他の物体が載置されているか否かを検知するセンサ
を通すための貫通穴36,38a,38bが設けられて
いる。
【0018】貫通穴36は、基準辺31a,31bの交
わる角の近傍に設けられており、トレイ18にセット可
能なサイズの用紙であれば、どのサイズの用紙をセット
しても、必ずその貫通穴36を覆うよう、その位置が定
められている。
【0019】これに対し、貫通穴38a,38bは、用
紙がセットされる位置から離れた側、すなわち基準辺3
1aの向かいの辺に近い場所に設けられている。この場
所は、トレイ18に小さい用紙をセットした場合に広い
空きスペースができる場所であり、ユーザが予備用紙や
トナーカートリッジなどを置きがちな場所である。
【0020】図4(B)は、図4(A)に示した線a−
a’に沿った、大容量トレイ18の断面を模式的に示す
図である。この図は、用紙載置台30が昇降範囲の最低
位置にあるときの状態を示している。用紙載置台30
は、トレイ筐体19に収容されている。センサ40は、
トレイ筐体19の床面19aの、貫通穴38aの直下に
設置される。
【0021】センサ40は、図5(A)に示すように、
用紙載置台30上に置かれた物体と接触する接触子42
と、フォトインタラプタ46から構成される。接触子4
2は、支持構造(図示を省略)によって支持された軸4
4を中心に、矢印A,A’に示すように上下に回転可能
となっている。接触子42の下側には、張出部42bが
設けられている。フォトインタラプタ46を矢印Bの方
向から見た図を図5(C)に示す。この図に示すよう
に、フォトインタラプタ46は、発光ダイオード(LE
D)47aから発せられた光を、向かい側に設けられた
光検出器(PD)47bにより検出する透過型の構造で
ある。
【0022】接触子42は、バネ機構などにより矢印A
の方向(図では反時計回り)に付勢されている。したが
って、用紙載置台30が最低位置まで降下していると
き、貫通穴38aの位置に用紙その他の物体が置かれて
いなければ、図5(A)に示すように、接触子42の先
端42aは貫通穴38aから用紙載置台30の上面側に
突出する。この場合、接触子42の張出部42bはフォ
トインタラプタ46のLED47aとPD47bとの間
を遮らない。
【0023】一方、図5(B)に示すように貫通穴38
aの上に用紙120又はその他の物体が置かれている
と、その用紙や物体の重みにより接触子42の先端42
aが押さえつけられ、接触子42が矢印A’方向(図で
は時計回り)に回転し、その結果張出部42bがLED
47aとPD47bとの間を遮ることとなる。
【0024】このような仕組みにより、センサ40は、
用紙載置台30が最低位置にある時に、用紙載置台30
のそのセンサ40に対応する位置に物体が載せられてい
るかどうかを検知することができる。
【0025】以上では貫通穴38aについて説明した
が、貫通穴36,38bについても、同様のセンサ40
が設けられ、その位置に物体が載置されているかどうか
を検出する構成となっている。
【0026】これら各センサ40は、いずれもその上に
物体が載置されているかどうかを検出するという大きな
役割の点では同じであるが、詳細な役割はその配設位置
に応じて異なっている。すなわち、貫通穴36の位置に
設置したセンサ40は、用紙がセットされているか否か
の判定に用いることができ、貫通穴38a,38bに設
置したセンサ40は用紙以外の異物を検出するために用
いることができる。
【0027】これらセンサ40は、大容量トレイ18の
筐体床面19aに設けられているので、用紙載置台30
が最低位置まで降下しているときにのみ、有効な検出を
行うことができる。用紙の補充・交換の際には用紙載置
台30は最低位置まで下がるので、新たに用紙をセット
した大容量トレイ18を画像形成装置本体にセットした
ときには、それらセンサ40で物体の有無を検知するこ
とができる。
【0028】本実施形態の画像形成装置では、これら3
カ所のセンサ40の検出信号と、用紙ガイド32a,3
2bの位置から求められる用紙サイズの情報とに基づ
き、大容量トレイ18上に異物があるかどうかを判定す
る。異物判定の基本的な考え方は、「用紙のあるべきで
ない場所のセンサ40にて物体が検知された場合、異物
があると判断する」、というものである。あるセンサ4
0の場所が用紙のあるべき場所かどうかは用紙サイズか
ら判別できる。
【0029】例えば図6(A)に示す例では、用紙載置
台30上には、正規の位置にセットされた用紙束150
の他に、異物160が載置されている。この場合、用紙
束150がセットされていることが貫通穴36のセンサ
40により検出され、その用紙束150の用紙サイズが
用紙ガイド32a,32bの位置の組合せで分かる。貫
通穴38a,38bは、いずれも用紙束150の存在す
る範囲からはずれているので、それら両者のうち少なく
とも一方に対応するセンサ40が物体を検知した場合、
異物が存在していると判定できる。図6(a)の例で
は、貫通穴38a,38bの両方にまたがって異物16
0が置かれているので、それら両方のセンサ40がその
異物150を検知する。
【0030】一方、図6(B)に示す例では、用紙束1
50が横に長いタイプであるため、正しく用紙束150
をセットした場合、貫通穴36に対応するセンサ40だ
けでなく、貫通穴38aに対応するセンサ40も物体を
検知する。この場合、貫通穴38bに対応するセンサ4
0が物体を検知した場合のみ、異物があると判定され
る。
【0031】また、図6(C)に示すように、用紙束が
セットされていないのに、異物160が置かれているケ
ースでは、貫通穴36の位置のセンサ40は物体を検知
しないのに、貫通穴38a,38bの少なくとも一方が
物体を検知することになる。これにより、異物があるこ
とが分かる。
【0032】このように、用紙載置台30の各位置に対
して設けた各センサ40が物体を検知したか否かと、セ
ットされた用紙サイズの情報とが分かれば、その組合せ
により異物が置かれているかどうかを判定することがで
きる。
【0033】この判定は、機械制御部28が行う。機械
制御部28は、各センサ40の検出結果と、用紙ガイド
32a,32bの位置情報を受け取って、それらから異
物の有無を判定する。この判定のためには、例えば、用
紙サイズごとに、各センサ40の検出結果(物体が有り
/無し)の各組合せが「異物あり」であるのか、「異物
なし」であるのかを示すテーブルを作成して登録してお
けばよい。用紙サイズは、用紙ガイド32a,32bの
位置の組合せから判断できる。
【0034】機械制御部28は、このようにして大容量
トレイ18に異物があることを検知すると、異物の存在
を知らせる警告画面をタッチパネル26に表示し、ユー
ザが異物を除去するように促す。
【0035】以上では、大容量トレイ18に異物検知機
構を設けるものとして説明したが、他の用紙トレイ16
に同様の異物検知機構を設けることも可能である。
【0036】次に、本実施形態の画像形成装置におけ
る、用紙補充、交換時の処理手順の一例を示す。
【0037】印刷処理中に用紙トレイの用紙がなくなっ
た場合、図7に示すように、機械制御部28はその印刷
処理を中断し(S10)、該トレイの用紙載置台30を
降下させ(S12)、用紙の補充を指示するメッセージ
を示した画面をタッチパネル26に表示させる(S1
4)。ユーザは、この表示を見て、用紙補充のために用
紙トレイを引き抜く。
【0038】このように用紙切れのメッセージが表示さ
れた場合でなくても、ユーザは必要に応じて用紙トレイ
を引き抜き、用紙を補充したり、違うサイズの用紙をセ
ットしたりすることができる。
【0039】ユーザが用紙トレイを引き抜くと、機械制
御部28はこれを検知し(S20)、用紙トレイが抜け
ていることを示す画面をタッチパネル26に表示するな
どして、そのトレイが再び差し込まれるのを待つ(S2
2)。用紙トレイが差し込まれたのを検知すると、機械
制御部28は、該トレイの用紙ガイド32a,32bの
位置情報や各センサ40の検出情報に基づき前述の異物
判定処理を実行し(S24)、該トレイ上に異物がある
かどうかを判定する(S26)。ステップS26の判定
で、異物があると判定された場合は、そのトレイを使用
禁止にし、そのトレイの用紙載置台30の上昇を禁止す
る(S28)。このとき、機械制御部28は、トレイ1
8が使用禁止状態になった旨を例えば不揮発性メモリに
記憶する。
【0040】なお、複数の用紙トレイが同時に引き抜か
れる場合もあるが、その場合は全てのトレイが差し込ま
れたときに、異物判定処理を実行すればよい。この場
合、異物判定処理(S24)は、同時に引き抜かれてい
た用紙トレイ全てについて行う。
【0041】ステップS26の判定で異物がないと判定
された場合、機械制御部28は、その時点で使用禁止状
態となっている用紙トレイがあるかどうかを判定する
(S30)。
【0042】ここで使用禁止の用紙トレイがあれば、機
械制御部28は、それら使用禁止の各用紙トレイの使用
禁止状態を解除すると共に、それらトレイの用紙載置台
の上昇を許可する(S32)。そして、中断しているジ
ョブがあるかどうかを判定する(S34)。
【0043】印刷処理途中で用紙切れになった場合など
には、ジョブが中断されているので、この判定の結果は
肯定(Y)となる。この場合、機械制御部28は、図9
に例示するようなジョブ継続確認画面をタッチパネル2
6に表示し、中断しているジョブを継続するか取り止め
るかの指示をユーザに求める(S36)。ユーザは、ジ
ョブを継続する場合には「プリント再開」ボタン204
にタッチし、ジョブを中止する場合には「ジョブ削除」
ボタン202にタッチすればよい。機械制御部28は、
この画面に対するユーザの指示を示す情報を機械操作部
24から取得し、ユーザからの指示がジョブ継続なのか
否かをその情報に基づいて判定する(S38)。ユーザ
の指示がジョブ継続の場合、機械制御部28は中断して
いたジョブの印刷処理を再開し(S40)、通常の処理
ルーチンに戻る。ユーザの指示がジョブ取り止めである
場合、機械制御部28は、中断していたジョブを削除し
(S42)、通常の処理ルーチンに戻る。
【0044】画像形成装置が印刷処理を実行していない
ときに、ユーザが用紙トレイに用紙を補充したり、用紙
を交換したりした場合などでは、ジョブは中断していな
いので、ステップS34の判定結果は否定(N)とな
る。この場合は、ジョブの継続のための処理は不要なの
で、即座に通常の処理ルーチンに戻ればよい。
【0045】本実施形態の画像形成装置は、原稿読取部
10による原稿の読込処理と、印刷部14による用紙へ
の印刷処理とが独立して行うことができるタイプであ
る。したがって、用紙トレイに異物がある等により使用
禁止になり、印刷部14で印刷ができない場合でも、原
稿の読み込みは行うことができる。用紙トレイは、印刷
部14で印刷するときに使用できるようになればよい。
そこで、本実施形態では、用紙トレイ上の異物を検出し
た時点では、その用紙トレイを使用禁止にする(S2
8)だけで、ユーザに対して警告を発することはせず、
そのトレイを利用するジョブが印刷部14で印刷される
順番になったときに、ユーザに異物の警告を発する流れ
としている。このような処理の流れを、図10を参照し
て説明する。
【0046】ユーザが原稿送り部12に原稿をセットし
てスタートボタン27aを押下すると、原稿読取部10
によって原稿が光学的に読み取られ、その原稿の画像の
データが、機械制御部28の管理下にあるメモリに蓄積
される(S50)。そして、機械制御部28は、原稿送
り部12にセットされた原稿の画像データを、1つのジ
ョブとして登録し(S52)、印刷部14がそのジョブ
以前に登録されたジョブ群の印刷を終えるのを待つ。そ
れらジョブ群の印刷が終わると、ステップS52で登録
されたジョブの印刷順序が到来する。もちろん、原稿読
取を行った時点で、先行する未印刷のジョブが全くなけ
れば、印刷順序は原稿読取の開始後まもなく到来する。
【0047】印刷順序が到来すると、機械制御部28
は、そのジョブの用紙供給元として選択されている用紙
トレイが使用禁止状態か否かを判定する(S54)。こ
こで、ジョブに対する用紙供給元の用紙トレイは、ユー
ザが機械操作部24から明示的に指定することもできる
し、機械制御部28が自動選択することもできる。後者
は、例えば、原稿のサイズやユーザが指定した2in1
(2ページの原稿画像を1ページの用紙に印刷する機
能)などの複写機能等に基づき、機械制御部28が最適
な用紙サイズを持つ用紙トレイを選択するものであり、
APS(Auto PaperSelect)とも呼ばれる。
【0048】ステップS54で、選択されている用紙ト
レイが使用禁止状態でないと判定した場合、機械制御部
28は、印刷部14に当該ジョブの印刷処理を開始させ
る(S56)。
【0049】ステップS54で、選択されている用紙ト
レイが使用禁止状態であると判定した場合、機械制御部
28は、印刷部14の印刷処理を停止して当該ジョブを
中断状態とし(S58)、用紙トレイに異物がある旨を
示す異物警告画面をタッチパネル26に表示する(S6
0)。
【0050】図11に、異物警告画面の表示の一例を示
す。この例では、異物警告画面のメッセージエリア21
0に、用紙トレイ内の異物の存在と、その異物を取り除
くべきであることを示すメッセージが表示される。メイ
ン表示エリア220には、同様の異物警告メッセージ2
24とともに、異物の存在する用紙トレイのトレイ番号
222が表示される。また、この画面では、ユーザに分
かりやすくするために、画像形成装置を正面(すなわち
用紙トレイを引き出す側の面)みた様子を示す模式図2
26を表示し、この中で異物があるトレイ228を、そ
うでないトレイ230とは異なる表示形態で表示する。
特にこの例では、異物のないトレイは230は画像形成
装置に差し込まれた状態で示し、異物のあるトレイ22
8は引き出された状態で示すことにより、トレイ228
を引き出して異常を解消する必要があることが、ユーザ
にとって分かりやすくなっている。ここで、例えば、異
物のあるトレイ228が徐々に引き出されていく様子を
アニメーション表示すれば、ユーザが行うべき操作内容
(そのトレイを引き出して処置すること)を、ユーザに
分かりやすく示すことができる。
【0051】ユーザは、この表示により用紙トレイに異
物があることを認識し、どのように処置すべきか判断す
る。異物を除去する場合は、ユーザは、その表示に示さ
れる異物のある用紙トレイを画像形成装置本体から引き
出し、異物を取り除いて本体に戻す。この時の画像形成
装置の処理手順は、すでに図8を参照して説明した。
【0052】また図11に例示した異物警告画面には、
GUI(グラフィカルユーザインタフェース)ボタンと
して、「他ジョブ優先」ボタン232,「ジョブ中止」
ボタン234,「閉じる」ボタン236が表示される。
ユーザは、用紙トレイから異物を取り除く代わりに、あ
るいは異物を取り除く前に、これらボタン232〜23
6を押下することができる。
【0053】「ジョブ中止」ボタン234は、ステップ
S58で中断したジョブの中止(取り止め)を指示する
ためのボタンである。機械制御部28は、「ジョブ中
止」ボタン234が押下されるか否かを監視し(S6
2)、このボタン234が押下された場合、そのジョブ
をジョブ待ち行列から削除し(S66)、異物警告画面
を閉じ(S70)、通常の処理手順に戻る。したがっ
て、印刷待ちのジョブがあれば、ステップS54からの
処理が繰り返されることになる。ユーザは、「ジョブ中
止」ボタン234の押下の後、異物の取り出し作業を行
うことができる。なお、「ジョブ中止」ボタン234押
下の後、用紙トレイから異物が除去されないままであっ
ても、後のジョブが別の用紙トレイを用いる場合はその
まま印刷が続けられ、異物のある用紙トレイを用いるジ
ョブの印刷順序が来た時点で、再度異物警告画面が表示
されることになる。
【0054】「他ジョブ優先」ボタン232は、ステッ
プS58で中断したジョブに代えて、印刷待ちの他のジ
ョブを先に処理するよう指示するためのボタンである。
機械制御部28は「他ジョブ優先」ボタン232が押下
されるかどうかを監視し(S64)、このボタン232
が押下された場合、ジョブの待ち行列の中で、中断した
そのジョブの処理順位を所定の規則に従って繰り下げ
(S68)、異物警告画面を閉じ(S70)、通常の処
理手順に戻る。この場合、中断したジョブの次のジョブ
の印刷順序が到来することになり、ステップS54から
の処理が繰り返されることになる。ユーザは、他のジョ
ブが実行されている間に、用紙トレイから異物を取り除
く作業を行うことができる。ジョブ処理順位の繰り下げ
の規則は、例えば順位を1つ繰り下げるというものや、
待ち行列の最後尾まで順位を下げるものなど、運用現場
の実情に応じて様々なものが考えられる。このようにジ
ョブが中断されたときに他のジョブを優先して実行させ
る機能を設けたことにより、異物除去作業を待たずに後
続のジョブの処理を開始することが可能になる。なお、
印刷待ちの他のジョブが存在するかどうかは、例えば機
械操作部24のジョブ状態確認ボタン27hを押下して
タッチパネル26にジョブリストを表示させることによ
って知ることができる。
【0055】「閉じる」ボタン236が押下された場
合、この異物警告画面は閉じられるが、ジョブの中断状
態は解消されない。
【0056】本実施形態の画像形成装置では、以上に説
明した手順により、用紙トレイ上の異物の有無を判断
し、異物がある場合はそれをユーザに通知してその除去
を促すことができる。そして、異物が検知された用紙ト
レイは使用禁止状態とし、異物が除去されるまでその使
用禁止状態を解除せず、用紙載置台30の上昇駆動を許
可しないので、異物による用紙載置台30の昇降機構へ
の悪影響を防止又は低減することができる。
【0057】また、本実施形態の画像形成装置は、機械
操作部24の機械状態確認ボタン27hの押下により、
図12に例示するような機械情報画面をタッチパネル2
6上に表示させることもできる。この機械情報画面のメ
イン表示エリアには、画像形成装置を正面から見た様子
を示す模式図250と、各用紙トレイの状態を示すトレ
イ状態リスト240が表示される。トレイ状態リスト2
40には、異物が存在する用紙トレイの欄には異物の存
在を示すアイコン表示242が、正常な用紙トレイには
正常状態を示すアイコン表示244が示されている。例
えば、あるユーザが異物警告画面(図11参照)上の
「閉じる」ボタン244を押し、異物除去を行わないま
ま去って、ジョブが中断状態になっている場合、後から
来たユーザはこの機械情報画面を呼び出すことにより、
ある用紙トレイに異物があることを知り、ジョブ中断の
原因を知ることができる。
【0058】また以上の例は、用紙ガイド32a,32
bの位置から用紙サイズを自動検出できるタイプの用紙
トレイの場合であった。用紙サイズを自動検出する機構
を持たない用紙トレイの場合、ユーザがそのトレイにセ
ットする用紙サイズをあらかじめ画像形成装置に登録す
る構成となっていることが一般的なので、この登録され
た用紙サイズの情報をもとに異物有無判定を行えばよ
い。
【0059】また用紙トレイ上の異物の検出には、上述
した方法の他に、用紙トレイの天井の高さに、用紙上面
を検知するセンサとは別の位置に、異物を検知するセン
サを設ける方法が考えられる。この方法では、用紙載置
台30を上昇させていくとき、その異物検知用のセンサ
に物体が接触するのを検知した場合に、用紙載置台30
の上昇を停止させ、警告メッセージを表示する。この方
法によっても、異物による用紙載置台駆動機構の破損を
防止することができる。
【0060】ただし、この方法よりも、図4〜図12を
用いて説明した上述の方式の方が、用紙トレイが本体に
セットされてすぐ(すなわち用紙載置台30が上昇する
前)に異物の有無を判定することができるので、異物の
有無を早期に発見でき、時間の無駄を少なくすることが
できる。
【0061】また、図8,図10に示した手順では、用
紙トレイに異物を検知した時点ではユーザに対してその
旨を通知せず、その用紙トレイを用いた印刷が始まる時
点でその通知を行ったが、この代わりに異物を検知した
その時点で異物警告画面などによる異物検出の通知を行
う手順としてももちろんよい。
【0062】また、図4等に示した例では、用紙載置台
30上に置かれた物体を検知するセンサ40を3カ所に
配置したが、センサ40の配置数やその配置場所は図4
に例示した構成に限られるものではない。更に多くのセ
ンサ40を配置すれば、より精密な異物判定が可能にな
る。
【0063】また、用紙載置台30上の物体を検知する
センサも、図5に例示した機械式のセンサ40以外の物
を用いることができる。例えば、用紙載置台30上の貫
通穴36,38a,38bの位置に、貫通穴の代わりに
圧力センサを設け、これにより物体の接触の有無がある
かどうかを判定する構成でも、同様の異物判定を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 用紙トレイ内に異物が置かれた場合の問題を
説明するための図である。
【図2】 画像形成装置の概略構成を模式的に示す図で
ある。
【図3】 機械操作部の操作パネルの外見を示す図であ
る。
【図4】 用紙載置台及びその近傍に設けられた異物検
知のための機構を説明するための図である。
【図5】 異物検知のためのセンサの構成の一例を示す
図である。
【図6】 異物の有無の判定の仕方を説明するための図
である。
【図7】 ジョブ中に用紙切れが起こった場合の処理手
順を示すフローチャートである。
【図8】 画像形成装置に対し用紙トレイを抜き差しし
たときの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 ジョブ継続確認画面の一例を示す図である。
【図10】 複写ジョブの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図11】 異物警告画面の一例を示す図である。
【図12】 機械情報画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 原稿読取部、12 原稿送り部、14 印刷部、
16 用紙トレイ、18 大容量トレイ、20 用紙排
出部、22 排出トレイ、24 機械操作部、26 タ
ッチパネル、28 機械制御部、30 用紙載置台、3
2a,32b用紙ガイド、34a,34b ガイドレー
ル、36,38a,38b 貫通穴、40 センサ。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA01 AA02 AA05 AB01 BA02 BA07 BA08 BA24 BB02 BB05 BC02 BC03 BD01 BD07 BD08 CA08 CB01 CB05 CC01 DA01 DB02 DB06 DB07 DC02 EA01 EA03 EA04 EB02 3F343 FA02 FA03 FB02 FB03 FC27 GA01 GB01 GC01 GD01 HB04 HC04 HE14 KB03 MA03 MA53 MB02 MC26 MC27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙束が載置される昇降可能な用紙載置
    台を備えた用紙トレイと、前記用紙トレイが画像形成装
    置本体にセットされると、前記用紙載置台上に載置され
    た用紙束の上面が所定の用紙排出高さに来るまで前記用
    紙載置台を上昇させる昇降機構と、を備える画像形成装
    置であって、 前記用紙トレイが画像形成装置本体にセットされたとき
    に、前記用紙載置台上に異物が置かれているか否かを検
    知する異物検知機構と、 前記異物検知機構により異物が検知された場合に、前記
    昇降機構による前記用紙載置台の上昇駆動を禁止する昇
    降制御部と、 を備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置であって、 前記異物検知機構により異物が検知された場合に、その
    旨をユーザに通知する通知手段を更に備える画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置であって、 前記用紙トレイを複数備えると共に、それら各用紙トレ
    イごとに前記異物検知機構を備え、 前記通知手段は、前記異物検知機構で異物を検知した用
    紙トレイが前記複数の用紙トレイのうちのいずれである
    かを示す情報を通知する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置であって、 ディスプレイ装置を備え、 前記通知手段は、用紙トレイを出し入れする側から当該
    画像形成装置を見た模式図の中で、異物が検知された用
    紙トレイと異物が検知されなかった用紙トレイとを異な
    る表示形態で表示する異物検知画面を前記ディスプレイ
    装置に表示させる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像形成装置であって、 前記通知手段は、前記異物が検知された用紙トレイから
    異物を取り除くための操作内容を示す情報もあわせて通
    知する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像形成装置であって、 前記異物検知機構により前記用紙トレイに異物が置かれ
    ていることが検知された場合、その用紙トレイから用紙
    を供給する印刷ジョブの実行を禁止する機械制御部を備
    える、 画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像形成装置であって、 前記機械制御部は、前記異物検知機構により前記用紙ト
    レイに異物が置かれていることが検知された場合でも、
    その用紙トレイ以外の給紙機構から用紙を供給する印刷
    ジョブの実行は許可する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の画像形成装置であって、 前記異物検知機構は、 前記用紙トレイに載置された用紙の用紙サイズの情報を
    取得する用紙サイズ取得手段と、 前記用紙載置台の用紙が載置される面上の所定の複数の
    位置に対応してそれぞれ設置されたセンサであって、該
    センサの上に物体が置かれているか否かを検知するセン
    サと、 それら各センサの検出信号と、前記用紙サイズ取得手段
    で取得した用紙サイズとの関係から、用紙が置かれてい
    るべきところ以外の位置に物体が置かれていると判断さ
    れる場合に、前記用紙載置台上に異物があると判定する
    判定手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像形成装置であって、 前記用紙載置台の前記所定の複数の位置にはそれぞれ貫
    通穴が設けられ、 前記接触センサは、当該画像形成装置の本体の前記用紙
    トレイを収容する部分の底面に取り付けられ、前記貫通
    穴を通して前記用紙載置台の用紙載置面側に突出し、そ
    の上の物体との接触を検知することを特徴とする画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 用紙束が載置される昇降可能な用紙載
    置台を備えた用紙トレイと、前記用紙トレイが画像形成
    装置本体にセットされると、前記用紙載置台上に載置さ
    れた用紙束の上面が所定の用紙排出高さに来るまで前記
    用紙載置台を上昇させる昇降機構と、を備える画像形成
    装置において、 前記用紙トレイが画像形成装置本体にセットされたとき
    に、前記用紙載置台上に異物が置かれているか否かを検
    知し、 この検知処理で異物が検知された場合に、前記昇降機構
    による前記用紙載置台の上昇駆動を禁止する、 画像形成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項11記載の方法であって、 前記用紙載置台上に異物が検知された場合、その旨を知
    らせる異物警告画面を表示する、 ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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