JP2003242212A - ユーティリティの消費特性が類似する曜日を決定する装置および方法 - Google Patents

ユーティリティの消費特性が類似する曜日を決定する装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーティリティの消費特性が類似する曜日を
決定する。 【解決手段】 本発明のパターン認識アルゴリズムは、
複数の曜日にわたるエネルギーまたはユーティリティの
使用データの時刻を用い、平均的な1日のユーティリテ
ィ消費量、その曜日の所定の時間間隔の間の最大のユー
ティリティ消費量、その曜日の所定の時間間隔の間の最
小のユーティリティ消費量等のうちのいずれかまたはす
べてを生成する。次に少なくとも1つの特徴を変換し、
季節変動の影響を除外する。特徴は曜日毎にグループ化
されて7つのクラスタを定める。次に、7つのクラスタ
各々の対象となる各特徴のアウトライア解析を実行して
異常データを除外する。次に、この7つのクラスタは変
形された集積的な階層的クラスタリング法で解析されユ
ーティリティの消費特性が類似する曜日を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気、天然ガス、
および水等のユーティリティの消費の分析に関し、具体
的には、他の曜日と消費特性が同様の曜日を決定するた
めのエネルギーまたは他のユーティリティの時系列の使
用に関する。
【0002】
【従来の技術】大きな建物は暖房、換気および空調等の
異なるサブシステムの操作を管理するコンピュータ制御
システムを組み込んでいることが多い。さらに、サブシ
ステムが要求通りに確実に機能するように、この制御シ
ステムは関連する装置をできるだけ効率的に運転する。
【0003】大きな実体は、大学のキャンパス、異なる
場所にある小売り店チェーン等の非常に多くの建物を共
通の管理下に置いている。これを達成するには、各建物
内のコントローラは、データが中央監視場所で分析され
るように、建物のサブシステムの能力に関するデータを
収集する。
【0004】エネルギー・コストは上昇しているので、
建物の所有者はユーティリティの消費量を管理しかつ保
存する方法を模索している。また、大きな消費者の電気
コストは、支払い請求周期の間の使用のピークに基づい
ている。このため、わずか1日の電気の高い消費は丸1
ヵ月の間に請求されるサービスの料金に影響を及ぼすこ
とになる。さらに、特定の特恵料金プランは完全なユー
ティリティ流通システムにわたる大きなサービス需要等
の公共事業会社の要求に応じて、顧客が消費量を低減す
ることを要求する。一般に、この要求に応じることがで
きないと、エネルギー・コストを無制限の料金プランの
エネルギー・コストを超えて著しく増大させる厳しい罰
金が課される。したがって、消費者はエネルギー消費を
解析して最良の料金プランを決定することができる能力
を有し、かつ設備の操作がユーティリティコストの上昇
を不適切に起こさないことを確実に行うプロセスを実施
する必要がある。
【0005】エネルギー消費を分析する能力は、リアル
タイム・プライシング(RTP)構造に賛成する消費者
にとっては特に重要である。RTP構造を用いれば、公
益事業会社は実際に時間で変動する限界費用に基づいて
エネルギー料金を調節することができ、これによって限
界費用が高いときには需要を押えるように顧客に奨励す
る刺激を正確かつ適宜に提供することができる。RTP
から利益を得るには、消費者はエネルギー価格が高い期
間に応じて、エネルギー需要を削減するための調節を短
い期間で行う能力を持つ必要がある。ますます一般的に
なってきたこの目的を達成する方法の1つは、環境条件
システムを氷畜熱システム等のエネルギー貯蔵手段で補
うことによるものである。このようなエネルギー貯蔵手
段からの利益を最大限にするためには、消費者はエネル
ギーの需要および消費情報を解析する能力だけでなく、
将来の負担要求を計画する能力を持たなければならな
い。
【0006】また、エネルギーまたはユーティリティの
消費量を解析する能力が、異常な消費を識別する際にき
わめて重要である。異常なエネルギーまたはユーティリ
ティの消費量は、装置の機能不良または建物内の他の問
題を示していることがある。したがって、ユーティリテ
ィの使用を監視し、かつ異常な消費量を検出することは
機械の保守点検または交換がいつ必要かを示すことがで
きる。
【0007】このため、センサが建物管理システムに組
み込まれて、建物全体のほか暖房、換気および空調装置
等の特定のサブシステムのユーティリティの使用を測定
している。これらの管理システムは、異常を検出するた
めにデータを解析しようとする際に、設備のオペレータ
を圧倒する非常に多くの公共施設の使用データを収集か
つ格納する。
【0008】収集したデータから重要な情報を引き出す
のに役立つように、アラームおよび警告システムならび
にデータ視覚化プログラムが用いられることが多い。し
かし、このようなシステムの大半では、人間のオペレー
タがアラームおよび警告の閾値を選択しなければならな
らず、これは困難な仕事である。この閾値が厳し過ぎる
場合、多数の誤ったアラームが発せられる。また、この
閾値が厳しくない場合、装置またはシステムの故障が検
出されないことになる。データ視覚化プログラムは建物
のオペレータが問題を発見かつ診断することに役立つ
が、問題を発見するのに非常に長い時間を要することに
なる。また、建物のオペレータ技能は大きく異なってい
る。特に、新しいオペレータまたは経験の浅いオペレー
タは故障を発見することが困難であり、オペレータの能
力は日時または曜日によって変わる。
【0009】上記の問題を克服する努力の一例は、本願
と同一の譲受人に所有された2001年7月20日に出
願された米国特許出願第09/910,371号(以下
「’371号出願」と呼ぶ)により示されており、これ
は参照として本願に組み入れている。この’371号出
願は、その時点のエネルギー使用が以前のエネルギー・
パターンと著しく異なっているかどうかを自動的に決定
し、異なっている場合には建物のオペレータまたは整備
士に問題を調査し、修正するように警告するロバストな
データ解析方法を提供している。これは所定の公共サー
ビスのデータを再検討して、データの大部分とは著しく
異なるデータ・サンプルであるアウトライアを検出する
ことによって達成される。このサービスに関連するデー
タは、関連する建物管理システムによって収集されたす
べてのデータから分離される。続いて、その関連するデ
ータはデータが収集された時間間隔に基づいて分類され
る。
【0010】’371号出願に示されているように、ユ
ーティリティ消費量はある曜日から別の曜日へと広く変
化する。例えば、典型的なオフィス・ビルディングで
は、ほとんどの労働者がいる月曜日から金曜日のユーテ
ィリティ消費量は比較的高く、週末では著しく消費量は
低くなる。一方、1週間に7日間稼動している製造設備
では、毎日のユーティリティ消費量は似たようなものに
なる。しかし、異なる製造作業が異なる曜日で計画され
ることがあり、このためにユーティリティ消費量のレベ
ルは曜日毎に変動する。
【0011】ユーティリティ消費量の予測可能な毎週の
変化を説明するために、’371号出願はアウトライア
解析を実行する前に建物のオペレータがユーティリティ
消費量が類似する曜日の1つまたは複数のグループを定
義することを提唱している。オペレータによるこのグル
ープ化は人による建物使用の知識に基づくか、1日の平
均またはピークのユーティリティ消費量に関するデータ
の視覚分析に基づいている。しかし、この仕事を複雑に
しているのはユーティリティ消費量の季節の傾向による
影響である。当業者であれば分かるように、建物の電力
使用は季節の変化の間に春には建物は冷房を要求するな
どの大きな変化を受けることになる。
【0012】このため、エネルギーまたは他のユーティ
リティ消費量に関するデータを解析して、消費特性が類
似する曜日を自動的に決定することのできるシステムお
よび方法を提供する必要がある。ユーティリティ消費量
の季節変動による影響を受けることのないシステムおよ
び方法をさらに提供する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はエネルギーま
たは他のユーティリティの消費量の情報を解析して、消
費特性が類似する曜日を自動的に決定するシステムおよ
び方法に関する。このようなシステムおよび方法には非
常に多くの出願がなされている。限定するものではない
が一例を取り上げると、このようなシステムおよび方法
を用いれば、一般的に氷畜熱システムに用いられるよう
な、先のエネルギーまたは電気の使用を予想または予測
するアルゴリズムを改善することができよう。別の例で
は、このようなシステムまたは方法を用いて、建物の異
常な電気またはユーティリティの消費を予測かつ検出す
るアルゴリズムが改善される。さらに別の例では、この
ようなシステムまたは方法を用いて、そのような情報を
用いるように適合された建物管理システムの失われたエ
ネルギーまたはユーティリティの消費データが満たされ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態の第
1の態様によれば、コンピュータ・システムによってユ
ーティリティ消費量が類似する曜日を決定する方法が提
供されている。この方法は複数の曜日のユーティリティ
消費量を表すデータを収集するステップを含んでいる。
この方法はそのデータを解析してユーティリティ消費特
性が類似する曜日を決定するステップをさらに含んでい
る。
【0015】本発明の一実施形態の別の態様によれば、
コンピュータ・システムによってユーティリティ消費量
が類似する曜日を決定する方法が提供されている。この
方法は複数の曜日にわたるユーティリティの使用データ
の時系列を受け取り、かつその時系列の各曜日の対象と
なる少なくとも1つの特徴を生成するステップを含んで
いる。この方法は各曜日の対象となる少なくとも1つの
特徴を変換してそこに存在する季節変動を除外し、かつ
対象となる特徴を曜日毎にグループ化して7つのクラス
タを定めるステップをさらに含んでいる。この方法はま
た対象となる各特徴の7つのクラスタからアウトライア
を識別かつ除外するステップと、7つのクラスタを解析
してユーティリティ消費特性が類似する曜日を決定する
ステップとを含んでいる。
【0016】本発明の一実施形態のさらなる態様によれ
ば、ユーティリティ消費量が類似する曜日を決定する装
置はプログラムを実行するプロセッサを備えている。こ
のプログラムは複数の曜日のユーティリティ消費量を表
す時系列データを収集するステップと、この時系列デー
タを解析してユーティリティ消費特性が類似する曜日を
決定するステップとをプロセッサに実行させる。
【0017】本発明の一実施形態のさらにまた別の態様
によれば、ユーティリティの消費量が類似する曜日を決
定する装置が提供される。この装置は複数の曜日にわた
るユーティリティの使用データの時系列を受け取る手段
と、かつその時系列の各曜日の対象となる少なくとも1
つの特徴を生成する手段とを備えている。この装置は各
曜日の対象となる少なくとも1つの特徴を変換してそこ
に存在する季節変動を除外する手段と、かつ対象となる
特徴を曜日毎にグループ化して7つのクラスタを定める
手段とをさらに含んでいる。この装置はまた、対象とな
る各特徴の7つのクラスタからアウトライヤを識別しか
つ除外する手段と、7つのクラスタを解析してユーティ
リティ消費特性が類似する曜日を決定する手段とを備え
ている。
【0018】本発明の実施形態のこれらおよび他の利点
および特徴は、同様の構成要素を識別するために図面を
通して同様の参照数が用いられた以下の添付図面と共に
示された好適な実施形態の詳細な説明を考察すれば明白
となろう。
【0019】本発明の多数の好適な実施形態を詳細に説
明する前に、本発明は以下の説明に記載されているか、
または図面に示された構成要素の構造および構成の詳細
に限定されるものではないことを理解すべきである。本
発明は他の実施形態を実行できるか、または種々の方法
で実施または実行することができる。本明細書で用いた
表現または専門用語は説明を目的としたものであり、限
定とみなされるべきではないことも理解すべきである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、分布された設
備管理システム10は複数の建物12、13および13
のシステムの動作を管理する。各建物はその建物自体の
建物管理システム16を備えており、このシステムは建
物の種々のサブシステムの動作を管理するコンピュータ
である。この目的を容易にするために、各々の建物管理
システム16は対象となる特定の場所で異なる公共サー
ビスの消費量を監視するために、多数の建物を介して位
置決めされた多数のセンサに接続されている。例えば、
建物13の建物管理システム16は主電気計器17、中
央ガス・メータ18および主水量計19に接続され得
る。また、電気、ガス、水道および他のユーティリティ
の各メータは、それらの消費量を計測するために供給接
続部にて装置の特定のピース(部)に接続され得る。例
えば、空調システムの冷却塔に引き込まれた水が、その
ユニットのポンプの電気消費量と同様に監視され得る。
【0021】建物管理システム10は定期的に種々のセ
ンサからデータを収集し、そのデータを建物管理システ
ム16のコンピュータのメモリに含まれたデータベース
に格納する。データが収集される頻度は、データのタイ
プおよび関連する建物の機能に基づいて建物のオペレー
タによって決定される。比較的動作が安定している機能
のユーティリティ消費量はユーティリティ消費量が大き
く変動する装置に比して、サンプリング数は少なくても
構わない。
【0022】収集されたデータは建物管理システム16
によって局所的に解析されるか、または集中コンピュー
タ22によって解析されるように通信回線20を介して
送られるかのいずれかが可能である。例えば、通信回線
20はオフィス・パーク内または大学キャンパス上の複
数の建物の間を延在する広域コンピュータ・ネットワー
クであり得る。代替的には、通信回線20は個々の小売
店と1つまたは複数の都市および地域にわたって展開す
る大規模小売業者の本社との間に延在する電話回線を含
み得る。解析が局所的に行われる場合、システムは典型
的には、種々のセンサ、データベース、コンピュータ、
建物管理システム16内のネットワーク化された遠距離
通信装置の間で収集されたデータを送信しかつ受信する
ために、ローカル・エリア・ネットワークまたは直接的
なケーブル接続を使用する。
【0023】本発明は所定の建物から収集されたデータ
が、エネルギー消費量または他のユーティリティの消費
特性が類似する曜日を決定するために解析されるプロセ
スに関する。図2は本発明の一実施形態によるパターン
認識システム24の主な構成要素を示している。パター
ン認識システム24は、建物管理システム16または中
央コンピュータ22に存在するプログラムであり得る。
いずれの場合においても、パターン認識システム24へ
の入力は、電気の使用、天然ガス消費量、地域の暖房消
費、冷房需要、暖房需要等の建物のエネルギー消費デー
タの時系列である。
【0024】図2に示すように、パターン認識システム
24は建物のエネルギー・データの時系列から重要なエ
ネルギー消費の特徴を決定する特徴ベクトル生成ブロッ
ク26で始まる。重要な特徴の例として平均的な1日の
エネルギー消費量、1日間の15分間隔の間のピークの
エネルギー使用、または1日間の15分間隔に対する最
小のエネルギー使用がある。季節によるエネルギー消費
変動の影響を除外するために、これらの特徴は以下に記
載する特徴変換ブロック28を用いて変換される。特徴
が変換された後、データは以下にまた記載するグループ
化ブロック30によって、7つのクラスタ(各曜日に対
して1つのクラスタ)にグループ化される。各クラスタ
の異常なデータまたは独特なデータは、7つのクラスタ
から検出されたアウトライアを除外するアウトライア解
析ブロック32を用いて識別される。最終的に、クラス
タ解析ブロック34は他の曜日に対して消費量が類似す
る曜日を決定する。
【0025】建物全体の電気利用などのある種のユーテ
ィリティサービスについて考えると、主電気計器17か
らの定期的な電力測定値を収集することにより、3ヶ月
または6ヵ月等の延長した期間に対して、各曜日のデー
タ・サンプルのセットが生成される。データ・サンプル
に季節変動が存在する場合であっても、これらのデータ
・セットに基づいて、パターン認識システム24は統計
的に電気エネルギー消費量特性が類似する曜日を決定す
ることができる。パターン認識システム24は電気使用
量に関して説明されているが、このシステムは天然ガス
および水などの多数の他のユーティリティに関して使用
できることが認識されよう。
【0026】特徴ベクトル生成ブロック26では、エネ
ルギー使用データの時系列を分析して平均的な1日のエ
ネルギー消費量および1時間当たりの1日のピーク消費
量等の重要なエネルギーの消費特徴が生成される。欠陥
値あるいは平均消費量またはピーク消費量がゼロである
曜日が存在する場合、ブロック26は曜日の特徴を決定
しない。便宜上、ブロック26によって生成された特徴
はベクトルxdにより表され得る。例えば、2つの特徴
がある場合、曜日dに対する特徴ベクトルxdは次式か
ら得られる。
【0027】
【数7】
【0028】ここでf1,dおよびf2,dはそれぞれ曜日d
に関する第1および第2の特徴である。特徴ベクトル変
換ブロック28では、このデータは曜日の読取り値と1
週間の周囲のデータとの間の差を決定することによって
変換される。これは季節変動から生じる電力消費の変化
が存在するときに、曜日のクラスタが2つの明確なグル
ープに分割されるのを防ぐのに役立つ。次式を用いて曜
日dの特徴ベクトルが変換される。
【0029】
【数8】
【0030】ここで、x〜d(xdに〜が上付きしている
ものを以下このように記載する)は曜日dの変換された
特徴ベクトルであり、xdは曜日dの元の特徴ベクトル
であり、xd-3は曜日dの3日前の特徴の読取り値であ
り、xd-2は曜日dの2日前の特徴の読取り値であり、
d-1は曜日dの1日前の特徴の読取り値であり、xd+1
は曜日dの1日後の特徴の読取り値であり、xd+2は曜
日dの2日後の特徴の読取り値であり、xd+3は曜日d
の3日後の特徴の読取り値である。以下の実験結果のセ
クションでは、各建物の季節変動を除外するために、式
(2)を用いて平均的な1日の消費量および15分間の
ピークのエネルギー消費量のデータが変換されている。
【0031】グループ化ブロック30では、変換された
特徴ベクトルx〜dは曜日毎にグループ化される。7つ
のグループがあり、各グループはある曜日の特徴ベクト
ルを含んでいる。各グループのデータに関し、ブロック
30は最新の特徴ベクトルのみを使用する。以下の実験
結果のセクションでは、30の最新の特徴ベクトルを用
いて各建物の曜日のタイプが決定されている。
【0032】アウトライア解析ブロック32では、アウ
トライアが7つのグループの各々について識別されかつ
除外される。当業者には理解されるように、アウトライ
アとはデータ・セットの大部分の値とは著しく異なる値
である。例えば、データ・セット{4,5,3,6,
2,99,1,5,7}では、数99がアウトライアで
あると考えられ得る。単一の次元および複数の次元でア
ウトライアを識別するために、これまで非常に多くの方
法が開発されてきた。システム10で用いるアウトライ
ア検出の1つの好適な方法は、1983年5月発行の
B.RosnerによるTechnometrics誌
25巻第2号の165−172貢の「Percenta
ge Points for a Generaliz
ed ESDMany Outlier Proced
ure」に記載されているGeneralized E
xtreme Studentized Deviat
e(GESD)による統計学的手順である。電力測定デ
ータを解析する特定の特定のコンテキストのアウトライ
アを識別するGESD法の出願は、本願と同一の譲受人
に所有された米国特許出願第09/910,371号に
記載されており、そのすべての内容は参照として本願に
組み込まれている。
【0033】GESD法はユーザが選択した2つのパラ
メータを有する。この2つのパラメータとは、アウトラ
イアが存在しない場合に1つまたは複数のアウトライア
を不正確に宣言する確率(α)とアウトライアの可能性
がある数の上限(nu)である。以下の実験結果のセク
ションでは、アウトライアはα=0.1および次の不等
式nu≦0.5(n−1)を満たす最大の整数に設定さ
れたnuを用いて決定された。可能性のあるアウトライ
アの数の上限(nu)を決定するこのガイドラインは、
Careyらにより1997年8月発行のTechno
metrics誌93巻第3号の320−330貢の
「Resistant and Test−Based
Outlier Rejection:Effect
s on Gaussian one−and Two
−Sampled Inference」に記載されて
いる。
【0034】アウトライア解析ブロック32では、この
GESD法を用いて7つのグループ各々の各特徴のアウ
トライアが識別される。このように、GESD法を複数
回用いてアウトライアが決定される。例えば、各特徴ベ
クトルに2つの特徴が存在する場合、アウトライアの決
定にはGESD法が14回(2つの特徴×7つのクラス
タ)用いられる。同様に、各特徴ベクトルに3つの特徴
が存在する場合、アウトライアの決定にはGESD法が
21回(3つの特徴×7つのクラスタ)用いられる。各
グループについて、検出されたアウトライアがあればブ
ロック32によってデータ・セットから除外される。
【0035】クラスタリング・ブロック34では、クラ
スタリング解析を用いて類似するグループが発見され
る。クラスタ解析の一般的な方法の1つは、集積的な階
層的クラスタリング法である。従来の集積的な階層的ク
ラスタリングでは、最初のクラスタの数は観察値(すな
わち、示した実施形態の「特徴ベクトル」)に等しい。
消費特性が類似する曜日を識別するには、最初のクラス
タの数は7個(すなわちグループの数)であり、各クラ
スタには2つ以上の観察値(または特徴ベクトル)があ
る。このため、従来の集積的な階層的クラスタリング法
は、この問題をすぐに解決するには不適切である。
【0036】図3はクラスタの最終数を決定するストッ
ピング・ルールを用いた、従来の集積的クラスタリング
を修正した形式を示すフローチャートである。この修正
したクラスタリング・アルゴリズムは一様に参照番号3
6によって示されている。
【0037】クラスタリング・アルゴリズム36は、ク
ラスタの各対の間の差異量を決定することによってステ
ップ38で始まる。従来では、2つのクラスタ間の差異
の量が差異係数として知られている。2つのクラスタが
近接している場合、差異係数は小さくなり、2つのクラ
スタが非常に離れている場合、差異係数は大きくなる。
クラスタは7つあるため、21個のクラスタの固有対が
あり、したがって21の差異係数が存在する。すなわ
ち、月−火、月−水、月−木、月−金、月−土、月−
日、火−水、火−木、火−金、火−土、火−日、水−
木、水−金、水−土、水−日、木−金、木−土、木−
日、金−土、金−日、土−日である。
【0038】2つのクラスタ間の差異係数はよく知られ
たいくつかの異なる方法によって定めることができる。
一般的な方法の1つは平均リンク法である。平均リンク
法はクラスタCiとクラスタCjとの間の差異係数をクラ
スタの観察値(または特徴ベクトル)のすべての対間の
平均距離として定義し、ここでこの対の1つの観察値は
クラスタCiに属し、その他の観察値はクラスタCjに属
している。数学的に表すと、クラスタCiとクラスタCj
との間の差異係数は次式より決定される。
【0039】
【数9】
【0040】上式中、niはクラスタCiの観察値(また
は特徴ベクトル)の数であり、njはクラスタCjの観察
値の数であり、d(x,y)は観察値xとyとの間の差
異量である。観察値(または特徴ベクトル)xとyとの
間の共通の差異量は次のユークリッド距離である、
【0041】
【数10】
【0042】上式中、xiは観察値xのith変数の値で
ある。ベクトルを用いて表すと、観察値xとyとの間ユ
ークリッド距離は次式から求められる。
【0043】
【数11】
【0044】上式中、Tはベクトル(x−y)の変換を
示している。クラスタリング・アルゴリズム36は、可
能性のあるすべてのクラスタの対の中から最も近いクラ
スタの対を発見することによってステップ40で継続す
る。これはクラスタ間の差異量に関して最も類似するク
ラスタ対を発見することによって行われる。
【0045】ステップ42では、クラスタリング・アル
ゴリズム36は最も近いクラスタを組み合わせるべきか
どうかを決定する。これはストッピング・ルールにより
行われ得る。ストッピング・ルールとは、最良のクラス
タ数を決定する方法である。クラスタリング解析の分野
では多くのストッピング・ルールが知られている。いく
つかのストッピング・ルールの欠点は、それらがただ1
つのクラスタが存在すべきか否かを決定することができ
ないということである。1つまたは複数のクラスタを決
定することのできる知られているストッピング・ルール
の1つによれば、次式が満たされた場合には、最も近い
クラスタ(例えば、便宜的にクラスタC iおよびクラス
タCjと仮定する)が結び付けられるべきである。
【0046】
【数12】
【0047】上式中、zは標準正規分布からの臨界値で
あり、nfeaturesは特徴の数であり、niおよびnjはそ
れぞれクラスタCiおよびクラスタCjの観察値(または
特徴ベクトル)の数であり、SSiおよびSSjはそれぞ
れクラスタCiとクラスタCjに関する平均値からの2乗
距離の合計であり、かつSSijはそれぞれクラスタC
iがクラスタCjと組み合わされたときの平均値からの2
乗距離の合計である。クラスタCの平均値からの2乗距
離の合計は次式によって求められる。
【0048】
【数13】
【0049】上式中、x−(xに−が上付きしているも
のをこのように表す。)はクラスタCの平均ベクトルで
ある。標本平均は次式によって決定することができる。
【0050】
【数14】
【0051】上式中、nはクラスタCの観察値(または
特徴ベクトル)の数である。クラスタリング・アルゴリ
ズム36によれば、ステップ44により決定されるよう
に、最も近いクラスタCiおよびクラスタCjが結び付け
られるべきであり、かつ3つ以上のクラスタが残ってい
る場合、ステップ46が実行される。ステップ46で
は、最も近いクラスタCiおよびクラスタCjが組み合わ
された後、組み合わされたクラスタCi∪Cjと残りのク
ラスタとの間で新しい差異係数が決定される。ステップ
46では、残りのクラスタCkの各々について、この新
しい差異係数が以下の知られた更新式を用いることによ
り決定される。
【0052】
【数15】
【0053】ステップ46の後、ステップの流れはステ
ップ40に戻る。ステップ42によって決定されたよう
に、最も近いクラスタCiおよびクラスタCjが結び付け
られるべきであり、かつステップ44により決定された
ようにクラスタCiおよびクラスタCjの2つのみが残っ
ている場合、ステップ48によって曜日のタイプの数は
1つに設定される。
【0054】他方では、ステップ42がクラスタCi
よびクラスタCjが結び付けられるべきでないと決定し
た場合、ステップ50において曜日のタイプの数は残り
のクラスタの数に設定される。
【0055】ここまでパターン認識システム24および
それに関連するオペレーションの方法を十分に記載して
きたが、いくつかの異なる建物で行った実際の実地試験
の結果を記載することにする。以下に示した実地試験の
結果は3棟の別々の建物のみから得たものであるが、北
米における40棟を超えるデータを用いて上記のパター
ン認識アルゴリズムを試験かつ検証したことに注目され
るべきである。
【0056】図4、5および6は、建物12、13およ
び14それぞれに対する15分間のピーク消費量(例え
ば、実線52、56および60)および平均的な1日消
費量(例えば、点線54、58および62)の時系列グ
ラフ52〜62を示している。建物12、13および1
4に関して示した実地試験の結果の平均およびピークの
消費量の基準線は、季節により変化するように見えるこ
とが注目されるできである。建物12および13では、
基準消費水準レベルは恐らくは機械的な冷却による電気
消費量の増大が原因で、涼しい季節に比して暖かい月
(5月〜九月)では高くなっている。建物14ではこれ
とは反対の結果が見て取れ、例えば、涼しい季節では基
準消費水準がわずかに高くなっている。
【0057】この実地試験では、グラフ52〜62に示
したエネルギー消費データは、パターン認識システム2
4によって解析し、消費特性の類似する曜日を決定され
ている。表1は建物12、13および14に関する解析
の最終結果をまとめたものである。
【0058】
【表1】
【0059】表1では、クラスタを組み合わせるための
臨界Z値(すなわち、ストッピング値)は2である。し
たがって、zstopが2未満の場合、最も近いクラスタが
1つのクラスタに組み合わされる。この最終的なクラス
タは3棟の建物の各々で異なっていることに注意すべき
である。
【0060】表2は建物12についてクラスタリング・
アルゴリズム36のオペレーションの間の、最も近いク
ラスタ、クラスタ間の差異量および不等式(5)の右側
(すなわち、ストッピング・ルール)を示している。
【0061】
【表2】
【0062】建物12からのデータでは、臨界Z値が2
の場合の最終的なクラスタは週末(土、日)および平日
(月、火、水、木、金)である。表3は建物13につい
てクラスタリング・アルゴリズム36のオペレーション
中の、最も近いクラスタ、クラスタ間の差異量および不
等式(5)の右側を示している。
【0063】
【表3】
【0064】建物13からのデータでは、臨界Z値が2
の場合の最終的なクラスタは土、日および平日(月、
火、水、木、金)である。表4は建物14についてクラ
スタリング・アルゴリズム36のオペレーション中の、
最も近いクラスタ、クラスタ間の差異量および不等式
(5)の右側を示している。
【0065】
【表4】
【0066】建物14からのデータでは、臨界Z値が2
の場合の最終的クラスタは月、週末(土および日)およ
び{火、水、木、金}である。パターン認識システム2
4のオペレーションをさらに詳しく理解するために、多
くの補足的なグラフおよびプロット図が前述の実地試験
の各々について作成されている。しかし、以下に示す補
足的なグラフおよびプロット図はそれ自身がパターン認
識システム24の一部を形成するものではないが、それ
に代わって単に説明の目的で示されたものであることに
注意すべきである。
【0067】図7〜11は、すべて建物12に関連する
消費データに関連するものである。図7では、時系列グ
ラフ64および66は元の1日のピーク消費量(上の
線)および変換された1日のピーク消費量(下の線)を
表している。上記のように、元の1日のピーク消費量
(グラフ64)のベースラインは季節により変動してい
るように見える。上記の特徴ベクトル変換ブロック28
が電力消費量の季節変動を除外すると、結果としてゼロ
のベースライン68を有する変換された消費量(グラフ
66)が得られる。
【0068】図8は建物12に関する元のデータ(左
側)および変換されたデータ(右側)のそれぞれについ
て、週の各曜日のピーク消費量を表すボックス型プロッ
ト図70および72を示している。変換されたデータ
(ボックス型プロット図72)の中間の4分位範囲は元
のデータ(ボックス型プロット図70)の中間の4分位
範囲に比して非常に小さいことが注目されるべきであ
る。結果として、元のデータに比して変換されたデータ
では類似するピーク消費量特性を有する週の曜日を視覚
的に決定することが実質的に容易になっている。
【0069】図9は建物12に関する元のデータ(左
側)および変換されたデータ(右側)のそれぞれについ
て、週の各曜日の平均消費量を表す類似するボックス型
プロット図74および76を示している。変換されたデ
ータ(ボックス型プロット図76)のすべての平日に関
する平均消費量は類似していることが注目されるべきで
ある。このパターンは、ある元のデータ(ボックス型プ
ロット図74)において検出することが著しく困難であ
る。
【0070】図10は、建物12に関する週の各曜日の
通常の観察値(特徴ベクトル)、一次元アウトライア、
および二次元アウトライアについて、変換されたピーク
需要量(縦軸)対変換された平均消費量(横軸)を表す
格子型のプロット図78〜90を示している。金曜日の
プロット図(格子型プロット図88)は、3つのタイプ
のアウトライア、すなわち一次元アウトライア、二次元
アウトライア、および一次元および二次元のアウトライ
アの両方である観察値(特徴ベクトル)を含んでいるこ
とに注目すること。
【0071】図11は、平日および週末にそれぞれ相当
する最後の2つのクラスタ94および96を示す分散プ
ロット図92である。クラスタ94とクラスタ96との
間には重なり合う部分が見られないことが注目されるべ
きである。
【0072】同様のグラフおよびプロットが、図12〜
21に示されている。より特定的には、図12〜16
は、それらが建物12ではなく建物13に関連する消費
データに関連している場合を除き、概ね図5〜11にそ
れぞれ相当している。同様に、図17〜21はそれらが
建物12ではなく建物14に関連する消費データに関連
する場合を除き、概ね図5〜11にそれぞれ相当してい
る。
【0073】上記のパターン認識アルゴリズムの好適な
実施形態は説明のみを目的としたものであることに注目
することは重要である。本発明を特定の実施形態に関し
て記載してきたが、当業者には本明細書に記載した主題
の新規な教示および利点から実質的に逸脱することなく
多数の変形が可能であることが理解されよう。例えば、
アウトライア検出のための特定の方法を用いて本発明を
示してきたが、異なるアウトライア検出アルゴリズム
(またはアウトライア検出アルゴリズムを用いることさ
えしなくても)を用いることも可能である。別の例とし
ては、集積的クラスタリング法を用いて本発明を示して
きたが、異なるクラスタリング法を用いることも可能で
ある。したがって、これらおよびそのような他の変形
は、本発明の範囲にあることが意図されている。他の代
替、変形、変更および省略が、本発明の精神から逸脱す
ることなく好適な模範的実施形態および他の模範的な実
施形態の設計、動作条件および構成においてなされ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み入れた分布された設備管理システ
ムのブロック図である。
【図2】電力消費量が類似する曜日を決定するパターン
認識システムの主要な構成要素を示す図である。
【図3】最終的なクラスタ数を決定するストッピング・
ルールを用いた集積的クラスタリング・アルゴリズムの
フロー・チャートである。
【図4】第1の建物のピーク需要および平均的消費量デ
ータを示す時系列グラフである。
【図5】第2の建物のピーク需要および平均的消費量デ
ータを示す時系列グラフである。
【図6】第3の建物のピーク需要および平均的消費量デ
ータを示す時系列グラフである。
【図7】第1の建物のピーク需要および変換されたピー
ク需要を示す時系列グラフである。
【図8】第1の建物の元の需要および変換されたピーク
需要を示すボックス型プロット図である。
【図9】第1の建物の元の消費量および変換された平均
消費量を示すボックス型プロット図である。
【図10】第1の建物の通常のデータ、一次元アウトラ
イアおよび二次元アウトライアの変換されたピーク需要
対変換された平均消費量を示す格子型プロット図であ
る。
【図11】第1の建物の最終的クラスタを示すプロット
図である。
【図12】第2の建物のピーク需要および変換されたピ
ーク需要を示す時系列グラフである。
【図13】第2の建物の元の需要および変換されたピー
ク需要を示すボックス型プロット図である。
【図14】第2の建物の元の消費量および変換された平
均消費量を示すボックス型プロット図である。
【図15】第2の建物の通常のデータ、一次元アウトラ
イアおよび二次元アウトライアの変換されたピーク需要
対変換された平均消費量を示す格子型プロット図であ
る。
【図16】第2の建物の最終的クラスタを示すプロット
図である。
【図17】第3の建物のピーク需要および変換されたピ
ーク需要を示す時系列グラフである。
【図18】第3の建物の元の需要および変換されたピー
ク需要を示すボックス型プロット図である。
【図19】第3の建物の元の消費量および変換された平
均消費量を示すボックス型プロット図である。
【図20】第3の建物の通常のデータ、一次元アウトラ
イアおよび二次元アウトライアの変換されたピーク需要
対変換された平均消費量を示す格子型プロット図であ
る。
【図21】第3の建物の最終的クラスタを示すプロット
図である。
【符号の説明】
10 設備管理システム 12、13 建物 16 建物管理システム 17 主電気計器 18 中央ガス・メータ 19 主水量計 20 通信回線 24 パターン認識システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598147400 49200 Halyard Drive P lymouth, MI 48170 Uni ted States of Ameri ca (72)発明者 ジョン・イー・シーム アメリカ合衆国ウィスコンシン州53209, グレンデール,ウエスト・ウッドベリー・ レーン 1800 Fターム(参考) 5B056 BB71 BB72 BB75 HH01 5B075 ND20 NR12 PR06 QM08

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ化システムを用いてユーテ
    ィリティの消費量が類似する曜日を決定する方法であっ
    て、 複数の曜日のユーティリティの消費量を表すデータを収
    集するステップと、 前記データを解析してユーティリティの消費特性が類似
    する曜日を決定するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記収集ステップが少なくとも1つのセ
    ンサを用いて、前記ユーティリティの消費量を測定する
    ステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記測定ステップが、前記少なくとも1
    つのセンサを位置決めして電気計器、ガス・メータ、水
    量計、および装置の特定の部分への供給接続部のうち少
    なくとも1つを監視するステップを含む請求項2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーティリティは電気、ガスおよび
    水道のうちの少なくとも1つである請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記収集ステップが、前記コンピュータ
    ・システムのメモリに含まれたデータベースからのデー
    タを読み取るステップを含む請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記収集ステップが、通信回線を介して
    前記データを受信する請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記通信回線が、直接的なケーブル接
    続、ローカル・エリア・ネットワーク、広域エリア・ネ
    ットワーク、および電話回線のうち少なくとも1つであ
    る請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記データが建物のユーティリティ消費
    データの時系列である請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記建物のユーティリティ消費データ
    が、電気使用量、天然ガス消費量、地域暖房消費量、冷
    房需要、および暖房需要のうち少なくとも1つである請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記収集ステップが各曜日の少なくと
    も1つの所定のユーティリティ消費量の特徴を決定する
    ステップを含む請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記各曜日の少なくとも1つの所定の
    ユーティリティ消費量の特徴が、平均的な1日のユーテ
    ィリティ消費量、前記曜日の所定の時間間隔の間のユー
    ティリティのピーク消費量、および前記曜日の所定の時
    間間隔の間のユーティリティの最小消費量のうちの少な
    くとも1つから選択される請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記収集ステップが前記データを変換
    して季節変動を除外するステップを含む請求項1に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 前記変換ステップがある曜日のデータ
    と1週間の周期のデータとの間の差を決定するステップ
    を含む請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 以下の式を使用し、 【数1】 上式中、x〜dは曜日dの変換されたデータであり、xd
    は曜日dの元のデータであり、xd-3は曜日dの3日前
    のデータであり、xd-2は曜日dの2日前のデータであ
    り、xd-1は曜日dの1日前のデータであり、xd+1は曜
    日dの1日後のデータであり、xd+2は曜日dの2日後
    のデータであり、xd+3は曜日dの3日後のデータであ
    る請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記収集ステップが異常なユーティリ
    ティの消費データを識別しかつ除外するステップを含む
    請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記識別および除外ステップが、前記
    データのアウトライア解析を実行する請求項15に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 前記データが各曜日についてN個の消
    費特性を含み、かつ前記アウトライア解析は各曜日につ
    いてN回行われる請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記アウトライア解析が、Gener
    alized Extreme Studentize
    d Deviate(GESD)による統計学的手順を
    用いて実行される請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記GESDによる統計学的手順が、
    アウトライアが存在しない場合に、 1つまたは複数のアウトライアを不正確に宣言する確率
    (α)と、 アウトライアの可能性がある数の上限(nu)と、を含
    むユーザが選択した2つのパラメータを用いる請求項1
    8に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記アウトライアが、α=0.1およ
    び次の不等式 【数2】 を満たす最大の整数に設定されたnuを用いて決定され
    る請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記解析ステップがクラスタリング・
    アルゴリズムを使用する請求項1に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記クラスタリング・アルゴリズム
    が、集積的な階層的クラスタリング法の形式を含む請求
    項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記クラスタリング・アルゴリズム
    が、各曜日を別個のクラスタとして定義する請求項21
    に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記クラスタリング・アルゴリズム
    が、クラスタの各対間の差異量を決定することによって
    継続する請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 任意の2つのクラスタ間の差異量が差
    異係数である請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記2つのクラスタ間の差異係数を前
    記クラスタの観察値のすべての対間の平均距離として定
    義するステップをさらに含み、前記対の1つの観察値は
    1つのクラスタに属し、かつその他の観察値はその他の
    クラスタに属している請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 クラスタCiとクラスタCjとの各対間
    の差異係数が次式から決定され、 【数3】 上式中、niはクラスタCiの観察値の数であり、nj
    クラスタCjの観察値の数であり、かつd(x,y)は
    観察値xとyとの間の差異量である請求項26に記載の
    方法。
  28. 【請求項28】 観察値xとyとの間の差異量が以下の
    ユークリッド距離であり、 【数4】 上式中、ciは観察値xのIth変数の値である請求項2
    7に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記クラスタリング・アルゴリズム
    が、可能性のあるすべてのクラスタの対の中から最も近
    いクラスタの対を発見することによって継続する請求項
    23に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記発見ステップが可能性のあるすべ
    てのクラスタ対間の差異量を用いて前記最も近いクラス
    タ対を識別するステップを含む請求項29に記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 前記クラスタリング・アルゴリズム
    が、クラスタの最終的な数を決定するストッピング・ル
    ールを使用する請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記クラスタリング・アルゴリズム
    が、前記最も近いクラスタ対を組み合わされたクラスタ
    と結び付けるべきかどうかを決定するストッピング・ル
    ールを使用する請求項29に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記ストッピング・ルールが、以下の
    式が満たされた場合に、クラスタCiとクラスタCjとの
    最も近い対を結び付けるべきであると決定し、 【数5】 上式中、zは標準正規分布からの臨界値であり、n
    featuresは特徴の数であり、niおよびnjはそれぞれク
    ラスタCiおよびクラスタCjの観察値の数であり、SS
    iおよびSSjはそれぞれクラスタCiとクラスタCjに関
    する平均値からの2乗距離の合計であり、かつSSij
    はそれぞれクラスタCiがクラスタCjと組み合わされた
    ときの平均値からの2乗距離の合計である請求項32に
    記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記ストッピング・ルールが前記最も
    近いクラスタが結び付けられるべきであると決定した場
    合、前記最も近いクラスタ対を組み合わされたクラスタ
    と組み合わせるステップをさらに含む請求項32に記載
    の方法。
  35. 【請求項35】 前記ストッピング・ルールが前記最も
    近いクラスタが結び付けられるべきであると決定した場
    合、以下の更新式を用いて前記結び付けられたクラスタ
    と残りの各クラスタとの間の差異係数を更新するステッ
    プをさらに含み、 【数6】 上式中、Ci∪Cjは前記組み合わされたクラスタであ
    り、Ckは前記残りのクラスタである請求項34に記載
    の方法。
  36. 【請求項36】 前記ストッピング・ルールが前記最も
    近いクラスタが結び付けられるべきであり、かつ2つの
    クラスタが残っていると決定した場合、曜日のタイプの
    数を1つに設定するステップをさらに含む請求項32に
    記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記ストッピング・ルールが前記最も
    近いクラスタが結び付けられるべきでないと決定した場
    合、曜日のタイプの数を前記残りのクラスタの数に設定
    するステップをさらに含む請求項32に記載の方法。
  38. 【請求項38】 コンピュータ化システムを用いてユー
    ティリティの消費量が類似する曜日を決定する方法であ
    って、 複数の曜日にわたるユーティリティの消費データの時系
    列を受信するステップと、 前記時系列の各曜日の対象となる少なくとも1つの特徴
    を生成するステップと、 前記各曜日の対象となる少なくとも1つの特徴を変換し
    て、そこに存在する季節変動を除外するステップと、 前記対象となる特徴を曜日毎にグループ化して7つのク
    ラスタを定めるステップと、 前記対象となる各特徴の7つのクラスタからアウトライ
    アを識別しかつ除外するステップと、 前記7つのクラスタを解析してユーティリティの消費特
    性が類似する曜日を決定するステップとを含む方法。
  39. 【請求項39】 ユーティリティの消費量が類似する曜
    日を決定する装置であって、 複数の曜日のユーティリティ消費量を表す時系列データ
    を収集するステップと、 前記時系列を解析してユーティリティの消費特性が類似
    する曜日を決定するステップとを行うプログラムを実行
    するプロセッサを備えた装置。
  40. 【請求項40】 前記装置が前記時系列データを含んだ
    メモリを備え、かつ前記収集ステップを実行するため
    に、前記プログラムは前記プロセッサに前記メモリから
    前記時系列データを読み取らせる請求項39に記載の装
    置。
  41. 【請求項41】 前記装置が通信回線を介して前記時系
    列データを含んだソースに接続されており、かつ前記収
    集ステップを実行するために、前記プログラムは前記プ
    ロセッサに前記ソースから前記時系列データを受信させ
    る請求項39に記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記収集ステップを実行するために、
    前記プログラムは前記プロセッサに前記時系列データの
    各曜日の対象となる少なくとも1つの特徴を生成させる
    請求項39に記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記収集ステップを実行するために、
    前記プログラムは前記プロセッサに前記時系列データを
    変換させて季節変動の影響を除外させる請求項39に記
    載の装置。
  44. 【請求項44】 前記時系列データから前記季節変動の
    影響を除外するために、前記プログラムは前記プロセッ
    サにある曜日のデータと1週間の周囲のデータとの間の
    差を決定させる請求項43に記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記収集ステップを実行するために、
    前記プログラムは前記プロセッサに異常なユーティリテ
    ィ消費データを識別かつ除外させる請求項39に記載の
    装置。
  46. 【請求項46】 異常なユーティリティ消費データを識
    別かつ除外するために、前記プログラムは前記プロセッ
    サにアウトライア解析を実行させる請求項45に記載の
    装置。
  47. 【請求項47】 前記解析ステップを実行するために、
    前記プログラムは前記プロセッサにクラスタリング・ア
    ルゴリズムを実行させる請求項39に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記クラスタリング・アルゴリズムを
    実行するために、前記プログラムは前記プロセッサに、 各曜日のデータを別個のクラスタとして定義させるステ
    ップと、 各クラスタ対間の差異量を決定させるステップと、 ストッピング・ルールが最も近いクラスタ対が組み合わ
    されるべきであると示したときに、前記最も近接するク
    ラスタ対を組み合わせ、かつ前記差異量を更新するステ
    ップと、 前記ストッピング・ルールが前記最も近接するクラスタ
    が組み合わされるべきか、またはクラスタの数が1に等
    しいと示すときに終了するステップとを実行させる請求
    項47に記載の装置。
  49. 【請求項49】 ユーティリティの消費量が類似する曜
    日を決定する装置であって、 複数の曜日にわたるユーティリティ使用データの時系列
    データを受信する手段と、 前記時系列の各曜日の対象となる少なくとも1つの特徴
    を生成する手段と、 前記各曜日の対象となる少なくとも1つの特徴を変換し
    て、そこに存在する季節変動を除外する手段と、 曜日毎に前記対象となる特徴をグループ化して7つのク
    ラスタを定める手段と、 前記対象となる各特徴の7つのクラスタからアウトライ
    アを識別かつ除外する手段と、 前記7つのクラスタを解析してユーティリティ消費特性
    が類似する曜日を決定する手段とを備えた装置。
  50. 【請求項50】 前記解析手段が、集積的な階層的クラ
    スタリング法の形式のクラスタリング・アルゴリズムを
    実行するプロセッサを備えた請求項49に記載の装置。
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