JP2003236864A - フィルタ切替方法 - Google Patents

フィルタ切替方法

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JP2003236864A
JP2003236864A JP2002042923A JP2002042923A JP2003236864A JP 2003236864 A JP2003236864 A JP 2003236864A JP 2002042923 A JP2002042923 A JP 2002042923A JP 2002042923 A JP2002042923 A JP 2002042923A JP 2003236864 A JP2003236864 A JP 2003236864A
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valve
liquid
dope
flow rate
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Sakae Nishijima
栄 西島
Yutaka Hirose
豊 広瀬
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタからの異物流出が発生しないように
する。 【解決手段】 使用中のフィルタを新しいフィルタに切
り替える際、弁24の停止状態を解放した後に(T
1)、使用中のフィルタ7側の送液ポンプ5を駆動させ
た状態で新しいフィルタ6側の送液ポンプ4を駆動させ
て、使用中のフィルタ7と新しいフィルタ6とに送液さ
れるドープ12の流量の総和を一定に保ちつつ、使用中
のフィルタ7に送液されるドープ12の流量を減少させ
るとともに、新しいフィルタ6に送液されるドープ12
の流量を増加させ(T2〜T3)、最終的に新しいフィ
ルタ6のみでドープ12を濾過する(T3〜)。単一で
使用しているときの圧力よりも、フィルタ切り替え時の
圧力が僅かに高くなるので、使用していたフィルタ7か
らの異物流出がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタを交代で
用いてドープを連続的に濾過した後、ダイにより流延す
る際のフィルタ切替方法に関し、溶液製膜設備、塗布設
備などの濾過装置に用いられる。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料や偏光板の保護膜などに使
用されるセルローストリアセテートフィルムは溶液製膜
方法によって製造されている。この溶液製膜方法は、セ
ルローストリアセテートおよび各種添加剤を溶剤に溶解
したドープを、流延ダイから流延バンドまたは流延ドラ
ム上に流延した後、乾燥工程を経てフィルムを得るもの
である。
【0003】ドープには不純物や未溶解のゲルなどの異
物が混在するため、そのまま製膜すると完成したフィル
ムに異物が混入してしまい、製品として使用できない。
このため、従来の溶液製膜設備では、製膜の送液工程に
フィルタを設置し、ドープを流延する前にフィルタで濾
過して、ドープから異物を取り除いて流延している。ま
た、連続送液できるように複数、例えば2つのフィルタ
を並列に設け、送液中にフィルタを切り替えて製膜を行
っている。この切り替えは、各フィルタの出口側に流量
を調節するバルブを設け、このバルブを微小量開閉して
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなフィルタの切替方法には、フィルタを切り替える
際の急激な圧力変動により、切り替えた新たなフィルタ
や、それまで使用していたフィルタから異物が流出する
ことがあった。また、バルブの開閉というアナログ的な
動作が必要となるため、装置を自動化することが困難で
あった。
【0005】本発明は、フィルタを切り替える際の圧力
変動を緩和し、フィルタからの異物流出が発生しないよ
うにしたフィルタ切替方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、並列に設けられた複数のフィルタに連結
された定流量ポンプを介して、前記フィルタで濾過した
ドープをダイから連続的に流延する際に、使用中のフィ
ルタを新しいフィルタに切り替える方法において、少な
くとも2つの入液口と、これら2つの入液口の間に設け
られた1つの出液口と、前記2つの入液口および前記出
液口の間に形成される送液経路内で移動自在な弁と、こ
の弁を移動させて前記2つの入液口の一方を塞ぐように
停止させる弁停止機構とを備えたバルブを設け、このバ
ルブの各入液口に各フィルタの出口側を接続し、前記出
液口に前記定流量ポンプの入口側を接続し、前記ドープ
をフィルタに送液するための送液ポンプを各フィルタの
入口側にそれぞれ設け、使用中のフィルタを新しいフィ
ルタに切り替える際に、前記弁停止機構による弁の停止
状態を解放した後に、使用中のフィルタ側の送液ポンプ
を駆動させた状態で新しいフィルタ側の送液ポンプを駆
動させて、使用中のフィルタと新しいフィルタとに送液
されるドープの流量の総和を一定に保ちつつ、使用中の
フィルタに送液されるドープの流量を減少させるととも
に、新しいフィルタに送液されるドープの流量を増加さ
せ、最終的に新しいフィルタのみでドープを濾過するこ
とを特徴とする。
【0007】なお、前記使用中のフィルタに送液される
ドープの流量が減少したときに、使用中のフィルタ側の
送液ポンプを停止させ、その後、前記弁停止機構を作動
させることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を実施した溶液製
膜設備の概略図を示す。溶液製膜設備2は、貯蔵タンク
3、第1送液ポンプ4、第2送液ポンプ5、第1フィル
タ6、第2フィルタ7、バランスバルブ8、圧力調整バ
ルブ9、定流量ポンプ10、および流延部11などから
構成されている。貯蔵タンク3には、図示しない調製タ
ンクで調製されたドープ12が貯蔵されている。ドープ
12は、セルローストリアセテートおよび各種添加剤を
溶剤に溶解したものであり、第1送液ポンプ4により第
1フィルタ6へ、第2送液ポンプ5により第2フィルタ
7へそれぞれ送液される。第1フィルタ6、あるいは第
2フィルタ7で濾過されたドープ12は、定流量ポンプ
10を介して流延部11に送液され、流延部11に設け
られた図示しない流延ダイにより連続的に流延される。
その後、乾燥、剥離などの工程を経てセルローストリア
セテートフィルムが得られる。
【0009】圧力調整バルブ9は、バランスバルブ8の
出口側と定流量ポンプ10との間に設けられた経路13
に配置されている。溶液製膜設備2では、第1フィルタ
6、あるいは第2フィルタ7の流量を定流量ポンプ10
の吐出量Qよりも多くし、その余剰分dQを圧力調整バ
ルブ9を介して貯蔵タンク3に逆戻ししている。したが
って、フィルタの流量が変動した場合でも、その変動分
を貯蔵タンク3へ戻すことにより吸収できるので、定流
量ポンプ10の圧力を常に一定にすることができる。す
なわち、定流量ポンプ10の吐出量Qを常に一定に保つ
ことができる。なお、符号14は、圧力調整バルブ9に
接続された圧力計である。
【0010】図2に示すように、バランスバルブ8は、
第1フィルタ6および第2フィルタ7の出口に接続され
る第1、第2入液口21、22と、圧力調整バルブ9お
よび定流量ポンプ10の入口に接続される出液口23
と、弁24と、シャフト25および第1、第2アクチュ
エータ26、27と、第1、第2弁位置検出器(リミッ
トスイッチ、LS)33、34(図3参照)とを備えて
いる。弁24は、第1、第2入液口21、22と出液口
23との間に形成される送液経路28内に設置されてお
り、シャフト25を介してこの送液経路28間を移動す
る。第1、第2アクチュエータ26、27は、詳しくは
後述するように、2つの入液口21、22の一方を塞ぐ
ように送液経路28内に弁24を停止させる。第1、第
2アクチュエータ26、27は、エアシリンダーから構
成されている。これらのアクチュエータ26、27に
は、それぞれ第1、第2電磁弁(SV1、SV2)2
9、30が接続され、各電磁弁のON/OFFによって
エアーが供給され動作制御される。なお、このバランス
バルブ8は、送液経路28中に液溜まりができない構造
にすることができ、洗浄性に優れているため、装置メン
テナンスの点で有利である。
【0011】図3の弁24の周辺部を示す拡大図におい
て、送液経路28には、第1、第2ストッパー31、3
2が形成されている。これらのストッパー31、32
に、弁24が当接して、第1入液口21、あるいは第2
入液口22を塞ぐ位置に弁24が停止する。また、前述
の第1弁位置検出器(LS1)33は、弁24が第1入
液口21を塞ぐ位置にあることを検出し、第2弁位置検
出器(LS2)34は、弁24が第2入液口22を塞ぐ
位置にあることを検出する。なお、これらの弁位置検出
器33、34は、説明の便宜上、各ストッパー31、3
2に対応する位置に描かれているが、実際は各アクチュ
エータ26、27の近傍に配置されている。
【0012】表1に、SV1およびSV2のON/OF
Fによる弁24の動作状態を示す。
【0013】
【表1】
【0014】SV1がON、SV2がOFF(モード
1)のときには、第1アクチュエータ26が動作してシ
ャフト25を第1入液口21側に引っ張り、弁24が第
1ストッパー31に当接して第1入液口21を塞ぐ位置
に停止する(図2または図3の位置)。一方、SV1が
OFF、SV2がON(モード2)のときには、モード
1の場合とは逆に、第2アクチュエータ27が動作して
シャフト25を第2入液口22側に引っ張り、弁24が
第2入液口22を塞ぐ位置に停止する。SV1およびS
V2がともにOFF(モード0)のときには、弁24は
送液経路28内を移動可能となる。なお、SV1および
SV2がともにONすることはない。
【0015】弁24に加わる力Fは、シャフト25を経
由した第1、第2アクチュエータ26、27からの引力
Fa、第1入液口21側にある液体から弁24の単位面
積にかかる液圧力P1と第1入液口21側における弁2
4の液体接触面積S1との積による力F1、および第2
入液口22側にある液体から弁24の単位面積にかかる
液圧力P2と第2入液口22側における弁24の液体接
触面積S2との積による力F2の総和によるもので、次
式で表される。 F=F1+F2+Fa=P1×S1+P2×S2+Fa なお、弁24の上部および下部の表面(図3の塗り潰し
部分)に加わる液圧力の総和は0となるため、S1とS
2はほぼ等しいと見なせる。
【0016】モード1の時、P1=0、P2<0、Fa
<0で、F<0(第2入液口22側を正とする。)とな
り、弁24は第1入液口21側に力を受け、第1入液口
21を塞ぐ位置に停止する。これにより、第2フィルタ
7のみからのドープ12の送液が可能となる。一方、モ
ード2の時、P1>0、P2=0、Fa>0で、F>0
となり、弁24は第2入液口22側に力を受け、第2入
液口22を塞ぐ位置に停止する。これにより第1フィル
タ6のみからのドープ12の送液が可能となる。
【0017】次に、上記構成による溶液製膜設備2で、
フィルタの切り替えを行う方法について、図4および図
5を参照して説明する。今、第2フィルタ7を使用して
おり、第1フィルタ6に切り替えるものとする。このと
き(図4のT0)、第2送液ポンプ5は運転、第1送液
ポンプ4は停止、圧力調整バルブ9は開(制御中)、L
S1がON、LS2がOFF、SV1がON、SV2が
OFFのモード1の状態で、第1アクチュエータ26の
みが動作して、弁24は第1入液口21を塞ぐ位置に停
止している。また、前述のように、P1=0、P2<
0、Fa<0で、F<0となっている。また、フィルタ
の出口流量は、定流量ポンプ10の吐出量Q+余剰分d
Qとなっている。
【0018】T1時に、SV1をOFFにしてモード0
の状態に移行する。これと同時に第1送液ポンプ4を出
力R0で運転し、第1フィルタ6へドープ12を送液し
始める。そして、第1入液口21にドープ12が送液さ
れてP1が増加し、P1=P2の圧力平衡状態となる。
この圧力平衡状態を経て、T2時にP1>P2となり、
弁24が第1入液口21を塞ぐ位置から移動し始め、L
S1がOFF、すなわち、第1フィルタ6に送液された
ドープ12と第2フィルタ7に送液されたドープ12と
が送液経路28内で合流する。フィルタの出口流量は、
Q+dQから第1送液ポンプ4の出力R0による運転の
増加分dQRだけ増加する。なお、出力R0は、P1>
P2となるために必要な最小の値に設定されている。ま
た、dQR/Qは、1%以下に設定されている。
【0019】LS1がOFFになったと同時に、第2送
液ポンプ5の出力を減速させるとともに第1送液ポンプ
4の出力を増速させる。このときの出力増減速変位dR
は等しくなっている。これにより、第1フィルタ6と第
2フィルタ7に送液されるドープ12の流量の総和を一
定に保ちつつ、第2フィルタ7に送液されるドープ12
の流量が減少するとともに、第1フィルタ6に送液され
るドープ12の流量が増加していく。そして、第2送液
ポンプ5の出力がR0と等しくなった時点(T3)で、
第2送液ポンプ5を停止させ、第1送液ポンプ4のみで
送液させる。フィルタの出口流量は、再びQ+dQに戻
る。そして、SV2をONにしてモード2の状態に移行
し、第1フィルタ6のみによるドープ12の濾過を行
う。フィルタの切り替えが終了したら、使用済みの第2
フィルタ7を新品のフィルタに適宜交換する。なお、第
1フィルタ6を使用していて、第2フィルタ7に切り替
える場合も、上記切り替え動作は同様に行われる。ま
た、図5中のPm1、Pm2は、それぞれ第1送液ポン
プ4、第2送液ポンプ5である。
【0020】第1フィルタ6と第2フィルタ7に送液さ
れたドープ12が送液経路28内で合流する際、第2フ
ィルタ7の出口側液圧力は僅かに変動するが、この圧力
変動は必ず正圧側になるため、使用していた第2フィル
タ7から異物が流出することがない。また、モード0で
弁24が送液経路28を移動する際の圧力変動は、フィ
ルタ出口側液圧力には無関係で、弁24とシャフト25
による機械的摩擦力のみに依存する。この機械的摩擦力
は、きわめて低い値にすることができ、弁24の移動開
始時の差圧は10KPa以下にできるため、広い液圧力
範囲において、非常に僅かで滑らかな圧力変動でフィル
タの切り替えを行うことができる。さらに、弁24が送
液経路28を移動する際、弁24全体で液圧力を受ける
ため、圧力調整バルブ9に異物が詰まっている場合で
も、問題なく移動させることができる。
【0021】上記一連の切り替え動作は、電磁弁やリミ
ットスイッチなどの簡単なON/OFF動作により行わ
れているため、シーケンサやコンピュータを用いてデジ
タル制御をすることができ、装置の自動化が容易に可能
となる。
【0022】上記実施形態では、2つの入液口と1つの
出液口と2つのアクチュエータを有するバランスバルブ
8を挙げて説明したが、図6および図7に示すようなバ
ランスバルブ41、61を用いてもよい。図6に示すバ
ランスバルブ41は、第1、第2入液口42、43およ
び出液口44の他に、洗浄用入液口45、46を備えて
いる。この洗浄用入液口45、46から所定のタイミン
グで洗浄液が送液され、バランスバルブ41内が洗浄さ
れる。この場合、バランスバルブ41を装置から取り外
さなくても洗浄することができるので、装置メンテナン
スを容易にすることができる。また、図7に示すバラン
スバルブ61には、1つのアクチュエータ62が設けら
れており、このアクチュエータ62により、2つの入液
口63、64の1方を塞ぐようにシャフト65を介して
送液経路66内に弁67を停止させる。アクチュエータ
62には、1つの電磁弁68が接続され、この電磁弁6
8のON/OFFによって動作制御される。この場合、
アクチュエータと電磁弁が1つ減る分だけ装置を小型化
することが可能である。
【0023】定流量ポンプ10の吐出量Qは、20〜8
0L/minの範囲、圧力調整バルブ9を通過する余剰
分dQは、5〜30L/minの範囲、フィルタ切り替
え時における使用中のフィルタおよび新しいフィルタの
出口側圧力差(圧力損失差)は、0.5〜2MPaの範
囲で適宜変更することが可能である。
【0024】なお、溶液製膜法によって形成されるフィ
ルムであれば、上記実施形態のセルロースアセテートフ
ィルムに限定されない。また、本発明は、セルロースフ
ィルムの製造に使用可能な各種濾過装置および濾材を適
用することができる。濾過装置としては、フィルタプレ
ス、キャンドルタイプフィルタなどがあり、濾材として
は、濾布、濾紙、金属メッシュ、金属繊維、燒結金属、
不織布、多孔板などがある。さらに、上記実施形態で
は、溶液製膜設備のフィルタ切り替えについて説明した
が、この他に、各種支持体に塗膜を形成する塗布設備に
本発明を適用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明のフィルタ切替方
法によれば、使用中のフィルタを新しいフィルタに切り
替える際に、弁停止機構による弁の停止状態を解放した
後に、使用中のフィルタ側の送液ポンプを駆動させた状
態で新しいフィルタ側の送液ポンプを駆動させて、使用
中のフィルタと新しいフィルタとに送液されるドープの
流量の総和を一定に保ちつつ、使用中のフィルタに送液
されるドープの流量を減少させるとともに、新しいフィ
ルタに送液されるドープの流量を増加させ、最終的に新
しいフィルタのみでドープを濾過するので、フィルタを
切り替える際の圧力変動が緩和され、それまで使用して
いたフィルタから異物が流出しないようにすることでき
る。また、流延ヘッドにおける膜厚変動が抑えられるた
め、製膜フィルムや塗膜の品質を向上させることが可能
である。さらに、上記一連の切り替え動作は、容易にデ
ジタル制御をすることができるので、装置の自動化を促
進させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した溶液製膜設備の概略図であ
る。
【図2】バランスバルブの内部断面図である。
【図3】弁周辺部の拡大図である。
【図4】フィルタ切り替え時における送液ポンプ出力
(A)およびフィルタ出口流量(B)のタイミングチャ
ートである。
【図5】一連のフィルタ切り替え動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】バランスバルブの別の実施形態を示す内部断面
図である。
【図7】バランスバルブのさらに別の実施形態を示す内
部断面図である。
【符号の説明】
2 溶液製膜設備 4、5 送液ポンプ 6、7 フィルタ 8 バランスバルブ 12 ドープ 21、22 入液口 23 出液口 24 弁 26、27 アクチュエータ 28 送液経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 7:00 B01D 35/02 L Fターム(参考) 3H067 AA02 AA32 BB02 BB12 CC04 CC46 CC54 DD03 DD12 DD32 EA13 FF12 GG12 GG29 4D064 AA27 BP07 BP10 4F205 AA01 AC05 AG01 AR14 GA07 GB02 GE02 GE16 GE29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に設けられた複数のフィルタに連結
    された定流量ポンプを介して、前記フィルタで濾過した
    ドープをダイから連続的に流延する際に、使用中のフィ
    ルタを新しいフィルタに切り替える方法において、 少なくとも2つの入液口と、これら2つの入液口の間に
    設けられた1つの出液口と、前記2つの入液口および前
    記出液口の間に形成される送液経路内で移動自在な弁
    と、この弁を移動させて前記2つの入液口の一方を塞ぐ
    ように停止させる弁停止機構とを備えたバルブを設け、
    このバルブの各入液口に各フィルタの出口側を接続し、
    前記出液口に前記定流量ポンプの入口側を接続し、 前記ドープをフィルタに送液するための送液ポンプを各
    フィルタの入口側にそれぞれ設け、 使用中のフィルタを新しいフィルタに切り替える際に、
    前記弁停止機構による弁の停止状態を解放した後に、使
    用中のフィルタ側の送液ポンプを駆動させた状態で新し
    いフィルタ側の送液ポンプを駆動させて、使用中のフィ
    ルタと新しいフィルタとに送液されるドープの流量の総
    和を一定に保ちつつ、使用中のフィルタに送液されるド
    ープの流量を減少させるとともに、新しいフィルタに送
    液されるドープの流量を増加させ、最終的に新しいフィ
    ルタのみでドープを濾過することを特徴とするフィルタ
    切替方法。
  2. 【請求項2】 前記使用中のフィルタに送液されるドー
    プの流量が減少したときに、使用中のフィルタ側の送液
    ポンプを停止させ、その後、前記弁停止機構を作動させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ切替方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006263990A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Photo Film Co Ltd 溶液製膜設備及び濾過装置のフィルタ交換方法

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