JP2003236800A - セラミックスナノ構造体とその組成物並びにその製造方法 - Google Patents

セラミックスナノ構造体とその組成物並びにその製造方法

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JP2003236800A
JP2003236800A JP2002039264A JP2002039264A JP2003236800A JP 2003236800 A JP2003236800 A JP 2003236800A JP 2002039264 A JP2002039264 A JP 2002039264A JP 2002039264 A JP2002039264 A JP 2002039264A JP 2003236800 A JP2003236800 A JP 2003236800A
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nanostructure
ceramics
metal
ceramic
surfactant
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JP2002039264A
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Susumu Yoshikawa
暹 吉川
Motonari Adachi
基齊 足立
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Japan Science and Technology Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/542Dye sensitized solar cells

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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な柱状ナノ構造体を提供する。 【解決手段】 亜鉛(Zn)、ニオブ(Nb)、イット
リウム(Y)およびタンタル(Ta)から選択された金
属の酸化物により主として構成され、短軸断面の最大外
径が500nm以下の柱状体であるセラミックスナノ構
造体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、セラミッ
クスナノ構造体とその組成物並びにその製造方法に関す
るものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、電
子、光、磁気、半導体等のナノデバイスや、高強度材
料、触媒、分散材等としての機能に優れた、新しいセラ
ミックスナノ構造体とその組成物並びにその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】カーボンナノチューブ、すな
わち炭素原子が筒状に並んだナノメートルの大きさのチ
ューブ状炭素物質が1991年に飯島澄男博士により見
出されて以来、ナノ構造物質とその新しい機能について
の研究が様々な観点とアプローチから精力的に進められ
ている。
【0003】飯島博士により見出されたカーボンナノチ
ューブについては、アーク放電法、レーザー加熱法、C
VD法等により製造することが可能とされている。その
後、1992年、Tenne博士はMoS2,WS2のナノチ
ューブがMoOの単結晶に硫化水素を反応させてつくる
ことに成功した。
【0004】また、近年では、窒化ホウ素(BN)のナ
ノチューブも窒化ホウ素を出発原料とし、アーク放電法
や高圧下でのレーザー加熱法、プラズマ解離蒸発法によ
り合成できることが報告されている。
【0005】一方、ゾル/ゲル法による金属酸化物のナ
ノ物質の合成法についても、1995年の中村・松井の
方法が報告されて以降 1)結晶を鋳型にする方法 2)カーボンナノチューブを鋳型にする方法 3)多孔質アルミナを鋳型にする方法 4)有機ナノチューブや、コラーゲン、TMV、糖鎖脂
質を鋳型にする方法 等が提案されてきている。しかしながら、これらの方法
では、通常はポリクリスタリン(多結晶の凝集した構
造)になることが多い。
【0006】このため、精密な微小ナノ構造を有する物
質を形成することは実質的には困難であった。
【0007】これに対し、鋳型を用いない方法としては
春日らのアルカリ溶液中でのTiO 2の成長が報告され
ているが、TiO2の機能、特に光触媒活性の点におい
て高い活性が得られないことと、チタニア以外の金属酸
化物への拡張は不可能であるため今後の展開は難しいと
考えられている。
【0008】このような状況において、この出願の発明
者らは、低分子界面活性剤を鋳型にしてセラミックスナ
ノチューブ構造体を実現することを可能とし、そのため
の方法をすでに提案している。
【0009】だが、発明者らの開発したこの新しい方法
はまさにその可能性の端初を拓いたものであって、技術
の発展のためには依然として多くの未踏の領域が残され
ていた。その代表的なものとしては、各種の様々な金属
元素のナノ構造体は実現可能なのかどうかの課題があっ
た。
【0010】本来的にセラミックスは半導体材料、色
材、光触媒、触媒、超伝導、磁性材料、電子材料、エネ
ルギー変換材料、発熱材料を始めとする多くの分野にお
いて、耐熱性や多様な機能を有する材料として期待され
ていることから、微小なナノ構造体をこれまでに知られ
ていない金属の化合物として新しい機能を実現すること
が期待されるが、これまでのところほとんど実現されて
きていない。このため、当然にも、機能を最適にするた
めのセラミックスナノ構造の形成や機能選択性の自由度
も見出されていないのが実情であった。
【0011】そこで、この出願の発明は、以上のとおり
の課題を解決することのできる、新しい技術的方策を提
供することを発明が解決すべき課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、第1には、亜鉛(Z
n)、ニオブ(Nb)、イットリウム(Y)およびタン
タル(Ta)から選択された金属の酸化物により主とし
て構成され、短軸断面の最大外径が500nm以下の柱
状体であることを特徴とするセラミックスナノ構造体を
提供する。
【0013】また、この出願の発明は、第2には、柱状
体の両端あるいは片端が開いた開口先端部を有するか、
または両端が閉じている開口先端部を有することを特徴
とする前記のセラミックスナノ構造体を、第3には、柱
状体の長軸の長さが断面最大径に比べて3倍以上である
ことを特徴とするセラミックスナノ構造体を、第4に
は、柱状体の長軸に直角な断面の外形状が湾曲形状また
は多角形状であることを特徴とするセラミックスナノ構
造体を、第5には、柱状体はナノチューブまたはナノワ
イヤの構造を有することを特徴とするセラミックスナノ
構造体を提供する。
【0014】そして、この出願の発明は、第6には、以
上いずれかのセラミックスナノ構造体の少くとも1種を
含むことを特徴とするセラミックスナノ構造体含有組成
物を提供し、第7には、セラミックスナノ構造体ととも
に、無機物、金属、合金および有機物の1種以上を含む
ことを特徴とするセラミックスナノ構造体含有組成物を
提供する。
【0015】さらに、この出願の発明は、第8には、前
記いずれかのセラミックスナノ構造体の製造方法であっ
て、金属の化合物を両親媒性分子の存在下に溶媒中で水
と接触させて固化することを特徴とするセラミックスナ
ノ構造体の製造方法を提供し、第9には、前記組成物の
製造方法であって、金属の化合物を両親媒性分子の存在
下に溶媒中で水と接触させて固化することを特徴とする
セラミックスナノ構造物含有組成物の製造方法を、第1
0には、金属の化合物を両親媒性分子の存在下に溶媒中
で水と接触させて固化する場合に、無機物、金属、合金
および有機物の1種以上を添加することを特徴とするセ
ラミックスナノ構造物含有組成物の製造方法を提供す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】この出願の発明は上記のとおりの
特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態につい
て説明する。
【0017】なによりも特徴的なことは、この出願の発
明においては、まず、特有の金属元素の酸化物により主
として構成され、短軸断面の最大外径が500nm以下
の柱状体としてのセラミックスナノ構造体が提供される
ことである。
【0018】ここで、特有の金属元素とは、亜鉛(Z
n)、ニオブ(Nb)、イットリウム(Y)およびタン
タル(Ta)のうちから選ばれたものである。
【0019】この出願の発明では、主として、これら金
属の酸化物によりセラミックスナノ構造体が構成され
る。ここで「主として」の言葉は、実質的にほとんどが
金属の酸化物であって、ナノ構造体の形成にとって許容
される範囲内でそれ以外の金属等の混入や介在があって
もよいことを意味している。
【0020】この出願のセラミックスナノ構造体は、こ
のように、特有の金属元素の酸化物により形成されてい
るとともに、その形状が、柱状体であって、短軸断面の
最大径は500nm以下である。この場合の柱状体は、
たとえば、その長軸に直角な断面の外形が円形、楕円形
あるいはその他の形状を含めた湾曲状であるか、あるい
はn個の角部を持つ多角形状であって、その両端あるい
は片端が開いた開口先端部を有する中空体であってもよ
いし、両端が閉じている中実体であってもよい。
【0021】中空体の場合にはたとえばナノチューブと
して、また中実体の場合にはナノワイヤとしてその構造
を例示することができる。
【0022】この出願の発明においては、より代表的な
セラミックスナノ構造体としては、柱状体の長軸の長さ
(L)が、短軸断面最大径(D)に比べて3倍以上、L
≧3Dであるものを例示することができる。
【0023】たとえば以上のとおりのこの出願の発明の
セラミックスナノ構造体についてその製造法を説明する
と、従来ナノチューブについては、主として、気相法と
湿式法により調製する方法が開発されてきたが、この発
明の方法では新しい機能を実現するため、ナノ構造体と
して得ることが期待されながら実現されていない金属の
酸化物について柱状形状のナノ構造体の創製に成功した
ものである。
【0024】ナノ構造体の形成において通常用いられる
ガス蒸気を利用する方法やアーク放電を用いる方法で
は、構造とサイズの均一性の高い構造とすることや、単
一の結晶とすることも難しい。また、高温プロセスを使
用することなく、低温プロセスでの作製は環境適合の面
からも望まれているが、未だこのような方法は知られて
いない。
【0025】この出願の発明の方法においてはこれらの
問題が解決されているのである。この発明の製造方法
は、前記のとおり、金属の化合物を両親媒性分子の存在
下に溶媒中で水と接触させて固化することを特徴として
いる。この方法では、両親媒性分子はいうなれば鋳型の
役割を果たすものであって、たとえば代表的には界面活
性剤をその例として示すことができる。
【0026】より具体的に説明すると、この出願の発明
の製造方法は以下のとおりの実施の形態として例示する
ことができる。
【0027】すなわち、ナノチューブあるいはナノワイ
ヤー等の形状を有するセラミックスナノ構造体の製造に
おいては、亜鉛(Zn)、ニオブ(Nb)、イットリウ
ム(Y)またはタンタル(Ta)の金属の化合物あるい
はその有機溶媒溶液と、界面活性剤と、水とを接触させ
て混合して固化することができる。
【0028】出発物質としての金属化合物は、水との反
応で水酸化物に変換される金属ハロゲン化物、各種の金
属塩等の溶液を用いることができるが、なかでも、金属
アルコキシドが出発物質として推奨される。
【0029】これらの金属アルコキシドは、金属元素を
M、アルコキシル基をORとするとき、一般式、M(O
R)m:mは2以上の数を示す;として表される各種の
ものを用いることができる。アルコキシル基ORを構成
する有機基Rとしては、たとえば、炭素数1〜25のア
ルキル基等であってよく、中でも炭素数1〜6の、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基等の低級アルキル基であることが好ま
しい。これらは同一のものであっても異なるものであっ
てもよい。この出願の発明においては、有機基Rが同一
の、たとえば、炭素数1〜6の複数のアルコキシル基で
あることが好ましい例として示される。より具体的に
は、金属アルコキシドとして、例えば、(Nb(OE
t)5,Ta(OEt)5,Y(OnBu)3や、Zn(O
CH(CH3)CH2OCH32等を用いることなどが例
示される。アルコキシル基の炭素数は、大きすぎると加
水分解の反応性が低くなりすぎるために好ましくない。
【0030】上記の金属アルコキシドを溶解する有機溶
媒としては、アルコールや多座配位子化合物等を用いる
ことが例示される。多座配位子化合物としては、たとえ
ば、ビアセチル、ベンジル、アセチルアセトン等のジケ
トン化合物が好適な例として示される。特に、アセチル
アセトンを用いることが好ましい。これらの多座配位子
化合物等は、単独で用いてもよいし、イソプロピルアル
コール、メトキシプロパノール、ブタノール等のアルコ
ールと混合して用いてもよい。この有機溶媒中に多価金
属の複数種のものの金属アルコキシドを、その合計モル
比が、有機溶媒:金属アルコキシドとして、5:1〜
1:1.5、より好ましくは、1:1ないしはその付近
となるように溶解させる。この金属アルコキシド溶液中
でアルコキシドは安定化し、後の加水分解反応の速度調
整が容易になる。
【0031】界面活性剤は、この出願の発明において、
両親媒性分子として極めて重要な役割を担うものであ
る。この界面活性剤としては、各種のものを選択するこ
とができるが、好適には、陽イオン界面活性剤を用いる
ことができる。なかでも、脂肪族アミン塩を用いること
が好ましい。たとえば、炭素数8〜20の1級アミンと
しての脂肪族アミン塩等が例示される。より具体的に
は、たとえば、ラウリルアミン塩酸塩等である。
【0032】上記の金属アルコキシドの有機溶媒溶液
は、界面活性剤と、水とを接触させて混合して固化させ
るが、その手段としては、次の2通りのものを考慮する
ことができる。まず1つは、金属アルコキシドの有機溶
媒溶液と、界面活性剤の水溶液とを混合する方法であ
る。そしてもう1つは、金属アルコキシドの有機溶媒溶
液に界面活性剤を溶解した有機溶液に、水を混合する方
法である。
【0033】このようにして調整される混合溶液におい
て、金属アルコキシドおよび界面活性剤は、各々、次の
ような挙動を示す。金属アルコキシドについては、
(a)加水分解反応および重縮合反応が進行し、ゾルま
たはゲル化して金属の酸化物を形成する。このゾルまた
はゲルが固化することで固形体を得ることができる。界
面活性剤については、混合溶液中で自由エネルギーが最
小となるように(b)分子集合体を形成する。この分子
集合体は、界面活性剤の疎水部が小さい場合に球形とな
り、疎水部が大きい場合にラメラ構造の平板状となり、
そして、疎水部の大きさがこれらの中間である場合に棒
状の集合体となる。そして、金属アルコキシドと界面活
性剤が接触した場合には、(c)金属イオンが界面活性
剤の親水部に付着して複合体を形成する。この発明の方
法においては、以上の3つのどれが優位に作用するか等
により、得られるナノ構造体の形状が決定されることに
なる。
【0034】すなわち、たとえば、まず、界面活性剤1
分子と金属アルコキシドの1分子が対応した複合体を形
成すると、界面活性剤の疎水部と親水部のバランスが崩
れ、界面活性剤は疎水部を中心にした棒状の集合体とな
る。そして引き続きこの棒状体の表面において金属アル
コキシドの縮重合反応が進行することで、チューブ形状
の構造が形成されると考えられる。
【0035】また一方で、加水分解した金属アルコキシ
ド同士の縮重合反応が先行すると、まず粒子状の金属酸
化物が形成される。そして界面活性剤は、形成された粒
子のある特定の面に選択的に吸着してその面の成長を妨
げるため、粒子の吸着の内面あるいは少ない面が成長し
てナノワイヤー形状の構造が形成されると考えられる。
このようにアルコキシドと界面活性剤の複合体形成と、
加水分解したアルコキシドの重合反応のどちらが優勢か
によって、アルコキシドが界面活性剤と円筒形の組織を
作るかアルコキシド同士で粒子を形成するかが分かれ、
得られる形状がナノチューブあるいはナノワイヤー形状
等に決定されることになる。これらの構造の中には粒状
の組成物が含まれることもある。
【0036】すなわち、複合ナノ構造体の生成において
は、金属アルコキシド由来の粒子が伴うことがある。こ
のため実際的には、セラミックスナノ構造体を含有する
組成物が得られる。
【0037】このような組成物は、その用途や性質に応
じてそのまま利用してもよいし、組成物からセラミック
スナノ構造体のみを分離精製してもよい。
【0038】以上の金属アルコキシド、界面活性剤、水
の混合において、金属アルコキシドと界面活性剤の混合
比は、反応の進行および混合溶液の固化時間に影響を与
える。この出願の発明においては、金属アルコキシドと
界面活性剤のモル比は、金属アルコキシド合計量:界面
活性剤として、0.1:1〜30:1、より好ましくは
0.5:1〜8:1の範囲で考慮することができる。
【0039】混合比が上記範囲外であったり、また水が
多すぎたりすると、加水分解および重縮合反応の進行が
速すぎて均質な固形体が得られなかったり、逆に、固化
の時間がかかりすぎる等の不都合が生じる場合がある。
【0040】なお、この出願の発明の方法において、製
造された金属酸化物の固化体中に存在する界面活性剤
は、具体的には、たとえば、イソプロピルアルコール等
のアルコール、THF、ジオキサン等で洗浄することで
容易に除去することができる。
【0041】また、固化反応により生成された固化体、
あるいは前記の通り、アルコール等によって洗浄して界
面活性剤を除去した固化体については、自然乾燥ないし
風乾されてもよいし、あるいは通常の意味での加熱乾燥
が行われてもよい。従って、この発明の方法において
は、「固化」には、これらの乾燥が包含されている。
【0042】そして、この出願の発明においては、固化
の条件を、たとえば283〜373Kの温度で、0.1
〜500時間程度とすることができる。混合溶液におけ
る金属アルコキシドおよび界面活性剤の反応は、金属の
種類や各種の条件によってその進行度合いは様々に変化
するため、より好適な固化の条件として、313〜37
3Kの温度で0.5〜300時間程度とすることが例示
される。
【0043】固化によってナノ構造体は結晶として得ら
れるが、なかには非晶質相が混在してもいる。そのた
め、焼成処理を施し、非晶質相を結晶に転移させること
が望ましい。
【0044】このような固化物の加熱焼成は、一般的に
は、473〜873Kの温度で、0.1〜500時間の
加熱条件で行うことが好ましい。
【0045】筒状の形状や、ワイヤー状、帯状の形状な
どの柱状形状のナノ構造体としてはカーボンナノチュー
ブが知られているが、他の元素での作製の報告例は少な
い。
【0046】しかし、これまでにも、電子材料や光機能
材料、あるいは触媒等として優れた特徴を有している亜
鉛(Zn)、ニオブ(Nb)、あるいはイットリウム
(Y)の金属酸化物からなるナノ柱状構造体がこの出願
の発明によって提供されることで、電気導線や超伝導
体、単一ナノ構造体を用いた量子効果素子・電子・磁気
・化学・エネルギー機能材等として多様な領域での使用
を可能とすることができる。
【0047】またこれを電子伝導体でコートしたり、チ
ューブ内にうめこむことによって、ナノワイヤーを得る
ことも可能であり、ナノサイズの導線を作成すること
や、ナノサイズの回析格子を作成すること、ナノサイズ
の補強材、複合材料を作成することも可能である。
【0048】このような応用のために、この出願の発明
では、上記のセラミックスナノ構造体と、無機物、金
属、合金および有機物の1種以上のものとの組成物も提
供されることになる。混合と固化のナノ構造体の製造プ
ロセスにおいて、これらの別の成分を添加することで上
記組成物を得ることもできる。
【0049】以上のようなこの出願の発明のセラミック
スナノ構造体は特徴的な形状を有し、表面積が広く、大
きさがナノサイズの微小な結晶である。
【0050】この結晶では、極めて顕著な作用が得られ
ることになる。さらに、この出願の発明により製造され
るナノチューブ形状等を有するセラミックスナノ構造体
は、たとえば、その毛管凝縮作用を利用することで気相
中の微量の成分を吸着除去する機能を備え持つことにな
り、防臭剤等として応用することができる。また、その
内壁を修飾することにより水素吸蔵能力を付与する等と
いった応用も期待される。
【0051】また、ナノスケールの材料を規則正しく配
列すると光の波長変換がおこることから、この出願の発
明のナノ構造体を非線形工学材料として利用することも
できる。そして、自身の持つ光学特性による色材として
の利用など、各種光学材料としての利用も可能である。
このように、この出願の発明のセラミックス複合ナノ構
造体によって、電子伝導性、磁性、光学特性、化学触媒
特性等の各種の特性に基づいた種々の応用が期待され
る。
【0052】以下、実施例を示し、この発明の実施の形
態についてさらに詳しく説明する。
【0053】
【実施例】(実施例1)ジメトキシプロピルオルトジン
ケート:Zn(OCHCH3CH2OCH32のテトラヒ
ドロフラン(THF)溶液(0.5mol/kg)の溶
液に、界面活性剤のラウリルアミン塩酸液(LAHC)
の水溶液を、モル比でZn:界面活性剤=4:1となる
ように添加して313Kの温度で攪拌混合した。直ちに
白濁物の沈殿が生じはじめた。
【0054】357K(80℃)の温度で3日間加熱し
て固化させ、乾燥後固化物を773K(500℃)の温
度で4時間焼成した。XRDの測定結果より、ZnOの
ヘキサゴナル結晶であることが確認された。図1は、こ
のXRDパターンを示したものである。また、図2に
は、TEM観察の結果を示した。TEM像(バー:6
2.5nm)は明確にナノチューブの形成を示してい
る。高倍率TEM像(バー:17.4nm)では、格子
像が得られているので、ナノチューブは単結晶であるこ
とが分る。同時に外径約30−100nmの大きな微粒
子の形成もみられた。ナノチューブの直径は17.4n
m長さは、約180nmであった。また、窒素吸着等温
線より、BET比表面積は、35m2/gであった。 (実施例2)エトキシニオブ:Nb(OCH2CH35
のエタノール溶液(0.5mol/kg)の溶液に、ア
セチルアセトン(acac)を、ニオブとアセチルアセ
トンのモル比が1:1になるように加えた。この溶液と
界面活性剤のラウリルアミン塩酸液(LAHC)の水溶
液を、モル比でNb:界面活性剤=4:1となるように
添加して313Kで攪拌混合した。混合後2分後には、
液はゲル化した。
【0055】次いで357K(80℃)の温度で7日間
加熱して固化させ、乾燥後固化物を623K(350
℃)で1日焼成後、773K(500℃)の温度で1時
間焼成した。
【0056】図3は、焼成後の試料についての窒素吸着
等温線を示した。典型的なIUPACのIV型が得られ
ているので、メソ細孔をもつ構造体が得られていること
を示している。図4は細孔径分布を示し、ピークの細孔
径は3.82nm、細孔容量0.207ml/g、BE
T比表面積は、115m2/gであった。
【0057】図5にTEM像を示す。ナノチューブが確
認できる。また、格子像が見えているので、単結晶のナ
ノチューブであることがわかる。 (実施例3)トリブトキシイットリウム:Y(On
u)3のエタノール溶液(0.5mol/kg)の溶液
に、アセチルアセトン(acac)を、イットリウムと
acacのモル比が1:1となるように加えた。この溶
液をと界面活性剤のラウリルアミン塩酸塩(LAHC)
の水溶液を、モル比でイットリウム:界面活性剤=4:
1となるように添加して313Kで攪拌混合した。混合
後1時間で液はゲル化した。次いで357K(80℃)
の温度で3日間加熱して固化させ、乾燥後固形物を77
3K(500℃)の温度で4時間焼成した。
【0058】図6は、焼成後のサンプルのXRDパター
ンを示す。Cubic結晶が形成されていることがわか
る。図7は、窒素吸着等温線を示し、メソ細孔をもつ構
造体が得られていることを示すIUPACのIV型が得
られていることと、ゲル化したことから、ナノチューブ
の形成が示された。図8は、細孔径分布を示し、ピーク
の細孔径は3.48nm、細孔容量0.098ml/
g、BET比表面積は、47m2/gであった。 (実施例4)エトキシタンタル:TA(OCH2CH3
5のエタノール溶液(0.5mol/kg)の溶液に、
アセチルアセトン(acac)を、タンタルとacac
のモル比が1:1となるように加えた。この溶液と界面
活性剤のラウリルアミン塩酸塩(LAHC)の水溶液
を、モル比でタンタル:界面活性剤=4:1となるよう
に添加して313Kで攪拌混合した。混合後1時間で液
はゲル化した。次いで357K(80℃)の温度で7日
間加熱して固化させ、乾燥後固形物を623K(350
℃)で1日焼成後、773K(500℃)の温度で1時
間焼成した。
【0059】図9に窒素吸着等温線を示す。メソ細孔を
もつ構造体が得られていることを示すIUPACのIV
型が得られている。図10には細孔径分布図を示し、ピ
ークの細孔径は3.32nm、細孔容量0.108ml
/g、BET比表面積は、20m2/gであった。
【0060】図11にTa25のTEM像(バー:1
7.4nm)を示す。ナノチューブの形成が確認でき
る。また、格子像が確認できることから、単結晶のナノ
チューブであることが分る。図12に電子線回折像を示
す。チューブの形成を示す異方性の高い回折パターンが
得られている。
【0061】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明は、全く新しいナノ構造体を提供するものである。
【0062】この出願の発明の複合ナノ構造体において
は、柱状形状をとらせることにより、従来の繊維状材料
において得られていた諸特性を実現でき、材料物性に
方向性を持たせることができ、粒状物にない分離特性
を付与することや、大きな表面積を与えること、並び
に各種の偏織化が可能となる等の顕著な特徴が実現さ
れることになる。
【0063】また、ナノチューブ形状とすることによっ
ては、中空繊維材料において得られている諸特性を実現
でき、中空内部にガス、液、固体状の各種物質を保持
させたり、膜として物質分離に用いたり、膜内外の
ポテンシャル差を利用して、各種反応場を提供したり、
膜構造内部のポテンシャル場を利用して電子的、磁気
的特性を発生させ利用したり、膜構造内の組成を軸方
向或いは、軸と直角方向に変化させることにより、傾斜
場を形成・利用したり、その傾斜機能を利用したり、連
続的な反応場を提供するなど、極めて広範な利用が期待
される。
【0064】さらにまた、ナノレベルの材料であること
から、これらの柱状形状をしたナノ構造体は、ナノデ
バイス用の半導体、光、電子材料や、機能素子として、
多くの機能を持つほか、量子サイズ機能・効果が期待
される。また、光ピンセット技術と組み合わせて、素
子をくみ上げたり、マイクロプロープ顕微鏡と組み合
わせて、ナノサイズの諸計測技術に利用したり、自己
組織化現象を利用して、複数のナノ構造材料を複合化す
ることにより、より高度な機能や複合機能を実現した素
子、材料を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるZnO試料のXRDパターン
を例示した図である。
【図2】実施例1の試料のTEM観察像を例示した写真
図である。
【図3】実施例2におけるNb23試料の窒素吸着等温
線を例示した図である。
【図4】実施例2における試料の細孔径分布を例示した
図である。
【図5】実施例2における試料のTEM観察像を例示し
た写真図である。
【図6】実施例3におけるY23の試料のXRDパター
ンを例示した図である。
【図7】実施例3における試料の窒素吸着等温線を例示
した図である。
【図8】実施例3における試料の細孔径分布を例示した
図である。
【図9】実施例4におけるTa2O5試料の窒素吸着等
温線を例示した図である。
【図10】実施例4における試料の細孔径分布を例示し
た図である。
【図11】実施例4における試料のTEM観察像を例示
した写真図である。
【図12】実施例4における試料の電子線回折像を例示
した写真図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C01G 35/00 C01G 35/00 D Fターム(参考) 4G047 AA02 AB02 AB04 AC03 AD04 4G048 AA02 AB02 AB05 AC08 AD04 AD06 AE05 4G076 AA02 AB11 BA23 BA38 CA04 CA40 DA30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛(Zn)、ニオブ(Nb)、イット
    リウム(Y)およびタンタル(Ta)から選択された金
    属の酸化物により主として構成され、短軸断面の最大外
    径が500nm以下の柱状体であることを特徴とするセ
    ラミックスナノ構造体。
  2. 【請求項2】 柱状体の両端あるいは片端が開いた開口
    先端部を有するか、または両端が閉じている開口先端部
    を有することを特徴とする請求項1のセラミックスナノ
    構造体。
  3. 【請求項3】 柱状体の長軸の長さが断面最大径に比べ
    て3倍以上であることを特徴とする請求項1または2の
    セラミックスナノ構造体。
  4. 【請求項4】 柱状体の長軸に直角な断面の外形状が湾
    曲形状または多角形状であることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかのセラミックスナノ構造体。
  5. 【請求項5】 柱状体はナノチューブまたはナノワイヤ
    の構造を有することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかのセラミックスナノ構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかのセラミッ
    クスナノ構造体の少くとも1種を含むことを特徴とする
    セラミックスナノ構造体含有組成物。
  7. 【請求項7】 セラミックスナノ構造体とともに、無機
    物、金属、合金および有機物の1種以上を含むことを特
    徴とする請求項6のセラミックスナノ構造体含有組成
    物。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし5のいずれかのセラミッ
    クスナノ構造体の製造方法であって、金属の化合物を両
    親媒性分子の存在下に溶媒中で水と接触させて固化する
    ことを特徴とするセラミックスナノ構造体の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6の組成物の製造方法であって、
    金属の化合物を両親媒性分子の存在下に溶媒中で水と接
    触させて固化することを特徴とするセラミックスナノ構
    造物含有組成物の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6または7の組成物の製造方法
    であって、金属の化合物を両親媒性分子の存在下に溶媒
    中で水と接触させて固化する場合に、無機物、金属、合
    金および有機物の1種以上を添加することを特徴とする
    セラミックスナノ構造物含有組成物の製造方法。
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