JP2003230551A - 着色された図形の識別課題を行わせて人の右前頭葉の脳高次機能を測定する神経心理テストの検査方法 - Google Patents

着色された図形の識別課題を行わせて人の右前頭葉の脳高次機能を測定する神経心理テストの検査方法

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樹宏 根本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】右前頭葉を賦活させる神経心理テストの作業課
題と実施方法を開発し、右前頭葉の能力を測定するこ
と。 【解決手段】色と形を組み合わせた二重課題の属性を持
つ着色図形による問題項目を考案し、こうした色と形の
二重課題性をもつ問題項目を、例題項目と本題項目に分
けて被験者に提示し、例題項目に示された着色図形との
二重課題の異同や相違の識別作業を被験者に課して葛藤
効果を起こし、被験者の右前頭葉を選択的に賦活させて
その能力を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は神経心理テストし
て、人の右前頭葉の脳機能の測定を行い、人の脳高次機
能の診断を行う技術の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の神経心理テストについては、浜松
医療センター脳神経外科医・金子満雄による「かなひろ
いテスト」(痴呆早期診断のためのスクリーニングテス
ト。金子満雄。老年期痴呆 Vol.5 No.4 1
991−10。を参照)や「色別漢字テスト」(ボケる
脳の謎がとけた。前頭前野が教える痴呆対策。金子満雄
医。NHK出版。1998。を参照)等があり、また、
色を使った脳の賦活特性に関する実験としては、マイケ
ル・ポスナー等によるストループ効果の実験(脳を観
る。日系サイエンス社。M・I・ポスナー/M・E・レ
イクル)に関する記述があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の神経心理テスト
を実施して、賦活・測定される脳の高次機能の測定部位
は、「かなひろいテスト」では、額正面の眼窩上皮質
(両眉毛の奥)や腹内側部(眉間部分)、前頭葉の左背
外側部(ブロードマン46野・左こめかみ部分)等の前
頭葉の主要3カ所の部位であり(有意味かなひろいテス
トの意義。根本樹宏。平成12年8月12日。第2回全
国早期痴呆研究会。真興交易(株)医書出版部を参
照。)、また「色別漢字テスト」では漢字に色を使っ
て、これらの前頭葉の、額正面の脳の賦活部分を前頭葉
のやや右寄りに修正しようとしたものであるが、しか
し、漢字は象形文字(絵や形)であると同時に言語とし
ての意味を持ち、脳は漢字を絵や形として右前頭葉が賦
活してとらえると同時に、左前頭葉も賦活して意味をと
ることから、全体として右前頭葉をより強く賦活させる
ものの、同時に左前頭葉の活動も引き起こしてしまい、
それらの混合した形での前頭葉の能力を測定してしまう
ことになるため、純粋に右前頭葉のみが賦活して作業課
題をこなす能力を測定できていないという問題点があっ
た。これらの神経心理テストでは右前頭葉のみの賦活を
左前頭葉の賦活と分離して引き起こせないという問題点
があった。このように従来の神経心理テストは前頭葉の
脳高次機能の診断をする上で、すべて左前頭葉の活動が
関係し、これを含んだ形での脳機能の診断であり、右前
頭葉の脳高次機能のみに接近できる神経心理テストが存
在しなかった。本発明はこれら従来の神経心理テストに
対し、右前頭葉を選択的に賦活し、右前頭葉の脳高次機
能に焦点をあててその能力を引き出し、測定しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明では右前頭葉を選択的に賦活する神経心理
テストの問題項目として、請求項1に記載した色と図形
を組み合わせた二重課題の属性を持つ着色図形による問
題項目を考案し、こうした色と形の二重課題の属性をも
つ問題項目を、最初に例題項目(3)として被験者に提
示し、次に本題項目(4)を被験者に提示して、その例
題項目(3)に例示された着色図形との異同や相違を被
験者に課して識別判断作業を行わせ、解答欄(2)に識
別判断結果を記入させて行う方法の検査書を用いること
で、人の右前頭葉のみが選択的に強く賦活させる作業課
題とその実施方法を考案した。人間は注意を集中した時
に前頭葉が作動し警戒態勢に入るが、注意集中課題に、
文字や言語を使用した場合は、前頭葉の腹内測部(眉間
部分)や眼窩上皮質(両眉毛の奥)、背外側部(ブロー
ドマン46野:左こめかみ部分)に脳血流が集中して賦
活し、それらの部位が作動して作業課題をこなすが、言
語や文字等を使用せず、意味や解釈を持たない色や図形
を用いた注意集中課題では、左前頭葉(16)の各部は
ほとんど賦活せずに右前頭葉が選択的に強く賦活し(1
4)、また右眼窩上皮質(15)がやや賦活した状態で
作業課題をこなす。被験者が検査実施者の指示に従い、
本発明の着色図形を用いた識別課題の識別や判断作業を
開始すると、こうした前頭葉の部位が賦活し、葛藤して
判断を始めるが、色の識別判断が右前頭葉を賦活し、図
形の照合判断が同じく右前頭葉を賦活するため、前頭葉
の右の右に片寄った部位だけを強く賦活することになっ
て、右前頭葉の脳高次機能が選択的に測定されるもので
ある。本発明の問題項目となる、着色された図形の識別
課題を用いて右前頭葉の脳高次機能を測定する方式の検
査の問題項目では、一定の色と図形という二重課題の属
性を持つ問題項目を例題項目(3)として最初に被験者
に提示し、次に本題となる問題項目(4)を被験者に提
示して、例題項目(3)と同一の色と形の属性を持つ着
色図形の本題項目(4)、または例題項目(3)と異な
る色と形の属性を持つ着色図形の本題項目(4)を、制
限時間を決めて、被験者に注意を集中して探索させ、発
見した時に解答欄(2)に印をつけてチェックさせ、制
限時間の中で発見できた正解の個数をテスト得点とし
て、対応する右前頭葉の能力として評価しようとするも
のである。得点は統計をとると年齢別に正規分布をする
ため、平均値、標準偏差と比較して、同年齢群の中での
偏差値評価ができる。本発明では従来の神経心理テスト
と異なり、右前頭葉(14)と右眼窩上皮質(15)と
いう額正面の右より部分が強く賦活し、左前頭葉(1
6)はほとんど賦活しないため、主に右前頭葉に局在す
る脳高次機能が測定・診断できるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て述べる。実施の形態は図1に示すような着色図形を問
題項目に用いた検査書とその検査書を用いた検査の方法
に関するものである。検査書は紙面上に、請求項1に記
載したような、例えば赤・青・黄・緑・黒などの2種類
以上7種類以下の種類の色と、同じく例えば★・●・◆
・▲黒四角▼・▲などの2種類以上7種類以下の形の異
なる図形を組み合わせて、図形をそれらの色で塗りつぶ
して二重課題を構成した着色図形を配置した構成の検査
書で、具体的には被験者に検査のやり方の例として提示
する例題項目(3)と、それに対応した例題の答えを示
した解答欄(2−1)。本検査となる本題項目(4)と
それに対応する解答欄(2)から検査は構成されてお
り、さらに被験者個人を識別するために、受験番号(1
0)や年齢(11)、性別(12)、氏名(13)等の
記入欄を備えた検査書を用いるものである。これらの問
題項目が印刷された検査書を用い、被験者に最初に例題
項目(3)を提示し、これらの例題に示された色と形の
二重課題条件と同一または異質な二重課題条件を備えた
着色図形を、注意を集中して、後に続く本題項目(4)
の中から注意を集中して探索し発見することを検査実施
者が被験者に教示し、発見した場合はその本題項目のす
ぐ右隣の解答欄(2)に筆記具で印をつけて解答するこ
とを、検査のやり方として被験者に教示して、2分間の
制限時間で本題項目(4)に取りかかることを指図する
やり方の検査である。また検査の実施者側は、例題項目
(3)を例示する時に、例題項目(3)と同一の着色図
形を選ぶことを正解とするか、あるいは例題項目(3)
と異なる着色図形を選ぶことを正解とするか、検査の実
施方法をどちらか一方に決めることができる。図1の例
では例題項目(3)を正解として、これと同一の着色図
形を探せ、と教示した場合の例である。このため例題項
目の解答欄(2−1)は、正解として、すべて筆記用具
で黒く印がつけられたかたちとなっている。
【0006】なお、本発明においては、実施の形態を上
記のような形で具体的に示したものに限られず、別の実
施の形態、変形例とすることができる。すなわち検査方
法を実施するための検査書の用紙の材質、大きさ、形
状、また解答方法は限定されない。また、例題項目
(3)や本題項目(4)に使用される色と形の二重課題
の属性を持つ着色図形に使用される色の種類や色彩、使
用される図形の形等は限定されない。
【0007】また上記本発明においては、所定の用紙上
の解答欄(2)に被験者が筆記用具を用いて答える形式
のものであるが、これに限らず、コンピューターを用い
てその画面の中に映像として、色と形の組み合わせから
構成される二重課題の着色図形の例題項目(3)や本題
項目(4)を表示しておき、被験者がこの画面を見なが
ら検査を画面上の解答欄に解答する形で実施することも
できる。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような二重課題
の属性を持った着色図形を用い、以上説明したような方
法で実施されれば、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0009】左前頭葉が意味をとり賦活してしまう言語
や文字等を問題項目に使用せず、色と図形だけを組み合
わせて二重課題とした着色図形を問題項目として使用す
るため、左前頭葉が賦活せず、右前頭葉のみが選択的に
賦活して情報処理を行うため、課題遂行時に賦活する右
前頭葉の情報処理能力を得点として引き出し、測定する
ことができる。
【00010】こうして測定され得点に変換された能力
は、年齢別に多数の標本をとって正規分布した統計上の
平均値や標準偏差と比較すれば、被験者の右前頭葉の能
力位置として偏差値に変換して表現することができ、右
前頭葉の能力だけを取り出して評価したものとして客観
的に数値評価できる。
【0011】こうして取り出された右前頭葉の数値評価
は、一次的には葛藤課題を与えた時の人の右前頭葉の注
意力や識別能力を表し、得点を偏差値に換算した評価
は、同年代の健康者の統計と比較した時の右前頭葉のこ
うした課題を処理した場合の能力位置を客観的に示す指
標となるものであるが、神経心理学の視点からは、こう
して取り出された右前頭葉の数値評価は、右前頭葉の脳
の高次機能を表現していると考えられ、単に図形の認知
能力や色の識別能力を意味するだけでなく、人の顔の表
情の読みとり能力やその場の雰囲気を読みとる能力。思
考の一貫性や全体を見渡す能力などに応用して、右前頭
葉の脳高次機能の意味と解釈を考えていくことができ
る。心理学や神経心理学の視点からは、新しい神経心理
テストとして、脳高次機能の意味の解明や性格との関連
について可能性をひらく、新たな道具を提供するもので
ある。
【0012】本発明による右前頭葉の脳機能の評価は医
学の分野で利用されれば、痴呆症や脳損傷者の脳機能低
下部位の位置の同定やその部位の脳高次機能低下の程度
を知る指標となり、脳機能回復のための脳リハビリテー
ション訓練等の効果を計る有効な指標となる。また教育
や心理学・カウンセリング等の分野に応用されれば、情
緒障害児や注意欠陥多動性障害等の診断の有効な指標と
なり、カウンセリングや機能回復訓練の効果を確かめる
有効な情報を提供する指標となる。また産業界に応用さ
れれば、入社時に行われる適性検査の客観的な人物評価
の指標となり、人事研修に応用されれば結果が本人に還
元されて心の健康や生活改善の有効な指標として社会に
役立つものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 特許請求の範囲や課題を解決するための手
段、発明の実施の形態に記載した検査書とその各部を示
す図である。
【図2】 課題を解決するための手段に記載した、本発
明を被験者に実施している時に脳血流が集中して代謝が
起こる前頭葉の部位を、光トポグラフィー装置(脳血流
代謝測定装置・日立メデイコ製・ETG−100)を被
験者の額正面に装着して示した図である。
【符号の説明】
1.着色図形を配置した検査書の全体像である。 2.本題項目の解答欄。 2−1.例題項目の解答欄。 3.例題項目。 4.本題項目。 5.本題項目を横一列に配置したところ。 6.アンダーライン。 7.1行目を示す行目表示。 8.2行目を示す行目表示。 9.3行目を示す行目表示。 10.受験番号の記入欄。 11.年齢の記入欄。 12.性別の記入欄。 13.氏名の記入欄。 14.賦活している右前頭葉部位である。 15.賦活している右眼窩上皮質部位である。 16.ほとんど賦活していない左前頭葉部位である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月6日(2002.11.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査用紙上又はコンピュータなどの画面上
    に、例えば赤・青・黄・緑・黒などの2種類以上7種類
    以下の種類の色と、同じく例えば★・●・◆・▲黒四角
    ▼・▲などの2種類以上7種類以下の形の異なる図形を
    組み合わせて、図形をそれらの色で塗りつぶして二重課
    題を構成した着色図形を問題項目として検査書を構成し
    (1)、解答欄(2)も同じく検査用紙上やコンピュー
    タ画面上に配置して回答できるようにした検査問題を用
    い、被験者にこれらの着色図形の問題項目と解答欄から
    なるからなる検査問題を提示して行う神経心理テストの
    検査方法で、まず最初に一定の色と図形を組み合わせた
    着色図形を例題項目(3)として被験者に提示して認識
    させ、次に本題項目(4)として、例題項目(3)とは
    異なり、今度は着色された色がランダム(無作為)に各
    図形に着色され、被験者に提示される図形の順番や出現
    頻度もランダム(無作為)な順番や出現頻度となった着
    色図形群で構成された本題項目(4)を横一列に10個
    から30個ほど配置し(5)、その下に本題項目(4)
    を横に一行ずつ行わせる方式の問題であることを示すた
    めのアンダーライン(6)を引き、本題項目の行の先頭
    に1行目(7)、2行目(8)などと行目表示(7)
    (8)を記した本題項目(4)を、検査用紙、又は、コ
    ンピュータ画面に5行から30行ほど本題項目(4)と
    して印刷、又は、表示したものを被験者に提示し、最初
    に提示した一定の色と形を組み合わせをもつ着色図形で
    ある例題項目(3)を、被験者に注意を集中して探索す
    べき識別課題(正解)として認識させ、後に続く本題項
    目(4)の中に、例題項目(3)と同一の色と形の組み
    合わせを持つ二重課題条件を備えた着色図形を発見した
    時に、これを正解として識別して解答欄(2)をチェッ
    クし、印をつけて解答していく本題項目(4)の実施方
    法をとり、一定の制限時間内で、本題項目の1行目
    (7)から例題項目(3)と本題項目(4)の比較識別
    作業を開始させ、1行目(7)の注意を集中した探索が
    終わったら、次に2行目(8)の探索に入り、2行目の
    探索が終わったら3行目(9)というように、1行ずつ
    注意の集中と探索を行わせる本題項目のやり方をもつ検
    査で、制限時間内の正答数を合計して被験者の総得点と
    し、試験状況や年齢別の平均得点・偏差などの統計情報
    と比較して、被験者の得点の程度に応じて評価ができ
    る、着色された図形の識別課題を用いて右前頭葉の脳高
    次機能を測定する神経心理テストの検査の方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された例題項目(3)
    を、被験者に注意を集中して探索して印をつけてはいけ
    ない課題として認識させ、請求項1に記載された本題項
    目(4)の中に、請求項1に記載された例題項目(3)
    と一部でも異なる色や形を持つ着色図形を発見した時
    に、これを正解としてチェックし、印をつけて解答して
    いく本題項目(4)の解答方法。
  3. 【請求項3】 請求項1で記載された本題項目(4)の
    配置を横一列ではなく、縦一列に本題項目を配置して、
    着色図形の識別作業を縦に行う検査の実施方法。
  4. 【請求項4】 請求項1で記載された例題項目(3)や
    本題項目(4)を、被験者に一度に提示するのではな
    く、一問ずつ提示したり、数問ずつ提示して行う検査の
    実施方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された本題項目(4)の
    行の先頭に行目表示(7)(8)(9)等をつけず、又
    はアンダーライン(6)等を引かずに、被験者に例題項
    目(3)を提示するだけで、無作為な配列の本題項目
    (4)のを提示し、このどの部分からでも着手すること
    を許可した検査の実施方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された本題項目(4)の
    実施の仕方につき、被験者に任意にどの部分からでも、
    本題項目(4)の問題に着手させるのではなく、本題項
    目(4)に1行目(7)、2行目(8)、3行目(9)
    等の表題をつけて被験者に一行ずつ本題項目の探索を行
    わせ、最初の行の本題項目の探索が終わってから次の行
    の本題項目の探索に移るよう検査を行わせる検査実施の
    方法をとり、こうした検査の実施方法により、採点集計
    時に、被験者の解答の最終到達地点を知り、それ以前に
    発生した誤答解答や見落とし項目の数を集計して正答率
    の計算を行い、こうした数値を検査結果の評価の解釈に
    加える検査結果の評価方法。
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