JP2003225394A - 遊技機 - Google Patents
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Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 背景画像の視覚的な面白みを向上させ、遊技
者の興趣の向上を図ることを可能とする遊技機を提供す
ることである。 【解決手段】 リーチ演出表示において、特別図柄の背
景画像を、現注視点に基づいて生成された背景画像から
現注視点と異なる注視点に基づいて生成された背景画像
に変更する(S203、S204、S206)。
者の興趣の向上を図ることを可能とする遊技機を提供す
ることである。 【解決手段】 リーチ演出表示において、特別図柄の背
景画像を、現注視点に基づいて生成された背景画像から
現注視点と異なる注視点に基づいて生成された背景画像
に変更する(S203、S204、S206)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
スロットマシン等の遊技機に関し、特に画像表示装置を
有する遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機に関し、特に画像表示装置を
有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として従来から一般的に
知られているものに、複数種類の識別情報を可変表示可
能な可変表示装置として画像表示装置を有し、所定条件
を満たすことによって大当りとなる場合、前記識別情報
の表示結果を予め定められた大当り表示態様とするとと
もに、その遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状
態とするように構成されたものがあった。
知られているものに、複数種類の識別情報を可変表示可
能な可変表示装置として画像表示装置を有し、所定条件
を満たすことによって大当りとなる場合、前記識別情報
の表示結果を予め定められた大当り表示態様とするとと
もに、その遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状
態とするように構成されたものがあった。
【0003】このような従来の遊技機においては、画像
表示装置上に識別情報を表示する際、識別情報に対する
背景画像を表示し、たとえば、リーチ状態になる場合等
のような所定条件が成立した場合に、背景画像の色を変
えたり、今まで表示されていた背景画像を別の背景画像
に変更する制御を行なうものがある。
表示装置上に識別情報を表示する際、識別情報に対する
背景画像を表示し、たとえば、リーチ状態になる場合等
のような所定条件が成立した場合に、背景画像の色を変
えたり、今まで表示されていた背景画像を別の背景画像
に変更する制御を行なうものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
ただ単純に背景画像を別の背景画像に変更するだけで
は、視覚的な面白みに今一つ欠け、また、背景画像の単
なる変化だけでは飽きやすいという問題があった。
ただ単純に背景画像を別の背景画像に変更するだけで
は、視覚的な面白みに今一つ欠け、また、背景画像の単
なる変化だけでは飽きやすいという問題があった。
【0005】この発明はかかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、背景画像の視覚的な面白みを
向上させ、遊技者の興趣の向上を図ることを可能とする
遊技機を提供することである。
ものであり、その目的は、背景画像の視覚的な面白みを
向上させ、遊技者の興趣の向上を図ることを可能とする
遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段の具体例およびその効果】
(1) 複数種類の識別情報(特別図柄S1〜S3)を
可変表示可能な可変表示装置(特別図柄表示装置4)を
有し、所定条件を満たすことによって大当りとなる場
合、前記識別情報の表示結果を予め定められた大当り表
示態様とするとともに、その遊技状態を遊技者にとって
有利な特定遊技状態(大当り制御状態)とする遊技機
(パチンコ遊技機1)であって、予め設定された1つの
閉空間(閉空間600)内に複数の注視点を設定し、こ
れら複数の注視点に基づいて生成された画像(図6
(a)〜(d)参照)から所定の画像を前記識別情報の
背景画像として表示する背景画像表示手段(表示制御部
13)と、前記可変表示装置の表示態様をリーチ表示態
様とするか否かを事前決定する表示態様決定手段(遊技
制御部11)と、該表示態様決定手段によりリーチ表示
態様とする旨を決定した場合、リーチ表示態様となった
ときに、現注視点に基づいて生成された背景画像を、当
該注視点とは異なる注視点に基づいて生成された背景画
像に変更する背景画像変更手段(表示制御部13、S2
03,204,206)とを備える。
(1) 複数種類の識別情報(特別図柄S1〜S3)を
可変表示可能な可変表示装置(特別図柄表示装置4)を
有し、所定条件を満たすことによって大当りとなる場
合、前記識別情報の表示結果を予め定められた大当り表
示態様とするとともに、その遊技状態を遊技者にとって
有利な特定遊技状態(大当り制御状態)とする遊技機
(パチンコ遊技機1)であって、予め設定された1つの
閉空間(閉空間600)内に複数の注視点を設定し、こ
れら複数の注視点に基づいて生成された画像(図6
(a)〜(d)参照)から所定の画像を前記識別情報の
背景画像として表示する背景画像表示手段(表示制御部
13)と、前記可変表示装置の表示態様をリーチ表示態
様とするか否かを事前決定する表示態様決定手段(遊技
制御部11)と、該表示態様決定手段によりリーチ表示
態様とする旨を決定した場合、リーチ表示態様となった
ときに、現注視点に基づいて生成された背景画像を、当
該注視点とは異なる注視点に基づいて生成された背景画
像に変更する背景画像変更手段(表示制御部13、S2
03,204,206)とを備える。
【0007】このような構成によれば、リーチ表示態様
となったときに、表示される背景画像が、現注視点と異
なる注視点に基づいて生成された背景画像に変更される
ので、リーチ表示態様となる前後で同じ1つの閉空間内
で背景画像の見え方が変化することになる。このよう
に、リーチ表示態様となったときに背景画像が変化する
ので、背景画像の変化によりリーチ表示態様となった際
の遊技者の期待感を盛り上げることができる。さらに、
注視点の変更により1つの閉空間内で背景画像の見え方
が変化するという特徴的な背景画像の変化態様によっ
て、背景画像の視覚的な面白みを向上することができ、
リーチ表示態様となった際の遊技者の期待感をより一層
盛り上げることができる。このように表示の面白みが向
上し、遊技者の期待をより一層盛り上げることができる
背景画像の変化が行なわれることにより、そのような画
像を見ながら遊技をする遊技者の興趣を向上させること
ができる。
となったときに、表示される背景画像が、現注視点と異
なる注視点に基づいて生成された背景画像に変更される
ので、リーチ表示態様となる前後で同じ1つの閉空間内
で背景画像の見え方が変化することになる。このよう
に、リーチ表示態様となったときに背景画像が変化する
ので、背景画像の変化によりリーチ表示態様となった際
の遊技者の期待感を盛り上げることができる。さらに、
注視点の変更により1つの閉空間内で背景画像の見え方
が変化するという特徴的な背景画像の変化態様によっ
て、背景画像の視覚的な面白みを向上することができ、
リーチ表示態様となった際の遊技者の期待感をより一層
盛り上げることができる。このように表示の面白みが向
上し、遊技者の期待をより一層盛り上げることができる
背景画像の変化が行なわれることにより、そのような画
像を見ながら遊技をする遊技者の興趣を向上させること
ができる。
【0008】(2) 複数種類の識別情報(特別図柄S
1〜S3)を可変表示可能な可変表示装置(特別図柄表
示装置4)を有し、所定条件を満たすことによって大当
りとなる場合、前記識別情報の表示結果を予め定められ
た大当り表示態様とするとともに、その遊技状態を遊技
者にとって有利な特定遊技状態(大当り制御状態)とす
る遊技機(パチンコ遊技機1)であって、予め設定され
た1つの閉空間(閉空間600)内に複数の注視点を設
定し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像
(図7(a)〜(d)参照)から所定の画像を前記識別
情報の背景画像として表示する背景画像表示手段(表示
制御部13)と、前記可変表示装置の表示態様をリーチ
表示態様とするか否かを事前決定する表示態様決定手段
(遊技制御部11)と、該表示態様決定手段によりリー
チ表示態様とする旨を決定した場合、リーチ演出表示中
に、現注視点に基づいて生成された背景画像を、当該注
視点とは異なる注視点に基づいて生成された背景画像に
変更する背景画像変更手段(表示制御部13、S20
3,S204,S206)とを備える。
1〜S3)を可変表示可能な可変表示装置(特別図柄表
示装置4)を有し、所定条件を満たすことによって大当
りとなる場合、前記識別情報の表示結果を予め定められ
た大当り表示態様とするとともに、その遊技状態を遊技
者にとって有利な特定遊技状態(大当り制御状態)とす
る遊技機(パチンコ遊技機1)であって、予め設定され
た1つの閉空間(閉空間600)内に複数の注視点を設
定し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像
(図7(a)〜(d)参照)から所定の画像を前記識別
情報の背景画像として表示する背景画像表示手段(表示
制御部13)と、前記可変表示装置の表示態様をリーチ
表示態様とするか否かを事前決定する表示態様決定手段
(遊技制御部11)と、該表示態様決定手段によりリー
チ表示態様とする旨を決定した場合、リーチ演出表示中
に、現注視点に基づいて生成された背景画像を、当該注
視点とは異なる注視点に基づいて生成された背景画像に
変更する背景画像変更手段(表示制御部13、S20
3,S204,S206)とを備える。
【0009】このような構成によれば、リーチ演出表示
中に、表示される背景画像が、現注視点と異なる注視点
に基づいて生成された背景画像に変更されるので、リー
チ演出表示中で同じ1つの閉空間内で背景画像の見え方
が変化することになる。このように、リーチ演出表示中
に背景画像が変化するので、背景画像の変化によりリー
チ演出表示中の遊技者の期待感を盛り上げることができ
る。さらに、注視点の変更により1つの閉空間内で背景
画像の見え方が変化するという特徴的な背景画像の変化
態様によって、背景画像の視覚的な面白みを向上するこ
とができ、リーチ演出表示中の遊技者の期待感をより一
層盛り上げることができる。このように表示の面白みが
向上し、遊技者の期待をより一層盛り上げることができ
る背景画像の変化が行なわれることにより、そのような
画像を見ながら遊技をする遊技者の興趣を向上させるこ
とができる。
中に、表示される背景画像が、現注視点と異なる注視点
に基づいて生成された背景画像に変更されるので、リー
チ演出表示中で同じ1つの閉空間内で背景画像の見え方
が変化することになる。このように、リーチ演出表示中
に背景画像が変化するので、背景画像の変化によりリー
チ演出表示中の遊技者の期待感を盛り上げることができ
る。さらに、注視点の変更により1つの閉空間内で背景
画像の見え方が変化するという特徴的な背景画像の変化
態様によって、背景画像の視覚的な面白みを向上するこ
とができ、リーチ演出表示中の遊技者の期待感をより一
層盛り上げることができる。このように表示の面白みが
向上し、遊技者の期待をより一層盛り上げることができ
る背景画像の変化が行なわれることにより、そのような
画像を見ながら遊技をする遊技者の興趣を向上させるこ
とができる。
【0010】(3) 前記複数の注視点に基づいて生成
された背景画像を、大当り表示態様となる期待度に合わ
せて対応させ、前記背景画像変更手段は、所定のリーチ
演出表示中に、当該期待度に応じて前記背景画像表示手
段により表示される背景画像を選択して背景画像を変更
する(S203,S204,S206の説明参照)。
された背景画像を、大当り表示態様となる期待度に合わ
せて対応させ、前記背景画像変更手段は、所定のリーチ
演出表示中に、当該期待度に応じて前記背景画像表示手
段により表示される背景画像を選択して背景画像を変更
する(S203,S204,S206の説明参照)。
【0011】このような構成によれば、所定のリーチ演
出中に、複数の注視点に基づいて生成された背景画像の
うちから、大当り表示態様となる期待度に応じて背景画
像が選択されて背景画像が変更されるため、リーチ演出
表示中の背景画像の注視点により事前報知の期待度の大
きさを遊技者が把握することができるので、遊技者の興
趣をより一層向上させることができる。
出中に、複数の注視点に基づいて生成された背景画像の
うちから、大当り表示態様となる期待度に応じて背景画
像が選択されて背景画像が変更されるため、リーチ演出
表示中の背景画像の注視点により事前報知の期待度の大
きさを遊技者が把握することができるので、遊技者の興
趣をより一層向上させることができる。
【0012】(4) 前記複数の注視点を所定の順序で
移動させる複数パターンの移動経路を予め設定し(S2
03,S204)、前記背景画像変更手段は、前記大当
り表示態様となる期待度に対応させた移動経路に基づく
所定の順番で前記背景画像表示手段により表示される背
景画像を選択して背景画像を変更する(S206)。
移動させる複数パターンの移動経路を予め設定し(S2
03,S204)、前記背景画像変更手段は、前記大当
り表示態様となる期待度に対応させた移動経路に基づく
所定の順番で前記背景画像表示手段により表示される背
景画像を選択して背景画像を変更する(S206)。
【0013】このような構成によれば、複数の注視点を
所定の順序で移動させる複数パターンの移動経路のう
ち、大当り表示態様となる期待度に対応させた移動経路
に基づく所定の順番で、表示される背景画像が選択され
て背景画像が変更されるため、注視点の移動経路により
大当り表示態様となる期待度の大きさを遊技者が把握す
ることができるので、遊技者の興趣をより一層向上させ
ることができる。
所定の順序で移動させる複数パターンの移動経路のう
ち、大当り表示態様となる期待度に対応させた移動経路
に基づく所定の順番で、表示される背景画像が選択され
て背景画像が変更されるため、注視点の移動経路により
大当り表示態様となる期待度の大きさを遊技者が把握す
ることができるので、遊技者の興趣をより一層向上させ
ることができる。
【0014】(5) 前記背景画像表示手段は、前記背
景画像表示手段により表示させる背景画像を前記背景画
像変更手段により変更する場合、連続的な注視点の変更
に伴う背景移動表示により背景画像の変更を行なう(第
1実施形態および第2実施形態のなお書き参照)。
景画像表示手段により表示させる背景画像を前記背景画
像変更手段により変更する場合、連続的な注視点の変更
に伴う背景移動表示により背景画像の変更を行なう(第
1実施形態および第2実施形態のなお書き参照)。
【0015】このような構成によれば、連続的な注視点
の変更に伴う背景移動表示により背景画像の変更が行な
われるので、背景画像の変化に連続性が生じるため、背
景画像の変化中において遊技者の期待感をより一層盛り
上げることができる。
の変更に伴う背景移動表示により背景画像の変更が行な
われるので、背景画像の変化に連続性が生じるため、背
景画像の変化中において遊技者の期待感をより一層盛り
上げることができる。
【0016】(6) 前記背景画像変更手段により変更
された背景画像を表示する場合、前記注視点の変更に伴
って視点の移動も行なう(図5、図6参照)。
された背景画像を表示する場合、前記注視点の変更に伴
って視点の移動も行なう(図5、図6参照)。
【0017】このような構成によれば、変更された背景
画像を表示する場合、注視点の変更に伴って視点の移動
も行なうため、遊技者が視点を移動させなくても遊技者
にとって見やすいような背景画像の変化を行なうことが
できる。
画像を表示する場合、注視点の変更に伴って視点の移動
も行なうため、遊技者が視点を移動させなくても遊技者
にとって見やすいような背景画像の変化を行なうことが
できる。
【0018】(7) 前記予め定められた1つの閉空間
は、三次元データにより構成されたフィールド画像であ
る(第2実施形態参照)。
は、三次元データにより構成されたフィールド画像であ
る(第2実施形態参照)。
【0019】このような構成によれば、1つの閉空間
が、3次元データにより構成されたフィールド画像であ
るため、背景画像をよりリアルに立体的な表示にするこ
とができる。
が、3次元データにより構成されたフィールド画像であ
るため、背景画像をよりリアルに立体的な表示にするこ
とができる。
【0020】(8) 所定の変動開始条件を満たすこと
により画像表示装置(画像表示装置104)上に表示さ
れる図柄情報(図柄情報)の変動表示を開始するととも
に、所定の変動停止条件を満たすことにより当該図柄情
報の変動表示を停止し、図柄情報の変動表示結果を特定
表示態様とすることにより所定の遊技価値(入賞)を付
与可能である旨を報知する遊技機であって、予め設定さ
れた1つの閉空間(閉空間600)内に複数の注視点を
設定し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像
から所定の画像(図6(a)〜(d)参照)を前記識別
情報の背景画像として表示する背景画像表示手段(画像
表示制御部)と、前記図柄情報に基づく演出表示が行な
われている最中に、前記複数の注視点に基づいて生成さ
れた背景画像から、現注視点と異なる注視点に基づいて
生成された背景画像を、前記背景画像表示手段により表
示される背景画像として選択し、背景画像を変更する背
景画像変更手段(画像表示制御部)とを備える(第3実
施形態参照)。
により画像表示装置(画像表示装置104)上に表示さ
れる図柄情報(図柄情報)の変動表示を開始するととも
に、所定の変動停止条件を満たすことにより当該図柄情
報の変動表示を停止し、図柄情報の変動表示結果を特定
表示態様とすることにより所定の遊技価値(入賞)を付
与可能である旨を報知する遊技機であって、予め設定さ
れた1つの閉空間(閉空間600)内に複数の注視点を
設定し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像
から所定の画像(図6(a)〜(d)参照)を前記識別
情報の背景画像として表示する背景画像表示手段(画像
表示制御部)と、前記図柄情報に基づく演出表示が行な
われている最中に、前記複数の注視点に基づいて生成さ
れた背景画像から、現注視点と異なる注視点に基づいて
生成された背景画像を、前記背景画像表示手段により表
示される背景画像として選択し、背景画像を変更する背
景画像変更手段(画像表示制御部)とを備える(第3実
施形態参照)。
【0021】このような構成によれば、図柄情報に基づ
く演出表示が行なわれている最中に、表示される背景画
像として、現注視点と異なる注視点に基づいて生成され
た背景画像が選択されて背景画像が変更されるので、図
柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中に同じ1
つの閉空間内で背景画像の見え方が変化することにな
る。このように、図柄情報に基づく演出表示が行なわれ
ている最中に背景画像が変化するので、背景画像の変化
により図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中
に遊技者の期待感を盛り上げることができる。さらに、
注視点の変更により1つの閉空間内で背景画像の見え方
が変化するという特徴的な背景画像の変化態様によっ
て、背景画像の視覚的な面白みを向上することができ、
図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中の遊技
者の期待感をより一層盛り上げることができる。このよ
うに表示の面白みが向上し、遊技者の期待をより一層盛
り上げることができる背景画像の変化が行なわれること
により、そのような画像を見ながら遊技をする遊技者の
興趣を向上させることができる。
く演出表示が行なわれている最中に、表示される背景画
像として、現注視点と異なる注視点に基づいて生成され
た背景画像が選択されて背景画像が変更されるので、図
柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中に同じ1
つの閉空間内で背景画像の見え方が変化することにな
る。このように、図柄情報に基づく演出表示が行なわれ
ている最中に背景画像が変化するので、背景画像の変化
により図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中
に遊技者の期待感を盛り上げることができる。さらに、
注視点の変更により1つの閉空間内で背景画像の見え方
が変化するという特徴的な背景画像の変化態様によっ
て、背景画像の視覚的な面白みを向上することができ、
図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中の遊技
者の期待感をより一層盛り上げることができる。このよ
うに表示の面白みが向上し、遊技者の期待をより一層盛
り上げることができる背景画像の変化が行なわれること
により、そのような画像を見ながら遊技をする遊技者の
興趣を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明におい
てリーチ演出表示とは、最終停止図柄となる表示図柄以
外の表示図柄が、たとえば、(1)大当りとなる特定表
示態様と一致している状態、あるいは、予め定められた
特定の表示図柄の並びで、停止、揺動、拡大縮小あるい
は変形している状態(以下、これらの状態を仮停止とい
う)、すなわち、所定領域内に一定期間継続的に更新表
示を停止している状態、または、(2)表示図柄の表示
位置が入れ替わっている状態、または、(3)複数の表
示図柄が同期して更新表示を行なっている状態のよう
に、最終結果が表示される前段階において表示結果が特
定表示態様となる可能性が見掛け上高められる演出表示
のことを指す。また、リーチ表示態様とは、リーチ演出
表示を行なう際の表示態様をいう。
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明におい
てリーチ演出表示とは、最終停止図柄となる表示図柄以
外の表示図柄が、たとえば、(1)大当りとなる特定表
示態様と一致している状態、あるいは、予め定められた
特定の表示図柄の並びで、停止、揺動、拡大縮小あるい
は変形している状態(以下、これらの状態を仮停止とい
う)、すなわち、所定領域内に一定期間継続的に更新表
示を停止している状態、または、(2)表示図柄の表示
位置が入れ替わっている状態、または、(3)複数の表
示図柄が同期して更新表示を行なっている状態のよう
に、最終結果が表示される前段階において表示結果が特
定表示態様となる可能性が見掛け上高められる演出表示
のことを指す。また、リーチ表示態様とは、リーチ演出
表示を行なう際の表示態様をいう。
【0023】そして、特別図柄表示装置における図柄表
示領域の特定の組合せを予め有効ラインとして設定して
おき、所定の遊技価値を付与することが決定された場合
に最終的な停止図柄態様によって大当りとなったことを
報知するときには、表示図柄を変動させた後に、有効ラ
イン上に最終的に停止させる表示図柄が特定表示態様と
なるようにする。したがって、遊技者は、特別図柄表示
装置における有効ライン上の表示態様を確認すること
で、大当りとなったか否かを容易に確認することができ
る。
示領域の特定の組合せを予め有効ラインとして設定して
おき、所定の遊技価値を付与することが決定された場合
に最終的な停止図柄態様によって大当りとなったことを
報知するときには、表示図柄を変動させた後に、有効ラ
イン上に最終的に停止させる表示図柄が特定表示態様と
なるようにする。したがって、遊技者は、特別図柄表示
装置における有効ライン上の表示態様を確認すること
で、大当りとなったか否かを容易に確認することができ
る。
【0024】本実施形態においては、LCD(Liquid C
rystal Display)等からなる画像表示装置により特図ゲ
ーム(複数種類の識別情報としての特別図柄の可変表示
を行って表示結果により大当り制御を実行するかはずれ
とするかを決めるゲームであり、一般的に、変動表示ま
たは可変表示等と呼ばれる)を行なう遊技機であり、プ
リペイドカードによって球貸を行なうカードリーダ(C
R)式の第1種パチンコ遊技機を例にとって説明する。
しかし、適用対象となる遊技機としては、これに限るも
のではなく、可変表示装置として、CRT(Cathode Ra
y Tube)、LED(Light Emitting Diode)、FED
(Field Emission Display)等の画像表示装置を用いた
遊技機にも適用可能であり、また、可変表示装置とし
て、ドラムやベルト等の機械的表示装置を用い、かつ演
出表示用に前述した画像表示装置を用いたものであって
も構わない。
rystal Display)等からなる画像表示装置により特図ゲ
ーム(複数種類の識別情報としての特別図柄の可変表示
を行って表示結果により大当り制御を実行するかはずれ
とするかを決めるゲームであり、一般的に、変動表示ま
たは可変表示等と呼ばれる)を行なう遊技機であり、プ
リペイドカードによって球貸を行なうカードリーダ(C
R)式の第1種パチンコ遊技機を例にとって説明する。
しかし、適用対象となる遊技機としては、これに限るも
のではなく、可変表示装置として、CRT(Cathode Ra
y Tube)、LED(Light Emitting Diode)、FED
(Field Emission Display)等の画像表示装置を用いた
遊技機にも適用可能であり、また、可変表示装置とし
て、ドラムやベルト等の機械的表示装置を用い、かつ演
出表示用に前述した画像表示装置を用いたものであって
も構わない。
【0025】また、遊技機としては、パチンコ遊技機等
の弾球遊技機であっても、画像表示装置を有するもので
あれば、たとえば第2種あるいは第3種に分類されるパ
チンコ遊技機、一般電役機、またはパチコンと呼ばれる
確率設定機能付き弾球遊技機等であっても構わない。さ
らに遊技機としては、プリペイドカード(ICコイン等
も含む価値媒体)によって球貸を行なうCR式パチンコ
遊技機だけではなく、現金によって球貸を行なうパチン
コ遊技機であってもよい。すなわち、遊技機としては、
LCD等からなる画像表示装置を有し、画像表示を行な
うことが可能な遊技機であれば、どのような形態のもの
であっても構わない。
の弾球遊技機であっても、画像表示装置を有するもので
あれば、たとえば第2種あるいは第3種に分類されるパ
チンコ遊技機、一般電役機、またはパチコンと呼ばれる
確率設定機能付き弾球遊技機等であっても構わない。さ
らに遊技機としては、プリペイドカード(ICコイン等
も含む価値媒体)によって球貸を行なうCR式パチンコ
遊技機だけではなく、現金によって球貸を行なうパチン
コ遊技機であってもよい。すなわち、遊技機としては、
LCD等からなる画像表示装置を有し、画像表示を行な
うことが可能な遊技機であれば、どのような形態のもの
であっても構わない。
【0026】第1実施形態
図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図で
あり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技
機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技
盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用
枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガ
イドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が
形成されており、遊技領域のほぼ中央位置には、画像表
示装置としての特別図柄表示装置4が設けられている。
あり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技
機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技
盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用
枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガ
イドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が
形成されており、遊技領域のほぼ中央位置には、画像表
示装置としての特別図柄表示装置4が設けられている。
【0027】特別図柄表示装置4においては、複数種類
の識別情報としての特別図柄を可変表示(変動表示、更
新表示ともいう)可能であるとともに、その特別図柄の
背景として1つの閉空間を示す背景画像を表示可能であ
る。さらに、特別図柄表示装置4においては、遊技の演
出のためにキャラクタ等のその他の各種画像も表示可能
である。ここで、キャラクタとは、人物、動物、文字、
図形または記号等を表わす映像をいう。
の識別情報としての特別図柄を可変表示(変動表示、更
新表示ともいう)可能であるとともに、その特別図柄の
背景として1つの閉空間を示す背景画像を表示可能であ
る。さらに、特別図柄表示装置4においては、遊技の演
出のためにキャラクタ等のその他の各種画像も表示可能
である。ここで、キャラクタとは、人物、動物、文字、
図形または記号等を表わす映像をいう。
【0028】特別図柄表示装置4の下方位置には、電動
チューリップ型役物(普通電動役物)5を兼用する特別
図柄始動口(スタートチャッカー)6と、大当り発生時
にソレノイド等を駆動することで開放動作を行なう大入
賞口(第1種特別電動役物)7とが上下に並んで配設さ
れている。大入賞口7においては、特別図柄始動口6へ
の入賞タイミングに基づいて特図ゲーム(変動表示、可
変表示)が行なわれた結果、特別図柄の表示結果が予め
定められた特定の表示態様である大当り表示態様となっ
たことを条件として遊技者にとって有利な特定の遊技状
態(大当り制御状態)に制御された場合に、前面に設け
られた大入賞口扉7aの開放動作が行なわれる。また、
遊技機用枠3の左右上部1には、効果音等を再生出力す
るためのスピーカ8L,8Rが設けられており、さらに
遊技領域の周辺部には、ランプ9,9,…が設けられて
いる。
チューリップ型役物(普通電動役物)5を兼用する特別
図柄始動口(スタートチャッカー)6と、大当り発生時
にソレノイド等を駆動することで開放動作を行なう大入
賞口(第1種特別電動役物)7とが上下に並んで配設さ
れている。大入賞口7においては、特別図柄始動口6へ
の入賞タイミングに基づいて特図ゲーム(変動表示、可
変表示)が行なわれた結果、特別図柄の表示結果が予め
定められた特定の表示態様である大当り表示態様となっ
たことを条件として遊技者にとって有利な特定の遊技状
態(大当り制御状態)に制御された場合に、前面に設け
られた大入賞口扉7aの開放動作が行なわれる。また、
遊技機用枠3の左右上部1には、効果音等を再生出力す
るためのスピーカ8L,8Rが設けられており、さらに
遊技領域の周辺部には、ランプ9,9,…が設けられて
いる。
【0029】図2に、本実施形態におけるパチンコ遊技
機の背面図であり、主要基板の配置レイアウトを示す。
パチンコ遊技機1は、詳細を後述するように、電源基板
(電源部10)と、主制御基板(遊技制御部11)と、
図柄制御基板(表示制御部13)と、音声制御基板(音
声制御部14)と、ランプ制御基板(ランプ制御部1
5)と、払出制御基板(払出制御部16)と、外部端子
基板(情報出力部17)とを備え、それぞれ適所に配設
されている。
機の背面図であり、主要基板の配置レイアウトを示す。
パチンコ遊技機1は、詳細を後述するように、電源基板
(電源部10)と、主制御基板(遊技制御部11)と、
図柄制御基板(表示制御部13)と、音声制御基板(音
声制御部14)と、ランプ制御基板(ランプ制御部1
5)と、払出制御基板(払出制御部16)と、外部端子
基板(情報出力部17)とを備え、それぞれ適所に配設
されている。
【0030】図3は遊技制御部を中心としたシステム構
成例を示すブロック図である。本実施形態におけるパチ
ンコ遊技機1は、主として電源部(電源基板10)と、
遊技制御部(主制御基板)11と、入出力部12と、表
示制御部(図柄制御基板)13と、音声制御部(音声制
御基板)14と、ランプ制御部(ランプ制御基板)15
と、払出制御部(払出制御基板)16と、情報出力部
(外部端子基板)17とを備えている。
成例を示すブロック図である。本実施形態におけるパチ
ンコ遊技機1は、主として電源部(電源基板10)と、
遊技制御部(主制御基板)11と、入出力部12と、表
示制御部(図柄制御基板)13と、音声制御部(音声制
御基板)14と、ランプ制御部(ランプ制御基板)15
と、払出制御部(払出制御基板)16と、情報出力部
(外部端子基板)17とを備えている。
【0031】電源部10は、パチンコ遊技機1内の各回
路に所定の電源電圧を供給するものである。遊技制御部
11は、遊技制御基板内に設けられた各種回路から構成
されており、特図ゲーム等において用いる各種乱数の生
成機能、入出力部12を介して信号の入出力を行なう機
能、表示制御部13、音声制御部14、ランプ制御部1
5および払出制御部16に対し、それぞれ制御コマンド
信号を出力する機能、ホールの管理コンピュータに対
し、各種情報を出力する機能を備えている。
路に所定の電源電圧を供給するものである。遊技制御部
11は、遊技制御基板内に設けられた各種回路から構成
されており、特図ゲーム等において用いる各種乱数の生
成機能、入出力部12を介して信号の入出力を行なう機
能、表示制御部13、音声制御部14、ランプ制御部1
5および払出制御部16に対し、それぞれ制御コマンド
信号を出力する機能、ホールの管理コンピュータに対
し、各種情報を出力する機能を備えている。
【0032】入出力部12は、遊技球の検出や役物の開
閉動作を行なうためのものである。表示制御部13、音
声制御部14、ランプ制御部15は、遊技制御部11か
ら送信される制御コマンド信号に基づいて、特図ゲーム
における特別図柄等の表示制御、音声出力制御、ランプ
表示制御を、それぞれ遊技制御部11とは独立して実行
するものである。払出制御部16は、遊技球の貸出や賞
球等の払出制御を行なうものである。情報出力部17
は、各種遊技関連情報を外部に出力するためのものであ
る。
閉動作を行なうためのものである。表示制御部13、音
声制御部14、ランプ制御部15は、遊技制御部11か
ら送信される制御コマンド信号に基づいて、特図ゲーム
における特別図柄等の表示制御、音声出力制御、ランプ
表示制御を、それぞれ遊技制御部11とは独立して実行
するものである。払出制御部16は、遊技球の貸出や賞
球等の払出制御を行なうものである。情報出力部17
は、各種遊技関連情報を外部に出力するためのものであ
る。
【0033】ここで、特別図柄表示装置4上に表示され
る表示図柄の仮停止タイミングや変動時間等は、後述す
る変動表示パターンコマンドに従って一意に定まってい
る。すなわち、表示制御部13、音声制御部14および
ランプ制御部15は、変動表示パターンコマンドを受取
ったタイミングから、特別図柄表示装置4上における表
示図柄の変動、スピーカ8L,8Rからの音声出力およ
びランプ9の明滅表示が連動して行なわれるように制御
を行なっている。
る表示図柄の仮停止タイミングや変動時間等は、後述す
る変動表示パターンコマンドに従って一意に定まってい
る。すなわち、表示制御部13、音声制御部14および
ランプ制御部15は、変動表示パターンコマンドを受取
ったタイミングから、特別図柄表示装置4上における表
示図柄の変動、スピーカ8L,8Rからの音声出力およ
びランプ9の明滅表示が連動して行なわれるように制御
を行なっている。
【0034】なお、表示制御部13は、図柄制御基板内
に設けられた各種回路から構成され、表示制御部11と
は独立して特図ゲーム等における画像処理のための表示
制御を行なうものである。表示制御部13は、遊技制御
部11から出力される表示制御コマンドデータ(表示内
容を指定するコマンドデータ)に基づいて特図ゲームに
用いられる画像を特別図柄表示装置4上に表示する。
に設けられた各種回路から構成され、表示制御部11と
は独立して特図ゲーム等における画像処理のための表示
制御を行なうものである。表示制御部13は、遊技制御
部11から出力される表示制御コマンドデータ(表示内
容を指定するコマンドデータ)に基づいて特図ゲームに
用いられる画像を特別図柄表示装置4上に表示する。
【0035】次に、本実施形態のパチンコ遊技機におけ
る遊技の流れの概略について説明する。パチンコ遊技機
1の右下位置に設けられたハンドルを回動操作すること
により、遊技領域中に遊技球が発射される。遊技制御部
11では、入出力部12内の特別図柄始動スイッチ等の
入力の有無を監視しており、遊技球が特別図柄始動口6
に入賞した場合、特別図柄始動スイッチにおいて遊技球
の入賞が検出される。また、特別図柄始動口6におい
て、遊技球の入賞(始動入賞と呼ばれる)が検出された
場合、入賞した遊技球の数、入賞時の乱数の抽選値が特
別図柄判定用バンクに保管される。そして、保管された
データに基づいて特別図柄表示装置4において特図ゲー
ム(特別図柄の変動表示)を開始する。
る遊技の流れの概略について説明する。パチンコ遊技機
1の右下位置に設けられたハンドルを回動操作すること
により、遊技領域中に遊技球が発射される。遊技制御部
11では、入出力部12内の特別図柄始動スイッチ等の
入力の有無を監視しており、遊技球が特別図柄始動口6
に入賞した場合、特別図柄始動スイッチにおいて遊技球
の入賞が検出される。また、特別図柄始動口6におい
て、遊技球の入賞(始動入賞と呼ばれる)が検出された
場合、入賞した遊技球の数、入賞時の乱数の抽選値が特
別図柄判定用バンクに保管される。そして、保管された
データに基づいて特別図柄表示装置4において特図ゲー
ム(特別図柄の変動表示)を開始する。
【0036】特別図柄の変動表示においては、変動開始
後、所定時間経過後に特別図柄が停止表示される。特別
図柄の変動表示において表示結果が予め定められた特定
の表示態様(たとえば、777の図柄の組合せ)になる
と、遊技者にとって有利な特定の遊技状態である大当り
が発生し、大当り制御が実行される。大当り制御におい
ては、通常状態において閉状態とされている大入賞口7
が、大入賞口扉7aの動作により、一定時間経過するま
で、または、所定個数(たとえば10個)の打球が入賞
するまで開放される制御が行なわれる。そして、大入賞
口7の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しその入賞玉
が検出されると、継続権が発生し大入賞口7を開放させ
る制御が再度行なわれる。このような継続権の発生は、
所定回数(たとえば15ラウンド)許容される。このよ
うな継続権の発生を繰り返す制御は、繰返し継続制御と
呼ばれる。そして、このような繰返し継続制御において
大入賞口7が開放している各回はラウンドと呼ばれ、そ
のラウンドは、継続権の発生により更新される(次のラ
ウンドに進む)。
後、所定時間経過後に特別図柄が停止表示される。特別
図柄の変動表示において表示結果が予め定められた特定
の表示態様(たとえば、777の図柄の組合せ)になる
と、遊技者にとって有利な特定の遊技状態である大当り
が発生し、大当り制御が実行される。大当り制御におい
ては、通常状態において閉状態とされている大入賞口7
が、大入賞口扉7aの動作により、一定時間経過するま
で、または、所定個数(たとえば10個)の打球が入賞
するまで開放される制御が行なわれる。そして、大入賞
口7の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しその入賞玉
が検出されると、継続権が発生し大入賞口7を開放させ
る制御が再度行なわれる。このような継続権の発生は、
所定回数(たとえば15ラウンド)許容される。このよ
うな継続権の発生を繰り返す制御は、繰返し継続制御と
呼ばれる。そして、このような繰返し継続制御において
大入賞口7が開放している各回はラウンドと呼ばれ、そ
のラウンドは、継続権の発生により更新される(次のラ
ウンドに進む)。
【0037】次に、特別図柄表示装置4において表示さ
れる画像について説明する。この実施の形態によるパチ
ンコ遊技機においては、背景画像として、1つの閉空間
を示すフィールド画像を所定の視点位置から見た背景画
像が表示される。このフィールド画像は、たとえば、1
つの仮想的な閉空間内での市街地等の予め定められた領
域(フィールド)を表現した画像である。1つの閉空間
内には複数の注視点が設定されており、これら複数の注
視点に基づいて生成された画像から所定の画像が識別情
報の背景画像として表示される。
れる画像について説明する。この実施の形態によるパチ
ンコ遊技機においては、背景画像として、1つの閉空間
を示すフィールド画像を所定の視点位置から見た背景画
像が表示される。このフィールド画像は、たとえば、1
つの仮想的な閉空間内での市街地等の予め定められた領
域(フィールド)を表現した画像である。1つの閉空間
内には複数の注視点が設定されており、これら複数の注
視点に基づいて生成された画像から所定の画像が識別情
報の背景画像として表示される。
【0038】背景画像には閉空間内で仮想的な注視点が
複数設定されており、それらの注視点のうちから選ばれ
た1つの注視点から閉空間を見た態様で、背景画像が表
現される。このように注視点が複数設定された中から選
択されるため、特別図柄表示装置4においては、1つの
閉空間内で注視点が異なる背景画像を表示することが可
能である。
複数設定されており、それらの注視点のうちから選ばれ
た1つの注視点から閉空間を見た態様で、背景画像が表
現される。このように注視点が複数設定された中から選
択されるため、特別図柄表示装置4においては、1つの
閉空間内で注視点が異なる背景画像を表示することが可
能である。
【0039】次に、背景画像を表示する際の視点および
注視点について説明する。図4は、背景画像を表示する
際の視点および注視点を示す概念図である。
注視点について説明する。図4は、背景画像を表示する
際の視点および注視点を示す概念図である。
【0040】図4に示すように、前述したフィールドの
ような表示対象物53を見る場合、仮想的カメラ52の
位置が視点50となり、視点50から表示対象物53上
を見た点が注視点51である。言い換えると、視点50
からの視線(図中破線)が表示対象物53と交わる点が
注視点であるとも言える。
ような表示対象物53を見る場合、仮想的カメラ52の
位置が視点50となり、視点50から表示対象物53上
を見た点が注視点51である。言い換えると、視点50
からの視線(図中破線)が表示対象物53と交わる点が
注視点であるとも言える。
【0041】この実施の形態における背景画像は、1つ
の閉空間内において、所定の視点52から所定の注視点
51を注視した態様で閉空間内を見た状態を示す画像で
ある。視点と注視点との関係を述べると次のようなこと
が言える。視点が同じであっても、注視点の位置が異な
ると、表示される背景画像の態様が異なる。また、注視
点が同じであっても、視点の位置が異なると、表示され
る背景画像の態様が異なる。
の閉空間内において、所定の視点52から所定の注視点
51を注視した態様で閉空間内を見た状態を示す画像で
ある。視点と注視点との関係を述べると次のようなこと
が言える。視点が同じであっても、注視点の位置が異な
ると、表示される背景画像の態様が異なる。また、注視
点が同じであっても、視点の位置が異なると、表示され
る背景画像の態様が異なる。
【0042】次に、背景画像の一例を説明する。まず、
背景画像としてのフィールド画像の基礎となる閉空間内
の構成を説明する。図5は、背景画像としてのフィール
ド画像の基礎となる閉空間内の構成を示す概念図であ
る。
背景画像としてのフィールド画像の基礎となる閉空間内
の構成を説明する。図5は、背景画像としてのフィール
ド画像の基礎となる閉空間内の構成を示す概念図であ
る。
【0043】図5を参照して、閉空間600は仮想的な
閉空間であり、閉空間600内には、たとえば、1つの
連続した仮想的な領域であるフィールド60が形成され
ている。このフィールド60は、仮想的な土地61、仮
想的な道路62、および、仮想的な建築物63を含み、
土地61上に道路62および建築物63a,63b,6
3c,63dが設けられ、仮想的な市街地を構成してい
る。
閉空間であり、閉空間600内には、たとえば、1つの
連続した仮想的な領域であるフィールド60が形成され
ている。このフィールド60は、仮想的な土地61、仮
想的な道路62、および、仮想的な建築物63を含み、
土地61上に道路62および建築物63a,63b,6
3c,63dが設けられ、仮想的な市街地を構成してい
る。
【0044】閉空間600内には、複数の注視点が設定
されており、各注視点に対応して、それぞれ最適な視点
が設定されている。図中においては、各注視点および視
点の組合せによる視線の方向が白抜き矢印により複数示
されている(視線方向A〜D)。視線方向A〜Dは、後
述する図6の(a)〜(d)の背景画像とそれぞれ対応
している。
されており、各注視点に対応して、それぞれ最適な視点
が設定されている。図中においては、各注視点および視
点の組合せによる視線の方向が白抜き矢印により複数示
されている(視線方向A〜D)。視線方向A〜Dは、後
述する図6の(a)〜(d)の背景画像とそれぞれ対応
している。
【0045】表示制御部13のキャラクタROMには、
閉空間600を各注視点および視点の組合せにより見た
態様で二次元画像の描画手法により示される複数の背景
画像が二次元画像データで記憶されている。この背景画
像は、2次元的表現ではあるが奥行き感のある描画法を
用いて作成されている。そして、背景画像が表示される
場合には、そのように用意された複数の背景画像のうち
から選択された背景画像が特別図柄表示装置4に表示さ
れるのである。
閉空間600を各注視点および視点の組合せにより見た
態様で二次元画像の描画手法により示される複数の背景
画像が二次元画像データで記憶されている。この背景画
像は、2次元的表現ではあるが奥行き感のある描画法を
用いて作成されている。そして、背景画像が表示される
場合には、そのように用意された複数の背景画像のうち
から選択された背景画像が特別図柄表示装置4に表示さ
れるのである。
【0046】次に、実際に特別図柄表示装置4に表示さ
れる背景画像の具体的なものを説明する。図6は、特別
図柄表示装置4に表示される背景画像の具体例を示す表
示画面図である。
れる背景画像の具体的なものを説明する。図6は、特別
図柄表示装置4に表示される背景画像の具体例を示す表
示画面図である。
【0047】図6においては、図5の視線方向A〜Dの
それぞれに対応する表示画像が(a)〜(d)に示され
ている。(a)が図5における第1の視線方向Aに対応
する背景画像、(b)図5における第2の視線方向Bに
対応する背景画像、(c)が図5における第3の視線方
向Cに対応する背景画像、(d)が図5における第4の
視線方向Dに対応する背景画像であり、注視点および視
点の相違に基づく視線方向の違いにより、フィールド6
00の表示される部分および方向等が異なっている。
それぞれに対応する表示画像が(a)〜(d)に示され
ている。(a)が図5における第1の視線方向Aに対応
する背景画像、(b)図5における第2の視線方向Bに
対応する背景画像、(c)が図5における第3の視線方
向Cに対応する背景画像、(d)が図5における第4の
視線方向Dに対応する背景画像であり、注視点および視
点の相違に基づく視線方向の違いにより、フィールド6
00の表示される部分および方向等が異なっている。
【0048】これらの表示画像は、閉空間600を各注
視点および視点の組合せにより見た場合に、そのように
見えるであろうと想定される画像を二次元画像の描画手
法より示したものであり、そのような各画像を示す複数
の二次元画像データがキャラクタROM28に記憶さ
れ、適宜読出されて背景画像の表示に使用される。
視点および視点の組合せにより見た場合に、そのように
見えるであろうと想定される画像を二次元画像の描画手
法より示したものであり、そのような各画像を示す複数
の二次元画像データがキャラクタROM28に記憶さ
れ、適宜読出されて背景画像の表示に使用される。
【0049】複数(たとえば、3つ)の特別図柄S1〜
S3が、たとえば、図6の(a)に示されるような画面
上の所定の位置に、半透明で、横方向に並んだ状態で表
示される。特別図柄S1〜S3は、始動入賞があったこ
とに応じて、可変表示(変動表示、更新表示)を開始し
た後、停止表示される。ここでは、横方向に並んだ位置
関係に基づいて、特別図柄S1を左図柄、S2を中図
柄、S3を右図柄とする。
S3が、たとえば、図6の(a)に示されるような画面
上の所定の位置に、半透明で、横方向に並んだ状態で表
示される。特別図柄S1〜S3は、始動入賞があったこ
とに応じて、可変表示(変動表示、更新表示)を開始し
た後、停止表示される。ここでは、横方向に並んだ位置
関係に基づいて、特別図柄S1を左図柄、S2を中図
柄、S3を右図柄とする。
【0050】特図ゲームでは、遊技球が特別図柄始動口
6を通過したとき、判定用乱数の値によって特別図柄の
大当り、外れを判定する。判定の結果、大当りとなった
場合には、判定用乱数の値に対応する特別図柄の組合せ
を特別図柄表示装置4に停止表示する。一方外れとなっ
た場合には、表示図柄用乱数の値に対応する特別図柄を
停止表示する。
6を通過したとき、判定用乱数の値によって特別図柄の
大当り、外れを判定する。判定の結果、大当りとなった
場合には、判定用乱数の値に対応する特別図柄の組合せ
を特別図柄表示装置4に停止表示する。一方外れとなっ
た場合には、表示図柄用乱数の値に対応する特別図柄を
停止表示する。
【0051】このような特別図柄の変動表示中に、中図
柄S2がまだ停止していない状態で左図柄S1および右
図柄S3が同一の識別情報となった状態、すなわちリー
チ状態となった場合には、所定のリーチ演出表示処理
(たとえば、面白みがある図柄の変動パターンによりリ
ーチ表示を演出する処理等)を行ない、特別図柄表示装
置4でリーチ状態を演出するためのリーチ演出表示を実
行させる制御が行なわれ、遊技者にリーチ状態となった
ことを認識させる。
柄S2がまだ停止していない状態で左図柄S1および右
図柄S3が同一の識別情報となった状態、すなわちリー
チ状態となった場合には、所定のリーチ演出表示処理
(たとえば、面白みがある図柄の変動パターンによりリ
ーチ表示を演出する処理等)を行ない、特別図柄表示装
置4でリーチ状態を演出するためのリーチ演出表示を実
行させる制御が行なわれ、遊技者にリーチ状態となった
ことを認識させる。
【0052】このようなリーチ演出表示としては、たと
えば、ノーマルリーチ演出表示(通常のリーチ演出表
示)、および、特別リーチ演出表示(特別なリーチ演出
表示)等の複数種別のリーチ演出表示が選択的に実行さ
れる。リーチ状態を表示させるか否か、および、リーチ
状態を表示させる場合に選択する演出表示の種別は、そ
れぞれ遊技制御部11において事前に所定のランダムカ
ウンタの数値データ(乱数値)を用いた抽選によりラン
ダムに決定される。リーチ演出表示については、種別毎
に大当り状態となる期待度(確率)が異なっており、た
とえば、特別リーチ演出表示の方がノーマルリーチより
も大当り状態となる期待度が高くなるように、遊技制御
部11においてリーチ演出表示の種別の選択確率が設定
されている。
えば、ノーマルリーチ演出表示(通常のリーチ演出表
示)、および、特別リーチ演出表示(特別なリーチ演出
表示)等の複数種別のリーチ演出表示が選択的に実行さ
れる。リーチ状態を表示させるか否か、および、リーチ
状態を表示させる場合に選択する演出表示の種別は、そ
れぞれ遊技制御部11において事前に所定のランダムカ
ウンタの数値データ(乱数値)を用いた抽選によりラン
ダムに決定される。リーチ演出表示については、種別毎
に大当り状態となる期待度(確率)が異なっており、た
とえば、特別リーチ演出表示の方がノーマルリーチより
も大当り状態となる期待度が高くなるように、遊技制御
部11においてリーチ演出表示の種別の選択確率が設定
されている。
【0053】遊技制御部11から表示制御部13には、
選択されたリーチ演出表示の種別を指定する表示制御コ
マンドデータが与えられる。そして、表示制御部13の
表示制御により、指定されたリーチ演出表示の画像が特
別図柄表示装置4に表示される。
選択されたリーチ演出表示の種別を指定する表示制御コ
マンドデータが与えられる。そして、表示制御部13の
表示制御により、指定されたリーチ演出表示の画像が特
別図柄表示装置4に表示される。
【0054】また、特別図柄の変動表示中には、リーチ
状態が発生する旨を事前報知(予告)する予告報知(リ
ーチ予告)が行なわれる場合があり、また、大当り状態
が発生する旨を事前報知(予告)する予告報知(大当り
予告)が行なわれる場合がある。リーチ予告を行なうか
否かおよび大当り予告を行なうか否かは、それぞれ個別
に遊技制御部11において予め定められたランダムカウ
ンタの数値データを用いた抽選により事前にランダムに
決定される。リーチ予告は、実際にリーチ状態が発生す
る場合と実際にはリーチ状態が発生しない場合との両方
の場合に行なわれる。また、大当り予告は、実際に大当
り状態が発生する場合と実際には大当り状態が発生しな
い場合との両方の場合に行なわれる。
状態が発生する旨を事前報知(予告)する予告報知(リ
ーチ予告)が行なわれる場合があり、また、大当り状態
が発生する旨を事前報知(予告)する予告報知(大当り
予告)が行なわれる場合がある。リーチ予告を行なうか
否かおよび大当り予告を行なうか否かは、それぞれ個別
に遊技制御部11において予め定められたランダムカウ
ンタの数値データを用いた抽選により事前にランダムに
決定される。リーチ予告は、実際にリーチ状態が発生す
る場合と実際にはリーチ状態が発生しない場合との両方
の場合に行なわれる。また、大当り予告は、実際に大当
り状態が発生する場合と実際には大当り状態が発生しな
い場合との両方の場合に行なわれる。
【0055】このようなリーチ予告および大当り予告と
しては、それぞれ複数種別の予告を選択的に実行可能で
あり、それぞれの予告の種別が遊技制御部11において
予め定められたランダムカウンタの数値データを用いた
抽選により事前にランダムに選択決定される。リーチ予
告は、種別毎に大当りとなる期待度が異なる。つまり、
リーチ予告の種別は、前述したリーチ演出表示の種別の
それぞれに対応して選択されるように設定されており、
リーチ予告が行なわれた場合には、その予告の種別が対
応する種別のリーチ演出表示が行なわれるか、いずれの
リーチ演出表示も行なわれないかのどちらかとなる。こ
れにより、リーチ予告の種別とリーチ演出表示の種別と
の間には1対1の対応関係があり、リーチ演出表示は種
別毎に大当りとなる期待度が異なるため、結果的にリー
チ予告は、種別毎に大当りとなる期待度が異なることと
なる。また、大当り予告は、種別毎に大当りとなる期待
度(確率)が異なる。このように、大当りを発生させる
ことが事前決定された場合には、はずれとすることが事
前決定された場合よりも、より期待度が高い予告種別を
選択するように、遊技制御部12においては、リーチ予
告および大当り予告のそれぞれについて、予告種別の選
択確率が定められている。
しては、それぞれ複数種別の予告を選択的に実行可能で
あり、それぞれの予告の種別が遊技制御部11において
予め定められたランダムカウンタの数値データを用いた
抽選により事前にランダムに選択決定される。リーチ予
告は、種別毎に大当りとなる期待度が異なる。つまり、
リーチ予告の種別は、前述したリーチ演出表示の種別の
それぞれに対応して選択されるように設定されており、
リーチ予告が行なわれた場合には、その予告の種別が対
応する種別のリーチ演出表示が行なわれるか、いずれの
リーチ演出表示も行なわれないかのどちらかとなる。こ
れにより、リーチ予告の種別とリーチ演出表示の種別と
の間には1対1の対応関係があり、リーチ演出表示は種
別毎に大当りとなる期待度が異なるため、結果的にリー
チ予告は、種別毎に大当りとなる期待度が異なることと
なる。また、大当り予告は、種別毎に大当りとなる期待
度(確率)が異なる。このように、大当りを発生させる
ことが事前決定された場合には、はずれとすることが事
前決定された場合よりも、より期待度が高い予告種別を
選択するように、遊技制御部12においては、リーチ予
告および大当り予告のそれぞれについて、予告種別の選
択確率が定められている。
【0056】リーチ予告を行なう旨の決定がなされた場
合および大当り予告を行なう旨の決定がなされた場合
は、それぞれ遊技制御部11から表示制御部13へ選択
された予告の種別に対応する表示を行なう旨を指定する
表示制御コマンドデータが与えられる。そして、表示制
御部13の表示制御により、リーチ予告を行なう場合に
は選択された種別のリーチ予告を示す画像が特別図柄表
示装置4に表示され、大当り予告を行なう場合には選択
された種別の大当り予告を示す画像が特別図柄表示装置
4に表示される。また、このような予告が行なわれる場
合には、スピーカ8L,8Rからの効果音の出力制御お
よび所定のランプの発光制御も合わせて行なわれる。
合および大当り予告を行なう旨の決定がなされた場合
は、それぞれ遊技制御部11から表示制御部13へ選択
された予告の種別に対応する表示を行なう旨を指定する
表示制御コマンドデータが与えられる。そして、表示制
御部13の表示制御により、リーチ予告を行なう場合に
は選択された種別のリーチ予告を示す画像が特別図柄表
示装置4に表示され、大当り予告を行なう場合には選択
された種別の大当り予告を示す画像が特別図柄表示装置
4に表示される。また、このような予告が行なわれる場
合には、スピーカ8L,8Rからの効果音の出力制御お
よび所定のランプの発光制御も合わせて行なわれる。
【0057】また、大当り制御中には、大当り発生時お
よび繰返し継続制御における各ラウンド時等の所定のタ
イミングにおいて、大当り制御の状態の進行に応じて演
出表示画像を表示させるために、遊技制御部11から表
示制御部13へ表示制御コマンドデータが与えられ、表
示制御部13の表示制御により、大当り制御の状態の進
行に応じた画像が特別図柄表示装置4に表示される。
よび繰返し継続制御における各ラウンド時等の所定のタ
イミングにおいて、大当り制御の状態の進行に応じて演
出表示画像を表示させるために、遊技制御部11から表
示制御部13へ表示制御コマンドデータが与えられ、表
示制御部13の表示制御により、大当り制御の状態の進
行に応じた画像が特別図柄表示装置4に表示される。
【0058】以下、遊技制御部11から表示制御部13
に出力される表示制御コマンドデータに基づいて表示制
御部13によって行なわれる画像表示処理について詳し
く説明する。なお、表示制御部13による画像表示処理
においては、見掛け上、同様の画像表示がなされるので
あれば、以下に説明するフローチャートに従った処理手
順を必ずしも実行する必要はない。
に出力される表示制御コマンドデータに基づいて表示制
御部13によって行なわれる画像表示処理について詳し
く説明する。なお、表示制御部13による画像表示処理
においては、見掛け上、同様の画像表示がなされるので
あれば、以下に説明するフローチャートに従った処理手
順を必ずしも実行する必要はない。
【0059】図7は、本実施形態における図柄変動処理
を示すフローチャートである。変動表示の開始時には、
図6(a)に示すように、特別図柄表示装置4の画面上
に、3つの特別図柄S1〜S3が、横方向に並んだ状態
で表示されている。
を示すフローチャートである。変動表示の開始時には、
図6(a)に示すように、特別図柄表示装置4の画面上
に、3つの特別図柄S1〜S3が、横方向に並んだ状態
で表示されている。
【0060】特別図柄始動口6に遊技球が入賞すると、
前述したように各種乱数が取得され、図柄変動パターン
が決定される。図柄変動パターンが決定されると決定さ
れた図柄変動パターンに基づいて、スクロール等の変動
態様で全表示図柄の変動表示を開始する(S101)。
前述したように各種乱数が取得され、図柄変動パターン
が決定される。図柄変動パターンが決定されると決定さ
れた図柄変動パターンに基づいて、スクロール等の変動
態様で全表示図柄の変動表示を開始する(S101)。
【0061】そして、変動表示を一定時間行なった後、
第1停止図柄となる左図柄S1の差替えおよび減速を行
ない、左図柄S1を仮停止させる(S102)。続い
て、第2停止図柄となる右図柄S3の差替えおよび減速
を行ない、右図柄S3を仮停止させ(S103)、その
後、第3停止図柄(最終停止図柄)となる中図柄S2の
差替えおよび減速を行ない、中図柄S2を仮停止させる
(S104)。そして、全表示図柄S1〜S3を完全に
停止させることによって表示態様が確定する(S10
5)。
第1停止図柄となる左図柄S1の差替えおよび減速を行
ない、左図柄S1を仮停止させる(S102)。続い
て、第2停止図柄となる右図柄S3の差替えおよび減速
を行ない、右図柄S3を仮停止させ(S103)、その
後、第3停止図柄(最終停止図柄)となる中図柄S2の
差替えおよび減速を行ない、中図柄S2を仮停止させる
(S104)。そして、全表示図柄S1〜S3を完全に
停止させることによって表示態様が確定する(S10
5)。
【0062】次に、遊技状態に応じて、表示制御部13
により前述した注視点を変更した背景画像を表示するた
めに実行される背景変更処理について説明する。
により前述した注視点を変更した背景画像を表示するた
めに実行される背景変更処理について説明する。
【0063】図8は、背景変更処理の処理内容を示すフ
ローチャートである。まず、S201により、リーチ演
出表示を行なう場合であるか否かが判断される。具体的
には、表示制御コマンドデータでリーチ演出表示を行な
うこととなっているか否かが確認される。
ローチャートである。まず、S201により、リーチ演
出表示を行なう場合であるか否かが判断される。具体的
には、表示制御コマンドデータでリーチ演出表示を行な
うこととなっているか否かが確認される。
【0064】S201によりリーチ演出表示を行なうこ
とが決定されていないと判断された場合は、後述するS
205に進む。一方、S201によりリーチ演出表示を
行なうことが決定されていると判断された場合は、S2
02に進み、大当りを発生させることが決まっているか
否かが判断される。具体的には、表示制御コマンドデー
タに基づいて大当りの発生の有無が判断される。
とが決定されていないと判断された場合は、後述するS
205に進む。一方、S201によりリーチ演出表示を
行なうことが決定されていると判断された場合は、S2
02に進み、大当りを発生させることが決まっているか
否かが判断される。具体的には、表示制御コマンドデー
タに基づいて大当りの発生の有無が判断される。
【0065】S202により大当りを発生させることが
決まっていないと判断された場合は、表示結果がはずれ
となるリーチ演出表示を行なう場合であり、S203に
進み、表示制御コマンドデータにより指定されているリ
ーチ演出表示の種別に対応する背景画像、すなわち、リ
ーチ演出表示の種別に応じた注視点(リーチ演出注視
点)に基づいて生成された背景画像を特別図柄表示装置
4に表示する背景画像として選択する処理がなされる。
決まっていないと判断された場合は、表示結果がはずれ
となるリーチ演出表示を行なう場合であり、S203に
進み、表示制御コマンドデータにより指定されているリ
ーチ演出表示の種別に対応する背景画像、すなわち、リ
ーチ演出表示の種別に応じた注視点(リーチ演出注視
点)に基づいて生成された背景画像を特別図柄表示装置
4に表示する背景画像として選択する処理がなされる。
【0066】具体的に、リーチ演出表示においては、基
本的に、はずれになるリーチ演出表示と大当りになるリ
ーチ演出表示との両方について背景画像の注視点(注視
点)が通常時の注視点とは異なるように制御される。は
ずれとなるリーチ演出表示の場合、リーチ演出表示状態
の進行に応じて背景画像の注視点が所定回数変更される
態様で背景画像が連続的に選択変更される処理がなされ
る。このような背景画像の変更をする場合の変更パター
ンは、注視点の移動経路、すなわち、背景画像の移動経
路としても表現できるものであり、リーチ演出表示の種
別毎に対応して(言い換えると、大当り発生への期待度
に対応して)予め定められており、S203では、複数
の変更パターンから、リーチ演出表示の種別に応じて、
背景画像の変更をするための変更パターンが選択(変更
パターンデータの選択)されるのである。リーチ種別S
203の後、S205に進む。
本的に、はずれになるリーチ演出表示と大当りになるリ
ーチ演出表示との両方について背景画像の注視点(注視
点)が通常時の注視点とは異なるように制御される。は
ずれとなるリーチ演出表示の場合、リーチ演出表示状態
の進行に応じて背景画像の注視点が所定回数変更される
態様で背景画像が連続的に選択変更される処理がなされ
る。このような背景画像の変更をする場合の変更パター
ンは、注視点の移動経路、すなわち、背景画像の移動経
路としても表現できるものであり、リーチ演出表示の種
別毎に対応して(言い換えると、大当り発生への期待度
に対応して)予め定められており、S203では、複数
の変更パターンから、リーチ演出表示の種別に応じて、
背景画像の変更をするための変更パターンが選択(変更
パターンデータの選択)されるのである。リーチ種別S
203の後、S205に進む。
【0067】一方、S202により大当りを発生させる
ことが決まっていると判断された場合は、S204に進
み、大当りに対応する背景画像、すなわち、大当りに応
じた注視点(大当り注視点)に基づいて生成された背景
画像を特別図柄表示装置4に表示する背景画像として選
択する処理がなされる。具体的に、大当りとなるリーチ
演出表示においては、はずれとなるリーチ演出表示の場
合と同様に、背景画像の注視点(注視点)が通常時の注
視点とは異なるように制御される。この場合も、リーチ
演出表示状態の進行に応じて背景画像の注視点が所定回
数変更される態様で背景画像が連続的に選択変更される
処理がなされる。このような背景画像の変更をする場合
の変更パターンは、リーチ演出表示の種別毎に対応して
予め定められており、S204では、複数の変更パター
ンから、リーチ演出表示の種別に応じて、背景画像の変
更をするための変更パターンが選択(変更パターンデー
タの選択)されるのである。S204の後、S205に
進む。
ことが決まっていると判断された場合は、S204に進
み、大当りに対応する背景画像、すなわち、大当りに応
じた注視点(大当り注視点)に基づいて生成された背景
画像を特別図柄表示装置4に表示する背景画像として選
択する処理がなされる。具体的に、大当りとなるリーチ
演出表示においては、はずれとなるリーチ演出表示の場
合と同様に、背景画像の注視点(注視点)が通常時の注
視点とは異なるように制御される。この場合も、リーチ
演出表示状態の進行に応じて背景画像の注視点が所定回
数変更される態様で背景画像が連続的に選択変更される
処理がなされる。このような背景画像の変更をする場合
の変更パターンは、リーチ演出表示の種別毎に対応して
予め定められており、S204では、複数の変更パター
ンから、リーチ演出表示の種別に応じて、背景画像の変
更をするための変更パターンが選択(変更パターンデー
タの選択)されるのである。S204の後、S205に
進む。
【0068】なお、はずれとなるリーチ演出表示と、大
当りとなるリーチ演出表示とにおいて、リーチ演出表示
の種別に応じた背景画像の変更パターンの選択のされか
たは、同じであってもよく、異なってもよい。
当りとなるリーチ演出表示とにおいて、リーチ演出表示
の種別に応じた背景画像の変更パターンの選択のされか
たは、同じであってもよく、異なってもよい。
【0069】S205に進んだ場合は、リーチ演出表示
中であるか否かが判断される。具体的には、リーチ演出
表示を指定する表示制御コマンドデータを受信し、それ
に応じた表示制御を行なう時期であるか否かが判断され
る。
中であるか否かが判断される。具体的には、リーチ演出
表示を指定する表示制御コマンドデータを受信し、それ
に応じた表示制御を行なう時期であるか否かが判断され
る。
【0070】S205によりリーチ演出表示中ではない
と判断された場合は、後述するS207に進む。一方、
S205によりリーチ演出表示中であると判断された場
合は、S206に進み、前述したS203またはS20
4により選択された変更パターンに基づいて、リーチ演
出表示状態の進行に応じて背景画像を連続的に選択変更
する処理がなされる。これにより、背景画像の変更パタ
ーンによりリーチ演出表示の種別が示されるので、変更
パターンを見る遊技者の大当りの期待感を盛り上げるこ
とができる。
と判断された場合は、後述するS207に進む。一方、
S205によりリーチ演出表示中であると判断された場
合は、S206に進み、前述したS203またはS20
4により選択された変更パターンに基づいて、リーチ演
出表示状態の進行に応じて背景画像を連続的に選択変更
する処理がなされる。これにより、背景画像の変更パタ
ーンによりリーチ演出表示の種別が示されるので、変更
パターンを見る遊技者の大当りの期待感を盛り上げるこ
とができる。
【0071】具体的には、前述したようにリーチ演出表
示が行なわれる場合は、前述したS203またはS20
4により選択された変更パターンで背景画像が変更され
ていくのであるが、その変更パターンとしては、たとえ
ば、リーチ演出表示中の期間が複数の期間に分けられ
て、各期間について設定められたタイミング(たとえ
ば、各期間の開始タイミング)のそれぞれに対応して、
背景画像が注視点が異なるように予め定められている。
S206では、リーチ演出表示中において、設定された
タイミングとなるごとに注視点をタイミング別に設定さ
れた注視点に変更した背景画像を順次選択していく制御
が行なわれる。これにより、リーチ演出表示中には、選
択された変更パターンにしたがって、たとえば、リーチ
表示態様の発生時(リーチ表示態様となったとき)に背
景画像が通常の背景画像とは注視点が異なる背景画像と
なり(たとえば、図6の(d)の表示)、その後も、演
出表示の進行に応じて背景画像の表示態様が変更されて
いく(たとえば、図6の(c)、(b)への順次変更の
表示)。S206の後、S207に進む。
示が行なわれる場合は、前述したS203またはS20
4により選択された変更パターンで背景画像が変更され
ていくのであるが、その変更パターンとしては、たとえ
ば、リーチ演出表示中の期間が複数の期間に分けられ
て、各期間について設定められたタイミング(たとえ
ば、各期間の開始タイミング)のそれぞれに対応して、
背景画像が注視点が異なるように予め定められている。
S206では、リーチ演出表示中において、設定された
タイミングとなるごとに注視点をタイミング別に設定さ
れた注視点に変更した背景画像を順次選択していく制御
が行なわれる。これにより、リーチ演出表示中には、選
択された変更パターンにしたがって、たとえば、リーチ
表示態様の発生時(リーチ表示態様となったとき)に背
景画像が通常の背景画像とは注視点が異なる背景画像と
なり(たとえば、図6の(d)の表示)、その後も、演
出表示の進行に応じて背景画像の表示態様が変更されて
いく(たとえば、図6の(c)、(b)への順次変更の
表示)。S206の後、S207に進む。
【0072】S207に進んだ場合は、大当り表示制御
中であるか否かが判断される。具体的には、大当り表示
制御を指定する表示制御コマンドデータを受信し、それ
に応じた表示制御を行なう時期であるか否かが判断され
る。
中であるか否かが判断される。具体的には、大当り表示
制御を指定する表示制御コマンドデータを受信し、それ
に応じた表示制御を行なう時期であるか否かが判断され
る。
【0073】S207により大当り表示制御中であると
判断された場合は、S208に進み、大当り表示制御中
における背景画像の変更をするための処理が行なわれ
る。大当り制御中において、たとえば、大当り報知画像
の表示が表示制御コマンドデータに基づいて注視点を大
当り発生時に対応する注視点に変更した背景画像を選択
する。大当り発生時に対応する注視点での背景画像とし
ては、各種別のリーチ演出表示に対応する背景画像(た
とえば、変更パターンの最後に選択される背景画像)を
一巡する態様で順次選択して変更表示する。さらに、た
とえば、各ラウンド画像の表示が表示制御コマンドデー
タにより指定されたタイミングでは、注視点を各ラウン
ド毎に設定された注視点に順次変更した背景画像を順次
選択していく制御が行なわれる。各ラウンド毎に対応す
る注視点の背景画像としては、各種別のリーチ演出表示
に対応する背景画像(たとえば、変更パターンの最初に
選択される背景画像)をラウンド毎に選択して一巡する
態様で順次選択して変更表示する。これにより、大当り
制御中には、大当り発生時において背景画像の表示態様
が大当り発生に応じた表示態様に変更され(たとえば、
図6の(d)の表示)、その後、大当り制御のラウンド
の進行に応じて背景画像の表示態様が変更されていく
(たとえば、図6の(c)、(b)、(a)への順次変
更の表示)。S206の後、S207に進む。この背景
変更処理が終了する。
判断された場合は、S208に進み、大当り表示制御中
における背景画像の変更をするための処理が行なわれ
る。大当り制御中において、たとえば、大当り報知画像
の表示が表示制御コマンドデータに基づいて注視点を大
当り発生時に対応する注視点に変更した背景画像を選択
する。大当り発生時に対応する注視点での背景画像とし
ては、各種別のリーチ演出表示に対応する背景画像(た
とえば、変更パターンの最後に選択される背景画像)を
一巡する態様で順次選択して変更表示する。さらに、た
とえば、各ラウンド画像の表示が表示制御コマンドデー
タにより指定されたタイミングでは、注視点を各ラウン
ド毎に設定された注視点に順次変更した背景画像を順次
選択していく制御が行なわれる。各ラウンド毎に対応す
る注視点の背景画像としては、各種別のリーチ演出表示
に対応する背景画像(たとえば、変更パターンの最初に
選択される背景画像)をラウンド毎に選択して一巡する
態様で順次選択して変更表示する。これにより、大当り
制御中には、大当り発生時において背景画像の表示態様
が大当り発生に応じた表示態様に変更され(たとえば、
図6の(d)の表示)、その後、大当り制御のラウンド
の進行に応じて背景画像の表示態様が変更されていく
(たとえば、図6の(c)、(b)、(a)への順次変
更の表示)。S206の後、S207に進む。この背景
変更処理が終了する。
【0074】一方、S207により大当り表示制御中で
はないと判断された場合は、S209に進み、通常時
(大当り表示制御中、および、リーチ演出表示中のいず
れでもない時)に対応する背景画像、すなわち、通常時
の注視点に基づいて生成された背景画像を特別図柄表示
装置4に表示する背景画像として選択する処理がなされ
る。これにより、リーチ演出表示、および、大当り表示
制御が終了した時点で、注視点が通常の注視点に戻され
ることとなる。S209の後、この背景変更処理が終了
する。
はないと判断された場合は、S209に進み、通常時
(大当り表示制御中、および、リーチ演出表示中のいず
れでもない時)に対応する背景画像、すなわち、通常時
の注視点に基づいて生成された背景画像を特別図柄表示
装置4に表示する背景画像として選択する処理がなされ
る。これにより、リーチ演出表示、および、大当り表示
制御が終了した時点で、注視点が通常の注視点に戻され
ることとなる。S209の後、この背景変更処理が終了
する。
【0075】前述したS206、S208、S209の
それぞれの処理の実行に応じて注視点の変更に伴って背
景画像が変更される場合には、注視点が急に切換わるの
ではなく、変更前の注視点から変更後の注視点までの間
の経路上を注視点が連続的に移動していくような態様で
注視点の変更が行なわれるように背景画像が表示され
る。これにより、背景画像は、変更前の注視点から変更
後の注視点までの間の経路を注視点が連続的に移動して
いくような一連の表示態様の変化により移動していくよ
うな表示がされることとなる。本実施の形態のように、
注視点ごとに二次元画像の描画手法により示される複数
の背景画像が二次元画像データで記憶され、注視点に応
じて背景画像が選択される場合、すなわち、変更元の背
景画像と変更先の背景画像との間を繋ぐ背景画像データ
がない場合には、このような連続的な背景画像の移動が
アニメーションの手法等を用いて行なわれる。
それぞれの処理の実行に応じて注視点の変更に伴って背
景画像が変更される場合には、注視点が急に切換わるの
ではなく、変更前の注視点から変更後の注視点までの間
の経路上を注視点が連続的に移動していくような態様で
注視点の変更が行なわれるように背景画像が表示され
る。これにより、背景画像は、変更前の注視点から変更
後の注視点までの間の経路を注視点が連続的に移動して
いくような一連の表示態様の変化により移動していくよ
うな表示がされることとなる。本実施の形態のように、
注視点ごとに二次元画像の描画手法により示される複数
の背景画像が二次元画像データで記憶され、注視点に応
じて背景画像が選択される場合、すなわち、変更元の背
景画像と変更先の背景画像との間を繋ぐ背景画像データ
がない場合には、このような連続的な背景画像の移動が
アニメーションの手法等を用いて行なわれる。
【0076】なお、本実施形態による背景画像の選択変
更の際における注視点の変更は、視点の変更を伴う場合
を示したが、これに限らず、背景画像の選択変更の際に
おける注視点の変更は、視点の変更を伴わない(視点を
固定したまま)ようにしてもよい。また、たとえば、リ
ーチ演出表示をする場合における背景画像の選択変更の
際には視点を固定した態様での背景画像の変更をし、大
当り表示制御中における背景画像の選択変更の際には視
点の変更を伴って注視点を変更した態様での背景画像の
変更をする等、背景画像の選択変更において、視点の変
更を伴う注視点の変更と、視点の変更を伴わない注視点
の変更とを使い分ける制御を行なうようにしてもよい。
そのようにすれば、注視点の変更が変化に富んだものと
なり、背景画像の変更を変化に富んだものにすることが
できる。
更の際における注視点の変更は、視点の変更を伴う場合
を示したが、これに限らず、背景画像の選択変更の際に
おける注視点の変更は、視点の変更を伴わない(視点を
固定したまま)ようにしてもよい。また、たとえば、リ
ーチ演出表示をする場合における背景画像の選択変更の
際には視点を固定した態様での背景画像の変更をし、大
当り表示制御中における背景画像の選択変更の際には視
点の変更を伴って注視点を変更した態様での背景画像の
変更をする等、背景画像の選択変更において、視点の変
更を伴う注視点の変更と、視点の変更を伴わない注視点
の変更とを使い分ける制御を行なうようにしてもよい。
そのようにすれば、注視点の変更が変化に富んだものと
なり、背景画像の変更を変化に富んだものにすることが
できる。
【0077】また、本実施形態によるリーチ演出表示時
における背景画像の変更については、リーチ種別毎の期
待度(大当りに対する期待度)に応じて、背景画像の変
更パターンを選択する例を示したが、これに限らず、リ
ーチ演出表示時には、予め定められた複数種類の注視点
に基づく背景画像の中から1つの背景画像を選択して、
その背景画像に変更し、リーチ演出表示中にその変更さ
れた背景画像のみを表示するようにしてもよい。そのよ
うにすれば、リーチ演出表示時における背景画像の変更
が、シンプルなものとなり、遊技者にとって分かりやす
いものとなる。
における背景画像の変更については、リーチ種別毎の期
待度(大当りに対する期待度)に応じて、背景画像の変
更パターンを選択する例を示したが、これに限らず、リ
ーチ演出表示時には、予め定められた複数種類の注視点
に基づく背景画像の中から1つの背景画像を選択して、
その背景画像に変更し、リーチ演出表示中にその変更さ
れた背景画像のみを表示するようにしてもよい。そのよ
うにすれば、リーチ演出表示時における背景画像の変更
が、シンプルなものとなり、遊技者にとって分かりやす
いものとなる。
【0078】また、本実施形態によるリーチ演出表示時
における背景画像の変更については、リーチ種別毎の期
待度(大当りに対する期待度)に応じて、変更後の背景
画像(背景画像の変更パターン)を注視点が異なる複数
の背景画像(背景画像の変更パターン)の中から選択す
る例を示したが、これに限らず、リーチ演出表示時に
は、予め定められた1つの注視点に基づく背景画像(背
景画像の変更パターン)のみに背景画像を変更するよう
にしてもよい。そのようにすれば、リーチ演出表示時に
おける背景画像の変更が、シンプルなものとなり、遊技
者にとって分かりやすいものとなる。
における背景画像の変更については、リーチ種別毎の期
待度(大当りに対する期待度)に応じて、変更後の背景
画像(背景画像の変更パターン)を注視点が異なる複数
の背景画像(背景画像の変更パターン)の中から選択す
る例を示したが、これに限らず、リーチ演出表示時に
は、予め定められた1つの注視点に基づく背景画像(背
景画像の変更パターン)のみに背景画像を変更するよう
にしてもよい。そのようにすれば、リーチ演出表示時に
おける背景画像の変更が、シンプルなものとなり、遊技
者にとって分かりやすいものとなる。
【0079】また、本実施形態による大当り発生時にお
ける背景画像の変更については、背景画像が選択された
変更パターンにしたがって予め定められた1つの注視点
に基づく背景画像のみに背景画像を変更するようにして
もよい。そのようにすれば、大当り発生時における背景
画像の変更が、シンプルなものとなり、遊技者にとって
分かりやすいものとなる。
ける背景画像の変更については、背景画像が選択された
変更パターンにしたがって予め定められた1つの注視点
に基づく背景画像のみに背景画像を変更するようにして
もよい。そのようにすれば、大当り発生時における背景
画像の変更が、シンプルなものとなり、遊技者にとって
分かりやすいものとなる。
【0080】また、前述したようなリーチ演出表示時に
おける背景画像の変更については、次のような態様での
変更を行なうようにしてもよい。たとえば、リーチ演出
表示を行なう場合に、背景画像を選択決定された真のリ
ーチ演出表示の種別内容に対応する真の注視点に基づく
背景画像とは関係がない複数の注視点に基づく背景画像
に順次変更していった後、最後に、真の注視点に基づく
背景画像に変更する制御を行なうようにする。そのよう
にすれば、背景画像の表示態様が変化に富むようになる
とともに、最後の背景画像に変更されるまでの途中にお
いてリーチ演出表示の種別に対する遊技者の期待感をよ
り一層盛り上げることができる。
おける背景画像の変更については、次のような態様での
変更を行なうようにしてもよい。たとえば、リーチ演出
表示を行なう場合に、背景画像を選択決定された真のリ
ーチ演出表示の種別内容に対応する真の注視点に基づく
背景画像とは関係がない複数の注視点に基づく背景画像
に順次変更していった後、最後に、真の注視点に基づく
背景画像に変更する制御を行なうようにする。そのよう
にすれば、背景画像の表示態様が変化に富むようになる
とともに、最後の背景画像に変更されるまでの途中にお
いてリーチ演出表示の種別に対する遊技者の期待感をよ
り一層盛り上げることができる。
【0081】また、前述した前述したS206,S20
8,S209の処理の実行に応じて注視点の変更による
背景画像の変更が行なわれる場合には、変更前の注視点
から変更後の注視点までの間の経路上を注視点が連続的
に移動していくような態様で背景画像の変更が行なわれ
ることを示したが、注視点が急に切換わる態様で背景画
像の変更が行なわれるようにしてもよい。
8,S209の処理の実行に応じて注視点の変更による
背景画像の変更が行なわれる場合には、変更前の注視点
から変更後の注視点までの間の経路上を注視点が連続的
に移動していくような態様で背景画像の変更が行なわれ
ることを示したが、注視点が急に切換わる態様で背景画
像の変更が行なわれるようにしてもよい。
【0082】次に、この第1実施形態で得られる主な効
果を説明する。このような構成によれば、図8のS20
3,S204,S206が実行されることにより、リー
チ表示態様となったときに特別図柄表示装置4に表示さ
れる背景画像が現注視点と異なる注視点に基づいて生成
された背景画像に変更されるので、リーチ表示態様とな
る前後で同じ1つの閉空間600内で背景画像の見え方
が変化することになる。このように、リーチ表示態様と
なったときに背景画像が変化するので、背景画像の変化
によりリーチ表示態様となった際の遊技者の期待感を盛
り上げることができる。さらに、注視点の変更により1
つの閉空間600内で背景画像の見え方が変化するとい
う特徴的な背景画像の変化態様によって、背景画像の視
覚的な面白みを向上することができ、リーチ表示態様と
なった際の遊技者の期待感をより一層盛り上げることが
できる。このように表示の面白みが向上し、遊技者の期
待をより一層盛り上げることができる背景画像の変化が
行なわれることにより、そのような画像を見ながら遊技
をする遊技者の興趣を向上させることができる。
果を説明する。このような構成によれば、図8のS20
3,S204,S206が実行されることにより、リー
チ表示態様となったときに特別図柄表示装置4に表示さ
れる背景画像が現注視点と異なる注視点に基づいて生成
された背景画像に変更されるので、リーチ表示態様とな
る前後で同じ1つの閉空間600内で背景画像の見え方
が変化することになる。このように、リーチ表示態様と
なったときに背景画像が変化するので、背景画像の変化
によりリーチ表示態様となった際の遊技者の期待感を盛
り上げることができる。さらに、注視点の変更により1
つの閉空間600内で背景画像の見え方が変化するとい
う特徴的な背景画像の変化態様によって、背景画像の視
覚的な面白みを向上することができ、リーチ表示態様と
なった際の遊技者の期待感をより一層盛り上げることが
できる。このように表示の面白みが向上し、遊技者の期
待をより一層盛り上げることができる背景画像の変化が
行なわれることにより、そのような画像を見ながら遊技
をする遊技者の興趣を向上させることができる。
【0083】また、図8のS203,S204,S20
6が実行されることにより、リーチ演出表示中に、表示
される背景画像が、現注視点と異なる注視点に基づいて
生成された背景画像に変更されるので、リーチ演出表示
中で同じ1つの閉空間内で背景画像の見え方が変化する
ことになる。このように、リーチ演出表示中に背景画像
が変化するので、背景画像の変化によりリーチ演出表示
中の遊技者の期待感を盛り上げることができる。さら
に、注視点の変更により1つの閉空間内で背景画像の見
え方が変化するという特徴的な背景画像の変化態様によ
って、背景画像の視覚的な面白みを向上することがで
き、リーチ演出表示中の遊技者の期待感をより一層盛り
上げることができる。このように表示の面白みが向上
し、遊技者の期待をより一層盛り上げることができる背
景画像の変化が行なわれることにより、そのような画像
を見ながら遊技をする遊技者の興趣を向上させることが
できる。
6が実行されることにより、リーチ演出表示中に、表示
される背景画像が、現注視点と異なる注視点に基づいて
生成された背景画像に変更されるので、リーチ演出表示
中で同じ1つの閉空間内で背景画像の見え方が変化する
ことになる。このように、リーチ演出表示中に背景画像
が変化するので、背景画像の変化によりリーチ演出表示
中の遊技者の期待感を盛り上げることができる。さら
に、注視点の変更により1つの閉空間内で背景画像の見
え方が変化するという特徴的な背景画像の変化態様によ
って、背景画像の視覚的な面白みを向上することがで
き、リーチ演出表示中の遊技者の期待感をより一層盛り
上げることができる。このように表示の面白みが向上
し、遊技者の期待をより一層盛り上げることができる背
景画像の変化が行なわれることにより、そのような画像
を見ながら遊技をする遊技者の興趣を向上させることが
できる。
【0084】また、S203,204,S206の制御
内容として説明したように、リーチ演出表示中に、大当
り表示態様となる期待度に応じて背景画像(背景画像の
変更パターン)が選択されて背景画像が変更されるた
め、リーチ演出表示中の背景画像の注視点により大当り
の期待度の大きさを遊技者が把握することができるの
で、遊技者の興趣をより一層向上させることができる。
内容として説明したように、リーチ演出表示中に、大当
り表示態様となる期待度に応じて背景画像(背景画像の
変更パターン)が選択されて背景画像が変更されるた
め、リーチ演出表示中の背景画像の注視点により大当り
の期待度の大きさを遊技者が把握することができるの
で、遊技者の興趣をより一層向上させることができる。
【0085】また、リーチ演出表示における背景画像の
変更パターンが、リーチ演出表示の種別に応じて(すな
わち、大当り表示態様が発生する期待度に応じて)選択
されることにより、複数の注視点を所定の順序で移動さ
せる複数パターンの移動経路(変更パターン)のうち、
大当り表示態様となる期待度に対応させた移動経路に基
づく変更パターン中の背景選択の順番で、表示される背
景画像が選択されて背景画像が変更されるため、注視点
の移動経路により大当り表示態様となる期待度の大きさ
を遊技者が把握することができるので、遊技者の興趣を
より一層向上させることができる。
変更パターンが、リーチ演出表示の種別に応じて(すな
わち、大当り表示態様が発生する期待度に応じて)選択
されることにより、複数の注視点を所定の順序で移動さ
せる複数パターンの移動経路(変更パターン)のうち、
大当り表示態様となる期待度に対応させた移動経路に基
づく変更パターン中の背景選択の順番で、表示される背
景画像が選択されて背景画像が変更されるため、注視点
の移動経路により大当り表示態様となる期待度の大きさ
を遊技者が把握することができるので、遊技者の興趣を
より一層向上させることができる。
【0086】また、前述したように、リーチ演出表示に
おいて連続的な注視点の変更に伴って背景画像が移動す
る表示により背景画像の選択変更が行なわれる場合に
は、背景画像の変化に連続性が生じるため、背景画像の
変化中において遊技者の期待感をより一層盛り上げるこ
とができる。
おいて連続的な注視点の変更に伴って背景画像が移動す
る表示により背景画像の選択変更が行なわれる場合に
は、背景画像の変化に連続性が生じるため、背景画像の
変化中において遊技者の期待感をより一層盛り上げるこ
とができる。
【0087】また、図5および図6で説明したように、
変更された背景画像を表示する場合、注視点の変更に伴
って視点の移動も行なうため、遊技者が視点を移動させ
なくても遊技者にとって見やすいような背景画像の変化
を行なうことができる。
変更された背景画像を表示する場合、注視点の変更に伴
って視点の移動も行なうため、遊技者が視点を移動させ
なくても遊技者にとって見やすいような背景画像の変化
を行なうことができる。
【0088】第2実施形態
次に第2実施形態について説明する。この第2実施形態
においては、三次元画像データを用いて背景画像を表示
するとともに、リーチ演出表示を行なう場合に、ランダ
ムに選択された複数の注視点に基づく複数の背景画像に
順次変更した後、最後に真のリーチ演出表示の種別に対
応する真の注視点に基づく背景画像に変更する制御を行
なう例を説明する。
においては、三次元画像データを用いて背景画像を表示
するとともに、リーチ演出表示を行なう場合に、ランダ
ムに選択された複数の注視点に基づく複数の背景画像に
順次変更した後、最後に真のリーチ演出表示の種別に対
応する真の注視点に基づく背景画像に変更する制御を行
なう例を説明する。
【0089】次に、三次元画像データを用いて背景画像
を表示する方法を説明する。第2実施形態の場合、図3
に示される表示制御部13には、三次元グラフィックス
に不可欠な座標変換や光源計算、たとえば固定小数点形
式の行列やベクトルの演算を並列処理機構により高速に
実行する機能が加えられる。。具体的には、供給される
画像データの二次元あるいは三次元面内における拡張点
の座標データ、移動量データおよび回転量データに基づ
いて、処理対象画像の表示エリア上におけるアドレスを
求め、求めたアドレスデータを再びCPUに返す処理、
および、仮想的に設定された光源からの距離と角度とに
応じた画像の輝度を計算する処理等を行なう。また、演
算結果をVDP(Video Display Processor )への描画
命令に埋込むこともできる。
を表示する方法を説明する。第2実施形態の場合、図3
に示される表示制御部13には、三次元グラフィックス
に不可欠な座標変換や光源計算、たとえば固定小数点形
式の行列やベクトルの演算を並列処理機構により高速に
実行する機能が加えられる。。具体的には、供給される
画像データの二次元あるいは三次元面内における拡張点
の座標データ、移動量データおよび回転量データに基づ
いて、処理対象画像の表示エリア上におけるアドレスを
求め、求めたアドレスデータを再びCPUに返す処理、
および、仮想的に設定された光源からの距離と角度とに
応じた画像の輝度を計算する処理等を行なう。また、演
算結果をVDP(Video Display Processor )への描画
命令に埋込むこともできる。
【0090】次に、VDPにより三次元画像データに基
づく2次元画像を表示するための処理について説明す
る。図9は、ビデオディスプレイプロセッサにより三次
元画像データに基づく2次元画像を表示するための処理
を説明するための概念図である。
づく2次元画像を表示するための処理について説明す
る。図9は、ビデオディスプレイプロセッサにより三次
元画像データに基づく2次元画像を表示するための処理
を説明するための概念図である。
【0091】図9を参照して、VDPは、図5に示され
るような閉空間600内のフィールド60を三次元モデ
ル化し、ポリゴンで形成される表示対象オブジェクトO
Bを仮想三次元(x,y,z)空間に配置する。つま
り、この第2実施形態の場合、閉空間600は、三次元
データにより構成されたフィールド画像となる。この仮
想三次元空間では、画面に対する横方向にx軸、上下方
向にy軸、奥行き方向にz軸をとることとする。そし
て、このようなオブジェクトOBを仮想スクリーンSC
に投影して得られる二次元画像IMを演算処理により求
め、この画像をLCD駆動回路29を制御して特別図柄
表示装置(可変表示装置)4に表示させる。この場合
は、三次元モデル化した閉空間600内のフィールド6
0に対して視点および注視点が設定され、その視点およ
び注視点に基づいて閉空間600内のフィールド60の
二次元画像が形成される。したがって、閉空間600内
のフィールド60の二次元画像は、常に演算により求め
られる。これにより、閉空間600内のフィールド60
が三次元画像データを用いた二次元画像により特別図柄
表示装置4に表示される。
るような閉空間600内のフィールド60を三次元モデ
ル化し、ポリゴンで形成される表示対象オブジェクトO
Bを仮想三次元(x,y,z)空間に配置する。つま
り、この第2実施形態の場合、閉空間600は、三次元
データにより構成されたフィールド画像となる。この仮
想三次元空間では、画面に対する横方向にx軸、上下方
向にy軸、奥行き方向にz軸をとることとする。そし
て、このようなオブジェクトOBを仮想スクリーンSC
に投影して得られる二次元画像IMを演算処理により求
め、この画像をLCD駆動回路29を制御して特別図柄
表示装置(可変表示装置)4に表示させる。この場合
は、三次元モデル化した閉空間600内のフィールド6
0に対して視点および注視点が設定され、その視点およ
び注視点に基づいて閉空間600内のフィールド60の
二次元画像が形成される。したがって、閉空間600内
のフィールド60の二次元画像は、常に演算により求め
られる。これにより、閉空間600内のフィールド60
が三次元画像データを用いた二次元画像により特別図柄
表示装置4に表示される。
【0092】また、図6(a)に示されるような各特別
図柄S1〜S3は、第2実施形態では、キャラクタRO
Mに格納されているオブジェクトであり、ポリゴンによ
る形状モデルに基づく立体的な画像で構成されている。
すなわち、特別図柄S1〜S3は、CPUからの指示に
基づいて、VDPが演算処理を行ない、オブジェクトS
1〜S3を仮想三次元空間内に配置し、前述したような
手法により、三次元画像データを用いた二次元画像によ
り特別図柄表示装置4に表示される。
図柄S1〜S3は、第2実施形態では、キャラクタRO
Mに格納されているオブジェクトであり、ポリゴンによ
る形状モデルに基づく立体的な画像で構成されている。
すなわち、特別図柄S1〜S3は、CPUからの指示に
基づいて、VDPが演算処理を行ない、オブジェクトS
1〜S3を仮想三次元空間内に配置し、前述したような
手法により、三次元画像データを用いた二次元画像によ
り特別図柄表示装置4に表示される。
【0093】VDPの演算によって得られた二次元画像
は、仮想三次元空間内の三次元オブジェクトを仮想スク
リーンSCに投影して得られた二次元画像であるので、
正しい奥行情報に基づいて画像が立体的に表示されるこ
ととなる。
は、仮想三次元空間内の三次元オブジェクトを仮想スク
リーンSCに投影して得られた二次元画像であるので、
正しい奥行情報に基づいて画像が立体的に表示されるこ
ととなる。
【0094】次に、第2実施形態によるパチンコ遊技機
の制御内容が第1実施形態において示したものと異なる
点を説明する。第2実施形態の場合は、表示制御部13
により実行される図8に示された背景変更処理における
S203,S204によるリーチ演出表示中の背景画像
の選択処理内容が異なる。このリーチ種別に対応する背
景画像の選択処理は、第2実施形態においては、背景を
連続的に変更するための処理であるので、背景連続変更
処理と呼ばれる。
の制御内容が第1実施形態において示したものと異なる
点を説明する。第2実施形態の場合は、表示制御部13
により実行される図8に示された背景変更処理における
S203,S204によるリーチ演出表示中の背景画像
の選択処理内容が異なる。このリーチ種別に対応する背
景画像の選択処理は、第2実施形態においては、背景を
連続的に変更するための処理であるので、背景連続変更
処理と呼ばれる。
【0095】図10は、第2実施形態による背景連続変
更処理の処理内容を示すフローチャートである。この背
景連続変更処理は、第1実施形態により図8に示された
背景変更処理が実行される場合におけるS203,S2
04の各処理内容に該当し、背景画像を連続的に変更す
る場合の変更パターンをランダムに決定するための処理
である。
更処理の処理内容を示すフローチャートである。この背
景連続変更処理は、第1実施形態により図8に示された
背景変更処理が実行される場合におけるS203,S2
04の各処理内容に該当し、背景画像を連続的に変更す
る場合の変更パターンをランダムに決定するための処理
である。
【0096】図10を参照して、まず、S301によ
り、リーチ演出表示時における背景変更回数を所定のラ
ンダムカウンタの数値データ(乱数値)を用いた抽選に
より事前にランダムに決定する処理がなされる。このS
301により決定される背景変更回数は、たとえば、0
〜5回というような0を下限値とする回数である。
り、リーチ演出表示時における背景変更回数を所定のラ
ンダムカウンタの数値データ(乱数値)を用いた抽選に
より事前にランダムに決定する処理がなされる。このS
301により決定される背景変更回数は、たとえば、0
〜5回というような0を下限値とする回数である。
【0097】次に、S302に進み、背景画像の変更を
行なうか否かが判断される。S302では、S301に
より決定された背景変更回数が「0」回の場合は背景画
像の変更を行なわないと判断し、S301により決定さ
れた背景変更回数が「0」回以外の数の場合は背景画像
の変更を行なうと判断する。
行なうか否かが判断される。S302では、S301に
より決定された背景変更回数が「0」回の場合は背景画
像の変更を行なわないと判断し、S301により決定さ
れた背景変更回数が「0」回以外の数の場合は背景画像
の変更を行なうと判断する。
【0098】S302により変更を行なわないと判断さ
れた場合は、S305に進み、これ以後のリーチ演出表
示時の背景画像の制御における最終的な背景画像となる
最終背景画像として、表示制御コマンドデータにより指
定されているリーチ演出表示の種別に対応する注視点に
基づく背景画像を選択する処理がなされる。すなわち、
リーチ演出表示の各種別に対応して異なる注視点で背景
画像が予め定められており、ここでは、真のリーチ演出
表示の種別に応じた注視点(リーチ演出表示注視点)に
基づいて生成された背景画像を最終背景画像として選択
する処理がなされる。これにより、背景変更回数が
「0」回に決定された場合には、背景画像は、直接的に
最終背景画像に変更されることとなる。
れた場合は、S305に進み、これ以後のリーチ演出表
示時の背景画像の制御における最終的な背景画像となる
最終背景画像として、表示制御コマンドデータにより指
定されているリーチ演出表示の種別に対応する注視点に
基づく背景画像を選択する処理がなされる。すなわち、
リーチ演出表示の各種別に対応して異なる注視点で背景
画像が予め定められており、ここでは、真のリーチ演出
表示の種別に応じた注視点(リーチ演出表示注視点)に
基づいて生成された背景画像を最終背景画像として選択
する処理がなされる。これにより、背景変更回数が
「0」回に決定された場合には、背景画像は、直接的に
最終背景画像に変更されることとなる。
【0099】一方、S302により変更を行なうと判断
された場合は、S303に進み、次に表示する背景画像
を所定のランダムカウンタの数値データ(乱数値)を用
いた抽選により事前にランダムに選択決定する処理がな
される。このS303で選択される背景画像は、リーチ
演出表示の種別に応じた複数の注視点(リーチ予告注視
点)に基づいて生成された複数の背景画像のうちから選
択される。ただし、このS303では、真のリーチ演出
表示の種別に応じた注視点(リーチ予告注視点)に基づ
いて生成された背景画像は選択されない。
された場合は、S303に進み、次に表示する背景画像
を所定のランダムカウンタの数値データ(乱数値)を用
いた抽選により事前にランダムに選択決定する処理がな
される。このS303で選択される背景画像は、リーチ
演出表示の種別に応じた複数の注視点(リーチ予告注視
点)に基づいて生成された複数の背景画像のうちから選
択される。ただし、このS303では、真のリーチ演出
表示の種別に応じた注視点(リーチ予告注視点)に基づ
いて生成された背景画像は選択されない。
【0100】次にS304に進み、直前のS303によ
る背景画像選択決定が、S301によりランダムに決定
された背景変更回数のうち、最後の変更のための選択決
定である否かが判断される。つまり、S303により次
の背景画像の選択決定が行なわれる毎に、S301によ
り決定された背景変更回数の残り回数が「1」ずつ減算
されていき、S304において最後の変更のための選択
決定であるかどうかが判断されるのである。
る背景画像選択決定が、S301によりランダムに決定
された背景変更回数のうち、最後の変更のための選択決
定である否かが判断される。つまり、S303により次
の背景画像の選択決定が行なわれる毎に、S301によ
り決定された背景変更回数の残り回数が「1」ずつ減算
されていき、S304において最後の変更のための選択
決定であるかどうかが判断されるのである。
【0101】S304により最後の変更のための選択決
定ではないと判断された場合は、S303に戻り、その
次の背景画像の選択が行なわれる。このような背景画像
の選択は、S301により決定された背景変更回数の残
り回数が「0」になるまで繰返される。つまり、S30
1により決定された背景変更回数分だけ順次次の背景画
像の選択が繰返され、リーチ演出表示時において最終背
景画像が表示されるまでに順次表示される背景画像の変
更パターンのデータが選択されることとなる。
定ではないと判断された場合は、S303に戻り、その
次の背景画像の選択が行なわれる。このような背景画像
の選択は、S301により決定された背景変更回数の残
り回数が「0」になるまで繰返される。つまり、S30
1により決定された背景変更回数分だけ順次次の背景画
像の選択が繰返され、リーチ演出表示時において最終背
景画像が表示されるまでに順次表示される背景画像の変
更パターンのデータが選択されることとなる。
【0102】S304により最後の変更のための選択決
定であると判断された場合は、S305に進み、リーチ
演出表示時の背景画像の制御における最終背景画像とし
て、表示制御コマンドデータにより指定されているリー
チ演出表示の種別に対応する注視点に基づく背景画像を
選択する処理がなされる。すなわち、真のリーチ演出表
示の種別に応じた注視点(リーチ演出表示注視点)に基
づいて生成された背景画像を最終背景画像として選択す
る処理がなされる。これにより、背景変更回数が「0」
回以外の場合には、背景画像が、S304で選択された
背景画像が順次選択された後、最終背景画像に変更され
る変更パターンとなる。
定であると判断された場合は、S305に進み、リーチ
演出表示時の背景画像の制御における最終背景画像とし
て、表示制御コマンドデータにより指定されているリー
チ演出表示の種別に対応する注視点に基づく背景画像を
選択する処理がなされる。すなわち、真のリーチ演出表
示の種別に応じた注視点(リーチ演出表示注視点)に基
づいて生成された背景画像を最終背景画像として選択す
る処理がなされる。これにより、背景変更回数が「0」
回以外の場合には、背景画像が、S304で選択された
背景画像が順次選択された後、最終背景画像に変更され
る変更パターンとなる。
【0103】このように、リーチ演出表示が行なわれる
場合には、S301〜S305の処理が実行されること
により、図8のS203,S204に示される背景画像
の変更パターンの選択処理において、背景画像の変更パ
ターンのデータがランダムに決定される。ただし、最終
背景画像は、真のリーチ演出表示に対応する背景画像が
選択されることとなる。
場合には、S301〜S305の処理が実行されること
により、図8のS203,S204に示される背景画像
の変更パターンの選択処理において、背景画像の変更パ
ターンのデータがランダムに決定される。ただし、最終
背景画像は、真のリーチ演出表示に対応する背景画像が
選択されることとなる。
【0104】このように、変更パターンが決定される
と、その決定された変更パターンのデータに基づいて図
8に示されるS206の背景画像の変更処理が実行さ
れ、これにより、最終背景画像を表示する前にランダム
に選択された別のリーチ演出表示の種別に対応する背景
画像がランダムに決められた回数だけ順次表示されてい
くことにより、背景画像がランダムな回数変更される。
そして、最後に、真のリーチ演出表示の種別に対応する
最終背景画像に変更する制御が行なわれる。これによ
り、リーチ演出表示が行なわれる場合の背景画像は、演
出内容に対応する真の注視点に基づいて生成された背景
画像とは関係がない複数の注視点に基づいて生成された
背景画像に順次変更されていった後、最後に、真の注視
点に基づいて生成された背景画像に変更される。たとえ
ば、図6の(d)が真のリーチ演出表示用の背景画像で
ある場合に、たとえば、図6の(a)、(b)、(c)
というように背景画像が順次変更されていき、最後に
(d)の表示となる。
と、その決定された変更パターンのデータに基づいて図
8に示されるS206の背景画像の変更処理が実行さ
れ、これにより、最終背景画像を表示する前にランダム
に選択された別のリーチ演出表示の種別に対応する背景
画像がランダムに決められた回数だけ順次表示されてい
くことにより、背景画像がランダムな回数変更される。
そして、最後に、真のリーチ演出表示の種別に対応する
最終背景画像に変更する制御が行なわれる。これによ
り、リーチ演出表示が行なわれる場合の背景画像は、演
出内容に対応する真の注視点に基づいて生成された背景
画像とは関係がない複数の注視点に基づいて生成された
背景画像に順次変更されていった後、最後に、真の注視
点に基づいて生成された背景画像に変更される。たとえ
ば、図6の(d)が真のリーチ演出表示用の背景画像で
ある場合に、たとえば、図6の(a)、(b)、(c)
というように背景画像が順次変更されていき、最後に
(d)の表示となる。
【0105】このような背景連続変更処理により設定さ
れた変更パターンにより、注視点の変更に伴って背景画
像が変更される場合には、注視点が急に切換わるのでは
なく、変更前の注視点から変更後の注視点までの間の経
路上を注視点が連続的に移動していくような態様で注視
点の変更が行なわれるように背景画像が表示される。こ
れにより、背景画像は、変更前の注視点から変更後の注
視点までの間の経路を注視点が連続的に移動していくよ
うな一連の表示態様の変化により移動していくような表
示がされることとなる。
れた変更パターンにより、注視点の変更に伴って背景画
像が変更される場合には、注視点が急に切換わるのでは
なく、変更前の注視点から変更後の注視点までの間の経
路上を注視点が連続的に移動していくような態様で注視
点の変更が行なわれるように背景画像が表示される。こ
れにより、背景画像は、変更前の注視点から変更後の注
視点までの間の経路を注視点が連続的に移動していくよ
うな一連の表示態様の変化により移動していくような表
示がされることとなる。
【0106】このように、リーチ演出表示時に、ランダ
ムに決められた変更回数だけランダムに決められた背景
画像が順次表示された後、最終背景画像に至る制御をす
れば、リーチ演出表示が行なわれる場合における背景画
像の表示態様が変化に富むようになるとともに、最後の
注視点に変更されるまでの途中においてリーチ演出表示
の種別に対する遊技者の期待感をより一層盛り上げるこ
とができる。
ムに決められた変更回数だけランダムに決められた背景
画像が順次表示された後、最終背景画像に至る制御をす
れば、リーチ演出表示が行なわれる場合における背景画
像の表示態様が変化に富むようになるとともに、最後の
注視点に変更されるまでの途中においてリーチ演出表示
の種別に対する遊技者の期待感をより一層盛り上げるこ
とができる。
【0107】なお、この第2実施形態においては、リー
チ演出表示中における背景画像の変更については、最終
背景画像のリーチ表示表示注視点に至るまでの移動経路
を示す複数の背景画像をそれぞれランダムに決定する例
を示したが、最終背景画像のリーチ演出表示注視点に至
るまでの背景画像の注視点の変更パターン(移動パター
ン)を複数パターン予め定めておき、リーチ演出表示中
に、その複数パターンのうちから1つのパターンを選択
(抽選により選択してもよく、予め定められた順序で選
択してもよい)して、リーチ演出表示中の背景画像の変
更のための注視点の変更を行なうようにしてもよい。そ
のようにした場合には、変更パターンを選択すれば、背
景画像(注視点)を個別に選択しなくても済むので、制
御処理の負担を軽減することができる。
チ演出表示中における背景画像の変更については、最終
背景画像のリーチ表示表示注視点に至るまでの移動経路
を示す複数の背景画像をそれぞれランダムに決定する例
を示したが、最終背景画像のリーチ演出表示注視点に至
るまでの背景画像の注視点の変更パターン(移動パター
ン)を複数パターン予め定めておき、リーチ演出表示中
に、その複数パターンのうちから1つのパターンを選択
(抽選により選択してもよく、予め定められた順序で選
択してもよい)して、リーチ演出表示中の背景画像の変
更のための注視点の変更を行なうようにしてもよい。そ
のようにした場合には、変更パターンを選択すれば、背
景画像(注視点)を個別に選択しなくても済むので、制
御処理の負担を軽減することができる。
【0108】また、このようにリーチ演出表示中に、そ
の複数の変更パターンのうちから1つのパターンを選択
してリーチ演出表示中の注視点の変更を行なう場合に
は、変更パターン毎に大当りが発生する期待度(大当り
発生確率)が異なるように設定し、大当りが事前決定さ
れた場合には、期待度が高い変更パターンが選ばれやす
いように、表示制御部13において変更パターンの選択
確率を設定するようにしてもよい。このようにすれば、
注視点の変更パターン(背景画像の変更パターン)によ
り大当り発生の期待度が変化するので、注視点の変更パ
ターンにより遊技者の期待感を盛り上げ、興趣を向上さ
せることができる。
の複数の変更パターンのうちから1つのパターンを選択
してリーチ演出表示中の注視点の変更を行なう場合に
は、変更パターン毎に大当りが発生する期待度(大当り
発生確率)が異なるように設定し、大当りが事前決定さ
れた場合には、期待度が高い変更パターンが選ばれやす
いように、表示制御部13において変更パターンの選択
確率を設定するようにしてもよい。このようにすれば、
注視点の変更パターン(背景画像の変更パターン)によ
り大当り発生の期待度が変化するので、注視点の変更パ
ターンにより遊技者の期待感を盛り上げ、興趣を向上さ
せることができる。
【0109】また、このように決定された変更パターン
にしたがって、注視点の変更に基づいて背景画像が変更
される場合には、変更前の注視点から変更後の注視点ま
での間の経路上を注視点が連続的に移動していくような
態様で注視点の変更が行なわれるように背景画像が表示
されることを示したが、注視点が急に切換わる態様で注
視点の変更が行なわれるようにしてもよい。
にしたがって、注視点の変更に基づいて背景画像が変更
される場合には、変更前の注視点から変更後の注視点ま
での間の経路上を注視点が連続的に移動していくような
態様で注視点の変更が行なわれるように背景画像が表示
されることを示したが、注視点が急に切換わる態様で注
視点の変更が行なわれるようにしてもよい。
【0110】また、本実施形態による背景画像の選択変
更の際における注視点の変更は、視点の変更を伴う場合
を示したが、これに限らず、背景画像の選択変更の際に
おける注視点の変更は、視点の変更を伴わない(視点を
固定したまま)ようにしてもよい。
更の際における注視点の変更は、視点の変更を伴う場合
を示したが、これに限らず、背景画像の選択変更の際に
おける注視点の変更は、視点の変更を伴わない(視点を
固定したまま)ようにしてもよい。
【0111】次に、この第2実施形態で得られる主な効
果を説明する。第2実施形態においては、前述した第1
実施形態により得られる効果の他に、次のような効果を
得ることができる。
果を説明する。第2実施形態においては、前述した第1
実施形態により得られる効果の他に、次のような効果を
得ることができる。
【0112】変更パターンの最後において、決定されて
いるリーチ演出表示の種別に対応する真の注視点に基づ
いて生成された背景画像に変更されるが、リーチ演出表
示の種別毎に大当り発生への期待度が異なるため、変更
パターンの最後に至るまでの行程中に遊技者の期待感を
向上させることができる。
いるリーチ演出表示の種別に対応する真の注視点に基づ
いて生成された背景画像に変更されるが、リーチ演出表
示の種別毎に大当り発生への期待度が異なるため、変更
パターンの最後に至るまでの行程中に遊技者の期待感を
向上させることができる。
【0113】また、背景画像の変更回数がランダムに決
定されるので、変更回数がバラエティに富み表示の面白
みを向上させることができる。さらに、背景画像の変更
パターンがランダムに決定されるため、変更パターンが
バラエティに富み表示の面白みを向上させることができ
るとともに、変更パターンに関して、遊技者を飽きさせ
ないようにすることができる。
定されるので、変更回数がバラエティに富み表示の面白
みを向上させることができる。さらに、背景画像の変更
パターンがランダムに決定されるため、変更パターンが
バラエティに富み表示の面白みを向上させることができ
るとともに、変更パターンに関して、遊技者を飽きさせ
ないようにすることができる。
【0114】また、前述したように、1つの閉空間60
0が、3次元データにより構成されたフィールド画像で
あるため、背景画像をよりリアルに立体的な表示にする
ことができる。
0が、3次元データにより構成されたフィールド画像で
あるため、背景画像をよりリアルに立体的な表示にする
ことができる。
【0115】また、図10に示したような背景画像の変
更回数および変更パターンをランダムに決定する処理
は、前述した図8のS208において背景画像を変更す
る際の変更パターンを決定するための処理に適用しても
よい。そのようにすれば、大当り表示制御における表示
の面白みをより一層向上させることができる。
更回数および変更パターンをランダムに決定する処理
は、前述した図8のS208において背景画像を変更す
る際の変更パターンを決定するための処理に適用しても
よい。そのようにすれば、大当り表示制御における表示
の面白みをより一層向上させることができる。
【0116】第3実施形態
次に第3実施形態について説明する。この第3実施形態
においては、前述した第1実施形態および第2実施形態
に示されたような背景画像の演出表示をスロットマシン
で行なう例を説明する。
においては、前述した第1実施形態および第2実施形態
に示されたような背景画像の演出表示をスロットマシン
で行なう例を説明する。
【0117】図11は、第3実施形態による遊技機とし
てのスロットマシンの正面図である。スロットマシン
(遊技機)101は、筐体102の前面に設けられた、
可変表示装置103と、画像表示装置104と、コイン
投入口105と、MaxBETボタン106aと、1枚
BETボタン106bと、スタートレバー107と、ス
トップボタン108L,108C,108Rと、スピー
カ109L,109R,109Dとを備えている。
てのスロットマシンの正面図である。スロットマシン
(遊技機)101は、筐体102の前面に設けられた、
可変表示装置103と、画像表示装置104と、コイン
投入口105と、MaxBETボタン106aと、1枚
BETボタン106bと、スタートレバー107と、ス
トップボタン108L,108C,108Rと、スピー
カ109L,109R,109Dとを備えている。
【0118】可変表示装置103は、識別情報が付され
た3つのリールを駆動することにより当該識別情報の可
変表示を行なうものであり、後述するスタートレバー1
07の操作に基づいて識別情報の変動表示を開始すると
ともに、後述するストップボタン108L,108C,
108Rの操作に基づいて識別情報の変動表示を停止す
る。画像表示装置104は、LCDの表示装置により構
成され、遊技状態に応じてさまざまな演出表示を行なう
ものである。
た3つのリールを駆動することにより当該識別情報の可
変表示を行なうものであり、後述するスタートレバー1
07の操作に基づいて識別情報の変動表示を開始すると
ともに、後述するストップボタン108L,108C,
108Rの操作に基づいて識別情報の変動表示を停止す
る。画像表示装置104は、LCDの表示装置により構
成され、遊技状態に応じてさまざまな演出表示を行なう
ものである。
【0119】コイン投入口105は、遊技媒体としての
コインを投入するためのものであり、投入されたコイン
は最大50枚までクレジット可能となっている。Max
BETボタン106aは、クレジットされたコインか
ら、遊技状態に応じた最大枚数の賭け数を設定するため
のものであり、1枚BETボタン106bは、遊技状態
にかかわらず賭け数を1枚ずつ設定するためのものであ
る。
コインを投入するためのものであり、投入されたコイン
は最大50枚までクレジット可能となっている。Max
BETボタン106aは、クレジットされたコインか
ら、遊技状態に応じた最大枚数の賭け数を設定するため
のものであり、1枚BETボタン106bは、遊技状態
にかかわらず賭け数を1枚ずつ設定するためのものであ
る。
【0120】スタートレバー107は、所定数の賭け数
が設定された状態で、遊技者による操作に応じてリール
を駆動することにより、可変表示装置103上に表示さ
れる識別情報の変動表示を開始させるためのものであ
る。ストップボタン108L,108C,108Rは、
遊技者の操作によって変動中の各リールをそれぞれ停止
させるためのものである。ここで、遊技者が操作しない
場合には、所定時間経過後に、たとえば、左,中,右の
順に停止する。
が設定された状態で、遊技者による操作に応じてリール
を駆動することにより、可変表示装置103上に表示さ
れる識別情報の変動表示を開始させるためのものであ
る。ストップボタン108L,108C,108Rは、
遊技者の操作によって変動中の各リールをそれぞれ停止
させるためのものである。ここで、遊技者が操作しない
場合には、所定時間経過後に、たとえば、左,中,右の
順に停止する。
【0121】スピーカ109L,109R,109D
は、スタートレバー107およびストップボタン108
L,108C,108Rの操作時、入賞時、ボーナスゲ
ーム開始時における効果音や、非常時における警報音の
ように、遊技状態に応じたさまざまな演出用音声の出力
を行なうためのものである。
は、スタートレバー107およびストップボタン108
L,108C,108Rの操作時、入賞時、ボーナスゲ
ーム開始時における効果音や、非常時における警報音の
ように、遊技状態に応じたさまざまな演出用音声の出力
を行なうためのものである。
【0122】以上の構成において、まず、コイン投入口
105にコイン所定数枚(通常時は3枚)投入すること
で、あるいは、十分なクレジット残がある場合にはMa
xBETボタン106aまたは1枚BETボタン106
bを押し下げることにより所定数の賭け数を設定する。
賭け数の設定が終了した後、スタートレバー107を操
作することによりリールが駆動され、可変表示装置10
3上で識別情報の変動表示が開始される。
105にコイン所定数枚(通常時は3枚)投入すること
で、あるいは、十分なクレジット残がある場合にはMa
xBETボタン106aまたは1枚BETボタン106
bを押し下げることにより所定数の賭け数を設定する。
賭け数の設定が終了した後、スタートレバー107を操
作することによりリールが駆動され、可変表示装置10
3上で識別情報の変動表示が開始される。
【0123】このスロットマシン101においては、第
1,第2実施形態で説明したパチンコ遊技機の遊技制御
部11と同様に遊技の制御を行なう遊技制御部が設けら
れており、その遊技制御部のCPUでは、スタートレバ
ー107の操作が検出されたタイミングで、所定のラン
ダムカウンタの数値データ(乱数値)を抽出し、そのデ
ータと、ROM内に格納されている入賞役別の入賞判定
テーブルとを参照して、入賞の発生を許容するか否かを
入賞役別に決定し、その決定結果をRAMに記憶させ
る。これにより、スタートレバー107の操作がされた
タイミングで、入賞役の当選の有無が決定される。入賞
の発生が許容されていることを、「内部当選している」
という。いずれかの入賞役が内部当選した場合、その入
賞役に対応する当選フラグがスロットマシン101の内
部で設定される。
1,第2実施形態で説明したパチンコ遊技機の遊技制御
部11と同様に遊技の制御を行なう遊技制御部が設けら
れており、その遊技制御部のCPUでは、スタートレバ
ー107の操作が検出されたタイミングで、所定のラン
ダムカウンタの数値データ(乱数値)を抽出し、そのデ
ータと、ROM内に格納されている入賞役別の入賞判定
テーブルとを参照して、入賞の発生を許容するか否かを
入賞役別に決定し、その決定結果をRAMに記憶させ
る。これにより、スタートレバー107の操作がされた
タイミングで、入賞役の当選の有無が決定される。入賞
の発生が許容されていることを、「内部当選している」
という。いずれかの入賞役が内部当選した場合、その入
賞役に対応する当選フラグがスロットマシン101の内
部で設定される。
【0124】遊技制御部は、その後、入賞役別の当選結
果に応じて可変表示装置103のリールを制御する。た
とえば、当選フラグが設定されたゲームでは、その当選
フラグに対応する入賞役の図柄を引込むようにリールが
制御されるために、リールの目押し操作により、その当
選フラグに対応する役の入賞を発生させることが可能で
ある。しかしながら、当選フラグが設定されていないゲ
ームでは、外れ図柄を引込むようにリールが制御される
ために、リールの目押し操作をしても入賞を発生させる
ことはできない。このように、当選フラグの設定状況に
応じて入賞図柄または外れ図柄を引込む制御を「引込み
制御」という。
果に応じて可変表示装置103のリールを制御する。た
とえば、当選フラグが設定されたゲームでは、その当選
フラグに対応する入賞役の図柄を引込むようにリールが
制御されるために、リールの目押し操作により、その当
選フラグに対応する役の入賞を発生させることが可能で
ある。しかしながら、当選フラグが設定されていないゲ
ームでは、外れ図柄を引込むようにリールが制御される
ために、リールの目押し操作をしても入賞を発生させる
ことはできない。このように、当選フラグの設定状況に
応じて入賞図柄または外れ図柄を引込む制御を「引込み
制御」という。
【0125】いずれの当選フラグも設定されておらず、
ゲームの結果を外れとすることが決定されている場合に
は、この引込み制御により、いずれの入賞役による入賞
も発生しないように調整される。
ゲームの結果を外れとすることが決定されている場合に
は、この引込み制御により、いずれの入賞役による入賞
も発生しないように調整される。
【0126】一方、この引込み制御は、リールの停止位
置を制限なく自由に制御して任意の入賞図柄を引込み得
るものではなく、所定の範囲内(たとえば、リールに配
列された4図柄分の範囲)で入賞図柄を引込むことがで
きるように設計されている。したがって、当選フラグが
設定されていたとしても、遊技者の目押し位置が悪けれ
ば入賞図柄が引込まれることなく外れの結果になる。こ
のように、当選フラグが設定されたにもかかわらず、そ
の当選フラグに対応する入賞を発生させることができな
かった場合、その当選フラグはクリアされる。ただし、
ビッグボーナス入賞の当選フラグについては、他の入賞
役の当選フラグとは異なり、その当選フラグが設定され
たゲームで入賞が発生しなかった場合であっても、その
当選フラグに対応する入賞が発生するまで、次回以降の
ゲームにその当選フラグが持越される。
置を制限なく自由に制御して任意の入賞図柄を引込み得
るものではなく、所定の範囲内(たとえば、リールに配
列された4図柄分の範囲)で入賞図柄を引込むことがで
きるように設計されている。したがって、当選フラグが
設定されていたとしても、遊技者の目押し位置が悪けれ
ば入賞図柄が引込まれることなく外れの結果になる。こ
のように、当選フラグが設定されたにもかかわらず、そ
の当選フラグに対応する入賞を発生させることができな
かった場合、その当選フラグはクリアされる。ただし、
ビッグボーナス入賞の当選フラグについては、他の入賞
役の当選フラグとは異なり、その当選フラグが設定され
たゲームで入賞が発生しなかった場合であっても、その
当選フラグに対応する入賞が発生するまで、次回以降の
ゲームにその当選フラグが持越される。
【0127】画像表示装置104上では、1ゲームごと
または任意のゲームにおいて演出表示が行なわれる。た
とえば、スタートレバー107が操作されたことに応じ
て所定の図柄情報の変動表示を開始し、所定の変動停止
条件を満たすことにより当該図柄情報の変動表示を停止
させる。そして、この図柄情報の変動表示結果が特定表
示態様となった場合に、前述した入賞役(所定の遊技価
値)が付与可能である旨が報知される。具体的には、ス
タートレバー107を操作した時点で、遊技制御部にお
いて、内部的に当選フラグが成立しているか否かを判断
し、当選フラグが成立している場合には図柄情報の表示
結果を特定表示態様とし、当選フラグが成立している場
合には図柄情報の表示結果を特定表示態様以外の表示態
様とする。
または任意のゲームにおいて演出表示が行なわれる。た
とえば、スタートレバー107が操作されたことに応じ
て所定の図柄情報の変動表示を開始し、所定の変動停止
条件を満たすことにより当該図柄情報の変動表示を停止
させる。そして、この図柄情報の変動表示結果が特定表
示態様となった場合に、前述した入賞役(所定の遊技価
値)が付与可能である旨が報知される。具体的には、ス
タートレバー107を操作した時点で、遊技制御部にお
いて、内部的に当選フラグが成立しているか否かを判断
し、当選フラグが成立している場合には図柄情報の表示
結果を特定表示態様とし、当選フラグが成立している場
合には図柄情報の表示結果を特定表示態様以外の表示態
様とする。
【0128】また、画像表示装置104上での図柄情報
の変動表示中に、変動表示結果が特定表示態様となる旨
を事前報知する、いわゆる予告報知が行なわれる場合が
ある。このスロットマシン101の遊技制御部では、こ
のような予告報知を行なうか否かが予め定められたラン
ダムカウンタの数値データを用いた抽選により事前にラ
ンダムに決定される。このような予告報知は、所定の確
率で行なわれるように設定されている。予告報知は、実
際に変動表示結果が特定表示態様となる場合と実際には
変動表示結果が特定表示態様とならない場合との両方の
場合に行なわれる。このような予告報知は、また、実際
に特定表示態様となる場合の方が実際に特定表示態様と
ならない場合よりも高い確率で行なわれるように、選択
される確率が設定されている。
の変動表示中に、変動表示結果が特定表示態様となる旨
を事前報知する、いわゆる予告報知が行なわれる場合が
ある。このスロットマシン101の遊技制御部では、こ
のような予告報知を行なうか否かが予め定められたラン
ダムカウンタの数値データを用いた抽選により事前にラ
ンダムに決定される。このような予告報知は、所定の確
率で行なわれるように設定されている。予告報知は、実
際に変動表示結果が特定表示態様となる場合と実際には
変動表示結果が特定表示態様とならない場合との両方の
場合に行なわれる。このような予告報知は、また、実際
に特定表示態様となる場合の方が実際に特定表示態様と
ならない場合よりも高い確率で行なわれるように、選択
される確率が設定されている。
【0129】さらに、この画像表示装置104では、前
述した図柄情報の他に、第1,第2実施形態で説明した
パチンコ遊技機の表示制御部13と同様に、前述した閉
空間600内のフィールド60を複数の注視点に基づい
て形成した画像により示す背景画像が図柄情報の背景画
像として表示される。このような背景画像は、前述した
ような図柄情報の変動表示結果が特定表示態様となる旨
の予告報知のためにも用いられる。
述した図柄情報の他に、第1,第2実施形態で説明した
パチンコ遊技機の表示制御部13と同様に、前述した閉
空間600内のフィールド60を複数の注視点に基づい
て形成した画像により示す背景画像が図柄情報の背景画
像として表示される。このような背景画像は、前述した
ような図柄情報の変動表示結果が特定表示態様となる旨
の予告報知のためにも用いられる。
【0130】このスロットマシン101には、画像表示
装置104において表示する画像の制御を行なうための
画像表示制御部が設けられている。この画像表示制御部
では、前述したパチンコ遊技機の表示制御部13の場合
と同様に、遊技制御部から表示制御コマンドデータを受
けて画像の表示制御を行なう。
装置104において表示する画像の制御を行なうための
画像表示制御部が設けられている。この画像表示制御部
では、前述したパチンコ遊技機の表示制御部13の場合
と同様に、遊技制御部から表示制御コマンドデータを受
けて画像の表示制御を行なう。
【0131】そして、スロットマシン101では、遊技
制御部から表示制御コマンドデータを受けた画像表示制
御部が、第1実施形態および第2実施形態により示した
パチンコ遊技機の場合と同様の注視点の変更を伴う背景
画像の選択変更制御を行なうことにより、たとえば、前
述したリーチ演出表示等の各種表示を行なうというよう
な図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中に背
景画像を変更する表示制御が行なわれる。その場合の背
景画像の選択変更方法は、前述した第1実施形態および
第2実施形態に示したどのような方法を採用してもよ
い。
制御部から表示制御コマンドデータを受けた画像表示制
御部が、第1実施形態および第2実施形態により示した
パチンコ遊技機の場合と同様の注視点の変更を伴う背景
画像の選択変更制御を行なうことにより、たとえば、前
述したリーチ演出表示等の各種表示を行なうというよう
な図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中に背
景画像を変更する表示制御が行なわれる。その場合の背
景画像の選択変更方法は、前述した第1実施形態および
第2実施形態に示したどのような方法を採用してもよ
い。
【0132】次に、この第3実施形態で得られる主な効
果を説明する。前述したように、図柄情報に基づく演出
表示(リーチ演出表示等の演出表示)が行なわれている
最中に、表示される背景画像として、現注視点と異なる
注視点に基づいて生成された背景画像が選択されて背景
画像が変更されるので、図柄情報に基づく演出表示が行
なわれている最中に同じ1つの閉空間600内で背景画
像の見え方が変化することになる。このように、図柄情
報に基づく演出表示が行なわれている最中に背景画像が
変化するので、背景画像の変化により図柄情報に基づく
演出表示が行なわれている最中に遊技者の期待感を盛り
上げることができる。さらに、注視点の変更により1つ
の閉空間内で背景画像の見え方が変化するという特徴的
な背景画像の変化態様によって、背景画像の視覚的な面
白みを向上することができ、スロットマシンにおいて、
図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中に遊技
者の期待感をより一層盛り上げることができる。このよ
うに表示の面白みが向上し、遊技者の期待をより一層盛
り上げることができる背景画像の変化が行なわれること
により、そのような画像を見ながらスロットマシンで遊
技をする遊技者の興趣を向上させることができる。
果を説明する。前述したように、図柄情報に基づく演出
表示(リーチ演出表示等の演出表示)が行なわれている
最中に、表示される背景画像として、現注視点と異なる
注視点に基づいて生成された背景画像が選択されて背景
画像が変更されるので、図柄情報に基づく演出表示が行
なわれている最中に同じ1つの閉空間600内で背景画
像の見え方が変化することになる。このように、図柄情
報に基づく演出表示が行なわれている最中に背景画像が
変化するので、背景画像の変化により図柄情報に基づく
演出表示が行なわれている最中に遊技者の期待感を盛り
上げることができる。さらに、注視点の変更により1つ
の閉空間内で背景画像の見え方が変化するという特徴的
な背景画像の変化態様によって、背景画像の視覚的な面
白みを向上することができ、スロットマシンにおいて、
図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中に遊技
者の期待感をより一層盛り上げることができる。このよ
うに表示の面白みが向上し、遊技者の期待をより一層盛
り上げることができる背景画像の変化が行なわれること
により、そのような画像を見ながらスロットマシンで遊
技をする遊技者の興趣を向上させることができる。
【0133】以上、本発明の遊技機を実施の形態に基づ
いて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲でさ
まざまな変形および応用が可能である。たとえば、ブロ
ック構成は、発明が適用される遊技機等の構成に合わせ
て任意に変更および修正が可能である。
いて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲でさ
まざまな変形および応用が可能である。たとえば、ブロ
ック構成は、発明が適用される遊技機等の構成に合わせ
て任意に変更および修正が可能である。
【0134】なお、本発明を実現するためのプログラム
およびデータは、コンピュータ装置等に対して、着脱自
在の記録媒体により配布・提供される形態に限定される
ものではなく、予めコンピュータ装置等の有する記憶装
置にプリインストールしておくことで配布される形態を
とっても構わない。さらに、本発明を実現するためのプ
ログラムおよびデータは、通信処理部を設けておくこと
により、通信回線等を介して接続されたネットワーク上
の、他の機器からダウンロードすることによって配布す
る形態をとっても構わない。
およびデータは、コンピュータ装置等に対して、着脱自
在の記録媒体により配布・提供される形態に限定される
ものではなく、予めコンピュータ装置等の有する記憶装
置にプリインストールしておくことで配布される形態を
とっても構わない。さらに、本発明を実現するためのプ
ログラムおよびデータは、通信処理部を設けておくこと
により、通信回線等を介して接続されたネットワーク上
の、他の機器からダウンロードすることによって配布す
る形態をとっても構わない。
【0135】そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の
記録媒体を装着することにより実行するものだけではな
く、通信回線等を介してダウンロードしたプログラムお
よびデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより
実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネ
ットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源
を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他
のコンピュータ装置とネットワークを介してデータの交
換を行なうことによりゲームを実行するような形態とす
ることもできる。
記録媒体を装着することにより実行するものだけではな
く、通信回線等を介してダウンロードしたプログラムお
よびデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより
実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネ
ットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源
を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他
のコンピュータ装置とネットワークを介してデータの交
換を行なうことによりゲームを実行するような形態とす
ることもできる。
【0136】次に、本発明の変形例等の特徴点を列挙す
る。 (1) 前述した実施の形態において背景画像として表
示されるフィールド画像は、平面的に表現されたもので
あってよく、立体的に表現されたものであってもよい。
つまり、フィールド画像に示されるフィールドに奥行き
が示されるように描画されたものであればよく、二次元
画像であってもよく、三次元画像であってもよい。
る。 (1) 前述した実施の形態において背景画像として表
示されるフィールド画像は、平面的に表現されたもので
あってよく、立体的に表現されたものであってもよい。
つまり、フィールド画像に示されるフィールドに奥行き
が示されるように描画されたものであればよく、二次元
画像であってもよく、三次元画像であってもよい。
【0137】(2) 前述した第2実施形態において
は、三次元画像データに基づく二次元画像で背景画像を
立体的に表示する例を示したが、画像の描画は、三次元
グラフィックスに不可欠な座標変換や光源計算をリアル
タイム演算によって行なって画像表示を行なってもよ
く、このようにすれば、格納しておく背景画像データを
大幅に削減することができる。また、複数種類の背景画
像を予め定めて背景画像のデータを予め定め格納してお
き、格納された背景画像のデータをそのまま画像表示に
用いて背景画像を立体的に表示するようにしてもよい。
そのようにすれば、画像表示の際の表示制御部13の制
御負担を軽減することができる。
は、三次元画像データに基づく二次元画像で背景画像を
立体的に表示する例を示したが、画像の描画は、三次元
グラフィックスに不可欠な座標変換や光源計算をリアル
タイム演算によって行なって画像表示を行なってもよ
く、このようにすれば、格納しておく背景画像データを
大幅に削減することができる。また、複数種類の背景画
像を予め定めて背景画像のデータを予め定め格納してお
き、格納された背景画像のデータをそのまま画像表示に
用いて背景画像を立体的に表示するようにしてもよい。
そのようにすれば、画像表示の際の表示制御部13の制
御負担を軽減することができる。
【0138】(3) 今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【図1】 本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機
の正面図である。
の正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機
の背面図である。
の背面図である。
【図3】 遊技制御部を中心としたシステム構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】 背景画像を表示する際の視点および注視点を
示す概念図である。
示す概念図である。
【図5】 背景画像としてのフィールド画像の基礎とな
る閉空間内の構成を示す概念図である。
る閉空間内の構成を示す概念図である。
【図6】 特別図柄表示装置に表示される背景画像の具
体例を示す表示画面図である。
体例を示す表示画面図である。
【図7】 図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図8】 背景変更処理の処理内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図9】 ビデオディスプレイプロセッサにより三次元
画像データに基づく2次元画像を表示するための処理を
説明するための概念図である。
画像データに基づく2次元画像を表示するための処理を
説明するための概念図である。
【図10】 第2実施形態による背景連続変更処理の処
理内容を示すフローチャートである。
理内容を示すフローチャートである。
【図11】 第3実施形態による遊技機としてのスロッ
トマシンの正面図である。
トマシンの正面図である。
S1〜S3 特別図柄、4 特別図柄表示装置、1 パ
チンコ遊技機、600閉空間、51 注視点、13 表
示制御部、11 遊技制御部、50 視点。
チンコ遊技機、600閉空間、51 注視点、13 表
示制御部、11 遊技制御部、50 視点。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示装置を有し、所定条件を満たすことによって大当
りとなる場合、前記識別情報の表示結果を予め定められ
た大当り表示態様とするとともに、その遊技状態を遊技
者にとって有利な特定遊技状態とする遊技機であって、 予め設定された1つの閉空間内に複数の注視点を設定
し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像から
所定の画像を前記識別情報の背景画像として表示する背
景画像表示手段と、 前記可変表示装置の表示態様をリーチ表示態様とするか
否かを事前決定する表示態様決定手段と、 該表示態様決定手段によりリーチ表示態様とする旨を決
定した場合、リーチ表示態様となったときに、現注視点
に基づいて生成された背景画像を、当該注視点とは異な
る注視点に基づいて生成された背景画像に変更する背景
画像変更手段とを備えることを特徴とする、遊技機。 - 【請求項2】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示装置を有し、所定条件を満たすことによって大当
りとなる場合、前記識別情報の表示結果を予め定められ
た大当り表示態様とするとともに、その遊技状態を遊技
者にとって有利な特定遊技状態とする遊技機であって、 予め設定された1つの閉空間内に複数の注視点を設定
し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像から
所定の画像を前記識別情報の背景画像として表示する背
景画像表示手段と、 前記可変表示装置の表示態様をリーチ表示態様とするか
否かを事前決定する表示態様決定手段と、 該表示態様決定手段によりリーチ表示態様とする旨を決
定した場合、リーチ演出表示中に、現注視点に基づいて
生成された背景画像を、当該注視点とは異なる注視点に
基づいて生成された背景画像に変更する背景画像変更手
段とを備えることを特徴とする、遊技機。 - 【請求項3】 前記複数の注視点に基づいて生成された
背景画像を、大当り表示態様となる期待度に合わせて対
応させ、 前記背景画像変更手段は、所定のリーチ演出表示中に、
当該期待度に応じて前記背景画像表示手段により表示さ
れる背景画像を選択して背景画像を変更することを特徴
とする、請求項1または2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記複数の注視点を所定の順序で移動さ
せる複数パターンの移動経路を予め設定し、 前記背景画像変更手段は、前記大当り表示態様となる期
待度に対応させた移動経路に基づく所定の順番で前記背
景画像表示手段により表示される背景画像を選択して背
景画像を変更することを特徴とする、請求項1から3の
いずれかに記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記背景画像表示手段は、前記背景画像
表示手段により表示させる背景画像を前記背景画像変更
手段により変更する場合、連続的な注視点の変更に伴う
背景移動表示により背景画像の変更を行なうことを特徴
とする、請求項1から4のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記背景画像変更手段により変更された
背景画像を表示する場合、前記注視点の変更に伴って視
点の移動も行なうことを特徴とする、請求項1から5の
いずれかに記載の遊技機。 - 【請求項7】 前記予め定められた1つの閉空間は、三
次元データにより構成されたフィールド画像であること
を特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の遊技
機。 - 【請求項8】 所定の変動開始条件を満たすことにより
画像表示装置上に表示される図柄情報の変動表示を開始
するとともに、所定の変動停止条件を満たすことにより
当該図柄情報の変動表示を停止し、図柄情報の変動表示
結果を特定表示態様とすることにより所定の遊技価値を
付与可能である旨を報知する遊技機であって、 予め設定された1つの閉空間内に複数の注視点を設定
し、これら複数の注視点に基づいて生成された画像から
所定の画像を前記識別情報の背景画像として表示する背
景画像表示手段と、 前記図柄情報に基づく演出表示が行なわれている最中
に、前記複数の注視点に基づいて生成された背景画像か
ら、現注視点と異なる注視点に基づいて生成された背景
画像を、前記背景画像表示手段により表示される背景画
像として選択し、背景画像を変更する背景画像変更手段
とを備えることを特徴とする、遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002025797A JP2003225394A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002025797A JP2003225394A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003225394A true JP2003225394A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27747835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002025797A Withdrawn JP2003225394A (ja) | 2002-02-01 | 2002-02-01 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003225394A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007330475A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008018020A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2008119256A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2008119254A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2010035610A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2012029950A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機、表示制御方法および表示制御プログラム |
-
2002
- 2002-02-01 JP JP2002025797A patent/JP2003225394A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007330475A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008018020A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP4714645B2 (ja) * | 2006-07-12 | 2011-06-29 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2008119256A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2008119254A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP4705553B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2011-06-22 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP4705552B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2011-06-22 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2010035610A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2012029950A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機、表示制御方法および表示制御プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050119 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080417 |