JP2003224567A - 通信接続補助装置、通信装置および通信方法 - Google Patents

通信接続補助装置、通信装置および通信方法

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JP2003224567A
JP2003224567A JP2002019294A JP2002019294A JP2003224567A JP 2003224567 A JP2003224567 A JP 2003224567A JP 2002019294 A JP2002019294 A JP 2002019294A JP 2002019294 A JP2002019294 A JP 2002019294A JP 2003224567 A JP2003224567 A JP 2003224567A
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Tetsuo Ido
哲男 井戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジカメ、ヘッドセット、マウス等、PIN
コードを入力する手段を持たない小型・軽量なBlue
tooth搭載機器に、新たに入力装置を搭載すること
なく、また、データ転送速度を低下させることなく、上
記機器同士をローカルな無線通信接続で容易にペアリン
グさせることができる無線通信接続補助装置を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 ローカルな無線通信用の無線部と通信接
続制御部のペアを2個有し、かつ上記ペアはそれぞれマ
スター用とスレーブ用として定義されており、またPI
Nコード入力する数字/文字入力部を備え、この数字/
文字入力部を介して、接続対象の機器にプリセットされ
ているPINコードを入力することによって、PINコ
ードによる認証を伴う通信接続を、上記接続対象の機器
との間で行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムにお
いて、互いに異なるPIN(PersonalIden
tification Number)コード等のコー
ドを持つ通信機器同士の間で、コードを用いた認証を伴
って通信接続する通信接続補助装置、通信装置および通
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPDA(Person
al digital assistants)、パー
ソナルコンピュータ等、多種多様な情報機器間の情報交
換や制御において、無線通信接続が急増している。この
無線通信接続のシステムは、公衆回線網だけに留まら
ず、Bluetoothや、Wireless LAN
等のローカルな無線通信システムも利用されている。特
に、ローカルな無線通信システムは、小規模なネットワ
ークの形成に適し、また比較的低コストで導入すること
ができるという利点があるので、今後、ローカルな無線
通信システムの利用が益々増加すると考えられている。
【0003】Bluetoothは、そのローカルな無
線通信システムを制御するマスターと、上記ローカルな
無線通信システムに参加し、マスターと通信するスレー
ブという役割があり、パケット交換型のローカルな無線
通信システムである。
【0004】Bluetoothのセキュリティは、
「リンクキー」という概念で管理されている。「リンク
キー」は、特定の2端末において、1対1のセキュリテ
ィを管理するパラメータである。
【0005】つまり、所定のマスターと、そのピコネッ
ト(マスターとスレーブとによって構成され、マスター
を中心とする小規模なネットワーク)に属するスレーブ
との2端末間で、パラメータが共通に設定されていなけ
れば、ユーザ論理チャネルで通信することができない。
もちろん、このリンクキーは、第三者には開示されては
ならないものである。
【0006】ピコネット内では、スレーブ同士の間で直
接通信することができない。したがって、スレーブ間に
おけるリンクキーが、定義されていない。
【0007】各Bluetooth端末は、通信相手の
全てに対して、Bluetoothアドレスとリンクキ
ーとをペアにして、データベースに保持しなければなら
ない。
【0008】Bluetoothでは、4種類のリンク
キーが設けられ、用途と目的とに応じて、使い分けられ
ている。上記4種類のリンクキーは、「初期化キー」、
「単体キー」、「複合キー」、「マスターキー」であ
り、各リンクキーは、128ビットの固定長を有する。
Bluetoothでは、これら4種類のリンクキーを
総称して、リンクキーと呼ぶ。
【0009】[Bluetoothセキュリティにおい
てリンクキーが果たす役割]Bluetoothセキュ
リティにおいて、リンクキーが果たす役割は、セキュリ
ティのパラメータを、データベースに登録することと、
設定されたパラメータに基づいて、認証判断すること
と、秘匿性を確保する処理に必要な暗号キーを生成する
こととである。
【0010】<初期化キー>初期化キーは、初めて接続
を試みるBluetooth端末間で使用されるリンク
キーであり、セキュリティ管理のパラメータとしての役
割を有するが、暫定的なリンクキーとして扱われ、初期
化キーそのものは、データベースに記録されることはな
い。
【0011】単体キーまたは複合キーが、実際のリンク
キーとしてデータベースにパラメータ設定される。リン
クキーが、正式なパラメータとしてデータベースに記録
されると、初期化キーが破棄される。
【0012】[初期化キーの生成過程]初期化キーを生
成するためには、上位のアプリケーションからのPIN
(Personal Identification
Number)コードと、接続要求を受けたBluet
ooth端末が内部的に発生した乱数とが、パラメータ
として入力される。
【0013】ここで重要なことは、初期化キーを算出す
る場合、各Bluetooth端末で、個別にPINコ
ードを入力することである。一方の端末で、内部発生さ
せた128ビットの乱数が、他方の端末に伝送され、お
互いに共有されるが、PINコードは、各アプリケーシ
ョンから独立的に入力される。上記2つを入力とし、初
期化キーのアルゴリズムが、初期化キーを算出する。
【0014】<PINコードの入力方法>Blueto
othでは、未認証端末同士の間における誤接続を防止
するために、PINコードの入力を必須としている。各
端末で、個別に同一のPINコードを入力することによ
って、ユーザ論理チャネルの接続セキュリティを確保す
る。
【0015】しかし、パソコンや携帯電話のように、P
INコードを入力するためのインタフェースを持つ端末
であれば問題ないが、組み込み型で入力インタフェース
を持たない場合は、PINコードをプリセットしてもよ
い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、PIN
コードを入力するインタフェースを持たない機器におい
ては、予め決めておいた固定のPINコードをプリセッ
トするが、パケット交換型のローカルな無線通信接続を
実行したい2台の機器が、それぞれPINコードを入力
するインタフェースを持たない場合、PINコードを一
致させることができず、図7に示すように、認証を伴う
無線通信接続を実行することができないという問題が生
じる。
【0017】入力インタフェースを追加搭載することが
容易な機器であれば問題はないが、小型・軽量を特徴と
する機器において、入力インタフェースの追加搭載は、
その機器の価値・特徴を著しく損なう。
【0018】上記問題が生じる具体例は、ヘッドセット
間の通信である。ヘッドセットは、小型・軽量である
程、ユーザに好まれ、通常、入力インタフェースを備え
ていない。
【0019】デジタルカメラ、マウス等の機器において
も、上記と同様の問題が生じる。
【0020】本発明は、デジカメ、ヘッドセット、マウ
ス等、PINコードを入力する手段を持たない小型・軽
量なBluetooth搭載機器等の機器に、新たに入
力装置を搭載することなく、また、データ転送速度を低
下させることなく、上記機器同士を通信接続で容易にペ
アリングさせることができるようにすることを目的とす
るものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルな通
信用の通信部と通信接続制御部のペアを2個有し、かつ
上記ペアはそれぞれマスター用とスレーブ用として定義
されており、またPINコード入力する入力部を備え、
この入力部を介して、接続対象の機器にプリセットされ
ているPINコードを入力することによって、PINコ
ードによる認証を伴う通信接続を、上記接続対象の機器
との間で行うものである。
【0022】また、本発明は、通信システムを制御する
マスターとして通信するためのマスター用通信手段と、
マスターの管理下で通信するスレーブとして通信するた
めのスレーブ用通信手段と、セキュリティー管理に関す
るコードを入力する入力手段とを有し、上記入力手段に
より接続対象の機器にプリセットされているコードを入
力することによって、コードによる認証を伴う通信接続
を、上記マスター用通信手段および上記スレーブ用通信
手段により上記接続対象の機器との間で行うものであ
る。
【0023】また、本発明は、通信システムを制御する
マスターとして通信するためのマスター用通信手段と、
マスターの管理下で通信するスレーブとして通信するた
めのスレーブ用通信手段と、セキュリティー管理に関す
るコードを入力する入力手段とを有し、上記入力手段に
より接続対象の機器にプリセットされているコードを入
力することによって、コードによる認証を伴う通信接続
を、上記マスター用通信手段および上記スレーブ用通信
手段により上記接続対象の機器との間で行う通信装置を
介して機器間通信を行うものである。
【0024】
【発明の実施の形態および実施例】[無線通信接続補助
装置のブロック図および機能・動作説明]図1は、本発
明の一実施例である無線通信接続補助装置100を示す
ブロック図である。なお、以下の説明では、各機器によ
る通信はBluetooth通信により行われるものと
する。
【0025】無線通信接続補助装置100は、システム
制御部101と、記憶部102と、数字/文字入力部1
03と、表示部104と、Bluetoothにおける
スレーブ用ローカル通信無線部105と、スレーブ用ロ
ーカル通信接続制御部106と、Bluetoothに
おけるマスター用ローカル通信無線部107と、マスタ
ー用ローカル通信接続制御部108と、アンテナ109
と、バッファ110とを有する。
【0026】システム制御部101は、無線通信接続補
助装置100のシステムを統括制御する。記憶部102
は、ユーザによって入力されたPIN(Persona
lIdentification Number)コー
ドと無線接続を行う機器とのペアのテーブルを記憶す
る。数字/文字入力部103は、PINコードと無線接
続を行う機器とのペアを設定するためのユーザインタフ
ェースである。表示部104は、PINコードや無線接
続を行う機器のペアの情報(アドレスやフレンドリネー
ム等)を表示する。
【0027】スレーブ用ローカル通信無線部105は、
ローカルな無線通信システムにおいて、スレーブとして
動作する専用の無線部である。スレーブ用ローカル通信
接続制御部106は、その通信接続を制御するものであ
る。同様に、マスター用ローカル通信無線部107は、
ローカルな無線通信システムにおいてマスターとして動
作する専用の無線部である。
【0028】マスター用ローカル通信接続制御部108
は、その通信接続を制御するものである。アンテナ10
9は、スレーブ用ローカル通信無線部105と、マスタ
ー用ローカル通信無線部107とに共用のアンテナであ
る。バッファ110は、受信したパケットを複数個記憶
するものであり、受信パケットを送信パケットとして転
送したが、転送先よりパケットの破損や消失等によって
パケット再送要求があった場合に対応するものである。
【0029】無線通信接続補助装置100は、次の
(1)〜(6)の6つの機能を有する。
【0030】(1)1対1接続の場合と同じ速度でデー
タ交換を行う機能。
【0031】この機能は、無線系が1系統だけの場合に
比べて、受信作業と送信作業とを時分割する必要がない
ので、実現できる。
【0032】図9は、無線通信接続補助装置100を中
継局として、情報入出力機器Aが持つデータを、情報入
出力機器Bへ転送する場合におけるデータと応答とを示
すタイムチャートである。
【0033】Slaveは、図9に示すように、2スロ
ット周期で受信している。
【0034】図12は、単純なピコネットにおけるデー
タ転送のデータと応答とを示すタイムチャートである。
【0035】Slave2は、図12に示すように、4
スロット周期でしかデータを受信できていない。
【0036】(2)外部機器からのインクワイアリに対
して、スレーブ用無線系のみが応答する機能。
【0037】この機能は、無線通信接続補助装置100
が2系統の無線系を備え、接続要求を出す機器がどちら
の系統に接続すればよいのか迷うことを避けるための機
能であり、システム制御部がマスター用無線系を制御す
ることによって実現する機能である。
【0038】(3)ペアリストに基づいて、自動的に接
続相手にリンクする機能。
【0039】この機能は、操作性の向上をサポートする
機能であり、ペアリストのテーブルを記憶する記憶部を
備え、システム制御部が接続に関する制御を行うことで
実現する機能である。
【0040】(4)受信パケットを内部の受信系から送
信系へ高速に転送し、送信パケットとして外部に送信す
る機能。
【0041】この機能は、スレーブ用無線系とマスター
用無線系とを、システム制御部によって同期し、またそ
れら2系統間のデータ転送を無線ではなく、たとえばバ
スラインを用いることによって実現する機能である。ま
た、無線通信接続補助装置100に備えられた2系統の
送受信タイミングを同期させることによって、アンテナ
の共用化を実現する機能である。
【0042】図11は、無線通信接続補助装置100が
データ転送を行う場合に、送信フェーズと受信フェーズ
とが同期していることを示すタイムチャートである。
【0043】上記のように、ある瞬間で見たときに、送
受信のフェーズがきちんと揃っているので、スレーブ用
無線系とマスター用無線系とがそれぞれにアンテナを持
たなくても、1つのアンテナを共有化して使用すること
ができる。
【0044】(5)複数のペア接続をサポートする機
能。
【0045】この機能は、1ペア以上が既に接続されて
いる場合、定期的にインクワイアリすることによって実
現する機能である。ペアリストに登録されている機器
が、インクワイアリによって発見された場合、接続し、
ペア登録のもう一方の機器と接続するか否かを、アプリ
ケーションによって尋ねる。
【0046】(6)データ転送先からのパケット再送要
求に対して、データ発信先の機器に影響を与えずに対処
する機能。
【0047】この機能は、データの破損等によって、パ
ケット転送先の機器が再送要求した場合、無線通信接続
補助装置100が備えるバッファに記憶されているデー
タパケットを用いてパケット再送することによって、実
現する機能である。
【0048】図10は、パケットの消失によってSla
veから再送要求が出た場合におけるデータと応答とを
示すタイムチャートである。
【0049】図10に示すように、バッファを持つこと
によって、データの送信側であるMasterは、デー
タ送信を順調に処理し、データを受信する側であるSl
aveは一度再送要求を出した後も、順調、データを受
信できる。
【0050】[操作および動作説明]まず、無線通信接
続補助装置100を利用するに際して、ユーザは、事前
登録作業を行う。事前登録作業とは、無線通信接続補助
装置100を利用してPINコード認証を伴う無線通信
接続を行い、データ交換を行いたい情報入出力機器A
と、情報入出力機器Bとのそれぞれの固有のアドレスと
PINコードとをペアにして無線通信接続補助装置10
0に記憶させる作業である。
【0051】この事前登録作業を行うことによって、ユ
ーザが情報入出力機器Aを操作し、無線通信接続補助装
置100へ接続要求を出し、接続されると、無線通信接
続補助装置100と情報入出力機器Bとが自動的に接続
される。また、情報入出力機器Aを操作するユーザは、
特に複雑な作業を行うことなく、情報入出力機器Bへデ
ータを容易に転送することができる。もちろん、情報入
出力機器Bへのデータ転送だけでなく、情報入出力機器
Bからのデータ取得も可能である。
【0052】次に、無線通信接続補助装置100におけ
る事前登録作業について説明する。
【0053】図2は、無線通信接続補助装置100にお
ける事前登録作業を示すフローチャートである。
【0054】S101では、ユーザは、無線通信接続補
助装置100を操作し、インクワイアリ(問い合わせ)
を行う。このときに、無線通信接続補助装置100を利
用してデータ交換を行いたい情報入出力機器Aと情報入
出力機器Bとは、無線通信可能範囲内に置いておく必要
がある。情報入出力機器Aと情報入出力機器Bとが無線
通信可能範囲内に存在する場合、情報入出力機器Aと情
報入出力機器Bとが、無線通信接続補助装置100から
のインクワイアリに応答し、これらによって、無線通信
接続補助装置100は、情報入出力機器Aと情報入出力
機器Bとのアドレス等の情報を獲得する。
【0055】S102では、ユーザは、無線通信接続補
助装置100を操作し、前ステップで検出した情報入出
力機器Aと情報入出力機器Bとに、それぞれのPINコ
ードを入力し、設定する。
【0056】S103では、ユーザは、無線通信接続補
助装置100を操作し、情報入出力機器Aと情報入出力
機器Bとを選択し、ペアリスト登録を行う。「ペアリス
ト」は、データ交換を行いたい2つの機器を関連付けて
記憶するリストである。このペアリストを作成し、記憶
することによって、どちらかの機器が無線通信接続補助
装置100に通信接続された場合、無線通信接続補助装
置100は、もう一方の機器への接続を自動的に試みる
ことができる。
【0057】上記動作によって、事前登録作業が終了す
る。
【0058】次に、無線通信接続補助装置100におい
て、情報入出力機器Aが持っているデータを情報入出力
機器Bへ転送する場合、また、情報入出力機器Bが持っ
ているデータを情報入出力機器Aが取得する場合におけ
る無線通信接続処理とPINコード認証処理との動作に
ついて説明する。
【0059】図3は、無線通信接続補助装置100にお
いて、情報入出力機器Aが持っているデータを情報入出
力機器Bへ転送する場合、また、情報入出力機器Bが持
っているデータを情報入出力機器Aが取得する場合にお
ける無線通信接続処理とPINコード認証処理との動作
を示すフローチャートである。
【0060】S201では、ユーザは、手元にある情報
入出力機器Aを操作し、インクワイアリを行う。
【0061】S202では、無線通信接続補助装置10
0(スレーブ用無線系)は、インクワイアリを受信する
と、自らのアドレス情報等を含めた応答を返す。
【0062】S203では、ユーザは、情報入出力機器
Aの表示部に表示されている無線通信接続補助装置10
0(スレーブ用無線系)のアドレスまたはフレンドリー
な名称を選択し、接続要求を発信する。
【0063】S204では、無線通信接続補助装置10
0(スレーブ用無線系)は、接続要求を受信すると、接
続要求を発信した情報入出力機器Aとの通信接続処理を
行う。
【0064】S205、S206では、前ステップの通
信接続処理が正常に行われた場合、情報入出力機器Aと
スレーブ用無線系のローカル通信制御部106とが、P
INコード認証処理を実行する。
【0065】S207では、PINコード認証処理が正
常に行われた場合、無線通信接続補助装置100のシス
テム制御部101は、事前登録で作成したペアリストを
記憶部102から読み出し、ペア相手のアドレスとPI
Nコードとを、マスター用無線系のローカル通信制御部
108へ送る。
【0066】S208では、無線通信接続補助装置10
0(マスター用無線系)は、ペア相手のアドレスを持つ
情報入出力機器Bに接続要求を発信する。
【0067】S209では、情報入出力機器Bは、接続
要求を受信すると、接続要求を発信した無線通信接続補
助装置100(マスター用無線系)との通信接続処理を
行う。
【0068】最後に、S210、S211では、前ステ
ップの通信接続処理が正常に行われた場合、情報入出力
機器Bと無線通信接続補助装置100(マスター用無線
系)のローカル通信制御部108とは、PINコード認
証処理を実行する。
【0069】上記処理によって、無線通信接続処理とP
INコード認証処理とを実行することができる。
【0070】次に、無線通信接続補助装置100におい
て、情報入出力機器Aが持っているデータを、情報入出
力機器Bへ転送する動作について説明する。
【0071】図4は、無線通信接続補助装置100にお
いて、情報入出力機器Aが持っているデータを、情報入
出力機器Bへ転送する動作を示すフローチャートであ
る。
【0072】無線通信接続処理とPINコード認証処理
とが終了した後に、S212では、ユーザは、情報入出
力機器Aを操作し、情報入出力機器Aが持っているデー
タを選択し、データパケットを送信する。
【0073】S213では、無線通信接続補助装置10
0(スレーブ用無線系)が、受信したデータパケットを
マスター用無線系へ転送する。
【0074】S214では、スレーブ用無線系のローカ
ル通信制御部106は、データ送信要求に応答を返す
(パケットを正常受信したことを通知する)。また、こ
れと同時に、S215では、無線通信接続補助装置10
0(マスター用無線系)は、情報入出力機器Bにデータ
を送信する。
【0075】S216では、情報入出力機器Bは、デー
タ送信要求に応答を返す(パケットを正常受信したこと
を通知する)。また、これと同時に、S217では、情
報入出力機器Aは、次のデータを送信する(データパケ
ットが複数の場合)。
【0076】S218〜S221は、上記S213〜S
216と同様である。
【0077】上記動作によって、無線通信接続補助装置
100において、情報入出力機器Aが持っているデータ
を、情報入出力機器Bへ転送することができる。
【0078】次に、無線通信接続補助装置100におい
て、情報入出力機器Bが持っているデータを、情報入出
力機器Aが取得する動作について説明する。
【0079】図5は、無線通信接続補助装置100にお
いて、情報入出力機器Bが持っているデータを、情報入
出力機器Aが取得する動作を示すフローチャートであ
る。
【0080】無線通信接続処理とPINコード認証処理
とが終了した後に、S222では、ユーザは、情報入出
力機器Aを操作し、情報入出力機器Bが持っているデー
タのデータ要求を送信する(情報入出力機器Aへデータ
を送信することを、情報入出力機器Bに要求する)。
【0081】S223では、無線通信接続補助装置10
0(スレーブ用無線系)は、受信したデータ要求をマス
ター用無線系へ転送する。
【0082】S224では、スレーブ用無線系のローカ
ル通信制御部106は、データ要求に対して応答を返す
(データ要求を正常受信したことを通知する)。また、
これと同時に、S225では、無線通信接続補助装置1
00(マスター用無線系)は、情報入出力機器Bにデー
タ要求を送信する。
【0083】S226では、情報入出力機器Bは、デー
タ要求に対する応答として、データを送信する。
【0084】S227では、無線通信接続補助装置10
0(マスター用無線系)は、スレーブ用無線系へデータ
を転送する。
【0085】S228では、無線通信接続補助装置10
0(マスター用無線系)は、情報入出力機器Aにデータ
を送信する。
【0086】上記動作によって、無線通信接続補助装置
100において、情報入出力機器Bが持っているデータ
を、情報入出力機器Aが取得することができる。
【0087】次に、無線通信接続補助装置100におい
て、情報入出力機器Aが持っているデータを情報入出力
機器Bへ転送する場合、また、情報入出力機器Bが持っ
ているデータを情報入出力機器Aが取得する場合におけ
る無線通信切断処理の動作について説明する。
【0088】図6は、無線通信接続補助装置100にお
いて、情報入出力機器Aが持っているデータを情報入出
力機器Bへ転送する場合、また、情報入出力機器Bが持
っているデータを情報入出力機器Aが取得する場合にお
ける無線通信切断処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【0089】無線通信接続処理とPINコード認証処理
とが終了し、または、データ転送を終了し、データ取得
を終了した後に、S229では、ユーザは、情報入出力
機器Aを操作し、通信切断要求を無線通信接続補助装置
100(スレーブ用無線系)に送信する。
【0090】S230では、通信切断要求を受信した無
線通信接続補助装置100(スレーブ用無線系)は、情
報入出力機器Aとの通信切断処理を行う。
【0091】S231では、無線通信接続補助装置10
0のシステム制御部101は、マスター用無線系のロー
カル通信制御部108へ、スレーブ用無線系の通信が終
了したことを通知する。
【0092】S232では、無線通信接続補助装置10
0(マスター用無線系)のローカル通信制御部108
は、通信切断要求を情報入出力機器Bに送信する。
【0093】S233では、通信切断要求を受信した情
報入出力機器Bは、無線通信接続補助装置100(マス
ター用無線系)との通信切断処理を行う。
【0094】上記動作によって、無線通信切断処理を実
行することができる。また、上記実施例における説明
は、情報入出力機器Aから通信切断処理する場合である
が、情報入出力機器Bから通信切断処理する場合も、上
記と同様である。
【0095】上記実施例によれば、パケット交換型のロ
ーカルな無線通信手段を備えているが、PINコードの
入力手段が備っていない機器間において、PINコード
を入力する数字/文字入力部によって、接続対象の機器
にプリセットされているPINコードを設定することが
できる無線通信接続補助装置を、上記機器間の中継局と
して使用するので、PINコードによる認証を伴う無線
通信接続を補助することができる。
【0096】また、単純なピコネット形成によって中継
局を用いた情報交換のシステムを実現することができる
が、1対1での通信に比べてデータ転送速度が1/2に
低下する。しかし、上記実施例である無線通信接続補助
装置によれば、スレーブ用とマスター用との2系統の無
線通信手段を設ければ、単純なピコネット形成によるデ
ータ転送速度に比べて、2倍のデータ転送速度(1対1
の通信システムの場合と同じデータ転送速度)を実現す
ることができる。
【0097】さらに、上記実施例によれば、上記2系統
の無線通信手段は、容易に同期させることができ、した
がって、上記2系統の無線通信手段の送信タイミングと
受信タイミングとの位相を合わせることによって、アン
テナを共用することができる。
【0098】そして、上記実施例によれば、よく接続さ
せるペアを、テーブルとして予め記憶する手段を有する
ので、上記テーブルに記載されている機器Aが、上記実
施例の装置に通信接続すると、テーブルに記憶されてい
るペアの相手である機器Bに自動的に接続するので、操
作者の手間を省くことができる。
【0099】つまり、上記実施例によれば、デジカメ、
ヘッドセット、マウス等、PINコードを入力する手段
を持たない小型・軽量なBluetooth搭載機器
に、新たに入力装置を搭載することなく、また、データ
転送速度を低下させることなく、上記機器同士をローカ
ルな無線通信接続で容易にペアリングさせることができ
る。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、デジカメ、ヘッドセッ
ト、マウス等、PINコードを入力する手段を持たない
小型・軽量なBluetooth搭載機器等の機器に、
新たに入力装置を搭載することなく、また、データ転送
速度を低下させることなく、上記機器同士を通信接続で
容易にペアリングさせることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無線通信接続補助装置
100を示すブロック図である。
【図2】無線通信接続補助装置100における事前登録
作業を示すフローチャートである。
【図3】無線通信接続補助装置100において、情報入
出力機器Aが持っているデータを情報入出力機器Bへ転
送する場合、また、情報入出力機器Bが持っているデー
タを情報入出力機器Aが取得する場合における無線通信
接続処理とPINコード認証処理との動作を示すフロー
チャートである。
【図4】無線通信接続補助装置100において、情報入
出力機器Aが持っているデータを、情報入出力機器Bへ
転送する動作を示すフローチャートである。
【図5】無線通信接続補助装置100において、情報入
出力機器Bが持っているデータを、情報入出力機器Aが
取得する動作を示すフローチャートである。
【図6】無線通信接続補助装置100において、情報入
出力機器Aが持っているデータを情報入出力機器Bへ転
送する場合、また、情報入出力機器Bが持っているデー
タを情報入出力機器Aが取得する場合における無線通信
切断処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来例において、認証を伴う無線通信接続を実
行することができないことを示す図である。
【図8】上記実施例が中継局として働き、2台の情報入
出力機器がPINコードによる認証を伴う通信接続上で
情報交換することができることを示す図である。
【図9】無線通信接続補助装置100を中継局として、
情報入出力機器Aが持つデータを、情報入出力機器Bへ
転送する場合におけるデータと応答とを示すタイムチャ
ートである。
【図10】パケットの消失によってSlaveから再送
要求が出た場合におけるデータと応答とを示すタイムチ
ャートである。
【図11】無線通信接続補助装置100がデータ転送を
行う場合に、送信フェーズと受信フェーズとが同期して
いることを示す図である。
【図12】単純なピコネットにおけるデータ転送のデー
タと応答とを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
100…無線通信接続補助装置、 101…システム制御部、 102…記憶部、 103…数字/文字入力部、 104…表示部、 105…スレーブ用無線系のローカル通信無線部、 106…スレーブ用無線系のローカル通信接続制御部、 107…マスター用無線系のローカル通信無線部、 108…マスター用無線系のローカル通信接続制御部、 109…スレーブ用無線系とマスター用無線系の共用ア
ンテナ、 110…パケット再送要求に対処するためのバッファ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルな通信システムを制御するマス
    ターと、上記ローカルな通信システムに参加し、上記マ
    スターとの間で通信するスレーブとの役割を持つパケッ
    ト交換型の通信接続補助装置において、 上記ローカルな通信用の通信部と通信接続制御部のペア
    を2個有し、かつ上記ペアはそれぞれマスター用とスレ
    ーブ用として定義されており、またPIN(Perso
    nal Identification Numbe
    r)コードを入力する入力部を有し、上記入力部を介し
    て、接続対象の機器にプリセットされているPINコー
    ドを入力することによって、PINコードによる認証を
    伴う通信接続を、上記接続対象の機器との間で行うこと
    を特徴とする通信接続補助装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 接続を補助する対象である情報入出力機器Aに予め記憶
    されているPINコードAと、情報入出力機器Bに予め
    記憶されているPINコードBとを入力する手段と;上
    記入力されたPINコードを設定する手段と;を有し、
    情報入出力機器Aと情報入出力機器Bとのそれぞれに、
    PINコードを用いた認証を伴う通信接続を行うことを
    特徴とする通信接続補助装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 周辺のローカルな通信の手段を備えた情報入出力機器に
    よって、接続可能な機器の問い合わせが行われた場合、
    上記スレーブ用の通信部のみが応答することを特徴とす
    る通信接続補助装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記情報入出力機器Aと上記情報入出力機器Bとが接続
    されるペアであることが既知である場合、上記ペアを、
    テーブルとして記憶する手段を有し、 上記情報入出力機器Aが接続を要求し、上記通信接続補
    助装置との間で接続が行われた後に、上記記憶装置に記
    憶されているテーブルを参照することによって、上記情
    報入出力機器Bに、接続要求を出し、上記通信接続補助
    装置との間で接続を行うことを特徴とする通信接続補助
    装置。
  5. 【請求項5】 通信装置において、 通信システムを制御するマスターとして通信するための
    マスター用通信手段と;マスターの管理下で通信するス
    レーブとして通信するためのスレーブ用通信手段と;セ
    キュリティー管理に関するコードを入力する入力手段
    と;を有し、上記入力手段により接続対象の機器にプリ
    セットされているコードを入力することによって、コー
    ドによる認証を伴う通信接続を、上記マスター用通信手
    段および上記スレーブ用通信手段により上記接続対象の
    機器との間で行うことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記マスター用通信手段および上記スレーブ用通信手段
    は、Bluetooth通信を行うことを特徴とする通
    信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記コードは、Bluetooth通信により使用され
    るPIN(Personal Identificat
    ion Number)コードであることを特徴とする
    通信装置。
  8. 【請求項8】 通信システムを制御するマスターとして
    通信するためのマスター用通信手段と、マスターの管理
    下で通信するスレーブとして通信するためのスレーブ用
    通信手段と、セキュリティー管理に関するコードを入力
    する入力手段とを有し、上記入力手段により接続対象の
    機器にプリセットされているコードを入力することによ
    って、コードによる認証を伴う通信接続を、上記マスタ
    ー用通信手段および上記スレーブ用通信手段により上記
    接続対象の機器との間で行う通信装置を介して機器間通
    信を行うことを特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】 通信システムを制御するマスターとして
    通信するためのマスター用通信手段と、マスターの管理
    下で通信するスレーブとして通信するためのスレーブ用
    通信手段と、セキュリティー管理に関するコードを入力
    する入力手段とを有する通信装置が、上記入力手段によ
    り接続対象の機器にプリセットされているコードを入力
    することによって、コードによる認証を伴う通信接続
    を、上記マスター用通信手段および上記スレーブ用通信
    手段により上記接続対象の機器との間で行うことを特徴
    とする通信方法。
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