JP2003224408A - 高周波用配線基板 - Google Patents

高周波用配線基板

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JP2003224408A
JP2003224408A JP2002022388A JP2002022388A JP2003224408A JP 2003224408 A JP2003224408 A JP 2003224408A JP 2002022388 A JP2002022388 A JP 2002022388A JP 2002022388 A JP2002022388 A JP 2002022388A JP 2003224408 A JP2003224408 A JP 2003224408A
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conductor layer
differential signal
differential
signal lines
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JP2002022388A
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Hisayoshi Wada
久義 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差動信号線路間における2つの信号線路間の
浮遊容量、上下差動信号線路における上面側差動線路間
の浮遊容量、および下面側差動線路間の浮遊容量によっ
て発生する電界のカップリング放射を抑制し、アイソレ
ーション特性等を改善して広帯域にわたって伝送特性を
良好なものとすること。 【解決手段】 誘電体基板2の上面に略平行に複数形成
された、略平行な2つの信号線路3,4から成る差動信
号線路8と、差動信号線路8の両側に形成された同一面
導体層5と、誘電体基板2の下面の略全面に形成された
下面側導体層6と、同一面導体層5および下面側導体層
6を電気的に接続するとともに差動信号線路8の線路方
向に並ぶように形成された複数の貫通導体7とを具備
し、線路方向における貫通導体7間の間隔および誘電体
基板2の厚みが差動信号線路8で伝送される高周波信号
の波長の4分の1以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、10GHz以上の高
周波帯域で使用されるIC,LSI等の高周波回路部品
または高周波回路装置と入出力部との間にインピーダン
ス整合等の目的で設けられる高周波用配線基板に関し、
特に高周波信号の伝送特性を改善した差動信号線路構造
を有する高周波用配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光通信の高周波および大容量化に
伴いIC,LSI,半導体レーザ(PD)等の光通信用
デバイスがより高周波で動作するようになってきてお
り、この光通信用デバイスを搭載するパッケージやそれ
を実装する回路基板に形成される信号配線においても、
より高周波の高周波信号を低損失で伝送させる必要があ
る。このため、光通信用デバイスのパッケージ内の信号
配線や回路基板の信号配線を、高周波用の伝送線路とし
て作製しなければならない。また、MUX(Multiplexe
r:多重回路),DEMUX(Demultiplexer:多重分離
回路)等の光通信用デバイスの入出力端子数の増加に伴
い、パッケージおよび回路基板の信号配線数が飛躍的に
増加している。そのため、信号配線を高密度に形成しな
ければならず、自ずと信号配線間の間隔も狭くなる。し
かしながら、高周波信号を伝送する信号配線同士を近接
して配置すると、信号配線間に発生する寄生成分、特に
信号配線間の電気的容量(浮遊容量)や相互インダクタ
ンスによりノイズが発生して、アイソレーションの劣
化、クロストークの発生等によって伝送損失が増大する
という問題があった。
【0003】そこで、電源面と接地面との間の層内に複
数のペアの信号線が設けられている多層配線基板におい
て、ペアの信号線間に、信号伝送方向に沿って交互に電
源面と接地面に接続されるビアを、所定の間隔で形成す
ることにより、隣接するペアの信号線間の電磁気的干渉
によるノイズを小さくするものが提案されている(特開
平11−121928号公報参照)。
【0004】また、図5,図6に示すように、高周波用
配線基板11のアイソレーションの劣化やクロストーク発
生による伝送損失を低減させるために、誘電体基板12の
上面に、互いに異なる位相(例えば逆位相)の高周波信
号をそれぞれ伝送させる第1の信号線路13と第2の信号
線路14とから成る差動信号線路20が複数形成され、差動
信号線路20の両側に同一面接地導体層または同一面電源
層としての同一面導体層15が設けられていることより、
クロストーク等によるノイズを抑制すると共にインビー
ダンスを所定範囲になるように制御することが可能にな
り、伝送損失を低減できる。
【0005】同様の目的で、配線基板11aとして、図
7,図8のように、誘電体基板12の上下面に略平行に複
数形成された、上面側信号線路13aおよび下面側信号線
路14aを略平行かつ対向するように設けて成る上下差動
信号線路21と、上面側信号線路13aの両側および下面側
信号線路14aの両側にそれぞれ形成された、上面側同一
面接地導体層または上面側同一面電源層としての上面側
同一面導体層15a、および下面側同一面接地導体層また
は下面側同一面電源層としての下面側同一面導体層16a
とが設けられたものがある。この構成では、図5,図6
のように、同一面に隣接して配置された第1の信号線路
13および第2の信号線路14から成る差動信号線路20に比
べて、電流が流れる信号線路の断面積が広くなる。その
結果、抵抗成分が小さくなり、高周波信号の伝送損失が
小さくなる。これら図5〜図8の構成のものは特開2001
−74581に提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の配線基板11,11aにおいては、10GHz以上の高周
波帯域で、図5の第1の信号線路13と第2の信号線路14
との間の浮遊容量、図7の上面側同一面導体層15aを挟
んで形成されている上面側信号線路13a間の浮遊容量、
および図7の下面側同一面導体層16aを挟んで形成され
ている下面側信号線路14a間の浮遊容量によって、電界
のカップリング放射が生じ、アイソレーションの劣化や
クロストーク等のノイズが生じ、高周波信号の伝送損失
が増大するという問題点があった。
【0007】従って、本発明は上記問題点に鑑みて完成
されたものであり、その目的は、差動信号線路における
第1の信号線路と第2の信号線路との間の浮遊容量、上
下差動信号線路における上面側同一面導体層を挟んで形
成されている上面側信号線路間の浮遊容量、および下面
側同一面導体層を挟んで形成されている下面側信号線路
間の浮遊容量によって発生する電界のカップリング放射
を抑制し、アイソレーションの劣化やクロストーク等の
ノイズを低減することができ、広帯域にわたって伝送特
性の良好な高周波用配線基板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波用配線基
板は、誘電体基板の上面に略平行に複数形成された、略
平行な2つの信号線路から成る差動信号線路と、前記差
動信号線路の両側に形成された同一面導体層と、前記誘
電体基板の下面の略全面に形成された下面側導体層と、
前記同一面導体層および前記下面側導体層を電気的に接
続するとともに前記差動信号線路の線路方向に並ぶよう
に形成された複数の貫通導体とを具備しており、前記線
路方向における前記貫通導体間の間隔が前記差動信号線
路で伝送される高周波信号の波長の4分の1以下であ
り、かつ前記誘電体基板の厚みが前記高周波信号の波長
の4分の1以下であることを特徴とする。
【0009】本発明の高周波用配線基板は、上記の構成
により、2つの信号線路間の浮遊容量によって生じる電
界のカップリング放射を抑制することができ、その結
果、広帯域にわたって高周波信号の伝送特性が良好な差
動信号線路を有するものとなる。
【0010】また本発明の高周波用配線基板は、誘電体
基板の上下面に略平行に複数形成された、上面側信号線
路および下面側信号線路を略平行かつ対向するように設
けて成る上下差動信号線路と、前記上面側信号線路の両
側および前記下面側信号線路の両側にそれぞれ形成され
た上面側同一面導体層および下面側同一面導体層と、前
記上面側同一面導体層および前記下面側同一面導体層を
電気的に接続するとともに前記上下差動信号線路の線路
方向に並ぶように形成された複数の貫通導体とを具備し
ており、前記線路方向における前記貫通導体間の間隔が
前記上下差動信号線路で伝送される高周波信号の波長の
4分の1以下であり、かつ前記誘電体基板の厚みが前記
高周波信号の波長の4分の1以下であることを特徴とす
る。
【0011】本発明の高周波用配線基板は、上記の構成
により、上下差動信号線路が上面側信号線路および下面
側信号線路から成ることから、電流の流れる信号線路の
断面積が広くなって信号線路の電気抵抗が小さくなり、
高周波信号の伝送損失が小さくなる。また、上面側同一
面導体層を挟んで形成されている上面側信号線路間の浮
遊容量、および下面側同一面導体層を挟んで形成されて
いる下面側信号線路間の浮遊容量によって発生する電界
のカップリング放射を抑制し、アイソレーションの劣化
やクロストーク等のノイズを低減することができ、さら
に広帯域にわたって伝送特性の良好な高周波用配線基板
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の高周波用配線基板(以
下、高周波基板ともいう)について以下に詳細に説明す
る。図1,図2は、本発明の高周波基板について実施の
形態の一例を示す断面図および平面図である。これらの
図において、1は高周波基板、2は誘電体基板、3は差
動信号線路8を成す第1の信号線路、4は差動信号線路
8を成す第2の信号線路、5は同一面接地導体層または
同一面電源層としての同一面導体層、6は下面側接地導
体層または下面側電源層としての下面側導体層、7は貫
通導体である。
【0013】本発明の高周波基板は、誘電体基板2の上
面に略平行に複数形成された、略平行な2つの信号線路
3,4から成る差動信号線路8と、差動信号線路8の両
側に形成された同一面導体層5と、誘電体基板2の下面
の略全面に形成された下面側導体層6と、同一面導体層
5および下面側導体層6を電気的に接続するとともに差
動信号線路8の線路方向に並ぶように形成された複数の
貫通導体7とを具備し、差動信号線路8の線路方向にお
ける貫通導体7間の間隔および誘電体基板2の厚みが、
差動信号線路8で伝送される高周波信号の波長の4分の
1以下である構成である。これにより、差動信号線路8
と同一面導体層5と下面側導体層6とでコプレーナ線路
を構成している。
【0014】そして、差動信号線路8の線路方向におけ
る貫通導体7間の間隔が差動信号線路8で伝送される高
周波信号の波長λの4分の1以下であることにより、差
動信号線路8間に擬似的な導体壁が形成されたことにな
り、差動信号線路8間の容量結合が低減でき、第1の信
号線路4と第2の信号線路3との間の浮遊容量によって
発生する電界のカップリング放射を大幅に抑制すること
ができる。その結果、第1の信号線路3と第2の信号線
路4の電界のカップリングが強くなり、差動信号線路8
間のクロストークノイズが低減される。
【0015】また、誘電体基板2の厚みが差動信号線路
8で伝送される高周波信号の波長λの4分の1以下であ
ることにより、差動信号線路8と下面側導体層6の間で
電磁結合が強くなり、差動信号線路8間の容量結合が低
減でき、第1の信号線路4と第2の信号線路3との間の
浮遊容量によって発生する電界のカップリング放射を大
幅に抑制することができる。その結果、第1の信号線路
3と第2の信号線路4の電界のカップリングが強くな
り、従ってコプレーナ線路構造とされた差動信号線路8
において良好な高周波信号の伝送特性が実現される。
【0016】なお、差動信号線路8を構成する第1の信
号線路3と第2の信号線路4は、それぞれ位相の異なる
(例えば逆位相の)高周波信号が伝送されるものであ
り、これにより、第1の信号線路3で伝送される高周波
信号のノイズと第2の信号線路4で伝送される高周波信
号のノイズとが打ち消し合い、高周波信号の伝送特性が
向上するというものである。これらの第1の信号線路3
と第2の信号線路4との間の間隔は、λ/4以下になっ
ているのがよく、第1の信号線路3と第2の信号線路4
とが電磁的に結合して差動信号線路として機能すること
となる。
【0017】また、差動線路8を挟んで形成される左右
の同一面導体層5と下面側導体層6とを接続する左右の
貫通導体7間の距離は波長λ以下が好ましい。その結
果、第1の信号線路3と第2の信号線路4の電界のカッ
プリングがさらに強くなり、コプレーナ線路構造とされ
た差動信号線路8においてさらに良好な高周波信号の伝
送特性が実現される。
【0018】また、誘電体基板2は、第1の信号線路3
と第2の信号線路4が形成された上面側の誘電体層を下
面側の誘電体層よりも低誘電率とすることが好ましい。
これにより、第1の信号線路3および第2の信号線路4
から下方に放射される電界(電気力線)が広がりにくく
なり、第1の信号線路3および第2の信号線路4のカッ
プリングが強化されて、差動信号線路8においてさらに
良好な高周波信号の伝送特性が実現される。
【0019】次に、図3,図4に、本発明の高周波基板
について実施の形態の他の例を示す。図3は高周波基板
1aの断面図、図4は高周波基板1aの平面図である。
【0020】この高周波基板1aは、誘電体基板2の上
下面に略平行に複数形成された、上面側信号線路3aお
よび下面側信号線路4aを略平行かつ対向するように設
けて成る上下差動信号線路9と、上面側信号線路3aの
両側および下面側信号線路4aの両側にそれぞれ形成さ
れた上面側同一面導体層5aおよび下面側同一面導体層
6aと、上面側同一面導体層5aおよび下面側同一面導
体層6aを電気的に接続するとともに上下差動信号線路
9の線路方向に並ぶように形成された複数の貫通導体7
とを具備し、線路方向における貫通導体7間の間隔およ
び誘電体基板2の厚みが上下差動信号線路9で伝送され
る高周波信号の波長の4分の1以下である構成である。
これにより、上下差動信号線路9と上面側同一面導体層
5aと下面側同一面導体層6aとでコプレーナ線路を構
成する。
【0021】そして、上下差動信号線路9の線路方向に
おける貫通導体7間の間隔および誘電体基板2の厚みが
上下差動信号線路9で伝送される高周波信号の波長λの
4分の1以下であることにより、上下差動信号線路9同
士の間に擬似的な導体壁が形成されたことになり、上下
差動信号線路9同士の間の容量結合が低減し、上面側同
一面導体層5aを挟んで形成されている上面側信号線路
3a間の浮遊容量、および下面側同一面導体層6aを挟
んで形成されている下面側信号線路4a間の浮遊容量に
よって生じる電界のカップリング放射を大幅に抑制する
ことができる。その結果、第1の信号線路3aと第2の
信号線路4aの電界のカップリングが強くなり、上下差
動信号線路9同士の間のアイソレーションが低減して上
下差動信号線路9同士の間のクロストークノイズが低減
される。
【0022】また、上下差動信号線路9を構成する上面
側信号線路3aと下面側信号線路4aは、それぞれ位相
の異なる(例えば逆位相の)高周波信号が伝送されるも
のであり、これにより、上面側信号線路3aで伝送され
る高周波信号のノイズと下面側信号線路4aで伝送され
る高周波信号のノイズとが打ち消し合い、高周波信号の
伝送特性が向上するというものである。これらの上面側
信号線路3aと下面側信号線路4aとの間の間隔、即ち
誘電体基板2の厚さは、λ/4以下になっており、上面
側信号線路3aと下面側信号線路4aとが電磁的に結合
して差動信号線路として機能する。
【0023】従って、コプレーナ線路構造とされた上下
差動信号線路9部で良好な高周波信号の伝送特性が実現
される。また、上下差動信号線路9は上面側信号線路3
aおよび下面側信号線路4aから成ることから、電流の
流れる信号線路の断面積が広くなって信号線路の電気抵
抗が小さくなり、高周波信号の伝送損失が小さくなり伝
送特性が向上する。
【0024】本発明の高周波基板1,1aにおける誘電
体基板2の材料としては、アルミナ(Al23)セラミ
ックスやムライト(3Al23・2SiO2)セラミッ
クス等のセラミックス,ガラスセラミックス等の無機材
料、四ふっ化エチレン樹脂(ポリテトラフルオロエチレ
ン;PTFE),四ふっ化エチレン−エチレン共重合樹
脂(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合樹脂;E
TFE),四ふっ化エチレン−パーフルオロアルコキシ
エチレン共重合樹脂(テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂;PFA)等
のフッ素樹脂,ガラスエポキシ樹脂,ポリフェニレンエ
ーテル樹脂,液晶ポリエステル,ポリイミド等の樹脂材
料などが用いられる。また、誘電体基板2の形状、寸法
(厚み、幅、長さ)は、高周波信号の周波数や特性イン
ピーダンスなどに応じて適宜設定される。
【0025】本発明の第1の信号線路3、第2の信号線
路4、上面側信号線路3a、下面側信号線路4aは、高
周波信号伝送用として適した金属の導体層から成り、例
えばCu層、Mo−Mn層、W層、Mo−Mnメタライ
ズ層上にNiメッキ層およびAuメッキ層を被着させた
もの、Wメタライズ層上にNiメッキ層およびAuメッ
キ層を被着させたもの、Cr−Cu合金層、Cr−Cu
合金層上にNiメッキ層およびAuメッキ層を被着させ
たもの、Ta2N層上にNi−Cr合金層およびAuメ
ッキ層を被着させたもの、Ti層上にPt層およびAu
メッキ層を被着させたもの、またはNi−Cr合金層上
にPt層およびAuメッキ層を被着させたものから成
り、厚膜印刷法あるいは各種の薄膜形成法やメッキ処理
法などにより形成される。その厚みや幅も伝送される高
周波信号の周波数や特性インピーダンスなどに応じて設
定される。
【0026】また、同一面導体層5、下面側導体層6、
下面側同一面導体層5a、下面側同一面導体層6aは、
第1の信号線路3や第2の信号線路4等と同様の材料で
同様の方法により形成すればよく、差動信号線路8と同
一面導体層5との間隔、差動信号線路8と下面側導体層
6との間隔、上下差動信号線路9と上面側同一面導体層
5a,下面側同一面導体層6aとの間隔は、高周波信号
の周波数や差動信号線路8の特性インピーダンスなどに
応じて適宜設定される。
【0027】また、同一面導体層5と下面側導体層6と
を電気的に接続する複数の貫通導体7、および上面側同
一面導体層5aと下面側同一面導体層6aとを電気的に
接続する複数の貫通導体7は、スルーホール導体やビア
ホール導体から成り、または金属板、金属棒、金属パイ
プ等を埋設することにより設けられる。
【0028】本発明の高周波基板1,1aの作製は以下
のように行なう。誘電体基板2がアルミナセラミックス
からなる場合、まず誘電体基板2となるアルミナセラミ
ックスのグリーンシートを準備し、これに所定の打ち抜
き加工を施して貫通導体7となる貫通孔を形成する。そ
の後、スクリーン印刷法によりWやMoなどの導体ペー
ストを貫通孔に充填するとともに、第1の信号線路3や
第2の信号線路4等となる導体パターンおよびその他の
導体層となる導体パターンを印刷塗布する。次に、1600
℃で焼成を行い、最後に各導体層上にNiメッキおよび
Auメッキを施す。
【0029】本発明において、高周波信号の周波数は3
0GHz程度以上がよく、その場合に上記本発明の効果
が顕著なものとなる。
【0030】
【実施例】本発明の高周波基板の具体的な実施例を以下
に説明する。
【0031】図1,図2の本発明の高周波基板を以下の
ように構成した。誘電体基板2として、比誘電率が6の
ガラスセラミックスからなり、厚みが0.381mmのもの
を用い、その下面の略全面に下面側接地導体層としてC
uから成るメタライズ層、Niメッキ層およびAuメッ
キ層を順次形成した下面側導体層6を形成した。誘電体
基板2の上面には、第1の信号線路3と第2の信号線路
4として、0.1mmの線幅のCuから成るメタライズ層
上にNiメッキ層およびAuメッキ層を順次被着したも
のを形成した。差動信号線路8の両側に、同一面接地導
体層として0.1mmの間隔をおいて同一面導体層5を形
成した。即ち、第1の信号線路3と同一面導体層5との
間隔および第2の信号線路4と同一面導体層5との間隔
をそれぞれ0.1mmとした。また、第1の信号線路3と
第2の信号線路4との間隔を0.1mmとした。
【0032】同一面導体層5と下面側導体層6とを接続
する貫通導体7は、貫通孔にCuのメタライズを充填し
焼成したものからなり、その断面形状は直径0.1mmの
円形であり、差動信号線路8の線路方向(高周波信号の
伝送方向)に並ぶように、一つの同一面導体層5におい
て4個形成した。貫通導体7間の間隔は0.25mmとした。
このようにして本発明の高周波基板の試料Aを得た。
【0033】また、比較例として、図5,図6に示すよ
うに、同一面導体層5と下面側導体層6とがない以外は
上記試料Aと同様にして作製したものを試料Bとした。
即ち、試料Bは、誘電体基板12の上面に第1の信号線路
13、第2の信号線路14、同一面接地導体層15を形成した
従来の高周波基板である。
【0034】そして、試料Aと試料Bについて、差動線
路8同士の間での第1の信号線路3と第2の信号線路4
とのアイソレーション、および差動線路20同士の間での
第1の信号線路13と第2の信号線路14とのアイソレーシ
ョンをシミュレーションによって求めた。その結果、周
波数30GHzにおいて、試料Aは−45dB、試料Bは−
20dBであり、本発明の試料Aは格段にアイソレーショ
ンが改善されていることが判った。
【0035】なお、本発明は上記実施の形態および実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々の変更を行っても何等差し支えない。
【0036】
【発明の効果】本発明の高周波用配線基板は、誘電体基
板の上面に略平行に複数形成された、略平行な2つの信
号線路から成る差動信号線路と、差動信号線路の両側に
形成された同一面導体層と、誘電体基板の下面の略全面
に形成された下面側導体層と、同一面導体層および下面
側導体層を電気的に接続するとともに差動信号線路の線
路方向に並ぶように形成された複数の貫通導体とを具備
し、線路方向における貫通導体間の間隔が差動信号線路
で伝送される高周波信号の波長の4分の1以下であり、
かつ誘電体基板の厚みが高周波信号の波長の4分の1以
下であることにより、2つの信号線路間の浮遊容量によ
って生じる電界のカップリング放射を抑制することがで
き、その結果、広帯域にわたって高周波信号の伝送特性
が良好な差動信号線路を有するものとなる。
【0037】また本発明の高周波用配線基板は、誘電体
基板の上下面に略平行に複数形成された、上面側信号線
路および下面側信号線路を略平行かつ対向するように設
けて成る上下差動信号線路と、上面側信号線路の両側お
よび下面側信号線路の両側にそれぞれ形成された上面側
同一面導体層および下面側同一面導体層と、上面側同一
面導体層および下面側同一面導体層を電気的に接続する
とともに上下差動信号線路の線路方向に並ぶように形成
された複数の貫通導体とを具備し、線路方向における貫
通導体間の間隔が上下差動信号線路で伝送される高周波
信号の波長の4分の1以下であり、かつ誘電体基板の厚
みが高周波信号の波長の4分の1以下であることによ
り、上下差動信号線路が上面側信号線路および下面側信
号線路から成ることから、電流の流れる信号線路の断面
積が広くなって信号線路の電気抵抗が小さくなり、高周
波信号の伝送損失が小さくなる。また、上面側同一面導
体層を挟んで形成されている上面側信号線路間の浮遊容
量、および下面側同一面導体層を挟んで形成されている
下面側信号線路間の浮遊容量によって発生する電界のカ
ップリング放射を抑制し、アイソレーションの劣化やク
ロストーク等のノイズを低減することができ、さらに広
帯域にわたって伝送特性の良好な高周波用配線基板とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波用配線基板について実施の形態
の例を示す断面図である。
【図2】図1の高周波用配線基板の平面図である。
【図3】本発明の高周波用配線基板について実施の形態
の他の例を示す断面図である。
【図4】図3の高周波用配線基板の平面図である。
【図5】従来の高周波用配線基板の例を示す断面図であ
る。
【図6】図5の高周波用配線基板の平面図である。
【図7】従来の高周波用配線基板の他の例を示す断面図
である。
【図8】図7の高周波用配線基板の平面図である。
【符号の説明】
1:高周波用配線基板 2:誘電体基板 3:第1の信号線路 4:第2の信号線路 5:同一面導体層 6:下面側導体層 7:貫通導体 8:差動信号線路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板の上面に略平行に複数形成さ
    れた、略平行な2つの信号線路から成る差動信号線路
    と、前記差動信号線路の両側に形成された同一面導体層
    と、前記誘電体基板の下面の略全面に形成された下面側
    導体層と、前記同一面導体層および前記下面側導体層を
    電気的に接続するとともに前記差動信号線路の線路方向
    に並ぶように形成された複数の貫通導体とを具備してお
    り、前記線路方向における前記貫通導体間の間隔が前記
    差動信号線路で伝送される高周波信号の波長の4分の1
    以下であり、かつ前記誘電体基板の厚みが前記高周波信
    号の波長の4分の1以下であることを特徴とする高周波
    用配線基板。
  2. 【請求項2】 誘電体基板の上下面に略平行に複数形成
    された、上面側信号線路および下面側信号線路を略平行
    かつ対向するように設けて成る上下差動信号線路と、前
    記上面側信号線路の両側および前記下面側信号線路の両
    側にそれぞれ形成された上面側同一面導体層および下面
    側同一面導体層と、前記上面側同一面導体層および前記
    下面側同一面導体層を電気的に接続するとともに前記上
    下差動信号線路の線路方向に並ぶように形成された複数
    の貫通導体とを具備しており、前記線路方向における前
    記貫通導体間の間隔が前記上下差動信号線路で伝送され
    る高周波信号の波長の4分の1以下であり、かつ前記誘
    電体基板の厚みが前記高周波信号の波長の4分の1以下
    であることを特徴とする高周波用配線基板。
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