JP2003224170A - 電気的接続装置 - Google Patents

電気的接続装置

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JP2003224170A JP2002098956A JP2002098956A JP2003224170A JP 2003224170 A JP2003224170 A JP 2003224170A JP 2002098956 A JP2002098956 A JP 2002098956A JP 2002098956 A JP2002098956 A JP 2002098956A JP 2003224170 A JP2003224170 A JP 2003224170A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プローブブロックの歩留まりを高めるこ
とにある。 【解決手段】 電気的接続装置は、複数の半導体デバイ
ス用の接触子を複数のグループに分割してプローブブロ
ックをブロック毎に組み立て、それらのプローブブロッ
クをブロック毎に第1のフレームの開口に配置してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
検査に用いる電気的接続装置に関し、特にプローブシー
トを用いた電気的接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)のような半導体デバイ
スは、回路が仕様書通りに動作するか否かの通電試験
(検査)をされる。そのような通電試験は、半導体ウエ
ーハからICチップに切り離す前に行われることが多
く、また接触子を半導体デバイスの電極に押圧される複
数のプローブ又はプローブ要素を備えたプローブカード
のような電気的接続装置を用いて行われる。
【0003】この種の電気的接続装置の1つとして、複
数のプローブ要素を電気絶縁性フィルムに片持ち梁状に
形成したプローブシートを格子状のフレームの一方側の
面に装着し、半導体ウエーハ上の複数の半導体デバイス
を同時に検査する技術がある(特開2001−2281
69号公報)。
【0004】上記の従来技術において、電気的接続装置
は、一回の通電試験に必要な全てのプローブ要素を電気
絶縁性フィルムに形成することによりプローブシートを
製造し、そのプローブシートをフレームの開口に配置さ
れた板状のゴム材に接着された後、プローブシートをレ
ーザ加工のような適宜な切断技術によりフレームの開口
に個々に対応された複数のプローブ領域に分割すること
により、製造されている。
【0005】
【解決しようとする課題】しかし、上記従来の電気的接
続装置では、一回の通電試験に必要な全てのプローブ要
素を電気絶縁性フィルムに形成しなければならないか
ら、プローブシートは正常な多数のプローブ要素を備え
ていなければならない。
【0006】このため、1つのプローブ要素が不良であ
っても、そのプローブシートを不良品とせざるを得ない
から、完成したプローブシートの歩留まりが低く、最終
的に良品のプローブシートを製造することが困難であ
る。
【0007】また、たとえ良品のプローブシートを製造
し得たとしても、電気的接続装置への組み立て工程、配
線工程においても、不良の組立箇所又は配線箇所が1つ
でも存在していると、その電気的接続装置を不良品とせ
ざるを得ないから、良品の電気的接続装置を完成させる
ことが困難であった。
【0008】本発明の目的は、完成したプローブブロッ
クの歩留まりを高めることにある。
【0009】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係る電気的接続装
置は、 互いに交差する第1及び第2の方向の少なくと
も一方に複数の開口を有する格子状の第1のフレーム
と、前記開口に個々に配置された複数のプローブブロッ
クとを含み、各プローブブロックは、前記開口に配置さ
れた板状の第2のフレームと、該第2のフレームの厚さ
方向における一方側に配置された複数の接触子とを含
む。
【0010】本発明の電気的接続装置においては、複数
の半導体デバイス用の接触子を複数のグループに分割し
てプローブブロックをブロック毎に組み立て、それらの
プローブブロックをブロック毎に第1のフレームの開口
に配置して電気的接続装置に組み立てることができる。
【0011】そのため、各プローブブロックに形成すべ
き接触子の数や、各プローブブロックの組み立て箇所及
び配線箇所の数が少なくなるから、不良品となるプロー
ブブロックの数が少なくなり、完成したプローブブロッ
クの歩留まりが高くなる。その結果、完成した電気的接
続装置の歩留まりが高くなる。
【0012】前記第2のフレームはこれの厚さ方向の一
方に開放しかつ前記第1及び第2の方向のいずれか一方
へ伸びる凹所を備え、各プローブブロックは、さらに、
複数のプローブ要素を備えるプローブシートであって前
記プローブ要素が前記凹所に対応する箇所に位置するよ
うに前記第2のフレームの前記一方の面側に配置された
プローブシートを含み、前記接触子は前記プローブ要素
に配置されていてもよい。
【0013】そのような電気的接続装置においては、複
数の半導体デバイス用のプローブ要素を複数のグループ
に分割してプローブブロックをブロック毎に組み立て、
それらのプローブブロックをブロック毎に第1のフレー
ムの開口に配置して電気的接続装置に組み立てることが
できる。そのため、各プローブシートに形成すべきプロ
ーブ要素の数や、各プローブブロックの組み立て箇所及
び配線箇所の数が少なくなるから、不良品となるプロー
ブシート及びプローブブロックの数が少なくなり、完成
したプローブシート及びプローブブロックの歩留まりが
高くなる。その結果、完成した電気的接続装置の歩留ま
りが高くなる。
【0014】各プローブブロックは、さらに、前記凹所
に配置された板状のゴム材を含み、各プローブ要素は片
持ち梁状に伸びていることができる。そのようにすれ
ば、半導体デバイスの試験時に、プローブ要素にオーバ
ードライブが作用すると、プローブ要素がゴム材を弾性
変形させつつ弾性変形するから、プローブ要素と半導体
デバイスの電極との接触圧が大きくなる。
【0015】前記プローブシートは、各プローブ要素が
独立して変形することを許すように、前記プローブ要素
を除く領域において前記ゴム材又は前記第2のフレーム
に装着されていてもよい。そのようにすれば、独立して
変形可能のプローブ要素がフレーム又はゴム材に接着等
により装着されていないから、オーバードライブがプロ
ーブ要素に作用すると、プローブ要素が弧状に弾性変形
して半導体デバイスの電極に対して移動する。その結
果、擦り作用が半導体デバイスの電極に与えられる。
【0016】前記第2のフレームは、さらに、前記第1
のフレームの前記一方の面に当接された複数の縁部を備
えることができる。そのようにすれば、第1のフレーム
に対するこれの厚さ方向におけるプローブブロックの位
置決めが第1のフレームの一方の面と第2のフレームの
縁部とにより行われる。
【0017】各プローブブロックは、さらに、前記第2
のフレームの厚さ方向における前記プローブ要素の位置
を調整する位置調整機構を含むことができる。そのよう
にすれば、第1のフレームに対するこれの厚さ方向にお
けるプローブ要素の位置をプローブブロック毎に調整す
ることができる。
【0018】各プローブブロックは、さらに、前記第2
のフレームの他方の面に配置された配線シートであって
前記プローブ要素に個々に電気的に接続された複数の第
1の接続部を備える配線シートと、前記第2のフレーム
の厚さ方向における前記プローブ要素の位置を調整する
位置調整機構とを含み、当該電気的接続装置は、さら
に、前記第1の接続部に個々に対応された複数の第2の
接続部を一方の面に備える接続基板を含み、前記第2の
フレームはこれの他方の面において前記接続基板の一方
の面に前記第2の接続部が対応する第1の接続部に接触
する状態に装着されていてもよい。
【0019】前記位置調整機構は、前記第2のフレーム
に前記凹所の長手方向に間隔をおいて形成された複数の
ねじ穴であって前記第2のフレームの他方の面から前記
凹所に貫通する複数のねじ穴と、前記凹所の底面と前記
ゴム材との間に配置された板部材と、前記ねじ穴に個々
にねじ込まれて前記板部材に当接可能の複数のねじ部材
とを含み、前記接続基板は、さらに、前記ねじ部材を回
転させる工具を差し込むための穴を備えることができ
る。そのようにすれば、電気的接続装置に組み立てられ
た状態において、構造が簡単な位置調整機構により、第
1のフレームの厚さ方向におけるプローブ要素の位置を
容易に調整することができる。
【0020】前記ねじ穴は、前記凹所の側の雌ねじ部
と、該雌ねじ部に続きかつ前記第2のフレームの前記他
方の面に開放する非雌ねじ部とを備え、前記ねじ部材
は、前記雌ねじ部に螺合された雄ねじ部と、該雄ねじ部
に続く軸部であって前記非雌ねじ部に嵌合されていると
共に前記配線シートを貫通して伸びる軸部とを備え、前
記接続基板の前記穴は、前記軸部が受け入れられた位置
決め穴を含むことができる。そのようにすれば、第2の
フレームと平行な面内におけるプローブブロックの位置
決めがねじ部材の軸部と接続基板の穴とにより行われ
る。
【0021】電気的接続装置は、さらに、前記接続基板
を前記第1のフレームと共同してサンドイッチ状に挟む
補強板を含むことができる。そのようにすれば、電気的
接続装置の機械的強度が向上する。
【0022】前記第2のフレームはこれの厚さ方向に貫
通して前記第1及び第2の方向のいずれか一方へ伸びる
凹所を備え、各プローブブロックは、さらに、前記接触
子を備えるプローブシートであって前記接触子が前記凹
所に対応する箇所に位置するように前記第2のフレーム
の前記一方の面側に配置されたプローブシートと、前記
凹所に配置されて当該凹所の長手方向へ伸びる長尺部材
と、該長尺部材と前記プローブ要素との間に配置されて
前記凹所内をこれの長手方向へ伸びる1以上の弾性体
と、前記長尺部材の端部を貫通して前記第2のフレーム
に螺合された複数のねじ部材とを含むことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1から図3を参照するに、電気
的接続装置10は、図示の例では、半導体ウエーハに形
成されている未切断の複数の半導体デバイスを同時に試
験する装置に用いられる。
【0024】電気的接続装置10は、格子状の第1のフ
レーム12と、第1のフレーム12に配置された複数の
プローブブロック14と、第1のフレーム12が下面に
装着された接続基板16と、接続基板16の上面に装着
された補強板18とにより、プローブカードの形に組み
立てられている。
【0025】電気的接続装置10は、1つの半導体ウエ
ーハ上の全ての半導体デバイスを同時に検査するように
構成されていてもよいし、それらの半導体デバイスを複
数回に分けて検査するように構成されていてもよい。図
示の例では、電気的接続装置10は、1つの半導体ウエ
ーハ上の全ての半導体デバイスを複数回に分けて検査す
るように構成されている。
【0026】図4から図6に示すように、第1のフレー
ム12は、熱膨張係数の小さい金属材料のような適宜な
材料からなる複数の板部材を矩形の枠部材に縦横に組み
付けることにより形成されており、また半導体ウエーハ
上の検査すべき半導体デバイスの形状に応じた矩形の平
面形状を有する複数の開口20を互いに直交するX及び
Y方向のそれぞれに備えている。
【0027】各開口20は、図示の例では、検査すべき
半導体デバイスに対応されており、また第1のフレーム
12を厚さ方向に貫通している。各開口20の平面形状
及びその大きさは、対応する半導体デバイスとほぼ同じ
大きさ及び矩形とすることができる。
【0028】図5から図15に示すように、各プローブ
ブロック14は、開口20に配置された板状の第2のフ
レーム22と、第2のフレーム22の下面側に配置され
たプローブシート24と、第2のフレーム22の他方の
面に配置された配線シート26と、配線シート26を貫
通して第2のフレーム22にねじ込まれた複数のねじ部
材28とを含む。
【0029】第2のフレーム22は、これの厚さ方向の
下面に開放しかつX方向に間隔をおいてY方向へ平行に
連続して伸びる1つの溝状の凹所30及び2つの凹所3
2,32を備えていると共に、各凹所32の底に形成さ
れてX方向に間隔をおいてY方向へ平行に伸びる複数の
スロット34を備えている。
【0030】凹所30は、両凹所32の間に位置されて
おり、また凹所32より浅い。各スロット34は、対応
する凹所32の底壁を上下方向に貫通している。凹所3
0,32はほぼコ字状の断面形状を有しているが、凹所
30の下部は下方ほど広いテーパ状の断面形状とされて
いる。凹所30,32は、下方のみならず、Y方向の両
側に開放されている。
【0031】凹所30,32及び32には、それぞれ、
シリコーンゴムのようなゴム材36,38及び38が配
置されている。凹所30には、さらに、凹所30の長手
方向へ伸びる板部材40が凹所30の奥部にあってゴム
材36に当接した状態に配置されている。
【0032】第2のフレーム22は、第1のフレーム1
2の下面に当接する縁部42をX方向の両壁の下端部に
備えている。第2のフレーム22は、電気絶縁性材料
製、好ましくは熱膨張係数が小さくかつ電気絶縁性を有
する金属材料で製作することができる。
【0033】プローブシート24は、ポリイミドのよう
な電気絶縁性の樹脂で製作されたフィルム44と、導電
性金属材料によりフィルム44の一方の面に帯状に形成
された複数の配線46とを一体的に有する。プローブシ
ート24は、第1のフレーム12の開口20に対応する
矩形の形状を有している。
【0034】プローブシート24は、Y方向に間隔をお
いてX方向へ平行に伸びる複数の配線46をそれぞれ含
む2つの配線群を有する。両配線群の配線46は、それ
らの長手方向に間隔をおいて一端を向き合わされてお
り、また一端から互いに反対方向へ伸びている。各配線
群の配線46の一端は、仮想的な直線上に位置されてい
る。
【0035】各配線群の配線46は、その一端部からフ
ィルム44を貫通してフィルム44の反対側に突出する
突起電極48を一端部に有する。突起電極48は、仮想
的な直線上に位置されており、先端を半導体デバイスの
電極に押圧される接触子として用いられる。
【0036】図示の例では、各突起電極48は、角錐形
の先端を有するが、円錐形、半球形、単なる突起等、他
の形状の先端を有していてもよい。また、各配線46に
1つの突起電極48を設けているが、各配線46に複数
の突起電極を設けてもよい。
【0037】各配線46の一端部は、その付近のフィル
ム44の部分及び突起電極48と共にプローブ要素50
として作用する。プローブシート24は、プローブ要素
50が凹所30に対応する箇所に位置すると共に凹所3
0の長手方向に配列し、しかも配線46が第2のフレー
ム22側となるように、プローブ要素50を除くフィル
ム44の部分において第2のフレーム22及びゴム材3
8の下面に接着されている。
【0038】各プローブ要素50は、両配線群の間を伸
びるスリット52及び隣り合う配線46の一端部の間を
伸びるスリット54により隣のプローブ要素50から独
立されて、開口20に対応する箇所を片持ち梁状に伸び
ており、またゴム材36に対し独立して変位可能にゴム
材36に接着等により装着されることなく当接されてい
る。スリット52,54はフィルム44の部分に形成さ
れている。
【0039】上記のようなプローブシート24は、例え
ば、ホトレジストを利用するエッチング技術、エレクト
ロフォーミング技術(電鋳法)のようなメッキ技術等の
公知の技術により形成することにより、製作することが
できる。
【0040】プローブシート24のスリット52,54
は、プローブシート24を第2のフレーム22に装着し
た後に、レーザ加工のような適宜な技術により形成すれ
ばよい。これにより、プローブブロック14毎にスリッ
ト52,54を形成することができる。
【0041】しかし、電気的接続装置に組み立てられた
後に、スリット52,54を形成してもよい。この場
合、複数のプローブブロックのスリット52,54を同
時に形成することができる。
【0042】各配線46は、その他端部から立ち上がる
導電性のワイヤ56に電気的に接続されている。各ワイ
ヤ56は、例えばプローブシート24を第2のフレーム
22に装着する前に、ワイヤ・ボンディング技術等によ
り形成することができる。各ワイヤ56は、下端におい
て対応する配線46に電気的に接続されている。
【0043】各ワイヤ56は、配線46の他端部から、
ゴム材38、第2のフレーム22のスロット34及び配
線シート26を貫通して伸びており、また各部材の熱伸
縮を考慮して途中において湾曲されている。
【0044】ゴム材38は、ゴム材36を第2のフレー
ム22の凹所30に配置し、プローブシート24を第2
のフレーム22の下面全体に接着した後、未硬化のゴム
を凹所32に注入し、そのゴムを硬化させることによ
り、凹所32に形成することができる。
【0045】しかし、ゴム材36も、ゴム材38と同様
に、未硬化のゴムを凹所30に注入し、そのゴムを硬化
させることにより、凹所32に形成してもよい。その
際、プローブ要素50がゴム材36に接着されないよう
に、電気絶縁性を有する適宜なシートをプローブ要素5
0の上に配置することが好ましい。
【0046】上記のいずれによっても、プローブシート
24はゴム材38の下面に接着される。しかし、プロー
ブ要素50の領域A(図10から図12を参照)は、第
1のフレーム22及びゴム材36に接着されていない。
【0047】第2のフレーム22に凹所32を形成する
代わりに、スロット34を第2のフレーム22の厚さ方
向に貫通させてもよい。この場合、プローブシート24
は、第2のフレーム22の下面全体に接着されるが、ゴ
ム材36には装着されない。
【0048】配線シート26は、電気絶縁性シートから
製作されており、またプローブ要素50に個々に対応さ
れた複数の接続部58を上面に備えている。各接続部5
8は、図9に示すように、平板状に形成されたランド部
60の上にニッケル製のバンプ電極62を有しており、
ランド部60において対応するワイヤ56の上端部に半
田付により電気的に接続されている。
【0049】各ねじ部材28は、凹所30の長手方向に
間隔をおいて第2のフレーム22に形成された2つのね
じ穴64の一方に螺合された雄ねじ部66と、雄ねじ部
66の上端に一体的に続く軸部68とを有している。各
ねじ部材28は、また、当該ねじ部材28を回す工具の
頭部を係合させる係合部70を上端部に有している。
【0050】各ねじ穴64は、雌ねじを有する雌ねじ部
72と、雌ねじ部72に続きかつ第2のフレーム22上
面に開放する非雌ねじ部72とを備えており、また第2
のフレーム22の上面から凹所30にまで貫通してい
る。
【0051】雄ねじ部66は雌ねじ部72に螺合され、
軸部68の一部は非雌ねじ部72に嵌合されている。軸
部68の残余の部分は、配線シート26の穴78を貫通
して上方へ突出して、接続基板16に形成された位置決
め穴76に嵌合されている。位置決め穴76は接続基板
16を厚さ方向に貫通している。
【0052】図2及び図4に示すように、接続基板16
は、ガラス入りエポキシやポリイミドのような電気絶縁
材料から製作されており、接続部58に個々に対応され
た平板状の複数の接続部80を下面に備えていると共
に、接続部80に電気的に個々に接続された複数のテス
ターランド82を上面の外周部に多重に備えている。
【0053】接続基板16は、また、第1のフレーム1
2から上方へ突出する複数の位置決めピン84が嵌合さ
れる位置決め用の貫通穴86を備えている。補強板18
は、接続基板16の位置決め穴76に個々に対応された
複数の貫通穴88を備えている。
【0054】図4に示すように、第1のフレーム12及
び補強板18は、位置決めピン84を接続基板16の貫
通穴86に差し込み、複数のねじ部材90を補強板18
及び接続基板16に形成された貫通穴92及び94に通
して第1のフレーム12のねじ穴(図示せず)にねじ込
むことにより、接続基板16に組み付けられる。
【0055】図5及び図6に示すように、各プローブブ
ロック14は、各ねじ部材28の軸部68を接続基板1
6の位置決め穴76に差し込み、ねじ部材96が補強板
18、接続基板16及び配線シート26の穴98,10
0及び102を貫通して第2のフレーム22のねじ穴1
04にねじ込まれることにより、第1及び第2のフレー
ム12,22に組み付けられる。これにより、各プロー
ブブロック14は、第1のフレーム12の開口20に嵌
合した状態に維持される。
【0056】第1のフレーム12と接続基板16とは、
位置決めピン84が貫通穴86に差し込まれることによ
り、相対的位置決めをされる。第2のフレーム22と各
プローブブロック14とは、軸部68が位置決め穴76
に差し込まれることにより、相対的位置決めをされる。
【0057】電気的接続装置10が組み立てられた状態
において、各プローブブロック14の各縁部42は、第
1のフレーム12の下面に押圧されている。これによ
り、各プローブブロック14と第2のフレーム22と
は、上下方向における相対的位置決めをされる。
【0058】電気的接続装置10が組み立てられた状態
において、各プローブブロック14の各接続部58は、
接続基板16の接続部80に押圧される。これにより、
接続基板16の各テスターランド82とプローブブロッ
ク14の各突起電極48とが一対一の形に電気的に接続
される。
【0059】電気的接続装置10が組み立てられた状態
において、ねじ部材28の下端は、板部材40に当接し
ていてもよいし、当接していなくてもよい。電気的接続
装置10が組み立てられた後、ドライバーのような工具
を補強板18及び接続基板16の穴88及び76に差し
込んで、ねじ部材28を回転させると、ねじ穴64への
ねじ部材28のねじ込み量が変化する。
【0060】それゆえに、ねじ部材28をねじ穴64に
ねじ込んで、ねじ部材28の下端を板部材40に当接さ
せ、さらにねじ部材28をねじ穴64にねじ込むと、ゴ
ム材36がプローブシート24と板部材40とにより圧
縮される。このときのゴム材36の弾性変形量は、ねじ
穴64へのねじ部材28のねじ込み量に依存する。
【0061】上記のようにねじ部材28でゴム材36の
弾性変形量を変更することにより、上下方向における突
起電極48の先端の高さ位置及びその高さ位置の傾き
(Y方向における)をプローブブロック14毎に調整す
ることができる。また、ゴム部材36をねじ部材28で
少し押し下げることにより、プローブ要素50を下方へ
わずかに変位させてプローブ要素50に予圧を与えるこ
とができる。このような高さ位置調整及び予圧の付与
は、通電試験の前に予め行うことができる。
【0062】通電試験時、電気的接続装置10は、突起
電極48を半導体デバイスの電極に押圧される。これに
より、各プローブ要素50は、ゴム材36を押しつつ、
弾性変形する。これにより、プローブ要素50と半導体
デバイスの電極との接触圧が大きくなり、突起電極48
は半導体デバイスの電極に電気的に確実に接続される。
【0063】弾性変形時、プローブ要素50は、ゴム材
36に当接しているにすぎないこと、及び、プローブ要
素50の基部が凹所30を形成する壁部の下面106
(図11及び図12参照)に当接していることから、ゴ
ム材36から独立して確実に弧状に湾曲される。これに
より、プローブ要素50は、半導体デバイスの電極に擦
り作用を与え、これにより半導体デバイスの電極表面の
酸化膜が除去される。
【0064】上記のように電気的接続装置10は、複数
の半導体デバイスの同時検査に必要な数のプローブ要素
50を複数のプローブシート24に分割してプローブブ
ロック14をプローブブロック毎に組み立て、それらの
プローブブロック14をプローブブロック毎に第1のフ
レーム12に装着して組み立てることができる。
【0065】そのため、各プローブシート24に形成す
べきプローブ要素50の数や、各プローブブロック14
の組み立て箇所及び配線箇所の数が少なくなるから、不
良品となるプローブシート24及びプローブブロック1
4の数が少なくなり、完成したプローブシート24及び
プローブブロック14の歩留まりが高くなる。その結
果、電気的接続装置10の歩留まりが高くなる。
【0066】電気的接続装置10において、いずれかの
プローブシート24又はプローブ要素50が損傷したと
きは、そのプローブ要素50が属するプローブブロック
14を同種の他のプローブブロックと交換すればよい。
【0067】上記の実施例では、1つの半導体デバイス
に対応されたプローブブロック14を用いているが、複
数の半導体デバイスに対応されたプローブブロックを用
いてもよい。
【0068】図16及び図17を参照するに、プローブ
ブロック120は、直列に位置する4つの半導体デバイ
スに対応されており、また長方形の平面形状を有してい
る。プローブブロック120は、長手方向の各端部に上
向きの段部122を備えていると共に、各段部122に
上方へ伸びるガイドピン124を備えている。
【0069】図18から図20に示すように、プローブ
ブロック120を用いる電気的接続装置130におい
て、第1のフレーム132はX方向に間隔をおいてY方
向に長い長方形の平面形状を有する複数の開口134を
備えており、各プローブブロック120は開口134に
配置されている。
【0070】各開口134の長手方向の各端部は、プロ
ーブブロック120の段部122が当接する下向きの段
部136とされている。各段部136には、プローブブ
ロック120のガイドピン124が差し込まれるガイド
穴138が形成されている。
【0071】プローブブロック120及び電気的接続装
置130においても、プローブブロック14及び電気的
接続装置10と同様に組み立てることができるし、同様
の作用効果を得ることができる。
【0072】上記実施例では、配線46をフィルム44
の一方の面に形成し、突起電極48をプローブシート4
4の他方の面から突出させているが、配線44のうち少
なくともプローブ要素50の一部として作用する部分を
フィルム44の他方の面に形成してもよい。
【0073】図21を参照するに、プローブブロック1
40において、プローブシート24は、配線46のう
ち、ワイヤ56に接着されている領域46aをフィルム
44の一方の面に形成し、プローブ要素50の一部とし
て作用する領域46bをフィルム44の他方の面に形成
し、両領域46a,46bを電気的に接続している。こ
のプローブブロック140においても、プローブブロッ
ク14と同じ作用効果が得られる。
【0074】なお、図21は、ゴム部材36をねじ部材
28で少し押し下げることにより、プローブ要素50を
下方へわずかに変位させてプローブ要素50に予圧を与
えた状態を示す。
【0075】図22から図25を参照するに、プローブ
ブロック150は、プローブブロック120と同様に、
直列に位置する4つの半導体デバイスに対応されてお
り、また長方形の平面形状を有している。
【0076】プローブブロック150の第2のフレーム
22は、長手方向の各端部に上向きの段部122を備え
ていると共に、幅方向に間隔をおいて上方へ伸びる一対
のガイドピン124を各段部122に備えており、さら
に各段部122に第1のフレーム及び接続基板を貫通し
て補強板に組み付けるねじ部材用の貫通穴152を形成
している。
【0077】プローブブロック150の第2のフレーム
22は、また、中央に位置する凹所154を長手方向及
び厚さ方向における各所の幅寸法が同じ凹所とし、その
凹所154の長手方向の各端部に上向きの段部156を
形成し、各段部156に雌ねじ穴158を形成してい
る。凹所154には、剛性を有する長尺部材160が配
置されている。
【0078】長尺部材160は、その両端部にした向き
の段部162を有しており、それらの段部162におい
て凹所154内の段部156にスプリングワッシャのよ
うな弾性ワッシャ164を介して重ねられ、段部162
及び弾性ワッシャ164を貫通して雌ねじ穴158に螺
合されたねじ部材166により第2のフレーム22に組
み付けられている。
【0079】長尺部材160は、また、長手方向へ伸び
る一対の凹所168を接触子としての突起電極48の配
置位置に対応する箇所に有する。各凹所168は、下方
に開放するコ字状の断面形状を有しており、また円形の
断面形状をした棒状の弾性体170を受け入れている。
各プローブ要素50の上側には当て板172がプローブ
要素50と一体的に形成されている。
【0080】プローブブロック150は、第2のフレー
ム22へのねじ部材166のねじ込み量を調整して弾性
ワッシャ164の弾性変形量を調整することにより、第
1のフレームに対するこれの厚さ方向におけるプローブ
要素、ひいては突起電極48の位置を調整することがで
きる。
【0081】上記実施例は、いずれも、フィルム状のプ
ローブ要素50の突起電極を接触子としているが、他の
種類のプローブ要素の一部を接触子としてもよい。
【0082】図26を参照するに、プローブブロック1
80は、ランド部60、シート26、第2のフレーム2
2及びガイド板182を貫通する垂直プローブ184の
先端部184を突起電極すなわち接触子としている。各
垂直プローブ184は、導電性の金属細線から形成され
ており、上端部においてランド部60に半田付けされて
いる。
【0083】プローブブロック180においては、凹所
30,154に対応する凹所が第2のフレーム22に形
成されていないし、ゴム材38が凹所32に配置されて
いない。ガイド板182は、ポリイミドフィルムのよう
な合成樹脂フィルムから形成されており、また接触子と
しての先端部186の第2のフレーム22に対する位置
決めを行っている。
【0084】図27を参照するに、プローブブロック1
90は、セラミックのような電気絶縁性の板状基板を第
2のフレーム192として用い、第2のフレーム192
にこれの厚さ方向に貫通する複数の配線191を形成
し、各配線191の下欄にワイヤプローブ194を形成
し、各ワイヤプローブ194の先端部196を突起電極
すなわち接触子としている。
【0085】プローブブロック190においては、配線
191に個々に対応しかつ対応するワイヤ56に電気的
に接続された複数の接続部58及びランド部198をそ
れぞれ第2のフレーム192の上面及び下面に直接形成
しており、また各ワイヤプローブ194をランド部19
8に形成している。
【0086】プローブブロック180及び190のいず
れも、プローブブロックに形成すべき接触子の数や、各
プローブブロックの組み立て箇所及び配線箇所の数が少
なくなるから、不良品となるプローブブロックの数が少
なくなり、完成したプローブブロックの歩留まりが高く
なる。その結果、完成した電気的接続装置の歩留まりが
高くなる。
【0087】上記実施例では、接触子としての突起電極
48を2列に配置しているが、接触子としての突起電極
の配列は検査すべき半導体デバイスの電極の配列により
定まる。
【0088】本発明は、上記実施例に限定されない。本
発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気的接続装置の一実施例を示す
正面図である。
【図2】図1に示す電気的接続装置の底面図である。
【図3】図1に示す電気的接続装置の要部の斜視面図で
ある。
【図4】図3に示す要部の分解斜視図である。
【図5】図1に示す電気的接続装置の組立途中の状態を
示す縦断面図である。
【図6】図5と同様の他の箇所における縦断面図であ
る。
【図7】プローブブロックの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】図7に示すプローブブロックを他の方向から見
た斜視図である。
【図9】図7に示すプローブブロックの平面図である。
【図10】図7に示すプローブブロックの底面図であ
る。
【図11】図9における11−11線に沿って得た断面
図である。
【図12】図9における12−12線に沿って得た断面
図である。
【図13】図9における13−13線に沿って得た断面
図である。
【図14】図7に示すプローブブロックの分解斜視図で
ある。
【図15】ねじ部材の一実施例を示す斜視図である。
【図16】プローブブロックの第2の実施例を示す斜視
図である。
【図17】図16に示すプローブブロックを他の方向か
ら見た斜視図である。
【図18】図16に示すプローブブロックを用いる電気
的接続装置の実施例を示す分解斜視図である。
【図19】図18に示す電気的接続装置の一部の縦断面
図である。
【図20】図18に示す電気的接続装置の組立途中の状
態を示す断面図である。
【図21】プローブブロックの第3の実施例を示す縦断
面図である。
【図22】プローブブロックの第4の実施例を示す平面
図である。
【図23】図22における23−23線に沿って得た断
面図である。
【図24】図22のプローブブロックの一部を断面した
斜視図である。
【図25】図23における25−25線に沿って得た断
面図である。
【図26】プローブブロックの第5の実施例を示す図で
あって、(A)は平面図、(B)は(A)の26B−2
6Bに沿って得た断面図、(C)は底面図である。
【図27】プローブブロックの第6の実施例を示す縦断
面図であって、(A)は平面図、(B)は(A)の27
B−27Bに沿って得た断面図、(C)は底面図であ
る。
【符号の説明】
10,130 電気的接続装置 12,132 第1のフレーム 14,120,140,150,180,190 プロ
ーブブロック 16 接続基板 18 補強板 20 ,134 第1のフレームの開口 22,192 第2のフレーム 24 プローブシート 26 配線シート 28 位置調整兼位置決め用のねじ部材 30,32,154 第2のフレームの凹所 34 第2のフレームのスロット 36,38 ゴム材 40 板部材 42 第2のフレームの縁部 44 プローブシートのフィルム 46 プローブシートの配線 48 突起電極(接触子) 50 プローブ要素 52,54 プローブシートのスリット 56 ワイヤ 58,80 接続部 64 位置調整用のねじ穴 66 ねじ部材の雄ねじ部 68 ねじ部材の軸部 72 ねじ穴の雌ねじ部 74 ねじ穴の非雌ねじ部 76 位置決め穴 84 位置決めピン 124 ガイドピン 138 ガイド穴 158 雌ねじ穴 166 長尺部材 162 ねじ部材 170 弾性体 184 垂直プローブ 186 垂直プローブの先端部(接触子) 194 ワイヤプローブ 196 ワイヤプローブの先端部(接触子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AA10 AG03 AG04 AG08 AG12 AH00 2G011 AA04 AA10 AA15 AA16 AA21 AB06 AB08 AC14 AE03 AF07 2G132 AA00 AF02 AL00 4M106 AA01 BA01 DD01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する第1及び第2の方向の少
    なくとも一方に複数の開口を有する格子状の第1のフレ
    ームと、前記開口に個々に配置された複数のプローブブ
    ロックとを含み、 各プローブブロックは、前記開口に配置された板状の第
    2のフレームと、該第2のフレームの厚さ方向における
    一方側に配置された複数の接触子とを含む、電気的接続
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のフレームはこれの厚さ方向の
    一方に開放しかつ前記第1及び第2の方向のいずれか一
    方へ伸びる凹所を備え、 各プローブブロックは、さらに、複数のプローブ要素を
    備えるプローブシートであって前記プローブ要素が前記
    凹所に対応する箇所に位置するように前記第2のフレー
    ムの前記一方の面側に配置されたプローブシートを含
    み、前記接触子は前記プローブ要素に配置されている、
    請求項1に記載の電気的接続装置。
  3. 【請求項3】 各プローブブロックは、さらに、前記凹
    所に配置された板状のゴム材を含み、各プローブ要素は
    片持ち梁状に伸びている、請求項2に記載の電気的接続
    装置。
  4. 【請求項4】 前記プローブシートは、各プローブ要素
    が独立して変形することを許すように、前記プローブ要
    素を除く領域において前記ゴム材又は前記第2のフレー
    ムに装着されている、請求項3に記載の電気的接続装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2のフレームは、さらに、前記第
    1のフレームの一方の面に当接された複数の縁部を備え
    る、請求項2から4のいずれか1項に記載の電気的接続
    装置。
  6. 【請求項6】 各プローブブロックは、さらに、前記第
    2のフレームの厚さ方向における前記プローブ要素の位
    置を調整する位置調整機構を含む、請求項2から5のい
    ずれか1項に記載の電気的接続装置。
  7. 【請求項7】 各プローブブロックは、さらに、前記第
    2のフレームの他方の面に配置された配線シートであっ
    て前記プローブ要素に個々に電気的に接続された複数の
    第1の接続部を備える配線シートと、前記第2のフレー
    ムの厚さ方向における前記プローブ要素の位置を調整す
    る位置調整機構とを含み、 当該電気的接続装置は、さらに、前記第1の接続部に個
    々に対応された複数の第2の接続部を一方の面に備える
    接続基板を含み、 前記第2のフレームはこれの他方の面において前記接続
    基板の一方の面に前記第2の接続部が対応する第1の接
    続部に接触する状態に装着されている、請求項2から5
    のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  8. 【請求項8】 前記位置調整機構は、前記第2のフレー
    ムに前記凹所の長手方向に間隔をおいて形成された複数
    のねじ穴であって前記第2のフレームの他方の面から前
    記凹所に貫通する複数のねじ穴と、前記凹所の底面と前
    記ゴム材との間に配置された板部材と、前記ねじ穴に個
    々にねじ込まれて前記板部材に当接可能の複数のねじ部
    材とを含み、前記接続基板は、さらに、前記ねじ部材を
    回転させる工具を差し込むための穴を備える、請求項7
    に記載の電気的接続装置。
  9. 【請求項9】 前記ねじ穴は、前記凹所の側の雌ねじ部
    と、該雌ねじ部に続きかつ前記第2のフレームの前記他
    方の面に開放する非雌ねじ部とを備え、前記ねじ部材
    は、前記雌ねじ部に螺合された雄ねじ部と、該雄ねじ部
    に続く軸部であって前記非雌ねじ部に嵌合されていると
    共に前記配線シートを貫通して伸びる軸部とを備え、前
    記接続基板の前記穴は、前記軸部が受け入れられた位置
    決め穴を含む、請求項8に記載の電気的接続装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記接続基板を前記第1のフ
    レームと共同してサンドイッチ状に挟む補強板を含む、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の電気的接続装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第2のフレームはこれの厚さ方向
    に貫通して前記第1及び第2の方向のいずれか一方へ伸
    びる凹所を備え、 各プローブブロックは、さらに、前記接触子を備えるプ
    ローブシートであって前記接触子が前記凹所に対応する
    箇所に位置するように前記第2のフレームの前記一方の
    面側に配置されたプローブシートと、前記凹所に配置さ
    れて当該凹所の長手方向へ伸びる長尺部材と、該長尺部
    材と前記プローブ要素との間に配置されて前記凹所内を
    これの長手方向へ伸びる1以上の弾性体と、前記長尺部
    材の端部を貫通して前記第2のフレームに螺合された複
    数のねじ部材とを含む、請求項1項に記載の電気的接続
    装置。
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