JP2003216890A - 光学式情報読取装置 - Google Patents
光学式情報読取装置Info
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Abstract
るケースの共用化を、全体の大形化を招くことなく、簡
単な構成で実現する。 【解決手段】 バーコードリーダのケース13を、その
先端面の第1の読取窓17からバーコードを真直ぐに読
取るストレートタイプのものと、先端側下面の第2の読
取窓18からバーコードを斜め下向きに読取るアングル
タイプのものとに共用する。ストレートタイプのバーコ
ードリーダを構成する場合、ケース13の第2の読取窓
18を構成するための開口を塞いだままの状態とすると
共に、第1の読取窓17に防塵プレートを取付ける。ア
ングルタイプのバーコードリーダ12を構成する場合、
ケース13の下面の第2の読取窓18を開口させた上で
防塵プレート20を取付けると共に、第1の読取窓17
に、反射鏡22を有する閉塞部材21を取付けるように
する。これにて、第1の読取窓17が閉塞されると同時
に、ケース13内の所定位置に反射鏡22が配設され
る。
Description
ケース内に、情報コードを光学的に読取る読取機構を組
込んでなる光学式情報読取装置に関する。
ディターミナルと称されるハンディタイプのバーコード
リーダは、図5(a)に概略的に示すように、薄形の縦
長(図では横長)なほぼ矩形箱状をなすケース1内の先
端部側(図で左側)に、バーコードを光学的に読取るた
めの読取ユニット2を備えて構成されている。詳しく図
示はしないが、前記読取ユニット2は、照明光源、CC
Dセンサ、反射鏡、結像レンズ等を備えて構成され、ケ
ース1の先端面の先端読取口1aから読取対象(バーコ
ード)に対して照明光を照射し、その反射光を前記先端
読取口1aから入射して撮像するようになっている。
いては、上記のようなケース1の先端面の読取口1aか
らバーコードを真直ぐに読取るいわゆるストレートタイ
プのもの以外にも、ケースの先端下面側に設けられた読
取口から斜め下向きに読取るいわゆるアングルタイプの
ものとがあり、ユーザは、いずれか所望するものを選択
して購入するようになっている。このとき、上記したケ
ース1を、ストレートタイプ及びアングルタイプに関し
て各々別途に製造するものでは、コストアップにつなが
るため、近年では、それら両タイプに関してのケース1
の共用化を図ることが考えられている。
(b)に示すように、ケース1の先端部に、キャップ状
の読取口部材3を取付ける構成とすることが考えられて
いる。この読取口部材3は、内部に反射鏡4を備えてい
ると共に、下面部に下面読取口3aが形成されており、
これにより、読取ユニット2の光軸方向を変更して斜め
下向きの読取りを可能としている。
ス1に別体の読取口部材3を取付けるものでは、部品点
数が増えて構造が複雑となり、これと共に、読取口部材
3がケース1から突出状態となるため、ケース1の大形
化を招き、取扱性が悪化し(例えば服のポケットに入ら
なくなる)、また、読取口部材3が容易に外れないよう
に取付けるための構造が必要となる等の不具合があっ
た。
で、その目的は、いわゆるストレートタイプとアングル
タイプとにおけるケースの共用化を、全体の大形化を招
くことなく、簡単な構成で実現することができる光学式
情報読取装置を提供することにある。
に、本発明の光学式情報読取装置は、読取機構を組込ん
だケースの先端面に第1の読取窓を備えると共に、それ
とは異なる面に第2の読取窓を設けることを可能とし、
さらに、第1の読取窓を閉塞するように取付可能な閉塞
部材に反射体を設けることにより、第1の読取窓への閉
塞部材の取付状態で、第1の読取窓を通して情報コード
を読取るように配設されている読取機構の読取光軸を反
射体が折曲げ、第2の読取窓を通して情報コードを読取
可能とした構成に特徴を有する(請求項1の発明)。
としてケースを使用する場合には、閉塞部材(反射体)
が取付けられていない状態で、第1の読取窓を通して情
報コードを読取ることができる。そして、いわゆるアン
グルタイプとしてケースを使用する場合には、第1の読
取窓に、反射体を有した閉塞部材を取付けることによ
り、読取光軸が反射体により折曲げられるので、第1の
読取窓が不使用とされて、第2の読取窓を通して情報コ
ードを読取ることができる。
けられると共に、反射体による読取光軸の折曲げはケー
ス内で行われるので、ケースの外面部に読取口部材を取
付ける場合と異なり、同一の外形形状で2つのタイプの
ものを作り分けることができる。また、第1の読取窓に
反射体を有した閉塞部材を取付けるだけで、アングルタ
イプへの変更を行うことができる。従って、ストレート
タイプとアングルタイプとにおけるケースの共用化を、
全体の大形化を招くことなく、簡単な構成で実現するこ
とができるものである。
っては、一般に、読取窓には防塵プレートが取付けられ
るようになっており、この場合、読取窓の内周部に防塵
プレート取付用の嵌合部が設けられる。そこで、上記閉
塞部材を、第1の読取窓の嵌合部に嵌合取付け可能に構
成すれば(請求項2の発明)、閉塞部材を取付けるため
の別途の構造を設ける必要がなくなるので、より簡単な
構成で済ませることができる。
を有する材料から構成すれば、反射体を有しない状態で
第1の読取窓に取付けられることにより、防塵プレート
として機能させることが可能となる(請求項3の発
明)。これによれば、ストレートタイプの場合に、反射
体を有しない閉塞部材が防塵プレートとして機能するの
で、別途の防塵プレートが不要となり、構成の簡単化、
部品種類の削減を図ることができる。
の構成としては、別体とされた反射体を閉塞部材の所定
部位に取付固定する構成としても良く(請求項4の発
明)、これにより、所期の目的を達成できるのである
が、閉塞部材に設けられた反射体形成面に金属被膜を形
成することにより、反射体を一体に設けるように構成し
ても良く(請求項5の発明)、これによれば、閉塞部材
に反射体が一体化されるので、部品数をより少なくする
ことができる。
バーコードリーダに適用した第1の実施例(請求項1,
2,4に対応)について、図1及び図2を参照しながら
説明する。尚、本実施例における光学式情報読取装置と
してのバーコードリーダは、バーコードハンディターミ
ナルと称されるもので、情報コードとしてのバーコード
の読取りだけでなく、読取ったバーコードデータの処理
(デコード処理等)や記憶、管理コンピュータ等の外部
とのデータ通信の機能等をも備えるものである。
ーダ11の構成を、図2は、アングルタイプのバーコー
ドリーダ12の構成を、それぞれ先端側(図で左側)ほ
ぼ半部について概略的に示している。これらバーコード
リーダ11及び12は、共に、例えばプラスチック製の
ケース13内に、情報コードこの場合バーコードを光学
的に読取るための読取機構としての光学的読取ユニット
14を組込んで構成される。
ニット14は、バーコードを読取るためのCCDセン
サ、図で左方から入射される入射光(バーコードからの
反射光)を結像させる結像レンズ、この結像レンズを通
った入射光を折曲げて前記CCDセンサに導く反射鏡、
複数個の照明用LED及び照明用レンズからなり照明光
を図で左方に出射する照明装置等を備えて構成されてい
る。
た分割ケース即ち上ケース13aと下ケース13bとを
突合わせ接合して構成され、全体として、ユーザが片手
で持って操作できる程度の大きさの、角部に丸みを帯び
た縦長な(図で左右方向にストレート状に延びる)薄形
のほぼ矩形箱状をなしている。このとき、詳しくは後述
するように、このケース13は、ストレートタイプ及び
アングルタイプののバーコードリーダ11及び12に共
用されるようになっている。
が、このケース13の上面には、先端側に位置して表示
部を構成する例えばLCDモジュール15が設けられて
いると共に、基端側に位置してテンキーやファンクショ
ンキー等の複数個の操作キーを有したキー操作部(図示
せず)が設けられている。ケース13の左右両側面部に
は、図示しないトリガスイッチが設けられている。ま
た、ケース13内には、全体の制御を行う制御回路や、
撮像データのデコード処理を行うデコード回路、外部と
の通信を制御する通信制御回路等を備えたメイン基板1
6が設けられている。ケース13内には、電源となる二
次電池(図示せず)等も配設されている。
先端面に設けられた第1の読取窓17からバーコードを
真直ぐに読取るストレートタイプのバーコードリーダ1
1(図1参照)と、その先端側下面に設けられる第2の
読取窓18からバーコードを斜め下向きに読取るアング
ルタイプのバーコードリーダ12(図2参照)とに共用
されるようになっている。以下、そのための構成につい
て述べる。
端面)には、前記上ケース13aと下ケース13bとの
間に跨がるように、横長な第1の読取窓17が形成され
ており、その第1の読取窓17の内周部には、防塵プレ
ート取付用の嵌合部たる嵌合溝部17aが形成されてい
る。尚、この嵌合溝部17aは、第1の読取窓17の上
下(上ケース13a及び下ケース13b)にあって、前
後方向(図で左右方向)にずれた位置に形成されてい
る。
にあたっては、図1に示すように、第1の読取窓17に
は、嵌合溝部17aに嵌込まれるようにして、透光性を
有する防塵プレート19が取付けられるようになってい
る。これにて、図1に示すストレートタイプのバーコー
ドリーダ11にあっては、光学的読取ユニット14の照
明装置から図で左方に向けて出射された照明光が、第1
の読取窓17からその前方に配置された図示しない読取
対象(バーコード)に真直ぐ方向に照射され、その反射
光が、第1の読取窓17から図で右方に向けて入射し
て、光学的読取ユニット14のCCDセンサにより受光
されるようになっている。このときの読取方向(光軸方
向)は、図に矢印Aで示すように真直ぐ方向となってい
る。
記第1の読取窓17とは異なる面である下面の先端側に
は、図2に示すように、横長な第2の読取窓18が形成
されるようになっており、アングルタイプのバーコード
リーダ12にあっては、その第2の読取窓18にやはり
透光性を有する防塵プレート20が取付けられるように
なっている。この場合、第2の読取窓18を構成する開
口部は、ケース13(下ケース13b)の成形時には未
だ開口されておらず、図示はしないが、ケース13には
第2の読取窓18の縁部に沿うように切込溝が形成され
ている。
2の読取窓18を構成する開口部を塞ぐ閉塞プレートが
切離し容易に一体成形された如き状態とされており、ケ
ース13をストレートタイプのものに用いる場合には、
その開口部は閉塞プレートにより閉塞されたままとな
り、ケース13をアングルタイプのものに用いる場合に
のみ、その閉塞プレートを切抜くように取外し、その部
分に防塵プレート20を取付けて第2の読取窓18を構
成するようになっているのである。
の、第2の読取窓部は入れ子にて形成されている。金型
の入れ子部分を交換することにより、1つの金型で、ス
トレートタイプ用の読取窓を持たない下ケース13b
と、アングルタイプ用の読取窓を持った下ケース13b
を作り分けられるようになっている。
のに用いる場合には、前記第1の読取窓17を閉塞する
ように、閉塞部材21が取付けられるようになってい
る。この閉塞部材21は、例えば前記ケース13と同等
(同色)のプラスチックから、第1の読取窓17を密に
(ケース13の先端面でほぼ面一となるように)塞ぐほ
ぼ矩形ブロック状に構成されると共に、その基端側(図
で右側)がケース13の内側に延び、その端面が斜面と
された反射体取付面21aとされている。また、この閉
塞部材21には、前記嵌合溝部17aに嵌合する嵌合凸
部21bが一体に形成されている。
21aには、光学的読取ユニット14の読取光軸(出射
(照明)光及び入射光)を斜め方向に折曲げるための反
射体たる反射鏡22が例えば接着により取付固定されて
いる。この閉塞部材21は、例えば上ケース13aと下
ケース13bとの突合わせ時に、前記嵌合凸部21bを
嵌合溝部17aに嵌合させるようにして、ケース13
(第1の読取窓17部分)に取付けられるようになって
いる。尚、このとき、前記嵌合溝部17aが上下で前後
方向にずれて位置していることにより、閉塞部材21の
上下の向きを誤ることなく取付けることができる。
ーコードリーダ12にあっては、光学的読取ユニット1
4の照明装置から図で左方に向けて出射された照明光
が、反射鏡22により斜め下向きに折曲げられて第2の
読取窓18からその下方に配置された読取対象(バーコ
ード)に照射され、その反射光が、第2の読取窓18か
ら入射し、反射鏡22により折曲げられた上で、光学的
読取ユニット14のCCDセンサにより受光されるよう
になっている。このときの読取光軸の方向は、図に矢印
Bで示すように、ケース13の下面に対し角度θだけ斜
め下向きとなっている。
トレートタイプのバーコードリーダ11を構成する場
合、図1に示すように、上記したケース13の先端面の
第1の読取窓17に防塵プレート19を取付けるように
すれば良い。また、このときには、第2の読取窓18を
構成するための開口は塞がれた状態のままとされる。そ
して、このバーコードリーダ11で図示しない読取対象
に記されたバーコードを読取るにあたっては、ユーザが
ケース13を手で持って第1の読取窓17を読取対象に
真直ぐに向け、言換えれば矢印A方向にバーコードが配
置された状態で、トリガスイッチをオン操作すれば、第
1の読取窓17を通してバーコードを読取ることができ
る。
リーダ12を構成する場合、図2に示すように、ケース
13の下面の第2の読取窓18を開口させた上で防塵プ
レート20を取付ける。これと共に、ケース13の先端
面の第1の読取窓17部分に閉塞部材21を取付けるよ
うにすれば、第1の読取窓17が閉塞されると同時に、
ケース13内の所定位置に反射鏡22が配設されるよう
になる。
読取るにあたっては、ユーザがケース13を手で持って
第2の読取窓18を読取対象の斜め上方に位置させ、言
換えれば矢印B方向にバーコードが配置された状態で、
トリガスイッチをオン操作すれば、第2の読取窓18を
通してバーコードを読み取ることができる。尚、この場
合、第1の読取窓17は閉塞部材21により閉塞されて
いるので、ユーザがストレートタイプと間違って使用す
ることを防止できる。
の下面に第2の読取窓18を形成すると共に、第1の読
取窓17部分に、反射鏡22を有した閉塞部材21を取
付けるだけの簡単な構成で、ストレートタイプとして使
用されるケース13をアングルタイプとして使用するこ
とが可能となる。このとき、反射鏡22による読取光軸
の折曲げはケース13内で行われるので、従来のよう
な、ケース1の先端外面部に読取口部材3を取付ける場
合と異なり、ケース13の同一の外形形状を保ったまま
ストレートタイプとアングルタイプとの2つのタイプの
バーコードリーダ11,12を作り分けることができ
る。
ーダ11とアングルタイプのバーコードリーダ12とに
おけるケース13の共用化を、全体の大形化を招くこと
なく、簡単な構成で安価に実現することができるという
優れた効果を得ることができる。また、特に本実施例で
は、閉塞部材21を、第1の読取窓17に設けられる防
塵プレート19取付用の嵌合溝部17aを利用して取付
け可能に構成したので、閉塞部材21を取付けるための
別途の構造を設ける必要がなくなり、より簡単な構成で
済ませることができる。
に対応)を示している。この図3は、本実施例における
ストレートタイプのバーコードリーダ31の先端側の構
成を示しており、上記第1の実施例と異なる点は、閉塞
部材32の構成にある。従って、ケース13や光学的読
取ユニット14等については、上記第1の実施例と共通
するので、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
は、読取光に対して透光性を有する透明プラスチック材
料から、上記第1の実施例の閉塞部材21と同等の形状
に形成されている。従って、閉塞部材32の基端側の端
面は、反射体たる反射鏡22(図示せず)が取付可能な
反射体取付面32aとされ、また、この閉塞部材32の
上下両面には、第1の読取窓17の嵌合溝部17aに嵌
合する嵌合凸部32bが一体に形成されている。
をストレートタイプに使用するにあたって、第1の読取
窓17を塞ぐように取付けられる防塵プレートを兼用す
るようになっている。即ち、ストレートタイプのバーコ
ードリーダ31を構成する場合、図示のように、ケース
13の先端面の第1の読取窓17に、反射鏡22を有し
ない状態の閉塞部材32が取付けられる。また、このと
きには、第2の読取窓18を構成するための開口は塞が
れた状態のままとされる。
装置から図で左方に向けて出射された照明光が、閉塞部
材32を透過して第1の読取窓17からその前方に配置
された図示しない読取対象(バーコード)に真直ぐ方向
に照射され、その反射光が、第1の読取窓17から閉塞
部材32を透過して図で右方に向けて入射して、光学的
読取ユニット14のCCDセンサにより受光されるよう
になっている。
イプのバーコードリーダを構成する場合には、ケース1
3の下面の第2の読取窓18を開口させた上で、防塵プ
レート20を取付ける。これと共に、ケース13の先端
面の第1の読取窓17部分に、反射鏡22を取付けた閉
塞部材32を取付けるようにすれば、第1の読取窓17
が閉塞されると同時に、ケース13内の所定位置に反射
鏡22が配設されるようになり、上記第1の実施例のバ
ーコードリーダ12と同様に、バーコードを第2の読取
口18から斜め下向きに読取ることができる。
トレートタイプのバーコードリーダ31とアングルタイ
プのバーコードリーダとにおけるケース13の共用化
を、全体の大形化を招くことなく、簡単な構成で安価に
実現することができる。そして、本実施例では、ストレ
ートタイプの場合に、反射鏡22を有しない閉塞部材3
2が防塵プレートとして機能するので、第1の読取窓1
7を塞ぐための別途(別形状)の防塵プレート19が不
要となり、構成の簡単化、部品種類(部品数)の削減を
図ることができる。
に対応)を示すものである。この図4は、本実施例にお
けるアングルタイプのバーコードリーダ41の先端側の
構成を示しており、上記第1の実施例と異なるところ
は、閉塞部材42の基端側の反射体形成面42aに、金
属薄膜を形成することにより、反射体43を構成するよ
うにした点にある。
の閉塞部材21とほぼ同等の形状に形成されており、そ
の基端側の端面は、反射体の傾斜角度と同等の角度を有
した斜面である反射体形成面42aとされている。ま
た、第1の読取窓17の嵌合溝部17aに嵌合する嵌合
凸部42bが一体に形成されている。そして、前記反射
体形成面42aに対する、金属例えばアルミニウム材料
を用いた真空蒸着により、反射体43が得られるように
なっているのである。
第1の実施例等と同様に、ストレートタイプのバーコー
ドリーダとアングルタイプのバーコードリーダ41とに
おけるケース13の共用化を、全体の大形化を招くこと
なく、簡単な構成で安価に実現することができる。そし
て、本実施例によれば、閉塞部材42に反射体43が一
体化されるので、部品数をより少なくすることができる
ものである。
2を、第2の実施例の如く透光性ある材料から構成して
も良く、第2,第3の実施例を合わせた効果を得ること
ができる。その他、読取機構(光学的読取ユニット1
4)等の構成としても様々な変形が可能であり、また本
発明はバーコードリーダに限らず、二次元コードリーダ
やOCR読取装置等の光学式情報読取装置全般に適用す
ることができ、更に、読取り方式についてもCCD(Ch
arge Coupled Device)結像方式やレーザ走査方式等で
あっても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得るものである。
トタイプのバーコードリーダの先端側の構成を示す縦断
側面図
構成を示す縦断側面図
コードリーダ(a)及びアングルタイプのバーコードリ
ーダ(b)の先端側の構成を示す縦断側面図
(光学式情報読取装置)、13はケース、14は光学的
読取ユニット(読取機構)、17は第1の読取窓、17
aは嵌合溝部(嵌合部)、18は第2の読取窓、19は
防塵プレート、21,32,42は閉塞部材、22は反
射鏡(反射体)、42aは反射体形成面、43は反射体
を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 手持ち操作可能なケース内に、情報コー
ドを光学的に読取る読取機構を組込んでなる光学式情報
読取装置であって、 前記ケースの先端面に設けられた第1の読取窓と、 前記ケースの前記第1の読取窓とは異なる面に設けられ
る第2の読取窓と、 前記第1の読取窓を閉塞するように取付可能であり、ケ
ース内側に反射体が設けられる閉塞部材とを備え、 前記反射体は、前記閉塞部材の取付状態で、前記第1の
読取窓を通して情報コードを読取るように配設されてい
る前記読取機構の読取光軸を折曲げ、前記第2の読取窓
を通して情報コードを読取可能とするように構成されて
いることを特徴とする光学式情報読取装置。 - 【請求項2】 前記ケースの第1の読取窓の内周部に
は、防塵プレート取付用の嵌合部が設けられており、前
記閉塞部材は、前記嵌合部に嵌合取付け可能に構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の光学式情報読取
装置。 - 【請求項3】 前記閉塞部材は、読取光に対して透光性
を有する材料から構成され、前記反射体を有しない状態
で前記第1の読取窓に取付けられることにより、防塵プ
レートとして機能することを特徴とする請求項1又は2
記載の光学式情報読取装置。 - 【請求項4】 前記反射体は、前記閉塞部材と別体に構
成され、該閉塞部材の所定部位に取付固定されることを
特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光学式
情報読取装置。 - 【請求項5】 前記反射体は、前記閉塞部材に設けられ
た反射体形成面に金属被膜を形成することにより得られ
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の光学式情報読取装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002010424A JP4103398B2 (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 光学式情報読取装置 |
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