JP2003216572A - ネットワークサービス装置、方法およびプログラム、並びにそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークサービス装置、方法およびプログラム、並びにそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003216572A
JP2003216572A JP2002012001A JP2002012001A JP2003216572A JP 2003216572 A JP2003216572 A JP 2003216572A JP 2002012001 A JP2002012001 A JP 2002012001A JP 2002012001 A JP2002012001 A JP 2002012001A JP 2003216572 A JP2003216572 A JP 2003216572A
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proxy service
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JP2002012001A
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Gakukai Hatano
学海 畑農
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同種のサービスを行なう複数のネットワーク
サービス装置が同一ネットワーク上に存在する場合であ
っても、ネットワークの通信量を低減し、高効率的にネ
ットワークノードの調査または制御を行なうことの可能
なネットワークサービス装置、方法およびプログラムを
提供する。 【解決手段】 クライアントからの要求に応じて、ネッ
トワークに接続されている所定のネットワークノードの
状態を調査し、または当該ネットワークノードを制御す
るサービスを行なうネットワークサービス装置である。
この装置は、最初にネットワークに接続されたときなど
に、当該ネットワークに接続されて同種のサービスを行
なっている他の装置を検出し、サービスを代行させる代
行サービス装置として設定する。そして、クライアント
からの要求に応じて自身が行なうべきサービスを代行サ
ービス装置に代行させることで、処理の効率化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントから
の要求に応じて、ネットワークに接続されている所定の
ネットワークノードの状態を調査し、または当該ネット
ワークノードを制御するサービスを行なう技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワークノードの状態を調査
(監視)および制御するネットワークサービス装置は、
独立して動作することが前提とされていたため、すべて
のネットワークノードとの通信を、装置自身が行なうよ
うに設計されている。
【0003】また、そのようなサービス装置の機能のう
ち一つまたは複数の機能については、通信する対象のネ
ットワークノードとの通信に関して制限が存在するため
に、自身の存在するセグメント内に存在するノードに関
してのみ実行可能であったり、自身の存在するセグメン
ト外のノードに関して実行しようとすると著しく実行効
率が低下するようなものが存在することもよく知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の技
術によると、同一ネットワーク上に同一のサービスを提
供するネットワークサービス装置が複数存在する場合
に、それぞれのサービス装置がネットワーク上の各ネッ
トワークノードに対して通信を行ない情報を収集するた
めに、結果としてネットワーク上の通信量はサービス装
置の存在する数だけ増大する結果となる。
【0005】このような通信量増大はネットワーク全体
の通信効率を著しく低下させ、結果として各サービス装
置の情報収集の実行効率を低下させる。このため各サー
ビス装置のサービス能力が著しく低下する。
【0006】また、このような通信量の増大はネットワ
ークの通信効率の低下やサービス装置の動作効率の低下
を招くだけではなく、一部の処理能力の低いネットワー
クノードに対してはネットワーク通信機能の障害を誘発
し結果としてサービス装置が収集する情報の信頼性を損
なう場合がある。
【0007】また従来のサービス装置では、その機能の
うちの一つまたは複数の機能が作用する範囲が自身の属
するセグメント内に限定された場合にその制限を越えて
情報を収集することは不可能であった。また自身の属す
るセグメント外に対してその機能のうち一つまたは複数
の機能を作用させると実行効率が低下する場合でもそれ
を解消することは不可能であった。
【0008】このような状況の下では複数のセグメント
にまたがるネットワーク上に同種のネットワークサービ
ス装置が複数存在していても、複数存在させるメリット
は殆どなく、むしろ複数存在することによる問題が多く
発生する可能性が高いものであった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、同種のサービスを行
なう複数のネットワークサービス装置が同一ネットワー
ク上に存在する場合であっても、ネットワークの通信量
を低減し、高効率的にネットワークノードの調査または
制御を行なうことの可能なネットワークサービス装置、
方法およびプログラムを提供することにある。
【0010】また、個々のネットワークサービス装置の
実行する機能の一部または全部に関して何らかの制限が
課せられている場合にも、複数のネットワークサービス
装置で協働することでこれらの制限を越えてサービスを
実行することの可能なネットワークサービス装置、方法
およびプログラムを提供することも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のネットワークサービス装置は、クライアント
からの要求に応じて、ネットワークに接続されている所
定のネットワークノードの状態を調査し、または当該ネ
ットワークノードを制御するサービスを行なうネットワ
ークサービス装置であって、当該ネットワークに接続さ
れて同種のサービスを行なっている他の装置を検出し、
サービスを代行させる代行サービス装置として設定する
手段を備えて構成される。
【0012】そして、クライアントからの要求に応じて
自身が行なうべきサービスを前記代行サービス装置に代
行させる手段を備える。また、代行サービス装置に代行
させることなく自身でサービスを実行する手段も備え、
クライアントからの要求あるいは代行サービス装置の状
態に基づいて、自身でサービスを実行するか代行サービ
ス装置に代行させるかを切り替えてもよい。
【0013】なお、ネットワークノードとは、ネットワ
ークに接続されている機器をいい、たとえばプリンタや
複写機などの画像形成装置、コンピュータ、ハブやルー
タなどのネットワーク機器などが含まれる。
【0014】あるいは、前記代行サービス装置を設定す
る手段は、検出された他の装置が複数ある場合に、該複
数の装置の中からネットワークのルートが最短となる装
置を、前記代行サービス装置として設定することも好適
である。
【0015】前記代行サービス装置を設定する手段は、
調査または制御の対象となるネットワークノードごとに
代行サービス装置を設定することが好適である。
【0016】このとき、前記代行サービス装置を設定す
る手段は、検出結果に基づいて、各ネットワークノード
ごとにネットワークの通信量が最小となるように代行サ
ービス装置の設定を行なうことが好適である。たとえ
ば、ネットワークノードと同一のサブネット内またはセ
グメント内に存在する他の装置を前記代行サービス装置
として設定するとよい。
【0017】さらに、前記代行サービス装置を設定する
手段は、前記他の装置から該装置が調査または制御の対
象としているネットワークノードに関する情報を取得
し、該情報に基づき代行サービス装置を設定することが
好ましい。
【0018】また、前記代行サービス装置を設定する手
段は、設定した代行サービス装置に対して、自身が調査
または制御の対象としているネットワークノードに関す
る情報を送信することも好ましい。
【0019】上記各構成において、当該ネットワークに
接続されて同種のサービスを行なっている他の装置から
の要求に応じて、該他の装置が行なうべきサービスを代
行する手段をさらに備える構成も好適である。
【0020】このとき、前記他の装置が行なうべきサー
ビスを代行する手段は、前記他の装置が行なうべきサー
ビスをさらに前記代行サービス装置に代行させることも
できる。
【0021】また、本発明のネットワークサービス方法
は、コンピュータにより上記ネットワークサービス装置
の各処理を行なうことを特徴とする。
【0022】また、本発明のネットワークサービスプロ
グラムは、コンピュータに読み込まれることで、コンピ
ュータに上記ネットワークサービス装置の各機能を実行
させることを特徴とする。
【0023】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、上記ネットワークサービスプログラムを
格納したことを特徴とする。
【0024】このような構成によれば、複数のサービス
装置が存在する場合に、一つのサービス装置が他のすべ
てのサービス装置の情報収集やリクエスト処理を代行す
ることによって、ネットワークの通信量の増大を防止
し、サービス効率の低下やネットワークノードの機能障
害の発生を抑えることができる。
【0025】また、複数のサービス装置が存在する場合
に、それぞれのサービス装置がそれぞれのセグメント内
に関する情報収集やリクエスト処理を分担することによ
って、ネットワーク全体に関する調査や制御を実行効率
の低下を招くことなく実行することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0027】ここでは、ネットワークサービス装置の一
例として、ネットワークに直接またはプリンタサーバを
介して間接的に接続されている画像形成装置(プリンタ
やプリント機能を有する複合型複写機など)の状態を調
査(監視)し、または画像形成装置を制御するサービス
を行なうネットワークサービス装置について説明を行な
う。
【0028】なお、本発明の適用範囲はこれに限られ
ず、たとえば、画像形成装置に限らずネットワークに接
続された種々の情報処理機器を管理または制御するネッ
トワークサービスや、ネットワーク上に分散して保存さ
れているデータを統合的にシームレスに利用するネット
ワークサービスなどを実現するための装置などにも好適
に用いることができる。
【0029】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態を説明する。
【0030】図1は本発明の第1の実施の形態における
ネットワークサービス装置の内部構成図である。
【0031】101は本サービス装置の中央演算処理装
置(CPU)である。102はCPU101から引き出
されているシステムバスである。103は本装置の基本
動作をつかさどる読み出し専用メモリ(ROM)であ
り、104は読み書き可能メモリ(RAM)である。1
05は二次記憶装置に対して情報を読み書きするための
二次記憶インターフェースであり、106はその二次記
憶インターフェース105を通じて接続された二次記憶
装置である。
【0032】107は情報をCRTへ表示するためのC
RTインターフェースであり、108はキーボードから
データを入力するためのキーボードインターフェースで
ある。109は装置がネットワークに対して情報を送受
信するためのネットワークインターフェースである。
【0033】110はCRTインターフェース107に
接続され情報を表示するCRTである。111はキーボ
ードインターフェース108に接続され情報を入力する
ために使用されるキーボードである。112はこの装置
が接続されているネットワークである。
【0034】なお、本サービス装置(コンピュータ)に
後述の処理を実行させるための各種プログラムは、RO
M103および二次記憶装置106に格納されており、
実行時にはRAM104に読み込まれる。したがって、
本サービス装置に後述の処理を実行させるためのプログ
ラムを記録した記録媒体は、ROM103または二次記
憶装置106の少なくともいずれかが該当する。また、
このプログラムをコンピュータにインストールする際に
は、CD−ROMや磁気ディスクやMOなどの持ち運び
可能な記録媒体に格納された状態で提供されることもあ
る。
【0035】また、後述の説明において、特に断りのな
い限り、本サービス装置における処理の実行の主体はC
PU101である。また、本サービス装置に後述の処理
を行わせるためのプログラムは、単一のプログラムで構
成してもよいし、複数のモジュールプログラムを組み合
わせて実現したものであっても構わない。
【0036】次に、フローチャートに沿って、このサー
ビス装置の処理動作について説明する。
【0037】図2〜図4は、このネットワークサービス
装置がネットワークに接続されたときに行なう代行サー
ビス装置の探索・設定処理のフローチャートである。
【0038】ステップS201で処理を開始する。ステ
ップS202ではまず、ネットワークサービス装置は装
置自身がネットワークに接続されたかどうかをチェック
する。ネットワークに接続されていなければステップS
242へ進み処理を終了する。ネットワークに接続され
ていることが判明した場合には、ステップS203へ進
む。
【0039】ステップS203では、まず同種のサービ
スを行なっている他のネットワークサービス装置が同一
ネットワーク上にあるかどうかを調べるために、ブロー
ドキャストによる探索を行なう。ブロードキャストを送
信した後、ステップS204へ進み、ネットワーク上の
ノードからの応答があったかどうかをチェックする。応
答があった場合にはステップS205へ進む。応答がな
かった場合にはステップS215へ進む。
【0040】ステップS205ではまず、ブロードキャ
ストに対して応答してきた最初のネットワークノードに
対して通信用のソケットを開く。続くステップS206
にてそのノードに対して自身と同種のサービス装置であ
ることを確認する問い合わせを行なう。ステップS20
7にて通信相手が同種のサービスを行なうネットワーク
サービス装置であることが確認できた場合にはステップ
S208へ進む。同種ではなかった場合にはステップS
212へ進む。
【0041】ステップS208では、この同種のサービ
ス装置であることが確認できたこの通信相手の装置を、
自身が保持している検出されたサービス装置の一覧に対
して登録を行なう。次にステップS209でその通信相
手のサービス装置に対してそのサービス装置がその機能
の一部または全部を代行させるさらに別のサービス装置
を持っているかどうかを問い合わせする。ステップS2
10に進み、もしもそのような機能を代行する代行サー
ビス装置を持っているのであれば、ステップS211へ
進み、ステップS208にてこの通信相手のサービス装
置を登録した一覧の、代行サービス装置を登録している
ことを示すフラグの欄をONにする。
【0042】ステップS212では通信ソケットを閉じ
る。ステップS213へ進み、ブロードキャストに応答
してきたサービス装置について全部調べ終わったかどう
かをチェックする。全部終わったのであれば、処理はス
テップS215へ進む。次の装置が存在する場合にはス
テップS214へ進み、その次の装置に対して通信ソケ
ットを開き、処理はステップS206へ戻って続行され
る。
【0043】ステップS204にてブロードキャストに
応答する装置がなかった場合や、ステップS213にて
ブロードキャストに応答してきた装置について全て調べ
終わった後は、処理はステップS215に進む。ここか
らは、ブロードキャストに応答しなかったサービス装置
や、ネットワークの構成上、ブロードキャストのパケッ
トが到達しなかったサービス装置に対する探索を行な
う。
【0044】ステップS215では、まず、自身のIP
アドレスを基に、探索範囲を決定する。IPネットワー
クにおいてここで通常設定される探索範囲は装置自身が
属しているサブネット内のIPアドレス全体である。
【0045】ステップS216ではまずステップS21
5で決定された探索範囲の最初のIPアドレスを着目す
るIPアドレスとして設定する。処理はステップS21
7へ進み、まず、着目しているIPアドレスがすでに
(ブロードキャストによる探索によって)検出されたサ
ービス装置の一覧に登録されているかどうかを判定す
る。もしも、ここですでに一覧にこのIPアドレスが登
録されている場合にはステップS227へ進む。
【0046】未登録のIPアドレスであった場合には処
理はステップS218に進む。ステップS218ではこ
の着目しているIPアドレスに対する通信用のソケット
を開く。ステップS219に進み、このソケットが正常
に開けた場合には、このIPアドレスを持ったネットワ
ークノードがネットワーク上に存在しているということ
であるので、ステップS220へ進んでこのノードに対
して、自身と同種のサービス装置であるかどうかを問い
合わせる。
【0047】ステップS221で同種のサービスであっ
た場合には、処理はステップS222へ進む。ステップ
S222では、この同種のサービス装置であることが判
明した着目しているIPアドレスを持つネットワークノ
ードを、検出されたサービス装置の一覧へ登録する。ス
テップS223でこのサービス装置に対してその機能を
いずれかのサービス装置に代行させているかを問い合わ
せる。ステップS224にて代行サービス装置を持って
いることが判明した場合には、処理はステップS225
へ進み、このサービス装置が代行サービス装置を登録し
ていることを示すフラグにONにし、処理はステップS
226へ進む。ステップS221にて同種のサービスで
はなかったことが判明した場合には、処理はステップS
226へ進む。
【0048】ステップS226では、ステップS218
で開かれた通信ソケットを閉じ、処理はステップS22
7へ進む。また、ステップS219にてソケットが正常
に開けなかった場合にも同様に、処理はステップS22
7へ進む。ステップS227では、現在着目しているI
Pアドレスが探索範囲の最後のIPアドレスであるかど
うかをチェックする。最後のIPアドレスであった場合
には、処理はステップS229へ進む。まだ探索範囲が
残っている場合には、ステップS228へ進み、着目す
るIPアドレスをここまで着目していたIPアドレスの
次のアドレスに設定する。その後、処理はステップS2
17へ戻って続行される。
【0049】ステップS227で、現在着目されている
IPアドレスが探索範囲の最後のアドレスであった場合
にはステップS229へ進む。ステップS229では、
ここまでの処理の中で検出されたサービス装置の一覧を
チェックし、そこに一台でも装置が登録されているかど
うかを調べる。もしも一台も検出されていなかった場合
には、処理はステップS230に進み、このサービス装
置は単独ですべての機能を自身が処理するように動作す
るように決定される。この後、処理はステップS242
へ進む。ステップS229にて検出されたサービス装置
が一つでもあった場合には処理はステップS231へ進
む。
【0050】ステップS231では、ここまでに検出さ
れたサービス装置の一覧の最初にエントリされている装
置に着目する。ステップS232にて現在着目している
装置が代行サービス装置を登録しているかどうかをチェ
ックする。もしも代行サービス装置が登録されているこ
とを示すフラグがONであった場合にはステップS23
9へ進む。フラグがONではなかった場合にはステップ
S233へ進む。
【0051】ステップS233では、そのサービス装置
へのroute(ルート)を調べて記録する。ステップ
S234では、このサービス装置がrouteを調べる
最初の装置であるかどうかを判定し、最初の装置であっ
た場合にはステップS235へ進む。ステップS235
では、この装置に対するroute長を最短のrout
e長として登録し、ステップS238へ進んで現在着目
しているサービス装置を、自身が行なうべきサービスの
一部または全部の機能を代行させる代行サービス装置の
候補として登録する。候補の登録が終わると処理はステ
ップS239へ進む。
【0052】ステップS234でこの装置がroute
を調べる最初の装置ではなく、それ以前にroute長
を調べた装置が存在してた場合には、ステップS236
へ進み現在着目している装置へのroute長は現時点
で最短のものとして記録されているroute長より短
いかどうかをチェックする。短かった場合には処理はス
テップS237へ進み、この現在着目している装置への
route長を最短のrouteとして新たに登録しス
テップS238へ進みこの現在着目している装置を機能
代行させる代行サービス装置の候補として新たに記録す
る。候補の記録が終わると処理はステップS239へ進
む。ステップS236においてroute長がこれまで
に検出された最短のroute長よりも長い場合には処
理はそのままステップS239へ進む。
【0053】ステップS239においては現在着目して
いる装置が検出されたサービス装置の一覧の中で最後の
エントリであるかどうかをチェックする。最後のエント
リでなかった場合には処理はステップS240へ進み、
一覧の中で次のエントリの装置に着目する装置を変更し
て、処理はステップS232へ戻って続行される。ステ
ップS239において、直前に調べていたのが、一覧中
の最後のエントリであった場合には処理はステップS2
41へ進む。
【0054】ステップS241では、ここまでの処理で
最終的に自身の機能の一部または全部を代行させること
ができる代行サービス装置の候補として記録されていた
装置を、代行サービス装置として設定登録しステップS
242へ進む。
【0055】ステップS202でネットワークに接続さ
れていないことが判明したとき、ステップS230で単
独でサービスするように設定が行なわれた後、もしくは
ステップS241で代行サービス装置を設定登録した後
に、この代行サービス装置の探索・設定処理は、ステッ
プS242へ進み、処理を終了する。
【0056】この処理を通じて代行サービス装置の探索
・設定を行なった本実施の形態のネットワークサービス
装置は、以降の通常の処理を図5〜図7のフローチャー
トにしたがって実行する。
【0057】図5〜図7は本実施の形態のネットワーク
サービス装置が通常の動作中に行っている処理のフロー
チャートである。この処理は、図2〜図4で説明した最
初にネットワークに接続して稼動したときの処理が終わ
った後に動作する処理であり、ループになっている。こ
のループは外部からの明確なループ終了の指示がない限
り終了しない。
【0058】まずステップS301で処理を開始する。
直ちにステップS302に進み、イベント待ち行列にイ
ベントが登録されているかどうかをチェックする。イベ
ントが存在していたらそれを処理するためにステップS
303へ進む。イベントがなかった場合には直ちにステ
ップS339へ進む。
【0059】ステップS303では、まずその取り出し
たイベントがタイマーイベントであるかどうかをチェッ
クする。タイマーイベントは、調査または制御の対象と
している管理対象ノードに関する情報収集を実行するた
めに本装置自身が設定したタイマーによって生成された
イベントであり、このイベントを受け取った本装置はス
テップS304へ進み管理対象ノードに対する情報収集
を実行する。
【0060】ステップS304ではまず代行サービス装
置が登録されているかどうかをチェックする。もしも代
行サービス装置が登録されているのであれば、管理対象
ノードに対する情報収集は代行サービス装置が行ってい
るので、本装置は直接は情報収集せず、そのまま処理は
ステップS339へ進む。代行サービス装置が登録され
ておらず、単独で動作する、あるいは他のサービス装置
の代行サービス装置として動作するように設定されてい
る場合には処理はステップS305へ進む。
【0061】ステップS305ではまず、現在管理対象
ノードとなっているネットワークノードの一覧に登録さ
れているネットワークノードに対して順番に現在の稼動
状況を問い合わせる作業を行う。次にステップS306
で、それらの問い合わせに対する応答の状況と応答の内
容を受け取って処理して、管理対象ノードの稼動状況情
報の内容を更新する。もしも応答しなくなったノードが
あった場合には応答なしの状況を記録したり、管理対象
ノードの一覧から削除するなどの処理もここで行うこと
となる。
【0062】次にステップS307で、ネットワーク上
に新たに管理対象となるようなネットワークノードが接
続されて動作し始めていないかをチェックする。ここで
チェックしてリストアップされた新規の管理対象ノード
は、ステップS308にて管理対象ノード一覧へ追加登
録される。ここまでの処理が終わると、処理はステップ
S339へ進む。
【0063】ステップS303にて取り出されたイベン
トがタイマーイベントではなかった場合には、次にステ
ップS309へ進み、そのイベントがクライアントから
の問い合わせ(要求)の到着であったかどうかをチェッ
クする。そうであった場合には処理はステップS310
へ進み、そうでなかった場合にはステップS324へ進
む。
【0064】ステップS310では、まず代行サービス
装置の登録があるかどうかをチェックする。もしも代行
サービス装置が登録されている場合にはステップS31
1へ進み、代行サービス装置として登録されている装置
に対して必要な情報を送信してくれるように依頼するリ
クエストを送信する。ステップS312でそれに対する
応答をチェックし、応答が正しく返ってきており必要な
情報をすべて含んでいる場合にはステップS313へ進
む。必要な情報が含まれていなかったり応答が正しく返
ってきていなかったりした場合には処理はステップS3
17へ進む。
【0065】ステップS313へ進んだ処理は、まず代
行サービス装置から受け取った情報からクライアントへ
の正しい応答を生成するために情報を処理し、正しい応
答を生成する。そしてステップS316へ進み、クライ
アントに対して応答を送信し、処理はステップS339
へ進むこととなる。
【0066】ステップS310にて、代行サービス装置
が登録されていなかった場合には処理はステップS31
4へ進む。この場合、本装置は自身で管理対象ノードの
情報を収集しており、その稼動状況情報を保持してい
る。ステップS314では、まずその稼動状況情報の中
に、クライアントからリクエストされた、その要求に対
する正しい応答を生成することができるだけの情報が保
持されているかどうかをチェックする。もしも充分な情
報が存在していない場合には、処理はステップS323
へ進むこととなる。もしも十分な情報が存在していれば
処理はステップS315へ進み、クライアントへの応答
を生成する。そして処理はステップS316へ進み、ク
ライアントへ応答を送信して、ステップS339へと進
む。
【0067】ステップS312にて、代行サービス装置
の応答が返ってきていなかったり正しい情報が含まれて
いなかったりした場合には、処理はステップS317へ
進む。ステップS317ではまず代行サービス装置から
の応答があったのかをチェックする。応答がなかった場
合にはその代行サービス装置は正常に動作していないこ
とになるので、処理はステップS318へ進む。応答が
あった場合には、代行サービス装置はリクエストに対す
る応答を生成するのに必要な十分な情報を持っていない
かということであるので、処理はステップS323へ進
む。
【0068】ステップS318では、まず装置の代行サ
ービス装置に登録されているサービス装置は動作してい
ないことが判明したので、その登録を抹消する。そして
続くステップS319において新たな代行サービス装置
を探索する処理を行う。そして、ステップS320にて
探索に成功したかどうかを判定し、探索に成功していた
場合にはステップS321へ進み新たに検出されたサー
ビス装置を代行サービス装置として設定登録して、処理
をステップS311へ戻って続行する。ここで探索に失
敗した場合には他にサービス装置は存在していないとい
うことであるため、ステップS322で本装置の動作を
代行サービス装置に処理を代行させるのではなく単独で
動作するように変更し、ステップS323へ進むように
する。
【0069】ステップS314で必要な情報が本装置の
稼動状況情報の中に記録されていなかった場合、ステッ
プS317で代行サービス装置の動作は正常であったが
その装置からの応答の中に必要な情報がやはり含まれて
いなかった場合、あるいはステップS320で新規に代
行サービス装置として利用可能な装置が検出できずステ
ップS322へ進んで動作モードを単独動作に切り替え
た場合には、必要な情報がサービス装置の稼動状況情報
の中に記録されていないことがわかるため、ステップS
323でクライアントに対して「情報なし」であること
を示す応答を行う。そして処理はそのままステップS3
39へ進む。
【0070】ステップS303にて取り出したイベント
が、ステップS309にてクライアントからの問い合わ
せでもないことが判明した場合には、処理はステップS
324へ進む。ステップS324では、このイベントが
他のサービス装置からの情報問い合わせ(要求)である
かどうかを調査する。もしも、そうであった場合にはス
テップS325へ進む。ステップS325では、まず、
代行サービス装置が登録されているかどうかをチェック
する。代行サービス装置が登録されている場合にはステ
ップS326へ進み、そうでない場合にはステップS3
29へ進む。ステップS326へ進むと、まず、本装置
は、登録されている代行サービス装置に対して必要な情
報を送ってもらうようリクエストを送信する。そして、
ステップS327でその応答をチェックする。もしもそ
の代行サービス装置からの応答が正常に返ってきてお
り、必要な情報を含むものであった場合には処理はステ
ップS328へ進む。そうでない場合には処理ステップ
S332へ進む。
【0071】ステップS328では、送られてきた情報
から、本装置が受け取っているリクエストに対する応答
を生成する。そしてステップS331へ進み、その応答
を、問い合わせてきたサービス装置に対して送信する。
【0072】もしもステップS325にて代行サービス
装置が登録されていなかった場合には、処理はステップ
S329へ進み、本装置自身が保持している管理対象ノ
ードの稼動状況情報のなかに、問い合わせてきたサービ
ス装置に対する応答を生成するのに必要な情報が含まれ
ているかどうかをチェックする。もしも含まれている場
合にはステップS330へ進みその稼動状況情報の中の
必要な情報から、その問い合わせてきたサービス装置に
対する応答を生成し、そののちステップS331へ進
み、その応答を問い合わせてきたサービス装置に対して
送信する。ステップS329で、必要な情報が記録され
ていないことが判明した場合には処理はステップS33
8へ進む。
【0073】ステップS327にて代行サービス装置か
らの応答がなかったり、応答に、必要な情報が含まれて
いなかったりした場合には処理はステップS332へ進
む。ステップS332では、まずその代行サービス装置
が正常な応答を返してきたかどうかをチェックする。も
しも応答が返ってきていなかった場合には、ステップS
333へ進む。この場合、代行サービス装置として登録
されていた装置は正常に動作していないことが判明して
いるので、ステップS333では、その代行サービス装
置の登録を抹消する。そして、次のステップS334に
て新たに代行サービス装置として利用可能なサービス装
置が存在していないか探索を行う。ステップS335へ
進み、もしも新たな代行サービス装置が検出できた場合
にはステップS336へ進んで検出できたサービス装置
を新たな代行サービス装置として登録する。そして、処
理はステップS326へ戻って続行される。ステップS
332にて、応答は返ってきているが必要な情報が得ら
れなかった場合には処理はステップS338へ進む。
【0074】ステップS335にて新たな代行サービス
装置として利用できるようなサービス装置が検出されな
かった場合には処理はステップS337へ進む。この場
合、代行サービス装置として利用可能なサービス装置は
同一ネットワーク上には存在しないということであるた
め、本装置は、ステップS337にて、以降代行サービ
ス装置を利用せず単独で管理対象ノードに関する情報を
収集する動作に移行する。そして、処理はステップS3
38へ進む。
【0075】ステップS329で本装置自身が記録して
いる管理対象ノードの稼動状況情報の中に必要な情報が
存在していなかった場合、ステップS332にて代行サ
ービス装置からの応答の中に必要な情報が存在していな
かった場合、あるいはステップS335にて新たな代行
サービス装置を検出することができなかった場合には、
処理はステップS338へ進み、本装置は問い合わせて
きた他のサービス装置に対して「情報なし」を示す応答
を返す。そして処理はその後ステップS339へ進むこ
ととなる。
【0076】これらの処理が終わって処理がステップS
339へ進むと、本装置は、ここでループ終了の指示が
あったかどうかをチェックする。もしもループを終了さ
せるような状況になっていた場合には処理はループから
脱出して、ステップS340へ進み処理終了とする。も
しもループ終了の条件が整っていなかった場合には処理
はステップS302まで戻り、再び続行される。
【0077】以上が、本実施の形態におけるネットワー
クサービス装置の主たる動作である、管理対象ノードに
関する稼動状況情報の収集とクライアントや他のサービ
ス装置からの問い合わせに対する応答を行う処理の概略
である。
【0078】この実施の形態によって構成されたネット
ワークサービス装置は、ネットワーク上に存在する管理
対象ノードの稼動状況情報を収集する機能を備えてお
り、また、ネットワーク上に同種のサービスを行なう装
置が存在している場合にはその装置に自身の一部または
全部を代行させることができ、クライアントや、同様の
機能を持っており本装置に対して機能の代行をさせてい
る同種のサービス装置に対してはそれらの稼動状況情報
を基に生成した応答を返すことができる。これによって
管理対象ノードに対して稼動状況を問い合わせるサービ
ス装置の台数が全体で減少することになり、管理対象ノ
ードの性質によっては膨大なネットワーク上の通信を必
要とする稼動状況の問い合わせの数を最小限に抑えるこ
とができる。これによってネットワーク上のパケットの
輻輳を防止することができ、また一部の管理対象ノード
に見られる問い合わせが殺到すると対応できなくなった
り不正確な応答をしたりする現象も回避することができ
る。
【0079】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。
【0080】本実施の形態の装置の基本構成は上記第1
の実施の形態(図1)と同じである。
【0081】以下、フローチャートに沿って、このサー
ビス装置の処理動作について説明する。
【0082】図8〜図11は、このネットワークサービ
ス装置がネットワークに接続されたときに行なう代行サ
ービス装置の探索・設定処理のフローチャートである。
【0083】まずステップS401で処理を開始する。
処理を開始すると、まずステップS402にて本サービ
ス装置がネットワークに接続されているかどうかをチェ
ックする。もしも接続されていれば処理はステップS4
03へ進み、接続されていなければステップS440へ
進む。
【0084】ネットワークに接続されている場合ステッ
プS403ではまず、セグメント内にブロードキャスト
を行なって同種のサービスを行なっている他のサービス
装置がすでに稼動しているかどうかをチェックする。も
しもステップS404で、すでに稼動しているサービス
装置が検出された場合にはステップS405に進み応答
のあったサービス装置(複数応答があった場合にはその
うちの最初に応答した装置)を本装置自身が行なうべき
サービスを代行させる代行サービス装置として設定登録
して、処理をステップS440へ進める。もしもブロー
ドキャストに応答のなかった場合には処理はステップS
406へ進む。
【0085】ステップS406へ進んだ処理はここでま
ず、セグメント内にブロードキャストを行なってセグメ
ント内に管理対象ノードが存在するかどうかをチェック
する。ステップS407へ進み、ブロードキャストに応
答があったかどうかをチェックして、もしも応答があっ
た場合にはステップS408へ進む。応答がなかった場
合にはステップS416へ進む。
【0086】管理対象ノードの応答と思しき応答があっ
た場合に処理はステップS408へ進み、その応答して
きたネットワークノードのうち、最初のノードのIPア
ドレスを着目しているIPアドレスに設定する。次にス
テップS409でまずその応答してきたネットワークノ
ードに対し通信用のソケットを開く。ステップS410
に進んでそのノードに対して管理対象ノードであるかど
うかを確認するための問い合わせを行なう。ステップS
411にてそのノードが実際に管理対象であった場合、
すなわち画像形成装置であった場合にはステップS41
2へ進み、管理対象ノードの一覧表にそのノードを追加
してステップS413へ進む。ステップS411にてそ
の応答してきたノードが実は管理対象とすべき物ではな
いこと、すなわち画像形成装置以外のノードであること
が判明した場合には処理は何もせずそのままステップS
413へ進む。ステップS413では、ステップS40
9にて開かれた通信用のソケットを閉じ、処理はステッ
プS414へ進む。
【0087】ステップS414では、この着目している
ノードがブロードキャストに応答してきた最後のノード
であったかどうかをチェックする。もしも最後のノード
であった場合には処理は次の段階へ進みステップS41
6が実行される。もしもまだ最後のノードでなかった場
合には処理はステップS415へ進み、着目しているI
Pアドレスとしてブロードキャストに応答してきた次の
ネットワークノードを設定し、ステップS409に戻っ
て処理を続行する。
【0088】ステップS414にてすでにブロードキャ
ストに応答してきたノードについて管理対象であるかど
うかをすべてチェックし終わっていた場合には処理はス
テップS416へ進む。ここではまず本装置が自身の設
定されたIPアドレスを用いて、同種のサービス装置を
探索すべきIPアドレスの範囲を設定する。そして次の
ステップS417にてまず探索すべき範囲に属する最初
のIPアドレスを、着目しているIPアドレスに設定す
る。次にステップS418では、この着目しているIP
アドレスがすでに、ステップS408からステップS4
15の一連の処理で、登録されている管理対象ノードの
一覧表に登録済みであるかどうかをチェックする。これ
は、この場合すでにそのIPアドレスが同種のサービス
装置には割り当てられていないことが判明しているから
である。もしもすでに同じIPアドレスをもったエント
リが登録済みであった場合には処理はステップS427
へ跳び続行される。もしも登録されていなかった場合に
は次のステップS419に進む。
【0089】ステップS419では、まずこの着目して
いるIPアドレスに対して通信ソケットを開こうと試
す。そして、ステップS420にてソケットを開くこと
に成功したかどうかをチェックする。開くのに成功した
場合には処理はステップS421へ進む。失敗し、通信
相手が存在していないことが判明した場合には処理はス
テップS427へ進む。
【0090】ステップS421では、まず、たった今開
いたソケットの通信相手に対して、本装置自身と同種の
ネットワークサービス装置であるかどうかを問い合わせ
る。そして、ステップS422にて、相手が同種の装置
であることが判明した場合にはステップS423へその
まま処理が進む。もしも同種のサービス装置ではないこ
とが判明した場合には処理はステップS426へ進む。
ステップS423では、まずこの現在着目しているIP
アドレスをもった、同種のネットワークサービス装置で
ある通信相手を、管理対象ノードの管理を代行してくれ
る可能性のあるサービス装置として登録する。
【0091】次に、ステップS424で、まず、自身が
ステップS408からS415で作成した、自身からブ
ロードキャストで到達可能な範囲にある管理対象ノード
の一覧表の情報を通信相手に送信する。そして、ステッ
プS425へ進むと折り返し通信相手からは、現在その
装置が管理している管理対象ノードの一覧の情報が送り
返されてくるので、この一覧のエントリを、この通信相
手のIPアドレスなどの情報と共に管理対象ノード一覧
に追加登録する。
【0092】ステップS422で同種のサービス装置で
はないことが判明した場合や、ステップS425の処理
が終った後は処理はステップS426へ進む。ステップ
S426ではステップS419で開いた通信ソケットを
閉じ、ステップS427へ進む。
【0093】ステップS418で着目しているIPアド
レスがすでに管理対象ノードの一覧に記録されている場
合や、ステップS420でソケットを開くことに失敗し
た場合、また処理が順調に進んでステップS426でソ
ケットを閉じることができた後は、処理はステップS4
27に進み、現在着目しているIPアドレスがステップ
S416で決定された探索範囲の最後のIPアドレスで
あったかどうかをチェックする。もしもそうでなかった
場合はステップS428へ進み、そうであった場合には
ステップS429へ進む。ステップS428では、着目
するIPアドレスを探索範囲内の次のIPアドレスに設
定して、ステップS418に戻って処理を続行する。
【0094】ステップS427で探索範囲内のすべての
IPアドレスに対して問い合わせが終わっていることが
わかった場合は処理は次にステップS429へ進む。ス
テップS429ではまず、着目するIPアドレスを、ス
テップS416で決定された探索範囲の最初のIPアド
レスへ戻す。そして、ステップS430へ進み、着目し
ているアドレスがすでに管理対象ノードの一覧表に登録
されているかどうかをチェックする。すでに登録されて
いるようであれば処理はそのままステップS438へ進
む、そうでなければ次のステップS431へ進み、同じ
く着目しているIPアドレスが、ステップS423で代
行サービス装置が登録される一覧表の中に登録されてい
るかどうかをチェックする。もしもこの一覧表の中に登
録があった場合にはやはり処理はステップS438へ進
む。、そうでなければ処理はステップS432へ進む。
【0095】ステップS432ではまず着目しているI
Pアドレスに対して通信用のソケットを開く。ステップ
S433へ進みソケットを開くことに成功したかどうか
をチェックする。もしもソケットを開くことに成功して
いれば処理はそのままステップS434へ進み、失敗し
ていればステップS438へ進む。ステップS434で
は、この通信ソケットの開いた着目したIPアドレスを
もつノードに対して管理対象となるノードであるかどう
かを確認するための問い合わせを行なう。ステップS4
35へ進み、その問い合わせに対する応答が肯定であっ
た場合には処理はステップS436へ進み、このIPア
ドレスを管理対象ノードの一覧表に追加登録し、次のス
テップS437へ進む。また応答が否定であった場合に
はそのままステップS437へ進む。
【0096】ステップS437では、ステップS432
で開いた通信ソケットを閉じる。そして、処理はステッ
プS438へ進む。ステップS430やステップS43
1でIPアドレスがすでに登録されていた場合、あるい
はステップS433でソケットを開くことに失敗した場
合、あるいは、処理が順調に進んでステップS437で
ソケットを閉じた後は処理はステップS438へ進み、
この現在着目しているIPアドレスが、ステップS41
6で決定された探索範囲の最後のIPアドレスであるか
どうかをチェックする。もしも最後のIPアドレスであ
った場合には、処理はステップS440へ進む。そうで
なかった場合にはステップS439へ進み着目している
IPアドレスを探索範囲内の次のIPアドレスに設定し
た後、ステップS430へ戻って処理を続行する。
【0097】ステップS402で、本サービス装置がネ
ットワークに接続されていないことが判明した場合、ス
テップS405でブロードキャストに応答する代行サー
ビス装置として登録可能なサービス装置があってそれを
登録した場合、あるいは、ステップS438で探索範囲
内のすべてのIPアドレスに対して管理対象であるかど
うかの問い合わせを終了した場合には、処理はステップ
S440へ進む。ステップS440で、本実施の形態に
おけるネットワークサービス装置の起動直後の代行サー
ビス装置の探索・設定処理は終了である。
【0098】図12は、この実施の形態における、図9
のステップS412や図11のステップS436で使わ
れている、管理対象ノードの一覧表の例である。
【0099】501は管理対象ノード番号である。これ
は一意に1から順番に振られており、直接管理対象ノー
ドを管理するための識別子となる。
【0100】502は管理対象ノードのIPアドレスで
ある。
【0101】503はその管理対象ノードがいかなる装
置であるかを識別するための識別記号である。通常ここ
にはその装置の製品名型番などが使用される。
【0102】504はこの管理対象ノードが直接管理さ
れているかどうかを識別するためのフラグである。本実
施の形態では、処理ステップS408からS415でこ
の管理対象ノード一覧表に登録されたノード、すなわち
ブロードキャストに応答してきた管理対象となり得る可
能性のあるノードが登録された場合には、ここに、この
管理対象ノードはブロードキャストで検出されたことを
示す値(図12では「BROADCAST」)が記録さ
れる。また、処理ステップS432からS437でこの
管理対象ノード一覧表に登録されたノード、すなわち、
ブロードキャストでは検出されず、しかも代行サービス
装置では現時点で管理対象ノードに登録されていないノ
ードの場合には、ここに、この管理対象ノードは一対一
の通信を行なって検出されたことを示す値(図12では
「PEER」)が記録される。これらのノードは本装置
自身が稼動状況情報を直接問い合わせを行なって収集す
る対象となるノードである。
【0103】また505は代行管理フラグである。これ
は、直接管理フラグ(504)とは逆に、ステップS4
23で検出され設定登録された代行管理を行なう代行サ
ービス装置が管理を行なっている場合にはYESを示す
値が記録される。このカラムがYESであるようなエン
トリに関しては、次の506のカラム、すなわち代行管
理サービス装置識別番号の欄にその代行してくれる代行
サービス装置のIPアドレスが記録され、以降のこの管
理対象ノードに関する情報の取得は、ここに記録された
サービス装置が実行してくれることを示している。
【0104】図13〜図17は、本実施の形態のネット
ワークサービス装置が図8〜図11の処理を経て起動し
た後、通常の処理として行なっている処理について示す
フローチャートである。
【0105】次に図13〜図17の本実施の形態の通常
時の処理の内容について説明する。ステップS601か
ら処理を開始する。ステップS602でまずイベント待
ち行列にイベントが存在していないかチェックする。も
しもイベントが存在していればステップS603へ進
む。なければステップS642へ進む。
【0106】ステップS603では、まずそのイベント
がタイマーイベントであるかどうかをチェックする。タ
イマーイベントであればステップS604へ進む。そう
でなければステップS618へ進む。ステップS604
では、本サービス装置が保持している管理対象ノード一
覧(図12)のエントリの最初のエントリに着目し、ス
テップS605へ進む。ステップS605では、このエ
ントリが直接管理ノード、すなわち直接管理フラグ(5
04)の値が「NO」以外になっているもの、かどうか
を判定し、直接管理ノードであればステップS606へ
進む。そうでなければステップS607へ進む。ステッ
プS606では着目しているノードに関して、そのノー
ドとの通信を行ない現在のそのノードの稼動状況を情報
収集し記録を更新し、ステップS607へ進む。どちら
の場合もステップS607へ進み、現在着目しているエ
ントリが管理対象ノード一覧表の最後のエントリである
かどうかをチェックする。最後のエントリであればステ
ップS609へ進み、そうでなければステップS608
へ進む。ステップS608では着目しているエントリ
を、管理対象ノード一覧表の次のエントリに設定して、
ステップS605に戻って処理を続行する。
【0107】ステップS607において管理対象ノード
一覧表に関してすべて情報収集が終了した場合、処理は
ステップS609へ進む。ステップS609では、まず
管理対象ノード探索のためのブロードキャストを送出す
る。次のステップS610で応答したノードがあるかど
うか判定し、なければ処理はステップS642へ進む。
応答したノードが存在する場合には処理は次のステップ
S611へ進み、まず応答してきた最初のノードに着目
する。次にステップS612へ進み、その現在着目して
いるノードがすでに登録済みであるかどうかをチェック
する。もしも登録済みであれば処理はステップS615
へ進む。登録済みでなければ処理はステップS613へ
進み、この応答してきたノードが管理対象に含めるべき
であるかどうかを判定する。もしも管理対象とすべきノ
ードであれば処理はステップS614へ進み管理対象ノ
ード一覧に、このノードを追加し、ステップS615へ
進む。そうでなければ処理はそのままステップS615
へ進む。
【0108】ステップS615では着目しているノード
が応答してきた最後のノードであるかどうかをチェック
する。もしそうであれば処理はステップS617へ進
む。そうでなければ、処理はステップS616へ進み、
応答してきた次のノードに着目しているノードを設定
し、ステップS612へ戻って処理を続行する。
【0109】ステップS617へ進んだ処理は、上記の
応答してきたノードに対する調査の結果を基に、新たに
管理対象ノード一覧表に追加されたノードが存在する場
合にはそれを、現時点で管理対象ノード一覧表の代行管
理サービス装置の欄(506)に登録されているすべて
の同種のネットワークサービス装置に対して通知し、ス
テップS642へ進む。
【0110】ステップS603にて、イベントがタイマ
ーイベントではないことがわかった場合、処理はステッ
プS618へ進む。処理ステップS618では、そのイ
ベントがクライアントからの情報リクエスト(要求)で
あるかどうかをチェックする。もしクライアントからの
リクエストであれば処理はステップS619へ進み、そ
うでなければ処理はステップS627へ進む。
【0111】ステップS619ではまず、クライアント
から情報を要求された管理対象ノードに関して、それが
本装置の管理対象ノード一覧表に正しく登録されている
かどうかをチェックする。もしも登録されていない場合
には処理はステップS626へ進む。登録されているノ
ードであれば処理はステップS620へ進む。
【0112】ステップS620では、そのノードが直接
管理ノードであるかどうかをチェックする。もしも直接
管理ノードである場合には処理はステップS624へ進
む。そうでない場合にはステップS621へ進みリクエ
ストされたノードに関する情報を、そのノードの代行サ
ービス装置として指定されているサービス装置から取り
出すためにリクエストを送出する。ステップS622へ
進みその応答を受け取り、その応答が正常であるかどう
かをチェックする。もしも正常な応答があった場合には
ステップS623へ進む。そうでない場合にはステップ
S626へ進む。
【0113】ステップS620でリクエストされたノー
ドが直接管理ノードであった場合にはそのノードの情報
は本装置内に記録されておりステップS624にてその
情報からクライアントに対する応答を構成することがで
きる。また、ステップS622にて代行サービス装置か
ら正常な応答を受け取ることができた場合には情報は正
しく獲得できたことになり、ステップS623でその情
報から応答を構成することができる。いずれの場合も、
応答を構成した後には処理はステップS625へ進み、
リクエストを送ってきたクライアントに対して必要な情
報から構成した応答を送信する。これが終了したら処理
はステップS642へ進む。
【0114】ステップS619でリクエストされたノー
ドが管理対象ノード一覧に登録されていなかった場合
や、ステップS622で代行サービス装置から正しい応
答が返ってこなかった場合にはステップS626へ進
み、クライアントへは「情報なし」を意味する応答を返
す。この処理が終った後処理はステップS642へ進
む。
【0115】ステップS618においてイベントがクラ
イアントからのリクエストではなかった場合には処理は
ステップS627へ進み、このイベントが他のサービス
装置からのリクエストであるかどうかを判定する。もし
もそうであった場合には処理はステップS628へ進
む。そうでなければ処理は次にステップS638へ進
む。
【0116】ステップS628ではまず、情報をリクエ
ストされた管理対象ノードが、本装置の管理対象ノード
一覧に登録されているかどうかをチェックする。もしも
登録されていなければステップS631へ進む。登録さ
れていれば、ステップS629へ進む。ステップS62
9ではそのノードが直接管理ノードであるかどうかをチ
ェックする。もしもそうであればステップS630へ進
み、本装置が保持している管理対象ノードに関する情報
をリクエストしてきたサービス装置へ送信して、処理は
ステップS632へ進む。
【0117】ステップS628で未登録のノードであっ
た場合や、ステップS629で直接管理ノードではない
ことが判明した場合には、処理はステップS631へ進
みリクエストしてきたサービス装置に対してリクエスト
先が適切ではないという応答を送信し、ステップS63
2へ進む。
【0118】リクエストしてきたサービス装置に応答を
返した後、ステップS632へ進んだ処理は、ここで、
リクエストしてきたサービス装置が、本装置自身の代行
サービス装置として登録されているかどうか、あるいは
相手の装置が本装置を代行サービス装置としているとい
う情報が登録されているかをチェックする。もしもこの
サービス装置が既知のサービス装置であった場合には処
理はそのままステップS642へ進む。そうでなかった
場合には処理はステップS633へ進む。
【0119】ステップS633では、まず本装置の管理
対象ノード一覧からブロードキャストノード、すなわ
ち、管理対象ノード一覧の直接管理フラグ(504)に
ブロードキャストで到達可能なノードであることを示す
値(図5中では「BROADCAST」)が入っている
ノード、のみを抜き出した一覧表を作成し、リクエスト
してきたサービス装置に向けて送出する。次にステップ
S634へ進みリクエストしてきたサービス装置からも
同様のブロードキャストノードの一覧が送出されてくる
のでこれを受信し、ステップS635にてこの内容を本
装置が現在保持している管理対象ノード一覧と比較す
る。比較した結果、これまでピアノード、すなわち直接
管理ノードのうちブロードキャストで到達できないノー
ド、図5中では直接管理フラグ(504)に「PEE
R」と記されているもの、のうちで、送られてきたブロ
ードキャストノード一覧に含まれているものが存在した
場合、ステップS635へ進み、これを管理対象ノード
一覧から削除しステップS637へ進む。ステップS6
34で一覧に重複がなかった場合には処理はステップS
637へ直接進む。ステップS637では送られてきた
ブロードキャストノードの一覧を、このサービス装置を
代行サービス装置とする非直接管理ノードとして管理対
象ノード一覧に追加登録し、処理はステップS642へ
進む。
【0120】ステップS627で他のサービス装置から
のリクエストではなかった場合処理はステップS638
へ進む。
【0121】ステップS638ではこのイベントが他の
サービス装置からのブロードキャストノードの追加登録
の通知であるかどうかをチェックする。もしそうでなか
った場合はステップS642へ進む。もしそうであった
場合にはステップS639へ進む。ステップS639で
は通知された新たに追加された管理対象ノードが自身の
管理対象ノード一覧にピアノードとして登録されていな
いかをチェックする。もしも登録されていた場合にはス
テップS640へ進んで管理対象ノード一覧からこのエ
ントリを消去してステップS641へ進む。ステップS
639で重複がないことが確認された場合には処理はそ
のままステップS641へ進む。ステップS641で
は、送られてきたサービス装置のブロードキャストノー
ドを、本装置の代行装置ノード、すなわち、図5の代行
管理フラグ(505)がYESになっているノードとし
て登録し、代行サービス装置として通知してきたノード
を設定する。これが終了したら処理はステップS642
へ進む。
【0122】ステップS642ではループ終了の条件が
成立しているかどうかをチェックし、していなければス
テップS602へ進んで処理を続行する。もしも終了条
件が成立していた場合にはステップS643へ進み処理
を終了する。
【0123】以上が本発明の第2の実施の形態である。
この実施の形態は、ネットワーク上のノードの稼動状況
情報を管理するサービス装置であり、管理対象ノード
を、ブロードキャストで到達可能で本装置自身が管理す
るもの、ブロードキャストでは到達できないノードで本
装置自身が管理するもの、他のサービス装置が管理して
おり、情報が必要な場合にはそのサービス装置へ問い合
わせることで情報を得ることが可能であるもの、の三種
類に分離し、それらの情報を一元的に管理するものであ
る。この実施の形態に従えば、どのサービス装置もクラ
イアントからのリクエストを処理することが可能であ
り、しかも余分なネットワークトラフィックを除外する
ことができる装置を実現することが可能である。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上で情報を収集しその結果をクライアント
に対してサービスする機能を持つネットワークサービス
装置を、複雑な構成のネットワーク上で効率よく、か
つ、ネットワークの輻輳や、情報収集対象となるネット
ワークノードの動作に対する悪影響を除外した形で動作
させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置の内部構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置がネットワークに接続されたときに行なう代行
サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置がネットワークに接続されたときに行なう代行
サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置がネットワークに接続されたときに行なう代行
サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態のネットワークサー
ビス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態のネットワークサー
ビス装置がネットワークに接続されたときに行なう代行
サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態のネットワークサー
ビス装置がネットワークに接続されたときに行なう代行
サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置がネットワークに接続されたときに行なう代
行サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置がネットワークに接続されたときに行なう代
行サービス装置の探索・設定処理のフローチャートであ
る。
【図12】管理対象ノードの一覧表の例である。
【図13】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチ
ャートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチ
ャートである。
【図15】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチ
ャートである。
【図16】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチ
ャートである。
【図17】本発明の第2の実施の形態のネットワークサ
ービス装置が通常の動作中に行っている処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 システムバス 103 ROM 104 RAM 105 二次記憶インターフェース 106 二次記憶装置 107 CRTインターフェース 108 キーボードインターフェース 109 ネットワークインターフェース 110 CRT 111 キーボード 112 ネットワーク 501 管理対象ノード番号 502 IPアドレス 503 機器識別記号 504 直接管理フラグ 505 代行管理フラグ 506 代行管理サービス装置識別番号

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントからの要求に応じて、ネット
    ワークに接続されている所定のネットワークノードの状
    態を調査し、または当該ネットワークノードを制御する
    サービスを行なうネットワークサービス装置であって、 当該ネットワークに接続されて同種のサービスを行なっ
    ている他の装置を検出し、サービスを代行させる代行サ
    ービス装置として設定する手段と、 クライアントからの要求に応じて自身が行なうべきサー
    ビスを前記代行サービス装置に代行させる手段と、 を備えたことを特徴とするネットワークサービス装置。
  2. 【請求項2】前記代行サービス装置を設定する手段は、 検出された他の装置が複数ある場合に、該複数の装置の
    中からネットワークのルートが最短となる装置を、前記
    代行サービス装置として設定することを特徴とする請求
    項1に記載のネットワークサービス装置。
  3. 【請求項3】前記代行サービス装置を設定する手段は、 調査または制御の対象となるネットワークノードごとに
    代行サービス装置を設定することを特徴とする請求項1
    または2に記載のネットワークサービス装置。
  4. 【請求項4】前記代行サービス装置を設定する手段は、 ネットワークノードと同一のサブネット内またはセグメ
    ント内に存在する他の装置を前記代行サービス装置とし
    て設定することを特徴とする請求項3に記載のネットワ
    ークサービス装置。
  5. 【請求項5】前記代行サービス装置を設定する手段は、 前記他の装置から該装置が調査または制御の対象として
    いるネットワークノードに関する情報を取得し、該情報
    に基づき代行サービス装置を設定することを特徴とする
    請求項3または4に記載のネットワークサービス装置。
  6. 【請求項6】前記代行サービス装置を設定する手段は、 設定した代行サービス装置に対して、自身が調査または
    制御の対象としているネットワークノードに関する情報
    を送信することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれ
    か1項に記載のネットワークサービス装置。
  7. 【請求項7】当該ネットワークに接続されて同種のサー
    ビスを行なっている他の装置からの要求に応じて、該他
    の装置が行なうべきサービスを代行する手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項
    に記載のネットワークサービス装置。
  8. 【請求項8】前記他の装置が行なうべきサービスを代行
    する手段は、 前記他の装置が行なうべきサービスをさらに前記代行サ
    ービス装置に代行させることを特徴とする請求項7に記
    載のネットワークサービス装置。
  9. 【請求項9】コンピュータが、クライアントからの要求
    に応じて、ネットワークに接続されている所定のネット
    ワークノードの状態を調査し、または当該ネットワーク
    ノードを制御するサービスを行なうネットワークサービ
    ス方法であって、 当該ネットワークに接続されて同種のサービスを行なっ
    ている他の装置を検出し、サービスを代行させる代行サ
    ービス装置として設定するステップと、 クライアントからの要求に応じて自身が行なうべきサー
    ビスを前記代行サービス装置に代行させるステップと、 を含むことを特徴とするネットワークサービス方法。
  10. 【請求項10】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 検出された他の装置が複数ある場合に、該複数の装置の
    中からネットワークのルートが最短となる装置を、前記
    代行サービス装置として設定することを特徴とする請求
    項9に記載のネットワークサービス方法。
  11. 【請求項11】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 調査または制御の対象となるネットワークノードごとに
    代行サービス装置を設定することを特徴とする請求項9
    または10に記載のネットワークサービス方法。
  12. 【請求項12】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 ネットワークノードと同一のサブネット内またはセグメ
    ント内に存在する他の装置を前記代行サービス装置とし
    て設定することを特徴とする請求項11に記載のネット
    ワークサービス方法。
  13. 【請求項13】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 前記他の装置から該装置が調査または制御の対象として
    いるネットワークノードに関する情報を取得し、該情報
    に基づき代行サービス装置を設定することを特徴とする
    請求項11または12に記載のネットワークサービス方
    法。
  14. 【請求項14】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 設定した代行サービス装置に対して、自身が調査または
    制御の対象としているネットワークノードに関する情報
    を送信することを特徴とする請求項9〜13のうちいず
    れか1項に記載のネットワークサービス方法。
  15. 【請求項15】当該ネットワークに接続されて同種のサ
    ービスを行なっている他の装置からの要求に応じて、該
    他の装置が行なうべきサービスを代行するステップを含
    むことを特徴とする請求項9〜14のうちいずれか1項
    に記載のネットワークサービス方法。
  16. 【請求項16】前記他の装置が行なうべきサービスを代
    行するステップは、 該サービスをさらに前記代行サービス装置に代行させる
    ステップを含むことを特徴とする請求項15に記載のネ
    ットワークサービス方法。
  17. 【請求項17】クライアントからの要求に応じて、ネッ
    トワークに接続されている所定のネットワークノードの
    状態を調査し、または当該ネットワークノードを制御す
    るサービスを行なうためのネットワークサービスプログ
    ラムであって、 コンピュータに、 当該ネットワークに接続されて同種のサービスを行なっ
    ている他の装置を検出し、サービスを代行させる代行サ
    ービス装置として設定するステップと、 クライアントからの要求に応じて自身が行なうべきサー
    ビスを前記代行サービス装置に代行させるステップと、 を実行させることを特徴とするネットワークサービスプ
    ログラム。
  18. 【請求項18】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 検出された他の装置が複数ある場合に、該複数の装置の
    中からネットワークのルートが最短となる装置を、前記
    代行サービス装置として設定することを特徴とする請求
    項9に記載のネットワークサービスプログラム。
  19. 【請求項19】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 調査または制御の対象となるネットワークノードごとに
    代行サービス装置を設定することを特徴とする請求項1
    7または18に記載のネットワークサービスプログラ
    ム。
  20. 【請求項20】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 ネットワークノードと同一のサブネット内またはセグメ
    ント内に存在する他の装置を前記代行サービス装置とし
    て設定することを特徴とする請求項19に記載のネット
    ワークサービスプログラム。
  21. 【請求項21】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 前記他の装置から該装置が調査または制御の対象として
    いるネットワークノードに関する情報を取得し、該情報
    に基づき代行サービス装置を設定することを特徴とする
    請求項19または20に記載のネットワークサービスプ
    ログラム。
  22. 【請求項22】前記代行サービス装置を設定するステッ
    プでは、 設定した代行サービス装置に対して、自身が調査または
    制御の対象としているネットワークノードに関する情報
    を送信することを特徴とする請求項17〜21のうちい
    ずれか1項に記載のネットワークサービスプログラム。
  23. 【請求項23】コンピュータに、 当該ネットワークに接続されて同種のサービスを行なっ
    ている他の装置からの要求に応じて、該他の装置が行な
    うべきサービスを代行するステップを実行させることを
    特徴とする請求項17〜22のうちいずれか1項に記載
    のネットワークサービスプログラム。
  24. 【請求項24】前記他の装置が行なうべきサービスを代
    行するステップは、 該サービスをさらに前記代行サービス装置に代行させる
    ステップを含むことを特徴とする請求項23に記載のネ
    ットワークサービスプログラム。
  25. 【請求項25】請求項17〜24のうちいずれか1項に
    記載のネットワークサービスプログラムが格納されたこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8018871B2 (en) 2006-02-22 2011-09-13 Canon Kabushiki Kaisha Network management system, network management method, information processing apparatus, device, and storage medium
JP2014191464A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理プログラム

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