JP2003216560A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2003216560A
JP2003216560A JP2002016499A JP2002016499A JP2003216560A JP 2003216560 A JP2003216560 A JP 2003216560A JP 2002016499 A JP2002016499 A JP 2002016499A JP 2002016499 A JP2002016499 A JP 2002016499A JP 2003216560 A JP2003216560 A JP 2003216560A
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JP
Japan
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telephone device
telephone
mail address
telephone number
destination
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JP2002016499A
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English (en)
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Maki Kinoshita
真樹 木下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話をかけてきた発信者に対応して、わかり
やすい留守番メッセージを送信する。 【解決手段】 電話装置100は、電話番号と電話番号
に対応付けられたメールアドレスとを記憶する記憶部1
40と、他の装置と通信する通信部130と、相手先の
電話装置からの着信に応答して発信者の電話番号を検知
し、予め定められた時間内に回線を接続する旨の応答が
入力されないと、検知した発信者電話番号に対応するメ
ールアドレスを読出して、読出されたメールアドレス宛
てに発信者の電話番号を表わすデータを送信する制御部
120とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信時に発信者の
電話番号を通知するサービスが提供されるシステムに用
いられる転送サービスに関し、特に、発信者に応じて、
発信者が録音した留守番メッセージを転送するサービス
に関する。
【0002】
【従来の技術】電話システムにおいては、発信者の電話
番号を受信者側に通知する発信者番号通知といわれる機
能を有する。特開平11−88526号公報は、この発
信者番号通知機能を用いて、電話をかけても応答しなか
った発信者に、予め登録しておいた受信者のメッセージ
を送信する通信端末装置を開示する。
【0003】この通信端末装置は、着信時に発信者番号
の通知を行うサービスを提供する電話回線に接続され
る。この通信端末装置は、発信者番号とその発信者番号
に対応するメールアドレスと、送信される文書情報とを
記憶する記憶回路と、電話回線より着信があった場合に
通知される発信者番号に基づいて、メールアドレスを検
索する検索回路と、検索回路により検索されたメールア
ドレスを一時的に記憶する記憶回路と、着信の拒否後ま
たは着信により生起される呼の切断後に、一時的に記憶
されたメールアドレスの宛先に記憶された文書情報を送
信する送信制御回路とを含む。
【0004】この通信端末装置によると、電話をかけて
も応答しない受信者が予め登録しておいたメッセージ
(現在の所在地や連絡先を表わす情報)が、発信者のメ
ールアドレスにより特定されるパーソナルコンピュータ
などに送信される。これにより、発信者は、音声メッセ
ージではなく、たとえばイメージデータにより受信者の
所在を知ることができる。
【0005】また、固定電話および携帯電話などの電話
装置には、自宅を留守にしている場合や受信者が電話に
出られない場合には、留守であることや電話に出られな
いことを自動的に再生して、発信者のメッセージを録音
する留守番メッセージサービスといわれる機能を有す
る。
【0006】たとえば、固定電話に転送先の携帯電話の
電話番号を登録しておいて、留守番メッセージが記録さ
れると、留守宅の固定電話から携帯電話に電話がかか
り、記録された留守番メッセージが再生されて、携帯電
話で聞くことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
公報に記載された通信端末装置では、発信者にイメージ
データにより表わされたメッセージを送信することがで
きても、受信者にイメージデータにより表わされたメッ
セージが送信されるものではない。また、固定電話に転
送先の携帯電話の電話番号を登録しておいて、留守番メ
ッセージを転送させる方法では、イメージデータにより
表わされたメッセージが送信されるものではない。さら
に、この方法では、携帯電話では再生されたメッセージ
(音声のみ)に基づいて、固定電話に電話をかけてきた
相手を判断することになる。さらに、相手を特定できた
場合でも相手先の電話装置の電話番号がわからなけれ
ば、携帯電話からその相手に電話をかけることができな
い。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、電話装置に着信があったことを容
易に送信することができる電話装置を提供することであ
る。さらに、本発明は、電話装置に電話をかけてきた発
信者に対応して、わかりやすい留守番メッセージを適切
に送信することができる電話装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電話装
置は、転送先メールアドレスを記憶するための記憶手段
と、他の装置と通信するための通信手段と、記憶手段と
通信手段とに接続され、相手先の電話装置からの着信に
応答して、予め定められた条件を満足すると、記憶手段
から転送先メールアドレスを読出して、読出された転送
先メールアドレスにより特定される装置に、着信の存在
を表わすデータを送信するように、記憶手段と通信手段
とを制御するための制御手段とを含む。
【0010】第1の発明によると、自宅に設置された電
話装置に電話がかかってきたときに、留守であると、相
手先の電話装置からの呼出し中の予め定められた時間内
に電話装置のユーザが応答しなかったという条件が満足
されて、転送先メールアドレスが読出される。読出され
た転送先メールアドレスを宛先として、自宅の電話に着
信があったということを表わすデータが電子メールで送
信される。これにより、自宅の電話に着信があると、記
憶された1以上の転送先メールアドレスに、自宅の電話
に着信があったことを表わすデータや、発信者番号とと
もに自宅の電話に着信があったことを表わすデータが送
信される。このメールを受取ったユーザは、自宅の電話
に着信があったことを容易に知ることができる。その結
果、電話装置に着信があったことを容易に送信すること
ができる電話装置を提供することができる。
【0011】第2の発明に係る電話装置は、電話番号
と、電話番号に対応付けられた転送先メールアドレスと
を記憶するための記憶手段と、他の装置と通信するため
の通信手段と、通信手段に接続され、相手先の電話装置
からの着信に応答して、相手先の電話装置の電話番号を
検知するための検知手段と、記憶手段と通信手段と検知
手段とに接続され、予め定められた条件を満足すると、
記憶手段から相手先の電話番号に対応する転送先メール
アドレスを読出して、読出された転送先メールアドレス
により特定される装置に、相手先の電話装置の電話番号
を表わすデータを送信するように、記憶手段と通信手段
と検知手段とを制御するための制御手段とを含む。
【0012】第2の発明によると、自宅に設置された電
話装置に電話がかかってきたときに、発信者番号通知に
より発信者の電話番号が検知される。このときに留守で
あると、相手先の電話装置からの呼出し中の予め定めら
れた時間内に電話装置のユーザが応答しなかったという
条件が満足されて、発信者の電話番号に対応する転送先
メールアドレスが読出される。また、子供の外出中に子
供の友人から電話がかかってくると、親が相手先の電話
装置からの呼出し中の予め定められた時間内に電話装置
の特定のキーが入力されたという条件が満足されて、発
信者の電話番号に対応する転送先メールアドレスが読出
される。読出された転送先メールアドレスを宛先とし
て、相手先の電話装置の電話番号を表わすデータが電子
メールで送信される。これにより、このメールを受取っ
たユーザは、誰が電話をかけてきたのかを容易に知るこ
とができる。さらに、電話装置に発信者の電話番号に対
応する発信者の氏名が記憶されている場合には、発信者
の電話番号に加えて発信者の氏名を表わすデータを送信
すると、一層容易に電話をかけてきた相手を知ることが
できる。その結果、電話装置に電話をかけてきた発信者
に対応して、わかりやすい留守番メッセージを適切に送
信することができる電話装置を提供することができる。
【0013】第3の発明に係る電話装置は、第2の発明
の構成に加えて、予め定められた条件とは、相手先の電
話装置からの呼出し中に、電話装置のユーザが応答しな
かったという条件である。
【0014】第3の発明によると、自宅が留守であると
きなど、相手先の電話装置からの呼出し中の予め定めら
れた時間内に電話装置のユーザが応答しなかったという
条件が満足されて、発信者の電話番号に対応する転送先
メールアドレスが読出される。
【0015】第4の発明に係る電話装置は、第2または
第3の発明の構成に加えて、相手先の電話装置のユーザ
の音声を記録するための記録手段をさらに含む。制御手
段は、読出された転送先メールアドレスにより特定され
る装置に、相手先の電話装置の電話番号を表わすデータ
および記録手段に記録されたユーザの音声を表わす音声
データを送信するように、記憶手段と通信手段と検知手
段とを制御するための手段を含む。
【0016】第4の発明によると、相手先の電話装置の
ユーザの音声が、留守番メッセージとして録音され、録
音された音声データが、電子メールの添付データとし
て、転送先メールアドレスにより特定される装置に送信
される。これにより、電話装置に電話をかけてきた発信
者に対応して、留守番メッセージを適切に送信すること
ができる電話装置を提供することができる。
【0017】第5の発明に係る電話装置は、第2または
第3の発明の構成に加えて、相手先の電話装置のユーザ
の音声を記録するための記録手段と、記録手段に接続さ
れ、記録されたユーザの音声を表わす音声データを文字
データに変換するための変換手段とをさらに含む。制御
手段は、読出された転送先メールアドレスにより特定さ
れる装置に、相手先の電話装置の電話番号を表わすデー
タおよび変換手段により変換された文字データを送信す
るように、記憶手段と通信手段と検知手段とを制御する
ための手段を含む。
【0018】第5の発明によると、相手先の電話装置の
ユーザの音声が、留守番メッセージとして録音され、録
音された音声データが、テキストデータに変換されて、
そのテキストデータが電子メールの添付データとして、
転送先メールアドレスにより特定される装置に送信され
る。これにより、電話装置に電話をかけてきた発信者に
対応して、わかりやすい留守番メッセージを適切に送信
することができる電話装置を提供することができる。
【0019】第6の発明に係る電話装置は、第2または
第3の発明の構成に加えて、記憶手段は、電話番号と、
電話番号に対応付けられた複数の転送先メールアドレス
とを記憶するための手段を含む。制御手段は、記憶手段
から相手先の電話番号に対応する複数の転送先メールア
ドレスを読出して、読出された転送先メールアドレスに
より特定される複数の装置に、相手先の電話装置の電話
番号を表わすデータを送信するように、記憶手段と通信
手段と検知手段とを制御するための手段を含む。
【0020】第6の発明によると、読出された複数の転
送先メールアドレスを宛先として、相手先の電話装置の
電話番号を表わすデータが電子メールで送信される。こ
れにより、多くのユーザに、誰が電話をかけてきたのか
を表わす情報を一度に容易に送信することができる。そ
の結果、電話装置に電話をかけてきた発信者に対応し
て、わかりやすい留守番メッセージを複数の宛先に送信
することができる電話装置を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0022】<第1の実施の形態>図1を参照して、本
実施の形態に係る電話装置100を含む、メッセージ転
送システムの全体構成を説明する。このシステムは、ユ
ーザの自宅に設置された固定電話である電話装置100
と、たとえばユーザの勤務先に設置されたコンピュータ
200と、ユーザの携帯電話300とを含む。電話装置
100、コンピュータ200および携帯電話300は、
固定電話網500、インターネット網600、携帯電話
基地局400および携帯電話網700を介して接続され
る。
【0023】この電話装置100は、自宅が留守である
ときに電話をかけてきた発信者の情報をコンピュータ2
00や携帯電話300に電子メールにより送信する。ま
た、この電話装置100は、自宅に本人以外の家族がい
るが本人がいない場合、その家族が電話装置100を操
作することにより、本人の携帯電話300に、発信者の
情報を電子メールにより送信することも可能である。
【0024】図2を参照して、電話装置100の制御ブ
ロックについて説明する。図2に示すように、電話装置
100は、ユーザとのインターフェイスである入出力部
150と、この電話装置100の全体を制御する制御部
120と、固定電話網500を介して他の装置(電話装
置100、コンピュータ200、携帯電話300)と通
信するための通信部130と、制御部120において実
行されるプログラム、およびアドレスデータなどを記憶
する記憶部140とを含む。
【0025】入出力部150は、テンキーなどにより、
この電話装置100のユーザが他の電話装置の電話番号
を入力したり、この電話装置の動作モードを留守番転送
モードに設定したりする操作部152と、ユーザに情報
を表示するLCD(Liquid Crystal Display)からなる
表示部154と、音声を入力するマイクからなる音声入
力部156と、音声を出力するスピーカからなる音声出
力部158とを含む。さらに、電話装置100は、予め
定められた宛先に送信する電子メールを作成するメール
作成部160とを含む。
【0026】図3を参照して、本実施の形態に係る電話
装置100の記憶部140に記憶されるアドレスデータ
について説明する。図3に示すように、アドレスデータ
は、電話番号と、その電話番号により特定される電話装
置のユーザの氏名と、それぞれの電話番号に対応する転
送先メールアドレスを記憶する。1つの電話番号に対し
て、少なくとも1つの転送先メールアドレスが記憶され
る。たとえば、電話番号が「03−1111−111
1」の電話装置のユーザは「山田太郎」であって、「山
田太郎」から電話があった場合には、「aaa@aaa.aaa.c
o.jp」および「bbb@bbb.bbb.co.jp」の2ヵ所に電子メ
ールが送信される。
【0027】図4を参照して、本実施の形態に係る電話
装置100で実行されるプログラムは、以下のような制
御構造を有する。
【0028】ステップ(以下、ステップをSと略す。)
100にて、制御部120は、通信部130を介して他
の電話装置からの着信があるか否かを判断する。着信が
あると(S100にてYES)、処理はS102へ移さ
れる。もしそうでないと(S100にてNO)、処理は
S100へ戻され、他の電話装置からの着信を待つ。
【0029】S102にて、制御部120は、着信処理
を行なう。具体的には、音声出力部158から着信音を
出力する。S104にて、制御部120は、発信者番号
通知により、相手先の電話番号を検知する。
【0030】S106にて、制御部120は、着信側の
電話装置100の操作部152から回線を接続する旨の
応答があったか否かを判断する。応答があると(S10
6にてYES)、処理はS108へ移される。もしそう
でないと(S106にてNO)、処理はS110へ移さ
れる。
【0031】S108にて、制御部120は、通常の通
話処理を行なう。S110にて、制御部120は、着呼
が切断されたか否かを判断する。着呼が切断されると
(S110にてYES)、処理はS112へ移される。
もしそうでないと(S110にてNO)、処理はS10
6へ戻され、操作部152からの応答の入力を待つ。
【0032】S112にて、制御部120は、転送先メ
ールアドレスを、アドレスデータ(図3)から読出す。
S114にて、制御部120は、アドレスデータに氏名
が登録されているか否かを判断する。氏名が登録されて
いる場合には(S114にてYES)、処理はS116
へ移される。もしそうでないと(S114にてNO)、
処理はS118へ移される。
【0033】S116にて、制御部120は、転送先メ
ールアドレスを宛先として、発信者電話番号および発信
者氏名を表わすデータとを送信する。このときメール作
成部160にて、電子メールが作成され、通信部130
を用いて、作成された電子メールが送信される。
【0034】S118にて、制御部120は、転送先メ
ールアドレスを宛先として、発信者電話番号を表わすデ
ータを送信する。このとき、S116における処理と同
様にして、メール作成部160が電子メールを作成し、
通信部130を用いて、作成された電子メールが送信さ
れる。
【0035】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、電話装置100の動作について説明する。
【0036】電話装置100に着信があると(S100
にてYES)、着信処理が実行される(S102)。こ
のとき、音声出力部158から着信音が出力される。電
話装置100は、発信者番号通知により相手先の電話番
号を検知する(S104)。
【0037】音声出力部158から着信音が出力されて
いる間に、着呼が切断されると(S110にてYE
S)、電話装置100は、アドレスデータ(図3)から
転送先メールアドレスを読出す(S112)。アドレス
データ(図3)に氏名が登録されている場合には(S1
14にてYES)、転送先メールアドレスの宛先とし
て、発信者電話番号を表わすデータと、発信者氏名を表
わすデータとが送信される(S116)。このとき、転
送先メールアドレスにより指定される装置には、図5に
示すメールデータが送信される。
【0038】以上のようにして、本実施の形態に係る電
話装置によると、発信者番号通知により発信者の電話番
号を検知して、その電話番号に対応して記憶された転送
先メールアドレスが読出される。その転送先メールアド
レスに、発信者の電話番号や発信者の氏名を表わすデー
タを含む電子メールが、予め指定された装置に送信され
る。このメールを受取ったユーザは、誰が電話をかけて
きたのかを容易に知ることができる。その結果、電話装
置に電話をかけてきた発信者に対応して、わかりやすい
留守番メッセージを適切に送信することができる。
【0039】なお、上述した第1の実施の形態におけ
る、電話装置100のユーザの応答処理に代えて、以下
のようにすることもできる。着信処理として音声出力部
158から着信音が出力されている場合であって予め定
められた時間を経過するまでに、電話装置100の操作
部152から特定のキーが押されると、転送先メールア
ドレスを読出すようにしてもよい。これにより、電話装
置100が家族で共用されている場合であって、子供の
外出中に子供の友人からかかってきた電話に対して、た
とえば子供の携帯電話に電子メールを送信するようにす
ることができる。
【0040】さらに、上述した第1の実施の形態におけ
る処理に代えて、以下のようにすることもできる。電話
装置100は、発信者番号通知により発信者の電話番号
を検知したか否かに関わらず、記憶されている転送先メ
ールアドレスにより特定される装置(転送先メールアド
レスが1つしか記憶されていない場合には、1つの装
置、転送先メールアドレスが2つ以上記憶されている場
合には、それら2つ以上の装置)に、電話装置100に
着呼があったことを表わすデータを送信する。これによ
り、発信者が発信者番号通知サービスにおいて「非通
知」を選択して電話をかけてきた場合であっても、この
電話装置100のユーザは、着呼の存在を知ることがで
きる。
【0041】<第2の実施の形態>以下、本発明の第2
の実施の形態について説明する。
【0042】図6を参照して、本実施の形態に係る電話
装置1000は、前述の第1の実施の形態の電話装置1
00の制御ブロックに加えて、留守番メッセージ録音部
170を含む。この留守番メッセージ録音部は、電話装
置1000に電話をかけてきた発信者の音声を録音す
る。
【0043】図7を参照して、本実施の形態に係る電話
装置1000で実行されるプログラムは、以下のような
制御構造を有する。なお、図7に示すフローチャートの
中で、前述の図4に示したフローチャートと同じ処理に
ついては同じステップ番号を付してある。それらについ
ての処理も同じである。したがって、それらについての
詳細な説明はここでは繰返さない。
【0044】S111にて、制御部120は、予め定め
られた時間が経過したか否かを判断する。予め定められ
た時間が経過すると(S111にてYES)、処理はS
200へ移される。もしそうでないと(S111にてN
O)、処理はS106へ戻され、操作部152からの応
答の入力を待つ。
【0045】S200にて、制御部120は、メッセー
ジの録音を促す留守番メッセージを再生する。このとき
再生される留守番メッセージは、記憶部140に記憶さ
れている。S202にて、制御部120は、発信者によ
る録音があるか否かを判断する。録音がある場合には
(S202にてYES)、処理はS204へ移される。
もしそうでないと(S202にてNO)、処理はS11
2へ移される。
【0046】S204にて、制御部120は、録音され
た音声データをメールの添付データに設定する。
【0047】S206にて、制御部120は、転送先メ
ールアドレスの宛先として、発信者電話番号および発信
者氏名を表わすデータと、添付データとを送信する。S
208にて、制御部120は、転送先メールアドレスを
宛先として、発信者電話番号を表わすデータと添付デー
タとを送信する。
【0048】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る電話装置1000の動作に
ついて説明する。電話装置1000に他の装置から着信
があると(S100にてYES)、着信処理が行なわれ
る(S102)。発信者番号通知により相手先の電話番
号が検知され(S104)、その状態が、予め定められ
た時間経過しても回線を接続する応答がないと(S11
1にてYES)、留守番メッセージが再生される(S2
00)。この留守番メッセージに対応して、発信者が録
音を行なうと(S202にてYES)、留守番メッセー
ジ録音部170にメッセージが録音される。録音された
音声データがメールの添付データに設定される(S20
4)。転送先メールアドレスを宛先として、発信者電話
番号および発信者氏名を表わすデータと添付データとが
送信される。このとき、この電話装置1000から他の
装置に送信される電子メールを、図8に示す。図8に示
すように、電子メールには、添付データとして音声デー
タが添付されている。
【0049】以上のようにして、本実施の形態に係る電
話装置によると、発信者が録音した音声データを、電子
メールの添付データとして送信することができる。
【0050】<第3の実施の形態>以下、本発明の第3
の実施の形態について説明する。図9を参照して、本実
施の形態に係る電話装置2000は、前述の第2の実施
の形態の電話装置1000の制御ブロックに加えて、音
声データテキスト変換部180を含む。音声データテキ
スト変換部180は、留守番メッセージ録音部170に
録音された音声データをテキストデータに変換する。音
声データテキスト変換部180により変換されたテキス
トデータは、メール作成部160により、電子メールに
添付される。
【0051】図10を参照して、本実施の形態に係る電
話装置2000で実行されるプログラムは、以下のよう
な制御構造を有する。なお、図10に示すフローチャー
トの中で、前述の図7に示したフローチャートと同じ処
理については同じステップ番号を付してある。それらに
ついての処理も同じである。したがって、それらについ
ての詳細な説明はここでは繰返さない。
【0052】S300にて、制御部120は、録音され
た音声データを、テキストデータに変換して、電子メー
ルの添付データに設定する。S302にて、制御部12
0は、転送先メールアドレスを宛先として、発信者電話
番号および発信者氏名を表わすデータと、添付データと
を送信する。このとき、送信される添付データは、S3
00にて設定されたテキストデータである。
【0053】S304にて、制御部120は、転送先メ
ールアドレスを宛先として、発信者電話番号を表わすデ
ータと添付データとを送信する。このとき送信される添
付データも、S302における処理と同様、S300に
て設定されたテキストデータである。
【0054】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る携帯電話2000の動作に
ついて説明する。電話装置2000に、他の電話装置か
ら着信があると(S100にてYES)、着信処理が行
なわれる(S102)。発信者番号通知により相手先の
電話番号が検知され(S104)、予め定められた時間
が経過するまでに回線を接続する応答がないと(S11
1にてYES)、留守番メッセージが再生される(S2
00)。この留守番メッセージに応答して、発信者が録
音を行なうと(S202にてYES)、録音された音声
データがテキストデータに変換されて、電子メールの添
付データに設定される(S300)。転送先メールアド
レスを宛先として、発信者電話番号および発信者氏名を
表わすデータと、テキストデータからなる添付データが
送信される(S302)。
【0055】このとき、転送先メールアドレスにより特
定される装置に送信される電子メールを図11に示す。
図11に示すように、この電子メールには、テキストデ
ータからなる添付データが添付されている。
【0056】以上のようにして、本実施の形態に係る電
話装置によると、発信者が録音したメッセージの内容を
テキストデータとして送信することができる。
【0057】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る電話装置を
含む転送システムの全体構成を表わす図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る電話装置の
制御ブロックを表わす図である。
【図3】 電話装置の記憶部に記憶されるアドレスデー
タを表わす図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る電話装置で
実行されるプログラムの制御構造を表わすフローチャー
トである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る電話装置か
ら送信される電子メールの表示例を表わす図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係る電話装置の
制御ブロックを表わす図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係る電話装置で
実行されるプログラムの制御構造を表わすフローチャー
トである。
【図8】 本発明の第2の実施の形態に係る電話装置か
ら送信される電子メールの表示例を表わす図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態に係る電話装置の
制御ブロックを表わす図である。
【図10】 本発明の第3の実施の形態に係る電話装置
で実行されるプログラムの制御構造を表わすフローチャ
ートである。
【図11】 本発明の第3の実施の形態に係る電話装置
から送信される電子メールの表示例を表わす図である。
【符号の説明】
100 電話装置、120 制御部、130 通信部、
140 記憶部、150 入出力部、160 メール作
成部、170 留守番メッセージ録音部、180 音声
データテキスト変換部、200 コンピュータ、300
携帯電話、400 携帯電話基地局、500 固定電
話網、600 インターネット網、700 携帯電話
網。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送先メールアドレスを記憶するための
    記憶手段と、 他の装置と通信するための通信手段と、 前記記憶手段と前記通信手段とに接続され、相手先の電
    話装置からの着信に応答して、予め定められた条件を満
    足すると、前記記憶手段から前記転送先メールアドレス
    を読出して、前記読出された転送先メールアドレスによ
    り特定される装置に、前記着信の存在を表わすデータを
    送信するように、前記記憶手段と前記通信手段とを制御
    するための制御手段とを含む、電話装置。
  2. 【請求項2】 電話番号と、前記電話番号に対応付けら
    れた転送先メールアドレスとを記憶するための記憶手段
    と、 他の装置と通信するための通信手段と、 前記通信手段に接続され、相手先の電話装置からの着信
    に応答して、前記相手先の電話装置の電話番号を検知す
    るための検知手段と、 前記記憶手段と前記通信手段と前記検知手段とに接続さ
    れ、予め定められた条件を満足すると、前記記憶手段か
    ら前記相手先の電話番号に対応する転送先メールアドレ
    スを読出して、前記読出された転送先メールアドレスに
    より特定される装置に、前記相手先の電話装置の電話番
    号を表わすデータを送信するように、前記記憶手段と前
    記通信手段と前記検知手段とを制御するための制御手段
    とを含む、電話装置。
  3. 【請求項3】 前記予め定められた条件とは、前記相手
    先の電話装置からの呼出し中に、前記電話装置のユーザ
    が応答しなかったという条件である、請求項2に記載の
    電話装置。
  4. 【請求項4】 前記電話装置は、前記相手先の電話装置
    のユーザの音声を記録するための記録手段をさらに含
    み、 前記制御手段は、前記読出された転送先メールアドレス
    により特定される装置に、前記相手先の電話装置の電話
    番号を表わすデータおよび前記記録手段に記録されたユ
    ーザの音声を表わす音声データを送信するように、前記
    記憶手段と前記通信手段と前記検知手段とを制御するた
    めの手段を含む、請求項2または3に記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記電話装置は、 前記相手先の電話装置のユーザの音声を記録するための
    記録手段と、 前記記録手段に接続され、前記記録されたユーザの音声
    を表わす音声データを文字データに変換するための変換
    手段とをさらに含み、 前記制御手段は、前記読出された転送先メールアドレス
    により特定される装置に、前記相手先の電話装置の電話
    番号を表わすデータおよび前記変換手段により変換され
    た文字データを送信するように、前記記憶手段と前記通
    信手段と前記検知手段とを制御するための手段を含む、
    請求項2または3に記載の電話装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、電話番号と、前記電話
    番号に対応付けられた複数の転送先メールアドレスとを
    記憶するための手段を含み、 前記制御手段は、前記記憶手段から前記相手先の電話番
    号に対応する複数の転送先メールアドレスを読出して、
    前記読出された転送先メールアドレスにより特定される
    複数の装置に、前記相手先の電話装置の電話番号を表わ
    すデータを送信するように、前記記憶手段と前記通信手
    段と前記検知手段とを制御するための手段を含む、請求
    項2または3に記載の電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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