JP2003205536A - 射出成形品の製造装置およびその製造方法 - Google Patents

射出成形品の製造装置およびその製造方法

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンダカット部となるフランジ部を有する場合
の離型確保と、意匠面となる外表面にパーティンググラ
インが表れないようにする。 【解決手段】外表面成形用の第1成形型11が、フラン
ジ部2の外表面2aの基端部をも成形する。第1スライ
ド型14が、コア型13と共に内表面3bを成形する
他、フランジ部2の内表面2bを成形する。第2スライ
ド型20が、フランジ部2の外表面2aの先端部分を成
形する。離型に際して、両スライド型13と20とがフ
ランジ部2を挟持した状態で右方かつ上方へスライドさ
れて、第1成形型11の離型が可能とされる。この後、
第2スライド型20のみが下方へスライドされてフラン
ジ部2の挟持が解除され、この後の第1スライド型14
のさらなる右方かつ上方へのスライドによって、フラン
ジ部2の第1スライド型14に対する干渉が解消され
て、バンパ1が上方へ取出し可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形品の製造装
置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形品用の成形型においては、閉じ
られたときに材料が射出されるキャビティを構成する第
1成形型と第2成形型とを有して、第1成形型と第2成
形型とを離型させることによって、キャビティ形状に対
応した形状の射出成形品が取り出される。
【0003】射出成形品の中には、成形型の離型方向と
交差する方向に伸びるアンダカット部を有する場合があ
り、この場合、アンダカット部に邪魔されずにいかに離
型をいかに行うかが問題となる。特開平4−13572
6号公報には、離型方向と直交する方向に伸びるフラン
ジ部の近傍がアンダカット部となる射出成形品を成形す
る場合に、成形型の一方を、コア型と離型方向と交差す
る方向にスライドされるスライド型とから構成して、離
型時に、スライド型によってフランジ部を引張すること
により、アンダカット部を強制的に弾性変形させて離型
可能とするものが開示されている。そして、上記スライ
ド型は、上記アンダカット部付近において他方の成形型
との合わせ面とされて、この合わせ面の位置に射出成形
品のパーティンググラインが表れるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出成形品
が、その周縁部にフランジ部を有して、このフランジ部
そのものがアンダカット部となる場合がある。前記公報
記載のようなスライド型を利用して、アンダカット部と
してのフランジ部を離型させることが考えられるが、こ
の場合、射出成形品のうちフランジ部近傍の外表面にパ
ーティンググラインが表れてしまうことになる。
【0005】射出成形品によっては、フランジ部近の外
表面にパーティンググラインが表れないようにすること
が望まれる場合がある。例えば自動車用のバンパにおい
て、フランジ部近傍は外部に露出されるために、外観上
の見栄え向上の観点から、フランジ部近傍の外表面側に
はパーティンググラインが表れないようにすることが要
求されることになる。このように、離型に特別の工夫が
必要となるアンダカット部としてのフランジ部が存在
し、しかもフランジ部以外の射出成形品の外表面側、特
にアンダカット部となるフランジ部近傍の外表面側にパ
ーティンググラインが表れないようにするためには、な
んらかの特別の工夫が必要となる。
【0006】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、フランジ部がアンダカット部
を構成し、しかもフランジ部近傍の外表面側にパーティ
ンググラインが表れないようにした射出成形品を製造す
るための製造装置およびその製造方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明における射出成形品の製造装置にあっては次
のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求
の範囲における請求項1に記載のように、アンダカット
部としてのフランジ部を有する射出成形品の製造装置で
あって、射出成形品の意匠面側となる外表面側を成形す
る第1成形型と、射出成形品の内面側を成形するコア
型、および該コア型に対してスライド可能とされて射出
成形品の内面側および前記フランジ部の内面側を成形す
る第1スライド型から構成された第2成形型と、前記第
1スライド型に対して前記フランジ部の厚さ方向にスラ
イド可能とされ、前記フランジ部の外表面側を成形する
第2スライド型と、前記第1スライド型と第2スライド
型を、該第1スライド型が前記フランジ部の内面側から
離間する方向に同時に移動させる第1移動手段と、前記
第2スライド型を、前記フランジ部の外表面側から離間
する方向に移動させる第2移動手段と、を有し、前記第
1成形型と第2スライド型との合わせ面が前記フランジ
部の外表面側に位置するように設定されて、該第1成形
型が該フランジ部の外表面側の一部をも成形するように
設定され、、前記第1成形型と第2成形型とが離間され
る離型時に、前記第1スライド型と第2スライド型とで
前記フランジ部を挟持した状態で、前記第1移動手段に
よって該第1スライド型と第2スライド型とを同時に移
動させることにより、射出成形品が該第1成形型から離
型され、その後、前記第2移動手段によって前記第2ス
ライド型を移動させることにより、前記フランジ部の挟
持が解除され、さらにその後の前記第1移動手段による
前記第1スライド型のさらなる移動によって、該第1ス
ライド型と前記フランジ部との干渉が生じることなく射
出成形品の取出し可能位置とされる、ようにしてある。
【0008】これにより、アンダカット部としてのフラ
ンジ部の離型が、2つのスライド型を利用して可能とな
る。また、このフランジ部の離型のために設けた第2ス
ライド型は、第1成形型との合わせ面が外観上問題とな
らないフランジ部の外表面側の位置するように設定され
ているために、射出成形品の外表面には、フランジ部近
傍においてパーティンググラインが表れないことにな
る。なお、第1成形型のうちフランジ部の外表面側(の
一部)を成形する部分が、射出成形品に対してアンダカ
ット部を構成することになるが、この第1成形型のアン
ダカット部は、両スライド型の同時移動によってフラン
ジ部に対して干渉を生じない位置関係とされて、第1成
形型が離型可能となる。
【0009】上記解決手法を前提として、次のような解
決手法を合わせて採択することができる。前記第1移動
手段が、前記第1スライド型と第2スライド型とを支持
したエジェクタプレートと、該エジェクタプレートを前
記第1成形型へ向かう方向に押圧する押圧手段と、を有
し、離型時に、前記エジェクタプレートを前記押圧手段
によって押圧することによって、前記第1スライド型
が、前記第1成形型へ向かう方向でかつ前記フランジ部
の先端方向に移動するように前記コア型に対して斜めに
スライドされることにより、該第1スライド型が射出成
形品の内面側から離間する方向に移動される、ようにし
てある。この場合、エジェクタプレートを有効に利用し
て、2つのスライド型を同時に移動させることができ
る。また、第1スライド型のコア型に対する斜めのスラ
イドによって、射出成形品を第1成形型から確実に離型
させることが可能となる。
【0010】前記押圧手段が、前記エジェクタプレート
を前記第1成形型の方向に向かう付勢力を与えるための
付勢手段と、離型時に、前記付勢手段の付勢力を高める
ように該付勢手段に作用するシリンダ装置とから構成さ
れている、ようにすることができる。この場合、離型直
前にシリンダ装置で付勢手段の付勢力を高めておき、こ
の高められた付勢力を利用して第1成形型とコア型との
離型に同期させてエジェクタプレートを介して2つのス
ライド型を移動させて、射出成形品から離型させるため
の同期を簡単かつ確実に得ることができ、離型時に2つ
のスライド型や第1成形型などで射出成形品を傷つける
ことなく離型することができる。
【0011】前記第2スライド型のうち前記フランジ部
の外表面側を成形する面に、凹部または凸部が形成され
ている、ようにすることができる。この場合、2つのス
ライド型を同時に移動させるときに、フランジ部を確実
に2つのスライド型で挟持しておくことができる。
【0012】前記第1スライド型の成形面が、前記第1
成形型に向けて凸となるように湾曲した形状とされてい
る、ようにすることができる。この場合、射出成形品
は、離型時に、第1スライド型によって成形される湾曲
部分がその弾性によって少なからずまっすぐになろうと
する方向に弾性変形して、フランジ部の第1スライド型
からの離型を確実に行わせる上で好ましいものとなる。
【0013】前記目的を達成するため、本発明における
製造方法にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項6に記載
のように、アンダカット部としてのフランジ部を有する
射出成形品の製造方法であって、射出成形品の成形型
が、射出成形品の意匠面側となる外表面側を成形する第
1成形型と、射出成形品の内面側を成形するコア型、お
よび該コア型に対してスライド可能とされて射出成形品
の内面側および前記フランジ部の内面側を成形する第1
スライド型から構成された第2成形型と、前記第1スラ
イド型に対して前記フランジ部の厚さ方向にスライド可
能とされ、前記フランジ部の外表面側を成形する第2ス
ライド型と、を有し、前記第1成形型と第2スライド型
との合わせ面が、前記フランジ部の外表面側に位置する
ように設定されており、前記第1成形型と第2成形型と
が離間される離型時に、前記第1スライド型と第2スラ
イド型とで前記フランジ部を挟持した状態で、該第1ス
ライド型が前記フランジ部の内面側から離間する方向に
該第1スライド型と第2スライド型とを同時に移動させ
ることにより、射出成形品を前記第1成形型から離型
し、その後、前記第2スライド型を前記第1スライド型
に対して前記フランジ部の外表面側から離間する方向に
移動させて前記フランジ部の挟持を解除し、さらにその
後、前記第1スライド型をさらに移動させることによっ
て、該第1スライド型と前記フランジ部との干渉が解除
された射出成形品の取出し可能位置とされる、ようにし
てある。なお、射出成形品が自動車用のバンパである、
ようにすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3において、1は射出成
形品としての自動車のフロントバンパであり、図1、図
2において丸印を付したバンパ1の上側周縁部に、図3
に示すようにフランジ部2を有する。このフランジ部2
そのものは、バンパ1の車体取付状態では外部から目視
できないものである。このフランジ部2に連なる本体部
3のうち外表面3aは、車体への取付状態では外部から
目視される意匠面となるものであり、パーティンググラ
インが形成されることが望ましくない面となる。そし
て、フランジ部2は、本体部3に対してほぼ90度折曲
されて伸び、このようなフランジ部2は、車幅方向所定
長さに渡って形成されている。
【0015】図3において、フランジ部2を水平方向に
伸ばした状態で、射出成形品としてのバンパ1に対する
成形型の離型方向が、図3上下方向となるように設定さ
れている。つまり、フランジ部2は、離型時に成形型と
の干渉が問題となるアンダカット部を構成することにな
る。なお、図3において、本体部3の内面が符号3bで
示され、フランジ部2の外表面が符号2aで示され、フ
ランジ部2の内面が符号2bで示される。
【0016】図4は、バンパ1を射出成形するための成
形型およびこれに関連した部材を示すものである。この
図4において、11は第1成形型、12は第2成形型で
あり、その離型方向は、第1成形型11が第2成形型1
2に対して図4中上方へ相対変位される方向となる。図
4は射出成形直後の状態を示す関係上、射出成形品とし
てのバンパ1が示されるが、このバンパ1に相当する部
分がキャビティ10を構成するものである。
【0017】第1成形型11は、バンパ1のうち、意匠
面となる本体部3の外表面3aの成形用とされる他、フ
ランジ部2の外表面2aのうち基端部をも成形するよう
になっている。つまり、第1成形型11は、フランジ部
2の基端部を成形する部分が、離型時にフランジ部2の
基端部と干渉するアンダカット部をも構成するようにな
っている。このような第1成形型11は、本体部3の形
状の関係から、フランジ部2近傍部分から所定長さに渡
って、凹状に湾曲された凹面となるように形成されてい
る。
【0018】第2成形型12は、コア型13と第1スラ
イド型14との分割構成とされている。第1スライド型
14は、フランジ部2の内面側2bと、フランジ部2に
連なる本体部3の内面側3bとを成形するようになって
いる。第1スライド型14のうち本体部3の内面側3b
を成形する面は、凸状に湾曲された凸面として形成され
ている。コア型13は、本体部3の内面側3bを成形す
るものである。
【0019】コア型13と第1スライド型14とは、互
いにスライド可能に連結されている。すなわち、コア型
13と第1スライド型14との間には、互いにスライド
可能に嵌合されるガイド溝15aとガイド突起15bと
からなるガイド15が構成されて、このガイド15によ
ってコア型13と第1スライド型14とが互いに離間す
るの規制されている。ガイド15は、離型方向(図4上
下方向)に対して傾斜されて、第1スライド型14をコ
ア型13に対して図4上方へ相対変位させたときに、第
1スライド型14は、図4中右方へも変位される。この
第1スライド型14の図4右方への変位は、フランジ部
2の先端方向へ向かう動きとなって、第1スライド型1
4が第1成形型11から離間する方向の動きともなる。
【0020】図4中符号20は、第2スライド型であ
る。この第2スライド型20は、フランジ部2の外表面
2aのうち、基端部を除くその他の部分を成形するもの
である。そして、2スライド型20のうちフランジ部2
の成形面には、後述するフランジ部2の挟持のときにフ
ランジ部2が外れにくくなるように、凸部20a(凹部
でも可)が形成されている。
【0021】第2スライド型20は、第1スライド型1
4に対して、スライド可能に保持されている。すなわ
ち、両スライド型14と20との間には、ガイド溝21
aとこれにスライド可能に嵌合するガイド突起21bと
からなるガイド21が構成されている。このガイド21
によって、第2スライド型20は、第1スライド型14
に対して離間するのが規制されつつ、第1スライド型1
4に対して図4上下方向(第1成形型11の離型方向に
沿う方向)にスライド可能とされる。そして、第1スラ
イド型14に設けたシリンダ装置22によって、第2ス
ライド型20のスライド動が行われる。
【0022】第2スライド型20と第1成形型11との
合わせ面は、フランジ部2の外表面2aのうちフランジ
部2の突出方向途中位置となり、このフランジ部2の外
表面2aでの合わせ面位置が図4中符号αで示される。
つまり、合わせ面αの位置に対応して射出成形品に表れ
るパーティンググラインは、意匠面となるバンパ1の本
体部3の外表面3a以外の部分となる。
【0023】図4中、符号30はエジェクタプレートで
ある。このエジェクタプレート30に対して、第1スラ
イド型14が、図4左右方向にスライド可能とされてい
る。すなわち、第1スライド型14とエジェクタプレー
ト30との間には、互いにスライド可能に嵌合されるガ
イド溝31aとガイド突起31bとからなるガイド31
が構成されている。このガイド31によって、第1スラ
イド型14は、エジェクタプレート30に対して離間す
るのが規制されつつ、図4左右方向にスライド可能とさ
れる。なお、エジェクタプレート30には、第1成形型
11下面に当接するためのストッパ部材32が固定され
ている。また、図示を略すが、射出成形品としてとして
のバンパ1を離型時に図4上方に向けて押し出すための
押し出しピンを有している(押し出しピンの中には、コ
ア型13を摺動自在に貫通させて配置されるものもあ
り)。
【0024】エジェクタプレート30の下方には、ホル
ダプレート35が配設されている。エジェクタプレート
30は、ホルダプレート35に対して図4上下方向に変
位可能とされるが、所定以上の下方への変位は、ホルダ
プレート35に設けたストッパ36に当接することによ
り規制される。なお、ホルダプレート35は、コア型1
3に対する相対位置が不変の関係となっている。また、
ホルダプレート35には、図示は略すが、エジェクタプ
レート30を大きく上方へ押圧する油圧シリンダ装置等
の押圧手段(移動手段)が設けられている。
【0025】エジェクタプレート30には、中空状の保
持部材40が固定、保持されている。保持部材40の頂
壁部下面には、第1ガススプリング41のシリンダ部4
1aが固定され、第1ガススプリング41のロッド部4
1bが下方に向けて伸びている。
【0026】第1ガススプリング41の下方において、
ホルダプレート35には、押圧手段としての油圧シリン
ダ装置42が固定されている。シリンダ装置42のピス
トンロッド42aが、第1ガススプリング41のロッド
部41bと同一軸線上に位置するように設定されてい
る。
【0027】保持部材40には、第1ガススプリング4
1とシリンダ装置42との間において、中間部材43が
上下方向に摺動可能に保持されている。シリンダ装置4
2を伸長させて、中間部材43を介して第1ガススプリ
ング41のロッド部41bを縮長させることにより、第
1ガススプリング41の付勢力が高められ、この第1ガ
ススプリング41の付勢力は、保持部材40つまりエジ
ェクタプレート30を上方に向けて押圧する力となる。
【0028】第1ガススプリング41は筒型とされて、
上記中間部材43がこの第1ガススプリング41内をス
ライド可能に貫通して、その上端部が、保持部材40の
頂壁部に形成された開口部を通して、保持部材40より
も上方に突出可能とされている。
【0029】保持部材40の上方において、コア型13
の下面には、第2ガススプリング45が固定されてい
る。この第2ガススプリング45のロッド部45aが下
方へ伸びている。ロッド部45aの先端部は大径部とさ
れて、保持部材40の上面に当接可能かつ中間部材43
の上端面に当接可能に臨まされている。この第2ガスス
プリング45は、エジェクタプレート30を図4に示す
原位置に戻り復帰させるためのものである。
【0030】次に、以上のような構成の作用について、
図4〜図8を参照しつつ説明する。まず、成形直後の状
態を示す図4の状態では、各型11、12(13、1
4)、20が閉じられた状態であり、エジェクタプレー
ト30はストッパ36に当接した原位置とされ、第1成
形型11はエジェクタプレート30のストッパ部材32
に当接し、各型11、12(13、14)、20を閉じ
た状態で射出成形品のキャビティ10を安定的に形成す
る。また、ホルダプレート35に設けたシリンダ装置4
2は縮長されて、中間部材43を下方から押圧しない状
態とされる。つまり、第1ガススプリング41は、伸長
状態とされて、その付勢力が発生しないか十分に小さい
ものとされる。さらに、第2ガススプリング45は、そ
のロッド部45aが保持部材40の上面に当接された伸
長状態とされている。
【0031】図4の成形直後の状態から、第1成形型1
1が上方へと変位される離型が開始される直前におい
て、図5に示すように、ホルダプレート35に設けたシ
リンダ装置42が伸長されて、中間部材43を介して、
第1ガススプリング41を縮長させるように押圧する。
これにより、第1ガススプリング41はその付勢力が高
められる。また、中間部材43は、第2ガススプリング
45を縮長させて、第2ガススプリング45による下方
への付勢力が、保持部材40つまりエジェクタプレート
30に対して作用しないようにされる。
【0032】図5の状態から、離型時における第1成形
型11の上方への変位に応じて、第1ガススプリング4
1の付勢力によってエジェクタプレート30が上方へ変
位され、この上方への変位は、保持部材40の上面が第
2ガススプリング45におけるロッド部45aの大径部
に当接するまで行われる。エジェクタプレート30の上
方への変位により、第1スライド型14が図4上方およ
び右方へとスライドされる。この第1スライド型14の
スライドのとき、第2スライド型20も第1スライド型
14と共に右方かつ上方へ変位される。つまり、射出成
形品としてのバンパ1のフランジ部2は、両スライド型
14と20とで挟持された状態が維持されつつ、図4右
方かつ上方へ変位されることになる。第2スライド型2
0の成形面に形成された凸部20aによって、両スライ
ド型14、20によるフランジ部2の挟持が滑りを生じ
ることなく確実に行われる。
【0033】上述したエジェクタプレート30つまり2
つのスライド型14、20の上方への変位は、第1成形
型11の下面にストッパ部材32が当接した状態で行わ
れることになる。つまり、第1成形型11の上方への変
位に追従して、2つのスライド型14、20が上方へ変
位されることになる。
【0034】図6は、第1スライド型14、第2スライ
ド型20が、フランジ部2を挟持した状態で、右方かつ
上方へ若干変位した後の状態が示される。なお、前述の
エジェクタプレート30の上方への変位時には、第1成
形型11とエジェクタプレート30に設けたストッパ部
材32とが当接した状態で行われるため、第1成形型1
1と2つのスライド型14、20との上下方向の位置関
係が変化しない状態を維持したまま、2つのスライド型
14、20が第1成形型11に対して図4右方へ移動す
ることとなり、射出成形品を第1成形型11から確実に
離型できることとなる。なお、第1成形型11の離型方
向の変位となる上方への動きそのものは、別途専用の駆
動手段によって行われる。
【0035】図6から容易に理解されるように、第1ス
ライド型14、第2スライド型20の右方かつ上方への
動きは、両スライド型、特に第1スライド型14を第1
成形型11から離間させる動きとなる。射出成形品とし
てのバンパ1は、そのフランジ部2が両スライド型1
4、と20とによって挟持されていることから、第1ス
ライド型14にほぼ密着した状態であり、第1成形型1
1は、第1スライド型14、射出成形品としてのバンパ
1との干渉が解除されて、自由に上方へ変位可能な状態
となる。
【0036】第1成形型11のバンパ1に対する干渉が
なくなった図6の状態から、第1成形型11はさらに上
方へと変位されていく。この一方、シリンダ装置22が
作動されて(実施形態では縮長される)、第2スライド
型20が第1スライド型14に対して下方へ変位して、
フランジ部2の挟持が解除される。この挟持解除状態
が、図7に示される。射出成形品としてのバンパ1のう
ち、フランジ部2の近傍部分の本体部3は、ほぼフラン
ジ部2の基端部に向かう方向に凸面となっているので、
この部分がまっすぐになろうとする方向の弾性によっ
て、フランジ部2は、少なからず、左方へと変位され
る。このバンパ1の有する弾性変形のみによって、フラ
ンジ部2が左方へ十分変位して、第1スライド型14に
対して上下方向において干渉しない位置になれば、バン
パ1は、そのまま第1スライド型14に邪魔されずに上
方へ取り出すことが可能である。
【0037】図7では、フランジ部2が、第1スライド
型14に対して干渉する状態であり、このままでは、バ
ンパ1を第1スライド型14に邪魔されるずに上方へ取
り出すことは難しいものである(フランジ部2を強制的
に弾性変形させて、第1スライド型14から外すことは
可能であっても)。このため、ホルダプレート35に設
けた図示を略すを前述のシリンダ装置によって、エジェ
クタプレート30をさらに上方へと変位させると、図8
に示すように、第1スライド型14は図7の状態よりさ
らに右方かつ上方へと変位して、フランジ部2と第1ス
ライド型14とが干渉しない状態とされる。また、第1
スライド型14のさらなる上方への変位は、バンパ1を
コア型13から離間させる動きともなる。図8の状態に
おいて、バンパ1が上方へ取出される。
【0038】図8の状態では、保持部材40を介して、
第2ガススプリング45が十分に縮長された状態となっ
ており、エジェクタプレート30を下方つまり図4の原
位置へ戻り復帰させるための付勢力が十分に発生されて
いる状態となる。したがって、エジェクタプレート30
を上方へ変位させているホルダプレート35に設けた前
述のシリンダ装置(図示略)を縮長させることにより、
エジェクタプレート30は図4に示す原位置へ復帰され
る。また、各型11、12(13、14)、20も、図
4の原位置に復帰して、次の射出成形に備えることにな
る。
【0039】以上実施形態について説明したが、射出成
形品としては、自動車用バンパ1に限定されるものでな
く、アンダカット部となるフランジ部2を有するもので
あれば、例えば自動車のフェンダであってもよく、また
自動車用成型品以外であってもよい。図4に示す各型1
1、12(13、14)、20を上下逆向きに配設し
て、第1成形型11を固定型とし、コア型13、第1ス
ライド型14、第2スライド型20を上下動可能な可動
なものにした装置にも本発明は同様に適用できるもので
ある。
【0040】第1スライド型14と第2スライド型20
とを同時に移動させる第1移動手段は、実施形態ではシ
リンダ装置42と第1ガススプリング41とを利用して
構成したが、これに限らず、リンク機構やカム機構、さ
らには直接エジェクタプレート30を上方へ押圧するシ
リンダ装置等、適宜の構成を採択することができる。第
2スライド型20の成形面には、凸部20aに代えてあ
るいは加えて、凹部を形成することもできる。本発明の
目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあ
るいは利点として表現されたものを提供することをも暗
黙的に含むものである。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、アンダカット部として
のフランジ部を有する射出成形品の離型を行えるように
することと、フランジ部近傍の外表面側にパーティング
グラインが形成されないようにすること、との両方を満
足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形品の一例を示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の射出成形品のうち、アンダカット部とな
るフランジ部を示す要部拡大断面図。
【図4】本発明装置の一例を示すもので、成形直後の状
態を示す断面図。
【図5】図4の状態から、離型が開始される直前におい
てエジェクタプレート押圧用のガススプリングの付勢力
が高められた状態を示す断面図。
【図6】図5の状態から、両スライド型を同時に移動さ
せた状態となる離型直後の状態を示す断面図。
【図7】図6の状態から、両スライド型によるフランジ
部の挟持を解除した直後の状態を示す断面図。
【図8】図7の状態から、第1スライド型をさらに移動
させて射出成形品が取り出し可能な状態を示す断面図。
【符号の説明】
1:フロントバンパ(射出成形品) 2:フランジ部 2a:外表面 2b:内面 3:本体部 3a:外表面(意匠面) 3b:内面 10:キャビティ 11:第1成形型 12:第2成形型 13:コア型 14:第1スライド型 15:ガイド(スライド用) 20:第2スライド型 20a:凸部 21:ガイド(スライド用) 22:シリンダ装置(第2移動手段) 30:エジェクタプレート 31:ガイド(スライド用) 32:ストッパ部材 35:ホルダプレート 40:保持部材 41:第1ガススプリング(第1移動手段) 42:シリンダ装置(第2移動手段) 43:中間部材 α:フランジ部上での第1成形型と第2スライド型との
合わせ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 剛史 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 齋藤 忠昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 山城 真司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 熊井 克明 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AH24 CA11 CB01 CK32 CK42 CK52 CK73 CL42 CM01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンダカット部としてのフランジ部を有す
    る射出成形品の製造装置であって、 射出成形品の意匠面側となる外表面側を成形する第1成
    形型と、 射出成形品の内面側を成形するコア型、および該コア型
    に対してスライド可能とされて射出成形品の内面側およ
    び前記フランジ部の内面側を成形する第1スライド型か
    ら構成された第2成形型と、 前記第1スライド型に対して前記フランジ部の厚さ方向
    にスライド可能とされ、前記フランジ部の外表面側を成
    形する第2スライド型と、 前記第1スライド型と第2スライド型を、該第1スライ
    ド型が前記フランジ部の内面側から離間する方向に同時
    に移動させる第1移動手段と、 前記第2スライド型を、前記フランジ部の外表面側から
    離間する方向に移動させる第2移動手段と、を有し、 前記第1成形型と第2スライド型との合わせ面が前記フ
    ランジ部の外表面側に位置するように設定されて、該第
    1成形型が該フランジ部の外表面側の一部をも成形する
    ように設定され、、 前記第1成形型と第2成形型とが離間される離型時に、 前記第1スライド型と第2スライド型とで前記フランジ
    部を挟持した状態で、前記第1移動手段によって該第1
    スライド型と第2スライド型とを同時に移動させること
    により、射出成形品が該第1成形型から離型され、 その後、前記第2移動手段によって前記第2スライド型
    を移動させることにより、前記フランジ部の挟持が解除
    され、 さらにその後の前記第1移動手段による前記第1スライ
    ド型のさらなる移動によって、該第1スライド型と前記
    フランジ部との干渉が生じることなく射出成形品の取出
    し可能位置とされる、ことを特徴とする射出成形品の製
    造装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1移動手段が、前記第1スライド型と第2スライ
    ド型とを支持したエジェクタプレートと、該エジェクタ
    プレートを前記第1成形型へ向かう方向に押圧する押圧
    手段と、を有し、 離型時に、前記エジェクタプレートを前記押圧手段によ
    って押圧することによって、前記第1スライド型が、前
    記第1成形型へ向かう方向でかつ前記フランジ部の先端
    方向に移動するように前記コア型に対して斜めにスライ
    ドされることにより、該第1スライド型が射出成形品の
    内面側から離間する方向に移動される、ことを特徴とす
    る射出成形品の製造装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記押圧手段が、前記エジェクタプレートを前記第1成
    形型の方向に向かう付勢力を与えるための付勢手段と、 離型時に、前記付勢手段の付勢力を高めるように該付勢
    手段に作用するシリンダ装置とから構成されている、こ
    とを特徴とする射出成形品の製造装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、 前記第2スライド型のうち前記フランジ部の外表面側を
    成形する面に、凹部または凸部が形成されている、こと
    を特徴とする射出成形品の製造装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、 前記第1スライド型の成形面が、前記第1成形型に向け
    て凸となるように湾曲した形状とされている、ことを特
    徴とする射出成形品の製造装置。
  6. 【請求項6】アンダカット部としてのフランジ部を有す
    る射出成形品の製造方法であって、 射出成形品の成形型が、 射出成形品の意匠面側となる外表面側を成形する第1成
    形型と、 射出成形品の内面側を成形するコア型、および該コア型
    に対してスライド可能とされて射出成形品の内面側およ
    び前記フランジ部の内面側を成形する第1スライド型か
    ら構成された第2成形型と、 前記第1スライド型に対して前記フランジ部の厚さ方向
    にスライド可能とされ、前記フランジ部の外表面側を成
    形する第2スライド型と、を有し、 前記第1成形型と第2スライド型との合わせ面が、前記
    フランジ部の外表面側に位置するように設定されてお
    り、 前記第1成形型と第2成形型とが離間される離型時に、 前記第1スライド型と第2スライド型とで前記フランジ
    部を挟持した状態で、該第1スライド型が前記フランジ
    部の内面側から離間する方向に該第1スライド型と第2
    スライド型とを同時に移動させることにより、射出成形
    品を前記第1成形型から離型し、 その後、前記第2スライド型を前記第1スライド型に対
    して前記フランジ部の外表面側から離間する方向に移動
    させて前記フランジ部の挟持を解除し、 さらにその後、前記第1スライド型をさらに移動させる
    ことによって、該第1スライド型と前記フランジ部との
    干渉が解除された射出成形品の取出し可能位置とされ
    る、ことを特徴とする射出成形品の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記射出成形品が自動車用のバンパである、ことを特徴
    とする射出成形品の製造方法。
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