JP2003203298A - 走行区分線認識装置を備えた自動走行車両 - Google Patents

走行区分線認識装置を備えた自動走行車両

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JP2003203298A
JP2003203298A JP2002359741A JP2002359741A JP2003203298A JP 2003203298 A JP2003203298 A JP 2003203298A JP 2002359741 A JP2002359741 A JP 2002359741A JP 2002359741 A JP2002359741 A JP 2002359741A JP 2003203298 A JP2003203298 A JP 2003203298A
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traveling
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JP2002359741A
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Kiyozumi Uura
清純 鵜浦
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車線境界線の連続性を判定して同一の識別子
を付与することにより、容易に車線境界線を特定して演
算量を低減する様にした自動走行車両を提供する。 【解決手段】 所定時刻毎に抽出された線分から道路の
走行区分線を識別し(S10)、前回識別時から今回識
別時までの車両の走行軌跡を推定し、推定された走行軌
跡に基づいて前回識別された走行路区分線を補正すると
共に、補正された走行路区分線と今回識別された走行区
分線に基づいて前回までに識別された走行区分線と今回
識別された走行区分線との連続性を判定し、判定された
走行区分線に同一の識別子を付与する(S12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は走行区分線認識装置を
備えた自動走行車両に関し、より具体的には自動走行車
両が高速自動車道など複数の車線が存在する道路環境を
自動走行するときに、走行区分線(車線境界線)の連続
性を判定して特定しつつ自動走行できる様にしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】走行区分線の認識を含む自動走行技術に
関しては従来より種々のものが提案されており、例えば
本出願人も特開平3−158976号公報において道路
画像から直線成分を抽出し、破線を識別して走行路の車
線を判別する技術を提案している。また特開昭62−1
39011号公報において、画像中の車線境界線を示す
複数個の点を選定して射影変換し、関数近似して得られ
る線から実際の車線境界線に近似した軌跡を求める技術
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は、ある時刻で認識された車線境界線とそれ以前に認
識されていた車線境界線との連続性についての情報を与
えていなかった。従って、例えば車両操舵制御を行うと
きなど、いちいち車線境界線の連続性を判定する必要が
あると共に、車両操舵制御を行うブロックと画像処理を
通じて車線境界線を認識するブロックとが異なるときは
それぞれ別個に行う必要があった。特に、車線を変更す
るときは、自車と車線境界線との相対的な位置関係が変
化するので、改めて変更後の車線境界線についてその連
続性を判定しなければならず、演算量が増加していた。
これはレーダなどを用いて障害物を認識するブロックを
別に設けている場合も同様である。
【0004】従って、この発明の目的は上記の課題を解
決し、車線境界線の連続性を判定して同一の識別子を付
与することによって容易に車線境界線を特定して演算量
を低減する様にした自動走行車両を提供することにあ
る。
【0005】更には、車両操舵制御を行うブロックなど
と画像処理を通じて車線境界線を認識するブロックとが
異なるときも、車線境界線の特定情報を共有することに
より、それぞれのブロックで個別に行う煩瑣を解消して
演算量を低減する様にした自動走行車両を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに本発明は例えば請求項1項に示す如く、車両進行方
向の走行路を認識して得られた道路画像から走行区分線
を認識する装置を備えた自動走行車両において、該認識
装置が前記道路画像から少なくとも1つの線分を抽出す
る手段、所定時刻毎に抽出された線分から道路の走行区
分線を識別する手段、前回識別時から今回識別時までの
車両の走行軌跡を推定する手段、推定された走行軌跡と
今回識別された走行区分線に基づいて前回までに識別さ
れた走行区分線と今回識別された走行区分線との連続性
を判定する手段、該判定結果に基づいて識別された走行
区分線に同一の識別子を付与する手段、および該識別子
を付与された走行区分線の情報をストアする手段、を備
える如く構成した。
【0007】
【作用】車線境界線の連続性を判定して同一の識別子を
付与してその特定情報をストアするので、車線境界線の
特定が極めて容易となって演算量も低減する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に即してこの発明の実施例を
説明する。
【0009】図1はこの発明に係る自動走行車両を全体
的に示す透視図である。図において、自動走行車両はC
CDカメラ10を1基備える。CCDカメラ10は運転
席上方のルームミラー取り付け位置に固定され、車両進
行方向を単眼視する。符号12はミリ波レーダからなる
レーダユニットを示し、車両前方に取り付けられた2基
の前方レーダ12a、車両側方に取り付けられた3基の
側方レーダ12bおよび車両後方に取り付けられた2基
の後方レーダ(図示せず)の計10基のレーダ群からな
り、反射波を通じて他車などの立体障害物の存在を検出
する。車両室内の中央部付近にはヨーレートセンサ14
が設けられ、車両の鉛直軸(z軸)回りの角加速度を検
出する。更に、車両のドライブシャフト(図示せず)の
付近にはリードスイッチからなる車速センサ16が設け
られ、車両の進行速度を検出すると共に、舵角センサ1
8が車両のステアリングシャフト20の付近に設けられ
てステアリング舵角を検出する。
【0010】また、該ステアリングシャフト20には舵
角制御モータ22が取り付けられると共に、スロットル
弁(図示せず)にはパルスモータからなるスロットルア
クチュエータ24が取り付けられ、更にブレーキ(図示
せず)にはブレーキ圧力アクチュエータ26(図1で図
示省略)が取り付けられる。この構成において、車両は
算出された舵角制御量に応じて舵角制御されると共に、
スロットル弁が開閉されて車速が調節され、また必要に
応じてブレーキが作動させられて自動走行する。
【0011】図2は上記の構成をより詳細に示すブロッ
ク図である。CCDカメラ10の出力は画像処理ハード
ウェア30に送られて必要な処理が行われ、その結果は
バス32を介して共有メモリ34にストアされる。画像
処理CPU36および画像評価CPU38は所定時刻ご
とにストア値を読み出して走行路面を検出する。レーダ
ユニット12の出力はレーダ処理回路40およびバス3
2を介して共有メモリ34にストアされる。レーダ評価
CPU42は所定時刻毎にストア値を読み出して障害物
の位置を座標上で検出する。
【0012】また車速センサ16などの出力は軌跡推定
CPU44に送られ、そこで自車両の移動軌跡が推定さ
れる。行動計画意思決定CPU50は前記ストア値から
目標経路を作成する。その目標経路と推定された自車の
移動軌跡は軌跡追従制御CPU46に送られ、そこで軌
跡(目標経路)追従制御量が決定される。更に、軌跡追
従制御CPU46は、舵角制御量を算出して舵角制御C
PU52に出力する。舵角制御CPU52はPWMコン
トローラ54およびドライバ56を介して前記舵角制御
モータ22を駆動する。尚、モータ駆動量はエンコーダ
58を通じて検出され、フィードバック制御が行われ
る。
【0013】また行動計画意思決定CPU50は、その
速度・追従制御部で車体の目標加速度を求め、車速制御
CPU60に送出する。車速制御CPU60はアクセル
パルスモータコントローラ62、ドライバ64を介して
スロットルアクチュエータ24を駆動すると共に、ブレ
ーキソレノイドコントローラ66およびドライバ68を
介してブレーキ圧力アクチュエータ26を駆動する。そ
の駆動量は圧力センサ70を介して検出され、第2のフ
ィードバック制御が行われる。尚、上記において、図示
の簡略化のため、波形整形回路などセンサの処理回路は
省いた。
【0014】図3は図2ブロック図を機能的に示すもの
であるが、この発明は図3の中で、画像評価に関する。
即ち、画像評価を通じて車線境界線の連続性を判定し、
同一の識別子(車線境界線番号)を付与して特定する様
にした。
【0015】以下、図4フロー・チャート(PAD図。
構造化フロー・チャート)を参照して説明する。図4フ
ロー・チャートは、前記した画像評価CPU38が行う
動作を示し、所定時刻Tn ごとに起動される。尚、今ス
タート時の時刻TO にあるとする。
【0016】先ず、S10において低レベルの画像処理
を行う。即ち、画像を入力してエッジを検出し、2値化
処理を行い、ハフ変換を通じて車線境界線線分を抽出
し、射影変換を行って自車を原点とした平面座標上に車
線境界線を構成する点列群を得る。図5にその処理を示
す。図示の様に、車線境界線は点列座標で示される。
尚、座標は同図に示す様に、車両進行方向をx軸、それ
に直交する方向をy軸とし、正負はそれぞれの軸線の矢
印の方向にとる。例えば、y軸について言えば、図の左
方向を+、右方向を−とする。
【0017】続いて、S12に進んで車線境界線番号を
付与する。
【0018】図6フロー・チャートは、その作業を示す
サブルーチン・フロー・チャートである。同図に従って
説明すると、S120において車線境界線のうち、最も
右側の車線境界線に基準番号(0とする)を付与する。
即ち、図4の右方に示す様に、最も右側の車線境界線の
番号を0とする。
【0019】続いてS122からS124に進み、自車
から各車線境界線までの距離di を測定する。図8はそ
の測定作業を示す説明図であるが、図示の如く、この距
離di は、自車から各車線境界線に下ろした垂線の長さ
から求める。各車線境界線を構成する点列座標は前述の
如く、自車を原点とした座標で表されるため、自車から
車線境界線までの距離、即ち、原点から車線境界線に下
ろした垂線の長さは、簡単に求められる。例えば、n本
の車線境界線が抽出されたとき、車線境界線iを構成す
る点列から、自車に近い部分を一次式 ai x+bi y+ci =0 に当てはめる。これには、例えば自車から30m程度の
領域の点を用いる。
【0020】また、異なる2点を用いる場合には上式は
一意に求まるし、また複数点を用いる場合には最小二乗
法にて求めれば良い。尚、符号の正負は、上式とx軸と
がなす角をθとするとき、係数ai の符号がsinθの
符号と同一になる様に各係数を設定する。また、θ=
0、即ち、ai =0の場合には、bi の正負がcosθ
と同一になる様に設定する。
【0021】次に、自車、即ち、原点からの距離を次式
で求める。 di =ci /√(ai 2 +bi 2 ) 上記di は原点からの方向により、図9に示す如く、符
号を持つ。また、通例は自車の進行方向軸線が車線境界
線に対してほぼ平行であるので、自車前方に適当に定め
た位置での横座標を、点列から検索するか、ないし上記
一次式にあてはめて求め、di としても良い。
【0022】図9に示す如く、原点から基準車線境界線
までの距離をd0 、ある車線境界線までの距離をd1 と
すると、基準車線境界線から注目する車線境界線までの
距離は、d1 −d0 で求められる。
【0023】続いてS126に進み、基準車線境界線か
ら注目する車線境界線までの距離を1車線の幅Wで除算
し、少数点以下を四捨五入して商を整数値で求め、S1
28に進んで基準車線境界線番号に求めた整数値を加算
した値を当該車線境界線の番号として付ける。例えば、
商が2であれば、0+2=2とする。尚、車線の幅Wは
既知であればその値を使用し、未知であれば図8に示し
た手法で測定して求める。
【0024】求めた原点から各車線境界線までの距離d
i および車線境界線番号は、それぞれ後で触れる図7フ
ロー・チャートのS1304およびS1306で用いる
ので、所定メモリに格納しておく。
【0025】続いてS130に進み、自車の道路内相対
位置を求める。これは、1車線の幅Wを1.0(無次元
数)とし、基準車線境界線から何車線離れているかを実
数値、即ち、座標で言えばy方向の値を実数値で求め
る。この値は、例えば1.5などとなる。これをS12
4で求めた自車から各車線境界線までの距離di をS1
28で付けた車線境界線番号を用いて基準車線境界線か
らの距離に変換し、平均することにより求める。平均す
るのは、抽出された車線境界線を構成する点列の位置誤
差の影響を少なくするためである。
【0026】図7はその自車の道路内相対位置の算出を
示すサブルーチン・フロー・チャートであり、同図に従
って説明すると、先ずS1300において基準車線境界
線からの距離の総和Dおよび車線境界線の総和IDを格
納するメモリ領域を零にイニシャライズする。続いてS
1302,S1304を経てS1306に進み、原点
(自車)から各車線境界線iまでの距離di 、および車
線境界線番号を所定メモリから読み出す。これらの値を
S1308においてそれぞれの総和に加える。次にS1
310に進み、各車線境界線を基にして基準車線境界線
からみた相対自車位置の総和を平均する。
【0027】図6フロー・チャートに戻ると、続いてS
132に進んで現在の時刻がスタート時刻T0 か否かを
判断する。現在の時刻はT0 であるので当然肯定され、
図6のプログラムを終了する。
【0028】そして図4に戻ってS14に進み、そこで
各車線境界線を構成する点列座標と共に、付与した車線
境界線番号、自車位置などを図2に示す共有メモリ34
に出力して終わる。その結果、車速制御CPU60など
は随時その共有メモリ34にアクセスして制御値を演算
することができると共に、車線境界線の特定を全CPU
で共通化したので、処理が容易となる。
【0029】そして、次の時刻T1に図4フロー・チャ
ートは再び起動され、S10を経てS12に進み、S1
30までの処理が行われる。このとき、図4の右方の時
刻T1と記した箇所に示す様に、最右翼の車線境界線が
検出されず、その代わりに左側に新しい車線境界線が追
加された環境が認識されたとする。従って、この場合は
最右翼の車線境界線が基準車線境界線(0)と取り扱わ
れる。しかし、その車線境界線(0)は実際にはスター
ト時刻T0の車線境界線(1)と物理的に接続してお
り、例えば、何等かの原因で時刻T1での検出が遅れて
図示の如き状況が生じたものとする。
【0030】図6フロー・チャートの説明に戻ると、次
いでS132に進んで時刻T0か否か判断されて否定さ
れ、S134からS140を経由して前回時刻T0 に算
出した道路内相対位置を自車の移動軌跡に応じて補正し
た値を得る。即ち、S134を経てS136に進み、そ
こで前回の車線境界線を構成する点列のうち、前回時刻
にS124で用いた自車に近い点列の座標を車両の移動
軌跡で補正する。
【0031】図10に上記した移動軌跡による補正を示
す。これは、前回に車線境界線の抽出に成功した時刻T
0から同様に成功した今回時刻T1までの間に、自車は
道路内を移動していることから、両者を比較するために
は、同一時刻に補正しなければならない。ここでの補正
は、その作業を意味する。より具体的には、この補正
は、時々刻々変化する自車の位置、方位角(軌跡推定
値)の変動分を用いて座標で言えばy方向について修正
するものである。
【0032】この移動軌跡による補正は、車両スタート
時の時刻T0の原点に時刻T1の原点を合わせても良
く、あるいはその逆でも良い。尚、図10においては、
前回の道路内自車相対位置を今回時刻に補正するため、
前回抽出された車線境界線を構成する点列のうち、必要
なもののみを補正する様にした。図11に移動軌跡によ
る補正の例を示す。
【0033】次いで、S138に進んでS124と同一
のサブルーチンを用いて自車から車線境界線までの距離
を求めて所定メモリに格納し、S140に進んで移動軌
跡による補正を行う。これは具体的には、先にS130
で行ったと同様に、自車の道路内相対位置を求めること
で行う。
【0034】続いてS142に進み、補正後の相対自車
位置をQ、今回の相対自車位置をPとして、QからPを
減算して値Rを求める。
【0035】これを実例で説明する。図4に示す様に前
回の相対自車位置を1.5とするとき、自車が時刻T0
からT1まで車線境界線に沿って予定通り進行していた
とすると、値Qは1.5と変わらないが、今回の相対自
車位置Pは0.5となる。従って、値R=1.5−0.
5=1となる。そこで、S144に進んで各車線境界線
番号にRを加える。その結果、時刻T1での車線境界線
番号は図4にカッコで示す如く、0,1,2から1,
2,3と修正され、前回時刻T0での車線境界線1,2
との連続性を確認することができる。そして、S146
に進んで今回の相対自車位置PにRを加え、例えばP=
0.5+1=1.5と修正する。そして、図4フロー・
チャートに戻り、S14で修正値を共有メモリ34に出
力して終わる。
【0036】尚、これは時刻T0から時刻T1の間に車
線変更が行われ、時刻T1に自車が図4に示す位置PLC
にいるときも同様である。その場合には、前回までの相
対自車位置を1.5とするとき、移動軌跡による補正位
置Qは=2.5となり、今回の相対自車位置Pは1.5
となる。従って、R=2.5−1.5=1.0となり、
同様に車線境界線の連続性を判定することができる。
【0037】この実施例では上記の如く車線境界線を特
定して同一の車線境界線には同一の番号を付与し、その
結果を共有メモリ34に出力することから、画像処理C
PU36とそれ以外のCPUとで入力情報を共有するこ
とができ、演算時間が短縮される。更に、検出が遅れて
その間に画像上で車線境界線の連続性が失われた場合で
も容易に連続性を判定することができる。
【0038】尚、上記実施例において、視覚センサを単
眼視としたが、両眼視を用いて前方レーダなどを省略し
ても良い。
【0039】
【発明の効果】請求項1項にあっては、容易に車線境界
線の連続性を判定して特定することができる。
【0040】請求項2項にあっては、前記した効果に加
えて、車両操舵制御などの制御値演算が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動走行車両を全体的に示す説
明透視図である。
【図2】図1に示すセンサおよびその処理などを詳細に
示すブロック図である。
【図3】図2ブロック図の構成をより機能的に示す図2
と同様の説明図である。
【図4】図2ブロック図の画像評価CPUの動作でこの
発明に係る自動走行車両の動作を示すフロー・チャート
である。
【図5】図4フロー・チャートの画像処理の説明図であ
る。
【図6】図4フロー・チャートの車線境界線番号付与作
業のサブルーチン・フロー・チャートである。
【図7】図6フロー・チャートの自車の道路内相対位置
算出作業のサブルーチン・フロー・チャートである。
【図8】図7フロー・チャートの中の自車から車線境界
線までの距離の測定作業を示す説明図である。
【図9】図8での作業における符号の正負を示す説明図
である。
【図10】図6フロー・チャートの中の自車の移動軌跡
による自車位置の補正作業を示す説明図である。
【図11】図10の移動軌跡による自車位置の補正の具
体例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 CCDカメラ 12 レーダユニット 14 ヨーレートセンサ 16 車速センサ 18 舵角センサ 36 画像処理CPU 38 画像評価CPU 42 レーダ評価CPU 44 軌跡推定CPU 46 軌跡追従制御CPU 50 行動計画意思決定CPU 52 舵角制御CPU 60 車速制御(加速度制御)CPU
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月27日(2002.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図6フロー・チャートの説明に戻ると、次
いでS132に進んで時刻T0か否か判断されて否定さ
れ、S134からS140を経由して前回時刻T0 に算
出した道路内相対位置を自車の移動軌跡に応じて補正し
た値を得る。即ち、S134を経てS136に進み、そ
こで前回の車線境界線中の点列を軌跡推定値で補正す
る。即ち、前回の車線境界線を構成する点列のうち、前
回時刻にS124で用いた自車に近い点列の座標を車両
の移動軌跡で補正する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】この移動軌跡による補正は、車両スタート
時の時刻T0の原点に時刻T1の原点を合わせても良
く、あるいはその逆でも良い。尚、図10においては、
前回の道路内自車相対位置を今回時刻の値に補正するた
め、前回抽出された車線境界線を構成する点列のうち、
必要なもののみを補正する様にした。図11に移動軌跡
による補正(軌跡推定値による補正)の例を示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次いで、S138に進んでS124と同一
のサブルーチンを用いて自車から車線境界線までの距離
を求めて所定メモリに格納し、S140に進んで移動軌
跡による補正を行う。これは具体的には、移動軌跡によ
る補正がなされた前回の車線境界線、より具体的には前
回の基準車線境界線に対し、先にS130で行ったと同
様に、自車の道路内相対位置を求めることで行う。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 B60R 21/00 624G 627 627 G05D 1/02 G05D 1/02 K G06T 1/00 330 G06T 1/00 330A 7/60 200 7/60 200J G08G 1/00 G08G 1/00 X Fターム(参考) 5B057 AA16 BA02 CA12 CA16 DA06 DB02 DC02 DC36 5H180 AA20 AA27 CC04 LL04 LL09 5H301 AA03 AA09 BB05 CC03 CC05 EE07 EE12 FF05 FF11 GG09 5L096 BA04 CA02 FA03 FA06 GA32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両進行方向の走行路を認識して得られ
    た道路画像から走行区分線を認識する装置を備えた自動
    走行車両において、該認識装置が a.前記道路画像から少なくとも1つの線分を抽出する
    手段、 b.所定時刻毎に抽出された線分から道路の走行区分線
    を識別する手段、 c.前回識別時から今回識別時までの車両の走行軌跡を
    推定する手段、 d.推定された走行軌跡と今回識別された走行区分線に
    基づいて前回までに識別された走行区分線と今回識別さ
    れた走行区分線との連続性を判定する手段、 e.該判定結果に基づいて識別された走行区分線に同一
    の識別子を付与する手段、および f.該識別子を付与された走行区分線の情報をストアす
    る手段、を備えたことを特徴とする自動走行車両。
  2. 【請求項2】 前記走行区分線に沿って自動走行すべく
    操舵制御装置を備えると共に、該操舵制御装置は前記ス
    トアされた情報に基づいて操舵制御を行うことを特徴と
    する請求項1項記載の自動走行車両。
JP2002359741A 2002-12-11 2002-12-11 走行区分線認識装置を備えた自動走行車両 Pending JP2003203298A (ja)

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