JP2003191200A - Ge3N4ナノベルトとその製造方法 - Google Patents

Ge3N4ナノベルトとその製造方法

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JP2003191200A JP2001402986A JP2001402986A JP2003191200A JP 2003191200 A JP2003191200 A JP 2003191200A JP 2001402986 A JP2001402986 A JP 2001402986A JP 2001402986 A JP2001402986 A JP 2001402986A JP 2003191200 A JP2003191200 A JP 2003191200A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】半導体ナノ技術の将来において極めて有用とな
る新規なGe3N4ナノベルトおよびこのGe3N4ナ
ノベルトの製造方法を提供する。 【解決手段】断面が円形ではなく四角形であり、長さが
長い、ベルト形状を有するGe3N4を含むGe3N4
ナノベルトであり、GeおよびSiO2粉末を混合する
工程、この混合粉末を活性炭粒子で覆う工程、活性炭粒
子で覆われた混合粉末をNH3雰囲気で加熱して、Ge
3N4ベルト形状に成長させる工程、並びにベルト形状
を有するGe3N4を冷却する工程を含む方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野)本発明は、Ge3N4ナノベルトとその製
造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、将来の半
導体ナノ技術における応用として有用な新規なGe3N
4ナノベルトとその製造方法に関する。
【0001】(従来の技術)窒化ゲルマニウム(Ge3
N4)は、半導体技術において重要な誘電体材料であ
る。これは、水に可溶であるという致命的な弱点を有す
るGeO2材料にとって代わり、高性能相補形金属酸化
物半導体(CMOS)ゲルマニウムデバイスにおいて今
後発展するであろうと期待されている有望な材料であ
る。そしてこのGe3N4は、現在までにMOS電界効
果トランジスタ(MOSFET)を含む金属酸化物半導
体(MOS)デバイス内に集積されており、急速熱アニ
ール(RTA)温度に耐えられること、生成熱が低いこ
と、ヒステリシスが無視できること、そして電流ドリフ
トが低いことの利点から、Ge3N4−InP、Ge3
N4−GaAs金属−絶縁体−半導体電界効果トランジ
スタ(MISFET)として製造されている。
【0002】このような材料において、Ge3N4は、
二次元薄膜として製造されている。しかし、Ge3N4
の一次元(ID)ナノスケール材料の製造については、
誰も未だ報告していない。おそらく、一般的にIDナノ
スケールの誘電材料に対する関心が低く、Ge3N4の
IDナノスケール材料に関する研究が無視されてきたた
めである。
【0003】よく知られているように、IDナノスケー
ル材料に関する数多くの研究は、1991年のカーボン
ナノチューブ(CNT)のパイオニア研究により刺激さ
れた。そして、それ以来、BN、WS2、BxCyNz
およびMoS2からなるナノチューブ以外にも、他の種
々の固体のIDナノスケール材料が合成され、研究され
た。これらは、高温超伝導(HTSC)材料、たとえ
ば、HTSC材料であるイットリウム−バリウム−銅−
酸化物やそれに関するMgOのナノロッド、磁性材料で
あるFeのナノワイヤ、伝導体材料であるPtのナノス
ケールネットワーク、硬質材料であるSiC、Si3N
4のナノロッド、である。さらに、半導体材料であるS
i、Ge、GaN、GaAs、ZnO、SnO2、In
2O3およびCdOのナノワイヤおよびナノベルトも研
究されている。
【0004】これらの1Dナノスケール材料は、科学的
関心に加え、これらが将来のナノ技術における様々な応
用に有用となると考えられて製造された。そして同様
に、将来のナノ技術によって様々に応用できるGe3N
4の1Dナノスケール材料の実現が期待されている。
【0005】そこで、本発明は、以上の問題点を解消
し、将来の半導体ナノ技術において極めて有用な、新規
な1Dナノスケール材料としてのGe3N4ナノベルト
と、このGe3N4ナノベルトの製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0006】(発明の概要)本発明は、上記の課題を解
決するものとして、第1に、断面が円形ではなく四角形
であり、長さが長い、ベルト形状を有するGe3N4を
含むことを特徴とするGe3N4ナノベルトを提供す
る。
【0007】また本発明は、第2に、幅が30〜300
nmの範囲内であり、厚さが150nm以下であり、長
さが1μm以上である、第1の本発明に関するGe3N
4ナノベルトを提供する。本発明は、第3には、該Ge
3N4がα−Ge3N4を含み、(0001)面と
【0008】との間の角度が92°である、第1または
第2の本発明に関するGe3N4ナノベルトを提供す
る。本発明は、第4には、該Ge3N4がβ−Ge3N
4を含み、ベルト軸方向と[0001]方向との間の角
度が7°である、第1または第2の本発明に関するGe
3N4ナノベルトを提供する。
【0009】また、本発明は、第5には、Ge3N4ナ
ノベルトの製造方法であって、GeとSiO2粉末を混
合する工程、この混合粉末を活性炭粒子で覆う工程、活
性炭粒子で覆われた混合粉末を加熱して、Ge3N4を
ベルト形状に成長させる工程、およびベルト形状を有す
るGe3N4を冷却する工程を含む方法を提供する。
【0010】さらに本発明は、第6には、GeとSiO
2との混合比が、重量で1〜1.2:1である、第5の
発明に関するGe3N4ナノベルトの製造方法を提供す
る。本発明は、第7には、加熱を、800〜860℃で
1時間以上実施する、第5または第6の本発明に関する
Ge3N4ナノベルトの製造方法を提供する。本発明
は、第8には、該NH3雰囲気が、100〜400cm
3/分のNH3流である、第5〜第7の本発明のいずれ
かに関するGe3N4ナノベルトの製造方法を提供す
る。
【0011】(発明の詳細な説明)本発明が提供するG
e3N4ナノベルトは、断面が円形ではなく四角形であ
り、そして長さが長いベルト形状を有するGe3N4が
含まれる。より詳細に述べると、このGe3N4ナノベ
ルトはベルト形状を有するGe3N4であって、その幅
が30〜300nmの範囲内であり、厚さが150nm
以下であり、そして長さが1μm以上のものを含んでい
る。そして、このGe3N4ナノベルトは、Ge+Si
O2の混合粉末をNH3雰囲気中で熱還元することによ
り製造することができる。本発明のGe3N4ナノベル
トの特徴について、本発明のGe3N4ナノベルトの製
造方法の説明と併せて、以下に説明する。
【0012】本発明のGe3N4ナノベルトの製造方法
は、GeとSiO2粉末を混合する工程、この混合粉末
を活性炭粒子で覆う工程、これらをNH3雰囲気で加熱
する工程、および冷却する工程を含んでいる。
【0013】Ge3N4材料の合成には、各種の装置、
例えば、図5に例示したような水平炉を使用することが
できる。この図5の装置では、直径〜2cm、長さ〜2
cmの窒化ホウ素(BN)製るつぼ(4)が炉(1)の
中心に設置されている。また、この装置には、低周波ま
たは高周波コイルのような加熱コイル(4)が設けら
れ、一方の端には入口パイプ(2)が、そして他方の端
には出口パイプ(3)が設けられている。
【0014】本発明の方法の第1の工程では、出発物質
としてのGeおよびSiO2粉末が、〜1.2:1、よ
り好ましくは、1〜1.2:1の重量比で、均一に混合
される。このGe+SiO2混合粉末(5)を、図5の
下部に示すように、BNるつぼ(4)の中に入れる。そ
して、第2工程において、このGe+SiO2混合粉末
(5)を、活性炭粉末の薄い層(6)、好ましくは、高
純度の活性炭粉末であって、さらに好ましくはCナノ粒
子を含有するもの、で覆うようにする。
【0015】第3工程では、薄い炭素層(6)を有する
Ge+SiO2混合粉末(5)を、NH3雰囲気で加熱
して、Ge3N4をベルト形状に成長させ、第4工程で
このベルト形状を有するGe3N4を冷却する。より詳
細には、加熱に先立ってNH3流を入口パイプ(2)を
通じて炉(1)内に十分な時間導入して、炉(1)から
O2を追い出す。次いで、薄い炭素層(6)を有するG
e+SiO2混合粉末(5)を、NH3雰囲気内で加熱
する。本発明において、800〜860℃で1時間以上
の加熱が目安となる。更には、特に好ましい加熱とし
て、300cm3/分のNH3気流下で、850℃で2
時間の加熱が例示される。冷却工程においては、ベルト
形状を有するGe3N4が、例えば、室温にまで完全に
冷却するまで、NH3を流し続ける。
【0016】その結果、薄い炭素層の表面上に、ベルト
形状を有するGe3N4を、白色の堅い外皮のようなも
のとして見ることができる。次いで、この薄い炭素層を
アルコール等の溶媒中に分散させることによって、本発
明のGe3N4ナノベルトを堆積物として得ることがで
きる。
【0017】本発明において、Ge3N4ナノベルト
は、下記の反応に基づく熱的還元により得られると考え
られる。
【0018】本発明の方法においては、揮発性物質であ
るGeOが次の反応により発生し、Ge(固体)+Si
O2(固体)→GeO(蒸気)+SiO(固体)、次い
で、このGeOがCナノ粒子サイト上でNH3ガスと反
応して、Ge3N4ナノベルトが成長する。この方法
は、CNTのテンプレートを必要としないが、Cナノ粒
子によって提供されるGe3N4析出サイトが必要とな
る。
【0019】得られたGe3N4ナノベルトにおいて
は、Ge3N4の理想的なα相(P31c、a=0.8
202nm、c=0.5941nm)およびβ相(P6
3/m、a=0.8038nm、c=0.3074n
m)から僅かに異なる相の存在が同定された。
【0020】このGe3N4ナノベルトをCuメッシュ
上に堆積させ、透過型電子顕微鏡(TEM)の試料を作
成した。このTEM試料を、X線エネルギー分散分光計
(EDS)を備えた300kV電界放射分析電子顕微鏡
(JEM−3000f)により観察した。
【0021】この試料中に、1Dナノスケール材料とし
て多数のGe3N4ナノベルトが存在していた。これら
は、前記のように幅が30〜300nmの範囲内であ
り、長さが数μm以上であることが確認された。図1
(a)は、異なる3つの長さの1Dナノスケール材料を
示しており、それぞれをA、B、Cと表される。これら
をその軸の周りに回転させると、その投影幅が変化する
ことがわかった。このことから、これらの1Dナノスケ
ール材料は、その軸に対して垂直な断面が円形ではな
く、四角形の断面を有していると結論付けられる。この
1Dナノスケール材料について観察されたコントラスト
および形状は、SnO2ナノベルトのもの(Hsu,
W. K.et al.Electrochemica
l formation of novel nano
wires and their dynamic e
ffects.Chem.Phys.Lett.28
4,177−183(1998))と極めて似ているこ
とから、この1Dナノスケール材料はナノベルトとして
認めることができる。更に、この1Dナノスケール材料
の幅に対する厚さの比は、〜1:2であると推定するこ
とができ、殆ど全てのナノベルトの厚さが150nm以
下である。さらに、この3つのナノベルトのEDS分析
からは、図1(b)のEDSスペクトルに示したよう
に、3つのナノベルトがGeおよびNのみを含有してい
ることが分かった。ここで、Cuピークは担体としての
Cu格子から発生している。他の分析結果とも併せる
と、この1Dナノスケール材料は、Ge3N4単結晶か
らなるGe3N4ナノベルトであると確認された。10
個以上のGe3N4ナノベルトをランダムに選んでED
S分析により調査したところ、全てのEDSスペクトル
は、図1(b)とほぼ同じものである。
【0022】図2(a)は、図1(a)におけるGe3
N4ナノベルトAの暗視野像を示しており、これは、図
2(b)に示した電子回折(ED)パターンにおける
【0023】を利用している。これは、α−Ge3N4
の
【0024】に同定される。そして、
【0025】の間隔dの測定値は0.702nmおよび
0.453nmであり、これらはα−Ge3N4につい
ての理想的な値0.710nmおよび0.456nmと
一致する。ベルト軸は、
【0026】に対して垂直である。また、明領域が小さ
いという事実は、Ge3N4ナノベルトの他の領域にお
いて
【0027】が歪んでいることによるものと考えられ、
他の領域の
【0028】がブラッグの法則に一致しないという影響
に結びつくと考えられる。コントラストの変化は、電子
ビームの照射下でGe3N4ナノベルトが湾曲している
ことによるものである。
【0029】図3は、α相を有するGe3N4ナノベル
トBの高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM)像を示
している。挿入図は、
【0030】のEDパターンである。このEDパターン
において、それぞれのスポットには、矢印の方向に沿っ
て縞が有ることが観察された。この現象は、ナノベルト
の形状効果(P.Hirsh,A.Howie,R.
B.Nicholson,D.W.Pashley &
M.J.Whelan,Electron Micr
oscopy of Thin Crystals(L
ondon,Butterworths,1967)
p.98.)に起因しており、この縞の延びの方向は、
【0031】に垂直なナノベルト軸に対して垂直となっ
ている。Y.L.Liらは、
【0032】に垂直なベルト軸方向は、同様の構造を有
するα−Si3N4のウィスカーに見出すことができ、
これは最密充填
【0033】に対して垂直に成長する結果であると説明
している(Jour.Mater.Sci.31,26
77(1996))。この
【0034】と(0001)面との間隔dは、0.71
0nmおよび0.595nmであり、これらは、それぞ
れα−Ge3N4の理想値0.710nmおよび0.5
94nmと一致する。しかしながら、(0001)面と
【0035】の間の角度は92°であり、α−Ge3N
4の理想値90°からの差は2°となっている。α−G
e3N4材料のこのような現象は未だかつて報告されて
いない。ただし、α′−SiAlONにおいてのみ同様
の現象が観察されていおり、この場合の(0001)面
と
【0036】とのなす角度は91°である。この現象の
原因も明らかにされていない。Dongらは、ある種の
β−Ge3N4材料においては、N−Ge−N結合角が
104°〜111°であるものの、Ge−N6h−Ge
結合角については114°または123°であることを
報告している。このような値は、それぞれ、理想的なN
−Ge−N結合角の109.5°および理想的なGe−
N6h−Ge結合角の120°から僅かに異なるもので
ある。本発明のα−Ge3N4ナノベルトにおける、9
2°という角度は、N−Ge−N結合角およびGe−N
−Ge結合角が、それぞれ、理想値の109.5°およ
び120°からの僅かにずれていることに関係している
と考えられる。
【0037】図4(a)および(b)は、それぞれβ−
Ge3N4の形状およびHRTEM像を示すものであ
る。(b)の挿入図は、
【0038】でのEDパターンである。
【0039】および0001反射に対応する間隔dは、
それぞれ0.700nmおよび0.309nmである。
これらは、それぞれ、β−Ge3N4の理想的な間隔d
である0.696nmおよび0.307nmと一致す
る。また、ベルト軸方向は、[0001]方向とわずか
7°だけ相違している。そして、Ge3N4ナノベルト
の表面には、記号Sとして示したように幾つかの階段状
のステップが存在している。これらのHRTEM観察に
基づくと、Ge3N4ナノベルトは、図4(c)に示し
たような成長機構を有することが示唆される。すなわ
ち、Ge3N4ナノベルトの成長は[0001]方向に
沿っているものの、Ge3N4の析出段階において、G
e3N4の析出面は
【0040】に沿ってわずかだけれども連続的に移動す
るのである。
【0041】合成した材料については、Ge3N4ナノ
ベルトの先端に金属ナノ粒子は見られなかったし、Si
3N4材料も見出されなかった。上記の観察結果に基づ
くと、本発明のGe3N4ナノベルトは、2段階プロセ
スの結果得られるものと仮定される。すなわち、まず最
初の段階で、下記の反応によりGeO蒸気が生成され
る。
【0042】Ge(固体)+SiO2(固体)→GeO
(蒸気)+SiO(固体) 次いで、生成されたGeO蒸気はCナノ粒子の表面に近
づき、下記の蒸気−蒸気−固体(VVS)反応によりG
e3N4の結晶核が生成する。
【0043】3GeO(蒸気)+4NH3(蒸気)+3
C(固体)→Ge3N4(固体)+3CO(蒸気)+6
H2(蒸気) これに引き続く蒸気−蒸気(VV)反応により、Ge3
N4核上で軸に沿っての成長が起こる。
【0044】3GeO(蒸気)+4NH3(蒸気)→G
e3N4(固体)+3H2O(蒸気)+3H2(蒸気) このVV反応は、VVS反応と比較すると、850℃で
1モルのGe3N4生成のための体積ギブスエネルギー
の変化が差−201KJだけ大きい。従って、体積ギブ
スエネルギーのみを考慮する場合には、VV反応が優勢
となり、VV反応がGe3N4ナノベルトの成長に支配
的な役割を果たすようになるのだろう。他方で、VVS
反応のみがCナノ粒子上でその場(in−situ)で
起こる場合には、Cナノ粒子とほぼ同じ大きさの微細な
Ge3N4ナノ粒子のみが得られることになる。しかし
ながら、表面ギブスエネルギーを考慮する場合には、C
ナノ粒子は表面積が広く、表面ギブスエネルギーが高い
ことから、VVS反応が優勢となって、微細なGe3N
4核が生成されやすくなる。一般的に、ナノベルトの成
長はベルト軸に沿って妨げられることはなく、ナノベル
トの側面において過飽和度が十分に低いことから、ナノ
ベルトの成長はベルト軸に対して垂直の方向に妨害され
るとされている。この説では、図2(a)および図3の
Ge3N4ナノベルトが異なる軸方向を有するという事
実は、それらの異なる側面上での十分に低い過飽和に起
因されていると考えられる。
【0045】本発明のGe3N4ナノベルトは、1Dナ
ノスケール構造および前記の特性を有する新規な誘電材
料Ge3N4であり、将来に於ける半導体ナノ技術のた
めの重要な応用のために極めて有用となるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、ナノベルトA、B、およびCの
形態を示し、(b)は、ナノベルトAのEDSスペクト
ルを示しており、ここで、N−Kα(0.39ke
V)、Ge−Lα(1.19keV)、Ge−Kα
(9.88keV)およびGe−Kβ(10.98ke
V)のピークに標識が付けられている。Cuピークは、
担体のCu格子から発生したものである。
【図2】図2(a)は、(b)に示されたEDパターン
における を使用したナノベルトAの暗視野像を例示し、(b)
は、左側部分に(a)内の明領域からのEDパターンを
示す。右側部分はシミュレートしたα−Ge3N4の である。
【図3】図3は、ベルトBのHRTEM像を示してい
る。0.710nmおよび0.595nmのd空間を有
する2つの面の間の角度は92°である。挿入図は でのEDパターンである。矢印は、反射スポットでの縞
の方向を示している。
【図4】図4(a)は、β−Ge3N4ナノベルトの形
態を例示し、(b)は、ナノベルトのHRTEM像を示
している。ベルト軸と[0001]方向との間に7°と
いう小さい角度相違が存在し、記号Sで示した段がいく
つか存在する。(c)はナノベルトの成長線図とベルト
軸方向と[0001]方向との間の差異を示している。
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月22日(2002.5.2
2)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、ナノベルトA、B、およびCの
形態を示し、(b)は、ナノベルトAのEDSスペクトル
を示しており、ここで、N−Kα(0.39keV)、G
e−Lα(1.19keV)、Ge−Kα(9.88k
eV)およびGe−Kβ(10.98keV)のピーク
に標識が付けられている。Cuピークは、担体のCu格
子から発生したものである。
【図2】図2(a)は、(b)に示されたEDパターン
における を使用したナノベルトAの暗視野像を例示し、(b)
は、左側部分に(a)内の明領域からのEDパターンを
示す。右側部分はシミュレートしたα−Ge3N4の である。
【図3】図3は、ベルトBのHRTEM像を示してい
る。0.710nmおよび0.595nmのd空間を有
する2つの面の間の角度は92°である。挿入図は でのEDパターンである。矢印は、反射スポットでの縞
の方向を示している。
【図4】図4(a)は、β−Ge3N4ナノベルトの形態
を例示し、(b)は、ナノベルトのHRTEM像を示し
ている。ベルト軸と[0001]方向との間に7°とい
う小さい角度相違が存在し、記号Sで示した段がいくつ
か存在する。(c)はナノベルトの成長線図とベルト軸
方向と[0001]方向との間の差異を示している。
【図5】この出願の発明のGe3N4ナノベルトの製造に
用いることができる装置の一つとしての水平炉を例示し
た断面模式図である。
【符号の説明】 1 炉 2 入口パイプ 3 出口パイプ 4 窒化ホウ素製るつぼ 5 Ge+SiO2混合粉末 6 炭素層 7 加熱コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA01 AA10 BE11 DB28 DB30 HA20 TA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が円形ではなく四角形であり、長さ
    が長い、ベルト形状を有するGe3N4を含むことを特
    徴とするGe3N4ナノベルト。
  2. 【請求項2】 幅が30〜300nmの範囲内であり、
    厚さが150nm以下であり、長さが1μm以上である
    請求項1記載のGe3N4ナノベルト。
  3. 【請求項3】 α−Ge3N4を含み、(0001)面
    と との間の角度が92°である請求項1または2のGe3
    N4ナノベルト。
  4. 【請求項4】 β−Ge3N4を含み、ベルト軸方向と
    [0001]方向との間の角度が7°であることを特徴
    とする請求項1または2のGe3N4ナノベルト。
  5. 【請求項5】 GeとSiO2粉末を混合する工程、こ
    の混合粉末を活性炭粒子で覆う工程、活性炭粒子で覆わ
    れた混合粉末を加熱して、Ge3N4をベルト形状に成
    長させる工程、およびベルト形状を有するGe3N4を
    冷却する工程を含むGe3N4ナノベルトの製造方法。
  6. 【請求項6】 GeとSiO2との混合比が、重量で1
    〜1.2:1であることを特徴とする請求項5のGe3
    N4ナノベルトの製造方法。
  7. 【請求項7】 加熱を800〜860℃で1時間以上実
    施する請求項5または6記載のGe3N4ナノベルトの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 該NH3雰囲気が、100〜400cm
    3/分のNH3流であることを特徴とする請求項5ない
    し7いずれかに記載のGe3N4ナノベルトの製造方
    法。
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US7303723B2 (en) 2002-10-04 2007-12-04 The Ohio State University Research Foundation Method of forming nanostructures on ceramics

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