JP2003191173A - 締付け工具 - Google Patents

締付け工具

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 締付け工具10は、動力回転手段である
ところのインパクトレンチ本体11に連結される回転軸
12と、回転軸12の先端13に設けた回転ソケット1
4と、回転軸12に取付けたスリーブ15と、スリーブ
15から延ばしたコ字部材16と、コ字部材16の先端
17に且つ回転ソケット14に対向する位置に設けた廻
り止め用ソケット21と、コ字部材16に膨出形成した
グリップ22と、回転軸12に付設したトルクレンチ機
構23と、からなるものである。 【効果】 廻り止め用ソケットをボルトに嵌合した場
合、コ字部材およびグリップによってボルトの回転を阻
止し、共廻りを防止する。締付け工具を左右の手で持っ
たままナットの締付けを実施することができ、無駄な動
作を省くことができる。従って、締付け作業の効率化を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナットとボルトの締
付けを行う際に共廻りを防ぎ、所定の締付け力を付与す
る締付け工具に関する。
【0002】
【従来の技術】ナットとボルトの締付けを行う際に共廻
りを防ぐ装置には、例えば、実公平2−39741号
公報「ボルト締付工具」や実公昭62−24100号
公報「ボルト・ナットの共廻り防止装置」に示されたも
のがある。
【0003】上記のボルト締付工具8(符号は公報記
載のものを流用した。以下同様。)は、同公報の第2図
によれば、ボルトソケット9およびナットソケット10
をソケット接近・離間操作機構11(油圧シリンダ等)
を介して向い合せに配置し、ボルトソケット9をソケッ
ト回転駆動源14で回転させるもので、高圧部から離れ
て安全にボルト締め作業を行うことができるというもの
である。
【0004】上記の共廻り防止装置は、同公報の第2
図によれば、ナット2,2(符号は公報記載のものを流
用した。以下同様。)に嵌める各嵌合具(ソケット3、
係止部5、他)を連結板6にて固定したもので、ソケッ
ト3,3が回転不可となっているためナット2,2は回
転せず、2個のボルト1,1を同時に締付けることがで
きるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のボルト締付工
具8では、ソケット接近・離間操作機構11の構造が複
雑で且つ重量が重く、取り扱い難い。特に、ソケット接
近・離間操作機構11は、遠隔操作によって油圧シリン
ダまたは空圧シリンダを作動させ、ソケットを接近・離
間させるもので、ソケットの着脱に手間がかかる。
【0006】上記の共廻り防止装置では、2個のナッ
トを接近させて配設する必要がある。つまり、ナットが
1個の場合には使用することができない。
【0007】そこで、本発明の目的は、ナットとボルト
の締付け作業の効率化を図り、所定の締付け力を付与す
る締付け工具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、動力回転手段に連結させる回転軸と、こ
の回転軸の先端に設けた回転ソケットと、回転軸に軸方
向移動可能に且つ相対回転可能に取付けたスリーブと、
このスリーブから延ばしたコ字部材と、このコ字部材の
先端に且つ回転ソケットに対向する位置に設けた廻り止
め用ソケットと、コ字部材に膨出形成したグリップと、
からなり、ナットとボルトの一方を回転ソケットに嵌合
し、他方を廻り止め用ソケットに嵌合し、グリップを握
りながらナットとボルトの締付けを行う。
【0009】廻り止め用ソケットをボルトに嵌合した場
合、手で把持したグリップによってボルトの回転は阻止
され、ボルトは共廻りしない。すなわち、締付け工具を
左右の手で持ったままナットの締付けを実施することが
でき、ソケットの着脱に手間がかからず、無駄な動作を
省くことができる。
【0010】請求項2は、回転軸にトルクレンチ機構を
付設したことを特徴とする。トルクレンチ機構で回転軸
を回転させ締付け力を確認する。ナットを締付けた後
に、連続して締付け力を確認することができ、締付け力
を確認する際に、回転ソケットを取り外したり、トルク
レンチを嵌める必要がなく、無駄な動作を省くことがで
きる。
【0011】請求項3では、トルクレンチ機構は、動力
回転手段と回転軸との間を連結するアダプタと、このア
ダプタの外周に配設したハウジングと、このハウジング
とアダプタの外周間に配設したワンウェイクラッチと、
ハウジングに一体的に取付けたトルクレンチ本体と、か
らなる。
【0012】アダプタを介して動力回転手段と回転軸を
連結するとともに、アダプタの外周を利用して一体的に
トルクレンチ本体を配設することで、トルクレンチ本体
を右手の近くに配置するとともに、トルクレンチ本体の
操作性を向上させる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る締付け工具の側面図で
あり、締付け工具10は、動力回転手段であるところの
インパクトレンチ本体11に連結される回転軸12と、
この回転軸12の先端13に設けた回転ソケット14
と、回転軸12に軸方向(矢印の方向)移動可能に且
つ相対回転(矢印の方向)可能に取付けたスリーブ1
5と、このスリーブ15から延ばしたコ字部材16と、
このコ字部材16の先端17に且つ回転ソケット14に
対向する位置に設けた廻り止め用ソケット21と、コ字
部材16に膨出形成したグリップ22と、回転軸12に
付設したトルクレンチ機構23と、インパクトレンチ本
体11に取付けるとともに締付け工具10の重心位置2
4に配設したベルサポート25と、からなるものであ
る。
【0014】図2は図1の2部詳細断面図であり、回転
軸12と、回転軸12に設けた回転ソケット14と、回
転軸12に嵌めたスリーブ15と、スリーブ15から延
ばしたコ字部材16と、コ字部材16に設けた廻り止め
用ソケット21と、コ字部材16に膨出形成したグリッ
プ22とを示す。
【0015】回転軸12は、軸部26の一端に連結部2
7を四角形に形成し、他端にソケット接続部28を設
け、回転力を回転ソケット14と伝達する。連結部27
の二面には、球形の凹部31を形成し、この凹部31に
図に示していない鋼球が嵌合し、回転軸12の抜け止め
を図る。回転ソケット14には、ナットに嵌める六角穴
32を形成した。
【0016】スリーブ15は、ブロック本体33の中央
に穴33aを回転軸12が通るように形成し、穴33に
ブッシュ34,34を嵌め、下部にめねじ35を形成し
たものである。コ字部材16は、バー本体36をコ字状
に成形し、両端におねじ37,37を形成し、スリーブ
15側に芯調整機構38を配設し、中央にボス39を設
けたものである。
【0017】廻り止め用ソケット21は、ブロック本体
41と、ブロック本体41に嵌合したソケット42と、
からなる。ソケット42は、一端にボルトに嵌める六角
穴43を形成し、他端に連結部44を四角形に形成した
ものである。連結部44には、球形の凹部45を形成
し、この凹部45に図に示していない鋼球が嵌合し、ソ
ケット42の抜け止めを図る。
【0018】ブロック本体41は、中央に円形の穴4
6、角穴47を形成し、下部にめねじ48を形成し、た
ものである。グリップ22は、ネジ部51と、把持部5
2とからなる。
【0019】図3は図1の3部詳細断面図であり、回転
軸12と、インパクトレンチ本体11との間に取付けた
トルクレンチ機構23の断面を示す。トルクレンチ機構
23は、インパクトレンチ本体11と回転軸12との間
を連結するアダプタ53と、このアダプタ53の外周5
3aに配設したハウジング54と、このハウジング54
とアダプタ53の外周53a間に配設したワンウェイク
ラッチ55と、ハウジング54に一体的に取付けたトル
クレンチ本体56とからなる。57,57は止め輪を示
す。
【0020】アダプタ53は、筒体61の一端にインパ
クトレンチ本体11を接続する第1の接続穴62を形成
し、他端に回転軸12を接続する第2の接続穴63を形
成したものである。64,64は図に示していない鋼球
を押圧するゴム製のリングを示す。
【0021】ワンウェイクラッチ55は、インパクトレ
ンチ本体11でナットを締める際のアダプタ53の回転
に対してハウジング54を回転させず、トルクレンチ本
体56でナットを締める際には、アダプタ53を回転さ
せるものである。具体的には、ハウジング54内に配設
した複数の係止部材65・・・(・・・は複数を示す。以下同
様。)を備え、アダプタ53の正回転(ナットを締める
回転)に対して係止部材65・・・は自由状態で、ハウジ
ング54の正回転(ナットを締める回転)に対して係止
部材65・・・はアダプタ53との間に食い入り、ハウジ
ング54とアダプタ53を一体的に接続する。
【0022】トルクレンチ本体56は、図に示していな
いトルク設定機構により操作部66からの入力に対し、
ワンウェイクラッチ55への抵抗が大きくなると、屈曲
部56aが屈折動を発生し、作業者に所定トルクに達し
たことを判明させる。つまり、屈曲部56aが屈折する
ことで、作業者は所定トルクに達したと判断することが
できる。
【0023】図4は本発明に係る締付け工具のベルサポ
ートの側面図であり、ベルサポート25は、インパクト
レンチ本体11(図1参照)に4本のボルト67・・・で
取付ける2本のアーム71,71(図5参照)と、これ
らのアーム71,71を取付けた旋回リング72と、こ
の旋回リング72を旋回可能にベアリング73・・・を介
して支持する支持輪74,74と、これらの支持輪7
4,74間に取付けた掛止部材75,75(図5参照)
と、これらの掛止部材75,75に揺動自在(矢印,
の方向)に連結した吊り具76と、からなる。77・・
・はボルト・ナットを示す。
【0024】図5は図4の5矢視図であり、インパクト
レンチ本体11に取付けるアーム71,71と、これら
のアーム71,71を取付けた旋回リング72と、この
旋回リング72を旋回可能に受けるベアリング73・・・
と、支持輪74,74と、これらの支持輪74,74間
に取付けた掛止部材75,75と、これらの掛止部材7
5,75に連結した吊り具76と、を示す。
【0025】アーム71は、一端にインパクトレンチ本
体11(図1参照)を取付ける第1ラグ78を形成し、
他端に旋回リング72に取付ける第2ラグ79を形成し
た。81は第2ラグ79の取付けボルトを示す。
【0026】旋回リング72は、外周に外受け面82を
有し、外受け面82がベアリング73・・・上を移動し、
矢印の如く旋回するもので、インパクトレンチ本体1
1(図1参照)を自在に回転させるものである。
【0027】支持輪74は、内側にガイド部83を旋回
リング72の外径より小さく形成し、中央にベアリング
73・・・を取付けるための穴84を形成し、外側に座部
85,85を形成したものである。掛止部材75は、第
1鍔86と、第2鍔87を有し、第1鍔86を座部85
に当接するとともに、第1・第2鍔86,87間で吊り
具76を保持する。
【0028】以上に述べた締付け工具の作用を次に説明
する。図6は本発明に係る締付け工具の第1作用図であ
る。吊り具76で締付け工具10を吊り下げる。吊り具
76を有するベルサポート25を重心位置24に配設す
ることで、インパクトレンチ本体11や回転軸12をほ
ぼ水平に保持することができ、ナット・ボルトへの回転
ソケット14および廻り止め用ソケット21の嵌合が容
易になる。従って、締付け作業の効率化を図ることがで
きる。引き続き、インパクトレンチ本体11に空圧ホー
ス88を取付け、締付け作業を開始する。
【0029】図7(a),(b)は本発明に係る締付け
工具の第2作用図である。(a)において、ナット91
をボルト92に捩じ込む。具体的には、まず、左手94
でグリップ22を握り、ボルト92の頭93へ締付け工
具10の廻り止め用ソケット21を矢印の如く嵌め
る。続けて、ナット91を捩じ込む。
【0030】(b)において、ナット91をボルト92
に捩じ込んだ後、インパクトレンチ本体11(図6参
照)とともに、回転軸12ならびに回転ソケット14を
矢印の如く前進させ、ナット91に回転ソケット14
を嵌める。その際、インパクトレンチ本体11(図6参
照)とともに、図5のベルサポート25の旋回リング7
2を矢印の如く旋回させ、図7(b)に示すナット9
1の六角と回転ソケット14の六角穴32(図2参照)
を一致させる。
【0031】このように、締付け工具10では、ベルサ
ポート25(図5参照)を取付けたので、インパクトレ
ンチ本体11(図6参照)を握った状態で回転ソケット
14の回転方向(矢印の方向)の角度を自在に調整す
ることができ、右手をインパクトレンチ本体から離すこ
となくナット91に回転ソケット14を嵌めることがで
きる。従って、締付け作業の効率化を図ることができ
る。
【0032】図8(a),(b)は本発明に係る締付け
工具の第3作用図である。(a)において、ナットとボ
ルトの一方であるところのナット91に回転ソケット1
4に嵌合し、他方であるところのボルト92に廻り止め
用ソケット21を嵌合し、グリップ22を握りながらナ
ット91とボルト92の締付けを行う。その際に、グリ
ップ22を上方(矢印の方向)に押し上げる力が作用
した場合には、左手94の力Fdでグリップ22を止め
ることで、廻り止め用ソケット21の回転を止める。な
お、左手94の力Fdを用いずに、グリップ22をワー
ク95に止めることも可能である。
【0033】このように、締付け工具10では、回転軸
12と、この回転軸12の先端13に設けた回転ソケッ
ト14と、回転軸12に軸方向移動可能に且つ相対回転
可能に取付けたスリーブ15と、このスリーブ15から
延ばしたコ字部材16と、このコ字部材16の先端17
に且つ回転ソケット14に対向する位置に設けた廻り止
め用ソケット21と、コ字部材16に膨出形成したグリ
ップ22と、からなるので、廻り止め用ソケット21を
ボルト92の頭93(図7参照)に嵌め、一方、ボルト
92に捩じ込んだナット91に回転ソケット14を嵌
め、ナット91を締付けると、ボルト92とともに共廻
りしようとする廻り止め用ソケット21の回転をスリー
ブ15、コ字部材16を介してグリップ22で阻止する
ことができ、ボルト92の共廻りを防止することができ
る。その結果、締付け工具10を左右の手で持ったまま
ナット91の締付けを実施することができ、回転ソケッ
ト14ならびに廻り止め用ソケット21の着脱に手間が
かからず、無駄な動作を省くことができる。従って、締
付け作業の効率化を図ることができる。
【0034】(b)において、ボルトの締付け力を確認
する。具体的には、インパクトレンチ本体11でナット
91を締付けた後、右手96に持ったトルクレンチ本体
56を矢印の如く回すと、ワンウェイクラッチ55に
よってアダプタ53に接続するので、所定の力Ft以上
をトルクレンチ本体56に掛けて締付け力(軸力)を確
認する。
【0035】このように、締付け工具10では、回転軸
12にトルクレンチ機構23を付設したので、ナット9
1を締付けた後、連続して締付け力を確認することがで
きる。つまり、締付け力を確認する際に、回転ソケット
14を取り外したり、ナット91にトルクレンチを嵌め
込んだりする必要がなく、無駄な動作を省くことができ
る。従って、締付け作業の効率化を図ることができる。
【0036】また、締付け工具10では、アダプタ53
を介してインパクトレンチ本体11と回転軸12を連結
するとともに、アダプタ53の外周を利用して一体的に
トルクレンチ本体56を配設したので、トルクレンチ本
体56を右手96の近くに配置して待機させることがで
きるとともに、トルクレンチ本体11の操作性を向上さ
せることができる。
【0037】尚、本発明の実施の形態に示したスリーブ
15の形状およびコ字部材16の形状は任意である。図
7のワーク95、ナット91およびボルト92の頭93
の形状は一例である。回転ソケット14および廻り止め
用ソケット21の形状は、ソケット形であるが、形状は
ソケット形に限定しない。
【0038】ナット91に回転ソケット14を嵌めた
が、回転ソケット14をボルトの頭に嵌めることも可能
である。締付け工具10をほぼ水平に用いたが、ほぼ垂
直に用いることも可能である。その際にはベルサポート
25を交換する。動力回転手段の一例としてインパクト
レンチ本体11を挙げたが、動力回転手段は任意であ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、動力回転手段に連結させる回転軸
と、回転軸の先端に設けた回転ソケットと、回転軸に接
続した廻り止め用ソケットと、を備えた構成としたの
で、左手で廻り止め用ソケットを操作してボルトに嵌
め、右手で動力回転手段を操作して回転ソケットをナッ
トに嵌め、ナットの締付けを実施することができる。こ
のように、左右の手で把持したままでの締付け工具のナ
ット・ボルトへのセットおよび締付け作業が可能とな
り、回転ソケットならびに廻り止め用ソケットの着脱に
手間がかからず、無駄な動作を省くことができる。従っ
て、締付け作業の効率化を図ることができる。
【0040】請求項2では、回転軸にトルクレンチ機構
を付設したので、ナットを締付けた後に、連続して締付
け力を確認することができ、締付け力を確認する際に、
回転ソケットを取り外したり、トルクレンチを嵌める必
要がなく、無駄な動作を省くことができる。従って、締
付け作業の効率化を図ることができる。
【0041】請求項3では、アダプタを介して動力回転
手段と回転軸を連結するとともに、アダプタの外周を利
用して一体的にトルクレンチ本体を配設したので、トル
クレンチ本体を右手の近くに配置して待機させることが
できるとともに、トルクレンチ本体の操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る締付け工具の側面図
【図2】図1の2部詳細断面図
【図3】図1の3部詳細断面図
【図4】本発明に係る締付け工具のベルサポートの側面
【図5】図4の5矢視図
【図6】本発明に係る締付け工具の第1作用図
【図7】本発明に係る締付け工具の第2作用図
【図8】本発明に係る締付け工具の第3作用図
【符号の説明】
10…締付け工具、11…動力回転手段(インパクトレ
ンチ本体)、12…回転軸、13…回転軸の先端、14
…回転ソケット、15…スリーブ、16…コ字部材、1
7…コ字部材の先端、21…廻り止め用ソケット、22
…グリップ、23…トルクレンチ機構、53…アダプ
タ、53a…アダプタの外周、54…ハウジング、55
…ワンウェイクラッチ、56…トルクレンチ本体、91
…ナット、92…ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 誠一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 (72)発明者 鶴岡 秀友 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 (72)発明者 小林 泰夫 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力回転手段に連結させる回転軸と、こ
    の回転軸の先端に設けた回転ソケットと、前記回転軸に
    軸方向移動可能に且つ相対回転可能に取付けたスリーブ
    と、このスリーブから延ばしたコ字部材と、このコ字部
    材の先端に且つ前記回転ソケットに対向する位置に設け
    た廻り止め用ソケットと、前記コ字部材に膨出形成した
    グリップと、からなり、ナットとボルトの一方を回転ソ
    ケットに嵌合し、他方を廻り止め用ソケットに嵌合し、
    グリップを握りながらナットとボルトの締付けを行う締
    付け工具。
  2. 【請求項2】 前記回転軸にトルクレンチ機構を付設し
    たことを特徴とする請求項1記載の締付け工具。
  3. 【請求項3】 前記トルクレンチ機構は、動力回転手段
    と回転軸との間を連結するアダプタと、このアダプタの
    外周に配設したハウジングと、このハウジングと前記ア
    ダプタの外周間に配設したワンウェイクラッチと、ハウ
    ジングに一体的に取付けたトルクレンチ本体と、からな
    ることを特徴とする請求項2記載の締付け工具。
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