JP2003180784A - 振動発生装置、噴流発生装置および入浴装置 - Google Patents

振動発生装置、噴流発生装置および入浴装置

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JP2003180784A
JP2003180784A JP2001381921A JP2001381921A JP2003180784A JP 2003180784 A JP2003180784 A JP 2003180784A JP 2001381921 A JP2001381921 A JP 2001381921A JP 2001381921 A JP2001381921 A JP 2001381921A JP 2003180784 A JP2003180784 A JP 2003180784A
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music signal
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music
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Noriyuki Sumitomo
敬之 住友
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精神的および肉体的な負担がなく、リラック
スした自然な状態の中で人を含む動物の健康の維持増進
および疲労回復を図り、また魚介類や海藻などの水産物
の成長を促進させる装置を提供する。 【解決手段】 音楽信号入力部1と、液体を振動させる
振動発生部2とを備えた振動発生装置であって、音楽信
号入力部1から入力された音楽信号に対応した振動を振
動発生部2で発生させる。または、音楽信号入力部1
と、液体噴流を発生させる噴流発生部9とを備えた噴流
発生装置であって、音楽信号入力部1から入力された音
楽信号に対応した液体噴流を噴流発生部9で発生させ
る。さらに、浴槽8と、音楽信号入力部1と、振動発生
部2又は噴流発生部9を備えた入浴装置であって、振動
発生部2又は噴流発生部9で、音楽信号入力部1から入
力された音楽信号に対応した振動又は噴流を発生させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動発生装置および
噴流発生装置に関し、より詳細には人を含む動物の健康
の維持・増進や疲労回復あるいは魚介類や海藻などの水
産物の養殖などに用いる振動発生装置および噴流発生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで人の健康の維持増進や疲労回復
を目的として、例えば振動数が2万Hz以上のいわゆる
超音波振動を人体の一部あるいは全体に当てる装置、あ
るいは振動部材を人体の一部に直接当てる装置などが種
々提案されていた。
【0003】しかしながら、前者の装置では、超音波振
動を人の特定部位に当てるためには不自然な体勢を一定
時間保持しなければならず肉体的および精神的な負担が
少なくなかった。また、短時間で充分な効果を得るため
には振動出力を上げる必要があるが、大きい出力振動を
連続して人体に与えると毛細管などが損傷するおそれが
ある。
【0004】また振動部材を人体の一部に直接当てる後
者の装置では、必要以上の刺激が人体に加わり、却って
筋肉などに疲労が残ることがある。そして、どちらの装
置でも、装置の作動に対して無意識的に使用者は身構え
てしまい、リラックスした状態になりにくいという問題
がある。
【0005】また、これまで魚介類や海藻などの水産物
の養殖に関して、短期間で大きく成長させるために生け
簀の環境や餌の改良などが種々重ねられているが、さら
に短期間で効率的に成長させることが強く望まれてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、精神的および肉体的な負担がなく、リラック
スした自然な状態の中で人を含む動物の健康の維持増進
および疲労回復の効果が図れる装置を提供することにあ
る。
【0007】また本発明の目的は、魚介類や海藻などの
水産物の成長を効果的に促進させる装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の振動発生装置は、音楽信号入力部と、液体を振動さ
せる振動発生部とを備えた振動発生装置であって、前記
振動発生部が、前記音楽信号入力部から入力された音楽
信号に対応した振動を発生させることを特徴とする。
【0009】ここで、より高い効果を得る観点から、振
動発生部から出力される振動の周波数は10〜1,00
0Hzの範囲が好ましい。また、人の健康の維持増進・
疲労回復を得るためには、浴槽内に満たされた液体を介
して入浴者に振動を与えるようにするのが望ましい。
【0010】また本発明の入浴装置は、浴槽と、音楽信
号入力部と、前記浴槽内に満たされた液体中に没する位
置に配設された振動発生部とを備え、前記振動発生部
が、前記音楽信号入力部から入力された音楽信号に対応
した振動を発生させることを特徴とする。
【0011】ここで取り扱い性や小型化の観点から、振
動発生部は浴槽に一体に組み込まれているのが好まし
い。また、入浴者をよりリラックスした状態にさせるに
は、音楽発生部をさらに備えるのが望ましい。さらにこ
の音楽発生部は浴槽に一体に組み込まれているのが好ま
しい。
【0012】本発明の噴流発生装置は、音楽信号入力部
と、液体噴流を発生させる噴流発生部とを備えた噴流発
生装置であって、前記噴流発生部が、前記音楽信号入力
部から入力された音楽信号に対応した液体噴流を発生さ
せることを特徴とする。
【0013】ここで、音楽信号に対応して液体噴流の噴
出圧力を変化させるてもよいし、噴出時間を変化させて
もよい。もちろん両方変化させてもよい。また、人体の
健康の維持増進・疲労回復を得るためには、浴槽内の入
浴者に液体噴流を与えるようにするのが望ましい。
【0014】また本発明のもう一つの入浴装置は、浴槽
と、音楽信号入力部と、液体噴流を発生させる噴流発生
部とを備え、前記噴流発生部が、前記音楽信号入力部か
ら入力された音楽信号に対応した液体噴流を発生させる
ことを特徴とする。
【0015】ここで取り扱い性や小型化の観点から、噴
流発生装置は浴槽に一体に組み込まれているのが好まし
い。また、入浴者をよりリラックスした状態にさせるに
は、音楽発生部をさらに備えるのが望ましい。さらにこ
の音楽発生部は浴槽に一体に組み込まれているのが好ま
しい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明者は、クラシック音楽を植
物に聴かせると生育が早くなる、また乳牛に聴かせると
乳量が増えるといった情報を手がかりに、音楽信号が人
および水産物の健康および生育に何らかの好影響を与え
るのではないかと考え本発明をなすに至った。すなわ
ち、本発明の振動発生装置および噴流発生装置は人を含
む動物や水産物に対して流体振動や流体噴流を与える装
置であって、音楽信号に対応した振動および液体噴流を
発生させることに大きな特徴がある。
【0017】まず、本発明の振動発生装置について説明
する。本発明の振動発生装置は音楽信号に対応した振動
を液体中で発生させるので、一定の振動周波数を連続し
て与える従来の装置に比べてより高いマッサージ効果が
得られ、人を含む動物の健康の維持増進および疲労回復
の効果が得られる。また液体を介することにより振動を
感じない程に振動を減衰させることもできるので、必要
以上の刺激が与えられることがない。したがって筋肉な
どに本来不要の疲労が残ることがない一方、皮膚や表面
脂肪に対するマッサージ効果や美容効果は得られる。ま
た、その機構は未だ充分には解明されていないが、魚介
類や海藻などの水産物に音楽信号に対応した振動を与え
るとその成長が促進される。
【0018】本発明の振動発生装置の一例を示すブロッ
ク図を図1に示す。このブロック図は1つの振動発生部
を備えた振動発生装置の図である。外部音楽再生装置
(不図示)から出力される音楽信号が音楽信号入力部1
に入力されると、アナログ−デジタル変換器(A/D)
3によりアナログの音楽信号の場合はデジタル信号に変
換される。次に、バンドパスフィルタ(BPF)4によ
り音楽信号の中から所定の周波数域が取り出され、パワ
ーアンプ(AMP)5で所望の大きさに増幅されて振動
発生部2に送られる。そして振動発生部2ではこの音楽
信号に対応した振動が発生される。なお、このブロック
図では振動発生部2は1つであるが、2つ以上設けても
もちろん構わない。加えて、振動発生部を2つ以上設け
る場合、振動発生部の個数と同じ数の、それぞれ取り出
し周波数域の異なるBPFを用いて、各振動発生部で異
なる振動を発生させても構わない。
【0019】本発明で使用する振動発生部の一例を示す
断面斜視図を図2に示す。図2の振動発生部2は、振動
部材21、ベース部材22、ハウジング23、カバー2
4を主な構成部材とする。振動部材21からまず説明す
ると、円盤状の振動板211の裏面中心部に環状突部2
12が形成され、この環状突部212の先端部にはボイ
スコイル213が巻着されている。また、振動板211
の外周縁には軸線方向にわずかに垂下した周壁214が
形成されている。そして、周壁214により位置決めさ
れたバネ215が環状突部212の外周に装着された状
態で、プレート216に形成された貫通孔217に環状
突起212が挿入されている。振動板211とプレート
216との間に介装されたこのバネ215によって、振
動板211の表面は不使用時にカバー24の表面と一面
となるように支持される。
【0020】そして、カバー24に形成された、振動板
211より若干大径で且つプレート216よりも小径の
孔241に振動板211が挿入され、プレート216が
カバー24の内壁に固定されている。
【0021】一方、ベース部材22は、円盤状のベース
プレート221と、その中心に形成されたポール部22
2と、このポール部222から所定距離離隔した位置に
同心状に取付けられたリング状のマグネット223とを
備え、ベースプレート221の裏面は弾性体25を介し
てハウジング23に取り付けられている。ハウジング2
3は、ベース部材22のポール部222が振動部材21
の環状突部212に内挿されるように、カバー24に固
定されている。
【0022】このような構成の振動発生部において、音
楽信号がボイスコイル213に流されると磁界が発生す
る。この発生した磁界により環状突起212がバネ21
5に抗してマグネット223に引き寄せられ軸線方向に
振動板211が振動する。そしてこの振動は液体を介し
て伝搬する。ここで、発生する磁界は音楽信号に対応す
るので、振動板211の振動は音楽信号に対応したもの
となる。
【0023】本発明の振動発生装置を動植物に対して用
いる場合には、例えば図3に示すように川や海における
養殖生け簀や成育地域、飼育水槽などの水中に少なくと
も振動発生部2を設置し、四六時中あるいは所定時刻に
所定時間振動を発生させるようにする。また人に対して
用いる場合には浴槽やプールなどに振動発生部2を設置
して水中で振動を発生させるようにする。
【0024】振動発生部を浴槽に一体に組み込んだ本発
明の入浴装置の一例を図4に示す。また図4のA−A線
断面図を図5に示す。図4及び図5の入浴装置には、浴
槽8の上面角に1対のスピーカ(音楽発生部)6,6’
が浴槽8に一体に組み込まれていると共に、浴槽8の左
右の側壁にそれぞれ2個、そして底面に1個の振動発生
部2,2’、2”が配設されている。振動発生部2の具
体的構成は前記の通りである。そして浴槽8の上側面に
は、CDプレーヤやテープレコーダ、ラジオなどの外部
音楽再生装置7から音楽信号を入力するための音楽信号
入力部1が設けられている。もちろん、外部音楽再生装
置7が浴槽8に組み込まれていてもよい。
【0025】上記構成の入浴装置では、入浴者はスピー
カ設置側に頭が位置するように、お湯(液体)Lで満た
された浴槽8に漬かる。そして、CDプレーヤやテープ
レコーダ、ラジオなどの外部音楽再生装置7の出力端子
71を音楽信号入力部1に接続し、所望の音楽を外部音
楽再生装置7で再生すると、入浴者の耳元に設置された
スピーカ6,6’から再生された音楽が流れる。この
時、その音楽に対応した振動が振動発生部2から発せら
れ、その振動はお湯Lを介して入浴者の体に伝わる。振
動発生部2から出力される振動の周波数としては、10
〜1,000Hzの範囲が好ましく、より好ましくは5
0〜900Hzの範囲である。
【0026】このような構成の装置では、浴槽8に満た
されたお湯Lに漬かりながら所望の音楽を聴けるから入
浴者はリラックスでき、しかも前記音楽を聴いている
間、振動発生部2から発せられた、前記音楽に対応した
振動が、お湯Lを介して入浴者の全身又は特定部位に伝
えられ、皮膚および皮下脂肪が微妙な刺激されてマッサ
ージ効果および美容効果が得られる。また本発明の装置
において入浴者に伝わる振動は、入浴者にはほとんど知
覚できない程度にすることもできるので、装置を作動さ
せているという緊張感や負担感をまったく感じさせなく
することもできる。また筋肉などに疲労が残ることもな
い。
【0027】外部音楽再生装置7から出力された音楽信
号の流れを示すブロック図を図6に示す。音楽信号入力
部1から入力された音楽信号は、アナログ信号の場合に
はA/D3でデジタル信号に変換された後2つに分岐
し、一方はHPF41によってスピーカにおけるノイズ
が取り除かれた後、AMP51を介してスピーカ6,
6’に入力される。もう一方はLPF52によって高周
波数域が取り除かれた後、AMP52を介して振動発生
部2に入力される。
【0028】図4及び図5の入浴装置では、振動発生部
2と音楽発生部6とを浴槽8に一体に組み込んでいる
が、振動発生部2を浴槽8と別体として浴槽内に投入す
る形態としても構わない。また、音楽発生部6を設けず
振動発生部2のみを設ける形態としてももちろん構わな
い。ただし、浴槽容積を充分に確保しながら、入浴者を
よりリラックスさせる観点からは、振動発生部2と共に
音楽発生部6を設け、両方を浴槽8に一体に組み込むの
が望ましい。
【0029】次に本発明の噴流発生装置について説明す
る。本発明の噴流発生装置の大きな特徴は音楽信号に対
応した液体噴流を発生させることにある。図7に、本発
明の噴流発生装置の一例を示すブロック図を示す。図7
の噴流発生装置は、噴流発生部を1つ備えたものであ
る。外部音楽再生装置(不図示)から出力される音楽信
号が音楽信号入力部1に入力されると、A/D3により
アナログの音楽信号の場合はデジタル信号に変換され、
次にBPF4により音楽信号の中から所定の周波数域が
取り出され、AMP5で所望の大きさに増幅されて噴流
発生部9に送られる。そして噴流発生部9ではこの音楽
信号に対応した噴流が発生される。
【0030】本発明で使用する噴流発生部の一例を示す
断面構成図を図8に示す。図8の噴流発生部9は、液体
吸込部91を有しモータポンプ92を内蔵するモータケ
ースMCと、調整弁93、液体噴出部94とを備える。
使用に際しては少なくとも液体吸込部91を液体に没す
る位置に配置する。この装置において、モータポンプ9
2を起動させるとインペラ921が回転し、液体吸込部
91から液体が吸い込まれる。このとき、液体吸込部9
1にフィルタ95を設けて液体中の固形物を除去するの
が望ましい。そしてモータポンプ92で液体は所定圧に
昇圧された後、調整弁93を介して液体噴出部94へ送
られる。液体噴出部94では液体だけを噴出させてもよ
いし、空気を混合したいわゆる気泡混合流として噴出さ
せてもよい。気泡混合流として噴出させる場合には、液
体噴出部94を図に示すようなベンチュリー機構とする
のがよい。すなわち、先細部941と末広部942との
間の喉部943に空気吸引管Pを接続しておくと、先細
部941から喉部943に液体が流入する時にベルヌー
イの定理により静圧が低下して外気との間に圧力差が生
じる結果、空気吸引管Pを介して空気が吸引され末広部
942において液体中に空気が混入した気泡混合流とな
るのである。なお、図8のように空気吸引管Pに弁96
を設けておけば、この弁96を開閉することにより噴出
流を気泡混合流と液体のみとに切替られる。
【0031】ここで、液体噴出部94における液体の噴
出を音楽信号に対応させて変化させるには、モータポン
プ92の印加電圧及び/又は調整弁93の弁開度を音楽
信号に対応させて変化させればよい。液体噴出変化は、
噴出圧力および噴出時間の少なくとも一方を変化させれ
ばよい。例えば高い音のときは噴出圧力を低くし、反対
に低い音のときは高くする、あるいは高い音のときは噴
出時間を短くし、反対に低い音のときは長くする。
【0032】なお、図8の装置では液体噴出部は1つで
あるが、液体噴出部を2つ以上設けてももちろん構わな
い。2つ以上の液体噴出部を設ける場合には、すべての
液体噴出部で同じ液体噴流を発生させてもよいし、液体
噴出部ごとに液体噴出の圧力や時間を変化させてもよ
い。2つ以上の液体噴出部で同じ液体噴流を発生させる
には、例えば図9に示すように、3つの液体噴出部94
a,94b,94cに1台のモータポンプ92から液体
を送り出す構成とし、モータポンプ92の印加電圧や印
加時間を調整する(同図(ア))、あるいは液体噴出部
94a,94b,94cとモータポンプ92との間に調
整弁93を設け、調整弁93の弁開度を調整することに
より行えばよい(同図(イ))。
【0033】一方、液体噴出部ごとに液体噴出の圧力や
時間を変化させる場合には、例えば図10に示すよう
に、液体噴出部94a,94b,94cのそれぞれにモ
ータポンプ92a,92b,92cを設け、各所定周波
数域の音楽信号に合わせて各モータポンプの印加電圧や
印加時間を調整する(同図(ウ))、あるいは液体噴出
部94a,94b,94cとモータポンプ92との間に
調整弁93a,93b,93cをそれぞれ設け、各所定
周波数域の音楽信号に合わせて各調整弁の弁開度を調整
することにより行えばよい(同図(エ))。
【0034】ここで、図10に示すような各モータポン
プ及び各調整弁ごとに、音楽信号に対応した異なる信号
を与えるには、例えば図11に示すような回路を形成す
ればよい。すなわち、音楽信号入力部1から入力された
音楽信号をA/D3でデジタル信号とした後、3つのフ
ィルタ(HPF41、BPF43、LPF42)を用い
て3つの異なる音楽信号を取り出し、その信号を各モー
タポンプ又は各調整弁に送るのである。これによって液
体噴出部ごとに液体噴出の圧力や時間を変化させること
ができる。
【0035】次に、噴流発生部が浴槽に一体に組み込ま
れた本発明の入浴装置の一例を図12に示す。なお、図
4に示した入浴装置と同じ部材及び部分は同一符号を付
している。図12の入浴装置では、浴槽8の上面角に1
対のスピーカ6,6’が浴槽8に一体に組み込まれてい
ると共に、浴槽8の正面壁にはお湯(液体)Lの吸込口
(不図示)が形成され、両側面壁には液体噴出部94
a,94b(不図示)が形成されている。浴槽8の外側
壁にはモータポンプ、調整弁、制御部を内蔵するカバー
Cが取り付けられ、モータポンプの吸引側と吸込口およ
びモータポンプの排出側と液体噴出部とはそれぞれ管p
で繋がれている。またカバーCの上側面には、CDプレ
ーヤやテープレコーダ、ラジオなどの外部音楽再生装置
7から音楽信号を入力するための音楽信号入力部1が設
けられている。
【0036】このような構成の入浴装置では、入浴者は
スピーカ設置側に頭が位置するように、お湯Lで満たさ
れた浴槽8に漬かる。そして、外部音楽再生装置7の出
力端子71を音楽信号入力部1に接続し、所望の音楽を
外部音楽再生装置7で再生すると、入浴者の耳元に設置
されたスピーカ2から再生された音楽が流れる。この
時、その音楽に対応した信号が制御部から調整弁に送ら
れ調整弁の弁開度が調整されて、音楽に対応して噴出圧
力や時間が変化する液体噴流が液体噴出部94a,94
bから入浴者の体に向かって噴出される。
【0037】このような構成の装置では、図4の入浴装
置と同様に、浴槽8に満たされたお湯Lに漬かりながら
所望の音楽を聴けるので入浴者はリラックスでき、しか
も前記音楽を聴いている間、液体噴出部94a,94b
から噴出される噴流が入浴者の全身又は特定部位に当た
り、皮膚および皮下脂肪を微妙な刺激してマッサージ効
果および美容効果が奏される。また本発明の装置におい
て、入浴者に当たる噴流を本人にはほとんど知覚できな
い程度にすることもできるので、装置を作動させている
という緊張感や負担感をまったく感じさせなくすること
もできる。また筋肉などに疲労が残ることもない。
【0038】
【発明の効果】本発明の振動発生装置では、音楽信号入
力部と、液体を振動させる振動発生部とを備えた振動発
生装置であって、前記振動発生部が、前記音楽信号入力
部から入力された音楽信号に対応した振動を発生させる
ので、精神的および肉体的な負担がなく、リラックスし
た自然な状態の中で人を含む動物の健康の維持増進およ
び疲労回復の効果が得られる。また、魚介類や海藻など
の水産物に対して用いると、これらの成長を促進させる
ことができる。
【0039】本発明の噴流発生装置では、音楽信号入力
部と、液体噴流を発生させる噴流発生部とを備えた噴流
発生装置であって、前記噴流発生部が、音楽信号入力部
から入力された音楽信号に対応した液体噴流を発生させ
るので、前記同様に、精神的および肉体的な負担がな
く、リラックスした自然な状態の中で人を含む動物の健
康の維持増進および疲労回復の効果が得られ、また魚介
類や海藻などの水産物に対して用いると、これらの成長
を促進させることができる。
【0040】また本発明の入浴装置では、振動発生部又
は噴流発生部を備え、この振動発生部又は噴流発生部
が、音楽信号入力部から入力された音楽信号に対応した
振動又は噴流を発生させるので、精神的および肉体的な
負担がなく、リラックスした自然な状態の中で人を含む
動物の健康の維持増進および疲労回復の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の振動発生装置の一例を示すブロック
図である
【図2】 振動発生部の一例を示す断面斜視図である。
【図3】 本発明の振動発生装置を魚介類や海藻などの
水産物に用いた場合の図である。
【図4】 本発明の入浴装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】 図4のA−A線断面図である。
【図6】 音楽信号の流れの一例を示すブロック図であ
る。
【図7】 本発明の噴流発生装置の一例を示すブロック
図である。
【図8】 噴流発生部の一例を示す断面図である。
【図9】 噴流発生部の一例を示す構成図である。
【図10】 噴流発生部の他の例を示す構成図である。
【図11】 音楽信号の流れの一例を示すブロック図で
ある。
【図12】 本発明の入浴装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 音楽信号入力部 2 振動発生部 6,6’ スピーカ(音楽発生部) 7 外部音楽再生部 8 浴槽 9 噴流発生部 L お湯(液体)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽信号入力部と、液体を振動させる振
    動発生部とを備えた振動発生装置であって、 前記振動発生部が、前記音楽信号入力部から入力された
    音楽信号に対応した振動を発生させることを特徴とする
    振動発生装置。
  2. 【請求項2】 前記振動発生部から出力される振動の周
    波数が10〜1,000Hzの範囲である請求項1記載
    の振動発生装置。
  3. 【請求項3】 浴槽内に満たされた液体を介して入浴者
    に振動を与える請求項1又は2記載の振動発生装置。
  4. 【請求項4】 浴槽と、音楽信号入力部と、前記浴槽内
    に満たされた液体中に没する位置に配設された振動発生
    部とを備え、 前記振動発生部が、前記音楽信号入力部から入力された
    音楽信号に対応した振動を発生させることを特徴とする
    入浴装置。
  5. 【請求項5】 前記振動発生部が前記浴槽に一体に組み
    込まれた請求項4記載の入浴装置。
  6. 【請求項6】 音楽発生部をさらに備えた請求項4又は
    5記載の入浴装置。
  7. 【請求項7】 前記音楽発生部が前記浴槽に一体に組み
    込まれた請求項6記載の入浴装置。
  8. 【請求項8】 音楽信号入力部と、液体噴流を発生させ
    る噴流発生部とを備えた噴流発生装置であって、 前記噴流発生部が、前記音楽信号入力部から入力された
    音楽信号に対応した液体噴流を発生させることを特徴と
    する噴流発生装置。
  9. 【請求項9】 前記噴流発生部が、音楽信号に対応して
    液体噴流の噴出圧力及び噴出時間の少なくとも一方を変
    化させる請求項8記載の噴流発生装置。
  10. 【請求項10】 浴槽内の入浴者に液体噴流を与える請
    求項8又は9のいずれかに記載の噴流発生装置。
  11. 【請求項11】 浴槽と、音楽信号入力部と、液体噴流
    を発生させる噴流発生部とを備え、 前記噴流発生部が、前記音楽信号入力部から入力された
    音楽信号に対応した液体噴流を発生させることを特徴と
    する入浴装置。
  12. 【請求項12】 前記噴流発生部が前記浴槽に一体に組
    み込まれた請求項11記載の入浴装置。
  13. 【請求項13】 音楽発生部をさらに備えた請求項11
    又は12記載の入浴装置。
  14. 【請求項14】 前記音楽発生部が前記浴槽に一体に組
    み込まれた請求項13記載の入浴装置。
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