JP2003180703A - ロッド固定装置 - Google Patents

ロッド固定装置

Info

Publication number
JP2003180703A
JP2003180703A JP2001379226A JP2001379226A JP2003180703A JP 2003180703 A JP2003180703 A JP 2003180703A JP 2001379226 A JP2001379226 A JP 2001379226A JP 2001379226 A JP2001379226 A JP 2001379226A JP 2003180703 A JP2003180703 A JP 2003180703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
implant
connector
rod
shaft
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001379226A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Hashioka
徳康 橋岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROBERT REED SHOKAI CO Ltd
Original Assignee
ROBERT REED SHOKAI CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROBERT REED SHOKAI CO Ltd filed Critical ROBERT REED SHOKAI CO Ltd
Priority to JP2001379226A priority Critical patent/JP2003180703A/ja
Publication of JP2003180703A publication Critical patent/JP2003180703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7035Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other
    • A61B17/7038Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other to a different extent in different directions, e.g. within one plane only
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7041Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae with single longitudinal rod offset laterally from single row of screws or hooks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7044Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae also having plates, staples or washers bearing on the vertebrae

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インプラントとロッドとを十分強力に結合す
ることができると同時に広い調節可能範囲を有するロッ
ド固定装置の提供。 【構成】 結合具15として、ロッド38を通して固定
するためのロッド固定部17とインプラント側との結合
手段として軸状部18とを設けた第1コネクター16
と、軸状部18をインプラント側に結合する手段を有し
ており、第1コネクター16の軸状部18の軸方向Yと
ロッド固定部17の軸方向X及びインプラント11の軸
方向Zとは相互に直交方向に向き得る関係を有するとと
もに、軸状部18はインプラント11の軸方向に対して
直交関係を取るもの及び非直交関係を取るように傾斜し
たものを含むロッド固定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脊柱に植設するイン
プラントと、主として脊柱に沿って配置されるロッドと
を固定するために、それらの間に介在する結合具を有す
るロッド固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脊柱を所望の形態に保持する等の目的
で、脊柱に沿って配置されるロッドを、脊柱に植設した
インプラントにコネクターを用いて固定する手術が行わ
れる。インプラントはねじ込みという形態から骨ねじと
称され、或いは取り付け脚という形態からペディクルス
クリューなどとも称されるが、最良の効果を得るために
垂直に取り付けられることが基本である。脊柱は一直線
ではなく人体の前後方向に湾曲しており、また病変があ
る場合には本来取り付けるべき方向を取ることができな
いというような理由により理想通りの配列を得ることが
できない場合がしばしばである。
【0003】この種の先行技術としては例えば特開平1
0−43201号を示すことができる。同発明では、フ
ァスナーと称されているインプラントと結合する、コネ
クターの横断方向部材に細長い溝穴を形成し、インプラ
ントとロッドとの間の距離変化に対して融通性を与えて
いる。しかし同発明において横断方向部材は、インプラ
ントの外端のおねじ部に螺子入れたナットとインプラン
ト頭部との間で挟んで締め付けられるため緊締力を十分
に高めることができず、事後に緩む可能性がある。加え
てインプラントの外端が鋭く突出しているため、最後に
余分を除去する過程が必要になる。また理想の配列から
ずれている場合に対応し得る調節可能範囲も限られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
点に着目してなされたものであって、その課題とすると
ころは、インプラントとロッドとを十分強力に結合する
ことができると同時に、広い調節可能範囲を有するロッ
ド固定装置を提供することにある。また本発明の他の課
題は、大きさ、就中高さをより低く抑制可能なロッド固
定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明のロッド固定装置では、結合具として、ロッ
ドを通して固定するためのロッド固定部とインプラント
側との結合手段として軸状部とを設けた第1コネクター
と、軸状部をインプラント側に結合する手段を有してお
り、第1コネクターの軸状部の軸方向とロッド固定部の
軸方向及びインプラントの軸方向は相互に直交方向に向
け得る関係を有するとともに、軸状部はインプラントの
軸方向に対して直交関係を取るもの及び非直交関係を取
るように傾斜したものを含むものとするという手段を講
じたものである。本発明は、さらに第1コネクターの軸
状部を通して固定するための軸状部固定部と、インプラ
ントの頭部に設けられている軸方向のめねじ部に螺じ入
れられる結合ねじによって緊締される第2コネクターと
を有するという構成をも具備することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るロッド固定装置は、
脊柱に植設するインプラントと、主として脊柱に沿って
配置されるロッドとを固定するために、それらの間に介
在する結合具を有する。インプラントは、所謂ペディク
ルスクリューや骨ねじ、或いはファスナー等と同様に、
椎体に螺じ入れられるおねじ部を外端に有しており、他
端には頭部が設けられている。
【0007】結合具は、インプラントとロッドとの結合
のための手段であり、インプラントに対するのと、ロッ
ドに対するのと2個の結合手段を有する。この結合手段
として請求項1に係る発明では、ロッドを通して固定す
るためのロッド固定部と、インプラント側との結合手段
としての軸状部とを設けたコネクターを有し、このコネ
クターを便宜上第1コネクターと呼ぶ。
【0008】第1コネクターの、ロッド固定部はロッド
を差し通す貫通状の孔とし、同孔部に向かって外部から
すり割りが通じている構成とすることができる。このす
り割りで分断された両側の部分をねじにより緊締する
と、ロッドを固定可能な状態となる。このねじを便宜上
第1ねじと呼ぶ。
【0009】第1コネクターとインプラントとは結合手
段によって結合される。第1コネクターを直接インプラ
ントに結合するには、インプラント側に軸状部を直接差
し込む孔と、それを止め付ける結合手段が必要である
が、これらをインプラント側に設ければ、後述する第2
コネクターを使用しない選択も取り得る。
【0010】前記した第1コネクターの軸状部の軸方向
と、ロッド固定部の軸方向、及びインプラントの軸方向
とは、互いに直交方向に向け得る関係を取る。3軸方向
が直交方向を取り得る、ということは3軸周りに調整し
得るということでもあり、3次元空間において考えられ
る位置関係に追随し易いということでもある。また、第
1コネクターの軸状部はインプラントの軸方向に対して
直交関係を取るもの及び非直交関係を取るように傾斜し
たものを含み、傾斜角度は0度から例えば5度刻みで1
0度、15度などと変えたものを複数個用意し、最適の
傾斜角度のものを使用する。傾斜角度0度のものは、イ
ンプラントの軸方向に対して直交関係にある軸状部とな
る。
【0011】さらに本発明のロッド固定装置は、第1コ
ネクターの軸状部を通して固定するための軸状部固定部
と、インプラントの頭部に設けられている軸方向のめね
じ部に螺じ入れられる第2のねじによって緊締される第
2コネクターとを有する形態を取ることができる。第2
コネクターは第1コネクターとインプラントとの間に介
在する第2の結合用部材であり、そのために便宜上第2
コネクターと称する。また第2コネクターの軸状部固定
部と、第2ねじのねじ入れ方向とは直交関係にある。こ
れは第1コネクターのロッド固定部と軸状部とが直交関
係にあるのと同じである。
【0012】第2コネクターにも、軸状部を差し通すた
めの貫通状の孔を設ける一方、同孔部に向かって外部か
らすり割りが通じており、すり割りで分断された両部分
を第2ねじにより緊締し、軸状部を固定する構成とする
ことができる。第2コネクターが第1コネクターとイン
プラントとの間に介在する場合、第2コネクターとイン
プラントとの結合が当然のことながら必要になる。この
結合を得るものは、インプラントの頭部に設けられてい
る軸方向のめねじ部に螺じ入れられるねじで、結合ねじ
と称する。
【0013】第1ねじ及び第2ねじは、頭部にテーパ状
の周面を有し、かつ第1ねじを差し込む第1コネクター
通孔部の口部内面、それに第2ねじを差し込む第2コネ
クター通孔部の口部内面には、上記テーパ状の周面と同
じ傾斜から成るテーパ状の底面を設けることが望まし
い。これにより、テーパ状の周面とテーパ状の底面との
接触面圧の上昇によって所期の緊締力を得るとともに、
頭部を沈めて突出量を最小に設定することが可能とな
る。
【0014】テーパ状の周面と、同じ傾斜から成るテー
パ状の底面とから構成されるねじ止めは、ねじ軸に対し
て直交した平面を有する平頭ボルトよりも遥かに強大な
緊締力を得ることができる。これはねじ軸に対して鋭角
状を成すテーパ状であるため楔を打ち込むのと同様の作
用を期待することができるためである。
【0015】
【実施例】以下図示の実施例を参照して本発明をより詳
細に説明する。本発明に係るロッド固定装置10は、脊
柱Sに植設するインプラント11と、脊柱Sに沿って配
設されるロッド38とを固定するために、それらの間に
介在する結合具15を有する。実施例におけるインプラ
ント11は椎体にねじを切り込んで進入して行くペディ
クルスクリューや骨ねじと同様のねじ型のもので、頭部
12に不完全ねじ部13を有するものと有しないものと
を含み、どちらも頭部12に軸方向のめねじ部14を有
している。
【0016】インプラント11とロッド38との結合具
15として、実施例の場合、第1コネクター16と第2
コネクター23とを有する。第1コネクター16は、ロ
ッド38を通して固定するための貫通孔である固定部1
7と、インプラント側との結合手段として設けた軸状部
18とを有しており、固定部17に向かって外部からす
り割り19が通じていて、それによって分断された口部
と奥部の両部分にわたる通孔部20に第1ねじ21を螺
じ入れ、ロッドを緊締する構成を持っている。第1ねじ
21の螺合相手であるめねじ部22は通孔部20の奥部
に設けられている(図3参照)。
【0017】第1コネクター16の軸状部18の軸方向
Yと、ロッド固定部17の軸方向X及びインプラント1
1の軸方向Zは、互いに直交方向を向く配置を取ること
が可能である。さらに、軸状部18は、インプラント1
1の軸方向Zに対して非直交関係を取るように傾斜した
ものを含み、図1にはY軸に対して5度、10度、15
度と傾斜角度を変化させた軸状部18a、18b、18
cが例示されている。
【0018】第1コネクター16は傾斜角度を変化させ
るだけでなく、軸状部18の出位置を上下変化させるこ
ともある。図7はその例示であり、図7(a)はロッド
挿通のための通孔部20よりも低い位置に軸状部18の
出位置があり、図7(b)は通孔部20と同等の位置に
軸状部18の出位置があり、図7(c)は通孔部20よ
りも低い位置に軸状部18の出位置がある例を示す。軸
状部18は上、中、下各位置において傾斜角度を変える
ことができ、その組み合わせの数は図例の場合だけでも
9種となりさらに広汎にわたり得る。
【0019】第1コネクター16の軸状部18、18
a、18b、18cを通して固定するために第2コネク
ター23が用意されている。第2コネクター23は軸状
部固定部24と、インプラント11の頭部12に対する
結合手段25とを有しており、軸状部固定部24には外
部からすり割り26が通じていて、それによって分断さ
れた口部と奥部の両部分にわたる通孔部27を有し、そ
こに第2ねじ28を螺じ入れ、軸状部18、18a、1
8b、18cを緊締する構成を持っている。第2ねじ2
8の螺合相手であるめねじ部29は通孔部27の奥部に
設けられている(図1参照)。
【0020】上記の第1ねじ21及び第2ねじ28は、
テーパ状の周面31、32を夫々の頭部に有しており、
これに対応して第1ねじ21を差し込む第1コネクター
16の通孔部20、並びに第2ねじ28を差し込む第2
コネクター23の通孔部27の各口部には、それぞれテ
ーパ状の周面31、32と同じ傾斜から成るテーパ状の
座面33、34が設けられている。また第2コネクター
23における結合手段25は、インプラント11の頭部
12に設けられているめねじ部14へ螺じ入れられる結
合ねじ30によって緊締されるので、結合ねじ30の頭
部にもテーパ状の周面35が設けてあり、これに対応し
てテーパ状の座面36が結合手段25である結合ねじ通
し孔の壁面に設けられている。
【0021】なお、固定部17、24には、第1ねじ2
1或いは第2ねじ28の緊締による加圧によってロッド
38或いは軸状部18に食い込みを生じる、角部37を
2箇所有する貫通孔を形成している。角部37は固定部
17、24である貫通孔の孔端にテーパ面を形成するこ
とによって形成される。
【0022】このような構成を有する本発明のロッド固
定装置10では、脊柱Sの所要の箇所にインプラント1
1を必要数植設し、脊柱Sに沿って配置されるロッド3
8とインプラント11とを結合することによって、脊柱
Sを所望の形態に固定する。この過程において、インプ
ラント11の植設方向やそれが植設されるべき椎体の並
び方が一定しないため第1コネクター16及び第2コネ
クター23より成る結合子の位置や向きを調整する。即
ち第1コネクター16はロッド38の軸上を移動させま
た軸周りに回転させて最適の位置及び向きを決め、また
第2コネクター23は、軸状部18…の軸上を僅かなが
ら移動させまた軸周りに回転させて最適の位置及び向き
を決める。
【0023】上記調整の状態はロッド38周りの回転の
形で示した図5及び軸状部18周りの回転の形で示して
図6の記載のとおり、相当の自由度を持って行うことが
できる。さらにインプラント11の軸方向Zに対する傾
斜角度の調整のために、より需要の多い角度に予め変化
させた数種の軸状部18a、18b、18cの中から適
切なものを選び、或いは軸状部18の位置について図7
に示すように上中下の中から適切なものを選ぶことによ
り、対応可能である。即ちインプラント11の向き傾き
や高低等を変えなくても、換言するとインプラント11
に対してロッド38の位置が遠近、或いは高低変化して
いてもこれを上記傾斜角度によって吸収することができ
る。
【0024】ロッド38に対する第1コネクター16は
第1ねじ21によって固定され、第1コネクター16の
軸状部18に対する第2コネクター23は第2ねじ28
によって固定される。これらの固定において、第1ねじ
21及び第2ねじ28はテーパ状の周面31、32でも
ってテーパ状の座面33、34を加圧し、その加圧作用
は楔を打ち込むように急傾斜の斜面で行われるので強力
かつ緩みにくいという特徴を生ずる。また、上記加圧作
用の結果、ロッド38は固定部17の周壁面によって、
また軸状部18…は固定部24の周壁面によって強力に
緊締されることになるとともに、それら周壁面には角部
37があり、ロッド38及び軸状部18…に食い込む作
用をするので極めて強固な固定を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され作用するも
のであるから、インプラントとロッドとを結合具によっ
て結合固定するに当たり、インプラント、結合具即ち第
1コネクター及び必要な第2コネクターそしてロッドを
十分強力に結合することができるという効果を奏すると
同時に、広い調節可能範囲を有するものとなり、またイ
ンプラントの軸方向に対して、直交関係を取る軸状部及
び非直交関係を取るように傾斜した軸状部として形成さ
れかつ第1ねじ等の頭部はテーパ状の周面を有するので
高さを低く抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロッド固定装置の実施例を示す分
解斜視図。
【図2】同上組み立て状態における、正中面と平行な面
の平面図。
【図3】図2のIII−III線の断面図。
【図4】図2のIV−IV線の断面図。
【図5】図2の矢印V方向から見た調整状態を示す説明
図。
【図6】図2のVI−VI線から見た調整状態を示す説
明図。
【図7】(a)軸状部の出位置が低位置の例を示す説明
図。 (b)軸状部の出位置が中位置の例を示す説明図。 (c)軸状部の出位置が高位置の例を示す説明図。
【図8】脊椎への本装置の適用状態を示す斜視図。
【符号の説明】 10 ロッド固定装置 11 インプラント 15 結合具 16 第1コネクター 17、24 固定部 18、18a、18b、18c 軸状部 19、26 すり割り 20、27 通孔部 21 第1ねじ 23 第2コネクター 28 第2ねじ 30 結合ねじ 31、32、35 テーパ状の周面 33、34、36 テーパ状の座面 38 ロッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脊柱に植設するインプラントと、主とし
    て脊柱に沿って配置されるロッドとを固定するために、
    それらの間に介在する結合具を有するロッド固定装置で
    あって、結合具は、ロッドを通して固定するためのロッ
    ド固定部とインプラント側との結合手段として軸状部と
    を設けた第1コネクターと、軸状部をインプラント側に
    結合する手段を有しており、第1コネクターの軸状部の
    軸方向とロッド固定部の軸方向及びインプラントの軸方
    向は相互に直交方向に向け得る関係を有するとともに、
    軸状部はインプラントの軸方向に対して直交関係を取る
    もの及び非直交関係を取るように傾斜したものを含むこ
    とを特徴とするロッド固定装置。
  2. 【請求項2】 第1コネクターは、ロッドを差し通す貫
    通状の孔を有する一方同孔部に向かって外部からすり割
    りが通じており、すり割りで分断された両部分を第1ね
    じにより緊締し、ロッドを固定するようにした請求項1
    記載のロッド固定装置。
  3. 【請求項3】 脊柱に植設するインプラントと、主とし
    て脊柱に沿って配置されるロッドとを固定するために、
    それらの間に介在する結合具を有するロッド固定装置で
    あって、結合具は、ロッドを通して固定するためのロッ
    ド固定部とインプラント側との結合手段として軸状部と
    を設けた第1コネクターと、軸状部をインプラント側に
    結合する手段を有しており、第1コネクターの軸状部の
    軸方向とロッド固定部の軸方向及びインプラントの軸方
    向は相互に直交方向に向け得る関係を有するとともに、
    軸状部はインプラントの軸方向に対して直交関係を取る
    もの及び非直交関係を取るように傾斜したものを含み、
    さらに第1コネクターの軸状部を通して固定するための
    軸状部固定部と、インプラントの頭部に設けられている
    軸方向のめねじ部に螺じ入れられる結合ねじによって緊
    締される第2コネクターとを有することを特徴とするロ
    ッド固定装置。
  4. 【請求項4】 第2コネクターは軸状部を差し通すため
    の貫通状の孔を有する一方、同孔部に向かって外部から
    すり割りが通じており、すり割りで分断された両部分を
    第2ねじにより緊締し、軸状部を固定するようにした請
    求項3記載のロッド固定装置。
  5. 【請求項5】 第1ねじ及び第2ねじは、頭部にテーパ
    状の周面を有しており、第1ねじを差し込む第1コネク
    ターの口部内面及び第2ねじを差し込む第2コネクター
    の口部内面には、上記テーパ状周面と同じ傾斜から成る
    テーパ状の座面を有しており、テーパ状の周面とテーパ
    状の座面との接触面圧の上昇によって所期の緊締力を得
    るとともに、頭部の突出量を最小とするように構成され
    ている請求項2又は4記載のロッド固定装置。
JP2001379226A 2001-12-12 2001-12-12 ロッド固定装置 Pending JP2003180703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379226A JP2003180703A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 ロッド固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379226A JP2003180703A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 ロッド固定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003180703A true JP2003180703A (ja) 2003-07-02

Family

ID=27591001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001379226A Pending JP2003180703A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 ロッド固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003180703A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007506445A (ja) * 2003-07-29 2007-03-22 ジンテーズ アクチエンゲゼルシャフト クール 骨固定要素を有する縦通材を固定する装置
JP2007092976A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Mirai Ind Co Ltd 取着具
JP2013516259A (ja) * 2010-01-06 2013-05-13 アンプラネ・ソシエテ・アノニム 脊椎骨取付器具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007506445A (ja) * 2003-07-29 2007-03-22 ジンテーズ アクチエンゲゼルシャフト クール 骨固定要素を有する縦通材を固定する装置
JP2007092976A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Mirai Ind Co Ltd 取着具
JP4616745B2 (ja) * 2005-09-30 2011-01-19 未来工業株式会社 取着具
JP2013516259A (ja) * 2010-01-06 2013-05-13 アンプラネ・ソシエテ・アノニム 脊椎骨取付器具
KR101772241B1 (ko) * 2010-01-06 2017-08-28 앵쁠라네 척추뼈 부착 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230346432A1 (en) Method of assembling a pivotal bone anchor assembly with snap-in-place bushing
JP4119123B2 (ja) 縦方向保持材に角度可変に接続する骨用ネジ
JP4131612B2 (ja) 脊椎骨接合装置
JP2549824B2 (ja) 仙椎のインプラント装置
JP4587628B2 (ja) 背骨インプラント用の多軸コネクタ
US6786903B2 (en) Rotary device for fixing spinal column under treatment
JP4113575B2 (ja) 二つの部品のネジ頭を有する骨ネジ
US6176861B1 (en) Modular spinal system
US20060195098A1 (en) Implant system and fastening element for an implant system
US20030078580A1 (en) Spinal-rod connecting apparatus and a connector thereof
US20060184170A1 (en) Bone fixation apparatus
US11272962B2 (en) Occipital fixation assembly, system and method for attaching the same
KR20130020610A (ko) 확대된 선회 각도를 갖는 다축 뼈 고정 장치
JP2003504105A (ja) 角度調節可能な骨用ネジ、および骨接合術的に骨固定をする装置
KR20060125723A (ko) 다축의 뼈 고정장치와 척수 고정방법
JP2009511171A (ja) 骨接合手術の際に脊椎を固定するための多方向移動装置
JP2021529002A (ja) 分割型動的・静的両用椎弓根スクリュー及びその取付ツール
JP2003180703A (ja) ロッド固定装置
JP2003250822A (ja) ロッド結合装置
KR101166614B1 (ko) 정형외과용 플레이트 시스템
JP3172703B2 (ja) 骨固定装置
JP2003250807A (ja) ロッド結合装置
JPH09327467A (ja) 骨固定装置
JP2001269350A (ja) ロッド固定装置用調整体
AU2003222082A1 (en) Pedicle screw spinal fixation device