JP2003176848A - 液封マウント装置用オリフィス盤 - Google Patents

液封マウント装置用オリフィス盤

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JP2003176848A
JP2003176848A JP2001377731A JP2001377731A JP2003176848A JP 2003176848 A JP2003176848 A JP 2003176848A JP 2001377731 A JP2001377731 A JP 2001377731A JP 2001377731 A JP2001377731 A JP 2001377731A JP 2003176848 A JP2003176848 A JP 2003176848A
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orifice
liquid
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movable plate
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Sumio Uchida
純生 内田
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Kurashiki Kako Co Ltd
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Kurashiki Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オリフィス盤4を簡単に組み立ててマウント装
置本体に組み込むことができるようにする。 【解決手段】オリフィス盤4は、互いに合わせられて可
動板16の収容室17を形成する2つのオリフィス部材
14,15を備えている。第1オリフィス部材14は、
複数の突起28を備え、各突起28はその根元から先端
まで同径に又は先細に形成されている。第2オリフィス
部材15には、第1オリフィス部材14と合わせられた
ときに、突起28の側面が摩擦係合するための係合面3
8が形成され、この摩擦係合により、両オリフィス部材
14,15の互いに離れる方向の動きに対して抵抗を与
えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液封マウント装置用
オリフィス盤に関する。
【0002】
【従来の技術】特許第3113722号公報に記載され
ているように、液封マウント装置の内部をオリフィス盤
によって2つの液室に仕切ったものは知られている。こ
のオリフィス盤は、その外周部に上記両液室を結ぶオリ
フィス(絞り通路)を形成し、中央部に可動板収容室を
形成して可動板を収容している。可動板収容室は両液室
に連通している。このような液封マウント装置であれ
ば、一方の液室からオリフィスを介して他方の液室に液
体が移動するときの流動抵抗を利用して低・中周波振動
の減衰・吸収を図ることができ、可動板がその収容室で
移動することを利用して高周波振動の減衰・吸収を図る
ことができる。
【0003】上記公報に記載のオリフィス盤は、各々中
央に貫通孔を有する上下2つのハット状オリフィス部材
と、各オリフィス部材の貫通孔に嵌めて固定される上下
2つの合成樹脂製円盤と、可動板によって構成されてい
る。すなわち、一方のオリフィス部材に他方のオリフィ
ス部材を圧入して両者を嵌合することによって、この両
オリフィス部材の周縁部間に環状のオリフィスが形成さ
れている。また、各円盤を対応するオリフィス部材に超
音波溶着するとともに、円盤同士を超音波溶着すること
によってこの両円盤間に可動板収容室が形成されてい
る。
【0004】また、上下のオリフィス部材の一方に、先
端部に基端部よりも大径で且つ内部が空洞になったクリ
ップ部を有する突起を設け、他方に係合孔を設け、クリ
ップ部を空洞によって径方向に縮小させながら係合孔に
嵌めて係合させることにより、この上下のオリフィス部
材を結合することも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き2
つのオリフィス部材を圧入によって一体にする構造では
その圧入のための装置が必要になり、また、超音波溶着
を必要とする。また、クリップ部を有する突起によって
2つのオリフィスを一体にするようにすれば、圧入装置
は不要になるが、オリフィス部材にクリップ部を形成す
るためにスライドコアが必要になり、成形型が複雑なも
のになってしまう。
【0006】そこで、本発明の課題は、2つのオリフィ
ス部材を上記圧入や超音波溶着、或いは成形型が複雑に
なるクリップ手段によらず、簡単に組み立てることがで
きるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題に対して2つのオリフィス部材を摩擦係合によって一
体化させるようにした。
【0008】すなわち、請求項1に係る発明は、液封マ
ウント装置の内部を2つの液室に仕切り且つ該両液室を
結ぶオリフィスを形成する液封マウント装置用オリフィ
ス盤であって、互いに合わせられて可動板収容室を形成
するとともに上記液封マウント装置の内部を2つの液室
に仕切る2つのオリフィス部材と、該可動板収容室に収
容される可動板とを備え、一方のオリフィス部材には上
記可動板収容室と一方の液室とを連通する連通孔が形成
され、他方のオリフィス部材には上記可動板収容室と他
方の液室とを連通する連通孔が形成されており、一方の
オリフィス部材は、他方のオリフィス部材に向かって突
出した複数の突起を備え、各突起はその根元から先端ま
で同径に又は先細に形成され、他方のオリフィス部材に
は、上記一方のオリフィス部材と合わせられたときに、
両オリフィス部材の互いに離れる方向の動きに対して摩
擦抵抗を与えるように、上記各突起の側面が係合する係
合面が形成されていることを特徴とする。
【0009】従って、一方のオリフィス部材の突起を他
方のオリフィス部材の係合面に係合させて該両オリフィ
ス部材を合わせると、この両者は突起と係合面との摩擦
係合により、大きな外力が働かない限り分離しなくな
る。よって、液封マウント装置の組立が容易になる。ま
た、上記突起は、その根元から先端まで同径に又は先細
に形成されているから、従来のクリップ手段の場合のよ
うな複雑な成形型は不要になる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載さ
れている液封マウント装置用オリフィス盤において、上
記突起は、上記一方のオリフィス部材の周方向に間隔を
おいて3箇所以上に設けられ、周方向に相隣る2つの各
突起と上記一方のオリフィス部材の中央とを結ぶ2つの
直線がなす角度は180度未満であり、上記他方のオリ
フィス部材の係合面は該他方のオリフィス部材の中央を
中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする。
【0011】すなわち、3つ以上の突起がオリフィス部
材の中心を囲むように180度未満の角度間隔をおいて
配置されているから、係合面がオリフィス部材の中央を
中心とする円弧状に形成されている場合でも、該突起と
係合面との係合によって両オリフィス部材を互いに離れ
ないように結合することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液封マ
ウント装置のオリフィス盤を構成する一方のオリフィス
部材に根元から先端まで同径に又は先細に形成された複
数の突起を形成し、他方のオリフィス部材には各突起の
側面が係合して両オリフィス部材の互いに離れる方向の
動きに対して摩擦抵抗を与える係合面を形成したから、
両オリフィス部材を簡単に組み立てることができ、しか
も、オリフィス部材の成形型が複雑になることがなく、
コスト低減に有利になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1に示す液封マウント装置において、1
はエンジン等の振動源が取付けられる金属製の取付部
材、2は車体フレーム等の振動受け側に取付けられる金
属製の筒状部材、3は取付部材1と筒状部材2とを結ぶ
ゴム製弾性体、4はオリフィス盤、5はダイヤフラムで
ある。なお、以下の説明において、「上下方向」とは液
封マウント装置の主振動入力方向を意味し、また、
「上」は主振動入力方向の一方の側を、「下」は他方の
側を意味する。
【0015】取付部材1は、上下方向に長く形成され、
中間部に外側に張り出したフランジ6を有する。取付部
材1の上端には取付用雌ねじ孔7が開口している。取付
部材1の下端には傘部材8が結合されている。傘部材8
は、円板の中央部が上方へオフセットした形状をしてお
り、この中央部が取付部材1に結合されている。
【0016】弾性体3は、その上部に取付部材1を覆う
上部被覆部11を有し、その下部に筒状部材2の内周面
を覆う内周被覆部12と、筒状部材2の外周面を覆う外
周被覆部13とを有する。上部被覆部11は取付部材1
に、下部の内周被覆部12及び外周被覆部13は筒状部
材2に、それぞれ加硫接着している。内周被覆部12の
下部は上部よりも内径が大きく形成されていて、この上
部と下部との境界に段12aが形成されている。
【0017】オリフィス盤4は、第1オリフィス部材1
4と第2オリフィス部材15と可動板16とによって構
成されている。これらの部材14〜16はいずれもプラ
スチック製である。第1オリフィス部材14と第2オリ
フィス部材15とは上下に合わせられて、両者の中央部
に可動板収容室17を形成しており、この可動板収容室
17に上記可動板16が上下動自在に収容されている。
【0018】上記オリフィス盤4とダイヤフラム5と
は、上下に重ねられて、上記筒状部材2の内部に、上記
内周被覆部12の段12aを受けとして収容されてい
る。そうして、筒状部材2の下端部は内側に折曲げ(か
しめ)られており、このかしめ部2aと内周被覆部12
の端面との間に、第1オリフィス部材14の後述する下
フランジ23の周縁部とダイヤフラム5の周縁部とが重
ね合わせ状態で挟持されている。
【0019】以上により、取付部材1,筒状部材2、弾
性体3及びダイヤフラム5によって形成された液室が、
オリフィス盤4によって、取付部材1側の作動室18と
ダイヤフラム側の平衡室19とに仕切られている。傘部
材8は作動室18に配置されている。また、オリフィス
盤4と弾性体3の内側被覆部12とによって作動室18
と平衡室19とを結ぶオリフィス20が形成されてい
る。以下、オリフィス盤4について詳細に説明する。
【0020】第1オリフィス部材14は図2〜図4に具
体的に示されている。この第2オリフィス部材14は、
円筒部21と、その上端及び下端の各々より外側へ全周
にわたって張り出した上下のフランジ22,23と、円
筒部21の上下の中間より外側へ張り出した中間フラン
ジ24と、円筒部21の筒孔を上下に仕切る隔壁25と
を備えてなる。
【0021】中間フランジ24は、円筒部21の半周以
上(当該実施形態では約5/6周前後)は上下のフランジ
22,23の中間位置をこれらと平行に延び、この平行
に延びた部分の両端は、互いに出会うことなく、それぞ
れ上方へ傾斜して上フランジ22に接続された上側傾斜
部24aと、下方へ傾斜して下フランジ23に接続され
た下側傾斜部24bとに続いている。
【0022】すなわち、円筒部21と上フランジ22と
中間フランジ23の上記平行に延びた部位とによってオ
リフィス用の上側溝が形成され、円筒部21と下フラン
ジ23と中間フランジ24の上記平行に延びた部位とに
よってオリフィス用の下側溝が形成され、上記上側傾斜
部24aと下側傾斜部24bと円筒部21とによってオ
リフィス用の上側溝と下側溝とを連絡する連絡溝が形成
されている。
【0023】上記上フランジ22には、上記オリフィス
用の上側溝に通じるオリフィス用孔26が形成されてい
る。上記円筒部21には、上記オリフィス用の下側溝と
円筒部21の内部とを結ぶオリフィス用の液体入出孔2
7が形成されている。また、上フランジ22の上面には
周方向に間隔をおいて4箇所に突起28が形成されてい
る。
【0024】4つの突起28は、第1オリフィス部材1
4の中央から等距離に配置され、すなわち、同一円周上
に配置され、且つ周方向に相隣る2つの各突起28と第
1オリフィス部材14の中央とを結ぶ2つの直線がなす
角度は、最も広い箇所αでも180度未満になってい
る。また、各突起28は、その根元から先端まで同径の
円柱状に形成されている。
【0025】また、隔壁25には、中央貫通孔29が形
成され、さらに、該中央貫通孔29を囲むようにその周
囲4箇所に等間隔をおいて円弧状の貫通孔30が形成さ
れている。
【0026】また、中間フランジ24の周面にはその全
長にわたって延びる微小な凸条24cが形成されてい
る。この凸条24cの突出高さを考慮しなければ、この
中間フランジ24と上記上フランジ22とは互いの外径
が同一に形成されている。下フランジ23は、上フラン
ジ22よりも少し大径に形成されている。
【0027】一方、第2オリフィス部材15は、第1オ
リフィス部材14の上フランジ22と同径の円板状のも
のであって、図5に示すように、中央貫通孔31と、該
中央貫通孔31を囲むようにその周囲4箇所に等間隔を
おいて形成された円弧状の中間貫通孔32と、該貫通孔
32よりも外側に径方向に相対するように形成された一
対の円弧状の周辺貫通孔33,34とを備えている。
【0028】さらに、第2オリフィス部材15には、周
辺貫通孔33,34の間であって中間貫通孔31の外側
位置に、各々周方向に円弧状に延びる第1係合孔35と
第2係合孔36とが径方向に相対するように形成されて
いる。また、一方の周辺貫通孔33の内周縁側に周方向
に円弧状に延びる切欠き37が形成されている。
【0029】第1係合孔35及び第2係合孔36の内周
面、並びに円弧状切欠き37の周方向に延びる切欠き面
は、両オリフィス部材14,15が合わせられたときに
第1オリフィス部材14の突起28が摩擦係合する係合
面であり、第2オリフィス部材15の中心から等距離に
存する。つまり、これら係合面は同一円周上に存する円
弧状に形成されている。他方の周辺貫通孔34は第1オ
リフィス部材14のオリフィス用孔26に対応するよう
に配置されている。
【0030】上記第2オリフィス部材15は、第1オリ
フィス部材14の円筒部21及び隔壁25と共に可動板
16を上下振動自在に収容する可動板収容室17を形成
するようになっている。可動板収容室17は、第1オリ
フィス部材14の中央貫通孔29及びその周囲の貫通孔
30によって平衡室19に連通し、第2オリフィス部材
15の中央貫通孔31及びその周囲の中間貫通孔32に
よって作動室18に連通している。
【0031】液封マウント装置を組み立てるときは、ま
ず、第1オリフィス部材14の隔壁25の上に可動板1
6を置く。そして、1つの突起28を第1係合孔35
に、2つの突起28,28を第2係合孔36に、残り1
つの突起28を切欠き37に対向させて、第1オリフィ
ス部材14と第2オリフィス部材15とを合わせる。こ
れにより、各突起28の側面が係合孔35,36及び切
欠き37の各係合面に接触し、両オリフィス部材14,
15の互いに離れる方向の動きに対して摩擦抵抗を与え
る。図6は、突起28が周辺貫通孔34の切欠き係合面
38に係合した状態を示している。
【0032】そうして、上記仮組されたオリフィス盤4
を、取付部材1と筒状部材2と弾性体3とを一体にして
なるマウント装置本体の内部に挿入し、第2オリフィス
部材15を内側被覆部12の段12aに当て、第1オリ
フィス部材14の下フランジ23を内側被覆部12の端
面に当てる。そうして、液体をマウント装置本体の内部
に注入した後、ダイヤフラム5の周縁部を第1オリフィ
ス部材14の周縁部に重ね、筒状部材2の端部を折り曲
げる(かしめる)ことにより、液封マウント装置を得る
ことができる。
【0033】この液封マウント装置において、オリフィ
ス盤4と弾性体3の内側被覆部12とによって形成され
たオリフィス20では、第2オリフィス部材15の周辺
貫通孔34が作動室18側の液体入出孔であり、この周
辺貫通孔34から、第1オリフィス部材14の上フラン
ジ22のオリフィス用孔26、上フランジ22と中間フ
ランジ24との間に形成された通路、中間フランジ24
の傾斜部24a,24bとの間に形成された通路、並び
に下フランジ23と中間フランジ24との間に形成され
た通路を経て、円筒部21に形成された平衡室19側の
液体入出孔27に至っている。
【0034】以上のように、上記両オリフィス部材1
4,15及び可動板16は、両オリフィス部材14,1
5を合わせて第1オリフィス部材14の突起28と第2
オリフィス部材15の係合面とを係合させるだけで、大
きな外力が働かない限り分解しない仮組状態のオリフィ
ス盤4とすることができ、その組立に圧入装置や超音波
溶着装置を必要としないから、その組立が容易になる。
そうして、このオリフィス盤4は、仮組した状態で搬送
し、マウント装置本体へ組み付けることができ、その取
扱いが容易になる。しかも、上記突起28は、その根元
から先端まで同径のであるから、従来のクリップ部を形
成する場合のようなスライドコア等の複雑な成形型は不
要であり、コスト低減にも有利になる。
【0035】また、上記実施形態の場合、オリフィス盤
4は、マウント装置本体に組み付けられた状態では、弾
性体3の内側被覆部12の段12aと筒状部材2のかし
め部2aとに挟持されているから、この組み付け後に上
記突起28が破損しても問題がない。
【0036】なお、上記実施形態では、第1オリフィス
部材14の突起28を第2オリフィス部材15の円弧状
係合面に摩擦係合させるようにしているが、第2オリフ
ィス部材15に係合孔を形成し、この係合孔に突起をテ
ーパ嵌合させるようにしてもよい。
【0037】また、突起を第2オリフィス部材15に形
成し、係合面を第1オリフィス部材14に形成するよう
にしてもよい。
【0038】また、上記実施形態では両オリフィス部材
14,15と弾性体3の内側被覆部12とによってオリ
フィス20を形成したが、両オリフィス部材のみでオリ
フィスを形成するようにしてもよい。
【0039】また、上記実施形態では、取付部材1を振
動源側に結合し、筒状部材2を振動受け側に結合するよ
うにしたが、取付部材1を振動受け側に結合し、筒状部
材2を振動源側に結合するというように、主振動入力方
向を逆にして用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る液封マウント装置の縦
断面図。
【図2】同装置の第1オリフィス部材の平面図。
【図3】同オリフィス部材の正面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】同装置のオリフィス盤(上記第1オリフィス部
材と第2オリフィス部材とを組み合わせた状態であり、
可動板は省略している。)の平面図。
【図6】同オリフィス盤の一部を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 取付部材 2 筒状部材 3 弾性体 4 オリフィス盤 5 ダイヤフラム 14 第1オリフィス部材 15 第2オリフィス部材 16 可動板 17 可動板収容室 20 オリフィス 28 突起 35 係合孔 36 係合孔 37 切欠き 38 係合面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液封マウント装置の内部を2つの液室に
    仕切り且つ該両液室を結ぶオリフィスを形成する液封マ
    ウント装置用オリフィス盤であって、 互いに合わせられて可動板収容室を形成するとともに上
    記液封マウント装置の内部を2つの液室に仕切る2つの
    オリフィス部材と、該可動板収容室に収容される可動板
    とを備え、 一方のオリフィス部材には上記可動板収容室と一方の液
    室とを連通する連通孔が形成され、 他方のオリフィス部材には上記可動板収容室と他方の液
    室とを連通する連通孔が形成されており、 一方のオリフィス部材は、他方のオリフィス部材に向か
    って突出した複数の突起を備え、各突起はその根元から
    先端まで同径に又は先細に形成され、 他方のオリフィス部材には、上記一方のオリフィス部材
    と合わせられたときに、両オリフィス部材の互いに離れ
    る方向の動きに対して摩擦抵抗を与えるように、上記各
    突起の側面が係合する係合面が形成されていることを特
    徴とする液封マウント装置用オリフィス盤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されている液封マウント
    装置用オリフィス盤において、 上記突起は、上記一方のオリフィス部材の周方向に間隔
    をおいて3箇所以上に設けられ、 周方向に相隣る2つの各突起と上記一方のオリフィス部
    材の中央とを結ぶ2つの直線がなす角度は180度未満
    であり、 上記他方のオリフィス部材の係合面は該他方のオリフィ
    ス部材の中央を中心とする円弧状に形成されていること
    を特徴とする液封マウント装置用オリフィス盤。
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