JP2003173559A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2003173559A
JP2003173559A JP2001371198A JP2001371198A JP2003173559A JP 2003173559 A JP2003173559 A JP 2003173559A JP 2001371198 A JP2001371198 A JP 2001371198A JP 2001371198 A JP2001371198 A JP 2001371198A JP 2003173559 A JP2003173559 A JP 2003173559A
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聡 関根
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宗幸 信田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用状態を反映して光ピックアップの適切な
状態把握を行うことができるディスク再生装置を提供す
ること。 【解決手段】 再生動作が開始すると、タイマ50はタ
イマ動作を実行する。温度検出部28は、光ピックアッ
プ16の周辺温度を測定する。タイマ50による計測時
間が一定時間を経過すると、ダメージ指数計算部52
は、光ピックアップ16の周辺温度に応じた所定の温度
係数と、光ピックアップ16の動作時間を乗算してダメ
ージ指数を計算し、その累積値を更新してメモリ32に
格納する。基準温度設定部56は、ダメージ指数の累積
値を所定の基準値と比較し、ダメージ指数の累積値が基
準値を超えている場合には基準温度を現在の設定値より
も下げる。光ピックアップ16の周辺温度が基準温度を
超える場合に、動作可否判定部54は、光ピックアップ
16の出力動作を停止する必要があると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップを
備えたディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)やDVD
(デジタルバーサタイルディスク)等を記録媒体として
用いるディスク再生装置には、これらのディスクに記録
された情報を読み出すために光ピックアップが備わって
いる。一般に、動作中の光ピックアップは熱に弱いた
め、ディスク再生装置には、動作温度が所定値に達した
ときに光ピックアップの出力を停止させる保護回路が設
けられている。例えば、光ピックアップが取り付けられ
た基板に備わったサーミスタ等の温度検出素子によって
光ピックアップの動作温度が検出され、この温度が80
°Cになると保護回路が作動して、光ピックアップのレ
ーザ光の出力動作を停止させる。これにより、高温環境
下での光ピックアップの破損を防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、動作中の光ピックアップは熱に弱いという特性を
有しているため、光ピックアップの周辺温度の上昇は、
光ピックアップの寿命に影響を及ぼす要因となる。しか
し、従来のディスク再生装置は、動作温度が所定値に達
しない限りは光ピックアップの動作を停止しないため、
利用者の使用状態によっては、動作温度が所定値よりも
少し低い状態(例えば、3〜4°C低い状態)での出力
動作が長時間継続される場合もある。このような場合に
は、光ピックアップが高温環境下に長時間さらされるこ
とから、光ピックアップの寿命を大幅に低下させてしま
うことになる。
【0004】光ピックアップの寿命は、出力動作時の周
辺温度と、その周辺温度における動作時間の2つの要因
に大きく影響を受けると考えられる。しかし、従来で
は、これらの要因によって光ピックアップに与えられる
ダメージの度合いを的確に判断する方法が存在しなかっ
た。このため、従来のディスク再生装置では、使用状態
に応じて適切に光ピックアップの状態把握を行うことが
難しいという問題があった。また、使用状態に応じて適
切に光ピックアップの状態把握を行うことが難しいこと
から、従来のディスク再生装置では、使用状態に応じて
光ピックアップを適切に保護することが難しいという問
題もあった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、使用状態を反映して光ピッ
クアップの適切な状態把握を行うことができるディスク
再生装置を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、使用状態を反映して光ピックアップを適切に保護
することができるディスク再生装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のディスク再生装置は、光ピックアップ
の周辺温度を温度検出手段によって検出するとともに、
光ピックアップの動作時間を動作時間測定手段によって
測定しており、温度の上昇に伴って増加する第1のパラ
メータと動作時間の経過に伴って増加する第2のパラメ
ータとを乗算したダメージ指数を、温度検出手段によっ
て検出された周辺温度と動作時間計測手段によって測定
された動作時間を用いてダメージ指数計算手段によって
計算している。そして、ダメージ指数計算手段によって
計算されたダメージ指数をダメージ指数累積手段によっ
て累積し、このダメージ指数の累積値を累積値格納手段
によって格納している。
【0007】上述したように、光ピックアップの寿命に
対して影響を与える要因としては、主に(1)動作時の
周辺温度と、(2)その周辺温度での動作時間、の2つ
が考えられる。このため、本発明では、温度の上昇に伴
って増加する第1のパラメータと、動作時間の経過に伴
って増加する第2のパラメータを乗算することによって
ダメージ指数を計算し、このダメージ指数の累積値を累
積値格納手段に格納している。このようなダメージ指数
の累積値を用いて光ピックアップに与えられたダメージ
の度合いを判断することにより、周辺温度と動作時間の
両者による影響、すなわち使用状態を反映して光ピック
アップの適切な状態把握を行うことができる。
【0008】また、従来では、光ピックアップに故障が
生じた場合に、その原因が、高温環境下における長時間
使用などの過酷な使用状態に起因するものか、それ以外
の要因(例えば、ディスク再生装置の組み立て時に、静
電気の影響による損傷が生じていた場合など)によるも
のかを解析することが困難であった。本発明では、周辺
温度と動作時間を反映したダメージ指数の累積値を格納
しているので、故障時には、その時点でのダメージ指数
の累積値に基づいて、それまでの使用状態を推定し、光
ピックアップの故障原因を解析することができる。
【0009】また、温度検出手段によって検出される周
辺温度が所定の基準温度を超えるときに、光ピックアッ
プの動作を停止させる保護手段と、この保護手段による
停止動作の判断基準となる基準温度をダメージ指数累積
手段による累積値に基づいて可変する基準温度変更手段
とをさらに備えることが望ましい。上述したように、ダ
メージ指数は、光ピックアップの周辺温度と動作時間の
両者による影響を反映して計算されているので、このダ
メージ指数の累積値に基づいて、光ピックアップの動作
を停止させる際の判断基準となる基準温度を可変するこ
とにより、実際の使用状態を反映して光ピックアップを
適切に保護することができる。
【0010】また、基準温度変更手段は、ダメージ指数
の累積値が、想定されている単位期間毎の基準値を超え
るときに、基準温度を下げることが望ましい。ダメージ
指数の累積値が予め想定されている単位期間毎の基準値
を超えるときには、想定しているよりも使用状態が過酷
であり、光ピックアップの受けたダメージが大きいと考
えられる。このような場合には、基準温度を下げること
により、光ピックアップの周辺温度が高くなり過ぎない
うちに保護手段による停止動作を行うことができる。し
たがって、周辺温度が高い状態での使用を抑制し、光ピ
ックアップの寿命低下を防止することができる。
【0011】また、基準温度変更手段は、ダメージ指数
の累積値が、想定されている単位期間毎の基準値よりも
少ないときに、基準温度を上げることが望ましい。ダメ
ージ指数の累積値が予め想定されている単位期間毎の基
準値よりも少ないときには、想定しているよりも光ピッ
クアップの受けたダメージが小さいと考えられる。この
ような場合には、基準温度を上げることにより、保護手
段による停止動作が必要以上に行われることを防ぐこと
ができる。
【0012】また、上述した第1のパラメータは、周辺
温度が10度上昇したときに値が2倍となることが望ま
しい。一般に、光ピックアップに備わった半導体レーザ
の寿命は、出力動作時の周辺温度が10度上昇する毎に
寿命が1/2になると言われている。これは、換言すれ
ば、周辺温度が10度上昇する毎に、光ピックアップの
受けるダメージが2倍になるということである。したが
って、周辺温度が10度上昇するときにその値が2倍と
なるように第1のパラメータを設定することにより、実
状に即した適切なダメージ指数を計算することができ
る。
【0013】また、上述した動作時間計測手段は、所定
時間の経過を測定するタイマにより構成されており、ダ
メージ指数計算手段およびダメージ指数累積手段の動作
をこのタイマによって一定時間がカウントされる毎に行
うことが望ましい。ダメージ指数を計算し、累積する処
理を一定時間(例えば、1分間など)がカウントされる
毎に行うことにより、処理回数を少なくし、処理負担の
増加を抑えることができる。
【0014】また、光ピックアップを用いてディスク型
記録媒体から読み出された信号に対して所定の再生動作
を行う再生手段が備わっている場合に、動作時間計測手
段は、再生手段によってディスク型記録媒体から経過時
間情報を読み出すことにより、動作時間を測定するよう
にしてもよい。一般に、音楽用CDなどのディスク型記
録媒体では、音声等の再生情報を再生する際の再生タイ
ミングを管理するために、経過時間に関する情報が記録
されており、ディスク再生装置は、この経過時間情報を
読み出して再生動作を行っている。したがって、ディス
ク型記録媒体から読み出される経過時間情報を用いるこ
とにより、特にハードウェアを追加することなく、ソフ
トウェアを一部変更することにより光ピックアップの動
作時間を計測することが可能であり、ディスク再生装置
のコスト増加を最小限に抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のディスク再生装置について、図面を参照しながら説
明する。図1は、一実施形態のディスク再生装置の構成
を示す図である。図1に示すディスク再生装置は、ディ
スク10に記録された信号を読み出して、各種情報(例
えば、音声や映像等)の再生を行うものであり、スピン
ドルモータ12、スレッドモータ14、光ピックアップ
16、RFアンプ18、サーボLSI20、サーボドラ
イバ22、デジタル信号処理部24、時計26、温度検
出部28、システムコントローラ30、メモリ32、操
作部34、表示部36を含んで構成されている。
【0016】スピンドルモータ12は、ディスク10を
所定速度で回転させる。スレッドモータ14は、光ピッ
クアップ16をディスク10の径方向に移動させる。光
ピックアップ16は、ディスク10に記録された信号の
読み取りを行うものであり、半導体レーザ、ホトダイオ
ードおよびフォーカスレンズを含んで構成される。また
光ピックアップ16には、フォーカスレンズをディスク
10の記録面に対してほぼ垂直方向に移動させるフォー
カスアクチュエータと、フォーカスレンズをディスク1
0の径方向に移動させるトラッキングアクチュエータも
含まれている。
【0017】RFアンプ18は、光ピックアップ16か
ら出力される信号を増幅して所定のイコライザ処理を行
うことによりRF信号を生成し、デジタル信号処理部2
4に出力する。また、RFアンプ18は、フォーカスサ
ーボに必要なフォーカスエラー信号(FE)と、トラッ
キングサーボに必要なトラッキングエラー信号(TE)
を生成し、サーボLSI20に出力する。
【0018】サーボLSI20は、各種のサーボ制御を
行う。具体的には、サーボLSI20は、RFアンプ1
8から出力されるフォーカスエラー信号に対して位相補
償や増幅を行い、光ピックアップ16内のフォーカスア
クチュエータの駆動状態を制御するために必要なフォー
カスアクチュエータ制御信号を生成する。
【0019】また、サーボLSI20は、RFアンプ1
8から出力されるトラッキングエラー信号に対して位相
補償や増幅を行い、光ピックアップ18内のトラッキン
グアクチュエータの駆動状態を制御するために必要なト
ラッキングアクチュエータ制御信号を生成するととも
に、トラッキングエラー信号の低域成分(主に直流成
分)に基づいてスレッドモータ14の駆動状態を制御す
るために必要なスレッドモータ制御信号を生成する。ま
た、サーボLSI20は、RFアンプ18から出力され
る制御信号に基づいて、スピンドルモータ12の駆動状
態を制御するために必要なスピンドルモータ制御信号を
生成する。サーボLSI20によって生成されるこれら
の信号は、サーボドライバ22に出力される。
【0020】サーボドライバ22は、サーボLSI20
から出力されるフォーカスアクチュエータ制御信号に基
づいて、光ピックアップ16のフォーカスアクチュエー
タの駆動電圧を発生する。また、サーボドライバ22
は、サーボLSI20から出力されるトラッキングアク
チュエータ制御信号に基づいて、光ピックアップ16の
トラッキングアクチュエータの駆動電圧を発生する。ま
た、サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力
されるスレッドモータ制御信号に基づいて、スレッドモ
ータ14の駆動電圧を発生する。さらに、サーボドライ
バ22は、サーボLSI20から出力されるスピンドル
モータ制御信号に基づいて、スピンドルモータ12の駆
動電圧を発生する。
【0021】デジタル信号処理部24は、RFアンプ1
8から出力されるRF信号に対して、同期検出および復
調処理を行った後に所定のデコード処理を行う。時計2
6は、日付および時刻を計測しており、システムコント
ローラ30からの要求に応じて、現在の日付および時刻
を出力する。
【0022】温度検出部28は、温度検出素子であるサ
ーミスタを含んでおり、光ピックアップ16の周辺温度
を検出し、検出結果をシステムコントローラ30に出力
する。上述したサーミスタは、光ピックアップ16が取
り付けられている基板の上など、光ピックアップ16の
近傍に設置されている。また、本実施形態の温度検出部
28は、周辺温度の検出結果を「29°C〜31°
C」、「32°C〜34°C」、「35°C〜37°
C」、…と3°C刻みで出力している。
【0023】システムコントローラ30は、サーボLS
I20に対して各種のサーボ指令を出力するなど、ディ
スク再生装置の全体動作を制御するものであり、タイマ
50、ダメージ指数計算部52、動作可否判定部54、
基準温度設定部56を含んで構成されている。
【0024】タイマ50は、所定時間の経過を測定す
る。具体的には、本実施形態では、タイマ50は、光ピ
ックアップ16の出力動作の開始とともに時間を計測す
る動作(タイマ動作)を開始し、1秒間を最小単位とし
て時間の経過を測定する。ダメージ指数計算部52は、
温度検出部28により検出される光ピックアップ16の
周辺温度に基づいて、所定の温度係数Wを設定し、この
温度係数Wと、光ピックアップ16の動作時間とを乗算
することにより、所定のダメージ指数を計算する。ま
た、ダメージ指数計算部52は、ダメージ指数の累積値
を計算してメモリ32に格納する処理も行っている。本
実施形態のダメージ指数計算部52は、ダメージ指数を
計算し、メモリ32に格納されたダメージ指数の累積値
を更新する処理を、タイマ50によって一定時間t1
(例えば、1分間)がカウントされる毎に行っている。
これにより、ダメージ指数を計算し、累積値を更新する
処理を行う回数を少なくし、処理負担の増加を抑えるこ
とができる。
【0025】上述したダメージ指数は、温度係数W(第
1のパラメータに対応)と動作時間T(第2のパラメー
タに対応)を乗算することにより求められる。具体的に
は、ダメージ指数Dは、以下の計算式に基づいて計算さ
れる。 ここで、 H:周辺温度(単位:°C) H0:標準温度(単位:°C) T:動作時間(単位:時間) である。本実施形態では、標準温度H0が30°Cに設
定されている。
【0026】(1)式に示した温度係数Wは、H=30
°CのときにW=1、H=40°CのときにW=2、H
=50°CのときにW=4、…というように、周辺温度
Hが10度上昇したときにその値が2倍となる。一般
に、光ピックアップに備わった半導体レーザの寿命は、
周辺温度が10度上昇する毎に寿命が1/2になると言
われている。これは、換言すれば、周辺温度が10度上
昇する毎に、光ピックアップの受けるダメージが2倍に
なるということである。したがって、周辺温度が10度
上昇するときにその値が2倍となるように温度係数Wを
設定することにより、実状に即した適切なダメージ指数
を計算することができる。
【0027】動作可否判定部54は、温度検出部28に
より検出される光ピックアップ16の周辺温度を所定の
基準温度と比較して再生動作の可否を判定する。具体的
には、動作可否判定部54は、光ピックアップ16の周
辺温度が基準温度(例えば、90°C)を超える場合
に、光ピックアップ16の出力動作を停止する必要があ
ると判断する。
【0028】基準温度設定部56は、時計26から取得
した現在の日付および時刻に基づいて、ダメージ指数の
累積値を所定の基準値(詳細は後述する)と比較し、ダ
メージ指数の累積値が基準値を超えている場合には、基
準温度を現在値よりも低い値に変更し、ダメージ指数の
累積値が基準値を大幅に下回っている場合には、基準温
度を現在値よりも高い値に変更する。
【0029】メモリ32は、ダメージ指数計算部52に
より計算されるダメージ指数の累積値を格納する。本実
施形態のメモリ32は、不揮発性メモリであり、ディス
ク再生装置の電源が遮断された場合にも、格納されたデ
ータをそのまま保持するものとする。
【0030】操作部34は、複数の操作キーが備わって
おり、所定の操作キーを押下することにより、利用者が
各種の動作指示(例えば、再生や停止など)を入力する
ために用いられる。表示部36は、ディスク再生装置の
動作状態に関する表示を行う。
【0031】上述した温度検出部28が温度検出手段
に、ダメージ指数計算部52がダメージ指数計算手段お
よびダメージ指数累積手段に、メモリ32が累積値格納
手段に、動作可否判定部54が保護手段に、基準温度設
定部56が基準温度変更手段に、デジタル信号処理部2
4、システムコントローラ30が再生手段にそれぞれ対
応している。
【0032】本実施形態のディスク再生装置はこのよう
な構成を有しており、次にその動作内容について説明す
る。図2は、ディスク再生装置の動作手順を示す流れ図
である。システムコントローラ30内のタイマ50は、
光ピックアップ16が出力動作を開始したか否かを監視
し(ステップ100)、出力動作を開始した場合には肯
定判断を行って、タイマ動作を実行する(ステップ10
1)。
【0033】また、温度検出部28は、光ピックアップ
16の周辺温度を測定する(ステップ102)。動作可
否判定部54は、温度検出部28により測定される光ピ
ックアップ16の周辺温度が所定の基準温度を超えてい
るか否かを判定する(ステップ103)。
【0034】光ピックアップ16の周辺温度が基準温度
を超えていない場合には、ステップ103で否定判断が
行われ、ダメージ指数計算部52は、タイマ50によっ
て計測される動作時間が一定時間t1(本実施形態では
1分間)を経過した否かを判定する(ステップ10
4)。動作時間が一定時間t1を経過していない間は、
ステップ104で否定判断がなされ、上述したステップ
103に戻って以後の処理が繰り返される。
【0035】動作時間が一定時間t1を経過した場合に
は、ステップ104で肯定判断がなされ、ダメージ指数
計算部52は、光ピックアップ16の周辺温度に基づい
て所定の温度係数Wを設定する(ステップ105)。具
体的には、本実施形態のダメージ指数計算部52は、周
辺温度Hと温度係数Wの対応を示すテーブルを内部メモ
リ(図示せず)に格納しており、このテーブルから温度
検出部28により検出される周辺温度Hに対応する温度
係数Wを読み出すことにより、温度係数Wを設定してい
る。
【0036】図3は、周辺温度Hと温度係数Wの対応を
示すテーブルの一例を示す図である。周辺温度Hは、温
度検出部28による検出結果の出力形式に対応して、3
°C毎に設定されている。また、温度係数Wは、3°C
毎に設定されている周辺温度Hの中央値に対応する値が
計算されている。例えば、周辺温度Hが「29°C〜3
1°C」の場合であれば、中央値の30°Cに対応する
温度係数Wが計算されている。
【0037】次に、ダメージ指数計算部52は、ステッ
プ105において設定した温度係数Wと光ピックアップ
16の動作時間t1を乗算してダメージ指数を計算し
(ステップ106)、ダメージ指数の累積値を更新して
メモリ32に格納する(ステップ107)。
【0038】また、基準温度設定部56は、ダメージ指
数計算部52によって計算され、更新されたダメージ指
数の累積値が所定の基準値を超えているか否かを判定す
る(ステップ108)。図4は、ダメージ指数の基準値
の一例を示す図である。図4では、横軸が経過時間、縦
軸がダメージ指数の累積値にそれぞれ対応しており、使
用開始から3年間が経過したときにダメージ指数の累積
値が3000となる使用状態を標準的な使用状態と想定
した直線Aが示されている。具体的には、ダメージ指数
の累積値が3000となる使用状態とは、例えば、光ピ
ックアップ16の周辺温度Hを30°C一定としたとき
に、動作時間が3000時間となるような使用状態に対
応している。図4に示す直線Aから、単位期間毎のダメ
ージ指数の基準値が求められる。例えば、1年当たりで
あれば1000、1ヶ月当たりであれば83.3、1日
当たりであれば2.7、というようにダメージ指数の基
準値が読み取られる。そして、図4に示すグラフ上にお
いて、ダメージ指数の累積値が直線Aよりも上側にある
場合に、ダメージ指数の累積値が基準値を超えていると
判断される。
【0039】ダメージ指数の累積値が基準値を超えてい
る場合には、ステップ108で肯定判断がなされ、基準
温度設定部56は、基準温度を現在の設定値よりも下げ
る(ステップ109)。具体的には、本実施形態の基準
温度設定部56は、5°C刻みで基準温度の設定値を増
減している。例えば、基準温度の現在の設定値が90°
Cである場合には、ステップ109の処理が行われるこ
とにより、基準温度が85°Cに下げられる。その後、
上述したステップ101に戻って以後の処理が繰り返さ
れる。
【0040】このように、本実施形態では、ダメージ指
数の累積値が予め想定されている単位期間毎の基準値を
超えており、光ピックアップ16の受けたダメージが大
きいと考えられる場合には基準温度を下げているので、
光ピックアップ16の周辺温度が高くなり過ぎないうち
に、出力動作を停止させることができるようになる。し
たがって、周辺温度が高い状態(高温環境下)での使用
を抑制し、光ピックアップの寿命低下を防止することが
できる。
【0041】また、ダメージ指数の累積値が基準値を超
えていない場合には、ステップ108で否定判断がなさ
れ、基準温度設定部56は、ダメージ指数の累積値が基
準値を大幅に下回っているか否かを判定する(ステップ
110)。具体的には、本実施形態では、ダメージ指数
の累積値が基準値の1/2よりも小さい場合に、累積値
が基準値を大幅に下回っていると判断されるものとす
る。ダメージ指数の累積値が基準値の1/2を超えてい
る場合には、ステップ110で否定判断がなされ、上述
したステップ101に戻って以後の処理が繰り返され
る。
【0042】ダメージ指数の累積値が基準値を大幅に下
回っている場合には、ステップ110で肯定判断がなさ
れ、基準温度設定部56は、基準温度を現在の設定値よ
りも上げる(ステップ111)。例えば、基準温度の設
定値が90°Cである場合には、ステップ111の処理
が行われることにより、基準温度が95°Cに上げられ
る。その後、上述したステップ101に戻って以後の処
理が繰り返される。
【0043】このように、本実施形態では、ダメージ指
数の累積値が予め想定されている単位期間毎の基準値を
大幅に下回っており、光ピックアップの受けたダメージ
が想定しているよりも小さいと考えられる場合には基準
温度を上げているので、光ピックアップ16の出力動作
を停止する制御が必要以上に行われることを防ぐことが
できる。
【0044】また、温度検出部28により測定される光
ピックアップ16の周辺温度が基準温度を超えている場
合には、上述したステップ103で肯定判断がなされ、
動作可否判定部54は、所定の警告を表示するようにシ
ステムコントローラ30に依頼する。依頼を受けたシス
テムコントローラ30は、所定の警告を表示部36に表
示する(ステップ112)。具体的には、システムコン
トローラ30は、光ピックアップ16の周辺温度が基準
温度を超えている旨を示すメッセージ(例えば、「HI
GH TEMP!」など)を表示部36に表示する。
【0045】また、動作可否判定部54は、利用者によ
り操作部34が操作され、警告の表示を解除するように
指示されたか否かを判定する(ステップ113)。本実
施形態では、予め利用者に対して、光ピックアップ16
の周辺温度が基準温度を超えた高温になっている状態、
すなわち、光ピックアップ16の寿命低下を招く状態で
あることを承知した上で再生動作を続行させたい場合に
は、警告表示を解除する旨の操作指示を行えばよいこと
が知らされているものとする。解除指示が行われた場合
には、ステップ113で肯定判断がなされ、システムコ
ントローラ30は、表示部36に対する警告の表示を中
止する。その後、上述したステップ104以降の処理が
繰り返される。
【0046】また、解除指示が行われない場合には、ス
テップ113で否定判断がなされ、動作可否判定部54
は、一定時間t2(例えば、10分間)が経過したか否
かを判定する(ステップ114)。一定時間t2が経過
しない場合には、ステップ114で否定判断がなされ、
上述したステップ113に戻って以後の処理が繰り返さ
れる。
【0047】また、一定時間t2が経過した場合には、
ステップ114で肯定判断がなされ、動作可否判定部5
4は、光ピックアップ16の出力動作を停止するように
システムコントローラ30に依頼する。依頼を受けたシ
ステムコントローラ30は、光ピックアップ16の出力
動作を停止させる(ステップ115)。
【0048】このように、本実施形態のディスク再生装
置は、光ピックアップ16の周辺温度に応じて所定の温
度係数を設定し、この温度係数と動作時間を乗算するこ
とによってダメージ指数を計算し、このダメージ指数の
累積値をメモリ32に格納している。このようなダメー
ジ指数の累積値を用いて光ピックアップ16に与えられ
たダメージの度合いを判断することにより、周辺温度と
動作時間の両者による影響、すなわち使用状態を反映し
て光ピックアップの適切な状態把握を行うことができ
る。また、ダメージ指数の累積値に基づいて、光ピック
アップ16の動作を停止させる際の判断基準となる基準
温度を可変しているので、実際の使用状態を反映して光
ピックアップを適切に保護することができる。
【0049】また、本実施形態のディスク再生装置は、
周辺温度と動作時間を反映したダメージ指数の累積値を
不揮発性のメモリ32に格納しているので、光ピックア
ップ16に故障が生じた場合には、メモリ32からダメ
ージ指数の累積値を読み出して基準値と比較することに
より、それまでの使用状態を推定して光ピックアップ1
6の故障原因を解析することができるという利点もあ
る。
【0050】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
周辺温度Hと温度係数Wの対応を示すテーブルを用意し
ておき、温度検出部28により検出される光ピックアッ
プ16の周辺温度に応じてこのテーブルを参照すること
によって温度係数Wを求め、ダメージ指数を計算してい
たが、上述した計算式に基づいて、その都度、温度係数
Wを求めるようにしてもよい。
【0051】上述した実施形態では、一例として、一定
時間t1を1分間に設定し、タイマ50によって1分間
がカウントされる毎に、ダメージ指数計算部52による
動作(ダメージ指数の計算および累積値の更新)を行っ
ていたが、一定時間t1の設定値は1分間に限定される
ものではなく、他の値に設定してもよい。
【0052】上述した実施形態では、温度検出部28
は、光ピックアップ16の周辺温度を3°C刻みで検出
して検出結果を出力していたが、必ずしも3°Cなどの
比較的大まかな間隔で測定する必要はなく、より細かい
値(例えば、0.1°C刻みなど)で測定してもよい。
【0053】上述した実施形態では、タイマ50を用い
て光ピックアップ16の動作時間を測定していたが、デ
ィスク10から読み出された信号を用いて記録情報の再
生動作を行う際に得られる経過時間情報を用いて、光ピ
ックアップ16の動作時間を測定してもよい。例えば、
再生対象のディスク10として音楽用CDを考えた場合
には、CDに記録されたサブコードの中のQチャンネル
と称される情報から、経過時間情報を取得することがで
きる。
【0054】図5は、サブコードの中のQチャンネルの
フレーム構造を示す図である。図5に示すように、Qチ
ャンネルは、96ビットのデータが1フレームを構成し
ており、先頭の4ビット(Q1 〜Q4 )が「コントロー
ル部」に、次の4ビット(Q5 〜Q8 )が「アドレス
部」に、その次の72ビット(Q9 〜Q80)が「デー
タ」に、残りの16ビット(Q81〜Q96)が「CRC」
(Cyclic Redundancy Code)に割り当てられている。
【0055】図6は、Qチャンネルのフレームの「デー
タ」部分の詳細構造を示す図である。図6において、楽
章番号(TNO)は、CDに記録された各楽章を特定す
るための番号であり、01〜99の値をとる。インデッ
クス(X)は、楽章をさらに細分化するための番号であ
り、01〜99の値をとる。楽章内の経過時間は、分
(MIN)、秒(SEC)、フレーム番号(FRAM
E)から構成されており、フレーム番号(FRAME)
は1秒間に含まれている音楽データを特定するための番
号である。ここで、分(MIN)は00〜74、秒(S
EC)は00〜59、フレーム番号(FRAME)は0
0〜74の値をとる。絶対時間も楽章内の経過時間と同
様に、分(AMIN)、秒(ASEC)、フレーム番号
(AFRAME)から構成されており、それぞれ、分
(AMIN)は00〜74、秒(ASEC)は00〜5
9、フレーム番号(AFRAME)は00〜74の値を
とる。
【0056】したがって、システムコントローラ30
は、上述したQチャンネルのフレームをデジタル信号処
理部24から受け取り、楽章内の経過時間あるいは絶対
時間を経過時間情報として取得することにより、光ピッ
クアップ16の動作時間を測定することができる。この
ように、ディスク10から読み出される経過時間情報を
用いることにより、特にハードウェアを追加することな
く、ソフトウェアを一部変更することにより光ピックア
ップの動作時間を計測することが可能であり、ディスク
再生装置のコスト増加を最小限に抑えることができる。
【0057】なお、再生対象のディスク10は、音楽用
CD以外のもの、例えば、MD(ミニディスク)やDV
Dなどであってもよい。DVD等の場合にも、上述した
CDの場合と同様にして経過時間情報を取得し、動作時
間を取得することができる。
【0058】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、温度
の上昇に伴って増加する第1のパラメータと、動作時間
の経過に伴って増加する第2のパラメータを乗算するこ
とによってダメージ指数を計算し、このダメージ指数の
累積値が格納されるので、このダメージ指数の累積値を
用いて光ピックアップに与えられたダメージの度合いを
判断することにより、周辺温度と動作時間の両者による
影響、すなわち使用状態を反映して光ピックアップの適
切な状態把握を行うことができる。
【0059】また、光ピックアップの周辺温度と動作時
間の両者による影響を反映して計算されるダメージ指数
の累積値に基づいて、光ピックアップの動作を停止させ
る際の判断基準となる基準温度が可変に設定されるの
で、実際の使用状態を反映して光ピックアップを適切に
保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のディスク再生装置の構成を示す図
である。
【図2】ディスク再生装置の動作手順を示す流れ図であ
る。
【図3】周辺温度Hと温度係数Wの対応を示すテーブル
の一例を示す図である。
【図4】ダメージ指数の基準値の一例を示す図である。
【図5】サブコードの中のQチャンネルのフレーム構造
を示す図である。
【図6】Qチャンネルのフレームの「データ」部分の詳
細構造を示す図である。
【符号の説明】
10 ディスク 12 スピンドルモータ 14 スレッドモータ 16 光ピックアップ 18 RFアンプ 20 サーボLSI 22 サーボドライバ 24 デジタル信号処理部 26 時計 28 温度検出部 30 システムコントローラ 32 メモリ 34 操作部 36 表示部 50 タイマ 52 ダメージ指数計算部 54 動作可否判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 信田 宗幸 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB02 BB05 CC04 HH02 JJ02 JJ07 5D119 AA32 BA01 BB01 BB04 DA05 DA15 MA30 5D789 AA32 BA01 BB01 BB04 DA05 DA15 MA30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップの周辺温度を検出する温
    度検出手段と、 前記光ピックアップの動作時間を測定する動作時間測定
    手段と、 温度の上昇に伴って増加する第1のパラメータと動作時
    間の経過に伴って増加する第2のパラメータとを乗算し
    たダメージ指数を、前記温度検出手段によって検出され
    た周辺温度と前記動作時間計測手段によって測定された
    動作時間を用いて計算するダメージ指数計算手段と、 前記ダメージ指数計算手段によって計算されたダメージ
    指数を累積するダメージ指数累積手段と、 前記ダメージ指数累積手段による前記ダメージ指数の累
    積値を格納する累積値格納手段と、 を備えることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記温度検出手段によって検出される前記周辺温度が所
    定の基準温度を超えるときに、前記光ピックアップの動
    作を停止させる保護手段と、 前記保護手段による停止動作の判断基準となる前記基準
    温度を前記ダメージ指数累積手段による累積値に基づい
    て可変する基準温度変更手段と、 をさらに備えることを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記基準温度変更手段は、前記ダメージ指数の累積値
    が、想定されている単位期間毎の基準値を超えるとき
    に、前記基準温度を下げることを特徴とするディスク再
    生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記基準温度変更手段は、前記ダメージ指数の累積値
    が、想定されている単位期間毎の基準値よりも少ないと
    きに、前記基準温度を上げることを特徴とするディスク
    再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記第1のパラメータは、前記周辺温度が10度上昇し
    たときに値が2倍となることを特徴とするディスク再生
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記動作時間計測手段は、所定時間の経過を測定するタ
    イマであり、 前記ダメージ指数計算手段および前記ダメージ指数累積
    手段の動作を、前記タイマによって一定時間がカウント
    される毎に行うことを特徴とするディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記光ピックアップを用いてディスク型記録媒体から読
    み出された信号に対して所定の再生動作を行う再生手段
    をさらに備え、 前記動作時間計測手段は、前記再生手段によって前記デ
    ィスク型記録媒体から経過時間情報を読み出すことによ
    り、前記動作時間を測定することを特徴とするディスク
    再生装置。
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