JP2003165350A - 障害者用手動運転装置 - Google Patents
障害者用手動運転装置Info
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- JP2003165350A JP2003165350A JP2001366048A JP2001366048A JP2003165350A JP 2003165350 A JP2003165350 A JP 2003165350A JP 2001366048 A JP2001366048 A JP 2001366048A JP 2001366048 A JP2001366048 A JP 2001366048A JP 2003165350 A JP2003165350 A JP 2003165350A
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
際に、シフトレバー、アクセルペダル、ブレーキペダル
等を片手で容易に操作できる障害者用手動運転装置を提
供する。 【解決手段】ATレンジ切換え用の変速機レバー3と、
前記変速機レバーの操作位置を示すインジケータ4とを
備えてなるAT車において、前記インジケータにはシフ
ト操作を行うための第1開口部10に連続してアクセ
ル、ブレーキ操作用の第2開口部11を形成し、この第
2開口部にアクセル、ブレーキ操作用の操作部材5を配
置し、該操作部材5に前記変速機レバーが係合する係合
部を形成したことを特徴とする障害者用手動運転装置。
Description
体障害者が自動車を運転する際に、変速機レバー、アク
セルペダル、ブレーキペダル等を片手で容易に操作でき
る障害者用手動運転装置に関するものである。
車を運転する場合には、ノークラッチ車と言われるオー
トマチック車が用いられ、その運転操作は、ハンドルを
片手で操作できるようにしたハンドル操作用補助具、あ
るいは、アクセルペダル、ブレーキペダルを片手で操作
できるようにした補助装置を用いて行われる。このよう
な運転補助装置としては、通常、アクセルペダルとブレ
ーキペダルに対応した操作レバーが、アクセルペダルお
よびブレーキペダルとにロッドやワイヤー等を介して連
結された構成となっている。
の運転補助装置は、アクセルやブレーキの操作をアクセ
ルレバー、ブレーキレバーで行うことを主目的としてお
り、また、変速機のレンジ切り換えは既存の変速機レバ
ーをそのまま使用する。そのため、運転者は運転時にお
いて、変速機レバーとアクセルレバー、ブレーキレバー
を持ち替えて操作を行う必要があった。
ーとアクセルやブレーキとを連結する連結部材を車両中
央トンネル部の横にレイアウトするため、運転者は左脚
部を車両外側(右側)へよけた姿勢で着座せざるを得な
かった。また、一方でハンドルは右手専用であることか
ら、上半身はハンドル操作上、左側へ傾ける必要があっ
た。このため、手動運転装置の利用者は、上半身は左側
へ、下半身は右側へと不自然にねじられた姿勢で運転す
ることになっており、さらに、変速機レバーとは距離を
とる必要があることから、位置を高めに設定することに
もなり、運転姿勢の面で負担をかけていた。
えることなく、変速機レバーを利用してアクセル、ブレ
ーキ操作を行うことができるようにした障害者用手動運
転装置を提供し、上記問題点を解決することを目的とす
る。本発明では、操作レバーとしては変速機レバーのみ
であり、自然なポジションのまま一連の操作で車両の運
転が可能となる。また操作部材とアクセル、ブレーキを
連結する部材をセンタートリム内へ格納するレイアウト
とすることで、連結部材等がトンネル部からはみ出すこ
とがなくなり、運転者の邪魔にならない等の工夫がなさ
れている。
した技術解決手段は、ATレンジ切換え用の変速機レバ
ーと、前記変速機レバーの操作位置を示すインジケータ
とを備えてなるAT車において、前記インジケータには
シフト操作を行うための第1開口部に連続してアクセ
ル、ブレーキ操作用の第2開口部を形成し、この第2開
口部にアクセル、ブレーキ操作用の操作部材を配置し、
該操作部材に前記変速機レバーが係合する係合部を形成
したことを特徴とする障害者用手動運転装置である。ま
た、前記操作部材には、中立時において、変速機レバー
のRレンジ、Nレンジ、Dレンジに対応した位置に、変
速機レバーが係合することができる係合部が形成されて
いることを特徴とする障害者用手動運転装置である。ま
た、前記操作部材とアクセル、ブレーキとはロッド等の
連結部材で連結されており、この連結部材は運転者の邪
魔に成らない位置に配置されていることを特徴とする障
害者用手動運転装置である。また、前記連結部材はロッ
ドで構成され、車両のトンネル構造部の上部およびセン
タートリム内に配置されていることを特徴とする障害者
用手動運転装置である。そして、本発明では、運転者が
レバーを持ち替えることなく、変速機レバーを利用して
アクセル、ブレーキ操作を行うことができるようにした
ため、運転者は自然なポジションのまま一連の操作で車
両の運転が可能となる。
て、その実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明
の実施形態にかかる障害者用手動運転装置の全体構成
図、図2はブレーキペダル、アクセルペダルと変速機レ
バーとの連結状態を説明する平面図、図3は変速機レバ
ーによるブレーキ、アクセルの操作状況を説明するイン
ジケータ部分の拡大図、図4はブレーキペダルとアクセ
ルペダルの作動状況を説明する図である。
セルペダル、3は変速機レバー、4は変速機レバー3の
インジケータである。インジケータ4内側にはブレーキ
ペダル1、アクセルペダル2を操作するための操作部材
5(図2参照)が車両前後方向に移動可能に保持されて
おり、この操作部材5は車両のトンネル部上面にガイド
ブラケット6で保持されたロッド7を介してブレーキペ
ダル1およびアクセルペダル2に連結されている。なお
操作部材5は各ペダルを介さずに、アクセル、ブレーキ
作動部材に直接結合することも可能である。
においてできるだけ前方にまで延長して配置されてお
り、さらにセンタートリム内に格納したロッド8を介し
て従来からの手動運転装置と同様にブレーキペダル1、
アクセルペダル2と連結されている。変速機レバー3は
従来のスポーツタイプの変速機レバーと同様にAT変速
を行う側とブレーキ、アクセルを操作する側にシフトす
ることができる構成となっている。
材5は中立時から前方に移動するとブレーキペダルが作
動しブレーキが働き、また操作部材が後方に移動すると
アクセルが操作された状態となるようブレーキペダル1
およびアクセルペダル2と連結されている。なお操作部
材5とブレーキペダル1、アクセルペダル2との連結構
造は本発明の特徴ではないため、詳細な説明は省略す
る。
ダルとブレーキペダルを操作していない状態)のとき
に、図2(ロ)および図3右側の3つの図に示すよう
に、インジケータ4のRレンジ、Nレンジ、Dレンジに
対応した位置に変速機レバーが係合する係合部9が形成
されている。
の移動用の第1開口部10に連続し、かつその第1開口
部10と平行に変速機レバー3を前後に移動することが
できる第2開口部11が形成されている。具体的には、
前記開口部は従来から公知のスポーツシフトタイプと同
様の複数列式ゲートとして構成されており、第1開口部
10をシフト操作用に、また第2開口部11をブレー
キ、アクセル操作用に使用する。したがって、前記操作
部材はブレーキ、アクセル操作用の第2開口部11に対
応した位置に配置されることになる。
応した係合部に変速機レバー3が係合した状態でアクセ
ル操作をおこなっている状態の図、図3に左から2番目
の図はDレンジに対応した係合部に変速機レバー3が係
合した状態でブレーキ操作をおこなっている状態の図で
ある。
では、運転者は変速機レバーでATレンジの切り換えを
行なったのち、変速機レバーを側方(図では左側)に倒
して、そのレンジにあった位置に形成されている操作部
材の係合部と係合させる。即ち、操作部材には中立位置
においてRレンジ、Nレンジ、Dレンジに対応した係合
部が形成されているため、例えば変速機レバーをDレン
ジにしたのち、変速機レバーを側方に倒すと、変速機レ
バーはDレンジに対応した係合部9に係合することにな
る。この状態で、変速機レバーを前方に移動するとブレ
ーキが働き、また後方に移動するとアクセルが操作され
る。また、ブレーキ操作を加えたままで、ロックボタン
でブレーキ固定とする従来の手動運転装置と組み合わせ
ることで、レバーから手を離すことなく一連の操作が可
能となる。
レンジに対応した係合部を形成した構成としてあるが、
係合部の開口部の形状を大きくすることで、レンジに対
応した数の係合部を一つとすることも可能である。また
操作部材とアクセルペダルおよびブレーキペダルを連結
する部材もロッド以外に他の部材により連結することも
可能である。さらに、本発明はその精神また主要な特徴
から逸脱することなく、他の色々な形で実施することが
できる。そのため前述の実施例は単なる例示に過ぎず、
限定的に解釈してはならない。更に特許請求の範囲の均
等範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のもの
である。
者はレバーの持ち替えをすることなく連続した操作で、
レンジの切換え、アクセル、ブレーキの操作を行うこと
ができる。また操作レバーとしては変速機レバーのみで
あり、自然なポジションのまま運転できる。操作部材と
ブレーキ、アクセルを連結する部材がセンタートリム内
へ格納したレイアウトとなることで、トンネル部へはみ
出すことがなくなり、運転者の邪魔にならない、等の優
れた効果を奏することができる。
の構成を示す斜視図である。
拡大図である。
である。
動状況説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】ATレンジ切換え用の変速機レバーと、前
記変速機レバーの操作位置を示すインジケータとを備え
てなるAT車において、前記インジケータにはシフト操
作を行うための第1開口部に連続してアクセル、ブレー
キ操作用の第2開口部を形成し、この第2開口部にアク
セル、ブレーキ操作用の操作部材を配置し、該操作部材
に前記変速機レバーが係合する係合部を形成したことを
特徴とする障害者用手動運転装置。 - 【請求項2】前記操作部材には、中立時において、変速
機レバーのRレンジ、Nレンジ、Dレンジに対応した位
置に、変速機レバーが係合することができる係合部が形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の障害者
用手動運転装置。 - 【請求項3】前記操作部材とアクセル、ブレーキとはロ
ッド等の連結部材で連結されており、この連結部材は運
転者の邪魔に成らない位置に配置されていることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の障害者用手動運
転装置。 - 【請求項4】前記連結部材はロッドで構成され、車両の
トンネル構造部の上部およびセンタートリム内に配置さ
れていることを特徴とする請求項3に記載の障害者用手
動運転装置。
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---|---|---|---|
JP2001366048A JP3875546B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 障害者用手動運転装置 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2001
- 2001-11-30 JP JP2001366048A patent/JP3875546B2/ja not_active Expired - Fee Related
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