JP2003161724A - 熱間圧延鋼板の伸び推定方法および推定装置、ならびに熱間圧延鋼板の製造方法 - Google Patents

熱間圧延鋼板の伸び推定方法および推定装置、ならびに熱間圧延鋼板の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟鋼の伸びを非破壊的に推定する方法を提供
する。 【解決手段】 記憶部4には、予め測定された鋼板1の
音響異方性と伸びの関係を表す式が格納されている。音
響異方性センサ2の出力を異方性計測部3で受け、走行
中の鋼板1の音響異方性を測定する。5の伸び推定部で
は、実際に計測された音響異方性をもとに、記憶部4に
記憶されている関係式を参照して伸びの値を推定し、出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械試験値の一つ
である伸びを推定する方法及び装置、特に熱間圧延鋼板
で炭素含有量が0.3%以下の軟鋼の伸びを推定する方法
及び装置に関するものであり、さらには、この装置を使
用した熱延鋼板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延で製造される鋼板で、炭素量0.
3%以下の鋼板は軟鋼(極軟鋼という場合もある)と呼
ばれている。軟鋼は伸びに優れており、自動車用部品や
鋼管など複雑な形状に加工される用途に適用される。ま
た、冷間圧延されさらに焼鈍されて使用される場合もあ
る。
【0003】伸びとは機械試験値の一つで、例えば図8
に示すJIS Z 2201で規定されている5号試験片のように
評点が二ヶ所付いた短冊形の試験片を引張り試験機で引
張り、破断に至るまでに二評点がどの位伸びたかで評価
される。伸びが不足すると、加工の際に割れが出たり、
冷間圧延後に所定の機械試験値が得られないといった問
題が発生する。
【0004】現在、熱間圧延鋼板で伸びが重要視される
軟鋼の製造過程においては、熱間圧延終了後の次工程、
例えばスキンパスライン(調質圧延ライン)などで、コ
イルの切断を行ない、そのコイルをオフラインでさらに
引張り試験用の試験片に加工し、機械試験機によって伸
びを測定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなオフラインにおける破壊検査による試験方法を使用
している場合には、伸びの測定結果が得られるまで数日
を要するため、その間、コイルを出荷できない、次工程
に回せないという問題点がある。あるいは、次工程に回
してしまった後に伸びが不足することが判明した場合に
は、伸び不足部位を切断するために再度ラインを通さな
ければならないといった問題がある。また、引張り試験
用のサンプルを採取するためにコイルを切断しなければ
ならず、歩留が低下している。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、熱間圧延鋼板であって炭素含有量が0.3
%以下の軟鋼の伸びを非破壊的に推定する方法、及び装
置を提供すること、さらにはこの装置を使用した熱延鋼
板の製造方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、炭素含有量0.3%以下の熱間圧延鋼板
の伸びを推定する方法であって、熱間圧延鋼板の音響異
方性又は磁気異方性を測定し、予め求められた伸びと前
記異方性との関係に基づいて、熱間圧延鋼板の伸びを推
定することを特徴とする熱間圧延鋼板の伸び推定方法
(請求項1)である。
【0008】発明者は、軟鋼の伸びが悪化する原因につ
いて検討を重ね、軟鋼は組織がほぼフェライト単相であ
るため伸びは結晶組織に支配されており、混粒が主な原
因であることに着目した。混粒とは、仕上げ温度がAr
変態点以下になってしまった場合に発生する。変態点以
下で圧延されて伸ばされた組織と、巻き取り後の焼きな
まし効果により粗大化した結晶粒が一部に含まれた組織
が混粒である。
【0009】混粒には変態点以下で圧延されたために延
伸された結晶組織が含まれている。延伸された結晶組織
を持つと、音響異方性及び磁気異方性が生じる。このた
め、これら異方性と伸びとの間には相関関係がある。従
って、予め伸びと音響異方性又は磁気異方性との関係を
求めておき、その関係に基づくことによって、軟鋼であ
る熱間圧延鋼板の伸びを推定することができることにな
る。また、本手段はオンラインで、また非破壊検査とし
て実施することもできる。なお、本手段は、炭素含有量
0.1%以下の熱間圧延鋼板の伸びを推定するとき、特に
有効である。
【0010】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、伸びと前記異方性との関係を
熱間圧延鋼板の厚さに応じて求めておき、熱間圧延鋼板
の厚さに応じて、それぞれの関係に基づいて熱間圧延鋼
板の伸びを推定することを特徴とするもの(請求項2)
である。
【0011】混粒の原因は上述のように仕上げ温度が低
いためであるが、鋼板の厚さによって板厚方向の温度分
布には差が生じるため、鋼板の厚さによって板厚方向の
混粒分布にも差が出ることになる。本発明はこれに着目
し、伸びと前記異方性との関係を熱間圧延鋼板の厚さに
応じて求めておき、熱間圧延鋼板の厚さに応じて、それ
ぞれの関係に基づいて熱間圧延鋼板の伸びを推定するこ
とで推定精度を高めるようにしている。
【0012】前記課題を解決するための第3の手段は、
音響異方性又は磁気異方性センサ、前記センサからの異
方性結果を計測する異方性計測部、予め求められた伸び
と前記異方性との関係を記憶する記憶部、前記記憶部の
データを基に異方性計測部の値から伸びを推定する伸び
推定部を有することを特徴とする熱間圧延鋼板の伸び推
定装置(請求項3)である。
【0013】前記課題を解決するための第4の手段は、
音響異方性又は磁気異方性センサ、前記センサからの異
方性結果を計測する異方性計測部、予め求められた伸び
と前記異方性との関係を、複数の板厚に応じて複数記憶
する記憶部、前記記憶部のデータの内どれを使うかを板
厚に応じて選択する選択部、前記選択部で選択されたデ
ータを基に異方性計測部の値から伸びを推定する伸び推
定部を有することを特徴とする熱間圧延鋼板の伸び推定
装置(請求項4)である。
【0014】これら第3の手段、第4の手段において
は、それぞれ前記第1の手段、第2の手段を実施するこ
とができる。
【0015】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第3の手段又は第4の手段である熱間圧延鋼板の伸
び推定装置により、熱延鋼板の伸びを製造ライン中で推
定し、その結果に基づき、伸び不足部位を切断する工程
を有することを特徴とする熱間圧延鋼板の製造方法(請
求項5)である。
【0016】前記第3の手段、第4の手段を使用すれ
ば、熱延鋼板の製造ライン中で、精度良く非破壊的に伸
びを推定できるので、熱延鋼板の伸び不足部位を、例え
ばスキンパスラインなどの鋼板通板中に把握できる。こ
のため、製造ラインにおいて伸び不足部位を切断できる
ので、材質異常部のない熱延鋼板を短期に製造すること
ができる。
【0017】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第3の手段又は第4の手段である熱間圧延鋼板の伸
び推定装置により、熱延鋼板の伸びを製造ライン中で推
定し、その結果に基づき、伸び不足部位にマーキングを
施す工程を有することを特徴とする熱間圧延鋼板の製造
方法(請求項6)である。
【0018】本手段においては、製造ラインにおいて伸
び不足部位を示すマーキングを施すことができるので、
客先に鋼板コイルの品質情報を提供することができ、客
先にて適切な使用ができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例
を、図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態
である熱間圧延鋼板の伸び推定装置の1例を示す概要図
である。図1において、1は被検査材である鋼板、2は
鋼板の異方性を検出する異方性センサ、3は異方性計測
部、4は異方性と伸びとの関係のテーブル又は演算式、
および伸び不足部位の判定しきい値を予め記憶しておく
記憶部、5は異方性から伸びを推定する伸び推定部であ
る。異方性センサ2は、音響異方性又は磁気異方性を計
測するものであればよい。
【0020】図2は音響異方性の計測原理の例を示す図
である。音響異方性とは、超音波の音速が伝播角度によ
って異なる現象である。図2の場合、圧延方向に平行な
偏波面を持つL方向横波音速と圧延方向に直角な偏波面
を持つC方向横波音速の比で定義される。これ以外に
も、表面波や板波を用いて、L方向に伝播する際の音速
とC方向に伝播する際の音速の比を用いてもよい。
【0021】図3は、音響異方性と伸びとの関係を調査
した結果の例を示す図である。軟鋼の熱延鋼板(板厚1.
2mm〜4.9mm)の音響異方性を1〜2MHzの横波超音波を
用いて計測し、計測した部分からJIS5号試験片を作成
して引張り試験で伸びの真値を求めた。音響異方性と伸
びの間には明瞭な相関が見られ、図3から、伸びはEL
は、 EL=671.093*(VL/VC)-1594.45*(VL/VC)+965.725 …(1) で表される。記憶部4には、この演算式が記憶されてい
る。
【0022】又は、例えば伸び35%を合否判定のしきい
値にするならば、音響異方性が1.03以上ならNG、1.03以
下ならOKのステータスを記憶するテーブルを記憶部4に
記憶させておいてもよい。
【0023】異方性センサ2を音響異方性センサとし
て、その出力を異方性計測部3で受け、走行中の鋼板1
の音響異方性を測定する。5の伸び推定部では、実際に
計測された音響異方性をもとに、上記の演算式又はテー
ブルを参照して、伸びの値あるいは合否判定値を出力す
る。
【0024】異方性としては、音響異方性以外に、例え
ば磁気異方性も適用できる。図4は磁気異方性の計測原
理の一例を示す図である。コイル21〜24はコア20
に巻かれている。コイル21はL方向用の励磁コイル
で、この磁束がL方向に透過して誘起される磁束をコイ
ル22でピックアップする。コイル23はC方向用の励
磁コイルで、この磁束がC方向に透過して誘起される磁
束をコイル24でピックアップする。
【0025】このようにして、コイル22とコイル23
の励磁を同一にしたときのコイル22とコイル24の電
圧の比から、L方向とC方向の磁気特性の比を求めるこ
とで、磁気異方性が検出される。異方性センサ2を磁気
異方性センサとすれば、音響異方性センサを使用したと
きと同様の方法により、伸びの値あるいは合否判定値を
知ることができる。
【0026】図5は、本発明の実施の形態である熱間圧
延鋼板の伸び推定装置の他の例を示す概要図である。1
は被検査材である鋼板、2は鋼板の異方性を検出する異
方性センサ、3は異方性計測部、41〜4nは異方性と
伸びとの関係のテーブル又は演算式、又は伸び不足部位
の判定しきい値を予め記憶しておく記憶部であり、板厚
毎に複数用意されている。5は異方性から伸びを推定す
る伸び推定部、6は板厚情報を基に、41〜4nのどの
情報を選択するかを決める選択部である。
【0027】図3の音響異方性と伸びとの関係をさらに
詳しく調べていった結果、図6に示されるように板厚で
分類すると、より相関が優れていることを見出した。こ
れは板厚が厚いほど圧延の際に厚み方向に温度分布が生
じ、混粒も厚み方向に分布を持つようになるためで、伸
びは一部分の混粒が影響することに対し、音響異方性は
板厚全体の平均を計測していることによる。
【0028】表1は図6の結果から、板厚を3分類した
時の伸び換算式を示したものである。この演算式から得
た伸びの標準偏差も合わせて示しており、板厚で分類し
ない場合は4.1%なのに対し、板厚で分類すると2.4〜3.
3%と精度が向上した。 表1.伸び推定式と精度
【0029】
【表1】
【0030】図7は、本発明の実施の形態である熱間圧
延鋼板の伸び推定装置を熱延スキンパスラインに設置し
た状態を示す図である。図中、10は熱延鋼板コイル、
11は圧延ロール、12は板がばたつかないようにする
押さえロール、13は巻き取りリールであり、14は本
発明の実施の形態である伸び推定装置、15は切断装置
又はマーキング装置である。このような構成によると、
熱延鋼板コイル10を熱延スキンパスミルにおいて圧延
ロール11で圧延して、巻き取りリール13で巻き取る
際に伸びの変化を検出できるので、伸びが不足している
部位を検出したら、伸びが良好となる部位の境目で切断
することにより、最も無駄なく材質異常部を除去するこ
とができる。この切断は、熱延スキンパスミルに通常付
属している切断機により行うことができる。また、伸び
が不足している部位にインクや磁気でマーキングを施し
てもよく、この場合には、最短納期で客先に出荷するこ
とができ、客先では材質異常部を別の用途に振り向ける
といったことができるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、熱間圧
延鋼板であって炭素含有量が0.3%以下の軟鋼の伸びを
非破壊的に推定する方法、及び装置を提供すること、さ
らにはこの装置を使用した熱延鋼板の製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である熱間圧延鋼板の伸び
推定装置の他の例を示す概要図である。
【図2】音響異方性の計測原理の例を示す図である。
【図3】音響異方性と伸びとの関係を調査した結果の例
を示す図である。
【図4】磁気異方性の計測原理の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態である熱間圧延鋼板の伸び
推定装置の他の例を示す概要図である。
【図6】音響異方性と伸びとの関係を板厚で分類した結
果の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態である熱間圧延鋼板の伸び
推定装置を熱延スキンパスラインに設置した状態を示す
図である。
【図8】伸びを求める試験片の例を示す図である。
【符号の説明】 1…鋼板、2…異方性センサ、3…異方性計測部、4、
41〜4n…記憶部、5…異方性推定部、6…選択部、
10…熱延鋼板コイル、11…圧延ロール、12…押さ
えロール、13…巻き取りリール、14…伸び推定装
置、15…切断装置、マーキング装置、20…コア、2
1〜24コイル、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21C 51/00 B21C 51/00 R G01N 27/72 G01N 27/72 Fターム(参考) 2G047 AA07 AB04 AD11 BC02 BC14 BC18 CB02 EA10 EA13 GG27 GG31 GG36 2G053 AB08 BA02 BA15 BB08 BB11 BC14 CA03 DA01 DA10 DB02 4E002 AD01 AD04 CB01 4E026 EA02 EA13 EA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素含有量0.3%以下の熱間圧延鋼板の
    伸びを推定する方法であって、熱間圧延鋼板の音響異方
    性又は磁気異方性を測定し、予め求められた伸びと前記
    異方性との関係に基づいて、熱間圧延鋼板の伸びを推定
    することを特徴とする熱間圧延鋼板の伸び推定方法。
  2. 【請求項2】 伸びと前記異方性との関係を熱間圧延鋼
    板の厚さに応じて求めておき、熱間圧延鋼板の厚さに応
    じて、それぞれの関係に基づいて熱間圧延鋼板の伸びを
    推定することを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延鋼
    板の伸び推定方法
  3. 【請求項3】 音響異方性又は磁気異方性センサ、前記
    センサからの異方性結果を計測する異方性計測部、予め
    求められた伸びと前記異方性との関係を記憶する記憶
    部、前記記憶部のデータを基に異方性計測部の値から伸
    びを推定する伸び推定部を有することを特徴とする熱間
    圧延鋼板の伸び推定装置。
  4. 【請求項4】 音響異方性又は磁気異方性センサ、前記
    センサからの異方性結果を計測する異方性計測部、予め
    求められた伸びと前記異方性との関係を、複数の板厚に
    応じて複数記憶する記憶部、前記記憶部のデータの内ど
    れを使うかを板厚に応じて選択する選択部、前記選択部
    で選択されたデータを基に異方性計測部の値から伸びを
    推定する伸び推定部を有することを特徴とする熱間圧延
    鋼板の伸び推定装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の熱間圧延
    鋼板の伸び推定装置により、熱延鋼板の伸びを製造ライ
    ン中で推定し、その結果に基づき、伸び不足部位を切断
    する工程を有することを特徴とする熱間圧延鋼板の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4に記載の熱間圧延
    鋼板の伸び推定装置により、熱延鋼板の伸びを製造ライ
    ン中で推定し、その結果に基づき、伸び不足部位にマー
    キングを施す工程を有することを特徴とする熱間圧延鋼
    板の製造方法。
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