JP2003152833A - 非同期移動通信端末機およびその自動時間設定方法 - Google Patents

非同期移動通信端末機およびその自動時間設定方法

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JP2003152833A JP2002303645A JP2002303645A JP2003152833A JP 2003152833 A JP2003152833 A JP 2003152833A JP 2002303645 A JP2002303645 A JP 2002303645A JP 2002303645 A JP2002303645 A JP 2002303645A JP 2003152833 A JP2003152833 A JP 2003152833A
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    • H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
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    • H—ELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網で自動に時間を設定し得
る移動通信端末機の時間設定方法を提供しようとする。 【解決手段】 基地局から時間情報を提供されないＧＳ
Ｍ／ＧＰＲＳ網において、時間情報を生成するリアルタ
イムクロック（ＲＴＣ）回路１０と、地域間の時差情報
が貯蔵された時差テーブルと、使用者が第１地域から第
２地域に移動する時、時差テーブルから第１、第２地域
の位置情報に対応する時差をリ―ドしてＲＴＣ回路１０
を制御するＣＰＵ５０と、を包含して非同期移動通信端
末機を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末機に
係るもので、詳しくは、非同期移動通信端末機およびそ
の自動時間設定方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、符号分割多重アクセス（ｃｏｄ
ｅ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓ
ｓ：ＣＤＭＡ）網で運用される同期移動通信端末機は基
地局から時間情報を提供される。反面、汎欧州デジタル
セルラーシステム（ｇｌｏｂａｌ ｓｙｓｔｅｍ ｆｏ
ｒ ｍｏｂｉｌｅ ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ：ＧＳ
Ｍ）網及び汎用パケット無線システム（ｇｅｎｅｒａｌ
ｐａｃｋｅｔ ｒａｄｉｏ ｓｅｒｖｉｃｅ：ＧＰＲ
Ｓ）網で運用される非同期移動通信端末機（以下、端末
機と称す）は、基地局から時間情報を提供されるのでは
なく、自体に具備されたリアルタイムクロック（ｒｅａ
ｌ ｔｉｍｅ ｃｌｏｃｋ：ＲＴＣ）回路を利用して時
間情報を生成する。
【０００３】即ち、ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網で運用される端
末機においては、ＲＴＣ回路は低周波クロック信号（３
２．７６８ＫＨｚ）をカウントして時間情報（秒、分、
時間）を生成し、ＣＰＵは高周波クロック信号（１３Ｍ
Ｈｚ）に同期されて前記ＲＴＣ回路から生成された時間
情報をＬＣＤにディスプレイする。
【０００４】然し、使用者がＧＳＭ／ＧＰＲＳ網を運用
する多数の国家を旅行する時、各国間または各都市間に
時差が発生されることがある。このような場合、使用者
は以前の地域と移動された地域との時差を計算した後、
端末機の時間設定メニューを利用して、手動に現在の時
間を入力しなければならない。
【０００５】例えば、ドイツのベルリンから英国のロン
ドンに移動した時、使用者はベルリンとロンドンとの時
間誤差（−１）を計算した後、端末機の時間設定メニュ
ー上で現在の時間（ベルリン時間）をロンドンの時間に
再設定しなければならない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
このような従来ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網の端末機において
は、使用者が第１地域から第２地域に移動した時、直接
二つの地域の間の時差を計算した後、端末機の時間を一
々設定するという不都合な点があった。
【０００７】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網で自動に時間を設
定し得る移動通信端末機の時間設定方法を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の非同期移動通信
端末機は、基地局から時間情報を提供されないＧＳＭ／
ＧＰＲＳ網において、時間情報を生成するリアルタイム
クロック（ＲＴＣ）回路と、地域間の時差情報が貯蔵さ
れた時差テーブルと、使用者が第１地域から第２地域に
移動する時、時差テーブルから第１、第２地域の位置情
報に対応する時差をリードしてＲＴＣ回路を制御するＣ
ＰＵと、を包含して構成されたことを特徴とする。
【０００９】前記時差テーブルは、第１、第２地域の位
置情報と、第１、第２地域の位置情報に対応する時差情
報とから構成されたことを特徴とする。
【００１０】前記時差テーブルは、サマータイム情報を
追加的に含むことを特徴とする。
【００１１】前記位置情報は、基地局から提供される位
置領域ＩＤ（ｌｏｃａｔｉｏｎ ａｒｅａ ｉｄｅｎｔ
ｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＬＡＩ）であることを特徴とす
る。
【００１２】前記ＬＡＩは、国家コードと、網コード
と、位置領域コードと、を包含して構成されたことを特
徴とする。
【００１３】前記位置情報は、基地局から提供されるル
ーティング領域ＩＤ（ｒｏｕｔｉｎｇ ａｒｅａ ｉｄ
ｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＲＡＩ）であることを特徴
とする。
【００１４】前記ＲＡＩは、国家コードと、網コード
と、位置領域コードと、ルーティング領域コードと、を
包含して構成されたことを特徴とする。
【００１５】本発明の非同期移動通信端末機の自動時間
設定方法は、非同期網の使用者が第１地域から第２地域
に移動する時、基地局に第２地域の位置情報を要求する
過程と、基地局から提供された第２地域の位置情報を時
差テーブルに貯蔵する過程と、時差テーブルから第１、
第２地域の位置情報に対応する時差をリ―ドする過程
と、リ―ドされた時差を利用して端末機の時間を再設定
する過程と、を順次行うことを特徴とする。
【００１６】前記再設定過程は、時差が存在しているか
否かをチェックする過程と、時差が存在する時、該当の
時差に対応する時間制御信号をリアルタイムクロック
（ＲＴＣ）回路に出力する過程と、前記時間制御信号に
よりＲＴＣ回路のクロックカウント値を更新して、新し
い時間情報を生成する過程と、生成された新しい時間情
報をディスプレイする過程と、を順次行うことを特徴と
する。
【００１７】前記時差テーブルは、第１、第２地域の位
置情報と、第１、第２地域の位置情報に対応する時差
と、サマータイム情報とから構成されたことを特徴とす
る。
【００１８】前記位置情報は、基地局から提供される位
置領域ＩＤ（ｌｏｃａｔｉｏｎ ａｒｅａ ｉｄｅｎｔ
ｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＬＡＩ）であることを特徴とす
る。
【００１９】前記ＬＡＩは、国家コードと、網コード
と、位置領域コードと、を包含して構成されたことを特
徴とする。
【００２０】前記位置情報は、基地局から提供されるル
ーティング領域ＩＤ（ｒｏｕｔｉｎｇ ａｒｅａ ｉｄ
ｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＲＡＩ）であることを特徴
とする。
【００２１】前記ＲＡＩは、国家コードと、網コード
と、位置領域コードと、ルーティング領域コードと、を
包含して構成されたことを特徴とする。
【００２２】このような目的を達成するため、本発明に
係るＧＳＭ／ＧＰＲＳ網の非同期移動通信端末機におい
ては、時間情報を生成するリアルタイムクロック（ＲＴ
Ｃ）回路と、地域間の時差情報が貯蔵されたメモリー
と、使用者が第１地域から第２地域に移動する時、第
１、第２地域の位置情報に対応する時差をメモリーから
リードしてＲＴＣ回路を制御するＣＰＵと、を包含して
構成されていることを特徴とする。
【００２３】且つ、本発明に係るＧＳＭ／ＧＰＲＳ網の
非同期移動通信端末機においては、時間情報を生成する
リアルタイムクロック（ＲＴＣ）回路と、地域間の時差
情報が貯蔵された時差テーブルと、所定網の使用者が第
１地域から第２地域に移動する時、時差テーブルから第
１、第２地域の位置領域ＩＤ（ｌｏｃａｔｉｏｎ ａｒ
ｅａ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＬＡＩ）または
ルーティング領域ＩＤ（ｒｏｕｔｉｎｇ ａｒｅａ ｉ
ｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＲＡＩ）による時差をリ
ードしてＲＴＣ回路を制御するＣＰＵと、ＲＴＣ回路か
ら生成された時間情報を表示するＬＣＤと、を包含して
構成されている。
【００２４】本発明に係る非同期移動通信端末機の自動
時間設定方法においては、ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網の使用者
が第１地域から第２地域に移動する時、第２地域の位置
情報を基地局から受信する過程と、受信された第２地域
の位置情報を時差テーブルに貯蔵する過程と、時差テー
ブルから第１、第２地域の位置情報に対応する時差をリ
ードする過程と、リードされた時差を利用して端末機の
時間を再設定する過程と、で構成されている。
【００２５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。
【００２６】本発明は、ＧＳＭ網の使用者が第１地域か
ら第２地域に移動する時、第１地域の位置領域ＩＤ（Ｌ
ｏｃａｔｉｏｎ Ａｒｅａ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉ
ｏｎ：ＬＡＩ）と第２地域のＬＡＩを利用して自動的に
非同期移動通信端末機（以下、端末機と称す）の時間を
再設定する。
【００２７】また、本発明は、ＧＳＭ網の使用者が第１
地域から第２地域に移動する時、第１地域のルーティン
グ領域ＩＤ（Ｒｏｕｔｉｎｇ Ａｒｅａ Ｉｄｅｎｔｉ
ｆｉｃａｔｉｏｎ：ＲＡＩ）と第２地域のＲＡＩ値を利
用して自動的に端末機の時間を再設定する。この時、Ｌ
ＡＩ及びＲＡＩ値による時差は端末機内部の時差テーブ
ルに貯蔵されている。
【００２８】図１にはＧＳＭ／ＧＰＲＳ網で運用される
本発明に係る端末機の概略図が示されている。
【００２９】図示されたように、本発明に係る端末機に
おいては、３２．７６８ＫＨｚの低周波クロック信号を
カウントして時間情報（秒、分、時間）を生成するＲＴ
Ｃ回路１０と、各地域の時差情報が貯蔵されたメモリー
２０と、ＲＦ端３０により基地局から提供されるＬＡＩ
（またはＲＡＩ）情報に基づいて、メモリー２０に貯蔵
された時差をリードしてＲＴＣ回路１０を制御し、ＲＴ
Ｃ回路１０から生成された時間情報をＬＣＤ４０に表示
するＣＰＵ５０と、を包含して構成されている。
【００３０】メモリー２０は時差テーブルを含んでい
て、時差テーブルは、図２に示されたように、第１位置
（ｏｌｄ）情報と、第２位置（ｎｅｗ）情報、第１、第
２位置情報に対応する時差情報及びサマータイム情報と
から構成されている。
【００３１】また、第１、第２位置情報は、それぞれ国
家コード（ｍｏｂｉｌｅ ｃｏｕｎｔｒｙ ｃｏｄｅ：
ＭＣＣ）と、網コード（ｍｏｂｉｌｅ ｎｅｔｗｏｒｋ
ｃｏｄｅ：ＭＮＣ）と、位置領域コード（ｌｏｃａｔ
ｉｏｎ ａｒｅａ ｃｏｄｅ：ＬＡＣ）及びルーティン
グ領域コード（ｒｏｕｔｉｎｇ ａｒｅａ ｃｏｄｅ：
ＲＡＣ）とから構成されている。この時、前記ＬＡＩ情
報はＭＣＣ、ＭＮＣ及びＬＡＣを含んでいて、ＲＡＩ情
報はＭＣＣ、ＭＮＣ、ＬＡＣ及びＲＡＣを含んでいる。
【００３２】以下、このように構成されたＧＳＭ端末機
の時間動作に対し、図面を用いて説明する。
【００３３】使用者が第１地域に位置する時、ＲＴＣ回
路１０は水晶発振器（図示せず）から出力された３２．
７６８ＫＨｚの低周波クロック信号をカウントして時間
情報（秒、分、時間）を生成し、ＣＰＵ５０は前記ＲＴ
Ｃ回路１０から提供された時間情報をＬＣＤ３０に表示
する。
【００３４】また、所定周期毎に、或いは、地域移動な
どのように端末機またはネットワークで要求する所定条
件を満足すると、端末機は基地局に位置更新またはルー
ティング領域更新を要請するようになる。基地局は要請
された位置更新情報またはルーティング領域更新情報を
該当の端末機に伝送する。
【００３５】即ち、図３に示すように、第１地域に位置
していた使用者が第２地域に移動すると、端末機は基地
局と位置更新またはルーティング領域更新を遂行して、
ＲＦ端３０により基地局から新しい位置情報、即ち、Ｌ
ＡＩまたはＲＡＩ値を受信して、ＣＰＵ５０は前記受信
されたＬＡＩまたはＲＡＩ値をメモリー２０の時差テー
ブルに貯蔵する（Ｓ１０、Ｓ１２）。
【００３６】位置更新またはルーティング領域更新が終
了されると、ＣＰＵ５０は第１、第２地域のＬＡＩ（ま
たはＲＡＩ）に対応する時差情報を時差テーブルからリ
ードした後、該当の時差情報を利用して端末機の時間を
再設定する（Ｓ１６）。
【００３７】即ち、ＣＰＵ５０は、図４に示されたよう
に、第１、第２地域間に時差が存在しているか否かをチ
ェックして（Ｓ２０）、もし時差が存在すれば、リ―ド
された時差情報に該当する時間制御信号をＲＴＣ回路１
０に出力して（Ｓ２２）、ＲＴＣ回路１０はＣＰＵ５０
から出力された時間制御信号によって低周波クロック信
号のカウント値を更新することで、新しい時間情報
（秒、分、時間）を生成する（Ｓ２４）。
【００３８】従って、ＣＰＵ５０はＲＴＣ回路１０から
生成された新しい時間情報をＬＣＤ４０に表示すること
で（Ｓ２６）、ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網の端末機使用者が時
差の存在する地域に移動した場合も端末機の時間を自動
に設定し得るようになる。
【００３９】そして、本発明はＬＡＩ及びＲＡＩ情報に
限定されなく、図５に示されたように、時差テーブルに
サマータイム情報を追加的に挿入して時間の再設定動作
に活用し得る。この場合、ＣＰＵはＬＡＩ及びＲＡＩ情
報による時差とサマータイム情報を根拠にして時間制御
信号を算出する。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る非同
期移動通信端末機においては、基地局で使用者が第１地
域から第２地域に移動する時、第１、第２地域のＬＡＩ
（またはＲＡＩ）を利用して自動に端末機の時間を再設
定する。
【００４１】従って、基地局から時間情報を伝達されな
い網（ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網）の使用者が様々な国または
様々な都市を移動する場合も、自動に端末機の時間を変
更し得るという効果がある。
【００４２】且つ、本発明に係る非同期移動通信端末機
においては、時間の再設定のためにＬＡＩ及びＲＡＩ値
を使用することによって、時間情報を伝達するために基
地局のシステム情報を修正する時より変更に対する副作
用とオーバーヘッドが少ないという効果がある。
【００４３】そして、本発明により先行された実施形態
は単に一例であって、請求範囲を限定することはなく、
様々な代案、修正及び変更が通常の知識を有する者に自
明なものとなるはずである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る非同期移動通信端末機の概略図で
ある。
【図２】図１において、メモリーに貯蔵された時差テー
ブルの第１実施形態である。
【図３】図１において、ＧＳＭ／ＧＰＲＳ網で自動に時
間を設定するためのフローチャートである。
【図４】図３において、時間再設定過程を示したフロー
チャートである。
【図５】図１において、メモリーに貯蔵された時差テー
ブルの第２実施形態である。
【符号の説明】
１０ ＲＴＣ回路 ２０ メモリー ３０ ＲＦ端 ４０ ＬＣＤ ５０ ＣＰＵ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 基地局から時間情報を提供されないＧＳ
    Ｍ／ＧＰＲＳ網において、 時間情報を生成するリアルタイムクロック（ＲＴＣ）回
    路と、 地域間の時差情報が貯蔵された時差テーブルと、 使用者が第１地域から第２地域に移動する時、時差テー
    ブルから第１、第２地域の位置情報に対応する時差をリ
    ードしてＲＴＣ回路を制御するＣＰＵと、を包含して構
    成されたことを特徴とする非同期移動通信端末機。
  2. 【請求項２】 前記時差テーブルは、 第１、第２地域の位置情報と、 第１、第２地域の位置情報に対応する時差情報とから構
    成されたことを特徴とする請求項１記載の非同期移動通
    信端末機。
  3. 【請求項３】 前記時差テーブルは、 サマータイム情報を追加的に含むことを特徴とする請求
    項２記載の非同期移動通信端末機。
  4. 【請求項４】 前記位置情報は、 基地局から提供される位置領域ＩＤ（ｌｏｃａｔｉｏｎ
    ａｒｅａ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＬＡＩ）
    であることを特徴とする請求項１記載の非同期移動通信
    端末機。
  5. 【請求項５】 前記ＬＡＩは、 国家コードと、 網コードと、 位置領域コードと、を包含して構成されたことを特徴と
    する請求項４記載の非同期移動通信端末機。
  6. 【請求項６】 前記位置情報は、 基地局から提供されるルーティング領域ＩＤ（ｒｏｕｔ
    ｉｎｇ ａｒｅａ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：Ｒ
    ＡＩ）であることを特徴とする請求項１記載の非同期移
    動通信端末機。
  7. 【請求項７】 前記ＲＡＩは、 国家コードと、 網コードと、 位置領域コードと、 ルーティング領域コードと、を包含して構成されたこと
    を特徴とする請求項６記載の非同期移動通信端末機。
  8. 【請求項８】 非同期網の使用者が第１地域から第２地
    域に移動する時、基地局に第２地域の位置情報を要求す
    る過程と、 基地局から提供された第２地域の位置情報を時差テーブ
    ルに貯蔵する過程と、 時差テーブルから第１、第２地域の位置情報に対応する
    時差をリ―ドする過程と、 リ―ドされた時差を利用して端末機の時間を再設定する
    過程と、を順次行うことを特徴とする非同期移動通信端
    末機の自動時間設定方法。
  9. 【請求項９】 前記再設定過程は、 時差が存在しているか否かをチェックする過程と、 時差が存在する時、該当の時差に対応する時間制御信号
    をリアルタイムクロック（ＲＴＣ）回路に出力する過程
    と、 前記時間制御信号によりＲＴＣ回路のクロックカウント
    値を更新して、新しい時間情報を生成する過程と、 生成された新しい時間情報をディスプレイする過程と、
    を順次行うことを特徴とする請求項８記載の非同期移動
    通信端末機の自動時間設定方法。
  10. 【請求項１０】 前記時差テーブルは、 第１、第２地域の位置情報と、 第１、第２地域の位置情報に対応する時差と、 サマータイム情報とから構成されたことを特徴とする請
    求項８記載の非同期移動通信端末機の自動時間設定方
    法。
  11. 【請求項１１】 前記位置情報は、 基地局から提供される位置領域ＩＤ（ｌｏｃａｔｉｏｎ
    ａｒｅａ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＬＡＩ）
    であることを特徴とする請求項８記載の非同期移動通信
    端末機の自動時間設定方法。
  12. 【請求項１２】 前記ＬＡＩは、 国家コードと、 網コードと、 位置領域コードと、を包含して構成されたことを特徴と
    する請求項１１記載の非同期移動通信端末機の自動時間
    設定方法。
  13. 【請求項１３】 前記位置情報は、 基地局から提供されるルーティング領域ＩＤ（ｒｏｕｔ
    ｉｎｇ ａｒｅａ ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：Ｒ
    ＡＩ）であることを特徴とする請求項８記載の非同期移
    動通信端末機の自動時間設定方法。
  14. 【請求項１４】 前記ＲＡＩは、 国家コードと、 網コードと、 位置領域コードと、 ルーティング領域コードと、を包含して構成されたこと
    を特徴とする請求項１３記載の非同期移動通信端末機の
    自動時間設定方法。
JP2002303645A 2001-10-26 2002-10-17 非同期移動通信端末機およびその自動時間設定方法 Pending JP2003152833A (ja)

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