JP2003147921A - 軒先部材 - Google Patents
軒先部材Info
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- JP2003147921A JP2003147921A JP2001342632A JP2001342632A JP2003147921A JP 2003147921 A JP2003147921 A JP 2003147921A JP 2001342632 A JP2001342632 A JP 2001342632A JP 2001342632 A JP2001342632 A JP 2001342632A JP 2003147921 A JP2003147921 A JP 2003147921A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軒先の構造が簡易になるとともに、軒先の構
築作業が容易になる軒先部材を提案すること。 【解決手段】 屋根面の流れ方向に沿って配設される斜
材31の上面に載置され、上面に野地板33が敷設され
る母屋部1と、母屋部1の下端から下方に延設され、斜
材31の端面を覆い隠す鼻隠し部2と、からなる軒先部
材11を、斜材31の端部に取り付ける。また、鼻隠し
部2は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材36に
沿って張り出されるリブを有し、母屋部1は、その上面
に、野地板33の端面を係止する野地板係止部1fを有
する。また、軒先部材11は、好適には、アルミニウム
合金製の押出形材からなる。
築作業が容易になる軒先部材を提案すること。 【解決手段】 屋根面の流れ方向に沿って配設される斜
材31の上面に載置され、上面に野地板33が敷設され
る母屋部1と、母屋部1の下端から下方に延設され、斜
材31の端面を覆い隠す鼻隠し部2と、からなる軒先部
材11を、斜材31の端部に取り付ける。また、鼻隠し
部2は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材36に
沿って張り出されるリブを有し、母屋部1は、その上面
に、野地板33の端面を係止する野地板係止部1fを有
する。また、軒先部材11は、好適には、アルミニウム
合金製の押出形材からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根架構の軒先に
おいて、屋根面の流れ方向に沿って配設された斜材の端
面に架け渡される軒先部材に関する。
おいて、屋根面の流れ方向に沿って配設された斜材の端
面に架け渡される軒先部材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の建築基準法の仕様規定から性能規
定への改正に起因して、強度の割に軽量で、腐食しにく
く、加工やユニット化が容易であるという特長をもった
アルミニウム合金製の押出形材を屋根架構の骨組材とし
て用いる要請があり、例えば、現場作業を効率化するた
めに、複数個の屋根トラスを工場である程度まで組み立
てておき、その後にこれらを現場に搬入して建物上で連
結する屋根構造ないし屋根構築工法が多数提案されてい
る。
定への改正に起因して、強度の割に軽量で、腐食しにく
く、加工やユニット化が容易であるという特長をもった
アルミニウム合金製の押出形材を屋根架構の骨組材とし
て用いる要請があり、例えば、現場作業を効率化するた
めに、複数個の屋根トラスを工場である程度まで組み立
てておき、その後にこれらを現場に搬入して建物上で連
結する屋根構造ないし屋根構築工法が多数提案されてい
る。
【0003】このような屋根トラスを用いた屋根架構で
は、軒桁上に架け渡された屋根トラスの上弦材の上面
に、屋根面の流れ方向と直交する方向に母屋材が架け渡
され、この母屋材の上面に野地板が敷設される。このよ
うな構成の屋根架構の場合、軒先に母屋材を配設しない
と、軒先において野地板が片持ち状態になり、積雪荷重
などが作用した場合に、野地板が下方に曲るなどの問題
が生じるため、軒先に母屋材を配設する必要がある。
は、軒桁上に架け渡された屋根トラスの上弦材の上面
に、屋根面の流れ方向と直交する方向に母屋材が架け渡
され、この母屋材の上面に野地板が敷設される。このよ
うな構成の屋根架構の場合、軒先に母屋材を配設しない
と、軒先において野地板が片持ち状態になり、積雪荷重
などが作用した場合に、野地板が下方に曲るなどの問題
が生じるため、軒先に母屋材を配設する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軒先に
は、端面を覆い隠す鼻隠し板や軒天井材など、多くの部
材が取り付けられるため、軒先に他の位置に配設される
母屋材と同じ母屋材を配設すると、軒先を構成する他の
部材との取り合いが複雑になり、したがって、施工効率
も悪い。
は、端面を覆い隠す鼻隠し板や軒天井材など、多くの部
材が取り付けられるため、軒先に他の位置に配設される
母屋材と同じ母屋材を配設すると、軒先を構成する他の
部材との取り合いが複雑になり、したがって、施工効率
も悪い。
【0005】また、屋根トラスを用いた屋根架構に限ら
ず、軸組工法や枠組壁工法によって構築される木造住宅
の屋根架構においても、軒先には多くの部材が取り付け
られるため、構造が複雑で、施工効率も悪い。
ず、軸組工法や枠組壁工法によって構築される木造住宅
の屋根架構においても、軒先には多くの部材が取り付け
られるため、構造が複雑で、施工効率も悪い。
【0006】本発明はこのような事情に鑑み、軒先の構
造が簡易になるとともに、軒先の構築作業が容易になる
軒先部材を提案するものである。
造が簡易になるとともに、軒先の構築作業が容易になる
軒先部材を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の軒先部材は、屋根架構の軒先において、屋根面の流れ
方向に沿って配設される斜材に架け渡される軒先部材で
あって、前記斜材の端面を覆い隠す鼻隠し部を備え、該
鼻隠し部は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材に
沿って張り出される受片を有することを特徴とする。
の軒先部材は、屋根架構の軒先において、屋根面の流れ
方向に沿って配設される斜材に架け渡される軒先部材で
あって、前記斜材の端面を覆い隠す鼻隠し部を備え、該
鼻隠し部は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材に
沿って張り出される受片を有することを特徴とする。
【0008】かかる軒先部材によると、鼻隠し部の下端
から軒天井材に沿って張り出された受片に、軒裏に軒天
井材や軒天井材の下地となる野縁を取り付けることがで
きる。すなわち、軒先部材は、鼻隠し板としての機能に
加えて、野縁などを支持する機能をも有するので、軒先
の構造が簡易になるとともに、軒先の構築作業も容易に
なる。
から軒天井材に沿って張り出された受片に、軒裏に軒天
井材や軒天井材の下地となる野縁を取り付けることがで
きる。すなわち、軒先部材は、鼻隠し板としての機能に
加えて、野縁などを支持する機能をも有するので、軒先
の構造が簡易になるとともに、軒先の構築作業も容易に
なる。
【0009】本発明の請求項2に記載の軒先部材は、請
求項1に記載の軒先部材であって、前記斜材側に張り出
され、前記斜材の上面に当接する上側張出部と、前記斜
材側に張り出され、前記斜材の下面に当接する下側張出
部と、を有することを特徴とする。
求項1に記載の軒先部材であって、前記斜材側に張り出
され、前記斜材の上面に当接する上側張出部と、前記斜
材側に張り出され、前記斜材の下面に当接する下側張出
部と、を有することを特徴とする。
【0010】かかる軒先部材によると、その上側張出部
が斜材の上面に当接しつつ、下側張出部が斜材の下面に
当接する。すなわち、軒先部材は、上側張出部と下側張
出部とにより、斜材を上下から挟み込むようにして、斜
材の軒先部分に取り付けられるので、軒先部材の位置合
わせが容易になるとともに、軒先部材を斜材へ確実に固
定することができる。また、軒先部材と斜材との接合
は、斜材の上面に当接する上側張出部および斜材の下面
に当接する下側張出部に、ドリルビスやボルトなどをね
じ込むことで容易に行うことができる。
が斜材の上面に当接しつつ、下側張出部が斜材の下面に
当接する。すなわち、軒先部材は、上側張出部と下側張
出部とにより、斜材を上下から挟み込むようにして、斜
材の軒先部分に取り付けられるので、軒先部材の位置合
わせが容易になるとともに、軒先部材を斜材へ確実に固
定することができる。また、軒先部材と斜材との接合
は、斜材の上面に当接する上側張出部および斜材の下面
に当接する下側張出部に、ドリルビスやボルトなどをね
じ込むことで容易に行うことができる。
【0011】本発明の請求項3に記載の軒先部材は、請
求項1又は請求項2に記載の軒先部材であって、前記鼻
隠し部は、その上端に、野地板の端面を係止する野地板
係止部を有することを特徴とする。
求項1又は請求項2に記載の軒先部材であって、前記鼻
隠し部は、その上端に、野地板の端面を係止する野地板
係止部を有することを特徴とする。
【0012】かかる軒先部材によると、野地板の端面が
野地板係止部に係止され、野地板の位置合わせが容易に
なるので、野地板の敷設作業を効率よく行うことができ
る。さらに、野地板の端面も、軒先部材に覆い隠される
ため、美観もよい。
野地板係止部に係止され、野地板の位置合わせが容易に
なるので、野地板の敷設作業を効率よく行うことができ
る。さらに、野地板の端面も、軒先部材に覆い隠される
ため、美観もよい。
【0013】本発明の請求項4に記載の軒先部材は、請
求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軒先部材で
あって、前記鼻隠し部は、アルミニウム合金製の押出形
材からなることを特徴とする。
求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軒先部材で
あって、前記鼻隠し部は、アルミニウム合金製の押出形
材からなることを特徴とする。
【0014】かかる軒先部材によると、強度の割に軽量
で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを
活かした軒先部材を形成することができる。また、軒先
部材は、軒先に沿って取り付けられるため長尺のものに
なるが、アルミニウム合金製の押出形材であるため非常
に軽量であり、したがって、軒先部材の取り扱いが容易
になり、作業性が向上するとともに、高所での作業をよ
り安全に行うことができる。
で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを
活かした軒先部材を形成することができる。また、軒先
部材は、軒先に沿って取り付けられるため長尺のものに
なるが、アルミニウム合金製の押出形材であるため非常
に軽量であり、したがって、軒先部材の取り扱いが容易
になり、作業性が向上するとともに、高所での作業をよ
り安全に行うことができる。
【0015】本発明の請求項5に記載の軒先部材は、屋
根面の流れ方向に沿って配設される斜材と、該斜材の上
面に架け渡される母屋材と、該母屋材の上面に敷設され
る野地板と、からなる屋根架構の軒先において、前記斜
材に架け渡されて前記野地板を支持する軒先部材であっ
て、前記斜材の上面に載置され、上面に前記野地板が敷
設される母屋部と、前記母屋部の下端から下方に延設さ
れ、前記斜材の端面を覆い隠す鼻隠し部と、からなるこ
とを特徴とする。
根面の流れ方向に沿って配設される斜材と、該斜材の上
面に架け渡される母屋材と、該母屋材の上面に敷設され
る野地板と、からなる屋根架構の軒先において、前記斜
材に架け渡されて前記野地板を支持する軒先部材であっ
て、前記斜材の上面に載置され、上面に前記野地板が敷
設される母屋部と、前記母屋部の下端から下方に延設さ
れ、前記斜材の端面を覆い隠す鼻隠し部と、からなるこ
とを特徴とする。
【0016】かかる軒先部材によると、斜材の端面を覆
い隠す鼻隠し部と野地板を支持する母屋部とが一体に形
成されているので、軒先の構造が簡易になり、したがっ
て、軒先の構築作業も容易になる。すなわち、軒先部材
は、野地板を支持する母屋の役割と斜材の端面を覆い隠
す鼻隠し板の役割とを併せ持っているので、軒先におい
て複数の部材を取り付ける手間が省ける。
い隠す鼻隠し部と野地板を支持する母屋部とが一体に形
成されているので、軒先の構造が簡易になり、したがっ
て、軒先の構築作業も容易になる。すなわち、軒先部材
は、野地板を支持する母屋の役割と斜材の端面を覆い隠
す鼻隠し板の役割とを併せ持っているので、軒先におい
て複数の部材を取り付ける手間が省ける。
【0017】請求項6に記載の軒先部材は、請求項5に
記載の軒先部材であって、前記母屋部は、その下端に、
前記斜材の上面に沿って張り出すフランジを有し、前記
鼻隠し部は、前記斜材側に張り出される張出部を有し、
該張出部の上面は、前記斜材の下面に当接する、ことを
特徴とする。
記載の軒先部材であって、前記母屋部は、その下端に、
前記斜材の上面に沿って張り出すフランジを有し、前記
鼻隠し部は、前記斜材側に張り出される張出部を有し、
該張出部の上面は、前記斜材の下面に当接する、ことを
特徴とする。
【0018】かかる軒先部材によると、母屋部の下端に
形成されたフランジが斜材の上面に当接しつつ、鼻隠し
部から斜材側に張り出した張出部の上面も斜材の下面に
当接する。すなわち、軒先部材は、母屋部のフランジと
鼻隠し部の張出部とにより、斜材を上下から挟み込むよ
うにして、斜材の軒先部分に取り付けられるので、軒先
部材の斜材への取付作業が容易になるとともに、軒先部
材を斜材へ確実に固定することができる。また、軒先部
材と斜材との接合は、斜材の上面に当接する母屋部のフ
ランジおよび斜材の下面に当接する鼻隠し部の張出部
に、ドリルビスやボルトなどをねじ込むことで容易に行
うことができる。
形成されたフランジが斜材の上面に当接しつつ、鼻隠し
部から斜材側に張り出した張出部の上面も斜材の下面に
当接する。すなわち、軒先部材は、母屋部のフランジと
鼻隠し部の張出部とにより、斜材を上下から挟み込むよ
うにして、斜材の軒先部分に取り付けられるので、軒先
部材の斜材への取付作業が容易になるとともに、軒先部
材を斜材へ確実に固定することができる。また、軒先部
材と斜材との接合は、斜材の上面に当接する母屋部のフ
ランジおよび斜材の下面に当接する鼻隠し部の張出部
に、ドリルビスやボルトなどをねじ込むことで容易に行
うことができる。
【0019】請求項7に記載の軒先部材は、請求項5又
は請求項6に記載の軒先部材であって、前記鼻隠し部
は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材に沿って張
り出される受片を有することを特徴とする。
は請求項6に記載の軒先部材であって、前記鼻隠し部
は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材に沿って張
り出される受片を有することを特徴とする。
【0020】かかる軒先部材によると、軒裏に貼設され
る軒天井材に沿って張り出された受片に、軒裏に軒天井
材や軒天井材の下地となる野縁を取り付けることができ
る。すなわち、軒先部材は、鼻隠し板および母屋として
の機能に加えて、野縁などを支持する機能をも有するの
で、軒先の構造が簡易になるとともに、軒先の構築作業
も容易になる。
る軒天井材に沿って張り出された受片に、軒裏に軒天井
材や軒天井材の下地となる野縁を取り付けることができ
る。すなわち、軒先部材は、鼻隠し板および母屋として
の機能に加えて、野縁などを支持する機能をも有するの
で、軒先の構造が簡易になるとともに、軒先の構築作業
も容易になる。
【0021】請求項8に記載の軒先部材は、請求項5乃
至請求項7に記載の軒先部材であって、前記母屋部は、
その上面に、前記野地板の端面を係止する野地板係止部
を有することを特徴とする。
至請求項7に記載の軒先部材であって、前記母屋部は、
その上面に、前記野地板の端面を係止する野地板係止部
を有することを特徴とする。
【0022】かかる軒先部材によると、野地板の端面が
野地板係止部に係止され、野地板の位置合わせが容易に
なるので、野地板の敷設作業を効率よく行うことができ
る。さらに、野地板の端面も、軒先部材に覆い隠される
ため、美観もよい。
野地板係止部に係止され、野地板の位置合わせが容易に
なるので、野地板の敷設作業を効率よく行うことができ
る。さらに、野地板の端面も、軒先部材に覆い隠される
ため、美観もよい。
【0023】請求項9に記載の軒先部材は、請求項5乃
至請求項8のいずれか一項に記載の軒先部材であって、
前記母屋部および前記鼻隠し部は、アルミニウム合金製
の押出形材により一体に成形されることを特徴とする。
至請求項8のいずれか一項に記載の軒先部材であって、
前記母屋部および前記鼻隠し部は、アルミニウム合金製
の押出形材により一体に成形されることを特徴とする。
【0024】かかる軒先部材によると、強度の割に軽量
で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを
活かした軒先部材を形成することができる。また、軒先
部材は、軒先に沿って取り付けられるため長尺のものに
なるが、アルミニウム合金製の押出形材であるため非常
に軽量であり、したがって、軒先部材の取り扱いが容易
になり、作業性が向上するとともに、高所での作業をよ
り安全に行うことができる。
で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを
活かした軒先部材を形成することができる。また、軒先
部材は、軒先に沿って取り付けられるため長尺のものに
なるが、アルミニウム合金製の押出形材であるため非常
に軽量であり、したがって、軒先部材の取り扱いが容易
になり、作業性が向上するとともに、高所での作業をよ
り安全に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
した図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の
説明においては、同一の要素には同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
した図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の
説明においては、同一の要素には同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0026】(第1の実施形態)第1の実施形態に係る
軒先部材11は、図1に示すように、屋根面の流れ方向
に沿って配設される斜材31と、斜材31の上面に架け
渡される母屋材32と、母屋材32の上面に敷設される
野地板33と、からなる屋根架構の軒先に適用される。
また、図2に示すように、軒先部材11は、斜材31の
先端に架け渡して設置される。
軒先部材11は、図1に示すように、屋根面の流れ方向
に沿って配設される斜材31と、斜材31の上面に架け
渡される母屋材32と、母屋材32の上面に敷設される
野地板33と、からなる屋根架構の軒先に適用される。
また、図2に示すように、軒先部材11は、斜材31の
先端に架け渡して設置される。
【0027】軒先部材11は、斜材31の上面に載置さ
れる母屋部1と、母屋部1の下端から下方に延設される
鼻隠し部2とからなる。
れる母屋部1と、母屋部1の下端から下方に延設される
鼻隠し部2とからなる。
【0028】母屋部1は、野地板33の下面に当接する
上面板1aと、上面板1aの下側に立設する脚板1d,
1eと、その下端から斜材31の端面と反対方向に向か
って、かつ、斜材31の上面に沿って張り出すフランジ
1b,1cとからなる。
上面板1aと、上面板1aの下側に立設する脚板1d,
1eと、その下端から斜材31の端面と反対方向に向か
って、かつ、斜材31の上面に沿って張り出すフランジ
1b,1cとからなる。
【0029】母屋部1の上面(上面板1aの上面)に
は、断面略L字形状の野地板係止部1fが形成されてい
る。さらに、本実施形態では、野地板係止部1fから外
側に向かって水切板1gが突設されている。
は、断面略L字形状の野地板係止部1fが形成されてい
る。さらに、本実施形態では、野地板係止部1fから外
側に向かって水切板1gが突設されている。
【0030】鼻隠し部2は、母屋部1の脚板1eの下端
から下方に延設される前面板2aと、前面板2aから斜
材31側に張り出される張出板(張出部)2bとからな
る。また、張出板2bは、その上面が斜材31の下面に
当接するように、その基端付近で折り曲げられている。
さらに、本実施形態では、斜材31の端面が突き当てら
れる突当板2c,2dが、前面板2aの上端部(母屋部
1の下端部)および張出板2bから、それぞれ斜材31
の端面に沿って突設されている。
から下方に延設される前面板2aと、前面板2aから斜
材31側に張り出される張出板(張出部)2bとからな
る。また、張出板2bは、その上面が斜材31の下面に
当接するように、その基端付近で折り曲げられている。
さらに、本実施形態では、斜材31の端面が突き当てら
れる突当板2c,2dが、前面板2aの上端部(母屋部
1の下端部)および張出板2bから、それぞれ斜材31
の端面に沿って突設されている。
【0031】また、鼻隠し部2は、その下端に、軒裏に
貼設される軒天井材36に沿って張り出される受片2e
を有する。
貼設される軒天井材36に沿って張り出される受片2e
を有する。
【0032】また、母屋部1と鼻隠し部2とは、斜材3
1と直交する方向に等断面であり、好適には、アルミニ
ウム合金製の押出形材により一体に成形される。押出形
材によれば、軒先部材11の断面形状が複雑であって
も、容易に製造することができ、さらに、アルミニウム
合金製とすることで、強度の割に軽量で、腐食しにくい
軒先部材11を形成することができる。
1と直交する方向に等断面であり、好適には、アルミニ
ウム合金製の押出形材により一体に成形される。押出形
材によれば、軒先部材11の断面形状が複雑であって
も、容易に製造することができ、さらに、アルミニウム
合金製とすることで、強度の割に軽量で、腐食しにくい
軒先部材11を形成することができる。
【0033】次に、このように構成された軒先部材11
を利用して、屋根架構の軒先(軒先構造101)を構築
する手順を説明する。
を利用して、屋根架構の軒先(軒先構造101)を構築
する手順を説明する。
【0034】まず、軒先部材11を利用して構築される
軒先構造101について説明する。軒先構造101は、
図1、図2に示すように、屋根面の流れ方向に沿って配
設される斜材31と、斜材31の軒先側の端部に架け渡
される軒先部材11と、軒先部材11の上面に敷設され
るとともに、端面が野地板係止部1fにより係止される
野地板33と、外壁材37に取り付けられた野縁受部材
21と、軒先部材11と野縁受部材21とに架け渡され
る野縁35と、野縁35の下面に貼設される軒天井材3
6とからなる。また、斜材31は、断面ハット形状のア
ルミニウム合金製の押出形材からなる。また、野縁受部
材21もアルミニウム合金製の押出形材からなり、外壁
材37に当接する背面板21aと、背面板21aの下端
から、軒先側に軒天井材36の下面に沿って張り出す下
受片21bと、背面板21aから、軒先側に軒天井材3
6の上面に沿って張り出す上受片21cとを有する。
軒先構造101について説明する。軒先構造101は、
図1、図2に示すように、屋根面の流れ方向に沿って配
設される斜材31と、斜材31の軒先側の端部に架け渡
される軒先部材11と、軒先部材11の上面に敷設され
るとともに、端面が野地板係止部1fにより係止される
野地板33と、外壁材37に取り付けられた野縁受部材
21と、軒先部材11と野縁受部材21とに架け渡され
る野縁35と、野縁35の下面に貼設される軒天井材3
6とからなる。また、斜材31は、断面ハット形状のア
ルミニウム合金製の押出形材からなる。また、野縁受部
材21もアルミニウム合金製の押出形材からなり、外壁
材37に当接する背面板21aと、背面板21aの下端
から、軒先側に軒天井材36の下面に沿って張り出す下
受片21bと、背面板21aから、軒先側に軒天井材3
6の上面に沿って張り出す上受片21cとを有する。
【0035】このような軒先構造101を構築するに
は、まず、軒先部材11を斜材31の先端に架け渡し、
前面板2aにより、斜材31の端面を覆い隠す。より詳
細には、軒先部材11の母屋部1の下端に形成されたフ
ランジ1b,1cを斜材31の上面に当接させた状態
で、斜材31の端面が突当板2c,2dに当接するま
で、軒先部材11を斜材31の端面側から嵌め込む。こ
のとき、鼻隠し部2の張出板2bの上面も、斜材31の
下面に当接するので、すなわち、軒先部材11は、母屋
部1のフランジ1b,1cと鼻隠し部2の張出板2bと
により、斜材31を上下から挟み込んだ状態で取り付け
られるので、軒先部材11の位置合わせが容易である。
そして、フランジ1bの上面側および張出部2bの下面
側からドリルビスBを打ち込んで、軒先部材11を斜材
31に固定する。
は、まず、軒先部材11を斜材31の先端に架け渡し、
前面板2aにより、斜材31の端面を覆い隠す。より詳
細には、軒先部材11の母屋部1の下端に形成されたフ
ランジ1b,1cを斜材31の上面に当接させた状態
で、斜材31の端面が突当板2c,2dに当接するま
で、軒先部材11を斜材31の端面側から嵌め込む。こ
のとき、鼻隠し部2の張出板2bの上面も、斜材31の
下面に当接するので、すなわち、軒先部材11は、母屋
部1のフランジ1b,1cと鼻隠し部2の張出板2bと
により、斜材31を上下から挟み込んだ状態で取り付け
られるので、軒先部材11の位置合わせが容易である。
そして、フランジ1bの上面側および張出部2bの下面
側からドリルビスBを打ち込んで、軒先部材11を斜材
31に固定する。
【0036】次に、野縁受部材21を、その下受片21
bと軒先部材11の受片2eとの高さを合わせた状態
で、その背面板21aにドリルビスBを打ち込むことに
より、外壁材37に固定し、軒先部材11の受片2eと
野縁受部材21の下受片21bとに架設した後に、その
下面に軒天井材36を貼設する。このとき、軒先部材1
1の受片2eと野縁受部材21の下受片21bとが、軒
天井材36に沿って張り出されているので、野縁35
は、その端部をこれらの上面に載置するだけで位置合わ
せがなされる。
bと軒先部材11の受片2eとの高さを合わせた状態
で、その背面板21aにドリルビスBを打ち込むことに
より、外壁材37に固定し、軒先部材11の受片2eと
野縁受部材21の下受片21bとに架設した後に、その
下面に軒天井材36を貼設する。このとき、軒先部材1
1の受片2eと野縁受部材21の下受片21bとが、軒
天井材36に沿って張り出されているので、野縁35
は、その端部をこれらの上面に載置するだけで位置合わ
せがなされる。
【0037】そして、野地板33を、軒先部材11の野
地板係止部1fにその端面を係止した状態で、軒先部材
11の上面(上面板1a)に敷設し、その後、野地板3
3の上面に屋根材34を敷設する。野地板係止部1fに
より、野地板33の位置合わせが容易になるとともに、
野地板33の端面も、軒先部材11に覆い隠されるた
め、美観もよい。また、本実施形態のように、野地板係
止部1fの上面に、軒先の屋根材34を載置させること
で、野地板係止部1fに屋根材34を支持する瓦座とし
ての機能を併せ持たせることもできる。
地板係止部1fにその端面を係止した状態で、軒先部材
11の上面(上面板1a)に敷設し、その後、野地板3
3の上面に屋根材34を敷設する。野地板係止部1fに
より、野地板33の位置合わせが容易になるとともに、
野地板33の端面も、軒先部材11に覆い隠されるた
め、美観もよい。また、本実施形態のように、野地板係
止部1fの上面に、軒先の屋根材34を載置させること
で、野地板係止部1fに屋根材34を支持する瓦座とし
ての機能を併せ持たせることもできる。
【0038】以上のように、軒先部材11は、斜材31
の端面を覆い隠す鼻隠し部2と野地板33を支持する母
屋部1とが一体に形成され、さらに、鼻隠し部2の下端
には、野縁35などが載置される受片2eが形成されて
いるので、軒先構造101の構成が簡易になり、したが
って、軒先構造101の構築作業も容易になる。すなわ
ち、軒先部材11は、母屋、鼻隠し板、野縁の支持部材
など、多くの機能を併せ持っているので、従来に比べ
て、軒先を構築するための部材を簡素化できる。さら
に、軒先の端面には、軒先部材11のみが露出し、ま
た、軒先部材11を固定する固着具なども露出すること
がないので、美観もよい。
の端面を覆い隠す鼻隠し部2と野地板33を支持する母
屋部1とが一体に形成され、さらに、鼻隠し部2の下端
には、野縁35などが載置される受片2eが形成されて
いるので、軒先構造101の構成が簡易になり、したが
って、軒先構造101の構築作業も容易になる。すなわ
ち、軒先部材11は、母屋、鼻隠し板、野縁の支持部材
など、多くの機能を併せ持っているので、従来に比べ
て、軒先を構築するための部材を簡素化できる。さら
に、軒先の端面には、軒先部材11のみが露出し、ま
た、軒先部材11を固定する固着具なども露出すること
がないので、美観もよい。
【0039】また、軒先部材11は、軒先に沿って取り
付けられるため長尺のものになるが、アルミニウム合金
製の押出形材であるため非常に軽量であり、したがっ
て、軒先部材11の取り扱いが容易になり、作業性が向
上するとともに、高所での作業をより安全に行うことが
できる。
付けられるため長尺のものになるが、アルミニウム合金
製の押出形材であるため非常に軽量であり、したがっ
て、軒先部材11の取り扱いが容易になり、作業性が向
上するとともに、高所での作業をより安全に行うことが
できる。
【0040】なお、軒先部材11の形状などは、適宜変
更してよい。例えば、図3に示す軒先部材12のよう
に、張出板2bと受片2eとの間に、補強板2fを設置
して軒先部材12の剛性を高めてもよい。また、図示は
省略するが、例えば突当部2c,2dを一体に形成した
り、フランジ1b,1cを一体に形成するなどして、軒
先部材12の剛性を高めてもよい。また、断面略L字形
状の野地板係止部1f(図1参照)ではなく、上面板1
aに立設する側板からなる野地板係止部1f’であって
もよい。
更してよい。例えば、図3に示す軒先部材12のよう
に、張出板2bと受片2eとの間に、補強板2fを設置
して軒先部材12の剛性を高めてもよい。また、図示は
省略するが、例えば突当部2c,2dを一体に形成した
り、フランジ1b,1cを一体に形成するなどして、軒
先部材12の剛性を高めてもよい。また、断面略L字形
状の野地板係止部1f(図1参照)ではなく、上面板1
aに立設する側板からなる野地板係止部1f’であって
もよい。
【0041】(第2の実施形態)第2の実施形態に係る
軒先部材13は、図4に示すように、野縁35と軒天井
材36とが、斜材31に沿って設置される場合に適用さ
れる。
軒先部材13は、図4に示すように、野縁35と軒天井
材36とが、斜材31に沿って設置される場合に適用さ
れる。
【0042】軒先部材13は、斜材31の上面に載置さ
れる母屋部1と、母屋部1の下端から下方に延設される
鼻隠し部2とからなる。なお、母屋部1は、第1の実施
形態の軒先部材11と同様の構成であるので詳細な説明
は省略する。
れる母屋部1と、母屋部1の下端から下方に延設される
鼻隠し部2とからなる。なお、母屋部1は、第1の実施
形態の軒先部材11と同様の構成であるので詳細な説明
は省略する。
【0043】鼻隠し部2は、母屋部1の脚板1eの下端
から斜材31の端面に沿って下方に延設される前面板2
aと、前面板2aから斜材31側に張り出される張出板
(張出部)2bとからなる。また、張出板2bの上面
は、斜材31の下面に当接する。
から斜材31の端面に沿って下方に延設される前面板2
aと、前面板2aから斜材31側に張り出される張出板
(張出部)2bとからなる。また、張出板2bの上面
は、斜材31の下面に当接する。
【0044】また、鼻隠し部2の下端には、軒裏に貼設
される軒天井材36に沿って張り出す受片2eが形成さ
れている。
される軒天井材36に沿って張り出す受片2eが形成さ
れている。
【0045】次に、このように構成された軒先部材13
を利用して、屋根架構の軒先(軒先構造103)を構築
する手順を説明する。なお、第1の実施形態の軒先構造
101(図1,図2参照)と重複する説明は省略する。
を利用して、屋根架構の軒先(軒先構造103)を構築
する手順を説明する。なお、第1の実施形態の軒先構造
101(図1,図2参照)と重複する説明は省略する。
【0046】軒先構造103を構築するには、まず、軒
先部材13を斜材31の先端に架け渡し、前面板2aに
より、斜材31の端面を覆い隠す。より詳細には、軒先
部材13の母屋部1の下端に形成されたフランジ1b,
1cを斜材31の上面に当接させた状態で、斜材31の
端面が前面板2aに当接するまで、軒先部材13を斜材
31の端面側から嵌め込む。このとき、鼻隠し部2の張
出板2bの上面も、斜材31の下面に当接するので、す
なわち、軒先部材13は、母屋部1のフランジ1b,1
cと鼻隠し部2の張出板2bとにより、斜材31を上下
から挟み込んだ状態で取り付けられるので、軒先部材1
3の位置合わせが容易である。そして、フランジ1bの
上面側および張出部2bの下面側からドリルビスBを打
ち込んで、軒先部材13を斜材31に固定する。
先部材13を斜材31の先端に架け渡し、前面板2aに
より、斜材31の端面を覆い隠す。より詳細には、軒先
部材13の母屋部1の下端に形成されたフランジ1b,
1cを斜材31の上面に当接させた状態で、斜材31の
端面が前面板2aに当接するまで、軒先部材13を斜材
31の端面側から嵌め込む。このとき、鼻隠し部2の張
出板2bの上面も、斜材31の下面に当接するので、す
なわち、軒先部材13は、母屋部1のフランジ1b,1
cと鼻隠し部2の張出板2bとにより、斜材31を上下
から挟み込んだ状態で取り付けられるので、軒先部材1
3の位置合わせが容易である。そして、フランジ1bの
上面側および張出部2bの下面側からドリルビスBを打
ち込んで、軒先部材13を斜材31に固定する。
【0047】そして、野縁受部材22を外壁材37に固
定した後に、野縁35を、軒先部材11の受片2eと野
縁受部材22の受片22bとに架設し、その下面に軒天
井材36を貼設する。なお、野縁受部材22は、外壁材
37に当接する背面板22aと、背面板22aの下端か
ら、軒先側に軒天井材36の下面に沿って張り出す下受
片22bと、背面板22aの上端から、軒先側に軒天井
材36の上面に沿って張り出す上受片22cとからな
り、上受片22cの下面側には、野縁35の端面が当接
する突当部22dが突設されている。
定した後に、野縁35を、軒先部材11の受片2eと野
縁受部材22の受片22bとに架設し、その下面に軒天
井材36を貼設する。なお、野縁受部材22は、外壁材
37に当接する背面板22aと、背面板22aの下端か
ら、軒先側に軒天井材36の下面に沿って張り出す下受
片22bと、背面板22aの上端から、軒先側に軒天井
材36の上面に沿って張り出す上受片22cとからな
り、上受片22cの下面側には、野縁35の端面が当接
する突当部22dが突設されている。
【0048】以上のように、軒先部材13は、斜材31
の端面を覆い隠す鼻隠し部2と野地板33を支持する母
屋部1とが一体に形成され、さらに、鼻隠し部2の下端
には、野縁35などが載置される受片2eが形成されて
いるので、軒先構造103の構成が簡易になり、したが
って、軒先構造103の構築作業も容易になる。すなわ
ち、軒先部材13は、母屋、鼻隠し板、野縁の支持部材
など、多くの機能を併せ持っているので、従来に比べ
て、軒先を構築するための部材を簡素化できる。さら
に、軒先の端面には、軒先部材13のみが露出し、ま
た、軒先部材13を固定する固着具なども露出すること
がないので、美観もよい。
の端面を覆い隠す鼻隠し部2と野地板33を支持する母
屋部1とが一体に形成され、さらに、鼻隠し部2の下端
には、野縁35などが載置される受片2eが形成されて
いるので、軒先構造103の構成が簡易になり、したが
って、軒先構造103の構築作業も容易になる。すなわ
ち、軒先部材13は、母屋、鼻隠し板、野縁の支持部材
など、多くの機能を併せ持っているので、従来に比べ
て、軒先を構築するための部材を簡素化できる。さら
に、軒先の端面には、軒先部材13のみが露出し、ま
た、軒先部材13を固定する固着具なども露出すること
がないので、美観もよい。
【0049】(第3の実施形態)第3の実施形態に係る
軒先部材14は、図5に示すように、軸組工法や枠組壁
工法などにより構築された屋根架構の軒先に適用され
る。この場合、野地板33は、屋根面の流れ方向に沿っ
て配設される斜材たる垂木38の上面に敷設される。
軒先部材14は、図5に示すように、軸組工法や枠組壁
工法などにより構築された屋根架構の軒先に適用され
る。この場合、野地板33は、屋根面の流れ方向に沿っ
て配設される斜材たる垂木38の上面に敷設される。
【0050】軒先部材14は、鼻隠し部3を備えてい
る。鼻隠し部3は、垂木38の端面を覆い隠す前面板3
aと、前面板3aの下端に、軒天井材36に沿って張り
出される受片3bとからなる。また、前面板3aには、
その上端から垂木38側に張り出され、垂木38の上面
に当接する上側張出板3c(上側張出部)と、前面板3
aから垂木38側に張り出され、垂木38の下面に当接
する下側張出板3d(下側張出部)とが形成されてい
る。また、鼻隠し板3aの上端には、断面略L字形状の
野地板係止部3gが形成され、さらに、本実施形態で
は、野地板係止部3gから外側に向かって水切板3hが
突設されている。
る。鼻隠し部3は、垂木38の端面を覆い隠す前面板3
aと、前面板3aの下端に、軒天井材36に沿って張り
出される受片3bとからなる。また、前面板3aには、
その上端から垂木38側に張り出され、垂木38の上面
に当接する上側張出板3c(上側張出部)と、前面板3
aから垂木38側に張り出され、垂木38の下面に当接
する下側張出板3d(下側張出部)とが形成されてい
る。また、鼻隠し板3aの上端には、断面略L字形状の
野地板係止部3gが形成され、さらに、本実施形態で
は、野地板係止部3gから外側に向かって水切板3hが
突設されている。
【0051】下側張出板3dは、その上面が垂木38の
下面に当接するように、その基端付近で折り曲げられて
いる。さらに、本実施形態では、突当板3e,3fが、
前面板3aの上端部および下側張出板3dから、それぞ
れ垂木38の端面に沿って突設されている。
下面に当接するように、その基端付近で折り曲げられて
いる。さらに、本実施形態では、突当板3e,3fが、
前面板3aの上端部および下側張出板3dから、それぞ
れ垂木38の端面に沿って突設されている。
【0052】このように構成された軒先部材14を利用
して、屋根架構の軒先(軒先構造104)を構築する手
順を説明する。
して、屋根架構の軒先(軒先構造104)を構築する手
順を説明する。
【0053】軒先構造104を構築するには、まず、軒
先部材14を垂木38の先端に架け渡し、前面板3aに
より、垂木38の端面を覆い隠す。より詳細には、軒先
部材14の上側張出部3cを垂木38の上面に当接させ
た状態で、垂木38の端面が突当板3e,3fに当接す
るまで、軒先部材14を斜材31の端面側から嵌め込
む。このとき、下側張出板3dの上面も垂木38の下面
に当接する。すなわち、軒先部材14は、上側張出板3
cと下側張出板3dとにより、垂木38を上下から挟み
込んだ状態で取り付けられるので、軒先部材14の位置
合わせが容易である。そして、上側張出板3cの上面側
および下側張出板3bの下面側からドリルビスBを打ち
込んで、軒先部材14を垂木38に固定する。なお、そ
の後の手順は、他の実施形態と同様であるので詳細な説
明は省略する。
先部材14を垂木38の先端に架け渡し、前面板3aに
より、垂木38の端面を覆い隠す。より詳細には、軒先
部材14の上側張出部3cを垂木38の上面に当接させ
た状態で、垂木38の端面が突当板3e,3fに当接す
るまで、軒先部材14を斜材31の端面側から嵌め込
む。このとき、下側張出板3dの上面も垂木38の下面
に当接する。すなわち、軒先部材14は、上側張出板3
cと下側張出板3dとにより、垂木38を上下から挟み
込んだ状態で取り付けられるので、軒先部材14の位置
合わせが容易である。そして、上側張出板3cの上面側
および下側張出板3bの下面側からドリルビスBを打ち
込んで、軒先部材14を垂木38に固定する。なお、そ
の後の手順は、他の実施形態と同様であるので詳細な説
明は省略する。
【0054】以上のように、軒先部材14の鼻隠し部3
には、垂木38の端面を覆い隠す前面板3aと野縁35
などが載置される受片3bとが形成されているので、軒
先構造104の構成が簡易になり、したがって、軒先構
造104の構築作業も容易になる。すなわち、軒先部材
14は、鼻隠し板、野縁の支持部材など、多くの機能を
併せ持っているので、従来に比べ、軒先を構築するため
の部材を簡素化できる。さらに、軒先の端面には、軒先
部材14のみが露出し、また、軒先部材14を固定する
固着具なども露出することがないので、美観もよい。
には、垂木38の端面を覆い隠す前面板3aと野縁35
などが載置される受片3bとが形成されているので、軒
先構造104の構成が簡易になり、したがって、軒先構
造104の構築作業も容易になる。すなわち、軒先部材
14は、鼻隠し板、野縁の支持部材など、多くの機能を
併せ持っているので、従来に比べ、軒先を構築するため
の部材を簡素化できる。さらに、軒先の端面には、軒先
部材14のみが露出し、また、軒先部材14を固定する
固着具なども露出することがないので、美観もよい。
【0055】
【発明の効果】本発明の軒先部材によると、軒先の構造
が簡易になり、したがって、軒先の構築作業も容易にな
る。また、軒先の端面には、軒先部材のみが露出するこ
とになるので、美観もよい。
が簡易になり、したがって、軒先の構築作業も容易にな
る。また、軒先の端面には、軒先部材のみが露出するこ
とになるので、美観もよい。
【0056】さらに、軒先部材をアルミニウム合金製の
押出形材とすることで、強度の割に軽量で、腐食しにく
いというアルミニウム合金のメリットを活かした軒先部
材を形成することができる。また、軒先部材は、軒先に
沿って取り付けられるため長尺のものになるが、アルミ
ニウム合金製の押出形材であるため非常に軽量であり、
したがって、軒先部材の取り扱いが容易になり、作業性
が向上するとともに、高所での作業をより安全に行うこ
とができる。
押出形材とすることで、強度の割に軽量で、腐食しにく
いというアルミニウム合金のメリットを活かした軒先部
材を形成することができる。また、軒先部材は、軒先に
沿って取り付けられるため長尺のものになるが、アルミ
ニウム合金製の押出形材であるため非常に軽量であり、
したがって、軒先部材の取り扱いが容易になり、作業性
が向上するとともに、高所での作業をより安全に行うこ
とができる。
【図1】 本発明の軒先部材の第1の実施形態を示す断
面図である。
面図である。
【図2】 図1に示す軒先部材の一部を破断させた斜視
図である。
図である。
【図3】 図1に示す軒先部材の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】 本発明の軒先部材の第2の実施形態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】 本発明の軒先部材の第3の実施形態を示す断
面図である。
面図である。
1 母屋部
1a 上面板
1b,1c フランジ
1d,1e 脚板
1f 野地板係止部
1g 水切板
2 鼻隠し部
2a 前面板
2b 張出板(張出部)
2c,2d 突当板
2e 受片
11〜14 軒先部材
21,22 野縁受部材
31 斜材
32 母屋材
33 野地板
34 屋根材
35 野縁
36 軒天井材
37 外壁材
38 垂木
39 軒桁
101〜104 軒先構造
B ドリルビス
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 堀川 浩志
静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号
日本軽金属株式会社グループ技術センター
内
(72)発明者 石川 博光
静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号
日本軽金属株式会社グループ技術センター
内
(72)発明者 望月 光一朗
静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号
日本軽金属株式会社グループ技術センター
内
(72)発明者 池田 修一
静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号
日本軽金属株式会社グループ技術センター
内
(72)発明者 松永 章生
静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号
日本軽金属株式会社グループ技術センター
内
Claims (9)
- 【請求項1】 屋根架構の軒先において、屋根面の流れ
方向に沿って配設される斜材に架け渡される軒先部材で
あって、 前記斜材の端面を覆い隠す鼻隠し部を備え、 該鼻隠し部は、その下端に、軒裏に貼設される軒天井材
に沿って張り出される受片を有することを特徴とする軒
先部材。 - 【請求項2】 前記鼻隠し部は、 前記斜材側に張り出される上側張出部と下側張出部とを
有し、 前記上側張出部の下面は、前記斜材の上面に当接し、 前記下側張出部の上面は、前記斜材の下面に当接する、
ことを特徴とする請求項1に記載の軒先部材。 - 【請求項3】 前記鼻隠し部は、その上端に、野地板の
端面を係止する野地板係止部を有することを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の軒先部材。 - 【請求項4】 前記鼻隠し部は、アルミニウム合金製の
押出形材からなることを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいずれか一項に記載の軒先部材。 - 【請求項5】 屋根面の流れ方向に沿って配設される斜
材と、 該斜材の上面に架け渡される母屋材と、 該母屋材の上面に敷設される野地板と、からなる屋根架
構の軒先において、前記斜材に架け渡されて前記野地板
を支持する軒先部材であって、 前記斜材の上面に載置され、上面に前記野地板が敷設さ
れる母屋部と、 前記母屋部の下端から下方に延設され、前記斜材の端面
を覆い隠す鼻隠し部と、からなることを特徴とする軒先
部材。 - 【請求項6】 前記母屋部は、その下端に、前記斜材の
上面に沿って張り出すフランジを有し、 前記鼻隠し部は、前記斜材側に張り出される張出部を有
し、 該張出部の上面は、前記斜材の下面に当接する、ことを
特徴とする請求項5に記載の軒先部材。 - 【請求項7】 前記鼻隠し部は、その下端に、軒裏に貼
設される軒天井材に沿って張り出される受片を有するこ
とを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の軒先部
材。 - 【請求項8】 前記母屋部は、その上面に、前記野地板
の端面を係止する野地板係止部を有することを特徴とす
る請求項5乃至請求項7に記載の軒先部材。 - 【請求項9】 前記母屋部および前記鼻隠し部は、アル
ミニウム合金製の押出形材により一体に成形されること
を特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記
載の軒先部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001342632A JP2003147921A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 軒先部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001342632A JP2003147921A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 軒先部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003147921A true JP2003147921A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19156456
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109811971A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-28 | 安徽省家好家节能门窗有限公司 | 一种檐口快速连接结构 |
| JP2024040933A (ja) * | 2022-09-13 | 2024-03-26 | 積水ハウス株式会社 | 軒先部材、建築物、および屋根の軒先の施工方法 |
| JP2025140186A (ja) * | 2024-03-13 | 2025-09-29 | ミサワホーム株式会社 | 庇及びその製作方法 |
-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001342632A patent/JP2003147921A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109811971A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-28 | 安徽省家好家节能门窗有限公司 | 一种檐口快速连接结构 |
| JP2024040933A (ja) * | 2022-09-13 | 2024-03-26 | 積水ハウス株式会社 | 軒先部材、建築物、および屋根の軒先の施工方法 |
| JP7647712B2 (ja) | 2022-09-13 | 2025-03-18 | 積水ハウス株式会社 | 軒先部材、建築物、および屋根の軒先の施工方法 |
| JP2025140186A (ja) * | 2024-03-13 | 2025-09-29 | ミサワホーム株式会社 | 庇及びその製作方法 |
| JP7844530B2 (ja) | 2024-03-13 | 2026-04-13 | ミサワホーム株式会社 | 庇及びその製作方法 |
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