JP2003146393A - ガスボンベ装置及びガスボンベ装置を用いた液体注出装置 - Google Patents

ガスボンベ装置及びガスボンベ装置を用いた液体注出装置

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JP2003146393A
JP2003146393A JP2001343728A JP2001343728A JP2003146393A JP 2003146393 A JP2003146393 A JP 2003146393A JP 2001343728 A JP2001343728 A JP 2001343728A JP 2001343728 A JP2001343728 A JP 2001343728A JP 2003146393 A JP2003146393 A JP 2003146393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦液体注出装置等に装着されても安全に取り
外しができ、再利用することできるガスボンベ装置を提
供する。 【解決手段】開口部7が封止され、圧縮ガスが充填され
たボンベ3と、開口部7を穿孔するとともに開口部7を
閉口する尖鋭体10と、ボンベ3の開口部7と対向する
一端に尖鋭体10を保持するとともに他端にボンベ開閉
部材13が係止される係止部12を有し、ボンベ3より
噴出されたガスの流路11が形成された保持体4と、保
持体4に装着されることにより保持体4をボンベ3の開
口部側に付勢する付勢部材14と、ボンベ3及び保持体
4を収納し、保持体4に形成された係止部12及びガス
流路11の一端を外方に臨ませる開口部23が形成され
た収納体5とを備え、保持体4は、係止部12に係止さ
れたボンベ開閉部材13により他端側に移動されること
により、尖鋭体10により閉口されているボンベ3の開
口部7を開口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジとし
て交換可能に形成されたガスボンベ装置及びガスボンベ
装置を用いた液体注出装置に関する。
【0002】従来より、カートリッジとして交換可能に
形成された小型のガスボンベがある。このガスボンベ
は、例えばビール等の飲料を供給する飲料注出装置に用
いられており、炭酸ガスボンベからガスホースを経て炭
酸ガスを、飲料の入ったタンク内に導入する。これによ
り、タンク内の飲料は、炭酸ガスの圧力によりタンク内
に導管を通って、導管に連通された注ぎ口から注ぎ出さ
れる。
【0003】このようなカートリッジとして交換可能な
ガスボンベを用いた液体注出装置80は、図7に示すよ
うに、炭酸ガスカートリッジボンベ81が装着され炭酸
ガスカートリッジボンベ81から排出される高圧ガスを
タンク内に導入する加圧部83と、飲料等の液体が入
り、炭酸ガスが導入されるタンク85と、タンク85内
に挿入され、タンク85内に炭酸ガスが導入されること
により炭酸ガスの圧力によりタンク85内から噴出され
る液体の流路となる液管86と、液管86と連続され、
液体を注出する注出口88の開閉を行う開閉レバー89
を備える操作部90とを有する。
【0004】高圧ガスをタンク内に導入する加圧部83
は、炭酸ガスカートリッジボンベ81が装着されるカー
トリッジアダプタ91と、カートリッジアダプタ91の
一端に設けられ、炭酸ガスカートリッジボンベ81から
排出される高圧ガスを一定の圧力に下げる減圧弁等の圧
力調整器92を有する。タンク85内に高圧の炭酸ガス
を供給する炭酸ガスカートリッジボンベ81は、液体注
出装置80とのアダプタとなるカートリッジアダプタ9
1の一端側に嵌挿されることにより装着される。
【0005】カートリッジアダプタ91は、内部にガス
流路が形成され、先端部にガス流路の一端が臨まされて
いる開口針が形成されている。したがって、炭酸ガスカ
ートリッジボンベ81は、カートリッジアダプタ91に
装着されると開口針により開口部が開詮され、ボンベ内
の炭酸ガスが開口針内に形成されたガス流路を通じてカ
ートリッジアダプタ91内に放出される。
【0006】このカートリッジアダプタ91には、炭酸
ガスカートリッジボンベ81が装着される側と反対側に
圧力調整器92が装着されている。圧力調整器92は、
炭酸ガスカートリッジボンベ81よりカートリッジアダ
プタ91内に放出された炭酸ガスを一定の圧力に減圧す
る。圧力調整器92は、ガス管が接続され、一定の圧力
に調整された炭酸ガスをタンク85内に供給する。
【0007】タンク85内の液体表面に炭酸ガスの圧力
が加えられることにより、タンク85内の液体は、タン
ク85内に挿入された液管86を上昇し、注出口88に
到達する。そして、開閉レバー89により注出口88が
開口されることにより液体が注ぎ出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した液体
注出装置においては、炭酸ガスカートリッジボンベ81
は、使用前に開口部が閉塞され、カートリッジアダプタ
91に装着されると開口針により開詮される。このた
め、炭酸ガスカートリッジボンベ81は、一旦カートリ
ッジアダプタに装着されると、充填されたガスを使い切
るまで取り外すことはできない。また、誤ってカートリ
ッジアダプタ91より取り外した場合は、高圧のガスが
一気に開口部より吹き出しボンベが飛び出すなどして大
変危険である。さらに、開詮された開口部に指先等が触
れると、ボンベ内に充填された液化炭酸ガスが気化する
際の気化熱により凍傷になる危険がある。
【0009】また、炭酸ガスカートリッジボンベ81
は、一旦カートリッジアダプタ91に装着した後にカー
トリッジアダプタ91より取り外してしまうと、充填さ
れた炭酸ガスがすべて放出されてしまうため、残存した
炭酸ガスを再利用することはできなかった。
【0010】さらに、炭酸ガスカートリッジボンベ81
は、カートリッジアダプタ91に装着する前であって
も、誤って落下等させることにより開口部が損傷した場
合に充填された炭酸ガスが開口部より噴出し、ボンベの
飛び出しや凍傷の危険があるほか、炭酸ガスカートリッ
ジボンベ81の再利用は不可能となる。
【0011】そこで、本発明は、一旦液体注出装置等に
装着されても安全に取り外しができ、再利用することで
きるカートリッジとして交換可能に形成されたガスボン
ベ装置及びガスボンベ装置を用いた液体注出装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本願に係るガスボンベ装置は、開口部が封止さ
れ、圧縮ガスが充填されたボンベと、上記開口部を穿孔
するとともに該開口部を閉口する尖鋭体と、上記ボンベ
の開口部と対向する一端に上記尖鋭体を保持するととも
に他端にボンベ開閉部材が係止される係止部を有し、上
記ボンベより噴出されたガスの流路が形成された保持体
と、上記保持体に装着されることにより上記保持体を上
記ボンベの開口部側に付勢する付勢部材と、上記ボンベ
及び保持体を収納し、上記保持体に形成された係止部及
びガス流路の一端を外方に臨ませる開口部が形成された
収納体とを備え、上記保持体は、上記係止部に係止され
たボンベ開閉部材により他端側に移動されることによ
り、上記尖鋭体により閉口されている上記ボンベの開口
部を開口するものである。
【0013】また、本願に係る液体注出装置は、液体が
充填された液体タンクと、上記液体タンク内に充填され
た液体をタンク外に送る液管と、上記液管と連続され、
液管を流れる液体を注出する注出部と、開口部が封止さ
れ、圧縮ガスが充填されたボンベと、上記開口部に穿孔
を形成するとともに該穿孔に突き立てられることにより
上記開口部を閉塞する尖鋭体と、上記ボンベの開口部と
対向する一端に上記尖鋭体を保持するとともに他端にボ
ンベ開閉部材が係止される係止部を有し上記ボンベより
噴出されたガスの流路が形成された保持体と、上記保持
体に装着されることにより上記保持体を上記ボンベの開
口部側に付勢する付勢部材と、上記ボンベ及び保持体を
収納し上記保持体に形成された係止部及びガス流路の一
端を外方に臨ませる開口部が形成された収納体とを備え
るガスボンベ装置と、上記ボンベ開閉部材を備え、上記
ガスボンベ装置が装着されるカートリッジアダプタと、
上記カートリッジアダプタと連続して形成され、上記ボ
ンベより噴出したガスを液体タンク内に流すガス管と、
上記カートリッジアダプタ内に挿通された上記ボンベ開
閉部材と係合され、該ボンベ開閉部材を操作して上記ボ
ンベの開閉を行うとともに、上記液管の開閉を行う操作
部とを備え、上記操作部を操作することにより、上記保
持体の係止部に係止されたボンベ開閉部材を他端側に移
動させ上記尖鋭体により閉塞されている上記ボンベの開
口部を開口してガスを噴出させるとともに、上記液管を
開放して上記タンク内の液体を上記注出部より注出する
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願が適用されたガスボン
ベ装置及びガスボンベ装置を用いた液体注出装置につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。このガスボン
ベ装置1は、図1に示すように、炭酸ガスが充填されて
いる炭酸ガスカートリッジボンベ3と、炭酸ガスカート
リッジボンベ3を開詮する尖鋭体を保持する保持体4
と、炭酸ガスカートリッジボンベ3及び保持体4を収納
するハウジング5とを有する。
【0015】炭酸ガスカートリッジボンベ3は、略筒状
の金属筐体内に液化炭酸ガスが充填されている。また、
炭酸ガスカートリッジボンベ3は、金属筐体の一端側に
開口部7が形成されている。開口部7は蓋体8で覆われ
ており、金属筐体内の炭酸ガスの噴出を防止している。
また、開口部7は、蓋体8が後述する保持体4に保持さ
れている尖鋭体10により穿孔8aが形成されるととも
に、尖鋭体10が穿孔8aに突き立てられることにより
閉塞される。
【0016】このような炭酸ガスカートリッジボンベ3
は、蓋体8に突き立てられている尖鋭体10が引き上げ
られることにより、蓋体8の穿孔8aから炭酸ガスが噴
出する。また、炭酸ガスカートリッジボンベ3は、尖鋭
体10が穿孔8a内に突き立てられることにより開口部
7が閉塞され、炭酸ガスの噴出が防止される。
【0017】尖鋭体10を保持し、炭酸ガスカートリッ
ジボンベ3の開閉を行う保持体4は、図2に示すよう
に、断面略凸字状に形成され、炭酸ガスカートリッジボ
ンベ3の蓋体8に突き立てられる尖鋭体10と、保持体
4を炭酸ガスカートリッジボンベ3側に付勢する付勢部
材14が係止されるフランジ部15と、炭酸ガスカート
リッジボンベ3に充填された炭酸ガスの流路となるガス
流路11と、保持体4と結合して炭酸ガスカートリッジ
ボンベ3の開閉を行うボンベ開閉部材13に挿通される
中空部12とを有する。
【0018】炭酸ガスカートリッジボンベ3の蓋体8を
閉塞する尖鋭体10は、保持体4の底面部4aより突設
され、尖端部10aを炭酸ガスカートリッジボンベ3の
蓋体8に突き立てられている。これにより、尖鋭体10
は、蓋体8に穿孔8aを開けるとともに、この穿孔8a
を閉塞することにより炭酸ガスカートリッジボンベ3内
に充填された炭酸ガスの流出を防止する。
【0019】保持体4の炭酸ガスカートリッジボンベ3
と対向する端部にはフランジ部15が形成されている。
フランジ部15は、保持体4を付勢する圧縮バネ等の付
勢部材14が当接される。この付勢部材14は、保持体
4に挿通された状態で保持体4が後述するハウジング5
内に収納されることにより、一端をハウジング5の内壁
に当接され、他端をフランジ部15に当接される。これ
により、付勢部材14は、保持体4を炭酸ガスカートリ
ッジボンベ3の開口部側に付勢している。
【0020】保持体4の外側面4c及びフランジ部15
の外周部には、炭酸ガスカートリッジボンベ3より噴出
した炭酸ガスが流れるガス流路11が形成されている。
ガス流路11は、保持体4の底面部4aから上面部4b
に亘って、保持体4の外側面4c及びフランジ部15の
外周部に形成される凹溝により構成される。そして、ガ
ス流路11には、尖鋭体10の尖端部10aが穿孔8a
より引き抜かれ、炭酸ガスカートリッジボンベ3の蓋体
8を開口することにより噴出した炭酸ガスが、保持体4
の下面部4aから上面部4bに亘って流れる。
【0021】ボンベ開閉部材13が挿通する中空部12
は、保持体4の上面部4bに略円柱状に形成されてい
る。中空部12は、内周壁に後述するボンベ開閉部材1
3が結合される結合部16が形成されている。結合部1
6は、例えば中空部の内周壁にねじ溝を形成し、このね
じ溝と螺合されるねじ山が形成されたボンベ開閉部材1
3と結合される。
【0022】以上のような構成を有する保持体4は、ハ
ウジング5に収納されると、炭酸ガスカートリッジボン
ベ3の蓋体8と尖鋭体10が形成された下面部4aとが
対向される。そして、保持体4は、付勢部材14により
炭酸ガスカートリッジボンベ3側に付勢されるため、尖
鋭体10が蓋体8を穿孔するとともに尖端部10aが穿
孔8aに突き立てられ炭酸ガスカートリッジボンベ3を
閉塞する。
【0023】そして、保持体4は、ガスボンベ装置1が
液体注出装置等のカートリッジアダプタに装着される
と、中空部12がカートリッジアダプタ側に設けられた
ボンベ開閉部材13に結合される。保持体4は、ボンベ
開閉部材13により、付勢部材14の付勢力に対抗して
炭酸ガスカートリッジボンベ3と反対側に付勢される
と、蓋体8より尖鋭体10の尖端部10aが引き上げら
れるため、炭酸ガスを噴出させることができる。噴出し
た炭酸ガスは、保持体4の外側面4c及びフランジ部1
5の外周部に形成されたガス流路11を流れて保持体4
の上面部4b側に流れる。また、保持体4は、ボンベ開
閉部材13の付勢力が解かれると、付勢部材14の付勢
力により炭酸ガスカートリッジボンベ3側に付勢され、
尖鋭体10の尖端部10aが炭酸ガスカートリッジボン
ベ3の蓋体8に形成された穿孔8a内に突き立てられ、
炭酸ガスの噴出を止める。
【0024】なお、保持体4の尖鋭体10と上述した炭
酸ガスカートリッジボンベ3との間には、図4に示すよ
うに、尖鋭体10の尖端部10aが穿孔8aに挿通する
際のブレを防止するためのガイド部材18を配設しても
よい。ガイド部材18は、後述するハウジング5の第1
と第2の収納部を連通する連通孔内に配設され、略中央
に尖鋭体10が挿通する挿通孔が形成されている。ガイ
ド部材18を配設することにより、ガスボンベ装置1
は、尖鋭体10がガイド部材18にガイドされて常に蓋
体8に垂直に突き立てられ、外部からの衝撃により尖鋭
体10にブレを生じ、蓋体8に垂直に対峙せずに蓋体8
の穿孔8aよりガスが漏れることを防止することができ
る。
【0025】また、保持体4を炭酸ガスカートリッジボ
ンベ3側に付勢する付勢部材14は、蓋体8の穿孔8a
より炭酸ガスカートリッジボンベ3内に挿通された尖鋭
体10の尖端部10aがボンベ内に充填された炭酸ガス
により押圧される圧力よりも大きな圧力で、保持体4を
付勢する。すなわち、保持体4に保持された尖鋭体10
は、蓋体8の穿孔8aより炭酸ガスカートリッジボンベ
3内に突き立てられたときでも、ボンベ内のガス圧力に
より穿孔8aより押し出されることはない。したがっ
て、ガスボンベ装置1は、カートリッジアダプタに装着
され、ボンベ開閉部材により保持体4が操作される前に
おいて、炭酸ガスカートリッジボンベ3内に充填された
炭酸ガスの漏出が防止されている。
【0026】炭酸ガスカートリッジボンベ3及び保持体
4を収納するハウジング5は、ABS樹脂等の熱可塑性
樹脂により、炭酸ガスカートリッジボンベ3及び保持体
4の収納部が形成された略筒状体からなる。ハウジング
5は、上下に分離可能に形成され、上端側に形成され、
図示しない液体注出装置等のカートリッジアダプタと係
合する係合部が形成された上側収納20と、上側収納2
0と接続され、ハウジング5の下端側を構成する下側収
納21とが形成されている。
【0027】上側収納20は、先端部に係合部22が形
成され、液体注出装置等のカートリッジアダプタと結合
される。結合部22は、例えばねじ山が形成され、ねじ
山がカートリッジアダプタに形成されたねじ溝と螺合さ
れることにより、ハウジング5をカートリッジアダプタ
に結合させる。また、上側収納20は上面部20aに、
保持体4のガス流路11を通過した炭酸ガスを液体注出
装置内に臨ませるとともに、ボンベ開閉部材13の進入
孔となる開口23が形成されている。この上側収納20
は、収納される炭酸ガスカートリッジボンベ3の形状に
応じて、係合部22の下端側が拡径されている。また、
上側収納20は、下端側の内周に、下側収納21との接
続を図る接続部24が形成されている。上側収納20と
接続される下側収納21は、上端側外周に上側収納20
の下端側と接続される接続部25が形成されている。こ
れら接続部24,25は、互いに螺合されるねじ溝が形
成され、接続部24,25が螺着されることによりハウ
ジング5を一体化させている。また、下側収納21は、
下端側に傾斜部26が形成され、傾斜部26に連続して
平坦化された底面部20bが形成されている。
【0028】ハウジング5は、上側収納20と下側収納
21とが結合されることにより、炭酸ガスカートリッジ
ボンベ3を収納する第1の収納部29及び保持体4を収
納する第2の収納部30が形成される。第1及び第2の
収納部29,30は、連通孔31により連続されてい
る。この連通孔31は、第1の収納部29に収納された
炭酸ガスカートリッジボンベ3の開口部7を第2の収納
部30に収納された保持体4に臨ませている。そして、
連通孔31を介して保持体4に保持された尖鋭体10が
炭酸ガスカートリッジボンベ3の蓋体8に突き立てら
れ、また、炭酸ガスカートリッジボンベ3内に充填され
た炭酸ガスが保持体4のガス流路11に流れる。
【0029】炭酸ガスカートリッジボンベ3を収納する
第1の収納部29は、炭酸ガスカートリッジボンベ3と
略同一の大きさに形成され、下端部29aに略円形のゴ
ムパッキン32が配設されている。炭酸ガスカートリッ
ジボンベ3は、第1の収納部29内に収納され、上側収
納20及び下側収納21が接続されることにより、底面
にゴムパッキン32が当接され、第1の収納部29内で
がたつくことが防止される。
【0030】保持体4を収納する第2の収納部30は、
保持体4より上下方向にやや大きく形成されている。ま
た、第2の収納部30は、下端側に上述した連通孔31
が形成され、上端側には炭酸ガスを液体注出装置側に流
す開口23が形成されている。連通孔31及び開口23
は、ともに第2の収納部30よりも径が小さく形成され
ている。したがって、保持体4が尖鋭体10を炭酸ガス
カートリッジボンベ3の開口部7側に向けて収納される
ことにより、尖鋭体10の尖端部10aのみが炭酸ガス
カートリッジボンベ3の蓋体8に当接されている。ま
た、第2の収納部30は、保持体4に挿通された付勢部
材14がフランジ部15と対向する一端を第2の収納部
30の上端側に形成された開口23近傍の内周壁に当接
されている。これにより、保持体4は、付勢部材14に
より第2の収納部30の下方向に付勢されている。
【0031】このハウジング5は、上側収納20がカー
トリッジアダプタと係合されていないときには、開口2
3が封止部材27により封止されている。封止部材27
は、上側収納20の上面部20aと略同一の大きさに形
成された円形の封止版27aと、封止版27aより立ち
上がり形成された突起部27bとを有する。この封止部
材27は、ガスボンベ装置1がカートリッジアダプタに
装着される前に、炭酸ガスカートリッジボンベ3内の炭
酸ガスが漏れることを防止するとともに、開口23より
外部に臨まされている第2の収納部30内に塵埃等が進
入することを防止する。
【0032】このような封止部材27は、突起部27b
を開口23内に嵌合させることにより上側収納20の上
面部20a上に装着される。したがって、封止部材27
は、突起部27bが保持体4の上面部4bと当接され、
保持体4が蓋体8の穿孔8aを開放する図1中矢印D方
向に移動することを規制し、炭酸ガスが漏れることを防
止することができる。
【0033】なお、本発明が適用されたガスボンベ装置
1は、封止部材27を開口23に嵌合させた上に、さら
にシール部材等により上側収納20の上面部20aを覆
ってもよい。これにより、ガスボンベ装置1の運搬中等
に誤って封止部材27が外れる危険を防止することがで
きる。
【0034】以上のような構成を有するガスボンベ装置
1は、液体注出装置等に装着される前において、保持体
4が付勢部材14に付勢され、既に炭酸ガスカートリッ
ジボンベ3の蓋体8が尖鋭体10により穿孔されてい
る。そして、ガスボンベ装置1は、尖鋭体10の尖端部
10aが蓋体8の穿孔8aに突き立てられているため、
炭酸ガスカートリッジボンベ3内に充填されている炭酸
ガスの噴出が止められている。
【0035】そして、ガスボンベ装置1は、液体注出装
置等に、カートリッジアダプタと係合部22とが結合さ
れることにより装着される。このとき、ガスボンベ装置
1は、中空部12に形成された結合部16とカートリッ
ジアダプタ内に形成されたボンベ開閉部材13とが結合
される。ボンベ開閉部材13は常態において下方に付勢
されているため、ガスボンベ装置1は、カートリッジア
ダプタに装着された状態においては、保持体4の尖鋭体
10が炭酸ガスカートリッジボンベ3の蓋体8に突き立
てられて炭酸ガスの噴出が止められている。
【0036】ボンベ開閉部材13が、付勢部材14の付
勢力に対抗して図1中矢印D方向に引き上げられると、
ボンベ開閉部材13と結合されている保持体4も図1中
矢印D方向に引き上げられる。これにより炭酸ガスカー
トリッジボンベ3の蓋体8に突き立てられていた尖鋭体
10も穿孔8aより引き抜かれ、ボンベ内に充填された
炭酸ガスが噴出する。噴出した炭酸ガスは、第2の収納
部30内に収納された保持体4のガス流路11を流れ
て、ハウジング5の開口23よりカートリッジアダプタ
を介して液体注出装置側へ送られる。
【0037】また、ボンベ開閉部材13を図1中反矢印
D方向に戻すと、ボンベ開閉部材13と結合されている
保持体4も、付勢部材14の付勢力により図1中反矢印
D方向に付勢される。これにより炭酸ガスカートリッジ
ボンベ3の蓋体8より引き上げられていた尖鋭体10の
尖端部10aは、穿孔8a内に突き立てられ、ボンベ内
に充填されている炭酸ガスの噴出を止める。
【0038】さらに、ガスボンベ装置1は、液体注出装
置のカートリッジアダプタから取り外した場合でも、保
持体4が付勢部材14に付勢されているため、尖鋭体1
0の尖端部10aは、炭酸ガスカートリッジボンベ3の
蓋体8に突き立てられ、穿孔8aを塞いでいるため、ボ
ンベ内の炭酸ガスの噴出は防止される。
【0039】以上のようなガスボンベ装置1によれば、
カートリッジアダプタに装着される前において炭酸ガス
カートリッジボンベ3の蓋体8が保持体4の尖鋭体10
により穿孔されているとともに、尖鋭体10の尖端部1
0aにより穿孔8aが閉塞されている。したがって、ガ
スボンベ装置1によれば、ボンベ内の炭酸ガスの噴出が
防止されているため、一旦カートリッジアダプタに装着
された後でもガスの噴出や気化熱による凍傷等の危険を
伴うことなく安全に取り外すことができる。
【0040】また、ガスボンベ装置1によれば、カート
リッジアダプタより取り外した後に炭酸ガスカートリッ
ジボンベ3内に炭酸ガスが残存している場合でも、カー
トリッジアダプタに装着することで再利用することがで
きる。
【0041】さらに、ガスボンベ装置1によれば、保持
体4が付勢部材14により炭酸ガスカートリッジボンベ
3側に付勢されることにより、蓋体8が尖鋭体10によ
り穿孔、閉塞されているため、カートリッジアダプタに
装着される前にガスボンベ装置1を落下等させた場合で
も、ボンベ内の炭酸ガスの噴出や気化熱による凍傷等の
危険がなく、安全に取り扱うことができる。
【0042】次に、上述したガスボンベ装置1を液体注
出装置の交換可能なカートリッジボンベとして使用した
場合について説明する。この液体注出装置40は、図3
に示すように、液体が充填された液体タンク41と、液
体タンク41の上面部に形成され、ガスボンベ装置1か
ら流れる炭酸ガスを受けて液体タンク41に流すととも
に、液体タンク41内の液体を外部に送り出す中空筐体
からなるディスペンスヘッド48とを有する。ディスペ
ンスヘッド48は、液体タンク41内の液体の流路とな
る液管42と、液管42と連続され、液体を注出する注
出部43と、交換可能なカートリッジとして用いられる
ガスボンベ装置1が装着されるカートリッジアダプタ4
4と、カートリッジアダプタ44と連続され噴出された
炭酸ガスを液体タンク41内に送るガス管45と、ガス
ボンベ装置1及び注出部43の開閉を操作することによ
り液体の注出を行う操作部46とを有する。
【0043】液体が充填される液体タンク41は、樽等
の容器からなり、ビール等の液体が充填されている。ま
た、液体タンク41は、液体をディスペンスヘッド48
に送る液管42が底部まで延設されている。液管42
は、ディスペンスヘッド48に形成されている注出部4
3と連続され、操作部46により注出部43との接続部
47が開閉操作される。
【0044】この接続部47は、ディスペンスヘッド4
8内に形成され、一端側に液管42の液体が流出する流
出孔42aが設けられ、他端側に注出部43の流入孔4
3aが設けられている。また、接続部47内には、後述
する操作部46のコック51と、コック51を流入孔4
3a側に付勢する付勢部材60が配設されている。
【0045】コック51は、接続部47内に配設され、
流入孔43aの開閉を行う開閉弁51aと、開閉弁51
aより挿通孔62を通じてディスペンスヘッド48上部
に臨まされ、操作部46により押圧操作される押圧軸5
1bとからなる。開閉弁51aは、流入孔43aを閉塞
するに十分な大きさを有し、流入孔43aを囲むように
ゴムパッキン61が配設されている。したがって、ゴム
パッキン61により液体が注出部43側に漏れ出すこと
を防止することができるとともに、接続部47と開閉弁
51aとが直接当接することが防止され、摩耗によって
生じた削りかす等の異物が発生することを防止できる。
また、押圧軸51bは、接続部47の流入孔43aより
ディスペンスヘッド48の上面部に開口された挿通孔6
2内に配設されている。押圧軸51bは、開閉弁51a
が設けられた一端部と反対側の他端部がディスペンスヘ
ッド48の上面側に穿設された挿通孔62の開口部62
aより外方に臨まされている。そして、押圧軸51b
は、操作部46の押圧片により押圧されることにより、
図3中矢印E方向に移動され、開閉弁51aを流入孔4
3aより離間させ、流入孔43aを開放する。
【0046】また、付勢部材60は、圧縮コイルバネ等
からなり、一端をコック51に当接し、他端を開閉弁5
1aと対向する接続部47の側壁と当接させている。こ
れにより、付勢部材60は、常態において、コック51
を流出孔43a側に付勢し、液体が注出部43側に流れ
出すことを防止している。
【0047】この接続部47は、操作部46によりコッ
ク51が流出孔42a側に押圧操作されることにより流
入孔43aが開放され、タンク内のガス圧力により液管
42を上昇してきた液体を注出部43へ流す。また、接
続部47は、コック51の押圧が解かれると、付勢部材
60によりコック51が流入孔43a側に付勢され、流
入孔43aを閉塞し、液管42内の液体が注出部43側
に流れることを防止する。
【0048】ガスボンベ装置1が装着され、炭酸ガスカ
ートリッジボンベ3より噴出する炭酸ガスを受けるカー
トリッジアダプタ44は、一端が外方に臨まされた中空
部49が形成され、外方側にハウジング5の上側収納2
0に形成された係合部22が係合することによりガスボ
ンベ装置1が装着される装着部50と、ガスボンベ装置
1より噴出された炭酸ガスを液体タンク41内へ送るガ
ス管45と、中空部49内を挿通し、ハウジング5の第
2の収納部30内に収納された保持体4の中空部12と
結合されるボンベ開閉部材13とを有する。
【0049】装着部50は、中空部49の内面側に、ハ
ウジング5の上側収納20の上面部が挿入されることに
より、上側収納20の係合部22と係合する係合部52
が形成されている。係合部52は、例えばねじ溝が形成
され、ねじ山が形成された係合部22と螺合される。な
お、装着部50は、内方側に突当て部53が立上がり形
成されている。突当て部53は、上側収納20が挿入さ
れることにより上面部20aがゴムパッキンを介して突
き当てられる。
【0050】ガスボンベ装置1より噴出した炭酸ガスを
液体タンク41内へ送るガス管45は、中空部49の突
当て部53からやや内方側に形成されている。ガス管4
5は、中空部から液体タンク41内に臨まされている。
【0051】保持体4と結合され炭酸ガスカートリッジ
ボンベ3の開閉を行うボンベ開閉部材13は、略棒状体
からなり、一端部に中空部12に挿入され保持体4と結
合される結合部54が形成され、他端部に後述する操作
部46と係合される係合突部55が形成されている。結
合部54は、例えばねじ山が形成され、このねじ山と螺
合されるねじ溝が形成された中空部12と結合される。
【0052】このボンベ開閉部材13は、中空部49内
に、長手方向に沿って移動可能に配設されている。ま
た、ボンベ開閉部材13は、略中腹部にボンベ開閉部材
13を支持するとともに、炭酸ガスカートリッジボンベ
3内の炭酸ガスの漏出を防止する支持部材56が設けら
れている。支持部材56は、中空部49と略同一の直径
を有し、外周部には周回り方向に亘ってゴムパッキン5
7が形成されている。そして、支持部材56は、中空部
49内を内壁に沿って摺動する。
【0053】また、ボンベ開閉部材13は、支持部材5
6の内方側にボンベ開閉部材13を外方側へ付勢する付
勢部材58が挿通されている。付勢部材58は、例えば
圧縮コイルバネであり、一端を支持部材56の後端部と
当接され、他端を中空部49の内方側端部と当接されて
いる。したがって、支持部材56に支持されたボンベ開
閉部材13は、操作部46に操作されていない状態にお
いては、図5に示すように、付勢部材58により中空部
49の外方側に付勢されている。これにより、ガスボン
ベ装置1は、保持体4が炭酸ガスカートリッジボンベ3
の蓋体8を閉塞する図1中矢印反D方向に付勢され、炭
酸ガスの流出が防止されている。
【0054】なお、ボンベ開閉部材13は、中空部49
の外方側に付勢されている状態においては、支持部材5
6の外方側端部が突当て部53にゴムパッキン59を介
して当接されるとともに、中空部49の内周壁に開口さ
れているガス管45の開口部45aを支持部材56によ
り閉塞している。これによりガス管45を遮断すること
ができ、炭酸ガスが漏出した場合にも液体タンク41内
に炭酸ガスが送られることを防止することができる。
【0055】このようなボンベ開閉部材13は、操作部
46と係合されている係合突部55を介して長手方向に
ピストン駆動される。そして、ボンベ開閉部材13は、
操作部46により中空部49の内方側へ引き上げられる
ことにより、ガスボンベ装置1の保持体4を図1中矢印
D方向に引き上げる。これにより、液体注出装置40
は、図6に示すように、保持体4の尖鋭体10により閉
塞されていた炭酸ガスカートリッジボンベ3の穿孔8a
を開放し、炭酸ガスを噴出させる。ハウジング5の開口
23より中空部49内に流れた炭酸ガスは、装着部50
より内方側に形成されたガス管45を通り、液体タンク
41内に送られる。このとき、ボンベ開閉部材13が挿
通支持される支持部材56には外周部にゴムパッキン5
7が配設されているため、支持部材56は、中空部49
内を摺動する。したがって、カートリッジアダプタ44
の装着部50を通過する炭酸ガスは、支持部材56より
内方側へは流出せず、ガス管45を通り、確実に液体タ
ンク41内に送られる。
【0056】また、ボンベ開閉部材13は、操作部46
により中空部49の外方側に戻されることにより、ガス
ボンベ装置1の保持体4への引張力を解き、付勢部材1
4の付勢力により図1中反矢印D方向に戻す。これによ
り、液体注出装置40は、図5に示すように、保持体4
の尖鋭体10が炭酸ガスカートリッジボンベ3の蓋体8
に形成された穿孔8aを閉塞し、炭酸ガスの噴出を防止
する。
【0057】以上のようなカートリッジアダプタ44に
は、上述したガスボンベ装置1が着脱可能に装着され
る。すなわち、上述したように、ガスボンベ装置1は、
保持体4が付勢部材14により炭酸ガスカートリッジボ
ンベ3側に付勢されることにより、蓋体8が尖鋭体10
の尖端部10aにより閉塞されている。したがって、カ
ートリッジアダプタ44から取り外された場合でも、炭
酸ガスカートリッジボンベ3内の炭酸ガスの噴出や気化
熱による凍傷等の危険を伴うことなく安全に取り外すこ
とができる。したがって、液体注出装置40によれば、
ガスボンベ装置1内の炭酸ガスが残存している状態で使
用を中止する場合でも、ガスボンベ装置1を安全に取り
外すことができ、再度ガスボンベ装置1を本液体注出装
置40や他のカートリッジアダプタを備えた装置に再利
用することができる。
【0058】ボンベ開閉部材13を操作して炭酸ガスカ
ートリッジボンベ3の蓋体8を開閉するとともにコック
51を操作して接続部47の流入孔43aを開閉操作す
る操作部46は、ボンベ開閉部材13の係合突部55と
係合してボンベ開閉部材13を回転操作する回転操作子
65と、回転操作子65を回転させることにより液体の
注出を行う注出レバー66と、注出レバー66に設けら
れレバー操作によりコック51を押圧操作する押圧片6
7とを有する。
【0059】ボンベ開閉部材13と係合する回転操作子
65は、略円盤状に形成され、盤面の中央部に注出レバ
ー66の一端が取り付けられている。また、回転操作子
65は、盤面の側縁部から回転中心に亘って略弓形に湾
曲する開口65aが穿設されている。開口65aにはボ
ンベ開閉部材13の一端部に形成された係合突部55が
摺動可能に挿通されている。そして、回転操作子65
は、注出レバー66により回転操作されることにより、
開口65aに挿通された係合突部55を開口65aの湾
曲する両端部間に亘って摺動させる。
【0060】これにより、回転操作子65は、回転に応
じてボンベ開閉部材13を中空部49の長手方向に沿っ
てピストン駆動させる。
【0061】すなわち、図5に示すように、注出レバー
66を上方に回転させた場合には、ボンベ開閉部材13
の係合突部55は、開口65aを摺動して回転操作子6
5の側縁部側端部に位置される。このとき、係合突部5
5には回転操作子65による引張力は掛かっていないた
め、ボンベ開閉部材13は、付勢部材58の付勢力によ
り図3中反矢印D方向に付勢される。したがって、ガス
ボンベ装置1の保持体4は、ボンベ開閉部材13による
引張力が掛からず、付勢部材14による付勢力により、
尖鋭体10の尖端部10aを炭酸ガスカートリッジボン
ベ3の蓋体8に穿設された穿孔8aに突き立て、炭酸ガ
スの噴出を止めることができる。
【0062】一方、図6に示すように、注出レバー66
を下方側に回転させた場合には、ボンベ開閉部材13の
係合突部55は、開口65aを摺動して回転操作子65
の回転中心近傍に位置される。このとき、係合突部55
には回転操作子65による引張力が掛かっているため、
ボンベ開閉部材13は、付勢部材58の付勢力に対抗し
て図3中矢印D方向に引っ張られる。したがって、ガス
ボンベ装置1の保持体4は、ボンベ開閉部材13による
引張力により、尖鋭体10の尖端部10aを炭酸ガスカ
ートリッジボンベ3の蓋体8に穿設された穿孔8aより
引き抜き、炭酸ガスを放出させる。
【0063】注出レバー66に設けられレバー操作によ
りコック51を押圧操作する押圧片67は、図3に示す
ように、注出レバー66の回転操作子65への取り付け
端部近傍に下面側へ膨出形成されている。また、押圧片
67は、挿通孔62の上方に位置され、挿通孔62より
突出するコック51の押圧軸51bの一端と対向されて
いる。そして、押圧片67は、注出レバー66が下方側
に回転されるに従って、コック51の押圧軸51bを下
方へ押圧する。注出レバー66の回転に伴い押圧軸51
bを押圧することにより、押圧片67は、コック51の
開閉弁51aを下方に移動させ、流入孔43aの開閉を
行うことができる。
【0064】すなわち、図5に示すように、注出レバー
66を上方に回転させた場合には、押圧片67も上方に
位置され、挿通孔62の開口部62aより突出している
押圧軸51bと離間される。したがって、コック51
は、開閉弁51aに当接されている付勢部材60により
図3中反矢印E方向に付勢され、注出部43へ通じる流
入孔43aを開閉弁51aにより閉塞して液体の注出を
止めることができる。
【0065】一方、図6に示すように、注出レバー66
を下方に回転させた場合には、押圧片67も下方に回動
され、挿通孔62の開口部62aより突出している押圧
軸51bと当接される。そして、押圧片67は、注出レ
バー66が下方に回転されるにしたがって、押圧軸51
bを深く押圧していく。これにより、コック51は、開
閉弁51aに当接されている付勢部材60の付勢力に対
抗して、図3中矢印E方向に押圧され、開閉弁51aを
流入孔43aより離間させて液体を注出部43より抽出
させることができる。
【0066】なお、押圧軸51bには外周部にゴムパッ
キン68が配設されているため、流入孔43aより流入
された液体は、ゴムパッキン68より先には流入せず、
注出部43へ流れる。
【0067】このような操作部46は、注出レバー66
の回転を規制させることにより注出部43より注ぎ出さ
れる液体の流量を調整するようにしてもよい。すなわ
ち、図3に示すように、操作部46は、ディスペンスヘ
ッド48の上面部に調整部材70を突設させ、注出レバ
ー66が回転されることにより押圧片67と当接させる
ようにする。調整部材70は、挿通孔62の開口部62
a近傍に内部にねじ溝が切ってある係合孔71を穿設
し、該係合孔71に螺合されるねじ部材が突設されてな
る。この調整部材70は、回転させることによりディス
ペンスヘッド48からの突出量を調整することができ
る。したがって、調整部材70の突出量を調整すること
により、押圧片67と調整部材70との当接位置を決め
ることができ、注出レバー66の回転量を規制すること
ができる。
【0068】したがって、コック51の押圧軸51b
は、押圧片67による押圧量が規制されるため、開閉弁
51aの流入孔43aからの離間が所定量以下となる。
このため、流入孔43aから注出部43への液体の流量
を調整することができる。
【0069】また、この調整部材70は、回転させるこ
とによる突出量を、回転操作子65によるボンベ開閉部
材13のピストン駆動量に応じて規定することにより、
ガスボンベ装置1からのガス流量を調整するようにして
もよい。すなわち、調整部材70を一回転させることに
よりディスペンスヘッド48から突出する量を、保持体
4がボンベ開閉部材13により引っ張られる長さに応じ
て規定し、注出レバーの回転規制による回転操作子65
の回転量及びボンベ開閉部材13の移動量を調整するよ
うにしてもよい。例えば、調整部材70を一回転させる
ことにより注出レバー66の回転量及び回転操作子65
の回転量が規制されることで、ボンベ開閉部材13が保
持体4の尖鋭体10を炭酸ガスカートリッジボンベ3の
蓋体8から引き上げる量を5mmとなるように調節す
る。
【0070】以上の構成を備えることにより、尖鋭体1
0の蓋体8からの引き上げ量を規定し、ガス流量を容易
に調整することができる。また、尖鋭体10の尖端部1
0aが炭酸ガスカートリッジボンベ3内に5mmの深さ
で突き立てられている場合には、尖鋭体10の引き上げ
量を5mm以下にすることで、注出レバー66による液
体の注出操作を無効とすることができ、誤って注出レバ
ー66に触れたことによる液体の注出を防止することが
できる。
【0071】次いで、液体注出装置40の動作について
説明する。液体注出装置40は、カートリッジアダプタ
44の中空部49に設けられた装着部50に、炭酸ガス
ボンベ装置1が取り付けられる。このとき、ガスボンベ
装置1の保持体4は、中空部12にボンベ開閉部材13
が挿入、螺合される。また、注出レバー66が上方に回
動されているため、ボンベ開閉部材13は、カートリッ
ジアダプタ44の外方側に付勢されている。したがっ
て、ガスボンベ装置1の保持体4は、付勢部材14によ
り図1中矢印D方向に付勢され、炭酸ガスカートリッジ
ボンベ3の穿孔8aを閉塞している。
【0072】また、開閉弁51bが付勢部材60に付勢
されているため、注出部43と液管42とを接続する接
続部47の流入孔43aは、開閉弁51aにより閉塞さ
れている。
【0073】次いで、注出レバー66を下方に回動する
と、回転操作子65の開口65aに係合突部55がガイ
ドされて、ボンベ開閉部材13は、図6中矢印D方向に
引き上げられる。このとき、ガスボンベ装置1の保持体
4も図1中矢印D方向に引き上げられるため、尖鋭体1
0の尖端部10aが蓋体8の穿孔8aより引き上げられ
る。これにより、炭酸ガスカートリッジボンベ3内に充
填された炭酸ガスは、ガス流路11を介してディスペン
スヘッド48のガス管45を通り、液体タンク内に噴出
する。
【0074】また、コック51の押圧軸51bが注出レ
バー66の下面側に設けられた押圧片67に押圧され、
開閉弁51aが図6中矢印E方向に付勢される。これに
より、液管42と注出部43との接続部47に形成され
た流入孔43aが開放される。そして、液体タンク41
内に充填された液体は、炭酸ガスの圧力により、タンク
底面側に延設されている液管42を上昇して、流入孔4
3aを通り、注出部43より注ぎ出される。
【0075】次いで、注出レバー66が上方に回動され
ると、ボンベ開閉部材13及びコック51の押圧軸51
bへの押圧が解かれる。したがって、炭酸ガスカートリ
ッジボンベ3の蓋体8は、保持体4の尖鋭体10に閉塞
され、また、接続部47の流入孔43aは、開閉弁51
aにより閉塞される。これにより、液体タンク41内に
充填された液体の注出が止められる。
【0076】以上のように、液体注出装置40によれ
ば、液体の注出が止められている状態においては、炭酸
ガスカートリッジボンベ3が閉塞されているため、ガス
ボンベ装置1を、カートリッジアダプタ44から安全に
取り外すことができる。
【0077】また、調整部材70のディスペンスヘッド
48からの突出量を変えて注出レバー66の回動量を規
制することにより、炭酸ガスカートリッジボンベ3の蓋
体8を閉塞する尖鋭体10の引き上げ距離を調整すると
ともに、開閉弁51aによる液管42と注出部43との
接続部47に設けられた流入孔43aの開放量を調整す
ることができ、液体の抽出量を規制することができる。
【0078】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明が
適用されたガスボンベ装置によれば、カートリッジアダ
プタに装着される前において炭酸ガスカートリッジボン
ベの蓋体が保持体の尖鋭体により穿孔されているととも
に、尖鋭体の尖端部により穿孔が閉塞されている。した
がって、ガスボンベ装置によれば、ボンベ内の炭酸ガス
の噴出が防止されているため、一旦カートリッジアダプ
タに装着された後でもガスの噴出や気化熱による凍傷等
の危険を伴うことなく安全に取り外すことができる。ま
た、このガスボンベ装置によれば、カートリッジアダプ
タより取り外した後に炭酸ガスカートリッジボンベ内に
炭酸ガスが残存している場合でも、カートリッジアダプ
タに装着することで再利用することができる。さらに、
このガスボンベ装置によれば、保持体が付勢部材により
炭酸ガスカートリッジボンベ側に付勢されることによ
り、蓋体が尖鋭体により穿孔、閉塞されているため、カ
ートリッジアダプタに装着される前にガスボンベ装置を
落下等させた場合でも、ボンベ内の炭酸ガスの噴出や気
化熱による凍傷等の危険がなく、安全に取り扱うことが
できる。
【0079】また、本発明が適用された液体注出装置に
よれば、液体の注出が止められている状態においては、
炭酸ガスカートリッジボンベが閉塞されているため、ガ
スボンベ装置を、カートリッジアダプタから安全に取り
外すことができる。
【0080】また、調整部材のディスペンスヘッドから
の突出量を変えて注出レバーの回動量を規制することに
より、炭酸ガスカートリッジボンベの蓋体を閉塞する尖
鋭体の引き上げ距離を調整するとともに、開閉弁による
液管と注出部との接続部に設けられた流入孔の開放量を
調整することができ、液体の抽出量を規制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願に係る発明が適用されたガスボンベ装置を
示す断面図である。
【図2】保持体を示す分解斜視図である。
【図3】本願に係る発明が適用された液体注出装置の断
面図である。
【図4】ガイド部材が配設されたガスボンベ装置の断面
図である。
【図5】操作部材により炭酸ガスカートリッジボンベの
蓋体が封止されている液体注出装置を示す断面図であ
る。
【図6】操作部材により炭酸ガスカートリッジボンベの
蓋体が開放されている液体注出装置を示す断面図であ
る。
【図7】従来の液体注出装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガスボンベ装置、3 炭酸ガスカートリッジボン
ベ、4 保持体、5 ハウジング、8 蓋体、8a 穿
孔、10 尖鋭体、10a 尖端部、11 ガス流路、
12 中空部、13 ボンベ開閉部材、14 付勢部
材、15 フランジ部、16 結合部、20 上側収
納、21 下側収納、22 係合部、23 開口、29
第1の収納部、30 第2の収納部、32 挿通孔、
32 ゴムパッキン、40 液体注出装置、41 液体
タンク、43 注出部、44 カートリッジアダプタ、
45 ガス管、46 操作部、47 接続部、48 デ
ィスペンスヘッド、49 中空部、50 装着部、51
コック、55 係合突部、56支持部材、65 回転
操作子、65a 開口、66 注出レバー、67 押圧
片、70 調整部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が封止され、圧縮ガスが充填され
    たボンベと、 上記開口部を穿孔するとともに該開口部を閉口する尖鋭
    体と、 上記ボンベの開口部と対向する一端に上記尖鋭体を保持
    するとともに他端にボンベ開閉部材が係止される係止部
    を有し、上記ボンベより噴出されたガスの流路が形成さ
    れた保持体と、 上記保持体に装着されることにより上記保持体を上記ボ
    ンベの開口部側に付勢する付勢部材と、 上記ボンベ及び保持体を収納し、上記保持体に形成され
    た係止部及びガス流路の一端を外方に臨ませる開口部が
    形成された収納体と、 上記保持体は、上記係止部に係止されたボンベ開閉部材
    により他端側に移動されることにより、上記尖鋭体によ
    り閉口されている上記ボンベの開口部を開口するガスボ
    ンベ装置。
  2. 【請求項2】 上記収納体は、上記開口部がキャップ部
    材により封止されていることを特徴とする請求項1記載
    のガスボンベ装置。
  3. 【請求項3】 上記キャップ部材は、上記収納体の開口
    部内に嵌挿され、上記保持体の移動を規制する規制部が
    突設されていることを特徴とする請求項2記載のガスボ
    ンベ装置。
  4. 【請求項4】 上記保持体と上記ガスボンベの開口部と
    の間にはガイド部材が介在されていることを特徴とする
    請求項1乃至3記載のガスボンベ装置。
  5. 【請求項5】 上記付勢部材は、上記ボンベの開口部よ
    りボンベ内に臨まされた上記尖鋭体を押圧する上記ボン
    ベ内に充填されたガス圧力よりも大きな圧力で上記保持
    体を付勢していることを特徴とする請求項1記載のガス
    ボンベ装置。
  6. 【請求項6】 液体が充填された液体タンクと、 上記液体タンク内に充填された液体をタンク外に送る液
    管と、 上記液管と連続され、液管を流れる液体を注出する注出
    部と、 開口部が封止され、圧縮ガスが充填されたボンベと、上
    記開口部に穿孔を形成するとともに該穿孔に突き立てら
    れることにより上記開口部を閉塞する尖鋭体と、上記ボ
    ンベの開口部と対向する一端に上記尖鋭体を保持すると
    ともに他端にボンベ開閉部材が係止される係止部を有し
    上記ボンベより噴出されたガスの流路が形成された保持
    体と、上記保持体に装着されることにより上記保持体を
    上記ボンベの開口部側に付勢する付勢部材と、上記ボン
    ベ及び保持体を収納し上記保持体に形成された係止部及
    びガス流路の一端を外方に臨ませる開口部が形成された
    収納体とを備えるガスボンベ装置と、 上記ボンベ開閉部材を備え、上記ガスボンベ装置が装着
    されるカートリッジアダプタと、 上記カートリッジアダプタと連続して形成され、上記ボ
    ンベより噴出したガスを液体タンク内に流すガス管と、 上記カートリッジアダプタ内に挿通された上記ボンベ開
    閉部材と係合され、該ボンベ開閉部材を操作して上記ボ
    ンベの開閉を行うとともに、上記液管の開閉を行う操作
    部とを備え、 上記操作部を操作することにより、上記保持体の係止部
    に係止されたボンベ開閉部材を他端側に移動させ上記尖
    鋭体により閉塞されている上記ボンベの開口部を開口し
    てガスを噴出させるとともに、上記液管を開放して上記
    タンク内の液体を上記注出部より注出する液体注出装
    置。
  7. 【請求項7】上記操作部の操作を規制する規制部材を有
    し、該規制部は、上記操作部による上記ボンベの開閉及
    び/又は上記液管の開閉を規制することを特徴とする請
    求項7記載の液体注出装置。
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