JP2003139340A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003139340A
JP2003139340A JP2001333656A JP2001333656A JP2003139340A JP 2003139340 A JP2003139340 A JP 2003139340A JP 2001333656 A JP2001333656 A JP 2001333656A JP 2001333656 A JP2001333656 A JP 2001333656A JP 2003139340 A JP2003139340 A JP 2003139340A
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JP2001333656A
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English (en)
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Mikio Tanaka
幹夫 田中
Atsushi Otsuka
厚 大塚
Susumu Yamazaki
進 山▲崎▼
Original Assignee
Hitachi Ltd
株式会社日立製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】好みの風速、特に微風であっても床面近くまで
若しくは吹出し口から遠く離れた位置まで吹出し空気を
速やかに到達させてマイナスイオンの減少を少なくし、
これによって電圧を高く制御することなく室内空気中の
マイナスイオンの量を確保することを目的とする。 【解決手段】マイナスイオン発生手段9が、空気吹出し
口5の高さ方向における空気の流速の比較的速い位置に
設けられ、上下送風方向制御板6の運転時における空気
の吹出し方向の寸法が空気吹出し口5の高さ方向の開口
寸法Hよりも大きく且つ、空気吹出し口5から空気の吹
出し方向に突出するように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイナスイオンを
発生するマイナスイオン発生手段を備えた空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】マイナスイオンの人体への効果として、
疲労感軽減(リフレッシュ効果)、免疫力向上、身体機
能向上、精神安定、抵抗力向上等の効果が知られてい
る。マイナスイオンが多いところ及びその量は、森林
(約2000〜3000個/cc)・滝周辺(約300
0個/cc)・噴水(約10000個/cc)浴室(約
2000〜3000個/cc)等が挙げられる。
【0003】従来のマイナスイオン発生手段を備えた空
気調和機は、送風路中に、当該マイナスイオン発生手段
と、ファンと当該ファンから送風された空気の流れを上
下方向に制御する上下送風方向制御手段とを備えてい
る。この従来のマイナスイオン発生手段を備えた空気調
和機は、大きく分けると、次のようなものが考えられて
いた。 室内空気の湿度・水蒸気及び空気中の汚染物質量に応
じて、空気中の水分・水蒸気及び汚染物質の除去を行っ
てマイナスイオンの発生量を制御して室内空気中のマイ
ナスイオンの量を適正量にするもの。 風速を強風、弱風、微風に変えることによってマイナ
スイオンの発生量を制御して、室内空気中のマイナスイ
オンの量を適正量にするもの。 風速(強風、弱風、微風)に応じてイオンの量を検出
して電圧を制御しマイナスイオンの発生量を制御して、
室内空気中のマイナスイオンの量を適正量にするもの。
【0004】この種の従来技術としては、例えば特公平
7−23777号、特開平11−72240号、特開2
001−74263号、特開2001−74265号、
特開2001−74266号公報等が挙げられる。
【0005】尚、マイナスイオンは、上記公知例にも記
載されているように湿度・塵埃の量によって異なるが、
数秒で減少・消失するものである。したがって、暖房・
冷房・除湿運転のいずれにおいても、空調空間内の空気
調和機からの遠近にかかわらずマイナスイオンの量を適
正な範囲にできるようにすることが望ましいと考える。
更に、空気調和の快適感は、マイナスイオンだけでなく
居住者それぞれの吹出し風速の強弱の好みによっても異
なってくることから、空気調和機からの吹出し風速が強
風、弱風、微風の居住者の設定した好みの風速のままで
マイナスイオンの量を適正な範囲にできることが好まし
いと考える。好みの風速が微風の場合は、空調空間内の
空気調和機から遠い位置に送風した空気が届き難く、ま
た時間を要するため、マイナスイオンの量が減少し易
く、適正な量の範囲にすることが困難である。
【0006】このことを、空気調和機からの吹出し空気
を説明するための図7及び図8により説明する。図7に
示す一般的な構成の空気調和機を例に説明すると、暖房
運転時の場合は図8に示すように温風が浮力によって上
昇してしまい送風口から遠く離れた位置まで到達できな
い。特に、微風運転をした場合、例えば250m3/h〜
500m3/hの風速の場合は座っている居住者までは送
風空気が到達し難く、到達したとしても一部の空気しか
到達できないと共に風速が落ちて到達するまでに数秒を
経過してしまう、この結果マイナスイオンが大きく減少
・消失してしまうものである。
【0007】図7で示すように空気調和機17は貫流フ
ァン20の稼動により室内の空気を吸込み口18から吸
い込み、吸い込んだ室内の空気が熱交換器19を通過す
る際に、冷房運転の場合には空気を冷却するととともに
除湿して乾燥した冷風にして、暖房運転の場合には吸込
み空気を加熱して、吹き出し口21から室内に吹き出
す。
【0008】上記冷房の場合、吹出し口21から吹き出
される空気は、熱交換器19で冷却されて冷めたくなっ
ているので室内の空気より比重が重く、上下送風方向制
御板22を図17に示す破線の位置(a)にすることに
より矢印Aのようにほぼ水平に吹き出し、先に行くにし
たがって拡散して風速が遅くなりながら、自然と下方に
下がり、空調空間内の空気調和機から遠い位置まで到達
するが時間を要する。特に微風の場合は、空気調和機か
ら遠い位置までの到達する時間を多く要するため、マイ
ナスイオンの量が大きく減少・消失してしまい適正な範
囲にすることが困難である。
【0009】上記暖房の場合は、吹出し口21から吹き
出される空気は熱交換器19で温かく加熱されて比重が
軽くなっているため、吹き出された後、上方に浮き上が
り易くなっている。室内空間を暖房する場合は、上下送
風方向制御板22を図8に示す下方に向けた位置(b)
に調整し、矢印Aのようにできるだけ下方に向けて吹き
出すようにしている。
【0010】この場合、上下送風方向制御板22は下方
を向くようにされて吹き出し口21から吹き出す温風を
遮って下方に曲げるようにするため、温風の流れが乱さ
れ、温風が床面近くまで到達し難くなっていた。また、
室内空気温度と吹出し空気温度との温度差が大きいほど
矢印Bのように途中から上方へ浮き上がり、床面近くま
で到達し難くかった。
【0011】これを解決するために、吹出し口21から
吹き出す空気の風速を速くし、浮き上がり難くする方法
が考えられるが、上記したように居住者それぞれに好み
の風速があるため、好みの風速よりも風速を速くすると
不快感を感じる場合がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のとおり、湿度が
高い場合若しくは空気中の塵埃の量が多い場合等のマイ
ナスイオンが減少・消失し易い場合に於いては、空気調
和機の吹出し口から遠く離れた空間のマイナスイオンの
量を適正量にできない可能性がある。特に、微風運転の
場合には適正量にできない可能性が高くなる。また、上
記マイナスイオンが減少・消失し易い場合に電圧を大き
くしてマイナスイオンの発生量を多くし、これによって
吹出し口から遠く離れた位置のマイナスイオンの量を適
正量にしようとした場合は、送風口近くのマイナスイオ
ンの量が必要以上に多くなる及び電力の無駄になる。
【0013】本発明は、好みの風速、特に微風であって
も床面近くまで若しくは吹出し口から遠く離れた位置ま
で吹出し空気を速やかに到達させてマイナスイオンの減
少を少なくし、これによって電圧を高く制御することな
く室内空気中のマイナスイオンの量を確保することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、送風路中
に、ファンと当該ファンから送風された空気の流れを上
下方向に制御する上下送風方向制御手段およびマイナス
イオンを発生するマイナスイオン発生手段とを備えた空
気調和機において、上記上下送風方向制御手段は、この
上下送風方向制御手段の運転時における空気の吹出し方
向の寸法が空気吹出し口の高さ方向の開口寸法よりも大
きく且つ、空気吹出し口から空気の吹出し方向に突出す
るように設けたことにより、空気の流れの指向性が強く
なって空気の流れが乱れ難くなり、比較的層流を保つこ
とにより流速の減速が少なくなることから達成できる。
【0015】また、上記上下送風方向制御手段が、空気
吹出し口の高さ方向における空気の流速の比較的速い位
置に回動中心を配設されていることにより、更に吹出し
口から離れた遠くの位置まで吹出し空気を到達させてマ
イナスイオンの減少を少なくできる。
【0016】上記いずれかに於いて、上記マイナスイオ
ン発生手段が、空気吹出し口の高さ方向における空気の
流速の比較的速い位置に配設されていることにより、マ
イナスイオンの発生量が多いとともに、吹出し口から離
れた遠くの位置まで吹出し空気を到達させてマイナスイ
オンの減少を少なくできる。
【0017】上記いずれかに於いて、上記マイナスイオ
ン発生手段が、空気の流速の比較的速い位置に配設され
ている上下送風方向制御手段の回動中心の風上側に位置
することにより、マイナスイオンの発生量が多いととも
に、吹出し口から離れた遠くの位置まで吹出し空気を到
達させてマイナスイオンの減少を少なくできる。
【0018】上記いずれかに於いて、上記マイナスイオ
ン発生手段が、上下送風方向制御手段の回動中心の風上
側からずれた位置で且つ、空気吹出し口の高さ方向にお
ける空気の流速の比較的速い位置に配設されていること
により、マイナスイオンの発生量が多いとともに、吹出
し口から離れた遠くの位置まで吹出し空気を到達させて
マイナスイオンの減少を少なくできる。上記いずれかに
於いて、上下送風方向制御手段が開いて空気吹出し口か
ら空気の吹出し方向に突出する状態では、当該上下送風
方向制御手段の上下の面が貫流ファンの背面ケーシング
の面の延長線と並行にできるように回動自在に配設され
たことにより、上下送風方向制御手段が実質的に背面ケ
ーシングを延長したようになって、吹出し空気を吹出し
口から離れた遠くの位置まで到達させてマイナスイオン
の減少を少なくできる。
【0019】マイナスイオン発生手段を取付けた近傍の
部材を帯電防止処理したことにより、マイナスイオン発
生手段から放出されたマイナスイオンが上記近傍の部材
に付着して減少することを防止して室内空間に多くのマ
イナスイオンを送風できる。
【0020】以上のとおり、本発明は比較的長い寸法の
送風方向制御手段で、風の流れを下方に偏向している。
この送風方向制御手段が長い寸法であることから風の流
れの指向性が強くなる。したがって温風が上昇し難くな
って、従来に較べて流れが乱れ難く層流を維持して遠く
まで到達することができる。これによって、吹出し速度
の比較的遅い微風であっても上昇し難く、床面近くまで
温風を到達させることができるようになる。また、乱れ
の少ない流れとなることにより吹出し空気の速度の減衰
が少なくなって到達時間が短縮され且つ到達距離が長く
なる。これによって、マイナスイオンの減少・消失を少
なくすることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1から
図6により説明する。図1は本発明の実施例による空気
調和機の断面側面図、図2は図1から左右送風方向制御
板を省略した断面側面図、図3は図2のマイナスイオン
発生手段の取付の位置が異なる断面側面図、図4は図2
のマイナスイオン発生手段取付け部分の正面図、図5は
マイナスイオン発生手段の断面図、図6は図5のマイナ
スイオン発生手段の平面図である。1は空気調和機、2
は空気調和機1の筐体を構成する化粧カバーである。2
aは化粧カバー2に形成された吸込み口、3は熱交換
器、4は室内空気を吸込み口2aから吸込んで吹出し口
5から送風するためのファンであり、実施例では貫流フ
ァンである。6は上下送風方向制御手段である上下送風
方向制御板で、ファン4から送風された空気の流れ方向
を上下方向に制御する。7は左右送風方向制御板で、フ
ァン4から送風された空気の流れの左右方向(水平方
向)への吹き出し方向を制御する。8は背面側ケーシン
グ、9はマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生
手段である。10は取付け用のねじで、帯電防止材を添
加したプラスチック材料で作られている。11はマイナ
スイオンの放電電極、12は絶縁基板で、材質はアルミ
ナである。13は保護カバーで、材質はABS樹脂であ
る。14は電気配線、15は保護カバー13に形成され
たスリットで、放電電極11で発生されたマイナスイオ
ンをファン4から送風された空気と共に放出するための
ものである。16はねじ孔である。
【0022】上記上下送風方向制御板6は、運転時にお
ける空気の吹出し方向の寸法が空気吹出し口5の高さ寸
法Hよりも大きく、運転時に空気吹出し口5から大きく
突出するように設けられており、吹き出した空気の流れ
を安定した層流の状態で送風するためのものである。ま
た、上下送風方向制御板6の回転中心部を背面側ケーシ
ングの側に設けて回動自在に取り付け、空気調和機1を
使用しない場合には(a)の位置で吹出し口5の全面を
覆っている。
【0023】更に、上下送風方向制御板6の表面若しく
は全体を、帯電防止処理する。実施例では上下送風方向
制御板6の全体を、帯電防止剤を添加した材料で成型に
より作った。これにより、マイナスイオン発生手段9か
ら放出されたマイナスイオンが上下送風方向制御板6に
に付着して減少することを防止して室内空間に多くのマ
イナスイオンを送風できる。尚、マイナスイオン発生手
段9を取付ける近傍の部材、実施例ではマイナスイオン
発生手段9を取付けた吹出し口5の表面及び左右送風方
向制御板7全体を、帯電防止剤を添加した材料で作っ
た。これにより、微細な塵埃が付着しても綺麗に拭き取
る若しくは洗浄することにより、長期に亙ってマイナス
イオンが減少しない状態を維持できる。
【0024】以上の構成をした空気調和機に於いて、冷
房運転の場合は図1及び図2に示す如く、上下送風方向
制御板6を実線の位置(a)から破線の位置(b)のよ
うにやや下方に向けることにより、吹出し口5から吹き
出された冷風は上下送風方向制御板6により少し下向き
に偏向されて斜め下方b’に送風される。また、冷風は
比重が重いので自然と下方に下りてきて、生活空間を調
和することになる。
【0025】暖房運転の場合は、生活空間を快適に調和
するため温風を下方に誘導しようとして、上下送風方向
制御板6を位置(c)のように下方に向けることにな
る。部屋の温度が充分に温まっていない暖房の立ち上が
り時には、上下送風方向制御板6を(c)の位置に回動
することにより、温風の流れは上下送風方向制御板6に
沿って下方c’に誘導され、床面近くを暖房することが
可能となる。
【0026】部屋の温度が充分に温まってきた場合には
(b)の位置に回動して背面側ケーシング8の延長線に
ほぼ並行にすることにより、背面側ケーシング8に沿っ
て流れてくる温風の流れを乱さない。しかも、吹出し口
の高さ寸法Hよりも空気の吹出し方向に大きな寸法にさ
れ且つ、空気吹出し口5から突出するように設けられた
上下送風方向制御板6の内外面に沿わせて温風をスムー
ズに誘導し、強風でなくても遠い位置まで到達させよう
とするものである。
【0027】上記図1、図2、図3に図示の上下送風方
向制御板6は、この上下送風方向制御板6の運転時にお
ける空気の吹出し方向の寸法が空気吹出し口5の高さ方
向の開口寸法Hよりも大きく且つ、空気吹出し口5から
空気の吹出し方向に突出するように設けたことにより、
空気の流れの指向性が強くなること及び空気吹出し口5
から吹出された直後の空気は上下送風方向制御板6に沿
って流れるので、吹出された直後に周囲の空気との密度
(圧力)の差が急激に大きくならないことから空気の流
れが層流から乱流に遷移し難くなり、比較的層流を保っ
て送風されるので流速の減速が少なくなる。
【0028】これによって、好みの風速、特に微風であ
っても、吹出し口5から離れた遠くの位置まで吹出し空
気を速やかに到達させ、暖房運転時においては温風を床
面近くまで速やかに到達させることができるので、マイ
ナスイオンの減少を少なくし、室内空気中のマイナスイ
オンの量を快適性の得られるだけ確保できる。
【0029】また、上記図1、図2、図3に図示の上下
送風方向制御板6は、空気吹出し口5の高さ方向におけ
る空気の流速の比較的速い位置に回動中心を配設してい
ることにより、更に吹出し口から離れた遠くの位置まで
吹出し空気を到達させてマイナスイオンの減少を少なく
できる。尚、空気吹出し口5の高さ方向における空気の
流速の速い位置は、送風路の形状及び貫流ファンの位置
その他の条件により変動することは周知のとおりである
ので、空気の流速の速い位置を探して適宜配置すること
になる。
【0030】上記図3のマイナスイオン発生手段9は、
空気吹出し口5の高さ方向における空気の流速の比較的
速い位置に配設していることにより、マイナスイオンの
発生量が多いとともに、吹出し口から離れた遠くの位置
まで吹出し空気を到達させてマイナスイオンの減少を少
なくできる。
【0031】上記図1、図2、図3に図示のとおり上下
送風方向制御板6が開いて空気吹出し口5から空気の吹
出し方向に突出する状態(b)では、当該上下送風方向
制御板6の上下の面が貫流ファンの背面ケーシング8の
面の延長線と並行にできるように回動自在に配設するこ
とにより、上下送風方向制御板6が実質的に背面ケーシ
ング8を延長したようになって、吹出し空気を吹出し口
から離れた遠くの位置まで到達させてマイナスイオンの
減少を少なくできる。
【0032】以上の構成を備えた実施例の空気調和機1
の効果を、図3の場合で説明する。図3の実施例の空気
調和機1は、エアコンの吹出し口5の高さ方向の開口寸
法Hが約8cmであり、上下送風方向制御板6の吹出し
方向寸法が約12cmである。この空気調和機1を、洋
室8畳の部屋に、吹出し口5下端の高さが床面から19
5cm、マイナスイオン発生手段9への印加電圧は35
00V、電流0.05A、冷房運転若しくは暖房運転開
始10分後(室温は安定していない)、湿度50%、冷
房運転若しくは暖房運転と同時にマイナスイオン発生手
段9に電圧を印加する条件でマイナスイオンの量を測定
した。微風(風量350m3/h)で、測定ポイントを床
面から70cmの高さ、吹出し口5から水平方向の距離
が2mと3m位置で測定した。
【0033】この結果、マイナスイオンの量が図8の従
来(上下送風方向制御板22の吹出し方向寸法約8c
m)と、本発明の図3の実施例(上下送風方向制御板6
の吹出し方向寸法約12cm)とでは、実施例の上下送
風方向制御板6が従来に較べて、冷房運転時の2m位置
では約1.3倍(約3500個/cc)、3m位置では
約1.5倍(約3100個/cc)、暖房運転時では2
m位置では約1.4倍(約3200個/cc)、3m位
置では約1.8倍(約2800個/cc)であった。
【0034】更に、上記図1及び図2に図示のとおりマ
イナスイオン発生手段9が、空気の流速の比較的速い位
置に配設されている上下送風方向制御板6の回動中心の
風上側に位置させることにより、マイナスイオンの発生
量が多いとともに、運転時にマイナスイオン発生手段9
と上下送風方向制御板6を流れる空気の流れが一直線上
に連続する層流になるようにすると、乱流が少なくなっ
てマイナスイオンが空気の流れの層流の中に保持され、
層流の外側のマイナスイオンが周囲の空気中の水分・塵
埃等によって減少・消失する程度に抑えることができ
る。しかも、マイナスイオン発生手段9と上下送風方向
制御板6が空気の流れ方向に一直線上になるので、層流
の状態がより良い状態に保持されることになり、マイナ
スイオンを保持した吹出し空気を吹出し口5から離れた
遠くの位置まで到達できる。
【0035】上記に加えて、図3に図示のとおりマイナ
スイオン発生手段9が、上下送風方向制御板6の回動中
心の風上側からずれた位置で且つ、空気吹出し口5の高
さ方向における空気の流速の比較的速い位置に配設する
ことにより、マイナスイオンの発生量が多いとともに、
マイナスイオン発生手段9の形状が空気の流れを乱す形
状をしていた場合でも、空気の流速の比較的速い位置に
配設されている上下送風方向制御板6の空気の流れに影
響を与え難く、吹出し空気の層流を保持できるので流速
の減速が少なくなり、マイナスイオンを保持した吹出し
空気を吹出し口5から遠く離れた位置まで送風できる。
【0036】以上のとおり、本実施例は比較的長い寸法
の上下送風方向制御板6で、風の流れを偏向している。
この上下送風方向制御板6が長い寸法であることから風
の流れの指向性が強くなる。したがって、従来に較べて
流れが乱れ難く層流を維持して遠くまで到達することが
できる。これによって、吹出し速度の比較的遅い微風で
あっても乱れの少ない流れとなることにより、吹出し空
気の速度の減衰が少なくなって到達時間が短縮され且つ
到達距離が長くなり、マイナスイオンの減少・消失を少
なくすることが可能となる。また、暖房運転時において
はマイナスイオンを保持した温風が上昇し難く、この温
風を床面近くまで到達させることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、送風路中に、ファンと
当該ファンから送風された空気の流れを上下方向に制御
する上下送風方向制御手段およびマイナスイオンを発生
するマイナスイオン発生手段とを備え、上記上下送風方
向制御手段が、この上下送風方向制御手段の運転時にお
ける空気の吹出し方向の寸法が空気吹出し口の高さ方向
の開口寸法よりも大きく且つ、空気吹出し口から空気の
吹出し方向に突出するように設けたことにより、空気の
流れの指向性が強くなって空気の流れが乱れ難くなり、
比較的層流を保つことにより流速の減速が少なくなる。
これによって、好みの風速、特に微風であっても、吹出
し口から離れた遠くの位置まで吹出し空気を速やかに到
達させ、暖房運転時においては温風を床面近くまで速や
かに到達させることができるので、マイナスイオンの減
少を少なくし、室内空気中のマイナスイオンの量を快適
性の得られるだけ確保できる。
【0038】また、上記上下送風方向制御手段が、空気
吹出し口の高さ方向における空気の流速の比較的速い位
置に回動中心を配設されていることにより、更に吹出し
口から離れた遠くの位置まで吹出し空気を到達させてマ
イナスイオンの減少を少なくできる。
【0039】上記マイナスイオン発生手段が、空気吹出
し口の高さ方向における空気の流速の比較的速い位置に
配設されていることにより、マイナスイオンの発生量が
多いとともに、吹出し口から離れた遠くの位置まで吹出
し空気を到達させてマイナスイオンの減少を少なくでき
る。
【0040】上記マイナスイオン発生手段が、空気の流
速の比較的速い位置に配設されている上下送風方向制御
手段の回動中心の風上側に位置することにより、マイナ
スイオンの発生量が多いとともに、吹出し口から離れた
遠くの位置まで吹出し空気を到達させてマイナスイオン
の減少を少なくできる。
【0041】上記マイナスイオン発生手段が、上下送風
方向制御手段の回動中心の風上側からずれた位置で且
つ、空気吹出し口の高さ方向における空気の流速の比較
的速い位置に配設されていることにより、マイナスイオ
ンの発生量が多いとともに、吹出し口から離れた遠くの
位置まで吹出し空気を到達させてマイナスイオンの減少
を少なくできる。
【0042】上下送風方向制御手段が開いて空気吹出し
口から空気の吹出し方向に突出する状態では、当該上下
送風方向制御手段の上下の面が貫流ファンの背面ケーシ
ングの面の延長線と並行にできるように回動自在に配設
されたことにより、上下送風方向制御手段が実質的に背
面ケーシングを延長したようになって、吹出し空気を吹
出し口から離れた遠くの位置まで到達させてマイナスイ
オンの減少を少なくできる。
【0043】マイナスイオン発生手段を取付けた近傍の
部材を帯電防止処理したことにより、マイナスイオン発
生手段から放出されたマイナスイオンが上記近傍の部材
に付着して減少することを防止して室内空間に多くのマ
イナスイオンを送風できる。
【0044】以上のとおり、本発明は比較的長い寸法の
送風方向制御手段で、風の流れを偏向している。この送
風方向制御手段が長い寸法であることから風の流れの指
向性が強くなる。したがって、暖房運転時において下方
に温風を偏向する場合は、温風が上昇し難くなって、従
来に較べて空気の流れが乱れ難く層流を維持し、これに
よって風速の減衰が少なくなって速やかに遠くまで到達
することができる。これによって、吹出し速度の比較的
遅い微風であっても上昇し難く、床面近くまで温風を到
達させることができるようになる。また、マイナスイオ
ン発生手段が、空気の流速の比較的速い位置に配設され
ていることにより、マイナスイオンの発生量が多いと共
に、乱れの少ない流れにより吹出し空気の速度の減衰が
少なくなって到達時間が短縮され且つ到達距離が長くな
る。到達時間が短縮されることによってマイナスイオン
の減少・消失を少なくできるので、吹出し口から離れた
遠くの位置における室内空気中のマイナスイオンの量を
快適性の得られる量を確保可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による空気調和機の断面側面
図。
【図2】図1から左右送風方向制御板を省略した断面側
面図。
【図3】マイナスイオン発生手段の取付け位置が異なる
図2相当図。
【図4】図2のマイナスイオン発生手段取付け部分の正
面図。
【図5】マイナスイオン発生手段の断面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】従来の空気調和機の断面側面図。
【図8】図7の空気調和機の吹出し空気の流れを説明す
る斜視図。
【符号の説明】
1…空気調和機、2…吸込み口、2a…吸込み口、3…
熱交換器、4…貫流ファン、5…吹出し口、6…上下送
風方向制御板、7…左右送風方向制御板、8…背面側ケ
ーシング、9…マイナスイオン発生手段、11…放電電
極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 進 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 Fターム(参考) 3L051 BC10 3L081 AA02 AB05 FC01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風路中に、ファンと当該ファンから送
    風された空気の流れを上下方向に制御する上下送風方向
    制御手段およびマイナスイオンを発生するマイナスイオ
    ン発生手段とを備えた空気調和機において、 上記上下送風方向制御手段は、この上下送風方向制御手
    段の運転時における空気の吹出し方向の寸法が空気吹出
    し口の高さ方向の開口寸法よりも大きく且つ、空気吹出
    し口から空気の吹出し方向に突出するように設けられた
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上下送風方向制御手段は、空気吹出し口
    の高さ方向における空気の流速の比較的速い位置に回動
    中心を配設されていることを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 マイナスイオン発生手段は、空気吹出し
    口の高さ方向における空気の流速の比較的速い位置に配
    設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項
    2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 マイナスイオン発生手段が、上下送風方
    向制御手段の回動中心の風上側に位置することを特徴と
    する請求項1若しくは請求項2に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 マイナスイオン発生手段が、上下送風方
    向制御手段の回動中心の風上側からずれた位置で且つ、
    空気吹出し口の高さ方向における空気の流速の比較的速
    い位置に配設されていることを特徴とする請求項1若し
    くは請求項2記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 上下送風方向制御手段が開いて空気吹出
    し口から空気の吹出し方向に突出する状態では、当該上
    下送風方向制御手段の上下の面が貫流ファンの背面ケー
    シングの面の延長線と並行にできるように回動自在に配
    設されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 マイナスイオン発生手段を取付けた近傍
    の部材を帯電防止処理したことを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 上下送風方向制御手段の表面若しくは全
    体を、帯電防止処理したことを特徴とする請求項1から
    請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014066449A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Sharp Corp 空気調和機

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