JP2003135654A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003135654A
JP2003135654A JP2001332637A JP2001332637A JP2003135654A JP 2003135654 A JP2003135654 A JP 2003135654A JP 2001332637 A JP2001332637 A JP 2001332637A JP 2001332637 A JP2001332637 A JP 2001332637A JP 2003135654 A JP2003135654 A JP 2003135654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通穴から不正物の侵入を防ぐことを実現す
る遊技機を提供する。 【解決手段】 前面が開口した箱形形状に構成され、左
右の両側壁にそれぞれ把持用の貫通穴が形成された本体
枠と、該本体枠の開口を塞ぐように該本体枠一側方で回
動可能に軸支された前扉と、を備える遊技機である。凹
室を形成したカバー部材を、本体枠内側から貫通穴と該
凹室が連通するように取り付けられている。カバー部材
は、凹室の内側領域が貫通穴よりも上側の領域に亘るよ
うに左右の両側壁に取り付けられている。カバー部材の
凹室の外側と、本体枠の内面と、に導電性材の貼付が施
されている。さらには、カバー部材の凹室の外側に沿っ
て金属カバー部材を備えるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右両側壁にそれ
ぞれ把持用の開口部が形成された本体枠を備える遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機、例えば、パチスロ遊技機は、前
面が開口した箱形形状の本体枠と、この本体枠の開口部
の一側部に回動可能に軸支されることで、該本体枠に対
し開閉可能とされ、常時は開口部を塞ぐ状態にロックさ
れた前扉と、を備える概略構成となっている。このう
ち、本体枠の内部には、ホッパー等のコイン払出装置、
複数の図柄を可変表示可能なリール式等の可変表示装
置、及び制御装置などが備えられる一方で、前扉には各
種操作部、ならびに、これら操作部の操作状態を検出す
る検出手段(センサ等)などが備えられている。このよ
うなパチスロ遊技機の本体枠は通常木製であるが、この
本体枠の左右の側壁には、該側壁を切り欠くことで、当
該パチスロ遊技機を持ち運ぶ際に手を差し入れて把持す
るための貫通穴が設けられている。また、パチスロ遊技
機は、遊技店の島設備に、互いに隣り合って設置されて
いることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、何らかのものを貫通穴から差し込んで、可変
表示装置などに不正行為が行われる可能性がある。
【0004】また、本体枠には、ホッパー、主制御装
置、従制御装置、変動表示装置等の電気的に駆動する遊
技装置類を収納しているため、本体枠内部で電気的にノ
イズが発生しやすい状況にある。特に、コインの払い出
しを行うホッパーでは、一度に大量のコインの払い出し
を行うことがあり、その際にもノイズが発生しやすい。
そのような状況で発生したノイズによって主制御装置が
正常に動かなくなることにより、遊技に影響を及ぼす可
能性がある。また、遊技店では、複数のパチスロ機が互
いに隣り合って設置されているため、各遊技機どうし
で、互いにノイズの影響を与えたり、受けたりする可能
性がある。
【0005】この発明は、上記の問題に鑑みなされたも
ので、貫通穴を介して不正物が差し込まれてしまうこと
を防止可能な遊技機を提供することを目的とし、より望
ましくは、隣り合って設置された遊技機どうしで、ノイ
ズの影響を与えたり、受けてしまうことをも防止する遊
技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、前面が開口した箱形形状に
構成され、左右の両側壁にそれぞれ把持用の貫通穴が形
成された本体枠と、該本体枠の開口を塞ぐように該本体
枠一側方で回動可能に軸支された前扉と、を備える遊技
機において、凹室を形成したカバー部材を、前記本体枠
内側から前記貫通穴と該凹室が連通するように取り付け
られていることを特徴としている。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、凹室を
形成したカバー部材を、本体枠内側から貫通穴と該凹室
が連通するように取り付けられているので、貫通穴を介
して凹室の内側領域まで指を挿入して遊技機を持ち運ぶ
ことができる。また、カバー部材が、本体枠内側から貫
通穴と該凹室が連通するように取り付けられているの
で、該凹室により不正物が侵入することを防止すること
ができるので、例えば、不正に遊技媒体を払い出された
り不正に遊技内容を変更されることを防止することがで
きる。
【0008】ここで、遊技媒体とは、例えば、コイン或
いは遊技球などである。不正物とは、例えば、針金、棒
等の遊技には関係のないもので、遊技機の誤動作を招く
虞のあるもののことである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記カバー部材は、凹室の内側領域が前
記貫通穴よりも上側の領域に亘るように前記左右の両側
壁に取り付けられていることを特徴としている。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、カバー
部材が本体枠の左右の両側壁に貫通穴よりも上側の領域
に亘って取り付けられているので、貫通穴から挿入した
指を、貫通穴よりも上側の領域に差し入れるようにし
て、本体枠内側で折り曲げることが可能になる。従っ
て、遊技機を持ち運ぶ際に貫通穴の上縁部を掴みやすく
なる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の遊技機において、前記カバー部材の凹室の外側
と、前記本体枠の内面と、に導電性材の貼付が施されて
いることを特徴としている。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、カバー
部材の凹室の外側と、本体枠の内面と、に導電性材の貼
付が施されているので、これら本体枠の内面及びカバー
部材の凹室の外側により、電磁波を遮蔽することが可能
となる。従って、本体枠の内側から、隣り合って設けら
れた遊技機へのノイズの影響を軽減することができる。
さらに、隣り合って設けられた遊技機或いは島設備から
のノイズの影響を確実に軽減することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1又は2に
記載の遊技機において、前記本体枠の内面に導電性材の
貼付が施され、前記カバー部材の凹室の外側に沿って金
属カバー部材を備えることを特徴としている。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、耐熱性
に優れた金属カバー部材が、カバー部材の凹室の外側に
沿って備えられているので、例えば、熱した針金等の不
正物が貫通穴から差し込まれることによりカバー部材に
穴を開けられたとしても、貫通穴を介して不正物が差し
込まれてしまうことを、金属カバー部材により阻止する
ことができる。また、本体枠の内面に導電性材の貼付が
施され、カバー部材の凹室の外側に沿って金属カバー部
材を備えるので、本体枠の内面及び金属カバー部材によ
り、電磁波を遮蔽することが可能となる。従って、本体
枠の内側から、隣り合って設けられた遊技機へのノイズ
の影響を軽減することができる。さらに、隣り合って設
けられた遊技機或いは島設備からのノイズの影響を確実
に軽減することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の遊技機において、前記貫通穴の上縁部に
は、該上縁部に手が直接触れるのを防止する保護部材が
断面略U字状に形成され、本体枠の側壁の外側から内側
にかけて覆った状態に配設されていることを特徴として
いる。
【0016】ここで、保護部材は、例えば、断面略U字
状に形成された板状のものであり、該保護部材の開口側
が側壁の貫通穴の上縁部に外挿されることで、該上縁部
に配設されている。この保護部材は、例えば、金属板等
を折り曲げ形成したものである。
【0017】この請求項5記載の発明によれば、各貫通
穴の上縁部に配設され、断面略U字状に形成された保護
部材により、該上縁部に手が直接触れるのを防止できる
ので、貫通穴に手を差し入れて遊技機を持ち運ぶ際に、
手が貫通穴の角や断面部分などに触れることがなくなっ
て手触りがよくなる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5記載の遊
技機において、前記本体枠内部に、複数の図柄が可変表
示可能な可変表示装置を載置させる載置部材を備え、前
記各保護部材には、前記載置部材の左右の縁部を支持し
て該載置部材を略水平状態に保つ支持部がそれぞれ一体
に設けられ、前記各保護部材の各支持部は前記本体枠の
各開口部の上縁を覆う部分より上方に設けられているこ
とを特徴としている。
【0019】載置部材は、例えば、板状のものであり、
その左右幅は、本体枠の内側の左右幅とほぼ等しく設定
されている。支持部は、例えば、その上面により、載置
部材の左右の縁部を下側から支持するものである。保護
部材は、例えば、支持部も含めて金属板等を折り曲げ形
成したものである。
【0020】また、載置部材には、可変表示装置の後部
に係合する係合部が形成されており、この係合部を可変
表示装置の後部に係合させることで、可変表示装置の後
部が載置部材に対し位置決めされる構成としてもよい。
具体的には、例えば、係合部は、載置部材の奥側の上面
から前方やや上側に突出して設けられ、載置部材上に載
置された可変表示装置を、奥側に押し込むことで、係合
部が可変表示装置の後部に係合するようになっている構
成が挙げられる。この場合、載置部材の係合部を可変表
示装置の後部に係合させた状態で、該可変表示装置の手
前側部分を、ビス止めなどにより載置部材に固定すれ
ば、可変表示装置の後部(奥側部分)及び手前側が、と
もに位置決め固定される。この場合、従来のように、可
変表示装置の後部を、本体枠にビス止めしたりする必要
がないので、可変表示装置の位置決め固定が容易にな
る。
【0021】この請求項6記載の発明によれば、可変表
示装置を載置させる載置部材を支持する支持部が、保護
部材と一体的に設けられているので、部品点数が少なく
て済む。しかも、保護部材を本体枠に取り付けること
で、支持部の取り付けも同時に成し得るので、遊技機の
製造工程を短縮でき、人件費などのコストダウンが可能
となる。さらに、保護部材の支持部は、貫通穴よりも上
方に位置するので、不正行為を行う目的で、貫通穴を介
して貫通穴より上側部分に何らかのものを差し込もうと
する際に、この侵入を載置部材又は支持部が阻止できる
ので、不正行為が行われる可能性をさらに低減できる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の遊
技機において、前記保護部材の支持部は、前後に長尺な
上面部と、前記上面部の後端側から、前方やや上側に突
出して設けられ、該上面部との協働で前記載置部材の後
部を挟み込む挟み部と、を備え、前記載置部材を、前記
本体枠の前方から前記支持部の上面部上をスライドさせ
て、該載置部材の後部の左右縁部がそれぞれ前記挟み部
と前記上面部とにより挟み込まれ、かつ、該載置部材の
後端の左右部分がそれぞれ前記挟み部の基端部に当接す
るまで押し込むことで、該載置部材が位置決めされてい
ることを特徴としている。
【0023】挟み部は、例えば、上面部の後部を、前方
やや上側に折り曲げて形成されたものである。
【0024】この請求項7記載の発明によれば、載置部
材を取り付ける際には、該載置部材を、本体枠の前方か
ら支持部の上面部上をスライドさせて、該載置部材の後
部の左右縁部がそれぞれ挟み部と上面部との間隔に挟み
込まれ、かつ、該載置部材の後端の左右部分がそれぞれ
挟み部の基端部に当接するまで押し込むことで、該載置
部材が位置決めされるので、従来に比べて、取り付け作
業の際の位置決めが容易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明
に係る遊技機の適例としてのスロットマシン、中でも特
にパチスロ遊技機について説明を行うものである。
【0026】[第1の実施の形態]先ず、図2に示すよ
うに、パチスロ遊技機100の本体部1の機枠(本体
枠)1aの片側には前扉2が開閉可能に軸止されてお
り、図1に示すように、前扉2を閉じた状態では本体部
1の前面に前扉2が設けられた状態となるようにされて
いる。
【0027】図1に示すように、前扉2の前面には、音
声による遊技の演出を行うスピーカ部3,3、表示によ
り遊技の演出を行う演出表示装置4aを透視可能な演出
表示窓4、内部に設けられたリール20a,20b,2
0cを透視可能なリール表示窓5、コインの投入を行う
ためのコイン投入口6、コインのクレジット枚数を表示
するクレジット枚数表示部7、コインの払い出し枚数を
表示する払出枚数表示部8、限度枚数(例えば、3枚)
のコインのベットを行うためのマックスベットボタン
9、コインのベットを1枚ずつ行うための1ベットボタ
ン10、遊技の進行に関する表示を行う遊技進行表示部
11、クレジットされたコインの払い出しを行うための
コイン返却スイッチ12、リール20a〜20cの回転
を開始させることで可変表示遊技を開始するためのスタ
ートレバー13、リール20a,20b,20cの回転
をそれぞれ停止させるためのストップボタン14a,1
4b,14c、前扉2を開くための鍵が差し込まれる鍵
穴15、前扉2の前面の下部領域を構成する飾り板部1
6等が設けられ、さらに、前扉2の前面の最下部には灰
皿17及び払い出されたコインを貯留する下皿18が配
設されている。
【0028】図2に示すように、本体部1の機枠1aの
内部には、複数の図柄を可変表示可能なリール装置(可
変表示装置)200、コインの貯留及び下皿18へのコ
インの払い出しを行うホッパー80、このホッパー80
からオーバーフローしたコインを貯留する貯留箱90、
電源基板(図示略)を収容する基板ボックス75、遊技
に関する制御を行う制御装置70等が設けられている。
【0029】このうち、制御装置70は、ホッパー80
によるコインの払い出し動作、リール装置200による
リール20a〜20cを回転動作の他、演出表示装置4
aやその他の表示部による表示動作の制御を行うように
なっている。
【0030】また、リール装置200は、各々複数の図
柄が付されたリール20a〜20c、該リール20a〜
20cを回転駆動させるためのステッピングモータ(図
示略)、リール20a〜20c同士を仕切る仕切り部材
21,21,21、及び、前面開口した箱形形状に構成
されてリール20a〜20cを収容したリール収容部材
22等を備えている。このリール装置200は、機枠1
aの内側に略水平状態に固定された載置部材60(詳細
は後述)の上面に載置されている。
【0031】パチスロ遊技機100は、以上のように概
略構成されていて、以下に説明するようにして遊技が行
われるようになっている。
【0032】先ず、コイン投入口6よりコインを投入し
た状態で、或いは、マックスベットボタン9又は1ベッ
トボタン10の操作によりベットを行った状態で、スタ
ートレバー13を操作する。すると、リール装置200
のステッピングモータにより、リール20a〜20cが
回転駆動され、これによりリール20a〜20cに付さ
れた複数の図柄がリール表示窓5にて移動する可変表示
遊技が行われる。その後、ストップボタン14a〜14
cを操作することでリール20a〜20cの回転駆動が
それぞれ停止され、リール表示部5において、各リール
20a〜20c毎に3つずつの図柄が停止表示される。
このように、コイン投入口6にコインが投入されたこと
などに基づき所定の遊技が行われた結果、リール表示部
5にて予め設定された有効な表示ライン上において停止
表示された図柄の組合せに応じて、コインの払い出しの
有無などが決定される。また、特に、可変表示遊技の結
果、リール表示部5にて停止表示された図柄が、表示ラ
イン上において特定表示結果(例えば、7,7,7のぞ
ろ目など)となると特別遊技状態を発生して所定の遊技
価値(例えば、コインの大量獲得が可能な状態など)を
付与可能となる。通常の遊技中、又は特別遊技状態にお
いて、コインの払い出しがある場合には、所定数のコイ
ンがクレジットされるか、又は、ホッパー80から下皿
18に払い出される。
【0033】次に、本発明に係る要部の構成について説
明する。
【0034】先ず、図3に示すように、本体部1の機枠
(本体枠)1aは、例えば、各々合板などからなる上下
の面板と左右の側壁101,102とを矩形枠状に組み
立てる一方で、該矩形枠の裏側に、同じく合板などから
なる奥側の面板を設けることで、前面が開口した箱形形
状に構成されている。なお、機枠1aは、樹脂などを、
前面が開口した箱形形状に成型したものであってもよ
い。
【0035】そして、本発明に係るパチスロ遊技機10
0は、機枠1aの内面の、例えば、全域に、導電性材
(例えばアルミ箔シール)の貼付が施されている。
【0036】このような機枠1aの左右の両側壁10
1,102には、図3に示すように、当該パチスロ遊技
機100を持ち運ぶ際に手を差し入れて両側壁101,
102を把持するための貫通穴111,112が、それ
ぞれ形成されている。この貫通穴111,112は、そ
の長手方向が、例えば、当該パチスロ遊技機100のほ
ぼ前後方向となっている。なお、この開口部111,1
12は、手前側(前側)が低くなるように、その長手方
向が傾斜していてもよいし、該長手方向が略水平であっ
てもよい。また、両側壁101,102には、本発明に
係る保護部材40,40及びカバー部材120を取り付
けるための止着穴116,117,118(図5)等が
設けられている。
【0037】このような貫通穴111,112には、図
4及び図6に示すように、カバー部材120と保護部材
40,40が配設されている。すなわち、先ず、保護部
材40,40が貫通穴111,112の上縁部の外側か
ら内側にかけての部分を覆った状態で機枠1aの内側か
ら取り付けられ、次に、カバー部材120が、機枠1a
の内側から貫通穴111,112と該凹室が連通するよ
うにして取り付けられている。さらに、保護部材40,
40の支持部50,50(後述)には、リール装置20
0が搭載される載置部材60が固定されている。
【0038】このうち、保護部材40,40は、図3に
示すように、例えば、金属板を折り曲げ形成したもので
あり、貫通穴111,112の上縁部に手が直接触れる
のを防止するための本体部41,41と、リール装置2
00が載置された載置部材60を支持するための支持部
50とを備えて概略構成されている。
【0039】保護部材40,40の本体部41,41
は、図3及び図6(貫通穴111側の図示を省略)に示
すように、例えば、金属板等を断面略U字状に折り曲げ
形成したものであり、その前後幅が、貫通穴111,1
12の前後幅と略等しく設定されている。
【0040】他方、保護部材40,40の支持部50,
50は、載置部材60の左右の縁部の一方ずつを支持し
て該載置部材60を略水平状態に保つためものであり、
当該保護部材40,40の本体部41,41と一体形成
されている。この支持部50,50は、例えば、前後に
長尺な平面に形成された上面部51,51と、この上面
部51,51の後端側(具体的には、例えば、後端部)
から、前方やや上側に突出して設けられ、該上面部5
1,51との協働で載置部材60の後部を挟み込む挟み
部52,52とを備えている。保護部材40,40は、
例えば、この支持部50,50と本体部41,41とを
含めて、金属板等を折り曲げ形成したものであり、本体
部41,41の一方の側を含んで、該一方の側から略垂
直上方に延びる垂直面44,44の上部を、該垂直面4
4,44と略直交するように折り曲げ形成することで、
支持部50,50の上面部51,51が設けられてい
る。また、保護部材40,40の垂直面44,44に
は、該保護部材40,40を機枠1aの側壁101,1
02に取り付けるための止着穴43,…が形成されてい
る。
【0041】加えて、保護部材40,40の支持部5
0,50には、載置部材60の手前側面62(後述)を
固定するための固定部55,55が形成されている。こ
の固定部55,55は、例えば、上面部51,51の手
前側部分を、略垂直下方に折り曲げ形成したものであ
り、該固定部55,55には、ビスなどの止着部材が螺
入される止着穴56,56が形成されている。
【0042】このような保護部材40,40の機枠1a
の側壁101,102への取り付けは、以下のようにし
て行う。すなわち、保護部材40,40は、該保護部材
40,40の本体部41,41を略コ字形状の開口側を
貫通穴111,112の上縁部に外挿させることで、機
枠1aの側壁101,102のうち、貫通穴111,1
12の上縁部の外側から内側にかけての部分を覆った状
態で配設され、機枠1aの内側から止着穴43,…を介
して側壁101,102の止着穴116,117(図
5)に対してビスなどの止着部材を螺入することで、保
護部材40,40が側壁101,102に固定される。
また、この際、支持部50が、貫通穴111,112の
外側から内側にかけての部分を覆う本体部41,41及
び垂直面44,44よりも上側となるようにされる。な
お、保護部材40,40が取り付けられる貫通穴11
1,112の上縁部、例えば、特に、該上縁部のうち機
枠1aよりも外側部分は、保護部材40,40の厚さ分
だけ座繰られていて、該上縁部に保護部材40,40が
取り付けた状態では、保護部材40,40の外側面と側
壁101,102の外側面とが略面一となるようにされ
る。
【0043】このように貫通穴111,112の上縁部
に保護部材40,40の本体部41,41が配設される
ことで、貫通穴111,112に手を差し入れてパチス
ロ遊技機100を持ち運ぶ際に該上縁部に手が直接触れ
てしまうことが防止されている。
【0044】なお、貫通穴111,112の上縁部にそ
れぞれ取り付けた保護部材40,40は同じ符号を用い
たが、保護部材40,40は貫通穴111,112の上
縁部にそれぞれ取り付けた状態で互いに左右面対称にな
っている。
【0045】また、カバー部材120は、図7に示すよ
うに、例えば、樹脂などを凹室形状に成形することで概
略構成されている。すなわち、このカバー部材120
は、その本体部である凹室部(凹室)120aと、該凹
室部120aの開口側の下半部から延出するように形成
された延出部121と、凹室部120aの開口側の端部
に沿って、該端部と直交するように形成された外縁部1
29と、この外縁部129に設けられ、当該カバー部材
120を両側壁101,102に固定するための止着穴
131,132とを備えている。このうち、凹室部12
0aは、平板状に形成され、機枠1aへの取付状態で
は、略水平となる底面部122と、この底面部122に
対し略垂直に立設され、機枠1aへの取付状態では、該
底面部122よりも機枠1aの内側に位置する奥側壁面
部123と、奥側壁面部123の上側に連接され、該凹
室部120aの内側領域を上方に向けて狭めるように傾
斜した傾斜壁面部124と、この傾斜壁面部124と連
接され、機枠1aへの取付状態では、略水平に設けられ
る上面部125と、前記底面部122に対し略垂直に立
設され、奥側壁面部123と傾斜壁面部124と上面部
125と連接している前側及び後側の壁面部126,1
27を備えている。ここで、奥側壁面部123の上下幅
は、貫通穴111,112の上下幅とほぼ等しいか、又
は貫通穴111,112の上下幅よりも若干大きく設定
されている。さらに、凹室部120aは、その開口の前
後幅が貫通穴111,112の前後幅と略等しく設定さ
れている一方、開口の上下幅が貫通穴111,112の
上下幅よりも大きく設定されている。また、延出部12
1は、断面略コ字状をなし、その内面が凹室部120a
の内面と面一とされている。この延出部121は、貫通
穴111,112の底面及び側面を覆うためのものであ
り、貫通穴111,112の底面及び側面をちょうど覆
う寸法に設定されている。なお、上記止着穴131,1
32は、上記外縁部129に形成された突出片133,
134に設けられている。
【0046】このようなカバー部材120の凹室部12
0aの外側に導電性材(例えばアルミ箔シール)の貼付
が施されている。
【0047】このようなカバー部材120の側壁10
1,102への取り付けは、以下のようにして行う。先
ず、貫通穴111,112に保護部材40,40を取り
付けた後に、カバー部材120の上記延出部121を機
枠1aの内側から貫通穴111,112に差し込んで、
外縁部129を貫通穴111,112の周囲の縁部に突
き当てる。これにより、延出部121が貫通穴111,
112の底面を覆った状態となる一方、凹室部120a
の内側領域が貫通穴111,112よりも機枠1aの内
側に拡がるとともに、凹室部120aを形成したカバー
部材120を、機枠1aの内側から貫通穴111,11
2と該凹室が連通した状態となる。次に、この状態で、
機枠1aの内側から止着穴131,132を介して側壁
101,102の止着穴117,118に対してビスな
どの止着部材を螺入する。なお、このうち止着穴117
には、カバー部材120の上側の止着穴131だけでな
く、保護部材40の一方の止着穴43も一括して固定さ
れている。これにより、図3及び図6(貫通穴111側
の図示を省略)に示すように、カバー部材120が側壁
101,102に固定された状態となる。すなわち、凹
室部120aを形成したカバー部材120を、機枠1a
の内側から貫通穴111,112と該凹室が連通するよ
うに取り付けられる。しかも、凹室部120aの内側領
域が、貫通穴111,112よりも上側の領域に亘る状
態となる。また、傾斜壁面部124は凹室部120aの
内側領域を上方に向けて狭めるように傾斜しているの
で、カバー部材120を側壁101,102へ取り付け
た際に、機枠1a内部のスペースを有効活用でき、ま
た、貫通穴111,112から挿入して折り曲げた指2
50の先を貫通穴111,112よりも上側の領域に確
実に誘導でき、加えて、凹室部120aの内面の隅部1
35がR形状(曲面形状)となっているので、例えば凹
室部120aを清掃する場合に、該凹室部120aが拭
きやすい。さらに、凹室部120aは、貫通穴111,
112から指250を挿入して、第2関節で指を折り曲
げる際に奥側壁面部123に指250が当らない程度の
奥行きを有する。なお、カバー部材120は、その外縁
部129のうち、機枠1aの内面との間に保護部材40
の垂直面44が介在する部分が、該垂直面44の厚みの
分だけ、他の部分よりも機枠1aの内側方向にずれた状
態に形成されている。従って、保護部材40を取り付け
た後にカバー部材120を取り付けた状態では、外縁部
129と機枠1aの内面との間に隙間が生じない。
【0048】なお、側壁101,102にそれぞれ取り
付けたカバー部材120,120は同じ符号を用いた
が、カバー部材120,120は側壁101,102に
それぞれ取り付けた状態で互いに左右面対称になってい
る。
【0049】このように、機枠1aの左右の両側壁10
1,102には、凹室部120aを形成したカバー部材
120が、機枠1aの内側から貫通穴111,112と
該凹室が連通するように取り付けられているので、貫通
穴111,112を介して凹室部120aの内側領域ま
で指250を挿入してパチスロ遊技機100を持ち運ぶ
ことができる。
【0050】また、カバー部材120が、機枠1aの内
側から貫通穴111,112と凹室部120aが連通す
るように取り付けられているので、該凹室部120aに
よって、該凹室部120aよりも機枠1aの内側に不正
物が侵入することを防止することができ、例えば、不正
にメダルを払い出されたり不正に遊技内容を変更された
りすることを防止することができる。
【0051】また、カバー部材120が機枠1aの左右
の両側壁101,102に貫通穴111,112よりも
上側の領域に亘って取り付けられているので、貫通穴1
11,112から挿入した指250を、貫通穴111,
112よりも上側の領域に差し入れるようにして、機枠
1aの内側で折り曲げることが可能になる。従って、パ
チスロ遊技機100の本体部1を持ち運ぶ際に貫通穴1
11,112の上縁部を掴みやすくなる。
【0052】また、カバー部材120の凹室部120a
の外側と、機枠1aの内面と、に導電性材(例えばアル
ミ箔シール)の貼付が施されているので、これら機枠1
aの内面及びカバー部材120の凹室部120aの外側
に施された導電性材により、電磁波を遮蔽することが可
能となる。従って、機枠1aの内側から、隣り合って設
けられたパチスロ遊技機へのノイズの影響を軽減するこ
とができる。さらに、隣り合って設けられたパチスロ遊
技機或いは島設備からのノイズの影響を確実に軽減する
ことができる。
【0053】また、載置部材60は、図3に示すよう
に、例えば、奥行きが保護部材40,40の支持部5
0,50の上面部51,51と略同一に設定され、か
つ、左右幅が機枠1aの内側の左右幅と略同一に設定さ
れた金属製の板状のものである。この載置部材60は、
リール装置200を載置するための載置面61と、この
載置面61の手前側が略垂直下方に短く折り曲げられた
手前側面62とを備えて概略構成されている。
【0054】このうち、載置面61のやや後部よりの位
置には、リール装置200の後部に係合して、該リール
装置200の後部を位置決めするための係合部63が設
けられている。この係合部63は、例えば、載置面61
を切り欠くことで形成された切り欠き片を、前方やや上
側に突出するように折り曲げ形成することにより構成さ
れたものである。さらに、載置面61のうち、リール装
置200が載置される部分を避けた位置、具体的には、
例えば、載置面61のうち、左右何れか一方よりの位置
には、配線類を挿通するための配線用挿通孔67が形成
されている。この配線用挿通孔67に挿通される配線類
には、例えば、載置面61よりも上方に位置するリール
装置200や制御装置70と、該載置面61よりも下方
に位置する基板ボックス75やホッパー80とを電気的
に接続する電気配線などが含まれる。また、載置部材6
0のうち、載置面61から手前側面62にかけての部分
には、リール装置200の仕切り部材21,…(図2参
照)の下端部の左右方向及び奥側への移動を規制して、
リール装置200を位置決めするための位置決め用切り
欠き部66,66,66が形成されている。加えて、載
置部材60の手前側面62の左右の縁部には、ビスなど
の止着部材を挿通して、載置部材60を保護部材40,
40の固定部55,55に固定するための止着穴64,
64が形成されている。さらに、手前側面62の中央部
の左右には、ビスなどの止着部材が螺入されて、該載置
部材60にリール装置200の下部(リール収容部材2
2の下部)が固定される止着穴65,65が形成されて
いる。
【0055】次に、載置部材60及びリール装置200
の取り付け作業について説明する。
【0056】載置部材60を支持部50,50に取り付
けるには、先ず、図4に示す状態となるように、載置部
材60を所定位置に位置決めする。この位置決めを行う
ためには、先ず、図8の(a)に示すように、載置部材
60を、機枠1aの前方から支持部50,50の上面部
51,51上をスライドさせて、後方(矢印C方向)に
押し込む。これにより、図8の(b)に示すように、該
載置部材60の後部の左右縁部がそれぞれ挟み部52,
52と上面部51,51とにより挟み込まれ、かつ、該
載置部材60の後端の左右部分がそれぞれ挟み部52,
52の基端部に当接した状態となり、図4に示すように
該載置部材60の後部が位置決めされる。なお、この段
階で、載置部材60の手前側面62も、支持部50,5
0の固定部55,55に当接することで後方への移動が
規制され、位置決めされた状態となる。このように位置
決めされた載置部材60は、手前側面62の止着穴6
4,64を介して固定部55,55の止着穴56,56
にビス30,30を螺入することで、支持部50,50
に対し固定される。この状態では、載置部材60の後部
の左右の縁部は、支持部50,50の挟み部52,52
及び上面部51,51によって、後方ならびに上下方向
への移動が規制されている一方で、載置部材60の手前
側面62も支持部50,50の固定部55,55に固定
されている。つまり、載置部材60は、後部(奥側部
分)と前部(手前側部分)がともに支持部50,50に
対し固定された状態となる。
【0057】次に、このように所定位置に固定された載
置部材60上にリール装置200を取り付けるには、先
ず、リール装置200を所定位置に位置決めする。この
位置決めを行うためには、先ず、図9の(a)に示すよ
うに、リール装置200の後部を載置部材60の載置面
61上に載置し、次いで、リール装置200の後部に載
置部材60の係合部63が係合するまで該リール装置2
00を後方(矢印D方向)に押し込むことにより、図9
の(b)に示す状態となる。なお、ここで、リール装置
200のリール収容部材22の後部には、係合部63が
係合される被係合部(例えば、被係合孔など)が設けら
れていることとする。従って、リール装置200が後方
に押し込まれることで、リール装置200の後部は、載
置面61により下方向への移動が規制されるのは無論の
こと、係合部63により上方向及び後方への移動が規制
された状態となる。また、この状態では、リール装置2
00の各仕切り部材21,…の下部が、載置部材60の
位置決め用切り欠き部66,…に入り込み、該位置決め
用切り欠き部66,…によって、左右及び後方への移動
が規制されて位置決めされた状態となる。このように位
置決めされたリール装置200は、該リール装置200
のリール収容部材22の下部に形成された止着穴22
a,22aを介して、載置部材60の手前側面62の止
着穴65,65に対しビスなどの止着部材を螺入するこ
とで、載置部材60に固定される。すなわち、リール装
置200の後部は、係合部63により載置部材60に固
定され、リール装置200の手前側は、止着部材により
載置部材60に固定された状態となる。従って、例え
ば、リール装置200を、手前側部分に加えて、奥側部
分までもビス止めしたりする必要がないため、リール装
置200の位置決め固定が容易である。
【0058】以上のように、この第1の形態のパチスロ
遊技機100によれば、機枠1aの左右の両側壁10
1,102には、凹室部120aを形成したカバー部材
120が、機枠1aの内側から貫通穴111,112と
該凹室が連通するように取り付けられているので、貫通
穴111,112を介して凹室部120aの内側領域ま
で指250を挿入してパチスロ遊技機100を持ち運ぶ
ことができる。
【0059】また、カバー部材120が、機枠1aの内
側から貫通穴111,112と凹室部120aが連通す
るように取り付けられているので、該凹室部120aに
より不正物が侵入することを防止することができ、例え
ば、不正にメダルを払い出されたり不正に遊技内容を変
更されることを防止することができる。
【0060】また、カバー部材120が機枠1aの左右
の両側壁101,102に貫通穴111,112よりも
上側の領域に亘って取り付けられているので、貫通穴1
11,112から挿入した指250を、貫通穴111,
112よりも上側の領域に差し入れるようにして、機枠
1aの内側で折り曲げることが可能になる。従って、パ
チスロ遊技機100の本体部1を持ち運ぶ際に貫通穴1
11,112の上縁部を掴みやすくなる。
【0061】また、カバー部材120の凹室部120a
の外側と、機枠1aの内面と、に導電性材(例えばアル
ミ箔シール)の貼付が施されているので、これら機枠1
aの内面及びカバー部材120の凹室部120aの外側
に施された導電性材により、電磁波を遮蔽することが可
能となる。従って、機枠1aの内側から、隣り合って設
けられたパチスロ遊技機へのノイズの影響を軽減するこ
とができる。さらに、隣り合って設けられたパチスロ遊
技機或いは島設備からのノイズの影響を確実に軽減する
ことができる。
【0062】なお、望ましくは、カバー部材120と機
枠1aの内面とを電気的に接続するとよく、このように
することで、電磁波の遮蔽効果がより高まる。具体的に
は、例えば、導電性を有するビスなどの止着部材により
カバー部材120を機枠1aの左右の両側壁101,1
02に取り付けて、カバー部材120の外周側と機枠1
aの内面とを電気的に接続させてもよく、或いは、カバ
ー部材120の外周側と機枠1aの内面のうち少なくと
も一方を、パチスロ遊技機内もしくはパチスロ遊技機外
にグランド接続させてもよい。また、カバー部材120
の凹室部120aの外側と、機枠1aの内面と、に導電
性材(例えばアルミ箔シール)の貼付が施されているこ
ととしたが、これに代えて、例えば他の金属等のメッキ
が施されていることとしてもよい。
【0063】[第2の実施の形態]第2の実施の形態の
パチスロ遊技機は、以下に説明する点の他は第1の実施
の形態と同様であるので、同様の構成要素については、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0064】この第2の実施の形態では、カバー部材1
20の凹室部120aの外側に沿って、本発明に係る金
属カバー部材140が備えられている。
【0065】この金属カバー部材140は、図10に示
すように、カバー部材120の凹室部120aと外縁部
129の外周に沿って、金属カバー部材140を覆う形
状に構成されている。すなわち、金属カバー部材140
は、その本体部である凹室部と、該凹室部の開口側の端
部に沿って、該端部と直交するように形成された外縁部
と、この外縁部に設けられ、当該金属カバー部材140
を両側壁101,102に固定するための止着穴とを備
えている。また、金属カバー部材140をカバー部材1
20の外側に被せた状態で、金属カバー部材140の止
着穴の位置が、カバー部材120の止着穴131,13
2に重なるように設定されている。
【0066】このような金属カバー部材140は、例え
ば、カバー部材120とともに、一括して機枠1aに取
り付けられている。すなわち、金属カバー部材140を
カバー部材120の凹室部120aと、外縁部129と
を外周側から覆うように、カバー部材120に重ね、こ
の状態で、金属カバー部材140の止着穴及びカバー部
材120の止着穴131,132を介して、側壁10
1,102に対してビスなどの止着部材を螺入すること
で、金属カバー部材140とカバー部材120とが一括
して機枠1aに取り付けられている。
【0067】以上のように、この第2の実施の形態のパ
チスロ遊技機によれば、カバー部材120の凹室部12
0aの外側に沿って金属カバー部材140を備えるの
で、機枠1aの内面に貼付が施されている導電性材(例
えばアルミ箔シール)及び金属カバー部材140によ
り、電磁波を遮蔽することが可能となる。従って、機枠
1aの内側から、隣り合って設けられたパチスロ遊技機
へのノイズの影響を軽減することができる。さらに、隣
り合って設けられたパチスロ遊技機或いは島設備からの
ノイズの影響を確実に軽減することができる。なお、望
ましくは、金属カバー部材140と機枠1aの内面とを
電気的に接続させてもよく、こうすることで、電磁波の
遮蔽効果がより高まる。具体的には、例えば、導電性を
有するビスなどの止着部材により金属カバー部材140
を機枠1aの左右の両側壁101,102に取り付け
て、金属カバー部材140と機枠1aの内面とを電気的
に接続させてもよく、或いは、金属カバー部材140と
機枠1aの内面のうち少なくとも一方を、パチスロ遊技
機内もしくはパチスロ遊技機外にグランド接続させても
よい。
【0068】なお、本発明はこの実施の形態のパチスロ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
スロ遊技機、コインではなく遊技球を用いて遊技を行う
パチスロ遊技機、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技
機、雀球遊技機などの弾球遊技機等にも適用可能であ
る。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例
示であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る遊技機によれ
ば、凹室を形成したカバー部材を、本体枠内側から貫通
穴と該凹室が連通するように取り付けられているので、
貫通穴を介して凹室の内側領域まで指を挿入して遊技機
を持ち運ぶことができる。また、カバー部材が、本体枠
内側から貫通穴と該凹室が連通するように取り付けられ
ているので、該凹室により不正物が侵入することを防止
することができるので、例えば、不正に遊技媒体を払い
出されたり不正に遊技内容を変更されることを防止する
ことができる。
【0070】請求項2記載の発明に係る遊技機によれ
ば、カバー部材が本体枠の左右の両側壁に貫通穴よりも
上側の領域に亘って取り付けられているので、貫通穴か
ら挿入した指を、貫通穴よりも上側の領域に差し入れる
ようにして、本体枠内側で折り曲げることが可能にな
る。従って、遊技機を持ち運ぶ際に貫通穴の上縁部を掴
みやすくなる。
【0071】請求項3記載の発明に係る遊技機によれ
ば、カバー部材の凹室の外側と、本体枠の内面と、に導
電性材の貼付が施されているので、これら本体枠の内面
及びカバー部材の凹室の外側により、電磁波を遮蔽する
ことが可能となる。従って、本体枠の内側から、隣り合
って設けられた遊技機へのノイズの影響を軽減すること
ができる。さらに、隣り合って設けられた遊技機或いは
島設備からのノイズの影響を確実に軽減することができ
る。
【0072】請求項4記載の発明に係る遊技機によれ
ば、本体枠の内面に導電性材の貼付が施され、カバー部
材の凹室の外側に沿って金属カバー部材を備えるので、
本体枠の内面及び金属カバー部材により、電磁波を遮蔽
することが可能となる。従って、本体枠の内側から、隣
り合って設けられた遊技機へのノイズの影響を軽減する
ことができる。さらに、隣り合って設けられた遊技機或
いは島設備からのノイズの影響を確実に軽減することが
できる。また、耐熱性に優れた金属カバー部材が、カバ
ー部材の凹室の外側に沿って備えられているので、例え
ば、熱した針金等の不正物が貫通穴から差し込まれるこ
とによりカバー部材に穴を開けられたとしても、貫通穴
を介して不正物が差し込まれてしまうことを、金属カバ
ー部材により阻止することができる。
【0073】請求項5記載の発明に係る遊技機によれ
ば、各貫通穴の上縁部に配設され、断面略U字状に形成
された保護部材により、該上縁部に手が直接触れるのを
防止できるので、貫通穴に手を差し入れて遊技機を持ち
運ぶ際に、手が貫通穴の角や断面部分などに触れること
がなくなって手触りがよくなる。
【0074】請求項6記載の発明に係る遊技機によれ
ば、可変表示装置を載置させる載置部材を支持する支持
部が、保護部材と一体的に設けられているので、部品点
数が少なくて済む。しかも、保護部材を本体枠に取り付
けることで、支持部の取り付けも同時に成し得るので、
遊技機の製造工程を短縮でき、人件費などのコストダウ
ンが可能となる。さらに、保護部材の支持部は、貫通穴
よりも上方に位置するので、不正行為を行う目的で、貫
通穴を介して貫通穴より上側部分に何らかのものを差し
込もうとする際に、この侵入を載置部材又は支持部が阻
止できるので、不正行為が行われる可能性をさらに低減
できる。
【0075】請求項7記載の発明に係る遊技機によれ
ば、載置部材を取り付ける際には、該載置部材を、本体
枠の前方から支持部の上面部上をスライドさせて、該載
置部材の後部の左右縁部がそれぞれ挟み部と上面部との
間隔に挟み込まれ、かつ、該載置部材の後端の左右部分
がそれぞれ挟み部の基端部に当接するまで押し込むこと
で、該載置部材が位置決めされるので、従来に比べて、
取り付け作業の際の位置決めが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチスロ遊
技機を示す正面図である。
【図2】前扉を開放した状態のパチスロ遊技機を示す正
面図である。
【図3】本体枠とカバー部材と載置部材と保護部材を示
す分解斜視図である。
【図4】本体枠にカバー部材と保護部材と載置部材を取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図5】本体枠の左右の両側壁を説明するための図であ
る。
【図6】図4のA−A矢視断面図である。
【図7】カバー部材を示す図であり、このうち(a)は
斜視図、(b)は側面図(図6の矢印E方向から見た
図)、(c)は正面図(図2と同じ向き)である。
【図8】載置部材の取り付けを説明するための図であ
る。
【図9】可変表示装置の取り付けを説明するための図で
ある。
【図10】本体枠にカバー部材の外周側を覆う金属カバ
ー部材を取り付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
1a 機枠(本体枠) 2 前扉 40 保護部材 50 支持部(支持部、支持部材) 60 載置部材 100 パチスロ遊技機(遊技機) 101 側壁 102 側壁 111 貫通穴 112 貫通穴 120 カバー部材 120a 凹室部(凹室) 140 金属カバー部材 200 リール装置(可変表示装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開口した箱形形状に構成され、左右
    の両側壁にそれぞれ把持用の貫通穴が形成された本体枠
    と、該本体枠の開口を塞ぐように該本体枠一側方で回動
    可能に軸支された前扉と、を備える遊技機において、 凹室を形成したカバー部材を、前記本体枠内側から前記
    貫通穴と該凹室が連通するように取り付けられているこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記カバー部材は、凹室の内側領域が前記
    貫通穴よりも上側の領域に亘るように前記左右の両側壁
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】前記カバー部材の凹室の外側と、前記本体
    枠の内面と、に導電性材の貼付が施されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記本体枠の内面に導電性材の貼付が施さ
    れ、 前記カバー部材の凹室の外側に沿って金属カバー部材を
    備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】前記貫通穴の上縁部には、該上縁部に手が
    直接触れるのを防止する保護部材が断面略U字状に形成
    され、本体枠の側壁の外側から内側にかけて覆った状態
    に配設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記本体枠内部に、複数の図柄が可変表示
    可能な可変表示装置を載置させる載置部材を備え、 前記各保護部材には、 前記載置部材の左右の縁部を支持して該載置部材を略水
    平状態に保つ支持部がそれぞれ一体に設けられ、 前記各保護部材の各支持部は前記本体枠の各開口部の上
    縁を覆う部分より上方に設けられていることを特徴とす
    る請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記保護部材の支持部は、 前後に長尺な上面部と、 前記上面部の後端側から、前方やや上側に突出して設け
    られ、該上面部との協働で前記載置部材の後部を挟み込
    む挟み部と、を備え、 前記載置部材を、前記本体枠の前方から前記支持部の上
    面部上をスライドさせて、該載置部材の後部の左右縁部
    がそれぞれ前記挟み部と前記上面部とにより挟み込ま
    れ、かつ、該載置部材の後端の左右部分がそれぞれ前記
    挟み部の基端部に当接するまで押し込むことで、該載置
    部材が位置決めされていることを特徴とする請求項6記
    載の遊技機。
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