JP2003135015A - 加熱食品用クリーム類 - Google Patents
加熱食品用クリーム類Info
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- JP2003135015A JP2003135015A JP2001336039A JP2001336039A JP2003135015A JP 2003135015 A JP2003135015 A JP 2003135015A JP 2001336039 A JP2001336039 A JP 2001336039A JP 2001336039 A JP2001336039 A JP 2001336039A JP 2003135015 A JP2003135015 A JP 2003135015A
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- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食感が軽く、口溶けが良好な加熱食品用クリ
ーム類を提供すること。 【解決手段】 粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含
有し、且つゲル化開始温度が37℃以上であり、熱可逆
的にゲル化することを特徴とする加熱食品用クリーム
類。
ーム類を提供すること。 【解決手段】 粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含
有し、且つゲル化開始温度が37℃以上であり、熱可逆
的にゲル化することを特徴とする加熱食品用クリーム
類。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱食品用クリー
ム類及びこれを含有する食品に関する。
ム類及びこれを含有する食品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】澱粉を
含有する加熱食品用クリーム類としては、ホワイトソー
スやカスタードクリームが代表的である。従来の加熱食
品用クリーム類を加熱して食した場合、食感が重く、口
溶けが悪いという欠点があった。また、従来の加熱食品
用クリーム類をグラタンやシチュー、コロッケ等の食品
に用いた場合においても、加熱して食した場合、食感が
重く、口溶けが悪いという欠点があった。
含有する加熱食品用クリーム類としては、ホワイトソー
スやカスタードクリームが代表的である。従来の加熱食
品用クリーム類を加熱して食した場合、食感が重く、口
溶けが悪いという欠点があった。また、従来の加熱食品
用クリーム類をグラタンやシチュー、コロッケ等の食品
に用いた場合においても、加熱して食した場合、食感が
重く、口溶けが悪いという欠点があった。
【0003】従って、本発明の目的は、食感が軽く、口
溶けが良い加熱食品用クリーム類及びこれを含有する食
品を提供することにある。
溶けが良い加熱食品用クリーム類及びこれを含有する食
品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、加熱食品
用クリーム類を加熱したものを口にすると、口中内壁に
接する部分が体温によって冷却され、加熱食品用クリー
ム類がゲル化ないし半ゲル化することによって、口内に
まとわりつくことなく、非常に口溶けが良好な加熱食品
用クリーム類を提供できることを知見した。
用クリーム類を加熱したものを口にすると、口中内壁に
接する部分が体温によって冷却され、加熱食品用クリー
ム類がゲル化ないし半ゲル化することによって、口内に
まとわりつくことなく、非常に口溶けが良好な加熱食品
用クリーム類を提供できることを知見した。
【0005】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含有し、且つ
ゲル化開始温度が37℃以上であり、熱可逆的にゲル化
することを特徴とする加熱食品用クリーム類を提供する
ものである。
で、粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含有し、且つ
ゲル化開始温度が37℃以上であり、熱可逆的にゲル化
することを特徴とする加熱食品用クリーム類を提供する
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加熱食品用クリー
ム類について詳述する。本発明の加熱食品用クリーム類
は、粒径が30μmより大きい澱粉粒子、好ましくは粒
径が50μmよりも大きい澱粉粒子を含有するものであ
る。上記の粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含有し
ないと、加熱食品用クリーム類の口溶けが悪く、不自然
な食感を有するので好ましくない。尚、上記澱粉粒子の
粒径の上限は、200μm以下とする。
ム類について詳述する。本発明の加熱食品用クリーム類
は、粒径が30μmより大きい澱粉粒子、好ましくは粒
径が50μmよりも大きい澱粉粒子を含有するものであ
る。上記の粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含有し
ないと、加熱食品用クリーム類の口溶けが悪く、不自然
な食感を有するので好ましくない。尚、上記澱粉粒子の
粒径の上限は、200μm以下とする。
【0007】また、本発明では、上記の粒径が30μm
より大きい澱粉粒子が加熱食品用クリーム類1ml中
に、好ましくは1×105 個以上1×107 個未満、さ
らに好ましくは5×105 個以上5×106 個未満存在
する。さらに、上記の粒径が50μmより大きい澱粉粒
子が、上記の加熱食品用クリーム類1ml中に、好まし
くは7×104 個以上7×106 個未満、さらに好まし
くは3×105 個以上4×106 個未満存在する。
より大きい澱粉粒子が加熱食品用クリーム類1ml中
に、好ましくは1×105 個以上1×107 個未満、さ
らに好ましくは5×105 個以上5×106 個未満存在
する。さらに、上記の粒径が50μmより大きい澱粉粒
子が、上記の加熱食品用クリーム類1ml中に、好まし
くは7×104 個以上7×106 個未満、さらに好まし
くは3×105 個以上4×106 個未満存在する。
【0008】上記澱粉粒子の粒径と数の測定は、例えば
以下のような方法により測定する。まず、血球計測器で
あるJIS規格品の中央に多数の0.0025mm2 の
区画があるスライドグラスとカバーグラスを用意する。
上記スライドグラスにヨウ素水溶液にて澱粉粒子を着色
した加熱食品用クリーム類又は加熱食品用クリーム類の
希釈液(試料)を縦15区画×横15区画=225区画
中に1〜3個程度の澱粉粒子が顕微鏡下で認められる程
度になるように入れ、その225区画内にある澱粉粒子
の粒径と粒径が30μmより大きい澱粉粒子数を測定す
る。ちなみにスライドグラスの1区画あたりの容積はス
ライドグラスとカバーグラスとの間に0.1mm厚の空
間ができるので、0.00025mm3 である。このよ
うな一連の測定を同一試料について50回行い、平均を
とることにより、得られた値を澱粉粒子の粒径と数とす
る。同様の手段により50μmより大きい澱粉粒子の粒
径と数を測定する。
以下のような方法により測定する。まず、血球計測器で
あるJIS規格品の中央に多数の0.0025mm2 の
区画があるスライドグラスとカバーグラスを用意する。
上記スライドグラスにヨウ素水溶液にて澱粉粒子を着色
した加熱食品用クリーム類又は加熱食品用クリーム類の
希釈液(試料)を縦15区画×横15区画=225区画
中に1〜3個程度の澱粉粒子が顕微鏡下で認められる程
度になるように入れ、その225区画内にある澱粉粒子
の粒径と粒径が30μmより大きい澱粉粒子数を測定す
る。ちなみにスライドグラスの1区画あたりの容積はス
ライドグラスとカバーグラスとの間に0.1mm厚の空
間ができるので、0.00025mm3 である。このよ
うな一連の測定を同一試料について50回行い、平均を
とることにより、得られた値を澱粉粒子の粒径と数とす
る。同様の手段により50μmより大きい澱粉粒子の粒
径と数を測定する。
【0009】また、上記澱粉粒子の粒径とは、澱粉粒子
の形状が球体であればその直径を指すものであり、楕円
体であればその長径と短径の平均を表すものとする。
の形状が球体であればその直径を指すものであり、楕円
体であればその長径と短径の平均を表すものとする。
【0010】そして、本発明の加熱食品用クリーム類
は、ゲル化開始温度が37℃以上、好ましくは40〜7
0℃、さらに好ましくは45〜65℃、最も好ましくは
50〜60℃である。加熱食品用クリーム類のゲル化開
始温度が37℃未満であると、口溶けが悪くなるので好
ましくない。
は、ゲル化開始温度が37℃以上、好ましくは40〜7
0℃、さらに好ましくは45〜65℃、最も好ましくは
50〜60℃である。加熱食品用クリーム類のゲル化開
始温度が37℃未満であると、口溶けが悪くなるので好
ましくない。
【0011】ここでいうゲル化開始温度は、溶融状態に
ある加熱食品用クリーム類の温度を下げていったとき
に、ゲル化が開始する温度のことを示している。
ある加熱食品用クリーム類の温度を下げていったとき
に、ゲル化が開始する温度のことを示している。
【0012】次に上記の加熱食品用クリーム類で用いる
ことができる配合材料について説明する。澱粉として
は、上記の加熱食品用クリーム類中において粒径が30
μmより大きいものとなる澱粉を用いる。上記の粒径が
30μmより大きいものとなる澱粉としては、上記の加
熱食品用クリーム類中において粒径が30μmより大き
いものとなる澱粉であればどのような澱粉でも構わない
が、例えば馬鈴薯由来の澱粉や、馬鈴薯澱粉の化工澱
粉、各種餡類等が挙げられ、これらの中から選ばれた1
種又は2種以上を用いることができる。
ことができる配合材料について説明する。澱粉として
は、上記の加熱食品用クリーム類中において粒径が30
μmより大きいものとなる澱粉を用いる。上記の粒径が
30μmより大きいものとなる澱粉としては、上記の加
熱食品用クリーム類中において粒径が30μmより大き
いものとなる澱粉であればどのような澱粉でも構わない
が、例えば馬鈴薯由来の澱粉や、馬鈴薯澱粉の化工澱
粉、各種餡類等が挙げられ、これらの中から選ばれた1
種又は2種以上を用いることができる。
【0013】上記の化工澱粉とは、エステル化、エーテ
ル化、リン酸架橋、アセチル化、ヒドロキシプロピル化
等の化学変性処理をした澱粉や、アルファ化処理等の物
理変性処理をした澱粉をいい、これらは単独又は2種以
上組合わせて用いることができる。また、上記処理方法
を2種以上重複して施した化工澱粉を用いても良い。
ル化、リン酸架橋、アセチル化、ヒドロキシプロピル化
等の化学変性処理をした澱粉や、アルファ化処理等の物
理変性処理をした澱粉をいい、これらは単独又は2種以
上組合わせて用いることができる。また、上記処理方法
を2種以上重複して施した化工澱粉を用いても良い。
【0014】上記の各種餡類としては、小豆、大豆、枝
豆、いんげん豆、そら豆等の豆類等から作られたものが
挙げられる。
豆、いんげん豆、そら豆等の豆類等から作られたものが
挙げられる。
【0015】本発明の加熱食品用クリーム類中、上記の
粒径が30μmより大きいものとなる澱粉の含有量は、
好ましくは0.3〜15重量%、さらに好ましくは1〜
10重量%、最も好ましくは3〜8重量%である。
粒径が30μmより大きいものとなる澱粉の含有量は、
好ましくは0.3〜15重量%、さらに好ましくは1〜
10重量%、最も好ましくは3〜8重量%である。
【0016】本発明の加熱食品用クリーム類は、ゲル化
開始温度が37℃以上であり、熱可逆的にゲル化する。
このような性質を付与するためゲル化剤としては、寒
天、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ペクチ
ン、ジェランガム、カラギーナン、グルコマンナン等の
中から選ばれた1種又は2種以上を用いる。
開始温度が37℃以上であり、熱可逆的にゲル化する。
このような性質を付与するためゲル化剤としては、寒
天、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ペクチ
ン、ジェランガム、カラギーナン、グルコマンナン等の
中から選ばれた1種又は2種以上を用いる。
【0017】本発明の加熱食品用クリーム類では、上記
ゲル化剤のうち、特にキサンタンガムとローカストビー
ンガムとを併用するのが好ましい。キサンタンガムとロ
ーカストビーンガムとを併用する場合の両者の配合比率
は、重量比率で、好ましくはキサンタンガム:ローカス
トビーンガム=30:70〜70:30、さらに好まし
くは40:60〜60:40、最も好ましくは45:5
5〜55:45である。
ゲル化剤のうち、特にキサンタンガムとローカストビー
ンガムとを併用するのが好ましい。キサンタンガムとロ
ーカストビーンガムとを併用する場合の両者の配合比率
は、重量比率で、好ましくはキサンタンガム:ローカス
トビーンガム=30:70〜70:30、さらに好まし
くは40:60〜60:40、最も好ましくは45:5
5〜55:45である。
【0018】本発明の加熱食品用クリーム類中の上記ゲ
ル化剤の含有量は、好ましくは0.001〜2重量%、
さらに好ましくは0.001〜1重量%、最も好ましく
は0.001〜0. 7重量%である。
ル化剤の含有量は、好ましくは0.001〜2重量%、
さらに好ましくは0.001〜1重量%、最も好ましく
は0.001〜0. 7重量%である。
【0019】本発明の加熱食品用クリーム類は、油脂を
好ましくは1〜50重量%、さらに好ましくは3〜35
重量%、最も好ましくは5〜20重量%含有する。
好ましくは1〜50重量%、さらに好ましくは3〜35
重量%、最も好ましくは5〜20重量%含有する。
【0020】また、本発明の加熱食品用クリーム類は、
水道水や天然水等を好ましくは30〜80重量%、さら
に好ましくは40〜75重量%、最も好ましくは45〜
70重量%含有する。
水道水や天然水等を好ましくは30〜80重量%、さら
に好ましくは40〜75重量%、最も好ましくは45〜
70重量%含有する。
【0021】本発明の加熱食品用クリーム類で用いられ
る上記油脂としては、例えば、パーム油、パーム核油、
ヤシ油、コーン油、綿実油、大豆油、菜種油、米油、ヒ
マワリ油、サフラワー油、牛脂、乳脂、豚脂、カカオ
脂、魚油、鯨油、乳脂、バターオイル等の各種植物油
脂、動物油脂並びにこれらを水素添加、分別及びエステ
ル交換から選択される一又は二以上の処理を施した加工
油脂、油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似食品
が挙げられる。上記油脂のうち、油脂を含有する乳製品
及び/又は乳製品類似食品を用いるのが好ましく、特に
油脂として油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似
食品のみを用いるのが好ましい。
る上記油脂としては、例えば、パーム油、パーム核油、
ヤシ油、コーン油、綿実油、大豆油、菜種油、米油、ヒ
マワリ油、サフラワー油、牛脂、乳脂、豚脂、カカオ
脂、魚油、鯨油、乳脂、バターオイル等の各種植物油
脂、動物油脂並びにこれらを水素添加、分別及びエステ
ル交換から選択される一又は二以上の処理を施した加工
油脂、油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似食品
が挙げられる。上記油脂のうち、油脂を含有する乳製品
及び/又は乳製品類似食品を用いるのが好ましく、特に
油脂として油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似
食品のみを用いるのが好ましい。
【0022】上記の油脂を含有する乳製品及び/又は乳
製品類似食品としては、生クリーム、ホイップクリー
ム、クリームチーズ、マスカルポーネ、生乳、牛乳、特
別牛乳、生山羊乳、殺菌山羊乳、生めん羊乳、部分脱脂
乳、加工乳、クリーム、チーズ、バター、濃縮ホエイ、
アイスクリーム類、濃縮乳、無糖れん乳、加糖れん乳、
全粉乳、クリームパウダー、加糖粉乳、調製粉乳、はっ
酵乳、乳酸菌飲料、乳飲料、豆乳、豆乳加工品等が挙げ
られ、これらの中から選ばれた1種又は2種以上を用い
ることができる。
製品類似食品としては、生クリーム、ホイップクリー
ム、クリームチーズ、マスカルポーネ、生乳、牛乳、特
別牛乳、生山羊乳、殺菌山羊乳、生めん羊乳、部分脱脂
乳、加工乳、クリーム、チーズ、バター、濃縮ホエイ、
アイスクリーム類、濃縮乳、無糖れん乳、加糖れん乳、
全粉乳、クリームパウダー、加糖粉乳、調製粉乳、はっ
酵乳、乳酸菌飲料、乳飲料、豆乳、豆乳加工品等が挙げ
られ、これらの中から選ばれた1種又は2種以上を用い
ることができる。
【0023】また、上記の油脂を含有する乳製品及び/
又は乳製品類似食品としては、好ましくは油分が3〜8
5重量%、さらに好ましくは油分が3〜70重量%、最
も好ましくは油分が3〜60重量%である乳製品及び/
又は乳製品類似食品を用いる。
又は乳製品類似食品としては、好ましくは油分が3〜8
5重量%、さらに好ましくは油分が3〜70重量%、最
も好ましくは油分が3〜60重量%である乳製品及び/
又は乳製品類似食品を用いる。
【0024】本発明の加熱食品用クリーム類では、上記
の油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似食品とし
て、生クリーム、クリームチーズ及びマスカルポーネの
中から選ばれた1種又は2種以上を用いるのが好まし
い。特に生クリーム、クリームチーズ、マスカルポーネ
を冷凍処理したものを用いるのが好ましい。冷凍処理を
施すことにより上記乳製品中の蛋白質が変性し、ポリペ
プチド鎖の疎水性官能基が分子表面に露出して遊離状態
になるため、解凍後に蛋白質分子間架橋結合が生成し易
い状態になり、これによって豊かな乳風味を有する加熱
食品用クリーム類となると考えられる。冷凍変性をさせ
るために、冷凍期間は7日間〜24ヶ月であることが望
ましい。該冷凍期間が7日間より短いと、冷凍変性が不
十分なため、その含有効果が十分に得られず、また24
ヶ月を越えると、冷凍変性が過度となり溶解、乳化が困
難となる。また、冷凍温度は−10℃以下とするのが望
ましい。
の油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似食品とし
て、生クリーム、クリームチーズ及びマスカルポーネの
中から選ばれた1種又は2種以上を用いるのが好まし
い。特に生クリーム、クリームチーズ、マスカルポーネ
を冷凍処理したものを用いるのが好ましい。冷凍処理を
施すことにより上記乳製品中の蛋白質が変性し、ポリペ
プチド鎖の疎水性官能基が分子表面に露出して遊離状態
になるため、解凍後に蛋白質分子間架橋結合が生成し易
い状態になり、これによって豊かな乳風味を有する加熱
食品用クリーム類となると考えられる。冷凍変性をさせ
るために、冷凍期間は7日間〜24ヶ月であることが望
ましい。該冷凍期間が7日間より短いと、冷凍変性が不
十分なため、その含有効果が十分に得られず、また24
ヶ月を越えると、冷凍変性が過度となり溶解、乳化が困
難となる。また、冷凍温度は−10℃以下とするのが望
ましい。
【0025】上記の油脂を含有する乳製品及び/又は乳
製品類似食品は、本発明の加熱食品用クリーム類中の油
分が好ましくは1〜50重量%、さらに好ましくは3〜
35重量%、最も好ましくは5〜20重量%となるよう
に用いる。
製品類似食品は、本発明の加熱食品用クリーム類中の油
分が好ましくは1〜50重量%、さらに好ましくは3〜
35重量%、最も好ましくは5〜20重量%となるよう
に用いる。
【0026】本発明の加熱食品用クリーム類は、糖類を
含有することができる。かかる糖類としては、例えば、
上白糖、グラニュー糖、粉糖、ブドウ糖、果糖、蔗糖、
麦芽糖、乳糖、酵素糖化水飴、還元澱粉糖化物、異性化
液糖、蔗糖結合水飴、オリゴ糖、還元糖ポリデキストロ
ース、還元乳糖、ソルビトール、トレハロース、キシロ
ース、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、
マンニトール、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラ
クトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース、ラクチュ
ロース、パラチノースオリゴ糖、ステビア、アスパルテ
ーム、はちみつ等が挙げられ、これらの中から選ばれた
1種又は2種以上を用いることができる。本発明の加熱
食品用クリーム類は、上記糖類を好ましくは0〜40重
量%、さらに好ましくは1〜30重量%、最も好ましく
は3〜25重量%含有する。
含有することができる。かかる糖類としては、例えば、
上白糖、グラニュー糖、粉糖、ブドウ糖、果糖、蔗糖、
麦芽糖、乳糖、酵素糖化水飴、還元澱粉糖化物、異性化
液糖、蔗糖結合水飴、オリゴ糖、還元糖ポリデキストロ
ース、還元乳糖、ソルビトール、トレハロース、キシロ
ース、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、
マンニトール、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラ
クトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース、ラクチュ
ロース、パラチノースオリゴ糖、ステビア、アスパルテ
ーム、はちみつ等が挙げられ、これらの中から選ばれた
1種又は2種以上を用いることができる。本発明の加熱
食品用クリーム類は、上記糖類を好ましくは0〜40重
量%、さらに好ましくは1〜30重量%、最も好ましく
は3〜25重量%含有する。
【0027】本発明の加熱食品用クリーム類は、乳化剤
としてはレシチン等の天然の乳化剤や、以下に示した合
成乳化剤を使用することができる。合成乳化剤として
は、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン酢酸脂肪酸
エステル、グリセリン乳酸脂肪酸エステル、グリセリン
コハク酸脂肪酸エステル、グリセリンクエン酸脂肪酸エ
ステル、グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、シ
ョ糖酢酸イソ酪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸
カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノグリセリド等が挙げられる。本発明
の加熱食品用クリーム類は、上記乳化剤を好ましくは0
〜2重量%含有する。しかし、本発明の加熱食品用クリ
ーム類では、風味や、また消費者の間に広まっている天
然志向に応える意味で、上記の合成乳化剤を用いないほ
うがより好ましく、さらに好ましくは乳化剤を用いない
のがよい。
としてはレシチン等の天然の乳化剤や、以下に示した合
成乳化剤を使用することができる。合成乳化剤として
は、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン酢酸脂肪酸
エステル、グリセリン乳酸脂肪酸エステル、グリセリン
コハク酸脂肪酸エステル、グリセリンクエン酸脂肪酸エ
ステル、グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、シ
ョ糖酢酸イソ酪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸
カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノグリセリド等が挙げられる。本発明
の加熱食品用クリーム類は、上記乳化剤を好ましくは0
〜2重量%含有する。しかし、本発明の加熱食品用クリ
ーム類では、風味や、また消費者の間に広まっている天
然志向に応える意味で、上記の合成乳化剤を用いないほ
うがより好ましく、さらに好ましくは乳化剤を用いない
のがよい。
【0028】また、本発明の加熱食品用クリーム類は、
メタリン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩等のリン酸
塩を用いてもよいが、消費者の間に広まっている天然志
向に応える意味で、上記のリン酸塩を用いないのが好ま
しい。
メタリン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩等のリン酸
塩を用いてもよいが、消費者の間に広まっている天然志
向に応える意味で、上記のリン酸塩を用いないのが好ま
しい。
【0029】本発明の加熱食品用クリーム類には、粒径
が30μm以下の澱粉を用いることができる。上記の粒
径が30μm以下の澱粉としては、コーンスターチ、ワ
キシーコーンスターチ、ハイアミロースコーンスター
チ、タピオカ澱粉、米澱粉、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、サ
ゴヤシ澱粉等が挙げられる。本発明の加熱食品用クリー
ム類は、上記の粒径が30μm以下の澱粉を好ましくは
0〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜5重量%、
最も好ましくは1〜3重量%含有する。
が30μm以下の澱粉を用いることができる。上記の粒
径が30μm以下の澱粉としては、コーンスターチ、ワ
キシーコーンスターチ、ハイアミロースコーンスター
チ、タピオカ澱粉、米澱粉、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、サ
ゴヤシ澱粉等が挙げられる。本発明の加熱食品用クリー
ム類は、上記の粒径が30μm以下の澱粉を好ましくは
0〜10重量%、さらに好ましくは0.5〜5重量%、
最も好ましくは1〜3重量%含有する。
【0030】本発明の加熱食品用クリーム類には、油脂
を含有しない乳製品を用いることができる。上記の油脂
を含有しない乳製品としては、脱脂乳、脱脂濃縮乳、糖
脱脂れん乳、加糖脱脂れん乳、脱脂粉乳、ホエイパウダ
ー、蛋白質濃縮ホエイパウダー、バターミルクパウダ
ー、カゼインカルシウム、カゼインナトリウム、カゼイ
ンカリウム、カゼインマグネシウム、ホエープロテイン
コンセートレート、トータルミルクプロテイン等が挙げ
られる。本発明の加熱食品用クリーム類は、上記の油脂
を含有しない乳製品を好ましくは0〜10重量%、さら
に好ましくは0.5〜5重量%、最も好ましくは1〜3
重量%含有する。
を含有しない乳製品を用いることができる。上記の油脂
を含有しない乳製品としては、脱脂乳、脱脂濃縮乳、糖
脱脂れん乳、加糖脱脂れん乳、脱脂粉乳、ホエイパウダ
ー、蛋白質濃縮ホエイパウダー、バターミルクパウダ
ー、カゼインカルシウム、カゼインナトリウム、カゼイ
ンカリウム、カゼインマグネシウム、ホエープロテイン
コンセートレート、トータルミルクプロテイン等が挙げ
られる。本発明の加熱食品用クリーム類は、上記の油脂
を含有しない乳製品を好ましくは0〜10重量%、さら
に好ましくは0.5〜5重量%、最も好ましくは1〜3
重量%含有する。
【0031】本発明の加熱食品用クリーム類には、卵製
品を用いることができる。上記の卵製品としては、生卵
黄、液卵黄、殺菌卵黄、加塩卵黄、加糖卵黄及び酵素処
理卵黄等が挙げられる。本発明の加熱食品用クリーム類
は、上記の卵製品を好ましくは0〜10重量%、さらに
好ましくは0.5〜7重量%、最も好ましくは1〜5重
量%含有する。
品を用いることができる。上記の卵製品としては、生卵
黄、液卵黄、殺菌卵黄、加塩卵黄、加糖卵黄及び酵素処
理卵黄等が挙げられる。本発明の加熱食品用クリーム類
は、上記の卵製品を好ましくは0〜10重量%、さらに
好ましくは0.5〜7重量%、最も好ましくは1〜5重
量%含有する。
【0032】本発明の加熱食品用クリーム類には、その
他の材料として無機塩及び有機酸塩、ゼラチン、グリシ
ン、カカオ及びカカオ製品、コーヒー及びコーヒー製
品、果汁、ジャム、ナッツ加工品、その他各種食品素材
全般、着香料、調味料等の呈味成分、着色料、保存料、
酸化防止剤、pH調整剤等の中から選ばれた1種又は2
種以上を用いることができる。本発明の加熱食品用クリ
ーム類は、上記のゼラチンを好ましくは0〜2重量%、
さらに好ましくは0.05〜1重量%、最も好ましくは
0.1〜0.5重量%含有する。
他の材料として無機塩及び有機酸塩、ゼラチン、グリシ
ン、カカオ及びカカオ製品、コーヒー及びコーヒー製
品、果汁、ジャム、ナッツ加工品、その他各種食品素材
全般、着香料、調味料等の呈味成分、着色料、保存料、
酸化防止剤、pH調整剤等の中から選ばれた1種又は2
種以上を用いることができる。本発明の加熱食品用クリ
ーム類は、上記のゼラチンを好ましくは0〜2重量%、
さらに好ましくは0.05〜1重量%、最も好ましくは
0.1〜0.5重量%含有する。
【0033】上述した、粒径が30μm以下の澱粉、油
脂を含有しない乳製品、卵製品及びゼラチンの中から選
ばれた1種類又は2種類以上を、それぞれ上述した範囲
内の量で適宜選択して配合することで、熱可逆的にゲル
化することにより形成されるゲル骨格を阻害し、食感の
調整をすることができる。
脂を含有しない乳製品、卵製品及びゼラチンの中から選
ばれた1種類又は2種類以上を、それぞれ上述した範囲
内の量で適宜選択して配合することで、熱可逆的にゲル
化することにより形成されるゲル骨格を阻害し、食感の
調整をすることができる。
【0034】次に本発明の加熱食品用クリーム類の製造
方法について説明する。本発明の加熱食品用クリーム類
の製造方法を実施するには、まず、配合油脂の融点以上
で、且つ加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度以下の
温度で、全原料を混合攪拌して予備乳化物を調製する。
尚、配合油脂の融点以上とは、本発明の加熱食品用クリ
ーム類において、例えば、植物油脂を用いた水中油型乳
化物と生クリームを油脂として用いる場合は、植物油脂
と生クリーム中の乳脂のうち、融点が高い方の油脂の融
点以上とする。
方法について説明する。本発明の加熱食品用クリーム類
の製造方法を実施するには、まず、配合油脂の融点以上
で、且つ加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度以下の
温度で、全原料を混合攪拌して予備乳化物を調製する。
尚、配合油脂の融点以上とは、本発明の加熱食品用クリ
ーム類において、例えば、植物油脂を用いた水中油型乳
化物と生クリームを油脂として用いる場合は、植物油脂
と生クリーム中の乳脂のうち、融点が高い方の油脂の融
点以上とする。
【0035】例えば、加熱食品用クリーム類の油脂とし
て生クリームのみを用い、ゲル化剤としてキサンタンガ
ムとローカストビーンガムとを併用した場合、生クリー
ムの品質にもよるが、配合油脂の融点は、28〜33℃
程度であり、また加熱食品用クリーム類のゲル化開始温
度は、加熱食品用クリーム類のゲル化剤対水濃度、糖
度、その他の配合材料等の影響にもよるが、50〜60
℃程度である。
て生クリームのみを用い、ゲル化剤としてキサンタンガ
ムとローカストビーンガムとを併用した場合、生クリー
ムの品質にもよるが、配合油脂の融点は、28〜33℃
程度であり、また加熱食品用クリーム類のゲル化開始温
度は、加熱食品用クリーム類のゲル化剤対水濃度、糖
度、その他の配合材料等の影響にもよるが、50〜60
℃程度である。
【0036】全原料を混合攪拌する際、油脂を使用する
場合は、油脂及び必要により油溶性成分を含有する油相
と、水及び必要により乳製品、砂糖、水溶性成分を含有
する水相とを混合、攪拌し、予備乳化物を調製する。ま
た、油分として油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品
類似食品のみを使用し、油脂を使用しない場合は、水
に、油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似食品並
びに必要により砂糖及び水溶性成分を混合、攪拌し、予
備乳化物を調製する。
場合は、油脂及び必要により油溶性成分を含有する油相
と、水及び必要により乳製品、砂糖、水溶性成分を含有
する水相とを混合、攪拌し、予備乳化物を調製する。ま
た、油分として油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品
類似食品のみを使用し、油脂を使用しない場合は、水
に、油脂を含有する乳製品及び/又は乳製品類似食品並
びに必要により砂糖及び水溶性成分を混合、攪拌し、予
備乳化物を調製する。
【0037】上記の予備乳化物を調製する際、澱粉やゲ
ル化剤は、水相及び/又は油相に添加することが可能で
あり、また水相と油相とを予備乳化した後、予備乳化物
に添加することも可能である。本発明では、上記の澱粉
やゲル化剤は、水相と油相とを予備乳化した後、予備乳
化物に添加することが好ましい。この場合、上記の澱粉
やゲル化剤の一部を水相及び/又は油相に添加し、残り
の澱粉やゲル化剤を、水相と油相とを予備乳化した後、
予備乳化物に添加してもよい。上記の澱粉やゲル化剤
を、水相と油相とを予備乳化した後、予備乳化物に添加
せず、上記の澱粉やゲル化剤を水相及び/又は油相に添
加した後、予備乳化物を製造すると、予備乳化物を均一
に攪拌しにくく、均一に乳化させにくくなる。
ル化剤は、水相及び/又は油相に添加することが可能で
あり、また水相と油相とを予備乳化した後、予備乳化物
に添加することも可能である。本発明では、上記の澱粉
やゲル化剤は、水相と油相とを予備乳化した後、予備乳
化物に添加することが好ましい。この場合、上記の澱粉
やゲル化剤の一部を水相及び/又は油相に添加し、残り
の澱粉やゲル化剤を、水相と油相とを予備乳化した後、
予備乳化物に添加してもよい。上記の澱粉やゲル化剤
を、水相と油相とを予備乳化した後、予備乳化物に添加
せず、上記の澱粉やゲル化剤を水相及び/又は油相に添
加した後、予備乳化物を製造すると、予備乳化物を均一
に攪拌しにくく、均一に乳化させにくくなる。
【0038】また、上記ゲル化剤を、水相と油相とを予
備乳化した後、予備乳化物に添加する場合、上記ゲル化
剤を糖類等の水によく溶ける原料と混合して、予備乳化
物に添加することにより、上記ゲル化剤がダマになるの
を防止することができる。
備乳化した後、予備乳化物に添加する場合、上記ゲル化
剤を糖類等の水によく溶ける原料と混合して、予備乳化
物に添加することにより、上記ゲル化剤がダマになるの
を防止することができる。
【0039】本発明では、上記の澱粉やゲル化剤を添加
した後は均質化処理を行わないことが好ましい。これは
均質化処理により、澱粉粒子が破壊されたり、ゲル化剤
のゲル化力が低下しやすいためである。均質化が必要な
場合は、上記ゲル化剤を添加する前に行うことが好まし
い。均質化処理機としては、ホモゲナイザー、ホモミキ
サー、コロイドミル等が挙げられる。尚、本発明では、
製造の全工程を通じて均質化処理を行わないことが好ま
しい。
した後は均質化処理を行わないことが好ましい。これは
均質化処理により、澱粉粒子が破壊されたり、ゲル化剤
のゲル化力が低下しやすいためである。均質化が必要な
場合は、上記ゲル化剤を添加する前に行うことが好まし
い。均質化処理機としては、ホモゲナイザー、ホモミキ
サー、コロイドミル等が挙げられる。尚、本発明では、
製造の全工程を通じて均質化処理を行わないことが好ま
しい。
【0040】次いで、上記予備乳化物を、加熱食品用ク
リーム類のゲル融点以上の温度で殺菌又は滅菌する。こ
こでいう加熱食品用クリーム類のゲル融点とは、ゲル化
した加熱食品用クリーム類が融け始める温度を示してい
る。例えば、ゲル化剤としてキサンタンガムとローカス
トビーンガムとを併用した場合、加熱食品用クリーム類
のゲル融点は、加熱食品用クリーム類のゲル化剤対水濃
度、糖度、その他の配合材料等の影響にもよるが、50
〜60℃程度である。
リーム類のゲル融点以上の温度で殺菌又は滅菌する。こ
こでいう加熱食品用クリーム類のゲル融点とは、ゲル化
した加熱食品用クリーム類が融け始める温度を示してい
る。例えば、ゲル化剤としてキサンタンガムとローカス
トビーンガムとを併用した場合、加熱食品用クリーム類
のゲル融点は、加熱食品用クリーム類のゲル化剤対水濃
度、糖度、その他の配合材料等の影響にもよるが、50
〜60℃程度である。
【0041】上記殺菌又は滅菌は、インジェクション
式、インフージョン式等の直接加熱方式、あるいはプレ
ート式・チューブラー式・掻き取り式等の間接加熱方式
を用いたUHT・HTST・バッチ式、レトルト、マイ
クロ波加熱等の加熱滅菌若しくは加熱殺菌処理、あるい
は直火等の加熱調理により行うことができ、UHTによ
る加熱滅菌若しくは加熱殺菌を行うのが好ましい。
式、インフージョン式等の直接加熱方式、あるいはプレ
ート式・チューブラー式・掻き取り式等の間接加熱方式
を用いたUHT・HTST・バッチ式、レトルト、マイ
クロ波加熱等の加熱滅菌若しくは加熱殺菌処理、あるい
は直火等の加熱調理により行うことができ、UHTによ
る加熱滅菌若しくは加熱殺菌を行うのが好ましい。
【0042】そして、上記の殺菌又は滅菌後、加熱食品
用クリーム類のゲル化開始温度以上の温度で容器に充填
した後、加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度以下の
温度まで冷却することにより、本発明の加熱食品用クリ
ーム類が得られる。上記の容器への充填は、無菌充填を
はじめとする衛生的な充填手法で行うのが好ましい。
用クリーム類のゲル化開始温度以上の温度で容器に充填
した後、加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度以下の
温度まで冷却することにより、本発明の加熱食品用クリ
ーム類が得られる。上記の容器への充填は、無菌充填を
はじめとする衛生的な充填手法で行うのが好ましい。
【0043】尚、本発明の加熱食品用クリーム類の製造
方法において、加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度
と、加熱食品用クリーム類のゲル融点という言葉を用い
ているが、一般的にこの2つの温度が異なっている加熱
食品用クリーム類が多いことがわかっている。
方法において、加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度
と、加熱食品用クリーム類のゲル融点という言葉を用い
ているが、一般的にこの2つの温度が異なっている加熱
食品用クリーム類が多いことがわかっている。
【0044】また、本発明の加熱食品用クリーム類は、
必要により、冷蔵若しくは冷凍状態で保存してもよい。
そして、本発明の加熱食品用クリーム類は、水中油型乳
化状態であるのが好ましい。
必要により、冷蔵若しくは冷凍状態で保存してもよい。
そして、本発明の加熱食品用クリーム類は、水中油型乳
化状態であるのが好ましい。
【0045】このようにして得られた本発明の加熱食品
用クリーム類は、ホワイトソースやカスタードクリーム
として使用することができる。
用クリーム類は、ホワイトソースやカスタードクリーム
として使用することができる。
【0046】そして、本発明の加熱食品用クリーム類は
各種食品に用いることができ、特に加熱食品用クリーム
類のゲル化開始温度以上の温度で食する食品に用いるの
が望ましい。このような食品としては、例えばグラタ
ン、シチュー、コロッケ、スフレ等が挙げられる。
各種食品に用いることができ、特に加熱食品用クリーム
類のゲル化開始温度以上の温度で食する食品に用いるの
が望ましい。このような食品としては、例えばグラタ
ン、シチュー、コロッケ、スフレ等が挙げられる。
【0047】また、上記のゲル化開始温度以上の温度で
食する食品の加熱方法しては、直火による加熱、オーブ
ンによる加熱、湯煎による加熱、電子レンジによる加熱
等が挙げられる。
食する食品の加熱方法しては、直火による加熱、オーブ
ンによる加熱、湯煎による加熱、電子レンジによる加熱
等が挙げられる。
【0048】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を
さらに詳しく説明する。
さらに詳しく説明する。
【0049】(加熱食品用クリームAの調製)50℃に
調温したパーム油4.7重量%と、水56.6重量%を
50℃に昇温して攪拌しながらクリーム(油分47重量
%、融点31℃)15重量%を添加して調製した水相と
を予備乳化し、予備乳化物を調製した。そして、この予
備乳化物に、リン酸架橋馬鈴薯澱粉3.5重量%と、あ
らかじめ砂糖20重量%、キサンタンガム0.1重量%
及びローカストビーンガム0.1重量%を混合しておい
たものを添加し、混合した。
調温したパーム油4.7重量%と、水56.6重量%を
50℃に昇温して攪拌しながらクリーム(油分47重量
%、融点31℃)15重量%を添加して調製した水相と
を予備乳化し、予備乳化物を調製した。そして、この予
備乳化物に、リン酸架橋馬鈴薯澱粉3.5重量%と、あ
らかじめ砂糖20重量%、キサンタンガム0.1重量%
及びローカストビーンガム0.1重量%を混合しておい
たものを添加し、混合した。
【0050】次いで、上記予備乳化物をクレハ式超高温
瞬間殺菌装置[呉羽テクノエンジ(株)製]を用いて1
39℃まで加熱殺菌し、これを60℃まで冷却し、充填
温度60℃でバッグインボックス型容器に無菌充填し、
これを冷蔵庫中で5℃まで冷却して、加熱食品用クリー
ムAを得た。
瞬間殺菌装置[呉羽テクノエンジ(株)製]を用いて1
39℃まで加熱殺菌し、これを60℃まで冷却し、充填
温度60℃でバッグインボックス型容器に無菌充填し、
これを冷蔵庫中で5℃まで冷却して、加熱食品用クリー
ムAを得た。
【0051】得られた加熱食品用クリームAの粒径が3
0μmより大きい澱粉粒子の数は1.1×106個/m
l、粒径が50μmより大きい澱粉粒子の数は7.7×
105個/mlであり、油分は11.8重量%、配合油
脂の融点は35℃、ゲル化開始温度は55℃、ゲル融点
は57℃であった。
0μmより大きい澱粉粒子の数は1.1×106個/m
l、粒径が50μmより大きい澱粉粒子の数は7.7×
105個/mlであり、油分は11.8重量%、配合油
脂の融点は35℃、ゲル化開始温度は55℃、ゲル融点
は57℃であった。
【0052】(加熱食品用クリームBの調製)水51.
3重量%を50℃に昇温して攪拌しながら、クリーム
(油分47重量%、融点31℃)25重量%を添加し、
予備乳化物を調製した。そして、この予備乳化物に、リ
ン酸架橋馬鈴薯澱粉3.5重量%と、あらかじめ砂糖2
0重量%、キサンタンガム0.1重量%及びローカスト
ビーンガム0.1重量%を混合しておいたものを添加
し、混合した。
3重量%を50℃に昇温して攪拌しながら、クリーム
(油分47重量%、融点31℃)25重量%を添加し、
予備乳化物を調製した。そして、この予備乳化物に、リ
ン酸架橋馬鈴薯澱粉3.5重量%と、あらかじめ砂糖2
0重量%、キサンタンガム0.1重量%及びローカスト
ビーンガム0.1重量%を混合しておいたものを添加
し、混合した。
【0053】次いで、上記予備乳化物をクレハ式超高温
瞬間殺菌装置[呉羽テクノエンジ(株)製]を用いて1
39℃まで加熱殺菌し、これを60℃まで冷却し、充填
温度60℃でバッグインボックス型容器に無菌充填し、
これを冷蔵庫中で5℃まで冷却して、加熱食品用クリー
ムBを得た。
瞬間殺菌装置[呉羽テクノエンジ(株)製]を用いて1
39℃まで加熱殺菌し、これを60℃まで冷却し、充填
温度60℃でバッグインボックス型容器に無菌充填し、
これを冷蔵庫中で5℃まで冷却して、加熱食品用クリー
ムBを得た。
【0054】得られた加熱食品用クリームBの粒径が3
0μmより大きい澱粉粒子の数は1.1×106個/m
l、粒径が50μmより大きい澱粉粒子の数は7.7×
105個/mlであり、油分は11.8重量%、配合油
脂の融点は31℃、ゲル化開始温度は55℃、ゲル融点
は57℃であった。
0μmより大きい澱粉粒子の数は1.1×106個/m
l、粒径が50μmより大きい澱粉粒子の数は7.7×
105個/mlであり、油分は11.8重量%、配合油
脂の融点は31℃、ゲル化開始温度は55℃、ゲル融点
は57℃であった。
【0055】(加熱食品用クリームCの調製)水63.
45重量%を50℃に昇温して攪拌しながら、冷凍処理
したクリームチーズ(クリームチーズを3ヶ月冷凍保存
したもので、油分60重量%、融点31℃)30重量%
を添加して、予備乳化物を調製した。そして、この予備
乳化物をホモジナイザーH−20型(三和機械(株)
製)によって、1段目150kg/cm2、2段目10
kg/cm2にて均質化処理を行った。そして、この予
備乳化物に、リン酸架橋馬鈴薯澱粉4重量%と、あらか
じめコーンスターチ2重量%、ゼラチン0.25重量
%、キサンタンガム0.15重量%及びローカストビー
ンガム0.15重量%を混合しておいたものを添加し、
混合した。
45重量%を50℃に昇温して攪拌しながら、冷凍処理
したクリームチーズ(クリームチーズを3ヶ月冷凍保存
したもので、油分60重量%、融点31℃)30重量%
を添加して、予備乳化物を調製した。そして、この予備
乳化物をホモジナイザーH−20型(三和機械(株)
製)によって、1段目150kg/cm2、2段目10
kg/cm2にて均質化処理を行った。そして、この予
備乳化物に、リン酸架橋馬鈴薯澱粉4重量%と、あらか
じめコーンスターチ2重量%、ゼラチン0.25重量
%、キサンタンガム0.15重量%及びローカストビー
ンガム0.15重量%を混合しておいたものを添加し、
混合した。
【0056】次いで、上記予備乳化物をクレハ式超高温
瞬間殺菌装置[呉羽テクノエンジ(株)製]を用いて1
39℃まで加熱殺菌し、これを60℃まで冷却し、充填
温度60℃でバッグインボックス型容器に無菌充填し、
これを冷蔵庫中で5℃まで冷却して、加熱食品用クリー
ムCを得た。
瞬間殺菌装置[呉羽テクノエンジ(株)製]を用いて1
39℃まで加熱殺菌し、これを60℃まで冷却し、充填
温度60℃でバッグインボックス型容器に無菌充填し、
これを冷蔵庫中で5℃まで冷却して、加熱食品用クリー
ムCを得た。
【0057】得られた加熱食品用クリームCの粒径が3
0μmより大きい澱粉粒子の数は1.1×106個/m
l、粒径が50μmより大きい澱粉粒子の数は7.7×
105個/mlであり、油分は18重量%、配合油脂の
融点は35℃、ゲル化開始温度は55℃、ゲル融点は5
7℃であった。
0μmより大きい澱粉粒子の数は1.1×106個/m
l、粒径が50μmより大きい澱粉粒子の数は7.7×
105個/mlであり、油分は18重量%、配合油脂の
融点は35℃、ゲル化開始温度は55℃、ゲル融点は5
7℃であった。
【0058】(実施例1)鍋を温め、これに加熱食品用
クリームC990g、調味料10gを入れ火にかけ沸騰
するまで加熱し、1000gのホワイトソースを得た。
予め茹でておいたマカロニ50gを器に入れ、上記のホ
ワイトソース130gり、ブロッコリー、エビ、チーズ
を上乗せし、230℃のオーブンで焼き色がつくまで焼
き、グラタンを得た。上記グラタンを食したところ、口
の中でホワイトソースが冷めることによってゲル化ない
し半ゲル化した食感が感じられ、全く新しいタイプのグ
ラタンであった。
クリームC990g、調味料10gを入れ火にかけ沸騰
するまで加熱し、1000gのホワイトソースを得た。
予め茹でておいたマカロニ50gを器に入れ、上記のホ
ワイトソース130gり、ブロッコリー、エビ、チーズ
を上乗せし、230℃のオーブンで焼き色がつくまで焼
き、グラタンを得た。上記グラタンを食したところ、口
の中でホワイトソースが冷めることによってゲル化ない
し半ゲル化した食感が感じられ、全く新しいタイプのグ
ラタンであった。
【0059】(実施例2)鍋を温め、バター50g溶解
させ小麦粉50g入れて100℃になるまで炒め、冷ま
しておいた。これに牛乳890g、調味料10gを入れ
火にかけ沸騰するまで加熱し、ソースを得た。上記ソー
ス500gに、加熱食品用クリームC495gと調味料
5gを入れ、再沸騰させ、1000gのホワイトソース
を得た。予め茹でておいたマカロニ50gを器に入れ、
上記のホワイトソース130gを盛り、ブロッコリー、
エビ、チーズを上乗せし、230℃のオーブンで焼き色
がつくまで焼き、グラタンを得た。上記グラタンを食し
たところ、口の中でホワイトソースのゲル化ないし半ゲ
ル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全
く新しいタイプのグラタンであった。また、得られたグ
ラタンを冷凍保存し、食するときに電子レンジ加熱した
が、油分離が無く、冷凍保存する前のグラタンと同様の
食感であった。
させ小麦粉50g入れて100℃になるまで炒め、冷ま
しておいた。これに牛乳890g、調味料10gを入れ
火にかけ沸騰するまで加熱し、ソースを得た。上記ソー
ス500gに、加熱食品用クリームC495gと調味料
5gを入れ、再沸騰させ、1000gのホワイトソース
を得た。予め茹でておいたマカロニ50gを器に入れ、
上記のホワイトソース130gを盛り、ブロッコリー、
エビ、チーズを上乗せし、230℃のオーブンで焼き色
がつくまで焼き、グラタンを得た。上記グラタンを食し
たところ、口の中でホワイトソースのゲル化ないし半ゲ
ル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全
く新しいタイプのグラタンであった。また、得られたグ
ラタンを冷凍保存し、食するときに電子レンジ加熱した
が、油分離が無く、冷凍保存する前のグラタンと同様の
食感であった。
【0060】(比較例1)鍋を温め、バター50gを溶
解させ小麦粉50gを入れて100℃になるまで炒め、
冷ましておいた。これに牛乳890g、調味料10gを
入れ火にかけ沸騰するまで加熱し、1000gのホワイ
トソースを得た。予め茹でておいたマカロニ50gを器
に入れホワイトソース130gを盛り、ブロッコリー、
エビ、チーズを上乗せし、230℃のオーブンで焼き色
がつくまで焼き、グラタンを得た。上記グラタンを食し
たところ、実施例1及び2で見られた口中でのゲル化物
の食感が感じられず、糊様の食感で口溶けが重かった。
解させ小麦粉50gを入れて100℃になるまで炒め、
冷ましておいた。これに牛乳890g、調味料10gを
入れ火にかけ沸騰するまで加熱し、1000gのホワイ
トソースを得た。予め茹でておいたマカロニ50gを器
に入れホワイトソース130gを盛り、ブロッコリー、
エビ、チーズを上乗せし、230℃のオーブンで焼き色
がつくまで焼き、グラタンを得た。上記グラタンを食し
たところ、実施例1及び2で見られた口中でのゲル化物
の食感が感じられず、糊様の食感で口溶けが重かった。
【0061】(実施例3)鍋を温め、これに加熱食品用
クリームC990g、調味料10gを入れ火にかけ沸騰
するまで加熱し、1000gのホワイトソースを得た。
成形ができる程度に冷却した上記のホワイトソース50
gを、好みの形に成形、バッター液、パン粉の順につ
け、180℃の油で約3分間揚げてクリーミーコロッケ
を得た。上記クリーミーコロッケを食したところ、口の
中でホワイトソースが冷めることによってゲル化ないし
半ゲル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好
な全く新しいタイプのコロッケであった。
クリームC990g、調味料10gを入れ火にかけ沸騰
するまで加熱し、1000gのホワイトソースを得た。
成形ができる程度に冷却した上記のホワイトソース50
gを、好みの形に成形、バッター液、パン粉の順につ
け、180℃の油で約3分間揚げてクリーミーコロッケ
を得た。上記クリーミーコロッケを食したところ、口の
中でホワイトソースが冷めることによってゲル化ないし
半ゲル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好
な全く新しいタイプのコロッケであった。
【0062】(実施例4)鍋を温め、バター50gを溶
解させ小麦粉50gを入れて100℃になるまで炒め、
冷ましておいた。これに牛乳450g、調味料10gを
入れ火にかけ沸騰するまで加熱し、ソースを得た。上記
のソース500gに、加熱食品用クリームC495gと
調味料5gを入れ、再沸騰させ、1000gのホワイト
ソースを得た。成形ができる程度に冷却した上記のホワ
イトソース50gを、好みの形に成形、バッター液、パ
ン粉の順につけ、180℃の油で約3分間揚げてクリー
ミーコロッケを得た。上記クリーミーコロッケを食した
ところ、口の中でホワイトソースが冷めることによって
ゲル化ないし半ゲル化した食感が感じられ、且つ非常に
口溶けが良好な全く新しいタイプのコロッケであった。
また、得られたクリーミーコロッケを冷凍保存し、食す
るときに電子レンジ加熱したが、油分離が無く、冷凍保
存する前のクリーミーコロッケと同様の食感であった。
解させ小麦粉50gを入れて100℃になるまで炒め、
冷ましておいた。これに牛乳450g、調味料10gを
入れ火にかけ沸騰するまで加熱し、ソースを得た。上記
のソース500gに、加熱食品用クリームC495gと
調味料5gを入れ、再沸騰させ、1000gのホワイト
ソースを得た。成形ができる程度に冷却した上記のホワ
イトソース50gを、好みの形に成形、バッター液、パ
ン粉の順につけ、180℃の油で約3分間揚げてクリー
ミーコロッケを得た。上記クリーミーコロッケを食した
ところ、口の中でホワイトソースが冷めることによって
ゲル化ないし半ゲル化した食感が感じられ、且つ非常に
口溶けが良好な全く新しいタイプのコロッケであった。
また、得られたクリーミーコロッケを冷凍保存し、食す
るときに電子レンジ加熱したが、油分離が無く、冷凍保
存する前のクリーミーコロッケと同様の食感であった。
【0063】(比較例2)鍋を温め、バター50gを溶
解させ小麦粉50gを入れて100℃になるまで炒め、
冷ましておいた。これに牛乳450g、調味料10gを
入れ火にかけ沸騰するまで加熱し、560gのホワイト
ソースを得た。成形ができる程度に冷却した上記のホワ
イトソース50gを、好みの形に成形、バッター液、パ
ン粉の順につけ、180℃の油で約3分間揚げてクリー
ミーコロッケを得た。上記クリーミーコロッケを食した
ところ、実施例3及び4で見られた口中でのゲル化物の
食感が感じられず、また、糊様の食感で口溶けが重かっ
た。
解させ小麦粉50gを入れて100℃になるまで炒め、
冷ましておいた。これに牛乳450g、調味料10gを
入れ火にかけ沸騰するまで加熱し、560gのホワイト
ソースを得た。成形ができる程度に冷却した上記のホワ
イトソース50gを、好みの形に成形、バッター液、パ
ン粉の順につけ、180℃の油で約3分間揚げてクリー
ミーコロッケを得た。上記クリーミーコロッケを食した
ところ、実施例3及び4で見られた口中でのゲル化物の
食感が感じられず、また、糊様の食感で口溶けが重かっ
た。
【0064】(実施例5)鶏肉を適当な大きさに切り、
塩、コショウしておいた。人参、ジャガイモ、玉葱等の
野菜類を適当な大きさに切り、上記鶏肉300g、野菜
類600gをバターで炒め、調味料12gと加熱食品用
クリームC800gで20分位煮、1712gのクリー
ムシチューを得た。上記クリームシチューを食したとこ
ろ、口の中でホワイトソースが冷めることによってゲル
化ないし半ゲル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶
けが良好な全く新しいタイプのクリームシチューであっ
た。
塩、コショウしておいた。人参、ジャガイモ、玉葱等の
野菜類を適当な大きさに切り、上記鶏肉300g、野菜
類600gをバターで炒め、調味料12gと加熱食品用
クリームC800gで20分位煮、1712gのクリー
ムシチューを得た。上記クリームシチューを食したとこ
ろ、口の中でホワイトソースが冷めることによってゲル
化ないし半ゲル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶
けが良好な全く新しいタイプのクリームシチューであっ
た。
【0065】(実施例6)鶏肉を適当な大きさに切り、
塩、コショウしておいた。人参、ジャガイモ、玉葱等の
野菜類を適当な大きさに切り、上記鶏肉300g、上記
野菜類600gをバターで炒め、調味料12gと牛乳4
00gと加熱食品用クリームC400gを加え、20分
位煮、ソースベースを作った。一方、温めた鍋にバター
30gを溶解させ、小麦粉30gを入れて100℃にな
るまで炒め、ルーを作った。このルーに上記ソースベー
スの汁を加えて溶きのばした。最後に、残ったソースベ
ースの具と一緒にして1772gのクリームシチューを
得た。上記クリームシチューを食したところ、口の中で
ホワイトソースが冷めることによってゲル化ないし半ゲ
ル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全
く新しいタイプのクリームシチューであった。また、得
られたクリームシチューを冷凍保存し、食するときに電
子レンジ加熱したが、油及び水分離が無く、冷凍保存す
る前のクリームシチューと同様の食感であった。
塩、コショウしておいた。人参、ジャガイモ、玉葱等の
野菜類を適当な大きさに切り、上記鶏肉300g、上記
野菜類600gをバターで炒め、調味料12gと牛乳4
00gと加熱食品用クリームC400gを加え、20分
位煮、ソースベースを作った。一方、温めた鍋にバター
30gを溶解させ、小麦粉30gを入れて100℃にな
るまで炒め、ルーを作った。このルーに上記ソースベー
スの汁を加えて溶きのばした。最後に、残ったソースベ
ースの具と一緒にして1772gのクリームシチューを
得た。上記クリームシチューを食したところ、口の中で
ホワイトソースが冷めることによってゲル化ないし半ゲ
ル化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全
く新しいタイプのクリームシチューであった。また、得
られたクリームシチューを冷凍保存し、食するときに電
子レンジ加熱したが、油及び水分離が無く、冷凍保存す
る前のクリームシチューと同様の食感であった。
【0066】(比較例3)鶏肉を適当な大きさに切り、
塩、コショウしておいた。人参、ジャガイモ、玉葱等の
野菜類を適当な大きさに切り、上記鶏肉300g、野菜
類600gをバターで炒め、調味料12gと牛乳800
gを加え、20分位煮、ソースベースを作った。一方、
温めた鍋に、バター30gを溶解させ、小麦粉30gを
入れて100℃になるまで炒め、ルーを作った。このル
ーに上記ソースベースの汁を加えて溶きのばした。最後
に、残ったソースベースの具と一緒にして1772gの
クリームシチューを得た。上記クリームシチューを食し
たところ、実施例5及び6で見られた口中でのゲル化物
の食感が感じられず、また、糊様の食感で口溶けが重か
った。
塩、コショウしておいた。人参、ジャガイモ、玉葱等の
野菜類を適当な大きさに切り、上記鶏肉300g、野菜
類600gをバターで炒め、調味料12gと牛乳800
gを加え、20分位煮、ソースベースを作った。一方、
温めた鍋に、バター30gを溶解させ、小麦粉30gを
入れて100℃になるまで炒め、ルーを作った。このル
ーに上記ソースベースの汁を加えて溶きのばした。最後
に、残ったソースベースの具と一緒にして1772gの
クリームシチューを得た。上記クリームシチューを食し
たところ、実施例5及び6で見られた口中でのゲル化物
の食感が感じられず、また、糊様の食感で口溶けが重か
った。
【0067】(実施例7)以下の配合と製法によりチョ
コスフレを製造した。オーブンで焼成した後のチョコス
フレを食したところ、口の中でクリーム部とスフレ生地
部が冷めることによってゲル化ないし半ゲル化した食感
が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全く新しいタイ
プのチョコスフレであった。また、オーブンで焼成した
後のチョコスフレを冷凍し、電子レンジで解凍したとこ
ろ、口の中でクリーム部とスフレ生地部が冷めることに
よってゲル化ないし半ゲル化した食感が感じられ、且つ
非常に口溶けが良好な全く新しいタイプのチョコスフレ
であった。
コスフレを製造した。オーブンで焼成した後のチョコス
フレを食したところ、口の中でクリーム部とスフレ生地
部が冷めることによってゲル化ないし半ゲル化した食感
が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全く新しいタイ
プのチョコスフレであった。また、オーブンで焼成した
後のチョコスフレを冷凍し、電子レンジで解凍したとこ
ろ、口の中でクリーム部とスフレ生地部が冷めることに
よってゲル化ないし半ゲル化した食感が感じられ、且つ
非常に口溶けが良好な全く新しいタイプのチョコスフレ
であった。
【0068】<クリーム>
(配合)
植物性ホイップクリーム 90g
濃縮乳 90
ホワイトチョコレート 40
加熱食品用クリームA 250
【0069】(製法)
1 ホワイトチョコレートをあらかじめ湯煎で溶かして
おく。 2 植物性ホイップクリーム、濃縮乳を加熱し、これに
1を加え混合する。 3 2に加熱食品用クリームAを数回に分けて、混合す
る。 4 3で得られたものを耐熱カップに15g入れ、冷凍
しておく。
おく。 2 植物性ホイップクリーム、濃縮乳を加熱し、これに
1を加え混合する。 3 2に加熱食品用クリームAを数回に分けて、混合す
る。 4 3で得られたものを耐熱カップに15g入れ、冷凍
しておく。
【0070】<スフレ生地>
(配合)
加熱食品用クリームB 500g
コーンスターチ 20
ココアパウダー 20
濃縮乳 360
グランマニエ酒 20
卵白 160
グラニュー糖 120
【0071】(製法)
1 加熱食品用クリームBにコーンスターチ、ココアパ
ウダーを混ぜておく。 2 濃縮乳を加熱して、1に混ぜ合わせる。 3 2にグランマニエ酒を加え、混ぜ合わせ、35℃に
調温しておく。 4 卵白とグラニュー糖で5分立てのメレンゲをつく
り、3と混合する。 5 クリームの製法4で得られた耐熱性カップにクリー
ムを入れ冷凍したものの上に、4を40g充填する。 6 5をオーブンに入れ、上火170℃、下火150℃
の湯煎焼きで20分焼成する。
ウダーを混ぜておく。 2 濃縮乳を加熱して、1に混ぜ合わせる。 3 2にグランマニエ酒を加え、混ぜ合わせ、35℃に
調温しておく。 4 卵白とグラニュー糖で5分立てのメレンゲをつく
り、3と混合する。 5 クリームの製法4で得られた耐熱性カップにクリー
ムを入れ冷凍したものの上に、4を40g充填する。 6 5をオーブンに入れ、上火170℃、下火150℃
の湯煎焼きで20分焼成する。
【0072】(実施例8)以下の配合と製法によりホッ
トフルーツグラタンを製造した。電子レンジで加熱した
後のホットフルーツグラタンを食したところ、口の中で
ソース部が冷めることによってゲル化ないし半ゲル化し
た食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全く新し
いタイプのホットフルーツグラタンであった。
トフルーツグラタンを製造した。電子レンジで加熱した
後のホットフルーツグラタンを食したところ、口の中で
ソース部が冷めることによってゲル化ないし半ゲル化し
た食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全く新し
いタイプのホットフルーツグラタンであった。
【0073】<ソース>
(配合)
加熱食品用クリームA 100g
3倍濃縮乳 10
水 10
ホワイトキュラソー 2
【0074】(製法)
1 加熱食品用クリームAに、3倍濃縮乳、水を泡立て
ないように軽く混ぜ合わせ、最後にホワイトキュラソー
を混合する。
ないように軽く混ぜ合わせ、最後にホワイトキュラソー
を混合する。
【0075】<ホットフルーツグラタン>
(製法)
1 グラタンカップに上記で得られたソースを50g流
し込む。 2 1.5cmにカットしたフルーツ(黄桃、白桃、オ
レンジ、パイン等)30gを1の表面に並べる。 3 電子レンジで1分間加熱する。 4 イチゴ、スペアミントを3の上にのせ、飾り付けを
する。
し込む。 2 1.5cmにカットしたフルーツ(黄桃、白桃、オ
レンジ、パイン等)30gを1の表面に並べる。 3 電子レンジで1分間加熱する。 4 イチゴ、スペアミントを3の上にのせ、飾り付けを
する。
【0076】(実施例9)実施例8のホットフルーツグ
ラタンの製法2で得られたものを冷凍し、電子レンジで
2分間加熱した他は、実施例8と同様の配合と製法にて
ホットフルーツグラタンを製造した。電子レンジで加熱
した後のホットフルーツグラタンを食したところ、口の
中でソース部が冷めることによってゲル化ないし半ゲル
化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全く
新しいタイプのホットフルーツグラタンであった。
ラタンの製法2で得られたものを冷凍し、電子レンジで
2分間加熱した他は、実施例8と同様の配合と製法にて
ホットフルーツグラタンを製造した。電子レンジで加熱
した後のホットフルーツグラタンを食したところ、口の
中でソース部が冷めることによってゲル化ないし半ゲル
化した食感が感じられ、且つ非常に口溶けが良好な全く
新しいタイプのホットフルーツグラタンであった。
【0077】
【発明の効果】本発明の加熱食品用クリーム類は、加熱
した加熱食品用クリーム類を口にすると、口中内壁に接
する部分が体温によって冷却され、加熱食品用クリーム
類がゲル化ないし半ゲル化する。そのため口内にまとわ
りつくことがないので、非常に口溶けが良好で食感の軽
い加熱食品用クリーム類を提供することができる。
した加熱食品用クリーム類を口にすると、口中内壁に接
する部分が体温によって冷却され、加熱食品用クリーム
類がゲル化ないし半ゲル化する。そのため口内にまとわ
りつくことがないので、非常に口溶けが良好で食感の軽
い加熱食品用クリーム類を提供することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 村田 のぞみ
東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電
化工業株式会社内
(72)発明者 伊東 信之
東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電
化工業株式会社内
Fターム(参考) 4B014 GB11 GG14 GL11
4B025 LB20 LD01 LG11 LG28
4B026 DC06 DL03 DX04
4B036 LF13 LF19 LH12 LH13
Claims (5)
- 【請求項1】 粒径が30μmより大きい澱粉粒子を含
有し、且つゲル化開始温度が37℃以上であり、熱可逆
的にゲル化することを特徴とする加熱食品用クリーム
類。 - 【請求項2】 水中油型乳化である請求項1記載の加熱
食品用クリーム類。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の加熱食品用クリー
ム類を含有する食品。 - 【請求項4】 加熱食品用クリーム類のゲル化開始温度
以上の温度で食する請求項3記載の食品。 - 【請求項5】 上記の食品がグラタン、シチュー、コロ
ッケ又はスフレである請求項3又は4記載の食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001336039A JP2003135015A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 加熱食品用クリーム類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001336039A JP2003135015A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 加熱食品用クリーム類 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003135015A true JP2003135015A (ja) | 2003-05-13 |
Family
ID=19150937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001336039A Pending JP2003135015A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 加熱食品用クリーム類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003135015A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008054583A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Fuji Oil Co Ltd | 気泡含有菓子生地の製造法 |
| JP2011083283A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-28 | Kraft Foods Global Brands Llc | クリーム代替物 |
| JP2014195432A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 森永乳業株式会社 | 含気焼成食品の製造方法および含気焼成食品 |
| JP2020141603A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 王子ホールディングス株式会社 | スフレチーズケーキ |
-
2001
- 2001-11-01 JP JP2001336039A patent/JP2003135015A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008054583A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Fuji Oil Co Ltd | 気泡含有菓子生地の製造法 |
| JP2011083283A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-28 | Kraft Foods Global Brands Llc | クリーム代替物 |
| JP2014195432A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 森永乳業株式会社 | 含気焼成食品の製造方法および含気焼成食品 |
| JP2020141603A (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 王子ホールディングス株式会社 | スフレチーズケーキ |
| JP7334428B2 (ja) | 2019-03-07 | 2023-08-29 | 王子ホールディングス株式会社 | スフレチーズケーキ |
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