JP2003131420A - 作像材料及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

作像材料及びこれを用いた画像形成装置

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JP2003131420A
JP2003131420A JP2001329028A JP2001329028A JP2003131420A JP 2003131420 A JP2003131420 A JP 2003131420A JP 2001329028 A JP2001329028 A JP 2001329028A JP 2001329028 A JP2001329028 A JP 2001329028A JP 2003131420 A JP2003131420 A JP 2003131420A
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JP2001329028A
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Yasuaki Watanabe
靖晃 渡辺
Shigeru Inaba
繁 稲葉
Shinichiro Fujimori
信一郎 藤森
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラートナー本来の色再現性を維持しなが
ら、トナークラウドを有効に低減する。 【解決手段】 像担持体1上の静電潜像Zを所定の色成
分トナー画像として可視像化する作像材料Gであって、
色成分トナーを磁性粉が添加された磁性トナーとして構
成し、少なくとも、黒以外のカラートナー2の周囲には
当該トナー2と同色の磁性粉3を外添し、かつ、外添さ
れる磁性粉量を25wt%以下に設定する。また、画像
形成装置の現像装置として、前記作像材料Gが収容され
た現像装置5を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上の静電
潜像を所定の色成分トナー画像として可視像化する作像
材料に係り、特に、黒以外のカラートナーが含まれる作
像材料及びこれを用いた画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における画像形成装置として、例え
ばカラー電子写真方式を例に挙げれば、感光体ドラム等
の像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を所定
の色成分トナーにて可視像化するようにしたものが既に
知られている。そして、この種の現像方式(可視像化方
式)において、黒トナーについては磁性トナーが多く使
用されるが、黒以外のカラートナーについてはその色合
いを維持するために非磁性トナーが使用されることが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のカ
ラー電子写真方式などにおいては、カラートナーが収容
される現像装置からトナークラウドが発生し易く、この
トナークラウドが機内汚染を引き起こしたり、他のサブ
プロセス、例えば露光光学系の汚染、帯電デバイスや転
写デバイスの汚染により、画質低下を引き起こす懸念が
あった。このような技術的課題を解決するには、現像装
置の周囲に発生したトナークラウドが吸引回収せしめら
れるエア吸引機構を設ける手法などが既に提案されてい
るが、エア吸引機構を設ける分、部品点数が増加し、装
置の低廉化及び装置の小型化という要請に沿わない。
【0004】また、最近においては、カラートナーを磁
性トナーとして構成するものも提案され始めている(例
えば特開平11−24316号公報参照)。ところが、
この種のカラートナーは核となる磁性粒子が内添される
構成であるため、例えば製造コストの安い乳化重合法な
どにより生成されるトナーに比重の重い磁性粒子を内添
することはそもそも困難である。
【0005】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、カラートナー本来の色再現
性を維持しながら、トナークラウドを有効に低減するこ
とを可能とした作像材料及びこれを用いた画像形成装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1(a)に示すように、像担持体1上の静電潜像Zを所
定の色成分トナー画像として可視像化する作像材料Gで
あって、色成分トナーを磁性粉が添加された磁性トナー
として構成し、少なくとも、黒以外のカラートナー2の
周囲には当該トナー2と同色の磁性粉3を外添し、か
つ、外添される磁性粉3量を25wt%以下に設定した
ことを特徴とするものである。
【0007】このような技術的手段において、作像材料
Gは、各色成分トナーを単独で使用するもの(所謂一成
分現像剤に相当)に限られるものではなく、各色成分ト
ナーがキャリアと共に作像に供されるものをも含む。こ
の場合において、「各色成分トナーがキャリアと共に作
像に供される」とは、所謂二成分現像剤は勿論のこと、
これ以外に、供給されたトナーの搬送媒体としてのみキ
ャリアを用いる態様をも含む。そして、各色成分トナー
とは、黒トナー及び黒以外のカラートナーを指す。
【0008】また、色成分トナーにおいては、磁性粉が
添加されていることを要件とする。この場合、「磁性粉
が添加」とは、外添、内添いずれをも含む趣旨である
が、本件において、黒以外のカラートナー2について
は、同色の磁性粉3が外添されることを要し、黒トナー
については外添、内添のいずれをも問わない。このた
め、各色成分トナー全てに対して磁性粉を外添する態様
や、黒以外のカラートナー2については磁性粉3を外添
し、黒トナーについて磁性粉を内添する態様等各種態様
があり得る。更に、カラートナー2において、磁性粉3
を外添するのはトナークラウドを防止するためであり、
製法上面倒である内添方式に比べて簡易である。
【0009】また、本件において、外添される磁性粉量
を25wt%以下にしたのは、色再現性の低下を回避す
る上で必要な要件である。ここで、外添される磁性粉量
の下限はトナークラウドを防止する上で必要な磁性保持
力が得られる範囲で適宜選定されるが、色再現性及びト
ナークラウド防止の観点から、黒以外のカラートナーに
外添される磁性粉量を15wt%以上25wt%以下に
設定することがより好ましい。
【0010】更に、黒トナーについて磁性粉を外添する
態様にあっては、黒トナーについては色再現性を考慮し
なくてよいため、磁性粉の外添量を他のカラートナーよ
りも多く設定可能である。この場合、黒トナーの周囲に
は当該トナーと同色の磁性粉を外添し、かつ、外添され
る磁性粉量を50wt%以下に設定するようにすればよ
い。ここで、磁性粉量の外添率はトナー粒径と磁性粉粒
径との関係から外添に限界があり、大体50wt%程度
が上限である。
【0011】また、各色成分トナーの製造方法について
は適宜選定して差し支えないが、代表的な製造方法とし
て乳化重合法が用いられる。この場合、乳化重合法によ
り生成されたトナーに比重の重い磁性粉を内添すること
は困難であるから、各色成分トナーを乳化重合法により
生成した後、各色成分トナーの周囲には当該トナーと同
色の磁性粉を外添するようにすればよい。
【0012】更に、黒以外のカラートナー2に外添され
る磁性粉3は当該カラートナー2と同色であることを要
する。ここで、カラートナー2の外添磁性粉3として
は、核となる磁性粒子と該磁性粒子表面上に積層された
着色層とを備えたものが用いられる。そして、着色層と
しては、顔料等により磁性粉を不透過に着色する等適宜
選定して差し支えないが、例えば光干渉薄膜を用いるの
が好ましい。この光干渉薄膜とは、SiO2やTiO2
の無彩色材料を光の波長と同等な厚みを有する薄膜にし
たものであり、薄膜内の光干渉により光を波長選択的に
反射するものである。そして、この光反射特性は光干渉
薄膜の膜数、膜厚により制御される。このような態様の
着色磁性粉によれば、光干渉薄膜の存在により、顔料等
によるコート不良や、光の透過により磁性粉が透けて見
えることもない点で好ましい。
【0013】このような作像材料Gを用いる場合には、
各色成分トナーを磁性トナーとして構成したので、各色
成分トナーが現像装置の現像剤担持体(通常磁場生成部
材を具備)の磁力に引き付けられてトナークラウドにな
る率が減少する。また、各色成分トナー自体の比重も増
加するため、クラウド状になったとしても、機内を浮遊
することなく、現像剤担持体近傍に着地する。更に、黒
以外のカラートナー2は同色の磁性粉3を所定量だけ外
添したものである。このため、磁性粉量が極端に増加す
ると、転写及び定着されたトナー画像の色再現性が低下
する懸念があるが、磁性粉量が制限されているため、ト
ナー画像の色再現性が低下することはない。
【0014】また、本発明は、作像材料Gに限られるも
のではなく、この作像材料Gを用いた画像形成装置をも
対象とする。この場合、本発明は、図1(b)に示すよ
うに、像担持体1と、像担持体1上に形成された静電潜
像Zを所定の色成分トナー画像として可視像化する現像
装置5と、像担持体1上の色成分トナー画像を転写媒体
7に転写する転写装置6とを備えた画像形成装置におい
て、現像装置5には上述した作像材料Gが収容されてい
ることを特徴とするものである。ここで、転写媒体7と
は、最終転写媒体は勿論のこと、中間転写媒体(中間転
写体)をも含むものである。尚、図1(b)において、
符号8は像担持体1上に静電潜像Zを形成する潜像形成
手段、9は像担持体1上の残留トナーを清掃するクリー
ニング装置、10は転写媒体7(通常は最終転写媒体)
上のトナー画像を定着する定着装置である。
【0015】このような技術的手段において、転写装置
6としては像担持体1上の各色成分トナー画像を転写媒
体7に確実に転写させることが必要である。特に、カラ
ー画像転写では、通常各色成分トナー画像を重ねる工程
が採られるが、この種の工程では前工程で転写されたト
ナーが次工程以降で像担持体1側へ戻ってしまうリトラ
ンスファー現象が発生する。このリトランスファー現象
は、転写電圧が高いとき放電によってトナーが逆極性に
帯電することに起因し、次工程で像担持体1方向に静電
吸引力が働いてしまうものと推測される。それゆえ、こ
のリトランスファー現象を有効に防止するには転写電圧
を極力下げる方向に設定し、不必要な放電を抑制するこ
とが好ましい。
【0016】このような状況下において、転写電圧を下
げるにはトナーの像担持体1との付着力を下げることが
必要である。この場合、転写装置6としては、図1
(b)に示すように、像担持体1上の色成分トナー画像
が転写媒体7側へ静電転写せしめられる静電転写部材6
aを有し、この静電転写部材6aには対向する像担持体
1上の各色成分トナーに対し磁場が作用せしめられる磁
場発生部材6bを付加したものが好ましい。ここで、磁
場発生部材6bは、磁場を発生するものを広く含むが、
代表的には磁石を設けるか、磁性体を着磁する等適宜選
定される。本態様によれば、磁性を有するトナーに磁場
を及ぼすと、磁場の影響下にあるトナーは転写媒体7の
移動に伴って揺動し、像担持体1との付着力が弱まる。
【0017】また、磁場発生部材6bのより好ましい態
様としては、転写装置6による転写域の転写媒体7進行
方向出口近傍で少なくともトナーによる磁気ブラシが形
成される程度の磁場を発生するものがよい。本態様によ
れば、トナーが揺動するだけでなく、転写域の出口近傍
に磁場発生部材6b側に向かう磁気吸引力が有効に働き
始め、像担持体1側へのトナーの再転移(リトランスフ
ァー)を効果的に阻止する。
【0018】更に、クリーニング装置9としては、像担
持体1側に再転移したトナーを確実に清掃するようにす
ることが好ましい。この場合、クリーニング装置9とし
ては、像担持体1上の残留トナーが清掃せしめられるク
リーニング部材9aを具備させると共に、このクリーニ
ング部材9aの上流側に磁場発生部材9bを具備し、こ
の磁場発生部材9bによる磁場を転写装置6の磁場発生
部材6bによる磁場よりも大きく設定することが好まし
い。本態様においては、像担持体1側に再転移したトナ
ーは転写装置6を通過した時点で磁場の影響を受けるた
め、この転写磁場に打ち勝つだけの磁場を与えることに
より、像担持体1上の在留トナーに揺動を与え、トナー
と像担持体1との間の付着力を低減することが可能にな
る。
【0019】更にまた、定着装置10としては、各色成
分トナーに磁性粉が含まれているため、定着時に、磁性
粉が溶融せず、2次色、3次色の色再現性が低下する懸
念がある。そこで、このような課題を解消するという観
点からすれば、図1(b)に示すように、定着装置10
にはトナー画像中の磁性粉が除去せしめられる磁性粉除
去部材10aを設けることが好ましい。ここで、磁性粉
除去部材10aとしては、磁性粉を除去できれば適宜選
定してよいが、通常磁力によって磁性粉を吸着除去する
態様が多く用いられる。
【0020】また、本発明において、画像形成装置とし
ては各種態様のものが含まれるが、本件は複数の作像エ
ンジンを並列配置したタンデム画像形成装置などにおい
て特に有効である。タンデム画像形成装置としては、複
数の像担持体1を並列配置し、各像担持体1に所定の色
成分トナーが収容された現像装置5を一若しくは複数設
けた態様が挙げられる。ここで、現像装置5を一若しく
は複数設けたとは、4連タンデム以外に2連タンデムな
どをも含む趣旨である。このようなタンデムマシンにお
いて、小型化を進めると、各作像エンジンが近接配置さ
れ、現像装置5の近傍に潜像形成手段8としての露光装
置を配設せざるを得ない場合がある。しかし、各色成分
トナーのクラウドを防止できる点で露光装置などの汚れ
は有効に防止される。
【0021】また、中間転写型タンデム画像形成装置の
好ましい態様としては、各像担持体1上の各色成分トナ
ー画像を転写媒体7としての中間転写媒体に転写させる
態様において、中間転写媒体の最上流に位置する像担持
体に、黒トナーが収容された現像装置5を設けた態様が
好ましい。この態様によれば、トナークラウドの抑制効
果により黒の作像エンジンのレイアウトを任意に設定で
きる(最下流である必要性はない)から、本態様のよう
に、黒の作像エンジンをレイアウトすれば、最終転写媒
体に対し黒色を最上層にでき、所謂墨入れ効果を向上さ
せることができる。
【0022】更に、中間転写型画像形成装置(タンデ
ム,4サイクルを含む)において、トナー画像の濃度制
御やレジストレーション制御を行う上で好ましい態様と
しては、像担持体1上の色成分トナー像を転写媒体7と
しての中間転写媒体に転写させる態様において、中間転
写媒体7表面にトナー画像からなる制御情報マークを形
成し、中間転写媒体7の裏面側に磁気センサからなる情
報検出センサを配置すると共に、この情報検出センサに
て前記制御情報マークの透磁率に基づく情報を検出する
ようにすればよい。本態様によれば、トナーに含まれる
磁性粉の透磁率を検出し、その検出信号に基づいてトナ
ー画像濃度、トナー画像位置を推測することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1
を示す説明図であり、図3は図2をIII方向から見た
矢視図である。同図において、画像形成装置は、ハウジ
ング21内に4つの色(本実施の形態ではブラック、イ
エロ、マゼンタ、シアン)の作像エンジン22(具体的
には22a〜22d)を縦方向に配列し、各作像エンジ
ン22に対応した箇所には中間転写ベルト23を循環搬
送可能に上下方向に沿って配設する一方、ハウジング2
1の下方には記録シートが収容されるシートトレイ24
を配設し、このシートトレイ24から記録シートが上方
に向けて搬送せしめられるシート搬送路25を鉛直方向
に配置したものである。そして、シート搬送路25に
は、シートトレイ24からの記録シートを一時的に位置
合わせするレジストロール26、中間転写ベルト23上
のトナー画像を記録シートに転写させる一括転写装置2
7、及び、記録シート上に転写されたトナー画像を定着
する定着装置28が設けられ、定着後の記録シートがハ
ウジング21上部の排出トレイ29へと排出されるよう
になっている。
【0024】本実施の形態において、作像エンジン22
(22a〜22d)は、中間転写ベルト23の上流側
(上方側)から順に、ブラック用、イエロ用、マゼンタ
用、シアン用のトナー像を形成するものである。その具
体的構成は、所定方向に回転する感光体ドラム31と、
この感光体ドラム31を帯電する帯電装置(本例では帯
電ロール)32と、帯電された感光体ドラム31上に静
電潜像を書き込むLEDアレイ33と、感光体ドラム3
1上に形成された静電潜像を各色成分トナーにて可視像
化する現像装置34と、感光体ドラム31上の残留トナ
ーを清掃するクリーナ(クリーニング装置)35とをカ
ートリッジ化したものである。一方、感光体ドラム31
に対向する中間転写ベルト23の背面側には一次転写装
置(本例では一次転写ロール)36が配設されている。
【0025】本実施の形態において、LEDアレイ33
は、例えば1200DPIの解像度を持ち、感光体ドラ
ム31に対して微小ギャップ(例えば2.4mm程度)
の間隔を持って設置されている。特に、本実施の形態で
は、LEDアレイ33を採用しているため、各現像装置
34の背部には、図2及び図3に示すように、レーザ書
込装置のような光路が必要ない。このため、現像装置3
4の背部にトナーボトル40(具体的には40a〜40
d)を配設することが可能になり、このトナーボトル4
0は、現像装置34の長手方向に略等間隔に配列され、
かつ、第1作像エンジン22aの現像装置34よりやや
高い位置に排出口を現像装置34側に向けて配置されて
いる。
【0026】そして、トナーボトル40(40a〜40
d)からトナーの供給を受ける現像装置34のトナー流
入口は各作像エンジン22(22a〜22d)の現像装
置34毎に異なっており、トナーボトル40から現像装
置34への補給経路41が最短で且つ重力方向に平行に
配置されている。尚、LEDアレイ33に代えて、他の
ライン状発光素子を用いてもよいし、あるいは、レーザ
ー書込装置を用いてもよいことは勿論である。また、図
2,図3中、符号42は中間転写ベルト23のベルトク
リーナ(クリーニング装置)、43は各作像エンジン2
2、中間転写ベルト23、定着装置28やシート搬送系
を駆動するための駆動系エリアを示す。
【0027】また、本実施の形態において、現像装置3
4は、所謂二成分現像剤を用いた二成分現像方式を採用
したものであり、現像ハウジング341内に収容された
二成分現像剤を現像ロール342にて現像領域まで搬送
し、感光体ドラム31上の静電潜像を可視像化するもの
である。尚、343はトナーボトル40から補給された
トナーを攪拌混合するオーガーである。
【0028】特に、本実施の形態では、現像装置34で
用いられる二成分現像剤Gの構成に特徴がある。すなわ
ち、本実施の形態において、二成分現像剤Gのうち、黒
以外のカラートナー(イエロトナー、マゼンタトナー、
あるいは、シアントナー)を含むものは、図4(a)に
示すように、カラートナー50と、このカラートナー5
0を保持搬送する磁性キャリア60とからなる。ここ
で、カラートナー50としては例えば乳化重合法により
生成される非磁性トナーが用いられるが、このカラート
ナー50の周囲には当該トナーと同色の小径着色磁性粉
51が外添されている。
【0029】本実施の形態において、小径着色磁性粉5
1は、図4(b)に示すように、核となる磁性粒子(例
えば球状鉄粉など)52と、この磁性粒子52表面上に
積層された着色層としての光干渉薄膜53とを備えた着
色磁性粉として構成されている。本実施の形態では、光
干渉薄膜53は、磁性粒子52表面にSiO2層54、
TiO2層55、SiO2層56、TiO2層57を順に
交互に積層したものであり、その膜厚を適宜制御するこ
とで、光干渉により光を波長選択的に反射し、カラート
ナー50と同色の着色層として機能するようにしたもの
である。そして、本実施の形態では、カラートナー50
の色合いを損なわないという観点からすれば、カラート
ナー50に対する小径着色磁性粉51の外添率は25w
t%以下であることが必要である。
【0030】また、トナークラウドを有効に防止すると
いう観点からすれば、カラートナー50にある程度の磁
性を与えることが必要であり、少なくとも5wt%以上
の小径着色磁性粉51を外添することがよく、好ましく
は15wt%以上の小径着色磁性粉51を外添すること
がよい。ここで、小径着色磁性粉51としては、カラー
トナー50の周囲に外添し得るものであれば、通常10
0nm〜10μm程度で適宜選定して差し支えないが、
カラートナー50の色合いを良好に保つという観点から
すればある程度小径、例えば5μm以下が好ましい。
尚、磁性キャリア60としては例えば酸化鉄等の黒色キ
ャリアなどが用いられる。この磁性キャリア60の粒径
は通常10〜150μmである。
【0031】また、本実施の形態では、黒トナー及び磁
性キャリア(例えば酸化鉄等の黒色キャリア)からなる
二成分現像剤が用いられるが、この黒トナー70として
は、図5(a)に示すように、例えば乳化重合法により
生成される非磁性トナーが用いられ、その周囲には小径
黒色磁性粉71が外添されている。本態様において、小
径黒色磁性粉71としては例えばマグネタイトなどが用
いられ、特に色再現性について考慮しなくてよいため、
この黒色磁性粉71の黒トナーに対する外添率は50w
t%以下の適宜範囲に設定されている。ユーザーにもよ
るが、黒色単色モードによる印刷などを多く用いるユー
ザーにあっては、黒トナーの消費量が他のカラートナー
に比べて多くなるため、外添磁性粉をより安価な素材
(例えばマグネタイト)とすることにより、ランニング
コストを低減することができる。
【0032】ここで、本実施の形態では、黒トナー70
としては小径黒色磁性粉71を外添した態様が用いられ
ているが、これに限られるものではなく、例えば図5
(b)に示すように、バインダ73内に磁性粉体72を
内添し、黒トナー70そのものを磁性トナーとして製造
するようにしてもよいことは勿論である。すなわち、ト
ナークラウドを低減するには、磁性粉量が多い方が望ま
しいが、磁性粉を外添する場合にはトナー粒径と磁性粉
粒径との関係から外添には添加限界がある。そこで、黒
色の場合には、磁性粉量を増加しても、画質劣化を引き
起こさないため、磁性粉を内添することで、外添以上に
磁性粉量を増加させることも可能である。このようにす
れば、例えば使用頻度の高い黒色単色モード時における
トナークラウド量をより低減することができる。また、
消費量の多い黒トナーの内添磁性粉をより安価なマグネ
タイトとすることによりランニングコストの低廉化を図
ることもできる。
【0033】更に、本実施の形態において、現像装置3
4としては、二成分現像方式を採用したものが用いられ
ているが、これに限られるものではなく、例えば図6に
示すように、カラートナー50の搬送媒体としてのみ磁
性キャリア60を用いる態様であっても適用できる。同
図において、現像装置34は、現像ハウジング351の
開口部に面して現像ロール352を配設し、現像ハウジ
ング351内を、カラートナー50が収容されるトナー
収容室353と磁性キャリア60が収容されるキャリア
収容室354とに分離し、現像ロール352には磁性キ
ャリア60を常時担持させる一方、トナー収容室353
にはトナー搬送部材356を設け、このトナー搬送部材
356にてカラートナー50を現像ロール352周囲の
磁性キャリア60に供給し、現像ロール352表面に担
持された現像剤(磁性キャリアとカラートナー)をトリ
ミング部材355にて層厚規制し、感光体ドラム31に
対向する現像領域にカラートナー50を磁性キャリア6
0と共に搬送するようにしたものである。
【0034】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動、及び、各工程でのデバイスの工夫について説明す
る今、図2に示す実施の形態モデルにおいて、各作像エ
ンジン22(22a〜22d)では、感光体ドラム31
は帯電装置32によって所定の帯電電位に初期帯電され
た後、LEDアレイ33によって静電潜像が形成され
る。一方、現像装置34においては、現像ロール342
に図示外の現像バイアスが印加されるか、現像ロール3
42と感光体ドラム31との間には所定の現像電界が作
用し、感光体ドラム31上の所定の色成分トナーが静電
潜像に対応して付着する。
【0035】このような現像プロセスにおいて、各作像
エンジン22(ここでは22(1),22(2)で示す)毎に
各色成分トナー画像T1,T2が形成され、夫々の一次
転写部位にて中間転写ベルト23に静電的に多重転写さ
れる。このとき、図7に示すように、感光体ドラム31
上の各色成分トナー画像T1,T2の一部が感光体ドラ
ム31上に残存してしまうことがある。特に、下流側に
位置する作像エンジン22(図7では22(2))では、
上流側の色成分トナー画像T1の一部が極性変化により
感光体ドラム31側に再転移(リトランスファー)する
懸念ある。
【0036】このような状況下において、本実施の形態
では、転写装置36は、図示外の転写バイアス(転写電
圧)が印加されるスリーブ状の転写ロール361を有
し、この転写ロール361内には複数磁極(本例では1
80°毎にNS極をレイアウト)が配列された磁場発生
用の磁石ロール362を固定的に設置したものである。
ここで、磁石ロール362は転写域nの対向部位に主磁
極(本例ではN極)363を有しており、この磁石ロー
ル362は例えばプラスチック磁石、フェライト等で構
成されている。また、スリーブ状の転写ロール361は
非磁性の導電性材料、例えばアルミニウム、SUS30
4、導電性プラスチック、導電性ウレタン等で構成され
ている。
【0037】本実施の形態によれば、図8に示すよう
に、転写域nに入ったトナーT(T1又はT2)は磁場
(磁界)を受け、内部がその磁力線mに沿った方向で磁
化される。このため、転写域中央に移動するのに従いト
ナーTに対する磁力線mの角度は変化し、トナーTはそ
の内部磁化をその磁力線mの方向に沿わせようとして転
がる。このとき、感光体ドラム31とトナーTとの接触
点は変化するため、両者間の付着力が低下する。同時に
低い転写電界をかけることによって、トナーTは中間転
写ベルト23側へ移行する。このような動作過程におい
て、磁場は転写域n入口でトナーTに僅かでも及んでい
れば充分である。
【0038】更に、本実施の形態において、転写装置3
6の磁石ロール362の磁力を、転写域nの出口近傍で
トナーTが磁気ブラシを形成する程度の磁力以上に設定
したところ、図9に示すように、トナーTが揺動するだ
けでなく、磁気吸引力Fmが有効に働き始めることが確
認された。すなわち、磁気吸引力Fmが働く磁石ロール
362の磁力はトナーTに添加した磁性紛の磁化率及び
添加量によって異なるが、実験の結果、転写部位の上に
転写材(例えば中間転写ベルト23)を載せ、使用する
トナーを適量載せて軽く振動すると、転写域nの出口近
傍で磁気ブラシが形成される程度の磁力があれば、リト
ランスファーの抑制効果が得られることが確認された。
そして、本態様では、転写域nの出口近傍に磁力のピー
ク点が形成されるようにするため、磁石ロール362の
主磁極363が転写域nの出口近傍に対向配置されるよ
うになっている。本態様によれば、転写効率の向上だけ
ではなく、リトランスファーの抑制にも効果がある。
【0039】更に、本実施の形態において、転写工程で
中間転写ベルト23に移行せず、感光体ドラム31上に
残ったトナーT’は、図10に示すように、逆極性トナ
ーか、あるいは、非静電的付着力が大きいかである。こ
の場合において、クリーナ35によるクリーニング性能
を良好に保つために、本実施の形態では、クリーナ35
として、クリーニングハウジング81内にクリーニング
部材としてのクリーニングブラシ82を設け、このクリ
ーニングブラシ82の感光体ドラム31の上流側には磁
石ブロック83(本例では、感光体ドラム31の軸方向
に棒状ブロック体を配設し、この長手方向の対向面にN
極、S極を配置する態様)を配設したものが用いられ
る。
【0040】そして、本実施の形態において、クリーナ
35に流入するトナーT’は転写部位にて既に磁石ロー
ル362による磁場中を通過しているため、磁石ブロッ
ク83の磁力としては転写装置36の磁石ロール362
による磁力よりも大きく設定される。特に、磁石ブロッ
ク83の磁極配置を転写装置の磁石ロール362のそれ
と逆向きに設定すれば、当該磁石ブロック83部位を通
過する残留トナーT’の残留磁化を効果的に利用し、磁
石ブロック83部位を通過する残留トナーT’に対する
揺動効果をより積極的に働かせることができる。このた
め、本実施の形態によれば、感光体ドラム31上の残留
トナーT’がクリーナ35の磁石ブロック83部位を通
過すると、この残留トナーT’には所定の磁場(磁界)
Rが作用し、この磁場の影響によって、残留トナーT’
は揺動することになり、その分、残留トナーT’と感光
体ドラム31との間の付着力が低減される。それゆえ、
磁石ブロック83部位を通過した残留トナーT’は後段
のクリーニングブラシ82により確実に清掃される。
【0041】更に、本実施の形態においては、図2に示
すように、中間転写ベルト23上に各成分トナー画像が
順次転写されると、中間転写ベルト23上の各色成分ト
ナー画像は一括転写装置(二次転写装置)27にて記録
シート(最終転写媒体)に転写され、しかる後、未定着
トナー画像が担持された記録シートは定着装置28へと
導かれる。このとき、本実施の形態では、カラートナー
には同色の外添磁性粉が用いられているが、2次色、3
次色の再現時には、定着工程において磁性粉が溶融せ
ず、色再現性が低下する懸念がある。
【0042】そこで、このような課題を解決するため
に、本実施の形態に係る定着装置28は、図11(a)
に示すように、ヒータ93が内蔵された加熱定着ロール
91と、この加熱定着ロール91に接触転動可能に圧接
配置される加圧定着ロール92とを備え、更に、加熱定
着ロール91に極性の異なる磁極94を交互に配列する
と共に、加熱定着ロール91の一部にはスクレーパ95
を接触配置するようにしたものである。本態様によれ
ば、現像プロセスにおいては、磁性粉の効果でトナーク
ラウドの発生、浮遊が抑制され、定着プロセスにおいて
は、未定着トナー画像I’のトナーのバインダが溶融さ
れている時に、磁極94の磁力により磁性粉51(7
1)が加熱定着ロール91側に吸着され、しかる後、ス
クレーパ95にて除去清掃される。この結果、磁性粉5
1(71)の多くが除去された定着トナー画像Iが得ら
れることになり、2次色、3次色の色再現性は良好に保
たれる。ここで、2次色、3次色の色再現の際に、除去
しきれない着色磁性粉51があったとしても、そもそも
カラートナー50と同色であるため、画質劣化の度合は
少ない。
【0043】尚、定着装置28の好ましい態様として
は、図11(a)に示すものに限られるものではなく、
例えば図11(b)又は(c)に示す態様にしてもよ
い。図11(b)に示す定着装置28は、図11(a)
と略同様に構成されているが、図11(a)と異なり、
スクレーパ95に代えて、内部に磁石ロール96aが固
定設置された除去ロール96を加熱定着ロール91に対
向配置し、この加熱定着ロール91と除去ロール96と
の間に磁性粉51(71)を除去ロール96側に転移さ
せ、排出容器97へと磁性粉51(71)を排出するも
のである。また、図11(c)に示す定着装置28は、
図11(a)(b)とは異なり、加熱定着ロール91と
加圧定着ロール92とを対向配置し、加圧定着ロール9
2内に固定磁石98を配設し、定着ニップ域に磁場を作
用させることで、未定着トナー画像I’内の磁性粉51
(71)を内部側に引き寄せることで、表面に露呈させ
ないようにしたものである。
【0044】更に、本実施の形態では、タンデム画像形
成装置の各作像エンジン22(22a〜22d)の現像
装置34には上述した二成分現像剤Gが収容されている
ため、現像装置34からトナークラウドが発生し難くな
っている。このため、小型化を目的として、作像エンジ
ン22を相互に近接配置した場合に、現像装置34の直
ぐそばにLEDアレイ33等の露光装置を配置する必要
が有り得るが。現像装置34から排出されるトナーで露
光装置などが汚れ、画像にムラが発生する懸念は少な
い。従って、本実施の形態では、カラートナー50に外
添した着色磁性粉51は、色に与える影響を最小限に抑
えつつ、自身の磁気吸引力作用により現像装置34の現
像ロール342側に吸引され、その分、トナークラウド
の発生を抑制するように働く。それゆえ、露光光学系を
現像装置34近傍に配置したとしても、信頼性の高い小
型タンデム画像形成装置が得られる。
【0045】また、本実施の形態では、中間転写型タン
デム画像形成装置において、黒色の作像エンジン22a
を最上流に配置しているが、黒現像剤についても磁性粉
を添加した黒トナーを用いるようにしたため、現像装置
34からのトナークラウドの発生は有効に抑制される。
このため、中間転写ベルト23上では黒トナー画像が最
下層に配置されることになるが、最終転写媒体である記
録シート上では黒トナー画像が最上層に配置される。こ
のため、黒の作像エンジン22aを最上流に配置したと
しても、トナークラウドによる機内汚染は有効に抑えら
れ、しかも、記録シート上での画質、所謂墨入れ効果を
向上させることができる。
【0046】また、一般に、中間転写型タンデム画像形
成装置などでは、濃度センサやレジストレーションセン
サ(レジストセンサ)などの制御センサ100’は光学
式センサが使用され、例えば中間転写ベルト23の表面
側(図12中仮想線で示す)に非接触配置されていた
が、ギャップを正確に維持すること、トナー画像側から
センシングすることなどレイアウト上に大きな制約があ
った。このような課題に対し、本実施の形態では、図1
2(a)(b)に示すように、濃度センサやレジストセ
ンサとしての磁気センサ100を使用し、この磁気セン
サ100を中間転写ベルト23の裏面に配設し、中間転
写ベルト23の表面側に形成される各色濃度パッチや各
色レジスト測定用ライン等のマーク110を磁気センサ
100にて読み取るようにしたものである。すなわち、
磁気センサ100はトナーに含まれる磁性粉の透磁率を
検出し、その検出信号に基づいてトナー濃度や画像位置
を推定するものであるが、透磁率をみるため中間転写ベ
ルト23の裏面からでもセンシング可能である。また、
中間転写ベルト23の裏面に磁気センサ100を軽く接
触配置したとしても、中間転写ベルト23上に担持され
るトナー画像は乱れないことから、磁気センサ100の
ギャップ保持がいらない。
【0047】このように、本実施の形態において、濃度
制御プロセスにおいて、図12(a)(b)に示すよう
に、各色濃度パッチからなるマーク110を順次形成
し、そのマーク110が一次転写されて二次転写される
前に磁気センサ100上を通過するようにすれば、磁気
センサ100の信号のピーク値から画像濃度を推定する
ことが可能である。また、レジスト制御プロセスにおい
ては、図12(a)(b)に示すように、各色レジスト
測定用ラインからなるマーク110を順次形成し、その
マーク110が一次転写されて二次転写される前に磁気
センサ100上を通過するようにすれば、磁気センサ1
00の検出信号のピーク値の時間ずれからレジストずれ
を推定することが可能である。更に、磁気センサ100
は軽く中間転写ベルト23に摺擦しているので、対向ロ
ール等も不要である。更にまた、中間転写ベルト23の
内部にあるので汚れもなく、長期にわたりセンシング精
度を維持できる。
【0048】
【実施例】◎実施例1 実施の形態1モデル(実施例1)において、カラートナ
ー(例えばイエロートナー)の磁性粉量とトナークラウ
ド量との関係を調べたところ、図13に示す結果が得ら
れた。同図によれば、磁性粉量が多い程、トナークラウ
ド量が抑えられることが理解される。また、実施例1及
び比較例(実施例1のカラートナーの着色磁性粉に代え
てカルボニル鉄粉(2μm)を外添したもの)におい
て、カラートナー(例えばイエロートナー)の磁性粉量
とY色明度(L*)との関係を調べたところ、図14に
示す結果が得られた。同図によれば、実施例1では、磁
性粉量が25wt%以下であれば、許容レベルJ以上の
Y色明度が確保されることが把握される。これにより、
カラートナーに対して外添される着色磁性粉の上限が2
5wt%以下であることを示している。尚、着色磁性粉
についての外添率であるが、例えば図15に示すよう
に、トナー粒径と磁性粉粒径(図中7/3:7μmトナ
ーと3μm磁性粉との組合せ,7/0.2:7μmトナ
ーと3μm磁性粉との組合せ)との関係から、外添可能
な被覆率は自ずと制約されるものである。
【0049】また、比較例として、YMC(イエロー、
マゼンタ、シアン)のトナーに灰色の磁性粉を外添した
場合の色の変化をL***表色系にて図20(a)〜
(c)に示す。同図において、大きなプロットは、磁性
粉を含まないトナー画像の色再現を示しており、小さな
プロット3点は磁性粉を5、10、15wt%外添した
ものの色再現を示している。これにより、トナー画像中
にトナーと色が異なるものが存在する事により、色再現
性が悪化することが理解される。また、色の異なる磁性
粉を外添する割合が増加する程、元のトナーとの色差が
大きくなることも理解される。
【0050】◎実施例2 実施の形態1において図8に示す転写装置36を用いた
モデル(実施例2)と、実施の形態において磁石ロール
362のない転写装置を用いたモデル(比較例)とに対
し、転写電圧と転写残トナー量、リトランスファートナ
ー量との関係を調べたところ、図16に示す結果が得ら
れた。ここで、実施例2におけるパラメータは以下の通
りである。 ・感光体ドラムの直径:30mm ・転写ロールの直径:18.7mm、転写ロール内径が
16mm、内包する磁石ロールは外径が15mmのプラ
スチック磁石で、転写域に対向する磁力は200ガウス
(20mT) ・転写ロールの押圧荷重:300g ・感光体ドラム速度:105mm/s. ・トナーは6.5μmの球形トナー ・中間転写ベルトは導電性ポリイミドからなり、中間転
写ベルトと感光体ドラムとの周速度差を3%つける。
【0051】同図によれば、リトランスファと転写電圧
との関係に大きな変化はないものの、転写残トナーが大
きく減った。従って、最適な転写電圧は1.2kVから
0.6kVにすることができ、結果的にリトランスファ
ーのない画像が得られた。本実施例は、磁力でトナーを
揺動アシストして転写を行うものであり、これによっ
て、転写電圧が下がりリトランスファーの無い画像が得
られることが理解される。
【0052】◎実施例3 実施の形態1において図9に示す転写装置36を用いた
モデル(実施例3)と、実施の形態1において磁石ロー
ル362のない転写装置を用いたモデル(比較例)とに
対し、転写電圧と転写残トナー量、リトランスファート
ナー量との関係を調べたところ、図17に示す結果が得
られた。ここで、実施例3におけるパラメータは、実施
例2と略同様であるほか、以下の通りである。 ・磁石ロールの主磁極が転写域の出口近傍に対向配置さ
れ、転写域に対向する磁力が転写域出口近傍で500ガ
ウス(50mT)である。同図によれば、リトランスフ
ァーが更に大きく低減できることが把握される。また、
最適な転写電圧は約0.6kVであるが、感光体ドラム
31上に残るトナー量(転写残トナー量)は0.005
g/m2と極僅かになったことが把握される。
【0053】◎実施例4 実施の形態1において図10のクリーナ35を用いたモ
デル(実施例4)と、実施の形態1において磁石ブロッ
ク83のないクリーナを用いたモデル(比較例)とに対
し、クリーニング性能を評価した所、図18に示す結果
が得られた。ここで、実施例4におけるパラメータは、
実施例2と略同様であるほか、以下の通りである。 ・転写装置36の磁石ロール362の磁力が200ガウ
ス(20mT)であるのに対し、クリーナ35の磁石ブ
ロック83の磁力が500ガウス(50mT)である。
同図によれば、実施例4の方が比較例に比べてクリーニ
ング性能が向上していることが理解される。
【0054】◎実施例5 実施の形態1モデル(実施例5)と、実施例で用いた現
像剤(着色磁性粉外添、黒色磁性粉外添)に代えて、非
磁性トナーを用いた二成分現像剤と交換したモデル(比
較例)とについて、連続プリント試験を行い、LEDア
レイ汚れによる画像ムラを比較したところ、図19に示
す結果が得られた。同図によれば、実施例5の方が比較
例に比べて長期に亘り画像品質が極めて安定しているこ
とが理解される。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
作像材料によれば、色成分トナーを磁性粉が添加された
磁性トナーとして構成し、少なくとも、黒以外のカラー
トナーの周囲には当該トナーと同色の磁性粉を外添し、
かつ、外添される磁性粉量を25wt%以下に設定する
ようにしたので、カラートナーの色再現性を良好に保ち
ながら、トナークラウドの発生を有効に抑制することが
できる。また、この作像材料を用いた画像形成装置によ
れば、現像装置周辺にトナークラウドの回収機構を設け
る等、装置構成を複雑化することなく、トナークラウド
による汚染を有効に防止すると共に、カラー画像品質を
良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係る作像材料の概要を示す
説明図、(b)は本発明に係る画像形成装置の概要を示
す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成
を示す正面説明図である。
【図3】 図2中III方向から見た矢視図である。
【図4】 (a)は本実施の形態で使用される黒以外の
カラー現像剤の構成例を示す説明図、(b)は黒以外の
カラートナーの構成例を示す説明図である。
【図5】 (a)は本実施の形態で使用される黒現像剤
の構成例を示す説明図、(b)は黒現像剤の他の構成例
を示す説明図である。
【図6】 本実施の形態に係る現像装置の変形形態を示
す説明図である。
【図7】 本実施の形態における転写装置周辺でのトナ
ー挙動を示す説明図である。
【図8】 本実施の形態で用いられる転写装置の作用を
示す説明図である。
【図9】 本実施の形態で用いられる転写装置の磁場設
定の好ましい態様を示す説明図である。
【図10】 本実施の形態におけるクリーナ周辺でのト
ナー挙動を示す説明図である。
【図11】 (a)は本実施の形態に係る定着装置の構
成例を示す説明図、(b)及び(c)はその変形形態を
夫々示す説明図である。
【図12】 (a)は本実施の形態における情報制御セ
ンサの配設例を示す説明図、(b)はその要部説明図で
ある。
【図13】 実施例1において、磁性粉量とクラウド量
との関係を示すグラフ図である。
【図14】 実施例1及び比較例において、磁性粉量と
Y色明度との関係を示すグラフ図である。
【図15】 実施例1において、磁性粉粒径と被覆率と
の関係を示すグラフ図である。
【図16】 実施例2及び比較例において、転写電圧と
転写残トナー量、リトランスファートナー量との関係を
示すグラフ図である。
【図17】 実施例3及び比較例において、転写電圧と
転写残トナー量、リトランスファートナー量との関係を
示すグラフ図である。
【図18】 実施例4及び比較例におけるクリーニング
性能を示すグラフ図である。
【図19】 実施例5及び比較例における耐久性を示す
説明図である。
【図20】 (a)〜(c)はYMCのトナーに灰色の
磁性粉を外添した際の色の変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…カラートナー,3…磁性粉,5…現
像装置,6…転写装置,6a…静電転写部材,6b…磁
場発生部材,7…転写媒体,8…潜像形成手段,9…ク
リーニング装置,9a…クリーニング部材,9b…磁場
発生部材,10…定着装置,10a…磁性粉除去部材,
G…作像材料,Z…静電潜像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 114 G03G 15/20 105 2H200 15/16 103 21/00 370 15/20 105 9/08 101 21/00 370 361 21/10 21/00 312 316 (72)発明者 藤森 信一郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA02 AA06 AA08 AA21 AB06 CB00 FA02 2H027 DA09 DA21 DE04 DE10 2H030 AB02 AD01 BB42 2H033 AA08 BA49 BA50 BB12 BB30 2H134 GA01 GA07 GB02 HC03 HC14 HD01 KB20 KF03 KH01 KH07 KJ02 2H200 FA08 GA02 GA23 GA45 GA46 GA47 GA52 GA53 GB12 GB14 GB25 JA02 JA21 JA23 JA25 JB10 JC03 JC20 MA01 MA04 PB16 PB17 PB38

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上の静電潜像を所定の色成分ト
    ナー画像として可視像化する作像材料であって、 色成分トナーを磁性粉が添加された磁性トナーとして構
    成し、 少なくとも、黒以外のカラートナーの周囲には当該トナ
    ーと同色の磁性粉を外添し、かつ、外添される磁性粉量
    を25wt%以下に設定したことを特徴とする作像材
    料。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作像材料において、 黒以外のカラートナーに外添される磁性粉量を15wt
    %以上25wt%以下に設定したことを特徴とする作像
    材料。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の作像材料において、 黒トナーの周囲には当該トナーと同色の磁性粉を外添
    し、かつ、外添される磁性粉量を50wt%以下に設定
    したことを特徴とする作像材料。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の作像材料において、 各色成分トナーを乳化重合法により生成し、 各色成分トナーの周囲には当該トナーと同色の磁性粉を
    外添したことを特徴とする作像材料。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の作像材料において、 黒以外のカラートナーに外添される磁性粉は光干渉薄膜
    で被覆された着色磁性粉であることを特徴とする作像材
    料。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の作像材料において、 黒以外のカラートナーには磁性粉を外添し、黒トナーに
    は磁性粉を内添することを特徴とする作像材料。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の作像材料において、 各色成分トナーは磁性キャリアと共に作像に供されるこ
    とを特徴とする作像材料。
  8. 【請求項8】 像担持体と、像担持体上に形成された静
    電潜像を所定の色成分トナー画像として可視像化する現
    像装置と、像担持体上の色成分トナー画像を転写媒体に
    転写する転写装置とを備えた画像形成装置において、 現像装置には請求項1記載の作像材料が収容されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像形成装置において、 転写装置は、像担持体上の色成分トナー画像が転写媒体
    側へ静電転写せしめられる静電転写部材を有し、この静
    電転写部材には対向する像担持体上の各色成分トナーに
    対し磁場が作用せしめられる磁場発生部材を付加したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像形成装置におい
    て、 磁場発生部材は、転写装置による転写域の転写媒体進行
    方向出口近傍で少なくともトナーによる磁気ブラシが形
    成される程度の磁場を発生するものであることを特徴と
    する画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の画像形成装置におい
    て、 像担持体上の残留トナーが清掃せしめられるクリーニン
    グ部材を有するクリーニング装置を備え、 このクリーニング装置は、クリーニング部材の上流側に
    磁場発生部材を具備し、この磁場発生部材による磁場を
    転写装置の磁場発生部材による磁場よりも大きく設定す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の画像形成装置におい
    て、 最終転写媒体上に転写されたトナー画像が定着せしめら
    れる定着装置を備え、この定着装置にはトナー画像中の
    磁性粉が除去せしめられる磁性粉除去部材を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項8記載の画像形成装置におい
    て、 複数の像担持体を並列配置し、各像担持体には所定の色
    成分トナーが収容された現像装置を一若しくは複数設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の画像形成装置のう
    ち、各像担持体上の色成分トナー画像を転写媒体として
    の中間転写媒体に転写させる態様において、 中間転写媒体の最上流に位置する像担持体に、黒トナー
    が収容された現像装置を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  15. 【請求項15】 請求項8記載の画像形成装置のうち、
    像担持体上の色成分トナー像を転写媒体としての中間転
    写媒体に転写させる態様において、 中間転写媒体表面にトナー画像からなる制御情報マーク
    を形成し、中間転写媒体の裏面側に磁気センサからなる
    情報検出センサを配置すると共に、この情報検出センサ
    にて前記制御情報マークの透磁率に基づく情報を検出す
    ることを特徴とする画像形成装置。
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