JP2003129758A - ガラス製の吊戸装置 - Google Patents

ガラス製の吊戸装置

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JP2003129758A
JP2003129758A JP2001331872A JP2001331872A JP2003129758A JP 2003129758 A JP2003129758 A JP 2003129758A JP 2001331872 A JP2001331872 A JP 2001331872A JP 2001331872 A JP2001331872 A JP 2001331872A JP 2003129758 A JP2003129758 A JP 2003129758A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス製の吊戸を上レールに沿って走行する
吊車に吊設した半自動式の吊戸装置であって、非常に重
いガラスパネルから成る吊戸が閉じる際の衝撃が間仕切
りに伝わらないようにしたガラス製吊戸装置の提供。 【解決手段】 間仕切りのスタッド間に嵌めて取付けた
吊戸装置を構成する枠体の縦桟9,9はスタッド8,8
との間に空間10,10を残し、間仕切りと切り離して
取付けることで衝撃の影響を無くしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は間仕切りの一部を構
成するガラス製吊戸を吊設した吊戸装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用している吊戸装置の
外観図であり、吊戸(イ)は上レールに吊設されて走行
し、間口(出入り口)を開閉することが出来る。そして吊
戸(イ)が開口した場合に納まる戸袋(ロ)を有し、また上
レールや該上レールを走行する吊車などをカバーする為
の点検パネル(ハ)が間口から戸袋の上部にかけて取付け
られている。吊戸装置は手で押し開いた吊戸(イ)が独り
でに閉じるように上レールを僅かに傾斜したり、又はゼ
ンマイバネを内蔵した自閉装置を備えることも出来る。
【0003】該吊戸装置は間仕切りの一部として構成さ
れ、該間仕切りによって仕切られた空間を出入りするこ
とが出来るように設けている吊戸(イ)は、一般に間にペ
ーパーコア等の芯材をスチール板で挟み込むもので、重
量的には比較的軽く成っている。図5は図4のA−A断
面拡大図を示しているように、吊戸先端には戸当りゴム
が取付けられ、門形枠体の縦桟(ニ)に当る際の衝撃を緩
和している。
【0004】ところで、上記門形枠体は間仕切りの両ス
タッド(ホ)、(ホ)間に嵌めて取付けられ、縦桟(ニ)、
(ニ)は該スタッド(ホ)、(ホ)に当接すると共にネジ止め
されている。その為に吊戸(イ)が閉じて先端が上記縦桟
(ニ)に当るならば、戸当りゴム(ヘ)によって衝撃は吸収
されるが、吊戸(イ)が大きくて重くなれば戸当りゴム
(ヘ)だけでは吸収することが出来ず、大きな衝撃が縦桟
(ニ)からスタッド(ホ)へ伝わり、間仕切り全体を揺るが
すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の吊
戸装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しよ
うとする課題はこの問題点であって、非常に重いガラス
パネルから成る吊戸を対象とし、該吊戸が閉じる際に発
生する衝撃を緩和して間仕切りのスタッドに伝わらない
ようにしたガラス製の吊戸装置を提供する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明の吊戸装置はその吊
戸をガラス製とし、ガラス製吊戸は上レールを走行する
吊車に吊設されている。そして該ガラス製の吊戸装置は
半自動開閉式と成っていて、手で押し開いたガラス製吊
戸は独りで閉じるように構成され、一般にはゼンマイバ
ネを内蔵した自閉装置を用いている。すなわち、ゼンマ
イバネのバネ力に引かれて、開いたガラス製吊戸が閉じ
るようになる。又、上レールを僅かに傾斜することで、
ガラス製吊戸の自重を利用して閉じることも出来るが、
何れにしても完全閉鎖する手前で閉鎖速度を低下するよ
うにダンパーが取付けられている。
【0007】そして、本発明ではガラス製吊戸を取付け
る枠体の縦桟をスタッドに密着することなく、該スタッ
ドとの間に空間を残している。すなわち、枠体を間仕切
りから分離した状態で取付け、非常に重いガラス製吊戸
が閉じる際の衝撃をスタッドに及ばない構造としてい
る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るガラス製の吊戸装置を示
す正面図であり、(a)は門形枠体が取付けられ、(b)の
場合にはH形枠体を使用している。そして同図の1はガ
ラス製吊戸、2は戸袋ガラス、3は点検パネル、4は欄
間ガラスを表している。ここで点検パネル3は金属製の
板材であるが、吊戸及び戸袋はガラス製と成っている。
このガラス製の吊戸装置は間仕切りの出入り口として機
能するが、間仕切りにはスチールパネルを使用すること
もあり、又はガラスパネルにて構成することもあるが、
特に限定しないことにする。
【0009】図2、図3は前記図1(a)の縦断面拡大図
及び横断面拡大図を示している。ガラス製吊戸1の上端
両側には吊車を構成する吊具5,5が取着され、吊具5
の軸にはローラ6が回転自在に軸支されている。吊具5
はガラス製吊戸1の上端を挟み込んで固定され、そして
ローラ6が上レール7に載って転動することでガラス製
吊戸1は開閉することが出来る。
【0010】上記吊具5の具体的な構造は限定しない
が、ネジ締めすることでガラス製吊戸1に強固に固定さ
れ、重いガラス製吊戸1を滑ることなく吊下げることが
出来る。ところで、ガラス製吊戸1は手で押し開かれ、
手を放すならば独りで閉じることが出来るように自閉装
置が備わっている。自閉装置はゼンマイバネを内蔵した
ものであって、ゼンマイバネの先端に連結したワイヤー
が上記吊具5に連結している。
【0011】ガラス製吊戸1を押し開くことでゼンマイ
バネは軸に巻付き、その戻しバネ力の作用でガラス製吊
戸は引張られて閉じることが出来る。ただし、この場
合、ゼンマイバネのバネ力にて引張られたガラス製吊戸
1の閉鎖速度が高くならないように、エアーダンパーが
取付けられている。該エアーダンパー及びゼンマイバネ
内蔵の自閉装置は従来の半自動式吊戸装置に使用されて
いるものであり、ここでの詳細な説明は省略する。
【0012】図3は横断面を示しているが、間仕切りを
構成している両スタッド8,8間には門形枠体が取付け
られ、この枠体にガラス製の吊戸装置が装着されること
になるが、該枠体の縦桟9,9はスタッド8,8との間
に空間10,10を残している。すなわち、枠体は間仕
切りと切り離して取付けられ、その為に縦桟9の下端は
床面に固定した止め具11に嵌って止着され、上端は天
井に固定されている。
【0013】そして、縦桟9及びスタッド間の空間10
を被覆する為に、コ形断面のカバー材12が取付けられ
ている。ガラス製吊戸1の先端が当る部分には戸当りゴ
ム13が設けられ、又カバー材1の両側片内側にはクッ
ション材14,14が沿設されてスタッド面に当って、
ガラス製吊戸1が閉じた際の衝撃に伴う振動を防止する
ことが出来る。
【0014】ガラス製吊戸1は非常に重く、閉じる際に
縦桟9の戸当りゴム13に当って停止しても該縦桟9に
は大きな衝撃が作用する。しかし、スタッド8との間に
は空間10が設けられている為に、該衝撃は直接スタッ
ド8に伝わることはなく、勿論間仕切りへの影響はな
い。ただし、上記空間10にはスタッド8へ衝撃が伝わ
らないような非常に軟らかいウレタンゴム等を充填する
ことは自由である。
【0015】そして図2に示すように、ガラス製吊戸1
の下端にはレベル調整具15が取着されている。ガラス
製吊戸1は強化ガラスからなり、吊具5に吊設された状
態でその下端は床面16との間に適度な隙間17を設け
る必要がある。ただし、据付け現場で強化ガラスからな
るガラス製吊戸1の下端を適当な大きさに切断すること
は出来ない。そこで、本発明ではコ形断面のレベル調整
具15を下端に取付け、床面16との間に適度な大きな
の隙間17を形成するように上下動して調整する。
【0016】以上述べたように、本発明のガラス製吊戸
装置は間仕切りの一部として構成されるが、該間仕切り
とは切り離して取付け、枠体の縦桟をスタッドとの間に
空間を残して据付けしたものであり、次のような効果を
得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明のガラス製の吊戸装置はガラス製
吊戸を吊車によって吊設して開閉可能としたものである
が、非常に重いガラス製吊戸が閉じて戸当りとなる縦桟
に当っても、この際の衝撃が間仕切りのスタッド及び間
仕切りに伝わることがないように、該スタッドとの間に
は空間が設けられている。すなわち、間仕切りの一部と
して構成しているが、間仕切りからは切り離している。
【0018】又、ガラス製吊戸は強化ガラスから成って
いて、据付け後の床面との間の隙間が適当でない場合で
あっても、下端に取付けているレベル調整具を調整する
ことが出来る。そして、ガラス製吊戸が開閉する際の振
れを防止する為の振れ止めはレベル調整具を挟むことが
出来、ガラス面が直接擦れてキズが付くことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス製の吊戸装置の正面図。
【図2】図1(a)の縦断面拡大図。
【図3】図1(b)の横断面拡大図。
【図4】一般的な吊戸装置の正面図。
【図5】図4のA−A断面拡大図。
【符号の説明】
1 ガラス製吊戸 2 戸袋ガラス 3 点検パネル 4 欄間ガラス 5 吊具 6 ローラ 7 上レール 8 スタッド 9 縦桟 10 空間 11 止め具 12 カバー材 13 戸当りゴム 14 クッション材 15 レベル調整具 16 床面 17 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切りの一部を構成する出入り口とし
    て、ガラス製吊戸を上レールに沿って走行する吊車に吊
    設した半自動式の吊戸装置において、該間仕切りのスタ
    ッド間に嵌めて取付けた枠体の縦桟は上記スタッドとの
    間に空間を残し、該間仕切りと切り離して取付けしたこ
    とを特徴とするガラス製の吊戸装置。
  2. 【請求項2】 上記ガラス製吊戸の下端にレベル調整具
    を取付けて床面との隙間を適当な大きさにし、そしてレ
    ベル調整具が嵌る振れ止めを床面に固定した請求項1記
    載のガラス製の吊戸装置。
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