JP2003124491A - 薄膜太陽電池モジュール - Google Patents

薄膜太陽電池モジュール

Info

Publication number
JP2003124491A
JP2003124491A JP2001317091A JP2001317091A JP2003124491A JP 2003124491 A JP2003124491 A JP 2003124491A JP 2001317091 A JP2001317091 A JP 2001317091A JP 2001317091 A JP2001317091 A JP 2001317091A JP 2003124491 A JP2003124491 A JP 2003124491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
film solar
thin
cell module
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001317091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Fujioka
靖 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001317091A priority Critical patent/JP2003124491A/ja
Priority to US10/270,184 priority patent/US6822157B2/en
Publication of JP2003124491A publication Critical patent/JP2003124491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • H01L31/048Encapsulation of modules
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • H01L31/048Encapsulation of modules
    • H01L31/0488Double glass encapsulation, e.g. photovoltaic cells arranged between front and rear glass sheets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】モジュール表面のガラスの反射光による問題を
低減するとともに、発電効率を低下させることなく十分
なモジュール強度が得られるようにする。 【解決手段】非単結晶シリコン系薄膜太陽電池5を形成
するガラス基板として安価な非強化の平板ガラス基板4
を用い、そのガラス基板4の表面側に、防眩効果を得る
ための凹凸形状が表面に形成されてなる表面凹凸ガラス
板(強化白板型板ガラス)1を、空間層2を設けて配置
することで、モジュール表面の防眩効果、モジュール強
度確保及び低コスト化を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜太陽電池モジュ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜太陽電池は、結晶ウエハを用いる太
陽電池と比較し、半導体材料の使用量が少なくて済み、
ガラスや金属等の安価な基板上に低温プロセスで形成で
きるため、低価格化が期待されている。
【0003】薄膜太陽電池の中でも、アモルファスシリ
コンや薄膜多結晶等の非単結晶シリコン系薄膜太陽電池
は、材料であるシリコンが非常に豊富であること、及び
CdやSeを使用する化合物系太陽電池と比較して材料
が無害で環境への影響がない点で優れており、普及が期
待されている。
【0004】このような非晶質シリコン太陽電池におい
ては、まず、ガラス等の透光性基板上にSnO2やZn
O等の透明導電膜/p−i−n非晶質シリコン系半導体
層/金属表面電極層を順次積層して太陽電池素子を形成
し、レーザビーム等で分割・接続して集積構造とする。
次に、太陽電池素子の裏面側をエチレンビニルアセテー
トやポリビニルブチラール等の充填材、またはPET/
アルミニウムフィルム/PET積層シートやテドラー等
のバックシートで封止してスーパーストレート型の太陽
電池パネルを構成し、これにアルミニウムフレーム等の
支持部材を取り付けて屋外で設置使用することが一般的
である。
【0005】このように構成される薄膜系の太陽電池モ
ジュールは、発電に寄与する層が薄い点、構造材料が1
枚で済む点、及び配線が簡略な点で、低コスト化が期待
されている。
【0006】一方、ガラス基板を使用する薄膜太陽電池
モジュールにおいては、薄膜半導体材料を堆積して太陽
電池を形成する平板のガラス基板が、モジュールの表面
となる。そのため、モジュールを住宅の屋根やビルの屋
上あるいはビルや建築物の壁面に設置した場合、太陽電
池モジュールの表面が鏡のようになり、太陽光の反射光
が近隣の住居や通行人から非常に眩しく見える。あるい
は、周囲の風景や空の雲がモジュール表面に映り込み、
住宅や建築物の外観が損なわれるという問題がある。
【0007】このような、ガラス板を表面に用いた太陽
電池モジュールの表面反射の問題については、従来、以
下のような対応が提案されている。
【0008】例えば、結晶系の太陽電池モジュールにお
いては、シリコンウエハを保護するカバーガラスとし
て、型板ガラス(裏面凹凸付き)を用いることにより、
カバーガラスで光を乱反射させる防眩処理が一般に適用
されている。
【0009】薄膜太陽電池モジュールにおいては、特開
平11−74552号公報に、ガラス基板として太陽電
池モジュールの表面側が凹凸形状の型板ガラスを用いる
ことが開示されている。また、特開2001−5331
5号公報に、ガラス基板(透明絶縁基板)の表面にビー
ズを混入した光を拡散する樹脂を塗布することが開示さ
れている。
【0010】ここで、ガラス基板を使用する薄膜太陽電
池モジュールにおいては、薄膜半導体材料を堆積して太
陽電池を形成するガラス基板がモジュールの最表面とな
るので、屋外で使用するには、十分な発電電力が得られ
るような大面積のモジュールにおいて、風圧や降雹に耐
える強度がガラス基板に要求される。
【0011】ガラス基板として強化ガラスを用いれば、
ガラスの強度が増し、厚さを抑えられる。しかしなが
ら、ガラス基板の薄膜太陽電池においてガラス基板に強
化ガラスを用いることは難しい。
【0012】すなわち、ガラス基板の薄膜太陽電池にお
いては、ガラス基板上にSnO2等の透明電極を設けて
電極としており、大面積のガラス基板上に透明電極を安
価に形成するには一般に高温プロセスの熱CVD法が用
いられている。そのため、透明電極を形成するガラス基
板が熱強化処理されていても、高温プロセスによって焼
きなまされて強化の応力が失われてしまう。従ってガラ
ス基板を強化ガラスにすることは困難である。
【0013】このようなことから、電力用の薄膜太陽電
池モジュールのガラス基板においては、強度を確保する
ために板厚を3mm以上に厚くする必要がある。しか
し、ガラス基板が厚くなると、ガラスによる光の吸収が
増加して、発電効率が低下するという問題がある。特
に、ガラス基板の材料として、安価な青板ガラスを用い
た場合、ガラスによる光吸収が大きくて発電効率の低下
が大きくなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したガ
ラス基板の薄膜太陽電池モジュールにおけるガラス表面
反射の問題に関して、表面が凹凸形状の型板ガラスを基
板として用いる方法(特開平11−74552号公報)
では、薄膜太陽電池のレーザパターニング工程におい
て、凹凸形状のガラス表面でレーザビームが散乱するの
で加工が難しいという問題がある。
【0015】また、ビーズを混入した光を拡散する樹脂
をガラス基板表面に塗布する方法(特開2001−53
315号公報)では、樹脂の耐候性の問題があり、さら
に大面積に均一な凹凸を形成するのが難しく、外観が損
なわれるという問題がある。
【0016】一方、前記したガラス基板の光吸収による
発電効率の低下の問題を解消するには、一般的に用いら
れる安価な青板ガラスに代えて、博物館の展示室等の特
殊用途のみに使用されている、透過率の高い白板ガラス
をガラス基板に用いればよいが、白板ガラスは非常に高
価であるので、薄膜太陽電池の利点であるコスト低減効
果が阻害されるという問題がある。
【0017】本発明はそのような問題を解消すべくなさ
れたもので、モジュール表面のガラスの反射光による問
題を低減することができ、さらに発電効率を低下させる
ことなく、十分な強度を得ることのできる安価な薄膜太
陽電池モジュールの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜太陽電池モ
ジュールは、表面凹凸ガラス板と、空間層と、非単結晶
シリコン系薄膜太陽電池が形成された平板ガラス基板と
がこの順に積層されているとともに、前記表面凹凸ガラ
ス板として、少なくとも光入射側の面に防眩効果を得る
ための凹凸形状が形成された強化型板ガラスが用いられ
ていることによって特徴づけられる。
【0019】本発明の薄膜太陽電池モジュールにおい
て、表面凹凸ガラス板は、光入射側の面の前記凹凸形状
の算術平均表面粗さRaが0.001mm〜0.3mm
の範囲であることが好ましい。また、表面凹凸ガラス板
は、平均厚さ3mm以上の強化白板型板ガラスであるこ
とが好ましい。
【0020】本発明の薄膜太陽電池モジュールにおい
て、平板ガラス基板は厚さ3mm以下の青板ガラスであ
ることが好ましい。また、平板ガラス基板は非強化の平
板ガラスであることが好ましい。
【0021】本発明の薄膜太陽電池モジュールにおい
て、空間層は、乾燥空気層、乾燥不活性ガス層、または
真空層であることが好ましい。
【0022】本発明の薄膜太陽電池モジュールにおい
て、表面凹凸ガラス板の空間層側の面、または平板ガラ
ス基板の空間層側の面の少なくとも一方の面に反射防止
膜が形成されていることが好ましい。
【0023】本発明の薄膜太陽電池モジュールにおい
て、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池の裏面側(光入射
の反対側)に断熱部材が設けられていることが好まし
い。
【0024】次に、本発明を具体的に説明する。
【0025】まず、薄膜太陽電池において、従来、光入
射側の面に薄膜太陽電池基板とは別に透明の保護板が設
けられるものとして、文字盤に太陽電池を配置したソー
ラー腕時計や、太陽電池を電源にしたガーデンライト等
が商品化されている。
【0026】しかしながら、これらの薄膜太陽電池にお
いては、屋外に設置した場合の防眩効果は考慮されてい
ない。腕時計の場合、カバーガラスの表面には意匠性を
高める緩いカーブやカット等の多少の凹凸が形成される
ことはあっても、文字盤が正確に読み取れる必要がある
ため、防眩効果が得られるような細かな凹凸が全面にわ
たって形成されることはない。
【0027】ガーデンライト等の屋外小電力用途の場
合、太陽電池が小面積であるため、防眩性能や表面強度
はあまり問題にならず、表面に防眩性能が得られるよう
な凹凸形状を形成したり、カバー材に強化ガラスを用い
るというようなことはされていない。また、太陽電池と
は別にポリカーボネートやアクリルなどの透明カバーを
機器外装カバーの一部に設けて、薄膜太陽電池基板の保
護カバーとするという方法も採られているが、ガラス基
板の他に太陽電池に一体化した表面カバーガラスは必要
とされていない。
【0028】これに対し、本発明では、防眩効果と強度
保持の2つの機能をモジュール表面の表面凹凸ガラス板
に持たせ、これと分離して、発電機能を薄板の平板ガラ
ス基板上に形成した薄膜太陽電池に持たせることによ
り、それぞれの機能を実現している。これと同時に、す
でに量産効果の出ているガラス材料(青板ガラス、強化
白板型板ガラス等)による材料費の節減効果と、プロセ
ス負荷の小さなガラス基板を用いることによるプロセス
簡素化効果によって低コスト化を実現するものである。
【0029】すなわち、本発明では、薄膜太陽電池の集
積化パターニングプロセスの関係から、表面を凹凸形状
とすることが困難なガラス基板として、安価な非強化の
平板ガラス(平板青板ガラス)を用い、そのガラス基板
の表面側に、凹凸形状が表面に形成された表面凹凸ガラ
ス板(強化白板型板ガラス)を、空間層を設けて配置す
ることで、モジュールの強度確保、モジュール表面の防
眩効果及び低コスト化を同時に実現している。
【0030】本発明においては、非単結晶シリコン系薄
膜太陽電池を形成する平板ガラス基板と表面凹凸ガラス
板との間を空間層とするので、それら平板ガラス基板と
表面凹凸ガラス板とは樹脂等で接着されておらず、従っ
て接着樹脂等による光の吸収がなく、入射光の損失が少
なくて済む。
【0031】本発明の構造においても、空間層に面する
ガラス表面で光の反射が多少生じるものの、そのガラス
表面に反射防止膜を形成することにより、光反射の低減
が可能である。
【0032】このような反射防止膜としては、フッ化マ
グネシウムやフッ素樹脂等の低屈折率の透明膜や屈折率
が異なる膜の多層膜を挙げることができる。
【0033】さらに、本発明において、非単結晶シリコ
ン系薄膜太陽電池が形成された平板ガラス基板は、モジ
ュールの表面から空間層で熱的に隔てられているため、
入射光で加熱された薄膜太陽電池の熱はモジュール表面
側から逃げにくく、日射時の薄膜太陽電池の温度上昇を
大きくすることができる。
【0034】ここで、アモルファスシリコン等の非晶質
からなる薄膜太陽電池においては、温度上昇による出力
低下が少なく、かつ、いわゆるステブラー・ロンスキー
効果による光劣化の熱回復があることが知られており、
日射時にモジュール温度が高くなるようにした方が高い
変換効率が得られることが一般に知られている。
【0035】本発明の薄膜太陽電池モジュールにおいて
は、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池を形成した平板ガ
ラス基板の光入射側に、空間層と表面凹凸ガラス板を設
けているので、モジュール表面側の断熱性が高く、薄膜
太陽電池の温度が高くなる。従って屋外使用時において
高い変換効率を維持することができる。
【0036】本発明において、空間層は、表面凹凸ガラ
ス板と平板ガラス基板との間に設けられるが、その空間
層には屋外使用時に水蒸気や埃等が入らない構造とする
ことが好ましい。表面凹凸ガラス板と平板ガラス基板と
の間に水蒸気が浸入すると、ガラス表面に曇りや結露が
生じ、入射光の吸収や反射、薄膜の酸化や剥離等の劣化
が生じやすくなる。また、埃が侵入した場合にも、入射
光の吸収や反射が生じる。
【0037】これら水蒸気の浸入や埃の侵入を防ぐに
は、空間層の周囲部分に、ガラス板間の空間を密閉する
シール部材を設けることが好ましい。さらに、空間層を
水蒸気を含まない乾燥空気、乾燥窒素ガスまたは乾燥ア
ルゴンガス等を充填した不活性ガス層、または真空層と
することが好ましい。
【0038】空間層の厚さとしては、表面凹凸ガラス板
が風圧等の外力によって変形したときに、平板ガラス基
板を圧迫しない程度の厚さが好ましく、さらに薄膜太陽
電池モジュール全体の厚さが、アルミニウムフレーム等
の支持部材に収まりやすい厚さであることが好ましい。
具体的には、空間層の厚さは1mm〜30mmの範囲が
好ましい。
【0039】前記したように、本発明では、モジュール
の強度を表面凹凸ガラス板によって保つ構造としている
ので、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池を形成する平板
ガラス基板の板厚を薄くすることができる。
【0040】例えば、電力用太陽電池モジュールとして
は、モジュール面積0.5m2〜1m2前後の寸法のもの
が多く用いられており、この寸法の薄膜太陽電池モジュ
ールにおいて、耐風圧強度・降雹等の衝撃に対する強度
(JIS C8938・JIS C8939で規定され
た強度)をガラス基板単板で維持しようとすると、非強
化の平板ガラスでは3mm以上の厚さが必要であるが、
本発明においては、3mm以下の厚さにすることができ
る。
【0041】また、ガラス基板を薄くすることによっ
て、ガラス基板での入射光の吸収を低減することが可能
であり、高価な白板ガラスに代えて、透過率はあまり高
くないものの安価な平板青板ガラスをガラス基板として
使用することが可能になる。
【0042】さらに、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池
の製造工程として、プラズマCVD法やスパッタリング
法が一般に用いられており、このような工程において、
薄膜を形成する際には、ガラス基板を膜堆積に適した温
度にまで加熱する必要があるが、ガラス基板の厚さを薄
くすることで高速加熱が可能になるので、生産工程の生
産性が向上するという効果も期待できる。
【0043】以上のことから、本発明において、平板ガ
ラス基板には平板青板ガラスを使用することが好まし
い。また、平板ガラス基板の厚さは、平板ガラス基板で
の光吸収を最小限にするために、3mm以下とすること
が好ましく、2mm以下とすることがより好ましい。
【0044】また、本発明においては、防眩効果をモジ
ュール表面の表面凹凸ガラス板側に持たせるているの
で、平板ガラス基板の光入射側の表面を凹凸形状にする
必要がなく、レーザビームによる集積化パターニング加
工を容易に行うことができる。
【0045】平板ガラス基板の光入射側の表面は、レー
ザビームによる集積化パターニング加工時においてレー
ザビームが散乱してエネルギ密度が低下することがない
ように、なるべく平滑な面であることが好ましい。具体
的には、YAGレーザ等のレーザビームが散乱しない範
囲として算術平均粗さRaで0.005mm以下である
ことが好ましい。
【0046】本発明において、表面凹凸ガラス板は、非
強化の平板ガラス基板の強度を補って、モジュールとし
ての強度を維持するので、電力用の薄膜太陽電池モジュ
ールを構成する場合、表面凹凸ガラス板の平均厚さは3
mm以上であることが好ましい。このような厚みの表面
凹凸ガラス板において入射光の吸収を抑制するには、表
面凹凸ガラス板として白板ガラスを用いることが好まし
い。
【0047】なお、強化された型板の白板ガラス板は、
結晶シリコンウエハを用いた太陽電池モジュールの保護
カバーガラスとして、凹凸面を内側にして使うように設
計されたものが従来から量産されており、この用途のも
のであれば、比較的安価に入手することが可能である。
【0048】本発明において、表面凹凸ガラス板の光入
射側表面の凹凸形状は、光の乱反射(散乱)による防眩
効果を発揮させるために、一定以上の粗さにする必要が
あるが、同時に、ガラス板の強度を維持するためとガラ
ス表面に埃等がたまって光透過率が低下するのを防止す
るために一定以下の粗さにする必要がある。
【0049】表面凹凸ガラス板の光入射側表面の凹凸形
状の表面粗さは、算術平均表面粗さRaで0.001m
m〜0.3mmの範囲であることが好ましく、0.00
5mm〜0.1mmの範囲であることがより好ましい。
【0050】この数値範囲は、本発明者らが表面凹凸ガ
ラス板の表面凹凸形状を様々に変えて薄膜太陽電池モジ
ュールを作製し、その防眩性能、モジュール強度、屋外
での表面汚れ等を総合的に評価して見出したものであ
る。
【0051】すなわち、算術平均表面粗さRaが0.0
01mm未満であると、表面粗さが可視光の波長に近
く、ガラス表面での反射光が十分に散乱されないため十
分な防眩効果が得られない。また、算術平均表面粗さR
aが0.3mmを超えると、約3mmのガラス板では、
その強度が大幅に低下する。しかも、モジュールの屋外
設置傾斜角が小さい場合に、モジュール表面に付着した
埃がたまりやすく、雨水等で流されにくくなる。
【0052】本発明において、非単結晶シリコン系薄膜
太陽電池としては、単結晶でない薄膜シリコン系材料を
用いたもの、例えば、アモルファスシリコン、アモルフ
ァスシリコンカーバイド、アモルファスシリコンゲルマ
ニウム、マイクロクリスタルシリコン、多結晶薄膜シリ
コンを用いた薄膜太陽電池が挙げられる。
【0053】非単結晶シリコン系薄膜太陽電池の構造と
しては、pn接合、pin接合、ショットキーバリア接
合等のシングル接合、タンデム接合、トリプル接合が挙
げられる。
【0054】本発明において、非単結晶シリコン系薄膜
太陽電池は、絶縁性の平板ガラス基板上に形成され、レ
ーザビームによって集積化パターニングが行われている
ことが好ましい。また、本発明では、前記したように、
平板ガラス基板として、両面が平滑な平板ガラスを用い
るので、レーザビームによる集積化パターニング加工を
容易に行うことができる。
【0055】本発明において、非単結晶シリコン系薄膜
太陽電池の裏面(光入射の反対側の面)に、薄膜への水
蒸気の浸入を防ぐために、防湿封止部材を設けておくこ
とが好ましい。このような防湿封止部材としては、例え
ばプラスチックフィルムまたは金属シート、もしくはこ
れらを組み合わフィルムを、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(以下、EVA樹脂という)またはポリビニルブチ
ラール等の接着樹脂にて貼り合わせたラミネート材が好
適に用いられる。
【0056】このようなプラスチックフィルムとして
は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩
化ビニルまたはフッ素樹脂等のフィルムが挙げられる。
金属シートとしては、アルミニウム、亜鉛またはステン
レス等のシートが挙げられる。
【0057】本発明において、非単結晶シリコン系薄膜
太陽電池の裏面側(光入射の反対側)に、断熱部材を設
けておくことが好ましい。
【0058】前記したように、非晶質薄膜太陽電池で
は、日射時に太陽電池の温度が上昇した方が高い変換効
率を維持できる特徴があることが一般に知られている。
【0059】本発明において、光入射側(太陽電池の表
面側)は空間層で断熱保温構造となっており、更に太陽
電池の裏面側にも断熱部材を設けておくことにより、入
射光で上昇した薄膜太陽電池の熱が裏面側にも逃げにく
くなり、薄膜太陽電池を更に高い温度に保つことが可能
になる。これにより屋外使用時において、より一層高い
交換効率を維持することができる。
【0060】断熱部材としては、グラスウール、ロック
ウール、発泡ポリスチレン、発泡ウレタンまたは発泡フ
ェノール樹脂等の断熱材、あるいは複層ガラス等を挙げ
ることができる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0062】図1は本発明の薄膜太陽電池モジュールの
実施形態を模式的に示す断面図である。
【0063】この実施形態の薄膜太陽電池モジュール
は、表面凹凸ガラス板1と、空間層2と、シールスペー
サ3と、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池5が形成され
た平板ガラス基板4と、封止樹脂6、裏面封止フィルム
7とを備えている。
【0064】これら表面凹凸ガラス板1、空間層2(シ
ールスペーサ3)、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池5
が形成された平板ガラス基板4、封止樹脂6、及び裏面
封止フィルム7は、光入射側からのこの順に積層されて
いる。
【0065】表面凹凸ガラス板1には、例えば熱強化処
理された白板型板ガラスが用いられている。表面凹凸ガ
ラス板1の光入射側の表面1aには、エンボス加工等に
より凹凸形状が形成されている。平板ガラス基板4に
は、例えば非強化の青板ガラスが用いられている。
【0066】シールスペーサ3は、表面凹凸ガラス板1
及び平板ガラス基板4の周縁部に配置されており、表面
凹凸ガラス板1と平板ガラス基板4との間に一定の間隔
を保って空間層2を形成するとともに、その空間層2に
充填された乾燥空気を封止している。
【0067】封止樹脂6には、例えば太陽電池用のEV
A樹脂が用いられており、裏面封止フィルム7には、例
えばPET/アルミニウム/PETの積層フィルムが用
いられている。
【0068】非単結晶シリコン系薄膜太陽電池5は、平
板ガラス基板4の裏面(光入射の反対側の面)上に形成
された透明導電膜51と、透明導電膜51上に形成され
た半導体膜52と、半導体膜52上に形成された裏面電
極53を備えている。
【0069】透明導電膜51には、例えばSnO2透明
導電膜が用いられている。半導体膜52には、例えばシ
ングル構造アモルファスシリコン半導体膜が用いられて
おり、裏面電極53には、例えばZnO透明導電膜及び
銀薄膜からなる複層膜が用いられている。
【0070】以上の実施形態によれば、表面凹凸ガラス
板1の光入射側の表面1aに凹凸形状を形成しているの
で、モジュールへの入射光は表面凹凸ガラス板1の表面
1aで乱反射(散乱)され、十分な防眩効果が発揮され
る。これにより、モジュール表面のガラスの反射光によ
る問題を低減することができる。
【0071】しかも、防眩効果と強度保持の2つの機能
をモジュール表面の表面凹凸ガラス板1に持たせている
ので、非単結晶シリコン系薄膜太陽電池5を形成する平
板ガラス基板4の板厚を薄くすることができる。さら
に、平板ガラス基板4の表面を凹凸形状とする必要がな
く、平板ガラス基板4として安価な平板青板ガラスを用
いることができる。
【0072】図2は本発明の薄膜太陽電池モジュールの
他の実施形態を模式的に示す断面図である。
【0073】この実施形態の太陽電池モジュールは、図
1の構造に加えて、裏面封止フィルム7の裏面(光入射
の反対側の面)に、グラスウール成形板等の断熱材8を
設けたところに特徴がある。
【0074】このように、非単結晶シリコン系薄膜太陽
電池5の裏面側に断熱材8を設けておくと、入射光で上
昇した薄膜太陽電池の熱が裏面側にも逃げにくくなり、
薄膜太陽電池を更に高い温度に保つことが可能になる。
これにより屋外使用時において、より一層高い交換効率
を維持することができる。
【0075】図3は本発明の薄膜太陽電池モジュールの
別の実施形態を模式的に示す断面図である。
【0076】この実施形態の太陽電池モジュールは、図
1の構造に加えて、裏面封止フィルム7の裏面に、シー
ルスペーサ9及び平板ガラス11を設けて、非単結晶シ
リコン系薄膜太陽電池5の裏面側にも空間層10を設け
たところに特徴がある。
【0077】このように、非単結晶シリコン系薄膜太陽
電池5の裏面側に、空間層10と平板ガラス11からな
る断熱部材(複層ガラス)を設けておくことにより、入
射光で上昇した薄膜太陽電池の熱が裏面側にも逃げにく
くなり、薄膜太陽電池を更に高い温度に保つことが可能
になる。これにより屋外使用時において、より一層高い
交換効率を維持することができる。
【0078】図4は本発明の薄膜太陽電池モジュールの
更に別の実施形態を模式的に示す断面図である。
【0079】この実施形態の太陽電池モジュールは、図
1の構造に加えて、表面凹凸ガラス板1の裏面1b(平
板ガラス基板4側の面)にも、防眩効果を得るための凹
凸形状を形成している点に特徴がある。
【0080】このように、表面凹凸ガラス板1の表面1
aと裏面1bの両面に凹凸形状を形成しておけば、防眩
効果を更に高めることができる。
【0081】図5は本発明の薄膜太陽電池モジュールの
更に別の実施形態を模式的に示す断面図である。
【0082】この実施形態の太陽電池モジュールは、図
1の構造に加えて、表面凹凸ガラス板1の裏面(空間層
2側の面)に反射防止膜12を形成するとともに、平板
ガラス基板4の表面(空間層2側の面)に反射防止膜1
3を形成している点に特徴がある。
【0083】このように、空間層2が面するガラス表面
に反射防止膜12,13を形成しておけば、光反射を更
に低減することができる。
【0084】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例とともに説明
する。
【0085】<実施例1>図1の構造の薄膜太陽電池モ
ジュールを作製した。
【0086】具体的には、平板ガラス基板として、厚さ
1.8mm、外径寸法650mm×910mmの非強化
の青板ガラス基板に熱CVD法でSnO2透明導電膜を
形成したものを用い、その青板ガラス基板上に、公知の
プラズマCVD法により、pin素子構造のシングル構
造アモルファスシリコン半導体膜を形成し、さらに公知
のDCマグネトロンスパッタにより、ZnO透明導電膜
及び銀薄膜からなる裏面電極を形成してアモルファスシ
リコン薄膜太陽電池を得た。
【0087】なお、SnO2透明導電膜とアモルファス
シリコン膜、及び裏面電極膜はそれぞれ成膜後にYAG
レーザビームでストライプ状に分割・接続し、細かい短
冊状の太陽電池セルが直列接続された構造にパターニン
グして集積化した。
【0088】次に、片面(光入射側の面)に算術平均粗
さRa=0.05mmのエンボス加工が施された平均厚
さ3.2mmの白板強化ガラスからなる表面凹凸ガラス
板と、厚さ6mmのシールスペーサと、前記アモルファ
スシリコン薄膜太陽電池を形成した平板ガラス基板と、
厚さ0.4mmの太陽電池用EVA樹脂シートと、PE
T/アルミニウム/PETの積層フィルムとをこの順に
積層一体化して薄膜太陽電池モジュールを作製した。
【0089】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、晴天日の昼間に住宅の2階の南向き壁面に垂
直に設置し、南、南東、南西の各方向にそれぞれ20m
離れた位置から観察した。その結果、太陽光の反射光に
よるモジュール表面のぎらつきや、周囲景色の映り込み
は殆ど見られず、良好な外観が得られることが確認され
た。
【0090】また、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、住宅の屋根(傾斜角10度の傾斜面)上に設置し、
100日間の屋外暴露試験を行ったところ、薄膜太陽電
池モジュールの外観に変化はなく、表面凹凸ガラス板表
面には殆ど埃が付着残留していないことが確認された。
【0091】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、長手方向の両端部のみが支持されるように2本のH
型鋼上に光入射面を上にして水平に置いた状態で、モジ
ュール表面の表面凹凸ガラス板の上に均等に力がかかる
ように乾燥砂の入った砂袋をのせて1500N/m2
圧力を印加する荷重試験を行った。その結果、薄膜太陽
電池モジュールの破損は発生しなかった。また、試験前
後の出力変化は1%未満で電気的特性にも変化がないこ
とが確認された。
【0092】<比較例1>実施例1において、モジュー
ル表面の表面凹凸ガラス板に替えて、両面が平滑な白板
の平板ガラスを用いたこと以外は、実施例1と同じとし
て薄膜太陽電池モジュールを作製した。
【0093】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、住宅壁面設置して、南、南東、南西の3方向
からそれぞれ薄膜太陽電池モジュールの表面を観察した
ところ、太陽光の反射光が非常に眩しく見える方向があ
った。さらに、モジュール表面が鏡のようになって周囲
景色が映り込み、建築物の外観として問題があった。
【0094】<比較例2>実施例1において、薄膜太陽
電池を形成する平板ガラス基板として厚さ4mmの白板
の平板ガラスを用いた。さらに、平板ガラス基板の光入
射側に表面凹凸ガラス板及び空間層を設けないで、薄膜
太陽電池のレーザパターニング処理後に、前記平板ガラ
ス基板の光入射側の表面に、ガラスビーズを分散したフ
ッ素系塗料を塗布して凹凸形状を形成するようにしたこ
と以外は、実施例1と同じとして薄膜太陽電池モジュー
ルを作製した。
【0095】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、住宅の2階の南向き壁面に垂直に設置し、
南、南東、南西の各方向にそれぞれ20m離れた位置か
ら観察した。その結果、太陽光の反射光によるモジュー
ル表面のぎらつきや、周囲景色の映り込みは殆ど見られ
なかった。しかしながら、モジュール表面の凹凸形状に
場所による外観のむらが生じており、外観はあまり良好
ではなかった。
【0096】また、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、住宅の屋根(傾斜角10度の傾斜面)に設置し、1
00日間の屋外暴露試験を行ったところ、薄膜太陽電池
モジュールのガラス表面に埃が付着残留しており、部分
的に白くなっていた。また、埃を落とすためにウエスで
表面を擦ると、ガラス基板表面の樹脂層に細かい擦れ傷
が生じた。
【0097】<実施例2>実施例1において、モジュー
ル表面の表面凹凸ガラス板として、片面(光入射側の
面)に算術平均粗さRa0.01mmの凹凸加工が施さ
れた平均厚さ3.2mmの熱強化白板型板ガラス板を用
いたこと以外は、実施例1と同じとして薄膜太陽電池モ
ジュールを作製した。
【0098】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、晴天日の昼間に住宅の2階の南向き壁面に垂
直に設置し、南、南東、南西の各方向にそれぞれ20m
離れた位置から観察した。その結果、太陽光の反射光に
よるモジュール表面のぎらつきや、周囲景色の映り込み
は殆ど見られず、良好な外観が得られることが確認され
た。
【0099】また、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、住宅の屋根(傾斜角10度の緩斜面)上に設置し、
100日間の屋外暴露試験を行ったところ、薄膜太陽電
池モジュールの外観に変化はなく、表面凹凸ガラス板表
面には殆ど埃が付着残留していないことが確認された。
【0100】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、長手方向の両端部のみが支持されるように、2本の
H型鋼上に光入射面を上にして水平に置いた状態で、モ
ジュール表面の表面凹凸ガラス板の上に均等に力がかか
るように乾燥砂の入った砂袋をのせて1500N/m2
の圧力を印加する荷重試験を行った。その結果、薄膜太
陽電池モジュールの破損は発生しなかった。また、試験
前後の出力変化は1%未満で電気的特性にも変化がない
ことが確認された。
【0101】<実施例3>実施例1において、モジュー
ル裏面に厚さ30mmのグラスウール成形板を接着剤で
接着したこと以外は、実施例1と同じとして薄膜太陽電
池モジュールを作製した。
【0102】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、晴天日の昼間に住宅の2階の南向き壁面に垂
直に設置し、南、南東、南西の各方向にそれぞれ20m
離れた位置から観察した。その結果、太陽光の反射光に
よるモジュール表面のぎらつきや、周囲景色の映り込み
は殆ど見られず、良好な外観が得られることが確認され
た。
【0103】また、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、住宅の屋根(傾斜角10度の傾斜面)上に設置し、
100日間の屋外暴露試験を行ったところ、薄膜太陽電
池モジュールの外観に変化はなく、表面凹凸ガラス板表
面には殆ど埃が付着残留していないことが確認された。
【0104】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、長手方向の両端部のみが支持されるように、2本の
H型鋼上に光入射面を上にして水平に置いた状態で、モ
ジュール表面の表面凹凸ガラス板の上に均等に力がかか
るように乾燥砂の入った砂袋をのせて1500N/m2
の圧力を印加する荷重試験を行った。その結果、薄膜太
陽電池モジュールの破損は発生しなかった。また、試験
前後の出力変化は1%未満で電気的特性にも変化がない
ことが確認された。
【0105】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
について、6月の外気温25℃の晴天の南中時に薄膜太
陽電池部の温度を、モジュール内部に組み込んだ熱電対
で測定したところ、実施例1の薄膜太陽電池モジュール
に比べて16℃高くなっていた。また、表面凹凸ガラス
板及び空間層のない薄膜太陽電池モジュールに比べて3
1℃高くなっており、高い断熱保温性が有していること
が確認された。、さらに、100日間の屋外暴露試験を
行った後に、ソーラーシミュレーターにおいて、25
℃、1000W/m2光照射の標準状態における変換効
率を測定したところ、この実施例3の薄膜太陽電池モジ
ュールでは、屋外暴露前の変換効率と同じであり、同様
に屋外暴露を行った実施例1の薄膜太陽電池モジュール
に比べて約1.1倍の高い変換効率を示し、また、同様
に屋外暴露を行った表面凹凸ガラス板及び空間層のない
薄膜太陽電池モジュール(屋外暴露前の変換効率は実施
例3と同じ)に比べて1.2倍の高い変換効率を示して
いた。
【0106】<実施例4>実施例1において、表面凹凸
ガラス板及び平板ガラス基板の空間層側の表面にそれぞ
れ低屈折率のフッ素樹脂(旭硝子社製、商品名:サイト
ップ、屈折率1.34)を塗布して反射防止膜を各2μ
m形成したこと以外は、実施例1と同じとして薄膜太陽
電池モジュールを作製した。
【0107】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、晴天日の昼間に住宅の2階の南向き壁面に垂
直に設置し、南、南東、南西の各方向にそれぞれ20m
離れた位置から観察した。その結果、太陽光の反射光に
よるモジュール表面のぎらつきや、周囲景色の映り込み
は殆ど見られず、良好な外観が得られることが確認され
た。
【0108】また、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、住宅の屋根(傾斜角10度の傾斜面)上に設置し、
100日間の屋外暴露試験を行ったところ、薄膜太陽電
池モジュールの外観に変化はなく、表面凹凸ガラス板表
面には殆ど埃が付着残留していないことが確認された。
【0109】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、長手方向の両端部のみが支持されるように、2本の
H型鋼上に光入射面を上にして水平に置いた状態で、モ
ジュール表面の表面凹凸ガラス板の上に均等に力がかか
るように乾燥砂の入った砂袋をのせて1500N/m2
の圧力を印加する荷重試験を行った。その結果、薄膜太
陽電池モジュールの破損は発生しなかった。また、試験
前後の出力変化は1%未満で電気的特性にも変化がない
ことが確認された。
【0110】また、変換効率を実施例1と比較したとこ
ろ、薄膜太陽電池単体の変換効率は同じであったが、薄
膜太陽電池モジュールでの変換効率は、この実施例4の
モジュールの方が約4%高かった。
【0111】<実施例5>実施例1において、モジュー
ル裏面に6mm厚の空間層(乾燥空気充填)と平板ガラ
スからなる複層ガラスの断熱部材を設けたこと以外は、
実施例1と同じとして薄膜太陽電池モジュールを作製し
た。
【0112】このようにして作製した薄膜太陽電池モジ
ュールを、晴天日の昼間に住宅の2階の南向き壁面に垂
直に設置し、南、南東、南西の各方向にそれぞれ20m
離れた位置から観察した。その結果、太陽光の反射光に
よるモジュール表面のぎらつきや、周囲景色の映り込み
は殆ど見られず、良好な外観が得られることが確認され
た。
【0113】また、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、住宅の屋根(傾斜角10度の傾斜面)上に設置し、
100日間の屋外暴露試験を行ったところ、薄膜太陽電
池モジュールの外観に変化はなく、表面凹凸ガラス板表
面には殆ど埃が付着残留していないことが確認された。
【0114】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
を、長手方向の両端部のみが支持されるように、2本の
H型鋼上に光入射面を上にして水平に置いた状態で、モ
ジュール表面の表面凹凸ガラス板の上に均等に力がかか
るように乾燥砂の入った砂袋をのせて1500N/m2
の圧力を印加する荷重試験を行った。その結果、薄膜太
陽電池モジュールの破損は発生しなかった。また、試験
前後の出力変化は1%未満で電気的特性にも変化がない
ことが確認された。
【0115】さらに、作製した薄膜太陽電池モジュール
について、6月の外気温25℃の晴天の南中時に薄膜太
陽電池部の温度を、モジュール内部に組み込んだ熱電対
で測定したところ、実施例1の薄膜太陽電池モジュール
に比べて16℃高くなっていた。また、表面凹凸ガラス
板及び空間層のない薄膜太陽電池モジュールに比べて3
1℃高くなっており、高い断熱保温性が有していること
が確認された。、さらに、100日間の屋外暴露試験を
行った後に、ソーラーシミュレーターにおいて、25
℃、1000W/m2光照射の標準状態における変換効
率を測定したところ、この実施例5の薄膜太陽電池モジ
ュールでは、屋外暴露前の変換効率と同じであり、同様
に屋外暴露を行った実施例1の薄膜太陽電池モジュール
に比べて約1.1倍の高い変換効率を示し、また、同様
に屋外暴露を行った表面凹凸ガラス板及び空間層のない
薄膜太陽電池モジュール(屋外暴露前の変換効率は実施
例5と同じ)に比べて1.2倍の高い変換効率を示して
いた。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薄膜太陽
電池モジュールによれば、非単結晶シリコン系薄膜太陽
電池を形成するガラス基板として安価な非強化平板ガラ
スを用い、そのガラス基板の表面側に、凹凸形状が表面
に形成された表面凹凸ガラス板を、空間層を設けて配置
しているので、モジュールの表面ガラスの反射光による
問題を低減することができるとともに、発電効率を低下
させることなく十分な強度を確保することができる。し
かも、屋外使用時の特性安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜太陽電池モジュールの実施形態を
模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の薄膜太陽電池モジュールの他の実施形
態を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の薄膜太陽電池モジュールの別の実施形
態を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の薄膜太陽電池モジュールの更に別の実
施形態を模式的に示す断面図である。
【図5】本発明の薄膜太陽電池モジュールの更に別の実
施形態を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 表面凹凸ガラス板 1a 表面凹凸ガラス板の表面(光入射側の面) 1b 表面凹凸ガラス板の裏面(光入射の反対側の面) 2 空間層 3 シールスペーサ 4 平板ガラス基板 5 非単結晶シリコン系薄膜太陽電池 51 透明導電膜 52 半導体膜 53 裏面電極 6 封止樹脂 7 裏面封止フィルム 8 断熱材 9 シールスペーサ 10 空間層 11 平板ガラス 12 反射防止膜 13 反射防止膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面凹凸ガラス板と、空間層と、非単結
    晶シリコン系薄膜太陽電池が形成された平板ガラス基板
    とがこの順に積層されているとともに、前記表面凹凸ガ
    ラス板として、少なくとも光入射側の面に防眩効果を得
    るための凹凸形状が形成された強化型板ガラスが用いら
    れていることを特徴とする薄膜太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 前記表面凹凸ガラス板は、光入射側の面
    の前記凹凸形状の算術平均表面粗さRaが0.001m
    m〜0.3mmの範囲であることを特徴とする請求項1
    記載の薄膜太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 前記表面凹凸ガラス板が平均厚さ3mm
    以上の強化白板型板ガラスであることを特徴とする請求
    項1または2記載の薄膜太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 前記平板ガラス基板が、厚さ3mm以下
    の青板ガラスであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の薄膜太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 前記平板ガラス基板が、非強化の平板ガ
    ラスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の薄膜太陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】 前記空間層が、乾燥空気層、乾燥不活性
    ガス層、または真空層であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の薄膜太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 前記表面凹凸ガラス板の前記空間層側の
    面、または前記平板ガラス基板の前記空間層側の面の少
    なくとも一方の面に反射防止膜が形成されていることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の薄膜太陽電
    池モジュール。
  8. 【請求項8】 前記非単結晶シリコン系薄膜太陽電池の
    裏面側に断熱部材が設けられていることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれかに記載の薄膜太陽電池モジュー
    ル。
JP2001317091A 2001-10-15 2001-10-15 薄膜太陽電池モジュール Pending JP2003124491A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317091A JP2003124491A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 薄膜太陽電池モジュール
US10/270,184 US6822157B2 (en) 2001-10-15 2002-10-15 Thin film solar battery module

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317091A JP2003124491A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 薄膜太陽電池モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003124491A true JP2003124491A (ja) 2003-04-25

Family

ID=19135014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001317091A Pending JP2003124491A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 薄膜太陽電池モジュール

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6822157B2 (ja)
JP (1) JP2003124491A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007088280A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Msk Corp 透過型太陽電池モジュール
JP2011023582A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Kyocera Corp 光電変換装置、光電変換装置の製造方法、接合構造および接合構造の製造方法
JP2012522392A (ja) * 2009-04-03 2012-09-20 エルジー・ハウシス・リミテッド デザイン層を備えた建物一体型太陽電池モジュール
JP2013070093A (ja) * 2007-09-14 2013-04-18 Mitsubishi Chemicals Corp 太陽電池用積層カバー基板、太陽電池、並びに、太陽電池用積層カバー基板の製造方法
KR101325012B1 (ko) * 2012-03-21 2013-11-04 삼성코닝정밀소재 주식회사 광전지 모듈용 커버기판 및 이를 구비한 광전지 모듈
US8867320B2 (en) 2010-01-19 2014-10-21 Seiko Epson Corporation Timepiece cover glass and timepiece
US8975506B2 (en) 2004-03-29 2015-03-10 Kyocera Corporation Solar cell module and photovoltaic power generator using the same
KR20150038015A (ko) * 2012-08-01 2015-04-08 니혼 이타가라스 가부시키가이샤 광전 변환 장치용 커버 유리
JP2016025247A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 大日本印刷株式会社 太陽電池装置
JP2020009970A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社カネカ 太陽電池モジュール、壁面形成部材、及び太陽電池システム
US11126147B2 (en) 2018-03-02 2021-09-21 Seiko Epson Corporation Portable electronic device
JP7383817B2 (ja) 2020-01-28 2023-11-20 中建材硝子新材料研究院集団有限公司 複合ペイン構造を有するカラーファサード素子

Families Citing this family (96)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2810118B1 (fr) * 2000-06-07 2005-01-21 Saint Gobain Vitrage Substrat transparent comportant un revetement antireflet
JP4076742B2 (ja) * 2001-07-13 2008-04-16 シャープ株式会社 太陽電池モジュール
US8431264B2 (en) 2002-08-09 2013-04-30 Infinite Power Solutions, Inc. Hybrid thin-film battery
US20070264564A1 (en) 2006-03-16 2007-11-15 Infinite Power Solutions, Inc. Thin film battery on an integrated circuit or circuit board and method thereof
US8021778B2 (en) 2002-08-09 2011-09-20 Infinite Power Solutions, Inc. Electrochemical apparatus with barrier layer protected substrate
US9793523B2 (en) 2002-08-09 2017-10-17 Sapurast Research Llc Electrochemical apparatus with barrier layer protected substrate
US8404376B2 (en) 2002-08-09 2013-03-26 Infinite Power Solutions, Inc. Metal film encapsulation
US8445130B2 (en) 2002-08-09 2013-05-21 Infinite Power Solutions, Inc. Hybrid thin-film battery
US8394522B2 (en) 2002-08-09 2013-03-12 Infinite Power Solutions, Inc. Robust metal film encapsulation
US8236443B2 (en) 2002-08-09 2012-08-07 Infinite Power Solutions, Inc. Metal film encapsulation
JP2004288677A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Sharp Corp 太陽電池モジュールサブアセンブリおよび複層ガラス型太陽電池モジュール
AU2004231893A1 (en) * 2003-04-16 2004-11-04 Apollon Solar Photovoltaic module and production method thereof
US8728285B2 (en) 2003-05-23 2014-05-20 Demaray, Llc Transparent conductive oxides
FR2870007B1 (fr) * 2004-05-10 2006-07-14 Saint Gobain Feuille transparente texturee a motifs pyramidaux inclines
US7710636B2 (en) * 2004-09-27 2010-05-04 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Systems and methods using interferometric optical modulators and diffusers
US7959769B2 (en) 2004-12-08 2011-06-14 Infinite Power Solutions, Inc. Deposition of LiCoO2
TWI331634B (en) 2004-12-08 2010-10-11 Infinite Power Solutions Inc Deposition of licoo2
US7906057B2 (en) * 2005-07-14 2011-03-15 3M Innovative Properties Company Nanostructured article and method of making the same
US8227688B1 (en) 2005-10-17 2012-07-24 Solaria Corporation Method and resulting structure for assembling photovoltaic regions onto lead frame members for integration on concentrating elements for solar cells
US7910822B1 (en) 2005-10-17 2011-03-22 Solaria Corporation Fabrication process for photovoltaic cell
ATE518255T1 (de) 2006-08-30 2011-08-15 Keiwa Inc Benutzung einer rückplatte für photovoltaikmodule und photovoltaikmodule damit
US20080072956A1 (en) * 2006-09-07 2008-03-27 Guardian Industries Corp. Solar cell with antireflective coating comprising metal fluoride and/or silica and method of making same
JP4758311B2 (ja) * 2006-09-14 2011-08-24 Okiセミコンダクタ株式会社 非同期データ保持回路
EP2067163A4 (en) 2006-09-29 2009-12-02 Infinite Power Solutions Inc MASKING FLEXIBLE SUBSTRATES AND RESTRICTING MATERIALS TO APPLY BATTERY LAYERS TO THESE
US8197781B2 (en) 2006-11-07 2012-06-12 Infinite Power Solutions, Inc. Sputtering target of Li3PO4 and method for producing same
US20080128018A1 (en) * 2006-12-04 2008-06-05 Richard Allen Hayes Solar cells which include the use of certain poly(vinyl butyral)/film bilayer encapsulant layers with a low blocking tendency and a simplified process to produce thereof
US8197928B2 (en) 2006-12-29 2012-06-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Intrusion resistant safety glazings and solar cell modules
US20080178928A1 (en) * 2006-12-29 2008-07-31 Bp Corporation North America Inc. Photovoltaic Modules with a Transparent Material Having a Camouflaged Pattern
US7943845B2 (en) * 2007-02-07 2011-05-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Solar cells encapsulated with poly(vinyl butyral)
US7910392B2 (en) 2007-04-02 2011-03-22 Solaria Corporation Method and system for assembling a solar cell package
US8119902B2 (en) 2007-05-21 2012-02-21 Solaria Corporation Concentrating module and method of manufacture for photovoltaic strips
US8707736B2 (en) * 2007-08-06 2014-04-29 Solaria Corporation Method and apparatus for manufacturing solar concentrators using glass process
US20090078316A1 (en) * 2007-09-24 2009-03-26 Qualcomm Incorporated Interferometric photovoltaic cell
WO2009052324A2 (en) 2007-10-19 2009-04-23 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Display with integrated photovoltaic device
US8058549B2 (en) 2007-10-19 2011-11-15 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Photovoltaic devices with integrated color interferometric film stacks
US20090126792A1 (en) * 2007-11-16 2009-05-21 Qualcomm Incorporated Thin film solar concentrator/collector
US7910035B2 (en) * 2007-12-12 2011-03-22 Solaria Corporation Method and system for manufacturing integrated molded concentrator photovoltaic device
KR20100093590A (ko) 2007-12-17 2010-08-25 퀄컴 엠이엠스 테크놀로지스, 인크. 후방 측 간섭계 마스크를 구비한 광전변환장치
KR20150128817A (ko) 2007-12-21 2015-11-18 사푸라스트 리써치 엘엘씨 전해질 막을 위한 표적을 스퍼터링하는 방법
US8268488B2 (en) 2007-12-21 2012-09-18 Infinite Power Solutions, Inc. Thin film electrolyte for thin film batteries
JP5705549B2 (ja) 2008-01-11 2015-04-22 インフィニット パワー ソリューションズ, インコーポレイテッド 薄膜電池および他のデバイスのための薄膜カプセル化
US20110017287A1 (en) * 2008-03-25 2011-01-27 Nicholas Francis Borrelli Substrates for photovoltaics
BRPI0907078A2 (pt) * 2008-03-26 2015-07-07 Du Pont "artigo laminado"
CN101983469B (zh) 2008-04-02 2014-06-04 无穷动力解决方案股份有限公司 与能量采集关联的储能装置的无源过电压/欠电压控制和保护
US20090250100A1 (en) * 2008-04-04 2009-10-08 E.I. Du Pont De Nemours And Company Solar cell modules comprising high melt flow poly(vinyl butyral) encapsulants
WO2009126186A1 (en) 2008-04-10 2009-10-15 Cardinal Ig Company Manufacturing of photovoltaic subassemblies
CA2720257A1 (en) * 2008-04-10 2009-10-15 Cardinal Ig Company Glazing assemblies that incorporate photovoltaic elements and related methods of manufacture
US7759755B2 (en) * 2008-05-14 2010-07-20 International Business Machines Corporation Anti-reflection structures for CMOS image sensors
US20090288701A1 (en) * 2008-05-23 2009-11-26 E.I.Du Pont De Nemours And Company Solar cell laminates having colored multi-layer encapsulant sheets
WO2010019577A1 (en) 2008-08-11 2010-02-18 Infinite Power Solutions, Inc. Energy device with integral collector surface for electromagnetic energy harvesting and method thereof
JP5650646B2 (ja) 2008-09-12 2015-01-07 インフィニット パワー ソリューションズ, インコーポレイテッド 電磁エネルギーを介したデータ通信のための一体型伝導性表面を有するエネルギーデバイスおよび電磁エネルギーを介したデータ通信のための方法
US8508193B2 (en) 2008-10-08 2013-08-13 Infinite Power Solutions, Inc. Environmentally-powered wireless sensor module
TWI382551B (zh) * 2008-11-06 2013-01-11 Ind Tech Res Inst 太陽能集光模組
US8557415B2 (en) 2009-04-22 2013-10-15 Tesla Motors, Inc. Battery pack venting system
US8557416B2 (en) 2009-04-22 2013-10-15 Tesla Motors, Inc. Battery pack directed venting system
US8277965B2 (en) 2009-04-22 2012-10-02 Tesla Motors, Inc. Battery pack enclosure with controlled thermal runaway release system
US8268469B2 (en) * 2009-04-22 2012-09-18 Tesla Motors, Inc. Battery pack gas exhaust system
US20100136402A1 (en) * 2009-04-22 2010-06-03 Tesla Motors, Inc. Sealed battery enclosure
US8907202B1 (en) * 2009-05-07 2014-12-09 Scott David Brusaw Method and system for collecting, storing and distributing solar energy using networked trafficable solar panels
KR101792287B1 (ko) 2009-09-01 2017-10-31 사푸라스트 리써치 엘엘씨 집적된 박막 배터리를 갖는 인쇄 회로 보드
KR100993512B1 (ko) * 2009-12-29 2010-11-12 엘지전자 주식회사 태양 전지 모듈 및 투명 부재
US20110155245A1 (en) * 2009-12-31 2011-06-30 Du Pont Apollo Limited Solar module having a side insulating member
IT1399376B1 (it) * 2010-04-12 2013-04-16 Milano Politecnico Cella fotovoltaica, in particolare per applicazioni architettoniche integrate, e metodo di fabbricazione di tale cella.
KR101930561B1 (ko) 2010-06-07 2018-12-18 사푸라스트 리써치 엘엘씨 재충전 가능한 고밀도 전기 화학 장치
KR101266103B1 (ko) * 2010-09-29 2013-05-27 엘지전자 주식회사 태양 전지 모듈 및 그 제조 방법
US8778496B2 (en) * 2010-11-30 2014-07-15 Corning Incorporated Anti-glare glass sheet having compressive stress equipoise and methods thereof
JP5652192B2 (ja) * 2010-12-20 2015-01-14 セイコーエプソン株式会社 時計用文字板および時計
USD699176S1 (en) 2011-06-02 2014-02-11 Solaria Corporation Fastener for solar modules
US8247097B1 (en) 2011-06-10 2012-08-21 Tesla Motors, Inc. Method of controlling battery pack humidity utilizing an active reactivation system
JP2013026030A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Sony Corp 光電変換素子モジュールおよび建築物
KR101757875B1 (ko) * 2011-09-20 2017-07-14 엘지전자 주식회사 양면 수광형 태양전지 모듈
KR20130034334A (ko) * 2011-09-28 2013-04-05 한국전자통신연구원 태양 전지를 포함하는 진공창 및 그 제조 방법
US10205042B2 (en) * 2012-01-26 2019-02-12 Fundació Institut De Ciències Fotòniques Photoconversion device with enhanced photon absorption
CN102569459A (zh) * 2012-02-07 2012-07-11 泰通(泰州)工业有限公司 一种防眩光晶体硅光伏组件
DE102012209437A1 (de) * 2012-06-05 2013-12-05 Robert Bosch Gmbh Solarmodul und Verfahren zur Herstellung eines solchen
WO2014031716A2 (en) * 2012-08-21 2014-02-27 Sybrid Energies, Inc. Integrated energy storage unit
EP2754524B1 (de) 2013-01-15 2015-11-25 Corning Laser Technologies GmbH Verfahren und Vorrichtung zum laserbasierten Bearbeiten von flächigen Substraten, d.h. Wafer oder Glaselement, unter Verwendung einer Laserstrahlbrennlinie
EP2781296B1 (de) 2013-03-21 2020-10-21 Corning Laser Technologies GmbH Vorrichtung und verfahren zum ausschneiden von konturen aus flächigen substraten mittels laser
CN103579399A (zh) * 2013-10-11 2014-02-12 华中科技大学 一种针对面聚光太阳能电池的封装结构
KR101400206B1 (ko) * 2013-11-20 2014-05-28 주식회사 이건창호 단열용 태양전지 구조물의 제조방법
US9517963B2 (en) 2013-12-17 2016-12-13 Corning Incorporated Method for rapid laser drilling of holes in glass and products made therefrom
US11556039B2 (en) 2013-12-17 2023-01-17 Corning Incorporated Electrochromic coated glass articles and methods for laser processing the same
CN203746873U (zh) * 2013-12-27 2014-07-30 比亚迪股份有限公司 光伏电池组件
GB2522408A (en) 2014-01-14 2015-07-29 Ibm Monolithically integrated thin-film device with a solar cell, an integrated battery and a controller
CN106687419A (zh) * 2014-07-08 2017-05-17 康宁股份有限公司 用于激光处理材料的方法和设备
US11648623B2 (en) 2014-07-14 2023-05-16 Corning Incorporated Systems and methods for processing transparent materials using adjustable laser beam focal lines
CN107922237B (zh) 2015-03-24 2022-04-01 康宁股份有限公司 显示器玻璃组合物的激光切割和加工
DE202015102238U1 (de) * 2015-05-04 2015-06-01 Solarworld Innovations Gmbh Photovoltaik-Zelle und Photovoltaik-Modul
US20220181509A1 (en) * 2015-05-04 2022-06-09 Meyer Burger (Germany) Gmbh Photovoltaic cell and photovoltaic module
CN105552152B (zh) * 2016-02-29 2017-12-05 珠海格力电器股份有限公司 光伏组件、光伏光热一体化组件及其制造方法
KR102078294B1 (ko) 2016-09-30 2020-02-17 코닝 인코포레이티드 비-축대칭 빔 스폿을 이용하여 투명 워크피스를 레이저 가공하기 위한 기기 및 방법
EP3848333A1 (en) 2016-10-24 2021-07-14 Corning Incorporated Substrate processing station for laser-based machining of sheet-like glass substrates
US10490682B2 (en) 2018-03-14 2019-11-26 National Mechanical Group Corp. Frame-less encapsulated photo-voltaic solar panel supporting solar cell modules encapsulated within multiple layers of optically-transparent epoxy-resin materials
WO2019214061A1 (zh) * 2018-05-08 2019-11-14 北京汉能光伏投资有限公司 太阳能电池组件、太阳能光电幕墙
TWI677658B (zh) * 2019-02-21 2019-11-21 南臺學校財團法人南臺科技大學 建築用太陽能模組
US11901473B2 (en) 2020-04-16 2024-02-13 The Regents Of The University Of Michigan Thermophotovoltaic cells with integrated air-bridge for improved efficiency

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870581A (ja) * 1981-10-21 1983-04-27 Sharp Corp 太陽電池装置
JPS59160532U (ja) * 1983-04-15 1984-10-27 日本板硝子株式会社 複層ガラス
JPH0645628A (ja) * 1992-07-25 1994-02-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールパネル
JPH1174552A (ja) * 1997-06-20 1999-03-16 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールおよびその製造方法
JPH11281166A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Mitsubishi Electric Corp ハイブリッド式太陽エネルギ利用装置
JPH11298030A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Asahi Glass Co Ltd 太陽電池用カバーガラス及びその製造方法並びに太陽電池
JPH11325610A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Mitsubishi Electric Corp 太陽エネルギー利用装置
JP2000213130A (ja) * 1999-01-26 2000-08-02 Canon Inc 太陽電池モジュ―ル、太陽電池付き屋根および太陽電池発電システム
JP2000356417A (ja) * 1998-08-19 2000-12-26 Sekisui Chem Co Ltd 太陽エネルギー変換装置
JP2001036103A (ja) * 1999-07-15 2001-02-09 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd アモルファスシリコン系薄膜光電変換装置
JP2001174071A (ja) * 1999-07-23 2001-06-29 Sekisui Chem Co Ltd 光熱ハイブリッドパネルの製造方法、および光熱ハイブリッドパネル
JP2001230441A (ja) * 2001-01-18 2001-08-24 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールパネル

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3883339A (en) * 1974-05-07 1975-05-13 Ppg Industries Inc Method of two stage tempering of glass
IT1111635B (it) * 1977-10-25 1986-01-13 Bfg Glassgroup Unita contenenti elementi vetrosi
GB2188924B (en) * 1986-04-08 1990-05-09 Glaverbel Matted glass, process of producing matted glass, photo-voltaic cell incorporating a glass sheet, and process of manufacturing such a cell
JPH03200378A (ja) * 1989-12-27 1991-09-02 Fuji Electric Co Ltd 透光型薄膜太陽電池モジュール
AUPP699798A0 (en) * 1998-11-06 1998-12-03 Pacific Solar Pty Limited Thin films with light trapping
DE50001095D1 (de) * 1999-02-08 2003-02-20 Kurth Glas & Spiegel Ag Zuchwi Photovoltaische zelle und verfahren zu deren herstellung
JP2001053315A (ja) 1999-05-31 2001-02-23 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールおよびその製造方法
AU764832B2 (en) * 1999-05-31 2003-09-04 Kaneka Corporation Solar battery module
JP4076742B2 (ja) * 2001-07-13 2008-04-16 シャープ株式会社 太陽電池モジュール

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870581A (ja) * 1981-10-21 1983-04-27 Sharp Corp 太陽電池装置
JPS59160532U (ja) * 1983-04-15 1984-10-27 日本板硝子株式会社 複層ガラス
JPH0645628A (ja) * 1992-07-25 1994-02-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールパネル
JPH1174552A (ja) * 1997-06-20 1999-03-16 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールおよびその製造方法
JPH11281166A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Mitsubishi Electric Corp ハイブリッド式太陽エネルギ利用装置
JPH11298030A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Asahi Glass Co Ltd 太陽電池用カバーガラス及びその製造方法並びに太陽電池
JPH11325610A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Mitsubishi Electric Corp 太陽エネルギー利用装置
JP2000356417A (ja) * 1998-08-19 2000-12-26 Sekisui Chem Co Ltd 太陽エネルギー変換装置
JP2000213130A (ja) * 1999-01-26 2000-08-02 Canon Inc 太陽電池モジュ―ル、太陽電池付き屋根および太陽電池発電システム
JP2001036103A (ja) * 1999-07-15 2001-02-09 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd アモルファスシリコン系薄膜光電変換装置
JP2001174071A (ja) * 1999-07-23 2001-06-29 Sekisui Chem Co Ltd 光熱ハイブリッドパネルの製造方法、および光熱ハイブリッドパネル
JP2001230441A (ja) * 2001-01-18 2001-08-24 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールパネル

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8975506B2 (en) 2004-03-29 2015-03-10 Kyocera Corporation Solar cell module and photovoltaic power generator using the same
JP2007088280A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Msk Corp 透過型太陽電池モジュール
JP2013070093A (ja) * 2007-09-14 2013-04-18 Mitsubishi Chemicals Corp 太陽電池用積層カバー基板、太陽電池、並びに、太陽電池用積層カバー基板の製造方法
JP2012522392A (ja) * 2009-04-03 2012-09-20 エルジー・ハウシス・リミテッド デザイン層を備えた建物一体型太陽電池モジュール
JP2011023582A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Kyocera Corp 光電変換装置、光電変換装置の製造方法、接合構造および接合構造の製造方法
US8867320B2 (en) 2010-01-19 2014-10-21 Seiko Epson Corporation Timepiece cover glass and timepiece
KR101325012B1 (ko) * 2012-03-21 2013-11-04 삼성코닝정밀소재 주식회사 광전지 모듈용 커버기판 및 이를 구비한 광전지 모듈
KR20150038015A (ko) * 2012-08-01 2015-04-08 니혼 이타가라스 가부시키가이샤 광전 변환 장치용 커버 유리
KR101939871B1 (ko) 2012-08-01 2019-01-17 니혼 이타가라스 가부시키가이샤 광전 변환 장치용 커버 유리
JP2016025247A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 大日本印刷株式会社 太陽電池装置
US11126147B2 (en) 2018-03-02 2021-09-21 Seiko Epson Corporation Portable electronic device
JP2020009970A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社カネカ 太陽電池モジュール、壁面形成部材、及び太陽電池システム
JP7079684B2 (ja) 2018-07-11 2022-06-02 株式会社カネカ 太陽電池モジュール、壁面形成部材、及び太陽電池システム
JP7383817B2 (ja) 2020-01-28 2023-11-20 中建材硝子新材料研究院集団有限公司 複合ペイン構造を有するカラーファサード素子
US11850825B2 (en) 2020-01-28 2023-12-26 Cnbm Research Institute For Advanced Glass Materials Group Co., Ltd. Colored facade element with composite pane structure

Also Published As

Publication number Publication date
US6822157B2 (en) 2004-11-23
US20030070706A1 (en) 2003-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003124491A (ja) 薄膜太陽電池モジュール
CN107845697B (zh) 用于光重定向膜的粘合剂
AU2002366923B2 (en) Cover glass for a solar battery
ES2774573T3 (es) Módulo fotovoltaico
US9157662B2 (en) Photovoltaic module
JP5327923B2 (ja) デザイン層を備えた建物一体型太陽電池モジュール
KR102077120B1 (ko) 칼라 태양전지 모듈 및 이의 건축물 일체화 구조
WO1998059378A1 (en) Solar battery module and method for manufacturing the same
KR102360087B1 (ko) 컬러필름 적용 태양광 모듈 및 이의 제조방법
CN114883437A (zh) 遮蔽式颜色匹配的伪装太阳能电池板
US20180040757A1 (en) Light redirecting film useful with solar modules
JP2003110128A (ja) 薄膜太陽電池モジュール及びその製造方法
WO2011101682A2 (en) Concentrating evacuated photovoltaic glazing panel
JP2002043594A (ja) 光透過型薄膜太陽電池モジュール
JP2000243989A (ja) 透明フィルム型太陽電池モジュール
KR101481534B1 (ko) 건물 일체형 태양전지 모듈
CN101924152A (zh) 一种薄膜太阳能电池及其制作方法
WO2014180019A1 (zh) 太阳能模块
KR20190128543A (ko) 태양 전지 모듈 및 태양광 발전 커튼 월
KR101616131B1 (ko) 태양전지 모듈
KR101895842B1 (ko) 투과형 플렉서블 태양 전지 모듈 및 이의 제조 방법
JPH08306942A (ja) 太陽電池モジュール用保護シート
JP2003243689A (ja) 太陽電池用カバーガラス、その製法及び該カバーガラスを使用した太陽電池モジュール
CN210073875U (zh) 太阳能幕墙组件及太阳能幕墙
Karasu et al. Solar glass panels: a review

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060922

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070313