JP2003114195A - 画像取得装置 - Google Patents

画像取得装置

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JP2003114195A
JP2003114195A JP2001308260A JP2001308260A JP2003114195A JP 2003114195 A JP2003114195 A JP 2003114195A JP 2001308260 A JP2001308260 A JP 2001308260A JP 2001308260 A JP2001308260 A JP 2001308260A JP 2003114195 A JP2003114195 A JP 2003114195A
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acquisition device
image acquisition
observation
optical system
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JP2001308260A
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English (en)
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Hiromi Chatani
博美 茶谷
Haruo Uemura
春生 植村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板上の複数の検査領域の画像取得に
要する時間を短縮し、かつ、保存されるデータ量を削減
する。 【解決手段】 レンズアレイを用いて基板上の複数の検
査領域を個別に拡大してCCD上に結像させる。これに
より、複数の検査領域の拡大画像が同時に取得される。
さらに、CCDにより取得される画像において検査領域
に対応する領域812をレンズアレイの各レンズに対応
する領域811のほぼ中央に位置させ、領域811の周
縁部を除去した領域813のみを保存用画像として保存
する。これにより、1回の撮像において1つの検査領域
の拡大画像を取得する場合に比べて、画像取得に要する
時間を大幅に短縮することができ、保存されるデータ量
も大幅に削減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の観察対象の
画像を取得する画像取得装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板(以下、「基板」という。)
を触針を用いて検査するプローバでは、画像取得装置に
より触針近傍の画像が取得される。これにより、触針の
先端が基板上の所定位置に配置されているか、ゴミが付
着していないか等が確認される。また、触針の圧接痕を
観察することにより触針の圧接力の検査も行われる。
【0003】基板上の複数の触針は配列ピッチに比べて
非常に小さいことから、基板全体の画像を取得したので
は触針近傍の様子を確認することができなくなる。そこ
で、従来の画像取得装置では、1つの触針近傍を拡大し
て画像の取得を行い、画像を取得する領域(以下、「検
査領域」という。)を移動させることにより各触針近傍
の画像を順次取得するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板上の多
数の検査領域の画像を1つずつ順番に取得するという手
法では、光学系または基板の移動、位置決め、画像の取
得といった一連の動作を1つの基板に対して多数回行う
必要があり、多くの時間を要することとなる。そこで、
複数の検査領域の画像を同時に取得する技術が求められ
ている。
【0005】本発明は、取得された画像の処理、光学系
等の様々な観点から、複数の観察対象の画像の同時取得
に適した画像取得装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、対象物上に既知のパターンにて離散的に存在する複
数の観察対象の画像を取得する画像取得装置であって、
撮像部と、複数の光学要素により前記複数の観察対象を
個別に拡大して前記撮像部上に結像させる観察光学系
と、前記撮像部により取得された画像から前記複数の観
察対象の各像を含む領域の周縁部を除去して保存用画像
のデータを生成する処理部と、前記保存用画像のデータ
を保存する保存部とを備える。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像取得装置であって、前記観察光学系が、前記複数
の観察対象を含む領域の縮小された像を形成する縮小光
学系を有し、前記複数の光学要素が、前記縮小された像
における前記複数の観察対象の像を個別に拡大する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像取得装置であって、前記撮像部および前
記観察光学系に対して前記対象物を相対的に移動させる
移動機構をさらに備える。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の画像取得装置であって、前記撮像部により画像が取得
された際の前記撮像部と前記対象物との相対的位置関係
を示す情報に関連づけられて前記保存用画像のデータが
前記保存部に保存される。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の画像取得装置であって、前記撮像
部により取得された画像を表示する表示部と、前記処理
部により除去される領域を前記表示部において非表示と
する表示制御部とをさらに備える。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の画像取得装置であって、前記複数
の光学要素を他の複数の光学要素と交換する交換機構を
さらに備え、交換された複数の光学要素の配列に応じて
前記処理部により除去される領域が変更される。
【0012】請求項7に記載の発明は、対象物上に既知
のパターンにて離散的に存在する複数の観察対象の画像
を取得する画像取得装置であって、撮像部と、複数の光
学要素により前記複数の観察対象を個別に拡大して前記
撮像部上に結像させる観察光学系と、前記複数の光学要
素を他の複数の光学要素と交換する交換機構とを備え
る。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の画像取得装置であって、前記撮像部および前記観察光
学系に対して前記対象物を相対的に移動させる移動機構
と、前記交換機構により前記複数の光学要素と交換可能
とされる補助光学系とを備え、前記補助光学系が用いら
れる際に前記撮像部上に形成される前記複数の観察対象
の像が、前記複数の光学要素が用いられる際の像よりも
小さい。
【0014】請求項9に記載の発明は、対象物上に既知
のパターンにて離散的に存在する複数の観察対象の画像
を取得する画像取得装置であって、撮像部と、複数の光
学要素により前記複数の観察対象を個別に拡大して前記
撮像部上に結像させる観察光学系と、補助光学系と、前
記複数の光学要素と前記補助光学系とを交換する交換機
構と、前記撮像部および前記観察光学系に対して前記対
象物を相対的に移動させる移動機構とを備え、前記補助
光学系が用いられる際に前記撮像部上に形成される前記
複数の観察対象の像が、前記複数の光学要素が用いられ
る際の像よりも小さい。
【0015】請求項10に記載の発明は、対象物上に既
知のパターンにて離散的に存在する複数の観察対象の画
像を取得する画像取得装置であって、撮像部と、倍率が
可変であるとともに前記複数の観察対象を含む領域の像
を形成する第1光学系と、前記領域の像における前記複
数の観察対象の像を個別に拡大して前記撮像部上に結像
させる複数の光学要素を有する第2光学系とを備える。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の画像取得装置であって、前記第1光学系の倍率が
連続的に可変である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一の実施の形態に
係る画像取得装置10の構成を示す図である。画像取得
装置10は検査の対象物である半導体基板(以下、「基
板」という。)9を触針を用いて検査するプローバに取
り付けられ、基板9上の複数の触針が接する複数の検査
領域の画像を取得する。すなわち、検査領域が画像取得
装置10の観察対象とされる。
【0018】画像取得装置10は基板9を撮像する光学
ヘッド1、基板9が載置されるとともに基板9と光学ヘ
ッド1との相対的位置関係を変更する移動ステージ2、
光学ヘッド1内の光学系の一部を変更するチェンジャ
3、並びに、光学ヘッド1にて取得された画像のデータ
処理および他の構成の動作を制御する制御部5を備え
る。
【0019】光学ヘッド1は後述するように内部に撮像
デバイスを有し、さらに、基板9への照明光を出射する
光源ユニット11、および、レンズ交換により撮像倍率
を変更する回転式のレンズユニット12を有する。
【0020】移動ステージ2は、モータ211およびモ
ータ212により図1中のXおよびY方向に基板9を移
動させるXYステージ部21、並びに、モータ221に
より基板9をZ軸を中心に回動させるθステージ部22
を有する。
【0021】チェンジャ3は、複数の光学セット31お
よび各光学セット31に対応する補助光学セット31a
を収容するラック32、ラック32を昇降移動させる昇
降部33、並びに、光学セット31や補助光学セット3
1aを光学ヘッド1へと押し出してセットしたり、光学
ヘッド1からラック32へと引き込む入替部34を有す
る。
【0022】制御部5はコンピュータに専用の制御ボー
ドを装着した構成となっており、各種演算処理を行うC
PU51に、演算の作業領域となるRAM52、基本プ
ログラムを記憶するROM53、制御プログラム541
を格納する固定ディスク54、キーボードやマウス等の
入力部55、並びに、画像や各種情報を表示する表示部
56を接続した基本構造を有する。なお、表示部56は
専用の表示制御部561を介して他の構成と接続され
る。CPU51にはさらに、光学ヘッド1による撮像を
制御する撮像制御部61、移動ステージ2を制御するス
テージ制御部62、および、チェンジャ3を制御するチ
ェンジャ制御部63が接続される。撮像制御部61は光
学ヘッド1にて取得された画像を処理する画像処理部6
11が専用の電気的回路として設けられる。
【0023】図2は光学ヘッド1の内部構造を示す図で
ある。基板9上の検査領域911の大きさは検査領域9
11間のピッチに比べて十分に小さく、基板9上に離散
的に配置される。なお、以下の説明において、「離散
的」とは、周期性や規則性をもって配置されている状態
のみならず、既知のパターンであればランダムに配置さ
れている状態も含む。
【0024】光学ヘッド1では、X方向およびY方向に
ピッチP0にて配列された複数の検査領域911からの
光を所定位置に配置されたCCD137へと導くことに
より、複数の検査領域911の拡大画像をCCD137
にて同時に取得するようになっており、検査領域911
とCCD137との間には順に(図1中に示す(+Z)
方向に向かって順に)、第1光学系133および第2光
学系135が配置される。すなわち、第1光学系133
および第2光学系135により複数の検査領域911の
像をCCD137上に結像させる観察光学系が構成され
る。
【0025】第1光学系133は一対のレンズ131,
132を有し、両側テレセントリック光学系となってい
る。第1光学系133の倍率は(P1/P0)とされて
おり、レンズ131の前側焦点位置に基板9を配置する
ことによりレンズ132の後側焦点位置92に検査領域
911の像912がX方向およびY方向にピッチP1に
て形成される。なお、通常、CCD137は同時に検査
可能な複数の検査領域911を含む領域よりも小さく、
第1光学系133は縮小光学系とされる。したがって、
第1光学系133によりレンズ132の後側焦点位置9
2には複数の検査領域911を含む基板9上の領域の縮
小された像が形成される。
【0026】第2光学系135は像912のそれぞれに
対応したレンズ134を有し、各像912を2次元撮像
デバイスであるCCD137上に個別に拡大して結像さ
せる。すなわち、第2光学系135は複数の光学要素配
列の一形態であるマイクロレンズアレイとなっている。
図3は第2光学系135を光軸に沿って見たときの様子
を示す図であり、6×5個のレンズ134が配置された
様子を示している。
【0027】図4はCCD137により取得される画像
81の一例を示す図である。例えば、検査領域911の
大きさが5μm四方であり、ピッチP0が0.5mmで
ある場合、第1光学系133により6×5個の像912
がCCD137の大きさに収まるように縮小され、第2
光学系135により各像912が拡大されてCCD13
7に導かれる。このとき、CCD137の1画素が基板
9上の0.5μm四方に相当するように拡大され、1つ
の検査領域911を含む50μm四方の領域の画像はC
CD137により100×100画素の画像として取得
される。CCD137は760×680画素を有し(例
えば、CCD137としてRGB値のそれぞれを8ビッ
トで取得するVGA素子が用いられる。)、図4に例示
するように6×5個の検査領域911およびその周囲を
拡大した複数の画像が複数の領域811に映し出され
る。なお、図4では検査領域911に対応する領域に符
号812を付している。
【0028】このように第1光学系133を縮小光学系
とすることにより、30個の検査領域911を含む領域
がCCD137の撮像面よりも大きい場合であっても、
複数の検査領域911の拡大画像を同時に取得すること
が実現される。そして、検査領域911が基板9上に1
0000個存在する場合、基板9の位置を移動させなが
ら30個の検査領域911の画像取得が約340回繰り
返される。
【0029】ここで、図2におけるレンズ131は図1
に示すレンズユニット12により他のレンズと交換可能
とされる。これにより、第1光学系133の倍率が可変
とされる。さらに、図2における第2光学系135は図
1に示す光学セット31や補助光学セット31a内の光
学系であり、図1に示すチェンジャ3により他の光学系
と交換可能とされる。レンズユニット12およびチェン
ジャ3により、検査領域911のピッチや配列パターン
の異なる基板9に対する画像取得が可能となる。図5は
第2光学系135の他の例を示す図である。図5に示す
第2光学系135ではX方向に関して真横に隣接しない
ようにレンズ134が配置され、このレンズ配置と同様
のパターンにて配列された検査領域911の画像を取得
する際に図5の第2光学系135を有する光学セット3
1が光学ヘッド1にロードされる。
【0030】既述のように第2光学系135は補助光学
セット31aの光学系にも交換可能とされ、1つの光学
セット31に対して1つの補助光学セット31aがラッ
ク32に収容される。補助光学セット31aは後述のよ
うに検査時の基板9の位置決めや初期設定時の基板9の
位置設定の際に用いられる。
【0031】補助光学セット31aのレンズ134の配
置パターンは対応する光学セット31と同様であり、拡
大率が光学セット31よりも小さい、または、等倍率と
なっている。したがって、補助光学セット31aが用い
られる際にCCD137上に形成される複数の検査領域
911の像は、対応する光学セット31が用いられる際
の像よりも小さくなる。図6は補助光学セット31aの
一例を示す図であり、第2光学系135の2つのレンズ
アレイ1351,1352が補助光学セット31a内の
レンズ群に相当する。図6に示す第2光学系135で
は、2つのレンズアレイ1351,1352により、各
検査領域911の像912が等倍率にてCCD137上
に再結像される。したがって、CCD137上に形成さ
れる検査領域911の像の大きさは像912と同じ大き
さとなる。
【0032】図7および図8は光学セット31および補
助光学セット31aを用いて画像取得装置10が検査領
域911の画像を取得する際の動作の流れを示す図であ
る。画像取得装置10の動作は、図1に示す制御プログ
ラム541をCPU51が実行することにより、撮像制
御部61、ステージ制御部62およびチェンジャ制御部
63が光学ヘッド1、移動ステージ2およびチェンジャ
3を制御することにより行われる。
【0033】まず、基板9が移動ステージ2上にロード
され(ステップS11)、基板9の種類に対応する補助
光学セット31aが光学ヘッド1にロードされる(ステ
ップS12)。このとき、前の基板9の観察に用いた光
学セット31が光学ヘッド1に存在しており、実際には
光学セット31が補助光学セット31aと交換される。
基板9の種類は予め他の装置からオンラインにて、ある
いは、操作者により制御部5に入力されている。
【0034】ここで、基板9の種類とは、基板9の大き
さや形状の種類と基板9上に形成されている回路パター
ンの種類とを合わせた種類を指す。例えば、基板9の大
きさや形状の種類を示す基板タイプ番号が「1」、回路
パターンの種類(すなわち、検査領域911の配列パタ
ーンの種類)を示すICチップタイプ番号が「1」の基
板9に対しては光学セット番号が「1」の光学セット3
1および補助光学セット31a、基板タイプ番号が
「2」、ICチップタイプ番号が「1」の基板9に対し
ては光学セット番号が「7」の光学セット31および補
助光学セット31a、基板タイプ番号が「2」、ICチ
ップタイプ番号が「2」の基板9には光学セット番号が
「3」の光学セット31および補助光学セット31aと
いうように対応付けが行われる。
【0035】補助光学セット31aの拡大率は等倍また
は低い倍率であることから、補助光学セット31aがロ
ードされた状態では、CCD137により基板9上のア
ライメントマークや所定のパターン等を含む広い領域の
画像が取得される。そして、取得された画像のデータが
画像処理部611にて処理されることにより、基板9の
移動ステージ2上の位置(基板9上の所定の基準点のX
Y方向の位置、および、Z軸を中心とする回転に対する
姿勢)が検出される(ステップS13)。CPU51
は、検出された基板9の位置および検査領域911の配
列パターンに基づいて撮像が行われる際の基板9の複数
の位置(以下、「撮像位置」という。)を求める。
【0036】その後、補助光学セット31aが入替部3
4によりラック32へと引き込まれ、昇降部33がラッ
ク32を移動した後に入替部34が基板9の種類に対応
する光学セット31を光学ヘッド1へとロードすること
により、補助光学セット31aが対応する光学セット3
1へと交換される(ステップS14)。
【0037】光学セット31の交換が行われた場合、必
要に応じて図1に示す画像処理部611における処理の
内容も変更される。画像処理部611による処理は、光
学ヘッド1にて取得された画像において検査領域911
の各像を含む領域(図4における領域811)の周縁部
を除去する処理であり、検査領域911の配列パターン
は基板9の種類ごとに異なることから、基板9の種類に
応じて画像処理部611による除去領域の設定が変更さ
れる(ステップS15)。なお、基板9の種類が前の基
板と同一である場合にはステップS15は行われなくて
もよい。
【0038】次に、基板9が最初の撮像位置へと移動さ
れ、撮像制御部61の制御に従ってCCD137による
撮像が行われる(ステップS16,S17)。
【0039】CCD137からの画像信号は撮像制御部
61の画像処理部611へと送られ、不要な領域の除去
が行われることにより保存用画像のデータが生成される
(ステップS18)。図9はCCD137により取得さ
れた画像の不要部分を例示する図である。図9中の平行
斜線を付す領域が画像処理部611により除去される領
域である。図4に示すようにCCD137により取得さ
れる原画像は観察対象である検査領域911の各像を含
む領域(検査領域911およびその周囲に対応する領
域)811をほぼ隣接するようにして有する。しかしな
がら、検査領域911に対応する領域812は各領域8
11の中央付近に現れるのみであることから、領域81
1の周縁部を除去(トリミング)することにより保存用
画像データが生成される。すなわち、図9中に符号81
3にて示す領域の集合が保存用画像とされる。
【0040】保存用画像データが生成されると、撮像位
置を示す撮像位置番号に関連づけられて保存用画像デー
タが固定ディスク54に保存される(ステップS1
9)。そして、画像の取得が行われていない次の撮像位
置が存在する場合、ステップS16へと戻って基板9が
次の撮像位置へと移動され、画像の取得並びに保存用画
像データの生成および保存が繰り返される(ステップS
21,S16〜S19)。
【0041】また、ステップS17にてCCD137に
より画像が取得される際には、取得された画像は表示制
御部561により除去領域がマスクされて(すなわち、
非表示とされて)表示される。これにより操作者が除去
領域を容易に認識することが可能とされる。除去領域は
基板9の種類に応じて変更されることから、表示制御部
561により非表示とされる領域は基板9の種類に応じ
て適宜変更される。
【0042】全ての撮像位置での画像の取得が完了する
と(ステップS21)、基板9は移動ステージ2からア
ンロードされ(ステップS22)、次の基板9が存在す
る場合にはステップS11に戻って次の基板9が移動ス
テージ2にロードされる(ステップS23,S11)。
そして、次の基板9に対して、保存用画像データの取得
が撮像位置ごとに繰り返される。全ての基板9に対する
保存用画像データの取得が完了すると、画像取得装置1
0の動作が完了する(ステップS23)。
【0043】図10は1枚の基板9に対して画像取得装
置10が取得するデータ7の構造を示す図である。デー
タ7は観察の対象物である基板9を特定するための対象
番号71、付帯情報72、並びに、複数組の撮像位置番
号731および保存用画像データ732を有する。撮像
位置番号731は、実質的に画像が取得された際のCC
D137と基板9との相対的位置関係を示す情報に相当
する。付帯情報72には基板9の種類、1つの保存用画
像データ732(1回の撮像により取得される図9中の
複数の領域813のデータ)のサイズ、領域813の個
数および大きさ等が記録される。このような構造によ
り、基板9の検査のためにデータ7を演算処理する際
に、基板9の特定、および、保存用画像データ732中
の各領域813に対応するデータ(すなわち、各検査領
域911に対応するデータ)へのアクセスが可能とされ
る。
【0044】ところで、画像取得装置10を用いて新規
な基板9を観察する際にはラック32に新たな光学セッ
ト31が収容される。このとき、基板9の撮像を行う際
に基板9をどこに位置させるか予め初期設定を行う必要
がある。しかしながら、光学セット31は各検査領域9
11を大幅に拡大するため、光学セット31を介して基
板9上のマークやパターンを観察できない場合があり、
光学セット31のみを用いて基板9の位置設定を行うこ
とが困難となる。
【0045】そこで、画像取得装置10では光学セット
31と補助光学セット31aとを交換しつつ基板9の位
置設定が行われる。以下に、ラック32に新規な光学セ
ット31および補助光学セット31aが収容される際の
基板9の位置設定作業について説明する。位置設定作業
により、以後、基板9を所定の撮像位置へと位置させる
ことが可能となる。なお、画像取得装置10が製作され
る際には位置設定作業が各光学セット31に対して行わ
れる。
【0046】図11は基板9の位置設定を行う際の作業
の流れを示す図である。まず、設定対象となる光学セッ
ト31が光学ヘッド1にロードされる(ステップS3
1)。光学ヘッド1内には光学セット31や補助光学セ
ット31aが当接する当接部が設けられており、光学セ
ット31や補助光学セット31aの位置決めの再現性が
保証されている。
【0047】図12は光学セット31がロードされた際
にCCD137が取得する画像が表示部56に表示され
る様子を示す図である。図12において波線にて区切ら
れる領域811は、図4と同様に第2光学系135の各
レンズ134に対応する領域を示している。表示部56
には表示制御部561により縦横に伸びるカーソル80
が表示され、操作者が入力部55のマウスを用いてカー
ソル80を左上の領域811のほぼ中央に合わせ、暫定
基準位置を入力する(ステップS32)。
【0048】制御部5が暫定基準位置の入力を受け付け
ると、光学セット31がラック32内へと引き込まれ、
補助光学セット31aが光学ヘッド1にロードされる
(ステップS33)。さらに、観察対象物である基板9
が移動ステージ2上にロードされる(ステップS3
4)。このとき、基板9の移動ステージ2上の位置はア
ライメントマークや所定のパターンに基づいて検出され
る。
【0049】補助光学セット31aは図6に示すように
検査領域911の像912を低倍率(あるいは、等倍
率)にてCCD137上に再結像させる。したがって、
CCD137にて取得される画像は図13に示すように
検査領域911の像812aが小さく映し出された画像
となる。図13に示す画像が表示される際には、暫定基
準位置にて交差するカーソル80が表示されており、操
作者は特定の検査領域911の像812aが暫定基準位
置に一致するように移動ステージ2を調整する(ステッ
プS35)。
【0050】調整が完了すると、補助光学セット31a
が光学セット31と交換される(ステップS36)。光
学セット31がロードされると、各領域811には検査
領域911の像が拡大されて表示されることとなる。そ
して、操作者により各領域811に対して検査領域91
1の像がほぼ中央に位置するようにさらに微調整が行わ
れる(ステップS37)。このとき、検査領域911の
配列が光学セット31に対して傾いている場合には移動
ステージ2のZ軸周りの向きも調整される。微調整が完
了すると、図4と同様に領域811の中央に検査領域9
11の像812が表示される状態となる。
【0051】移動ステージ2上の基板9の位置は既述の
ように予め検出されており、基板9が1つの撮像位置に
位置する際の移動ステージ2の状態も上記作業により検
出され、さらに複数の撮像位置の相対的位置関係は既知
であることから、上記作業により基板9の複数の撮像位
置を求めることが可能となる。したがって、上記作業
は、実質的に光学セット31とCCD137との相対的
位置関係を検出して移動ステージ2上の基板9を撮像位
置へと移動可能とする作業に相当する。
【0052】その後、画像処理部611により除去され
る領域、すなわち、各領域811の周縁部の除去領域が
操作者により決定される(ステップS38)。除去領域
が決定されると表示制御部561により図9に示すよう
に除去領域が特定の色にマスクされて非表示とされた画
像が表示部56に表示される。
【0053】以上の作業が完了すると、基板9は移動ス
テージ2からアンロードされ、基板9の位置に関する初
期設定が終了する(ステップS39)。
【0054】次に、図2に示すレンズ131の交換によ
り第1光学系133の倍率が可変とされることにより、
1つの光学セット31で検査可能な基板9の種類を増加
させることができる点について説明する。
【0055】例えば、第1の基板9の検査領域911の
配列パターンに対応した光学セット31が光学ヘッド1
にセットされている状態において、レンズ131を交換
して第1光学系133の倍率を変更することにより、第
1の基板9における配列パターンと相似のパターンを有
する第2の基板9の検査領域911の画像を取得するこ
とが可能となる場合がある。また、第1光学系133の
倍率を下げる(縮小率を上げる)場合や検査領域911
の大きさが小さい場合、換言すれば、第1光学系133
による検査領域911の像912の大きさが小さい場合
には、第2の基板9の配列パターンが第1の基板9の配
列パターンと多少相違する場合であっても検査領域91
1の像を領域811中に映し出すことが可能となる場合
がある。このように、第1光学系133の倍率を変更可
能とすることにより、検査可能な基板9の種類を増加さ
せることができる。
【0056】さらに、検査可能な基板9の種類をさらに
増加させるために第1光学系133が連続的に倍率を変
更することができるズームレンズとされてもよい。図1
4は第1光学系133としてズームレンズ133aが使
用される様子を示す図である。第1光学系133がズー
ムレンズである場合、第1光学系133による検査領域
911の像912のピッチを任意に変更することができ
る。これにより、1つの光学セット31を用いて画像を
取得することができる基板9の種類を大幅に増加させる
ことが実現される。
【0057】以上、画像取得装置10について説明して
きたが、画像取得装置10では、複数の検査領域911
の画像を同時に取得することから画像取得に要する時間
が大幅に短縮される。また、1つの画像が複数の検査領
域911の画像を有し、さらに各検査領域911の像を
含む領域811の周縁部が除去されることから保存用画
像データのデータ量を大幅に削減することができる。
【0058】例えば、1つの基板9上に検査領域911
が10000個存在し、CCDにより760×680画
素のカラー画像(RGBそれぞれ1byte:8bi
t)が取得されるものとする。ここで、1回の基板9の
位置決めに200msを要し、画像の取り込みに30m
sを要するとすると、従来のように各検査領域911を
拡大して撮像を行うと1枚の基板9の観察に約38分2
0秒(=230(ms)×10000(回))が必要と
なる。一方、画像取得装置10では図9に示すように一
度に30個の検査領域911の観察が可能であることか
ら、画像取得時間は1分強(=230(ms)×334
(回))となる。したがって、画像取得装置10では画
像取得に要する時間が約30分の1に短縮される。
【0059】また、CCDが1回の撮像により取得する
画像データの量を1.55MB(=760×680×3
(byte))とすると、従来の手法により取得される
データ量は15.5GB(=1.55(MB)×100
00)となる。これに対して、図9における領域813
の一辺が100画素であるものとすると、画像取得装置
10では1つの検査領域911に対応して保存されるデ
ータの量は30KB(=100×100×3(byt
e))であり、1つの基板9に対して保存されるデータ
の量は300MB(=30(KB)×10000)とな
る。したがって、画像取得装置10では画像のデータが
約50分の1に削減される。
【0060】なお、CCD137の1回の撮像により取
得される画像のデータ量は1.55MBであるが、不要
部分の除去により画像取得装置10では保存用画像のデ
ータ量が0.9MB(=30(KB)×30(個))と
される。
【0061】さらに、画像取得装置10では光学セット
31の交換により様々な種類の基板9に対して複数の検
査領域911の画像を同時に取得することができ、補助
光学セット31aを用いて基板9の位置検出や基板9の
位置の初期設定を容易に行うことができる。このよう
に、画像取得装置10は対象物上の複数の観察対象の画
像取得に適した装置となっている。
【0062】以上、本発明の一の実施の形態について説
明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく様々な変形が可能である。
【0063】上記実施の形態では観察の対象物は半導体
基板であるが、画像取得装置10はプリント基板の回路
やスルーホールの画像の取得、フラットパネルディスプ
レイやフォトマスク等に用いられるのガラス基板上の回
路の画像の取得にも利用することができる。
【0064】また、検査領域911は等間隔に存在する
必要はなく、既知であればランダムに存在してもよい。
例えば、検査領域911は同心円状に配置されてもよ
い。すなわち、対象物上に既知のパターンにて離散的に
存在する複数の観察対象の画像を取得する際にパターン
に合わせた第2光学系135を設計することにより画像
取得装置10を利用することができる。
【0065】画像取得装置10では移動ステージ2によ
り基板9が光学ヘッド1に対して移動するが、基板9が
固定されて光学ヘッド1が移動可能とされてもよい。ま
た、基板9および光学ヘッド1が移動可能とされてもよ
い。すなわち、対象物である基板9の移動はCCD13
7並びに観察光学系(第1光学系133および第2光学
系135)に対して相対的なもので足りる。
【0066】検査領域911のピッチが小さい場合は第
1光学系は縮小光学系でなくてもよく、場合によっては
存在しなくてもよい。
【0067】光学セット31や補助光学セット31aの
交換は他の手法により行われてもよく、手動で行われて
もよい。レンズ131の交換も他の手法により行われて
もよい。
【0068】補助光学セット31aはレンズアレイであ
る必要はなく、例えば、CCD137の撮像面を覆う大
きさの等倍率のレンズであってもよい。
【0069】図7および図8に示す画像取得動作や図1
1に示す位置設定作業では、補助光学セット31aを用
いて基板9の移動ステージ2上の位置が検出されるが、
別途カメラを用いて基板9の移動ステージ2上の位置が
検出されてもよい。
【0070】CCD137の画素数は上記実施の形態に
て例示されたものに限定されず、様々な画素数のCCD
が用いられてよい。また、CCD137はカラー撮像素
子に限定されず、モノクロであってもよい。
【0071】画像処理部611はソフトウェア的に実現
されてもよい。また、1つのレンズ134によりCCD
137上に形成される像の領域(図9における領域81
1)に対する周縁部の除去は他の態様にて行われてもよ
い。例えば、検査領域911が円形の場合には、保存さ
れる領域も円形とされてよく、検査領域911が長方形
の場合には、保存される領域も長方形の領域とされてよ
い。表示制御部561による除去領域の非表示もソフト
ウェア的に実現されてよい。
【0072】なお、基板9上のアライメントマークや所
定のパターンにより基板9の撮像位置の初期設定が可能
な場合には、図11に示す位置設定作業は不要とされて
もよい。
【0073】
【発明の効果】請求項1ないし6の発明では、対象物上
の観察対象の画像の取得に要する時間を短縮することが
できるとともに、保存用画像のデータの量を削減するこ
とができる。
【0074】また、請求項2の発明では、複数の観察対
象を含む領域が撮像部よりも大きい場合であっても、複
数の観察対象の像を拡大して取得することができる。
【0075】また、請求項3の発明では、さらに多数の
観察対象の画像を取得することができる。
【0076】また、請求項4の発明では、保存用画像の
データ中の各観察領域に対応するデータへのアクセスが
可能とされる。
【0077】また、請求項5の発明では、操作者が除去
される領域を容易に認識することができる。
【0078】また、請求項6の発明では、他のパターン
にて存在する観察対象の画像を取得することができる。
【0079】請求項7および8の発明では、複数種類の
パターンにて存在する観察対象の画像を取得することが
できる。
【0080】また、請求項8の発明では、補助光学系を
用いて対象物の位置を検出したり、あるいは、画像を取
得する際の対象物の位置の初期設定を行うことができ
る。
【0081】請求項9の発明では、補助光学系を用いて
対象物の位置を検出したり、あるいは、画像を取得する
際の対象物の位置の初期設定を行うことができる。
【0082】請求項10および11の発明では、画像を
取得することができる観察対象のパターンの種類を増加
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像取得装置の構成を示す図である。
【図2】光学ヘッドの内部構造を示す図である。
【図3】第2光学系を光軸に沿って見たときの様子を示
す図である。
【図4】CCDにより取得される画像を例示する図であ
る。
【図5】第2光学系の他の例を示す図である。
【図6】補助光学セットの一例を示す図である。
【図7】画像取得装置が検査領域の画像を取得する際の
動作の流れを示す図である。
【図8】画像取得装置が検査領域の画像を取得する際の
動作の流れを示す図である。
【図9】CCDにより取得される画像の不要部分を例示
する図である。
【図10】画像取得装置が取得するデータの構造を示す
図である。
【図11】基板の位置設定を行う際の作業の流れを示す
図である。
【図12】光学セットがロードされた際の表示部の表示
例を示す図である。
【図13】補助光学セットがロードされた際の表示部の
表示例を示す図である。
【図14】第1光学系としてズームレンズが使用される
様子を示す図である。
【符号の説明】
2 移動ステージ 3 チェンジャ 9 基板 10 画像取得装置 12 レンズユニット 31 光学セット 31a 補助光学セット 54 固定ディスク 56 表示部 133 第1光学系 133a ズームレンズ 134 レンズ 135 第2光学系 137 CCD 561 表示制御部 611 画像処理部 731 撮像位置番号 732 保存用画像データ 911 検査領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植村 春生 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 Fターム(参考) 2G051 AA51 AB01 AB07 CA03 CC09 DA07 EA12 EA14 EA17 ED04 ED15 ED30 4M106 AA01 BA01 CA41 DB12 5B047 AA12 AB04 BB04 BC05 BC11 BC15 BC23 CA14 CA17 CB10 DC20 5B057 AA03 BA11 BA15 BA24 CE09 CH11 DA03 DA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物上に既知のパターンにて離散的に
    存在する複数の観察対象の画像を取得する画像取得装置
    であって、 撮像部と、 複数の光学要素により前記複数の観察対象を個別に拡大
    して前記撮像部上に結像させる観察光学系と、 前記撮像部により取得された画像から前記複数の観察対
    象の各像を含む領域の周縁部を除去して保存用画像のデ
    ータを生成する処理部と、 前記保存用画像のデータを保存する保存部と、を備える
    ことを特徴とする画像取得装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像取得装置であっ
    て、 前記観察光学系が、前記複数の観察対象を含む領域の縮
    小された像を形成する縮小光学系を有し、 前記複数の光学要素が、前記縮小された像における前記
    複数の観察対象の像を個別に拡大することを特徴とする
    画像取得装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像取得装置
    であって、 前記撮像部および前記観察光学系に対して前記対象物を
    相対的に移動させる移動機構をさらに備えることを特徴
    とする画像取得装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像取得装置であっ
    て、 前記撮像部により画像が取得された際の前記撮像部と前
    記対象物との相対的位置関係を示す情報に関連づけられ
    て前記保存用画像のデータが前記保存部に保存されるこ
    とを特徴とする画像取得装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の画
    像取得装置であって、 前記撮像部により取得された画像を表示する表示部と、 前記処理部により除去される領域を前記表示部において
    非表示とする表示制御部と、 をさらに備えることを特徴とする画像取得装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の画
    像取得装置であって、 前記複数の光学要素を他の複数の光学要素と交換する交
    換機構をさらに備え、 交換された複数の光学要素の配列に応じて前記処理部に
    より除去される領域が変更されることを特徴とする画像
    取得装置。
  7. 【請求項7】 対象物上に既知のパターンにて離散的に
    存在する複数の観察対象の画像を取得する画像取得装置
    であって、 撮像部と、 複数の光学要素により前記複数の観察対象を個別に拡大
    して前記撮像部上に結像させる観察光学系と、 前記複数の光学要素を他の複数の光学要素と交換する交
    換機構と、を備えることを特徴とする画像取得装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像取得装置であっ
    て、 前記撮像部および前記観察光学系に対して前記対象物を
    相対的に移動させる移動機構と、 前記交換機構により前記複数の光学要素と交換可能とさ
    れる補助光学系と、を備え、 前記補助光学系が用いられる際に前記撮像部上に形成さ
    れる前記複数の観察対象の像が、前記複数の光学要素が
    用いられる際の像よりも小さいことを特徴とする画像取
    得装置。
  9. 【請求項9】 対象物上に既知のパターンにて離散的に
    存在する複数の観察対象の画像を取得する画像取得装置
    であって、 撮像部と、 複数の光学要素により前記複数の観察対象を個別に拡大
    して前記撮像部上に結像させる観察光学系と、 補助光学系と、 前記複数の光学要素と前記補助光学系とを交換する交換
    機構と、 前記撮像部および前記観察光学系に対して前記対象物を
    相対的に移動させる移動機構と、を備え、 前記補助光学系が用いられる際に前記撮像部上に形成さ
    れる前記複数の観察対象の像が、前記複数の光学要素が
    用いられる際の像よりも小さいことを特徴とする画像取
    得装置。
  10. 【請求項10】 対象物上に既知のパターンにて離散的
    に存在する複数の観察対象の画像を取得する画像取得装
    置であって、 撮像部と、 倍率が可変であるとともに前記複数の観察対象を含む領
    域の像を形成する第1光学系と、 前記領域の像における前記複数の観察対象の像を個別に
    拡大して前記撮像部上に結像させる複数の光学要素を有
    する第2光学系と、を備えることを特徴とする画像取得
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の画像取得装置であ
    って、 前記第1光学系の倍率が連続的に可変であることを特徴
    とする画像取得装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012185149A (ja) * 2011-02-17 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 欠陥検査装置及び欠陥検査処理方法
WO2017122320A1 (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検査装置及び検出器
WO2018216074A1 (ja) * 2017-05-22 2018-11-29 株式会社日立ハイテクノロジーズ 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
WO2020136697A1 (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社日立ハイテク 欠陥検査装置

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