JP2003111892A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
スロットマシンのコストダウンを効果的に行う。 【解決手段】 スロットマシンを分離部11と据え置き
部12とで構成する。据え置き部12にサブ基板36を
設ける。分離部11に小型基板33を設ける。新たな機
種との入れ替えを行う場合、据え置き部12を遊技場に
設置したままにし、分離部11を交換する。小型基板3
3とサブ基板36とをコネクタ40及びケーブル41で
連結する。電源をオンにして初期設定ボタン35dを操
作すると、サブ基板36のRAMに格納されたサブプロ
グラムが、小型基板33のROMに格納されたサブプロ
グラムに書き換えられる。
Description
遊技場に設置して使用されるスロットマシンに関するも
のである。
されるスロットマシンはパチスロ機と称され、メダルに
一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダ
ルを種々の景品に交換することができる。スロットマシ
ンは、リールがステッピングモータで駆動される構造と
なっている。そして、メイン基板により、乱数値のサン
プリングによる電子抽選が行われて当選役の種類又はハ
ズレが決定されるとともに、この抽選結果に応じてリー
ルの停止制御が行われる。メイン基板は、一般にカシメ
止めなどにより密封型のプラスチックケースに封入さ
れ、不正改造ができないようになっている。
ることを目的としてゲームを行うことから、短期間でメ
ダルを大量に獲得できるボーナスゲームモードに移行す
る権利が得やすい台を選択してゲームを行おうとするの
が一般である。ボーナスゲームモードとしては、ビッグ
ボーナス(以下BB)モードやレギュラーボーナス(以
下RB)モードなどがあり、これらのモードへの移行
は、電子抽選によりBB又はRBなどの当選役が決定さ
れることにより行われる。
Bは確率的に稀にしか当選しないように設定されている
ため、殆どのゲームは通常モードで行われる。このた
め、最近では、通常モードでのゲームが単調になること
を防ぐために、3つのリールの他に配置されたサブリー
ル、液晶パネル、ドットマトリクス表示器、リールの裏
側に配置されたバックランプなどの報知手段により、電
子抽選で決定された当選役が様々なパターンで報知され
るようにした機種が数多く提供されている。
知手段を、メイン基板と別個に設けたサブ基板で制御す
ることにより、様々なパターンの報知を可能にしてい
る。この制御は、メイン基板から電子抽選の結果を表す
信号がサブ基板に入力されると、サブ基板は決定された
当選役を識別し、これに対応するプログラムに基づいて
報知手段を動作させることにより行われる。
たな機種を設置する場合、設置されていた古い機種と新
たな機種とが機種ごと全て入れ替えられる。しかし、古
い機種と新たな機種とでは、共通の部品が多いため、例
えばメダルの払い出しに用いられるホッパー装置などの
部品は、回収された機種から取り外され、新たな機種に
取り付けられてリユースされる。
再び新たな機種に取り付けることは、部品の回収、運
搬、取り付けの費用がかかるため、スロットマシンのコ
ストアップの原因となっていた。このため、遊技場に新
たな機種を設置するにあたって、共通の部品を備えた古
い機種の一部を遊技場に据え置きにし、新たに変更とな
る部分のみを入れ替えることが現在検討されている。
方を分離部分とし、他方を据え置き部分とすることが考
えられる。そして、据え置き部分には、ホッパー装置や
電源ボックスなどの共通部品を設け、分離部分にはメイ
ン基板やサブ基板など交換が必要な部品を設ける。スロ
ットマシンの設置時には、据え置き部分の前面パネルを
新たな機種の前面パネルと交換し、据え置き部分と分離
部分とを一体化させる。これにより、リユースする部品
を回収する必要がなくなり、スロットマシンのコストダ
ウンが可能になる。
分とに分割した場合、据え置き部分に設ける部品の点数
が多いほどスロットマシンのコストダウンを可能にする
ことができるが、メイン基板やサブ基板は機種ごとのペ
イアウト率やゲーム性を決定づける部分であるため、据
え置き部分に設けることができない。しかしながら、メ
イン基板やサブ基板は、スロットマシンを構成する部品
の中ではコストが高いものの1つであり、また、振動な
どに弱く運搬中に破損しやすいことから、運搬の費用も
高い。このため、これらを据え置き部分に設けることが
不可能であると、筐体を2分割にしてもコストダウンの
効果が薄いという問題がある。
たな機種との入れ替えを行うにあたって、コストダウン
を効果的に行うことができるようにした遊技機を提供す
ることを目的とする。
に、請求項1記載の遊技機は、ゲームを実行させるため
のプログラムが格納されたプログラム記憶手段を有した
基板を備え、前記プログラムに従って遊技機の作動制御
を行う遊技機において、前記プログラム記憶手段に格納
された前記プログラムを、外部記憶手段に格納され、前
記プログラムとは異なる処理を実行させるプログラムに
変換することができるようにしたものである。
取り付けられており、前記変換は前記基板を取り付けた
後に行われることが好ましい。
のいずれかを抽選により決定するとともに、前記抽選の
結果に基づいて、外周に複数種類の当選絵柄が配列され
たリールの駆動制御を実行させるためのメインプログラ
ムが格納されたメインプログラム記憶手段を備え、遊技
機に着脱可能なメイン基板と、前記メインプログラムと
は異なる処理を実行させるためのサブプログラムが格納
されたサブプログラム記憶手段を備え、遊技機に着脱不
能に固定されたサブ基板とから前記基板を構成し、前記
メインプログラム記憶手段に、前記サブプログラム記憶
手段に格納されたサブプログラムとは異なる処理を実行
させるサブプログラムを格納するとともに、前記メイン
基板を取り付けた後に所定のプログラム変換操作が行わ
れると、前記サブプログラム記憶手段に格納されたサブ
プログラムを前記メインプログラム記憶手段に記憶され
たサブプログラムに変換することが好ましい。
を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダル
を用いて説明するが、遊技媒体としてはコインやパチン
コ玉など他の媒体も含む。また、本明細書中で用いる
「メダル(遊技媒体)の投入」には、実際にメダル投入
口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメ
ダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。
さらに、当選絵柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入
賞、入賞となる前の状態で、電子抽選により当選役が当
選されている状態を内部入賞とする。
ン10は、分離部11と据え置き部12とから構成され
ている。遊技場で新たな機種との入れ替えを行う際に
は、据え置き部12は遊技場に設置されたままにされ継
続して使用される据え置き部分とされ、分離部11が入
れ替え部分となる。分離部11は前面扉13と分離部本
体14とから構成されており、分離部本体14が据え置
き部12の開口12aに挿入されて分離部11と据え置
き部12とが一体化される。前面扉13は図示しないヒ
ンジにより後述する支持枠30に連結されており、図中
矢印の方向に開放可能となっている。
れており、各々の表示窓15の奥に位置するように、分
離部本体14に第1リール16a、第2リール16b、
第3リール16c及びサブリール17が回転自在に組み
込まれている。周知のように、第1〜第3リール16a
〜16cの外周には複数種類の絵柄が一定ピッチで配列
され、リールが停止した状態では表示窓15を通して1
リール当たり3個の絵柄が観察可能になる。これによ
り、各リールの絵柄を一個ずつ組み合わせた直線状の入
賞有効ラインが横3本斜め2本の合計5本が設定され
る。
前面扉19とから構成されている。前面扉19は、ヒン
ジ20により据え置き部本体18と連結されており、図
中矢印の方向に開放可能となっている。前面扉19に
は、メダル投入口21、スタートレバー22、ストップ
ボタン23a〜23c、メダル払い出し口24、メダル
受け皿25が設けられている。また、前面扉19の前面
にはパネル19aが着脱自在に嵌め込まれている。パネ
ル19aにはスロットマシン10の機種名など、機種に
対応したデザインが描かれている。
から1枚のメダルを投入したときには中央横一本の入賞
有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさ
らに斜め2本を加えた5本の入賞有効ラインが有効化さ
れる。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯
留)することが可能になっており、クレジットされてい
るメダルの枚数は、クレジット表示器により表示され
る。なお、表示窓15から1リール当たり例えば4個ず
つの絵柄を観察できるようにしておき、横4本の入賞有
効ラインのほかに、各リールごとに絵柄を一個ずつ組み
合わせるように折れ曲がった別の入賞有効ラインを設定
することも可能である。
操作したときに、他のリール16a〜16cとともに回
転を始める。サブリール17は後述するサブ基板により
駆動及び停止制御されており、ゲームスタート操作時の
電子抽選で、BBモードに移行させるBBが内部入賞し
たときに「BIG」を表示する位置で停止され、RBモ
ードに移行させるRBが内部入賞したときに「REG」
を表示する位置で停止される。また、電子抽選でハズレ
が抽選されたときは、何も表示しない位置で停止され
る。
を操作することにより、各ボタンに対応した第1〜第3
リール16a〜16cが個別に停止される。ストップボ
タン16a〜16cの上方の操作パネルには、メダルが
クレジットされた状態でゲームを行うときに操作される
1ベットボタン、MAXベットボタン、ペイアウトボタ
ンなどの各種の操作ボタンが設けられている。これらの
操作ボタンの機能はいずれも周知であるのでその詳細に
ついては省略する。メダル払い出し口24からは、メダ
ルの払い出しを伴う当選役が入賞されると、当選役ごと
に設定された枚数の配当メダルがメダル受け皿25に払
い出される。
支持枠30、メイン基板31、リール保持枠32、小型
基板33が設けられている。また、据え置き部本体18
には、ホッパー装置34、電源ボックス35、サブ基板
36が設けられている。支持枠30の外周は、据え置き
部12の開口12aの内周よりもやや小さくなるように
形成されている。据え置き部本体18の内壁面には保持
レール18aが形成されており、支持枠30は開口12
aから挿入されて保持レール18aに保持される。
基板33は支持枠30内部に取り付けられている。メイ
ン基板31及び小型基板33は、それぞれ透明なプラス
チックで形成された基板ケース37,38に封入されて
開放不能となっており、これにより、メイン基板31及
び小型基板33に不正な改造が施されることを防止して
いる。メイン基板31が封入された基板ケース37は、
支持枠30の背面側上部に取り付けられており、小型基
板33が封入された基板ケース38は、支持枠30の側
面下部に取り付けられている。
び小型基板33と同様にプラスチック製の基板ケース4
0に封入され、基板ケース40は据え置き部本体18の
側面に取り付けられている。小型基板33とサブ基板3
6には、それぞれコネクタ40が取り付けられている。
コネクタ40同士はケーブル41により連結されてお
り、これにより、小型基板33とサブ基板36とは電気
的に結合された状態になっている。なお、詳しくは図示
しないが、基板ケース38及び基板ケース40には、そ
れぞれケーブル40が貫通する孔が設けられている。
ており、その前面側が開放されている。リール保持枠3
2内部には複数のリール支持部材42が固定されてい
る。リール支持部材42には、第1〜第3リール16a
〜16c、及びサブリール17が回転自在に組み付けら
れている。
ら投入されたメダルが集積される。配当メダルの払い出
し信号が入力されると、図示しないモータの駆動によ
り、当選役に応じた枚数の配当コインがメダル出口34
aからメダル払い出し口24に送り出される。
a、シリンダ35b、設定変更ボタン35c、初期設定
ボタン35dが設けられている。電源スイッチ35aが
操作されると、スロットマシン10の電源のオン/オフ
が行われる。シリンダ35bには図示しない設定変更キ
ーが差し込まれ、これが所定方向に回転されると、設定
変更ボタン35cが操作可能になる。そして、設定変更
ボタン35cの1プッシュごとに、6段階のペイアウト
率が順次に可変される。初期設定ボタン35dは、分離
部11が据え置き部12にセットされたときに操作さ
れ、これを操作することにより、スロットマシン10で
ゲームを行うことができるようになる。
作動は基本的にCPU50及びメモリ51を備えたメイ
ン基板31によって管制される。CPU50には制御部
50aの他、後述する電子抽選部61、当選役決定部6
2が設けられている。メダルセンサ52はメダル投入口
21から投入された適正なメダルを検知し、制御部50
aに入力する。メダル投入口21の奥にはセレクタが組
み込まれ、不適正なメダルはメダル受け皿25に排出さ
れる。また、セレクタは不適切なタイミングでメダルの
投入が行われたとき、例えばゲームの途中や各種の操作
ボタンが押されたままの状態で投入されたメダルについ
ても、メダルセンサ52を経由させずにメダル受け皿2
5に排出する。
ダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット
機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメ
ダルもメダルセンサ52で検知されることなくメダル受
け皿25に排出される。クレジット機能のオン/オフは
ペイアウトボタンの1プッシュごとに切替えられる。そ
して、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降
に投入されたメダルもメダルセンサ52で検知され、5
0枚を限度にスロットマシン内部にクレジットされる。
クレジットされたメダルの枚数はクレジット枚数表示器
でデジタル表示される。クレジット機能を用いていると
きには、前述した1ベットボタンやMAXベットボタン
の操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚
数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、ゲー
ムの結果、当たりが得られたときには配当メダルもクレ
ジットされ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジ
ットされたメダルが受け皿25に払い出される。
投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ52
からの検知信号に基づいて計数し、これにより入賞有効
ラインの有効化本数を決定する。ゲームの開始ごとに投
入されたメダルのベット枚数は、投入メダル検出センサ
53によって積算して計数される。なお、クレジット枚
数は図示を省略した別のクレジットメダルカウンタで計
数される。
ルが投入された後、スタートレバー22が操作されたと
きにゲームスタート信号を制御部50aに入力する。ゲ
ームスタート信号を受けて、制御部50aはメモリ51
のROM領域に格納されたメインプログラムに基づいて
第1〜第3リール16a〜16c回転させるとともにゲ
ームの処理を開始する。第1〜第3リール16a〜16
cの駆動及び停止制御は、リール駆動コントローラ55
によって行われる。それぞれのリールは個別のステッピ
ングモータ56a〜56cの駆動軸に固着され、各ステ
ッピングモータ56a〜56cの駆動を制御することに
より各リールの制御が行われる。なお、メモリ51のR
AM領域はワーキングエリアとなっており、毎回のゲー
ムごとに利用されるフラグやデータなどの一時的保管や
書き換えなどに用いられる。
された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転するか
ら、制御部50aにより駆動パルスの供給個数を制御す
ることによって第1〜第3リール16a〜16cの回転
角を制御することができ、また駆動パルスの供給を絶つ
ことによりリールの停止位置を決めることができる。ま
た、各リールには、その基準位置に反射信号部57a〜
57cが一体に形成され、その一回転ごとにフォトセン
サ58a〜58cがそれぞれの反射信号部の通過を光電
検出する。フォトセンサ58a〜58cによるリールご
とのリセット信号は制御部50aに入力される。
6a〜56cごとにパルスカウンタが設けられ、各々の
ステッピングモータ56a〜56cに供給された駆動パ
ルスの個数を計数する。そして、フォトセンサ58a〜
58cからリセット信号が入力されたときに、対応する
パルスカウンタのカウント値をクリアする。したがっ
て、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転
内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新し
ながら保存されることになる。
が格納され、絵柄テーブルには、各リールの基準位置か
らの回転角に対応した駆動パルスの個数と、リールに一
定ピッチで配列されたそれぞれの絵柄を表す絵柄コード
とが対応づけられている。したがって、リールごとにパ
ルスカウンタのカウント値を監視することによって、例
えば中央の入賞有効ライン上にどの絵柄が移動してきて
いるのかを識別することができ、また、さらにどの程度
リールを回転させれば目的の絵柄がその入賞有効ライン
上に移動してくるのかを予測することができる。
トップボタン23a〜23cが操作されたときに制御部
30aにリールごとのストップ信号を入力する。スター
トレバー22を操作して全リールの回転が始まり、これ
らの回転が定常速度に達した時点でストップボタン23
a〜23cの操作が有効化される。その後、これらを操
作することによってそれぞれ対応する第1〜第3リール
16a〜16cの停止制御が開始される。なお、複数の
ストップボタンを操作したときにはタイミングの早い方
のリールだけが停止し、完全に同時操作したときにはい
ずれのリールも停止しない。
けて電子抽選部61を作動させる。電子抽選部61は乱
数発生器と乱数値サンプリング回路とを含み、ゲームが
開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された
乱数値は、当選役決定部62に入力され、入力された値
に応じて現在実行されたゲームでどのような当選役を与
えるかが決定される。
さに応じてグループ分けした当選テーブルが複数設けら
れている。第1当選テーブルは、通常モードで用いら
れ、通常モードでのゲームでサンプリングされた乱数値
が、BBモードに移行する権利を与えるBB、RBモー
ドに移行する権利を与えるRB、所定枚数のメダル払出
しだけを行う小役当選絵柄に対応する小役、メダルの投
入なしに同じベット数で次回のゲームを行う権利を与え
るリプレイ、一切当たりを発生させないハズレなどのい
ずれの絵柄に属しているかの判定、すなわち当選判定に
用いられる。なお、小役当選絵柄は複数種類あり、それ
ぞれに配当メダルが割り当てられている。そして、サン
プリングされた乱数値がいずれの当選絵柄に属した値で
あるかによって当選役の種類と絵柄とが決められる。
れ、RBモードでのゲームで当選にするかハズレにする
かの判定、すなわち当選判定に用いられる。第2当選テ
ーブルは、当選確率が高くなるように乱数値のグループ
分けがなされているので、通常モード時、つまりは第1
当選テーブルよりも当選役が当選されやすくなる。当選
役決定部62で決定された当選役の種類を表す当選役決
定信号は制御部50aに入力される。
役の種類に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿
25に払い出すか、あるいはクレジットカウンタにその
規定枚数を加算する。なお、当選役の種類ごとに配当メ
ダルの枚数を決めた配当テーブルはメモリ51のROM
領域に格納されており、制御部50aがこれを読み取っ
てホッパー装置34を駆動する。また、電源ボックス3
5の設定変更スイッチ35cや初期設定ボタン35dな
どが操作されると、制御部50aは操作に応じてペイア
ウト率の変更や小型基板33の作動などを行う。なお、
ペイアウト率を変えるには、当選テーブルのグループ割
り当ての調整により簡単に対応することができる。
制御部70及びROM71が設けられている。電源ボッ
クス35の初期設定ボタン35dが操作されると、転送
制御部70は、ROM71に格納されたサブリール17
の動作させるためのサブプログラムを読み出し、このサ
ブプログラムをケーブル41を介してサブ基板36に入
力する。サブ基板36では、入力されたプログラムがC
PU72によって読み取られ、CPU72はRAM73
に格納されていたサブプログラムを、読み取ったサブプ
ログラムに書き換える。なお、入力されたサブプログラ
ムを読み取る際には、CPU72はROM74の書き換
え実行プログラムにしたがって動作する。そして、RA
M73に書き込まれたサブプログラムに基づいてサブリ
ール17の駆動及び停止制御が行われる。なお、RAM
73には、DRAM、EEPROM、SRAM、フラッ
シュメモリなど適宜のものを用いてよい。また、ROM
71からRAM73への転送時間が長い場合は、適宜の
高速転送方式を用いることが好ましい。
ブリール駆動コントローラ75により行われる。サブリ
ール17はステッピングモータ76の駆動軸に固着され
ている。ステッピングモータ76の駆動制御は、サブリ
ール17に設けられた反射信号部77、フォトセンサ7
8、リセット信号発生器79を用いて、CPU72によ
り、第1〜第3リール16a〜16cと同様に行われ
る。なお、サブリール17の絵柄テーブルはROM74
に格納されており、この絵柄テーブルを用いてサブリー
ル17上の絵柄の位置が識別される。
力されると、サブリール駆動信号を転送制御部70を介
してCPU72に入力する。CPU72はこれを受け
て、RAM73のサブプログラムに基づいてサブリール
17の駆動を開始させる。そして、当選役決定部62か
ら当選役決定信号が制御部50aに入力されると、制御
部50aは当選役決定信号をCPU72に入力する。C
PU72は当選役決定信号に示された当選役の種類に応
じて、サブリール17の停止制御を行い、当選役決定部
62でBB又はRBが決定された場合には、サブリール
17を「BIG」又は「REG」を表示する位置で停止
させ、ハズレが決定された場合には、何も表示しない位
置で停止させる。
ンの作用について説明する。新たな機種との入れ替えを
行う際には、据え置き部12を遊技場に設置したままに
しておき、据え置き部12から分離部11を引き出す。
分離部11は据え置き部12から分離される。新たに設
置する機種の分離部11を据え置き部12の開口12a
に挿入し、新たな分離部11と据え置き部12とを一体
化する。また、据え置き部12の前面扉19のパネル1
9aを新たな機種に対応したデザインが描かれたパネル
19aに交換する。
置き部12の前面扉19を開放する。小型基板33及び
サブ基板36に、ケーブル41が連結されたコネクタ4
0を取り付ける。これにより、小型基板33とサブ基板
36とが連結される。この後、電源ボックス35の電源
スイッチ35aを操作すると、スロットマシン10の電
源がオンされる。
する。初期設定ボタン35dが操作されると、ROM7
1に格納されたサブプログラムが、ケーブル41を介し
て転送制御部70からCPU72に入力される。CPU
72は、ROM74の書き換え実行プログラムにしたが
って、入力されたサブプログラムを読み取るとともに、
RAM73に格納されているサブプログラムを、新たな
機種のサブプログラムに書き換える。これにより、スロ
ットマシン10は遊技可能な状態となり、新たな機種の
ゲームを行うことができる。この後、前面扉13,19
を閉じると、スロットマシン10の設置が完了となる。
は電子抽選やペイアウト率の変更などのメダルの払い出
しに関わる動作を行うため、その動作の信頼性を高くし
て、故障がないようにする必要がある。このため、メイ
ン基板31を分離部11に組み込むことにより、新たな
機種を設置する際に新しいメイン基板31と交換するよ
うにしている。他方、サブ基板36は、電子抽選の抽選
結果の報知に関わる動作を行うため、故障がおきても遊
技者へのメダルの払い出しには影響がない。このため、
サブ基板36はメイン基板31に比べ、その動作の信頼
性は低くてもよいことから、サブ基板36を据え置きと
し、ここにプログラムの転送を行うようにしている。
ブリール17の駆動及び停止制御を行うようにしたが、
液晶パネル、ドットマトリクス表示器、バックランプ、
あるいはスピーカーから出力されるサウンドなど適宜の
報知手段の制御を行うようにしてよい。なお、例えば液
晶パネルなどのようにROMを備えたものの制御を行う
場合には、そのROMをRAMに変更し、サブ基板から
液晶パネルのRAMに、必要なデータを転送させること
により、液晶パネルを据え置きとすることが可能にな
る。
きとしたが、メイン基板を据え置きとしてもよい。ま
た、小型基板33からサブ基板36にサブプログラムを
入力するようにしたが、メイン基板31のメモリ51に
サブプログラムを格納しておき、メイン基板31からサ
ブ基板36にサブプログラムを入力する、あるいは、C
D、フレキシブルディスクなど適宜の記憶媒体からサブ
基板36にサブプログラムを入力するようにしてもよ
い。また、サブ基板36に通信により直接データを入力
してもよい。この場合、受信機をサブ基板36に設ける
ことにより対応できる。
設置時に初期設定ボタン35dを操作したときのみ、R
OM71に格納されたサブプログラムがサブ基板36に
入力されるようにしたが、スロットマシン10の電源を
投入するたびに入力されるようにしたり、専用のスイッ
チを操作したときに入力されるようにするなど適宜の操
作方法でサブプログラムが入力されるようにしてよい。
トマシンに限らず、ビデオタイプのスロットマシンやパ
チンコ機にも等しく適用することができる。さらに、上
記実施形態のように、入賞有効ラインが横3本、斜め2
本の合計5本設定された遊技機に限らず、その他の入賞
有効ライン数のスロットマシンにも本発明は適用可能で
ある。
ラム記憶手段に格納されたプログラムを、外部記憶手段
に格納され、前記プログラムとは異なる処理を実行させ
るプログラムに変換することができるようにしたので、
基板を据え置きにして継続して使用することが可能にな
り、新たな機種との入れ替えを行うにあたって、遊技機
のコストダウンを効果的に行うことができる。
る。
視図である。
る。
ロック図である。
ク図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲームを実行させるためのプログラムが
格納されたプログラム記憶手段を有した基板を備え、前
記プログラムに従って遊技機の作動制御を行う遊技機に
おいて、 前記プログラム記憶手段に格納された前記プログラム
を、外部記憶手段に格納され、前記プログラムとは異な
る処理を実行させるプログラムに変換することができる
ようにしたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記基板は前記遊技機に着脱可能に取り
付けられており、前記変換は前記基板を取り付けた後に
行われることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 ハズレ及び複数種類の当選役のうちのい
ずれかを抽選により決定するとともに、前記抽選の結果
に基づいて、外周に複数種類の当選絵柄が配列されたリ
ールの駆動制御を実行させるためのメインプログラムが
格納されたメインプログラム記憶手段を備え、遊技機に
着脱可能なメイン基板と、 前記メインプログラムとは異なる処理を実行させるため
のサブプログラムが格納されたサブプログラム記憶手段
を備え、遊技機に着脱不能に固定されたサブ基板とから
前記基板を構成し、 前記メインプログラム記憶手段に、前記サブプログラム
記憶手段に格納されたサブプログラムとは異なる処理を
実行させるサブプログラムを格納するとともに、 前記メイン基板を取り付けた後に所定のプログラム変換
操作が行われると、前記サブプログラム記憶手段に格納
されたサブプログラムを前記メインプログラム記憶手段
に記憶されたサブプログラムに変換することを特徴とす
る請求項1又は2記載の遊技機。
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