JP2003100906A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源配線を増強しつつ有効なユーザの配線領
域を確保し、且つコストの増加を抑え得ることが困難で
あった。 【解決手段】 基本単位ブロック12−2の上層には、
第2のデータ線18が配置されている。第2のデータ線
18に沿って第1の配線可能領域20が設けられ、この
第1の配線可能領域20に第1の電源配線31が配置さ
れる。基本単位ブロック12−1の上には、第1の配線
可能領域20と直交方向に第2の配線可能領域21が設
けられ、この第2の配線可能領域21に第1の電源配線
31と同層の第2の電源配線32が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、例え
ばASIC(Application Specific IntegratedCircuit
s)に係わり、特に、ロジック回路等と混載されるメモ
リマクロに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多層配線技術が進み、メモリセル
アレイ上に128本以上もの広いバス幅を有するグロー
バル配線のようなデータ線が配設されるようになってい
る。このようなグローバル配線は、信号の遅延を抑える
ため、厚い膜厚の上層配線層で構成されることが多い。
一方、このグローバル配線はメモリセルアレイ上の全領
域を覆うようにレイアウトされることは稀である。一般
的には、電源配線やその他の通過配線とともにレイアウ
トされる。これら電源配線やその他の通過配線は、グロ
ーバル配線の間にグローバル配線と平行に配置される。
メモリセルアレイ上に配置された電源配線において、グ
ローバル配線に沿った方向には複数の電源配線を設ける
ことができる。このため、グローバル配線に沿った方向
において、電源配線のトータルの抵抗値を低くすること
ができる。しかし、グローバル配線と直交する方向は、
グローバル配線を横切る電源配線を設けることが困難で
ある。このため、電源配線の数が極端に少なく制限さ
れ、その長さ及び配設位置も制限される。例えばグロー
バル配線と直交する方向において、電源配線は、グロー
バル配線の一方の端部に1本配置される。このため、グ
ローバル配線と直交する方向に配置される電源配線のト
ータルの抵抗値が高くなる。このような従来の電源配線
の配置の場合、メモリセルアレイの全領域に十分な電圧
を供給することが困難であった。
【0003】また、上記従来のレイアウトの場合、通過
配線を配置するための配線可能領域はグローバル配線と
平行する一方向にだけしか許されてない。このように一
方向だけにレイアウトされた配線可能領域は、ユーザに
とって、利用価値が乏しく、有効に活用されることが少
ない。この問題点を解決するためには、さらに上層に、
前記配線可能領域と直交方向に配線層を設けることが考
えられる。しかし、この場合、生産コストが増加すると
いう問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、ASICに適用
されるメモリマクロ、例えばDRAM(ダイナミックR
AM)マクロが盛んに開発されている。このDRAMマ
クロにおいて、マクロないに配置される電源ピンの位置
に関する制約の緩和、及びマクロの上層を通過するユー
ザの配線領域に関する制約の緩和が特に要求されてい
る。すなわち、DRAMマクロの面積は、チップ全体の
数十%を占める。このため、DRAMマクロをチップの
どこに配置するかは、チップ全体のフロアプランに大き
な影響を与える。例えば上記のように電源配線が低抵抗
な方向と高抵抗な方向を有するDRAMマクロは、複数
の電源ピンをマクロのある一辺に設けなければならない
という制約が生じる。この制約のため、DRAMマクロ
をチップ周辺に配置された電源パッドの近傍に配置する
必要が生じる。しかも、DRAMマクロ上を通過するユ
ーザの配線領域の方向に制限がある場合、その制約を満
足させるために、DRAMマクロをチップの四隅に配置
しなければならない。
【0005】また、DRAMマクロは、高動作周波数及
びデータ線の高ビット幅などが要求されている。動作周
波数を上げる場合、消費電流が増加する。これを補うた
め、電源配線を増加する必要がある。しかし、データ線
の間に配設された電源配線だけでは十分ではなく、特に
データ線と直交方向に電源配線を追加する必要が生じ
る。
【0006】一方、データ線のビット幅を増加するため
にはデータ線を階層化することが有効である。それを実
現するためには配線層を追加する必要がある。ところ
が、ビット幅を増加するために追加されたデータ配線
は、既存のデータ線と平行方向とする必要がある。この
構成では、電源配線も既存の電源配線と平行となる。こ
のため、データ線と直交方向の電源配線を強化すること
が困難である。また、データ線と直交方向にユーザの配
線領域を提供することもできない。つまり、電源配線の
強化とデータ線幅の追加、及びユーザの配線領域を提供
するためには、最低でも2層の配線層を追加する必要が
ある。しかし、この場合、製造工程が増加するととも
に、コストが増大するという問題がある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、電源配線を
増強できるとともに、有効なユーザの配線領域を確保で
き、しかもコストの増加を抑え得る半導体装置を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
上記課題を解決するため、複数の第1の基本単位ブロッ
クを有し、前記各第1の基本単位ブロックは、マトリク
ス状に配列された複数のメモリセルを有するメモリセル
アレイと、前記メモリセルを選択する第1の選択線と、
前記第1の選択線と直交して配置され、前記選択された
メモリセルからのデータを伝送する第1のデータ線と、
前記第1のデータ線に接続されたセンスアンプとを有
し、前記複数の第1の基本単位ブロックのうち端部に位
置する1つの第1の基本単位ブロックを除く、他の基本
単位ブロックの上層に、前記第1のデータ線と同一方向
に設けられ、前記第1のデータ線に選択的に接続される
複数の第2のデータ線と、前記複数の第1の基本単位ブ
ロックの上層に、前記第2のデータ線と並行して配置さ
れた第1の配線と、前記複数の第1の基本単位ブロック
のうち端部に位置する1つの第1の基本単位ブロックの
上層で、前記第1の配線と直交方向に配置され第2の配
線とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るメモリマクロ、例えばDRAMマクロ
の一例を示している。このDRAMマクロ11は、例え
ば2つの基本単位ブロック12−1、12−2と、二階
層のデータ線により構成されている。第1階層を構成す
る基本単位ブロック12−1、12−2は同一構成であ
る。このため、基本単位ブロック12−1の構成を説明
し、基本単位ブロック12−2については、基本単位ブ
ロック12−1と同一部分に同一符号を付す。
【0011】基本単位ブロック12−1は、メモリセル
アレイ13、ロウデコーダ14、カラムデコーダ15、
第1のセンスアンプ16、複数の選択トランジスタ17
により構成されている。メモリセルアレイ13には、複
数のメモリセルMCがマトリクス状に配置されている。
各メモリセルMCは、例えば1つのトランジスタTr
と、1つのキャパシタCpにより構成されている。これ
らメモリセルMCは第1の選択線としてのワード線WL
と第1のデータ線としてのビット線BLに接続されてい
る。このメモリセルアレイは、例えば1Mbitの記憶
容量を有し、512本のワード線WLと、2048本の
ビット線BLを有している。
【0012】前記ワード線WLは前記ロウデコーダ14
に接続され、このロウデコーダ14により選択される。
ビット線BLは、前記第1のセンスアンプ16に接続さ
れている。この第1のセンスアンプ16はビット線BL
の電位を増幅する。前記カラムデコーダ15には、複数
のカラム選択線CSLが接続されている。このカラム選
択線CSLは前記選択トランジスタ17のゲートに接続
されている。これら選択トランジスタ17の電流通路の
一端部は前記第1のセンスアンプ16に接続され、電流
通路の他端部は後述する第2のデータ線に接続されてい
る。これら選択トランジスタ17は、カラムデコーダ1
5の出力信号に応じて前記ビット線BLを第2のデータ
線に接続する。
【0013】基本単位ブロック12−2の上層には、ビ
ット線BLと同一方向に複数の第2のデータ線18が設
けられている。これら第2のデータ線18は、基本単位
ブロック12−1、12−2の選択トランジスタ17の
電流通路の他端に接続されている。これら第2のデータ
線18は、基本単位ブロック12−2に隣接して配置さ
れた第2のセンスアンプ19に接続されている。
【0014】基本単位ブロック12−1、12−2の上
層で、複数の第2のデータ線18に隣接して複数の第1
の配線可能領域20が設けられている。一般に、DRA
Mにおいて、第1のデータ線としてのビット線BLは、
リソグラフィ技術が許す限りの微少な配線パターンとさ
れる。選択トランジスタ17はビット線BLを選択的に
第2のデータ線18に接続する。このため、第2のデー
タ線18の本数はビット線の数の1/4又は1/8程度
に削減される。このため、余った領域を第1の配線可能
領域20として使用することができる。この第1の配線
可能領域20は、第2のデータ配線18と同一の配線層
であり、例えばユーザが通過配線を形成するための領域
として使用される。
【0015】DRAMマクロ11の端部に位置する基本
単位ブロック12−1において、前記メモリセルアレイ
13の上層には第2のデータ線18が形成されていな
い。この部分に前記第1の配線可能領域20と直交方向
に第2の配線可能領域21が設けられている。この第2
の配線可能領域21は、第1の配線可能領域20と同層
である。この第2の配線可能領域21も例えばユーザが
通過配線を形成するための領域として使用される。
【0016】図2は、図1に示す矢印II−II線に沿
った断面図である。図2において、図1と同一部分には
同一符号を付す。
【0017】ワード線WLは例えばポリシリコンにより
形成されたゲート配線層GCと第2の配線層M2で構成
されている。ゲート配線層GCと第2の配線層M2は、
メモリセルアレイ内の数ヵ所で、図示せぬコンタクトに
より短絡されている。ワード線を二層の配線層で構成す
る理由は、高抵抗のゲート配線層GCで生じる信号の伝
送遅延を低減するためである。
【0018】一方、ビット線BLは、ゲート配線層GC
と第2の配線層M2の間に位置する第1の配線層M1で
構成される。
【0019】通過配線22は、第3の配線層M3で構成
される。この通過配線22は前記第2の配線可能領域2
1に配置されている。図2には示していないが、第2の
データ線18も第3の配線層M3により構成される。
【0020】図3は、図1に示した第1の配線領域20
と第2の配線可能領域21をDRAMマクロ11の電源
配線の敷設領域として使用する例を示している。図3に
おいて、図1と同一部分には同一符号を付し、詳細な説
明は省略する。
【0021】図3に示すDRAMマクロ11は、さら
に、2つの基本単位ブロック12−3、12−4を有し
ている。基本単位ブロック12−3、12−4内の構成
は基本単位ブロック12−1、12−2と同様である。
これら基本単位ブロック12−3、12−4も基本単位
ブロック12−1、12−2と同様に、第1階層であ
る。これら基本単位ブロック12−2、12−3、12
−4の上方には、前記第2のデータ線18が配置されて
いる。基本単位ブロック12−1〜12−4の上方に
は、第2のデータ線18と同一方向に第1の配線可能領
域20が設けられている。各第1の配線可能領域20に
は、第2の第2のデータ線18に沿って第1の電源配線
31が形成されている。この第1の電源配線31は、第
2の第2のデータ線18と同一の配線層である。
【0022】また、前記第2の配線可能領域21には、
第2の電源配線32が形成されている。この第2の電源
配線32の一端部は、例えば半導体チップの周辺部に配
置された電源パッド33に接続されている。第2の電源
配線32は各第1の電源配線31の一端部に接続されて
いる。
【0023】さらに、前記第2のセンスアンプ19の上
層には、例えば前記第2の電源配線32と平行して第3
の電源配線34が形成されている。この第3の電源配線
34の一端部は、例えば半導体チップの周辺部に配置さ
れた電源パッド35に接続されている。第3の電源配線
34は各第1の電源配線31の他端部に接続されてい
る。このようにして、複数の第1の電源配線31には第
2、第3の電源配線32、34を介して電源が供給され
る。
【0024】図4は、図3のIV−IV線に沿った断面
図である。図4に示すように、第2のデータ線18、第
1の電源配線31は、第3の配線層M3により形成され
ている。
【0025】ところで、メモリの記憶容量が増加する
と、第2のデータ線18の配線長が長くなる。これに伴
う信号の伝送遅延を抑えるため、第2のデータ線18
は、第3の配線層M3のように、膜厚の厚い上層の配線
層を用いることが有効である。また、この厚い配線層は
電源配線としても有用であることは言うまでもない。前
述したように、第1の配線層M1はメモリセルアレイ内
の第1のデータ線としてのビット線BLに使用され、第
2の配線層M2はワード線WLに使用されている。これ
らの第1、第2の配線層M1、M2はメモリセルアレイ
の高密度実装を可能にするために、リソグラフィ技術が
許す限りの狭い間隔で敷設されている。また、狭間隔の
配置を可能とするため、第1、第2の配線層M1、M2
は膜厚が薄い。これに対して、第3の配線層M3の膜厚
は、第1、第2の配線層M1、M2のそれのほぼ2倍に
設定されている。このため、第3の配線層(M3)は配
線層自体が低抵抗であり、且つ下層との配線間容量を削
減できるため、消費電力が小さく、信号の高速な伝送が
可能となる。
【0026】図5(a)(b)は、第1の実施形態の動
作を示すものであり、図5(a)は、シミュレーション
に適用した半導体チップを概略的に示し、図5(b)は
シミュレーション結果を示している。
【0027】図5(a)に示すように、半導体チップ4
1は、例えば2つのDRAMマクロ42、43を有して
いる。図5(a)において、図3と同一部分には同一符
号を付している。DRAMマクロ42、43の相互間に
は、電源配線44が設けられている。この電源配線44
の一端部は電源パッド45に接続されている。この電源
配線44は、DRAMマクロ42、43の各第2、第3
の電源配線32、34に接続されている。
【0028】上記構成において、電源パッド33,35
からDRAMマクロ42、43に電源を供給し、DRA
Mマクロ42、43の各部の電源電位をシミュレーショ
ンした。
【0029】図5(b)は、図5(a)に示す矢印46
方向から見たシミュレーション結果を示している。図5
(b)に示すように、第1の実施形態に示す構成の場
合、DRAMマクロ42、43の各部の電位の低下が少
ない。換言すれば、DRAMマクロ42、43の全領域
にほぼ等しい電源電圧を供給することができる。
【0030】図6(a)は、各DRAMマクロの第2の
配線可能領域21に電源配線を敷設しない場合の構成の
一例を示し、図6(b)は図6(a)に示す構成のシミ
ュレーション結果を示している。図6(b)に示すよう
に、第2の配線可能領域21に電源配線を敷設しない場
合、第1の電源配線31のそれぞれに十分な電源電圧を
供給することが困難である。このため、各DRAMマク
ロの中央部において電源電位の低下が顕著となる。
【0031】上記第1の実施形態によれば、DRAMマ
クロ11は、複数のメモリセルアレイ13を有し、第1
のデータ線としてのビット線BLより上層に第1のデー
タ線に沿って複数の第2のデータ線18を配置してい
る。これら第2のデータ線18に沿い、複数の第1の配
線可能領域20を設け、さらに、第2のデータ線18の
形成されていないメモリセルアレイ13の上層に第2の
データ線18と直交方向に第2の配線可能領域21を設
けている。したがって、第2のデータ線18と平行な方
向、及び第2のデータ線18と直交方向に第1、第2の
配線可能領域20、21がある。このため、配線の自由
度を増加でき、有効な配線可能領域を提供できる。
【0032】また、第2のデータ線18に沿い、複数の
メモリセルアレイに対応して、複数の第1の電源配線3
1を配置している。複数のメモリセルアレイのうち一端
部に位置するメモリセルアレイの上には第2のデータ線
18を設けず、第2のデータ線18と同層で、第2のデ
ータ線18と直交方向に第2の電源配線32を配置して
いる。第2の電源配線32は第1の電源配線31の一端
部に共通接続されている。第1の電源配線31の他端部
は、第1の電源配線31と直交して配置された第3の電
源配線34により共通接続されている。このため、第
2、第3の電源配線32、34により、複数の第1の電
源配線31に電源を供給することができる。したがっ
て、DRAMマクロの全領域にほぼ均等に電源を供給す
ることができ、DRAMの安定動作を図ることができ
る。しかも、第2のデータ線18、第1乃至第3の電源
配線31、32、34は同一の配線層に形成されてい
る。このため、配線層を追加する必要がなく、製造コス
トを低減できる。
【0033】(第2の実施形態)図7は、第2の実施形
態を示すものであり、第1の実施形態と同一部分には同
一符号を付す。第2の実施形態は、メモリマクロとして
のDRAMマクロを用いてASICとして全体チップを
設計する場合について考える。
【0034】図7に示すDRAMマクロは、図3に示す
DRAMマクロと基本単位ブロックの数が相違するだけ
で、基本的な構成は図3に示すDRAMマクロと同一で
ある。したがって、図7において、図3と同一部分には
同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0035】図7に示すDRAMマクロ11は、例えば
16Mbitの記憶容量を有し、15個の基本単位ブロ
ック12−1、12−2〜12−15が配置されてい
る。現在の製造技術において、1つのDRAMマクロ1
1のサイズは、例えば5mm×2mmとなる。図7に示
すDRAMマクロ11の場合、第2のセンスアンプ19
が配置された辺側に128本のデータ入出力バスI/O
BSが配置される。このように幅の広いデータ入出力バ
スI/OBSを長い距離に亘って敷設した場合、大きな
面積を必要とする。したがって、データ入出力バスI/
OBSを短くするため、データ入出力バスI/OBSの
近傍にロジック回路が配置される。しかし、極端に細長
い長方形のチップは、1枚のウェハから採れるチップ数
を減少させる。また、このような形状のチップはパッケ
ージに封印する際にも問題が生じることがある。これら
のことを考慮すると、4つのDRAMマクロをその短辺
方向に横に並べ、チップ形状を例えば10mm×10m
mの正方形に仕上げることが最良である。
【0036】図8は、図7に示すDRAMマクロ11を
4個用いた半導体チップのフロアプランの一例を示して
いる。半導体チップ51は、ほぼ正方形とされている。
半導体チップ51の周辺部には、複数のパッド52が配
置されている。DRAMマクロ11−1は、半導体チッ
プ51の例えば角部に配置されている。DRAMマクロ
11−2は、DRAMマクロ11−1のパッドとは反対
側に、DRAMマクロ11−1と並行して配置されてい
る。DRAMマクロ11−2の第2、第3の電源配線3
2、34、及び第2の配線可能領域21は、DRAMマ
クロ11−1の第2、第3の電源配線32、34、及び
第2の配線可能領域21に連続されている。
【0037】また、DRAMマクロ11−3は、半導体
チップ51の例えば一辺部に沿って配置されている。D
RAMマクロ11−4は、DRAMマクロ11−3のパ
ッドとは反対側に、DRAMマクロ11−3と並行して
配置されている。DRAMマクロ11−4の第2、第3
の電源配線32、34、及び第2の配線可能領域21
は、DRAMマクロ11−3の第2、第3の電源配線3
2、34、及び第2の配線可能領域21に連続されてい
る。
【0038】DRAMマクロ11−1、11−2のデー
タ入出力バスI/OBSは、ユーザ領域に形成されたロ
ジック回路53に接続される。また、DRAMマクロ1
1−3、11−4のデータ入出力バスI/OBSは、ユ
ーザ領域に形成されたロジック回路54に接続される。
【0039】さらに、DRAMマクロ11−1の第2、
第3の電源配線32、34はそれぞれ電源パッド52a
に接続される。DRAMマクロ11−2への電源供給は
DRAMマクロ11−1の第2、第3の電源配線32、
34にそれぞれ接続された、DRAMマクロ11−2の
第2、第3の電源配線32、34を介して行われる。
【0040】また、DRAMマクロ11−3の第2、第
3の電源配線32、34はそれぞれ複数の電源パッド5
2aに接続されている。DRAMマクロ11−4への電
源供給はDRAMマクロ11−3の第2、第3の電源配
線32、34にそれぞれ接続された、DRAMマクロ1
1−4の第2、第3の電源配線32、34を介して行わ
れる。
【0041】また、第1の配線可能領域20と第2の配
線可能領域21をユーザ配線領域として解放している。
このため、DRAMマクロ11−1,11−2の連続し
た第2の配線可能領域21にユーザが使用する通過配線
55を設けることができる。この通過配線55の一端部
は例えば複数のパッド52に接続され、他端部は例えば
ロジック回路56に接続される。
【0042】DRAMマクロ11−1の外部において、
通過配線55と第2の電源配線32とが交差することが
考えられる。しかし、DRAMマクロ11−1とパッド
の相互間の領域は、配線に関する規制が緩和されてい
る。このため、この領域において電源配線より下層の配
線を利用することにより、配線層を増加することなく、
通過配線と電源配線とを交差させることができる。
【0043】さらに、DRAMマクロ11−3,11−
4の連続した第2の配線可能領域21にも、同様にユー
ザが使用する通過配線57を設けることが可能である。
【0044】上記第2の実施形態によれば、複数のDR
AMマクロを各DRAMマクロの第2、第3の電源配線
32,34が連続するように、並べて配置している。こ
のため、電源パッドの近傍に配置されたDRAMマクロ
を介してその隣のDRAMマクロへ電源を供給すること
ができる。したがって、電源パッドに隣接しないDRA
Mマクロに電源を供給することができるため、DRAM
マクロの配置に関する制約を緩和することができる。
【0045】また、上記構成の場合、DRAMマクロの
データ入出力バスI/OBSと反対側に、必ずしも電源
パッドを設ける必要がない。このため、フロアプランの
自由度を向上できる。しかも、DRAMマクロ11−
2,11−4のように、チップの中央付近にDRAMマ
クロを配置することも可能である。このため、DRAM
マクロの配置に関する制約を緩和することができる。
【0046】さらに、第1の配線可能領域20と第2の
配線可能領域21をユーザ配線領域として解放してい
る。このため、第1、第2の配線可能領域20、21に
ユーザの信号線を配置することが可能となる。したがっ
て、ユーザの配線において、迂回配線を減少できるた
め、配線長を短縮でき、信号の高速伝送が可能となる。
【0047】一方、図9は、図6(a)に示すDRAM
マクロを用いた半導体チップのフロアプランの一例を示
している。
【0048】図6(a)に示すDRAMマクロは、デー
タ線方向の電源配線は強固である。しかし、データ線と
直交する方向の電源配線は高抵抗である。この欠点を補
うため、データ線方向の電源配線を電源パッドに接続す
る必要がある。このため、4つのDRAMマクロ62−
1、62−2、62−3、62−4は、半導体チップ6
1の電源パッドにそれぞれ対応して配置する必要があ
る。複数の電源配線63の一端部は、複数の電源パッド
64aにそれぞれ接続されている。また、電源配線63
と直交する電源配線65は、電源パッド64bにそれぞ
れ接続されている。このように、各DRAMマクロへの
電源供給に関して、第2の実施形態に比べて多くパッド
を必要とするため、DRAMマクロの配置が制約され
る。
【0049】また、DRAMマクロ62−1、62−
2、62−3、62−4は、電源配線63と直交方向の
配線可能領域を有していない。このため、複数の信号パ
ッド64cと、DRAMマクロ62−1、62−2、6
2−3、62−4の相互間に配置されたロジック回路6
6とを接続する各配線67は、DRAMマクロ62−
1、62−2、62−3、62−4の周囲を迂回する必
要がある。このため、配線65の配線長が長くなり、信
号の伝送速度が低下する可能性がある。
【0050】また、電源配線63と直交方向の配線可能
領域を有していないため、第2の実施形態のように、複
数のDRAMマクロを電源配線63と直交方向に配置す
ることが困難である。
【0051】このように、図9に示すフロアプランに比
べて、第2の実施形態に示すフロアプランが優れている
ことが明らかである。
【0052】(第3の実施形態)図10は、本発明の第
3の実施形態を示している。第3の実施形態は、高速動
作を目指してデータ線を3階層としている。さらに、電
源配線も2階層としている。図10において、図1、図
3と同一部分には同一符号を付す。
【0053】図10において、DRAMマクロ71は、
2階層の基本単位ブロックを有している。基本単位ブロ
ック12−1、12−2,12−3,12−4は、それ
ぞれ第1階層の基本単位ブロックを構成している。各基
本単位ブロック12−1、12−2,12−3,12−
4の構成は、第1、第2の実施形態と同様である。これ
ら4つの基本単位ブロック12−1、12−2,12−
3,12−4、及び第2のセンスアンプ19、選択トラ
ンジスタ73により、第2階層の基本単位ブロック72
−1,72−2,72−3,72−4がそれぞれ構成さ
れている。各基本単位ブロック12−1、12−2,1
2−3,12−4の第1のセンスアンプ16は選択トラ
ンジスタ17、及び第2のデータ線18を介して第2の
センスアンプ19に接続される。
【0054】第2階層の基本単位ブロック72−2,7
2−3,72−4の上層に複数の第3のデータ線74が
配置されている。これら第3のデータ線74の一端部
は、第2階層の基本単位ブロック72−4に隣接して配
置された第3のセンスアンプ75に接続されている。第
2階層の基本単位ブロック72−1,72−2,72−
3,72−4の各第2のセンスアンプ19は、選択トラ
ンジスタ73を介して第3のデータ線74に接続され
る。
【0055】DRAMマクロ71の端部に位置する第2
階層の基本単位ブロック72−1を構成する第2のセン
スアンプ19は、基本単位ブロック72−1に隣接して
配置されている。このため、基本単位ブロック72−1
の上層に第3のデータ線74を敷設する必要がない。そ
こで、このスペースに第3のデータ線74と同じ配線層
を用いて、第3のデータ線74と直交方向に複数の第2
の電源配線76が敷設される。この第2の電源配線76
は、第2のデータ線18と同層の第1の電源配線31に
接続される。第2の電源配線74は、第1、第2の実施
形態における第2、第3の電源配線32,34に相当す
る。
【0056】一方、他の第2階層の基本単位ブロック7
2−2,72−3,72−4上には、第3のデータ線7
4が敷設されている。しかし、第2のデータ線18と同
様にその配線間隔には余裕がある。そこで、第3のデー
タ線74と同層に、第3のデータ線74に沿って第3の
電源配線77が敷設される。第1の電源配線18も第3
の電源配線77と同一方向に敷設されている。このた
め、第1、第3の電源配線18,77に沿った方向にお
けるトータルの配線抵抗を非常に低くすることができ
る。
【0057】第2の電源配線76に供給された電流は、
基本単位ブロック72−1,72−2,72−3,72
−4の第1、第3の電源配線18,77に流れる。した
がって、DRAMマクロ71のどの方向にも十分な電源
を供給できる。
【0058】図11は、図10のXI−XI線に沿った
断面図であり、図10と同一部分には、同一符号を付
す。図11に示すように、第2のデータ線18及び第1
の電源配線31は第3層配線M3により形成され、第3
のデータ線74、第3の電源配線77は第4層配線M4
により構成されている。
【0059】ここで、データ線を階層構造とした場合、
高速動作が実現できる理由について簡単に説明する。図
10に示すように、第3のデータ線74は、数mmに及
ぶ非常に長い配線である。低抵抗でかつ低い結合容量の
上層配線を用いることにより配線遅延を軽減している。
しかし、それでも第3のデータ線74の結合容量は1p
Fを越える。このため、第3のデータ線74を駆動する
には大きな電流駆動能力を有するドライバが必要であ
る。したがって、第3のデータ線74に接続される第2
のセンスアンプ19及び第3のセンスアンプ75を構成
するトランジスタのチャネル幅は20μm程の大きさと
なる。これに対して、第2のデータ線18は配線長が短
い。これに伴い配線に寄生する結合容量も小さくなる。
この第2のデータ線18に多数接続される第1のセンス
アンプ16を構成するトランジスタのチャネル幅は2μ
m程度である。すなわち、チップ内の占有面積を小さく
抑えるため、第1のセンスアンプ16を構成するトラン
ジスタのサイズを大きくすることができない。したがっ
て、第2のデータ線18の寄生容量が小さいことは高速
動作を実現するために重要である。
【0060】さらに、DRAMセルを構成するトランジ
スタのチャネル幅は0.2μm程度であり、このトラン
ジスタに接続される第1のデータ線としてのビット線B
Lはさらに低容量であることが求められる。例えば10
ns程度の高速動作を実現するために、配線容量は10
0fF以下である必要がある。
【0061】一方、高速動作が可能なデータ線構造を用
いた場合、半導体を高速に動作させると、それに伴い消
費電流が増加してしまう。前述したように、データ線の
階層化は高速動作には重要な技術である。しかし、その
消費電流によって電源配線の電位が低下しては、高速動
作が不可能である。
【0062】第3の実施形態によれば、データ線を階層
構造し、且つ、その動作に必要な低抵抗の電源配線を形
成している。したがって、電源配線の電位低下を防止し
て高速動作を実現できる。しかも、データ線と電源配線
を同一の階層構造とすることにより、これらを同一の製
造工程で形成することができる。このため、製造コスト
の増加を抑えることができる利点を有している。
【0063】図12、図13は、第1階層の基本単位ブ
ロック12−1〜12−4に適用される第1のセンスア
ンプの一例を示している。第1階層の基本単位ブロック
12−1〜12−4において、ビット線BLの間隔は、
リソグラフィ技術が許す限りの狭い間隔で敷設されてい
る。このため、センスアンプのピッチを緩和する必要が
ある。
【0064】図12は、例えば第1のセンスアンプ1
6、及び選択トランジスタ17をメモリセルアレイMC
の両側に配置した場合を示している。
【0065】図13は、シェアードセンスアンプ構成を
示している。この場合、隣接するメモリセルアレイMC
Aにより第1のセンスアンプ16が共有される。すなわ
ち、メモリセルアレイに属する第1のデータ線に対し
て、選択トランジスタ17を介して第1のセンスアンプ
16が接続される。このような構成とすることにより、
一層センスアンプの占有面積を削減できる。
【0066】尚、上記第1乃至第3の実施形態は、本発
明をDRAMマクロに適用した場合について説明した。
しかし、これに限定されるものではなく、他のメモリマ
クロに適用することも可能である。
【0067】その他、本発明の要旨を変えない範囲にお
いて種々変形実施可能なことは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
電源配線を増強できるとともに、有効なユーザの配線領
域を確保でき、しかもコストの増加を抑え得る半導体装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すものであり、配
線可能領域を示す回路構成図。
【図2】図1に示す矢印II−II線に沿った断面図。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すものであり、電
源配線を示す回路構成図。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】図5(a)は、第1の実施形態の動作をシミュ
レーションするための半導体チップを概略的に示す平面
図、図5(b)は図5(a)に示す半導体チップのシミ
ュレーション結果を示す特性図。
【図6】図6(a)は、図5(a)と異なる構成の半導
体チップを示す平面図、図6(b)は図6(a)に示す
半導体チップのシミュレーション結果を示す特性図。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るメモリマクロの
一例を示す平面図。
【図8】図7に示すメモリマクロを用いた半導体チップ
のフロアプランの一例を示す平面図。
【図9】図6(a)に示すDRAMマクロを用いた半導
体チップのフロアプランの一例を示す平面図。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るメモリマクロ
の一例を示す平面図。
【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図。
【図12】第3の実施形態に適用されるセンスアンプの
一例を示す構成図。
【図13】第3の実施形態に適用されるセンスアンプの
他の例を示す構成図。
【符号の説明】
11、11−1〜11−4…DRAMマクロ、 12−1〜12−15…基本単位ブロック、 13…メモリセルアレイ(MCA)、 14…ロウデコーダ(RDC)、 15…カラムデコーダ(CDC)、 16…第1のセンスアンプ(S/A)、 17…選択トランジスタ、 MC…メモリセル、 BL…ビット線(第1のデータ線)、 WL…ワード線、 18…第2のデータ配線、 19…第2のセンスアンプ、 20、21…第1、第2の配線可能領域、 31、32、34…第1、第2、第3の電源配線、 52a…電源パッド、 53、54、56…ロジック回路、 55…通過配線、 72−1〜72−4…第2階層の基本単位ブロック、 73…選択トランジスタ、 74…第3のデータ線、 75…第3のセンスアンプ、 76…第2の電源配線、 77…第3の電源配線。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の基本単位ブロックを有し、 前記各第1の基本単位ブロックは、 マトリクス状に配列された複数のメモリセルを有するメ
    モリセルアレイと、前記メモリセルを選択する第1の選
    択線と、 前記第1の選択線と直交して配置され、前記選択された
    メモリセルからのデータを伝送する第1のデータ線と、 前記第1のデータ線に接続されたセンスアンプとを有
    し、 前記複数の第1の基本単位ブロックのうち端部に位置す
    る1つの第1の基本単位ブロックを除く、他の基本単位
    ブロックの上層に、前記第1のデータ線と同一方向に設
    けられ、前記第1のデータ線に選択的に接続される複数
    の第2のデータ線と、 前記複数の第1の基本単位ブロックの上層に、前記第2
    のデータ線と並行して配置された第1の配線と、 前記複数の第1の基本単位ブロックのうち端部に位置す
    る1つの第1の基本単位ブロックの上層で、前記第1の
    配線と直交方向に配置され第2の配線とを具備すること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の配線は、第1の電源配線であ
    り、前記第2の配線は、前記第1の電源配線に接続され
    る第2の電源配線と、通過配線であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 複数の第1の基本単位ブロックを有し、 前記各第1の基本単位ブロックは、 マトリクス状に配列された複数のメモリセルを有するメ
    モリセルアレイと、 前記メモリセルを選択する第1の選択線と、 前記第1の選択線と直交して配置され、前記選択された
    メモリセルからのデータを伝送する第1のデータ線と、 前記第1のデータ線に接続されたセンスアンプとを有
    し、 前記複数の第1の基本単位ブロックのうち端部に位置す
    る1つの第1の基本単位ブロックを除く、他の基本単位
    ブロックの上層に、前記第1のデータ線と同一方向に設
    けられ、前記第1のデータ線に選択的に接続される複数
    の第2のデータ線と、 前記複数の第1の基本単位ブロックの上層に、前記第2
    のデータ線と並行して配置された複数の第1の電源配線
    と、 前記複数の第1の基本単位ブロックのうち端部に位置す
    る1つの第1の基本単位ブロックの上層で、前記第1の
    電源配線と直交方向に配置され、前記第1の電源配線の
    一端部に接続された第2の電源配線と、 前記第2のデータ線と同層で、前記第1の電源配線と直
    交方向に配置され、前記第1の電源配線の他端部に共通
    接続された第3の電源配線と、 前記複数の第1の基本単位ブロックのうち端部に位置す
    る1つの第1の基本単位ブロックの上層で、前記第2の
    電源配線に沿って配置された配線とを具備することを特
    徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の第1の基本単位ブロックの前
    記第2、第3の電源配線方向に隣接して配置された複数
    の第2の基本単位ブロック、これら第2の基本単位ブロ
    ックは前記第1の基本単位ブロックと同一構成とされ、
    前記第2の基本単位ブロックの第2、第3の電源配線の
    一端部は、前記第1の基本単位ブロックの前記第2、第
    3の電源配線の他端部に接続されることを特徴とする請
    求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の基本単位ブロックの配線は第
    1の通過配線であることを特徴とする請求項3記載の半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の基本単位ブロックの配線は第
    2の通過配線であり、この第2の通過配線の端部は前記
    第1の基本単位ブロックの前記第1の通過配線の端部に
    接続されることを特徴とする請求項5記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 周辺に複数の電源パッド及び複数の信号
    パッドを含むパッド群が配置された半導体チップと、 前記半導体チップの一辺に配置された前記パッド群に沿
    って配置された第1のメモリマクロと、 第1のメモリマクロの前記パッド群と反対側に配置され
    た第2のメモリマクロとを有し、 前記第1、第2のメモリマクロは複数の基本単位ブロッ
    クを有し、 前記各基本単位ブロックは、 マトリクス状に配列された複数のメモリセルを有するメ
    モリセルアレイと、前記メモリセルを選択する第1の選
    択線と、 前記第1の選択線と直交して配置され、前記選択された
    メモリセルからのデータを伝送する第1のデータ線と、 前記第1のデータ線に接続されたセンスアンプとを有
    し、 前記第1のデータ線より上層で、第1のデータ線と並行
    に設けられ、前記第1のデータ線に選択的に接続される
    複数の第2のデータ線と、 前記第2のデータ線と同層で、第2のデータ線と並行し
    て配置された複数の第1の電源配線と、 前記第2のデータ線と同層で、前記第1の電源配線と直
    交方向に配置され、前記第1の電源配線の一端部に共通
    接続された第2の電源配線と、 前記第2のデータ線と同層で、前記第1の電源配線と直
    交方向に配置され、前記第1の電源配線の他端部に共通
    接続された第3の電源配線と、 前記第2のデータ線と同層で、前記第2の電源配線に沿
    って配置された配線とを具備することを特徴とする半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のメモリマクロの前記第2、第
    3の電源配線の一端部は前記電源パッドに接続されるこ
    とを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のメモリマクロの前記第2、第
    3の電源配線の一端部は前記第1のメモリマクロの前記
    第2、第3の電源配線の他端部に接続されることを特徴
    とする請求項8記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のメモリマクロの前記配線
    は、前記第2のメモリマクロの前記配線と連続されるこ
    とを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 複数の第1階層の基本単位ブロック
    と、 前記複数の第1階層の基本単位ブロックを含む複数の第
    2階層の基本単位ブロックとを有し、 前記各第1階層の基本単位ブロックに設けられた第1の
    データ線と、 前記複数の第1階層の基本単位ブロックの上層に配置さ
    れ、前記第1のデータ線と選択的に接続される第2のデ
    ータ線と、 前記複数の第2階層の基本単位ブロックのうち、端部に
    位置する1つの第2階層の基本単位ブロックを除く他の
    基本単位ブロックの上層に前記第2のデータ線に沿って
    配置され、前記第2のデータ線に選択的に接続される第
    3のデータ線と、 前記複数の第1階層の基本単位ブロックの上層に、前記
    第2のデータ線に沿って配置された第1の電源配線と、 前記複数の第2階層の基本単位ブロックのうち、端部に
    位置する1つの第2階層の基本単位ブロックの上層に、
    前記第3のデータ線と直交方向に配置され、前記第1の
    電源配線に接続された第2の電源配線とを具備すること
    を特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1階層の基本単位ブロックは、 複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、 前記第1のデータ線と直交して配置され、前記メモリセ
    ルを選択する選択線と、 前記第1のデータ線に接続されたセンスアンプと、 前記第1のデータ線を前記第2のデータ線に接続する第
    1の選択回路とを具備することを特徴とする請求項11
    記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第2階層の基本単位ブロックは、
    前記第2のデータ線の電位を増幅する第2のセンスアン
    プと、 前記第2のデータ線を前記第3のデータ線に接続する第
    2の選択回路とを具備することを特徴とする請求項12
    記載の半導体装置。
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