JP2003096938A - 建 物 - Google Patents

建 物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】充分な床下通気量を容易に確保できて、しか
も、建物本体側の床下換気口に位置等の変更を最小限と
することが出来る建物を提供する。 【解決手段】建物本体101の建物基礎2に形成された
建物側の床下換気口17の屋外側側面には、外構ステッ
プ16が配置されている。外構ステップ16には、最上
面16aを出入口開口部3の下辺側開口縁3aと面一と
すると共に、建物基礎側上縁辺16cに、床下換気口1
7と連通して、最上面16aに上方を開放する開放口1
9を形成することにより、建物床下空間101aと、外
部空間とを連通する換気流通部としての排水溝18が形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に、ユニット
建物等の建物の基礎部周縁に床下換気口が設けられてな
る建物に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、図7乃至図8に記載されているよう
な床下換気口が知られている。このようなものでは、建
物本体1の下方に位置して、この建物本体1が載置され
る建物基礎2が、この建物本体1の外周縁に沿って周状
に設けられている。
【0003】すなわち、建物基礎2の上面2aには、建
物本体1の床部1a及び外壁部1bが載置されると共
に、開口部3を開閉可能とするドア等のサッシ部1cが
設けられている。
【0004】この建物基礎2には、複数の床下換気口4
…が設けられている。そして、この床下換気口4には、
各々複数の換気スリット又は換気孔が形成された蓋5が
装着されて、ゴミ又は鼠等の小動物の侵入が防止されて
いる。
【0005】この床下換気口4は、建築基準法上では、
外壁長さ5m当たり300平方センチメートル、公庫基
準では、外壁長さ4m当たり300平方センチメートル
以上設けなければならない。
【0006】また、図9に示すように、前記開口部3を
南側等、一側面に有するものでは、この開口部3の屋外
側側面にコンクリート製の外構ステップ6が配置され
る。
【0007】この外構ステップ6には、複数の段面から
なる階段部6bが形成されると共に、居住者が、前記開
口部3から出入りし易いように、最上面6aが前記開口
部3の下辺3aと略同一高さに設定されている。
【0008】更に、アパート等の集合住宅11のよう
に、所定の幅W1の外廊下10に用いられている場合
は、図9,10,11に示すように、円筒状の貫通路1
2が、この外構ステップ6の略全幅に渡り形成されてい
る。
【0009】この図9に示されるように前記外構ステッ
プ6の全長に渡って換気口4が形成できない場合は、否
応なく建物本体の別の側面側に換気口4…を多く設けて
いた。
【0010】また、図12及び図13に示すように、建
物基礎2の上面2aと、ユニット建物本体13の下部を
構成するフレーム部材14の下面14aとの間に隙間d
1を形成して、床下換気を行うものも知られている。
【0011】なお、他の建物基礎の上に隙間を設けた建
物としては、特開2001−115560号公報等に記
載されているものも知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7乃
至図8に示すような従来の建物では、南側等、一側面に
外構ステップ6が設けられているので、南風7に対して
良好な床下換気通路を確保することが困難であった。
【0013】このため、例えば、図9に示すように北側
の建物基礎8等に設けられる床下換気口4,4の数量を
増大させたり、或いは面積を増大させて各法規基準を満
たすように構成しなければならないといった問題があっ
た。
【0014】また、前記図10又は図11に示すような
従来の外構ステップ9では、円筒状の貫通路12が、略
全幅に渡り形成されているので、貫通路12内の空気抵
抗が大きく、床下通気量を充分に確保できない虞があっ
た。しかも、外構ステップ9内に貫通路12を設けなけ
ればならず施工コストが上昇してしまうといった問題も
あった。
【0015】更に、前記図12及び図13に示すよう
に、建物基礎2の上面2aと、ユニット建物本体13の
下部を構成するフレーム部材14の下面14aとの間に
隙間d1を形成するものでは、外構ステップ6の最上面
6a位置を前記隙間d1が形成された位置よりも下げな
ければならない。
【0016】このため、フレーム部材14の高さにこの
隙間d1の高さを加えた段差d2が、開口部3の下辺3
aと、ステップ6の最上面6aとの間に形成されてしま
いバリアフリーとする事が出来なかった。
【0017】しかも、フレーム部材14の高さにこの隙
間d1の高さを加えて、段差d2の大きさが決まるの
で、所望の床下通気量を確保するために間隙d1量を大
きく設定すると、更に、跨ぎ高さが増大してしまうとい
った問題もあった。
【0018】そこで、この発明は、充分な床下通気量を
容易に確保できて、しかも、建物本体側の床下換気口に
位置等の変更を最小限とすることが出来る建物を提供す
ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、建物基礎に形成された床
下換気口の屋外側側面に外構ステップが設けられて、該
建物出入口開口部の下辺側開口縁と前記外構ステップの
最上面が、略面一になされ、且つ前記外構ステップの最
上面に開口する換気流通部が、前記建物基礎の床下換気
口と連通されてなることを特徴とする建物を特徴として
いる。
【0020】このように構成された請求項1記載のもの
では、建物基礎に形成された床下換気口の屋外側側面
に、前記外構ステップが設けられていても、該最上面に
開口された前記換気流通部が、前記床下換気口と連通さ
れて、前記建物床下と、外部とが連通される。
【0021】このため、外気が、前記開放口、前記排水
溝、建物本体側の床下換気口を介して建物床下に流出入
されて、充分な床下通気量を容易に確保できる。
【0022】また、該建物出入口開口部の下辺側開口縁
と前記外構ステップの最上面が、略面一になされている
ので、段差を無くしてバリアフリー化することが出来
る。
【0023】また、請求項2に記載されたものでは、前
記換気流通部の底面部は、前記建物基礎の床下換気口よ
りも低い位置に形成されている請求項1記載の建物を特
徴としている。
【0024】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記換気流通部の底面部が、前記建物基礎の床下
換気口よりも低い位置に形成されているので、該換気流
通部内に流入した雨水が、前記建物本体側に形成された
床下換気口から建物床下に流入すること無く、排水或い
は蒸発される。
【0025】従って、雨仕舞いが容易に行えて、外構ス
テップ及び出入り口開口部周縁の防水性を良好なものと
することができる。
【0026】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記換気流通部が、前記建物基礎に沿う排水溝となされ
ている請求項1又は2記載の建物を特徴としている。
【0027】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記換気流通部が、前記建物基礎に沿う排水溝を
兼ねているので、雨水が溜まることなく、排水性を良好
なものとすることが出来る。
【0028】
【発明の実施の形態1】以下、この発明の実施の形態1
について図面により説明する。
【0029】なお、前記従来例と同一乃至均等な部分に
ついては同一符号を付して説明する。
【0030】まず、構成から説明すると、この実施の形
態1の建物16では、建物本体101の建物基礎2の上
面2aと、床部1a及び外壁1c下面との間に形成され
た床下換気口17の屋外側側面に、外構ステップ16が
設けられている。
【0031】この実施の形態1の床下換気口17には、
複数の換気スリット又は換気孔が形成された防鼠部材2
0が装着されて、ゴミ又は鼠等の小動物の侵入が防止さ
れている。
【0032】前記外構ステップ16は、最上面16aを
出入口の開口部3の下辺側開口縁3aと面一となるよう
に形成されると共に、屋外側端縁に複数の段面からなる
階段部6bが設けられている。
【0033】この外構ステップ16の建物基礎側上縁辺
16cには、コーナー部を略方形入り隅状に切り欠くよ
うに換気流通部としての排水溝18が形成されている。
【0034】この排水溝18は、前記建物基礎2に沿っ
て形成されて、前記建物側の床下換気口17と連通され
ると共に、最上面16aに、前記外壁部1bとの間に上
方を開放する開放口19が形成されることにより、前記
建物本体101の床下空間101aと、建物外部空間と
が連通されるように構成されている。
【0035】また、前記排水溝18の開放口19には、
グレーチング蓋21が装着されている。
【0036】このグレーチング蓋21は、長尺方形の板
状を呈すると共に、前,後両側辺間には、通風用のスリ
ット21a…が所定間隔を置いて複数形成されている。
【0037】そして、この実施の形態1の前記排水溝1
8の底面部18cは、前記建物側の建物基礎2の上面2
aよりも低い位置に形成されて、前記建物側の床下換気
口17よりも低くなるように設定されている。
【0038】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0039】この実施の形態1の建物では、建物本体1
01の建物基礎2と外壁部1bとの間に形成された床下
換気口17の屋外側側面に、前記外構ステップ16が配
置される。
【0040】この外構ステップ16には、前記排水溝1
8が、建物基礎側上縁辺16cに形成されているので、
最上面16aに上方を開放する開放口19が、前記建物
本体101側の床下換気口17と連通されて、前記建物
床下101aと、建物の外部とが連通される。
【0041】このため、外気が、前記開放口19のグレ
ーチング蓋21に形成されたスリット21a…、前記排
水溝18、建物本体101側の床下換気口17を介して
建物本体101の床下101aに流出入されるため、充
分な床下通気量を容易に確保できる。
【0042】しかも、前記建物本体101側に形成され
る床下換気口17は、例えば南北に直線状に配置したま
ま等、位置の変更を最小限としても閉塞されることがな
く、設計の自由度が向上する。
【0043】また、前記排水溝18の底面部18aが、
前記建物側の床下換気口17よりも低い位置に形成され
ているので、前記グレーチング蓋21を介して排水溝1
8内に流入した雨水が、建物本体101側に形成された
床下換気口17に流入すること無く、この底面部18a
から排水され、或いは蒸発する。
【0044】従って、雨仕舞いが容易に行えて、外構ス
テップ16及び建物本体101の出入り口開口部周縁の
防水性を良好なものとすることができる。
【0045】しかも、この実施の形態1では、前記床下
換気口17と連通する換気流通口が、前記建物基礎2に
沿う排水溝18を兼ねているので、雨水をこの排水溝1
8に沿って流下させて滞留させることなく、排水性を良
好なものとすることが出来る。
【0046】また、建物本体101の出入口開口部3の
下辺側開口縁3aと前記外構ステップ16の最上面16
aとが、略面一になされているので、段差を無くしてバ
リアフリー化することが出来る。
【0047】
【実施の形態2】図2及び図3は、この発明の実施の形
態2の建物16に用いられるグレーチング蓋121を示
すものである。
【0048】なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な
部分については同一符号を付して説明する。
【0049】この実施の形態2の建物は、複数の建物ユ
ニットを組み合わせて構成されるユニット建物201
で、鉄骨ラーメン構造を呈して構成されるフレーム部材
14に、支持フレーム1dを介して外壁部1bが装着さ
れることにより、外側面が略覆われるように構成されて
いる。
【0050】これらのフレーム部材14は、前記建物基
礎2の上面2aから突設される複数のジョイントボルト
2b…によって固定されると共に、この上面202は、
各法規を満たす面積を有するように、床下換気口117
…が所定間隔を置いて複数凹設されている。
【0051】この実施の形態2の床下換気口117に
は、複数の換気スリット又は換気孔が形成された防鼠部
材120が装着されて、ゴミ又は鼠等の小動物の侵入が
防止されている。
【0052】この実施の形態2の外構ステップ16に用
いられるグレーチング蓋121は、上面に通風用のスリ
ット121a…が所定間隔を置いて複数形成されると共
に、上面の両側縁には、一方が排水溝118の周縁部1
18bに係止されるフランジ部121b,121bが一
対、一体に形成されている。
【0053】このグレーチング蓋121は、少なくとも
一対のグレーチング受け部材としての脚部材122,1
22によって、前記開放口119形成位置に水平に装着
されるように支持されている。
【0054】この脚部材122は、前記グレーチング蓋
121の上面を載置して下方から支持する載置面122
aと、この載置面122a前端縁から下方に垂下され
て、下端を前記排水溝118の底面部118aに当接さ
せる前脚部122cと、前記載置面122a後端縁から
下方に垂下される後脚部122bと、後脚部122b下
端を略水平に屈曲してユニット建物201側に延設する
ことにより、前記建物基礎2の上面2aに当接させて係
止させる建物側係止部122dとを有している。
【0055】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
【0056】この実施の形態2では、前記実施の形態1
の作用に加えて更に、前記グレーチング蓋121が、所
望の前記開放口形成位置に前記脚部材122,122に
よって支持されて位置する。
【0057】このため、外構ステップ16の最上面16
aとこのグレーチング蓋121の上面との段差を更に縮
小してバリアフリー化を図ることが出来る。
【0058】
【変形例1】図4は、この発明の実施の形態2の建物の
一変形例を示すものである。
【0059】なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な
部分については同一符号を付して説明する。
【0060】この実施の形態2のユニット建物201で
は、建物基礎202の上面202aの屋外側端縁に所定
の角度を有する面取り部202bが形成されている。
【0061】次に、この実施の形態2の変形例1の作用
について説明する。
【0062】この変形例1では、前記実施の形態2の作
用に加えて更に、前記建物基礎202の上面202a屋
外側端縁に所定の角度を有する面取り部202bが形成
されているので、万一雨水が、床下換気口117内に侵
入しても、前記上面202aからこの面取り部202b
を伝って前記排水溝218内に流下する。このため、床
下空間201a内に雨水が流入する虞が減少して排水性
が良好である。
【0063】
【実施の形態3】図5は、この発明の実施の形態3の建
物に用いられるグレーチング蓋321を示すものであ
る。
【0064】なお、前記実施の形態1,2と同一乃至均
等な部分については同一符号を付して説明する。
【0065】この実施の形態3のグレーチング蓋321
は、複数のスリット321a…が所定間隔を置いて形成
された上面321bと、この上面321b前端縁から下
方に垂下されて、下端を前記排水溝18の底面部18a
に当接させるように前記グレーチング蓋321に一体に
形成されたグレーチング受け部材としての前脚部321
cと、同じくグレーチング受け部材としての前記載置面
122a後端縁から下方に垂下されて、建物側に係止さ
れる後脚部321eと、前記前脚部321cに所定間隔
を置いて形成される複数のスリット321d…とを有し
ている。
【0066】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
【0067】このように構成された実施の形態3のグレ
ーチング蓋321では、前記グレーチング受け部材とし
ての前脚部321c及び後脚部321eとが、前記複数
のスリット321a…を所定間隔を置いて形成した上面
321bと一体に設けられている。
【0068】このため、別途グレーチング受け部材を用
意する必要が無くなり、部品点数を減少させて、しか
も、前記排水溝18の開放口19に容易に装着させるこ
とが出来る。
【0069】他の構成及び作用効果は、前記実施の形態
1,2と同一乃至均等であるので説明を省略する。
【0070】
【実施の形態4】図6は、この発明の実施の形態4の建
物を示すものである。
【0071】このようなものでは、建物基礎402内
に、充分に通風量を確保できる床下換気口403が形成
されている。この床下換気口403は、円錐形の段面略
つづみ形を呈すると共に内外方向略中央位置に、複数の
換気スリット又は換気孔が形成された蓋材404が装着
されて、ゴミ又は鼠等の小動物の侵入が防止されてい
る。
【0072】このように構成された図6に示す実施例で
は、建物基礎402内に前記床下換気口403が形成さ
れているので、この床下換気口403の流路断面積を比
較的大きく設定できる。
【0073】また、前記外構ステップ16を床下換気口
17の位置に拘わらず設けることが出来るので、法規上
の有効換気面積を有するユニット建物に用いて好適であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、建物基礎に形成された床下換気口の屋外側
側面に、前記外構ステップが設けられていても、該最上
面に開口された前記換気流通部が、前記床下換気口と連
通されて、前記建物床下と、外部とが連通される。
【0075】このため、外気が、前記開放口、前記排水
溝、建物本体側の床下換気口を介して建物床下に流出入
されて、充分な床下通気量を容易に確保できる。
【0076】また、該建物出入口開口部の下辺側開口縁
と前記外構ステップの最上面が、略面一になされている
ので、段差を無くしてバリアフリー化することが出来
る。
【0077】また、請求項2に記載されたものでは、前
記換気流通部の底面部が、前記建物基礎の床下換気口よ
りも低い位置に形成されているので、該換気流通部内に
流入した雨水が、前記建物本体側に形成された床下換気
口から建物床下に流入すること無く、排水或いは蒸発さ
れる。
【0078】従って、雨仕舞いが容易に行えて、外構ス
テップ及び出入り口開口部周縁の防水性を良好なものと
することができる。
【0079】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記換気流通部が、前記建物基礎に沿う排水溝を兼ねて
いるので、雨水が溜まることなく、排水性を良好なもの
とすることが出来る、という実用上有益な効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る建物で、全体の
構成を説明する図9中A−A線に沿った位置に対応する
鉛直断面図である。
【図2】実施の形態2の建物で、図1に相当する主要部
分の構成を示す鉛直断面図である。
【図3】実施の形態2の建物に用いられるグレーチング
蓋及び脚部材の斜視図である。
【図4】実施の形態2の変形例1の建物で、図1に相当
する主要部分の構成を示す鉛直断面図である。
【図5】実施の形態3のグレーチング受け部材を一体に
設けたグレーチング蓋の斜視図である。
【図6】実施の形態4として示す建物の断面図である。
【図7】一従来例の外構ステップで、全体の構成を説明
する図9中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図8】一従来例の外構ステップが設けられていない建
物の建物本体を取り外して、建物基礎部分を上方から見
た平面図である。
【図9】一従来例の外構ステップが設けられた構成を示
し、建物の建物本体を取り外して、建物基礎部分を上方
から見た平面図である。
【図10】他の従来例の外構ステップで、全体の構成を
説明する図9中A−A線に沿った位置に相当する位置で
の断面図である。
【図11】他の従来例の外構ステップで、建物基礎部分
を側方から見た側面図である。
【図12】その他の従来例の外構ステップで、建物基礎
部分を含み全体の構成を説明する上面図である。
【図13】その他の従来例の外構ステップで、全体の構
成を説明する図12中B−B線に沿った位置での鉛直断
面図である。
【符号の説明】
2 建物基礎 3 出入口開口部 3a 下辺側開口縁3a 16 外構ステップ 16a 最上面 16c 建物基礎側上縁辺 17 床下換気口 18 排水溝(換気流通部) 18a 底面部 19 開放口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物基礎に形成された床下換気口の屋外側
    側面に外構ステップが設けられて、該建物出入口開口部
    の下辺側開口縁と前記外構ステップの最上面が、略面一
    になされ、且つ前記外構ステップの最上面に開口する換
    気流通部が、前記建物基礎の床下換気口と連通されてな
    ることを特徴とする建物。
  2. 【請求項2】前記換気流通部の底面部は、前記建物基礎
    の床下換気口よりも低い位置に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の建物。
  3. 【請求項3】前記換気流通部が、前記建物基礎に沿う排
    水溝となされていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の建物。
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JP2011174318A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sumitomo Forestry Co Ltd グレーチング支持部材、グレーチング設置構造およびテラスを有する建物

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