JP2003095946A - ファモチジン錠剤 - Google Patents

ファモチジン錠剤

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JP2003095946A
JP2003095946A JP2001297626A JP2001297626A JP2003095946A JP 2003095946 A JP2003095946 A JP 2003095946A JP 2001297626 A JP2001297626 A JP 2001297626A JP 2001297626 A JP2001297626 A JP 2001297626A JP 2003095946 A JP2003095946 A JP 2003095946A
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famotidine
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tablets
carmellose
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JP2001297626A
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Tomomi Sato
友美 佐藤
Satoru Hirata
悟 平田
Naoko Iwasaki
直子 岩崎
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Taiyo Pharmaceutical Industry Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Pharmaceutical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファモチジン錠剤の崩壊性を高めることによ
りファモチジンの溶出性を高める技術を提供すること。 【解決手段】 ファモチジンと崩壊剤としてのカルメロ
ースを含有し、pH6.8の水溶液を用いたパドル法に
よる5分後のファモチジンの溶出量が35%以上である
ファモチジン錠剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファモチジン錠剤
に関し、さらに詳細には、ファモチジンの溶出性を高め
たファモチジン錠剤に関する。
【0002】
【従来の技術】胃炎、消化不良、胃酸過多、胸焼け、胃
もたれ、胃潰瘍等の消化管障害の治療には胃粘膜の攻撃
因子である胃酸の抑制が有効とされ、そのために制酸
剤、ヒスタミンH2受容体拮抗剤、抗コリン剤、抗ガス
トリン剤、ムスカリン受容体拮抗剤、プロトンポンプ阻
害剤等の薬剤が用いられている。
【0003】ファモチジンは、上記のうちヒスタミンH
2受容体拮抗剤に含まれる薬剤であり、胃壁細胞のH2
受容体においてヒスタミンと拮抗して、胃酸分泌を阻害
し、各種消化管障害に有効なため汎用されている。
【0004】しかし、このファモチジンには、2つの欠
点がある。その一つは、ファモチジンが苦味を有し、経
口投与で問題となるという点であるが、これは苦味を防
止するために、一定の糖アルコールを利用し、服用性を
改善するという技術(特開平8−99904号等)によ
り回避されている。
【0005】もう一つの点は、ファモチジン自体の溶解
性があまり良くなく、特に取り扱いや服用の容易な錠剤
とした場合、生体内での利用が十分とはいえない点であ
る。
【0006】ファモチジンの経口投与で一定の効果を期
待するためには、苦味の改善による服用遵守(コンプラ
イアンス)の向上も必要であるが、それ以上に体内でフ
ァモチジンが十分に吸収され、薬効を発現することが要
求される。しかしながら、ファモチジン錠剤における溶
出性は不十分でありながら、溶出性を高める技術は未だ
知られておらず、その開発が強く求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、ファモチジン錠剤の崩壊性を
高めることによりファモチジンの溶出性を高める技術を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ファモチ
ジンの錠剤からのファモチジンの溶出性を高めるべく、
特に製剤組成について検討を行なった結果、崩壊剤とし
てカルメロースを使用することにより初期溶出が速やか
なファモチジン錠剤を得られることを見出し本発明を完
成した。
【0009】すなわち本発明は、ファモチジンと崩壊剤
としてのカルメロースを含有し、pH6.8の水溶液を
用いたパドル法による5分後のファモチジンの溶出量が
35%以上であるファモチジン錠剤を提供するものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のファモチジン錠剤は、フ
ァモチジンとカルメロースを必須成分として調製され
る。
【0011】本発明において崩壊剤として使用されるカ
ルメロース(カルボキシメチルセルロース)は、セルロ
ースの多価カルボキシメチルエーテルであり、その塩、
例えばそのカルシウム塩やナトリウム塩等も利用するこ
とができる。このカルメロースのうち、好ましいものと
しては、重合度として300から500程度のものが挙
げられ、エーテル化度(置換度)としては、0.5から
0.7のものが挙げられる。
【0012】このカルメロースの配合量は、例えばその
カルシウム塩として、錠剤(素錠)全体に対して0.0
1〜20質量%とすることが好ましく、より好ましくは
0.1〜20質量%、更に好ましくは、0.5〜10質量
%である。
【0013】また、本発明のファモチジン錠剤において
は、崩壊剤として他の慣用の成分を加えることもでき
る。このような崩壊剤としては、コーンスターチ、低置
換度ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロー
スナトリウム、クロスポピドン、カルボキシメチルスタ
ーチナトリウム等を挙げることができる。
【0014】本発明のファモチジン錠剤の製造方法は、
特に制約されるものではなく、通常の製剤方法によって
製造される。しかし、より崩壊性の良い錠剤を得るため
には、まず、ファモチジンと結合剤成分を造粒し、その
後崩壊剤成分や滑沢剤成分を混合して打錠することが好
ましい。
【0015】さらに、本発明のファモチジン錠剤は、必
要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、通常、
医薬組成物の製造に使用される他の任意成分を加えるこ
とができる。このような添加剤としては、例えば、吸着
剤、保存剤、抗酸化剤、緩衝剤、キレート化剤、着色
剤、乳化剤、矯味・香剤、研磨剤、溶剤、硬化剤、界面
活性剤、懸濁化剤、甘味剤、滑沢剤、結合剤、賦形剤、
コーティング剤、流動化剤、光沢化剤、等張化剤等が挙
げられる。
【0016】上記任意成分としては、例えば、粉末セル
ロース、活性炭、安息香酸、ブチルパラベン、エチルパ
ラベン、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸
ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、塩化ベンザルコ
ニウム、塩化ベンゼトニウム、ベンジルアルコール、塩
化セチルピリジニウム、チメロサール、アスコルビンパ
ルミテート、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒド
ロキシトルエン、次亜リン酸、モノチオグリセロール、
プロピル没食子酸、重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデ
ヒドスルホキシル酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウ
ム、EDTA、カラメル、酸化鉄、アラビアゴム、ソル
ビタンモノオレエート、ポリオキシエチレン50ステア
レート、ハッカ油、バニリン、ココア、メントール、グ
リセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、流動
パラフィン、ラノリン、ポリエチレングリコール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、鉱物油、オレイン
酸、ラッカセイ油、精製水、注射用蒸留水、セチルアル
コール、パラフィン、サラシミツロウ、カカオ脂、ポリ
エチレングリコール、ポリソルベート、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ソルビタンモノパルミテート、寒天、ベント
ナイト、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、
トラガカント、キタンサンガム、ブドウ糖、白糖、サッ
カリンナトリウム、エチルセルロース、ゼラチン、メチ
ルセルロース、結晶セルロース、乳糖、酢酸フタル酸セ
ルロース、トウモロコシデンプン、アルギン酸ナトリウ
ム、コロイド状ケイ酸、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸、カルナバロウ、ブドウ糖、塩化ナトリウム、
コーンスターチやバレイショデンプンなどのデンプン、
部分アルファー化デンプン、カルボキシメチルスターチ
ナトリウム、ポリビニルアルコール、クロスポビドン、
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロー
ス、ヒドロキシプロピルスターチ、ステアリン酸マグネ
シウムなどが例示される。結合剤としては、例えば、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アルファー
化デンプン、架橋型ポリビニルピロリドン、アラビアゴ
ム末、ゼラチン、プルランなどが挙げられる、増量剤と
しては、ショ糖、ブドウ糖、乳糖、マンニトール、マル
トース、ソルビトール、リン酸カルシウム、硫酸カルシ
ウムなどが挙げられる。矯味成分としては、例えば、ク
エン酸、酒石酸、リンゴ酸などが挙げられる。
【0017】叙上のようにして得られたファモチジン錠
剤は、必要により、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、酸化チタン、ポリエチレングリコール等の慣用の成
分でコーティングすることも可能である。
【0018】かくして得られる本発明のファモジン錠剤
は、従来のものに比べ、生体内での崩壊、溶出性が高い
ものである。すなわち、本発明のファモチジン錠剤は、
素錠の状態で、pH6.8の水溶液を用いたパドル法に
よる5分後のファモチジンの溶出量が35%以上であ
る。なお、ここで用いるパドル法は、日本薬局方におい
て規定される方法であり、これに従って実施することが
可能である。
【0019】
【実施例】以下実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例により何ら拘束される
ものではない。
【0020】実 施 例 1 ファモチジン錠剤の製造:以下の処方及び製法を用いて
本発明品1のファモチジン錠剤を得た。
【0021】 ( 処 方 ) 成分 含有量(mg) 1. ファモチジン 10.0 2. 乳糖 *1 20.0 3. ヒドロキシプロピルセルロース *2 1.0 4. 結晶セルロース *3 38.0 5. カルメロースカルシウム *4 2.0 6. 無水リン酸水素カルシウム *5 38.0 7. ステアリン酸マグネシウム 1.0 8. ヒドロキシプロピルメチルセルロース *6 3.7 9. 酸化チタン 1.0 10. ポリエチレングリコール6000 *7 0.3 *1 : 乳糖200M(DMV製) *2 : HPC−L(日本曹達(株)製) *3 : アピセルPH−102(旭化成工業(株)製) *4 : ECG505(五徳薬品(株)製) *5 : フジカリンSGタイプ(富士化学工業(株)製) *6 : TC−5(R)(信越化学工業(株)製) *7 : マクロゴール6000(三洋化成工業(株)製)
【0022】( 製 法 )成分1および2を混合し、成
分3を10倍量の水に溶解させた水溶液で湿式造粒し
た。これに、成分4から7を混合し打錠して素錠を得
た。この素錠に成分8から10を12倍量の水に懸濁さ
せた水懸濁液をコーティングし、1錠115mgのファ
モチジン錠剤(本発明品1)を得た。
【0023】比 較 例 1 以下の処方及び製法を用いて比較品1のファモチジン錠
剤を得た。
【0024】 ( 処 方 ) 成分 含有量(mg) 1. ファモチジン 10.0 2. 乳糖200M *1 20.0 3. ヒドロキシプロピルセルロース *2 1.0 4. 結晶セルロース *3 36.5 5. コーンスターチ 5.0 6. 無水リン酸水素カルシウム *5 36.5 7. ステアリン酸マグネシウム *6 1.0 8. ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.7 9. 酸化チタン 1.0 10. ポリエチレングリコール6000 *7 0.3 *1〜*3および*5〜*7 : 上と同じ
【0025】( 製 法 )成分1および2を混合し、成
分3を10倍量の水に溶解させた水溶液で湿式造粒し
た。これに成分4から7を混合し、打錠して素錠を得
た。この素錠に成分8から10を12倍量の水に懸濁さ
せた水懸濁液をコーティングし、1錠115mgのファ
モチジン錠剤(比較品1)を得た。
【0026】試 験 例 1 実施例1および比較例で調製した本発明品1及び比較品
1について、ファモチジンの溶出性を、pH6.8の水
溶液を用いるパドル法により調べた。パドル法は、第1
4改正日本薬局方に記載の方法に準じて行い、5分後の
ファモチジンの溶出量を、溶出試験開始5分後の溶出試
験液の279nmと400nmの2波長の吸光度で測定
し、これから溶出率を算出した。この結果を表1に示
す。
【0027】( 結 果 )
【表1】
【0028】表1の結果より明らかなように、本発明品
1の溶出率は46.5%と高いものであるのに対し、比
較品1では18.8%と低い溶出率であった。
【0029】
【発明の効果】上記結果に示すように、本発明のファモ
チジン錠剤の溶出性は、従来のファモチジン錠剤に比
べ、高いものである。
【0030】従って、本発明のファモチジン錠剤は、経
口投与によってファモチジンの速やかな薬効発現が期待
でき、しかも取り扱いが容易な錠剤として、医療現場に
おいて便利に使用することができるものである。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 直子 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町39−2− 411 Fターム(参考) 4C076 AA37 DD29 DD41 DD67 EE23 EE31 EE32 4C086 BC78 MA01 MA05 MA35 MA52 NA09 ZA68

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファモチジンと崩壊剤としてのカルメロ
    ースを含有し、pH6.8の水溶液を用いたパドル法に
    よる5分後のファモチジンの溶出量が35%以上である
    ファモチジン錠剤。
  2. 【請求項2】 カルメロースの含有量が、素錠中0.0
    1〜20質量%である請求項第1項記載のファモチジン
    錠剤。
  3. 【請求項3】 ファモチジンと結合剤成分を造粒した
    後、崩壊剤としてのカルメロースを含有する成分を混合
    して打錠することにより得られるファモチジン錠剤。
JP2001297626A 2001-09-27 2001-09-27 ファモチジン錠剤 Pending JP2003095946A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116036032A (zh) * 2023-03-30 2023-05-02 山东新时代药业有限公司 一种法莫替丁片、制备方法及用途

Cited By (2)

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