JP2003095327A - 使い捨て容器および製造方法 - Google Patents
使い捨て容器および製造方法Info
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Abstract
し、分断片がなく、内容物を吐出する使い捨て容器とそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】容器に開裂手段4aと、開裂手段4aに外
力を伝達する外力伝達手段4bが容器内側に接合されて
いる構成により、外力伝達手段4bに外力を加えて開裂
手段4a動作させることで容器内面側から、容器を開裂
するため、圧力を加えなくても開裂し、分断片がなく、
内容物を吐出する使い捨て容器とその製造方法。
Description
味料、液状または粉末洗剤、液状化粧品、顆粒状のイン
スタントコーヒー等を密封してパックした容器で、容器
に外力を加えることにより、内容物を排出させるように
した、使い捨て容器に関するものである。
した従来の使い捨て容器の図30、図31を示す。図3
0は従来の使い捨て容器の開封前、図31は従来の使い
捨て容器の開封後であり、開封前の使い捨て容器10
1、接合代部100、開封用のノッチ102、開封用の
ノッチ103、開封後の使い捨て容器105、分断片1
04である。
102、103が設けてあり、このノッチ102、10
3を切り裂いて開封部を形成し、内容物を排泄させるの
が一般的である。しかしこの構造の容器は、ノッチ10
2,103より切り裂くため、内容物の液体が付着した
分断片104ができるために、内容物の液体がついた状
態の分断片104をテーブルなどにおくと、テーブルに
内容物の液体が付着して汚してしまう問題点があった。
さらに液体がついた状態の小さな分断片104と使用済
みの使い捨て容器105をそれぞれゴミ箱の捨てなけれ
ばならず、特に小さな分断片104を捨てるのは大変面
倒であった。
味料をふりかけるため、小さな分断片104を食品に落
としてしまうこともあり、衛生的ではなかった。
も問題であり、切り裂いた部分の大きさが小さかった場
合は、内容物を取り出す穴が小さくなり、内容物が出に
くくなる、また切り裂いた部分の大きさが、大きすぎた
場合は内容物がいきなりたくさん出てしまい、周りに飛
び散り衣服を汚してしまうという問題があった。
に、容器に圧力を加えることにより内容物を排出する提
案が実願平1−106630に提案されている。図32
がその使い捨て容器の正面図、図33はA−A線から切
断した断面図、図34はB−B線から切断した断面図で
ある。接合代部110、接合代部112、圧力により開
裂する接合代部113、である。
力をかけて、圧力により開裂する接合代部113が開裂
する構造である。しかしこの構造は容器に圧力が加わる
と開裂するので、梱包時や搬送時に容器に圧力が加わっ
た場合や、また容器を落としてしまった場合に、開裂し
てしまうという問題点があった。さらに容器に圧力が加
わった状態で開裂するので、内容物が急激に飛び出すた
め、開裂の切れ方により、衣服や周辺を汚してしまい取
り扱いが困難であった。
211279に立体形状の使い捨て容器が提案されてい
る。この立体形状の使い捨て容器の開裂方法は、立体容
器を2つ折にすることで容器内部に圧力を加えて内容物
を取り出す使い捨て容器である。
図35に示す。図35の中心線120を中心に、左右対
称な山形状をなすシールライン120a、120b、1
20c、120dがあり、シールライン120a、12
0b、120c、120dの頂部に、乳頭状部120P
を形成している。容器を2つ折にすることで容器内部に
圧力が加わり乳頭状部120Pから剥離が始まり、剥離
開裂させて内容物を取り出す使い捨て容器である。
構造なので、梱包時や搬送時に容器に荷物等の荷重が加
わった場合や、容器を落としてしまうと圧力が加わり開
裂してしまうという同様な問題点があった。
0a、120b、120c、120d乳頭状部120P
の複雑な3次元構造を構成しなければならず、製造コス
トが高くなるという問題点もあった。
する第1の課題は、従来品の使い捨て容器で、分断片が
でない構造を考案した、実願平1−106630や特開
平5−294350、特開平6−211279に提案さ
れている構造は、容器に圧力を加えることで容器を開裂
する構造のため、圧力が加わった状態で開裂すると、内
容物が急激に飛び出し、衣服や周辺を汚してしまうこと
があった。
開裂するので、内容物が急激に飛び出し、衣服や周辺を
汚してしまいことがなく、さらに梱包時や搬送時に容器
に荷重が加わり、容器を落としてしまっても、開裂して
しまうというな問題点はない。
構造が簡単で2次元的な平面構造でも構成が可能なた
め、複雑で3次元的な構造の容器は必要でないため、複
雑な3次元的な金型を必要としないことから製造コスト
が安くなる。
てこの原理を利用して容器を開裂するため手に力のない
老人や幼子でも簡単に開裂できる。
図31や図32の従来の使い捨て容器では、切り裂いた
部分の大きさが小さかった場合は、内容物を取り出す穴
が小さくなり、内容物が出にくくなる、また切り裂いた
部分の大きさが、大きすぎた場合は、内容物がいきなり
たくさん出てしまい、周りに飛び散り衣服を汚してしま
うという問題がある。
さらに開裂手段となる部分が開裂した穴から、外側に出
張る構造のため、内容物を外に出しやすく誘導する、特
に内容物が液体の場合には、液体の粘性により、開裂し
た穴から、外側に出張る開裂手段となる部分に伝わり、
安定して内容物の液体を吐出することが出来る。
内容物の液体が付着した分断片が出来ない構造のため、
従来問題であった、内容物の液体がついた状態の分断片
をテーブルなどにおくと、テーブルに内容物の液体が付
着して汚してしまうことがない。さらに引きちぎられた
分断片がない構造であるため、使用済みの使い捨て容器
のみゴミ箱の捨てるだけでよく、小さく引きちぎられた
分断片を捨てる手間がないため、便利である。
いた問題点を解決するものであり、その目的とするとこ
ろは、梱包時や搬送時に容器に圧力が加わっても開裂せ
ず、複雑な3次元構造体を必要としないため安価であ
り、さらにてこの原理で開裂するため弱い力でも簡単に
開裂する、さらに開裂するときに内容物を取り出す穴が
一定の大きさになり、開裂手段となる部分が開裂した穴
から外側に出張る構造のため、内容物を外に出しやすく
誘導するため、内容物を適量に出すことができ、容器を
開裂するときに分断片がなく、さらに使い捨て容器製造
時の量産性を向上させるための形状や製造方法を提供す
るものである。
解決することを目的としてなされたもので、請求項1に
記載した本発明は内部に液体、粘度の高い液体、粉末等
の内容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出
す、使い捨て容器において、容器を開裂する開裂手段
と、該開裂手段に外力を伝達する外力伝達手段からなる
容器開裂構造体が該容器内側に接合されていることを特
徴とした使い捨て容器からなる。
容器を開裂する開裂手段と外力伝達手段が使い捨て容器
の内側に接合されている構造であり、一定の方向に外力
を、外力伝達手段に加えることにより、使い捨て容器内
部にある開裂手段が、使い捨て容器内面側から開裂させ
る。このことにより、使い捨て容器内部の圧力を必要と
しないで開裂できるため、梱包時や搬送時に、使い捨て
容器に荷重が加わり、使い捨て容器が押しつぶされ内部
の圧力が高くなっても、開裂手段は容器内面側を押し付
けないため、使い捨て容器は開裂しない。
一定方向に押し付けて、穴を広げていくため、分断片が
発生しない構造となる。また、開裂手段となる部分が開
裂した穴から、外側に出張る構造のため、内容物を外に
出しやすく誘導する、特に内容物が液体の場合には、液
体の粘性により、開裂した穴から、外側に出張る開裂手
段となる部分に伝わり、安定した量の液体を吐出するこ
とが出来る。
粘度の高い液体、粉末等の内容物を収容して密封し、開
裂して内容物を取り出す、使い捨て容器において、容器
を開裂する開裂手段と該開裂手段の位置を変化させる為
の変形手段と、該開裂手段に外力を伝達する外力伝達手
段からなる容器開裂構造体が該容器内側に接合されてい
ることを特徴とした使い捨て容器からなる。
容器を開裂する開裂手段と変形手段と外力伝達手段が使
い捨て容器の内側に接合されている構造であり、一定の
方向に外力を、外力伝達手段に加えることにより、変形
手段が変形し、使い捨て容器内部にある開裂手段が、使
い捨て容器内面側から開裂させる。このことにより、使
い捨て容器内部の圧力を必要としないで開裂できるた
め、梱包時や搬送時に、使い捨て容器に荷重が加わり、
使い捨て容器が押しつぶされ内部の圧力が高くなって
も、開裂手段は容器内面側を押し付けないため、使い捨
て容器は開裂しない。
一定方向に押し付けて、穴を広げていくため、分断片が
発生しない構造となる。また、開裂手段となる部分が開
裂した穴から、外側に出張る構造のため、内容物を外に
出しやすく誘導する、特に内容物が液体の場合には、液
体の粘性により、開裂した穴から、外側に出張る開裂手
段となる部分に伝わり、安定した量の液体を吐出するこ
とが出来る。
た時に容器開裂構造体の変形する箇所を各設計寸法で決
めることが出来るため、使い捨て容器の形状にあわせ
た、開裂位置と範囲をきめることができるので、開裂部
分の大きさは一定範囲となり、安定した量の内容物を吐
出することが出来る。
容器を開裂する凸形状、爪形状、刃形状、エッジ形状、
三角錐形状であることを特徴とした請求項1,2のいず
れかに記載の使い捨て容器からなる。請求項3に記載し
た本発明では、開裂手段の形状として、より効果的な形
状となる凸形状、爪形状、刃形状、エッジ形状、三角錐
形状により、使い捨て容器に使用するフィルムを開裂し
やすくすることができる。
段は外力を伝達する板形状、棒形状、穴のあいた板形状
であることを特徴とした請求項1,2のいずれかに記載
の使い捨て容器からなる。請求項4に記載した本発明で
は、外力伝達手段の形状として、板形状、棒形状、穴の
あいた板形状にすることで、複雑で3次元的な構造を必
要としないで、平面構造でも構成することができる形状
となる。また、穴のあいた板形状の場合は、穴のあいた
箇所をフィルムの接合部にすることで、穴のあいた板形
状は接合部により強く固定できるため、外力伝達手段に
過剰な外力が加わっても外力伝達手段が外れにくい構造
となる。
外力を伝達すると変形するスリット形状、部分的に厚み
の薄い形状、穴形状、溝形状であることを特徴とした請
求項2に記載の使い捨て容器からなる。請求項5に記載
した本発明では、変形手段の形状として、より効果的な
形状となるスリット形状、部分的に厚みの薄い形状、穴
形状、溝形状により、容器開裂構造体が変形しやすく、
変形する箇所を決めることが出来る構造となる。
体の一部分が容器内容物を密封するための接合代部に接
合されていることを特徴とした請求項1、2、3、4、
5のいずれかに記載の使い捨て容器からなる。請求項6
に記載した本発明では、容器開裂構造体を使い捨て容器
内部に接合する場合に、接合箇所を使い捨て容器の内容
物を密封するための接合代部にすることで、容器開裂構
造体も同時に接合できる構造となるため、使い捨て容器
に容器開裂構造体を接合する箇所と、使い捨て容器の内
容物を密封するための接合代部箇所を別々な箇所とする
必要がなくなり、使い捨て容器の生産性を向上させ、安
価で製造できる。
該接合代部で接合されていなことを特徴とした請求項
1、2、3、4、5、6のいずれかに記載の使い捨て容
器からなる。請求項7に記載した本発明では、開裂手段
が接合代部に接合されていないことで、開裂手段の寸法
により、開裂部の大きさが決まるので、安定した量の内
容物を吐出することが出来る。
ら、変形手段部による回転中心位置までの長さは、変形
手段部による回転中心位置から外力伝達手段部までの長
さより短いことを特徴とする請求項2、3、4、5、
6、7のいずれかに記載の使い捨て容器からなる。請求
項8に記載した本発明では、手に力のない老人や幼子で
も簡単に開裂できる課題を解決するため、開裂手段部か
ら、変形手段部による回転中心位置までの長さは、変形
手段部による回転中心位置から外力伝達手段部までの長
さより短いことを特徴とすることで、てこの原理を利用
する、この構成は開裂手段部が作用点、変形手段部の回
転中心が支点、外力伝達手段部が力点となり、作用点か
ら支点の距離は支点から力点の距離より短いため小さな
外力で大きな開裂力を出せる。
厚さは、容器開裂構造体の最大厚みより薄いことを特徴
とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8のいずれ
かに記載の使い捨て容器からなる。請求項9に記載した
本発明では、開裂手段の厚みを容器開裂構造体の最大厚
みより薄いことにすることで、搬送時に使い捨て容器に
荷重がかかっても、開裂手段は、フィルムに接触しない
ので、開裂手段がフィルムを傷つけることはない。
造体の長さは、平面容器では幅又は長さ、立体容器では
幅又は奥行き又は高さに対して、いずれか1つ又は2つ
の長さと同等であることを特徴とした請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9のいずれかに記載の使い捨
て容器からなる。請求項10に記載した本発明では、容
器製造時の量産性を向上させるために、容器開裂構造体
の長さを平面容器の場合では幅又は長さ、立体容器の場
合では幅又は奥行き又は高さに対していずれか1つ又は
2つの長さと容器の長さを同等にする。この構造によ
り、一定のピッチで配列された複数の容器開裂構造体か
らなる部品を製造する。この複数の容器開裂構造体から
なる部品の容器開裂構造体は一定のピッチで配列されて
いるためフィルム容器に対する容器開裂構造体の接合代
部位置は最初のみ、位置あわせを行うことで、他は一定
のピッチ間で接合すればよいので、量産性を向上させる
ことが出来る、使い捨て容器の形状を提供することが出
来る。
体、粘度の高い液体、粉末等の内容物を収容して密封
し、開裂して内容物を取り出す、使い捨て容器の製造方
法において、複数の容器開裂構造体からなる部品をフィ
ルム内面に挿入する工程1の後、該複数の容器開裂構造
体からなる部品とフィルムの一方の接合代部を接合する
工程2の後、内容物を入れる工程3の後、残りの接合代
部を接合して密封容器とし、切断する工程4の後、該工
程3と該工程4を繰り返して使い捨て容器を製造するこ
とを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10のいずれかに記載の使い捨て容器の製造方
法からなる。
容器開裂構造体からなる部品をフィルム内面に挿入する
工程1の後、該複数の容器開裂構造体からなる部品とフ
ィルムの一方の接合代部を接合する工程2の後、内容物
を入れる工程3の後、残りの接合代部を接合して密封容
器とし、切断する工程4の後、工程3と工程4を繰り返
して使い捨て容器を製造する。この製造方法により、複
数の容器開裂構造体からなる部品の容器開裂構造体は一
定のピッチで配列されているためフィルム容器に対する
容器開裂構造体の接合代部位置は最初のみ、位置あわせ
を行うことで、他は一定のピッチ間で接合すればよいの
で、量産性を向上させた製造方法を提供することが出来
る。
を図1、図2、図3、図4に示す。図1は使い捨て容器
の正面図であり、接合代部1、接合代部2、液体等を密
封する密封部3、容器開裂構造体4、容器開裂構造体の
爪部4a,容器開裂構造体の外力受け部4b、開裂箇所
3aである。図2は図1に記載されている5zから見た
断面図。図3は図1の側面図。図4は図1の側面図で外
力F1を加えて密封部3を開裂させた図である。
ムは液体を浸透させないフィルムでありフィルムは1種
又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体を構成
したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使い捨て
容器の内部に容器開裂構造体4が接合代部1に接合され
ている、容器開裂構造体4はフィルムを開裂出来る強度
のプラスチック等が良い。接合方法は密封部3の内部の
液体が漏れない、高周波融着、加熱融着等が採用でき
る。
る。容器開裂構造体4は接合代部1に平行に接合されて
いるため密封部3の内壁のフィルム部と爪部4aもほぼ
平行に位置するため爪部4aは内壁のフィルム部に傷を
つけることはない。
容器開裂構造体4の外力受け部4bを外力F1の方向に
曲げることで、爪部4aが密封部3の内壁のフィルム部
と垂直方向に位置することで、爪部4aが密封部3の内
壁側のフィルム部に接触して、開裂箇所3aが出来る。
この状態で密封部3の中の液体等が、開裂箇所3aから
突き出た爪部4aを伝わり排出される。
3aができ、さらに開裂箇所3aから突き出た爪部4a
を伝わり排出されることで、内部の液体又は粉末は一定
の排出量で排出することが出来る。特に内容物が液体の
場合には、液体の粘性により、開裂箇所3aから、外側
に出張る開裂手段となる爪部4aに伝わり、安定した量
の液体を吐出することが出来る。
図6、図7、図8に示す。図5は実施例2の使い捨て容
器の正面図。図6は図5の11Zの断面から見た断面
図。図7は図5の10Zの断面から見た断面図。図8は
図5に外力F2、外力F3を加え容器を開裂させた時に
10Zの断面から見た断面図である。また接合代部6、
接合代部7、密封部8、容器開裂構造体9、爪部9a、
外力受け部9c、外力受け部9d、変形部9b、外力F
2、外力F3を示す。
ムは液体を浸透させないフィルムでありフィルムは1種
又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体を構成
したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使い捨て
容器の内部に容器開裂構造体9が接合代部6に接合され
ている、容器開裂構造体9はフィルムを開裂出来る強度
のプラスチック等が良い。接合方法は密封部8の内部の
液体が漏れない、高周波融着、加熱融着等が採用でき
る。
である。容器開裂構造体9は接合代部6に平行に接合さ
れているため密封部8の内壁のフィルム部と爪部9aも
ほぼ平行に位置するため爪部9aは内壁のフィルム部に
傷を付けない位置になる。また、容器開裂構造体9に変
形部9bがあることで、一定の外力が加わらないと変形
しない構造となるため、振動や軽い衝撃では、変形部は
変形しないため、爪部9aが内壁のフィルム部に傷をつ
けることはない。
容器開裂構造体9の一方の外力受け部9cを外力F2の
方向に曲げ、他方の外力受け部9dを外力F3の方向に
曲げることで、変形部9bから変形し、爪部9aが密封
部8の内壁のフィルム部と垂直方向に位置することで、
爪部9aが密封部8の内壁側のフィルム部に接触して、
開裂箇所8aが出来る。この状態で密封部8の中の液体
等が、開裂箇所8aから突き出た爪部9aを伝わり排出
される。
8aができ、さらに開裂箇所8aから突き出た爪部9a
を伝わり排出されることで、内部の液体又は粉末は一定
の排出量を、排出することが出来る。特に内容物が液体
の場合には、液体の粘性により、開裂箇所8aから、外
側に出張る開裂手段となる爪部9aに伝わり、安定した
量の液体を吐出することが出来る。
図9は実施例3の使い捨て容器の正面図。図10は図9
の20Zの断面から見た断面図。
ムは液体を浸透させないフィルムでありフィルムは1種
又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体を構成
したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使い捨て
容器の内部に容器開裂構造体20が接合代部21に接合
されている、容器開裂構造体20はフィルムを開裂出来
る強度のプラスチック等が良い。接合方法は密封部23
の内部の液体が漏れない、高周波融着、加熱融着等が採
用できる。
他方の外力受け部20d、爪部20a、凸部20e、変
形部20b、から構成されており、凸部20eの高さ2
2は容器開裂構造体20の最大厚さ23より低い、こと
により凸部20eは密封部23には接触しないため凸部
20eは内壁のフィルム部に傷をつけることはない。
0cと他方の外力受け部20dに凸部20eが密封部2
3に接触する方向に力を加えることで、変形部20bが
変形し凸部20eが密封部23のフィルムを開裂さるこ
とが出来る。(開裂させた時の側面図は図示せず。)
は実施例4の使い捨て容器の正面図。図11の使い捨て
容器に使用しているフィルムは液体を浸透させないフィ
ルムでありフィルムは1種又は他のフィルムを1種以上
重ね合わせた多重体を構成したフィルムでもよい、この
フィルムを用い、使い捨て容器の内部に容器開裂構造体
33が接合代部30に接合されている、容器開裂構造体
33はフィルムを開裂出来る強度のプラスチック等が良
い。接合方法は密封部23の内部の液体が漏れない、高
周波融着、加熱融着等が採用できる。
他方の外力受け部33d、爪部33a、変形部33b、
足33eから構成されており、足33eは接合代部31
に接合されている。容器開裂構造体33の一方の外力受
け部33cと他方の外力受け部33dに爪部33aが密
封部32に接触する方向に力を加えることで、変形部3
3bが変形し密封部32のフィルムを開裂さることが出
来る。足33eがあることで容器開裂構造体33は使い
捨て容器の長さと同じ長さになることで連続したピッチ
間で容器開裂構造体を製造することが出来るので、本考
案の使い捨て容器を連続的に製造することが出来るので
安価で製造できる。
図12は実施例4の変形例となる使い捨て容器の正面
図。使い捨て容器の内部に容器開裂構造体43が接合代
部40と接合部41に接合されている、密封部42には
液体等が入っている、容器開裂構造体43は外力受け部
43c、他方の外力受け部43d、爪部43a、変形部
43b、足43e、足43gから構成されており、足4
3e、足43gがあることで容器開裂構造体43は使い
捨て容器の長さと同じ長さになることで連続したピッチ
間で容器開裂構造体を製造することが出来るので、本考
案の使い捨て容器を連続的に製造することが出来るので
安価で製造できる。
5に示す。図13は実施例5の使い捨て容器の正面図。
図14は図13の側面図。図15は図13に外力F4を
加え容器を開裂させた時の側面図
部50、接合代部51、液体等を密封する密封部52、
容器開裂構造体53、容器開裂構造体の爪部53a,容
器開裂構造体の外力受け部53d、一方の変形部53
b、もう一方の変形部53c、足53e、足53fから
構成されており、図13の使い捨て容器に使用している
フィルムは液体を浸透させないフィルムでありフィルム
は1種又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体
を構成したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使
い捨て容器の内部に容器開裂構造体53は接合代部50
と接合代部51に接合されている、容器開裂構造体53
はフィルムを開裂出来る強度のプラスチック等が良い。
接合方法は密封部52の内部の液体が漏れない、高周波
融着、加熱融着等が採用できる。
ある。容器開裂構造体53は接合代部50と接合代部5
1に平行に接合されているため密封部52の内壁のフィ
ルム部と爪部53aはほぼ平行に位置するため爪部53
aは内壁のフィルム部に傷をつけることはない。
る。容器開裂構造体53の外力受け部53dを外力F4
の方向に曲げることで、爪部53aが密封部52の内壁
のフィルム部と垂直方向に位置することで、爪部53a
が密封部52の内壁側のフィルム部に接触して、開裂箇
所52aが出来る。この状態で密封部52の中の液体等
が、開裂箇所52aから突き出た爪部53aを伝わり排
出される。この構造により、一定の大きさの開裂箇所5
2aができ、さらに開裂箇所52aから突き出た爪部5
3aを伝わり排出されることで、内部の液体は一定の排
出量を、排出することが出来る。
図17に示す。図16の使い捨て容器における構成は接
合代部60、接合代部61、液体等を密封する密封部6
2、容器開裂構造体63、容器開裂構造体の爪部63
a,容器開裂構造体の外力受け部63d、一方の変形部
63b、もう一方の変形部63c、足63e、足63
f、穴64、穴65から構成されている。容器開裂構造
体63の接合代部60にある穴64、穴65があること
により、接合代部60の接合面積が大きくなり、容器開
裂構造体63を接合代部60により強く接合させること
が出来る、特にフィルム部のピール強度が強い場合な
ど、容器開裂構造体63を強固に固定させる必要がある
場合に効果がある。
代部70、接合代部71、液体等を密封する密封部7
2、容器開裂構造体73、容器開裂構造体の爪部73
a,容器開裂構造体の外力受け部73d、一方の変形部
73b、もう一方の変形部73c、足73e、足73
f、から構成されている。
長くしている、このことにより、外力を加える時の力が
弱くても、てこの原理で、爪部73aに強い力を伝達で
きる。これは、てこの原理であり、力点となる外力受け
部73d、支点となる変形部73b、と変形部73cを
結んだ回転中心74、作用点となる爪部73aであり、
力点と支点からの距離75を、支点から作用点の距離7
6より長くすることで爪部73aに強い力を伝達でき
る。
有効である。また力のない老人や子供も弱い力で開裂さ
せることが出来、更に外力受け部73dの面積が大きい
ことから力を加える部分大きくなるため扱いやすく曲げ
やすいという効果がある。
0に示す。図18は実施例6の使い捨て容器の側面図。
図19は図18の上面図。図20は図18、図19の立
体図。図18の側面図の使い捨て容器における構成は接
合代部80、接合代部81、液体等を密封する密封部8
2、容器開裂構造体83、爪部83a,一方の外力受け
部83d、もう一方の外力受け部83c、変形部83b
から構成されている。
1、を直行させるように構成することで、立体的なパッ
クとなる、このような立体的バックの接合代部に容器開
裂構造体を接合させることで立体的バックでも同様に容
器を開裂するときに分断片がなく、梱包時や搬送時に容
器に圧力が加わっても開裂せず、開裂するときに内容物
を取り出す穴が一定の大きさになるため、内容物を適量
に出すことができ、弱い力でも簡単に開裂する効果が得
られる。以上の実施例や変形例は本考案の一部であり部
分的な組み合わせにより多様な構成が出来る。
1、図22、図23、図24、図25、図26に示す。
図21は同一ピッチ間で開裂構造体が製造された複数の
容器開裂構造体からなる部品90であり、該部品90を
用意する。
ィルムとなる、筒状のフィルム91を用意し、筒状のフ
ィルム91の内部に、容器開裂構造体からなる部品90
を挿入する。
融着等により接合代部92を接合する。図24は工程3
であり、筒状のフィルム91の開口部96からチューブ
等により(チューブは図示せず)液体や粉末の内容物9
5を入れる。
なるように位置あわせを行い、高周波融着、加熱融着等
により接合代部93を接合する。
する切断位置97で切断する工程であり、切断位置97
で切断することにより使い捨て容器94が完成する。工
程4の後、工程3と工程4を繰り返すことにより、使い
捨て容器が連続に生産出来るため、量産性が向上し安価
で製造できる。
ら同時に、切断位置97で切断することも可能である。
り、梱包時や搬送時に容器に圧力が加わっても開裂せ
ず、複雑な3次元構造体を必要としないため安価であ
り、さらにてこの原理で開裂するため弱い力でも簡単に
開裂する、さらに開裂するときに内容物を取り出す穴が
一定の大きさになり、開裂手段となる部分が開裂した穴
から外側に出張る構造のため、内容物を外に出しやすく
誘導するため、内容物を適量に出すことができ、容器を
開裂するときに分断片がなく、さらに使い捨て容器製造
時の量産性を向上させるための形状や製造方法を提供で
きる効果を有する。
た断面図
面図
見た断面図
見た断面図
面図
ら見た断面図
図
図
図
側面図
図
図
図
面図
断面図
断面図
1、70、71、80、81、92、93接合代部、 3、8、32、42、62、72、82内容物を密封す
る密封部 4、9、20、63、73、83容器開裂構造体 4a、9a、20a、33a、43a、63a、73
a、83a爪部 4b、9c、9d、20d、20c、33c、33d、
43c、43d、63d、83c、83d外力受け部 3a、8a、52a開裂箇所 9b、20b、33b、43b、63b、63c、73
b、73c、83b変形部、 33e、43e、43g、63f、63e、73e、7
3f足 F1、F2、F3外力 64、63穴 90開裂構造体の連続部品 91筒状のフィルム 95内容物 97切断位置 90複数の容器開裂構造体からなる部品 113圧力により開裂する接合代部 120a、120b、120c、120dシールライン 120P乳頭状部 104分断片 102、103開封用のノッチ
16)
内容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出す、
使い捨て容器において、容器を開裂する開裂手段と該開
裂手段の位置を変化させる為の変形手段と、該開裂手段
に外力を伝達する外力伝達手段からなる容器開裂構造体
が該容器内側に接合されていることを特徴とした使い捨
て容器。
形状、刃形状、エッジ形状、三角錐形状であることを特
徴とした請求項1,2のいずれかに記載の使い捨て容
器。
状、棒形状、穴のあいた板形状であることを特徴とした
請求項1,2のいずれかに記載の使い捨て容器。
スリット形状、部分的に厚みの薄い形状、穴形状、溝形
状であることを特徴とした請求項2に記載の使い捨て容
器。
を密封するための接合代部に接合されていることを特徴
とした請求項1、2、3、4、5のいずれかに記載の使
い捨て容器。
なことを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6のい
ずれかに記載の使い捨て容器。
中心位置までの長さは、該変形手段部による回転中心位
置から外力伝達手段部までの長さより短いことを特徴と
する請求項2、3、4、5、6、7のいずれかに記載の
使い捨て容器。
の最大厚みより薄いことを特徴とした請求項1、2、
3、4、5、6、7、8のいずれかに記載の使い捨て容
器。
では幅又は長さ、立体容器では幅又は奥行き又は高さに
対して、いずれか1つ又は2つの長さと同等であること
を特徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
9のいずれかに記載の使い捨て容器。
の内容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出
す、使い捨て容器の製造方法において、複数の容器開裂
構造体からなる部品をフィルム内面に挿入する工程1の
後、該複数の容器開裂構造体からなる部品とフィルムの
一方の接合代部を接合する工程2の後、内容物を入れる
工程3の後、残りの接合代部を接合して密封容器とし、
切断する工程4の後、該工程3と該工程4を繰り返して
使い捨て容器を製造することを特徴とした請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10のいずれかに記
載の使い捨て容器の製造方法。
味料、液状または粉末洗剤、液状化粧品、顆粒状のイン
スタントコーヒー等を密封してパックした容器で、容器
に外力を加えることにより、内容物を排出させるように
した、使い捨て容器に関するものである。
した従来の使い捨て容器の図27、図28を示す。図2
7は従来の使い捨て容器の開封前、図28は従来の使い
捨て容器の開封後であり、開封前の使い捨て容器10
1、接合代部100、開封用のノッチ102、開封用の
ノッチ103、開封後の使い捨て容器105、分断片1
04である。
102、103が設けてあり、このノッチ102、10
3を切り裂いて開封部を形成し、内容物を排泄させるの
が一般的である。しかしこの構造の容器は、ノッチ10
2,103より切り裂くため、内容物の液体が付着した
分断片104ができるために、内容物の液体がついた状
態の分断片104をテーブルなどにおくと、テーブルに
内容物の液体が付着して汚してしまう問題点があった。
さらに液体がついた状態の小さな分断片104と使用済
みの使い捨て容器105をそれぞれゴミ箱の捨てなけれ
ばならず、特に小さな分断片104を捨てるのは大変面
倒であった。
味料をふりかけるため、小さな分断片104を食品に落
としてしまうこともあり、衛生的ではなかった。
も問題であり、切り裂いた部分の大きさが小さかった場
合は、内容物を取り出す穴が小さくなり、内容物が出に
くくなる、また切り裂いた部分の大きさが、大きすぎた
場合は内容物がいきなりたくさん出てしまい、周りに飛
び散り衣服を汚してしまうという問題があった。
に、容器に圧力を加えることにより内容物を排出する提
案が実願平1−106630に提案されている。図29
がその使い捨て容器の正面図、図30はA−A線から切
断した断面図、図31はB−B線から切断した断面図で
ある。接合代部110、接合代部112、圧力により開
裂する接合代部113、である。
力をかけて、圧力により開裂する接合代部113が開裂
する構造である。しかしこの構造は容器に圧力が加わる
と開裂するので、梱包時や搬送時に容器に圧力が加わっ
た場合や、また容器を落としてしまった場合に、開裂し
てしまうという問題点があった。さらに容器に圧力が加
わった状態で開裂するので、内容物が急激に飛び出すた
め、開裂の切れ方により、衣服や周辺を汚してしまい取
り扱いが困難であった。
211279に立体形状の使い捨て容器が提案されてい
る。この立体形状の使い捨て容器の開裂方法は、立体容
器を2つ折にすることで容器内部に圧力を加えて内容物
を取り出す使い捨て容器である。
図32に示す。図32の中心線120を中心に、左右対
称な山形状をなすシールライン120a、120b、1
20c、120dがあり、シールライン120a、12
0b、120c、120dの頂部に、乳頭状部120P
を形成している。容器を2つ折にすることで容器内部に
圧力が加わり乳頭状部120Pから剥離が始まり、剥離
開裂させて内容物を取り出す使い捨て容器である。
構造なので、梱包時や搬送時に容器に荷物等の荷重が加
わった場合や、容器を落としてしまうと圧力が加わり開
裂してしまうという同様な問題点があった。
0a、120b、120c、120d乳頭状部120P
の複雑な3次元構造を構成しなければならず、製造コス
トが高くなるという問題点もあった。
する第1の課題は、従来品の使い捨て容器で、分断片が
でない構造を考案した、実願平1−106630や特開
平5−294350、特開平6−211279に提案さ
れている構造は、容器に圧力を加えることで容器を開裂
する構造のため、圧力が加わった状態で開裂すると、内
容物が急激に飛び出し、衣服や周辺を汚してしまうこと
があった。
開裂するので、内容物が急激に飛び出し、衣服や周辺を
汚してしまいことがなく、さらに梱包時や搬送時に容器
に荷重が加わり、容器を落としてしまっても、開裂して
しまうというな問題点はない。
構造が簡単で2次元的な平面構造でも構成が可能なた
め、複雑で3次元的な構造の容器は必要でないため、複
雑な3次元的な金型を必要としないことから製造コスト
が安くなる。
てこの原理を利用して容器を開裂するため手に力のない
老人や幼子でも簡単に開裂できる。
図28や図29の従来の使い捨て容器では、切り裂いた
部分の大きさが小さかった場合は、内容物を取り出す穴
が小さくなり、内容物が出にくくなる、また切り裂いた
部分の大きさが、大きすぎた場合は、内容物がいきなり
たくさん出てしまい、周りに飛び散り衣服を汚してしま
うという問題がある。
さらに開裂手段となる部分が開裂した穴から、外側に出
張る構造のため、内容物を外に出しやすく誘導する、特
に内容物が液体の場合には、液体の粘性により、開裂し
た穴から、外側に出張る開裂手段となる部分に伝わり、
安定して内容物の液体を吐出することが出来る。
内容物の液体が付着した分断片が出来ない構造のため、
従来問題であった、内容物の液体がついた状態の分断片
をテーブルなどにおくと、テーブルに内容物の液体が付
着して汚してしまうことがない。さらに引きちぎられた
分断片がない構造であるため、使用済みの使い捨て容器
のみゴミ箱の捨てるだけでよく、小さく引きちぎられた
分断片を捨てる手間がないため、便利である。
いた問題点を解決するものであり、その目的とするとこ
ろは、梱包時や搬送時に容器に圧力が加わっても開裂せ
ず、複雑な3次元構造体を必要としないため安価であ
り、さらにてこの原理で開裂するため弱い力でも簡単に
開裂する、さらに開裂するときに内容物を取り出す穴が
一定の大きさになり、開裂手段となる部分が開裂した穴
から外側に出張る構造のため、内容物を外に出しやすく
誘導するため、内容物を適量に出すことができ、容器を
開裂するときに分断片がなく、さらに使い捨て容器製造
時の量産性を向上させるための形状や製造方法を提供す
るものである。
解決することを目的としてなされたもので、請求項1に
記載した本発明は内部に液体、粘度の高い液体、粉末等
の内容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出
す、使い捨て容器において、容器を開裂する開裂手段
と、該開裂手段に外力を伝達する外力伝達手段からなる
容器開裂構造体が該容器内側に接合されていることを特
徴とした使い捨て容器からなる。
容器を開裂する開裂手段と外力伝達手段が使い捨て容器
の内側に接合されている構造であり、一定の方向に外力
を、外力伝達手段に加えることにより、使い捨て容器内
部にある開裂手段が、使い捨て容器内面側から開裂させ
る。このことにより、使い捨て容器内部の圧力を必要と
しないで開裂できるため、梱包時や搬送時に、使い捨て
容器に荷重が加わり、使い捨て容器が押しつぶされ内部
の圧力が高くなっても、開裂手段は容器内面側を押し付
けないため、使い捨て容器は開裂しない。
一定方向に押し付けて、穴を広げていくため、分断片が
発生しない構造となる。また、開裂手段となる部分が開
裂した穴から、外側に出張る構造のため、内容物を外に
出しやすく誘導する、特に内容物が液体の場合には、液
体の粘性により、開裂した穴から、外側に出張る開裂手
段となる部分に伝わり、安定した量の液体を吐出するこ
とが出来る。
粘度の高い液体、粉末等の内容物を収容して密封し、開
裂して内容物を取り出す、使い捨て容器において、容器
を開裂する開裂手段と該開裂手段の位置を変化させる為
の変形手段と、該開裂手段に外力を伝達する外力伝達手
段からなる容器開裂構造体が該容器内側に接合されてい
ることを特徴とした使い捨て容器からなる。
容器を開裂する開裂手段と変形手段と外力伝達手段が使
い捨て容器の内側に接合されている構造であり、一定の
方向に外力を、外力伝達手段に加えることにより、変形
手段が変形し、使い捨て容器内部にある開裂手段が、使
い捨て容器内面側から開裂させる。このことにより、使
い捨て容器内部の圧力を必要としないで開裂できるた
め、梱包時や搬送時に、使い捨て容器に荷重が加わり、
使い捨て容器が押しつぶされ内部の圧力が高くなって
も、開裂手段は容器内面側を押し付けないため、使い捨
て容器は開裂しない。
一定方向に押し付けて、穴を広げていくため、分断片が
発生しない構造となる。また、開裂手段となる部分が開
裂した穴から、外側に出張る構造のため、内容物を外に
出しやすく誘導する、特に内容物が液体の場合には、液
体の粘性により、開裂した穴から、外側に出張る開裂手
段となる部分に伝わり、安定した量の液体を吐出するこ
とが出来る。
た時に容器開裂構造体の変形する箇所を各設計寸法で決
めることが出来るため、使い捨て容器の形状にあわせ
た、開裂位置と範囲をきめることができるので、開裂部
分の大きさは一定範囲となり、安定した量の内容物を吐
出することが出来る。
容器を開裂する凸形状、爪形状、刃形状、エッジ形状、
三角錐形状であることを特徴とした請求項1,2のいず
れかに記載の使い捨て容器からなる。請求項3に記載し
た本発明では、開裂手段の形状として、より効果的な形
状となる凸形状、爪形状、刃形状、エッジ形状、三角錐
形状により、使い捨て容器に使用するフィルムを開裂し
やすくすることができる。
段は外力を伝達する板形状、棒形状、穴のあいた板形状
であることを特徴とした請求項1,2のいずれかに記載
の使い捨て容器からなる。請求項4に記載した本発明で
は、外力伝達手段の形状として、板形状、棒形状、穴の
あいた板形状にすることで、複雑で3次元的な構造を必
要としないで、平面構造でも構成することができる形状
となる。また、穴のあいた板形状の場合は、穴のあいた
箇所をフィルムの接合部にすることで、穴のあいた板形
状は接合部により強く固定できるため、外力伝達手段に
過剰な外力が加わっても外力伝達手段が外れにくい構造
となる。
外力を伝達すると変形するスリット形状、部分的に厚み
の薄い形状、穴形状、溝形状であることを特徴とした請
求項2に記載の使い捨て容器からなる。請求項5に記載
した本発明では、変形手段の形状として、より効果的な
形状となるスリット形状、部分的に厚みの薄い形状、穴
形状、溝形状により、容器開裂構造体が変形しやすく、
変形する箇所を決めることが出来る構造となる。
体の一部分が容器内容物を密封するための接合代部に接
合されていることを特徴とした請求項1、2、3、4、
5のいずれかに記載の使い捨て容器からなる。請求項6
に記載した本発明では、容器開裂構造体を使い捨て容器
内部に接合する場合に、接合箇所を使い捨て容器の内容
物を密封するための接合代部にすることで、容器開裂構
造体も同時に接合できる構造となるため、使い捨て容器
に容器開裂構造体を接合する箇所と、使い捨て容器の内
容物を密封するための接合代部箇所を別々な箇所とする
必要がなくなり、使い捨て容器の生産性を向上させ、安
価で製造できる。
該接合代部で接合されていなことを特徴とした請求項
1、2、3、4、5、6のいずれかに記載の使い捨て容
器からなる。請求項7に記載した本発明では、開裂手段
が接合代部に接合されていないことで、開裂手段の寸法
により、開裂部の大きさが決まるので、安定した量の内
容物を吐出することが出来る。
ら、変形手段部による回転中心位置までの長さは、変形
手段部による回転中心位置から外力伝達手段部までの長
さより短いことを特徴とする請求項2、3、4、5、
6、7のいずれかに記載の使い捨て容器からなる。請求
項8に記載した本発明では、手に力のない老人や幼子で
も簡単に開裂できる課題を解決するため、開裂手段部か
ら、変形手段部による回転中心位置までの長さは、変形
手段部による回転中心位置から外力伝達手段部までの長
さより短いことを特徴とすることで、てこの原理を利用
する、この構成は開裂手段部が作用点、変形手段部の回
転中心が支点、外力伝達手段部が力点となり、作用点か
ら支点の距離は支点から力点の距離より短いため小さな
外力で大きな開裂力を出せる。
厚さは、容器開裂構造体の最大厚みより薄いことを特徴
とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8のいずれ
かに記載の使い捨て容器からなる。請求項9に記載した
本発明では、開裂手段の厚みを容器開裂構造体の最大厚
みより薄いことにすることで、搬送時に使い捨て容器に
荷重がかかっても、開裂手段は、フィルムに接触しない
ので、開裂手段がフィルムを傷つけることはない。
造体の長さは、平面容器では幅又は長さ、立体容器では
幅又は奥行き又は高さに対して、いずれか1つ又は2つ
の長さと同等であることを特徴とした請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9のいずれかに記載の使い捨
て容器からなる。請求項10に記載した本発明では、容
器製造時の量産性を向上させるために、容器開裂構造体
の長さを平面容器の場合では幅又は長さ、立体容器の場
合では幅又は奥行き又は高さに対していずれか1つ又は
2つの長さと容器の長さを同等にする。この構造によ
り、一定のピッチで配列された複数の容器開裂構造体か
らなる部品を製造する。この複数の容器開裂構造体から
なる部品の容器開裂構造体は一定のピッチで配列されて
いるためフィルム容器に対する容器開裂構造体の接合代
部位置は最初のみ、位置あわせを行うことで、他は一定
のピッチ間で接合すればよいので、量産性を向上させる
ことが出来る、使い捨て容器の形状を提供することが出
来る。
体、粘度の高い液体、粉末等の内容物を収容して密封
し、開裂して内容物を取り出す、使い捨て容器の製造方
法において、複数の容器開裂構造体からなる部品をフィ
ルム内面に挿入する工程1の後、該複数の容器開裂構造
体からなる部品とフィルムの一方の接合代部を接合する
工程2の後、内容物を入れる工程3の後、残りの接合代
部を接合して密封容器とし、切断する工程4の後、該工
程3と該工程4を繰り返して使い捨て容器を製造するこ
とを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10のいずれかに記載の使い捨て容器の製造方
法からなる。
容器開裂構造体からなる部品をフィルム内面に挿入する
工程1の後、該複数の容器開裂構造体からなる部品とフ
ィルムの一方の接合代部を接合する工程2の後、内容物
を入れる工程3の後、残りの接合代部を接合して密封容
器とし、切断する工程4の後、工程3と工程4を繰り返
して使い捨て容器を製造する。この製造方法により、複
数の容器開裂構造体からなる部品の容器開裂構造体は一
定のピッチで配列されているためフィルム容器に対する
容器開裂構造体の接合代部位置は最初のみ、位置あわせ
を行うことで、他は一定のピッチ間で接合すればよいの
で、量産性を向上させた製造方法を提供することが出来
る。
を図1、図2、図3、図4に示す。図1は使い捨て容器
の正面図であり、接合代部1、接合代部2、液体等を密
封する密封部3、容器開裂構造体4、容器開裂構造体の
爪部4a,容器開裂構造体の外力受け部4b、開裂箇所
3aである。図2は図1に記載されている5zから見た
断面図。図3は図1の側面図。図4は図1の側面図で外
力F1を加えて密封部3を開裂させた図である。
ムは液体を浸透させないフィルムでありフィルムは1種
又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体を構成
したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使い捨て
容器の内部に容器開裂構造体4が接合代部1に接合され
ている、容器開裂構造体4はフィルムを開裂出来る強度
のプラスチック等が良い。接合方法は密封部3の内部の
液体が漏れない、高周波融着、加熱融着等が採用でき
る。
る。容器開裂構造体4は接合代部1に平行に接合されて
いるため密封部3の内壁のフィルム部と爪部4aもほぼ
平行に位置するため爪部4aは内壁のフィルム部に傷を
つけることはない。
容器開裂構造体4の外力受け部4bを外力F1の方向に
曲げることで、爪部4aが密封部3の内壁のフィルム部
と垂直方向に位置することで、爪部4aが密封部3の内
壁側のフィルム部に接触して、開裂箇所3aが出来る。
この状態で密封部3の中の液体等が、開裂箇所3aから
突き出た爪部4aを伝わり排出される。
3aができ、さらに開裂箇所3aから突き出た爪部4a
を伝わり排出されることで、内部の液体又は粉末は一定
の排出量で排出することが出来る。特に内容物が液体の
場合には、液体の粘性により、開裂箇所3aから、外側
に出張る開裂手段となる爪部4aに伝わり、安定した量
の液体を吐出することが出来る。
図6、図7、図8に示す。図5は実施例2の使い捨て容
器の正面図。図6は図5の11Zの断面から見た断面
図。図7は図5の10Zの断面から見た断面図。図8は
図5に外力F2、外力F3を加え容器を開裂させた時に
10Zの断面から見た断面図である。また接合代部6、
接合代部7、密封部8、容器開裂構造体9、爪部9a、
外力受け部9c、外力受け部9d、変形部9b、外力F
2、外力F3を示す。
ムは液体を浸透させないフィルムでありフィルムは1種
又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体を構成
したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使い捨て
容器の内部に容器開裂構造体9が接合代部6に接合され
ている、容器開裂構造体9はフィルムを開裂出来る強度
のプラスチック等が良い。接合方法は密封部8の内部の
液体が漏れない、高周波融着、加熱融着等が採用でき
る。
である。容器開裂構造体9は接合代部6に平行に接合さ
れているため密封部8の内壁のフィルム部と爪部9aも
ほぼ平行に位置するため爪部9aは内壁のフィルム部に
傷を付けない位置になる。また、容器開裂構造体9に変
形部9bがあることで、一定の外力が加わらないと変形
しない構造となるため、振動や軽い衝撃では、変形部は
変形しないため、爪部9aが内壁のフィルム部に傷をつ
けることはない。
容器開裂構造体9の一方の外力受け部9cを外力F2の
方向に曲げ、他方の外力受け部9dを外力F3の方向に
曲げることで、変形部9bから変形し、爪部9aが密封
部8の内壁のフィルム部と垂直方向に位置することで、
爪部9aが密封部8の内壁側のフィルム部に接触して、
開裂箇所8aが出来る。この状態で密封部8の中の液体
等が、開裂箇所8aから突き出た爪部9aを伝わり排出
される。
8aができ、さらに開裂箇所8aから突き出た爪部9a
を伝わり排出されることで、内部の液体又は粉末は一定
の排出量を、排出することが出来る。特に内容物が液体
の場合には、液体の粘性により、開裂箇所8aから、外
側に出張る開裂手段となる爪部9aに伝わり、安定した
量の液体を吐出することが出来る。
図9は実施例3の使い捨て容器の正面図。図10は図9
の20Zの断面から見た断面図。
ムは液体を浸透させないフィルムでありフィルムは1種
又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多重体を構成
したフィルムでもよい、このフィルムを用い、使い捨て
容器の内部に容器開裂構造体20が接合代部21に接合
されている、容器開裂構造体20はフィルムを開裂出来
る強度のプラスチック等が良い。接合方法は密封部23
の内部の液体が漏れない、高周波融着、加熱融着等が採
用できる。
他方の外力受け部20d、爪部20a、凸部20e、変
形部20b、から構成されており、凸部20eの高さ2
2は容器開裂構造体20の最大厚さ23より低い、こと
により凸部20eは密封部23には接触しないため凸部
20eは内壁のフィルム部に傷をつけることはない。
0cと他方の外力受け部20dに凸部20eが密封部2
3に接触する方向に力を加えることで、変形部20bが
変形し凸部20eが密封部23のフィルムを開裂さるこ
とが出来る。(開裂させた時の側面図は図示せず。)
は実施例4の使い捨て容器の正面図。図11の使い捨て
容器に使用しているフィルムは液体を浸透させないフィ
ルムでありフィルムは1種又は他のフィルムを1種以上
重ね合わせた多重体を構成したフィルムでもよい、この
フィルムを用い、使い捨て容器の内部に容器開裂構造体
33が接合代部30に接合されている、容器開裂構造体
33はフィルムを開裂出来る強度のプラスチック等が良
い。接合方法は密封部23の内部の液体が漏れない、高
周波融着、加熱融着等が採用できる。
他方の外力受け部33d、爪部33a、変形部33b、
足33eから構成されており、足33eは接合代部31
に接合されている。容器開裂構造体33の一方の外力受
け部33cと他方の外力受け部33dに爪部33aが密
封部32に接触する方向に力を加えることで、変形部3
3bが変形し密封部32のフィルムを開裂さることが出
来る。足33eがあることで容器開裂構造体33は使い
捨て容器の長さと同じ長さになることで連続したピッチ
間で容器開裂構造体を製造することが出来るので、本考
案の使い捨て容器を連続的に製造することが出来るので
安価で製造できる。
図12は実施例4の変形例となる使い捨て容器の正面
図。使い捨て容器の内部に容器開裂構造体43が接合代
部40と接合部41に接合されている、密封部42には
液体等が入っている、容器開裂構造体43は外力受け部
43c、他方の外力受け部43d、爪部43a、変形部
43b、足43e、足43gから構成されており、足4
3e、足43gがあることで容器開裂構造体43は使い
捨て容器の長さと同じ長さになることで連続したピッチ
間で容器開裂構造体を製造することが出来るので、本考
案の使い捨て容器を連続的に製造することが出来るので
安価で製造できる。
5に示す。図13は実施例5の使い捨て容器の正面図。
図14は図13の側面図。図15は図13に外力F4を
加え容器を開裂させた時の側面図
代部50、接合代部51、液体等を密封する密封部5
2、容器開裂構造体53、容器開裂構造体の爪部53
a,容器開裂構造体の外力受け部53d、一方の変形部
53b、もう一方の変形部53c、足53e、足53f
から構成されており、図13の使い捨て容器に使用して
いるフィルムは液体を浸透させないフィルムでありフィ
ルムは1種又は他のフィルムを1種以上重ね合わせた多
重体を構成したフィルムでもよい、このフィルムを用
い、使い捨て容器の内部に容器開裂構造体53は接合代
部50と接合代部51に接合されている、容器開裂構造
体53はフィルムを開裂出来る強度のプラスチック等が
良い。接合方法は密封部52の内部の液体が漏れない、
高周波融着、加熱融着等が採用できる。
ある。容器開裂構造体53は接合代部50と接合代部5
1に平行に接合されているため密封部52の内壁のフィ
ルム部と爪部53aはほぼ平行に位置するため爪部53
aは内壁のフィルム部に傷をつけることはない。
る。容器開裂構造体53の外力受け部53dを外力F4
の方向に曲げることで、爪部53aが密封部52の内壁
のフィルム部と垂直方向に位置することで、爪部53a
が密封部52の内壁側のフィルム部に接触して、開裂箇
所52aが出来る。この状態で密封部52の中の液体等
が、開裂箇所52aから突き出た爪部53aを伝わり排
出される。この構造により、一定の大きさの開裂箇所5
2aができ、さらに開裂箇所52aから突き出た爪部5
3aを伝わり排出されることで、内部の液体は一定の排
出量を、排出することが出来る。
図17に示す。図16の使い捨て容器における構成は接
合代部60、接合代部61、液体等を密封する密封部6
2、容器開裂構造体63、容器開裂構造体の爪部63
a,容器開裂構造体の外力受け部63d、一方の変形部
63b、もう一方の変形部63c、足63e、足63
f、穴64、穴65から構成されている。容器開裂構造
体63の接合代部60にある穴64、穴65があること
により、接合代部60の接合面積が大きくなり、容器開
裂構造体63を接合代部60により強く接合させること
が出来る、特にフィルム部のピール強度が強い場合な
ど、容器開裂構造体63を強固に固定させる必要がある
場合に効果がある。
代部70、接合代部71、液体等を密封する密封部7
2、容器開裂構造体73、容器開裂構造体の爪部73
a,容器開裂構造体の外力受け部73d、一方の変形部
73b、もう一方の変形部73c、足73e、足73
f、から構成されている。
長くしている、このことにより、外力を加える時の力が
弱くても、てこの原理で、爪部73aに強い力を伝達で
きる。これは、てこの原理であり、力点となる外力受け
部73d、支点となる変形部73b、と変形部73cを
結んだ回転中心74、作用点となる爪部73aであり、
力点と支点からの距離75を、支点から作用点の距離7
6より長くすることで爪部73aに強い力を伝達でき
る。
有効である。また力のない老人や子供も弱い力で開裂さ
せることが出来、更に外力受け部73dの面積が大きい
ことから力を加える部分大きくなるため扱いやすく曲げ
やすいという効果がある。
0に示す。図18は実施例6の使い捨て容器の側面図。
図19は図18の上面図。図20は図18、図19の立
体図。図18の側面図の使い捨て容器における構成は接
合代部80、接合代部81、液体等を密封する密封部8
2、容器開裂構造体83、爪部83a,一方の外力受け
部83d、もう一方の外力受け部83c、変形部83b
から構成されている。
1、を直行させるように構成することで、立体的なパッ
クとなる、このような立体的バックの接合代部に容器開
裂構造体を接合させることで立体的バックでも同様に容
器を開裂するときに分断片がなく、梱包時や搬送時に容
器に圧力が加わっても開裂せず、開裂するときに内容物
を取り出す穴が一定の大きさになるため、内容物を適量
に出すことができ、弱い力でも簡単に開裂する効果が得
られる。以上の実施例や変形例は本考案の一部であり部
分的な組み合わせにより多様な構成が出来る。
1、図22、図23、図24、図25、図26に示す。
図21は同一ピッチ間で開裂構造体が製造された複数の
容器開裂構造体からなる部品90であり、該部品90を
用意する。
ィルムとなる、筒状のフィルム91を用意し、筒状のフ
ィルム91の内部に、容器開裂構造体からなる部品90
を挿入する。
融着等により接合代部92を接合する。図24は工程3
であり、筒状のフィルム91の開口部96からチューブ
等により(チューブは図示せず)液体や粉末の内容物9
5を入れる。
なるように位置あわせを行い、高周波融着、加熱融着等
により接合代部93を接合する。
する切断位置97で切断する工程であり、切断位置97
で切断することにより使い捨て容器94が完成する。工
程4の後、工程3と工程4を繰り返すことにより、使い
捨て容器が連続に生産出来るため、量産性が向上し安価
で製造できる。
ら同時に、切断位置97で切断することも可能である。
り、梱包時や搬送時に容器に圧力が加わっても開裂せ
ず、複雑な3次元構造体を必要としないため安価であ
り、さらにてこの原理で開裂するため弱い力でも簡単に
開裂する、さらに開裂するときに内容物を取り出す穴が
一定の大きさになり、開裂手段となる部分が開裂した穴
から外側に出張る構造のため、内容物を外に出しやすく
誘導するため、内容物を適量に出すことができ、容器を
開裂するときに分断片がなく、さらに使い捨て容器製造
時の量産性を向上させるための形状や製造方法を提供で
きる効果を有する。
た断面図
面図
見た断面図
見た断面図
面図
ら見た断面図
図
図
図
側面図
図
図
図
面図
断面図
断面図
1、70、71、80、81、92、93接合代部、 3、8、32、42、62、72、82内容物を密封す
る密封部 4、9、20、63、73、83容器開裂構造体 4a、9a、20a、33a、43a、63a、73
a、83a爪部 4b、9c、9d、20d、20c、33c、33d、
43c、43d、63d、83c、83d外力受け部 3a、8a、52a開裂箇所 9b、20b、33b、43b、63b、63c、73
b、73c、83b変形部、 33e、43e、43g、63f、63e、73e、7
3f足 F1、F2、F3外力 64、63穴 90開裂構造体の連続部品 91筒状のフィルム 95内容物 97切断位置 90複数の容器開裂構造体からなる部品 113圧力により開裂する接合代部 120a、120b、120c、120dシールライン 120P乳頭状部 104分断片 102、103開封用のノッチ
Claims (11)
- 【請求項1】内部に液体、粘度の高い液体、粉末等の内
容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出す、使
い捨て容器において、容器を開裂する開裂手段と、該開
裂手段に外力を伝達する外力伝達手段からなる容器開裂
構造体が該容器内側に接合されていることを特徴とした
使い捨て容器。 - 【請求項2】内部に液体、粘度の高い液体、粉末等の内
容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出す、使
い捨て容器において、容器を開裂する開裂手段と該開裂
手段の位置を変化させる為の変形手段と、該開裂手段に
外力を伝達する外力伝達手段からなる容器開裂構造体が
該容器内側に接合されていることを特徴とした使い捨て
容器。 - 【請求項3】該開裂手段は容器を開裂する凸形状、爪形
状、刃形状、エッジ形状、三角錐形状であることを特徴
とした請求項1,2のいずれかに記載の使い捨て容器。 - 【請求項4】該外力伝達手段は外力を伝達する板形状、
棒形状、穴のあいた板形状であることを特徴とした請求
項1,2のいずれかに記載の使い捨て容器。 - 【請求項5】該変形手段は外力を伝達すると変形するス
リット形状、部分的に厚みの薄い形状、穴形状、溝形状
であることを特徴とした請求項2に記載の使い捨て容
器。 - 【請求項6】容器開裂構造体の一部分が容器内容物を密
封するための接合代部に接合されていることを特徴とし
た請求項1、2、3、4、5のいずれかに記載の使い捨
て容器。 - 【請求項7】該開裂手段は該接合代部で接合されていな
ことを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6のいず
れかに記載の使い捨て容器。 - 【請求項8】開裂手段部から、変形手段部による回転中
心位置までの長さは、変形手段部による回転中心位置か
ら外力伝達手段部までの長さより短いことを特徴とする
請求項2、3、4、5、6、7のいずれかに記載の使い
捨て容器。 - 【請求項9】該開裂手段の厚さは、容器開裂構造の最大
厚みより薄いことを特徴とした請求項1、2、3、4、
5、6、7、8のいずれかに記載の使い捨て容器。 - 【請求項10】容器開裂構造体の長さは、平面容器では
幅又は長さ、立体容器では幅又は奥行き又は高さに対し
て、いずれか1つ又は2つの長さと同等であることを特
徴とした請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9の
いずれかに記載の使い捨て容器。 - 【請求項11】内部に液体、粘度の高い液体、粉末等の
内容物を収容して密封し、開裂して内容物を取り出す、
使い捨て容器の製造方法において、複数の容器開裂構造
体からなる部品をフィルム内面に挿入する工程1の後、
該複数の容器開裂構造体からなる部品とフィルムの一方
の接合代部を接合する工程2の後、内容物を入れる工程
3の後、残りの接合代部を接合して密封容器とし、切断
する工程4の後、該工程3と該工程4を繰り返して使い
捨て容器を製造することを特徴とした請求項1、2、
3、4、5、6、7、8、9、10のいずれかに記載の
使い捨て容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324202A JP2003095327A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 使い捨て容器および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324202A JP2003095327A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 使い捨て容器および製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003095327A true JP2003095327A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19140967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001324202A Pending JP2003095327A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 使い捨て容器および製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003095327A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009096484A1 (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | ポーション容器 |
WO2016163860A1 (ko) * | 2015-04-08 | 2016-10-13 | 강신조 | 다중 저장 파우치 |
-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001324202A patent/JP2003095327A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009096484A1 (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | ポーション容器 |
JP2009202942A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-09-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポーション容器 |
AU2009209935B2 (en) * | 2008-01-31 | 2011-05-26 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Portion container |
KR101180156B1 (ko) | 2008-01-31 | 2012-09-05 | 가부시키가이샤 요시노 고교쇼 | 포션 용기 |
US8286818B2 (en) | 2008-01-31 | 2012-10-16 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Portion container |
WO2016163860A1 (ko) * | 2015-04-08 | 2016-10-13 | 강신조 | 다중 저장 파우치 |
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