JP2003094385A - 廃タイヤ切断装置 - Google Patents

廃タイヤ切断装置

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JP2003094385A
JP2003094385A JP2001289426A JP2001289426A JP2003094385A JP 2003094385 A JP2003094385 A JP 2003094385A JP 2001289426 A JP2001289426 A JP 2001289426A JP 2001289426 A JP2001289426 A JP 2001289426A JP 2003094385 A JP2003094385 A JP 2003094385A
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cutting
waste tire
slider
cylinder
waste
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又吉 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】10数本のスチールコードが存在するビード部
を含む廃タイヤを、1マシーンで半径方向ならびに円周
方向に裁断して細片化することを可能とする廃タイヤ切
断装置を提供する。 【解決手段】架台フレームに回転ドラムを回転自在に軸
支し、該回転ドラムに廃タイヤのビード部を支持する支
持部材を設け、前記回転ドラムに前記支持部材と協働し
て廃タイヤを内側から狭持する押さえアームを設け、前
記回転ドラムの側方に補助支柱を設け、補助支柱に補助
支柱の軸心に沿って移動自在にスライダーを装架し、該
スライダーに支持部材と押さえアームにより狭持された
廃タイヤに対して進退自在に進退スライダーを装架する
とともに、該進退スライダーの先端に廃タイヤの輪部に
沿って回動可に切断機を載架した廃タイヤ切断装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明に属する技術分野】本発明は、各種自動車の廃タ
イヤの切断装置、詳しくは、廃タイヤを二次利用しやす
い細片に裁断を可能とする廃タイヤ切断装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年におけるモータリゼーションの進展
に伴い、斬新、かつ、個性的なデザインに対する要求か
らのモデルチェンジ、高性能化、高機能化に対する要求
からのモデルチェンジと、短サイクルで新型モデルが市
場に投入され、加えて、若年層から高齢者までの購買意
欲を喚起し、この結果、乗用者の乗換えが頻繁に行われ
ることになり、これに伴い、乗換えられた自動車/乗用
車はその一部は中古車市場に流れて再使用されるもの
の、残る大半の乗用車は廃車処分に付され、廃却される
自動車が陸続と増加する。 【0003】廃車処分された自動車は大半がスクラップ
処理されることから、その過程で発生する廃タイヤは、
一部再生タイヤとして利用され、あるいは、国費補助で
実施されている沿岸漁場整備事業のための廃タイヤを複
数個を結束してなる人工魚礁として、或いは、山腹の土
砂崩れ防止のための擁壁として、最近では新幹線の道床
下の防音マットとして、さらには、断片に切断したもの
を化石燃料あるいは固形燃料の補助燃料資源として再利
用する等種々の方策が実施されているものの、一方で
は、タイヤ原形のまま、あるいは、大雑把に分割切断さ
れて野積み状態で放置され、或いは、野焼きをするケー
スも散見されるところであり、異臭、悪臭、さらには、
有害な燃焼ガスと周囲の住民に対する健康被害や環境汚
染の公害発生の原因として看過し得ない状況となってい
るのが現状である。 【0004】ところで、廃タイヤを再資源化し、あるい
はまた、野積み状態で存置する場合にあっても、タイヤ
の持つ固有の形態に起因して、タイヤ原形のままにあっ
ては嵩密度が低いことから運搬費が嵩み、また、タイヤ
置き場として膨大な面積を必要とすること等から、廃タ
イヤの体積の減容が要望され、とりわけ、廃タイヤを化
石燃料あるいは固形燃料の補助燃料資源として再利用す
る場合に、燃焼後における残灰中に残存未燃物となるタ
イヤの補強部材の処理を行ない易くするために、廃タイ
ヤを細片に分断し、換言すれば、前記補強部材を処理し
易い寸法、断片となるように細片化することが要望され
ている。 【0005】タイヤの構造は知られるように、バス・ト
ラック用(B/T)、乗用車(P/C)用の何れにあっ
てもその内部にスチールコード、あるいは、化学繊維・
織布からなる補強部材が埋設され、例えば、線径1ミリ
以上のスチールコードを10数本束ねて埋設してなるビ
ード部と、線径1ミリ以上のスチールコード、あるい
は、化学繊維・織布を平面的に配設したトレッド部と、
両者を接続する線径1ミリ以上のスチールコード、ある
いは、化学繊維・織布を平面的に配設したサイドウォー
ル部とから構成されており、ビード部に高強度、かつ、
10数本のスチールコードが存在し、加えて、ゴム自身
の弾性と粘性とが加味されることから、半径方向に裁断
して細片にすること、言いかえれば、スチールコードを
分断化することに困難性を伴うところである。 【0006】ところで、廃タイヤの細片化方法として、
多数の処理装置、あるいは、切断装置が提案されるとこ
ろであるが、従来技術の一例を示せば、特公平07−8
0150が存在する。この先行例技術は廃タイヤを円周
方向に輪片(環状)に分断するもので、即ち、 (1)廃タイヤを横置き状態で搬送ローラにより、切断
位置へ送給し、 (2)該廃タイヤのサイドウオール部を上下からコーン
ローラで狭持し、 (3)該廃タイヤをコーンローラの周速差で軸心を中心
に回動させながら所要幅の輪片に切断し、 (4)切断された輪片を横送りコンベヤで横送りし、 (5)横送りした輪片を縦送り搬送路に供給し、 (6)横送り搬送路に供給された輪片の両サイドウオー
ル部を展開し、 (7)展開された輪片を所要幅の細片に切断して成る廃
タイヤの細片化方法。が提案されている。 【0007】前述する従来技術にあっては、廃タイヤを
細片に裁断するにあたり廃タイヤを円周方向に複数の輪
片状に裁断する工程、この輪片状のものを半径方向に裁
断して細片に切断する工程からなるものであって、廃タ
イヤを細片に切断するためには二工程を要し、工程別に
それぞれ専用の切断装置を必要とし、また、工程間にお
ける処理物のハンドリングのために格別の機器、あるい
は、人手を必要とし、設備費、運転コストが増大するこ
とになる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の諸点に
鑑みなされたもので、10数本のスチールコードが存在
するビード部を含めて廃タイヤを1マシーンで半径方向
ならびに円周方向に裁断することを可能とする廃タイヤ
切断装置を提供することであり、これにより廃タイヤを
細片化して再資源化を容易ならしめるとともに、細片化
のための設備費、運転コストを低減すること目的とする
ものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する本
発明に係る廃タイヤ切断装置の構成は、架台フレームに
回転ドラムを回転自在に軸支し、該回転ドラムに廃タイ
ヤのビード部を支持する支持部材を設け、前記回転ドラ
ムに前記支持部材と協働して廃タイヤを内側から狭持す
る押さえアームを設け、前記回転ドラムの側方に補助支
柱を設け、補助支柱に補助支柱の軸心に沿って移動自在
にスライダーを装架し、該スライダーに支持部材と押さ
えアームにより狭持された廃タイヤに対して進退自在に
進退スライダーを装架するとともに、該進退スライダー
の先端に廃タイヤの輪部に沿って回動可に切断機を載架
した点に存する。 【0010】 【実施例】本発明の実施例を図示の実施例に基づいて説
明するに、図1ないし図5は本発明に係る廃タイヤ切断
装置の第一の実施例を示し、架台フレーム1に筒状の回
転ドラム5が軸4を軸受8により回転自在に軸支され、
該回転ドラム5はモータ2により伝動ベルト3を介して
回転駆動されるもので、回転ドラム5は一方向あるいは
360°正逆反転するように、かつ、連続的または所要
角度ずつ間歇的に回転され、また、前記回転ドラム5の
上端部に複数の支持部材6が円周方向に等間隔(図示の
実施例では120°間隔)で立設されてなり、支持部材
6の先端には図5に一例を示すように上面がタイヤのビ
ード部の外形に類似した曲面に成形され、かつ、凹溝7
aを形成した廃タイヤを確実に支承するための支持座7
が固設され、この支持座7は後述する切断された廃タイ
ヤの細片幅と同等、あるいは、細片幅よりも若干狭くな
るように構成されている。 【0011】前記回転ドラム5の中心位置にはシリンダ
ーベース10が設けられ、このシリンダーベース10に
締付けシリンダー11、この締付けシリンダー11のピ
ストンロッド12に流体シリンダー13が一連に装架さ
れてなり、流体シリンダー13の上端に固定板14を配
し、流体シリンダー13におけるピストンロッド15の
先端にはアーム固定板16が固定されており、該アーム
固定板16には前記支持座7と協働して廃タイヤのビー
ド部を内側から挟持するプレート状の押さえアーム17
がピン18により搖動自在に支持され、押さえアーム1
7の中間部分には一端が固定板14にピン19によって
回動可能に取りつけられたリンクプレート20の一端が
ピン21により接続されている。 【0012】押さえアーム17は流体シリンダー13に
よる作動、即ち、ピストンロッド15の進退作動によ
り、押さえアーム17はアーム固定板16に枢支された
リンクプレート20が連結されていることからピン18
を中心に回動して起伏することとなり、また、締付けシ
リンダー11の操作によって流体シリンダー13、言い
かえれば、押さえアーム17を引き寄せることにより挟
持した廃タイヤを支持座7に強固に押しつけるようにな
っているが、充分なストロークを流体シリンダー13で
付与することによって、この締付けシリンダー11は省
略することも可能である。 【0013】締付けシリンダー11および流体シリンダ
ー13への操作流体(圧力流体)の供給は、一般的に知
られるロータリージョイント22、あるいは、スリップ
リング(図示を省略。)を介して軸4に接続し、軸4内
に穿設してなる導通路23を経由し、さらに、配管24
を経由してそれぞれのシリンダーに対して行なわれ、こ
れにより作動を行なわせる。 【0014】架台フレーム1の回転ドラム5の側方位置
に支柱30を立設してなり、この支柱30にスライドガ
イド31を固設し、該スライドガイド31に昇降スライ
ダー32を装架せしめてなり、さらに、この昇降スライ
ダー32に回転ドラム5に対して進退する進退スライダ
ー33を装架するとともに、その先端部に切断ユニット
34を装架している。 【0015】切断ユニット34は、切断手段として切断
鋸、ガスカッター、レーザー切断機等を採用しうるもの
であるが、実施例においてはレーザー切断機のトーチ3
5を搭載した例を示してなり、この切断トーチ35は廃
タイヤTに対する切断姿勢を制御するようために回転ヘ
ッド36に装架され、進退スライダー32の先端には廃
タイヤTの位置を検出する近接センサー37が装着され
ている。 【0016】なお、架台フレーム1には、切断ユニット
34としてガス切断、あるいは、レーザー切断を採用す
る場合において、切断持に発生する廃タイヤTの燃焼ガ
スを吸引排出するために配管38によって排風ファン3
9と連結され、架台フレーム1を通してその上方部分に
滞留する切断時に発生する燃焼ガスを吸引し、排出する
ようになっている。 【0017】前述の構成を有する本発明に係る廃タイヤ
切断装置における切断プロセスについて説明するに、ロ
ータリージョイント22を介して締付けシリンダー11
および流体シリンダー13の押し側室に作動流体を供給
し、締付けシリンダー11のピストンロッド12を上方
に作動せしめ、同時に、流体シリンダー13を作動させ
てピストンロッド15を上昇させると、アーム固定板1
6にピン18に枢支された押さえアーム17がリンクプ
レート20に引っ張られることによりピン18を中心に
下方に回動し、図3に示すように押さえアーム17は縮
小した状態となり、廃タイヤTの受入れ状態となる。 【0018】廃タイヤTを回転ドラム5の上方から前述
の押さえアーム17を挿通して支持部材6の支持座7上
に装入した後、前述するとは反対にロータリージョイン
ト22を介して流体シリンダー13の引き側室に作動流
体を供給し、流体シリンダー13を作動させてピストン
ロッド15を下降させると、押さえアーム17はピスト
ンロッド15の収縮に伴ってピン18を中心に上方に回
動して廃タイヤTのトレッド部間であるチェーファーT
c内に展開するように進入し、廃タイヤTを前記支持座
7と協働して廃タイヤTを狭持する待機状態とする。 【0019】続いて、締付けシリンダー11の引き側室
に作動流体を供給してシリンダーロッド12を下降さ
せ、流体シリンダー13、換言すれば、押さえアーム1
7を下降させると、廃タイヤTのビード部Tbは押さえ
アーム17により支持座7に押圧され、廃タイヤTの弾
性によって支持座7に設けられた凹溝7aに没入するこ
ととなり、押さえアーム17および支持座7との間で廃
タイヤTを強固に狭持されることになる(図4)。 【0020】次いで、支柱30に装架してなる昇降スラ
イダー31を作動させ、切断ユニット34における切断
トーチ35を廃タイヤTの上面に位置せしめ、続いて、
進退スライダー33を図3において右方向へ作動させ
て、近接センサー37で廃タイヤTの位置を検出しつつ
切断トーチ35の先端が廃タイヤTのビード部Tbの内
側に相当する位置まで前進させて切断の開始に備える。 【0021】廃タイヤTの細片化のためのステップの一
例について図7ないし図9に基づいて説明するに、切断
の第1段階として廃タイヤTの上半部を、第2段階とし
て廃タイヤTの下半部を細片に裁断するもので、廃タイ
ヤTの上半部については、半径方向に所要の細片幅(角
度α)の切断線aで示す位置で切断を行ない、即ち、ビ
ード部Tbの内側から切断を開始し、サイドウォール部
Tsを経てトレッド部Tbの中央部近傍(タイヤ幅W)
まで切断を行ない、次いで、サイドウォール部Tsにお
ける中間部のトレッド部Tt寄のりの位置、円周方向の
切断線bで示す位置を円周方向に切断して細片に裁断
し、続いて、トレッド部(タイヤ幅W)の中央部の切断
線cで示す位置を円周方向に裁断し、廃タイヤTの上半
部を細片化する。 【0022】上記切断ステップに随って本発明にかかる
廃タイヤ切断装置の切断作動について説明するに、廃タ
イヤTの切断はビード部Tbの内側位置から開始する
が、切断が始まると切断の進行に伴って進退スライダー
33を図1において左方向へ移動させ、同時に、切断ト
ーチ35が廃タイヤTに対して最適な条件、例えば、切
断トーチ35と廃タイヤTとの間隔、廃タイヤTに対す
る切断姿勢(角度)を保持するように近接センサー37
により廃タイヤTの位置を検出しながら回転ヘッド37
を駆動し、常時、切断トーチ35が廃タイヤTの切断位
置に置ける接線と略直交するように姿勢制御し、ビード
部Tbからサイドウォール部Tsを切断し、さらに、ト
レッド部Tbを切断するが、このトレッド部Tt時点で
は回転ヘッド36の作動によって切断トーチ35の姿勢
は90°回転して水平姿勢を保ち、昇降スライダー32
を下降せしめつつ切断を行う。 【0023】トレッド部Ttの中間位置まで切断が完了
すると切断トーチ35を開始位置に復帰せしめ、即ち、
昇降スライダー32を上昇させて切断トーチ35の先端
が廃タイヤTの上面に到達した後、進退スライダー33
を前進せしめ、同時に回転ヘッド36を駆動して切断ト
ーチ35を垂直状態となるまで回動させ、切断トーチ3
5が廃タイヤTのビード部Tbの内側に到達したとき進
退スライダー32を停止せしめ、さらに、電動モータ2
を起動し、回転ドラム5を所定角度α、即ち、細片幅に
相当する角度αだけ回転させ、前述の手順にしたがって
切断を行ない、以降、同様にして廃タイヤTの全周に亘
って半径方向の切断を実行する。 【0024】半径方向の切断が完了すると、進退スライ
ダー33を移動(図1の左方向)させて切断トーチ35
を廃タイヤTのサイドウォール部Tsにおける切断開始
位置である中間部位(切断線bの位置)まで移動させ、
回転ドラム5を連続的に一方向へ回転させて切断を行な
わせしめ、ビード部Tbを含む廃タイヤTのおおよそ1
/4の切断が完了すると、次いで、切断トーチ35を廃
タイヤTのトレッド部Ttにおける切断開始位置(切断
線cの位置)まで移動させ、即ち、進退スライダー33
を図1の左方向へ移動させるとともに、昇降スライダー
32をスライドガイド31を案内として下降させ、切断
トーチ35の先端が前記の切断位置に合致するように回
転ヘッド36を駆動して切断トーチ35を水平状態とな
るまで回動させ、続いて、回転ドラム5を連続的に回転
させ切断を行なうことにより、廃タイヤTの上半部の細
片化への裁断が完了する。 【0025】廃タイヤの上半部の裁断に引き続き下半部
の裁断を行なうが、下半部の裁断は次ぎの様に行なわれ
る。即ち、図9に切断パターンの一例を示すように、ビ
ード部Tb側からの切断線dおよびトレッド部Tt側か
らの切断線eが交互に入組む、所謂、千鳥状に切断を行
ない、次いで、サイドウォール部Tsに対する切断線c
に沿って最終的な切断を行ない、廃タイヤを細片に裁断
する。 【0026】切断はビード部Tb側から、あるいは、ト
レッド部Tt側からのどちらから行なってもよく、ま
た、廃タイヤTの上面側から、あるいは、下面側から切
断を行なっても良いが、切断効率からいえば支持部材6
の無い上面側から切断するのが望ましく、以下、トレッ
ド部Tt側から、かつ、上面側から切断する場合につい
て説明すると、切断トーチ35はトレッド部Ttから切
断を開始し、廃タイヤTの外周に沿って切断を行なう
が、前述すると同様に、最適な切断姿勢を保持するよう
に回転ヘッド36を駆動し、切断位置に置ける接線と略
直交するように姿勢制御しつつ、従って、トレッド部T
tを切断する際には昇降スライダー32を下降せしめつ
つ切断を行ない、サイドウォール部Tsの切断に際して
は切断トーチ35がサイドウォール部Tsの形状に沿う
ように回転ヘッド36、進退スライダー33および昇降
スライダー32のそれぞれを関連させて駆動して姿勢制
御を行ないつつ、サイドウォール部Tsの中間位置まで
の切断を行なう。 【0027】前述の切断ステップに従って作動を説明す
ると、トレッド部Ttからの切断作業を、昇降スライダ
ー32、進退スライダー33および回転ヘッド36をそ
れぞれ連動させて切断トーチ35の姿勢制御して行な
い、回転ドラム5を切断作業に合わせて間歇的に回転を
繰返し行なって廃タイヤTの全周に亘る半径方向の切断
を完了すると、次いで、切断トーチ35をビード部Tb
の内側まで移動させて、前述のトレッド部Ttからの切
断線と半ピッチ変位させて切断を行なうが、この時、支
持座7の幅を前記ビード部Tbの切断幅より小さいもの
としているために、切断作業に支障をきたす事はない。 【0028】昇降スライダー32、進退スライダー33
および回転ヘッド36をそれぞれ連動させて切断トーチ
35をビード部Tbの内側の位置へと移動させ、ビード
部Tbからサイドウォール部Tsへ向かっての切断を行
なうが、切断トーチ35の姿勢は上向きでも、下向きで
も良く、円滑な切断を行なう意味からは下向き姿勢によ
る切断を行なうのが望ましく、いずれにしても、前述す
るように廃タイヤTの形状に沿って昇降スライダー3
2、進退スライダー33および回転ヘッド36をそれぞ
れ連動させて切断トーチ35の姿勢を制御しつつ、か
つ、回転ドラム5を間欠的に駆動しながら切断を行な
う。 【0029】ビード部Tb側から、あるいは、トレッド
部Tt側からの半径方向における切断が完了すると、廃
タイヤTの持つ剛性によってリング状に細片の連鎖状
態、言いかえれば、廃タイヤTは中央部分で連結された
短冊が連続した状態を保持しており、この状態で図9に
示されるサイドウォール部Tsの切断線Cの位置に切断
トーチ35を移動させ、回転ドラム5を連続的に回転さ
せて円周方向に切断を行なうと、廃タイヤTは短冊状に
分断され、最終的に細片へと裁断が行なわれ、切断が完
了すれば、締付けシリンダー11および流体シリンダー
13の押し側室に作動流体を供給してそれぞれのシリン
ダーを作動させると、支持部材6と押さえアーム7間に
狭持されていた断片も落下することになり排出される。 【0030】次ぎに、図6に基づいて本発明にかかる廃
タイヤ切断装置の第2の実施例について説明すると、こ
の実施例においては廃タイヤTを支持する回転ドラム1
05の構成において第1の実施例と基本構成を同じくす
るが、該回転ドラム105を門型フレーム101に垂架
・支持せしめた点において特徴を有し、これによって裁
断された細片の処理、切断時に発生する切断(切削)
屑、あるいは、ガス切断、レーザー切断を採用した場
合、切断時に発生する燃焼ガスの排出処理を容易にする
効果を有する。 【0031】廃タイヤTを挟持する回転ドラム105は
門型フレーム101に軸受108により回転自在に装架
され、ウォームギヤー106および軸104に軸着され
たウォームホイール107を介して電動モータ102に
より回転駆動され、前記回転ドラム105はドラム部の
下端部に複数の支持部材106が円周方向に等間隔で固
定されてなり、支持部材106の先端には第1の実施例
と同様に図5に示すように下面がタイヤのビード部Tb
の外形に類似した曲面に成形され、かつ、凹溝を形成し
た支持座107が固設され、この支持座7は後述する廃
タイヤTの細片幅と同等、あるいは、細片幅よりも若干
狭くなるように構成されている。 【0032】前記回転ドラム105の中心位置にはシリ
ンダーベース110が設けられ、シリンダーベース11
0に締付けシリンダー111、この締付けシリンダー1
11のピストンロッド112に流体シリンダー113が
一連に装架されてなり、流体シリンダー113の下端に
固定板114を配し、流体シリンダー113におけるピ
ストンロッド115の先端にはアーム固定板116が固
定されており、該アーム固定板116には前記支持座1
07と協働して廃タイヤTのビード部Tbを内側から挟
持するプレート状の押さえアーム117がピン118に
より搖動自在に支持され、押さえアーム117の中間部
分には一端が固定板114にピン119によって回動可
能に取りつけられたリンクプレート120の一端がピン
121により接続されている。 【0033】流体シリンダー113による作動、即ち、
ピストンロッド115の進退作動によりリンクプレート
120の存在により押さえアーム117がピン116を
中心に回動して起伏することとなり、また、締付けシリ
ンダー111の操作によって流体シリンダー113引き
寄せることにより挟持した廃タイヤTを支持座107に
強固に押しつけて挟持するようになっているが、さら
に、該流体シリンダー113のストロークを利用して搬
送手段で送給される廃タイヤTを掬い上げ(持ち上げ)
ることを可能とすることから、一層有利に働くもので、
この機能は、充分なストロークを流体シリンダー113
に付与することによってこの締付けシリンダー111を
省略することも可能である。 【0034】締付けシリンダー111および流体シリン
ダー113への操作流体(圧力流体)の供給は、一般的
に知られるロータリージョイント122、あるいは、ス
リップリング(図示を省略。)を介して軸104に接続
し、軸104内に穿設してなる導通路123、さらに、
配管124を経由してそれぞれのシリンダーに対して行
ない、これにより両シリンダーの作動を行なわせる。 【0035】門型フレーム101の一つの脚柱130に
スライドガイド131を固設し、該スライドガイド13
1に昇降スライダー132を装架せしめてなり、さら
に、この昇降スライダー132に回転ドラム105に対
して進退する進退スライダー133を装架するととも
に、その先端部に切断ユニット134を装架している。 【0036】切断ユニット134は、切断手段として切
断鋸、ガスカッター、レーザー切断機等を採用しうるも
ので、実施例においてはレーザー切断機のトーチ135
を搭載した例を示してなり、このトーチ135は廃タイ
ヤTに対する切断姿勢を制御するように回転ヘッド13
6に装架され、図示を省略したが第1の実施例と同様に
切断ユニット134の先端部には近接センサー(図示を
省略した。)が装架されている。 【0037】前述の構成を有する本発明に係る廃タイヤ
切断装置における切断作動について説明するに、ロータ
リージョイント122を介して締付けシリンダー111
および流体シリンダー113の押し側室に作動流体を供
給し、締付けシリンダー11のピストンロッド12を下
方に作動せしめ、同時に、流体シリンダー113を作動
させてピストンロッド115を下降させると、アーム固
定板116にピン118に枢支された押さえアーム11
7がリンクプレート120に引っ張られることよりピス
トンロッド115下降に伴ってピン118を中心に上方
に回動し、押さえアーム117は下方突出するように縮
小した状態となり、廃タイヤTの受入れ状態となる。 【0038】廃タイヤTが図中仮想線で示される搬送手
段140により回転ドラム105の直下に位置したと
き、締付けシリンダー111の引き側室に作動流体を供
給しピストンロッド112を作動させて下降させて、下
方突出するように縮小した状態の押さえアーム117を
廃タイヤT内に進入させ、しかる後、流体シリンダー1
13の引き側室に作動流体を供給して作動させると押さ
えアーム117はピストンロッド115の収縮に伴って
ピン118を中心に上方に回動して廃タイヤTのビード
部Tb間であるチェーファーTc内に進入して展開し、
続いて、締付けシリンダー111を作動させて廃タイヤ
Tを引き上げることによって前記支持座107と協働し
て廃タイヤを狭持する状態となり、さらに、シリンダー
ロッド112を上昇させると流体シリンダー113、換
言すれば、押さえアーム117を上昇せしめると、廃タ
イヤのビード部Tbは押さえアーム117に押圧されて
廃タイヤTの弾性に抗して支持座107に圧接せしめる
こととなり、押さえアーム127および支持座107と
の間で廃タイヤTを吊下げた状態で強固に狭持すること
になる。 【0039】次いで、支柱130に装架してなる昇降ス
ライダー131を作動させ、切断ユニット134におけ
る切断トーチ135を廃タイヤTの上面に位置せしめ、
続いて、進退スライダー133を図6において右方向へ
作動させて、切断トーチ135の先端が廃タイヤTのビ
ード部Tbの内側に相当する位置まで前進させて切断の
開始に備える。 【0040】切断終了後においては、ロータリージョイ
ント122を介して締付けシリンダー111および流体
シリンダー113の押し側室に作動流体を供給し、締付
けシリンダー11、および、流体シリンダー113を同
時に作動させてそれぞれのピストンロッド112、11
5を下降させて、次ぎの廃タイヤTの裁断のために前述
する受入待機状態へと移行させるが、支持部材106と
押さえアーム117間に挟持されていた廃タイヤTの断
片は落下することとなり、装置の外に排出される。 【0041】第2の実施例における廃タイヤTの裁断プ
ロセスは、前述の第1の実施例とは反対に廃タイヤTの
下半部から行なわれるが、その細片化のための切断ステ
ップは前述する第1の実施例における上半部における切
断ステップを最初に、次に、第1の実施例における下半
部における切断ステップを行なうもので、切断開始位置
が上下入れ替わるもののステップ的には同様であるため
説明を省略する。 【0042】次ぎに、本発明にかかる廃タイヤ切断装置
の第3の実施例を図10、図11に基づいて説明する
と、架台フレーム201に筒状の回転ドラム205が水
平軸心を回転中心とする水平状態に軸204を軸受20
8により軸支され、また、回転ドラム205の胴部をブ
ラッケット209に軸支された支持ローラー207によ
り回転自在に支承してなり、該回転ドラム205は架台
フレーム201に載架された電動モータ202により伝
動ベルト203を介して回転駆動されろもので、回転ド
ラム205は一方向に連続的に、あるいは、360°正
逆反転するように間歇的に所要角度ずつ回転制御される
もので、また、前記回転ドラム205はドラム部の端部
に複数の支持部材206が円周方向に等間隔で突設され
てなり、支持部材206の先端が後述する廃タイヤTの
ビード部Tbの外周面に直接に当接するように構成され
ている。 【0043】前記回転ドラム205の中心位置にはシリ
ンダーベース210が設けられ、シリンダーベース21
0に流体シリンダー213が固定装架されてなり、流体
シリンダー213におけるピストンロッド215は回転
ドラム205内をその軸芯方向に摺動可能に装化された
支持プレート214を貫通して進退するようにされ、前
記支持プレート214は回転ドラム205内に設けられ
たストッパー217に係止されたスプリング216によ
って弾支され、支持プレート214の摺動は回転ドラム
205内に固設されたストッパー218により前進が拘
束され、また、後進は前記流体シリンダー213のヘッ
ド部分に衝合することで拘束される。 【0044】前記流体シリンダー213のピストンロッ
ド215の先端にはアーム固定板219が固定されてお
り、該アーム固定板219には前記支持部材206と協
働して廃タイヤTのビード部Tbを内側から挟持するプ
レート状の押さえアーム220がピン221により搖動
自在に支持され、押さえアーム220の中間部分には一
端が支持プレート214にピン223によって回動可能
に取りつけられたリンクプレート222の他端がピン2
24により接続されている。 【0045】流体シリンダー213への操作流体(圧力
流体)の供給は、一般的に知られるロータリージョイン
ト225あるいは、スリップリング(図示を省略。)を
介して軸204に接続し、軸204内に穿設してなる導
通路226を経由し、さらに、配管228,229を介
して流体シリンダー213の押し側室および引き側室に
対する給排出が行なわれ、これにより流体シリンダー2
13の作動を行なわせる。 【0046】架台フレーム201の回転ドラム205の
上方位置に支柱230を回転ドラム205の軸芯と平行
に固設してなり、この支柱230にスライドガイド23
1を固設し、該スライドガイド231に移動スライダー
232を装架せしめてなり、さらに、この移動スライダ
ー232に回転ドラム205に対して進退する昇降スラ
イダー233を装架するとともに、その先端部に切断ユ
ニット234を装架している。 【0047】この廃タイヤTを裁断するための切断ユニ
ット234は、図11中に同時に記載するように、回転
ドラム205の側方位置に配置することも可能であっ
て、架台フレーム201に支柱240を立設し、この支
柱240にスライドガイド241を回転ドラム205の
軸芯と平行に固設し、該スライドガイド241に移動ス
ライダー242を装架せしめてなり、さらに、この移動
スライダー242に回転ドラム205に対して進退する
進退スライダー243を装架するとともに、その先端部
に切断ユニット234を装架する構成を採用することも
可能であり、廃タイヤTの切断時に発生する細片の処
理、あるいは、燃焼ガスや燃焼カス(切削方式であれば
切削屑)の処理を行ないやすくし、また、装置のメンテ
ナンスも行ないやすく、よりコンパクトな装置になし得
る。 【0048】切断ユニット234は、切断手段として切
断鋸、ガスカッター、レーザー切断機等を採用しうるも
のであるが、この実施例においても前述する実施例と同
様にレーザー切断機のトーチ235を搭載した例を示し
てなり、このトーチ235は廃タイヤTに対する切断姿
勢を制御するように回転ヘッド236に装架され、昇降
スライダー233の先端には近接センサー237が装架
されている。 【0049】また、回転ドラム205に対して廃タイヤ
Tを供給するために、架台フレーム201の回転ドラム
205に対向する位置に、架台フレーム201に敷設さ
れたレール240上を回転ドラム205に対して進退自
在に走行するL字状の搬送台車241が載架され、架台
フレーム201に設けられた操作シリンダー242のピ
ストンロッド243と連結されている。 【0050】前述の構成を有する本発明に係る廃タイヤ
切断装置における切断作動について説明するに、ロータ
リージョイント225を介して流体シリンダー213の
押し側室に作動流体を供給してピストンロッド215を
伸張作動させると、最初に、スプリング216によって
弾支された支持プレート214が回転ドラム205内を
摺動してストッパー218に当接するまで移動して停止
し、更なるピストンロッド215の伸張作動に伴ってア
ーム固定板216にピン221により枢支された押さえ
アーム220がリンクプレート222に引っ張られるこ
とよりピン221を中心に図中左方に回動し、押さえア
ーム220は右方に突出するように縮小した状態となり
(図中鎖線で示す状態)、廃タイヤTの受入れ状態とな
る。 【0051】廃タイヤTを押さえアーム220を挿通さ
せてトレッド部Tbを支持部材206に当接した状態で
ロータリージョイント225を介して流体シリンダー2
13の引き側室に作動流体を供給してピストンロッド2
15を収縮作動(図中左方向)させると、支持プレート
214に枢支されたリンクプレート222の作用によっ
て右方向に突出するように縮小した状態の押さえアーム
220はピストンロッド215の収縮に伴ってピン22
1を中心に回動(展開)して廃タイヤTのトレッド部T
b間であるチェーファーTc内に進入し、廃タイヤTを
保持する状態となり、さらに、流体シリンダー213の
収縮により支持プレート214を押圧してスプリング2
16の弾発力に抗して該支持プレート214が流体シリ
ンダー213のヘッド部に衝合するまで移動し、これに
よって押さえアーム220が廃タイヤTを支持部材20
6に押付けることとなり、押さえアーム220および支
持座206との間で廃タイヤTを強固に狭持する。 【0052】次いで、支柱230に装架してなる移動ス
ライダー232を作動させ、切断ユニット234におけ
る切断トーチ235を廃タイヤの上面に位置せしめ、続
いて、昇降スライダー233を作動させて、切断トーチ
235の先端が廃タイヤTのビード部Tbの側方に相当
する位置まで下降させて切断の開始に備える。 【0053】切断終了後においては、ロータリージョイ
ント225を介して流体シリンダー213の押し側室に
作動流体を供給し、ピストンロッド215を図中右方に
移動させて、次ぎの廃タイヤTの裁断のために前述する
受入待機状態へと移行させるが、支持部材206と押さ
えアーム220間に挟持されていた廃タイヤTの断片は
落下することとなり、装置の外に排出される。 【0054】第3の実施例における廃タイヤの裁断プロ
セスについても、前述の第1、および、第2の実施例に
倣うものであって、裁断は廃タイヤTの右半部から行な
われるが、その細片化のための切断ステップは前述する
と同様であるため説明を省略する。 【0055】以上、実施例に基づいて本発明について説
明したが、これに限定されるものではなく、その技術的
思想を逸脱しない範囲において自由に変更を加えられる
もので、例えば、支持座と押さえアームの個数を増加さ
せること、支持座の形状をリングとし、その支持面に半
径方向の切込み溝を形成して櫛歯状にすることによって
支持座となし、これに対応させて押さえアームを増設す
ることによって、廃タイヤの細片化において、確実に廃
タイヤを支持できるものであり、また、切断ユニットを
複数個配置せしめること、さらには切断トーチの姿勢制
御のために切断トーチを駆動する昇降スライダー、進退
スライダー、回転ヘッド等の駆動制御を廃タイヤの緒元
から予めシーケンス的に制御を行なわせる等、種々に変
更を加えることができるものである。 【0056】 【発明の効果】本発明による廃タイヤ切断装置によれ
ば、廃タイヤの固定を内側から行うことによって、ビー
ド部における鋼線の補強コードも容易に切断しうること
になり、即ち、半径方向の切断と円周方向の切断とを効
率よくなさしめ、1マシーンによって廃タイヤの細片化
の裁断を行えるもので、固形補助燃料とした後の残存す
るスチールコード等の廃棄処理のための取り扱いが容易
となり、廃タイヤの再利用を促進する等の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る廃タイヤ切断装置の部分断正面
図 【図2】 本発明に係る廃タイヤ切断装置の概略平面図 【図3】 押さえアームの作動状態を示す説明図 【図4】 押さえアームの作動状態を示す説明図 【図5】 支持座拡大図 【図6】 本発明に係る第2の実施例を示す説明図 【図7】 廃タイヤの放射状切断順序を示す平面説明図 【図8】 上面切断説明図 【図9】 廃タイヤ半分の切断順序を示す説明図 【図10】 本発明に係る第3の実施例を示す正面図 【図11】 本発明に係る第3の実施例を示す概略側面
図 【符号の説明】 1、101,201: 架台フレーム 3、103,203: 回転伝導ベルト 5、105,205: 回転ドラム 6、106,206: 支持部材 7、107,207: 支持座 10、110,210: シリンダーベース 11、111,211: 締付けシリンダー 13、113,213: 流体シリンダー 17、117,217: 狭持押さえアーム 32、132.232: 昇降スライダー 33、133,233、243: 進退スライダー 34,134,234: 切断ユニット 35、135,235: 切断トーチ 36、136,236: 回転ヘッド T: 廃タイヤ Tb: ビード部 Ts: サイドウォール部 Tt: トレッド部 Tc: チェーファー a: 放射方向の切断線 b: サイドウォール部の切断線 c: トレッド部の切断線 d: ビード部側の切断線 e: トレッド部側の切断線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成13年11月16日(2001.11.
16) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0002 【補正方法】変更 【補正内容】 【0002】 【従来の技術】近年におけるモータリゼーションの進展
に伴い、斬新、かつ、個性的なデザインに対する要求か
らのモデルチェンジ、高性能化、高機能化に対する要求
からのモデルチェンジと、短サイクルで新型モデルが市
場に投入され、加えて、若年層から高齢者までの購買意
欲を喚起し、この結果、乗用車の乗換えが頻繁に行われ
ることになり、これに伴い、乗換えられた自動車/乗用
車はその一部は中古車市場に流れて再使用されるもの
の、残る大半の乗用車は廃車処分に付され、廃却される
自動車が陸続と増加する。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0015 【補正方法】変更 【補正内容】 【0015】切断ユニット34は、切断手段として切断
鋸、ガスカッター、レーザー切断機等を採用しうるもの
であるが、実施例においてはレーザー切断機のトーチ3
5を搭載した例を示してなり、この切断トーチ35は廃
タイヤTに対する切断姿勢を制御するようために回転ヘ
ッド36に装架され、進退スライダー33の先端には廃
タイヤTの位置を検出する近接センサー37が装着され
ている。 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0016 【補正方法】変更 【補正内容】 【0016】なお、架台フレーム1には、切断ユニット
34としてガス切断、あるいは、レーザー切断を採用す
る場合において、切断時に発生する廃タイヤTの燃焼ガ
スを吸引排出するために配管38によって排風ファン3
9と連結され、架台フレーム1を通してその上方部分に
滞留する切断時に発生する燃焼ガスを吸引し、排出する
ようになっている。 【手続補正4】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0021 【補正方法】変更 【補正内容】 【0021】廃タイヤTの細片化のためのステップの一
例について図7ないし図9に基づいて説明するに、切断
の第1段階として廃タイヤTの上半部を、第2段階とし
て廃タイヤTの下半部を細片に裁断するもので、廃タイ
ヤTの上半部については、半径方向に所要の細片幅(角
度α)の切断線aで示す位置で切断を行ない、即ち、ビ
ード部Tbの内側から切断を開始し、サイドウォール部
Tsを経てトレッド部Ttの中央部近傍(タイヤ幅W)
まで切断を行ない、次いで、サイドウォール部Tsにお
ける中間部のトレッド部Tt寄のりの位置、円周方向の
切断線bで示す位置を円周方向に切断して細片に裁断
し、続いて、トレッド部(タイヤ幅W)の中央部の切断
線cで示す位置を円周方向に裁断し、廃タイヤTの上半
部を細片化する。 【手続補正5】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0022 【補正方法】変更 【補正内容】 【0022】上記切断ステップに従って本発明にかかる
廃タイヤ切断装置の切断作動について説明するに、廃タ
イヤTの切断はビード部Tbの内側位置から開始する
が、切断が始まると切断の進行に伴って進退スライダー
33を図1において左方向へ移動させ、同時に、切断ト
ーチ35が廃タイヤTに対して最適な条件、例えば、切
断トーチ35と廃タイヤTとの間隔、廃タイヤTに対す
る切断姿勢(角度)を保持するように近接センサー37
により廃タイヤTの位置を検出し、回転ヘッド37を駆
動し、常時、切断トーチ35が廃タイヤTの切断位置に
置ける接線と略直交するように姿勢制御し、ビード部T
bからサイドウォール部Tsを切断し、さらに、トレッ
ド部Ttを切断するが、このトレッド部Tt時点では回
転ヘッド36の作動によって切断トーチ35の姿勢は9
0°回転して水平姿勢を保ち、昇降スライダー32を下
降せしめつつ切断を行う。 【手続補正6】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0025 【補正方法】変更 【補正内容】 【0025】廃タイヤの上半部の裁断に引き続き下半部
の裁断を行なうが、下半部の裁断は次ぎの様に行なわれ
る。即ち、図9に切断パターンの一例を示すように、ビ
ード部Tb側からの切断線dおよびトレッド部Tt側か
らの切断線eが交互に入組む、所謂、千鳥状に切断を行
ない、次いで、サイドウォール部Tsに対する切断線
に沿って最終的な切断を行ない、廃タイヤを細片に裁断
する。 【手続補正7】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0029 【補正方法】変更 【補正内容】 【0029】ビード部Tb側から、あるいは、トレッド
部Tt側からの半径方向における切断が完了すると、廃
タイヤTの持つ剛性によってリング状に細片の連鎖状
態、言いかえれば、廃タイヤTは中央部分で連結された
短冊が連続した状態を保持しており、この状態で図9に
示されるサイドウォール部Tsの切断線の位置に切断
トーチ35を移動させ、回転ドラム5を連続的に回転さ
せて円周方向に切断を行なうと、廃タイヤTは短冊状に
分断され、最終的に細片へと裁断が行なわれ、切断が完
了すれば、締付けシリンダー11および流体シリンダー
13の押し側室に作動流体を供給してそれぞれのシリン
ダーを作動させると、支持部材6と押さえアーム7間に
狭持されていた断片も開放されて落下することになり、
装置の外に排出される。 【手続補正8】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0031 【補正方法】変更 【補正内容】 【0031】廃タイヤTを挟持する回転ドラム105は
門型フレーム101に軸受108により回転自在に装架
され、ウォームギヤー106および軸104に軸着され
たウォームホイール107を介して電動モータ102に
より回転駆動され、前記回転ドラム105はドラム部の
下端部に複数の支持部材106が円周方向に等間隔で固
定されてなり、支持部材106の先端には第1の実施例
と同様に図5に示すように下面がタイヤのビード部Tb
の外形に類似した曲面に成形され、かつ、凹溝を形成し
支持座109が固設され、この支持座109は後述す
る廃タイヤTの細片幅と同等、あるいは、細片幅よりも
若干狭くなるように構成されている。 【手続補正9】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0032 【補正方法】変更 【補正内容】 【0032】前記回転ドラム105の中心位置にはシリ
ンダーベース110が設けられ、シリンダーベース11
0に締付けシリンダー111、この締付けシリンダー1
11のピストンロッド112に流体シリンダー113が
一連に装架されてなり、流体シリンダー113の下端に
固定板114を配し、流体シリンダー113におけるピ
ストンロッド115の先端にはアーム固定板116が固
定されており、該アーム固定板116には前記支持座1
09と協働して廃タイヤTのビード部Tbを内側から挟
持するプレート状の押さえアーム117がピン118に
より搖動自在に支持され、押さえアーム117の中間部
分には一端が固定板114にピン119によって回動可
能に取りつけられたリンクプレート120の一端がピン
121により接続されている。 【手続補正10】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0033 【補正方法】変更 【補正内容】 【0033】流体シリンダー113による作動、即ち、
ピストンロッド115の進退作動によりリンクプレート
120の存在により押さえアーム117がピン121
中心に回動して起伏することとなり、また、締付けシリ
ンダー111の操作によって流体シリンダー113引き
寄せることにより挟持した廃タイヤTを支持座109に
強固に押付けて挟持するようになっているが、さらに、
該流体シリンダー113のストロークを利用して搬送手
段で送給される廃タイヤTを掬い上げる(持ち上げ)こ
とを可能とすることから、一層有利に働くもので、この
機能は、充分なストロークを流体シリンダー113に付
与することによってこの締付けシリンダー111を省略
することも可能である。 【手続補正11】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0037 【補正方法】変更 【補正内容】 【0037】前述の構成を有する本発明に係る廃タイヤ
切断装置における切断作動について説明するに、ロータ
リージョイント122を介して締付けシリンダー111
および流体シリンダー113の押し側室に作動流体を供
給し、締付けシリンダー111ピストンロッド112
を下方に作動せしめ、同時に、流体シリンダー113を
作動させてピストンロッド115を下降させると、アー
ム固定板116にピン118に枢支された押さえアーム
117がリンクプレート120に引っ張られることによ
りピストンロッド115下降に伴ってピン118を中心
に上方に回動し、押さえアーム117は下方突出するよ
うに縮小した状態となり、廃タイヤTの受入れ状態とな
る。 【手続補正12】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0038 【補正方法】変更 【補正内容】 【0038】廃タイヤTが図中仮想線で示される搬送手
段140により回転ドラム105の直下に位置したと
き、締付けシリンダー111の引き側室に作動流体を供
給しピストンロッド112を作動させて下降させて、下
方突出するように縮小した状態の押さえアーム117
廃タイヤT内に進入させ、しかる後、流体シリンダー1
13の引き側室に作動流体を供給して作動させると押さ
えアーム117はピストンロッド115の収縮に伴って
ピン118を中心に上方に回動して廃タイヤTのビード
部Tb間であるチェーファーTc内に進入して展開し、
続いて、締付けシリンダー111を作動させて廃タイヤ
Tを引き上げることによって前記支持座109と協働し
て廃タイヤを狭持する状態となり、さらに、シリンダー
ロッド112を上昇させると流体シリンダー113、換
言すれば、押さえアーム117を上昇せしめると、廃タ
イヤのビード部Tbは押さえアーム117に押圧されて
廃タイヤTの弾性に抗して支持座109に圧接せしめる
こととなり、押さえアーム117および支持座109
の間で廃タイヤTを吊下げた状態で強固に狭持すること
になる。 【手続補正13】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0040 【補正方法】変更 【補正内容】 【0040】切断終了後においては、ロータリージョイ
ント122を介して締付けシリンダー111および流体
シリンダー113の押し側室に作動流体を供給し、締付
けシリンダー111、および、流体シリンダー113を
同時に作動させてそれぞれのピストンロッド112、1
15を下降させて、次ぎの廃タイヤTの裁断のために前
述する受入待機状態へと移行させるが、支持部材106
と押さえアーム117間に挟持されていた廃タイヤTの
断片は落下することとなり、装置の外に排出される。 【手続補正14】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0042 【補正方法】変更 【補正内容】 【0042】次ぎに、本発明にかかる廃タイヤ切断装置
の第3の実施例を図10、図11に基づいて説明する
と、架台フレーム201に筒状の回転ドラム205が水
平軸心を回転中心とする水平状態に軸204を軸受20
8により軸支され、また、回転ドラム205の胴部をブ
ラケット209に軸支された支持ローラー207により
回転自在に支承してなり、該回転ドラム205は架台フ
レーム201に載架された電動モータ202により伝動
ベルト203を介して回転駆動されもので、回転ドラ
ム205は一方向に連続的に、あるいは、360°正逆
反転するように間歇的に所要角度ずつ回転制御されるも
ので、また、前記回転ドラム205はドラム部の端部に
複数の支持部材206が円周方向に等間隔で突設されて
なり、支持部材206の先端が後述する廃タイヤTのビ
ード部Tbの外周面に直接に当接するように構成されて
いる。 【手続補正15】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0043 【補正方法】変更 【補正内容】 【0043】前記回転ドラム205の中心位置にはシリ
ンダーベース210が設けられ、シリンダーベース21
0に流体シリンダー213が固定装架されてなり、流体
シリンダー213におけるピストンロッド215は回転
ドラム205内をその軸芯方向に摺動可能に装化された
支持プレート214を貫通して進退するようにされ、前
記支持プレート214は回転ドラム205内に設けられ
たストッパー218aに係止されたスプリング216に
よって弾支され、支持プレート214の摺動は回転ドラ
ム205内に固設されたストッパー218bにより前進
が拘束され、また、後進は前記流体シリンダー213の
ヘッド部分に衝合することで拘束される。 【手続補正16】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0044 【補正方法】変更 【補正内容】 【0044】前記流体シリンダー213のピストンロッ
ド215の先端にはアーム固定板219が固定されてお
り、該アーム固定板219には前記支持部材206と協
働して廃タイヤTのビード部Tbを内側から挟持するプ
レート状の押さえアーム217がピン221により搖動
自在に支持され、押さえアーム217の中間部分には一
端が支持プレート214にピン223によって回動可能
に取りつけられたリンクプレート222の他端がピン2
24により接続されている。 【手続補正17】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0050 【補正方法】変更 【補正内容】 【0050】前述の構成を有する本発明に係る廃タイヤ
切断装置における切断作動について説明するに、ロータ
リージョイント225を介して流体シリンダー213の
押し側室に作動流体を供給してピストンロッド215を
伸張作動させると、最初に、スプリング216によって
弾支された支持プレート214が回転ドラム205内を
摺動してストッパー218に当接するまで移動して停止
し、更なるピストンロッド215の伸張作動に伴って
ーム固定板219にピン221により枢支された押さえ
アーム217がリンクプレート222に引っ張られるこ
とよりピン221を中心に図中左方に回動し、押さえア
ーム217は右方に突出するように縮小した状態となり
(図中鎖線で示す状態)、廃タイヤTの受入れ状態とな
る。 【手続補正18】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0051 【補正方法】変更 【補正内容】 【0051】廃タイヤTを押さえアーム217を挿通さ
せてトレッド部Tbを支持部材206に当接した状態で
ロータリージョイント225を介して流体シリンダー2
13の引き側室に作動流体を供給してピストンロッド2
15を収縮作動(図中左方向)させると、支持プレート
214に枢支されたリンクプレート222の作用によっ
て右方向に突出するように縮小した状態の押さえアーム
217はピストンロッド215の収縮に伴ってピン22
1を中心に回動(展開)して廃タイヤTのトレッド部T
b間であるチェーファーTc内に進入し、廃タイヤTを
保持する状態となり、さらに、流体シリンダー213の
収縮により支持プレート214を押圧してスプリング2
16の弾発力に抗して該支持プレート214が流体シリ
ンダー213のヘッド部に衝合するまで移動し、これに
よって押さえアーム217が廃タイヤTを支持部材20
6に押付けることとなり、押さえアーム217および支
持座206との間で廃タイヤTを強固に狭持する。 【手続補正19】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0053 【補正方法】変更 【補正内容】 【0053】切断終了後においては、ロータリージョイ
ント225を介して流体シリンダー213の押し側室に
作動流体を供給し、ピストンロッド215を図中右方に
移動させて、次ぎに搬入される廃タイヤTの裁断のため
に前述する受入待機状態へと移行させるが、この時、支
持部材206と押さえアーム217間に挟持されていた
廃タイヤTの断片は開放されて落下することとなり、装
置の外に排出される。 【手続補正20】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0055 【補正方法】変更 【補正内容】 【0055】以上、実施例に基づいて本発明について説
明したが、これに限定されるものではなく、その技術的
思想を逸脱しない範囲において自由に変更を加えられる
もので、例えば、支持座と押さえアームの個数を増加さ
せること、支持座の形状をリングとし、その支持面に半
径方向の切込み溝を形成して櫛歯状にすることによって
支持座となし、これに対応させて押さえアームを増設す
ることによって、廃タイヤの細片化において、確実に廃
タイヤを支持できるものであり、また、切断ユニットを
複数個配置せしめること、さらには切断トーチの姿勢制
御のために切断トーチを駆動する昇降スライダー、進退
スライダー、回転ヘッド等の駆動制御を廃タイヤの諸元
から予めシーケンス的に制御を行なわせる等、種々に変
更を加えることができるものである。 【手続補正21】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】符号の説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【符号の説明】 1、101,201: 架台フレーム3、203 : 回転伝導ベルト 5、105,205: 回転ドラム 6、106,206: 支持部材7、109 : 支持座 10、110,210: シリンダーベース11、111 : 締付けシリンダー 13、113,213: 流体シリンダー 17、117,217: 押さえアーム 32、132.232: 昇降スライダー 33、133,233、243: 進退スライダー 34,134,234: 切断ユニット 35、135,235: 切断トーチ 36、136,236: 回転ヘッド T: 廃タイヤ Tb: ビード部 Ts: サイドウォール部 Tt: トレッド部 Tc: チェーファー a: 放射方向の切断線 b: サイドウォール部の切断線 c: トレッド部の切断線 d: ビード部側の切断線 e: トレッド部側の切断線 【手続補正22】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図1 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】 【手続補正23】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図2 【補正方法】変更 【補正内容】 【図2】【手続補正24】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図3 【補正方法】変更 【補正内容】 【図3】 【手続補正25】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図4 【補正方法】変更 【補正内容】 【図4】 【手続補正26】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図6 【補正方法】変更 【補正内容】 【図6】【手続補正27】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図10 【補正方法】変更 【補正内容】 【図10】 【手続補正28】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図11 【補正方法】変更 【補正内容】 【図11】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 架台フレームに回転ドラムを回転自在に
    軸支し、該回転ドラムに廃タイヤのビード部を支持する
    支持部材を設け、前記回転ドラムに前記支持部材と協働
    して廃タイヤを内側から狭持する押さえアームを設け、
    前記回転ドラムの側方に補助支柱を設け、補助支柱に補
    助支柱の軸心に沿って移動自在にスライダーを装架し、
    該スライダーに支持部材と押さえアームにより狭持され
    た廃タイヤに対して進退自在に進退スライダーを装架す
    るとともに、該進退スライダーの先端に廃タイヤの輪部
    に沿って回動可に切断機を載架したことを特徴とする廃
    タイヤ切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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