JP2003093257A - 吐水制御装置 - Google Patents
吐水制御装置Info
- Publication number
- JP2003093257A JP2003093257A JP2001291676A JP2001291676A JP2003093257A JP 2003093257 A JP2003093257 A JP 2003093257A JP 2001291676 A JP2001291676 A JP 2001291676A JP 2001291676 A JP2001291676 A JP 2001291676A JP 2003093257 A JP2003093257 A JP 2003093257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- opening
- water discharge
- closing
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、配管の上、下流にそれぞれ第一、
第二の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操作子
を介して開閉することで、これと連動して上流側の第一
の開閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間
の流路内圧力を減圧する吐水制御装置において、吐水量
を損なうことなく、外観的に制限のない、薄く握りやす
い形状にした吐水制御装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、配管の上、下流にそれぞれ第
一、第二の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操
作子を介して開閉することで、これと連動して上流側の
第一の開閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁と
の間の流路内圧力を減圧する吐水制御装置において、第
二の開閉弁部の操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開
閉方向が垂直に構成したこと。
第二の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操作子
を介して開閉することで、これと連動して上流側の第一
の開閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間
の流路内圧力を減圧する吐水制御装置において、吐水量
を損なうことなく、外観的に制限のない、薄く握りやす
い形状にした吐水制御装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、配管の上、下流にそれぞれ第
一、第二の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操
作子を介して開閉することで、これと連動して上流側の
第一の開閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁と
の間の流路内圧力を減圧する吐水制御装置において、第
二の開閉弁部の操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開
閉方向が垂直に構成したこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作子の操作によ
って開閉弁を開閉する吐水制御装置に関する。
って開閉弁を開閉する吐水制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の吐水制御装置としては、図６に見
られるように、浴室用湯水混合栓（図示せず）の混合栓
流路１の下流側に設けたシャワーヘッド２に、第二の開
閉弁３を具備し、この上流側に特開平７−２１９６４２
公報に示された水道用定圧弁を第一の開閉弁４として設
けた特開平１０−２９５５７７公報のシャワー装置が知
られている。
られるように、浴室用湯水混合栓（図示せず）の混合栓
流路１の下流側に設けたシャワーヘッド２に、第二の開
閉弁３を具備し、この上流側に特開平７−２１９６４２
公報に示された水道用定圧弁を第一の開閉弁４として設
けた特開平１０−２９５５７７公報のシャワー装置が知
られている。
【０００３】シャワーヘッド２は、基端部にはシャワー
ホース５が接続され、先端部には散水口１８が装着さ
れ、中途部には、操作子である押しボタン７で開閉され
る第二の開閉弁部３が組み込まれている。
ホース５が接続され、先端部には散水口１８が装着さ
れ、中途部には、操作子である押しボタン７で開閉され
る第二の開閉弁部３が組み込まれている。
【０００４】押しボタン７は、押しボタンガイド８に沿
って嵌装され、弁座９とともに押しボタンガイド８によ
り、シャワーヘッド２と螺着されており、第二の開閉弁
３は、バルブ１０がシャワーヘッド２内部に嵌装され、
バネ１１により常時閉側に付勢されており、弁座９と当
接してシールするように構成されている。
って嵌装され、弁座９とともに押しボタンガイド８によ
り、シャワーヘッド２と螺着されており、第二の開閉弁
３は、バルブ１０がシャワーヘッド２内部に嵌装され、
バネ１１により常時閉側に付勢されており、弁座９と当
接してシールするように構成されている。
【０００５】シャワーホース５の上流側は、第一の開閉
弁４を内部に収納した弁ケース１２を介して、湯水混合
栓に連絡している。
弁４を内部に収納した弁ケース１２を介して、湯水混合
栓に連絡している。
【０００６】弁ケース１２は、上部弁ケース１２ａと下
部弁ケース１２ｂとに分割され、両者をねじ込んで一体
に形成しており、上部弁ケース１２ａ内部には、その入
り口側に弁座１３が装着されると共に、中央部に弁孔１
５が開設された弁体１６がガイド１７に案内されて弁座
１３に対向して設けられ、バネ１４で常時開放側に付勢
され、これら弁座１３，バネ１４、弁体１６、ガイド１
７により第一の開閉弁４が構成されている。
部弁ケース１２ｂとに分割され、両者をねじ込んで一体
に形成しており、上部弁ケース１２ａ内部には、その入
り口側に弁座１３が装着されると共に、中央部に弁孔１
５が開設された弁体１６がガイド１７に案内されて弁座
１３に対向して設けられ、バネ１４で常時開放側に付勢
され、これら弁座１３，バネ１４、弁体１６、ガイド１
７により第一の開閉弁４が構成されている。
【０００７】第一の開閉弁４は、第二の開閉弁３の開閉
動作によってシャワーホース５内に生じる圧力変動によ
って開閉動作が制御され、止水・流量調整及び圧力調整
するために用いられる。
動作によってシャワーホース５内に生じる圧力変動によ
って開閉動作が制御され、止水・流量調整及び圧力調整
するために用いられる。
【０００８】今、押しボタン７を押して第二の開閉弁３
を開状態にすると、流体が混合栓流路１から第一の開閉
弁４→シャワーホース５→第二の開閉弁３→シャワーヘ
ッド２を通して散水口６から噴出される。
を開状態にすると、流体が混合栓流路１から第一の開閉
弁４→シャワーホース５→第二の開閉弁３→シャワーヘ
ッド２を通して散水口６から噴出される。
【０００９】その後、押しボタン７を再度、押して第二
の開閉弁３を閉じると、第一の開閉弁４の下流側の二次
側圧力が急激に増大し、弁ケース１２内に嵌装されたバ
ネ１４の付勢に抗して弁体１６を押し、弁体部１６が、
弁座１３に当接してシールする。
の開閉弁３を閉じると、第一の開閉弁４の下流側の二次
側圧力が急激に増大し、弁ケース１２内に嵌装されたバ
ネ１４の付勢に抗して弁体１６を押し、弁体部１６が、
弁座１３に当接してシールする。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の吐水制
御装置では、押しボタンの操作方向と第二の開閉弁の開
閉方向が同方向であるため、シャワーヘッドの厚みが厚
くなり、外観的にも制限があり、またシャワーヘッドが
太くて握りにくいとの問題があった。さらに、シャワー
ヘッドの厚みを薄くすると、流路が狭くなり、シャワー
の吐水量が少なくなるとの問題点もあった。
御装置では、押しボタンの操作方向と第二の開閉弁の開
閉方向が同方向であるため、シャワーヘッドの厚みが厚
くなり、外観的にも制限があり、またシャワーヘッドが
太くて握りにくいとの問題があった。さらに、シャワー
ヘッドの厚みを薄くすると、流路が狭くなり、シャワー
の吐水量が少なくなるとの問題点もあった。
【００１１】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、配管の上、下流にそれぞ
れ第一、第二の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁
を操作子を介して開閉することで、これと連動して上流
側の第一の開閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉
弁との間の流路内圧力を減圧する吐水制御装置におい
て、吐水量を損なうことなく、外観的に制限のない、薄
く握りやすい形状にした吐水制御装置を提供することに
ある。
れたもので、本発明の目的は、配管の上、下流にそれぞ
れ第一、第二の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁
を操作子を介して開閉することで、これと連動して上流
側の第一の開閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉
弁との間の流路内圧力を減圧する吐水制御装置におい
て、吐水量を損なうことなく、外観的に制限のない、薄
く握りやすい形状にした吐水制御装置を提供することに
ある。
【００１２】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するためになされた請求項１の吐水制御装置
は、配管の上、下流にそれぞれ第一、第二の開閉弁を具
備し、下流側の第二の開閉弁を操作子を介して開閉する
ことで、これと連動して上流側の第一の開閉弁が開閉
し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間の流路内圧力を
減圧する吐水制御装置において、第二の開閉弁部の操作
子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が略垂直に構
成したことを特徴とする。
的を達成するためになされた請求項１の吐水制御装置
は、配管の上、下流にそれぞれ第一、第二の開閉弁を具
備し、下流側の第二の開閉弁を操作子を介して開閉する
ことで、これと連動して上流側の第一の開閉弁が開閉
し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間の流路内圧力を
減圧する吐水制御装置において、第二の開閉弁部の操作
子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が略垂直に構
成したことを特徴とする。
【００１３】上記吐水制御装置によれば、第二の開閉弁
部の操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が垂
直に構成したことにより、第二の開閉弁がシャワーヘッ
ドの長手方向に形成でき、開閉弁のストロークが十分に
確保でき、吐水量が少なくなることがない。また、シャ
ワーヘッドの握り手方向には、第二の開閉弁部がなく、
操作子のみであるため、薄く握りやすく形成できる。
部の操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が垂
直に構成したことにより、第二の開閉弁がシャワーヘッ
ドの長手方向に形成でき、開閉弁のストロークが十分に
確保でき、吐水量が少なくなることがない。また、シャ
ワーヘッドの握り手方向には、第二の開閉弁部がなく、
操作子のみであるため、薄く握りやすく形成できる。
【００１４】上記目的を達成するためになされた請求項
２の吐水制御装置は、請求項１記載の吐水制御装置にお
いて、前記操作子と第二の開閉弁部との間を屈曲自在な
線材によって連接するとともに該線材の進退動作によっ
て前記第二の開閉弁を開閉操作可能に構成したことを特
徴とする。
２の吐水制御装置は、請求項１記載の吐水制御装置にお
いて、前記操作子と第二の開閉弁部との間を屈曲自在な
線材によって連接するとともに該線材の進退動作によっ
て前記第二の開閉弁を開閉操作可能に構成したことを特
徴とする。
【００１５】上記吐水制御装置によれば、操作子と第二
の開閉弁部との間を屈曲自在な線材によって連接すると
ともに該線材の進退動作によって前記第二の開閉弁を開
閉操作可能に構成したことにより、複雑な機構なく、水
平方向を垂直方向に伝達できる。
の開閉弁部との間を屈曲自在な線材によって連接すると
ともに該線材の進退動作によって前記第二の開閉弁を開
閉操作可能に構成したことにより、複雑な機構なく、水
平方向を垂直方向に伝達できる。
【００１６】上記目的を達成するためになされた請求項
３の吐水制御装置は、請求項１記載の吐水制御装置にお
いて、前記操作子と第二の開閉弁部との間に斜めの角度
で接しする２部品を形成し、操作子の進退により、上記
１部品目が操作子と同方向に移動し、斜めに接した２部
品目が上記１部品目の移動に伴い、操作子の進退方向と
略垂直に移動するように構成したことを特徴とする。
３の吐水制御装置は、請求項１記載の吐水制御装置にお
いて、前記操作子と第二の開閉弁部との間に斜めの角度
で接しする２部品を形成し、操作子の進退により、上記
１部品目が操作子と同方向に移動し、斜めに接した２部
品目が上記１部品目の移動に伴い、操作子の進退方向と
略垂直に移動するように構成したことを特徴とする。
【００１７】上記吐水制御装置によれば、操作子と第二
の開閉弁部との間に斜めの角度で接しする２部品を形成
し、操作子の進退により、上記１部品目が操作子と同方
向に移動し、斜めに接した２部品目が上記１部品目の移
動に伴い、操作子の進退方向と垂直に移動するように構
成したことにより、上記請求項２と同様、複雑な機構な
く、水平方向を垂直方向に伝達できる。
の開閉弁部との間に斜めの角度で接しする２部品を形成
し、操作子の進退により、上記１部品目が操作子と同方
向に移動し、斜めに接した２部品目が上記１部品目の移
動に伴い、操作子の進退方向と垂直に移動するように構
成したことにより、上記請求項２と同様、複雑な機構な
く、水平方向を垂直方向に伝達できる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【００１９】本発明の第一の実施例に係わる吐水制御装
置の構成について説明する。図１は、本実施の形態に係
わる吐水制御装置をシャワー装置として用いた場合であ
り、図２は、シャワーヘッド部の断面図である。シャワ
ーヘッド２には、基端部にシャワーホース５が接続さ
れ、先端部には吐水ユニット１９が装着され、シャワー
ヘッド２の中途部には、操作子である押しボタン７と第
二の開閉弁３が組み込まれている。
置の構成について説明する。図１は、本実施の形態に係
わる吐水制御装置をシャワー装置として用いた場合であ
り、図２は、シャワーヘッド部の断面図である。シャワ
ーヘッド２には、基端部にシャワーホース５が接続さ
れ、先端部には吐水ユニット１９が装着され、シャワー
ヘッド２の中途部には、操作子である押しボタン７と第
二の開閉弁３が組み込まれている。
【００２０】押しボタン７は、押しボタンガイド８によ
って、シャワーヘッド２に螺着されており、押しボタン
７に組み込まれたシャフト２０が押しボタン操作により
操作方向に移動する。
って、シャワーヘッド２に螺着されており、押しボタン
７に組み込まれたシャフト２０が押しボタン操作により
操作方向に移動する。
【００２１】第二の開閉弁３は、シャワーヘッド２内に
嵌装され、接手２１により、シャワーヘッド２に螺着さ
れている。第二の開閉弁３は、バルブ２２、バネ座２
３、バルブケースＡ２４、バルブケースＢ２５、逃がし
弁３５、バネＡ２７，バネＢ２８により構成され、バル
ブ２２は、バルブケースＡ２４、バルブケースＢ２５内
に嵌装されており、バルブ２２内にバネ座２３が摺動自
在に嵌装され、バネＡ２７により常時閉側に付勢されて
おり、バルブケースＡ２４の弁座３６とバルブ２２に組
み込まれたパッキン２６が当接してシールするように構
成されている。
嵌装され、接手２１により、シャワーヘッド２に螺着さ
れている。第二の開閉弁３は、バルブ２２、バネ座２
３、バルブケースＡ２４、バルブケースＢ２５、逃がし
弁３５、バネＡ２７，バネＢ２８により構成され、バル
ブ２２は、バルブケースＡ２４、バルブケースＢ２５内
に嵌装されており、バルブ２２内にバネ座２３が摺動自
在に嵌装され、バネＡ２７により常時閉側に付勢されて
おり、バルブケースＡ２４の弁座３６とバルブ２２に組
み込まれたパッキン２６が当接してシールするように構
成されている。
【００２２】吐水ユニット１９は、シャワーヘッド２に
螺着されており、上部は、散水口１８がビス２７により
固定されている。
螺着されており、上部は、散水口１８がビス２７により
固定されている。
【００２３】第一の開閉弁４は、第二の開閉弁３の開閉
動作によってホース内に生じる圧力変動によって開閉動
作が制御され、止水、流量調整及び圧力調整を行う。機
構・構造は、従来の事例と同様である。
動作によってホース内に生じる圧力変動によって開閉動
作が制御され、止水、流量調整及び圧力調整を行う。機
構・構造は、従来の事例と同様である。
【００２４】押しボタン７と第二の開閉弁３の間は、ホ
ルダー３３内に斜めに接したカムＡ２９、カムＢ３０が
組み込まれており、押しボタン７に組み込まれたシャフ
ト２０に連動して、カムＡ２９がホルダー３３内を水平
方向に移動し、斜めに接したカムＢ３０が、カムＡ２９
に連動して押し下げられ、上下方向に移動する。カムＢ
３０の下部には、シャフト３１が組み込まれ、カムＢ３
０の上下運動を第二の開閉弁３に伝達し、カムＢ３０が
下降した場合、バルブ２２の穴３２を押し込むように形
成している。
ルダー３３内に斜めに接したカムＡ２９、カムＢ３０が
組み込まれており、押しボタン７に組み込まれたシャフ
ト２０に連動して、カムＡ２９がホルダー３３内を水平
方向に移動し、斜めに接したカムＢ３０が、カムＡ２９
に連動して押し下げられ、上下方向に移動する。カムＢ
３０の下部には、シャフト３１が組み込まれ、カムＢ３
０の上下運動を第二の開閉弁３に伝達し、カムＢ３０が
下降した場合、バルブ２２の穴３２を押し込むように形
成している。
【００２５】今、押しボタン７を押すと、シャフト２０
により、カムＡ２９が、水平方向に押し込まれ、これと
連動してカムＢ３０が下降する。カムＢ３０の下部には
シャフト３１が組み込まれているので、カムＢ３０の下
降に伴い、シャフト３１も下降し、バネＡ２７の付勢に
抗して第二の開閉弁部３のバルブ２２を押し下げる。こ
れにより、第二の開閉弁３を開状態になり、湯水が湯水
混合栓流路１より第一の開閉弁４→シャワーホース５→
第二の開閉弁３→シャワーヘッド２を通して散水口１８
から噴出される。
により、カムＡ２９が、水平方向に押し込まれ、これと
連動してカムＢ３０が下降する。カムＢ３０の下部には
シャフト３１が組み込まれているので、カムＢ３０の下
降に伴い、シャフト３１も下降し、バネＡ２７の付勢に
抗して第二の開閉弁部３のバルブ２２を押し下げる。こ
れにより、第二の開閉弁３を開状態になり、湯水が湯水
混合栓流路１より第一の開閉弁４→シャワーホース５→
第二の開閉弁３→シャワーヘッド２を通して散水口１８
から噴出される。
【００２６】その後、押しボタン７を再度押すと、シャ
フト２０は押しボタン側に移動し、シャフト３１は、バ
ネＡ２７の付勢により、上部に押し上げられ、カムＢ３
０も上昇し、カムＢ３０と連動して、カムＡ２９も押し
ボタン側に移動する。これによりバルブ２２はバネＡ２
７の付勢により、弁座３６に当接して第二の開閉弁３を
閉じる。
フト２０は押しボタン側に移動し、シャフト３１は、バ
ネＡ２７の付勢により、上部に押し上げられ、カムＢ３
０も上昇し、カムＢ３０と連動して、カムＡ２９も押し
ボタン側に移動する。これによりバルブ２２はバネＡ２
７の付勢により、弁座３６に当接して第二の開閉弁３を
閉じる。
【００２７】また、第一の開閉弁４が故障などにより、
シャワーホース５内の圧力が異常に上昇した場合、水圧
がバネＢ２８の付勢に打ち勝ち、逃がし弁３５が開き、
湯水が逃がし弁３５からバネ座２３、バルブ２２内を抜
けて散水口１８から吐出され、異常昇圧を防ぐことがで
きる。
シャワーホース５内の圧力が異常に上昇した場合、水圧
がバネＢ２８の付勢に打ち勝ち、逃がし弁３５が開き、
湯水が逃がし弁３５からバネ座２３、バルブ２２内を抜
けて散水口１８から吐出され、異常昇圧を防ぐことがで
きる。
【００２８】次に、本発明の第二の実施例に係わる吐水
制御装置の構成について説明する。図３は、シャワーヘ
ッド部の断面図である。第一の実施例と異なる点は、押
しボタン７から第二の開閉弁３に至る動きが異なり、第
二の開閉弁３は同一のものである。
制御装置の構成について説明する。図３は、シャワーヘ
ッド部の断面図である。第一の実施例と異なる点は、押
しボタン７から第二の開閉弁３に至る動きが異なり、第
二の開閉弁３は同一のものである。
【００２９】押しボタン７と第二の開閉弁３の間は、屈
曲自在なワイヤ６によって構成する。ワイヤ６の構造に
ついては、特開平９−２０９４２９と同様であり、図
４，図５に示す。ワイヤ６は、複数の金属線材を螺旋状
に編んだインナーワイヤ６ａとこれを外挿する中空状の
アウターワイヤ６ｂとを備え、インナーワイヤ６ａの両
端にはニードル６ｃを接合し、これらのニードル６ｃと
一体となってインナーワイヤ６ａはアウターワイヤ６ｂ
をガイドとして自由に動くことができる。アウターワイ
ヤー６ｂはその全長に亘って軟質合成樹脂の第１チュー
ブ６ｄによって被覆され、更に第１チューブ６ｄはその
両端部を除いて硬質合成樹脂の第２チューブ６ｅによっ
て被覆されている。この第２チューブ６ｅはその両端部
から第１チューブ６ｄまでにかけて一体に被覆接合され
た軟質合成樹脂のソケットチューブ６ｆによって端部を
拘束されている。
曲自在なワイヤ６によって構成する。ワイヤ６の構造に
ついては、特開平９−２０９４２９と同様であり、図
４，図５に示す。ワイヤ６は、複数の金属線材を螺旋状
に編んだインナーワイヤ６ａとこれを外挿する中空状の
アウターワイヤ６ｂとを備え、インナーワイヤ６ａの両
端にはニードル６ｃを接合し、これらのニードル６ｃと
一体となってインナーワイヤ６ａはアウターワイヤ６ｂ
をガイドとして自由に動くことができる。アウターワイ
ヤー６ｂはその全長に亘って軟質合成樹脂の第１チュー
ブ６ｄによって被覆され、更に第１チューブ６ｄはその
両端部を除いて硬質合成樹脂の第２チューブ６ｅによっ
て被覆されている。この第２チューブ６ｅはその両端部
から第１チューブ６ｄまでにかけて一体に被覆接合され
た軟質合成樹脂のソケットチューブ６ｆによって端部を
拘束されている。
【００３０】今、押しボタン７を押すと、ワイヤ６によ
り、直接第二の開閉弁部３のバルブ２２が押し下げられ
る。これにより、第二の開閉弁３を開状態になり、湯水
が湯水混合栓流路１より第一の開閉弁４→シャワーホー
ス５→第二の開閉弁３→シャワーヘッド２を通して散水
口１８から噴出される。
り、直接第二の開閉弁部３のバルブ２２が押し下げられ
る。これにより、第二の開閉弁３を開状態になり、湯水
が湯水混合栓流路１より第一の開閉弁４→シャワーホー
ス５→第二の開閉弁３→シャワーヘッド２を通して散水
口１８から噴出される。
【００３１】その後、押しボタン７を再度押すと、ワイ
ヤ６はバネＡ２７の付勢により、上部に押し上げられ、
これによりバルブ２２はバネＡ２７の付勢により、弁座
３６に当接して第二の開閉弁３を閉じる。
ヤ６はバネＡ２７の付勢により、上部に押し上げられ、
これによりバルブ２２はバネＡ２７の付勢により、弁座
３６に当接して第二の開閉弁３を閉じる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による吐水制
御装置は、配管の上、下流にそれぞれ第一、第二の開閉
弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操作子を介して開
閉することで、これと連動して上流側の第一の開閉弁が
開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間の流路内圧
力を減圧する吐水制御装置において、第二の開閉弁部の
操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が垂直に
構成したことにより、吐水量を損なうことなく、外観的
に制限のない、薄く握りやすい形状にした吐水制御装置
を提供することができる。
御装置は、配管の上、下流にそれぞれ第一、第二の開閉
弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操作子を介して開
閉することで、これと連動して上流側の第一の開閉弁が
開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間の流路内圧
力を減圧する吐水制御装置において、第二の開閉弁部の
操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が垂直に
構成したことにより、吐水量を損なうことなく、外観的
に制限のない、薄く握りやすい形状にした吐水制御装置
を提供することができる。
【図１】本発明の第一の実施例であるシャワー装置の側
面図
面図
【図２】本発明の第一の実施例であるシャワー装置のシ
ャワーヘッド部断面図
ャワーヘッド部断面図
【図３】本発明の第二の実施例であるシャワー装置のシ
ャワーヘッド部断面図
ャワーヘッド部断面図
【図４】本発明の第二の実施例のワイヤの斜視図
【図５】本発明の第二の実施例のワイヤの縦断面図
【図６】従来の吐水制御装置の側面図
１：混合栓流路
２：シャワーヘッド
３：第二の開閉弁
４：第一の開閉弁
５：シャワーホース
６：ワイヤ
６ａ：インナーワイヤ
６ｂ：アウターワイヤ
６ｃ：ニードル
６ｄ：第１チューブ
６ｅ：第２チューブ
６ｆ：ソケットチューブ
７：押しボタン
８：押しボタンガイド
９：弁座
１０：バルブ
１１：バネ
１２：弁ケース
１２：下部弁ケース
１３：弁座
１４：バネ
１５：弁孔
１６：弁体
１７：ガイド
１８：散水口
１９：吐水ユニット
２０：シャフト
２１：接手
２２：バルブ
２３：バネ座
２４：バルブケースＡ
２５：バルブケースＢ
２６：パッキン
２７：ビス
２８：ホルダー
２９：カムＡ
３０：カムＢ
３１：シャフト
３２：穴
Claims (3)
- 【請求項１】 配管の上、下流にそれぞれ第一、第二
の開閉弁を具備し、下流側の第二の開閉弁を操作子を介
して開閉することで、これと連動して上流側の第一の開
閉弁が開閉し、第一の開閉弁と第二の開閉弁との間の流
路内圧力を減圧する吐水制御装置において、第二の開閉
弁部の操作子の操作方向と、第二の開閉弁の開閉方向が
略垂直に構成したことを特徴とした吐水制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の吐水制御装置におい
て、前記操作子と第二の開閉弁部との間を屈曲自在な線
材によって連接するとともに該線材の進退動作によって
前記第二の開閉弁を開閉操作可能に構成したことを特徴
とした吐水制御装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の吐水制御装置におい
て、前記操作子と第二の開閉弁部との間に斜めの角度で
接しする２部品を形成し、操作子の進退により、上記１
部品目が操作子と同方向に移動し、斜めに接した２部品
目が上記１部品目の移動に伴い、操作子の進退方向と略
垂直に移動するように構成したことを特徴とした吐水制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001291676A JP2003093257A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 吐水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001291676A JP2003093257A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 吐水制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003093257A true JP2003093257A (ja) | 2003-04-02 |
Family
ID=19113778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001291676A Pending JP2003093257A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 吐水制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003093257A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014064745A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Toto Ltd | 吐水ヘッド及びそれを備えた水栓装置 |
| JP2020025845A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 吐水装置 |
| JP2020025707A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | シャワーヘッド装置 |
| JP2021134814A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | 株式会社Lixil | 開閉弁装置 |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001291676A patent/JP2003093257A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014064745A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Toto Ltd | 吐水ヘッド及びそれを備えた水栓装置 |
| JP2020025845A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 吐水装置 |
| JP2020025707A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | シャワーヘッド装置 |
| JP7299001B2 (ja) | 2018-08-10 | 2023-06-27 | 株式会社Lixil | シャワーヘッド装置 |
| JP2021134814A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | 株式会社Lixil | 開閉弁装置 |
| JP7441675B2 (ja) | 2020-02-25 | 2024-03-01 | 株式会社Lixil | 開閉弁装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3477693A (en) | Cam operated fluid valve | |
| RU2434687C2 (ru) | Сборка регулятора разбрызгивания крана | |
| US7607588B2 (en) | Sink spray head with supply jet variation and flow rate regulation | |
| JP2003093257A (ja) | 吐水制御装置 | |
| EP0144852A3 (en) | Drinking valve for animals | |
| TW201729903A (zh) | 具有直流模式與噴霧模式、以及流量控制的噴嘴 | |
| JP2007032271A (ja) | 水栓装置 | |
| WO2004031629A3 (en) | Self-closing faucet with shearing action | |
| JP5988654B2 (ja) | ガス栓 | |
| US20010025939A1 (en) | Self-closing water-saving device for faucet | |
| JP4002592B2 (ja) | 吐水装置 | |
| JP2006283274A (ja) | 吐水装置 | |
| JP2003265350A (ja) | 吐水制御装置 | |
| KR102287007B1 (ko) | 유로 개폐용 스위치 | |
| JP4142218B2 (ja) | 吐水装置 | |
| JP2002088835A (ja) | 吐水装置 | |
| JP3245553B2 (ja) | 減圧弁 | |
| JP7441675B2 (ja) | 開閉弁装置 | |
| JP2912321B1 (ja) | 散水ノズル | |
| JP2003328408A (ja) | 原水・処理水切替吐出装置 | |
| EP0258512A1 (en) | Unloader valve | |
| JP2000314159A (ja) | 吐水制御装置 | |
| JP2001190442A (ja) | 吐水制御装置 | |
| JP2002282154A (ja) | シャワー装置 | |
| JP2002051930A (ja) | 吐水制御装置 |