JP2003091787A - 可搬式ガス警報器 - Google Patents

可搬式ガス警報器

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JP2003091787A JP2001281953A JP2001281953A JP2003091787A JP 2003091787 A JP2003091787 A JP 2003091787A JP 2001281953 A JP2001281953 A JP 2001281953A JP 2001281953 A JP2001281953 A JP 2001281953A JP 2003091787 A JP2003091787 A JP 2003091787A
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Junichi Koyano
純一 小谷野
Hideji Tajima
秀二 田島
Ryoji Ao
良治 青
Masahide Kitamura
正英 北村
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Riken Keiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯に便利な小型のものとして構成すること
が容易であり、使用上の利便性が高い可搬式ガス警報器
を提供すること。 【解決手段】 この可搬式ガス警報器は、全体が扁平な
ケーシングを有するガス警報器本体と、この本体を身体
に装着するための、ケーシングに設けられた装着用部材
とを具えてなり、ガス警報器本体はケーシング内におい
て扁平な面方向に延びる制御用回路基板を有し、この制
御用回路基板の表面側において、中央領域に表示機構が
設けられると共にその左右両側にガスセンサおよび警報
用ブザーが配置されており、回路基板の裏面側には電池
装填室が設けられていることを特徴とする。ガス警報器
本体に警報用振動発生器が設けられていることが好まし
い。装着用部材は、ガス警報器本体を人の手首または着
衣に装着するためのものであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬式ガス警報器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、例えば地下の工事現場や坑道、
その他の人が立ち入る場所や作業領域などにおいて、そ
の環境の空気中に一酸化炭素ガスや硫化水素ガスなどの
危険性ガスが含有されるおそれがある場合や、空気中の
酸素ガス濃度が低下しているおそれがある場合など、環
境雰囲気の空気が危険な状態となっている可能性あるい
は危険な状態となる可能性がある場合が少なくない。そ
して、環境雰囲気の空気において、含有される危険性ガ
スの濃度が高いことにより、または酸素ガス濃度が低い
ことにより、人に対して危険な状態となったときには、
そのことを直ちに知ることが必要である。
【０００３】このような要請から、現在までに種々のタ
イプの可搬式ガス警報器が提案されている。しかしなが
ら、従来の可搬式ガス警報器は概して大型であるため、
例えば肩掛け式のものとして構成されていて携帯そのも
のが相当に不便であり、また目的とする作業などを実行
する上で大きな障害となる、という問題点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
事情に基づいてなされたものであって、その目的は、携
帯に便利な小型のものとして構成することが容易であ
り、使用上の利便性が高い可搬式ガス警報器を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の可搬式ガス警報
器は、全体が扁平なケーシングを有するガス警報器本体
と、このガス警報器本体を身体に装着するための、前記
ケーシングに設けられた装着用部材とを具えてなり、ガ
ス警報器本体は、ケーシング内において当該ケーシング
の扁平な面方向に延びるよう配設された制御用回路基板
を有し、この制御用回路基板の表面側において、中央領
域に表示機構が設けられると共に当該表示機構の左右両
側にガスセンサおよび警報用ブザーが配置されており、
前記回路基板の裏面側には電池装填室が設けられている
ことを特徴とする。
【０００６】上記の構成においては、ガス警報器本体の
ケーシングの表面部において、ガスセンサを保持するガ
スセンサ保持部および警報用ブザーを保持する警報用ブ
ザー保持部が、表示機構が配置された中央領域の表面よ
り突出した状態で形成されていることが好ましい。
【０００７】また、ガス警報器本体における制御用回路
基板の表面側において、表示機構の上下両側に警報用発
光部および操作用ボタンが設けられていることが好まし
い。更に、ガス警報器本体に警報用振動発生器が設けら
れていることが好ましい。
【０００８】上記のガス警報器本体の表示機構には、検
知されたガスの濃度、時刻および電池装填室に装填され
た電池の寿命が表示される構成とすることが好ましい。
【０００９】ガス警報器本体のケーシングにおいて、ガ
スセンサ保持部は、着脱自在にガスセンサを保持する機
能を有し、ガスセンサが交換可能であることが好まし
い。
【００１０】装着用部材は、ガス警報器本体を人の手首
に装着するためのものであることが好ましく、また、ガ
ス警報器本体を人の着衣に装着するためのものとするこ
とができる。
【００１１】以上において、ガスセンサとしては、酸素
ガスセンサ、硫化水素ガスセンサおよび一酸化炭素ガス
センサから選ばれたものが用いられることが好ましい。
【００１２】
【作用】以上の構成によれば、ケーシング内に配置され
た制御用回路基板の表面側において、表示機構が配置さ
れている中央領域の左右両側の領域にガスセンサおよび
警報用ブザーが配置されると共に、制御用回路基板の裏
面側には電池装填室が配置されることにより、ガス警報
器に必須の構成部品のうち比較的体積の大きい部品が合
理的に配置されることとなり、これにより、ガス警報器
本体を全体として小型で薄型の構成とすることができる
と共に、当該ガス警報器本体に装着用部材が設けられて
いることにより、実際に高い利便性を有する可搬式ガス
警報器が提供される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図１は、本発明の可搬式ガス警報器
の表面側から見た正面図、図２は、その説明用断面図で
ある。この可搬式ガス警報器は、基本的に、ガス警報器
本体Ｍと、このガス警報器本体Ｍを人の身体に装着する
ために、当該ガス警報器本体Ｍに設けられた装着用部材
Ｂとにより構成されている。図１における例において、
装着用部材Ｂは、腕時計型装着部材、具体的には腕時計
用のものと同様のベルトによって構成されている。
【００１４】図２に示されているように、ガス警報器本
体Ｍは、裏面側ケーシング部材１０と、この裏面側ケー
シング部材１０にリング状パッキング１１を介して複数
のネジ（図示せず）によって連結固定される表面側ケー
シング部材１２とにより構成される、全体が扁平なケー
シングを具えている。このケーシング内には、互いに固
定された裏面側ケーシング部材１０と表面側ケーシング
部材１２とにより挟持された状態で、平板状の制御用回
路基板１６が、当該ケーシングに係る扁平な方向に延び
る状態で配設されている。
【００１５】制御用回路基板１６の表面上には、その中
央部に中央演算ユニット２０が搭載されると共に必要な
種々の機能素子が実装されている。そして、中央演算ユ
ニット２０を含む空間の上方を蔽うように導光板２２が
設けられており、この導光板２２の上に液晶表示パネル
からなるパネル状表示機構２４が配置され、このパネル
状表示機構２４の上方に保護用の窓板２６が配置されて
おり、導光板２２を介してパネル状表示機構２４に光を
照射する発光ダイオード（図示せず）よりなるバックラ
イトが設けられている。上記の導光板２２、パネル状表
示機構２４および窓板２６はいずれも表面側ケーシング
部材１２の保持部によって保持固定されている。
【００１６】また、制御用回路基板１６の表面側におい
ては、図１に示されているように、上記のパネル状表示
機構２４が配置されている中央領域の正面における右側
領域にガスセンサ３０が配置されると共に、同じく左側
領域には警報用ブザー３２が配置されており、それらは
いずれも、表面側ケーシング部材１２に形成された対応
する保持部において保持されている。
【００１７】具体的に説明すると、表面側ケーシング部
材１２の右側領域には、図２において上端が開口する円
筒状のセンサケース部１２Ａが形成されており、これに
収容された円柱状のガスセンサ３０が、センサケース部
１２Ａに着脱自在に嵌合されたセンサキャップ１２Ｂに
より、センサパッキング３４を介して固定された状態で
保持されており、これにより、ガスセンサ３０が、ケー
シングの表面側ケーシング部材１２を裏面側ケーシング
部材１０から離脱させることなしに、着脱自在で交換可
能とされている。３６は例えばテトラフルオロエチレン
などよりなるガス透過性防水シートである。
【００１８】ここに、ガスセンサ３０としては、検知対
象ガスの種類に応じたガスセンサ素子を用いることがで
き、例えば酸素ガスを検知するガルバニ型ガスセンサ素
子、一酸化炭素ガスを検知する定電位電解式ガスセンサ
素子、硫化水素ガスを検知する定電位電解式ガスセンサ
素子などを挙げることができる。
【００１９】一方、表面側ケーシング部材１２の左側領
域には、図２において上端に内周フランジＦを有する円
筒状のブザー保持部１２Ｃが形成されており、このブザ
ー保持部１２Ｃ内に収容された状態で、ケーシングに固
定された状態の制御用回路基板１６の表面上に位置する
よう警報用ブザー３２が配置され、これにより、制御用
回路基板１６とブザー保持部１２Ｃの内周フランジＦと
の間で挟圧されて保持されている。３８はリング状パッ
キングである。
【００２０】そして、表面側ケーシング部材１２におい
ては、その表面部において、センサケース部１２Ａとセ
ンサキャップ１２Ｂとにより構成されるガスセンサ保持
部、並びに、ブザー保持部１２Ｃが、パネル状表示機構
２４の窓板２６のレベルより図２において上方に突出し
た状態とされている。
【００２１】また、制御用回路基板１６の表面側におい
ては、図１において、上記パネル状表示機構２４の上側
領域の左右の位置に設けられた発光ダイオード（図示せ
ず）よりなる光源と、これを被うよう表面側ケーシング
部材１２に保持された発光部ガラスとよりなる警報用発
光部４０が配置されており、同じく下側領域には、操作
用ボタンが設けられている。図１の例では「ＰＯＷＥ
Ｒ」および「ＭＯＤＥ」が二段に表示されたメインスイ
ッチとモード切替えスイッチを兼ねた第１の操作用ボタ
ン４２Ａが左側に、「ＡＩＲ」と表示された、ガスセン
サ３０の種類、すなわち当該ガスセンサ３０の検知対象
ガスの種類に応じて警報発生基準を変更する機能調整用
の第２の操作用ボタン４２Ｂが右側に配列されている。
【００２２】更に、警報用発光部４０とパネル状表示機
構２４との間の領域には、制御用回路基板１６の表面上
に、振動モータよりなる警報用振動発生器（図示せず）
が設けられている。１２Ｄは、表面側ケーシング部材１
２に形成された警報用振動発生器保持部であり、その上
面部分には、用いられているガスセンサ３０の検知対象
ガスの種類（この例では酸素ガス）を示す表示「Ｏ2 」
が、例えばラベルが貼付されることにより、なされてい
る。
【００２３】一方、制御用回路基板１６の裏面側には、
当該制御用回路基板１６と裏面側ケーシング部材１０と
により電池装填室が形成され、これにいわゆるボタン型
の電池５０が装填されている。そして、裏面側ケーシン
グ部材１０には、電池装填室の開口部に装着ネジ５２に
より取り外し自在に電池装填室カバー板１０Ａが取り付
けられており、これにより、電池５０が交換可能とされ
ている。５４はプラス側接点板、５５はマイナス側接点
板であり、これらにより、電池５０からの電流が制御用
回路基板１６を介して各部の動作用電流として供給され
る。５８は制限抵抗用基板である。
【００２４】制御用回路基板１６には、上記のガス警報
器本体Ｍにおける各部における動作を制御する機能を有
する電子回路が設けられており、この制御用回路基板１
６により、パネル状表示機構２４、ガスセンサ３０、警
報用ブザー３２、警報用発光部４０、警報用振動発生
器、その他の動作機構の動作が制御される。
【００２５】上記構成の可搬式ガス警報器の動作を説明
する。電池５０が電池装填室に装填された状態で第１の
操作ボタン４２Ａを操作してガス警報器本体Ｍを動作状
態とすると、ガスセンサ３０およびパネル状表示機構２
４が動作状態となる。この状態で環境雰囲気の空気が拡
散してガスセンサ３０に到達し、目的とするガスについ
てその濃度検知が行われ、その結果がパネル状表示機構
２４に表示される。
【００２６】図１の例のパネル状表示機構２４において
は、上段に電池５０の残量がイメージとして表示され、
中段に検知されたガスの濃度（この例では酸素ガス（Ｏ
2)の濃度）が数値で表示され、下段には、中央演算ユニ
ット２０のタイマー回路からの信号により現在の時刻が
表示されているが、これらの各表示は、そのすべてが同
時になされることは必要ではなく、自動的または手動操
作によって順次に表示される構成とすることも可能であ
る。更に、パネル状表示機構２４に他の情報を表示する
よう構成することも可能である。
【００２７】ガスセンサ３０により検知されたガスの濃
度は、電流信号または電圧信号として中央演算ユニット
２０に送られて処理され、これにより、検知対象ガスの
濃度が当該ガスについて設定された基準値を超えた時に
は警報動作信号が発せられ、これにより、警報報知機構
が駆動されて警報が発せられる。例えば、検知対象ガス
が酸素ガスの場合には、基準値は例えば１８％とされ、
それ以下となったときに警報動作信号が発せられる。ま
た、基準値は、検知対象ガスが硫化水素ガスの場合には
例えば１０ｐｐｍとされ、一酸化炭素ガスの場合には例
えば５０ｐｐｍとされ、当該基準値を超えたときに警報
動作信号が発せられる。
【００２８】図示の例においては、警報報知機構とし
て、警報用ブザー３２、警報用発光部４０および警報用
振動発生器が設けられており、それぞれ、ブザー音、発
光および振動により、警報が発せられる。このように、
複数の種類の警報報知機構が設けられている場合に、そ
れらの全部が一斉に駆動されることは必要ではなく、各
警報報知機構が順次に所定時間だけ駆動されるサイクル
的警報動作が行われることが好ましく、そのような駆動
制御によれば、一斉に駆動される場合に比して、電池５
０の消耗を抑制することができる。
【００２９】そして、上記のガス警報器本体Ｍは、装着
用部材Ｂによって例えば人の手首に装着されることによ
り、その者によってその身体と共に搬送され、従って、
その者の環境雰囲気が危険性ガスの濃度が高いことによ
り、あるいは酸素ガス濃度が低いことにより危険な状態
となったときには、その旨が、パネル状表示機構２４の
表示、並びに、パネル状表示機構２４の発光、警報用ブ
ザー３２の鳴動、および警報用振動発生器の動作によっ
て報知される。従って、その人は、直ちに通報あるいは
適宜の防護手段を講ずることができ、あるいはその場か
ら退避するなどの対策を講ずることができる。
【００３０】而して、本発明の可搬式ガス警報器によれ
ば、ガス警報器本体Ｍにおいて、制御用回路基板１６の
裏面側には電池装填室を設けてこれにボタン型の電池５
０を装填すると共に、表面側には、中央領域にパネル状
表示機構２４を設けると共に左右両側にいずれも円柱状
のガスセンサ３０と警報用ブザー３２とを配置している
ため、ガス警報器を構成する部品のうちの占有体積の大
きいものが、各々の体積の大きさが考慮されて合理的に
配置されることとなり、その結果、全体が扁平なケーシ
ングに収納された状態とすることができ、無駄な空間が
殆どないために全体を小型とすることができる。また、
特に、ガスセンサ３０および警報用ブザー３２として円
柱状のものを用いることにより、ケーシングの左右両側
部は丸みのある形態とすることができるので、当該使用
者に安全である。
【００３１】図示の例のガス警報器本体Ｍにおける各部
の寸法は、図１の正面における左右方向の最大長さが約
６５ｍｍ、上下方向の最大長さが約４３ｍｍ、パネル状
表示機構２４が位置する部分の厚さが約１８ｍｍ、ガス
センサ保持部の厚さが約２４ｍｍ、警報用ブザー保持部
１２Ｃの部分の厚さが約２２ｍｍである。
【００３２】従って、例えば腕時計用の装着部材よりな
る装着用部材Ｂが設けられている場合には当該ガス警報
器本体Ｍを手首に装着して携行することができ、可搬式
ガス警報器としてきわめて大きな利便性が得られる。
【００３３】また、人の手首にガス警報器本体Ｍを装着
する場合には、ガスセンサ３０が手の先端側に位置され
る状態で装着されることが好ましく、この場合には、当
該ガスセンサ３０が殆ど確実に衣服の袖口外に露出した
状態となり、従って環境雰囲気の空気が確実にガスセン
サ３０に到達する状況が確保される。
【００３４】また、上記の実施例においては、ケーシン
グのパネル状表示機構２４のレベルに対して、ガスセン
サ保持部および警報用ブザー保持部１２Ｃが突出した状
態とされているため、当該パネル状表示機構２４が外部
の物体に接触することにより損傷されることが防止され
る。
【００３５】以上、本発明の可搬式ガス警報器の一例を
中心に説明したが、本発明においては、種々変更を加え
ることができる。例えば、ガス警報器本体の制御用回路
基板１６の表面側においては、表示機構の左右両側にガ
スセンサおよび警報用ブザーが配置されればよく、他の
部材の配置については自由であり、また制御用回路基板
１６の裏面側においては、電池装填室が設けられていれ
ば、他の構成は自由である。また、装着用部材は、腕時
計用の装着用部材に限られず、他の種々の形態または機
能を有するものとすることができる。そして、身体に直
接装着する型のものでなく、人の着衣に装着し得るもの
であってもよく、その例としては、例えばクリップ、ピ
ンなどを挙げることができる。装着用部材は、その形態
によっては、ケーシングと一体に形成することができる
場合がある。更に、装着用部材は、簡単に交換可能な構
成とすることができる。
【００３６】
【発明の効果】本発明の可搬式ガス警報器によれば、ケ
ーシング内に配置された制御用回路基板の表面側におい
て、表示機構が配置されている中央領域の左右両側の領
域にガスセンサおよび警報用ブザーが配置されると共
に、制御用回路基板の裏面側には電池装填室が配置され
ることにより、ガス警報器に必須の構成部品のうち比較
的体積の大きい部品が合理的に配置されることとなり、
これにより、ガス警報器本体を全体として小型で薄型の
構成とすることができると共に、当該ガス警報器本体に
装着用部材が設けられていることにより、実際に高い利
便性を有する可搬式ガス警報器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の可搬式ガス警報器の表面側から見た正
面図である。
【図２】図２は、図１の可搬式ガス警報器の説明用断面
図である。
【符号の説明】
Ｍ ガス警報器本体 Ｂ 装着用部材 １０ 裏面側ケーシング部材 １０Ａ 電池装填室カバー板 １１ リング状パッキング １２ 表面側ケーシング部材 １２Ａ センサケース部 １２Ｂ センサキャップ １２Ｃ ブザー保持部 １２Ｄ 警報用振動発生器保持部 １６ 制御用回路基板 ２０ 中央演算ユニット ２２ 導光板 ２４ パネル状表示機構 ２６ 窓板 ３０ ガスセンサ ３２ 警報用ブザー ３４ センサパッキング ３６ 透過性防水シート Ｆ 内周フランジ ３８ リング状パッキング ４０ 警報用発光部 ４２Ａ 第１の操作用ボタン ４２Ｂ 機能調整用の第２の操作用ボタン ５０ 電池 ５２ 装着ネジ ５４ プラス側接点板 ５５ マイナス側接点板 ５８ 制限抵抗用基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青 良治 東京都板橋区小豆沢２丁目７番６号 理研 計器株式会社内 (72)発明者 北村 正英 東京都板橋区小豆沢２丁目７番６号 理研 計器株式会社内 Ｆターム(参考） 2G060 AA01 AB05 AB08 AE19 AG06 HC10 HD02 HE02 5C086 AA02 BA30 CA01 CB11 DA02 DA20 EA08 EA43 FA02 FA18 FA20 GA07 GA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 全体が扁平なケーシングを有するガス警
    報器本体と、このガス警報器本体を身体に装着するため
    の、前記ケーシングに設けられた装着用部材とを具えて
    なり、 ガス警報器本体は、ケーシング内において当該ケーシン
    グの扁平な面方向に延びるよう配設された制御用回路基
    板を有し、この制御用回路基板の表面側において、中央
    領域に表示機構が設けられると共に当該表示機構の左右
    両側にガスセンサおよび警報用ブザーが配置されてお
    り、前記回路基板の裏面側には電池装填室が設けられて
    いることを特徴とする可搬式ガス警報器。
  2. 【請求項２】 ガス警報器本体のケーシングの表面部に
    おいて、ガスセンサを保持するガスセンサ保持部および
    警報用ブザーを保持する警報用ブザー保持部が、表示機
    構が配置された中央領域の表面より突出した状態で形成
    されていることを特徴とする請求項１に記載の可搬式ガ
    ス警報器。
  3. 【請求項３】 ガス警報器本体における制御用回路基板
    の表面側において、表示機構の上下両側に警報用発光部
    および操作用ボタンが設けられていることを特徴とする
    請求項１または請求項２に記載の可搬式ガス警報器。
  4. 【請求項４】 ガス警報器本体に警報用振動発生器が設
    けられていることを特徴とする請求項１〜請求項３のい
    ずれかに記載の可搬式ガス警報器。
  5. 【請求項５】 ガス警報器本体の表示機構には、検知さ
    れたガスの濃度、時刻および電池装填室に装填された電
    池の寿命が表示されることを特徴とする請求項１〜請求
    項４のいずれかに記載の可搬式ガス警報器。
  6. 【請求項６】 ガス警報器本体のケーシングにおいて、
    ガスセンサ保持部は、着脱自在にガスセンサを保持する
    機能を有し、ガスセンサが交換可能であることを特徴と
    する請求項１〜請求項５のいずれかに記載の可搬式ガス
    警報器。
  7. 【請求項７】 装着用部材は、ガス警報器本体を人の手
    首に装着するためのものであることを特徴とする請求項
    １〜請求項６のいずれかに記載の可搬式ガス警報器。
  8. 【請求項８】 装着用部材は、ガス警報器本体を人の着
    衣に装着するためのものであることを特徴とする請求項
    １〜請求項６のいずれかに記載の可搬式ガス警報器。
  9. 【請求項９】 ガスセンサは、酸素ガスセンサ、硫化水
    素ガスセンサおよび一酸化炭素ガスセンサから選ばれた
    ものであることを特徴とする請求項１〜請求項８のいず
    れかに記載の可搬式ガス警報器。
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