JP2003088775A - 石膏ボードの粉末化装置。 - Google Patents
石膏ボードの粉末化装置。Info
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Abstract
極微粒子や他の材料と混合するうえで障害になるような
粗い粒子を殆んど含まない、粉末化された石膏分を得る
石膏ボードの粉末化装置を提供しようとする。又、石膏
ボードを粉砕処理する工程で極微粒子が外気中に飛散し
て環境汚染の原因になることがない石膏ボードの粉末化
装置を提供しようとする。 【解決手段】 石膏層とシート層から成る石膏ボードを
粉砕し粉末化された石膏分を取り出す装置であって、石
膏ボードを粉砕して石膏ボード粉末を得る粉砕手段4
と、該石膏ボード粉末を風力分級して極微粒子が除かれ
た石膏ボード粉末を得るサイクロンのような風力分級手
段6と、該極微粒子が除かれた石膏ボード粉末をふるい
分けするトロンメルのようなふるい分け手段8とを含む
石膏ボードの粉末化装置である。更に、前記極微粒子を
含む空気を濾過する濾過手段10を含む石膏ボードの粉
末化装置である。
Description
される石膏ボードを粉砕処理して粉末化された石膏分を
取り出す装置に関する。
ドが排出される。又、建築現場においても、寸方取りで
切り出された不要部分の石膏ボードが排出される。石膏
ボードの製造においても、トリミングで不要部分の石膏
ボードが排出される。従来、これらの不要な石膏ボード
は、産業廃棄物として、高価な廃棄コストを払って廃棄
処理されていた。
のシートとが貼り合わされた構成を有しており、そのシ
ートを分離すれば石膏としての再利用が期待できるの
で、廃棄された石膏ボードから市場で受け入れられる石
膏を効果的に分離する方法が求められていた。
離し、粉末石膏を得ることが試みられており、この目的
のため、例えば特開平7−299371号公報に石膏ボ
ードの粉砕処理装置が開示されている。しかし、このよ
うな従来の方法で得られた粉末化された石膏分は、粒度
がそろっていず、空中に浮いてしまったり、手足や衣服
等に付くとなかなか取れないような極細かい粒子や、他
の材料と混合するうえで障害になるような粗い粒子が混
在していて、使用するうえで問題であった。又、空中に
浮いてしまうような極細かい粒子は石膏ボードを粉砕処
理する工程でも外気中に飛散して環境汚染の原因になる
ことがあった。
点に鑑み、石膏ボードから、空中に浮いてしまうような
極細かい粒子(極微粒子)や他の材料と混合するうえで
障害になるような粗い粒子を殆んど含まない、粉末化さ
れた石膏分を取り出す装置を提供しようとする。又、石
膏ボードを粉砕処理する工程でも空中に浮いてしまうよ
うな極微粒子が外気中に飛散して環境汚染の原因になる
ことがない、石膏ボードの粉末化装置を提供しようとす
る。
ろは、石膏層とシート層から成る石膏ボードを粉砕し粉
末化された石膏分を取り出す装置であって、石膏ボード
を粉砕して石膏ボード粉末を得る粉砕手段と、該石膏ボ
ード粉末を風力分級して極微粒子が除かれた石膏ボード
粉末を得る風力分級手段と、該極微粒子が除かれた石膏
ボード粉末をふるい分けするふるい分け手段とを含む石
膏ボードの粉末化装置であることにある。
得る。
る。
粒子を含む空気を濾過する濾過手段を含み得る。
る。前記石膏ボードの粉末化装置は、前記粉砕手段と前
記風力分級手段との間、前記風力分級手段とふるい分け
手段との間及び前記風力分級手段と前記濾過手段との間
がダクトで隙間なく連結され得る。
膏ボードの粉末化装置を用いて石膏ボードから得られ
た、粉末化された石膏分から成る特殊肥料であることに
ある。
て詳しく説明する。図1は本発明の石膏ボードの粉末化
装置の構成の一例を示す模式図である。図1において、
本発明の石膏ボードの粉末化装置2は、石膏層とシート
層から成る石膏ボードを粉砕して石膏ボード粉末を得る
粉砕手段4と、粉砕された石膏ボード粉末を風力分級し
て極微粒子が除かれた石膏ボード粉末を得る風力分級手
段6と、極微粒子が除かれた石膏ボード粉末をふるい分
けするふるい分け手段8と、空気を濾過する濾過手段1
0を備えて構成されている。
入側とは、ダクト31により隙間なく連結されている。
風力分級手段6の出側とふるい分け手段8の入側は、ダ
クト33により隙間なく連結されている。風力分級手段
6の他の出側と濾過手段10の入側がダクト35で隙間
なく連結されている。
ー12を備え、石膏ボードを粗く破砕する破砕機14
と、次いで細かく粉砕する粉砕機16とが内蔵されてい
る。粉砕機16の出口にはブロア18が連結され、石膏
ボードが粉砕されてできた石膏ボード粉末をダクト31
を介して風力分級手段6であるサイクロン22の頭頂部
へ風送する。
在している空中に浮遊するような極微粒子が分離され
る。この極微粒子は、石膏ボードや、紙から成る。分離
された極微粒子はサイクロン22の頭頂部の空気溜り2
4に集まる。次いで、分離された極微粒子はダクト35
を経て濾過手段10であるバグフィルタ26に空気に混
合された状態で導入される。
空気が、ブロア29で送られて、ブロア29の出口から
外気に通ずるダクト30を経て、外壁41で隔てられた
外気中に放出される。あるいは、室内に放出されてもよ
い。バグフィルタ26でトラップされた極微粒子は、バ
グフィルタ26に内蔵のフィルタエレメントから払い落
とされてダスト容器34に収納される。
は、極微粒子を分離した粉砕された石膏ボード即ち石膏
ボード粉末が排出され、ふるい分け手段8であるトロン
メル(回転ふるい)40に供給される。トロンメル(回
転ふるい)40の下方には、スクリュウコンベア42が
設置されて、ふるい分けられてトロンメル40に内蔵の
筒形金網を通過した石膏粒子が落下する。筒形金網には
石膏ボード粉末中の紙片や粗い石膏粒子がトラップさ
れ、筒形金網の端部を経て排出孔43から排出され、紙
屑用容器44内に落下堆積する。
ボード粉末は、紙がほぼ除去された粉末化された石膏分
となっている。この粉末化された石膏分は、バケットコ
ンベア46により、粉体定量供給装置48に供給され、
計量されてパッカー51で一定量毎に袋50に導入され
て袋詰めされる。
んど含まない、かつ、空中に浮いてしまうような極細か
い石膏粒子を殆んど含まない、粒度分布のシャープな石
膏粉末を得ることが出来る。
るい等の手段で分級を行なうことは、一般に行なわれる
が、石膏粒子は非常に脆く、少しの外力で細かく砕けて
しまうので、従来のふるい分け法を分級すべき粉末化さ
れた石膏分に単に適用しても、ふるいの過程で石膏粒子
が砕けて微粒子化して、極細かい石膏粒子を殆んど含ま
ない石膏粉末を得ることは困難であった。
粉末にふくまれる極細かい石膏粒子を、予め風力分級手
段により風力分級して極微粒子が除かれた石膏ボード粉
末を得る。この過程であらたに石膏粒子が砕けて極微粒
子化することは殆んどないことを見出した。かつ、次い
で、風力分級して極微粒子が除かれた石膏ボード粉末を
トロンメルという筒形のふるいエレメントの回転を利用
したふるい手段によりふるい分けして紙片を分離する。
このふるい方法は、振動ふるいとちがって過激な力が被
ふるい体である石膏ボード粉末にかからないので、この
ふるいの過程で石膏粒子が砕けて極微粒子化することが
殆んどないことを見出した。
おいては、粉砕手段4と風力分級手段6とはダクト31
により隙間なく連結されており、風力分級手段6とふる
い分け手段8とはダクト33により隙間なく連結されて
おり、風力分級手段6と濾過手段10とは隙間なくダク
ト35で連結されている。更に、本発明の石膏ボードの
粉末化装置2においては、粉砕手段4、風力分級手段
6、ふるい分け手段8、濾過手段10の各手段を通過す
る過程で粉砕された石膏ボードや石膏の極微粒子が装置
の外に漏れ出すことが殆んどない。したがって、本発明
の粉末化装置2を用いて、良好な工場環境で石膏ボード
の粉末化処理を行なうことが出来る。
用いられる粉砕手段4を構成する破砕機14と粉砕機1
6の態様を図2の側面模式図に示す。図2において、粉
砕手段4はホッパー12と、破砕機14と、粉砕機16
と、破砕機14と粉砕機16とをつなぐ導壁62と、粉
砕機16の出口に設けられたスクリーン66と、出口ダ
クト68を備える。破砕機14は、回転シリンダ70と
ケーシング72を備え、回転シリンダ70の表面には、
多数の破砕片74が立設している。粉砕機16は回転シ
リンダ80とケーシング82を備え、回転シリンダ80
の表面には、多数の粉砕刃84が立設している。又、ケ
ーシング82には固定刃85が固定されている。
入口61に投入された石膏ボードは、先ず破砕機14に
達し、回転数約1100r.p.mで回転する回転シリ
ンダ70の回転により破砕片74が高速で石膏ボードを
破砕する。破砕された石膏ボードは導壁62を経て粉砕
機16に達し、回転数約1400r.p.mで回転する
回転シリンダ80の回転により粉砕刃84が高速で石膏
ボードを更に細かく粉砕する。石膏ボードは高速移動す
る粉砕刃84と固定刃85の作用で細かく粉砕される。
粉砕されてできた石膏ボード粉末は、出口ダクト68か
ら排出されてブロア18(図1)に導入される。
れる、サイクロン22とサイクロン22に接続されたト
ロンメル40の態様を図3に示す。図4に図3のトロン
メル40のA−A´方向の矢視模式図を示す。サイクロ
ン22は、外筒90と、内筒92を備え、外筒90の上
部中央に内筒92の下端部が挿入されている。外筒90
の上縁部は、内筒92を囲む上壁94で封止されてい
る。外筒90は、上部の円筒部96と、下部の円錐部9
8から成る。円筒部96は、円筒部96の円の接線方向
に進入する入口管路98が設けられている。
0の中にブロア18(図1)により空気とともに導入さ
れ、固形分が下部出口ダクト100から排出される。下
部出口ダクト100はトロンメル40の導入ダクト12
0に接続されている。石膏ボードや石膏や紙から成る極
微粒子を含んだ空気が、内筒92の上端から排出され
る。内筒92の上端は、ダクト35に接続され、ダクト
35を経て微粉末を含んだ空気が濾過手段10(図1)
に導入される。
した回転金網110から成る回転ふるい部111と、回
転ふるい部111のケーシング112と、回転ふるい部
111の下方に設置されたスクリュウコンベア114と
を備えて構成される。回転金網110は、軸心を水平方
向Hから僅かに図面視左下方に傾斜させて横向きに設置
され、軸心の回りに回転する。ケーシング112は回転
ふるい部111の上部をかまぼこ形に覆い、回転ふるい
部111の下部をスクリュウコンベア114とともに覆
っている。ケーシング112は回転ふるい部111の下
部から更に下方のスクリュウコンベア114にかけて幅
が狭くなってゆく。回転金網110の図面視左端の開口
116に近接して受け樋115が水平に対して斜めに設
けられ、回転金網110の中にふるい残されて開口11
6から排出される紙片等を受ける。又、ケーシング11
2には、回転金網110の図面視右端の開口118に通
ずる導入ダクト120が設けられている。
網122の目が、約2.5メッシュと粗く、外側の筒を
構成する金網124の目が、約10メッシュと細かくな
っている。
出口ダクト100から排出される石膏ボードの粉末がト
ロンメル40の導入ダクト120を経由して回転金網1
10の図面視右端の開口118から回転金網110の筒
の中へ導入される。導入された石膏ボードの粉末は、回
転金網110から成る回転ふるい部111で分別され
る。石膏ボードの粉末中の紙は粉砕手段4(図1)によ
っても石膏ほどには細かく粉砕されていないので、大部
分の紙が回転金網110の中に紙片としてふるい残され
て開口116から排出される。開口116から排出され
た紙片は受け樋115に受けられて受け樋115の下端
部から排出される。
ッシュを通過した石膏ボードの粉末は、紙を殆んど含ま
ない粉末化された石膏分になっており、下方の落下して
スクリュウコンベア114により粉末出口130に運ば
れ、粉末出口130から排出される。
れる濾過手段10としてはバグフィルタが、石膏の極微
粒子を効率よく捕捉するので、好適に用いられるが、そ
のほかの公知の集塵装置を用いることもが出来る。例え
ば、粉体機器・装置ハンドブック(粉体機器・装置ハン
ドブック編集委員会編:日刊工業社発行 1995年、
200〜226ページ)に記載の重力集塵装置、慣性力
集塵装置、遠心力集塵装置、洗浄集塵装置、濾過集塵装
置、電気集塵装置、空気清浄装置(エアフィルタ)を用
いることが出来る。
ふるい分け手段としては、トロンメルのような回転金網
式のふるいが好適に用いられるが、振動数600cpm
未満と振動数の低い振動ふるいも用いることが出来る。
明したが、本発明に係る石膏ボードの粉末化装置は、そ
の趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々な
る改良、修正、変形を加えた態様で実施できるものであ
る。
石膏ボードから得られた、粉末化された石膏分から成る
特殊肥料は、10アール当たり約50〜約300kgの
範囲で作物に応じた適量を施肥して用いられる。
石膏ボードから得られた、粉末化された石膏分から成る
特殊肥料は、石灰とは異なり施肥により土壌のpHを変
えることなくカルシウム分を補給出来る。又、本発明の
特殊肥料は、除塩効果がある。高度化成や堆肥や家畜糞
尿を多用してナトリウムやカリウムが多く蓄積されてい
る土壌ハウス栽培等の塩類集積害に対して有効な除塩を
行なうことが出来る。
給することが出来る。更に、本発明の特殊肥料は、土壌
を団粒化し、土壌の通気、排水を改善出来る。又、カル
シウム分不足による有機物の失効を防止し、有機物の分
解を促進させる。又、土壌中の有効バクテリアの増殖を
促進し、作物の病気や遅作障害をもたらす微生物を減少
させる。
いて石膏ボードから得られた、粉末化された石膏は、牛
舎等で地面に敷くことにより、滑り止めとなり、乳頭を
荒らすことなく飼育できる。
料は、堆肥の発酵時に堆肥に混ぜることにより、発酵促
進に寄与する。
て石膏ボードから得られた粉末化された石膏分は、紙分
を殆んど含まず、硫酸カルシウムを成分とする不純物の
極めて少ないものであり、石膏粉末から成る中性の特殊
肥料として農地に混ぜて再生利用することが出来る。
又、分離された紙は、紙片として牛舎等の敷料として、
保温性、吸湿性、取り扱い性に優れた性能を有してい
る。
いて石膏ボードから得られた粉末化された石膏分は、手
足や衣服等に付くとなかなか取れないような極微粒子の
含有量が少ないので、施肥時等での取り扱いが容易であ
る。更に、石膏から成る極微粒子が施肥時等の作業時に
空中に浮いて外気中に飛散して環境汚染の原因になるこ
とがない。
膏ボードの粉砕処理する工程は、極微粒子が空中に浮い
て外気中に飛散することがなく、製造工程での作業環境
汚染を起こさない。
を示す模式図である。
砕手段の態様を示す側面模式図である。
イクロンとトロンメルの態様を示す模式図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 石膏層とシート層から成る石膏ボードを
粉砕し粉末化された石膏分を取り出す装置であって、石
膏ボードを粉砕して石膏ボード粉末を得る粉砕手段と、
該石膏ボード粉末を風力分級して極微粒子が除かれた石
膏ボード粉末を得る風力分級手段と、該極微粒子が除か
れた石膏ボード粉末をふるい分けするふるい分け手段と
を含む石膏ボードの粉末化装置。 - 【請求項2】 前記ふるい分け手段がトロンメルである
請求項1に記載の石膏ボードの粉末化装置。 - 【請求項3】 前記風力分級手段がサイクロンを備える
請求項1又は2に記載の石膏ボードの粉末化装置。 - 【請求項4】 前記極微粒子を含む空気を濾過する濾過
手段を含む請求項1乃至3のいずれかに記載の石膏ボー
ドの粉末化装置。 - 【請求項5】 前記濾過手段がバグフィルタを備える請
求項4に記載の石膏ボードの粉末化装置。 - 【請求項6】 前記粉砕手段と前記風力分級手段との
間、前記風力分級手段とふるい分け手段との間及び前記
風力分級手段と前記濾過手段との間がダクトで隙間なく
連結された請求項1乃至5のいずれかに記載の石膏ボー
ドの粉末化装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の石膏
ボードの粉末化装置を用いて石膏ボードから得られた、
粉末化された石膏分から成る特殊肥料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001282727A JP2003088775A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 石膏ボードの粉末化装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001282727A JP2003088775A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 石膏ボードの粉末化装置。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003088775A true JP2003088775A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19106339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001282727A Pending JP2003088775A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 石膏ボードの粉末化装置。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003088775A (ja) |
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2001
- 2001-09-18 JP JP2001282727A patent/JP2003088775A/ja active Pending
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