JP2003085135A - 計算機リモート操作システム - Google Patents

計算機リモート操作システム

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JP2003085135A
JP2003085135A JP2001273076A JP2001273076A JP2003085135A JP 2003085135 A JP2003085135 A JP 2003085135A JP 2001273076 A JP2001273076 A JP 2001273076A JP 2001273076 A JP2001273076 A JP 2001273076A JP 2003085135 A JP2003085135 A JP 2003085135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモート操作のセッション中において、秘密
情報の保護、消費電力の低減、リモート端末側の騒音防
止ができると共に、リモート端末の入力のロック状態を
リモート端末側で解除でき、さらにリモート操作のセッ
ションを自動的に切断できる計算機リモート操作システ
ムを提供する。 【解決手段】 リモート操作のセッション中、表示処理
部1-11によりスクリーンセーバを表示し、PMモード処
理部1-9,表示処理部1-11によってリモート端末1の画面
を省電力モードにする。また、リモート操作のセッショ
ン中、PMモード処理部1-9,サウンド処理部1-15により
サウンドをミュートにする。そして、ロック・アンロッ
ク制御部1-18-1によりリモート端末1側の入力のロック
状態をパスフレーズの入力により解除し、通信処理部1-
1によりリモート操作のセッションを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LAN(ローカ
ル・エリア・ネットワーク)や電話回線等の通信回線で
接続された計算機を別の計算機からリモートで操作する
計算機リモート操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機リモート操作システムとし
ては、LANや電話回線等の通信回線に接続された計算
機を別の計算機から操作するものがある。この計算機リ
モート操作システムは、その目的を主に被操作対象とな
る計算機(以下、リモート端末という)のメンテナンスや
障害復旧またはプレゼンテーションのために用いること
を意図しており、リモート端末の画面と同じ内容を、操
作する側の計算機(以下、ローカル端末という)に表示さ
せてリモート操作を行っている。
【0003】一方で、近年、ネットワークのブロードバ
ンド化やVPN(Virtual Private Network)等のセキュ
リティ面での進歩に伴って、離れた場所にある計算機を
安全かつ快適に操作できる環境が整いつつあり、オフィ
スにある自分の計算機を出先や自宅から自由にアクセス
してリモート操作したり、オフィス内の別の場所から自
分のメールマシンのメールチェックをしたりするという
ように、上記メンテナンスや障害復旧等の目的以外で計
算機のリモート操作を行う機会が高まっている。ここで
は、このような利用方法を提供する機能を「リモートデ
スクトップ機能」と呼ぶことにする。このようなリモー
トデスクトップ機能を実現するソフトウェアも存在する
が、これらについても同様にリモート端末側の画面イメ
ージそのままをローカル端末側で表示して使用するスタ
イルをとっている。
【0004】また、それらのリモートデスクトップ機能
を実現するソフトウェアの中には、リモート操作を行っ
ているときにリモート端末側でのキーボードやマウスの
入力をロックする機能を持つものもあり、リモート端末
側とローカル端末側とで入力が競合しないよう配慮した
ものも存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記計算機
リモート操作システムにおいて、リモートデスクトップ
機能を使う場合、これまでは自分の計算機(リモート端
末)を離れた場所にある別の計算機(ローカル端末)から
好きなときに自由に使うことはできるが、そのときリモ
ート端末の画面には操作している内容がすべて表示され
たままとなっているため、例えばメールの読み書きを行
っている内容や、ドキュメントの読み書きしている内容
等もすべて見えてしまうという問題がある。
【0006】また、ローカル端末から自分の計算機であ
るリモート端末を操作するような状況では、自分はその
リモート端末の近くには居ないため、リモート端末の画
面は基本的に誰も見る必要がない情報であるが、それが
操作されるまま動作しているため、省電力という観点か
らも問題である。これは、表示だけでなく、リモート端
末から音を発生する場合のサウンド機能についても同様
のことが言える。さらに、リモート操作されているリモ
ート端末の前には人が居ないのにもかかわらずサウンド
が鳴っている状況を考えると、省電力という観点以外に
騒音という点からも問題である。
【0007】また、リモート操作時にリモート端末の入
力をロックできるリモートデスクトップ機能を有する計
算機リモート操作システムでは、リモート操作のセッシ
ョンを切り忘れてうっかり自分のリモート端末のところ
に戻ってきても、キーボードやマウスがロックされてい
るため、何も操作できないという不都合が発生する。そ
の場合は、一旦ローカル端末のところまで引き返してセ
ッションを切らなければならなかった。これは、リモー
ト端末とローカル端末の距離が離れていれば離れている
ほど致命的となりうる問題である。
【0008】そこで、この発明の目的は、リモート操作
のセッション中のリモート端末において、プライバシー
等の秘密情報を保護でき、消費電力を低減できると共
に、リモート端末側の騒音を防止できる計算機リモート
操作システムを提供することにある。
【0009】また、この発明のもう1つの目的は、リモ
ート端末の入力のロック状態をリモート端末側で解除で
きると共に、リモート操作のセッションを自動的に切断
できる計算機リモート操作システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の計算機リモート操作システムは、ローカ
ル端末から通信回線を介してリモート端末をリモート操
作する計算機リモート操作システムにおいて、上記リモ
ート端末は、リモート操作のセッション中おいて上記リ
モート端末の画面に上記ローカル端末の画面と異なる画
面内容を表示させる表示制御手段を備えたことを特徴と
している。
【0011】上記構成の計算機リモート操作システムに
よれば、ローカル端末から通信回線を介してリモート端
末をリモート操作するセッション中、上記リモート端末
の表示制御手段によって、リモート端末の画面に上記ロ
ーカル端末の画面と異なる画面内容を表示させるので、
リモート端末側においてプライバシー等の秘密情報を保
護できる。
【0012】また、一実施形態の計算機リモート操作シ
ステムは、上記表示制御手段は、上記リモート端末の画
面を保護するスクリーンセーバを実行することを特徴と
している。
【0013】上記実施形態の計算機リモート操作システ
ムによれば、上記表示制御手段によって実行されるスク
リーンセーバによって、リモート端末側の画面を保護し
つつ秘密情報を容易に保護できる。
【0014】また、この発明の計算機リモート操作シス
テムは、ローカル端末から通信回線を介してリモート端
末をリモート操作する計算機リモート操作システムにお
いて、上記リモート端末は、リモート操作のセッション
中において上記リモート端末の画面を省電力モードにす
る省電力モード手段を備えたことを特徴としている。
【0015】上記構成の計算機リモート操作システムに
よれば、ローカル端末から通信回線を介してリモート端
末をリモート操作するセッション中、上記省電力モード
手段によりリモート端末の画面を省電力モードにするこ
とによって、リモート端末側においてプライバシー等の
秘密情報を保護できると共に、リモート端末側の表示電
力を削減して省電力化を図ることができる。
【0016】また、一実施形態の計算機リモート操作シ
ステムは、上記リモート端末は、リモート操作のセッシ
ョン中において上記リモート端末側のサウンドの発生を
抑制するサウンド抑制手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0017】上記実施形態の計算機リモート操作システ
ムによれば、上記リモート端末のサウンド抑制手段によ
って、リモート操作のセッション中、リモート端末側の
サウンドの発生を抑制することによって、リモート端末
側の省電力化と騒音防止を図ることができる。
【0018】また、この発明の計算機リモート操作シス
テムは、ローカル端末から通信回線を介してリモート端
末をリモート操作する計算機リモート操作システムにお
いて、上記リモート端末は、リモート操作のセッション
中において上記リモート端末側のサウンドの発生を抑制
するサウンド抑制手段を備えたことを特徴としている。
【0019】上記構成の計算機リモート操作システムに
よれば、ローカル端末から通信回線を介してリモート端
末をリモート操作するセッション中、上記リモート端末
のサウンド抑制手段によって、リモート端末側のサウン
ドの発生を抑制することによって、リモート端末側の省
電力化と騒音防止を図ることができる。
【0020】また、この発明の計算機リモート操作シス
テムは、ローカル端末から通信回線を介してリモート端
末をリモート操作すると共に、そのリモート操作のセッ
ション中は上記リモート端末側の入力をロックする計算
機リモート操作システムにおいて、上記リモート端末
は、上記リモート端末側の入力のロック状態を暗証情報
により解除する入力ロック解除手段を備えたことを特徴
としている。
【0021】上記構成の計算機リモート操作システムに
よれば、リモート操作のセッションを切り忘れてうっか
り自分のリモート端末のところに戻ってきても、上記リ
モート端末の入力ロック解除手段により、リモート端末
側の入力のロック状態を暗証情報により解除することに
よって、リモート端末の入力のロック状態をリモート端
末側で解除でき、ローカル端末側に戻る必要がなくな
る。
【0022】また、一実施形態の計算機リモート操作シ
ステムは、上記リモート端末は、上記入力ロック解除手
段により上記入力のロック状態が解除されたとき、上記
リモート端末と上記ローカル端末とのリモート操作のセ
ッションを解除するセッション解除手段を備えたことを
特徴としている。
【0023】上記実施形態の計算機リモート操作システ
ムによれば、上記入力ロック解除手段により入力のロッ
ク状態が解除されたときに、上記リモート端末のセッシ
ョン解除手段によって、リモート端末とローカル端末と
のリモート操作のセッションを解除するので、リモート
操作のセッションを切り忘れてうっかり自分のリモート
端末のところに戻ってきても、入力ロック解除手段によ
る入力のロック解除により自動的にリモート操作のセッ
ションを切断でき、自分のリモート端末をすぐに操作可
能にするので、操作性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の計算機リモート
操作システムを図示の実施の形態により詳細に説明す
る。
【0025】図1,図2はこの発明の実施の一形態の計
算機リモート操作システムのブロック図である。図1に
おいて、1は操作される対象となる側の計算機(以下、
リモート端末という)であり、図2において、2は操作
する側の計算機(以下、ローカル端末という)である。上
記リモート端末1とローカル端末2とを通信回線3(L
ANやダイアルアップ接続等)を介して接続している。
【0026】上記リモート端末1は、図1に示すよう
に、オペレーティングシステム1-5と、リモート端末1
を単体で使用するときに用いるキーボードやマウス等の
入力装置1-6と、その入力装置1-6により入力されたリモ
ート端末入力データ1-7を処理すると共に上記オペレー
ティングシステム1-5に入力命令1-4を出力する入力処理
部1-3と、上記オペレーティングシステム1-5からの表示
命令1-10を受けて、表示データを出力する表示制御手段
としての表示処理部1-11と、上記表示処理部1-11からの
表示データに基づいて表示を行う表示装置1-13と、上記
オペレーティングシステム1-5からのサウンド命令1-14
をうけて、サウンドデータを出力するサウンド処理部1-
15と、上記サウンド処理部1-15からのサウンドデータに
基づいてサウンドを出力するサウンド出力装置1-16と、
上記ローカル端末2(図2に示す)からのキーボードやマ
ウスのローカル端末入力データ1-2を入力処理部1-3に送
ったり、リモート端末1の表示データ1-12やサウンドデ
ータ1-17をローカル端末2に送ったりするセッション確
立・解除手段としての通信処理部1-1と、上記ローカル
端末2とのコネクションのための認証やリモート端末1
での入力装置1-6の機能をロックしたりアンロックする
コネクション処理部1-8と、上記コネクション処理部1-8
によりコネクションが成立した後に表示処理部1-11やサ
ウンド処理部1-15を省電力モードに切り替えるPMモー
ド処理部1-9とを有している。上記PMモード処理部1-9
と表示処理部1-11で省電力モード手段を構成している。
また、上記PMモード処理部1-9とサウンド処理部1-15
でサウンド抑制手段を構成している。
【0027】また、上記ローカル端末2は、図2に示す
ように、リモート端末1(図1に示す)を操作するための
キーボードやマウス等の入力装置2-2と、上記入力装置2
-2により入力された入力データを処理する入力処理部2-
3と、上記入力処理部2-3で処理された入力データ2-4を
リモート端末1に送信したり、リモート端末1の表示デ
ータやサウンドデータを受け取ったりする通信処理部2-
1と、上記通信処理部2-1からの表示データ2-5を処理し
て出力する表示処理部2-6と、上記表示処理部2-6からの
表示データを表示する表示装置2-7と、上記通信処理部2
-1からのサウンドデータ2-8を処理して出力するサウン
ド処理部2-9と、サウンド処理部2-9からのサウンドデー
タ2-8に基づいてサウンドを出力するサウンド装置2-10
とを有している。
【0028】次に、(1)〜(7)に上記リモート端末1と
ローカル端末2の各部の構成と動作について説明する。
【0029】(1) ローカル端末の通信処理部 図3〜図5はローカル端末2(図2に示す)の通信処理部
2-1に関わる動作を説明するフローチャートを示し、図
16は通信処理部2-1の構成の詳細を示すブロック図を
示している。以下、図3〜図5のフローチャートおよび
図16のブロック図を用いてローカル端末2の通信処理
部2-1の動作を説明する。上記通信処理部2-1は、図16
に示すように、コネクション・プロセス処理部2-1-1
と、入力プロセス処理部2-1-2と、出力プロセス処理部2
-1-3とを有している。
【0030】なお、図1のローカル端末2の機能は1つ
のアプリケーションとして起動され、ウインドウモード
またはフルスクリーンモードで動作する。これらのウイ
ンドウ内にはリモート端末1のデスクトップのイメージ
が表示され、そのデスクトップイメージをローカル端末
2上のキーボードやマウスを操作することで、あたかも
リモート端末1をその場で操作している感覚で操作でき
る。
【0031】このアプリケーションが起動されると、ま
ずコネクション・プロセス処理部2-1-1(図16に示す)
が動作を開始し、図3に示すステップS200で操作対象
とするリモート端末名を入力するためのダイアログを表
示装置2-7に表示する。それにより操作可能な端末が複
数ある場合でも必要とする端末のリモート操作が可能に
なる。 次に、ステップS201に進み、リモート端末名を入力し
た後、ステップS202に進み、ステップS201で入力され
たリモート端末名により指定されたリモート端末1に接
続要求を出す。 その後、ステップS203に進み、接続可能かどうかの判
断を行い、何らかの理由で接続ができなかったと判断し
た場合にはステップS200に戻る。一方、ステップS203
で接続が可能であると判断すると、ステップS204に進
み、パスフレーズ(暗証情報)入力用のダイアログを表示
する。 次に、ステップS205に進み、パスフレーズを入力した
後、ステップS206に進み、ステップS205で入力された
パスフレーズをリモート端末1側に送信する。 次に、ステップS207に進み、ステップS206で送信した
パスフレーズに基づいて認証が成功したか否かを判断し
て、認証が成功しなかったと判断すると、再度ステップ
S204に戻ってパスフレーズ入力用ダイアログを表示装
置2-7に表示する。一方、ステップS207で正しいパスフ
レーズにより認証が成功したと判断すると、リモート端
末1とのセッションを開始できるので、続けてステップ
S208に進み、入出力用の各プロセスを起動して、すな
わち入力プロセス処理部2-1-2と出力プロセス処理部2-1
-3を起動して、処理を終了させる。
【0032】次に、図4のフローチャートに従って入力
プロセス処理部2-1-2(図16に示す)の動作を説明する。 まず、ステップS210で通信回線3に接続されたリモー
ト端末1からのデータをチェックする。そして、ステッ
プS211でデータが来ていないと判断すると、ステップ
S210に戻る一方、データが着ていると判断すると、ス
テップS212に進む。 次に、ステップS212で表示データか否かを判断して、
表示データであればステップS213に進み、表示処理部2
-6により表示データを表示装置2-7に表示して、ステッ
プS210に戻る。一方、ステップS212で表示データでな
ければ、ステップS214に進む。 そして、ステップS214でサウンドデータか否かを判断
して、サウンドデータであれば、ステップS215に進
み、サウンド処理部2-9からサウンドデータをサウンド
装置2-10に出力した後、ステップS210に戻る。 一方、ステップS214でサウンドデータでないと判断し
た場合は、残る可能性はリモート端末1側からのセッシ
ョン終了メッセージであるため、ステップS216に進
み、出力用プロセスを終了させて、処理を終わる。
【0033】次に、図5のフローチャートに従って出力
プロセス処理部2-1-3(図16に示す)の動作を説明する。 起動された出力用プロセスは、ステップS220で入力装
置2-2からのキーボードやマウスからの入力をチェック
して、ステップS221で入力がなければステップS220に
戻る一方、入力があればステップS222に進む。 そして、ステップS222でセッション終了か否かの判断
を入力データにより行って、入力データが通常のキーボ
ードやマウスの操作であれば、ステップS223に進み、
入力処理部2-3から届いた入力データ2-4を通信処理部2-
1によりリモート端末1に送る。その後、ステップS220
に戻って次の入力データを待つ。
【0034】一方、ステップS222で入力データがセッ
ション終了を意味するデータである場合(通常はアプリ
ケーションの終了メニューを選択する形式をとる)は、
ステップS224に進み、リモート端末1側にセッション
終了メッセージを出力する。次に、ステップS225に進
んで入力用プロセスを終了させて、処理を終わる。
【0035】(2) リモート端末の通信処理部 次に、図1に示すリモート端末1の通信処理部1-1に関
わる動作を説明する。このリモート端末1の機能は、端
末を立ち上げたときに自動的に起動されるサーバプロセ
スとして実現される。そして、特に意図的にプロセスを
終了させることをしない限りはそのサービスを終えるこ
とはない。これは、いつローカル端末2からの接続要求
が来てもすぐにセッションが開始できるようにするため
である。
【0036】上記通信処理部1-1の動作を図6〜図8の
フローチャートと図17のブロック図を用いて説明す
る。上記通信処理部1-1は、図17に示すように、コネ
クション・プロセス処理部1-1-1と、入力プロセス処理
部1-1-2と、出力プロセス処理部1-1-3とを有している。
まだローカル端末2とのセッションを開いていない状態
では、通信処理部1-1は、コネクション・プロセス処理
部1-1-1のみが起動して待機状態となっている。
【0037】図6に示すステップS300でローカル端末
2からの接続要求をチェックし、ステップS301で要求
がないと判断すると、ステップS300に戻る一方、接続
要求があると判断すると、ステップS302に進み、ロー
カル端末2にパスフレーズを要求し、続くステップS30
3でローカル端末2から受信したパスフレーズの照合を
行う。上記パスフレーズは、コネクション処理部1-8に
問い合わせて入手する。 次に、ステップS304に進み、パスフレーズが一致して
いないと判断すると、再びS302に戻りパスフレーズを再
度要求する一方、パスフレーズが一致していると判断す
ると、ステップS305に進み、コネクション処理部1-8を
起動する。 最後に、ステップS306に進み、入出力用の各プロセス
を起動して、すなわち、入力プロセス処理部1-1-2と出
力プロセス処理部1-1-3を起動して、処理を終える。
【0038】次に、図7のフローチャートに従って入力
用プロセス処理部1-1-2(図17に示す)の動作を説明す
る。 最初にステップS310でローカル端末2からのデータを
チェックし、ステップS311でデータがなければステッ
プS310に戻る一方、データがある場合はステップS312
に進み、それがキーボードやマウスの入力データである
かどうか調べ、そうであれば続くステップS313でロー
カル端末からの入力データ1-2を入力処理部1-3に転送す
る。 一方、ステップS312で入力データでなかった場合は、
ローカル端末2からのセッション終了のための切断メッ
セージであるため、ステップS314に進み、コネクショ
ン処理部1-8に切断メッセージを送信する。 次に、ステップS315に進み、出力プロセスを終了させ
て、すなわち出力プロセス処理部1-1-3を終了させて、
ステップS316に進み、コネクション・プロセスを起動
して、すなわちコネクション・プロセス処理部1-1-1を
起動して、処理を終了する。このときリモート端末1
は、再びローカル端末2からの接続要求にこたえられる
状態になる。
【0039】次に、図8のフローチャートに従って出力
プロセス処理部1-1-3(図17に示す)の動作を説明する。 最初にステップS320でリモート端末1からのデータを
チェックし、ステップS321でデータがなければ再びス
テップS320に戻る一方、ステップS321でデータがあれ
ば、ステップS322に進む。 そして、ステップS322でデータの内容が表示データで
あれば、ステップS323に進み、その表示データ1-12を
ローカル端末2に送信し、ステップS320に戻る。一方、
ステップS322で表示データでなければ、ステップS324
に進み、サウンドデータであるか調べ、サウンドデータ
であればステップS325に進み、そのサウンドデータ1-1
7をローカル端末2に送信し、ステップS320に戻る。 一方、ステップS324でサウンドデータでなかった場合
はセッション中止のための切断メッセージであるため、
ステップS326に進み、セッション終了の切断メッセー
ジをローカル端末2に送信し、ステップS327に進んで
入力プロセスすなわち入力用のプロセス処理部1-1-2を
終了させる。 次に、ステップS328に進み、コネクション・プロセス
を起動して、すなわちコネクション・プロセス処理部1-
1-1を起動して、処理を終了する。このときもリモート
端末1は、再びローカル端末2からの接続要求にこたえ
られる状態になる。
【0040】(3) リモート端末のコネクション処理部 次に、リモート端末1のコネクション処理部1-8に関わ
る動作を図9〜図10のフローチャートと図19のブロ
ック図を用いて説明する。上記コネクション処理部1-8
は、図19に示すように、内部に実作業を行う入力ロッ
ク解除手段としてのロック・アンロック処理部1-8-1
と、セッション確立のためとリモート端末1のロックを
解除するためのパスフレーズを保持しているパスフレー
ズ保持領域1-8-2とを有している。
【0041】上記コネクション処理部1-8が起動される
と、まず図9に示すステップS400で通信処理部1-1から
のパスフレーズの要求であるかどうか判断し、そうであ
ればステップS401に進み、パスフレーズ保持領域1-8-2
からパスフレーズを取得してそれを通信処理部1-1に返
す。 一方、ステップS400でパスフレーズ要求でなかった場
合は、ステップS402に進み、PMモード処理部1-9を起
動する。 次に、ステップS403に進み、ロック・アンロック制御部
1-18-1により入力処理部1-3を起動し、リモート端末入
力データ1-7をフックする(LOCK(オン)メッセージに
よる)。これにより、リモート端末1のキーボードとマ
ウスからなる入力装置1-6からの入力データはすべてコ
ネクション処理部1-8に流れることになる。次に、ステッ
プS404に進み、そのリモート端末1の入力データをチ
ェックし、ステップS405で何かデータがあればリモー
ト端末1が操作されたということなので、ステップS40
6に進み、パスフレーズの入力ダイアログを表示する。 次に、ステップS407に進み、パスフレーズを入力した
後、ステップS408に進み、ステップS407で入力された
パスフレーズを予めパスフレーズ保持領域1-8-2に保持
されているパスフレーズと照合する。そして、ステップ
S409でその内容が一致しないと判断すると、入力は無
視され、ステップS404に戻る。 一方、ステップS409でパスフレーズの内容が一致して
いると判断すると、リモート端末1でのセッション切断
処理を行うため、図10に示すステップS410に進み、
通信処理部1-1にセッションの切断メッセージを送る。 次に、図10に示すステップS411に進み、PMモード
処理部1-9にセッションの切断メッセージENDS(RE
MOTE)を通知する。このとき、リモート端末1から
のセッション中断である情報も一緒に伝えられる。 最後に、ステップS412に進み、入力処理部1-3に対して
行っていたローカル端末入力データ1-2のフックを解除
(LOCK(オフ)メッセージによる)して処理を終える。 一方、図9に示すステップS405で何もデータがなかっ
た場合には、ステップS413に進み、通信処理部1-1から
の切断メッセージをチェックし、ステップS414で切断
メッセージが来ていなければステップS404の処理に戻
る。一方、ステップS414で切断メッセージが来ていれ
ば、ステップS415でPMモード処理部1-9にセッション
の中断メッセージENDS(LOCAL)を通知する。 そして、図10に示すステップS412に進み、入力処理
部1-3に対して行っていた入力データ1-2のフックを解除
(LOCK(オフ)メッセージによる)して、処理を終え
る。
【0042】(4) リモート端末のPMモード処理部 次に、リモート端末1のPMモード処理部1-9に関わる
動作を図11のフローチャートと図20のブロック図を
用いて説明する。このPMモード処理部1-9は、図20
に示すように、PMモード制御部1-9-1と、表示とサウ
ンドの省電力モードを保持するPM_VIDEO保持領
域1-9-2と、PM_SOUND保持領域1-9-3とを有して
いる。
【0043】上記PMモード処理部1-9は先のコネクシ
ョン処理部1-8によって起動され、図11に示すステッ
プS500で最初に表示処理部1-11(図11では「表示・」
と省略)とサウンド処理部1-15を起動する。 次に、ステップS501に進み、PM_VIDEO保持領域
1-9-2に保持されたPM_VIDEOの値を調べ、その値
がDisable(無効)でなければステップS502に進み、PM
_VIDEOの具体値と共に省電力モードに移行するよ
うに表示処理部1-11にメッセージPM_ON(PM_VI
DEO)を送付する。一方、ステップS501でDisable(無
効)であればステップS502をスキップする。PM_VI
DEOのとる値は、SC(ScreenSaver)、BL(BLAN
K)、Disable(無効)のいずれかである。 次に、ステップS503に進み、PM_SOUND保持領域
1-9-3に保持されたPM_SOUNDの値を調べてその値
がEnable(有効)であれば、ステップS504に進み、サウ
ンド処理部1-15にPM_ONメッセージを送付する。P
M_SOUNDの値は、Enable(有効)とDisable(無効)が
あるだけである。一方、ステップS503でPM_SOUN
Dの値がDisable(無効)であれば、ステップS504をスキ
ップする。このようにPMモード処理部1-9では、表示
やサウンドに関する省電力モード設定に応じて表示処理
部1-11やサウンド処理部1-15の省電力モードを起動する
働きを有する。 次に、ステップS505に進み、コネクション処理部1-8か
らのセッション切断メッセージENDS(LOC)をチェ
ックし、ステップS506で切断メッセージが届いていな
いと判断すると、ステップS505に戻る。通常、リモー
ト操作のセッション中はこのループを回ることになる。
【0044】一方、ステップS506で切断メッセージが
届いていると判断すると、ステップS507に進み、PM_
VIDEO保持領域1-9-2に保持されたPM_VIDEO
の値がDisable(無効)でなければ、ステップS508に進
む。 そして、ステップS508で表示処理部1-11に省電力モー
ド停止のメッセージPM_OFF(PM_VIDEO,LO
C)を送付する。一方、ステップS507でPM_VIDE
O保持領域1-9-2に保持されたPM_VIDEOの値がDi
sable(無効)であれば、ステップS508をスキップする。
ここで引数のLOCはこの切断メッセージがローカル端
末2からの依頼なのか(LOCAL)またはリモート端末
1側からの依頼なのか(REMOTE)を示している。 次に、ステップS509に進み、PM_SOUND保持領域
1-9-3に保持されたPM_SOUNDの値がDisable(無
効)でなければ、ステップS510に進み、サウンド処理部
1-15にメッセージPM_OFFを送付する。一方、ステ
ップS509でDisable(無効)であれば、ステップS510を
スキップする。 最後に、ステップS511に進み、表示処理部1-11とサウ
ンド処理部1-15にセッションの終了メッセージENDS
を送信して、処理を終了する。
【0045】(5) リモート端末の表示処理部 次に、リモート端末1の表示処理部1-11の動作を図1
2,図13のフローチャートと図21のブロック図を用
いて説明する。図21に示すように、表示処理部1-11
は、表示命令制御部1-11-1と、PM稼動部1-11-2と、V
RAM1-11-3と、フレームバッファ1-11-4と、表示モー
ド(DM)保持領域1-11-5と、表示コントローラ1-11-6と
を有している。
【0046】上記表示処理部1-11は、PMモード処理部
1-9から起動されたあと、最初に図12に示すステップ
S600で表示命令制御部1-11-1によりVRAM1-11-3に
格納されている現在のデスクトップのイメージを表示デ
ータ1-12として通信処理部1-1に転送する。これによ
り、ローカル端末2の画面上に初期状態のリモート端末
1のデスクトップイメージが表示されるようになる。 次に、ステップS601に進み、表示モード(DM)保持領
域1-11-5のDMの値をNORMALに初期化する。これ
は、初期状態では、リモート画面の内容もそのままリモ
ート端末1に表示させておくためである。 次に、ステップS602に進み、表示命令1-10をチェック
し、ステップS603で表示命令があれば表示内容の更新
を行う。そのとき、ステップS604で表示モード(DM)
保持領域1-11-5のDMの内容を調べて、DMのがSC(S
creenSaver)でなかった場合には、ステップS606に進
み、表示命令をそのままVRAM1-11-3に書き込み、同
じ表示データの内容をステップS607で通信処理部1-1に
も転送した後、ステップS602に戻る。上記表示モード
(DM)保持領域1-11-5のDMの内容がSC以外というの
は、PM_VIDEO保持領域1-9-2の内容がDisable(無
効)かBLのとき、つまり、省電力モードになっていな
い場合と、画面がオフ状態(またはバックライトがオフ)
の場合である。 一方、ステップS604で表示モード(DM)保持領域1-11-
5のDMがSCである場合には、リモート端末1の画面
上はスクリーンセーバが起動しているため、VRAM1-
11-3の更新は行わず、ステップS605に進み、代わりに
表示命令をフレームバッファに書き込んでフレームバッ
ファの更新を行う(なお、フレームバッファの初期化に
ついてはステップS614を参照)。そして、ステップS60
7で更新内容を通信処理部1-1に転送した後、ステップS
602に戻る。 また、ステップS603で表示データがなかった場合に
は、ステップS608に進み、PMモード処理部1-9からの
データをチェックし、ステップS609でデータがなけれ
ばステップS602に戻る一方、データがあればステップ
S610に進む。 そして、ステップS610でPMモード処理部1-9からのデ
ータがセッションの切断メッセージENDSであるかか
どうか判断し、そうであれば処理を終了する一方、セッ
ションの切断メッセージでなかった場合には、図13に
示すステップS611に進む。 図13のステップS611でPM_ON(PM_VIDEO)
メッセージかどうか調べて、そうであれば省電力モード
への移行を行うため、ステップS612に進み、表示モー
ド(DM)保持領域1-11-5の値をPM_VIDEOの値と
する。ここでとりうる可能な値はSCまたはBLであ
る。 次に、ステップS613に進み、表示モード(DM)保持領
域1-11-5のDMの値を調べ、SCでなければ(つまりB
Lの場合)ステップS616に進み、PM稼動部1-11-2が表
示コントローラ1-11-6に命じて出力信号をオフするか、
または、ノートブック等の液晶パネル搭載機種であれば
液晶のバックライトをオフする。これにより、以降はリ
モート端末1側の画面表示は消えるため、リモート端末
1上での操作内容は外部からは見えなくなる。その後、
図12のステップS601に戻る。 一方、ステップS613で表示モード(DM)保持領域1-11-
5のDMがSCである場合には、スクリーンセーバを起
動する必要があるため、最初にステップS614に進み、
表示命令制御部1-11-1がVRAM1-11-3の内容をフレー
ムバッファ1-11-4にコピーする。 次に、ステップS615に進み、スクリーンセーバを起動
して、リモート画面上に表示して、図12のステップS
601に戻る。以降は、リモート画面での操作内容はフレ
ームバッファ1-11-4で更新されるように表示命令制御部
1-11-1にて制御され、リモート端末1では、あたかもス
クリーンセーバのみが起動・実行されているように見え
るようになる。
【0047】また、ステップS611でPM_OFF(PM_
VIDEO,LOC)メッセージが届いていた場合には、
省電力モードを終了する処理を行う。すなわち、ステッ
プS617に進み、引数のPM_VIDEOがSCかどうか
を調べ、そうであればステップS618でスクリーンセー
バを終了させる。 次に、ステップS619に進み、表示命令制御部1-11-1が
フレームバッファ1-11-4の内容をVRAM1-11-3にコピ
ーする。続くステップS620で引数のLOCがLOCA
Lか否かを判断する。すなわち、セッションの中断を行
ったのが、ローカル端末2からなのかリモート端末1か
らなのかを判断するのである。そして、ローカル端末2
からの中断であれば、ステップS621に進み、再びスク
リーンセーバを起動する。これはローカル端末2からの
中断であれば、その後使用者がリモート端末1の所に戻
ってくるのに時間差があるため、そのあいだスクリーン
セーバを起動しておいたほうがよいからである。その
後、図12のステップS620でリモート端末1からの切
断要求である場合には、何もしない(スクリーンセーバ
は起動しない)で図12のステップS601に戻る。これ
は、リモート端末1からの切断要求であるため、ユーザ
が引き続いてリモート端末1を利用する可能性が高いた
めである。
【0048】一方、ステップS617で引数のPM_VID
EOがBL(BLANK)である場合には、同様にステッ
プS622に進み、引数のLOCがLOCALか否かを判
断する。すなわち、セッション中断の要求がリモート端
末1からなのかローカル端末2からなのかを判断するの
である。そして、ステップS622でローカル端末2から
の切断の場合は何もしないで、つまり画面を省電力モー
ドにしたままで図12のステップS601に戻る。一方、
ステップS622でリモート端末1からの切断である場合
には、すぐリモート端末1が使えるようにステップS62
3で出力信号をオンするか、または、ノートブック等の
場合は液晶パネルのバックライトをオンした後、図12
のステップS601に戻る。
【0049】(6) リモート端末のサウンド処理部 次に、リモート端末1のサウンド処理部1-15の動作を図
14のフローチャートと図22のブロック図を用いて説
明する。このサウンド処理部1-15は、図22に示すよう
に、サウンド命令制御部1-15-1と、PM稼動部1-15-2
と、サウンドコントローラ1-15-3と、サウンドモード
(SM)保持領域1-15-4とを有している。
【0050】PMモード処理部1-9から起動されると、
サウンド命令制御部1-15-1が図14に示すステップS70
0でサウンドモード(SM)保持領域1-15-4のSMをNO
RMALに初期化する。 次に、ステップS701に進み、サウンド命令1-14のチェ
ックを行い、ステップS702でサウンド命令がある場合
には、ステップS703に進み、サウンドモードSMがM
UTE(消音)であるかどうかを判断する。そして、ステ
ップS703でMUTEでなかった場合には、ステップS7
04に進み、サウンド命令制御部1-15-1からサウンド命令
1-14をサウンドコントローラ1-15-3に出力し、最終的に
サウンド出力装置1-16に送られてリモート端末1の音が
鳴る。 一方、ステップS703でサウンドモードSMがMUTE
である場合には、続くステップS704をスキップするた
め、リモート端末1での音の再生は行われない。どちら
の場合にも、次のステップS705でサウンドデータ1-17
を通信処理部1-1に転送するため、ローカル端末2での
音の再生が行われる。最後にステップS701に戻る。
【0051】また、ステップS702でサウンドデータが
なかった場合は、ステップS706に進み、PMモード処
理部1-9からのデータをチェックし、ステップS707で何
もデータがなければステップS701に戻る。一方、ステ
ップS707でデータがあれば、ステップS708に進み、セ
ッションの切断要求ENDSであるかどうか確認し、そ
うでなかった場合には、残る可能性はPM_ONまたは
PM_OFFだけであるので、次のステップS709でPM
_ONであるかどうかを判断し、PM_ONである場合に
はステップS710でサウンドモード(SM)保持領域1-15-
4のSMをMUTEにし、ステップS701の処理に戻る。
これ以降のサウンド再生はリモート端末1側ではミュー
トされ、ローカル端末2側だけに送られて再生されるよ
うになる。一方、ステップS709でPM_ONでないすな
わちPM_OFFであると判断すると、ステップS711に
進み、サウンドモード(SM)保持領域1-15-4のSMをN
ORMALに戻して、ステップS701に戻る。つまり、
以降のサウンド再生はリモート端末1側でも通常どおり
に行われるようになる。 また、ステップS708でセッションの切断要求ENDS
があれば、そのまま処理を終える。
【0052】図11のPMモード処理部1-9のステップ
S510とステップS511を見れば分かる通り、セッション
終了時は、一旦PM_OFFを行ってからセッションの
切断要求ENDSを送信している。そのため、サウンド
の場合は表示のときと異なり、セッション終了の要求が
ローカル端末2からの場合でも、リモート端末1からの
場合でも特に区別なくサウンドを再生可能状態に戻して
終了することになる。これは、サウンドの再生がリモー
ト端末1の操作に付随して発生するためで、ローカル端
末2からの遠隔操作を終えた段階ですでにサウンドが発
生する可能性はなくなるため、リモート端末1のサウン
ド再生をミュートしておく必要がないからである。
【0053】(7) リモート端末の入力処理部 上記リモート端末1の入力処理部1-3に関わる動作を図
15のフローチャートと図18のブロック図を用いて説
明する。この入力処理部1-3は、図18に示すように、
入力データ制御部1-3-1と、入力モード(IM)保持領域1
-3-2とを有している。
【0054】上記入力処理部1-3は、先のコネクション
処理部1-8によって起動され、ステップS800で入力モー
ド(IM)保持領域1-3-2のIMの値をNORMALに初
期化する。 次に、ステップS801に進み、入力データのチェックを
行い、ステップS802でデータがなければS801に戻る。
一方、ステップS802でデータがあれば、ステップS803
に進み、それがコネクション処理部1-8からのLOCK
切り替え指示かどうかをチェックする。なお、LOCK
切り替え指示は、LOCK(オン)またはLOCK(オフ)
の形で送られてくる。 そして、ステップS803でLOCK切り替え指示であれ
ば、ステップS804に進み、入力モード(IM)保持領域1
-3-2のIMの値をNORMAL(切り替えオンの場合)ま
たはLOCK(切り替えオフの場合)に設定し、ステップ
S801の処理に戻る。 一方、ステップS803でLOCK切り替え指示でなかっ
た場合には、ステップS805に進み、入力がリモート端
末データ1-7でかつIM=LOCKであるかどうかを調
べ、そうであればステップS806に進み、リモート端末
入力データ1-7をコネクション処理部1-8に転送し、ステ
ップS801に戻る。これによりリモート端末1の入力は
ロックされた状態になる。一方、ステップS805で条件
に一致しない場合は、ステップS807で入力データをオ
ペレーティングシステム1-5(図15ではOS)に転送
し、ステップS801の処理に戻る。
【0055】このように、上記ローカル端末2から通信
回線3を介してリモート端末1をリモート操作するセッ
ション中、リモート端末1の表示制御手段としての表示
処理部1-11によって、リモート端末1の画面にローカル
端末2の画面と異なる画面内容(スクリーンセーバ)を表
示させるので、リモート端末1側においてプライバシー
等の秘密情報を容易に保護することができる。
【0056】また、リモート操作のセッション中、リモ
ート端末1の省電力モード手段としてのPMモード処理
部1-9,表示処理部1-11によりリモート端末1の画面を省
電力モードにすることによって、リモート端末1側にお
いてプライバシー等の秘密情報を保護できると共に、リ
モート端末1側の表示電力を削減して省電力化を図るこ
とができる。
【0057】また、リモート操作のセッション中、リモ
ート端末1のサウンド抑制手段としてのPMモード処理
部1-9,サウンド処理部1-15により、リモート端末1側の
サウンドの発生を抑制することによって、リモート端末
1側の省電力化と騒音防止を図ることができる。
【0058】また、上記リモート端末1の入力ロック解
除手段としてのロック・アンロック制御部1-8-1によ
り、リモート端末1側の入力のロック状態を暗証情報で
あるパスフレーズの入力により解除することによって、
リモート端末1の入力のロック状態をリモート端末1側
で解除することができる。
【0059】また、上記リモート端末1の入力のロック
状態が解除されたときに、リモート端末1のセッション
解除手段としての通信処理部1-1によって、リモート端
末1とローカル端末2とのリモート操作のセッションを
解除するので、リモート操作のセッションを切り忘れて
うっかり自分のリモート端末1のところに戻ってきて
も、入力のロック解除により自動的にリモート操作のセ
ッションを切断でき、自分のリモート端末1をすぐに操
作可能にするので、操作性が向上する。
【0060】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の計
算機リモート操作システムによれば、リモートデスクト
ップ機能を使って自分の計算機(リモート端末)を離れた
場所にある別の計算機(ローカル端末)から使用するとき
に、計算機(リモート端末)の画面を消す等の省電力モー
ドにすることが可能であるため、例えばメールの読み書
きを行っている内容や、ドキュメントの読み書きしてい
る内容等も他の人に見られないため、プライバシーを保
つことができる。
【0061】また、プライバシー保護という点以外に
も、リモート操作時に計算機(リモート端末)の不要な画
面の書き換えを行わないため、省電力や表示デバイスの
寿命という点でも効果的である。同様に、不必要なサウ
ンドの発生も抑制することが出るため、同じく省電力や
騒音の問題も解決できる。
【0062】また、リモート操作時に計算機(リモート
端末)の入力をロックできる機能を有するリモートデス
クトップ機能を有するシステムにおいては、リモート操
作のセッションを切り忘れてうっかり自分の計算機(リ
モート端末)のところに戻ってきても、キーボードやマ
ウスのロックを解除してリモート操作のセッションも自
動的に切ることが可能なため、いちいち別の計算機(ロ
ーカル端末)のある場所に戻る必要がなく、そのまま自
分の計算機(リモート端末)を使用することができるの
で、時間を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の計算機リモ
ート操作システムのリモート端末の構成を示すブロック
図である。
【図2】 図2は上記計算機リモート操作システムのロ
ーカル端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は上記ローカル端末の通信処理部のコネ
クション・プロセス処理部の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図4】 図4は上記ローカル端末の通信処理部の入力
プロセス処理部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図5】 図5は上記ローカル端末の通信処理部の出力
プロセス処理部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】 図6は上記リモート端末の通信処理部のコネ
クション・プロセス処理部の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図7】 図7は上記リモート端末の通信処理部の入力
プロセス処理部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】 図8は上記リモート端末の通信処理部の出力
プロセス処理部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図9】 図9は上記リモート端末のコネクション処理
部の動作を説明するフローチャートである。
【図10】 図10は図9に続くフローチャートであ
る。
【図11】 図11は上記リモート端末のPMモード処
理部の動作を説明するフローチャートである。
【図12】 図12は上記リモート端末の表示処理部の
動作を説明するフローチャートである。
【図13】 図13は図12に続くフローチャートであ
る。
【図14】 図14は上記リモート端末のサウンド処理
部の動作を説明するフローチャートである。
【図15】 図15は上記リモート端末の入力処理部の
動作を説明するフローチャートである。
【図16】 図16は上記ローカル端末の通信処理部の
構成の詳細を示すブロック図である。
【図17】 図17は上記リモート端末の通信処理部の
構成の詳細を示すブロック図である。
【図18】 図18は上記リモート端末の入力処理部の
構成の詳細を示すブロック図である。
【図19】 図19は上記リモート端末のコネクション
処理部の構成の詳細を示すブロック図である。
【図20】 図20は上記リモート端末のPMモード処
理部の構成の詳細を示すブロック図である。
【図21】 図21は上記リモート端末の表示処理部の
構成の詳細を示すブロック図である。
【図22】 図22は上記リモート端末のサウンド処理
部の構成の詳細を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…リモート端末、 2…ローカル端末、 3…通信回線、 1-1…通信処理部、 1-3…入力処理部、 1-5…オペレーティングシステム、 1-6…入力装置、 1-8…コネクション処理部、 1-9…PMモード処理部、 1-11…表示処理部、 1-13…表示装置、 1-15…サウンド処理部、 1-16…サウンド出力装置、 2-1…通信処理部、 2-2…入力装置、 2-3…入力処理部、 2-6…表示処理部、 2-7…表示装置、 2-9…サウンド処理部、 2-10…サウンド装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA01 EA02 EB09 FF01 FF04 LL14 5B069 AA01 BA03 BB13 BB15 BB17 KA01 LA03 5B085 AE00 BC00 BE07 BG06 5E501 AA05 AC25 AC37 AC42 BA13 CA03 CB02 CB09 EA01 FB34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカル端末から通信回線を介してリモ
    ート端末をリモート操作する計算機リモート操作システ
    ムにおいて、 上記リモート端末は、リモート操作のセッション中にお
    いて上記リモート端末の画面に上記ローカル端末の画面
    と異なる画面内容を表示させる表示制御手段を備えたこ
    とを特徴とする計算機リモート操作システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の計算機リモート操作シ
    ステムにおいて、 上記表示制御手段は、上記リモート端末の画面を保護す
    るスクリーンセーバを実行することを特徴とする計算機
    リモート操作システム。
  3. 【請求項3】 ローカル端末から通信回線を介してリモ
    ート端末をリモート操作する計算機リモート操作システ
    ムにおいて、 上記リモート端末は、リモート操作のセッション中にお
    いて上記リモート端末の画面を省電力モードにする省電
    力モード手段を備えたことを特徴とする計算機リモート
    操作システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の計算機リモート操作シ
    ステムにおいて、 上記リモート端末は、リモート操作のセッション中にお
    いて上記リモート端末側のサウンドの発生を抑制するサ
    ウンド抑制手段を備えたことを特徴とする計算機リモー
    ト操作システム。
  5. 【請求項5】 ローカル端末から通信回線を介してリモ
    ート端末をリモート操作する計算機リモート操作システ
    ムにおいて、 上記リモート端末は、リモート操作のセッション中にお
    いて上記リモート端末側のサウンドの発生を抑制するサ
    ウンド抑制手段を備えたことを特徴とする計算機リモー
    ト操作システム。
  6. 【請求項6】 ローカル端末から通信回線を介してリモ
    ート端末をリモート操作すると共に、そのリモート操作
    のセッション中は上記リモート端末側の入力をロックす
    る計算機リモート操作システムにおいて、 上記リモート端末は、上記リモート端末側の入力のロッ
    ク状態を暗証情報により解除する入力ロック解除手段を
    備えたことを特徴とする計算機リモート操作システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の計算機リモート操作シ
    ステムにおいて、 上記リモート端末は、上記入力ロック解除手段により上
    記入力のロック状態が解除されたとき、上記リモート端
    末と上記ローカル端末とのリモート操作のセッションを
    解除するセッション解除手段を備えたことを特徴とする
    計算機リモート操作システム。
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