JP2003084209A - 生物学的対象物を微細操作するための装置 - Google Patents

生物学的対象物を微細操作するための装置

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JP2003084209A
JP2003084209A JP2002219844A JP2002219844A JP2003084209A JP 2003084209 A JP2003084209 A JP 2003084209A JP 2002219844 A JP2002219844 A JP 2002219844A JP 2002219844 A JP2002219844 A JP 2002219844A JP 2003084209 A JP2003084209 A JP 2003084209A
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アイサッカース マルコ
Bernard Kleine
クライネ ベルナルト
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ペーター カティア
Werner Wittke
ヴィットゥケ ヴェルナー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間工学的に作業することができ、実験にお
いて達成可能なスループットが向上した、生物学的対象
物の微細操作装置を提供することである。 【解決手段】 顕微鏡(1,14)と少なくとも1つの
マクロマニプレータ(7,13)とには1つの共通の操
作卓(8,23,24)が配属されており、該操作卓は
少なくとも1つの操作素子(9,37,38,39)
を、電動調整可能な少なくとも1つの顕微鏡機能素子
と、電動調整可能な少なくとも1つのマイクロマニプレ
ータ(7,13)との操作のために有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物学的対象物を
微細操作するための装置に関するものであり、この微細
操作装置は電動調整可能な少なくとも1つの顕微鏡機能
素子と、電動調整可能な少なくとも1つのマイクロマニ
プレータとを備える顕微鏡を有している。
【0002】このような装置は、顕微鏡的操作と生体材
料での注入を実行するのに使用される。生体材料とは例
えば、細胞群、組織、器官、細胞、細胞成分、植物また
は動物の胚等である。機械的、油圧的、圧電的または電
動的駆動部を有するマイクロマニプレータは公知であ
る。これらのマイクロマニプレータは操作素子によって
制御される。マイクロマニプレータに保持されたインジ
ェクタ(インジェクタ毛管とも称される)によって、所
望の物質または細胞成分を細胞に注入することができ
る。機械的、ニューマチック的、および油圧的駆動部を
有するインジェクタも存在し、これらは操作素子を介し
て制御される。使用される顕微鏡は機械的、および部分
的には電動的に制御可能な機能を有しており、これらの
機能は種々の操作素子によって制御される。
【0003】従って使用される装置は、種々異なる個所
に配置された多数の別個の操作素子を顕微鏡機能、マイ
クロマニプレータおよびインジェクタに対して有するこ
とを特徴とする。従ってユーザは手によってしばしば種
々異なる操作素子を変化させなければならず、このこと
は非常に疲労させる。さらにそれにより実験の経過が緩
慢になり、実験のスループット(効率)も低下する。
【0004】EP0292899B1には、細胞へのマ
イクロインジェクション方法ないしは培養細胞からの個
々の細胞の吸引方法または細胞全体の吸引方法が記載さ
れている。これに使用される装置は、電動的にxy方向
に走行可能な顕微鏡台と、注入毛管を保持するため電動
的に高さ調節のできるマイクロマニプレータとを有する
顕微鏡からなる。顕微鏡位置とマイクロマニプレータの
高さ位置を電動的に制御するため、計算器、所属のモニ
タおよびグラフィックテーブルが使用される。マイクロ
マニプレータのxy位置の調整は、2つの調整ノブによ
ってマイクロマニプレータで直接、すなわち顕微鏡で行
われる。
【0005】ここに記載された装置でも、ユーザは常に
計算器、モニタ、グラフィックテーブルと調整ノブとの
間を握り直したり、配向し直したりしてマイクロマニプ
レータのxy位置を調整する必要がある。これによりユ
ーザは疲労し、実験の経過が緩慢になり、実験のスルー
プットも低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、人間
工学的に作業することができ、実験において達成可能な
スループットが向上した、生物学的対象物の微細操作装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、電動調整可能な少なくとも1つの顕微鏡機能素子
と、インジェクタを備える電動調整可能なマイクロマニ
プレータとを備えた顕微鏡を有する、生物学的対象物の
微調整装置において、顕微鏡と少なくとも1つのマイク
ロマニプレータに少なくとも1つの共通の操作卓を配属
することにより解決される。この操作卓は少なくとも1
つの操作素子を、電動調整可能な少なくとも1つの顕微
鏡機能素子と電動調整可能な少なくとも1つのマイクロ
マニプレータとを操作するために有する。
【0008】
【発明の実施の形態】顕微鏡として、反射光構成または
透過光構成を有する倒立顕微鏡または正立顕微鏡を使用
することができる。生物学的対象物の探査に対しては、
透過光構成により作業するのが通常である。電動調整可
能(motorisch verstellbar)な顕微鏡機能素子は例え
ば次のような素子から選択することができる。 ・電動的にxy方向に走行可能、または回転可能な顕微鏡
台(テーブル)、 ・焦点面を調整するため電動的に高さ方向に走行可能
な、顕微鏡台または対象物(3)のz駆動部、 ・複数の対物レンズの照明光路への選択的な導入のため
の、複数の対物レンズの電動的に走行可能な対物レンズ
交換装置、 ・複数の蛍光法の1つを調整するため複数の蛍光フィル
タを備えた、電動調整可能な蛍光フィルタ交換装置、 ・電動的に調整可能な透過光式フィルタの交換装置、 ・複数のコントラスト法の1つを調整するため複数のフ
ィルタを備えた、電動調整可能なフィルタ交換装置、 ・顕微鏡の照明光および/または結像光のスペクトルま
たは明度を調整するため複数のカラーフィルタおよび/
または減衰フィルタを備えた、電動調整可能なフィルタ
交換装置、 ・電動的ビデオ出力制御部、 ・電動調整可能なコンデンサレンズ、 ・電動的光制御部、または ・電動的鏡筒レンズ交換装置。
【0009】前記顕微鏡機能素子を複数組み合わせての
操作ももちろん可能である。共通の操作卓ないし操作盤
(Bedienpult)から配属された操作素子によって、任意
の顕微鏡機能素子およびマイクロマニプレータを操作す
ることができる。本発明の装置は1つまたは2つまたは
複数のマイクロマニプレータを有することができる。
【0010】中央で呼び出し可能な、電動的に調整され
る顕微鏡機能素子と電動的に調整される少なくとも1つ
のマイクロマニプレータとのネットワーク化(Vernetzu
ng)は操作卓自体により行うことができる。このために
相応の制御ユニットが操作卓に組み込まれる。しかしこ
のことの欠点は、制御ユニットが非常に大きな取り付け
空間を必要とすることであり、そのことにより操作卓が
非常に大きくなる。さらに熱発生がかなりのものとな
り、このことは操作者にとって必ずしも快適には感じら
れない。制御ユニットを顕微鏡自体に組み込むことも考
えられる。しかしこのことは制御ユニットの熱発生のた
め不利である。なぜなら操作すべき生物学的対象物を過
度に大きな熱から保護しなければならないからである。
というのも通常は、生体細胞ないしは培養細胞を取り扱
うからである。
【0011】従って有利な実施形態では、別個の電子制
御ユニットが設けられている。この制御ユニットは、電
動調整可能な少なくとも1つの顕微鏡機能素子、電動調
整可能な少なくとも1つのマイクロマニプレータ、およ
び少なくとも1つの操作卓をネットワーク化する。この
ために制御ユニットは顕微鏡、マイクロマニプレータお
よび操作卓と接続されている。制御ユニットは任意の位
置に配設することができる。
【0012】有利な実施形態では、共通の操作卓が少な
くとも1つの記憶式操作素子を有しており、この記憶式
操作素子は予定義された焦点面を記憶および呼び出すた
めに配属されたメモリを備えている。これにより、ルー
チン作業に対する焦点位置を迅速に再び見出すことがで
きる。例えば種々異なる結像倍率または種々異なる作業
間隔を有する複数の対物レンズが使用される場合、種々
異なる焦点面を所属の操作素子を介して共通の操作卓に
記憶し、これを呼び出すことができる。前もって検出さ
れた対物レンズに対する焦点位置を呼び出す際には、顕
微鏡光学系または対物レンズの高さ走行可能なz駆動部
が、記憶された焦点面に到達するまで走行される。
【0013】付加的に各対物レンズに対して複数の焦点
面を記憶し、所属の操作素子の操作に従ってこれら焦点
面に走行し或いは沿って走査することができる。このこ
とは例えば細胞の探査(顕微観察)の際に利用され、選
択的に細胞の表面、細胞核、または細胞の下面に走行な
いし走査される。別の焦点面をマイクロマニプレータの
先端に配置(設定)し、いつでも所属の操作素子の操作
にしたがって先端の品質(例えば尖鋭度、形状等)を監
視することができる。
【0014】本発明の装置の別の実施形態では、各対物
レンズに対してフォーカシングステップ幅に対する個別
値が記憶される。このフォーカシングステップ値は、
(例えばステップモータの)どの程度のステップ幅がz
方向に焦点合わせの際に走行されるかを指示する。倍率
の高い対物レンズでは、焦点合わせ行程が短く、また被
写界深度も小さいので、小さなフォーカシングステップ
幅が必要である。倍率の低い対物レンズでは、焦点合わ
せ行程が長く、また被写界深度も大きいので、大きなフ
ォーカシングステップ幅が可能ないし必要である。所定
の対物レンズを回動する際(対物レンズ交換装置の操作
により)には、フォーカシングステップ幅が自動的に前
もって記憶された値に調整される。これにより各対物レ
ンズにより個別の迅速な、ないしは緩慢な焦点合わせを
相応に大きな、また小さなステップ幅で行うことができ
る。
【0015】さらに各対物レンズに対して明るさ値を記
憶することができる。このとき典型的には、倍率の低い
(明るい)対物レンズに対しては小さな明るさ値を、倍
率の高い(暗い)対物レンズに対しては大きな明るさ値
を予め選択する。所定の対物レンズを(対物レンズ交換
装置の操作により)回動する際に、照明光の明るさが自
動的に予め記憶された明るさ値に調整される。
【0016】別の有利な構成では、マイクロマニプレー
タに対しても頻繁に必要な位置を予め選択することがで
きる。このために少なくとも1つの共通の操作卓は、所
属のメモリを備える少なくとも1つの記憶式操作素子を
有する。この記憶式操作素子は、電動的に調整可能なマ
イクロマニプレータの予定義された少なくとも1つの調
整位置を記憶し、呼び出す。予選択され記憶された位置
は通常、マイクロマニプレータのルーチン適用の位置で
あり、例えば細胞膜を突き刺すための毛管先端の位置、
または所定の対象物を細胞核に注入するための位置であ
る。
【0017】さらに電動調整可能な顕微鏡機能素子を、
電動調整可能な、種々のフィルタを備えるフィルタ交換
装置として構成することができる。ここでフィルタは例
えば複数のコントラスト法の1つを調整するためのもの
とすることができる。また複数の蛍光フィルタを複数の
蛍光法の1つを調整するために有することもできる。
【0018】蛍光観察では付加的に、電動調整可能なグ
レーフィルタまたは開閉器(シャッター)を照明ビーム
路に設けることができる。このことにより強度を減衰す
ること、または照明ビーム路を完全に閉鎖することがで
き、(例えば作業休止時に)観察すべきおよび操作すべ
き生物学的対象物を不所望の加熱または照射から保護す
ることができる。
【0019】フィルタ交換装置の別の変形実施例では、
複数のカラーフィルタおよび/または減衰フィルタが、
顕微鏡の照明光および/または結像光のスペクトルまた
は明るさを調整するために配置されている。
【0020】有利な実施形態では、顕微鏡に1つないし
複数のビデオ出力端子が設けられている。各ビデオ出力
端子にはそれぞれ1つのカメラアダプタとカメラを取り
付けることができる。このようにして顕微鏡画像がカメ
ラに伝送され、モニタに表示される。有利な構成では本
発明の装置は、電動調整可能な顕微鏡機能素子として電
動的ビデオ出力制御部を有し、このビデオ出力制御部は
結像光をすべてまたは部分的に1つまたは複数のビデオ
出力端子に偏向する。部分的偏向は、電動的に走行可能
なプリズムまたはフィルタないしビームスプリッタによ
って、強度分布または色分布ないし配分(すなわち所定
の波長の領域を選択することにより)の形態で行うこと
ができる。
【0021】顕微鏡およびマイクロマニプレータに対す
る共通の操作卓を介して制御することのできる別の電動
的顕微鏡機能素子は、例えば電動調整可能なコンデンサ
レンズおよび電動的光制御部である。電動調整可能なコ
ンデンサレンズは、コンデンサレンズに配置された素子
を交換するために、例えば位相リングの交換またはウラ
ストンプリズムの交換のために用いる。ウラストンプリ
ズムは位相差干渉コントラスト法(DIC)に必要であ
る。電動的光制御部はビーム路の明るさ制御に用いら
れ、例えばフィルタおよびシャッターを挿入または除去
する。
【0022】もちろん前記電動調整可能な顕微鏡機能素
子と電動調整可能なマイクロマニプレータ(ないし複数
のマイクロマニプレータ)との組み合わせを共通の操作
卓から制御することもできる。
【0023】ここで有利な実施形態では操作卓に、所属
のメモリを備える少なくとも1つの記憶式操作素子が設
けられている。この記憶式操作素子は、電動調整可能な
少なくとも1つの顕微鏡機能素子の少なくとも1つの予
定義された調整を記憶し、呼び出すために設けられてい
る。
【0024】操作卓は顕微鏡に配置するか、または顕微
鏡ケーシングに組み込むことができる。特に有利には、
操作卓を顕微鏡とは別個に配置する。なぜならこの場
合、操作卓の位置を例えば実験台の上で、ユーザが自分
の個別の人間工学に相応して選択することができるから
である。
【0025】顕微鏡に2つまたは複数のマイクロマニプ
レータが配置されている場合、ただ1つの操作卓を設け
ることができる。この操作卓はそれぞれ少なくとも1つ
の操作素子をマイクロマニプレータの少なくとも1つに
対して有する。このことは、どの機能がマイクロマニプ
レータで電動的に実行されるかに依存する。
【0026】顕微鏡にとりわけちょうど2つのマイクロ
マニプレータが配置されている場合、ただ1つの操作卓
を配置することができ、この操作卓は2つの別個の操作
素子を2つのマイクロマニプレータのそれぞれxy調整
および/または高さ調整に対して有する。ここでこれら
2つの操作素子がユーザのそれぞれ片手に配属されてい
る実施形態が特にユーザフレンドリーであることが分か
った。このそれぞれの手に固有に配属することが非常に
ユーザフレンドリーなのは、顕微鏡、すなわち顕微鏡台
を手動調整するユーザによくなじむからである。
【0027】顕微鏡に2つまたはそれ以上のマイクロマ
ニプレータが配置されている場合には、2つの共通の操
作卓を設けることができる。これら2つの操作卓のそれ
ぞれ1つは、マイクロマニプレータの少なくとも1つに
対する少なくとも1つの操作素子と、電動調整可能な顕
微鏡機能素子に対する少なくとも1つの操作素子とを有
する。2つの操作卓を使用することによって、例えば所
定の機能または所定の顕微鏡機能素子またはマイクロマ
ニプレータに配属された操作素子を一方または他方の操
作卓に群分けすることができる。このことによりユーザ
の操作学習が格段に容易になる。
【0028】本発明の装置をさらに進歩して使用するた
めに、装置にはUVレーザが配置され、このレーザのレ
ーザビームは入射結合光学系によって顕微鏡に入射結合
することができる。生物学的対象物をレーザ切断するた
めに、この入射結合されたレーザビームは対物レンズに
よって生物学的対象物にフォーカシングされる。これに
よりマイクロマニプレータないし注入を補充する形で装
置の機能性が格段に改善される。なぜならこれにより試
料を、操作すべき生物学的対象物のレーザ微細切開によ
って前処理または後処理することができるからである。
さらに本発明の装置にIR(赤外)レーザが配属するこ
とができる。このIRレーザのレーザビームは入射結合
光学系により顕微鏡に入射結合され、対物レンズにより
生物学的対象物にフォーカシングされる。フォーカシン
グされたIRレーザビームは、生物的対象物の検出、保
持および運動に使用される。UVレーザおよび/または
IRレーザを制御するために、(少なくとも1つの)操
作卓にはレーザ機能を制御するため(例えばオン/オ
フ、またはフォーカシング/デフォーカシング)の少な
くとも1つの操作素子が配置されている。
【0029】本発明の装置の主要部材は、顕微鏡および
マイクロマニプレータに対して共通に作用する、中央的
に(zentral)配置された操作卓である。この操作卓に
より、顕微鏡、顕微鏡台並びにマイクロマニプレータの
重要な機能を中央的に(集中的に)実施することができ
る。操作素子は、ユーザの手が作業中に操作卓に留まる
ことができ、すべての機能に空間的に近傍で達すること
ができるように操作卓に取り付けられている。操作卓の
人間工学的かつユーザフレンドリーな形状構成によっ
て、手や手関節の疲労が回避される。
【0030】
【実施例】本発明を以下、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0031】図1は、生物学的対象物を微細操作するた
めの装置を示す。この装置は倒立(インバース)顕微鏡
1の上に置かれている。顕微鏡1は極端に概略的に示さ
れており、図を分かり易くしてある。顕微鏡1には、複
数の対物レンズ3を備える対物レンズ交換装置2が配置
されている。対物レンズ3の上方には、倒立顕微鏡1に
電動顕微鏡台4が生物学的対象物(ここに図示せず)を
収容するために配置されている。顕微鏡台4は内側に開
口部5を有し、この開口部を通して生物学的対象物を透
過光で照明し、また観察することができる。このために
顕微鏡台4の上方には照明ビーム路がコンデンサレンズ
(両方とも図示せず)と共に配置されている。顕微鏡1
にはアダプタ6が取り付けられており、このアダプタは
マイクロマニプレータを固定するために設けられてい
る。アダプタ6には電動マイクロマニプレータ7が配置
されている。マイクロマニプレータ7を3つの空間方向
x、y、zに運動させるための駆動部は簡素化のため図
示されていない。
【0032】顕微鏡1とマイクロマニプレータ7に対し
て共通の操作卓8が設けられている。操作卓8は複数の
操作素子9を、電動調整可能な顕微鏡機能素子9と電動
マイクロマニプレータの操作のために有する。概念「電
動調整可能(motorisch verstellbar)な顕微鏡機能素
子」とは、顕微鏡にある電動的に調整可能なすべての機
能素子に対する上位概念的総称であると理解されたい。
これは図示の実施例では、対物レンズ交換装置2および
電動マイクロマニプレータとすることができる。操作素
子9はそれぞれ所定の顕微鏡機能素子またはマイクロマ
ニプレータ7の所定の機能に配属することができる。し
かし1つの操作素子9を複数の機能素子ないしマイクロ
マニプレータ機能に割り当てることも考えられる。この
場合はそれぞれ所望の機能をアクティベートすることが
できる。この実施例で操作卓8は付加的に表示素子10
(例えばLCDディスプレイ)を有しており、これによ
り呼び出された顕微鏡機能素子、または倒立顕微鏡1ま
たはマイクロマニプレータ7で実行された調整を表示す
ることができる。
【0033】操作卓8は制御線路11aにより電動マイ
クロマニプレータ7と、また制御線路11bにより別個
に配置された制御ユニット12と接続されている。この
制御ユニット12もまた制御線路11cにより顕微鏡1
にある電動顕微鏡機能素子と接続されている。この制御
ユニット12は、電動調整可能な顕微鏡機能素子と、電
動調整可能なマイクロマニプレータ7と、共通の操作卓
8とをネットワーク化するために用いられる。もちろん
制御ユニット12を操作卓8または倒立顕微鏡1に組み
込むことも可能である。しかし制御ユニット12からは
大きな熱が発生するので、生物学的対象物を微細操作す
るための装置の図示の実施例では制御ユニット12が別
個に配置されている。図1からは、この制御ユニット1
2が顕微鏡1および操作卓8と同じ実験台の上にあるよ
うに見える。しかし分かり易くするためにそう図示した
だけである。実際には制御ユニット12は顕微鏡1から
できるだけ離れて、例えば実験台の下に設置される。こ
れにより本発明の装置のユーザは操作卓8に容易に、人
間工学的に接近することできる。
【0034】図2は、生物学的対象物を微細操作するた
めの装置を示す。この装置には図1に示されたものに対
して第2のマイクロマニプレータが装備されている。
【0035】倒立顕微鏡1は、複数の対物レンズを備え
る対物レンズ交換装置2と、電動顕微鏡台4を有する。
図示を分かり易くするため、顕微鏡台4の上方に配置さ
れたコンデンサレンズを有する照明ビーム路はここには
示されていない。
【0036】顕微鏡1にはアダプタ6が取り付けられて
おり、このアダプタはマイクロマニプレータを固定する
ために用いられる。このアダプタ6には第1の電動マイ
クロマニプレータ7と第2の電動マイクロマニプレータ
13とが固定されている。2つのマイクロマニプレータ
7,13は3つの空間方向x、y、zに運動することが
できる。これらはインジェクタ(図示せず)の収容に用
いられ、インジェクタにより生物学的対象物を操作する
ことができる。マニプレータの形式は、液体または細胞
成分の注入または吸引、または類似の介入・処理操作を
含むことができる。
【0037】電動顕微鏡機能素子、ここでは電動対物レ
ンズ交換装置2と電動顕微鏡台4を備える顕微鏡1,お
よび2つのマイクロマニプレータ7と13には1つの共
通の操作卓8が配属されている。この操作卓8は、制御
線路11aにより第1の電動マイクロマニプレータ7
と、制御線路11dにより第2の電動マイクロマニプレ
ータ13と接続されている。
【0038】この装置には制御ユニット12が配属され
ており、この制御ユニットは制御線路11bにより操作
卓8と、また制御線路11cにより顕微鏡1と、すなわ
ち電動顕微鏡機能素子と接続されている。制御ユニット
12は、操作卓8により呼び出された顕微鏡1の機能素
子、および制御されるマイクロマニプレータ7,13を
ネットワーク化する。制御ユニット12または(及び)
操作卓8にはメモリ(データメモリまたは画像メモリ)
が設けられている。このメモリは、顕微鏡機能素子また
はマイクロマニプレータ7,13の動作に必要な所定の
情報を格納する。操作卓8は複数の操作素子9を有して
いる。これらの操作素子は電動駆動される顕微鏡1の種
々の機能素子および/または2つのマイクロマニプレー
タ7,13(またはそれらの1つ)に配属されている。
操作素子についての詳細は図4に示されている。顕微鏡
1,マイクロマニプレータ7,13,操作卓8および制
御ユニット12のネットワークの形式はここに図示した
もの以外でも可能である。ネットワークの形式は例えば
使用されるインタフェースまたはデータ伝送プロトコル
に依存する。
【0039】制御ユニット12は顕微鏡1または操作卓
8に組み込むこともできる。しかし不所望の熱発生を顕
微鏡1から遠ざけておくために、図示の装置では制御ユ
ニット12は別個に設置された。
【0040】図3は、生物学的対象物を微細操作・処理
するための本発明の装置を示す。この装置では2つの操
作卓が2つのマイクロマニプレータの配属された顕微鏡
に設けられている。
【0041】正立顕微鏡14は、これに配置された複数
の対物レンズ3を備える電動対物レンズ交換装置2を有
する。電動顕微鏡台4(駆動部は図示せず)は容器15
を収容するために用いられ、容器の上には生物学的対象
物16が存在する。顕微鏡14に配置されたランプハウ
ス17からは(ここに図示しない)照明ビーム路が発す
る。この照明ビーム路はコンデンサレンズ18により生
物学的対象物16に向けられる。
【0042】生物学的対象物16を操作するために、第
1の電動マイクロマニプレータ7と第2の電動マイクロ
マニプレータ13が設けられている。これらは図示の実
施例では顕微鏡とは別個に支持要素19に固定されてい
る。この支持要素は顕微鏡とは結合していない。しかし
マイクロマニプレータを、図1と図2にすでに示したよ
うに、アダプタを用いて顕微鏡に直接結合することも考
えられる。
【0043】第1の電動マイクロマニプレータ7には第
1のインジェクタ20が、そして第2の電動マイクロマ
ニプレータ13には第2のインジェクタ21が配置され
ている。インジェクタ20,21での圧力(例えば液体
または細胞構成成分を注入または抽出するため)を制御
するために必要な圧力制御装置は簡素化のため図示され
ていない。生物学的対象物での操作は微細毛管22によ
り行われる。この微細毛管はインジェクタ20,21に
接続されている。生物学的対象物16で正確な作業を実
行するために(例えば液体または細胞物質の注入)、そ
れぞれ制御される微細毛管22の選択は正確に位置決め
されなければならない。
【0044】この装置は第1の操作卓23と第2の操作
卓24を有する。第1の操作卓23は制御線路25aに
より第1のマイクロマニプレータ7と接続されている。
第2の操作卓24は制御線路25bにより第2のマイク
ロマニプレータ13と接続されている。顕微鏡14,マ
イクロマニプレータ7と13並びに2つの操作卓23と
24をネットワーク化するため、この装置は制御ユニッ
ト12を有している。この制御ユニットはこの装置の構
成要素を相互にネットワーク接続する。このために制御
ユニット12は制御線路26aにより第1の操作卓23
と、制御線路26bにより第2の操作卓24と、並びに
制御線路26cにより顕微鏡14ないし電動調整可能な
顕微鏡機能素子と接続されている。
【0045】制御ユニット12は、顕微鏡14ないしは
その電動顕微鏡機能素子(ここでは電動顕微鏡台4と電
動対物レンズ交換装置2)並びに2つのマイクロマニプ
レータ7と13の操作を択一的に第1の操作卓23から
も第2の操作卓24からも行うことができるように構成
されている。このために2つの操作卓23,24は一連
の操作素子9を有しており、これらの操作素子は顕微鏡
14の種々の電動機能またはマイクロマニプレータ7,
13に配属されているか、または配属することができ
る。操作素子9の詳細については図5で説明する。
【0046】制御ユニット12は顕微鏡14に、または
2つの操作卓23,24の一方または両方に組み込むこ
とができる。しかし電子回路を含む制御ユニット12か
らはかなりの熱が発生するから、図示の装置では制御ユ
ニット12は別個に設置された。これにより生物学的対
象物16が不必要に加熱されるのが回避される。制御ユ
ニット12を別個の配置することのさらなる利点は、顕
微鏡14とこれに配置されたマイクロマニプレータ13
とを空間的に制限された小さな定温室(図示せず)に収
容することができることであり、制御ユニット12はこ
の定温室の外に配置される。
【0047】図4は、すでに図3で説明した装置の変形
実施例を示す。この装置は、手動で操作される顕微鏡台
28を備える正立顕微鏡、複数の対物レンズ3が保持さ
れた対物レンズ交換装置2,および第1のマイクロマニ
プレータ7並びに第2のマイクロマニプレータ13から
なる。顕微鏡機能素子とマイクロマニプレータ7,13
の操作は、第1の共通の操作卓23および第2の共通の
操作卓24により行われる。この装置のネットワーク化
は制御ユニット12により行われる。この制御ユニット
は、制御線路26aにより第1の操作卓23と、制御線
路26bにより第2の操作卓24と、そして制御線路2
6cにより顕微鏡14およびひいてはその顕微鏡機能素
子と接続されている。
【0048】生物学的対象物16の容器15内での透過
照明はランプハウス17から発する照明ビーム路により
行われる。この照明ビーム路はコンデンサレンズ18に
より生物学的対象物に向けられる。
【0049】図3に示した装置に加えて、ここに示した
本発明の装置の実施例は付加的光源を有している。これ
はレーザ27であり、このレーザのレーザビームは顕微
鏡14の上部領域で照射光ビーム路(ここには図示せ
ず)に入射結合され、対物レンズ3により生物学的対象
物にフォーカシングされる。
【0050】レーザはUVレーザまたはIRレーザとす
ることができる。生物学的対象物をレーザ切断(レーザ
切開)により処理すべき場合、UVレーザが使用され
る。この場合、UVレーザビームはフォーカシングされ
た状態で生物学的対象物を切断するのに使用される。あ
るいはまた、IRレーザを使用することができ、そのレ
ーザビームも同様に対物レンズ3により生物学的対象物
16にフォーカシングすることができる。IRレーザビ
ームの焦点により検出された生物学的対象物(またはそ
の一部)はこのレーザ焦点領域内に引き込まれ、レーザ
焦点の移動により保持され(festgehalten)、あるいは
レーザ焦点と共に運動することができる。この原理はし
ばしば「光学的ピンセット」と称される。UVレーザお
よび/またはIRレーザを制御するために、操作卓2
3,24の少なくとも1つには操作素子9が配置されて
おり、この操作素子はレーザ機能の制御に用いられる。
レーザ機能とはここでは、スイッチオン/オフ、または
(パルスレーザの場合)パルスレートの制御、または生
物学的対象物でのフォーカシング/デフォーカシング、
または強度の増大/減少である。
【0051】操作卓23と24は異なる操作素子9を有
することができる。しかし2つの操作卓23,24が同
じように構成されいると有利であることが判明した。こ
れにより操作素子9によって呼び出すことのできる機能
全体を装置のユーザの左手によっても右手によっても呼
び出すことができる。
【0052】図5は、倒立顕微鏡1(立体式)を有する
本発明の一装置を示しており、この顕微鏡は電動顕微鏡
台4を有する。ランプハウス17から発する透過光照明
ビーム路(ここに図示せず)はコンデンサレンズ(ここ
では電動的に構成されている)によって生物学的対象物
に向けられる。この生物学的対象物は対象物支持体29
上に配置されている。フレーム形状の顕微鏡台4の下方
では複数の対物レンズが対物レンズ交換装置2に配置さ
れている。生物学的対象物の顕微鏡画像の視覚的観察は
一対の接眼レンズ30によって行われる。顕微鏡1には
第1のマイクロマニプレータ7と第2のマイクロマニプ
レータ13が配置されている。
【0053】顕微鏡機能素子と2つのマイクロマニプレ
ータ7,13を操作するために、この装置は2つの操作
卓23と24を有する。操作卓23は制御線路25aに
よりマイクロマニプレータ7と、操作卓24は制御線路
25bによりマイクロマニプレータ13と接続されてい
る。この装置には制御ユニット12が、操作卓23,2
4,顕微鏡1とその顕微鏡機能素子、および2つのマイ
クロマニプレータ7,13をネットワーク化するために
配属されている。制御ユニット12は制御線路26aに
より操作卓23と、制御線路26bにより操作卓24
と、そして制御線路26cにより顕微鏡1と接続されて
いる。操作卓23と24には複数の操作素子9が配属さ
れており、これらの操作素子により顕微鏡機能素子およ
び2つのマイクロマニプレータ7,13を操作すること
ができる。
【0054】ここに示した特に有利な実施形態では、顕
微鏡1もその顕微鏡機能素子を操作するための操作素子
を有する。このようにして操作卓23または24の一方
からも、また顕微鏡1自体からも、所定の機能の操作を
行うことができる。例えば操作卓23も操作卓24も、
そして顕微鏡1も顕微鏡をフォーカシングするためのz
駆動ノブ31を有している。フォーカシングの技術的実
施例としては、顕微鏡台4の高さ調整または対物レンズ
3ないし対物レンズ交換装置2の高さ調整を行うことが
できる。
【0055】以下、電動的に構成することのできる顕微
鏡機能素子のいくつかを詳細に説明する。顕微鏡1には
透過光ランプハウス17に加えて、蛍光ランプハウス3
2が装備されている。この蛍光ランプハウス32から発
する蛍光ビーム路(図示せず)には電動蛍光フィルタス
ライダ33が配置されている。結像ビーム路(図示せ
ず)には、複数の鏡筒レンズの取り付けられた鏡筒レン
ズ交換装置34が配置されている。対物レンズを備える
鏡筒レンズは顕微鏡画像の画像補正に関しては1つの補
償システムであるから、それぞれ適合する鏡筒レンズを
正しい対物レンズ3に配属しなければならない。電動鏡
筒レンズ交換装置34によって、ユーザに対して快適に
この配属をいつでも適切に行うことができる。
【0056】同じように結像ビーム路には複数のビデオ
出力端子35が取り付けられており、これらのうちここ
では1つだけが図示されている。このビデオ出力端子3
5にはカメラアダプタおよびこれに続くカメラ(図示せ
ず)が接続される。この場合、顕微鏡画像はカメラに伝
送され、モニタに表示することができる。結像ビーム路
の結像光をすべてまたは部分的に、これらビデオ出力端
子35の1つまたは複数に向ける(導く)ために、顕微
鏡1の下部には電動ビデオ出力制御部(図示せず)が設
けられている。結像光の部分的偏向(取出)は電動的に
運動するプリズムまたはフィルタないしはビームスプリ
ッタによって次のように行うことができる。すなわち、
結像光の強度分布または色分布(分布制御すなわち所定
の波長領域を選択することにより)を行うのである。こ
のビデオ出力制御部の操作は、それぞれ配属された操作
素子9によって操作卓23でも操作卓24でも行うこと
ができる。
【0057】別の電動顕微鏡機能素子として顕微鏡1は
電動透過光フィルタ交換装置36を有する。この透過光
フィルタ交換装置によってカラーフィルタ、グレーフィ
ルタ等を透過光ビーム路へ電動的に挿入ないし除去する
ことができる。操作は操作卓23および/または操作卓
24に配属された操作素子9によって行われる。
【0058】操作卓23と24は互いに異なって構成す
ることができるが、有利には同じ機能素子を有する。従
って操作卓はそれぞれ1つの表示素子10を有する。こ
の表示素子は例えば純粋なLCDディスプレイとして構
成することができる。さらに操作卓23と24はここに
図示した実施形態では、1つの操作ホイール(Bedienra
d)37を有する。この操作ホイールは例えば明るさの
制御、または対物レンズのフォーカシングの際のステッ
プ毎の調整、またはマイクロマニプレータ7,13のz
運動の操作に使用することができる。ジョイスティック
の形式で可動の操作レバー38は顕微鏡台4のxy運
動、またはマイクロマニプレータ7および/または13
のxy運動の制御に選択的に使用することができる。
【0059】ここに示した実施例では、操作ホイール3
7も操作レバー38も二重機能、それどころか多重機能
を有する。所望の機能のアクティベートは例えば1つま
たは複数のキー(ないしノブ)39の操作によって行う
ことができる。他のキー39は例えば電動対物レンズ交
換装置2の操作、または所定のマニプレータ動作状態の
選択または制御に使用することができる。表示素子10
はそれぞれ所望の操作素子の選択の際にユーザに対する
案内として用いられる。それぞれアクティベートされた
動作状態、例えば毛管先端の選択された焦点位置、また
は選択された対物レンズ、または選択されたマニプレー
タ動作状態を表示することができる。さらに付加的に、
多重構成された操作素子(例えば操作ホイール37また
は操作レバー38)でアクティベートされた顕微鏡機能
素子、ないしはマイクロマニプレータ7と13の瞬時に
アクティベートされた機能を表示することができる。
【0060】本発明の実施形態において制御ユニット1
2によって2つの操作卓23と24のいわゆる優先度監
視(Prioritaetenueberwachung)を行うと特に有利であ
ることが判明した。この場合制御ユニット12によっ
て、例えば操作卓23でいつ所定の機能が操作レバー3
8に割り当てられたかが識別される。このことは例えば
キー操作によって行うことができる。しかし操作レバー
38の使用開始を監視することによっても行うことがで
きる。例えば操作レバー38が機能「顕微鏡台をx方向
ないしy方向に走行させる」にアクティベートされたこ
とを制御ユニット12が記録すると直ちに、自動的に他
方の操作卓、すなわち操作卓24でこの機能が同様に相
応する操作レバー38に割り当てられる。このようにし
て、ユーザが左手で操作卓24を操作しようとして、操
作レバー38に触っても間違って他の機能が呼び出され
るということが阻止される。操作レバー38の機能割り
当てのイネーブルはユーザによる所定の機能イネーブル
によって行われる。これは例えば所定キー39の押圧に
よって行う。
【0061】
【発明の効果】本発明の装置により非常にユーザフレン
ドリーで人間工学的な作業が、実験操作のスループット
(効率)向上と操作の容易性が達成され、これはルーチ
ン動作でも可能である。特に、2つの操作卓23と24
の機能割り当てを個別に構成することによって、ユーザ
は個別の作業環境を達成することができる。このことは
リラックスした、疲労の少ない作業につながり、これは
とりわけルーチン動作に対して必要なことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】倒立顕微鏡、マイクロマニプレータおよび共通
の操作卓を備える、生物学的対象物を微細操作するため
の一装置の概略図である。
【図2】倒立顕微鏡、2つのマイクロマニプレータおよ
び共通の操作卓を備える、生物学的対象物を微細操作す
るための一装置の概略図である。
【図3】正立顕微鏡、2つのマイクロマニプレータおよ
び2つの共通の操作卓を備える、生物学的対象物を微細
操作するための一装置の概略図である。
【図4】レーザビームが入射結合される正立顕微鏡、2
つのマイクロマニプレータおよび2つの共通の操作卓を
備える、生物学的対象物を微細操作するための一装置の
概略図である。
【図5】倒立顕微鏡、2つのマイクロマニプレータおよ
び2つの共通の操作卓を備える、生物学的対象物を微細
操作するための一装置の概略図である。
【符号の説明】
1 倒立顕微鏡 2 対物レンズ交換装置 3 対物レンズ 4 顕微鏡台 5 内側開口部 6 アダプタ 7 第1のマイクロマニプレータ 8 操作卓 9 操作素子 10 表示素子 11 制御線路(11a,b,c) 12 制御ユニット 13 第2のマイクロマニプレータ 14 正立顕微鏡 15 容器 16 生物学的対象物 17 ランプハウス 18 コンデンサレンズ 19 支持要素 20 第1のインジェクタ 21 第2のインジェクタ 22 微細毛管 23 第1の操作卓 24 第2の操作卓 25 制御線路(25a,b) 26 制御線路(26a,b,c) 27 レーザ 28 手動顕微鏡台 29 対象物支持体 30 接眼レンズ 31 z駆動ノブ 32 蛍光ランプハウス 33 蛍光フィルタ交換装置 34 鏡筒レンズ交換装置 35 ビデオ出力端子 36 透過光フィルタ交換装置 37 操作ホイール 38 操作レバー 39 キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルナルト クライネ ドイツ連邦共和国 D−35440 リンデン ヴァイマーラー シュトラーセ 12 (72)発明者 カティア ペーター ドイツ連邦共和国 D−35578 ヴェツラ ー フォーゲルザング 2 (72)発明者 ヴェルナー ヴィットゥケ ドイツ連邦共和国 D−35619 ブラウン フェルス ノイエ クライスシュトラーセ 11 A Fターム(参考) 2H052 AA08 AC15 AC34 AF19 AF21 AF25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物学的対象物を微細操作するための装
    置であって、 該装置は、電動調整可能な少なくとも1つの顕微鏡機能
    素子と電動調整可能な少なくとも1つのマイクロマニプ
    レータ(7,13)とを備える顕微鏡(1,14)を有
    し、 前記マイクロマニプレータはインジェクタ(20,2
    1)を備える形式の装置において、 顕微鏡(1,14)と少なくとも1つのマイクロマニプ
    レータ(7,13)とには1つの共通の操作卓(8,2
    3,24)が配属されており、 該操作卓は少なくとも1つの操作素子(9,37,3
    8,39)を、電動調整可能な少なくとも1つの顕微鏡
    機能素子と、電動調整可能な少なくとも1つのマイクロ
    マニプレータ(7,13)との操作のために有する、こ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 電子制御ユニット(12)が設けられて
    おり、 該制御ユニットは、電動調整可能な少なくとも1つの顕
    微鏡機能素子、電動調整可能な少なくとも1つのマイク
    ロマニプレータ(7,13)、および少なくとも1つの
    操作卓(8,23,24)をネットワーク化する、請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 操作卓(8,23,24)は、メモリの
    配属された少なくとも1つの記憶式操作素子(9)を有
    しており、 該記憶式操作素子は、選択された少なくとも1つの焦点
    面を記憶し、呼び出し、または電動調整可能な少なくと
    も1つのマイクロマニプレータ(7,13)の少なくと
    も1つの予定義された調整を記憶し、呼び出す、請求項
    1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの操作卓(8,23,2
    4)は、電動調整可能な1つまたは複数の顕微鏡機能素
    子と、電動調整可能なマイクロマニプレータ(7,1
    3)との組み合わせを操作するために設けられている、
    請求項1または2記載の装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの操作卓(8,23,2
    4)は、メモリの配属された少なくとも1つの記憶式操
    作素子を有しており、 該記憶式操作素子は、電動調整可能な少なくとも1つの
    顕微鏡機能素子の少なくとも1つの予定義された調整を
    記憶し、呼び出す、請求項1から4までのいずれか1項
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 顕微鏡(1,14)には2つまたはそれ
    以上のマイクロマニプレータ(7,13)が配置されて
    おり、 ただ1つの操作卓(8,23,24)が設けられてお
    り、 該ただ1つの操作卓は少なくとも1つの操作素子(9,
    37,38,39)を、マイクロマニプレータ(7,1
    3)の少なくとも1つに対して、少なくとも1つのマイ
    クロマニプレータのそれぞれxy調整および/または高
    さ調整のために有する、請求項1から5までのいずれか
    1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 装置にはUVレーザ(27)が配属され
    ており、 該UVレーザのレーザビームは、入射結合光学系により
    顕微鏡(1,14)に入射結合され、生物学的対象物
    (16)をレーザ切断するために対物レンズ(3)によ
    り生物学的対象物(16)にフォーカシングされる、請
    求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 装置にはIRレーザ(27)が配属され
    ており、 該IRレーザのレーザビームは、入射結合光学系により
    顕微鏡(1,14)に入射結合され、対物レンズ(3)
    により生物学的対象物(16)にフォーカシングされ、
    生物学的対象物(16)または生物学的対象物(16)
    の一部を検出、保持、および移動させるために使用され
    る、請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの操作卓(8,23,2
    4)は少なくとも1つの操作素子(9,37,38,3
    9)を、レーザ(27)の少なくとも1つの機能を制御
    するために有する、請求項7または8記載の装置。
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