JP2003081572A - クレーン用フック - Google Patents

クレーン用フック

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JP2003081572A
JP2003081572A JP2001275420A JP2001275420A JP2003081572A JP 2003081572 A JP2003081572 A JP 2003081572A JP 2001275420 A JP2001275420 A JP 2001275420A JP 2001275420 A JP2001275420 A JP 2001275420A JP 2003081572 A JP2003081572 A JP 2003081572A
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nut
frame
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JP2001275420A
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Hiroshi Tanno
洋 丹野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス時、給脂作業時の作業性等を高
められるようにする。 【解決手段】 ウエイト兼用フレーム22の長さ方向中
間部には中空穴22Aを設け、上,下両端側にはそれぞ
れ軸取付穴22B,22Cを設ける。また、ウエイト兼
用フレーム22の軸取付穴22Bには連結部材23の軸
部23Aを回転可能に挿入すると共に、中空穴22A内
で連結部材側ナット24により連結部材23の抜止めを
行なう。さらに、ウエイト兼用フレーム22の軸取付穴
22Cには引掛部材30の軸部30Aを回転可能に挿入
すると共に、中空穴22A内で引掛部材側ナット31に
より引掛部材30の抜止めを行なう。そして、ウエイト
兼用フレーム22の中空穴22Aには中空穴22Aを閉
塞するカバー37を着脱可能に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクローラク
レーン、タワークレーン等に用いて好適なクレーン用フ
ックに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層ビル等の建設現場におい
て、地上から高所への資材の運搬等に用いられる建設機
械としてクローラクレーンが知られている。そして、こ
のクローラクレーンは、下部走行体と、該下部走行体上
に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の
前部側に設けられた作業装置とから構成されている。ま
た、前記作業装置は、基端側が上部旋回体に俯仰動可能
に取付けられたブームと、該ブームから垂下された主巻
ロープに取付けられたフックとから大略構成されてい
る。
【0003】そして、前記フックは、筒状のフレーム
と、該フレームの上端側に取付けられブームから垂下さ
れた主巻ロープに連結された連結部材と、フレームの下
端側に取付けられた荷吊具とにより大略構成されている
(例えば、特開平10−139363号公報等)。
【0004】この従来技術にあっては、フレームの外周
側に円筒状のウエイト部材を設け、フック全体の重量を
ウエイト部材によって調整することにより、ブームの背
面側に位置する主巻ロープの重量に抗してフックが自由
落下でき、かつ主巻ロープに所定の張力を与えるように
している。
【0005】これにより、主巻ドラムで主巻ロープを巻
出したときには、この巻出し長さに応じてフックを下降
させることができると共に、主巻ロープを巻取るときに
は、巻緩みによる乱巻の発生を防止し、主巻ロープを正
確に巻取ることができる。
【0006】ところで、上述した従来技術のフックで
は、フレームの外周側にウエイト部材を取付ける構成と
しているから、狭い場所で吊荷作業を行なう場合等に
は、フックが主巻ロープの先端で振れたときにウエイト
部材が周囲の障害物に接触し易くなるという不具合が生
じる。そして、このようにフックをフレーム、ウエイト
部材等によって構成した場合には、フック全体を小型化
するのが構造上難しいという問題がある。
【0007】また、従来技術にあっては、ウエイト部材
をフレームに取付けているから、フック全体の重量が比
較的重くなる。そして、このようにフックの重量が重く
なると、フックに吊す吊荷の最大重量を増やすことが難
しくなるという問題もある。
【0008】一方、他の従来技術として、フレームとウ
エイト部材を兼用化してウエイト兼用フレームを形成
し、このウエイト兼用フレームの上端側に連結部材を設
けると共に、ウエイト兼用フレームの下端側に荷吊具を
設ける構成としたものが知られている(例えば、実開昭
58−131278号公報等)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した実
開昭58−131278号公報に記載された従来技術に
よるフックは、円柱状をなすウエイト兼用フレームの上
端側に取付穴を開口して設け、この取付穴に螺着される
ねじ部材に連結部材の下端側を軸受、ナット等を用いて
取付け、これら連結部材、軸受、ナット等が一体に取付
けられたねじ部材をウエイト兼用フレームに螺着する構
成としている。
【0010】また、ウエイト兼用フレームの下端側にも
取付穴を設け、この取付穴に螺着されるねじ部材に荷吊
具の下端側を軸受、ナット等を用いて取付け、これら連
結部材、軸受、ナット等が一体に取付けられたねじ部材
をウエイト兼用フレームに螺着する構成としている。
【0011】このため、例えば連結部材、軸受、ナット
等のメンテナンス時には、連結部材、軸受、ナット等が
一体に取付けられたねじ部材をわざわざ廻してウエイト
兼用フレームから取外す必要があり、このような重量の
大きなねじ部材の着脱作業が作業者にとって大変な作業
となり、メンテナンス時の作業性が低下するという問題
がある。
【0012】また、軸受にグリース等の潤滑剤を供給す
るための給脂作業を行なうときにも、前述したメンテナ
ンス時と同様に、重量の大きなねじ部材をウエイト兼用
フレームから取外す必要があり、給脂作業が面倒な作業
になるという問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、メンテナンス時、給脂
作業時の作業性等を高められるようにしたクレーン用フ
ックを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1の発明によるクレーン用フックは、筒体
として形成され、長さ方向の中間部が外部に開口する中
空穴となり長さ方向の両側がそれぞれ取付穴となったウ
エイト兼用フレームと、該ウエイト兼用フレームの長さ
方向の一側に位置する取付穴に軸受を介して回転可能に
挿入された連結部材と、前記ウエイト兼用フレームの中
空穴内で該連結部材に螺着して設けられ該連結部材を抜
止め状態に保持する連結部材側ナットと、前記ウエイト
兼用フレームの長さ方向の他側に位置する取付穴に軸受
を介して回転可能に挿入された引掛部材と、前記ウエイ
ト兼用フレームの中空穴内で該引掛部材に螺着して設け
られ該引掛部材を抜止め状態に保持する引掛部材側ナッ
トとによって構成している。
【0015】このように構成したことにより、メンテナ
ンス時に作業者はウエイト兼用フレームの中空穴内に手
を延ばし、この中空穴内で連結部材、連結部材側ナッ
ト、引掛部材、引掛部材側ナット、軸受等の各部材のメ
ンテナンス作業を容易に行なうことができる。
【0016】また、請求項2の発明は、ウエイト兼用フ
レームには中空穴を閉塞するカバーを着脱可能に設ける
構成としている。このように構成したことにより、常時
はメンテナンス用の中空穴をカバーにより閉塞すること
ができ、中空穴内に外部から塵埃等が侵入する不具合を
解消することができる。
【0017】さらに、請求項3の発明は、連結部材と連
結部材側ナットとの間には両方に跨る連結部材側のねじ
穴を設け、引掛部材と引掛部材側ナットとの間には両方
に跨る引掛部材側のねじ穴を設け、前記連結部材側のね
じ穴および引掛部材側のねじ穴にはそれぞれワッシャを
介してねじを螺着し、前記ワッシャには前記ねじを廻止
め状態に保持する折曲げ部を設ける構成としている。
【0018】このように構成したことにより、連結部材
と連結部材側ナットとの間に設けたねじ穴にワッシャを
介してねじを螺着し、この状態でワッシャの折曲げ部に
ねじを係合させることにより、ねじを廻止め状態に保持
できると共に、このねじにより連結部材側ナットを連結
部材に対し廻止め状態に保持することができる。
【0019】また、引掛部材と引掛部材側ナットとの間
に設けたねじ穴にワッシャを介してねじを螺着し、この
状態でワッシャの折曲げ部にねじを係合させることによ
り、ねじを廻止め状態に保持できると共に、このねじに
より引掛部材側ナットを引掛部材に対し廻止め状態に保
持することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるクレーン用フ
ックをクローラクレーンに適用した場合を例に挙げ、図
1ないし図6の添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】図中、1は下部走行体、2は該下部走行体
1上に旋回可能に設けられた上部旋回体で、該上部旋回
体2の後部側には、ガイドシーブ3Aを有するA型フレ
ーム3、カウンタウエイト4等が設けられている。ま
た、上部旋回体2には、例えば主巻ドラム5A、補巻ド
ラム5Bおよび起伏ドラム5Cからなる巻上げドラム5
が設けられている。
【0022】6は上部旋回体2の前部側に起伏可能に設
けられたブームで、該ブーム6は、基端側が上部旋回体
2の前部側に回動可能に連結され、その先端側には後述
の主巻ロープ8が巻回されるシーブ6Aが回転可能に設
けられている。
【0023】7は上部旋回体2とブーム6との間に設け
られたバックストップで、該バックストップ7は、ブー
ム6の起立角に応じて伸縮し、ブーム6を背後から支え
るものである。
【0024】8は一端側が主巻ドラム5Aに巻回された
主巻ロープで、該主巻ロープ8の他端側は、シーブ6A
に巻回された状態でブーム6の先端側から下方に垂下し
ている。そして、ブーム6の先端側から垂下した主巻ロ
ープ8の他端側には後述のフック21が吊下げられてい
る。
【0025】9は一端側が起伏ドラム5Cに巻回された
起伏ロープで、該起伏ロープ9の他端側は、A型フレー
ム3を介してブームハンガ10とブームブライドル11
との間に巻回されている。また、ブームブライドル11
にはペンダントロープ12の一端側が接続され、該ペン
ダントロープ12の他端側はブーム6の先端側に接続さ
れている。
【0026】21はブーム6の先端側から垂下された主
巻ロープ8に取付けられたクレーン用フック(以下、フ
ック21という)で、該フック21は、後述のウエイト
兼用フレーム22、連結部材23、引掛部材30および
カバー37等により大略構成されている。
【0027】22はフック21のベースとなるウエイト
兼用フレームで、該ウエイト兼用フレーム22は、図2
ないし図5に示す如く中実な丸鋼に切削加工等を施すこ
とにより、長さ方向に貫通する中空状の筒体として形成
されている。
【0028】ここで、ウエイト兼用フレーム22の長さ
方向中間部位には外部に開口する中空穴22Aが径方向
に貫通して形成されている。そして、この中空穴22A
は、フック21のメンテナンス時、組立時等に作業者が
外部から手を延ばして後述の連結部材側ナット24、玉
軸受28、引掛部材側ナット31および玉軸受35等を
挿入するものである。
【0029】また、ウエイト兼用フレーム22の長さ方
向一端側となる上端側には上側の軸取付穴22Bが形成
され、この軸取付穴22B内には後述する連結部材23
の軸部23Aが回転可能に挿通されている。さらに、ウ
エイト兼用フレーム22の長さ方向他端側となる下端側
には下側の軸取付穴22Cが形成され、この軸取付穴2
2C内には後述する引掛部材30の軸部30Aが回転可
能に挿通されている。
【0030】そして、このウエイト兼用フレーム22
は、連結部材23、引掛部材30等を取付けるためのフ
レームとしての機能と、フック21の重量を設定するた
めのウエイトとしての機能を併せ持つものである。
【0031】23はウエイト兼用フレーム22の上端側
に設けられた連結部材で、該連結部材23は、ウエイト
兼用フレーム22の軸取付穴22B内に回転可能に挿通
された軸部23Aと、中空穴22A内に位置して該軸部
23Aの下端側に一体形成されたナット取付部23B
と、軸部23Aの上端側に一体形成され主巻ロープ8の
端部にピン結合されるピン穴23C1を有したブラケッ
ト部23Cとによって構成されている。
【0032】24は連結部材23の下端側に設けられた
連結部材側ナットで、該連結部材側ナット24は、連結
部材23のナット取付部23Bに螺着して取付けられ、
連結部材23をウエイト兼用フレーム22の軸取付穴2
2Bに対し抜止め状態に保持するものである。
【0033】また、図3、図6に示すように、連結部材
側ナット24と連結部材23のナット取付部23Bとの
間には、両方に跨って連結部材側のねじ穴25が設けら
れている。即ち、このねじ穴25は連結部材側ナット2
4に形成される外周側の半円形ねじ穴と、ナット取付部
23Bに形成される内周側の半円形ねじ穴とによって構
成されるものである。そして、このねじ穴25に、長方
形の平板状をなすワッシャ27を介してねじ26を螺合
することにより、連結部材側ナット24は連結部材23
のナット取付部23Bに対して廻止めされている。
【0034】また、ワッシャ27の角隅にはねじ26の
頭部に係合する折曲げ部27Aが設けられ、この折曲げ
部27Aによってねじ26が連結部材側ナット24に対
して廻止めされている。
【0035】28はウエイト兼用フレーム22と連結部
材側ナット24との間に設けられた連結部材側の玉軸受
で、該玉軸受28は、連結部材ナット24をウエイト兼
用フレーム22に対して円滑に相対回動させるものであ
る。また、玉軸受28の外周側にはウエイト兼用フレー
ム22と連結部材側ナット24との間に位置してダスト
シール29が設けられている。
【0036】30はウエイト兼用フレーム22の下端側
に設けられた引掛部材で、該引掛部材30は、ウエイト
兼用フレーム22の軸取付穴22C内に回転可能に挿通
された軸部30Aと、中空穴22A内に位置して該軸部
30Aの上端側に一体形成されたナット取付部30B
と、軸部30Aの下端側に一体形成されたコ字状のブラ
ケット部30Cと、該ブラケット部30Cに連結ピン3
0Dを介して連結された鈎部30Eとによって構成され
ている。
【0037】31は引掛部材30の上端側に設けられた
引掛部材側ナットで、該引掛部材側ナット31は、引掛
部材30のナット取付部30Bに螺着して取付けられ、
引掛部材30をウエイト兼用フレーム22の軸取付穴2
2Cに対し抜止め状態に保持するものである。
【0038】また、図3に示すように、引掛部材側ナッ
ト31と引掛部材30のナット取付部30Bとの間には
両方に跨って引掛部材側のねじ穴32が設けられてい
る。即ち、このねじ穴32は引掛部材側ナット31に形
成される外周側の半円形ねじ穴と、ナット取付部30B
に形成される内周側の半円形ねじ穴とによって構成され
るものである。そして、このねじ穴32に、長方形の平
板状をなすワッシャ34を介してねじ33を螺合するこ
とにより、引掛部材側ナット31は引掛部材30のナッ
ト取付部30Bに対して廻止めされている。
【0039】また、ワッシャ34の角隅にはねじ33の
頭部に係合する折曲げ部34Aが設けられ、この折曲げ
部34Aによってねじ33は引掛部材側ナット31に対
して廻止めされている。
【0040】35はウエイト兼用フレーム22と引掛部
材側ナット31との間に設けられた引掛部材側の玉軸受
で、該玉軸受35は、引掛部材側ナット31をウエイト
兼用フレーム22に対して円滑に相対回動させるもので
ある。また、玉軸受35の外周側にはウエイト兼用フレ
ーム22と引掛部材側ナット31との間に位置してダス
トシール36が設けられている。
【0041】37,37はウエイト兼用フレーム22の
中空穴22Aを両側から施蓋する一対のカバーで、該カ
バー37は中空穴22Aの開口部に隙間なく嵌合して取
付けられている。そして、一方のカバー37から他方の
カバー37に向けボルト38,38を挿入し、これら各
ボルト38の先端にナット39,39を螺合することに
より、カバー37はウエイト兼用フレーム22に着脱可
能に一体に取付けられている。
【0042】40はウエイト兼用フレーム22の軸取付
穴22Bと連結部材23の軸部23Aとの間の摺動面に
給脂を行なうための第1の給脂通路、41は玉軸受28
に給脂を行なうための第2の給脂通路で、これら給脂通
路40,41を通じて軸取付穴22Bと軸部23Aとの
間、玉軸受28に対する給脂作業を容易に行なうことが
できる構成となっている。
【0043】また、42はウエイト兼用フレーム22の
軸取付穴22Cと引掛部材30の軸部30Aとの間の摺
動面に給脂を行なうための第3の給脂通路、43は玉軸
受35に給脂を行なうための第4の給脂通路で、これら
給脂通路42,43を通じて軸取付穴22Cと軸部30
Aとの間、玉軸受35に対する給脂作業を容易に行なう
ことができる構成となっている。
【0044】本実施の形態は上述の如き構成を有するも
ので、以下、その作動について説明する。
【0045】まず、吊荷作業を行なうときには、ブーム
6の先端側を所望の高さに上昇させた後、主巻ドラム5
Aを回転させ、主巻ロープ8の巻取り、巻出しを行なう
ことにより、フック21に吊下げた資材(図示せず)を
高所に運搬することができる。
【0046】ここで、本実施の形態では、ウエイト兼用
フレーム22の中空穴22A内に連結部材側ナット2
4、玉軸受28、引掛部材側ナット31、玉軸受35等
を収容し、中空穴22Aをカバー37、ボルト38等を
用いて閉塞する構成としている。
【0047】このため、フック21のメンテナンス作業
時に作業者はボルト38を抜取ってカバー37を取外
し、中空穴22A内に手を挿入することにより、この中
空穴22A内で連結部材側ナット24、玉軸受28、引
掛部材側ナット31、玉軸受35等のメンテナンスを容
易に行なうことができる。
【0048】また、連結部材23のナット取付部23B
と連結部材側ナット24には両方に跨るねじ穴25を設
け、このねじ穴25にねじ26を螺着する構成としたの
で、ねじ26により連結部材側ナット24をナット取付
部23Bに対し廻止め状態に強固に固定することができ
る。また、ねじ26をワッシャ27の折曲げ部27Aに
よって廻止めする構成としたので、ねじ26によって連
結部材側ナット24の廻止めを確実に行なうことができ
る。
【0049】さらに、引掛部材30のナット取付部30
Bと引掛部材側ナット31には両方に跨るねじ穴32を
設け、このねじ穴32にねじ33を螺着する構成とした
ので、ねじ33により引掛部材側ナット31をナット取
付部30Bに対し廻止め状態に強固に固定することがで
きる。また、ねじ33をワッシャ34の折曲げ部34A
によって廻止めする構成としたので、ねじ33によって
引掛部材側ナット31の廻止めを確実に行なうことがで
きる。
【0050】また、ウエイト兼用フレーム22には中空
穴22Aを施蓋するカバー37を着脱可能に設ける構成
としたので、カバー37により中空穴22A内に外部か
ら塵埃等が侵入する不具合を解消することができ、玉軸
受28,35等の耐久性、寿命等を高めることができ
る。
【0051】なお、前記実施の形態では、フック21が
設けられる建設機械としてクローラ式油圧クレーンを例
に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば
ホイール式の油圧クレーン、定置式油圧クレーン等の各
種のクレーンにも広く適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、連結部材を抜止め状態に保持する連結部材側ナ
ットを、ウエイト兼用フレームの長さ方向中間部に位置
する中空穴内で連結部材に螺着して設けると共に、引掛
部材を抜止め状態に保持する引掛部材側ナットを、前記
中空穴内で引掛部材に螺着して設ける構成としたので、
メンテナンス時に作業者はウエイト兼用フレームの中空
穴に手を挿入し、連結部材、連結部材側ナット、引掛部
材、引掛部材側ナット、軸受等の各部材のメンテナンス
作業を簡単に行なうことができ、作業効率を高めること
ができる。
【0053】また、請求項2の発明は、ウエイト兼用フ
レームには中空穴を閉塞するカバーを着脱可能に設ける
構成としたので、常時はメンテナンス用の中空穴をカバ
ーにより閉塞することができ、ウエイト兼用フレームの
中空穴内に外部から塵埃等が侵入する不具合を解消する
ことができ、当該フックの耐久性、寿命等を高めること
ができる。
【0054】さらに、請求項3の発明は、連結部材と連
結部材側ナットとの間には両方に跨る連結部材側のねじ
穴を設け、引掛部材と引掛部材側ナットとの間には両方
に跨る引掛部材側のねじ穴を設け、前記連結部材側のね
じ穴および引掛部材側のねじ穴にはそれぞれワッシャを
介してねじを螺着し、前記ワッシャには前記ねじを廻止
め状態に保持する折曲げ部を設ける構成としたので、ね
じにより連結部材側ナット、引掛部材側ナットをそれぞ
れ連結部材、引掛部材に対し廻止め状態に保持できると
共に、ねじをワッシャの折曲げ部により廻止め状態に保
持することができ、当該フックの性能、信頼性等を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフックを備えた油圧
クレーンを示す正面図である。
【図2】図1中のフックを拡大して示す縦断面図であ
る。
【図3】フックを図2中の矢示III−III方向から拡大し
てみた部分拡大断面図である。
【図4】フックを図2中の矢示IV−IV方向から拡大して
みた拡大断面図である。
【図5】図2中のフックを示す分解斜視図である。
【図6】図3中の連結部材、連結部材側ナット、ワッシ
ャ、ねじを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
21 クレーン用フック 22 ウエイト兼用フレーム 22A 中空穴 22B,22C 軸取付穴 23 連結部材 23A,30A 軸部 23B,30B ナット取付部 23C,30C ブラケット部 24 連結部材側ナット 25,32 ねじ穴 26,33 ねじ 27,34 ワッシャ 27A,34A 折曲げ部 30 引掛部材 30D 連結ピン 30E 鈎部 31 引掛部材側ナット 37 カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体として形成され、長さ方向の中間部
    が外部に開口する中空穴となり長さ方向の両側がそれぞ
    れ取付穴となったウエイト兼用フレームと、 該ウエイト兼用フレームの長さ方向の一側に位置する取
    付穴に軸受を介して回転可能に挿入された連結部材と、 前記ウエイト兼用フレームの中空穴内で該連結部材に螺
    着して設けられ該連結部材を抜止め状態に保持する連結
    部材側ナットと、 前記ウエイト兼用フレームの長さ方向の他側に位置する
    取付穴に軸受を介して回転可能に挿入された引掛部材
    と、 前記ウエイト兼用フレームの中空穴内で該引掛部材に螺
    着して設けられ該引掛部材を抜止め状態に保持する引掛
    部材側ナットとによって構成してなるクレーン用フッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記ウエイト兼用フレームには前記中空
    穴を閉塞するカバーを着脱可能に設ける構成としてなる
    請求項1に記載のクレーン用フック。
  3. 【請求項3】 前記連結部材と連結部材側ナットとの間
    には両方に跨る連結部材側のねじ穴を設け、前記引掛部
    材と引掛部材側ナットとの間には両方に跨る引掛部材側
    のねじ穴を設け、前記連結部材側のねじ穴および引掛部
    材側のねじ穴にはそれぞれワッシャを介してねじを螺着
    し、前記ワッシャには前記ねじを廻止め状態に保持する
    折曲げ部を設ける構成としてなる請求項1または2に記
    載のクレーン用フック。
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