JP2003067244A - 不揮発性記憶装置及びその制御方法 - Google Patents

不揮発性記憶装置及びその制御方法

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JP2003067244A JP2001254220A JP2001254220A JP2003067244A JP 2003067244 A JP2003067244 A JP 2003067244A JP 2001254220 A JP2001254220 A JP 2001254220A JP 2001254220 A JP2001254220 A JP 2001254220A JP 2003067244 A JP2003067244 A JP 2003067244A
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Masayuki Toyama
昌之 外山
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    • G06F12/0238Memory management in non-volatile memory, e.g. resistive RAM or ferroelectric memory
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 初期化時間を短縮することにより携帯機器の
利便性を向上させる不揮発性記憶装置及びその制御方法
を提供する。 【解決手段】 初期化時のデータ有効性テーブルの作成
において、まず有効性フラグ及び第2の変換テーブルを
読み出す。有効性フラグが有効の場合、第2の変換テー
ブル上の論理ブロックも有効である。このため、データ
有効性テーブルに第2の変換テーブル上の論理ブロック
が有効と設定することができる。このように1度の読み
出しにより、複数個の論理ブロック分の設定をすること
ができる。さらにすでにデータ有効性テーブルに有効と
設定されている部分論理ブロックについては読み出しを
省略し、次の部分論理ブロックの処理に進むことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性記憶装置
及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽データや映像データを取り扱う携帯
機器の記憶装置として、データの書き換えが可能で、携
帯性が高く、電池等によるバックアップが不要であるフ
ラッシュメモリ等の不揮発性メモリを備えた記憶装置が
使われるようになってきた。従来の不揮発性記憶装置に
ついて、図4から図10を用いて、512MビットのF
LASHチップ4個で256MB容量の場合を例に説明
する。
【0003】図4は、不揮発性記憶装置の構成図であ
る。図4において、1は不揮発性記憶装置、8はデータ
入出力装置である。不揮発性記憶装置1は、不揮発性記
憶媒体2(従来例及び本発明の実施例においてはフラッ
シュメモリである)、制御部3を有する。さらに制御部
3は第1の変換テーブル(間接アドレス変換テーブル)
4、データ有効性テーブル(第4のテーブル)5、エント
リテーブル(第3のテーブル)6、入出力制御部7を有す
る。
【0004】不揮発性記憶装置1は、入出力制御部7を
介し、データ入出力装置8から、書き込み要求、読み出
し要求、消去要求等の各種要求を受け付け、それらに対
する処理を行う。書き込み要求時には、データ入出力装
置8から不揮発性記憶装置1に書き込みデータが転送さ
れる。読み出し要求時には、不揮発性記憶装置1からデ
ータ入出力装置8に読み出しデータが転送される。制御
部3は、入出力制御部7で受け付けた要求に応じて、不
揮発性記憶媒体2に対し、書き込み、読み出し、消去を
実施する。さらに制御部3は、第1の変換テーブル4、
データ有効性テーブル5、エントリテーブル6を参照、
更新する。
【0005】図5は、不揮発性記憶装置1の不揮発性記
憶媒体2の構成図である。図5において、1−1、1−
2、…1−2048、2−1、…8−2048はそれぞ
れ1個の物理ブロックを表す。フラッシュメモリ等の不
揮発性記憶媒体においてはデータの消去単位は物理ブロ
ックである。物理ブロック1−1、…1−2048をま
とめて第1の物理ブロック群と言う。第2の物理ブロッ
ク群から第8の物理ブロック群も同様である。1個の不
揮発性記憶媒体2(記憶素子)はそれぞれ2048(=2
11)個の物理ブロックを有する8個の物理ブロック群
から成り、合計16384(=214)個の物理ブロック
を有する。
【0006】また、8個のブロック群のそれぞれから1
個の物理ブロックを選択し1個の物理ブロックセットを
構成する。例えば図のように、1−1、2−2、3−
3、4−3、5−2、6−2048、7−1、8−3を
第1の物理ブロックセットと呼ぶ。不揮発性記憶媒体2
はデータを書き込むのに時間がかかる。このため、制御
部3は入力した8個のデータをまとめて物理ブロックセ
ットに1度に書き込む。8個の物理ブロック(1個の物
理ブロックセット)に同時にデータを書き込むことによ
りデータのビット幅が8倍になり、不揮発性記憶装置1
の実行的な書き込み速度を8倍にすることができる。し
かし、同一の物理ブロック群の複数の物理ブロックには
同時に書き込みはできない。不揮発性メモリの複数の物
理ブロックに同時にデータを書き込む技術は公知であ
る。例えば、株式会社東芝製不揮発性メモリTC585
12FTのデータシートには、複数の物理ブロックに同
時にデータを書き込むマルチブロックプログラムの説明
が記載されている。
【0007】図6は、不揮発性記憶装置の不揮発性記憶
媒体の第1の物理ブロックセットの構成図である。図6
において、物理ブロック1−1は、8個の部分論理ブロ
ック1−1A、1−1B、1−1C、…1−1Hから成
る。物理ブロックセット内に含まれる全ての物理ブロッ
クから部分論理ブロックを1個ずつ順番に選択し、1個
の論理ブロックを構成する。例えば図のように、1−1
A、2−2A、3−3A、4−3A、5−2A、6−2
048A、7−1A、8−3Aを第1の論理ブロックと
呼ぶ。1個の物理ブロック、論理ブロックは32ページ
であり、1個の部分論理ブロックは4ページである。
【0008】図7は、不揮発性記憶装置の不揮発性記憶
媒体の物理ブロックの冗長領域の詳細図である。部分論
理ブロックはデータの他に、冗長領域を有する。第1の
物理ブロック群のそれぞれの部分論理ブロックは冗長領
域にデータ有効性フラグを有する。第1の物理ブロック
群の幾つかの部分論理ブロックは冗長領域にリンクテー
ブル及び第2の変換テーブルを有する。
【0009】第2の変換テーブルは、第1の物理ブロッ
ク群に含まれる8つの部分論理ブロックについての論理
アドレスから物理アドレス(部分論理ブロックの物理的
なアドレス)への変換テーブルである。リンクテーブル
は、論理ブロックを構成している第2〜第8の物理ブロ
ック群に含まれる7つの部分論理ブロック(第1の物理
ブロック群に含まれ、そのリンクテーブルを有する部分
論理ブロックを除く)の物理アドレス(部分論理ブロック
の物理的なアドレス)テーブルである。有効性フラグ
は、論理ブロックの第2の変換テーブルの有効無効を示
すフラグである。第2の変換テーブルは、第1の物理ブ
ロック群だけでなく第2〜第8の物理ブロック群にあっ
てもよい。
【0010】各物理ブロックの先頭の部分論理ブロック
は、その部分論理ブロックが含まれる物理ブロックが消
去済か否かを判定できる第1のデータを有する。第1の
データは、例えば8ビットのデータであってFFHであ
ればその物理ブロックは消去済であり、FFH以外の値
であればその物理ブロックは消去済でない。第1のデー
タは、その物理ブロックが消去済であるか否かの判定を
する以外の用途を有していても良い。書き込みは物理ブ
ロックセットを単位として行い、消去は物理ブロックを
単位として行う。書き込んだデータが有効であるか否か
は部分論理ブロック単位で決定できる。
【0011】図9は、エントリテーブル6の構成図であ
る。図9において、0または1の数字がアドレス0、
1、2、…の順に並べられたそれぞれの物理ブロックの
状態を示す。0は書き込み済を表し、1は消去済を表
す。エントリテーブルは初期化時に作成される。図10
は、データ有効性テーブル5の構成図である。図10に
おいて、0または1の数字がアドレス0、1、2、…の
順に並べられた第1の物理ブロック群のそれぞれの部分
論理ブロックの書き込みデータの有効性を示す。0は無
効を表し、1は有効を表す。エントリテーブルと同様に
データ有効性テーブルも初期化時に作成される。
【0012】図8A、8Bは、従来の不揮発性記憶装置
の初期化時に第3のテーブル作成手段及び第4のテーブ
ル作成手段が実行するフローチャートである。図8Aと
図8Bは、図8Aのaと図8Bのaでつながっている。
図8A、8Bにおいて、ステップ801でエントリテー
ブルの全ての欄に初期値1(消去済)を設定する。ステッ
プ802でデータ有効性テーブルの全ての欄に初期値0
(無効)を設定する。ステップ803で物理ブロック群内
での物理ブロック番号jに初期値1を設定する。ステッ
プ804で物理ブロック内での部分論理ブロック番号i
に初期値1設定する。
【0013】ステップ805で第1の物理ブロック群の
第j番目の物理ブロックの第1番目の部分論理ブロック
を読み出す。ステップ806で、読み出した物理ブロッ
クの先頭ページの第1のデータより、消去済の物理ブロ
ックか否か判断する。消去済の物理ブロックの場合は、
すでにステップ801でエントリテーブルに初期値1
(消去済)が設定されており、且つステップ802でデー
タ有効性テーブルに初期値0(無効)が設定されているた
め、何もせずに第j番目の物理ブロックの処理を終了す
る。書き込み済の物理ブロックの場合は、ステップ80
7に進みエントリテーブルのその物理ブロックの欄に0
(書き込み済)を設定する。
【0014】ステップ809で冗長領域にある有効性フ
ラグが有効か否か判断する。有効性フラグが無効の場合
は、すでにステップ802でデータ有効性テーブルに初
期値0(無効)が設定されているため、何もせずに第i番
目の部分論理ブロックの処理を終了する。有効性フラグ
が有効の場合は、ステップ810に進みデータ有効性テ
ーブルのその部分論理ブロックの欄に1(有効)を設定す
る。
【0015】ステップ811で物理ブロック内での部分
物理ブロック番号iに1を加算する。ステップ812で
物理ブロック内での最後の部分論理ブロックか否か、つ
まりi>8か否か判断する。最後の部分論理ブロックで
ない場合、つまりi≦8の場合は、ステップ808に戻
り第1の物理ブロック群の第j番目の物理ブロックの第
i番目の部分論理ブロックを読み出し、ステップ809
〜812の処理を再度行う。ステップ812で最後の部
分論理ブロックの場合、つまりi>8の場合は、第j番
目の物理ブロックの処理を終了し、次の物理ブロックの
処理に進む。
【0016】ステップ813で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに1を加算する。ステップ814で物
理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つまり
j>2048か否か判断する。最後の物理ブロックでな
い場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ804
に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物理ブロ
ックの場合、つまりj>2048の場合は、第1の物理
ブロック群の処理を終了し、第2の物理ブロック群の処
理に進む。
【0017】ステップ815で物理ブロック群番号kに
初期値2を設定する。ステップ816で物理ブロック群
内での物理ブロック番号jに初期値1を設定する。ステ
ップ817で第kの物理ブロック群の第j番目の物理ブ
ロックの第1番目の部分論理ブロックを読み出す。ステ
ップ818で、読み出した物理ブロックの先頭ページの
第1のデータより、消去済の物理ブロックか否か判断す
る。消去済の物理ブロックの場合は、すでにステップ8
01でエントリテーブルに初期値1(消去済)が設定され
ているため、何もせずに第j番目の物理ブロックの処理
を終了する。書き込み済の物理ブロックの場合は、ステ
ップ819に進みエントリテーブルのその物理ブロック
の欄に0(書き込み済)を設定する。
【0018】ステップ820で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに1を加算する。ステップ821で物
理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つまり
j>2048か否か判断する。最後の物理ブロックでな
い場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ817
に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物理ブロ
ックの場合、つまりj>2048の場合は、第kの物理
ブロック群の処理を終了し、次の物理ブロック群の処理
に進む。
【0019】ステップ822で物理ブロック群番号kに
1を加算する。ステップ823で最後の物理ブロック群
か否か、つまりk>8か否か判断する。最後の物理ブロ
ック群でない場合、つまりk≦8の場合は、ステップ8
16に戻り次の物理ブロック群の処理を行う。最後の物
理ブロック群の場合、つまりk>8の場合は、このフロ
チャートを終了する。
【0020】このように、不揮発性記憶装置を本体に挿
入すると、本体から指定する論理アドレスと不揮発性記
憶装置の物理アドレスとのアドレス変換テーブルを含む
アドレス管理テーブルの作成を行う。そのためアドレス
管理テーブル作成に必要な時間(以降初期化時間と表記)
は不揮発性メモリの容量に比例して増加する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】近年では携帯機器で取
り扱う情報量が増大する傾向にあり、これに対処するた
めに不揮発性記憶装置の記憶容量も増大している。しか
し、この記憶容量の増大は初期化時間の増大を招いてい
る。初期化時間中は外部から不揮発性メモリを備えた不
揮発性記憶装置にデータアクセスは行えない。つまり、
携帯機器に不揮発性記憶装置を差し込んだ後、携帯機器
が不揮発性記憶装置を認識するために必要な時間、すな
わちユーザが携帯機器を操作できない時間の増大が課題
となっている。本発明は、上記従来の問題点を解決する
もので、初期化時間を短縮することにより携帯機器の利
便性を向上させる不揮発性記憶装置及びその制御方法を
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は下記の構成を有する。請求項1に記載の発
明は、複数の物理ブロックと、論理アドレスから物理ア
ドレスを得る第1の変換テーブルを作成する第1のテー
ブル作成手段と、論理アドレスから物理アドレスを得る
第2の変換テーブルを作成する第2のテーブル作成手段
と、それぞれの前記物理ブロックが消去済みであるか否
かを示す第3のテーブルを作成する第3のテーブル作成
手段と、を有し、前記物理ブロックは、データを格納す
るデータ領域と、その物理ブロックが消去済みであるか
否かを示す第1のデータとを有し、前記第1の変換テー
ブルの物理アドレスで指定される前記物理ブロックは、
前記第2の変換テーブルを更に有し、前記第3のテーブ
ル作成手段は、前記物理ブロックから前記第1のデータ
及び前記第2の変換テーブルを読み出し、前記第1のデ
ータに従ってその物理ブロックの前記第3のテーブルの
値を決定し、前記第2の変換テーブルに含まれる物理ア
ドレスに対応する前記物理ブロックの前記第3のテーブ
ルの値を消去済みでないものと決定し、前記第2の変換
テーブルに含まれ且つ未だ前記第1のデータを読み出し
ていない前記物理ブロックについては前記第1のデータ
を読み出さない、ことを特徴とする不揮発性記憶装置で
ある。
【0023】請求項2に記載の発明は、複数の物理ブロ
ックと、入力データを分割して複数の前記物理ブロック
又は前記物理ブロックを分割した領域に書き込む書き込
み手段と、分割された入力データをそれぞれ書き込んだ
複数の前記物理ブロック又は前記領域の連結情報である
リンクテーブルを生成するリンクテーブル生成手段と、
それぞれの前記物理ブロックが消去済みであるか否かを
示す第3のテーブルを作成する第3のテーブル作成手段
と、を有し、前記物理ブロックは、データを格納するデ
ータ領域と、その物理ブロックが消去済みであるか否か
を示す第1のデータとを有し、分割された入力データを
それぞれ書き込んだ複数の前記物理ブロック又は前記領
域の中の少なくとも1個の前記物理ブロック又は前記領
域は、前記リンクテーブルを更に有し、前記第3のテー
ブル作成手段は、前記物理ブロック又は前記領域から前
記第1のデータ及び前記リンクテーブルを読み出し、前
記第1のデータに従ってその物理ブロックの前記第3の
テーブルの値を決定し、前記リンクテーブルに含まれる
物理アドレスに対応する前記物理ブロックの前記第3の
テーブルの値を消去済みでないものと決定し、前記リン
クテーブルに含まれ且つ未だ前記第1のデータを読み出
していない前記物理ブロックについては前記第1のデー
タを読み出さない、ことを特徴とする不揮発性記憶装置
である。
【0024】請求項3に記載の発明は、複数の物理ブロ
ックと、論理アドレスから物理アドレスを得る第1の変
換テーブルを作成する第1のテーブル作成手段と、論理
アドレスから物理アドレスを得る第2の変換テーブルを
作成する第2のテーブル作成手段と、それぞれの前記物
理ブロック又は前記物理ブロックを分割した領域に有効
なデータが書き込まれているか否かを示す第4のテーブ
ルを作成する第4のテーブル作成手段と、を有し、前記
物理ブロック又は前記領域は、データを格納するデータ
領域を有し、前記第1の変換テーブルの物理アドレスで
指定される前記物理ブロック又は前記領域は、前記第2
の変換テーブルと、前記第2の変換テーブルが有効か否
かを示す第2のフラグとを更に有し、前記第4のテーブ
ル作成手段は、前記物理ブロック又は前記領域から前記
第2のフラグ及び前記第2の変換テーブルを読み出し、
前記第2のフラグに従ってその物理ブロック又はその領
域の前記第4のテーブルの値を決定し、前記第2の変換
テーブルに含まれる物理アドレスに対応する前記物理ブ
ロック又は前記領域の前記第4のテーブルの値を有効な
データが書き込まれているものと決定し、前記第2の変
換テーブルに含まれ且つ未だ前記第2のフラグを読み出
していない前記物理ブロック又は前記領域については前
記第2のフラグを読み出さない、ことを特徴とする不揮
発性記憶装置である。
【0025】請求項4に記載の発明は、前記不揮発性記
憶装置は、複数のバスラインと、複数の前記物理ブロッ
クを有し且つ前記バスラインに接続された複数の不揮発
性記憶素子とを有し、前記バスラインに接続された不揮
発性記憶素子に書き込まれた前記第2の変換テーブルの
数が、前記バスライン毎に略同一であることを特徴とす
る請求項1又は請求項3に記載の不揮発性記憶装置であ
る。
【0026】請求項5に記載の発明は、前記不揮発性記
憶装置は、複数のバスラインと、複数の前記物理ブロッ
クを有し且つ前記バスラインに接続された複数の不揮発
性記憶素子とを有し、前記バスラインに接続された不揮
発性記憶素子に書き込まれた前記リンクテーブルの数
が、前記バスライン毎に略同一であることを特徴とする
請求項2に記載の不揮発性記憶装置である。
【0027】請求項6に記載の発明は、複数の物理ブロ
ックと、論理アドレスから物理アドレスを得る第1の変
換テーブルを作成する第1のテーブル作成手段と、論理
アドレスから物理アドレスを得る第2の変換テーブルを
作成する第2のテーブル作成手段と、それぞれの前記物
理ブロックが消去済みであるか否かを示す第3のテーブ
ルを作成する第3のテーブル作成手段と、を有し、前記
物理ブロックは、データを格納するデータ領域と、その
物理ブロックが消去済みであるか否かを示す第1のデー
タとを有し、前記第1の変換テーブルの物理アドレスで
指定される前記物理ブロックは、前記第2の変換テーブ
ルを更に有する不揮発性記憶装置の制御方法であって、
前記第3のテーブル作成手段が、前記物理ブロックから
前記第1のデータを読み出し、前記第1のデータに従っ
てその物理ブロックの前記第3のテーブルの値を決定す
る第1の決定ステップと、前記第3のテーブル作成手段
が、前記物理ブロックから前記第2の変換テーブルを読
み出し、前記第2の変換テーブルに含まれる物理アドレ
スに対応する前記物理ブロックの前記第3のテーブルの
値を消去済みでないものと決定する第2の決定ステップ
と、を有し、前記第3のテーブル作成手段が、前記第2
の変換テーブルに含まれ且つ未だ前記第1のデータを読
み出していない前記物理ブロックについては前記第1の
決定ステップを実行しない、ことを特徴とする不揮発性
記憶装置の制御方法である。
【0028】請求項7に記載の発明は、複数の物理ブロ
ックと、入力データを分割して複数の前記物理ブロック
又は前記物理ブロックを分割した領域に書き込む書き込
み手段と、分割された入力データをそれぞれ書き込んだ
複数の前記物理ブロック又は前記領域の連結情報である
リンクテーブルを生成するリンクテーブル生成手段と、
それぞれの前記物理ブロックが消去済みであるか否かを
示す第3のテーブルを作成する第3のテーブル作成手段
と、を有し、前記物理ブロックは、データを格納するデ
ータ領域と、その物理ブロックが消去済みであるか否か
を示す第1のデータとを有し、分割された入力データを
それぞれ書き込んだ複数の前記物理ブロック又は前記領
域の中の少なくとも1個の前記物理ブロック又は前記領
域は、前記リンクテーブルを更に有する不揮発性記憶装
置の制御方法であって、前記第3のテーブル作成手段
が、前記物理ブロック又は前記領域から前記第1のデー
タを読み出し、前記第1のデータに従ってその物理ブロ
ックの前記第3のテーブルの値を決定する第1の決定ス
テップと、前記第3のテーブル作成手段が、前記物理ブ
ロック又は前記領域から前記リンクテーブルを読み出
し、前記リンクテーブルに含まれる物理アドレスに対応
する前記物理ブロックの前記第3のテーブルの値を消去
済みでないものと決定する第2の決定ステップと、を有
し、前記第3のテーブル作成手段が、前記リンクテーブ
ルに含まれ且つ未だ前記第1のデータを読み出していな
い前記物理ブロック又は前記領域については前記第1の
決定ステップを実行しない、ことを特徴とする不揮発性
記憶装置の制御方法である。
【0029】請求項8に記載の発明は、複数の物理ブロ
ックと、論理アドレスから物理アドレスを得る第1の変
換テーブルを作成する第1のテーブル作成手段と、論理
アドレスから物理アドレスを得る第2の変換テーブルを
作成する第2のテーブル作成手段と、それぞれの前記物
理ブロック又は前記物理ブロックを分割した領域に有効
なデータが書き込まれているか否かを示す第4のテーブ
ルを作成する第4のテーブル作成手段と、を有し、前記
物理ブロック又は前記領域は、データを格納するデータ
領域を有し、前記第1の変換テーブルの物理アドレスで
指定される前記物理ブロック又は前記領域は、前記第2
の変換テーブルと、前記第2の変換テーブルが有効か否
かを示す第2のフラグとを更に有する不揮発性記憶装置
の制御方法であって、前記第4のテーブル作成手段が、
前記物理ブロック又は前記領域から前記第2のフラグを
読み出し、前記第2のフラグに従ってその物理ブロック
又はその領域の前記第4のテーブルの値を決定する第1
の決定ステップと、前記第4のテーブル作成手段が、前
記物理ブロック又は前記領域から前記第2の変換テーブ
ルを読み出し、前記第2の変換テーブルに含まれる物理
アドレスに対応する前記物理ブロック又は前記領域の前
記第4のテーブルの値を有効なデータが書き込まれてい
るものと決定する第2の決定ステップと、を有し、前記
第4のテーブル作成手段が、前記第2の変換テーブルに
含まれ且つ未だ前記第2のフラグを読み出していない前
記物理ブロック又は前記領域については前記第1の決定
ステップを実行しない、ことを特徴とする不揮発性記憶
装置の制御方法である。本発明により、初期化時に高速
かつ効率的な制御が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施をするための
最良の形態を具体的に示した実施例について、図面とと
もに記載する。
【0031】《実施例1》本発明の実施例1の不揮発性
記憶装置は、図4の構成を有する。実施例1の不揮発性
記憶装置は第1の変換テーブル4を作成する第1のテー
ブル作成手段と、不揮発性記憶媒体2の部分論理ブロッ
ク内に第2の変換テーブルを作成する第2のテーブル作
成手段と、エントリテーブル(第3のテーブル)6を作成
する第3のテーブル作成手段と、データ有効性テーブル
(第4のテーブル)5を作成する第4のテーブル作成手段
とを有する(図4には図示していない)。
【0032】図1A、1Bは、本発明の実施例1の不揮
発性記憶装置の初期化時に第3のテーブル作成手段及び
第4のテーブル作成手段が実行するフローチャートであ
る。図1Aと図1Bは、図1Aのaと図1Bのa、図1
Aのbと図1Bのb、図1Aのcと図1Bのc、図1A
のdと図1Bのdでつながっている。図1A、1Bにお
いて、ステップ101でエントリテーブルの全ての欄に
初期値1(消去済)を設定する。ステップ102でデータ
有効性テーブルの全ての欄に初期値0(無効)を設定す
る。ステップ103で物理ブロック群内での物理ブロッ
ク番号jに初期値1を設定する。ステップ104で物理
ブロック内での部分論理ブロック番号iに初期値1を設
定する。
【0033】ステップ105で第1の物理ブロック群の
第j番目の物理ブロックの第1番目の部分論理ブロック
を読み出す。ステップ106で、読み出した物理ブロッ
クの先頭ページの第1のデータより、消去済の物理ブロ
ックか否か判断する。消去済の物理ブロックの場合は、
すでにステップ101でエントリテーブルに初期値1
(消去済)が設定されており、且つステップ102でデー
タ有効性テーブルに初期値0(無効)が設定されているた
め、何もせずに第j番目の物理ブロックの処理を終了す
る。書き込み済の物理ブロックの場合は、ステップ10
7に進みエントリテーブルのその物理ブロックの欄に0
(書き込み済)を設定する。
【0034】ステップ108でデータ有効性テーブル上
にすでに1(有効)と設定されているか否か判断する。1
(有効)と設定されている場合は、第i番目の部分論理ブ
ロックの処理を終了する。初期値0(無効)のままの場合
は、ステップ111に進み冗長領域にある有効性フラグ
が有効か否か判断する。有効性フラグが無効の場合は、
すでにステップ102でデータ有効性テーブルに初期値
0(無効)が設定されているため、何もせずに第i番目の
部分論理ブロックの処理を終了する。有効性フラグが有
効の場合は、ステップ112に進みデータ有効性テーブ
ルのその部分論理ブロックの欄に1(有効)を設定する。
【0035】ステップ113でその部分論理ブロックが
第2の変換テーブルを有しているか否か判断する。第2
の変換テーブルを有していない場合は、第i番目の部分
論理ブロックの処理を終了する。第2の変換テーブルを
有している場合は、ステップ114に進み第2の変換テ
ーブルをリードする。ステップ115でデータ有効性テ
ーブルの第2の変換テーブルに記載された部分論理ブロ
ックの欄に1(有効)を設定する。
【0036】ステップ116で物理ブロック内での部分
物理ブロック番号iに1を加算する。ステップ117で
物理ブロック内での最後の部分論理ブロックか否か、つ
まりi>8か否か判断する。最後の部分論理ブロックで
ない場合、つまりi≦8の場合は、ステップ109に戻
りデータ有効性テーブル上にすでに1(有効)と設定され
ているか否か判断する。1(有効)と設定されている場合
は、第i番目の部分論理ブロックの処理を終了する。初
期値0(無効)のままの場合は、ステップ110に進み第
1の物理ブロック群の第j番目の物理ブロックの第i番
目の部分論理ブロックを読み出し、ステップ111〜1
17の処理を再度行う。ステップ117で最後の部分論
理ブロックの場合、つまりi>8の場合は、第j番目の
物理ブロックの処理を終了し、次の物理ブロックの処理
に進む。
【0037】ステップ118で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに1を加算する。ステップ119で物
理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つまり
j>2048か否か判断する。最後の物理ブロックでな
い場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ104
に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物理ブロ
ックの場合、つまりj>2048の場合は、第1の物理
ブロック群の処理を終了し、第2の物理ブロック群の処
理に進む。
【0038】ステップ120で物理ブロック群番号kに
初期値2を設定する。ステップ121で物理ブロック群
内での物理ブロック番号jに初期値1を設定する。ステ
ップ122で第kの物理ブロック群の第j番目の物理ブ
ロックの第1番目の部分論理ブロックを読み出す。ステ
ップ123で、読み出した物理ブロックの先頭ページの
第1のデータより、消去済の物理ブロックか否か判断す
る。消去済の物理ブロックの場合は、すでにステップ1
01でエントリテーブルに初期値1(消去済)が設定され
ているため、何もせずに第j番目の物理ブロックの処理
を終了する。書き込み済の物理ブロックの場合は、ステ
ップ124に進みエントリテーブルのその物理ブロック
の欄に0(書き込み済)を設定する。
【0039】ステップ125で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに1を加算する。ステップ126で物
理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つまり
j>2048か否か判断する。最後の物理ブロックでな
い場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ122
に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物理ブロ
ックの場合、つまりj>2048の場合は、第kの物理
ブロック群の処理を終了し、次の物理ブロック群の処理
に進む。
【0040】ステップ127で物理ブロック群番号kに
1を加算する。ステップ128で最後の物理ブロック群
か否か、つまりk>8か否か判断する。最後の物理ブロ
ック群でない場合、つまりk≦8の場合は、ステップ1
21に戻り次の物理ブロック群の処理を行う。最後の物
理ブロック群の場合、つまりk>8の場合は、このフロ
チャートを終了する。
【0041】実施例1は、ステップ115で第2の変換
テーブルを使ってデータ有効性テーブルを作成する。ス
テップ108、109では、ステップ115でデータ有
効性テーブルを作成した部分論理ブロックについてデー
タの読み出しを行わないという判断をする。よって、ス
テップ110で読み出す部分論理ブロックの数が減少す
る。これにより、データ有効性テーブルの作成時間を短
縮することができる。すなわち、初期化時間の短縮を実
現することができる。
【0042】ステップ114において及び第2〜8の部
分論理ブロックから第2の変換テーブルを読み出すステ
ップにおいて(図1Bにおいては省略している)第2の変
換テーブルをリードした場合は、第1のテーブル作成手
段は当該第2の変換テーブルを有する部分論理ブロック
の物理アドレス及び論理アドレスを対応づけて第1の変
換テーブルに書き込む。不揮発性記憶装置が新たなデー
タを不揮発性記憶媒体に記憶させる場合は、エントリテ
ーブルより消去済の物理ブロックを検出し、そこに新た
なデータを書き込む。第2のテーブル作成手段は、新た
なデータを書き込んだ部分論理ブロックの冗長領域に、
第2の変換テーブルを生成し新たなデータの論理アドレ
スと物理アドレスとを対応づけて第2の変換テーブルに
書き込む。不揮発性記憶媒体が無効なデータを物理的に
消去する場合は、データ有効性テーブルより8個すべて
の部分論理ブロックが無効である物理ブロックを検出
し、その物理ブロックを物理的に消去する。
【0043】《実施例2》本発明の実施例2の不揮発性
記憶装置は、実施例1の不揮発性記憶装置と同一の構成
を有する(図4)。実施例2の不揮発性記憶装置は下記の
点を除いて実施例1の不揮発性記憶装置と同様である。
図2A、2Bは、本発明の実施例2の不揮発性記憶装置
の初期化時に第3のテーブル作成手段及び第4のテーブ
ル作成手段が実行するフローチャートである。図2Aと
図2Bは、図2Aのaと図2Bのa、図2Aのbと図2
Bのb、図2Aのcと図2Bのc、図2Aのdと図2B
のdでつながっている。図2A、2Bにおいて、ステッ
プ201でエントリテーブルの全ての欄に初期値1(消
去済)を設定する。ステップ202でデータ有効性テー
ブルの全ての欄に初期値0(無効)を設定する。ステップ
203で物理ブロック群内での物理ブロック番号jに初
期値1を設定する。ステップ204で物理ブロック内で
の部分論理ブロック番号iに初期値1設定する。
【0044】ステップ205で第1の物理ブロック群の
第j番目の物理ブロックの第1番目の部分論理ブロック
を読み出す。ステップ206で、読み出した物理ブロッ
クの先頭ページの第1のデータより、消去済の物理ブロ
ックか否か判断する。消去済の物理ブロックの場合は、
すでにステップ201でエントリテーブルに初期値1
(消去済)が設定されており、且つステップ202でデー
タ有効性テーブルに初期値0(無効)が設定されているた
め、何もせずに第j番目の物理ブロックの処理を終了す
る。書き込み済の物理ブロックの場合は、ステップ20
7に進みエントリテーブルのその物理ブロックの欄に0
(書き込み済)を設定する。
【0045】ステップ208でその物理ブロックがリン
クテーブルを有しているか否か判断する。リンクテーブ
ルを有していない場合は、ステップ212に進む。リン
クテーブルを有している場合は、ステップ209に進み
リンクテーブルをリードする。ステップ210でエント
リテーブルのリンクテーブルに記載された部分論理ブロ
ックを含む物理ブロックの欄に0(書き込み済)を設定す
る。
【0046】ステップ212で冗長領域にある有効性フ
ラグが有効か否か判断する。有効性フラグが無効の場合
は、すでにステップ202でデータ有効性テーブルに初
期値0(無効)が設定されているため、何もせずに第i番
目の部分論理ブロックの処理を終了する。有効性フラグ
が有効の場合は、ステップ213に進みデータ有効性テ
ーブルのその部分論理ブロックの欄に1(有効)を設定す
る。
【0047】ステップ214で物理ブロック内での部分
物理ブロック番号iに1を加算する。ステップ215で
物理ブロック内での最後の部分論理ブロックか否か、つ
まりi>8か否か判断する。最後の部分論理ブロックで
ない場合、つまりi≦8の場合は、ステップ211に戻
り第1の物理ブロック群の第j番目の物理ブロックの第
i番目の部分論理ブロックを読み出し、ステップ212
〜215の処理を再度行う。ステップ215で最後の部
分論理ブロックの場合、つまりi>8の場合は、第j番
目の物理ブロックの処理を終了し、次の物理ブロックの
処理に進む。
【0048】ステップ216で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに1を加算する。ステップ217で物
理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つまり
j>2048か否か判断する。最後の物理ブロックでな
い場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ204
に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物理ブロ
ックの場合、つまりj>2048の場合は、第1の物理
ブロック群の処理を終了し、第2の物理ブロック群の処
理に進む。
【0049】ステップ218で物理ブロック群番号kに
初期値2を設定する。ステップ219で物理ブロック群
内での物理ブロック番号jに初期値1を設定する。ステ
ップ220でエントリテーブル上にすでに0(書き込み
済)と設定されているか否か判断する。0(書き込み済)
と設定されている場合は、第j番目の物理ブロックの処
理を終了する。初期値1(消去済)のままの場合は、ステ
ップ221で第kの物理ブロック群の第j番目の物理ブ
ロックの第1番目の部分論理ブロックを読み出す。ステ
ップ222で、読み出した物理ブロックの先頭ページの
第1のデータより、消去済の物理ブロックか否か判断す
る。消去済の物理ブロックの場合は、すでにステップ2
01でエントリテーブルに初期値1(消去済)が設定され
ているため、何もせずに第j番目の物理ブロックの処理
を終了する。書き込み済の物理ブロックの場合は、ステ
ップ223に進みエントリテーブルのその物理ブロック
の欄に0(書き込み済)を設定する。
【0050】ステップ224で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに1を加算する。ステップ225で物
理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つまり
j>2048か否か判断する。最後の物理ブロックでな
い場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ220
に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物理ブロ
ックの場合、つまりj>2048の場合は、第kの物理
ブロック群の処理を終了し、次の物理ブロック群の処理
に進む。
【0051】ステップ226で物理ブロック群番号kに
1を加算する。ステップ227で最後の物理ブロック群
か否か、つまりk>8か否か判断する。最後の物理ブロ
ック群でない場合、つまりk≦8の場合は、ステップ2
19に戻り次の物理ブロック群の処理を行う。最後の物
理ブロック群の場合、つまりk>8の場合は、このフロ
チャートを終了する。
【0052】なお、リンクテーブルは第1〜8の物理ブ
ロック群のどのブロック群にあってもよく同様の効果を
得ることができる。実施例2は、ステップ210でリン
クテーブルを使ってエントリテーブルを作成する。ステ
ップ220では、ステップ210でエントリテーブルを
作成した部分論理ブロックについてデータの読み出しを
行わないという判断をする。よって、ステップ221で
読み出す部分論理ブロックの数が減少する。これによ
り、エントリテーブルの作成時間を短縮することができ
る。すなわち、実施例1と同様に初期化時間の短縮を実
現することができる。
【0053】《実施例3》本発明の実施例3の不揮発性
記憶装置は、実施例1の不揮発性記憶装置と同一の構成
を有する(図4)。実施例3の不揮発性記憶装置は下記の
点を除いて実施例1の不揮発性記憶装置と同様である。
図11は、本発明の実施例3の不揮発性記憶装置の初期
化時に第3のテーブル作成手段が実行するフローチャー
トである。図11において、ステップ1101でエント
リテーブルの全ての欄に初期値1(消去済)を設定する。
ステップ1102で物理ブロック群番号kに初期値1を
設定する。ステップ1103で物理ブロック群内での物
理ブロック番号jに初期値1設定する。
【0054】ステップ1104でエントリテーブル上に
すでに0(書き込み済)と設定されているか否か判断す
る。0(書き込み済)と設定されている場合は、第j番目
の物理ブロックの処理を終了する。初期値1(消去済)の
ままの場合は、ステップ1105で第kの物理ブロック
群の第j番目の物理ブロックの第1番目の部分論理ブロ
ックを読み出す。ステップ1106で、読み出した物理
ブロックの先頭ページの第1のデータより、消去済の物
理ブロックか否か判断する。消去済の物理ブロックの場
合は、すでにステップ1101でエントリテーブルに初
期値1(消去済)が設定されているため、何もせずに第j
番目の物理ブロックの処理を終了する。書き込み済の物
理ブロックの場合は、ステップ1107に進みエントリ
テーブルのその物理ブロックの欄に0(書き込み済)を設
定する。
【0055】ステップ1108でその部分論理ブロック
が第2の変換テーブルを有しているか否か判断する。第
2の変換テーブルを有していない場合は、第j番目の物
理ブロックの処理を終了する。第2の変換テーブルを有
している場合は、ステップ1109に進み第2の変換テ
ーブルをリードする。ステップ1110でエントリテー
ブルの第2の変換テーブルに記載された部分論理ブロッ
クを含む物理ブロックの欄に0(書き込み済)を設定す
る。
【0056】ステップ1111で物理ブロック群内での
物理ブロック番号jに1を加算する。ステップ1112
で物理ブロック群内での最後の物理ブロックか否か、つ
まりj>2048か否か判断する。最後の物理ブロック
でない場合、つまりj≦2048の場合は、ステップ1
104に戻り次の物理ブロックの処理を行う。最後の物
理ブロックの場合、つまりj>2048の場合は、第k
の物理ブロック群の処理を終了し、次の物理ブロック群
の処理に進む。
【0057】ステップ1113で物理ブロック群番号k
に1を加算する。ステップ1114で最後の物理ブロッ
ク群か否か、つまりk>8か否か判断する。最後の物理
ブロック群でない場合、つまりk≦8の場合は、ステッ
プ1103に戻り次の物理ブロック群の処理を行う。最
後の物理ブロック群の場合、つまりk>8の場合は、こ
のフロチャートを終了する。
【0058】実施例3は、ステップ1110で第2の変
換テーブルを使ってエントリテーブルを作成する。ステ
ップ1104では、ステップ1110でエントリテーブ
ルを作成した物理ブロックについてデータの読み出しを
行わないという判断をする。よって、ステップ1105
で読み出す物理ブロックの数が減少する。これにより、
エントリテーブルの作成時間を短縮することができる。
すなわち、実施例1と同様に初期化時間の短縮を実現す
ることができる。
【0059】《実施例4》図3は、本発明の実施例4の
不揮発性記憶装置の構成図である。図3において、不揮
発性記憶装置31は、1個の制御部32と複数のフラッ
シュメモリ(不揮発性記憶媒体)33〜36を有する。制
御部32には2本のバスライン37、38が接続されて
おり、それぞれのバスラインには同数(各2個)のフラッ
シュメモリが接続されている。それぞれのバスラインに
接続されたフラッシュメモリが有する第2の変換テーブ
ルの数及びリンクテーブルの数をできる限り同じにす
る。
【0060】電源投入時に、制御部32はフラッシュメ
モリ内の各物理ブロックに記憶された有効性フラグ、第
1のデータ、リンクテーブル、第2の変換テーブルを読
み込んで第1の変換テーブル4、エントリテーブル6、
データ有効性テーブル5を生成する(初期化処理)。各バ
スラインに接続されたフラッシュメモリが有する第2の
変換テーブル及びリンクテーブルの数をほぼ同数にする
ことにより、初期化時に各バスラインを通じて読み込む
データ量をほぼ等しくすることができる(各バスライン
の伝送負荷量を等しくすることができる)。特定のバス
ラインのデータ伝送量が多くなるとそのバスラインでの
データ伝送に時間がかかり、初期化処理のトータル時間
が長くなる。実施例4のように各バスラインでのデータ
伝送量を等しくすることにより、初期化処理のトータル
時間を短くすることができる。
【0061】
【発明の効果】読み出しを行う必要のある物理ブロック
又は部分論理ブロックの数を削減し、不揮発性記憶装置
の初期化時間を短縮することによって、電源投入後短時
間で不揮発性記憶装置は外部からの要求に応答できる。
これにより、不揮発性記憶装置(例えばSDカード等の
ICカード)を有する商品(例えば携帯電話)は、電源投
入後短時間でその機能を発揮できるという有利な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の実施例1の不揮発性記憶装置の初期
化時に第3のテーブル作成手段及び第4のテーブル作成
手段が実行するフローチャート1
【図1B】本発明の実施例1の不揮発性記憶装置の初期
化時に第3のテーブル作成手段及び第4のテーブル作成
手段が実行するフローチャート2
【図2A】本発明の実施例2の不揮発性記憶装置の初期
化時に第3のテーブル作成手段及び第4のテーブル作成
手段が実行するフローチャート1
【図2B】本発明の実施例2の不揮発性記憶装置の初期
化時に第3のテーブル作成手段及び第4のテーブル作成
手段が実行するフローチャート2
【図3】本発明の実施例4の不揮発性記憶装置の構成図
【図4】不揮発性記憶装置の構成図
【図5】不揮発性記憶装置の不揮発性記憶媒体の構成図
【図6】不揮発性記憶装置の不揮発性記憶媒体の第1の
物理ブロックセットの構成図
【図7】不揮発性記憶装置の不揮発性記憶媒体の物理ブ
ロックの冗長領域の詳細図
【図8A】従来の不揮発性記憶装置の初期化時に第3の
テーブル作成手段及び第4のテーブル作成手段が実行す
るフローチャート1
【図8B】従来の不揮発性記憶装置の初期化時に第3の
テーブル作成手段及び第4のテーブル作成手段が実行す
るフローチャート2
【図9】エントリテーブルの構成図
【図10】データ有効性テーブルの構成図
【図11】本発明の実施例3の不揮発性記憶装置の初期
化時に第3のテーブル作成手段が実行するフローチャー
【符号の説明】
1、31 不揮発性記憶装置 2、33、34、35、36 不揮発性記憶媒体 3、32 制御部 4 第1の変換テーブル 5 データ有効性テーブル(第4のテーブル) 6 エントリテーブル(第3のテーブル) 7 入出力制御部 8 データ入出力装置 37、38 バスライン
フロントページの続き (72)発明者 外山 昌之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 明石 輝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂井 敬介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AD01 AD05 AE05 5B060 AA08 AB26 AB30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物理ブロックと、論理アドレスか
    ら物理アドレスを得る第1の変換テーブルを作成する第
    1のテーブル作成手段と、論理アドレスから物理アドレ
    スを得る第2の変換テーブルを作成する第2のテーブル
    作成手段と、それぞれの前記物理ブロックが消去済みで
    あるか否かを示す第3のテーブルを作成する第3のテー
    ブル作成手段と、を有し、 前記物理ブロックは、データを格納するデータ領域と、
    その物理ブロックが消去済みであるか否かを示す第1の
    データとを有し、 前記第1の変換テーブルの物理アドレスで指定される前
    記物理ブロックは、前記第2の変換テーブルを更に有
    し、 前記第3のテーブル作成手段は、前記物理ブロックから
    前記第1のデータ及び前記第2の変換テーブルを読み出
    し、前記第1のデータに従ってその物理ブロックの前記
    第3のテーブルの値を決定し、前記第2の変換テーブル
    に含まれる物理アドレスに対応する前記物理ブロックの
    前記第3のテーブルの値を消去済みでないものと決定
    し、前記第2の変換テーブルに含まれ且つ未だ前記第1
    のデータを読み出していない前記物理ブロックについて
    は前記第1のデータを読み出さない、 ことを特徴とする不揮発性記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数の物理ブロックと、入力データを分
    割して複数の前記物理ブロック又は前記物理ブロックを
    分割した領域に書き込む書き込み手段と、分割された入
    力データをそれぞれ書き込んだ複数の前記物理ブロック
    又は前記領域の連結情報であるリンクテーブルを生成す
    るリンクテーブル生成手段と、それぞれの前記物理ブロ
    ックが消去済みであるか否かを示す第3のテーブルを作
    成する第3のテーブル作成手段と、を有し、 前記物理ブロックは、データを格納するデータ領域と、
    その物理ブロックが消去済みであるか否かを示す第1の
    データとを有し、 分割された入力データをそれぞれ書き込んだ複数の前記
    物理ブロック又は前記領域の中の少なくとも1個の前記
    物理ブロック又は前記領域は、前記リンクテーブルを更
    に有し、 前記第3のテーブル作成手段は、前記物理ブロック又は
    前記領域から前記第1のデータ及び前記リンクテーブル
    を読み出し、前記第1のデータに従ってその物理ブロッ
    クの前記第3のテーブルの値を決定し、前記リンクテー
    ブルに含まれる物理アドレスに対応する前記物理ブロッ
    クの前記第3のテーブルの値を消去済みでないものと決
    定し、前記リンクテーブルに含まれ且つ未だ前記第1の
    データを読み出していない前記物理ブロックについては
    前記第1のデータを読み出さない、 ことを特徴とする不揮発性記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数の物理ブロックと、論理アドレスか
    ら物理アドレスを得る第1の変換テーブルを作成する第
    1のテーブル作成手段と、論理アドレスから物理アドレ
    スを得る第2の変換テーブルを作成する第2のテーブル
    作成手段と、それぞれの前記物理ブロック又は前記物理
    ブロックを分割した領域に有効なデータが書き込まれて
    いるか否かを示す第4のテーブルを作成する第4のテー
    ブル作成手段と、を有し、 前記物理ブロック又は前記領域は、データを格納するデ
    ータ領域を有し、 前記第1の変換テーブルの物理アドレスで指定される前
    記物理ブロック又は前記領域は、前記第2の変換テーブ
    ルと、前記第2の変換テーブルが有効か否かを示す第2
    のフラグとを更に有し、 前記第4のテーブル作成手段は、前記物理ブロック又は
    前記領域から前記第2のフラグ及び前記第2の変換テー
    ブルを読み出し、前記第2のフラグに従ってその物理ブ
    ロック又はその領域の前記第4のテーブルの値を決定
    し、前記第2の変換テーブルに含まれる物理アドレスに
    対応する前記物理ブロック又は前記領域の前記第4のテ
    ーブルの値を有効なデータが書き込まれているものと決
    定し、前記第2の変換テーブルに含まれ且つ未だ前記第
    2のフラグを読み出していない前記物理ブロック又は前
    記領域については前記第2のフラグを読み出さない、 ことを特徴とする不揮発性記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性記憶装置は、複数のバスラ
    インと、複数の前記物理ブロックを有し且つ前記バスラ
    インに接続された複数の不揮発性記憶素子とを有し、 前記バスラインに接続された不揮発性記憶素子に書き込
    まれた前記第2の変換テーブルの数が、前記バスライン
    毎に略同一であることを特徴とする請求項1又は請求項
    3に記載の不揮発性記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性記憶装置は、複数のバスラ
    インと、複数の前記物理ブロックを有し且つ前記バスラ
    インに接続された複数の不揮発性記憶素子とを有し、 前記バスラインに接続された不揮発性記憶素子に書き込
    まれた前記リンクテーブルの数が、前記バスライン毎に
    略同一であることを特徴とする請求項2に記載の不揮発
    性記憶装置。
  6. 【請求項6】 複数の物理ブロックと、論理アドレスか
    ら物理アドレスを得る第1の変換テーブルを作成する第
    1のテーブル作成手段と、論理アドレスから物理アドレ
    スを得る第2の変換テーブルを作成する第2のテーブル
    作成手段と、それぞれの前記物理ブロックが消去済みで
    あるか否かを示す第3のテーブルを作成する第3のテー
    ブル作成手段と、を有し、 前記物理ブロックは、データを格納するデータ領域と、
    その物理ブロックが消去済みであるか否かを示す第1の
    データとを有し、 前記第1の変換テーブルの物理アドレスで指定される前
    記物理ブロックは、前記第2の変換テーブルを更に有す
    る不揮発性記憶装置の制御方法であって、 前記第3のテーブル作成手段が、前記物理ブロックから
    前記第1のデータを読み出し、前記第1のデータに従っ
    てその物理ブロックの前記第3のテーブルの値を決定す
    る第1の決定ステップと、 前記第3のテーブル作成手段が、前記物理ブロックから
    前記第2の変換テーブルを読み出し、前記第2の変換テ
    ーブルに含まれる物理アドレスに対応する前記物理ブロ
    ックの前記第3のテーブルの値を消去済みでないものと
    決定する第2の決定ステップと、を有し、 前記第3のテーブル作成手段が、前記第2の変換テーブ
    ルに含まれ且つ未だ前記第1のデータを読み出していな
    い前記物理ブロックについては前記第1の決定ステップ
    を実行しない、 ことを特徴とする不揮発性記憶装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の物理ブロックと、入力データを分
    割して複数の前記物理ブロック又は前記物理ブロックを
    分割した領域に書き込む書き込み手段と、分割された入
    力データをそれぞれ書き込んだ複数の前記物理ブロック
    又は前記領域の連結情報であるリンクテーブルを生成す
    るリンクテーブル生成手段と、それぞれの前記物理ブロ
    ックが消去済みであるか否かを示す第3のテーブルを作
    成する第3のテーブル作成手段と、を有し、 前記物理ブロックは、データを格納するデータ領域と、
    その物理ブロックが消去済みであるか否かを示す第1の
    データとを有し、 分割された入力データをそれぞれ書き込んだ複数の前記
    物理ブロック又は前記領域の中の少なくとも1個の前記
    物理ブロック又は前記領域は、前記リンクテーブルを更
    に有する不揮発性記憶装置の制御方法であって、 前記第3のテーブル作成手段が、前記物理ブロック又は
    前記領域から前記第1のデータを読み出し、前記第1の
    データに従ってその物理ブロックの前記第3のテーブル
    の値を決定する第1の決定ステップと、 前記第3のテーブル作成手段が、前記物理ブロック又は
    前記領域から前記リンクテーブルを読み出し、前記リン
    クテーブルに含まれる物理アドレスに対応する前記物理
    ブロックの前記第3のテーブルの値を消去済みでないも
    のと決定する第2の決定ステップと、を有し、 前記第3のテーブル作成手段が、前記リンクテーブルに
    含まれ且つ未だ前記第1のデータを読み出していない前
    記物理ブロック又は前記領域については前記第1の決定
    ステップを実行しない、 ことを特徴とする不揮発性記憶装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 複数の物理ブロックと、論理アドレスか
    ら物理アドレスを得る第1の変換テーブルを作成する第
    1のテーブル作成手段と、論理アドレスから物理アドレ
    スを得る第2の変換テーブルを作成する第2のテーブル
    作成手段と、それぞれの前記物理ブロック又は前記物理
    ブロックを分割した領域に有効なデータが書き込まれて
    いるか否かを示す第4のテーブルを作成する第4のテー
    ブル作成手段と、を有し、 前記物理ブロック又は前記領域は、データを格納するデ
    ータ領域を有し、 前記第1の変換テーブルの物理アドレスで指定される前
    記物理ブロック又は前記領域は、前記第2の変換テーブ
    ルと、前記第2の変換テーブルが有効か否かを示す第2
    のフラグとを更に有する不揮発性記憶装置の制御方法で
    あって、 前記第4のテーブル作成手段が、前記物理ブロック又は
    前記領域から前記第2のフラグを読み出し、前記第2の
    フラグに従ってその物理ブロック又はその領域の前記第
    4のテーブルの値を決定する第1の決定ステップと、 前記第4のテーブル作成手段が、前記物理ブロック又は
    前記領域から前記第2の変換テーブルを読み出し、前記
    第2の変換テーブルに含まれる物理アドレスに対応する
    前記物理ブロック又は前記領域の前記第4のテーブルの
    値を有効なデータが書き込まれているものと決定する第
    2の決定ステップと、を有し、 前記第4のテーブル作成手段が、前記第2の変換テーブ
    ルに含まれ且つ未だ前記第2のフラグを読み出していな
    い前記物理ブロック又は前記領域については前記第1の
    決定ステップを実行しない、 ことを特徴とする不揮発性記憶装置の制御方法。
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