JP2003064467A - 堆積膜形成方法およびこれに用いるマスク、並びに有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル - Google Patents

堆積膜形成方法およびこれに用いるマスク、並びに有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル

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JP2003064467A
JP2003064467A JP2001248306A JP2001248306A JP2003064467A JP 2003064467 A JP2003064467 A JP 2003064467A JP 2001248306 A JP2001248306 A JP 2001248306A JP 2001248306 A JP2001248306 A JP 2001248306A JP 2003064467 A JP2003064467 A JP 2003064467A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所期の形状の堆積膜を容易にかつ簡単な工程
において形成することのできる堆積膜形成方法およびこ
れに用いるマスクを提供する。 【解決手段】 基板上若しくはその基板に形成された積
層構造体上に、開口部を有するマスクを配置して、基板
若しくは積層構造体上の選択位置に、堆積膜を形成する
方法において、前記マスクの基板若しくは積層構造体に
対する対向面に、前記開口部以外の実部の任意部分より
略垂直方向に突出する脚部を設け、マスク配置時に、マ
スクの基板対向面全体が、基板若しくは積層構造体に接
触することを防止したことを特徴とする堆積膜の形成方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、堆積膜形成方法および
これに用いるマスクに関するものである。詳しく述べる
と、本発明は、例えば、電流の注入によって発光する有
機化合物材料のエレクトロルミネッセンス(以下、EL
という)を利用する有機ELディスプレイパネルの発光
層形成、電極形成に有用である堆積膜形成方法およびこ
れに用いるマスクに関するものである。本発明はさら
に、このような堆積膜形成方法を応用した有機ELディ
スプレイパネルおよびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、有機EL素子の陰極や有機EL
媒体層をマイクロパターニングすることは、電荷注入層
や発光層に用いられる有機EL媒体の耐熱性(一般に1
00℃以下)、耐溶剤性、耐湿性の低さのため困難であ
る。例えば、通常薄膜のパターニングに用いられるフォ
トリソグラフィ法を有機EL素子に用いると、フォトレ
ジスト中の溶剤の素子への侵入や、フォトレジストベー
ク中の高温雰囲気や、フォトレジスト現像液またはエッ
チング液の素子への浸入や、ドライエッチング時のプラ
ズマによるダメージ等の原因により有機EL素子特性が
劣化する問題が生じる。
【0003】また、蒸着マスクを用いてパターニングす
る方法もあるが、基板及び蒸着間のマスクの密着不良に
よる蒸着物の回り込みや、強制的に基板と蒸着マスクを
密着させた場合のマスクとの接触により有機EL媒体層
が傷ついてインジウム錫酸化物(以下、ITOという)
などからなる陽極と陰極がショートすることや、陰極の
ストライプ状パターンなど開口部が大きくマスク部が細
いパターンの場合にはマスク強度が不足しマスクが撓む
こと等の問題により、微細なパターンが形成できない。
【0004】現在、有機EL材料を用いたディスプレイ
パネルとしては、特開平2−66873号、特開平第5
−275172号、特開平第5−258859号及び特
開平第5−258860号の公報に開示されているもの
がある。このフルカラーディスプレイは、交差している
行と列において配置された複数の発光画素からなる画像
表示配列を有している発光装置である。
【0005】この発光装置においては、各々の画素が共
通の電気絶縁性の光透過性基板上に配置されている。各
行内の画素は、基板上に伸長して配置された共通の光透
過性第1電極を含有し且つ該電極によって接合されてい
る。隣接行内の第1電極は、基板上で横方向に間隔をあ
けて配置されている。有機EL媒体は、第1電極及び基
板によって形成された支持面の上に配置されている。各
列の画素は、有機EL媒体上に配置された共通に伸長し
た第2電極を含有し且つ該電極によって接続されてい
る。隣接列内の第2電極は、有機EL媒体上で横方向に
間隔をあけて配置されている。この発光装置においては
有機EL媒体を挟んで交差している第1及び第2電極の
ラインを用いた単純マトリクス型を採用している。
【0006】前述の問題を解決する方法が、上記公開公
報に開示されている。たとえば、特開平2−66873
号開示の技術は、有機EL媒体を溶解しない溶剤を用い
たフォトレジストを素子上にパターニングし、希硫酸を
用いて陰極をエッチングする方法である。しかし、エッ
チングの際、希硫酸により有機EL媒体が損傷を受け
る。
【0007】また、特開平第5−275172号、特開
平第5−258859号及び特開平第5−258860
号開示の技術は、ITOパターニング後の基板上に平行
に配置したストライプ状の数〜数十μmの高さの隔壁を
作製し、その基板に隔壁に対して垂直方向、基板面に対
して斜めの方向から有機EL媒体や陰極材料を蒸着する
ことによりパターニングする方法である。即ち、第1電
極ライン及び有機EL媒体の薄膜を、予め基板に設けら
れている境界の高い壁により所定気体流れを遮って、選
択的に斜め真空蒸着して形成する製造方法が採用されて
いる。しかし、この方法は、斜めの蒸着方向に対し垂直
な方向にしかパターニングできず、ストライプ状の形状
にしかならない。このため、RGBがデルタ配置された
ものや、陰極が屈曲もしくは蛇行するようなディスプレ
イパネルは実現できない。
【0008】このような観点から、さらに特開平8−3
15981号公報においては、所期の形状にパターニン
グされた第1表示電極を形成後に、基板上に逆テーパー
状の断面形状を有する電気絶縁性の隔壁(以下、陰極隔
壁とも称する。)を設け、この隔壁をシャドーマスクと
して用いて、有機EL媒体、第2表示電極とを逐次堆積
する方法が提唱されている。この方法によれば、有機E
L媒体の例えばストライプ状パターンなど開口部が大き
くマスク部が細いパターンの場合にマスク強度が不足す
る傾向にあるマスクを基板に密着させても、前記隔壁が
有機EL膜の発光層を保護するので、微細なパターンが
形成でき発光層に損傷を与えることがなくなり、隔壁及
びマスクによりRGB有機層の分離が確実に行なえ、精
度良くRGBの媒体の塗り分けができるものであった。
【0009】しかしながら、この方法も、逆テーパー状
の陰極隔壁を形成する上で、そのパターニング工程が必
要となるため、製造工程がやや複雑となるという問題が
あった。また、得られる有機EL素子において、この陰
極隔壁が残るため、素子全体を絶縁性封止膜で覆って
も、この隔壁部より発生する水分、ガス等によって、有
機EL媒体が損傷を受け、非発光部が発生したり発光寿
命が低下する虞れが残り、また、隔壁の存在によって当
該封止膜の形成が難しくまた得られる素子が嵩高のもの
となってしまうという問題もあった。さらに、アクティ
ブマトリックスパネルの場合においては、第2表示電極
(陰極)は、共通電極となるためにパターニングする必
要はなく、上記のような陰極隔壁を形成しないため、各
有機EL媒体層を形成する際マスクの接触により先に形
成した有機EL媒体層が傷ついて陽極と陰極がショート
するという問題が生じるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上記
したような従来技術における課題を鑑みてなされたもの
であり、所期の形状の堆積膜を容易にかつ簡単な工程に
おいて形成することのできる堆積膜形成方法およびこれ
に用いるマスクを提供することを課題とする。本発明は
また、有機ELディスプレイパネルの発光層形成、電極
形成に有用である堆積膜形成方法およびこれに用いるマ
スクを提供することを課題とするものである。本発明は
さらに、容易にかつ簡単な工程において高品質の製品を
得ることのできる有機ELディスプレイパネルの製造方
法およびこれにより得られる高品質な有機ELディスプ
レイパネルを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の堆積膜の形成方法は、基板上若しくはその基板に形
成された積層構造体上に、開口部を有するマスクを配置
して、基板若しくは積層構造体上の選択位置に、堆積膜
を形成する方法において、前記マスクの基板若しくは積
層構造体に対する対向面に、前記開口部以外の実部の任
意部分より略垂直方向に突出する脚部を設け、マスク配
置時に、マスクの基板対向面全体が、基板若しくは積層
構造体に接触することを防止したことを特徴とする。
【0012】また、上記課題を解決する本発明のマスク
は、基板上若しくはその基板に形成された積層構造体上
の選択位置に堆積膜を形成する際に用いられるマスクで
あって、前記選択位置に対応する開口部を有し、かつ、
基板ないし積層構造体に対する対向面に、前記開口部以
外の実部の任意部分より略垂直方向に突出する脚部が設
けられていることを特徴とする。
【0013】このように本発明においては、所期の位置
に堆積膜を形成する上で、用いられるマスクに脚部を設
け、この脚部によって基板ないしは基板上の積層構造物
にマスクが当接支持されるものとしているので、基板な
いしは基板上の積層構造物における該脚部の当接部を、
例えば、機能性薄膜形成部以外に設定してやれば、マス
ク面自体が基板上の当該薄膜等に触れることがなく、当
該接触によって引き起こされる薄膜等の損傷の虞れがな
くなる。
【0014】さらに上記課題を解決する本発明は、複数
の発光部からなる画像表示配列を有している有機エレク
トロルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法であ
って、基板上に、前記発光部に対応する複数の第1表示
電極を形成するパターニング工程と、前記露出した第1
表示電極の部分に対応した複数の開口を有し、かつ基板
対向面に、前記開口部以外の実部の任意部分より略垂直
方向に突出する脚部が設けられているマスクを用い、前
記複数の第1表示電極間の間隙部に当該マスクの前記脚
部を位置させ載置することにより、当該マスクを第1表
示電極に接触させることなく、第1表示電極上部に配置
し、有機エレクトロルミネッセンス媒体を前記開口を介
して前記隔壁内の前記第1表示電極の各々上に堆積さ
せ、少くとも1層の有機エレクトロルミネッセンス媒体
の薄膜を形成する発光層形成工程と、前記有機エレクト
ロルミネッセンス媒体の薄膜の複数の上に第2表示電極
を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0015】このような方法によれば、マスクを第1表
示電極ないしは先に形成した発光層等の下部構造体と接
触させることがないので、当該接触による膜の損傷等が
生じる虞がなく、また、素子中に前記した陰極隔壁のよ
うな構造体を形成する必要がないので、製造工程数が低
減するとともに、得られる素子構造も単純化、薄肉化さ
れ、例えば、素子構造を覆うような保護膜の形成も容易
となる。また本発明によればアクティブマトリックスタ
イプのような、機能上で陰極隔壁の形成ができないよう
なものも、容易に製造可能となる。
【0016】また、本発明によれば、第2表示電極の形
成も、露出した前記発光層の部分に対応した複数の開口
を有し、かつ基板対向面に、前記開口部以外の実部の任
意部分より略垂直方向に突出する脚部が設けられている
マスクを用い、前記複数の発光層の間隙部に当該マスク
の前記脚部を位置させ載置することにより、形成され
る。
【0017】上記有機エレクトロルミネッセンスディス
プレイパネルの製造方法においては、前記第1表示電極
を形成するパターニング工程と前記発光層形成工程の間
に、露出した前記第1表示電極の部分の縁部を覆う絶縁
膜を、前記間隙の一部若しくは全体を埋めて、形成する
工程を含むことが、第1表示電極間相互、あるいは第1
表示電極と第2表示電極間の短絡を防止する上で好まし
いが、さらに、本発明において、好ましくは、前記間隙
部において、前記絶縁膜は、第1表示電極部分の縁部と
接する側方部よりも、中央部分が薄肉なものとされ、当
該間隙部へと配置される前記マスクの脚部に対する凹状
の受け部を形成していることが望ましい。このような構
成とすれば、マスクの脚部を基板側に当接させる際に、
当該凹部に脚部が誘導され、マスクの位置決めが容易と
なり、歩留まりが向上する。
【0018】さらに上記課題を解決する本発明は、上記
製造方法により得られたことを特徴とする有機エレクト
ロルミネッセンスディスプレイパネルである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を、好ましい実施の形
態に基づきより詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る堆積膜形成用マスク
の一例の構造を模式的に示す図面である。
【0021】本発明に係る堆積膜形成用マスクは、基板
上若しくはその基板に形成された積層構造体上の選択位
置に堆積膜を形成する際に用いられるマスク1であっ
て、図1に示すように、その水平板部2に前記選択位置
に対応する1ないし複数の開口部3を有しており、か
つ、水平板部2の基板ないし積層構造体に対する対向面
4に、前記開口部2以外の実部の任意部分より略垂直方
向に突出する脚部5が設けられている。
【0022】なお、実質的なマスクを形成する水平板部
2と、脚部5とは、同一素材によって一体的に形成する
ことも、あるいは同一素材または別の素材を用いて形成
した各部材を、融着、溶接、接着剤等により接合して形
成することができ、また各部材を構成する材質として
も、特に限定されるものではなく、堆積条件に対し不活
性なものである限り、その用途に応じて、ステンレス
鋼、クロム等の金属、アルミナ、チタニア、ジルコニア
等の金属酸化物ないし金属窒化物、ガラス(SiO 2
といった無機物、あるいはポリイミド、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート等の有機物等の各種のものを用いるこ
とができる。
【0023】脚部5の長さとしては、特に限定されず、
マスクの種類、開口部の大きさ等に応じて適宜設定可能
であるが、例えば、マスクの水平板部2の肉厚を1とし
た場合に、脚部の長さが1/100以上、より好ましく
は1/10〜1/2程度とすることが一般的には望まし
い。また、例えば、後述するような、有機ELディスプ
レイパネルの電極形成用、あるいは有機層(発光層)形
成用のマスクとしては、脚部の長さが0.1μm以上、
より好ましくは2〜10μm程度のものとすることが通
常望まれる。脚部の長さが、極端に短いものであると、
水平板部(マスク面)と、基板上の構造体との接触を確
実に避けることが困難となり、一方、極端に長いもので
あると、水平板部(マスク面)と基板上の構造体との距
離が離れすぎて、特定部分のみを開放するマスクとして
有効に機能し得なくなる虞れが生じてくるためである。
【0024】脚部5の形状としても、直柱状、断面半円
状、断面逆台形状等、特に限定されないが、水平板部側
より、先端部(基板側)に向かい漸次細くなるような形状
のものが、一般的には、基板との当接部をより確実に形
成できるために望ましい。さらに、先端部がアールを有
する丸みを付与されものであるものが、基板との接触に
おいて基板側に損傷を与えにくいことから一般には好ま
しい。
【0025】また、脚部5の配置数、大きさ等も特に限
定されない。例えば、前記開口部の少なくとも一側面に
沿って設けたり、開口部の周縁を囲繞して設けたりする
ことができる。また、必ずしも、各開口部の全てに対し
て隣接する脚部を設ける必要はなく、マスクを支持でき
る限り、脚部を開口部に対して1つ置きであるとか数個
置きに配置するというように、より少ない数のものであ
ってもよい。さらに、前記脚部は、必ずしも、前記開口
部の実質的全長にわたり連続して存在するものである必
要はなく、点在するものであっても良い。このような脚
部は、上記したように、マスク面と、基板ないしは基板
上の積層構造物との間を、一定の距離に保つ役割を有す
るが、さらに、開口部直下の領域と、それ以外の領域と
を区画する隔壁としての機能も発揮し得、堆積膜形成時
において、所期の部位以外へ膜形成材料が回り込むこと
を防止することができる。なお、この機能の上からは、
前記脚部は、前記開口部の周縁の極力多くの部位に存在
することが望まれる。
【0026】なお、図1に示す例は、有機ELディスプ
レイパネルの陰極パターニングマスクの一例であり、ス
トライプ状に開口された開口部3に対して、脚部5は、
これら開口部3間にある水平板部2実部毎の下部に、こ
の実部の略全体に大きさで形成されており、前記開口部
の両側面に同様にストライプ状に形成されている。な
お、この例において脚部5の実部への取付け位置5a
は、開口部5断面より若干後退、例えば、0〜5μm程
度実部中心側に寄った位置とされているが、これは、所
定大きさの陰極部を形成する上で、脚部5の存在が立体
的な障害とならないような配慮からである。しかしなが
ら、脚部の取付け位置としても、特段に限定があるわけ
ではなく、各実施形態に応じて、より開口部断面に近い
位置とすることもあるいはより実部中心側に寄った位置
とすることも可能である。
【0027】なお、開口部の存在により、マスクの強度
が問題となる場合には、実際に形成される陰極パターン
の各ストライプピン全てに対応する開口部を設けること
なく、1つ置きないしは複数個置きに対応して、開口部
を設けることで、開口部間の距離(実部幅)を大きなも
のとしたマスクとすることもできる。この場合も脚部
は、開口部に近接して設ければよい。このようなマスク
を用いて一旦、パターニングした後、マスクを一位相分
だけずらして、先に形成したパターン部に隣接したパタ
ーン部を形成するという操作を、所定回数繰り返すこと
で、所期の陰極パターンを形成することも可能である。
【0028】図2に示す例は、有機ELディスプレイパ
ネルの有機膜(発光層)パターニングマスクの一例であ
り、図1に示す陰極パターニングマスクとほぼ同様に、
ストライプ状に開口された開口部3に対して、脚部5
は、これら開口部3間に並行して存在する水平板部2実
部毎の下部に、形成されており、前記開口部の両側面に
同様にストライプ状に形成されている。
【0029】さらに、図3に示す例は、有機ELディス
プレイパネルの有機膜(発光層)パターニングマスクの
別の一例であり、ドット状に開口された開口部3に対し
て、脚部5は、これら開口部3間に存在する水平板部2
実部の下部に、前記開口部3の並行する2側面に並行す
るようにストライプ状に形成されている。
【0030】なお、図示してはいないが、前記したよう
に、ドット状に開口された各開口部3を囲繞するような
矩形形状の脚部を設けることも可能であり、その他、適
当な部位にピン状の脚部を点在させて設けることも可能
である。
【0031】このようなマスクを用いて、基板上の選択
部位に堆積膜を形成する方法としては、従来のマスクを
用いた堆積膜の形成方法と特段変わるところはなく、基
板上に、当該マスクを前記脚部で支持して配置し、開口
された選択部位に所定のソースより蒸着等の適当な手段
によって製膜すればよい。
【0032】次に、このような本発明に係るマスクを用
いて、有機ELディスプレイパネルを製造する方法につ
いて説明する。
【0033】本発明に係る有機ELディスプレイパネル
の製造方法は、上述したような形状のマスクを用いて、
所定パターンの有機層(発光層)および/または第2表
示電極を形成するものである。
【0034】図4は、本発明に係る有機ELディスプレ
イパネルの製造工程を模式的に示す図面である。
【0035】図4(a)に示すように、この有機ELデ
ィスプレイパネルの基板10上には、ITOなどからな
る第1表示電極ライン11が設けられている。第1表示
電極ライン11は互いに平行な複数のストライプ状に配
列されている。この基板10上に、上記したような脚付
のマスク1を、マスクの脚部5が、基板上の第1表示電
極ライン11の各ストライプ間の間隙に配座するように
位置させて、基板上に配置する。この状態において、マ
スク1の開口部3は、第1の色の画素、例えば、赤色の
画素形成部を開口している。開口された位置に、赤色の
有機EL媒体12Aを例えば蒸着などの方法を用いて所
定厚さに成膜する。次に、図4(b)に示すように、マ
スクを移動し、開口部により、第2の色の画素、例え
ば、緑色の画素形成部を開口させ、同様にして、緑色の
有機EL媒体12Gを所定厚さに成膜する。最後に、図
4(c)に示すように、さらにマスクを移動させ、第3
の色の画素、例えば、青色の画素形成部を開口させ、同
様にして、青色の有機EL媒体12Bを所定厚さに成膜
する。なお、図ではRGB3色の2画素のみの説明であ
るが、実際は2次元に複数個の画素を同時に形成する。
なお、各有機EL媒体は、有機発光層の単一層、あるい
は有機正孔輸送層、有機発光層及び有機電子輸送層の3
層構造の媒体、または有機正孔輸送層及び有機発光層2
層構造の媒体などであり得る。このようにして発光層形
成が完了するが、前記したように、用いられるマスク
は、脚付であり、マスク面が直接、有機EL媒体層等の
既に形成した積層構造体に触れることがないため、マス
クの位置合わせ、移動配置した際に、マスクにより有機
EL媒体層等を傷つけることがない。
【0036】その後、各有機EL媒体の上に、陰極とな
る第2表示電極を形成するが、この場合も第2表示電極
の形成の場合と同様に、各有機EL媒体層に対応する位
置が開口した脚付きのマスクを用いて、形成を行うこと
により、マスクの接触による有機EL媒体層等の既に形
成した積層構造体を損傷することない。陰極の材質は電
気的に導通のあるものならなんでもよいが、Al,C
u,Auなど抵抗率の低い金属が望ましいのはもちろん
である。最後に防湿封止を行い、有機ELフルカラーデ
ィスプレイが完成する。
【0037】なお、図4(a)〜(c)の工程で3色の
有機EL媒体ではなく1色分の有機EL媒体を全面に成
膜すれば、単色のディスプレイができるのは明らかであ
る。また、この1色の色を白色にして、RGBのフィル
ターと組み合わせれば、フルカラーディスプレイにもな
る。
【0038】さらに、本発明の好ましい実施形態におい
ては、表示電極間の短絡、特に第2表示電極エッジ部の
短絡を防止する上で、図5に示すように、予め第1表示
電極11(ITO陽極)が所定の形状にパターニングさ
れた基板上に、露出した前記第1表示電極の部分の縁部
を覆う絶縁膜13を、前記間隙の一部若しくは全体を埋
めて、形成する。この際に、例えば図6に示すように、
特に、前記絶縁膜13を、第1表示電極11部分の縁部
と接する側方部13aよりも、中央部分13bが薄肉な
ものとして形成することが望ましい。膜構造上で、この
部位に絶縁膜13を形成すれば、自然に側方部13と中
央部分13bとの間に段差が生じるが、さらに、一般的
なフォトリソグラフィーあるいはスパッタリング等の技
術を用いて、中央部分13bの絶縁膜13をより積極的
に除去したりあるいは中央部13bには絶縁膜が形成さ
れないような態様とすることが望ましい。このようにし
て、当該間隙部に、凹状の受け部を形成する。なお、こ
の受け部の深さとしては、特に限定されないが、例えば
1μm以上、特に、1〜5μm程度のものであることが
好ましい。この間隙部には、前記したように、マスク1
を配置する際に、その脚部5が配座されるものであるた
め、このような凹状の受け部が形成されていると、図7
に示すように、当該凹部に脚部が誘導され、マスクの位
置決めが容易となり、歩留まりが向上する。
【0039】上記のようにして得られる本発明に係る有
機ELディスプレイパネルは、従来技術におけるような
陰極隔壁の存在なく、微細なパターンが形成でき製造工
程に起因して発光層に損傷を与えることがなくなり、隔
壁及びマスクによりRGB有機層の分離が確実に行な
え、精度良くRGBの媒体の塗り分けでき、また、隔壁
部より発生する水分、ガス等によって、有機EL媒体が
損傷を受けることもないために、高品質で精度の高い製
品となるものであり、かつ得られる製品は構造が単純か
つ薄肉のものとなり、製品保護のための封止膜の形成も
容易であるといった優れた特性を有するものとなる。
【0040】なお、以上は、本発明に係る堆積膜形成方
法およびこれに用いるマスクにつき、有機ELディスプ
レイパネルの製造を中心に説明したが、本発明の堆積膜
形成方法およびこれに用いるマスクの適用分野として
は、これに何ら限定されるものではなく、例えば、液晶
表示素子の画素ないし電極形成等をはじめとするその他
の各種の分野に広く適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の述べたように本発明によれば、精
度高く選択位置に堆積膜を形成することができ、マスク
の配置によって、下部の積層構造体を損傷することもな
いので、各種の薄膜デバイスの堆積膜形成、特に、有機
ELディスプレイパネルの製造において好適に使用する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマスクの一実施形態の概略部分
拡大断面図。
【図2】 本発明に係るマスクの別の実施形態における
概略斜視図。
【図3】 本発明に係るマスクのさらに別の実施形態に
おける概略斜視図。
【図4】 本発明に係る有機ELディスプレイパネルの
製造工程を示す模式図。
【図5】 本発明の有機ELディスプレイパネルの製造
方法の一実施形態における一工程を示す模式図。
【図6】 本発明の有機ELディスプレイパネルの製造
方法の別の実施形態における一工程を示す模式図。
【図7】 本発明の有機ELディスプレイパネルの製造
方法の別の実施形態における別の工程を示す模式図。
【符号の説明】
1 マスク 2 マスク水平部 3 開口部 5 脚部 7 隔壁 10 基材 11 第1表示電極 12R,12G,12B 有機EL媒体 13 絶縁膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A 33/22 33/22 Z Fターム(参考) 3K007 AB04 AB18 BA06 CB01 DA01 DB03 EB00 FA01 4K029 BA62 BD00 HA01 HA03 5C094 AA08 AA42 AA43 AA48 BA12 BA27 CA19 CA24 DA13 DB01 DB04 EA05 EB02 FA01 FA02 FB01 FB20 GB10 5G435 AA04 AA17 BB05 CC09 HH20 KK05 KK10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上若しくはその基板に形成された積
    層構造体上に、開口部を有するマスクを配置して、基板
    若しくは積層構造体上の選択位置に、堆積膜を形成する
    方法において、前記マスクの基板若しくは積層構造体に
    対する対向面に、前記開口部以外の実部の任意部分より
    略垂直方向に突出する脚部を設け、マスク配置時に、マ
    スクの基板対向面全体が、基板若しくは積層構造体に接
    触することを防止したことを特徴とする堆積膜の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 基板上若しくはその基板に形成された積
    層構造体上の選択位置に堆積膜を形成する際に用いられ
    るマスクであって、前記選択位置に対応する開口部を有
    し、かつ、基板ないし積層構造体に対する対向面に、前
    記開口部以外の実部の任意部分より略垂直方向に突出す
    る脚部が設けられていることを特徴とするマスク。
  3. 【請求項3】 前記脚部は、前記開口部の少なくとも一
    側面に沿って設けられているものである請求項2に記載
    のマスク。
  4. 【請求項4】 前記脚部は、前記開口部の実質的全長に
    わたり連続して存在するものである請求項3に記載のマ
    スク。
  5. 【請求項5】 前記脚部は、前記開口部の少なくとも一
    側面に沿って点在するものである請求項3に記載のマス
    ク。
  6. 【請求項6】 前記脚部は、前記開口部の周縁を囲繞し
    て設けられているものである請求項2に記載のマスク。
  7. 【請求項7】 複数の発光部からなる画像表示配列を有
    している有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパ
    ネルの製造方法であって、 基板上に、前記発光部に対応する複数の第1表示電極を
    形成するパターニング工程と、 前記露出した第1表示電極の部分に対応した複数の開口
    を有し、かつ基板対向面に、前記開口部以外の実部の任
    意部分より略垂直方向に突出する脚部が設けられている
    マスクを用い、前記複数の第1表示電極間の間隙部に当
    該マスクの前記脚部を位置させ載置することにより、当
    該マスクを第1表示電極に接触させることなく、第1表
    示電極上部に配置し、 有機エレクトロルミネッセンス媒体を前記開口を介して
    前記隔壁内の前記第1表示電極の各々上に堆積させ、少
    くとも1層の有機エレクトロルミネッセンス媒体の薄膜
    を形成する発光層形成工程と、 前記有機エレクトロルミネッセンス媒体の薄膜の複数の
    上に第2表示電極を形成する工程とを含むことを特徴と
    する有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記発光層形成工程は、第1の有機エレ
    クトロルミネッセンス媒体を前記マスクの開口を介して
    前記隔壁内の前記第1表示電極の各々上に堆積させた
    後、1つの前記開口が1つの前記第1表示電極上からそ
    の隣接する前記第1表示電極上へ配置されるように前記
    マスクを逐次移動せしめ、第2、第3…の有機エレクト
    ロルミネッセンス媒体を用いて前記発光層形成工程を逐
    次繰り返すことを特徴とする請求項7記載の有機エレク
    トロルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2表示電極が、露出した前記発光
    層の部分に対応した複数の開口を有し、かつ基板対向面
    に、前記開口部以外の実部の任意部分より略垂直方向に
    突出する脚部が設けられているマスクを用い、前記複数
    の発光層の間隙部に当該マスクの前記脚部を位置させ載
    置することにより、形成されるものである請求項7また
    は8に記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレ
    イパネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1表示電極を形成するパターニ
    ング工程と前記発光層形成工程の間に、露出した前記第
    1表示電極の部分の縁部を覆う絶縁膜を、前記間隙の一
    部若しくは全体を埋めて、形成する工程を含むことを特
    徴とする請求項79のいずれか1つに記載の有機エレク
    トロルミネッセンスディスプレイパネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記間隙部において、前記絶縁膜は、
    第1表示電極部分の縁部と接する側方部よりも、中央部
    分が薄肉なものとされ、当該間隙部へと配置される前記
    マスクの脚部に対する凹状の受け部を形成していること
    を特徴とする請求項7〜10のいずれか1つに記載の有
    機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネルの製造
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1つに記載
    の製造方法により得られたことを特徴とする有機エレク
    トロルミネッセンスディスプレイパネル。
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