JP2003063553A - ヒンジキャップ - Google Patents
ヒンジキャップInfo
- Publication number
- JP2003063553A JP2003063553A JP2001249728A JP2001249728A JP2003063553A JP 2003063553 A JP2003063553 A JP 2003063553A JP 2001249728 A JP2001249728 A JP 2001249728A JP 2001249728 A JP2001249728 A JP 2001249728A JP 2003063553 A JP2003063553 A JP 2003063553A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- lid
- hinge
- knob
- container
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
ができるヒンジキャップを提案する。 【解決手段】 容器の口部に装着されその内部につなが
る排出孔を有するキャップ本体とこのキャップ本体にヒ
ンジを介して揺動可能に連結する蓋体とを備えたヒンジ
キャップにおいて、前記蓋体に、内側凸部を有し蓋体の
外側壁に沿いスライド可能なノブを設け、前記キャップ
本に、ノブのスライドにて内側凸部と係合して蓋体の開
栓する向きへの揺動を阻止する凹部を設ける。
Description
プに関し、ロック操作を伴うキャップの開閉を簡便かつ
確実に行なうとするものである。 【0002】 【従来の技術】シャンプーやリンス等の日用品や洗剤、
化粧料あるいは消毒液等の各種内容物を充填する容器
は、片手によってキャップを取り外して容器内の内容物
を簡単に取り出せるようにヒンジタイプの蓋体を備えた
キャップが数多く使用されている。 【0003】かかるキャップは、蓋体をキャップ本体に
合致させる閉栓時には、蓋体の裏側に設けた凸部がキャ
ップ本体に設けられた排出孔に嵌合するようになってお
り、かかる嵌合が解除されない限りは内容物を排出する
ことができないようになっている。 【0004】ところで、この種のキャップは、蓋体ある
いは容器の本体部分に意に反する大きな外圧が加わった
場合(バックに入れて持ち歩くときや容器そのものを踏
みつけたとき等)に蓋体の裏側に設けた凸部とキャップ
本体の排出孔との嵌合状態が解除され、内容物が漏れ出
てしまったり、或いは、該嵌合状態を幼児であっても比
較的容易に解除可能である為、収容される内容物によっ
ては、誤使用を引き起こすおそれが存在している。 【0005】このため、最近では、漏れ防止対策或いは
チャイルドプルーフ機能の追加等安全性を考慮して、蓋
体とキャップ本体とをロック機構によって確実に係合す
るように工夫を凝らした構造のものが多数く見られるよ
うになってきている。しかしながら、ロック機構を備え
たキャップにおいてはその解除の仕方がわかりにくかっ
たり、片手で容器を把持した状態で簡単に開栓すること
ができない等、或いは幼児の誤使用防止を目的に設けた
チャイルドプルーフ機能が誤使用のおそれが全く無い使
用者にとっては、却って不便になっていることもあり、
その解決が望まれている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、不使
用時には蓋体をキャップ本体に対して確実に係止、閉栓
しておき、使用時にはロック状態を簡単に解除して開栓
できる漏れ防止及びチャイルドプルーフ機能を有すると
共に、誤使用のおそれのない使用者に対しては非ロック
状態を維持して、通常のヒンジキャップ同様の使用が可
能な新規なヒンジキャップを提案するところにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、容器の口部に
装着されその内部につながる排出孔を有するキャップ本
体とこのキャップ本体にヒンジを介して揺動可能に連結
する蓋体とを備えたヒンジキャップであって、前記蓋体
に、内側凸部を有し蓋体の外側壁に沿いスライド可能な
ノブを設け、前記キャップ本体に、ノブのスライドにて
内側凸部と係合して蓋体の開栓する向きへの揺動を阻止
する凹部を設けたことを特徴とするヒンジキャップであ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明をより
具体的に説明する。図1は本発明に従うヒンジキャップ
の外観斜視図を示したものである。 【0009】図において1は容器の口部にねじ止めある
いはアンダーカットによって装着することを可能とする
キャップ本体である。このキャップ本体1は容器の胴部
をスクイズして内容物を噴出させる排出孔1aとその外
側面に横向きで凹となる凹部1bを有する。 【0010】また、2はキャップ本体1にヒンジ2aを
介して揺動可能に連結する蓋体、3は蓋体2に設けられ
その外側壁に沿ってスライド可能なノブである。このノ
ブ3にはキャップ本体1の凹部1bに適合する内側凸部
3aが設けられている。 【0011】上掲図1はノブ3の内側凸部3aがキャッ
プ本体1の凹部1bに適合しておらず蓋体2を引き上げ
るように揺動させることにより内容物の排出を可能とし
たロック解除の状態を示したものである。 【0012】漏れ防止及びチャイルドプルーフ機能を目
的とした不使用状態を維持すべく、蓋体2を図2に示す
ようにキャップ本体1に合致させノブ3を図中の矢印に
従いスライドさせるこによりノブ3の内側凸部3aがキ
ャップ本体1の凹部1bに係合し、この状態で蓋体2を
引き上げても内側凸部3aが凹部1bに引っかかるため
に閉栓状態はそのまま維持される。 【0013】キャップを開放可能とするには、ノブ3を
図2の矢印とは反対方向にスライドさせてノブ3の内側
凸部3aと凹部1bとの係合を解除する。尚、誤使用の
おそれのない使用者においては、ノブ3の内側凸部3a
と凹部1bとの係合を解除した状態を維持することによ
り、通常のヒンジキャップ同様の使用が可能となってい
る。 【0014】図3にノブ3の内側凸部3aと凹部1bと
が係合状態(ロック状態)にある側面(断面)を示し、
図4にその正面(外観)を示す。 【0015】キャップを開閉するに当たっては、何れに
おいても容器を片手で把持しその把持した手の指でもっ
てノブ3を蓋体2の外側壁に沿い多少スライドさせるだ
けでよい。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、蓋体のロックとその解
除を片手でもって簡単かつ、確実に行うことができると
共に、非ロック状態を維持することにより通常のヒンジ
キャップ同様の使用が可能となり、ロック機構付加によ
る漏れ防止対策及びチャイルドプルーフ機能と使い易さ
の両者を両立させる機能を持たせることができる。
ある。 【図2】 図1に示したヒンジキャップにおいて蓋体を
キャップ本体に合致させた状態を示した図である。 【図3】 ロック状態の側面構造を示した図である。 【図4】 ロック状態の正面を示した図である。 【符号の説明】 1 キャップ本体 1a 排出孔 1b 凹部 2 蓋体 2a ヒンジ 3 ノブ 3a 内側凸部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 容器の口部に装着されその内部につなが
る排出孔を有するキャップ本体と、このキャップ本体に
ヒンジを介して揺動可能に連結する蓋体とを備えたヒン
ジキャップであって、 前記蓋体に、内側凸部を有し蓋体の外側壁に沿いスライ
ド可能なノブを設け、 前記キャップ本に、ノブのスライドにて内側凸部と係合
して蓋体の開栓する向きへの揺動を阻止する凹部を設け
たことを特徴とするヒンジキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249728A JP2003063553A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | ヒンジキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249728A JP2003063553A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | ヒンジキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003063553A true JP2003063553A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19078689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001249728A Pending JP2003063553A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | ヒンジキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003063553A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012158355A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出キャップ |
JP2015085979A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
JP2019534215A (ja) * | 2016-11-11 | 2019-11-28 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニーThe Procter & Gamble Company | 容器システム |
FR3099142A1 (fr) * | 2019-07-26 | 2021-01-29 | Stiplastics | Bouchon à ouverture sécurisée |
-
2001
- 2001-08-21 JP JP2001249728A patent/JP2003063553A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012158355A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出キャップ |
JP2015085979A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
JP2019534215A (ja) * | 2016-11-11 | 2019-11-28 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニーThe Procter & Gamble Company | 容器システム |
FR3099142A1 (fr) * | 2019-07-26 | 2021-01-29 | Stiplastics | Bouchon à ouverture sécurisée |
WO2021019161A1 (fr) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | Stiplastics | Bouchon à ouverture sécurisée |
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