JP2003061509A - 観賞魚用水槽に用いるセパレーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】水槽内にセパレーターを取り付けても、水槽内
を上下に仕切ることにより魚の遊泳スペースを確保しつ
つ、アロワナ類とガーパイク類を混泳させることができ
る。 【解決手段】セパレーター１で水槽内を上下に仕切る。
ガーパイク類が空気呼吸を行うための通気筒２をセパレ
ーター１の中央に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、大きさの異なる魚
または、相性の悪い魚同士を同一の水槽で混泳させる時
に用いるセパレーターに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のセパレーターにおいては、水槽内
を左右に仕切って大きさの異なる魚または、相性の悪い
魚同士を混泳させている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のセパレーターに
あっては、アロワナ類とガーパイク類を混泳させた場合
は、たとえガーパイク類がアロワナ類から攻撃を受けて
傷付くということがなくても、水槽内を左右に仕切って
いるため、魚の遊泳スペースが狭くなってしまうという
問題点があった。

【０００４】本発明は、水槽内にセパレーターを取り付
けた場合においても、魚の遊泳スペースを確保しつつ、
ガーパイク類をアロワナ類から保護することを目的とし
ている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセパレーターにおいては、水槽内を上下に
仕切り、ガーパイク類が空気呼吸を行うための通気筒を
セパレーターの中央に設けたものである。

【０００６】上記セパレーターを取り付ける高さは、水
槽内の適当な箇所とすることが可能であるが、後記する
理由により、特に水槽内の中間の高さに取り付けること
が効果的である。

【０００７】体の堅いガーパイク類が容易に空気呼吸を
行う通気筒に入っていけるように、アロワナ類の遊泳ス
ペースが極端に狭くならない程度であれば、できるだけ
セパレーターを水槽内の中間の高さに取り付けることが
好ましい。

【０００８】多少柔軟性のあるポリプテルス類や肺魚類
を飼育する場合においては、セパレーターを低い位置に
取り付けることもできる。

【０００９】また、セパレーターに空けられた給餌口に
給餌パイプを併用することにより、水槽フタを開けずに
ガーパイク類に餌を与えることが可能である。その場
合、餌は沈下性のものがよい。

【００１０】

【発明の実施の形態】

【実施例】図２において、セパレーター１を水槽内に入
れた後、キスゴム５によってセパレーター１を固着す
る。

【００１１】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１２】水槽内を上下に仕切り、セパレーターの中
央に通気筒を設けることにより、魚の遊泳スペースを確
保しつつ、同一の水槽でアロワナ類とガーパイク類を混
泳させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】セパレーターの斜視図である。

【図２】セパレーター取付の実施例を示す正面図であ
る。

【図３】セパレーター取付の実施例を示す側面図であ
る。

【図４】セパレーターの平面図である。

【図５】給餌パイプの斜視図である。

【符号の説明】

１ セパレーター ２ 通気筒 ３ 空洞 ４ 給餌口 ５ キスゴム

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】水槽内を上下に仕切るセパレーター。
2. 【請求項２】ガーパイク類が空気呼吸を行うための通気
   筒をセパレーターの中央に設けた点。