JP2003059330A

JP2003059330A - Ｌｅｄ照明器具

Info

Publication number: JP2003059330A
Application number: JP2001247056A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Isoda; 雅章磯田; Yoshihide Imaoka; 善秀今岡; Ryusuke Kodera; 隆介小寺
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 2001-08-16
Filing date: 2001-08-16
Publication date: 2003-02-28

Abstract

(57)【要約】【課題】容易に交換可能な接続部を持つＬＥＤモジュ
ールを使ったＬＥＤ照明器具を提供する。【解決手段】複数のＬＥＤチップ２を搭載した略平板
状のＬＥＤモジュール１に、このＬＥＤモジュール１へ
の給電電線３を直接接続するための端子部４を設けた。
これにより、電線３の接続が容易になり、ＬＥＤモジュ
ール１を容易に交換できる。また、直接電線３が接続で
きるため、別の部材が要らず低コストであるとともに、
器具形態に影響されにくくＬＥＤモジュール１を様々な
器具に流用できる。また、端子部４を設けた端子台５と
ＬＥＤモジュール基板６とが一体となっているので、給
電電線３接続がさらに容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ＬＥＤ照明器具
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ＬＥＤ照明器具は、ＬＥＤ素子を複数含
むＬＥＤモジュールと、このＬＥＤモジュールに電力を
供給するＬＥＤ電源供給部と、ＬＥＤ素子の前方に配置
されるレンズを含むレンズ体とを備えている。その従来
例として、例えば特開２００１−５２５０４、特開２０
０１−５２５０１号に開示された照明装置がある。前者
の照明装置は、交流電圧用の一般的な電球が装着される
電球用ソケットに装着可能で発光ダイオードＬＥＤと電
気的に接続された口金を有し、既設の電球用ソケットや
蛍光灯用ソケットに、直接的に装着可能な構成である。
また後者の照明装置も電球口金を利用するものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これまで、ＬＥＤは小
型であるなど特徴を生かして、表示用などの補助的な光
源としてのみ使用されてきた。高照度を要求されない補
助的な光源としての使われ方では長寿命であり、ほぼ器
具寿命までＬＥＤの交換の必要は無かった。

【０００４】しかし、高照度な主光源として使われる場
合では、点灯期間により照度が低下するため、交換する
必要がある。これまではＬＥＤモジュールの接続方法
は、半田付けによる直接電線を取り付ける方法が主力で
あった。

【０００５】また、上記従来例のようにランプの口金と
受金を流用した方法では、ＬＥＤモジュール全体が長大
になり、ＬＥＤの長所である、小型・薄型の利点を生か
されない。

【０００６】したがって、この発明の目的は、容易に交
換可能な接続部を持つＬＥＤモジュールを使ったＬＥＤ
照明器具を提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項１記載のＬＥＤ照明器具は、複数の
ＬＥＤチップを搭載した略平板状のＬＥＤモジュール
に、このＬＥＤモジュールへの給電電線を直接接続する
ための端子部を設けた。

【０００８】このように、複数のＬＥＤチップを搭載し
た略平板状のＬＥＤモジュールに、このＬＥＤモジュー
ルへの給電電線を直接接続するための端子部を設けたの
で、電線の接続が容易になり、ＬＥＤモジュールを容易
に交換できる。また、直接電線が接続できるため、別の
部材が要らず低コストであるとともに、器具形態に影響
されにくくＬＥＤモジュールを様々な器具に流用でき
る。

【０００９】請求項２記載のＬＥＤ照明器具は、請求項
１記載のＬＥＤ照明器具において、端子部を設けた端子
台とＬＥＤモジュール基板とが一体となっている。この
ように、端子部を設けた端子台とＬＥＤモジュール基板
とが一体となっているので、端子台により端子部の電線
接続方向や接続位置を作業しやすいように構成でき、給
電電線の接続がさらに容易にできる。また、端子台は給
電電線を接続できるだけの大きさでよいのでＬＥＤモジ
ュールの長所である小型・薄型を保持できる。

【００１０】請求項３記載のＬＥＤ照明器具は、請求項
１記載のＬＥＤ照明器具において、端子部は速結端子で
あり、ＬＥＤモジュール基板に前記速結端子部が設けら
れた。このように、ＬＥＤモジュール基板に速結端子部
が設けられたので、ＬＥＤモジュール基板の表面あるい
は裏面から給電電線を接続可能な構成にできる。また、
速結端子部をＬＥＤモジュール基板に設けることで大き
さが変わらずＬＥＤモジュールの長所である小型・薄型
を保持できる。

【００１１】

【発明の実施の形態】この発明の第１の実施の形態を図
１ないし図３に基づいて説明する。図１はこの発明の第
１の実施の形態におけるＬＥＤモジュールの斜視図であ
る。

【００１２】図１に示すように、複数のＬＥＤチップ２
を搭載した略平板状のＬＥＤモジュール１に、このＬＥ
Ｄモジュール１への給電電線３を直接接続するための端
子部４を設けている。端子部４は端子台５に設けてあ
り、この端子台５とＬＥＤモジュール基板６とが一体に
構成してある。この際、端子台５はＬＥＤモジュール基
板６に半田付け等により直付けしてもよく、またＬＥＤ
モジュール基板６と一体成形してもよい。また、端子台
５は電線挿入穴７と解除ボタン８を有する。端子部４は
速結端子であり、電線挿入穴７より挿入された給電電線
３が接続されるように配置される。端子部４に接続され
た給電電線３は解除ボタン８を押すことにより接続が解
除される。９は電子部品である。

【００１３】図２はこの発明の実施の形態のＬＥＤ照明
器具の分解斜視図、図３は図２のＬＥＤ照明器具の組立
状態を示す斜視図である。図２および図３に示すよう
に、このＬＥＤ照明器具は、上記のように構成されたＬ
ＥＤモジュール１を、器具本体１０とレンズ１１の間に
装着し、器具本体１０にカバー１２を取付けている。こ
の場合、ＬＥＤモジュール１はレンズ１１の上に配置さ
れ、レンズ１１の周縁部をカバー１２により支持してい
る。

【００１４】以上のようにこの実施の形態によれば、電
線３の接続が容易になり、ＬＥＤモジュール１を容易に
交換できる。また、直接電線３が接続できるため、別の
部材が要らず低コストであるとともに、器具形態に影響
されにくくＬＥＤモジュール１を様々な器具に流用でき
る。また、ＬＥＤモジュールの電源電圧が低ボルトの場
合は、簡易な充電部保護でよいため端子部４は低コスト
でよい。

【００１５】また、端子部４を設けた端子台５とＬＥＤ
モジュール基板６が一体となっているので、端子台５に
より端子部４の電線接続方向や接続位置を作業しやすい
ように構成でき、給電電線３の接続がさらに容易にでき
る。また、端子台５は給電電線を接続できるだけの大き
さでよいのでＬＥＤモジュールの長所である小型・薄型
を保持できる。

【００１６】図４はこの発明の第１の実施の形態の変形
例におけるＬＥＤモジュールの斜視図である。図４に示
すように、このＬＥＤモジュール１′は、端子台１３に
形成された溝１４に沿って端子部１６が配置されてい
る。一方、給電電線３の先端に栓刃１５が取り付けら
れ、栓刃１５を端子部１６に差込んで接続する。この実
施の形態でも同様の作用効果が得られる。

【００１７】この発明の第２の実施の形態を図５および
図６に基づいて説明する。図５はこの発明の第２の実施
の形態におけるＬＥＤモジュールの斜視図、図６は図５
の要部断面図である。

【００１８】図５および図６に示すように、複数のＬＥ
Ｄチップ２を搭載した略平板状のＬＥＤモジュール２０
に、このＬＥＤモジュール２０への給電電線３を直接接
続するための端子部を設けている。この端子部は速結端
子部２２であり、ＬＥＤモジュール基板２１の内部に設
置されている。この場合、ＬＥＤモジュール基板２１の
中央部に穴２３を設けて表面側から給電電線３を接続で
きるように速結端子部２２を配置している。なお、給電
電線３をＬＥＤモジュール基板２１の裏面側から接続で
きる構成にしてもよい。また、速結端子部２２はモジュ
ール中心にあるが、端縁部などどこに設置してもよい。
モジュール中心と端縁部に２極を分ければ、極性の違い
が明確となり誤結線しにくい。

【００１９】以上のようにこの実施の形態によれば、Ｌ
ＥＤモジュール基板２１の表面あるいは裏面から給電電
線３を接続可能な構成にできる。また、速結端子部２２
をＬＥＤモジュール基板２１に設けることで大きさが変
わらずＬＥＤモジュールの長所である小型・薄型を保持
できる。その他の構成効果は、第１の実施の形態と同様
である。

【００２０】

【発明の効果】この発明の請求項１記載のＬＥＤ照明器
具によれば、複数のＬＥＤチップを搭載した略平板状の
ＬＥＤモジュールに、このＬＥＤモジュールへの給電電
線を直接接続するための端子部を設けたので、電線の接
続が容易になり、ＬＥＤモジュールを容易に交換でき
る。また、直接電線が接続できるため、別の部材が要ら
ず低コストであるとともに、器具形態に影響されにくく
ＬＥＤモジュールを様々な器具に流用できる。

【００２１】請求項２では、端子部を設けた端子台とＬ
ＥＤモジュール基板とが一体となっているので、端子台
により端子部の電線接続方向や接続位置を作業しやすい
ように構成でき、給電電線の接続がさらに容易にでき
る。また、端子台は給電電線を接続できるだけの大きさ
でよいのでＬＥＤモジュールの長所である小型・薄型を
保持できる。

【００２２】請求項３では、ＬＥＤモジュール基板に速
結端子部が設けられたので、ＬＥＤモジュール基板の表
面あるいは裏面から給電電線を接続可能な構成にでき
る。また、速結端子部をＬＥＤモジュール基板に設ける
ことで大きさが変わらずＬＥＤモジュールの長所である
小型・薄型を保持できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１の実施の形態におけるＬＥＤモ
ジュールの斜視図である。

【図２】この発明の実施の形態のＬＥＤ照明器具の分解
斜視図である。

【図３】図２のＬＥＤ照明器具の組立状態を示す斜視図
である。

【図４】この発明の第１の実施の形態の変形例における
ＬＥＤモジュールの斜視図である。

【図５】この発明の第２の実施の形態におけるＬＥＤモ
ジュールの斜視図である。

【図６】図５の要部断面図である。

【符号の説明】

１ＬＥＤモジュール２ＬＥＤチップ３給電電線４端子部５端子台６ＬＥＤモジュール基板１３端子台１６端子部２０ＬＥＤモジュール２１ＬＥＤモジュール基板２２速結端子部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考） // Ｆ２１Ｙ 101:02 Ｆ２１Ｓ 1/02 Ｇ (72)発明者小寺隆介大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内Ｆターム(参考） 3K013 AA03 BA01 CA05 CA16 DA09 5F041 AA31 AA47 EE16 FF11

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数のＬＥＤチップを搭載した略平板状
のＬＥＤモジュールに、このＬＥＤモジュールへの給電
電線を直接接続するための端子部を設けたことを特徴と
するＬＥＤ照明器具。
【請求項２】端子部を設けた端子台とＬＥＤモジュー
ル基板とが一体となった請求項１記載のＬＥＤ照明器
具。
【請求項３】端子部は速結端子部であり、ＬＥＤモジ
ュール基板に前記速結端子部が設けられた請求項１記載
のＬＥＤ照明器具。