JP2003058496A - マルチメディア情報端末システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

マルチメディア情報端末システム及びコンピュータプログラム

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JP2003058496A
JP2003058496A JP2001244898A JP2001244898A JP2003058496A JP 2003058496 A JP2003058496 A JP 2003058496A JP 2001244898 A JP2001244898 A JP 2001244898A JP 2001244898 A JP2001244898 A JP 2001244898A JP 2003058496 A JP2003058496 A JP 2003058496A
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JP2001244898A
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Tadashi Kinebuchi
正 杵淵
Takao Ozawa
隆夫 小澤
Takashi Tani
宇 谷
Tsunemori Asahi
常盛 旭
Keimei Kanisawa
啓明 蟹澤
Hiroyasu Fukazawa
弘保 深澤
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 HTTPプロトコルの制御からHTTP
プロトコルとは異なる特殊処理への移行を要求するとき
URLをコマンド転送手段として使用する。情報端末4
からサーバにこのURLが入力すると、情報端末4側で
クライアントエージェント60を起動して、サーバ側で
エージェントサービス部63を起動する。両者は、双方
向にデータを送受信しながら認証処理のような特殊処理
を実行する。 【効果】 サービスマネージャ62は、クライアントエ
ージェントとエージェントサービス部63が認証処理を
実行中にチャンネル変更等の別処理への移行が行われな
いように制御し、確実なセッション管理が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡便に利用できる情
報端末によって様々なサービスや情報を提供することが
できるマルチメディア情報端末システム及びコンピュー
タプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】商店や金融機関あるいは図書館、その他
の公共機関等において、利用者による簡単な操作によっ
て様々な情報を提供する端末が広く設置されている。こ
れらの端末は、例えば画面に指で触れることによって希
望する情報をディスプレイに表示し、必要に応じて表示
した情報を印刷したりする。例えば駅の案内所などにお
いて、電車や路線バスの運行表をディスプレイに表示し
たり、時刻表を印刷する機能を持つ端末システムも利用
されている。また、楽器店などにおいて、希望する演奏
データをMP3プレイヤーなどにダウンロードする機能
を持った端末が設置されている。デパートなどでは、各
フロアでの取り扱い商品やその他各種の営業案内を表示
する端末が備えられている。図書館では、蔵書の一覧や
希望する図書の検索を行うための端末が利用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。情報端末をブラウザで制御し、様々なコンテンツを
ウェブページを用いて製作すれば、コンテンツの改良や
変更が比較的容易に行える。ところが、ウェブページを
表示するブラウザは、基本的にセッション管理を行って
いない。従って、例えば利用者を認証するための処理や
その他表示画面から他の関係のない表示画面に移行する
ことが許されないような処理を制御することが難しい。
即ち、不正な制御を実行してしまうのを確実に禁止する
ことができない。このため、認証処理などを必要とする
端末の制御には、メンテナンスや書き換えが容易でない
別のプログラミング技術を使わざるを得ないという問題
があった。
【0004】本発明は以上の点を解決するために成され
たもので、ブラウザによる制御環境にありながら、確実
にセッション管理のできるマルチメディア情報端末シス
テムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉情報端末と、この情報端末のブラウザによる
要求に対してコンテンツに含まれるウェブページを選択
して閲覧させるウェブサーバ部と、上記情報端末とウェ
ブサーバ部との間で情報端末を制御するプロキシサーバ
部とを備え、上記情報端末のブラウザから、特殊処理へ
の移行を要求するコマンドを含むURLが上記プロキシ
サーバ部に入力したとき、プロキシサーバ部はコマンド
解釈手段を用いてそのコマンドを解釈し特殊処理を実行
することを特徴とするマルチメディア情報端末システ
ム。
【0006】ブラウザHTTPプロトコルの制御を実行
中は、プロキシサーバ部は情報端末から受信したURL
(Uniform Resource Locator)をウェブサーバ部に渡し
て、該当するウェブページを記憶装置から読み出すよう
に要求する。コマンドを含むURLを用いれば、特殊処
理への移行制御時には、プロキシサーバ部がURLを移
行制御用のコマンドのように認識して処理をする事がで
きる。URLをコマンド中に含める方法は任意である。
【0007】〈構成2〉構成1に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、特殊処理はHTTPプロト
コルとは異なるプロトコルで実行される処理であること
を特徴とするマルチメディア.情報端末システム。
【0008】HTTPプロトコルの制御から特殊処理に
移行し、その特殊処理から再びHTTPプロトコルの制
御に移行する制御をすることにより、HTTPプロトコ
ルでは不可能な制御を実現することができる。HTTP
プロトコルとは異なるプロトコルの種類は任意である。
【0009】〈構成3〉構成1に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、特殊処理では、必要な情報
の取得等が完了するまで他の処理への移行を禁止する制
御を実行することを特徴とするマルチメディア情報端末
システム。
【0010】必要な情報の取得等が完了するまで他の処
理への移行を禁止するようなセッション制御はHTTP
プロトコルでは実現しない。必要な情報とは、情報端末
から入力された任意の情報である。他の処理はHTTP
プロトコルによる処理でも別のプロトコルによる処理で
も構わない。
【0011】〈構成4〉構成1に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、特殊処理への移行を要求す
るコマンドを含むURLは、コマンド解釈用プログラム
の格納された場所のURLを表示する部分と、要求する
特殊処理を示すコマンドをパラメータとして表示する部
分から成ることを特徴とするマルチメディア情報端末シ
ステム。
【0012】特殊処理への移行を要求するコマンドを含
むURLを用いてコマンド解釈用プログラムを起動する
ために、その格納場所を表示するとともに、要求する特
殊処理を示すコマンドをパラメータとした。これによ
り、HTTPプロトコルのままで任意のプログラムを起
動できる。
【0013】〈構成5〉構成4に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、プロキシサーバ部は、情報
端末から特殊処理への移行を要求するコマンドを含むU
RLを受信すると、事前に自動生成し準備されたURL
リクエストに対する応答として一部動的パラメータをエ
ンティティ部にクライアントエージェントファイルを含
めて情報端末に返すリダイレクト処理を実行することを
特徴とするマルチメディア情報端末システム。
【0014】プロキシサーバ部が情報端末から特殊処理
への移行を要求するコマンドを含むURLを受信する
と、特殊処理を開始する。このとき、最初に情報端末側
でクライアントエージェントを起動する。そのために、
URLリクエストに対する応答をあたかもウェブサーバ
からの応答のように情報端末に返す。これをリダイレク
ト処理という。クライアントエージェントファイルは、
情報端末でクライアントエージェントを起動するプログ
ラムである。
【0015】〈構成6〉構成5に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、プロキシサーバ部は、クラ
イアントエージェントの通信要求に従ってソケットを確
立し、事前に準備された独立して動作するプログラムの
一部を起動して、情報端末側のクライアントエージェン
トとで双方向にデータを送受信しながら認証処理を含む
特定のサービス実行することを特徴とするマルチメディ
ア情報端末システム。
【0016】プロキシサーバ部では、特殊処理を実行す
るために、クライアントエージェントとの双方向通信路
を確立する。これにより、他の処理への移行等を禁止し
たHTTPプロトコルとは異なる特殊処理が可能にな
る。
【0017】〈構成7〉構成6に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、プロキシサーバは、複数の
特殊処理を同時に起動させないように排他制御をし、か
つ、いったん起動した特殊処理プログラムの中断を禁止
することを特徴とするマルチメディア情報端末システ
ム。
【0018】排他制御と中断禁止制御によって、特殊処
理による確実なセッション管理が可能になる。
【0019】〈構成8〉構成6に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、プロキシサーバ部は、事前
に準備された独立して動作するプログラムの一部を、チ
ャンネル毎に特定のサービスとしてカスタマイズするこ
とを特徴とするマルチメディア情報端末システム。
【0020】自由に事前に準備された独立して動作する
プログラムの一部を設計することで、チャンネル毎に認
証処理を任意に設定できる。
【0021】〈構成9〉構成6に記載のマルチメディア
情報端末システムにおいて、チャンネル毎に独自のコマ
ンドを設定することを特徴とするマルチメディア情報端
末システム。
【0022】自由にコマンドを設定することでチャンネ
ル毎に独自の制御が可能になる。 〈構成10〉ウェブサーバ部が、情報端末のブラウザに
よる要求に対してコンテンツに含まれるウェブページを
選択して閲覧させ、プロキシサーバ部が上記情報端末と
ウェブサーバ部との間で情報端末を制御し、上記情報端
末のブラウザから、特殊処理への移行を要求するコマン
ドを含むURLが上記プロキシサーバ部に入力したと
き、コマンド解釈手段を用いてそのコマンドを解釈し上
記サーバのコンピュータに特殊処理を実行させるコンピ
ュータプログラム。
【0023】構成10から構成20は、構成1から構成
9までのシステムを動作させるコンピュータプログラム
である。
【0024】〈構成11〉構成10に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、特殊処理はHTTPプロトコル
とは異なるプロトコルで実行される処理であることを特
徴とするコンピュータプログラム。
【0025】〈構成12〉構成10に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、特殊処理では、必要な情報の取
得等が完了するまで他の処理への移行を禁止する制御
を、上記サーバのコンピュータに実行させるコンピュー
タプログラム。
【0026】〈構成13〉構成10に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、特殊処理への移行を要求するコ
マンドを含むURLは、コマンド解釈用プログラムの格
納された場所のURLを表示する部分と、要求する特殊
処理を示すコマンドをパラメータとして表示する部分か
ら成る処理を、上記サーバのコンピュータに実行させる
コンピュータプログラム。
【0027】〈構成14〉構成13に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、ネットワーク側から特殊処理へ
の移行を要求するコマンドを含むURLを受信すると、
事前に自動生成し準備されたURLリクエストに対する
応答として一部動的パラメータをエンティティ部にクラ
イアントエージェントファイルを含めてネットワーク側
に返すリダイレクト処理を実行するような処理を、上記
サーバのコンピュータに実行させるコンピュータプログ
ラム。
【0028】〈構成15〉構成14に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、クライアントエージェントの通
信要求に従ってソケットを確立し、事前に準備された独
立して動作するプログラムの一部を起動して、ネットワ
ーク側のクライアントエージェントとで双方向にデータ
を送受信しながら認証処理を含む特定のサービス実行す
る処理を、上記サーバのコンピュータに実行させるコン
ピュータプログラム。
【0029】〈構成16〉構成15に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、複数の特殊処理を同時に起動さ
せないように排他制御をし、かつ、いったん起動した特
殊処理プログラムの中断を禁止する処理を、上記サーバ
のコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
【0030】〈構成17〉構成16に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、事前に準備された独立して動作
するプログラムの一部を、チャンネル毎に特定のサービ
スとしてカスタマイズする処理を、上記サーバのコンピ
ュータに実行させるコンピュータプログラム。
【0031】〈構成18〉構成10に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、チャンネルごとに独自のコマン
ドを設定する処理を、上記サーバのコンピュータに実行
させるコンピュータプログラム。
【0032】〈構成19〉ウェブサーバ部に対して、ネ
ットワークを通じて入力する要求に対してコンテンツに
含まれるウェブページを選択して閲覧させるように動作
させる処理と、プロキシサーバ部に対して、上記ネット
ワークを通じて入力するURLに基づく所定のリクエス
トに応答するように動作させる処理と、上記ネットワー
クから、特殊処理への移行を要求するコマンドを含むU
RLが上記プロキシサーバ部に入力したとき、プロキシ
サーバ部がコマンド解釈手段を用いてそのコマンドを解
釈し特殊処理を実行するよう動作させる処理を、上記サ
ーバのコンピュータに実行させるコンピュータプログラ
ム。
【0033】〈構成20〉ネットワークを通じて入力す
る要求に対してコンテンツに含まれるウェブページを選
択して閲覧させる処理と、上記ネットワークを通じて入
力するURLに基づく所定のリクエストに応答する処理
とを、サーバのコンピュータに実行させるとともに、上
記ネットワークから、特殊処理への移行を要求するコマ
ンドを含むURLが上記プロキシサーバ部に入力したと
き、プロキシサーバ部はコマンド解釈手段を用いてその
コマンドを解釈して、対応する特殊処理を、サーバのコ
ンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
【0034】〈構成21〉コンテンツに含まれるウェブ
ページを選択してネットワークを通じて閲覧させるウェ
ブサーバ部と、ネットワークに直接接続されたプロキシ
サーバ部とを備え、ネットワークを通じて特殊処理への
移行を要求するコマンドを含むURLが上記プロキシサ
ーバ部に入力したとき、プロキシサーバ部はコマンド解
釈手段を用いてそのコマンドを解釈し特殊処理を実行す
ることを特徴とするマルチメディア情報端末システム。
【0035】構成20以下は、構成1から構成9までの
システムのサーバに関するものである。
【0036】〈構成22〉構成21に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、特殊処理はHTTPプ
ロトコルとは異なるプロトコルで実行される処理である
ことを特徴とするマルチメディア情報端末システム。
【0037】〈構成23〉構成21に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、特殊処理では、必要な
情報の取得等が完了するまで他の処理への移行を禁止す
る制御を実行することを特徴とするマルチメディア情報
端末システム。
【0038】〈構成24〉構成21に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、特殊処理への移行を要
求するコマンドを含むURLは、コマンド解釈用プログ
ラムの格納された場所のURLを表示する部分と、要求
する特殊処理を示すコマンドをパラメータとして表示す
る部分から成ることを特徴とするマルチメディア情報端
末システム。
【0039】〈構成25〉構成24に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、プロキシサーバ部は、
情報端末から特殊処理への移行を要求するコマンドを含
むURLを受信すると、事前に自動生成し準備されたU
RLリクエストに対する応答として一部動的パラメータ
をエンティティ部にクライアントエージェントファイル
を含めてネットワーク側に返すリダイレクト処理を実行
することを特徴とするマルチメディア情報端末システ
ム。
【0040】〈構成26〉構成25に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、プロキシサーバ部は、
クライアントエージェントの通信要求に従ってソケット
を確立し、事前に準備された独立して動作するプログラ
ムの一部を起動して、ネットワーク側のクライアントエ
ージェントとで双方向にデータを送受信しながら特定の
サービス処理を実行することを特徴とするマルチメディ
ア情報端末システム。
【0041】〈構成27〉構成26に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、プロキシサーバは、複
数の特殊処理を同時に起動させないように排他制御を
し、かつ、いったん起動した特殊処理プログラムの中断
を禁止することを特徴とするマルチメディア情報端末シ
ステム。
【0042】〈構成28〉構成26に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、フロキシサーバ部は、
事前に準備された独立して動作するプログラムの一部
を、チャンネル毎に特定のサービスとしてカスタマイズ
することを特徴とするマルチメディア情報端末システ
ム。
【0043】〈構成29〉構成26に記載のマルチメデ
ィア情報端末システムにおいて、チャンネルごとに独自
のコマンドを設定することを特徴とするマルチメディア
情報端末システム。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明のマルチメディア
情報端末システムの主要部ブロック図である。図は本発
明のシステムに使用するサーバの一部分と情報端末のみ
を表示したものである。システムの全体構成は図2を用
いて説明するが、まず、システムの主要部のみの説明を
する。サーバ10には、ウェブサーバ部5とプロキシサ
ーバ部6とが設けられている。ウェブサーバ部5は、情
報端末4のブラウザによる要求に対して、コンテンツ1
7に含まれるウェブページを選択して閲覧させる機能を
持つ。プロキシサーバ部6は、サーバ10に接続された
情報端末4を管理する。コンテンツ17は、複数の互い
に独立したチャンネルに区分されている。利用者がいず
れかのチャンネルのコンテンツ17を利用しようとする
場合には、例えば、利用者の認証のために、情報端末4
のログオン画面で会員番号とパスワードの入力を求め
る。
【0045】利用者の認証処理では、端末装置4のブラ
ウザを通じて利用者から会員番号とパスワードの入力が
あると、図示しないデータベースを参照してその正当性
を判断し、正当と認証した後に、コンテンツ閲覧のため
の画面を表示するという一連の処理を行う。一般には、
このような処理中に他の割り込み処理があると、せっか
く入力された会員番号やパスワードのデータが書き換え
られたり消滅したりする。そこで、処理の一貫性を確保
するセッション管理が必要になる。しかしながら、サー
バ10と情報端末4のブラウザとの間の制御はHTTP
プロトコルに従うから、セッション管理を確実に行なう
のは難しい。例えば、ログオン画面で認証処理中に利用
者が全く別の画面の閲覧を要求すると、認証処理は中断
する。その後正常にその認証処理を再開できるという保
証はない。そこで、本発明では、認証処理やチャンネル
間の移動処理(チャンネル切り替え処理)のような特定
の処理を、HTTPプロトコルとは別の特殊処理により
実行する。この特殊処理の具体的な説明の前に、まず、
本発明のシステム全体の機能を図2から図7を用いて説
明する。
【0046】図2は本発明のマルチメディア情報端末シ
ステム具体例を示すブロック図である。図のシステム
は、ネットワーク1を通じてオペレーションセンタ3と
サーバ10とが接続された構成をしている。サーバ10
には任意の数の情報端末4が接続されている。ネットワ
ーク1は例えばインターネットなどの広域ネットワーク
から成る。サーバ10は、例えばスーパーマーケットの
店舗毎に1台ずつ備えられた情報サービス用のコンピュ
ータなどから成る。情報端末4は、スーパーマーケット
の店舗内の各所に配置された端末装置である。この端末
装置の構成は後で説明する。
【0047】サーバ10には、ウェブサーバ部5、プロ
キシサーバ部6、スケジューラ7、配信制御部8、記憶
装置11、13、コンテンツマネージャ部12、ログデ
ータ記憶部14、カテゴリリスト15、ロギングプロセ
ッサ16などが組み込まれている。これらはサーバ10
に内蔵されたり、あるいは外付けされて一体に動作する
機能ブロックであって、コンピュータプログラムやメモ
リ上のデータなどにより構成される。
【0048】ウェブサーバ部5は、記憶装置11に記憶
されたコンテンツ17を情報端末4に閲覧させる制御を
行う部分である。プロキシサーバ部6は、情報端末4を
操作する利用者に提供するマンマシンインタフェース制
御などを含めた主要な情報送受信制御をする部分であ
る。プロキシサーバ部6の内部にはプロキシコア61、
サービスマネージャ62、エージェントサービス部63
が設けられている。プロキシコア61は、情報端末4か
らウェブサーバ部5に対するコンテンツ閲覧のためのア
クセス要求があったとき、ログデータ記憶部14に対し
て、そのアクセスログに利用者に関する情報を付加して
記録する処理を行う。このログ情報記録管理は、コンテ
ンツ利用者の利用状況データを取得するためのものであ
る。
【0049】サービスマネージャ62は、情報端末4か
らウェブサーバ部5に対するコンテンツ閲覧のためのア
クセス要求を管理し、ウェブサーバ部5を介して受信し
たウェブページを情報端末4に転送したりする制御を行
う。こうしたウェブページのアクセス要求管理は従来ど
おりの方法による。エージェントサービス部63は、情
報端末4から入力したウェブページ閲覧要求以外の特殊
な要求、例えば、チャンネル切り替え要求や各チャンネ
ルのログイン要求を処理する部分である。プロキシサー
バ部6は、こうした機能ブロックをもつことにより、チ
ャンネル単位で記憶装置11に記憶されたウェブページ
群を管理単位でマッピングし、それぞれ独立した仮想ウ
ェブサイトとして閲覧させることを可能にする。
【0050】スケジューラ7は、サーバ10が起動して
から電源オフまでの間の動作を管理するためのものであ
る。スケジューラ7によるスケジュール制御は、記憶装
置13に記憶された任意のスケジュールデータ71に基
づいて行われ、例えば、ログデータをオペレーションセ
ンタに毎日一定の時刻に送信する制御を行う。配信制御
部8は、オペレーションセンタ3から配信されたコンテ
ンツを受信し、その中から必要なコンテンツを取り出し
て記憶装置11に格納する処理を制御する部分である。
この配信制御部8は、記憶装置13に記憶されたコンテ
ンツ配信指定データ81により指定されたチャンネルの
コンテンツのみをオペレーションセンタ3からダウンロ
ードする。コンテンツ配信指定データ81を利用者の利
用状況を考慮しながら随時更新すれば、サーバ毎に固有
のサービスを実施することができる。
【0051】コンテンツマネージャ部12はコンテンツ
の更新処理やURLリストの作成等を管理する部分であ
る。ここでは、配信制御部8が受信したコンテンツを含
むデータをチャンネル毎に解析処理し変換処理をして、
記憶装置11に記憶されたウェブデータの管理を行う。
配信されるコンテンツをチャンネル毎に自由に変更でき
るようにすると、コンテンツの入れ替えを行ったとき
に、全てのウェブページのURLリストを作成するとと
もに、該当するウェブページからキーワードを抽出して
そのURLと対応付けたキーワードテーブル情報を生成
する。このキーワードテーブル情報はウェブページの検
索に使用できるとともに、ログデータと照合すれば、ど
の利用者が何時どのようなウェブページを利用したか、
その内容はどんなものかを判断するためのデータにな
る。カテゴリリスト15は、そのサーバが配信要求した
チャンネルのリストやカテゴライズされたキーワードテ
ーブル情報を含むデータである。
【0052】ロギングプロセッサ16は、ログデータ記
憶部14に記憶された情報端末毎のユーザの使用実績を
示すデータとコンテンツマネージャ部12により生成さ
れたチャンネルのリストやキーワードテーブル情報を含
むカテゴリリスト15を受け入れて、オペレーションセ
ンタ3に対し自動的に所定のタイミングでこのデータを
送信する。これによってオペレーションセンタ3は、全
てのサーバ10のデータ利用状況を詳細に把握し、この
情報を必要とする部門へ情報提供サービスを行ったり、
必要に応じて配信すべきコンテンツの内容を改善したり
するサービスを行うことが可能になる。上記のようなサ
ーバ10は、オペレーションセンタから受信したコンテ
ンツをチャンネル単位で管理しており、情報端末4は任
意のチャンネルを選択して表示してコンテンツを利用す
ることが可能になっている。
【0053】図3の(a)は、記憶装置11のコンテン
ツ17を格納した記憶領域のディレクトリ構造を示す説
明図で、(b)はオペレーションセンタ3からサーバ1
0がコンテンツ17を受信した場合のサーバ10の動作
を説明するフローチャートである。
【0054】図の(a)に示すように、記憶領域として
設定された例えば、dドライブのディレクトリは、制御
用フォルダ、チャンネル用フォルダ、受信用フォルダ、
及び一時記憶用フォルダ(TEMP)を備える。制御用
フォルダには、情報端末4が各チャンネルに共通の特殊
な処理を要求した場合にその制御を実行するコマンド解
釈用のCGIプログラムなどが記憶されている。この特
殊処理には、例えば、利用者の認証処理、課金処理、印
刷処理等がある。チャンネル用フォルダには、図に示す
ようにチャンネル毎に独立したサブフォルダCH1、C
H2、CH3、・・・が設けられている。この図では、
チャンネルCH3のサブフォルダの内容をさらに展開し
たところを示した。
【0055】チャンネルCH3のルートディレクトリに
はチャンネルCH3のコンテンツを構成するウェブデー
タファイルが格納されている。イメージフォルダ(IM
AGES)には、これらのウェブデータファイルが利用
するイメージデータが格納されている。音データフォル
ダ(SOUNDS)には、ウェブデータファイルが利用
する音声や音楽などの音データが格納されている。クラ
イアントエージェントフォルダには、このチャンネルC
H3のログオン処理の起動時に利用される特殊処理用の
クライエントエージェントファイルが記憶されている。
エージェントサービスフォルダには、その特殊処理を実
行するために利用されるクライアントサービスファイル
が記憶されている。受信用フォルダには、配信制御部8
がオペレーションセンタから受信したデータが記憶され
る。TEMPフォルダは、圧縮されたデータを展開処理
するために利用される。
【0056】図3の(b)を用いて、配信制御部8やコ
ンテンツマネージャ部12によるオペレーションセンタ
からサーバへのコンテンツ受信動作を説明する。図2に
示したサーバ10は、例えば毎朝業務開始時に配信制御
部8を起動し、オペレーションセンタ3からネットワー
ク1を通じてコンテンツを受信する。オペレーションセ
ンタ3は、ネットワーク1に接続された多数のサーバ1
0に対し、配信可能な全てのチャンネルのデータを配信
する。サーバ毎にそのサーバの要求するチャンネルのデ
ータのみを配信してもよい。配信可能な全てのチャンネ
ルのデータを配信すると、オペレーションセンタ3の側
で配信すべきチャンネルの選別等の処理が不要になる。
【0057】サーバ10側の配信制御部8は、全てのチ
ャンネルのデータを受信して、受信用フォルダに格納す
る(ステップS1)。次に、コンテンツマネージャ部1
2は、コンテンツ配信指定データ81を参照する(ステ
ップS2)。コンテンツ配信指定データ81には、例え
ばチャンネル1、チャンネル3、チャンネル4というよ
うに、サーバで情報提供を予定しているチャンネルを指
定するデータが記憶されている。コンテンツマネージャ
部12は、受信用フォルダに格納されたデータの中から
指定されたコンテンツのデータを選択して解凍処理する
(ステップS3)。さらに、ウェブページで表示するた
めに適したデータ形式への変換処理や、カテゴリリスト
15の生成処理を実行する(ステップS4)。その後各
コンテンツを記憶装置11の専用フォルダに格納する
(ステップS5)。以上のような処理によって、サーバ
10の記憶装置11中に、予め指定したチャンネルのコ
ンテンツを閲覧可能な状態で保存する。
【0058】図4の(a)はチャンネル選択画面の例説
明図で、(b)は情報端末の外観斜視図である。図4
(b)に示すように、情報端末4は、本体20の上面に
ディスプレイ21を配置している。また、本体20の右
側面にはカードリーダ22を取り付け、前面にはプリン
タ23を取り付けている。カードリーダ22は、例え
ば、会員カードやクレジットカードの読み取りに使用さ
れる。プリンタ23は、例えば、ディスプレイに表示し
た情報を印刷したり、クーポンやポイントカードの発行
等に使用される。情報端末4はこのように、カードリー
ダやプリンタ等の機器を動作させるインタフェースを備
えることができる。ディスプレイ21には、起動時に、
図4(a)に示すようなチャンネル選択画面25が表示
される。画面中のチャンネル表示部26にはチャンネル
毎のコンテンツのタイトルが示されている。
【0059】ここには、例えばチャンネルのタイトルと
チャンネルのコンテンツの簡単な説明とシンボル的なア
イコンなどを自由に表示してよい。ボタン27は別のチ
ャンネル選択画面に切り換えるための操作ボタンであ
る。情報端末4のディスプレイ21に表示されるチャン
ネル選択画面25は、コンテンツマネージャ部12が生
成する。コンテンツマネージャ部12は、オペレーショ
ンセンタ3からチャンネル毎に圧縮されたコンテンツデ
ータを解凍して、記憶装置11に転送する。
【0060】図5は、チャンネル毎に配信されるコンテ
ンツファイルの構造説明図である。チャンネルのコンテ
ンツデータは、それぞれヘッダ部41とデータ部42と
から成る。ヘッダ部41には、チャンネルタイトル画
像、チャンネル選択アイコン、チャンネル解説文、チャ
ンネルのトップページファイル名、コマンド名リスト、
サービス記述等のデータファイルが含まれる。また、デ
ータ部42には、ちょうど図3(a)を用いて説明した
チャンネル専用フォルダに格納されるものと全く同一の
ディレクトリ構造で、ウェブデータファイルとその付属
ファイル等が含まれている。この状態で圧縮されたデー
タがオペレーションセンタから配信されると、コンテン
ツマネージャ部12はデータを解凍し、記憶装置11に
転送する。
【0061】このとき、上記ヘッダ部41からチャンネ
ル選択画面25に表示するための情報を取得する。チャ
ンネルの表題にはチャンネルタイトル画像を使用する。
さらに、チャンネル選択アイコンやチャンネル解説文を
付加する。なお、チャンネルのトップページファイル名
は、チャンネル選択後に最初に表示する画面のデータフ
ァイルである。また、各チャンネルが全く独立している
ので、チャンネル毎に固有のコマンドを使用することが
できる。また、同じコマンド名であっても各チャンネル
毎に異なる動作をさせることもできる。また、同じコマ
ンド名であっても各チャンネル毎に異なる動作をさせる
こともできる。このコマンドをコマンド名リストに表記
する。サービス記述には、チャンネル単位で提供される
サービスのリストが表示される。以上の構成により、任
意のチャンネルのコンテンツを任意の順番で指定して配
信を受けた情報端末に、該当するチャンネルのうちのい
ずれかを選択する画面が自動的に生成され、さらに、そ
れぞれ独自のスタート画面を使用してログインすること
が可能になる。
【0062】即ち、コンテンツ配信指定データ81の内
容を変更すれば、記憶装置11に記憶するコンテンツを
いつでも自由に増やしたり、変更したり、減らしたりす
ることができる。どのチャンネルにどのようなコンテン
ツが割り当てられても構わない。サーバ10は、起動時
にそのつど図4に示したようなチャンネル選択画面25
をダイナミックに生成し、チャンネル選択画面を最適化
できる。
【0063】図6の(a)は情報端末がカード認証処理
を行う場合の操作画面28の例を示し、(b)は、クー
ポン券を発行する処理を行う場合の操作画面29の例を
示す。まず、はじめのチャンネルは、会員のみに限定し
てサービスを提供するためのコンテンツを含んでいる。
この場合には、操作画面28を表示して、カードをカー
ドリーダ22(図4)に挿入することを要求する。会員
がカードをカードリーダ22に挿入すると、カードの情
報が読み取られて本人認識処理が実行される。また、
(b)に示すように、買い物をする利用者に対して、買
い物の案内を表示したり、あるいは利用者に対してクー
ポン券を発行するといったサービスをする場合には、操
作画面29を表示する。
【0064】操作画面29では、会員の場合にはボタン
30をクリックさせることによって会員用の例えば特別
の特典を付加したクーポン券を発行する。また会員でな
い場合にはボタン31をクリックさせることによって一
般のクーポン券を発行する。このような制御を行うこと
によって各コンテンツがそれぞれ利用者の目的に応じて
様々な手段で利用される。また、コンテンツの内容に応
じて情報端末4に設けられた任意の機能を使用し、情報
端末4とサーバ10との通信によってコンテンツを様々
な形式で利用させることが可能になる。
【0065】図7は上記のようなシステムの情報端末4
を操作した際の動作フローチャートである。まずステッ
プS11において、サーバ10を起動させた時既に説明
した要領で、コンテンツマネージャ部12によるチャン
ネル選択画面の生成が行われる。次に全てのチャンネル
のコンテンツが記憶装置11に格納された後、情報端末
4を起動する(ステップS12)。情報端末4には、チ
ャンネル選択画面が表示される(ステップS13)。次
にステップS14で、チャンネル選択画面を操作した利
用者が任意のチャンネルを選択した場合、選択されたチ
ャンネルのログイン画面を表示する。ログイン画面は、
例えば図4(a)に示したようなカード挿入を要求する
画面である。ステップS15では、挿入された会員カー
ドの情報を読み取って認証処理が実行される。カードの
認証処理は、例えば図2に示すプロキシサーバ部6のエ
ージェントサービス部63によって実行される。ステッ
プS16において会員であるかどうかの判断をし、会員
であると判断されるとステップS18においてコンテン
ツメニュー画面が表示され、その後は利用者に対しその
コンテンツを自由に利用し閲覧させる。また、会員でな
いと判断されるとステップS17に進み、エラー処理が
実行され、再びステップS13に戻り、チャンネル選択
画面が表示される。また、コンテンツの利用処理が終了
したときも、同様に、再びステップS13に戻り、チャ
ンネル選択画面が表示される。
【0066】上記のようにチャンネル毎に相互に独立し
たウェブページ群により各チャンネルを構成し、サーバ
がチャンネル単位でコンテンツを区別して独立に管理す
れば、チャンネル毎に全く異なる利用体系が可能にな
り、チャンネル毎に独自の自由な設計が可能になる。従
って、任意の制作者にコンテンツの設計や提供を依頼し
て自由に追加・変更・削除が可能になる。また、チャン
ネル毎にそのコンテンツ固有のメニュー画面や操作画面
などを各チャンネル専用のフォルダに記憶させて利用す
ることが可能になる。また、サーバ10が配信を希望す
るチャンネルをいつでも変更することが可能になる。ま
た、チャンネル選択画面をダイナミックに自由に変更で
きるようにすれば、サーバ毎のカスタマイズが容易であ
る。
【0067】また、オペレーションセンタ3が一括して
全てのチャンネルのデータを配信するように構成する
と、サーバごとに指定された固有のデータ配信をすると
いった管理が不要になり、システム管理が簡単になると
いう効果がある。また、情報端末は、ウェブデータのみ
を閲覧できるような簡単な構成にすればよく、それに合
わせてオペレーティングシステムも簡略化できる。従っ
て、比較的小容量のフラッシュメモリなどにオペレーテ
ィングシステムやブラウザを格納して、速やかに容易に
情報端末の立ち上げを行うことが可能である。
【0068】図8は、本発明のマルチメディア情報端末
システムの具体的な動作を説明するフローチャートであ
る。この図8の各ステップは図1に示したステップS1
〜ステップSに対応している。そこで、両方の図に同一
の符号S1〜S28を付けて対応関係を明確にした。図
8と図1を参照しながら以下の説明をすすめる。既に説
明したように、セッション管理を確実にするために、H
TTPプロトコルの制御から特殊処理に移行し、その特
殊処理から再びHTTPプロトコルの制御に移行する制
御を実現する。また、特殊処理では必要な情報の取得等
が完了するまで他の処理への移行を禁止する。
【0069】まず、HTTPプロトコルの制御を実行中
(ステップS21)は、プロキシサーバ部6は情報端末
4から受信したURL(Uniform Resource Locator)を
ウェブサーバ部5に渡して、該当するウェブページを記
憶装置11から読み出すように要求する。さらに、ウェ
ブサーバ部5からウェブページが情報端末4に送信され
てブラウザによりそのウェブページが情報端末4の図示
しないディスプレイに表示される。次に、HTTPプロ
トコルの制御から、HTTPプロトコルとは異なる特殊
処理への移行を要求するときは、URLをコマンド転送
手段として使用する。
【0070】そのURLは、例えば、(http://
ホスト名/(制御用のフォルダ名)/コマンド)といっ
た形式にする。ステップS22で、このURLを受信す
ると、プロキシコア61は事前に自動生成し準備された
URLリクエストに対する応答として一部動的パラメー
タを埋め込み、プロキシコア部は情報端末4に対して直
接レスボンスを返す状態になる。これをリダイレクト処
理という。プロキシコア61は、図3(a)に示したd
ドライブの制御用フォルダにあるコマンド解釈用のプロ
グラムを起動する。これで特殊処理が開始される。コマ
ンド解釈用のプログラムは、プロキシコア61にあるコ
マンドリファランステーブル64を参照して、このコマ
ンドを解釈する。なお、このコマンドリファランステー
ブル64は、オペレーションセンタ3(図2)から、所
定のタイミングでコンテンツ配信の際にダウンロードし
て生成しておく。
【0071】コマンドの内容が所定のチャンネルのログ
インと認証処理の実行要求であると解釈されると、該当
するチャンネルのclient agentフォルダ
(図3(a))から、情報端末4にクライアントエージ
ェントファイルが転送される(ステップS23)。クラ
イアントエージェントは、例えば、サンマイクロシステ
ム社の提供するジャバアプレットやこれに類する言語で
記述されたWebブラウザ上で動作するプログラムであ
る。情報端末4側ではこのクライアントエージェントが
起動して、サービスマネージャ62に通信要求を行う
(ステップS24)。
【0072】サービスマネージャ62は通信要求に従っ
てソケットを確立し、特定のサービスとしてカスタマイ
ズされた独立して動作するプログラム(エージェントサ
ービス部63)を起動する(ステップS25)。エージ
ェントサービス部63はその後情報端末4側のクライア
ントエージェントと双方向にデータを送受信しながら認
証処理を実行する(ステップS26)。認証処理では、
例えば、利用者の会員番号とパスワードの入力を求め、
本人の確認を実行してその結果を得る。クライアントエ
ージェントは、ブラウザに対して認証処理の結果を反映
したURLリクエストの発行を要求する(ステップS2
7)。例えば、正当なユーザであると情報端末4にチャ
ンネルのコンテンツ閲覧用のウェブページが表示され
る。一連の処理が終了すると、エージェントサービス部
63はサービスマネージャ62に処理終了通知をする
(ステップS28)。
【0073】サービスマネージャ62は、処理終了通知
があると特定のサービスとしてカスタマイズされた独立
して動作するプログラム(エージェントサービス部6
3)の動作を終了させる(ステップS29)。これによ
り特殊処理は終了して、再びHTTプロトコルによる制
御が開始される。なお、サービスマネージャ62は、ク
ライアントエージェントとエージェントサービス部63
が認証処理を実行中にチャンネル変更等の別処理への移
行が行われないように制御している。具体的には、2以
上のエージェントサービス部の起動を禁止する。これに
より、確実なセッション管理が可能になる。なお、上記
のようなエージェントサービス部63を、チャンネル毎
にあるいはタスク毎にカスタマイズしておけば、ログイ
ンと認証処理のみならず、チャンネル変更や印刷等の様
々な処理が実行できる。
【0074】上記のリダイレクト処理は、より具体的に
は、次のようにして実現できる。情報端末から特殊処理
への移行を要求するコマンドを含むURLを受信する
と、プロキシコア61は、URLリクエストを自動生成
して、生成したURLへリダイレクトするようクラウア
ントにレスポンスを返す。その後、リダイレクトにより
クライアントからのURLリクエストに対して、ウェブ
サーバに中継することなく、事前に自動生成し準備され
たURLリクエストに対する応答をする。この応答とし
て、一部動的パラメータをエンティティ部に埋め込み、
且つ、直接特殊処理を行うクライアントエージントファ
イルを含めた応答を、クラアントに返す処理を実行させ
る。このような動作をこんぴに実行させるプログラムに
より、リダイレクト処理が実現する。また、上記のシス
テムは、例えばチャンネル変更のような特殊処理を実行
するための常駐プログラムと、ログインと認証処理のよ
うな随時起動する特殊処理以外を同時に起動させないよ
うに排他制御をし、かつ、いったん起動した特殊処理プ
ログラムの中断を禁止できる。こうすれば、割り込みや
プログラムの中断によってセッションが中断してトラブ
ルが生じるのを防ぐことができる。
【0075】なお、上記のように、サーバに接続される
情報端末は、図2に示したサーバ10中の各機能ブロッ
クは、それぞれ別々のプログラムモジュールにより構成
してもよいし、一体化したプログラムモジュールにより
構成してもよい。また、これらの機能ブロックの全部ま
たは一部を論理回路によるハードウエアで構成しても構
わない。また、各プログラムモジュールは、既存のアプ
リケーションプログラムに組み込んで動作させてもよい
し、独立のプログラムとして動作させてもよい。上記の
ような本発明を実現するためのコンピュータプログラム
は、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取
り可能な記録媒体に記録して、インストールして利用す
ることができる。また、ネットワークを通じてコンピュ
ータのメモリ中にダウンロードして利用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディア情報端末システムの主
要部ブロック図である。
【図2】本発明のマルチメディア情報端末システム具体
例を示すブロック図である。
【図3】(a)は、記憶装置11のコンテンツ17を格
納した記憶領域のディレクトリ構造を示す説明図で、
(b)はオペレーションセンタ3からサーバ10がコン
テンツ17を受信した場合のサーバ10の動作を説明す
るフローチャートである。
【図4】(a)はチャンネル選択画面の例説明図で、
(b)は情報端末の外観斜視図である。
【図5】チャンネル毎に配信されるコンテンツファイル
の構造説明図である。
【図6】(a)は情報端末がカード認証処理を行う場合
の操作画面28の例を示し、(b)は、クーポン券を発
行する処理を行う場合の操作画面29の例を示す。
【図7】上記のようなシステムの情報端末4を操作した
際の動作フローチャートである。
【図8】本発明のシステムの主要動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
4 情報端末 5 ウェブサーバ部 6 プロキシサーバ部 11 記憶装置 14 ログデータ記憶部 17 コンテンツ 60 クライアントエージェント 61 プロキシコア 62 サービスマネージャ 63 エージェントサービス部 64 コマンドリファランステーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月4日(2002.7.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】図8は、本発明のマルチメディア情報端末
システムの具体的な動作を説明するフローチャートであ
る。この図8の各ステップは図1に示したステップS2
1〜ステップS28に対応している。そこで、両方の図
に同一の符号S21〜S28を付けて対応関係を明確に
した。図8と図1を参照しながら以下の説明をすすめ
る。既に説明したように、セッション管理を確実にする
ために、HTTPプロトコルの制御から特殊処理に移行
し、その特殊処理から再びHTTPプロトコルの制御に
移行する制御を実現する。また、特殊処理では必要な情
報の取得等が完了するまで他の処理への移行を禁止す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】サービスマネージャ62は、処理終了通知
があると特定のサービスとしてカスタマイズされた独立
して動作するプログラム(エージェントサービス部6
3)の動作を終了させる(ステップS29)。これによ
り特殊処理は終了して、再びHTTPプロトコルによる
制御が開始される。なお、サービスマネージャ62は、
クライアントエージェントとエージェントサービス部6
3が認証処理を実行中にチャンネル変更等の別処理への
移行が行われないように制御している。具体的には、2
以上のエージェントサービス部の起動を禁止する。これ
により、確実なセッション管理が可能になる。なお、上
記のようなエージェントサービス部63を、チャンネル
毎にあるいはタスク毎にカスタマイズしておけば、ログ
インと認証処理のみならず、チャンネル変更や印刷等の
様々な処理が実行できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】上記のリダイレクト処理は、より具体的に
は、次のようにして実現できる。情報端末から特殊処理
への移行を要求するコマンドを含むURLを受信する
と、プロキシコア61は、URLリクエストを自動生成
して、生成したURLへリダイレクトするようクライア
ントにレスポンスを返す。その後、リダイレクトにより
クライアントからのURLリクエストに対して、ウェブ
サーバに中継することなく、事前に自動生成し準備され
たURLリクエストに対する応答をする。この応答とし
て、一部動的パラメータをエンティティ部に埋め込み、
且つ、直接特殊処理を行うクライアントエージントファ
イルを含めた応答を、クライントに返す処理を実行させ
る。このような動作をコンピュータに実行させるプログ
ラムにより、リダイレクト処理が実現する。また、上記
のシステムは、例えばチャンネル変更のような特殊処理
を実行するための常駐プログラムと、ログインと認証処
理のような随時起動する特殊処理以外を同時に起動させ
ないように排他制御をし、かつ、いったん起動した特殊
処理プログラムの中断を禁止できる。こうすれば、割り
込みやプログラムの中断によってセッションが中断して
トラブルが生じるのを防ぐことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 宇 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 旭 常盛 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 蟹澤 啓明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 深澤 弘保 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE23 BC01 BG07 CC00 5B089 GA19 GA21 GB04 GB08 HB05 JA21 JB10 KB07 KC58 KG03

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報端末と、この情報端末のブラウザに
    よる要求に対してコンテンツに含まれるウェブページを
    選択して閲覧させるウェブサーバ部と、前記情報端末と
    ウェブサーバ部との間で情報端末を制御するプロキシサ
    ーバ部とを備え、 前記情報端末のブラウザから、特殊処理への移行を要求
    するコマンドを含むURLが前記プロキシサーバ部に入
    力したとき、プロキシサーバ部はコマンド解釈手段を用
    いてそのコマンドを解釈し特殊処理を実行することを特
    徴とするマルチメディア情報端末システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 特殊処理はHTTPプロトコルとは異なるプロトコルで
    実行される処理であることを特徴とするマルチメディア
    情報端末システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 特殊処理では、必要な情報の取得等が完了するまで他の
    処理への移行を禁止する制御を実行することを特徴とす
    るマルチメディア情報端末システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 特殊処理への移行を要求するコマンドを含むURLは、
    コマンド解釈用プログラムの格納された場所のURLを
    表示する部分と、要求する特殊処理を示すコマンドをパ
    ラメータとして表示する部分から成ることを特徴とする
    マルチメディア情報端末システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 プロキシサーバ部は、情報端末から特殊処理への移行を
    要求するコマンドを含むURLを受信すると、事前に自
    動生成し準備されたURLリクエストに対する応答とし
    て一部動的パラメータをエンティティ部にクライアント
    エージェントファイルを含めて情報端末に返すリダイレ
    クト処理を実行することを特徴とするマルチメディア情
    報端末システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 プロキシサーバ部は、クライアントエージェントの通信
    要求に従ってソケットを確立し、事前に準備された独立
    して動作するプログラムの一部を起動して、情報端末側
    のクライアントエージェントとで双方向にデータを送受
    信しながら特定のサービス処理を実行することを特徴と
    するマルチメディア情報端末システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 プロキシサーバは、複数の特殊処理を同時に起動させな
    いように排他制御をし、かつ、いったん起動した特殊処
    理プログラムの中断を禁止することを特徴とするマルチ
    メディア情報端末システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 フロキシサーバ部は、事前に準備された独立して動作す
    るプログラムの一部を、チャンネル毎に特定のサービス
    としてカスタマイズすることを特徴とするマルチメディ
    ア情報端末システム。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のマルチメディア情報端
    末システムにおいて、 チャンネルごとに独自のコマンドを設定することを特徴
    とするマルチメディア情報端末システム。
  10. 【請求項10】 ウェブサーバ部が、情報端末のブラウ
    ザによる要求に対してコンテンツに含まれるウェブペー
    ジを選択して閲覧させ、プロキシサーバ部が前記情報端
    末とウェブサーバ部との間で情報端末を制御し、 前記情報端末のブラウザから、特殊処理への移行を要求
    するコマンドを含むURLが前記プロキシサーバ部に入
    力したとき、コマンド解釈手段を用いてそのコマンドを
    解釈し前記サーバのコンピュータに特殊処理を実行させ
    るコンピュータプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 特殊処理はHTTPプロトコルとは異なるプロトコルで
    実行される処理であることを特徴とするコンピュータプ
    ログラム。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 特殊処理では、必要な情報の取得等が完了するまで他の
    処理への移行を禁止する制御を、前記サーバのコンピュ
    ータに実行させるコンピュータプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 特殊処理への移行を要求するコマンドを含むURLは、
    コマンド解釈用プログラムの格納された場所のURLを
    表示する部分と、要求する特殊処理を示すコマンドをパ
    ラメータとして表示する部分から成る処理を、前記サー
    バのコンピュータに実行させるコンピュータプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 ネットワーク側から特殊処理への移行を要求するコマン
    ドを含むURLを受信すると、事前に自動生成し準備さ
    れたURLリクエストに対する応答として一部動的パラ
    メータをエンティティ部にクライアントエージェントフ
    ァイルを含めてネットワーク側に返すリダイレクト処理
    を実行するような処理を、前記サーバのコンピュータに
    実行させるコンピュータプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 クライアントエージェントの通信要求に従ってソケット
    を確立し、事前に準備された独立して動作するプログラ
    ムの一部を起動して、ネットワーク側のクライアントエ
    ージェントとで双方向にデータを送受信しながら認証処
    理を含む特定のサービス実行する処理を、前記サーバの
    コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 複数の特殊処理を同時に起動させないように排他制御を
    し、かつ、いったん起動した特殊処理プログラムの中断
    を禁止する処理を、前記サーバのコンピュータに実行さ
    せるコンピュータプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 事前に準備された独立して動作するプログラムの一部
    を、チャンネル毎に特定のサービスとしてカスタマイズ
    する処理を、前記サーバのコンピュータに実行させるコ
    ンピュータプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項10に記載のコンピュータプロ
    グラムにおいて、 チャンネルごとに独自のコマンドを設定する処理を、前
    記サーバのコンピュータに実行させるコンピュータプロ
    グラム。
  19. 【請求項19】 ウェブサーバ部に対して、ネットワー
    クを通じて入力する要求に対してコンテンツに含まれる
    ウェブページを選択して閲覧させるように動作させる処
    理と、 プロキシサーバ部に対して、前記ネットワークを通じて
    入力するURLに基づく所定のリクエストに応答するよ
    うに動作させる処理と、 前記ネットワークから、特殊処理への移行を要求するコ
    マンドを含むURLが前記プロキシサーバ部に入力した
    とき、プロキシサーバ部がコマンド解釈手段を用いてそ
    のコマンドを解釈し特殊処理を実行するよう動作させる
    処理を、前記サーバのコンピュータに実行させるコンピ
    ュータプログラム。
  20. 【請求項20】 ネットワークを通じて入力する要求に
    対してコンテンツに含まれるウェブページを選択して閲
    覧させる処理と、 前記ネットワークを通じて入力するURLに基づく所定
    のリクエストに応答する処理とを、サーバのコンピュー
    タに実行させるとともに、 前記ネットワークから、特殊処理への移行を要求するコ
    マンドを含むURLが前記プロキシサーバ部に入力した
    とき、プロキシサーバ部はコマンド解釈手段を用いてそ
    のコマンドを解釈して、対応する特殊処理を、サーバの
    コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  21. 【請求項21】 コンテンツに含まれるウェブページを
    選択してネットワークを通じて閲覧させるウェブサーバ
    部と、ネットワークに直接接続されたプロキシサーバ部
    とを備え、 ネットワークを通じて特殊処理への移行を要求するコマ
    ンドを含むURLが前記プロキシサーバ部に入力したと
    き、プロキシサーバ部はコマンド解釈手段を用いてその
    コマンドを解釈し特殊処理を実行することを特徴とする
    マルチメディア情報端末システム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 特殊処理はHTTPプロトコルとは異なるプロトコルで
    実行される処理であることを特徴とするマルチメディア
    情報端末システム。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 特殊処理では、必要な情報の取得等が完了するまで他の
    処理への移行を禁止する制御を実行することを特徴とす
    るマルチメディア情報端末システム。
  24. 【請求項24】 請求項21に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 特殊処理への移行を要求するコマンドを含むURLは、
    コマンド解釈用プログラムの格納された場所のURLを
    表示する部分と、要求する特殊処理を示すコマンドをパ
    ラメータとして表示する部分から成ることを特徴とする
    マルチメディア情報端末システム。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 プロキシサーバ部は、情報端末から特殊処理への移行を
    要求するコマンドを含むURLを受信すると、事前に自
    動生成し準備されたURLリクエストに対する応答とし
    て一部動的パラメータをエンティティ部にクライアント
    エージェントファイルを含めてネットワーク側に返すリ
    ダイレクト処理を実行することを特徴とするマルチメデ
    ィア情報端末システム。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 プロキシサーバ部は、クライアントエージェントの通信
    要求に従ってソケットを確立し、事前に準備された独立
    して動作するプログラムの一部を起動して、ネットワー
    ク側のクライアントエージェントとで双方向にデータを
    送受信しながら特定のサービス処理を実行することを特
    徴とするマルチメディア情報端末システム。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 プロキシサーバは、複数の特殊処理を同時に起動させな
    いように排他制御をし、かつ、いったん起動した特殊処
    理プログラムの中断を禁止することを特徴とするマルチ
    メディア情報端末システム。
  28. 【請求項28】 請求項26に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 フロキシサーバ部は、事前に準備された独立して動作す
    るプログラムの一部を、チャンネル毎に特定のサービス
    としてカスタマイズすることを特徴とするマルチメディ
    ア情報端末システム。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載のマルチメディア情
    報端末システムにおいて、 チャンネルごとに独自のコマンドを設定することを特徴
    とするマルチメディア情報端末システム。
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